小西洋之

こにしひろゆき

選挙区(千葉県)選出
立憲民主・社民
当選回数2回

小西洋之の2014年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月19日第186回国会 参議院 総務委員会 第2号
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○小西洋之君 民主党・新緑風会の小西洋之でございます。本日、総務委員会で質疑の機会をいただきまして、誠にありがとうございます。  二〇一〇年七月の参院選で当選をさせていただいてから、私、当初、総務委員会で同僚議員の皆様の御指導をいただいておりました。そもそも私、実は旧郵政省、総...全文を見る
○小西洋之君 浜田委員長が、この報道姿勢という言葉あるいはNHKの伝え方ということが番組編集方針とは違うという御意見をお持ちでしたら手を挙げてください、そうでなければ結構ですから。──はい。では、番組の編集方針そのものであるというふうに経営委員長自らお認めいただきました。  で...全文を見る
○小西洋之君 経営委員長が求めるんであれば、委員長に御指名をいただきたいと思います。(発言する者あり)はい。済みません。分かりました。  では、委員長には結構ですので……(発言する者あり)はい。では、申し上げます。つまり、今のこの特定秘密保護法についてNHKとして国民・視聴者に...全文を見る
○小西洋之君 籾井会長は、会長の就任会見という公務で、ある社会的事柄についてNHKの番組編集方針を問われて、それを答えた。それが個人的見解だというふうに言っているんですけれども、そんなことが通用するわけございませんよね。ユニシスの社長を務められているときに、社長の就任会見あるいは...全文を見る
○小西洋之君 ありがとうございました。  選定のプロセス、これは議事録で公表もされておりますけれども、当初、松本会長もその候補者として、現職と新しい人、双方を検討するというふうにされていたんですよね。ところが、報道等されているように、どういうわけか、実績もあり、職員の皆様からも...全文を見る
○小西洋之君 上田監査委員は、NHKの中からも本当に信望の厚い立派な方だというふうに伺っております。また、私も、上田監査委員の下で今まで務められてきた、一月二十八日においても監査報告書、詐欺事件で出されておりますよね。私も全部読まさせていただきました。立派な分析、報告だと思います...全文を見る
○小西洋之君 会長です。
○小西洋之君 そのような答弁では、残念ながら国民・視聴者の信頼というのは永久に取り戻せないと思います。  NHKの歴史始まって以来の最大の不祥事、物すごい数の不払件数がありました。私もNHKの皆さんと一緒に予算審議をある意味乗り越えてまいりました。そちらの今いる官僚の一人として...全文を見る
○小西洋之君 ここにいらっしゃる同僚議員、また国民・視聴者の皆様は到底納得できない答弁だと思いますけれども、ただ、私は経営委員会そして監査委員会を力いっぱい応援させていただきたいと思います。  NHKとこの政治との関係、これはもうずっとある関係なんです。私も実は、あえてこういう...全文を見る
○小西洋之君 じゃ、もう一度だけ伺います。  今おっしゃった言葉は、一言で言えばNHKの何を守るために、NHKは放送法によって──後ろからカンニングはやめてください。放送法によって受信料を集める権限を独占的に与えられているんでしょうか。どうぞ。
○小西洋之君 独立性という言葉を、NHKにとって一番大切な言葉で、正確に答弁いただけますでしょうか。NHKの何を守るため、究極的にただ一つ、答弁ください。放送法を理解しているかどうかですよ。
○小西洋之君 放送法の一番根幹のことが全く分かっていないことが分かりました。  独立性では足りないんですよ。編集権の自律ということなんですよ。編集権の自律を守るために受信料を集めることが放送法で独占的に権限を与えられているわけですよ。つまり、国民・視聴者は、もう時間がないので私...全文を見る
○小西洋之君 少し皆さん複雑かもしれませんけれども、籾井会長のあの空前絶後の会見は、まさに会長としての職務上起きたことでございます。そして、百田委員の応援演説というのはプライベート上の行為なんでしょう。ただ、プライベート上の行為であっても、資料九を御覧ください、今監査委員が御紹介...全文を見る
○小西洋之君 論文とおっしゃいましたけれども、なぜ長谷川委員が経営委員に選ばれたか、菅官房長官の記者会見がございます。日本を代表する評論家であり、哲学者であり、そうした業績があると。まさに論文というのはそれを代表するものだと思いますけれども、続けます。  ちょっと皆様、ここを、...全文を見る
02月26日第186回国会 参議院 憲法審査会 第1号
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○小西洋之君 民主党・新緑風会の小西洋之でございます。  本審査会は、会長の御指導の下、建設的な運営、また民主的な運営が運ばれているように承知しております。ただ、先ほど赤池幹事が意見表明をなさいました会派を代表しての意見表明、日本国憲法の正統性、またその内容、また国民に支えられ...全文を見る
○小西洋之君 民主党・新緑風会の小西洋之でございます。  自分の意見を重ねて申し上げさせていただく前に、今の赤池幹事の許し難い指摘について反論をさせていただきます。  まず、ヒトラーと同一視というようなことを私は安倍総理に対して申し上げておりません。私が申し上げましたのは、憲...全文を見る
○小西洋之君 民主党・新緑風会の小西洋之でございます。  私、幹事でございますので二度以上の発言は控えさせていただくつもりであったんですけれども、赤池幹事から指摘を受けましたので、まあ名誉毀損に該当すると思いますけど、反論をさせていただきます。  まず、私は、安倍総理をヒトラ...全文を見る
○小西洋之君 重ねて申し訳ございません。民主党・新緑風会、小西洋之でございます。  本意ではございませんのですが、私についての言及がございましたので、意見を申し上げさせていただきます。  集団的自衛権の行使の解釈改憲でございますけれども、憲法九条との関係で、集団的自衛権の行使...全文を見る
03月12日第186回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○小西洋之君 民主党・新緑風会の小西洋之でございます。  昨日の東日本大震災の三周年の追悼記念日、私も先ほど復興の特別委員会で黙祷をささげさせていただきました。  本日の質疑におきましては、今NHKが迎えている戦後最大の危機、安倍総理が昨年の冬に行ったNHK経営委員の人事、そ...全文を見る
○小西洋之君 総理、答弁が非常に長くございます。本日は、民主党随一の法律また政策の専門家の小川先生とともに質疑に臨ませていただいています。時間は六十分ありますので、もう逃げることはできませんので、闘う政治家として答弁をお願いいたします。  今の安倍総理の答弁ですけれども、国民の...全文を見る
○小西洋之君 まず、申し上げさせていただきますけれども、私は総務大臣を通告しておりません。そして、総務大臣、放送法の解釈を述べていただきましたけれども、私は、かつて麻生総務大臣の下で放送法の担当、NHK、公共放送の担当をやっていた課長補佐でございます。放送法の専門家でございます。...全文を見る
○小西洋之君 放送法の解釈は、国会の同意がいかにあろうが、国会の同意があっても、最後は総理大臣は任命しなくてもいいんですよ。任命権者はあくまで総理大臣なんですよ。安倍総理がこの長谷川三千子さんを任命したんです。(発言する者あり)
○小西洋之君 今回の質疑に資するために、安倍総理を始め委員の諸先輩方皆様に、あとテレビの前の国民の皆様に共有していただきたいことがございます。我々は公共放送、NHKの在り方を議論しているのでございます。NHKは言論報道機関でございます。その言葉によって国民との信頼をつなぐ、それが...全文を見る
○小西洋之君 失礼しました。小川先生の関連質問をお願いいたします。
○小西洋之君 先ほどから安倍総理、新藤大臣が、小川先生、私が問うてもいないことをずらずらと答弁をして時間稼ぎをする。その有様については、テレビの向こうの国民の皆様、まさにNHKの受信料をお支払いいただいてこのNHK放送を御覧になっている国民の皆様が、その異様な姿をきちんと御理解を...全文を見る
○小西洋之君 籾井NHK会長に伺います。  国会に提出されております平成二十六年度NHKの事業計画において、NHKとして復興にどのように取り組む、復興をどういう施策に位置付けているか、ランクに位置付けているか、答弁いただけますか。
○小西洋之君 NHKの事業計画は、この三月末に、六千四百億円の予算を使う事業計画でございますので、受信料六千四百億でございます、それを国会承認するんでございます。その事業計画における復興の位置付けを聞いたんですけれども、答弁は放送するということだけでございました。事業計画における...全文を見る
○小西洋之君 NHKが六千四百億円の受信料によって新しい事業計画を作って、その中で、復興を支援する放送、放送の使命を通じて被災地の皆さんを支援する、幸福に導く、そういうことを掲げているんでございます。そうした事業体であるNHKに、最高経営メンバーに最大の被災地出身の、最大の被災地...全文を見る
○小西洋之君 随分長い答弁をいただきましたけれども、最大の被災地である東北地方を代表する経営委員を、戦後初めて安倍総理が、代わりに自分のお友達と言われる方々を選んできたがゆえに任命しなかった。その理由としては、被災地の方の心に今の答弁は何ら届いていないというふうに私は感じます。 ...全文を見る
○小西洋之君 私は、放送法三十六条において、安倍総理が任命した二人の委員が罷免要件に合致している、だから罷免をなさい、そして、あなたが切り捨てた東北被災地を代表する経営委員をきちんと、戦後今まで欠けることが一度もなかった方を入れるべきではないかという質問をさせていただきました。全...全文を見る
○小西洋之君 私は立憲主義を聞いたのでありまして、立憲主義というのは、憲法の名に値するものは、国家権力を制限し国民の自由と権利を保障する、それ以外のことを憲法には書かない、そういうものが立憲主義であり、それのみが憲法の名に値するというものでございます。立憲主義も分からない方が、立...全文を見る
○小西洋之君 今、参議院の事務総長にお読みいただいたこの参議院の本会議決議、その意味するところは、憲法九条の下において自衛隊の海外出動はこれを許さない、すなわち、自衛隊の海外での武力行使はこれを許さないとするものでございます。  今、安倍総理は、この参議院の予算委員会においても...全文を見る
○小西洋之君 全く関係のない答弁をずらずらいただきましたけれども、参議院本会議の決議は、かつて安倍内閣官房長官も認めているとおり、自衛隊の海外における武力行使、すなわち集団的自衛権の行使を許さないというものでございます。これは各党各会派全体の持ち物でございます。これを守らなければ...全文を見る
○小西洋之君 質問はないです。意見の表明です。
04月01日第186回国会 参議院 厚生労働委員会 第6号
