小西洋之

こにしひろゆき

選挙区(千葉県)選出
立憲民主・社民
当選回数2回

小西洋之の2013年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月25日第183回国会 参議院 文教科学委員会 第1号
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○小西洋之君 民主党・新緑風会の小西洋之でございます。  文教委員会で質問をさせていただくのは初めての機会でございます。どうぞ皆様、御指導をよろしくお願い申し上げます。  私の方からは、今、自民党を始め、また政府も明日出される提言の中でいじめについての対策の法制化を行うべきと...全文を見る
○小西洋之君 大臣、ありがとうございました。  私も、文教、今日が初めてなんですけれども、元々私も、大臣と同じように、父親が小学生のときに、うちは脳卒中でございまして、父親が倒れて二十年余り寝たきりでございました。国会議員になったとき、まだ育英会の十五年ローンが残っておりまして...全文を見る
○小西洋之君 では、こういう質問の仕方はいかがでしょうか。  我々国会がこのいじめ対策の法律を立法した後に、大臣は行政としてその執行の責任を負います。つまり、法律の下で子供の命と尊厳を守る制度を最大限に実現するのが大臣の使命となります。であるならば、国会の法律で最大限に子供の命...全文を見る
○小西洋之君 ありがとうございました。筆頭理事を始め与野党協議の各先生方に今の大臣の答弁を伝えさせていただきたく存じます。  なお、私、十二年間、霞が関で官僚をやっておりまして、議員立法の補佐もたくさん経験をしております。大臣が先ほど申し上げた、野党であるから役所は補佐をしない...全文を見る
○小西洋之君 今の大臣の答弁に対して、二点のことを申し上げたいと思います。  あした出される提言書のいじめ対策の要になる政策が道徳の教科化、それだけでいいのであろうかという、そうした政権の取組でいいのだろうかということでございます。  私は、いじめ対策の要になるのは、なぜいじ...全文を見る
○小西洋之君 はい、じゃ、簡潔にいたします。  大臣の答弁のとおりでございまして、私もこの内容と、田中角栄さんが一人の人間、政治家として全てを否定される必要はないと思います。ただ、我が国の教育の在り方を決める会議の場、しかも道徳の教科化を打ち出そうとするような場でこうした資料を...全文を見る
○小西洋之君 そうした議員立法を出すことをここに皆様に申し上げさせていただきまして、私の質疑とさせていただきます。  どうもありがとうございました。
03月13日第183回国会 参議院 憲法審査会 第1号
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○小西洋之君 ありがとうございます。民主党の小西洋之でございます。  私は、二院制が必要である、また参議院はその意義があると、そういう立場から意見を述べさせていただきます。  まず、いわゆるカーボンコピー論でございますけれども、選挙制度あるいは複数の政治資金制度において政党政...全文を見る
03月28日第183回国会 参議院 厚生労働委員会 第3号
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○小西洋之君 民主党・新緑風会の小西洋之でございます。  本法案、民主党が政権を持っていた時代に足立先生を中心に様々な取組について検討してまいりまして、政権の替わった後も、今度は新しい政権の皆様の手で一つの法案にまとめられて今日に至っていると、それぞれのそうした思い、超党派的な...全文を見る
○小西洋之君 では、ちょっと今、基本計画の策定時期というのがございましたけれども、策定時期は大体いつごろに予定をされていらっしゃるんでしょうか。局長、お願いします。
○小西洋之君 今、大臣、局長がおっしゃっていただいたように、財源の問題、自治体との調整等の問題等々、定期接種化を実現するためには、ある意味、ハードルと言うのはあれかもしれませんけれども、乗り越えなきゃいけない課題があると。  ただ、そうした課題を計画策定と並行して取り組んでいっ...全文を見る
○小西洋之君 ありがとうございました。  今、定期接種化そのものを記載するというようなことにちょっと議論の焦点が絞られていますが、私の質問というのは、定期接種化をこの四ワクチンについては目指していくんだという方針、その定期接種化を実現するときにはいろんな施策を、今定期接種化をや...全文を見る
○小西洋之君 ありがとうございました。  ちょっとこれからの答弁にもかかわることなんですけど、評価・検討機関ですね、この仕組みが設けられて、先ほどの足立委員に対する答弁にあったように、厚労省の設置法第八条で本来担っている機能、自ら主体的かつ積極的に必要な施策について厚労大臣ある...全文を見る
○小西洋之君 済みません、ちょっと質問と答弁が擦れ違っていたような気がするんですけれども、私が申し上げたのは、改正法の下において予防接種政策の在り方というものが以下のようになったというふうに理解していいのかということをお尋ねしています。  一、ワクチンで予防できる疾病については...全文を見る
○小西洋之君 ありがとうございました。  では、冒頭申し上げました、実際に政策をしっかり動かしていくための取組について伺わせていただきます。  まず、予防接種をやっていることがきちんと効果を生んでいるかということを科学的にしっかりと検証をしていく必要があろうかと思います。それ...全文を見る
○小西洋之君 じゃ、その関連で少し個別の論点なんですけれども、PMDAが有することになる安全性の情報と、あといわゆる疫学情報ですね、国立感染症研究所が持つ、それをお互い突き合わせて、当該予防接種に係る安全性や有効性の総合評価というものをしっかりやっていかなければいけないと思います...全文を見る
○小西洋之君 ありがとうございました。  今の地域間格差の是正なんですが、総務省に登場願わなくても厚労省と自治体の関係でいろんなことができる、別にそれは自治事務であってもできるのは法体系上明らかですから、そういうことを申し上げたわけで、もちろん総務省に手伝っていただいても結構で...全文を見る
○小西洋之君 そうした検討は、まさにしっかりと新しい制度の下でやっていただきたいと思います。  済みません、ちょっと時間が押してまいりましたので、頑張らせていただきます。  次、副反応の問題についてちょっと伺わせていただきたいんですけれども、率直に申し上げて、厚科審において同...全文を見る
○小西洋之君 では、副反応の救済について大臣に、もう少し抜本的な取組をちょっと伺わせていただきたいと思います。  今局長もおっしゃった定期接種と任意接種なんですけれども、国民から見れば、国の機関、厚科審が、定期接種としてするべきである、すなわちその前提として、ワクチンというのは...全文を見る
○小西洋之君 そういう制度の違いで、すなわち公的関与があるということでこういう差があることは不合理ではないということなんですけれども。  例えば、今回の法改正で第一条に盛り込まれた、国民の健康の保持に寄与するということを制度としては目指していくと。もちろん任意接種というのは制度...全文を見る
