植松恵美子

うえまつえみこ



当選回数回

植松恵美子の2012年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月08日第180回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○植松恵美子君 民主党・新緑風会の植松恵美子でございます。  会派を代表して、平成二十三年度第四次補正予算案に対して賛成の立場から討論をさせていただきます。  昨年は、東日本大震災、また震災に伴う福島第一原発の事故によって、我が国がいまだかつて経験したことのない苦難の年となり...全文を見る
04月04日第180回国会 参議院 予算委員会 第18号
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○植松恵美子君 おはようございます。民主党の植松恵美子でございます。  本日は……(発言する者あり)ありがとうございます。野田内閣の基本姿勢についての集中審議でございますので、率直に申し上げさせていただきたいと思います。  毎週末、私は地元香川県に戻って国民の皆様方の声を伺っ...全文を見る
○植松恵美子君 今後、高齢化が進んで社会保障費が膨らんでいくことで、だから消費税が増税しなければいけないということは国民の皆様方は分かってくださっていると思っております。ですから、国民の皆さんがおっしゃるのは、だったら消費税を払えるようにこの日本の景気を良くしてほしいと、そういう...全文を見る
○植松恵美子君 成長戦略でこの国を伸ばしていくということでございますけれども、それではライフイノベーションについて伺ってまいりたいと思います。  私は、日本の品質や技術といったものは世界で一番であるという評価を受けるに値すると思っております。ところが、それが、どうも医薬品だとか...全文を見る
○植松恵美子君 私も総理と同感でございます。もったいないと同時に、遠藤博士に申し訳ないと思っております。政治がどうしてこういった立派な研究者を後押しできなかったのか。だからこそ、今後、ライフイノベーションの推進には力を注いでいってほしいんですけれども、でも、こういったことはほんの...全文を見る
○植松恵美子君 先ほど古川大臣がおっしゃいました医療イノベーション推進室でございますけれども、菅政権の下で二年前に発足されました。その室長に、たしか中村祐輔博士、ゲノム解析やがん治療法の研究で国際的に知られている有名な学者でございます。その方は今年一月、辞任をしております。米政府...全文を見る
○植松恵美子君 室長代理の岡野先生、確かにいらっしゃると思いますけれども、先生の研究は、治験は海外で進められているはずです。よく調べてください。海外で発売されますと日本にこの利益はもたらされませんし、日本人に最新の医療を受けさせることも遅れてしまいます。もっと危機感を持っていただ...全文を見る
○植松恵美子君 是非総理、そういったフロンティアの部分を前面にこの民主党政権において発揮をしていただきたいと思います。  今後、日本の後には、必ず数十年先にアジア諸国が高齢化社会を迎えます。日本を追っかけてきているわけでございます。そのときに、メード・イン・ジャパンの医薬品だと...全文を見る
○植松恵美子君 大臣、今の健康診断は学校保健安全法に基づいて行われておりますけれども、それは昭和三十三年に作られた法律で、今からもう半世紀以上も前の法律なんですよ。これに従っていても、今、子供の食生活とか、それから環境、習慣というのは全て変わってきておりますし、医療も進歩してきて...全文を見る
○植松恵美子君 財務大臣、これ最初の予防、血液検査の予算の額と、将来これ大人になって病気になって医療費の額というのは多分桁違いだと思います。こういった初期の段階での予算、是非付けていただきたいと思うんですし、もちろん、実施は厚労大臣だとか文科大臣御相談の上、前向きに行っていただき...全文を見る
○植松恵美子君 是非、大臣よろしくお願いいたします。ありがとうございました。  それでは、今度は中小企業政策について伺ってまいりたいと思います。  言うまでもなく、日本の経済活動の主体は中小企業でございます。企業の九九・七%が中小企業であり、雇用の七〇%を占めております。この...全文を見る
○植松恵美子君 そうなんですよね。もうこの中小企業支援策というのはいっぱいあります。  これが中小企業支援策の総覧、これ、電話帳みたいになっておりまして、(資料提示)この表紙のところに、中小企業に関する施策は全てこの中に入っておりますと。当たり前ですよね、こんなに分厚い電話帳み...全文を見る
○植松恵美子君 もう是非、そういったことを早急に手掛けていただきたいと思います。  と申しますのは、この補助金を使う企業と知らない企業で格差ができております。補助金ゲッターと言われる企業も出てきているぐらいでございますので、是非、経産大臣、いろんな企業が今こういった助けを求めて...全文を見る
