魚住裕一郎

うおずみゆういちろう



当選回数回

魚住裕一郎の1996年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月14日第136回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第2号
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○魚住裕一郎君 平成会の魚住裕一郎でございます。  二十一世紀の経済社会にどう対応していくかということでこの調査会に入れていただきまして、各省庁からお話を承りまして、非常に心強いというか、非常に勉強になるところが多かったわけでございますが、そんな中でちょっと二、三質問をさせてい...全文を見る
○魚住裕一郎君 その融資上の制度はわかりました。  都市部の住宅事情を考えますと、今地価が下がっているというようなことが言われておりますけれども、それでも土地は大変高いものであります。その高い、そして狭い敷地に効率よく住宅を建築していくという形になるわけで、しかも、やはり何とい...全文を見る
○魚住裕一郎君 次に、厚生省の方にお聞かせをいただきたいんですが、先ほど公的介護保険の話がございました。高齢者用のためにする増改築について何か手だてを考えておられるんでしょうか、その点についてお聞かせいただきたいと思います。
○魚住裕一郎君 次に、郵政省にお尋ねをいたしたいんですが、この調査会の中で高度情報社会の対応についてお話をいただきました。新聞をずっと読んでいますと、先般、アメリカにおける通信改革法というのが六十数年ぶりに改正になった。もちろん新聞のレベルでの解説でありますけれども、長距離通信会...全文を見る
○魚住裕一郎君 先ほど申し上げましたけれども、一九八四年にこのAT&Tを分割したという形で来て、今回また、結合はいけないけれども相互参入が可能になってきた。一方で今度は、日本の場合は分けようという形になるわけで、十年ぐらいサイクルが日本はおくれているのかなと。新聞評論だと一周おく...全文を見る
○魚住裕一郎君 ありがとうございました。
02月27日第136回国会 参議院 法務委員会 第2号
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○魚住裕一郎君 平成会の魚住裕一郎でございます。  先般、法務大臣の所信を拝聴いたしました。抽象的な文言ではなくかなり踏み込んで所信をお述べになりまして、伺っておりましていろんな諸問題、諸課題に真剣に取り組もう、そういうふうに思った次第でございます。  今、衆議院レベルではあ...全文を見る
○魚住裕一郎君 ただ、国民一般の感覚からして何か手ぬるいなというような感じが持たれてなりません。  どうしてそうなんだろう。住専問題いろいろ議論ありますけれども、住専各社に大蔵省のOBが天下りする、そういうこともあるのかなといろいろ考えていたところ、先般新聞に、元検事総長が住専...全文を見る
○魚住裕一郎君 ぜひ役員なりあるいは使用人なりというレベルで調査の上、御報告いだだきたいというふうに思います。  さて、先ほど専従班という御指摘がございました。これはどのような規模、人数、構成、検事なのか副検事なのか、そういう規模等についてお教えいただきたいと思います。
○魚住裕一郎君 今、数名とおっしゃいましたけれども、これは東京、大阪合わせて数名ということですか。
○魚住裕一郎君 大臣の所信の中でもありましたけれども、刑事責任の追及、この中には「不良債権の発生にかかわった関係者らについて」云々という文言がございます。まさに国民はそこが知りたいし、そこをきちっとやってもらいたいということだと思いますが、かなり年限がたっております。もう五年にも...全文を見る
○魚住裕一郎君 今の御答弁を伺っておりますと、何かアメリカには事後法の禁止がないかのような印象を受けるわけでございますが、いずれにしてもかなり時間が迫っているわけでございまして、その辺しっかりした体制を組んでいただきたい、このように要望をいたします。  さて、最高裁の方にお聞き...全文を見る
○魚住裕一郎君 今、会社更生あるいは破産になりますと、大体地裁で、東京地裁なら八部、二十部という形でやると思いますが、この法的処理でやるというような場合はこの体制がかなり大変になるんだろうと思うんですが、それは裁判官の人数をふやす、書記官の人数をふやすという形になっていくと思いま...全文を見る
○魚住裕一郎君 ありがとうございました。時間が来ましたので終わります。
02月28日第136回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第3号