○小西洋之君 いや、先生方の議論を待つ前に、担当局長として自分はこういうところを思っていますというのを政務三役に諮ってちょっと答弁いただいてもいいんですが、分かりました、そういう取組をしっかりやっていくことをお願いしたいと思います。  次なんですけれども、やはりコストといいます...全文を見る
○小西洋之君 今おっしゃられていましたように、まさにワクチンの供給は卸業者の方々がその品質の管理と安定供給を尽くされていただいているわけでございます。もちろん、ですから、そういう関係の方々ともしっかりと議論をしながらということであるんですけれども、少なくとも制度上はできるというこ...全文を見る
○小西洋之君 ありがとうございました。  今局長がおっしゃられた第三条の予防接種の基本計画、まさに様々な施策を盛り込んでいくことになります。  この基本計画だけに限らずなんですけれども、やはりこの度の法律の法改正の趣旨、施策の総合的かつ計画的な推進を確保していくためには、いわ...全文を見る
○小西洋之君 期待した答弁ができないのでちょっと時間が押してしまうんですけれども、三条の三項がPDCAの条文だというのはそれはうその答弁でありまして、それはまあいわゆる一般的なPDCAとは言えなくはないですよ。がん対策基本計画のPDCAの法律の条文って、こういう条文ですか。  ...全文を見る
○小西洋之君 子宮頸がんのワクチンがこの度定期接種化されました。また、子宮頸がんは同時にがん政策でもございます。同じまたがる政策で計画体系が二つあって、別々にその程度が違うというのは、私は合理性がにわかには認め難いと思いますので、詰めますからしっかりやってくださいね。答弁は求めま...全文を見る
○小西洋之君 何かあたかもがん対策協議会にがんの患者及びその遺族が入ることが公正な審議をできないというようなことを、あなた担当局長ですよね、というようなことを言っているような気がするんですけど、ちょっとほかの質問ありますから、またそれ詰めましょう、この委員会で。  次に、いわゆ...全文を見る
○小西洋之君 ありがとうございました。  この予防接種をしっかりと国民に受け入れていただくためには、しっかりとした情報を、国民に対する情報提供、また透明性のある制度全体の運用というのが必要であろうかと思います。  そうした意味で、予防接種の意義と、また、やはり伴うそのリスク、...全文を見る
○小西洋之君 ちょっと余りひどいと思うんですけど。  じゃ、私、予防接種って何だろうかと思って厚労省のホームページ見たんですけれども、今私が申し上げたような情報って、載っていないですよね。どこにあるか探すことすらできないので、何か探していたら、結局分かったのが、載っていないこと...全文を見る
○小西洋之君 ああ、そうですね、任意接種は法律に載っていないから作りようが法律上ないのかもしれませんが、じゃ、それに同等の措置を任意でやるということは別に何ら法律上制限はされておりませんから、そうしたものについて、任意接種についてもしっかり取り組んでいただきたいと思います。  ...全文を見る
03月29日第183回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○小西洋之君 民主党・新緑風会の小西洋之でございます。  私は、小林委員の関連質問といたしまして、先ほどの成年被後見人の問題、また憲法の問題、そして成長戦略、いじめ政策等々について質問をさせていただきます。  まず、先ほどの成年被後見人のこの度の裁判の問題でございますけれども...全文を見る
○小西洋之君 総理、総務大臣、法務大臣の三大臣について伺います。  政府は、この度の控訴をするという方針を決めるに当たって、その東京地裁の判決文を全て読んで、当該原告の女性が選挙権を有するその地位に値しないと、そういう個別具体の判断をしての控訴なのかどうかを明確に答弁願います。
○小西洋之君 答弁漏れでございますので、判決文を読んだかを聞かせていただいておりました。
○小西洋之君 自民党総裁たる総理に御質問いたします。  七月の参院選までにこの公職選挙法を変える、連立相手である公明党と一緒に公選法を変えていくと、そういう理解でよろしいでしょうか。
○小西洋之君 法改正を行うということは決めているのかどうか、端的にお願いいたします。
○小西洋之君 公明党からの大臣でございます太田大臣、公明党は法改正についていかがお考えですか。
○小西洋之君 報道によれば山口代表は法改正をするとおっしゃっていましたので、見守るというと少し、閣僚のお立場なのでしようがないのかということなのかもしれませんけれども。  先ほどの小林委員の質問の中で総務大臣が、選挙事務の取扱い上混乱が起きる、またかえって障害者の方々の権利保護...全文を見る
○小西洋之君 今、訴訟が提起されること、また無効の訴訟が提起されることについて混乱ともおっしゃいましたけれども、今、一票の格差で全国で十六の訴訟が起こされ、無効判決が二つ出ております。これは混乱なのでしょうか、総務大臣。
○小西洋之君 ちょっと論点を整理させていただきますと、冒頭、この度の判決の効力ですね、仮に控訴せずに判決を確定させたときの効力を聞きました。具体的にそれは何かというと、当該原告女性は選挙権を得ることができるんですね。それ以外の全国十三万余の成年被後見人の方々は引き続き公選法の下で...全文を見る
○小西洋之君 この問題の本質は、この控訴をめぐる、控訴するかしないかの判断の本質というのは、自らの権利保障を求めて最後の道である司法に救済を求めた女性に裁判所は選挙権を与えろと命じたわけですね。それを切り捨てる、つまり個人の人権の保障というものを切り捨てて、今おっしゃいましたその...全文を見る
○小西洋之君 法改正をするということがもう議論されているのであれば、その一人の個人の権利を抹殺してまで、そして、それを補うための行政事務ができたかできなかったかについて明確な御説明がなくそういう結論をされたというのは、ちょっと私は問題があると思います。  これについてはまた国会...全文を見る
○小西洋之君 もう一度聞きます。憲法の下で三権の行政権を率いて国民の権利と自由を守り福祉をつくる、そのための使命を帯びる、憲法上の使命を帯びる内閣総理大臣として、たった一つだけ挙げてください。どうぞ。
○小西洋之君 今、後ろから優先順位は決められないというやじがありましたけれども、憲法が基本的に分かっていない方。多分、谷垣前総裁はお分かりでしょう。実は、理論的には分かるんです。  じゃ、そのことを今から解き明かしてまいります。では、じゃ具体的な話、総理、憲法において包括的な人...全文を見る
○小西洋之君 私は知っています。今総理が答えられなかったことは、大学で憲法学を学ぶ学生が一学期でみんな知っていることですよ。  重ねて聞きます。総理、総理は、日本国憲法において包括的な人権保障を定めた条文、何条か知らないという理解でよろしいですか。どうぞ。
○小西洋之君 暫定予算の質問にふさわしくないと言いましたけれども、憲法の中で最も大切な条文の位置付け、またその内容を知らずに予算を編成し執行すること自体が内閣として失格なんですよ。  まあ、そのことおきます。じゃ、今総理は人権の包括規定を知らないということをこの国権の最高機関の...全文を見る