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○小西洋之君 民主党・新緑風会の小西洋之でございます。  本日は、失語症という疾患をめぐる医療、介護、福祉、年金、あるいはその就労問題、あるいはその失語症の方々の社会における理解の普及などについて横断的に論点を取り上げさせていただきます。  失語症でございますが、厚労省は咽頭...全文を見る
○小西洋之君 ありがとうございました。  実は、今全国で失語症の患者さんが何人いらっしゃって、今大臣お答えいただきましたけれども、どういう生活あるいは社会生活の実態にあるのかということについてデータがないわけでございます。  アメリカの例ですけれども、これは今日、資料でお付け...全文を見る
○小西洋之君 ありがとうございました。  まさに平成二十六年度からやっていく科研費、もう採択は決まったということでございますけれども、そのメンバーでいらっしゃる種村教授という方がいらっしゃるんですが、その方の学術研究ですね、民間研究ではなくて学術研究でそういうことも立証されてお...全文を見る
○小西洋之君 局長、ありがとうございました。当事者の現状を聞いていただきながら見直し等々の検討をしていただくというふうな御答弁をいただきました。  今局長が御答弁いただきましたように、これは実は医療と介護をまたがる問題でございまして、逆に言うと、まさにその医療と介護の谷間に失語...全文を見る
○小西洋之君 ありがとうございました。  今のその社会福祉・教育の一環というのは、ちょっと私が調べたものだと、いわゆる介護分野のリハビリの重要性ですとか、あるいはまさに医学的な見地ですとか、そうしたものではないように思いますが、ちょっとそこはまた厳しく意見交換をさせていただきた...全文を見る
○小西洋之君 現状は、失語症の方、あるいはその患者家族の方、あるいはその支援者の皆さんで、本来行政が主導してつくっていただくべき介護のリハビリの取組なんかを一生懸命、今、各地域で、まだ先進例は少ないですけれどもやっているのが現状なんですね。なので、今おっしゃっていただきましたよう...全文を見る
○小西洋之君 ありがとうございました。しっかりと取組を、そして私も是非意見交換をさせていただきたいと思います。  続いて、障害福祉の問題に移らせていただきます。  まず、失語症の患者の方が障害福祉サービスを受けるための障害認定でございますけれども、ちょっと時間がないのでまた私...全文を見る
○小西洋之君 ありがとうございました。障害等級の方では力強い答弁をいただきました。可及的速やかといただきましたけれども。  障害年金のこの表なんですけれども、両足が御不自由であるという物理的要件だけで年金をいただけるような制度になっているんですね。なっているわけでございます。で...全文を見る
○小西洋之君 最後の方、分かりました。PDCAをちゃんと働くようなマニュアル等々の見直しをしかるべきときにやっていくという理解でよろしいですね。はい、うなずいていただきました。ありがとうございました。  今、ちょっと御説明いたしましたけれども、高次脳機能障害の方々についての支援...全文を見る
○小西洋之君 最後に一言。  ありがとうございました。しっかりと取り組んでいただきたいと思います。  最後に、この失語症の課題でございますけれども、脳卒中を起因とすることが多うございますところ、今、石井委員長の下で脳卒中の対策の法律というものを御検討いただいていて、私もずっと...全文を見る
04月07日第186回国会 参議院 決算委員会 第3号
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○小西洋之君 民主党・新緑風会の小西洋之でございます。  本日は、平成二十三年、二〇一一年十月に滋賀県大津市で生じました中学二年生の男子生徒のいじめ自死事件を契機に昨年国会で立法されたいじめ防止対策推進法、今日、下村大臣の下で国の基本方針を十月に制定をいただきました、その法制度...全文を見る
○小西洋之君 大臣、ありがとうございました。  子供たちに一番身近な先生方が入っていただくことが重要、御説明申し上げましたように、法律上の要件でもあり、大臣の基本方針の考え方でもございますので、そうしたことを徹底していただきたいと思います。  先ほどのこの自殺の事件をまとめた...全文を見る
○小西洋之君 今、現場の状況でございますけど、先ほどお示ししましたように、第二十二条の組織は法律や基本方針の求める要件になっていない、また、十三条の基本プログラムについても、防止プログラムについても本来あるべき形になっていないということでございます。全国に国公私立含めて三万九千余...全文を見る
○小西洋之君 ありがとうございました。  弁護士会はまさにそうした取組をしてくださっているということでございますので、文科省の方でそうした取組を受けれるように是非御指導をお願いを申し上げます。  申し訳ございませんが、質問をできませんでしたけれども、警察庁、あと法務省、あと厚...全文を見る
04月21日第186回国会 参議院 決算委員会 第5号
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○小西洋之君 民主党・新緑風会の小西洋之でございます。  本日は、我が国の司法制度、また、それは最高裁そして司法行政をつかさどっていらっしゃる法務省でございますけれども、それぞれについて、我が国の法の支配の在り方、それを決める司法権の在り方について質疑をさせていただきます。 ...全文を見る
○小西洋之君 今おっしゃられたようなことをいろいろおっしゃっていたんですけれども、この司法権の本来趣旨というものが理解されていないと思います。  一々繰り返しませんけれども、我々国会やあるいは行政が過って国民の自由や権利を侵害したときに、それを守る、わらをもすがる思いで頼る、そ...全文を見る
○小西洋之君 ありがとうございました。  この「あのころはフリードリヒがいた」というのは、これ、ナチスが台頭した時代に、その状況下にあって、ある裁判官が決然とそのユダヤ人家族を救ったという、半分、ほとんど事実というふうに言われているものらしいですけれども、一番最後の言葉でござい...全文を見る
○小西洋之君 簡潔にお願いします。矛盾、抵触はあるか、イエスかノーかだけで結構です。
○小西洋之君 今お聞きいただいたように、小松法制局長官が来る前は。最高裁判決と矛盾する政府解釈があるわけないんですよ。矛盾、抵触するものは一切ないの一言で済んだものが、あの方は、第一部長は立派な方で、私もかつていた経産省出身の方で立派な方なんで、あの方はいいんです、小松長官が来て...全文を見る
04月28日第186回国会 参議院 決算委員会 第6号
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○小西洋之君 民主党・新緑風会の小西洋之でございます。  本日は、復興また金融、財政の審議でございますけれども、私の方から、全体として復興をテーマといたしまして、復興過程における子供たちのいじめの問題、また復興の財源、大きな財源の当てとなっております郵政の株式の上場の問題、また...全文を見る
○小西洋之君 大臣、ありがとうございました。子供への心のこもった答弁をいただいたと思います。  副大臣からも、何か御所見がございましたらお願い申し上げます。御所見をお願い申し上げます。
○小西洋之君 ありがとうございました。御自身の阪神大震災の経験も踏まえての本当に意義のある答弁をいただいたものと思います。  今、大臣、副大臣に答弁をいただきました被災者の子供たちのいじめの問題でございますけれども、先ほどの図書館の資料によりましたら、あえて申し上げますけれども...全文を見る
○小西洋之君 ありがとうございました。  すなわち、今検査院がお答えいただいたように、この行政通知、私、立法者なんですけれども、こういう逐条解説の本も書かせていただいて、これは私だけの見解ではなくて、衆参の議会法制局、また文科省にも事務的に確認をいただき、また、いじめの与野党協...全文を見る
○小西洋之君 皆さんお聞きいただきましたように、今日全く偶然なんですけれども、私、かつて総務省で、麻生大臣の下で官僚を十二年間務めておりました。当時お仕えした尊敬する直属の上司、立派な局長様ですけれども、お越しいただいておりますけれども、私が霞が関で行った十二年間の仕事でこんなば...全文を見る
○小西洋之君 課長通知の七十九ページです。
○小西洋之君 この課長通知と法律や国の基本方針は矛盾が全くないというふうにおっしゃいましたけれども、先ほどから多々の矛盾を私は指摘をさせていただいているんです。行政通知というのは、日本国憲法の下で行政がただ一本たりとも勝手には出せないんですよ。法律に基づいてしか行政通知というもの...全文を見る
○小西洋之君 全く見当違い。全部ちゃんと通告させていただいて、こういう質問をするという通告をさせていただいております。何の勉強もされていない。子供たちを本当に救う気があるんでしょうか。  この教職員全体の共通理解の下というのは、これだけではやはり足りないんですよ。前回、大津の御...全文を見る
○小西洋之君 もう関係ない説明はやめてください。  必要な情報を適切に提供するというのは、何か適当にやればいいんじゃなくて、説明責任、法的な説明責任を最大限に全うするという趣旨なんですよ。文科省の方々も出られていた与野党の実務者協議でこういう趣旨だということは確認されているんで...全文を見る
○小西洋之君 非常に残念な答弁でございましたけれども。  私は立法者として申し上げます。この御紹介した四件以外に間違いなくこのままだと自殺が起きます。止まりません。もし自殺が起きたら、下村大臣の前に、また副大臣の前に私もう一度委員会で立たせていただいて、その自殺の具体例を示しな...全文を見る
○小西洋之君 委員長、ありがとうございました。  これは四月七日に大臣に伺わせていただいて、それにもかかわらず、その自殺が止まらなかった原因のものを紙をホッチキスしてまた出しているということでございますので、これは決算委員会の威信にも私は関わる問題だと思います。決算の参議院、決...全文を見る
○小西洋之君 もう少し踏み込んでいただきたかったのですが、ありがとうございました。  この日本郵政の株式の上場をテーマにいたしましたが、麻生金融担当大臣に今度は金融をテーマに伺わせていただきたいと思います。  麻生大臣、私も麻生大臣が総務大臣でいらっしゃったときに総務省で働い...全文を見る
○小西洋之君 もう大蔵省時代からのその郵政の意義、地域の公共インフラとしての、金融だけにとどまらないインフラとしての意義について有り難い答弁をいただいたと思います。しかし、引き続きその地域で役割を果たしていくためには、まず経営が何よりしっかりしないといけないわけでございます。 ...全文を見る
○小西洋之君 大臣、ありがとうございました。  確かにゆうちょは新しい新規業務をするわけでございますけれども、私の尊敬する本当に優秀な社員の皆さんが、私もお世話になって育てていただいた方々がいらっしゃいますので、郵政の組織でできなくて、ほかの新しい、まさに新規、銀行業に参入する...全文を見る