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○魚住裕一郎君 平成会の魚住裕一郎でございます。  まず、通産省の方にお伺いをいたしたいんですが、先般、二月七日にるる御説明をお伺いいたしました。今の時代、産業構造が大きく変化をしておりますし、また国際的な大競争時代に入っていく、その中でどういう産業政策をしていくのか、その模索...全文を見る
○魚住裕一郎君 そもそも産業政策を考えること自体古いのではないかというような考え方もあるので今のような質問をしたわけでありますけれども、基盤整備とかありました。新しい事業もできるようにということでいろんな模索をされておりますけれども、例えば新規事業法みたいな場合も特定の認定された...全文を見る
○魚住裕一郎君 結局は独創的な目というかそういうものも本当に必要になってくるんだろうなと思うわけでありますが、そういう意味で文部省いらっしゃいますか。  先般、人材育成ということで主に国際的な教育という意味で御説明ありましたけれども、やはり独創的な人間、人材を育てることが最も基...全文を見る
○魚住裕一郎君 そういう方向性、さらに抜本的なところからの教育のあり方の議論を私は深めていきたいというふうに思います。  余り時間がなくなってきたんですが、先般、労働省の御説明の中で、高度の熟練技能の継承という問題、言葉だけ出て中身がなかったんですが、この点について御説明をいた...全文を見る
○魚住裕一郎君 終わります。
04月25日第136回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第5号
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○魚住裕一郎君 平成会の魚住裕一郎でございます。  きょうのお二人の先生には、大変示唆に富むお話を承りまして感謝申し上げます。ここで何点か御質問をさせていただきたいと思います。  まず最初に、南部先生の方からお願いしたいんですが、まさに南部先生のお話を承っていて、オープンネス...全文を見る
○魚住裕一郎君 よく最近情報通信革命ということが言われております。先生の参考にいただきました論文等にもそれが中心に触れられておりますけれども、またそういう方向性になっていくんだろうなというふうに私も思うんです。  要するに、規制を外して通信をどんどんコンピューターと結びついた形...全文を見る
○魚住裕一郎君 最近読んだ野口悠紀雄さんの本の中で、社内で通信革命するにはメモで隣の人にきちっと伝達できるかどうかというのが一つのメルクマールになっていくんだ、会って報告する、相談するという、そういう構造になっているかどうかが大事な前提であろうと。ただ、それは会社だけではなくて社...全文を見る
○魚住裕一郎君 ありがとうございました。  続いて、三橋先生にお願いいたします。  先生のお話を伺って、全くそのとおりだなと思うんです。この一国繁栄主義、これはすなわち戦後経済がずっとやってきたことでありますし、その根っこは戦時体制、国家総動員体制そのものであるというふうに思...全文を見る
○魚住裕一郎君 主権国家としての外延並びに内包が崩れていくというそういうお話と、それから情報通信革命によって、社会的構造として統合、集権から分散、分権の方になっていくというようなお話だろうと思います。今度はもっと個別的になってしまって、テレビ画面というかパソコンの画面の前にいる個...全文を見る
○魚住裕一郎君 ちょっと視点を変えますけれども、先生の御著作を若干読ませていただきました。その中で、オリジナリティーにあふれた開かれた科学技術立国といいますか、そういうものを理念として目指すべきであるということが書かれておりました。まさに私もそう思います。  ただ、去年の「もん...全文を見る
○魚住裕一郎君 ありがとうございました。これで終わります。
06月12日第136回国会 参議院 本会議 第26号
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○魚住裕一郎君 魚住裕一郎でございます。  平成会を代表しまして、ただいま趣旨説明のありました民事訴訟法案につきまして、総理並びに関係大臣に質問をいたします。  まず、本題に入ります前に、先般の法務大臣の本会議における答弁に対し質問をいたします。  一昨日、住専処理法案に関...全文を見る
06月13日第136回国会 参議院 法務委員会 第8号
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○魚住裕一郎君 平成会の魚住裕一郎でございます。  昨日の本会議におきまして、代表して質問に立たせていただきましたけれども、本会議で質問するのはどうかなと思うようなかなり細かいこともございましたけれども、法務大臣におかれては細かい点まで含めてコメントをいただきまして、ありがとう...全文を見る