○小西洋之君 指さすのは、やむにやまれぬ、国民のためにやむにやまれぬとき以外はしません。  では、今、私が問うた質問。個人の尊厳の尊重を包括的に定めた総括的な規定は何条ですか、憲法第何条ですか。
○小西洋之君 憲法、日本国憲法において個人の尊厳の尊重を包括的に定めた条文は何条ですか。総理、総理、総理に問うています。
○小西洋之君 私の質問が、仮に日本国憲法が五十条、五十一条、五十二条、五十七条まで何を決めていますかと聞かれれば、私も残念ながら明確には答えられません。後ろから今官房長官が助けに入りましたね。  私は、聞いているのは、じゃ総理、カンニングしないで。憲法において、あなたは今、包括...全文を見る
○小西洋之君 この条文は、私が問うている条文、じゃ、今議事録として、総理は幸福追求権を定めた条文を知らなかったということを私は付させていただきます。  総理、今総理が答えられなかった条文は、総理が声高に言っている普遍的価値の実現あるいは法の支配の実現、その中枢を成すものです。ま...全文を見る
○小西洋之君 では、お話、議論してもしようがないということがよく分かりましたので、先に進めさせていただきます。何も知らないということがよく分かりました。  自民党の憲法改正草案は、憲法第十三条、幸福追求権、個人の尊厳、そして公共の福祉、最も重要な人権の原理を定めたその条文につい...全文を見る
○小西洋之君 小西です。
○小西洋之君 私は、かつて第一次安倍政権を含め十二年間霞が関で官僚として働いておりました。麻生大臣にもお仕えしたことがございます。で、国政に就いて二年半、立法に携わっておりました。憲法十三条を私は考えなかったことは、公務員時代、国会議員になっても一度もございません。当たり前の基本...全文を見る
○小西洋之君 ありがとうございました。  続いて、憲法審査会で言われました高見先生による憲法十三条の解釈、日本を代表する憲法学者ですけれども、国会図書館お願いします。
○小西洋之君 その配付資料、大事なところが全部抜けていますから、全部、一言一句読んでください。
○小西洋之君 今、国会図書館が読み上げてくださった公益また公序、すなわち公の秩序、公共の福祉をこの公益と公の秩序という言葉ですり替えると人権制限が限りなく広がってしまう、そのことを私は議論をさせていただきたいわけでございます。  では、かつて、国会図書館、公共の福祉を自民党草案...全文を見る
○小西洋之君 内閣総理大臣、安倍総理、今述べられました芦部信喜さんという憲法学者、御存じですか。
○小西洋之君 では、高橋和之さん、あるいは佐藤幸治さんという憲法学者は御存じですか。総理。
○小西洋之君 憲法学を勉強もされない方が憲法改正を唱えるというのは私には信じられないことなんですけれども。  今私が聞いた三人は、憲法を学ぶ学生だったら誰でも知っている日本の戦後の憲法の通説的な学者です。今、国会図書館が読み上げた言葉、公益とか公共の安寧秩序という言葉で公共の福...全文を見る
○小西洋之君 はい。  私は、憲法の下で国会も行政も営まれるわけですから、その憲法の最高価値、憲法十三条の内容を聞いております。しかし、委員長のおっしゃるとおり、時間が、本会議あるということでございますので、私から、じゃ説明をしながら申し上げます。  大日本帝国憲法第二十八条...全文を見る
○小西洋之君 しかし、公明党は、自民党と連立を組んで政権を営み、そして選挙を戦う存在でございますので、そこは、私は、御党の平和と、あと人権、福祉のその姿勢、私も多くの公明党の先生方の御指導いただきながら、いろいろな法律を作る作業をさせていただいております。しかし、これは大問題でご...全文を見る
○小西洋之君 今法制局長官が読み上げてくださったのは、私の資料のこの質問主意書ですね。鈴木先生、失礼しました、そうですね、鈴木先生の、福田先生の、失礼しました、稲葉先生、大変失礼しました、質問主意書の裏です。今おっしゃられたとおり、公共の福祉に照らし等々で憲法十三条の規定の趣旨か...全文を見る
○小西洋之君 安倍総理、憲法の解釈というのは客観的なその文言をどう解釈するかということがまず前提になるわけでございます。  公の秩序というのは、大日本帝国憲法あるいは様々な用例あるいは学説も御紹介しましたけれども、かつての大日本帝国憲法、明治憲法のその安寧の秩序、それとイコール...全文を見る
○小西洋之君 自民党草案の解釈は内閣法制局長官は説明できませんので。  あなた方自民党は、安倍総理を先頭に憲法改正をするべきだと、そういうことを参議院の本会議でも言っている。にもかかわらず、自分たちが作っている、これでやると言っている憲法草案で徴兵制が違憲になるのか合憲になるの...全文を見る
○小西洋之君 総裁ですよ、総裁です。
○小西洋之君 まさに、今、小川先生がおっしゃるとおりで、考えていないかどうかであって、憲法の規定上……(発言する者あり)そうです、徴兵制が解き放てるのかどうか、合憲なのかどうかが大事なことです。答えなかったというふうに認識させていただきます。  国民に対して、憲法改正をするべき...全文を見る
○小西洋之君 お示ししたお手元の資料の中には、この自民党草案が、かつての治安維持法の言論や結社の自由、表現の自由、そういうものを全て規制し得るということも論理的に示させていただいているところでございます。  では、もう一つ、国際問題について問わせていただきます。  外務大臣、...全文を見る
○小西洋之君 その度の訪問は、尖閣の情勢をめぐる中国との関係でそうした声明を発せられたというふうに理解しておりますけれども、総理、総理は、中国は普遍的な価値を体現できていない国だとお考えですか。
○小西洋之君 お手元に中華人民共和国第五十一条を示させていただいております。実は、自民党の憲法改正草案十三条は内容的に中華人民共和国第五十一条と同じでございます。違いがあるんでしたら御説明いただきたいと思います。  以上、自民党は憲法の価値、そして何よりも、内閣総理大臣である安...全文を見る
04月03日第183回国会 参議院 憲法審査会 第2号
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○小西洋之君 民主党の小西洋之でございます。  両参考人に御質問をさせていただきます。  前回の審査会で、私は、二院制が必要、二院制を維持すべきであるという立場から意見を申し上げました。一つは慎重審議でございます。私自身が経験をしました、例えば原子力規制委員会という原発を管理...全文を見る
○小西洋之君 はい、済みません。じゃ、簡潔に。  私も国会議員として働かせていただいて、我が国が今抱えている政策需要をこなすには一院制ではとても無理だというふうには思っているんですけれども、その辺り、加藤秀治郎先生はどのような分析の下に一院制でも可能かとお考えなのか、御教示いた...全文を見る
○小西洋之君 四分ですか。じゃ、加藤一彦先生に。これはちょっと大事なことで、申し訳ございません。  加藤一彦先生、一票の格差で、ブロック制を肯定、最高裁の判決をおおむね、あれを肯定されているようでございますけれども、私申し上げたいのは、ブロック制、私の選挙区ですね、西岡議長の提...全文を見る
○小西洋之君 それは大変失礼いたしました。  では、加藤一彦先生。秀治郎先生、失礼しました。