○植松恵美子君 今本当に閉塞感が中小企業者の間で漂っておりますので、是非、何か役人的に待ちの姿勢じゃなくて、出かけていって困ったことありませんかと、そういうふうに訪問していくぐらいの活動的な支援をしていただきたいと思います。こういった中小企業が伸びることによって、雇用の受皿が少し...全文を見る
○植松恵美子君 私も、この求職者支援制度を受けている方ということ、何人かお会いしたことはございます。これ、三か月、六か月、そして最長一年まで職業訓練が受けられることになりますけれども、約三か月の職業訓練が終わった後の再就職率は何%でございましょうか。
○植松恵美子君 失礼しました。今月で恐らく就職率が出ると思うんですが、前の制度でも結構ですが、今厚労大臣七割とお答えになりましたが、それ官僚の方にだまされております。この支援策が始まって、四十四万人の方が申し込んでおります。そして、回答したのが三十六万人。三か月の訓練を終了してち...全文を見る
○植松恵美子君 非常に就職が厳しい折でございますから、やはりしっかりとした資格を私は取れるような訓練をさせてあげることがいいことだと思っているんです。先ほど言いました介護施設だとか、本当に非常に人が、人材が不足しておりますので、ヘルパーさんの資格を持っている方というのは非常に重宝...全文を見る
○植松恵美子君 大学院になるまで奨学資金を受けると六百万円とかの借金ができていて、これ七十歳ぐらいまでに返さなきゃいけない。その間、結婚もしたいし住宅も建てたいというようなときに足かせになってはいけません。でも一方で、返せるような収入があるのにもかかわらず返さないようなモラルハザ...全文を見る
○植松恵美子君 ありがとうございました。終わります。
07月27日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第9号
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○植松恵美子君 民主党の植松恵美子でございます。  本日は、社会保障と税の一体改革について、特に消費税の増税が家計や中小企業にどのような影響を与えるかということを、私自身地方の生活者であり、中小企業者の視点から質問をさせていただきたいと思います。  さて、現在の日本の経済情勢...全文を見る
○植松恵美子君 消費税増税によって、先ほど総理もおっしゃいましたけれども、中小企業が受ける大きな影響としては価格転嫁が本当にできるかどうかということが問われていると思いますが、一九九七年、三%の消費税が五%に引き上げられた折、中小企業の事業者の六二%が価格転嫁できておりません。そ...全文を見る
○植松恵美子君 副総理、絵にかいたもちは、見る分には美しいけど食べられません。  今回の消費税増税は四つの問題点があります、中小企業者にとって。一つは、やっぱり一年半の間に八と一〇と二回、二段階上げるということ。そして二つ目は、総額表示がもう既に義務付けられております。そして、...全文を見る
○植松恵美子君 しっかりと本気で取り組んでいかなければ、みんな食べていかなきゃいけないというところで悩ましいんですよ。十円、二十円のことを考えているのが中小企業の経営者だということをしっかりと御認識いただきたいと思っております。  今、中小企業の皆さんが大変御負担に思っているも...全文を見る
○植松恵美子君 雇用を企業がするときにいろんなことを考えて人を雇い入れます。政府が考えているほど簡単に人は雇い入れられない状況が中小企業です。  正社員を雇用するときに大きな負担となっているものに各種社会保険料の会社負担分がございます。各種社会保険と一言で言いますけれども、総理...全文を見る
○植松恵美子君 是非、これ中小企業の皆様方、大変望んでいることだと思っておりますので、今回の法案が可決された折には是非進めていっていただきたい。私からもお願いしたいと思います。  今回の社会保障と税の一体改革についてのいろいろ審議の状況を私も見せていただいておりましたけれども、...全文を見る
○植松恵美子君 私は、この御答弁、もっと踏み込んだ御答弁をよく聞いておりますけれども、本当に消費税が上がることによって雇用が拡大し、そして個人消費が拡大するんだったら、一〇%なんかじゃなくって一五でも二〇でも上げればいいと思うんですよ。そうすればもっと景気が良くなるんだったら何で...全文を見る
○植松恵美子君 そうしたら、長期でもお話をさせていただきますけれども、じゃ、先ほど、将来の社会保障制度がしっかりと確立されるから、将来のために、老後のために貯蓄をしなくていいというほど今回の社会保障制度改革されていると私は到底思えておりません。やはり、まだまだ国民の皆様は、将来大...全文を見る
○植松恵美子君 私は、副総理、決して、消費増税をやらなくていいとか、やらなくてもやっていけるんだとか、そんな議論をしているわけじゃないんですね。  私は、やはり政治家として、また総理が消費増税、命懸けでやるとおっしゃった。そうしたら、やはり国民の皆さんにこれだけ大きな御負担をお...全文を見る