○魚住裕一郎君 それでは、ちょっと具体的にお聞きしたいと思います。  政府原案の百九十一条におきまして、「公務員の尋問」という項目で書いてありますが、その中で「職務上の秘密」という言葉がございます。これについては、要するに監督官庁の承認を得なければいけませんよという規定になって...全文を見る
○魚住裕一郎君 こういう手続の中では、監督官庁が判断するんだということだと思いますが、ただ、秘密漏えいとかいうような場合、守秘義務が問題になる場合、またそれが実質秘かどうかというようなことは、これは裁判所が判断することになりますね。  ですから、必ずしも秘密を確定的に行政庁とい...全文を見る
○魚住裕一郎君 もう少し短目によろしくお願いします。  今度は、百九十一条二項で新たに、承認の拒否をする場合ということが規定されております。現行民事訴訟法では、どういう場合に拒否できるかという規定がないわけですね。新たにこれを加えたという形になっております。  今まで、じゃ具...全文を見る
○魚住裕一郎君 今、局長は、一般的考えをこの中に入れたんだというような言い方をされましたけれども、実際のこの民事訴訟法学界では、通説は違うんじゃないか、やはり刑事訴訟法と同じような規定の仕方で解釈すべきだという発想ではなかったかと思うんですね。いろいろ調べたら、この文言の規定の仕...全文を見る
○魚住裕一郎君 証人の一般義務化という形で、こういう手続的にも、あるいは疎明、それに対する当否の判断等についても、いわゆる民間人と公務員との間に大きな格差が出ているわけですね。  もちろん現行民事訴訟法、大正十五年ですから、明治憲法の時代につくったわけでありますけれども、もう日...全文を見る
○魚住裕一郎君 なかなか納得できませんが、ここの百九十一条二項の証言承認拒否要件、これはやはり公共の重大な利益を害するというような私は文言に変えていくべきであろうと思います。また、今局長がおっしゃられたような、これは個人のプライバシーとかそういう守らなきゃいけない場合ももちろんあ...全文を見る
○魚住裕一郎君 それで今度は、修正案がこちらに来ているわけでありますが、公務秘密文書についてはこの四号から除外されました。  そうなると、公務員が、あるいはであった者が職務に関して保管する、所持する、こういう文書というのは、一号、二号、三号に該当するかどうかという形で判断される...全文を見る
○魚住裕一郎君 それでは、衆議院の議論も踏まえてというふうに次からお尋ねをしたいんですが、せっかく太田先生、枝野先生、お見えでございます。この二百二十条を中心にした修正が加えられたわけでございます。  趣旨としては、いわゆる与党修正案というのは、公務秘密文書を中心にして今までの...全文を見る
○魚住裕一郎君 附帯決議は、これは政府に対してしっかり検討しろよということだと思いますが、具体的に再検討の機関といいますか、長さの期間ではなくて、審議をする場所としての機関をどのようにお考えかということであります。  要するに、私がお聞きしたいのは、これがまた戻って法制審議会で...全文を見る
○魚住裕一郎君 再検討は速やかに開始をすることというふうになっております。もちろん、衆議院も解散もうわさされる中で大変忙しいというふうに思いますが、閉会になってもその小委員会が機能するかどうかわかりませんが、そういう決意で臨まれるということだと承りたいと思います。  さて、政府...全文を見る
○魚住裕一郎君 いわゆる行政情報公開制度と並行してというようなことでございますが、もしこの情報公開法の結論がこの二年間で出なかった場合、その場合はどうなるんでしょうか。
○魚住裕一郎君 ぜひよろしくお願いしたいと思います。この修正案は、あくまでも公務員が持っている文書の扱いのある意味では暫定的な規定ということでございまして、二年間暫定期間があるということになるわけですね。法律の世界では、当分の間ということもよく聞かれますけれども、法律によっては当...全文を見る
○魚住裕一郎君 それで、この「提出義務の存否についての判断権の在り方」、このあり方について司法権を尊重する立場から再検討を加えるということですね。要するに、三つありますから、三つがそれぞれ個別にこの司法権を尊重する立場から再検討を加える。そうすると、今の提出義務の存否の判断権、こ...全文を見る
○魚住裕一郎君 ただ、修正案というのは、政府原案があったものが、これじゃだめだよというのが一つ意思表示がされていますね。この点については再検討しましょうということになるわけで、ただ再検討しましょうというだけであれば、それはどちらの方向に行ってもいいわけですが、「司法権を尊重する立...全文を見る