○小西洋之君 ちょっと、ゆうちょがアマチュアではなくてすばらしい職員がたくさんいらっしゃいますので、今お認めいただいたようなその公的な役割、元々公的な存在として日本の金融に貢献してきたゆうちょ、かんぽでございますので、是非大臣の下で新しい道を切り開いていただきたいと思います。 ...全文を見る
○小西洋之君 今、局長が御説明いただいたように、平成十九年に法改正があって、今までは全国八地区なので東北は必ず入っておりました。しかし、平成十九年の法改正、これ私も初めを担当したんですけれども、それ以降も東北は必ず入っておりました。  しかし、昨年、初めて最大の被災地を出身とす...全文を見る
○小西洋之君 今、差し控えるとおっしゃっていただきましたけれども、国会に同意人事案件を出すときには閣議決定をしておりますので、根本大臣も閣議決定に参加されております。私、根本大臣、尊敬する大先輩の政治家でございますので、根本大臣について批判をするつもりはございません。  しかし...全文を見る
○小西洋之君 あえて申し上げますけれども、麻生総務大臣であれば、さきの、昨年必ず、東北地方の経営委員、また私も総務省の職員としてこの復興のさなかに東北地方を代表する経営委員を選ぶ、これぐらい官僚としてやりがいのある仕事は私はないというふうに思います。  今、小泉政務官、重ねて、...全文を見る
○小西洋之君 政務官は復興を総括する担当政務官でいらっしゃいますよね。三月の十二日、私は予算委員会でこれを取り上げました。公共放送の最高経営者のメンバーで東北地方が、戦後初めてですよ、戦後初めて切り捨てられているんです。その問題をあなたがちゃんと理解していない。しかも、長谷川三千...全文を見る
05月08日第186回国会 参議院 厚生労働委員会 第11号
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○小西洋之君 民主党・新緑風会の小西洋之でございます。  私の方からは、今回の法改正案につきまして、二つの独法が一つになるというものでございますけれども、一つの法人の方にひっついていく方、具体的には国立健康・栄養研究所、この方の役割について、多分、今日この研究所の、独法の質疑を...全文を見る
○小西洋之君 ありがとうございました。  特定健診とそれに基づく保健指導、特定健診自体が約四五%の対象者しか残念ながら受けてもらっていないということと、その中で、保健指導の対象になった人の残念ながら一五%までが最後までたどり着いていないと。ただ、最後までたどり着いていた人たちを...全文を見る
○小西洋之君 ありがとうございました。  他の医療保険制度に比べてそういう実績あるいはデータの蓄積等々がある健保の方に厚労省もいろんな支援をしながら頑張ってもらって、それをほかの保険者にも広めていくと。  今おっしゃいましたデータヘルス計画の、まずは健診を受けて、かつ保健指導...全文を見る
○小西洋之君 最後の社会的な機会費用もちょっと不明であるということでよろしいでしょうか。はい、うなずいていただきました。  それで、要は、申し上げたいことは、今厚労省の方で(a)と(c)は、あと最後の(e)の一・二兆円というのは分かると。ただ、二千二百十万人が疾病構造が変わって...全文を見る
○小西洋之君 ちょっと新しい独法に経営資源がないのであれば、まさにそれを予算を投じてつくっていただければいいと思うんですが。  要するに、申し上げたいことは、肝腎のこういうデータをやっぱり厚労省として何年かに一度ちゃんと科学的に取っていかないと、健康医療の柱の政策はつくれないと...全文を見る
○小西洋之君 ありがとうございます。  じゃ、是非、生活習慣病あるいはこういう疾病について、管理あるいは予防が可能であるというような一定の科学的なエビデンスがあるような疾患で重要な疾患については是非やっていただいて、もちろんどういう疾患をやるかを含めてそういう研究をしていただき...全文を見る
○小西洋之君 済みません、ちょっと今申し上げたかったことは、糖尿病だと例えば糖尿病の専門医院のところに専門チームをつくって、今の保険では賄い得ないような体制をつくると。ただ、そのことによってその患者さんのちゃんとした疾病管理というものをやっていくというようなことが実はできる。つま...全文を見る
05月12日第186回国会 参議院 決算委員会 第7号
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○小西洋之君 民主党・新緑風会の小西洋之でございます。  本日の外務、防衛、両省庁の省庁別審査に当たりまして、平成二十三年、二十四年度のその該当年次の両省の取組を踏まえつつ、会計検査の合規性の観点、すなわち憲法適合性の観点を中心に質疑をいたします。  まず、冒頭、会計検査院に...全文を見る
○小西洋之君 ありがとうございました。  会計検査院は憲法上の独立の機関でございますので、もし行政府が憲法違反の支出をする場合は、その固有の憲法解釈により断固として国民のために検査をしていただきたいと思います。  では、その肝腎の憲法解釈について少し確認をさせていただきます。...全文を見る
○小西洋之君 今のお答えの前半で、我が日本国憲法が国民主権を採用した理由はまさに平和を実現、確保するためである、二度と戦争の惨禍を政府、この政府というのは、今御紹介いただいた五十一年のその内閣法制局長官の答弁によりましたら、いわゆる行政府ではなくて、立法、司法全てを含んだ国家機関...全文を見る
○小西洋之君 私が問うたのは、確実に含まれると言われた国民主権とその民主制が、それを実現するために、その平和主義を実現するために日本国民は国民主権を採用したと憲法前文に書いてあるというふうに先ほど答弁いただきました。そういう意味で関係性があるはずでしょうと申し上げたんですけれども...全文を見る
○小西洋之君 今、第一部長から冒頭御説明いただいたその学者が認めていることは、つまり九十六条でも変えられないものが憲法にはあるという、つまり憲法の限界というものでございまして、日本国憲法のその制定の理由そのものである、しかも国民主権を採用した理由そのものである、その平和主義という...全文を見る
○小西洋之君 ありがとうございました。  少し御説明、最後の二つ説明しましたその答弁は、実は、そのうちの二つ目、真ん中なんですけれども、これ、小松法制局長官が入院していたときに行われた総理の答弁でございます。これは、上を見たら分かるように、普通は内閣法制局が作る答弁なんですけれ...全文を見る
○小西洋之君 是非ノーベル賞を期待したいということをおっしゃっていただきたかったんですけれども、次はちょっと控えさせていただきます。  では、重ねて質問させていただきます。通告をさせていただいたものの二つ目のものから先に伺わせていただきます。  アメリカが日本国政府に、日本が...全文を見る
○小西洋之君 要求等を受けたことがないというふうに理解してよろしいでしょうか。そういう意味ですね。──そういうふうに答弁いただきました。失礼しました。  では、通告させていただいた質問の一番目なんですけれども、資料五を御覧いただけますでしょうか、おめくりいただきまして、日米安全...全文を見る
○小西洋之君 ありがとうございました。  この今読み上げていただいた解説が意味するものは、実は、これ目からうろこの同僚議員の皆さんも多いと思うんですけれども、日米安全保障条約上、日本はアメリカのために集団的自衛権を行使しなくてもよいということが明文で規定されているわけでございま...全文を見る
○小西洋之君 岸田大臣は栄光の派閥、宏池会を率いられる方で、私も尊敬する政治家でございまして、是非この解釈改憲を止めていただきたい。  残念ながら、私が今伺ったのは日米安保の条文の解釈を伺っただけなんですけれども、お答えいただけませんでしたけれども、同僚の委員の皆様はもう御理解...全文を見る
○小西洋之君 ちょっと答弁、真っ正面からいただけませんでした。  それでは、重ねて聞きます。この服務の宣誓、小野寺大臣が採用された二十五年の募集によると一万人余り、二十四年だと約五千人前後を採用されているかのように推察もされますけれども、二十五万人全員の方がこの宣誓をされていま...全文を見る
○小西洋之君 私が伺ったのは法解釈ですので、それはもう、集団的自衛権の行使を解釈改憲するかしないかは答えられるんですけど、答弁をいただきませんでした。  では、伺います。自衛隊員の皆さんは日本国民です。自衛隊員の皆さんに立憲主義は及ぶでしょうか。
○小西洋之君 かつての日本軍、赤紙一枚で召集された日本国民の市民あるいは元々のプロの軍人の方々、内閣の決定あるいは法律によって無残な戦争で死んでいきました。いかに日本国民の皆さんを守ってくださる自衛隊員とはいえ、その自衛隊員の皆さんのその命を懸ける、その行為をお願いをするのは、本...全文を見る
○小西洋之君 私が問うているのは立憲主義ですから、閣議決定や法律ではなお奪うことができない自衛隊員の命というものがあるはずだということを私は伺っているんです。そのことをまさに自衛隊法に基づいて自衛隊員の命を預かる防衛大臣が答えられないというのは、全国二十五万人の自衛隊員にとって、...全文を見る
○小西洋之君 この本会議決議をもし違反して閣議決定だけで解釈改憲を強行したら、それは、安倍内閣は参議院を否定する、今日ここにいる全参議院議員を否定する、そしてその背後にいる国民を否定する。そして、この本会議決議は、先ほど申し上げましたように、小野寺大臣にとっては自衛隊員を守る、そ...全文を見る
○小西洋之君 笑っている人がいらっしゃいますけれども、私は、集団的自衛権の行使の下で、国民投票を行わない戦争によって自衛隊員の皆さんの体が砕け散って、真っ黒焦げに焼けただれて死んでいく、そうしたことをやっていいのか。また、申し上げる余裕はありませんでしたけれども、集団的自衛権の行...全文を見る
○小西洋之君 はい。失礼いたしました。  被爆者のこの祈りを国民に問わずに、国民がこの被爆者の祈りを思うことなく、被爆者を無視して、解釈改憲によって集団的自衛権の行使を可能にしてよろしいとお考えでしょうか。
05月14日第186回国会 参議院 厚生労働委員会 第13号
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○小西洋之君 民主党・新緑風会の小西洋之でございます。  参考人の皆様は、本日、貴重な御意見を誠にありがとうございました。私の方から皆様に伺わせていただきます。  初め、福島参考人に伺わせていただきます。  今、福島参考人、また五十嵐参考人の方から、小児がん、あるいは先天性...全文を見る
○小西洋之君 教育も。
○小西洋之君 ありがとうございました。  今のいろんな関係者の連携について伺わせていただきます。  先ほど鈴木参考人のいただいた資料の二ページに、地域支援事業の中に児童地域支援協議会の運営事業ということで国庫二分の一の補助という事業がございますけれども、実は私の確認している限...全文を見る
○小西洋之君 あっ、五十嵐参考人。
○小西洋之君 では、福島参考人、同じ質問ですが、協議会の必要性について。条文上は明文規定がないんですけれども、残念ながら。
○小西洋之君 では、鈴木参考人に、先ほどの二ページのこの協議会の運営事業ですけど、まさに自治体、特に首長様がやっぱりリーダーシップを取っていただかなければいけないと思うんですけれども、その辺りについての姿勢といいますかお考えについて何かコメントをお願いいたします。