04月25日第183回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第4号
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○小西洋之君 私は、ただいま可決されました福島復興再生特別措置法の一部を改正する法律案に対し、民主党・新緑風会、自由民主党・無所属の会、公明党、みんなの党、生活の党、日本共産党、みどりの風、社会民主党・護憲連合、日本維新の会及び新党改革の各派共同提案による附帯決議案を提出いたしま...全文を見る
05月02日第183回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号
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○小西洋之君 民主党・新緑風会の小西洋之でございます。  本日は、公述人の皆様、お忙しい中に本委員会のために御見識を賜りまして、誠にありがとうございました。  私の方で、今お三方からいただいたお話の内容、それぞれ御主張が異なる点がございますので、まずそこについて確認をさせてい...全文を見る
○小西洋之君 小幡公述人、ありがとうございました。  小幡公述人のお考えというのは、リフレ政策というのは言わばギャンブルの政策であると、日本の経済成長あるいは景気回復を果たしていくためには、日本が長年抱えている構造的な課題というものを戦略的に解決していくという取組がまず非常に重...全文を見る
○小西洋之君 ありがとうございました。非常に高い御見識をいただいたものと存じます。  それで、それぞれお三方の公述人、アベノミクスについて御検証をいただいているわけでございますけれども、第三の矢と言われる成長戦略、成長戦略は一体どうあるべきか。小幡公述人からは今そうしたお考えを...全文を見る
○小西洋之君 ありがとうございました。  安倍政権も、第三の矢の要というのは規制改革、具体的には特区制度などというふうにおっしゃっています。永濱公述人はもう少し幅広くいろいろな成長戦略のことについてお話しいただきましたけれども、その規制改革あるいはその手法の一つである特区制度に...全文を見る
○小西洋之君 一言。  ありがとうございました。民主党政権が行いました規制改革、あと総合特区の法律というのは今までの自民党政権ではできていなかった画期的なものでございます。(発言する者あり)
○小西洋之君 そうしたものを引き続き続けるとともに、ただ、それでもこのアベノミクスのリスクというものを第三の矢で果たして補えるのか、そこについて我々もしっかり追及していきたいと思います。  ありがとうございました。
05月21日第183回国会 参議院 厚生労働委員会 第7号
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○小西洋之君 民主党の小西洋之でございます。  健康保険法等の一部を改正する法律案について質疑に入らせていただきますけれども、冒頭、田村大臣、日本国憲法について少し御質問させていただきたいと思います。  田村大臣が率いられる厚労省が一体何のためにあって、その仕事の在り方がどう...全文を見る
○小西洋之君 今日は、田村大臣、私もまだ当選三年目の議員ですけれども、党務の中でいろんなポストに就かなければいけない、形を整えないといけませんので、そうしたことはあろうかと思います。そこは分かると思います。  ただ、一点だけ申し上げさせていただきますけど、国民の幸せと尊厳の全て...全文を見る
○小西洋之君 立派な憲法の解釈の御説明、ありがとうございました。  今伺いましたのは、何か具体的な例を持って自分は憲法十三条をこういうふうに受け止めているというようなことをちょっと披瀝いただきたいというようなお願いだったんですけど。  例えば、私、委員会は違いますけど、文教委...全文を見る
○小西洋之君 すばらしい解説をありがとうございます。  私もまさにこの自民党の憲法草案はそのように読まざるを得ないんだと思うんですけれども、おっしゃられたとおり、天賦人権説を基本的に否定をして、国民の人権、自由や権利を認めるのであれば、それは日本の成り立ちの中、つまり今おっしゃ...全文を見る
○小西洋之君 ありがとうございました。  自然権思想、すなわち天賦人権説から説き起こされて、その人間の尊厳と幸せを一番あずかる十三条や二十五条、それを体現する役所を率いる大臣がそうした見解に立っていらっしゃるということはとても安心いたしました。  念のため申し上げますと、人権...全文を見る
○小西洋之君 ありがとうございました。  この二十二条の自民党草案の解釈なんですけれども、人権の調整の原理である「公共の福祉」という言葉を外して、十三条で「公益及び公の秩序」というふうにしていますので、およそ国民の職業やあるいは営業の自由というものを公益又は公の秩序でコントロー...全文を見る
○小西洋之君 ありがとうございました。  今回のその法案でございますけれども、協会けんぽを財政的に救うといいますか支える代わりに、健保組合等について一定の負担がまた生じるわけでございますけれども、今度はその健保組合の今置かれている構造的な状況についてまた答弁をお願いできますでし...全文を見る
○小西洋之君 ありがとうございました。  今、協会けんぽと、あと健保組合、それぞれの状況について御説明いただきましたけれども、個別のことをちょっと先に一点だけ。  協会けんぽで今、二十四年度末で四千四百億円の準備金の残高があるということでございますけれども、片や健保組合全体と...全文を見る
○小西洋之君 ありがとうございました。  協会けんぽの財政の構造的な問題というのを今回の措置で一旦受け止めつつも、またそれを、全体の大きな構造というものを何とかしていかなければいけないということなんですけれども、では、そうしたときに、協会けんぽの財政基盤を強化する手段として一体...全文を見る
○小西洋之君 大臣、ちょっと、通告していませんけど、総括的な形で答弁をいただきたいんですけれども、大臣、国民会議の生みの親のお一人として、国民会議の中で医療保険制度の在り方について議論をされていて、その中でこの問題を解決していこうということでございますけれども、その国民会議につい...全文を見る
○小西洋之君 失礼しました、大臣がアベノミクスのまさに生みの親の要だったということを存じ上げませんで。  その点について一言だけ、アベノミクスなんですけれども、今おっしゃいましたようなプロセスを期待はされているということなんでしょうけれども、この異次元の金融緩和のリスクを受け止...全文を見る
○小西洋之君 ありがとうございました。  大臣、今、各局長から御説明がありましたように、それぞれの社会保障、医療と、あるいはがんですけれども、その提供体制の仕組みの中で保険者が使命を持って参加する、その使命というのは、国民や被保険者の代理人として、彼らの命や尊厳を守れるような医...全文を見る
05月22日第183回国会 参議院 憲法審査会 第3号
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○小西洋之君 民主党・新緑風会の小西洋之でございます。  本日は本当にありがとうございます。両先生にそれぞれ二点ずつ伺わせていただきたいと思います。  私は参議院は必要だと考えておりまして、その必要性の最も私が重視しているのが慎重審議でございます。私が経験した何本かの法律でも...全文を見る