○魚住裕一郎君 次に、今度は審理方式についても再検討を加えるんだと。政府原案は、公務秘密文書についてはいわゆるインカメラ手続、これは除外した、これはいかぬよという形で変わったわけですね。その上で、今度具体的にこの決議では、インカメラ手続を含む審理方式、しかも司法権を尊重する立場で...全文を見る
○魚住裕一郎君 ボーンインデックスという言葉が出ましたけれども、簡潔に説明していただけますか。
○魚住裕一郎君 衆議院のこの附帯決議の二項の一というのは、三つのことについて検討するというような形になっておりますけれども、これは要するにインカメラ審理方式というのは、行政と司法との調整というか、もちろんそういうことを前提で議論をしていくということなんでしょうけれども、それでも政...全文を見る
○魚住裕一郎君 今、衆議院の枝野先生にこの附帯決議の意味、内容を中心に読み方を教えていただいたわけでありますけれども、政府におかれましては、法務省もこの二項一号の読み方、同じように読んでいるというふうに私は理解してよろしいんでしょうか。
○魚住裕一郎君 次に、附帯決議二項の二号なんですけれども、「私文書に関する文書提出が一般義務化された事実を踏まえ、不合理な官民格差を生じない方向で」検討しようということでございます。政府原案を修正案は拒否した上で、かつこの修正案も官民格差があると、私もちろんそう思っているんですが...全文を見る
○魚住裕一郎君 私は不合理な官民格差というのがよくわからないんですが、官民格差に合理性があるかという、そういうふうな聞き方の方が、官民格差をつけずに合理的な理由で手続を考える、そういう方が私はいいんではないかというふうに思っておりますけれども、具体的にはこれどういうような形を想定...全文を見る
○魚住裕一郎君 すると、私見というふうな言い方をされたと思いますけれども、やはり同じに扱って、かつ合理的な格差が生じるのは、合理的かどうかわかりませんが、合理的な理由による場合はこういう場合こういう場合こういう場合と、あるいはそういう具体的に明定できないのであればこういう手続でや...全文を見る
○魚住裕一郎君 本当に衆議院の先生方は議論が深まっているなというふうに思いますし、また選挙もございますけれども、来年一緒に議論をさせていただきたいなというふうに思います。  さて、今度はちょっと移りまして、二百二十一条の二項なんですけれども、これは別に修正案でも取られてはいない...全文を見る
○魚住裕一郎君 今、具体例として登記簿謄本というようなこと等ございましたけれども、修正案ですとここはどういうふうに読んだらいいんでしょうか。具体例、ちょっと私もなかなか思い浮かばないんですが、お教えいただければというふうに思いますが。要するに、公文書を除いたわけですね、四号の場合...全文を見る
○魚住裕一郎君 まだ法律ができていないのでちょっと仮定の質問になりますけれども、情報公開法なるものができた場合、情報公開法でとれる文書というのが当然出てくるわけでありますけれども、その場合もそっちでとれよという趣旨になるんでしょうか、この場合は。
○魚住裕一郎君 確かに、そういう請求権、併存というようなお話でございますが、だけれども、必要がある場合でなければだめですよという規定になっていますから、こっちで請求権がとれたら必要ないじゃないですかというふうにされませんか。
○魚住裕一郎君 だんだん時間がなくなってきたんですが、最後に、先ほど引用いたしました日経新聞の社説でございますけれども、末尾のところで提言というか書いてあるんですが、  国会と政府に一層の努力を求める。具体的には①公文書にも提出義務を課し、文書提出が国の重大な利益を害するかどう...全文を見る
○魚住裕一郎君 ありがとうございました。終わります。
06月17日第136回国会 参議院 法務委員会 第9号
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○魚住裕一郎君 平成会の魚住裕一郎でございます。  両参考人には、お忙しいところありがとうございます。中務参考人は日弁連の民訴法の問題の担当者として尽力され、敬意を表するものであります。また、竹下先生はずっとこの民訴法部会でやってこられまして、深く敬意を表するものでございます。...全文を見る
○魚住裕一郎君 ありがとうございました。  それで、今、中務参考人も意見陳述で述べられましたけれども、日弁連の立場がどうもよくわからないと私は思っております。  先般、六月十一日、日弁連の会長名で会長談話というのを出しました。その中で、「当連合会の修正意見を含めて充分なる審議...全文を見る
○魚住裕一郎君 二年間で検討をしていこうということでございますけれども、中務先生としては今後どのような機関で再検討をすべきとお考えなのか。  私、個人的に言えば、例えば法制審議会、もう前に原案をつくっていますから、それと同じような場所でやった方がいいのか、あるいはもっとマスコミ...全文を見る