○小西洋之君 では、今いただきました御意見はしっかり審議の中で生かさせていただくようにさせていただきたいと思います。  ありがとうございました。
05月20日第186回国会 参議院 厚生労働委員会 第15号
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○小西洋之君 民主党・新緑風会の小西洋之でございます。  私からは、難病、また小児慢性特定疾患、そしてその両方にまたがる問題について質疑をさせていただきます。これまで衆参の質疑、また参考人の方々の意見陳述も踏まえて多くの論点が議論されておりますけれども、なるべく重ならないように...全文を見る
○小西洋之君 ありがとうございました。  現状の研究の実績等々を踏まえて厚労省としてはできるだけ早く患者さんの皆さんに助成をお届けすると、そういう考えだというふうに理解をさせていただきました。  佐藤局長、ちょっと時間が余りありませんので、私もぽんぽん伺いますので、今の三倍ぐ...全文を見る
○小西洋之君 済みません、私の質問は、繰り返しますと、重症化という条件ですね、重症化しか対象とならないのであれば、それは制度の本来趣旨からしておかしいのではないかと思うんですけれども、そこはどうでしょうか。
○小西洋之君 ちょっと事前に厚労省の皆さんと議論をさせていただいたのよりも大分お固い答弁になっていると思うんですけれども。やはり制度全体の趣旨を考えると、やはり重症化に至る前から治療を受ける必要があるような疾患について、それが一律に重症化という条件を置いて排除されるというのはなか...全文を見る
○小西洋之君 いや、私が伺ったのは、新しく指定された疾患においてどのタイミングで軽症の方の特例措置が受けられるようになるのか。指定された以降に一年掛けてレセプトを集めてやるんじゃなくて、もう既に病気になって治療を受けて、そういう難病という診断を受けている方がいらっしゃれば、指定を...全文を見る
○小西洋之君 今日の質問の最後で伺わせていただきますけれども、今まで御活躍だった難病の検討委員会や、あるいは今度つくられる第三者委員会の中で当事者の皆さんの参画あるいは意見というのもしっかり聞きながら、あるべき制度というものをちゃんとつくっていただきたいというふうに思います。 ...全文を見る
○小西洋之君 日本医療研究開発機構の主たる業務でこの難病の実用化研究というものが位置付けられているということでございますけれども、日本医療研究開発機構の中の経営資源の問題、要は、どこの分野のプロジェクトにはどれだけ人と予算と体制を割り振るかというようなことなどもあろうかと思います...全文を見る
○小西洋之君 昨日、一応通告はさせていただいたんですけれども、初めのレクでもやっぱり数億というふうに伺っていて、私も今手元に科研費でやられていたその事業の例というのがあるわけでございますけれども、申し上げたいことは、もちろん難病の研究は私ももう可能な限り国費を投じて、国を挙げてや...全文を見る
○小西洋之君 ありがとうございます。  今の各地域で入力がばらつきだというのは、先ほど申し上げた民主党の政調の中でも議論を実はしたこともあったんですけれども、実は新しく今度抜本的に作り直すわけですけれども、逆に言うと、今までは端的に申し上げると非常にちょっと残念な運用だったわけ...全文を見る
○小西洋之君 いつもの佐藤局長節をもう少しやっていただいてよかったんですけれども、後でちょっと具体的に、例えば難病医療のところでどういう課題があるかというような個別のことを伺わせていただきますけれども、今のだったら余り今までの答弁と変わりませんので。今伺ったのは、この全体の絵を一...全文を見る
○小西洋之君 個々の疾患について科学的な診断基準というものがあるのだとは思いますけれども、そこの科学的な評価はそれとして、仮に医師の科学的な診断として、この患者さんが現に持っている症状は難病であると、難病の診断基準に合致するというふうな診断が下された場合に、仮に診断が下されたその...全文を見る
○小西洋之君 多分、同僚委員の皆さんはなかなか納得、私も納得できないんですけれども、発病の機構が明らかではない、あと治療方法が確立していない。治療方法が確立していないのは間違いないわけですよね。ある病気を起因として、起因といいますか、その過程で発病した難病であっても。  発病の...全文を見る
○小西洋之君 これまでの制度の歴史はおっしゃったとおりなのかもしれないんですけど、この法律の目的、第一条にはこういうふうに書いているんですね。難病に関して必要な事項を定めて、要は大目的ですけれども、難病の患者に対する良質かつ適切な医療の確保、難病の患者の療養生活の質の向上を図り、...全文を見る
○小西洋之君 今大臣が読み上げていただいたところですが、私は何かこれ今回後退させるために下線を引いたのではなくて、このもやもや病は、確かに下にある疾患の類似のものは除外すると書いてありますけれども、大事なのは線を引けていない、上の(1)、(2)なんですね。もやもや病は何だという考...全文を見る
○小西洋之君 ありがとうございました。  しっかりと当事者の方の実態をヒアリングいただいて、意見も踏まえて、田村大臣のリーダーシップの下で、是非よろしくお願いを申し上げます。  では、次の質問に移らせていただきます。  この小児慢性特定疾患のお子さんですけれども、指定難病と...全文を見る
○小西洋之君 ありがとうございました。  大臣、次、大臣に通告させていただいていた学会の後押しですけれども、そこをちょっと先に伺わせていただきます。  前回の五月十四日の参考人の質疑の中で、五十嵐参考人、成育医療研究センターの理事長でいらっしゃいますけれども、その資料を資料の...全文を見る
○小西洋之君 ありがとうございました。是非しっかりとお願いをいたします。  じゃ、次、ちょっと質問の順番を変えさせていただいて、児童福祉法の各地域に置く協議会の話でございますけれども、実は、難病の法律三十三条と同じように、今回の児童福祉法の小慢の対策においても、各地域に、県、指...全文を見る
○小西洋之君 ありがとうございました。  まさに厚労省はちゃんと条文に書こうとしたんだけど、いろんな法技術的なこともあってこういう条文になっているんですが、なので、あくまで条文としてはちゃんと協議会を置いてそこの当事者の意見を聞くというような作りになるはずだったという条文解釈の...全文を見る
○小西洋之君 明快な答弁をありがとうございました。頑張ってください。  では、文科省に伺わせていただきます。  これまでの審議において、小慢のお子さんの教育支援の問題、しかもそれの課題ですね、現状の課題というのがたくさん議論されておりました。今、厚労省の局長から、その対象地域...全文を見る
○小西洋之君 では、ちゃんと入るだけではなくて、しっかりとした組織運用のガイドラインを厚労省と一緒に議論をして、文科省も実質的な協議会の機能ができるようにやっていただくということでよろしいですよね。うなずいていただきました。結構です。  じゃ、重ねて文科省に伺わせていただきます...全文を見る
○小西洋之君 今私が伺ったのは、恐らくは長期に特別支援の教育を受ける必要があるときに退学に追い込まれるという事態をどうするかということなんですけれども、今審議官から答弁いただいたように、学校教育法上、それを排除するような規定はありませんし、現に運用においても私学に在籍したまま公立...全文を見る
○小西洋之君 ありがとうございました。決意表明だけでよかったんですが。  今先進事例とおっしゃいましたけど、いじめの法律は、これは医療や福祉の厚労省の仕組みを使ってガチンコのPDCAサイクルを私が入れさせていただいておりますので、そういう先進事例が各地域の学校や教育委員会の中で...全文を見る
○小西洋之君 ちょっと今局長に助けていただきましたけれども、小慢についても資料の十二で、これは同じ医療計画の、先ほどが局長通知、難病は局長通知で、小慢は課長通知ですね、小児医療のところで出てくる。ありがとうございました。それぞれについて、厚労省として、各都道府県が医療計画を策定す...全文を見る
○小西洋之君 ありがとうございました。  資料十三でございます。今の障害福祉のことですけれども、これは先日、失語症の質疑のときに取り上げさせていただいた障害福祉計画策定のPDCAサイクルのマニュアル、厚労省が作られているものなんですけれども、今部長から明快な前向きな答弁をいただ...全文を見る
○小西洋之君 審査会のその答申を尊重するということでございます。ありがとうございました。  じゃ、逆に、その審査会で支給が残念ながらかなわないというふうにされた場合、いわゆる不支給ですけれども、その場合には、当該患者さん、あるいはそのお子さん、皆さんというのは、その行政不服審査...全文を見る
○小西洋之君 ありがとうございました。  では続いて、小慢あるいは難病にまたがる患者さんのデータの扱いについて伺わせていただきます。  いわゆる軽症という理由によって助成から外れてしまった患者さんですけれども、そういう患者さんの方々のデータも難病あるいは小慢克服のためには貴重...全文を見る
○小西洋之君 分かりました。  なかなかそのインセンティブというのが必要じゃないかというような御意見もありますので、また新しい難病の、最後に伺いますけれども、その委員会、今ある難病の検討委員会をまた続けられていくということだと思いますけれども、またそうしたところでちょっと政策課...全文を見る
○小西洋之君 ありがとうございました。  しっかり当事者の方々の意見、またその方々の切実な実態というのも踏まえながら検討いただきたいと思います。  検討に当たってですけれども、やはり障害者総合支援法の目的と、あとこの難病の法律などの目的がやっぱり違うわけでございまして、難病の...全文を見る
○小西洋之君 大臣の方から、それぞれの施策の取組の検討、評価、見直し、特にその評価というのが本当に大事ですので、しっかりとお願いをしたいと思います。  十八問質問を用意させていただいて、私の多分今までの経験で一番たくさんの質問なんですけれども、石井局長のきっぷのいい答弁を始め皆...全文を見る
○小西洋之君 言われたので言いますけれども、国民の生命と尊厳を本当に考えている人が憲法十三条知らないなんていうことはあり得ないんですよ、端的に言いますけれども。  安倍総理が難病政策をライフワークで動いていたという実績を私も聞いたことはないんですけれども、大臣におかれましては、...全文を見る
05月28日第186回国会 参議院 憲法審査会 第5号
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○小西洋之君 民主党・新緑風会の小西洋之でございます。質疑の機会を与えていただきまして、誠にありがとうございます。  私の方からは、国民投票法改正の法案の内容と、また、その背景にあります我々国会議員が踏まえなければいけない立憲主義との観点について御質問をさせていただきます。 ...全文を見る
○小西洋之君 ありがとうございました。立法政策上の観点からは当然望ましいことであるけれども、憲法上の問題はないという御答弁をいただきました。  今、皆様のお手元に、国民投票権年齢と選挙権年齢に差異を設ける制度が憲法問題を有することについてという私の名前のメモを配らせていただいて...全文を見る