○小西洋之君 ありがとうございました。  両先生の今のお答えを踏まえつつ、参議院の独自性ということで第二問、二つ目を伺わせていただきたく存じます。  私も大山先生の御指摘のとおり、国会に至るまで、特に国会に至るまでの、今、政党政治でございますので、各政党の政策調査会には衆参の...全文を見る
○小西洋之君 じゃ、一言だけ。  今の参議院議員が実質的な働きをするために、国会議員を支えるシステム、先ほど生活の党の佐藤先生もおっしゃっておられましたけれども、私、元霞が関の出身なんですけれども、辞めるときの課長補佐で、私、部下が六人おりました。ところが、当選すると公設秘書は...全文を見る
○小西洋之君 ありがとうございました。
05月29日第183回国会 参議院 憲法審査会 第4号
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○小西洋之君 民主党の小西洋之でございます。  両先生、本日は本当にありがとうございます。  私、二問、一問まず高橋先生に、あと二問目を両先生に伺わせていただきたいと思います。  初めに、先ほど福島みずほ先生の関連で高橋先生に伺わせていただきたいんですけれども、十三条の公共...全文を見る
○小西洋之君 ありがとうございます。  では、いずれにしても、先ほどの議論はあくまで人権のインフレを防ぐため、つまり、個人の尊厳に立脚した憲法の人権尊重というものをしっかりと守っていくために、人権を制限する範囲を広げるのではなくて、むしろインフレを防ぐために、その範囲を厳密にす...全文を見る
○小西洋之君 ありがとうございました。  では、二つ目の質問、両先生に伺わせていただきます。  本日は、新しい人権についてそれぞれ、生まれ方として、立法による対応あるいは裁判所の判例、判決といったようなこと、基本的に私もこの新しい人権については、高橋先生あるいは両先生のお考え...全文を見る
○小西洋之君 はい、失礼いたしました。済みません。
○小西洋之君 はい。最後、一言だけ。  私は、九十六条の改正論というのはプロセス論ではなくて憲法そのものを変質するものだと思っているんですけれども、両先生、お願いいたします。
06月05日第183回国会 参議院 憲法審査会 第5号
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○小西洋之君 民主党の参議院議員の小西洋之でございます。  両先生、本日は誠にありがとうございました。小林先生には別の機会で御指導いただいたことがございますので、今日は小山先生の方に二点御質問させていただきたいと思います。  まず、先ほど片山先生の御質問に対する回答の中で、憲...全文を見る
○小西洋之君 ありがとうございました。
06月20日第183回国会 参議院 厚生労働委員会 第15号
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○小西洋之君 民主党・新緑風会の小西洋之でございます。  私の方から、この度審議にかかっていますこの両法案について御質問をさせていただきます。  まず、生活保護法の改正案でございますけれども、申し上げるまでもなく、憲法二十五条の生存権の規定に基づいて、最後のセーフティーネット...全文を見る
○小西洋之君 ありがとうございました。  後発医薬品の使用は、何も生活保護受給者の方に限ったものではなくて、日本国民全体として取り組むべき、まあ国民として取り組むといいますか、国民が取り組むように政府その他関係機関が取り組むべき政策になっているところでございます。具体的には厚労...全文を見る
○小西洋之君 ありがとうございました。  今御説明いただいた五月十六日の後発医薬品の使用促進に係る通知とこの今の法改正の三十四条の三項の関係について伺わせていただきたいんですけれども、三十四条三項は後発医薬品の使用を促すことを努めるというような規定になっております。他方、今御説...全文を見る
○小西洋之君 ありがとうございました。  実は昨年、我々民主党が与党であったときに、生活保護法の改正について党内議論をしていて、実は私、厚労省の方と後発医薬品の使用促進について御議論をさせていただきました。実は、この五月の通知文でやられているような仕組みが、私は、生活保護法、こ...全文を見る
○小西洋之君 分かりました。  今、医師のことをお話しされましたけど、原則もう処方箋についてはジェネリック医薬品を使用促進するような様式に変更されておりますので、そこはちょっと観点が若干ずれるのじゃないかなと思うんですけれども。  ちょっと、じゃ、角度を変えて御質問させていた...全文を見る
○小西洋之君 行政が行政通知を出されるのに、法律の何らかの根拠規定がなかったらこれは出してはいけませんので、それは三十四条あるいはこの全体の趣旨なのか何か、そういう御答弁をいただいたというふうに理解をさせていただきます。  いずれにしろ、今の通知、五月の通知というのは三十四条三...全文を見る
○小西洋之君 今お示しいただいた五十条は、二項で都道府県の指導に従う等とあるんですけれども、そこから今おっしゃられた行政通知を出せているのかどうかというのがちょっとにわかに明らかではありませんけど、まあ分かりました、いずれにしろ三十四条三項の「促す」の範囲を逸脱するものではないと...全文を見る
○小西洋之君 ありがとうございました。  今おっしゃっていただいた数字が多いのかどうかというのは、ちょっと私、にわかには判断はできないんですけれども。  保護の開始を決定前に通知を行うということは二十四条八項で新しく創設されているわけでございますけれども、この二十四条八項の通...全文を見る
○小西洋之君 ありがとうございました。  今の答弁いただいた厚生労働省令の基準の考え方なんですけれども、今回の扶養義務者に関する規定で、先ほど申し上げました二十八条の報告徴収あるいは二十九条の資料提供の求めをやる場合、それぞれについても同じような考え方で運用されるということでし...全文を見る
○小西洋之君 ありがとうございました。  同じくこの二十四条の八項の通知なんですけれども、条文上、逆に通知する場合が適当でない場合というようなものがあって、やはりそれも省令で定めるというふうにしております。  まず、一般的にちょっと伺いたいんですが、この八項の通知というのは、...全文を見る
○小西洋之君 ありがとうございました。  法制度上は同意を要件としていないんだけれども、その運用に当たっては本人の事情を十分に踏まえたような運用をやるという御答弁をいただきました。  それで、まさにその御本人の事情というのが、両方のケース必要だと思うんですけれども、事情を理解...全文を見る
○小西洋之君 ありがとうございました。  今の答弁の中で、今回の通知については、幅広くやることは意図、想定していないというような御答弁をいただきましたけれども、この通知のケースですね、いわゆる適当でない場合ではない場合のケースについてちょっと、条文上、省令が二つありますけれども...全文を見る