○植松恵美子君 私は、本当に、余り申し上げたくありませんけれども、民主党の議員がこの消費税増税に賛成するのと自民党の皆さんが消費税増税に賛成するのとではやはりちょっとだけ違いがあるんですね。民主党はマニフェストで約束をしていないことを賛成しなきゃならない。自民党はマニフェストに、...全文を見る
○植松恵美子君 副総理のおっしゃるとおりで、ここを乗り越えるとしたら、この気持ちを乗り越えるとしたら、与党の議員であると、この一点に限られると私は思っております。やはりこの与党議員としての責任を果たさなければならない、今日本の抱えている大きな問題を解決していかなければならない、こ...全文を見る
○植松恵美子君 ちょっとよく分からなかったんですが。  私、香川県の待機児童がゼロのところは、恐らく量的拡大についての恩恵はないと見てもいいんじゃないかなと思っております。だから、これは地域間によって格差があるということはやっぱりお認めになるべきであります。  ただ、待機児童...全文を見る
○植松恵美子君 今からの時代は、ダイナミックで、既成概念にとらわれず、そして型破りなリーダーが必要であるということを申し上げて、終わります。
08月28日第180回国会 参議院 国土交通委員会 第11号
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○植松恵美子君 民主党の植松恵美子でございます。  今回のこの海上保安庁法改正につきましては、そもそもこのきっかけとなりましたのが、平成二十二年の九月に起きました中国漁船が尖閣諸島沖で我が国の海上保安庁の巡視艇に対して公務執行妨害を行った、この事件をきっかけとして、領海警備とか...全文を見る
○植松恵美子君 二十年の長期ビジョンに基づいて作られているから大丈夫だというふうに今御答弁されましたけれども、八月十六日の事件以降、メディアを通じまして、新聞とかテレビで政治家と言われる方たちが、今参議院でこの改正案を審議入りをしようとしていたと、もしこの法案がきちっと可決してい...全文を見る
○植松恵美子君 それを聞く限りにおいては、今あたかもメディアとか新聞を読んでいる国民の皆様は、この法案が成立を仮にしていたならば上陸なんか許さなかったとか、もっと強い退去をさせるようなことができたんじゃないかという幻想を抱かせてしまっていると思いますが、実際にこの法案が成立したと...全文を見る
○植松恵美子君 そうしましたら、尖閣諸島は遠方離島でございますでしょうか。
○植松恵美子君 そうしますと、尖閣諸島に外国人が近づいたり上陸しようとした場合は、このいわゆる海上保安官が警察権も持つということになると思いますが、じゃ、続けて聞きます。  竹島と北方領土は遠方離島として指定するつもりでしょうか。
○植松恵美子君 私は、これ以上突っ込んで議論をしても国益に利さないことをこういった公の場で言うつもりはございません。ただ、ちょっと懸念をしている件があります。  といいますのは、今、総理大臣始め、いわゆる国際司法裁判所において竹島をきちっと国際的な下で裁きを得て、我が国の領土で...全文を見る
○植松恵美子君 分かりました。  じゃ、尖閣においては、きちっと今後はそういった警察権も付与して、海上保安庁がそのまま上陸して捕まえることができると。まずは上陸までされないように、アタックさえもされないように、やはりこれは今後、いわゆる巡視をきちっと強化して対策を強化していく必...全文を見る
○植松恵美子君 先ほどの御答弁の中で、中長期的な、防衛省のような何年分でどういった計画を立てて、どういった装備を増強していくかということを、やはりまだできていない状況であるから御答弁の中になかったと思うんですけれども、是非、やはり防衛省と同じような予算取りの仕方ができるような仕組...全文を見る
○植松恵美子君 一万二千人以上の定員の中で十八名を増やすことによって増強を図っているということは非常に説得力のない状況だと思いますが、どうして二百人以上もが合理化されてしまったのか教えてください。
○植松恵美子君 大臣、本当にそのように受け止めておりますか。本来、こういった警備とか非常に重要な部分に対しては合理化というのは不適切だと私は同じ党でありながら思いますけれども、大臣はどうお考えですか。
○植松恵美子君 本当に原理主義者がどんなことを言ったとしても、ここは譲れないよということをきちっと主張していただければと思っております。  その続きには、済みません、話ちょっと変わりますけれども、昨日の朝のニュースで、防衛省が来年度予算の概算要求の中で、水陸両用の車四台購入で約...全文を見る
○植松恵美子君 韓国は本当に国を挙げて一生懸命頑張っております。ですから、やはり日本もしっかりと、中国とか韓国に劣らぬように、しっかりとこういった連携を取って対策を打っていただきたいと思います。そういったことをお願いしまして、質問を終わらせていただきます。