○小西洋之君 ありがとうございました。  自然権思想に反するものではないというふうにおっしゃっておりましたけれども、自民党の憲法草案の解説書を見てみますと、天賦人権説を採用しないというふうなことも書かれておりまして、確かに、おっしゃるように、町の美観など個人の人権の調整になかな...全文を見る
05月28日第186回国会 参議院 本会議 第25号
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○小西洋之君 民主党・新緑風会の小西洋之でございます。  私は、会派を代表して、議題となりました二法案について、これらの適正執行の前提となる安倍内閣の法の支配等に係る資質の観点も含め質問をいたします。  本法案は、平成二十年の福田内閣による法案、そして事業仕分の観点等による抜...全文を見る
06月10日第186回国会 参議院 厚生労働委員会 第19号
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○小西洋之君 民主党・新緑風会の小西洋之でございます。  参考人の皆様、貴重な御意見をありがとうございました。私の方から、勝田参考人の方からいただきました問題意識などを中心に、予防給付のこの度の制度改革の実現可能性といった観点についていろいろと御意見をいただきたいと思います。 ...全文を見る
○小西洋之君 ありがとうございました。  永松参考人に重ねて伺いたいんですけれども、先ほども伺いましたように、まだ二十七の市町村しか利用できていないということですけれども、要するに、全国的にこれは実現可能なことなのかどうかについてお願いいたします。
○小西洋之君 ありがとうございます。  最後、永松参考人と石橋参考人と、あと勝田参考人、それぞれお伺いさせていただきたいんですけれども、今、政府の方ではこの度の制度改正に伴って、今現状五%から六%で伸びている保険の費用というものを、後期高齢者数の伸びである、年三%から四%に、全...全文を見る
06月10日第186回国会 参議院 文教科学委員会 第17号
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○小西洋之君 民主党・新緑風会の小西洋之でございます。本日は質疑の機会をいただきまして、誠にありがとうございます。  昨年の通常国会、六月の二十日でございますが、やはりこの委員会にお邪魔をさせていただきまして、議員立法によりますいじめ防止対策推進法の質疑をさせていただきました。...全文を見る
○小西洋之君 済みません、ちょっと少し明確にいただけなかったかもしれないので、重ねて伺いますけれども、民意の反映というふうに趣旨を述べられておりますが、改正の趣旨を。その民意というのは第一条の四の第二号でございますけれども、まさに子供の命、身体に被害が生じる、あるいはそのおそれ、...全文を見る
○小西洋之君 済みません、ちょっと一番大事なところですので重ねて伺いますけれども、第十一条の八項ですね、教育長が子供の教育を受ける権利の保障に万全を期すと、そういうことをあえてまた明文で入れておりますけれども、もちろん、日本国憲法あるいは教育基本法からある教育の一番の目的そのもの...全文を見る
○小西洋之君 ありがとうございます。  今大臣は十一条八項の教育長の、教育を受ける権利の趣旨について答弁をいただいて、その中には、幅広いという意味も含めて当然被害者、当事者の立場、民意というのが入ると。その教育長が参画するのが総合教育会議でございますので、そこの議題事項である第...全文を見る
○小西洋之君 答弁ありがとうございました。  審議官、今お手元のこの附帯決議のページで、必ずしもダイレクトに地方行政、教育行政に係るものではないとも思われるので、この衆参の附帯決議の中であえて必ずしもダイレクトではない、係るものではないかなと思われるもの、つまり逆に言えばそれ以...全文を見る
○小西洋之君 ありがとうございました。私もおおむねそのような認識だと思うんですけど、ただ、四号の国の基本方針ですけど、地方の取組が駄目だったらやっぱり国の基本方針を見直す場合もあると思いますので、ここは是非積極的に理解をしていただきたいと思います。  では、更に改正法の内容につ...全文を見る
○小西洋之君 ありがとうございました。  ですので、要するに切迫した時間概念に拘束されるわけではなくて、一つの起きた事件をめぐるその後の新たな事態についても広く緊急の場合になるという理解をさせていただきます。    〔理事二之湯武史君退席、理事石井浩郎君着席〕  では、もう...全文を見る
○小西洋之君 ありがとうございました。  実際、その法律が成立された後の、これ、広島県のある市のケースなんですけれども、長期間の欠席が続いているんだけれども法律に基づいた対策がなされない、あるいはようやく、二十八条の組織ですね、重大事態のときの教育委員会に置く附属機関、第三者委...全文を見る
○小西洋之君 ありがとうございました。  では、今そういう法が成立した後に具体的な分かりやすい整理を現場にお届けするということなんですけれども、そうした一定の基準、定めた、をいただくんですけれども、さらにもう一つ確認すべき問題があるというふうに思います。つまり、どういう場合がこ...全文を見る
○小西洋之君 是非そうした運用を、申し上げましたように、私は、まず学校と教育委員会にもう頑張っていただいて、こういう不適切な対応が総合教育会議などで議論をされる必要がないように是非していただきたいんですけれども、実は残念ながら、そうしたことが今なお、いじめの法律だけで私はいじめ対...全文を見る
○小西洋之君 答弁をありがとうございました。  つまり、二十八条、三十条の教育委員会の対応が適切かどうかを議論をしていくと。議論していくに当たっては、先ほど御確認をいただきました被害者に寄り添った対策あるいは真摯な対処、あるいは被害者に法的な説明責任を果たすということは、教育委...全文を見る
○小西洋之君 いずれにいたしましても、判断で適切なものを定めていいということでございますので、別に否定もされていないということだと思います。まさに一層の民意を反映するためにわざわざこういう会議体を置く以上は、子供の教育を受ける権利というものを間違いなく担保していくために、こういう...全文を見る
○小西洋之君 重立ったものを挙げていただきましたけれども、当然、さっき二十八条、三十条は全部取組は協議対象というふうにおっしゃっていただいていますので、当然協議できて、しっかりそうしたことを確認しながら進めていただきたいというふうに考えます。  済みません、ちょっと時間が迫って...全文を見る
○小西洋之君 ありがとうございました。  実は、いじめの法律も過去の事案についての直接の適用規定はないんですけれども、さっきのこの法律の図の三ページ目を御覧いただきますと、左上の下線の部分ですけど、実は今御答弁いただいたものと全く同じ考えで、過去の事案についても適用の対象になる...全文を見る
○小西洋之君 関連で、この十四条の三項の附属機関の設置については、この総合教育会議の第一号ですね、重点的に講ずべき施策としても取り上げることができるという理解でよろしいでしょうか、別に排除されていないと。
○小西洋之君 ありがとうございました。  では、続けて、もう一つの大切な取組、今いじめが起きた後の話を中心に申し上げておりましたけれども、いじめは予防と早期発見をすること、わけてもその予防が一番大事でございます。  いじめの法律なんですけれども、予防と早期発見についても、世界...全文を見る
○小西洋之君 ありがとうございました。  済みません。ちょっと時間が押してしまいました。  大臣に伺わせていただきます。  今、いじめの対策を中心に伺いましたけれども、先ほど石橋議員の御質問にありましたけれども、教育の政治的中立性の確保、そのためにもまずは教育委員会にしっか...全文を見る
○小西洋之君 ありがとうございました。  下村大臣の下で、いじめの対策あるいは教育委員会制度の改革について、適正な改革について取り組んでいただきたいと思います。  最後に、解釈改憲問題について一言申し上げさせていただこうと思いましたけれども、安倍総理を相手に頑張らせていただく...全文を見る
○小西洋之君 質疑の機会をありがとうございました。
06月12日第186回国会 参議院 厚生労働委員会 第20号
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○小西洋之君 民主党・新緑風会の小西洋之でございます。  私の方から、この医療・介護総合確保の法案につきまして、この法律でございますけれども、前回の厚生労働委員会の場で少し申し上げさせていただきました。平成十九年の医療制度改革からちょうど五年たった二十四年のときに消費税の法案な...全文を見る
○小西洋之君 ありがとうございました。  今局長が御答弁をいただきました、その厚労省で置かれましたPDCAサイクルを通じた医療計画の実効性の向上のための研究会、その研究会に出された各都道府県の今の医療計画の策定状況、配付資料に配らせていただいている一枚目の紙でございます。ちょっ...全文を見る
○小西洋之君 ありがとうございました。  平成二十四年度に新しく厚労省で出されたがん対策基本計画の体系ですね、都道府県計画を作るに当たってのガイドライン、課長通知なんですが、こういうことが書いてあるんですね。基本計画に基づくがん対策の進捗状況について計画期間全体における政策循環...全文を見る
○小西洋之君 今局長が答弁されましたように、この新しい法律の中で、介護、在宅医療に関するところですね、それは三年の中間評価を入れると。医療計画全体を六年にすると同時に三年の中間評価を入れて、かつ、別の同じ条文の中で、在宅医療に関する医療計画の事項についてはやっぱり三年の中間評価を...全文を見る
○小西洋之君 ありがとうございました。  今、厚労省が御紹介いただいたような研修、私も実は平成二十四年度の段階から前の医政局長に、是非研修をしてくださいということで、実は研修をお願い、やっていただいたりもしていたんですけれども。そういう厚労省がやる研修のほかに、前回、武見先生か...全文を見る
○小西洋之君 ありがとうございました。  まさに、大臣は日本国の医療政策の最高経営者でございますけれども、都道府県知事は各県の医療政策の最高経営者でございますので、やはり知事が経営という視点を持って、かつその政策を担う人材をどうやって戦略的に育成確保していくかという、そういうマ...全文を見る
○小西洋之君 分かりました。  今、局長、答弁いただいたように、医療計画で様々な、五疾病五事業全体を最後、審議、評価する医療審議会ですね、そこには四十七のうち四十六いらっしゃると。ただ、その下で、実際の個々の疾患のをつくる作業部会と言われるものですけど、そこへの参画状況は分から...全文を見る
○小西洋之君 ありがとうございました。  つまり、五疾病五事業のうち、がんは特別法があって、今局長が御紹介いただいたように、特別の通知がありまして、がん患者さんの関係者は必ず入ってくださいと、国の法律の国の協議会でもそうなっていますので、なってくださいというような通知があって、...全文を見る