○小西洋之君 ありがとうございました。  なぜ各扶養義務者間の公平性云々ということを伺わせていただきたかったかといいますと、やはり制度の運用に当たって、国民から見てそういう観点も理解されるような制度にしておかないと、何か個別のケースについて国民から見て、これはちょっとなかなか国...全文を見る
○小西洋之君 ありがとうございました。  法制度的には、民法の扶養義務と生活保護法の扶養義務が必ずしもイコールである法的な必然性は多分ないと思いますので、ちょっとそのことを御指摘をさせていただきたいと思います。実務上は、いわゆる照会については、いわゆる親子、兄弟姉妹の方に行って...全文を見る
○小西洋之君 ありがとうございました。  今おっしゃったように、まさに扶養義務者の義務の履行というのは受給の要件ではないと。ただ、それが実質的な要件になってしまうようなことが現場で起きないように、そこについては十全の取組をしていただきたいと思います。  今、家族関係に行政が立...全文を見る
○小西洋之君 今大臣が答弁されましたように、家族は社会の自然かつ基礎的な単位であるということは世界人権宣言でも言われていることでございます。  ただ、今私が問わせていただいている本質は、こういういわゆる道徳について法律が介入するということが果たして妥当なのかどうかと。しかも、そ...全文を見る
○小西洋之君 明確な答弁をありがとうございました。  では、六十条の健康の保持及び増進義務の規定でございますけれども、これも同じく目的の一条の自立の助長、支援のためなのか、受給の適正化のためなのか、あるいはその双方なんでしょうか。具体的にお願いいたします。
○小西洋之君 ありがとうございました。  自立支援を目的としたものというふうに伺いましたけれども、では、そうであるならば、既に健康増進法の第二条において日本国民全てについて健康増進のこういう努力義務が掛かっているんですけれども、なぜ生活保護受給者の方だけに新しい義務をこの特別法...全文を見る
○小西洋之君 ありがとうございました。  今の答弁の単身世帯、糖尿病、重症の疾患等々、それは生活保護受給者に限らず、日本国民一般にそういう方はいらっしゃることでございますので、そういう方々が自ら意識を持っていただくと、何かあえてこういう規定が必要なのかなというところが思うところ...全文を見る
○小西洋之君 ありがとうございました。  だったら、なおさらもう少し、たらればでございますけれども、規定の仕方が、ただ趣旨としてはそういう趣旨であるということを承らさせていただきました。  次に、会計管理のところなんですけれども、収入、支出その他生計の状況を適切に把握するとい...全文を見る
○小西洋之君 明確な答弁をありがとうございました。  レシート、領収書ですが、家計簿なども、そういう取組の支援もしていくということでございますけれども、その目的としては、あくまで自立の助長のためであるということは確認をさせていただきました。  それで、済みません、ちょっとこれ...全文を見る
○小西洋之君 ありがとうございました。  新たな法改正の検討であるというふうに受け止めさせていただきます。  最後に、済みません、一分ほどしかございませんけれども、生活困窮者自立支援法は新法でございまして、是非伺わせていただきたいんですけれども、大臣、第二のセーフティーネット...全文を見る
○小西洋之君 終わります。
06月20日第183回国会 参議院 文教科学委員会 第8号
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○小西洋之君 民主党・新緑風会の小西洋之でございます。本日、本文教委員会で質疑の機会を与えていただきまして、誠にありがとうございました。  本いじめ防止対策推進法案でございますけれども、二月の十二日に民主党内で機関決定をし、そして四月十一日に生活の党、社会民主党とともに国会提出...全文を見る
○小西洋之君 ありがとうございました。  今のお答えでございますけれども、いじめと認定できるか難しい問題はあるもののという御答弁をいただきました。これ、私なりに趣旨をそんたくさせていただきますと、これはある意味、法律施行後の下村大臣の下での法律の運用解釈で担保できる領域も恐らく...全文を見る
○小西洋之君 ありがとうございました。  今おっしゃっていただいていますように、まさに教育の取組として現に行われている取組、そしてこの本法律案によって新しく行う、あるいは強化していく、具体的には、十九条で、インターネットいじめについてネットパトロールの体制をしっかり講じていくと...全文を見る
○小西洋之君 明確な答弁をありがとうございました。  では、最後にもう一つ定義なんですけれども、本法律案においては、定義規定において「影響」という言葉を使われているところでございます。「影響」という言葉でございますけれども、「心理的又は物理的な影響を与える行為」。影響といったと...全文を見る
○小西洋之君 詳細な答弁をありがとうございました。  では、次の論点に移らせていただきます。  与野党協議でございますけれども、それぞれの立場のいじめの対策についての見解の相違、あるいは政治的な立ち位置といいましょうか、そうしたところも含めて、真剣な議論、しかし、それはひとつ...全文を見る
○小西洋之君 明快な答弁をありがとうございました。  つまるところ、家庭教育について定めた教育基本法十条一項の保護者が家庭教育において子供に対して心身の調和の取れた発達を図るといったような規定には、元々、この九条一項で書かれておりますいじめを行わないような、あるいは他者とのかか...全文を見る
○小西洋之君 ありがとうございました。現場の実態に即した御提案ということで御理解をさせていただきたいと思います。  今、笠提案者また富田提案者それぞれの、厳罰化ではないということの御説明、私自身もそれはしっかりと御理解をさせていただきました。  その上で、実際、協議のときに、...全文を見る
○小西洋之君 ありがとうございました。  今御答弁いただいたことを、協議の中で私が提出させていただいた紙、あるいはそれに基づいて説明をさせていただいた内容を少し御紹介させていただきますけれども、つまり予防と早期発見と解決のその三つに総合的に対応するための委員会組織であるわけでご...全文を見る
○小西洋之君 ありがとうございました。  今伺いました学校の中の委員会組織に加えまして、もう一つ重要ないじめの予防等の対策に携わる組織がこの一体化案の中で採用されているところでございます。  具体的には十四条第三項の、教育委員会の中の、置かれるその附属機関、地域におけるいじめ...全文を見る
○小西洋之君 ありがとうございました。  今御説明いただいた点に加えて、同じく、やはり協議で出させていただいた文書、そのときの私の御説明についてここで申し上げさせていただきたいと思いますけれども、地域における教育委員会の附属機関でございますけれども、やはり予防と早期発見と解決、...全文を見る
○小西洋之君 ありがとうございました。  今御答弁いただきましたように、現場が取り組みやすいような仕組みかつ学校現場において適切な判断がなされるような仕組みとして機能するように、今でもいじめ対策については平成十八年の総括的な行政通知すなわちガイドラインといったものがありますので...全文を見る
○小西洋之君 ありがとうございました。  すばらしい附帯決議を衆院で付されているものと存じます。  今伺いましたその公平性と中立性を確保ということでございますけれども、これはどこから見た公平性か、中立性かということが重要だと思いますけれども、これは衆議院での議論の内容等々を踏...全文を見る
○小西洋之君 ありがとうございました。  ちなみに、この第三者でございますけれども、私、三党案の立案のときに、文科省、臨床心理士を所管されていますけれども、文科省はもとより、厚労省、民生委員ですとかあるいは児童相談所の職員、あるいは法務省、人権擁護委員等々、つまり五つぐらいの役...全文を見る
○小西洋之君 ありがとうございました。  では、次の質問に移らせていただきます。  いじめの被害に遭われた方々からの声として、かけがえのない我が子がいじめに遭ってしまって傷つき、あるいは時には、あってはならないことですけれども、命さえ失われてしまったと、そのときに、我が子が学...全文を見る
○小西洋之君 ありがとうございました。  今の答弁の中で、学校のそれぞれの判断の下という一定の留保のようなものをいただきながらも、しかしそれは、説明責任というものはその二十三条においても及ぶのであるという明確な答弁をいただいたところでございます。  衆議院の附帯決議で、必要に...全文を見る
○小西洋之君 ちょっとここで下村大臣に少し伺わせていただきたいんでございますけれども、さきの委員会で共産党の宮本先生、まさにいらっしゃいますけれども、がやはり親の知る権利を保障するべきではないかという観点で御質問されておりまして、今文科省が既に出されている行政通知がございまして、...全文を見る
○小西洋之君 大変ありがとうございました。  まさに教育行政にずっと携わられてこられました大臣、本当に明確な、形式的なものではなくて、もちろんもろもろの条件等々踏まえなければいけないけれども、そういう形式的なものではなくて、親が知らなければいけないことがちゃんと知れるような実質...全文を見る
○小西洋之君 ありがとうございました。  条文で「心の通う対人交流の能力の素地を養う」。先ほどネットいじめのことを申し上げましたけれども、やっぱり皮膚感覚がないまでに相手を追い詰めてしまうと。ネットのその皮膚感覚のなさの対極にあるのは心温まる直筆の手紙といったような、手紙をもら...全文を見る
○小西洋之君 大臣、ありがとうございました。  続きまして、この法律の下で、大臣の下で作っていただくことになりますいじめ防止の基本方針なんですけれども、これ言わずもがなのことではございますけれども、この複合問題のいじめ、しかも各地域でそういう専門家の協力を得ながらやっていく取組...全文を見る
○小西洋之君 大臣、明確な答弁をありがとうございました。  最後に、いじめの取組について是非子供たちが参画できるように、三党案は学校や地域のプログラムを作るときに子供たちの意見を聴くというような条文をあえて作っていたんですけれども、そんな取組についても是非検討をお願いしたいと思...全文を見る
11月19日第185回国会 参議院 厚生労働委員会 第6号
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○小西洋之君 民主党・新緑風会の小西洋之でございます。  本日、薬事法の改正案、また再生医療等安全確保の法案、私も民主党の政権与党時代の成長戦略の委員会で規制改革の委員会の事務局長をやっておりまして、広く我が国のイノベーション、また、当然国民の安全を守るということが本旨の制度で...全文を見る
○小西洋之君 今の出席者で確認させていただきたいんですけれども、厚生労働省の関係者の方はいらっしゃいましたか。大臣秘書官あるいは厚生労働省の原局の方々はいらっしゃいましたでしょうか。
○小西洋之君 大臣今お答えされましたように、プライベートの仲間同士の会であったので、出席者については答弁を控えるというようなことを衆議院でも、また今答弁をいただきました。  ただ、今ここで問われておりますのは、大臣がここに、まさに徳洲会は日本最大の医療法人で、規模的にですね、ご...全文を見る
○小西洋之君 またちょっと確認ですが、衆議院の委員会で、大臣は、当日は同僚議員の方に誘われてその場に行って、初めて徳洲会の方々がいるのを知ったというふうに答弁されていますけれども、事実関係、そのとおりでしょうか。
○小西洋之君 大臣の今の答弁を整理させていただきますと、プライベートの仲間同士の会であるので出席者について答弁するのは控えるということと、あと、プライベートの仲間同士の会であるので供応接待にはなりようがないという御理解だと思うんですけれども……
○小西洋之君 じゃ、一言どうぞ。
○小西洋之君 では、今大臣が答弁いただいたことを一つ一つ確認をさせていただきたいんですけれども、ちょっと一言だけ、私、田村大臣は個人的には大変尊敬申し上げる方でございまして、特に国家戦略特区の解雇特区に当たって、津田筆頭理事を始め民主党も奮起させていただきましたけれども、やはり今...全文を見る
○小西洋之君 ありがとうございました。  今の内閣官房の御説明を少し私の方で重ねてさせていただきますけれども、供応接待を受けることというのは、これは職務に関連してというのは条件が一切掛かっておりません。つまり、文理解釈的に、公私の別は問わない、プライベートであっても、関係事業者...全文を見る
○小西洋之君 今、五月の十七日の赤坂の料亭で徳洲会と会食をしたと。まあ赤坂の料亭ですので、この大臣規範というのは、恐らく国民の社会通念を基に大臣自らお考えになるべきものなんだというふうに思われますけれども。ではこの当日の会合で、今おっしゃいましたけれども、修復腎移植の申請、再申請...全文を見る
○小西洋之君 選挙。
○小西洋之君 私もよもや大臣が、徳洲会が今捜査を受けていますので私も余り言及は控えますけれども、捜査を受けているような組織ぐるみの公選法違反について、そんなことがあり得ると大臣が思っていた、知っていたということはよもやないだろうと私も思っております。  ただ、そうした大臣の監督...全文を見る
○小西洋之君 では、この支払についてちょっと別の観点で議論をさせていただきたいんですけれども、先ほど大臣は、そこのお店は支払をするようなお店ではないと、まとめて後で請求するというような、確かに格式高いお店によっては、店を出るときにお店のカウンターでこれお支払幾らというのではなくて...全文を見る
○小西洋之君 プライベートかどうかということは、それは刑事司法が判断を究極的にはすることになります。今、刑事司法がまさに公選法違反で徳洲会に家宅捜索をしているところでございますので、様々な資料があるんであろうかと思います。  では大臣は、結局、大臣規範に違反したかどうかは、十分...全文を見る
○小西洋之君 ですので、プライベートであろうがなかろうが、関係事業者から供応接待、つまり、分かりやすく言うとおごってもらった可能性があれば、それについての説明責任があるんでございます。  委員長、是非、理事会、資料要求をお願いいたします。
○小西洋之君 では、もう一つ、次の六月二十日の大臣室の会合、ちょっと時間が迫って二法案の審議ができず大変申し訳ないです。ただ、厚労行政全体にかかわる問題ですので、これは足立同僚議員との連係という形でさせていただきます。  六月二十日の大臣室の会合なんですけれども、衆議院の答弁で...全文を見る