○小西洋之君 地域医療構想の方も答弁いただきましたけれども、医療計画の一部でございますので。やはり、その当事者の参画を確保していく。がんの政策分野はそれで本当に前進をして日本の医療を引っ張るような先進分野に、まだいろいろ課題はございますけれども、なっておりますので、まず現状を把握...全文を見る
○小西洋之君 ありがとうございました。  じゃ、ちょっと先進分野のがん対策基本法の、がん、都道府県のものですけれども、医療保険者のそういうプロセスの参画の状況はどのようになっていますでしょうか。
○小西洋之君 結論だけ、結論だけで。数字だけ。
○小西洋之君 ありがとうございました。  この医療保険者の役割ですけれども、やはり医療従事者を中心とする皆さんと豊かな協働関係の下に地域の医療づくりに頑張っていただくということだというふうに理解しております。  また、我々保険料を払っている立場からすると、払った保険料を、ちゃ...全文を見る
○小西洋之君 実は、この平成二十四年の改革で、ジェネリック医薬品の使用促進について、今までは厚労省がロードマップという関係者の連携の仕組みの体系があるだけだったんですけれども、実は各都道府県計画ですね、医療費適正化計画の都道府県計画の三つ目の柱でジェネリックが位置付けられて、しか...全文を見る
○小西洋之君 ありがとうございました。  つまり、今、皆様お手元に御覧いただいているこれは国の基本的事項で、まさにこの歯科で頑張ろうという分野でございますけれども、例えば一番右の要介護高齢者における歯科検診の実施率、これは国全体として一九・二から計画期間の間に五〇%まで行こうと...全文を見る
○小西洋之君 大臣に一つ御提案をさせていただきたいんですが、内閣府の予算で政府広報という政策がありますので、是非、これ十分政府広報に値するような事柄だと思いますので、二〇二五年に向けて是非そうしたことも御検討いただければというふうに思います。  では、次、ちょっと在宅医療と介護...全文を見る
○小西洋之君 ありがとうございます。  先ほどからPDCAとかいろいろ申し上げていますけど、結局はこういう、どれだけ密接な、もう顔を突き合わせた連携の取組、人間くさい取組がどれだけ各地域でやるか、それにもう全て懸かっていると思いますので、是非厚労省、頑張っていただきたいと思いま...全文を見る
○小西洋之君 全般的な責任、管理責任等々ということでしたら、主観以外のものもガイドラインで検討されるということなんでしょうけれども、しっかりした制度をつくっていただきたいと思います。  やはり原因究明をしっかりして再発を防止していくと。私も医者にかつてなろうとした人間であると同...全文を見る
○小西洋之君 はい。失礼いたしました。  なお救えない命や尊厳があるんです。それをまずしっかりやって、同時に外交と防衛もしっかりやっていく、そういう大臣として頑張っていただきたいと思います。  ありがとうございました。
06月26日第186回国会 参議院 厚生労働委員会 閉会後第1号
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○小西洋之君 民主党・新緑風会の小西洋之でございます。  私の方から、臨床研究をめぐる様々な問題が続いておりますけれども、そうした課題とその解決の方向性の在り方、またその前提として、これ、広くコンプライアンスに関する問題だと思いますけれども、厚労省含めて我が国全体のコンプライア...全文を見る
○小西洋之君 報道ベースではございますけれども、伊吹議長がおっしゃっているのは、加藤官房副長官が、この記事にも書いていますけれども、衆議院の議運でおわびをなさった、それでは足りないと、憲法の六十六条三項の本来の趣旨、内閣の国会への連帯責任の趣旨に鑑みれば、本来は内閣総理大臣あるい...全文を見る
○小西洋之君 田村大臣は内閣を構成される大臣でございますので、発言を控えられてはいけなくて、むしろ内閣法に違反していない、憲法に違反していないと堂々と国会で述べていただかなければいけないんですけれども、代わりに私から説明させていただきますけれども、まさに解釈改憲です。集団的自衛権...全文を見る
○小西洋之君 済みません、ちょっと今明らかでなかったんですけれども、結局、その利益相反ですね、この記事で指摘されているような利益相反はないということを厚労省は確認された、組合については今、最後に答えて分かったんですけれども、研究者を含め、ないというふうに確認されているんですか。な...全文を見る
○小西洋之君 端的に、利益相反の有無についてまだ厚労省としては確認に至っていないと、そういうことでよろしいですか。
○小西洋之君 元々ルール上その業務報告書で利益相反を確認するんだったら、それは多分防ぎようがないんだと思うんですけど。業務報告書で事前にまず確認しなきゃいけないのに、事前に厚労省は確認できてはいなかったわけですよね。かつ、報道等もあり、なお今もう一度精査を重ねると、そういうことで...全文を見る
○小西洋之君 ちょっとこの事案ばかりやるわけにいかないんですが、要するに、二億円のお金を、組合経由であれ、個々の研究者に、研究に使われるわけでございますから、それを支給する段階で厚労省としてちゃんとした文書の提出等々を受けていないのにお金を渡したのは事実なわけですよね。ですよね、...全文を見る
○小西洋之君 会計検査院の当然検査対象になるということで、適切な業務の執行をお願いしたいと思います。  厚労省も、医療保険財政について中医協において検討されるということですけれども、どういう観点で、どういうスケジュールで検討されるということでしょうか。
○小西洋之君 時間がもう来てしまいましたけれども、この臨床研究をめぐる問題でございますけれども、様々なステークホルダーに関わる問題で非常に総合的な対策が必要だということで、法改正も念頭にあるのかどうか、検討もされているということですので、しっかり役所として講じていただきたいと思い...全文を見る
○小西洋之君 はい。一言だけ。  各閣僚が一致団結、連帯して行うという意味です。つまり、田村大臣には解釈改憲の閣議決定への署名は拒否をしていただきたい。私は、個人的には大臣を敬愛して、是非、自民党政治家の中では、私、継続していただきたいと思いますけれども、もし内閣改造というよう...全文を見る
09月29日第187回国会 参議院 憲法審査会 第1号
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○幹事(小西洋之君) ただいまから憲法審査会を開会いたします。  小坂会長から会長辞任の申出がございましたので、私が暫時会長の職務を行います。  会長の辞任の件についてお諮りいたします。  小坂会長から、文書をもって、都合により会長を辞任したい旨の申出がございました。これを...全文を見る
○幹事(小西洋之君) 御異議ないと認めます。よって、辞任を許可することに決定いたしました。  これより会長の補欠選任を行います。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
○幹事(小西洋之君) ただいまの愛知君の動議に御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○幹事(小西洋之君) 御異議ないと認めます。  それでは、会長に柳本卓治君を指名いたします。(拍手)     ─────────────    〔柳本卓治君会長席に着く〕
10月16日第187回国会 参議院 外交防衛委員会 第2号
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○小西洋之君 民主党・新緑風会の小西洋之でございます。外交防衛委員会の質疑は初めてでございますので、委員長また両大臣、また副大臣、政務官の皆様、どうぞ、また先輩同僚委員の皆様、よろしくお願い申し上げます。  初めての発言で誠に残念なんですけれども、私も、委員長、一言だけ。九月二...全文を見る
○小西洋之君 また、今、江渡大臣の政治資金の問題、また先ほど副大臣の方が委員長の議事整理権に抵触するような行為をなさったというふうに私は理解をしておりますけれども、外交防衛委員会、それぞれ真剣な思いでこの議論に臨ませていただいているものと存じます。  私も、この度、今回の質疑で...全文を見る
○小西洋之君 私は、今年の受賞過程ではなくて来年以降の未来のことを伺ったんですけれども、積極的平和主義を掲げる安倍内閣、外務省を率いられる外務大臣でございますので、我が外務省がノーベル平和賞を取ると、それぐらいの意気込みで是非頑張っていただきたいというふうに思います。残念ながらお...全文を見る
○小西洋之君 ここにいらっしゃる大野筆頭理事は民主党の部門の責任者で、あなたが行ったヒアリングの後に、その文書を提出するようにという指示を政府に出させていただきました。断られたんですね。断られました。国民の代表である国会議員、また政党が、国民の憲法の解釈を内閣が勝手に変えたので、...全文を見る
○小西洋之君 ありがとうございました。  では、この七月一日の閣議決定の内容が本質的におかしいことを申し上げる前に、この七月一日の閣議決定、集団的自衛権を容認した、これが一体何なのか、ポイントについて私の方で簡単に御説明をさせていただきます。(資料提示)  安倍総理は、これま...全文を見る
○小西洋之君 質問ではございません。  では、この内容ですね、今もう既に様々な国会審議で、これが歯止めがない、無限定のものだというようなことが分かってきておりますけれども、その本質に迫らせていただきます。  まず、この言葉を確認させていただきます。言葉の意味でございます。 ...全文を見る
○小西洋之君 法制局長官、ちゃんと答えてください。客観的な法解釈を答弁するのがあなたの使命ですから、結論だけ言ってください。  七月十四日の、武力攻撃を受けたのと同様の深刻かつ重大な被害というのは、平成十六年の答弁書の国民の生命、身体が危険にさらされると同じ趣旨である、同じ意味...全文を見る
○小西洋之君 四十七年の政府見解、国民の生命等が根底から覆されるというのは、平成十六年の島答弁書の国民の生命、身体が危険にさらされると同じ意味だという答弁は先ほどされました。  その四十七年の国民の生命等が根底から覆されるのと、七月十四日の武力攻撃を受けたのと同様の深刻かつ重大...全文を見る
○小西洋之君 たった一言で言えることがなぜここまで時間掛かるんですか。  今、法制局長官は物すごく重要な答弁をなさいました。この新三要件の第一要件、国民の生命等が根底から覆る、これは国民の生命の危機が生じているような、そういう事態であるということをおっしゃいました。つまり、国民...全文を見る
○小西洋之君 法制局長官は法の番人と言われるんですけれども、非常になかなか残念ですね。ただ、頑張って何とか良心に懸けてお答えしようとしているように私は理解します。  もう一度伺います。  新三要件の要件ですね、日米同盟の信頼関係、その揺らぎ、あるいは我が国が石油ショックのよう...全文を見る
○小西洋之君 国民の生命等が危険にあるときでないと発動できないと明確な答弁をいただきました。  ちなみに、横畠長官はもう一つすばらしい答弁をここでしてくださっていました。個々の国民の生命のことを言っているのではないというふうにおっしゃいました。  すなわち、安倍総理が、あの親...全文を見る