○小西洋之君 では、当日、通告させていただいていますけれども、大臣室に厚労省の職員、原局の職員、あるいは大臣秘書官、特に原局の職員、いらっしゃいましたでしょうか。
○小西洋之君 大臣秘書官もいらっしゃらなかったということでしょうか。
○小西洋之君 その当日の訪問で来られた方々は何か政策の説明資料をお持ちになりましたでしょうか。
○小西洋之君 ちょっと時間になりましたのでまとめさせていただきますけれども、何か資料を持ってきたのであれば、それは行政文書として情報開示請求の対象になるということと、あと六月二十日、五月十七日、両日含め、大臣の日程も、これは私も役所の経験がございますけれども、行政文書として日程表...全文を見る
○小西洋之君 はい、失礼いたしました。  いたのかと思います。私は、私自身も徳洲会の知り合いのお医者さんがおりまして、職員の方々みんな頑張っているということを分かっています。また、大臣も厚労行政について引き続き頑張っていただきたいという思いはありながらも、この問題、引き続きしっ...全文を見る
11月25日第185回国会 参議院 決算委員会 第1号
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○小西洋之君 民主党・新緑風会の小西洋之でございます。  私から、日本の安全保障政策、それをめぐるその会計検査、また日本放送協会をめぐる会計検査等の問題について伺わせていただきます。  まず、防衛予算でございますけれども、この平成二十三年度の決算報告におきましては、三件の不当...全文を見る
○小西洋之君 ありがとうございました。ただいまの答弁は戦後の我が国の決算委員会の中で初めての答弁と伺っておりました。大変意義のある答弁をしていただいたものと存じます。  例えばの話です、あり得ないことだと思いますけれども、我が国は平和憲法でございますので、防衛省は相手国の国土の...全文を見る
○小西洋之君 従来の憲法解釈から何ら現時点では変わっていないというふうに理解をさせていただきます。違うんだったら訂正をしていただきたいと思います。  後半おっしゃられたいわゆる安保懇でございますけれども、小松長官がいらっしゃるまでの歴代の内閣法制局長官の答弁では一度も付けられる...全文を見る
○小西洋之君 ありがとうございました。  もう一度伺います。従来の内閣の憲法解釈のとおりということは、すなわち、集団的自衛権の行使を合憲とするためには、解釈変更では不可能で憲法の条文改正を行うしかない。解釈変更という言葉と憲法の条文改正という言葉、その二つを使って明確に答弁くだ...全文を見る
○小西洋之君 小松長官は私の質問にきちんと誠実に答えていただいておりません。従来の内閣の解釈のとおりというのは、もう日本語的に、日本国憲法において、憲法改正を行わなければ、解釈変更では駄目だ、憲法改正を行わなければ集団的自衛権の行使を合憲とすることはできない、そのことはもう答弁し...全文を見る
○小西洋之君 今、小松長官が答弁された日本の法令解釈についての内閣法制局の考え方、それは、勝手に条文改正でなければ変えられないものを解釈で変えると日本が法治国家として崩壊してしまうという趣旨です。それはそれで非常に立派な答弁です。ただ、私はそんなことを求めていません。  私は国...全文を見る
○小西洋之君 このテレビを御覧の国民の皆さんは、集団的自衛権の行使は日本国憲法の条文を変えない限り絶対に不可能であると、そのことをこの国権の最高機関の国会において、政府が三権分立の責任において答弁して、その答弁が確立している。法制局長官だけではなくて、国務大臣も答弁している。その...全文を見る
○小西洋之君 今の小松長官の答弁は、もう私が思っていた以上に本当にひどいものです。歴代の内閣法制局長官が、憲法解釈を私は問うているんです、憲法九条の解釈を私は問うているんです。それを真正面から答えずに、関係のないかつての質問主意書のことを長々と答弁する、そんな内閣法制局長官が今ま...全文を見る
○小西洋之君 今、小松長官は物すごい答弁をなさいました。事によっては、小松長官の今の答弁によって我が国の憲法解釈は変わってしまったかもしれない、そういう答弁でございました。  整理させていただきます。小松長官は先ほどから、日本国憲法においては条文の改正を行う以外、つまり憲法の解...全文を見る
○小西洋之君 小松長官は、先ほど申し上げましたように、日本の、これは憲政史上と言っていいと思います、憲政史上、内閣法制局長官が憲法解釈の答弁をこれほど不誠実にずらずらと関係ないことを述べ立てる、そんなことは全くなかったというふうに私は理解しております。これは、我が国の、法治国家の...全文を見る
○小西洋之君 私が問うたのは、集団的自衛権の行使が憲法解釈によって可能とできる余地があるとお考えなのかどうか。憲法の条文を変えなければできないという内閣の歴代の答弁を先ほど引き継がれたんですから、それはできないんですよ。憲法解釈によって変更はできないんですよ。そのことをなぜたった...全文を見る
○小西洋之君 では、重ねて伺います。  平成十九年の衆議院の国際テロリズムの防止等の特別委員会において、当時の安倍内閣総理大臣は、今、小松長官が答弁された必要最小限の限度、これを私は量的な概念だというふうに答弁をされております。この安倍内閣総理大臣の答弁は憲法解釈として間違って...全文を見る
○小西洋之君 ちょっと今よく分からなかったんですけれども、必要最小限の限度、これは量的な概念だというふうに総理として答弁しているんですけれども、これが間違いだというふうな認識でよろしいですか。
○小西洋之君 総理の問題意識を答弁されたというふうに、答弁いただきましたけれども、問題意識であって憲法解釈を答弁したわけではないというふうに理解してよろしいですか。簡潔にイエスかノーかでお願いいたします。
○小西洋之君 この委員会にいらっしゃる同僚の皆様、またテレビを御覧の皆様、私が今確認しているのは、憲法の条文改正でなければできないはずの集団的自衛権の行使を解釈変更によってやろうとしている人たちが、一番の理論でもないんですけれども、その論拠としている論点でございます。  このフ...全文を見る
○小西洋之君 じゃ、簡潔に。  安倍総理は、私の重ねての質問を逃げるために全く関係のない憲法九条の個別自衛権の話などを延々としました。しかし、今、安倍総理は憲法違反の発言を二点なさいました。一つは、この要件一、これ、グローバルスタンダードではないんですよ。日本国憲法が平和憲法で...全文を見る
○小西洋之君 ただ、憲法の運用解釈、文民についての当てはめの問題の変更はあっても、憲法の解釈変更はいまだ我が国の憲法にはございません。  最後に……(発言する者あり)
○小西洋之君 では、一言だけ。
○小西洋之君 内閣法制局長官は、最高裁の長官よりも法の支配においては大事な存在であるんです。今、最後は最高裁が判断すると言いました。しかし、違うんです……
○小西洋之君 憲法違反の戦争によって国民が傷ついて、その事後救済をするのが最高裁なんです。それを事前に止められるのが内閣法制局長官なんです。そのことを国民の皆さんに……
○小西洋之君 申し上げて、私の質問を終わります。ありがとうございました。失礼いたしました。