○小西洋之君 今法制局長官が答弁なさったことともし違っていたら訂正してください。  要するに、個々の国民を救うために、武力行使が新三要件においてこの国民の生命等というところから認められているわけではない。現に横畠長官は七月十五日の答弁でこうおっしゃっていますね。  「その根底...全文を見る
○小西洋之君 今の外務大臣の答弁は、これまでの外務大臣が国会でなさっていた答弁を根底から覆すものでございます。  外務大臣は、日米関係が死活的に重要なので、この新三要件に合致して集団的自衛権を行使できる場合があるというような言い方をされておりました、確かにおっしゃっておりました...全文を見る
○小西洋之君 法制局長官、もうとんでもない答弁をされていますけれども、つらいお立場は同情いたしますけれども、私も十二年間、霞が関で働いておりました。内閣法制局にも何度も行きました。こんな法制局、こんな答弁をされる法制局長官はいらっしゃいませんでしたよね。非常につらいお気持ちは、う...全文を見る
○小西洋之君 では、もうこれちょっと時間がないので私が確認していることを申し上げますけれども、実は今回の閣議決定に言われている憲法解釈の変更において、内閣法制局も国家安全保障局も、今、内閣法制局が行う法令意見事務、それに提出した資料は、この七月一日の閣議決定、この十枚ぐらいの紙で...全文を見る
○小西洋之君 じゃ、一言だけ伺います。  あなたは今、国民の権利や義務に関わらないものについては立法事実は審査しなくていいというような、にも聞こえるようなすごい答弁をなさいましたけれども、集団的自衛権の行使、国民の権利と義務に関わらないんですか。  自衛隊員は戦闘命令を受けて...全文を見る
○小西洋之君 今の答弁は、二十五万の自衛隊員の命を預かる防衛大臣の答弁として絶対にあるまじき答弁だと思います。  私が問うたのは、今まさに大臣がおっしゃった、自衛隊員が命を懸ける、命懸けで守らなければいけない日本人が本当にいるんですかということですよ。安倍内閣は、そういう日本人...全文を見る
○小西洋之君 私が問うたのは、その新三要件の考え方が、平和主義の規律が及ぶということです。  今お示ししました資料十三、過去の歴代政府の答弁ですけれども、憲法の前文は、憲法のそれぞれの条文を解釈する際の解釈の指針になるんです。つまり、憲法九条と憲法の平和主義の条文はセットなんで...全文を見る
○小西洋之君 今の法制局長官の答弁のとおりでございます。  集団的自衛権の行使、日本が攻められていないのに日本の大切な国、それを助けるために日本が、例えばアメリカを助けるためにイランや北朝鮮にいきなり戦争を仕掛ける。イランや北朝鮮は日本に攻撃をしていないんです、日本国民を殺そう...全文を見る
○小西洋之君 今の外務大臣の答弁は、ここにいる、また日本の全ての衆参の全国会議員を否定し、また国会を否定し、ひいては国民主権を否定する暴挙ですよ、その発言は。国会が集団的自衛権の行使はできないという意味を、この「憲法上の規定に従う」ということを確認して国会承認しているんですから、...全文を見る
○小西洋之君 まとめます。  安倍内閣によるその暴挙を食い止めるために、六月の十一日、参議院の憲法審査会において、政府が憲法解釈の変更をする際には、その憲法解釈の変更の案そのもの、七月一日の変更の案そのものを国会審議にかけなければいけないという附帯決議、これは自民党も賛成です、...全文を見る
○小西洋之君 七月一日の安倍総理が強行した閣議決定は、立憲主義を破壊する暴挙、解釈改憲以下のクーデター改憲であると。それを破棄させる、そのために我々国会議員が力の限り……
○小西洋之君 命の限り闘うことをお約束して、質疑を終わります。
10月22日第187回国会 参議院 憲法審査会 第2号
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○小西洋之君 民主党の小西洋之でございます。  我が党は、二〇一三年二月の新綱領において、国民主権、基本的人権の尊重、平和主義の基本精神を具現化する、自由と民主主義に立脚した真の立憲主義を確立する等を規定し、こうした考え方の下、二〇〇五年にまとめた憲法提言について議論を深めるな...全文を見る
○小西洋之君 民主党・新緑風会の小西洋之でございます。各委員の先生方が札を今一巡されたと認識いたしましたので、札を上げさせていただきました。  私の方からは、先ほど発言させていただきました本審査会の附帯決議の内容について、いま一度申し述べさせていただきます。  附帯決議の第六...全文を見る
11月06日第187回国会 参議院 外交防衛委員会 第6号
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○小西洋之君 民主党・新緑風会の小西洋之でございます。  本日、日豪のEPAの条約の審議でございまして、私、かつて霞が関の総務省、経産省で働いていたときにも、直接ではございませんけれども、広くこの議論に関わったことがございまして、ひときわ感慨深いものがございます。ただ、その議論...全文を見る
○小西洋之君 衆議院の質疑で江渡大臣は、この任意団体に約百数十の会社が加盟していて、その中には大臣の支援企業がいらっしゃるということですけれども、ちなみにこの会長が、その任意団体の会長、一番偉い方が平成二十三年に替わられたので、この寄附の間で少なくとも二名いらっしゃると思うんです...全文を見る
○小西洋之君 その替わる前の方はいかがでございましょう。
○小西洋之君 江渡大臣は、この政経福祉懇話会の会員でいらっしゃいますか。
○小西洋之君 この団体、百数十余りの企業、企業といいますか会員がいらっしゃって、そこから月二十五万円の寄附をつくろうとすると、お一人の会員が、簡単な計算をしても千五百円から二千円弱ぐらい、毎月、全員から集めてもですね、必要だと思うわけですけれども、それだけのことをする任意団体とい...全文を見る
○小西洋之君 今委員の皆様のお手元にありますこの大臣の収支報告書でございますけれども、寄附をいただいている懇話会、寄附をなさっている、ここの事務所の住所なんですけれども、実は大臣が代表を務める自民党の政党支部そのものでございます。これは衆議院でも答弁がございます。大臣が代表を務め...全文を見る
○小西洋之君 大臣、もう一度伺いたいんですけれども、先ほど会員ではないというふうにおっしゃっていましたけれども、それは会費を払っていないという意味であるかということが一つと、お答えいただきたいんですけれども、もう一つは、会費のお支払の有無にかかわらず、顧問ですとか、あるいはほかの...全文を見る
○小西洋之君 今大臣は、この定期的な、また金額的にも非常に大きな支援、しかも継続的な支援を受けているこの任意団体を政治団体ではないというふうにおっしゃいました。  資料を二枚おめくりいただきまして、政治資金規正法の逐条解説を付けさせていただいております。大臣が今おっしゃいました...全文を見る
○小西洋之君 懇話会と申し上げますが、この懇話会の活動でほかの政治家が出席された事実、これ政治の、私もまだ大臣に比べれば全くの若輩者でございますけれども、やっぱり自分が関係の深い団体にほかの国会議員が出席したというのは、それはそれだけで非常に政治的には重い大きな問題でございまして...全文を見る
○小西洋之君 国会議員あるいは国会議員の候補者の方はいかがでしょうか。
○小西洋之君 じゃ、先ほどの逐条解説のこの太い部分なんですけれども、組織的にの定義ですね。組織的に、実態として、ある政治家の政治活動を支援していた場合、その組織的にの考え方というのは、団体の意思決定に基づいて相当数の構成員が有機的に活動していることをいい、恐らく、月々二十五万円と...全文を見る
○小西洋之君 今大臣がお答えになりましたように、この団体が政治団体として認定されるかどうかに結局は帰着するわけでございますけれども、それはもう実態として判断されるというのが政治資金規正法の考え方でございます。  もし、実態としてそういうところに帰着してしまった場合には、第八条で...全文を見る
○小西洋之君 結構です。
○小西洋之君 はい。  では、以上で政治資金の問題、またこれ同僚議員、あるいはほかの各党各会派の同僚委員も質問いただけると思いますので、私の方は本論の方に参らせていただきたいと思います。  それで、EPA条約の審議でございますけれども、やはりその大前提として、この国会の委員会...全文を見る
○小西洋之君 今の大臣の答弁は、憲法上の規定に従うという文言なので、実際の憲法の方が変わったので、これとは、構わないんだというのはそういう趣旨だと思うんですけれども、憲法上の規定に従うことを条件にしてというのは、まさに我が国は集団的自衛権を憲法上行使できないというその意味のみを書...全文を見る
○小西洋之君 それは、担当大臣がそれを知らないというのはとんでもないことだと思いますけれども、外務省は御存じですか。どなたか答弁できる方。
○小西洋之君 唯一、主権者である国民の持ち物である憲法を、勝手に内閣が解釈改憲を強行して、しかも、それは条約を踏みにじっているわけですよ、国会の条約承認権を踏みにじっているわけですよ。後で内閣法制局長官とたっぷり議論させていただきますけれども、普通は、憲法の解釈を変えるんであれば...全文を見る
○小西洋之君 そんな答弁拒否をしないでください。前提が異なるなんて分かり切っているじゃないですか。前提が異なることなんて聞いていないんですよ。法理として全く同一の要件ですか。ずれがあるんだったらずれがあるというふうに言ってください。かつ、そのずれを、ずれの要素を、具体的な要素を説...全文を見る
○小西洋之君 前提が異なるのは分かりました。  じゃ、前提が異なると、要件的にも異なってくるんですか。要件的には同一ではないという理解でよろしいですか。どうぞ。
○小西洋之君 実は、前回の横畠長官の質疑は、内閣法制局長官による答弁拒否ということで結構ちまたでは今話題になっています。今もすさまじい答弁拒否を繰り返されています。  じゃ、重ねて聞きましょう。下にベン図を御用意させていただいています。もし、同一要件でないんであれば、七月一日の...全文を見る
○小西洋之君 じゃ、確認でもう一度聞きます。  要件的には、申し上げた七月一日の三要件の生命等が根底から覆されると、十六年答弁書の生命、身体が危険にさらされる、これは要件的にずれがあるということですね。ずれがあるということでよろしいですね。同一要件ではないと。要件的に全く同一で...全文を見る
○小西洋之君 じゃ、この図の(A)ということでよろしいですね。要件的に(A)の方が、七月一日の閣議決定の方が広いと。要件的に同一ではないと。  私が言っていることを別の言葉でごまかして答弁をされているんですけれども、これを長官がなぜ答えられないかというと、これ法解釈なので客観的...全文を見る
○小西洋之君 もう完全な答弁拒否を繰り返していますけれども、私が聞いているのは、他国に対する武力攻撃が発生した状況でも今度は武力行使ができるようになったわけですよね、政府はそういうふうに解釈変更を強行されたわけですけれども。そうはいっても、基本的な論理を維持していると言っているわ...全文を見る
○小西洋之君 もう全くあきれます、これ。こんな答弁を法制局長官がするんだったら、我が国はもう法治国家として終わりじゃないですか。何ですか、その答弁は。  じゃ、こういう聞き方をします、ずれがあるんでしたら、具体的な要素、守らなければいけないその法益、具体的な要素について具体的に...全文を見る
○小西洋之君 我が国の国民が生命や身体が危険にさらされる、これ以外に要件があって、かつ、その具体的な要素があるんでしたら、それを説明してください。ないんであればないというふうに私は解釈するし、この片山委員長の下の委員会でそのように解釈をさせていただきます。具体的に答弁してください...全文を見る
○小西洋之君 もう何を聞いてもこの有様ですので、委員長、これ理事懇でしっかり協議して、また委員会、集中審議をこれで開いてください。法制局長官が答弁拒否をしていますから。
○小西洋之君 これ、今私が聞いていることはどういうことかというと、もう繰り返しになりますけれども、今までは、国民の生命や身体が危険にさらされる、それを守る、そういう究極の場合にしか我が国は武力行使ができなかったんです。ところが、それ以外の場合で、何か分かりませんよ、それは、経済的...全文を見る
○小西洋之君 まあ、もうあれですけれどもね、こういうことをするんだったら、もう議会政治自体が成り立たないことになりますけれども。  理事はこれちゃんと答弁するように言ってもらえますか、その要件を。同一的な要件かどうか。イエスかノーかだけで分かる話ですから。園遊会があるから止める...全文を見る
○小西洋之君 今私がさせていただいている質問ですけれども、もうこれ法制局とはこの十一月の四日、五日、二日にかけてずっと議論を、それ以前からずっと議論をさせていただいております。法制局長官にそのたびに上げてもらって、長官に上げたということを確認して私のところに説明に来てもらっており...全文を見る
○小西洋之君 まあ、全く何にも答えてないわけでございますけれども。長官、資料の七、御覧いただけますか、資料の七。資料の七の一番下の括弧の中、長官の大先輩の元法制局長官です、ここの下線部分を読み上げていただけますか。
○小西洋之君 今長官が読み上げられました、かつての長官の大先輩である内閣法制局長官のまさに法制官僚としての矜持ですよ。今、あなたの答弁姿勢、無節操な態度だと思いませんか。
○小西洋之君 まあ、それは全く違うんでしょう。なぜならば、まあ、余り多くを申しませんけれども、要するに、死ぬはずのない国民が死ぬことになるんですよ、こんな憲法解釈をつくると。我が国の経済権益や、あるいは外交上の問題、それで集団的自衛権を発動している国もありますよ。ただ、我が国は平...全文を見る
○小西洋之君 もうすさまじいはぐらかし、ごまかし答弁をいただきましたけれども、ちょっと事実だけ伺いましょう。  今法制局長官が紹介された過去の答弁ですけれども、昭和二十九年の国務大臣の答弁ですね、木村国務大臣の答弁だと思いますけれども、これは個別的自衛権の行使の局面、つまり我が...全文を見る
○小西洋之君 ふざけたはぐらかし答弁をするんじゃないですよ。私は集団的自衛権の局面について聞いているんですよ。集団的自衛権の局面において戦禍が及ぶというふうに書いていますから、じゃ、これは、ここに書いてあるとおり武力攻撃という禍が及んでくることのみなのか、あるいは武力攻撃以外の禍...全文を見る
○小西洋之君 具体的な内容について何ら明らかにしない、説明できないものって要件として成立しないじゃないですか、法規範じゃないじゃないですか。  この戦禍、戦の禍の言葉に、この武力攻撃と関係のないような禍、先ほど申し上げましたイランのケースですけれども、ホルムズ海峡の機雷のケース...全文を見る
○小西洋之君 最後の言葉、そういう生命等が根底から覆される日本国民がいるという、そういう認識に至ったというのをおっしゃいましたけれども、その認識に至った本人は横畠法制局長官ですか。長官もそういう認識に至っているんですか。
○小西洋之君 じゃ、認識に至ったと言うんでしたら、我が国に武力攻撃が発生していないのに生命や身体が危険にさらされる日本国民、具体的にどういう事態が起きて、どういう事実関係の下の日本国民なのか、具体的に説明してください。認識に至ったとおっしゃいましたよね。かつ、その日本国民の生命や...全文を見る
○小西洋之君 すさまじい答弁を連発していますけれども。  委員の皆様の御参考までに資料の七を御覧いただきまして、下から二つ目の括弧ですけれども、これ、先ほどもおっしゃった平成十六年の有名な政府答弁書ですけれども、ここの灰色の部分ですね、集団的自衛権の行使がなぜできないのか、「国...全文を見る
○小西洋之君 なぜ法制局長官自らがそういう認識に至ったのかを私は聞いているんですけれども、答弁はされませんでした。  答弁がもうめちゃくちゃずれちゃっているんですね、法制局長官。七月の十五日は、私はそういう認識には至っていませんと、そういう審査をしていませんとあなたはおっしゃっ...全文を見る
○小西洋之君 ちゃんと答えてください。新三要件がつくれる根拠がこの立法事実なんですよ。この社会的事実、二つの立法事実ですよ。これがないんだったら新三要件はつくれないんですよ。それをつくることは憲法九条違反ですよ、憲法九条が禁止している新たな武力行使を勝手につくっているわけですから...全文を見る
○小西洋之君 今、立法事実についての答弁ですけれども、最高裁の判決はこう言っています。立法事実とは、単なる観念上の想定では駄目で、確実な根拠に基づく合理的な判断と言えるものでなければならない。観念上の想定では駄目なんです。ホルムズ海峡で何かが起きて日本が死活的に困るとか、そういう...全文を見る
○小西洋之君 はい。  以上で終わります。ありがとうございました。     ─────────────
11月12日第187回国会 参議院 憲法審査会 第3号
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○小西洋之君 民主党の小西洋之でございます。  憲法と参議院という命題に対し、まず踏まえるべきは、日本国憲法においては、参議院議員も衆議院議員と同じく、憲法の目的価値である第十三条の個人の尊厳の尊重を主柱とする国民の自由と権利について、公共の福祉の調整原理の下に最大の尊重をもっ...全文を見る
○小西洋之君 二度目の発言をありがとうございます。  私は、先ほど党の見解表明の中で申し上げました、参議院の良識の府としてのこの憲法問題への当たり方、すなわち国民への憲法保障とあと内閣監督機能、それについてもう一つの実践例について御紹介をさせていただきたいと思います。  それ...全文を見る
11月18日第187回国会 参議院 外交防衛委員会 第8号
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○小西洋之君 民主党・新緑風会の小西洋之でございます。  私の方から、まず今日の本題でございます原子力損害の補完的な補償に関する条約について伺わせていただきます。  先ほど小川委員の質疑の中でも指摘がありましたけれども、この条約、各国が締結することによって、究極的には国民、市...全文を見る
○小西洋之君 賠償額が現実の問題に照らして妥当なのかどうか、この制度の仕組みそのものがという質問をさせていただいて、現に六百七十八億しかなく、福島は四兆円を超えているわけですよね。百倍近い開きがあるのに、世界にある三系統の条約の枠組みの中でこのCSCが一番金額が高いという答弁をい...全文を見る
○小西洋之君 いえ、もう結構です。
○小西洋之君 ありがとうございました。  今の答弁の中で、中国、韓国がCSCの加盟について検討しているというような趣旨の答弁がありましたけれども、確認ですけれども、中国、韓国はCSCのみの加盟について検討しているんですか。そのように政府としては承知しているんですか。  IAE...全文を見る
○小西洋之君 韓国はどうですか。
○小西洋之君 済みません、もう一度。韓国は、中国と同じようにCSCを第一目標というわけではないと理解していいですか。
○小西洋之君 いや、何かそういう答弁でしたら、その三系統のうちであえてCSCを選ぶことのその根拠が根底から覆ってしまうように思うんですけれども。  そもそも、この三系統の地図をお示しさせていただいておりますけれども、必ずしも近隣諸国だけが入っているわけではないんですね。この飛び...全文を見る
○小西洋之君 事実だけで結構です。
○小西洋之君 釣魚島という文言を事前にそのすり合わせの中で確認していたというふうに理解させていただきますけれども、日中間で確認し合った、政府が確認し合った文書で、中国語のこの釣る魚の島という、釣魚島という文言が入った文書が、日中間で確認した文書でこの世に存在したのはこれが歴史上、...全文を見る
○小西洋之君 私もかつて霞が関で外交に携わったことがございますけれども、外交というのはもう言葉が命でございますので、今大臣がおっしゃられた、両国間で一致した考え方ですね、考え方をまとめて、一致した考え方をどうそれぞれの言葉で記すか、もうそれが全てでございます。普通こういう文書を作...全文を見る
○小西洋之君 日中間で了解に達したそれぞれの考え方というものをそれぞれの言葉で発表するのに、相手がどういう言葉を使うかというのを確認しない、それは外交なんでしょうか。外交の役割は、我が国の国益を守り、究極は国民を守ることですけれども、国民の自由と権利を守ることですけれども、それは...全文を見る
○小西洋之君 その後に英語バージョンを付けてありますが、もうイエスかノーかだけで結構なんですが、中国が発表した資料、この英語バージョンですね、日本は資料四ですけど、これ、それぞれについて事前の確認すらしていないという理解でよろしいですね。イエスかノーかで。
○小西洋之君 恐るべき答弁をされましたけれども、世界最大の公用語である、また世界の外交の中での一番に使われている公用語である英語について、この日中それぞれの合意した見解をどう発表するか確認していないという恐るべき答弁をいただきました。  資料四と資料五のこの日中の英語、意味が全...全文を見る
○小西洋之君 両国間で意見の一致を見た見解について、それぞれ日中が日本語、中国語の文書を出し、かつ、それぞれ英語の文書を出す、その内容をあるいはその言葉の使い方を全く実質的に確認していない、それはもう外交じゃないですよ、これは。  APECで、このままだと安倍総理が、日中首脳会...全文を見る
○小西洋之君 (3)と(2)の間の部分です。
○小西洋之君 では、安保法制担当の江渡大臣に伺わせていただきます。  おっしゃるとおり、安倍内閣は今までの基本的な論理を踏襲したと言っています。じゃ、今までの基本的な論理を踏襲したのであれば、七月一日以前の論理においては国民の生命や身体が危険にさらされる場合以外に武力行使はでき...全文を見る
○小西洋之君 はい、もうまとめます。  安倍内閣は、七月一日の解釈改憲、閣議決定の一番の肝が説明できないわけです。武力行使のこれ理由根拠を示すものなんです。安倍総理が言っているように、外交問題やあるいはエネルギー問題だけで武力行使ができるような国になってしまったのか、そうではな...全文を見る
○小西洋之君 これはもうまともな法治国家ではない。こういう安倍内閣を国民のために我々民主党は存亡を懸けて打倒することをお誓いして、質疑終了とさせていただきます。     ─────────────