○魚住裕一郎君 わかりました。  それで、あともう一点なんですが、日弁連の修正意見だとすべて司法の判断だけに服しなさいよというような形になるわけでございますが、これだとどうしても個別のプライバシーとかいう問題だけではなくて、外交上とかあるいは防衛上の秘密とかいろいろ出てくるんだ...全文を見る
○魚住裕一郎君 ありがとうございました。  それでは竹下先生よろしくお願いします。御高名な先生でいらっしゃって質問するのもなかなか難しいんですが、ちょっと確認でございますが、竹下先生のレジュメの中で、一番下の方なんですが、「無益な上告」という表現がございます。また、今口頭では無...全文を見る
○魚住裕一郎君 要するに裁判制度設定者たる国、それから税負担をしている国民という趣旨だと思いますが、ただこれは紛争解決手続といいますか、紛争解決サービスというか、そういうためにあるんであるし、また当事者は時間と費用、大変な心理的負担も含めて一生懸命やるわけでございまして、一言で無...全文を見る
○魚住裕一郎君 昨年の九月二十九日でしたか閣議決定がございまして、一般的な法制に関する審議会というのは全部議事録を公開するんやという閣議決定がなされておるんですね。本来の趣旨からいったら、要旨どころかきちっとしたものを出さなきゃいけないというふうに思っておりますし、今回特にこの文...全文を見る
○魚住裕一郎君 今証言の問題が出てきましたけれども、中務参考人からもございました官民格差ということが言われておりますが、どうも政府答弁を聞いていても公務員の証人義務とパラレルに扱っていこうというような言い方になっておりますけれども、果たしてその前提があるんだろうかというのを私疑問...全文を見る
○魚住裕一郎君 終わります。
○魚住裕一郎君 平成会の魚住裕一郎でございます。  本日は、マスコミの現場から、また裁判の現場から貴重な御意見をいただきまして、両参考人に対しお礼を申し上げる次第でございます。  何点か聞かせていただきたいというふうに思います。  鶴岡参考人にお伺いをいたします。鶴岡参考人...全文を見る
○魚住裕一郎君 この点につきまして具体的な条文といいますか、どういうような制度の立て方が参考人としては一番適切と考えておられるのかということをお願いいたします。
○魚住裕一郎君 先ほど再検討に関連して御意見がございました。秘密について官庁が判断するのか裁判所が判断するかについての判断は専門家でなくてもできるんだというようなことでございました。確かにそうだなと思います。  参議院に送られてきた案というのは、衆議院で修正になった上での案でご...全文を見る
○魚住裕一郎君 貴重な意見、ありがとうございました。  それでは、坂本参考人にお伺いをいたします。  弁論準備手続を中心にしながら御意見をいただきました。三十七年間にわたる裁判実務の経験の上からの御意見でございまして、私も裁判実務十年ぐらいしか実はやっておりませんから、状況が...全文を見る
○魚住裕一郎君 坂本先生の御懸念ももちろんわかるわけでありますが、一方でやはりたくさんの事件を処理しなくてはいけない、また記録を読んで裁判官のそれなりの、頭で整理した上で訴訟を進行しなくてはいけないという職責があるわけですね。結局その懸念とその職責とのバランスを考えていくべきだろ...全文を見る
○魚住裕一郎君 終わります。
06月18日第136回国会 参議院 法務委員会 第10号
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○魚住裕一郎君 平成会の魚住裕一郎でございます。  原案、そしてまた衆議院での修正案に対しても反対の立場から討論を行いたいと思います。  以下、理由を述べます。  まず第一に、やはり文書提出命令を不完全なままに法制定をするわけにはいかないということでございます。  マスコ...全文を見る
○魚住裕一郎君 平成会の魚住裕一郎でございます。  ただいま議題となりました民事執行法について質問をいたします。  きょう、衆議院の方からも提案者の先生がお見えになっておりまして、若干の質問をさせていただきます。  昭和五十四年に現行の民事執行法が制定され、それ以来十七年た...全文を見る
○魚住裕一郎君 今の先生のお話を伺って、立法する政治の場、非常に将来を見通した判断が必要だなということがよくわかったわけでございます。  そこで、特に五十五条、七十七条の点について、昭和五十五年以降、どのような事件数といいますか推移があったのか、そしてまた、今答弁の中にありまし...全文を見る
○魚住裕一郎君 私は、裁判実務においては非常な努力をされながらこの執行妨害に立ち向かってきたというふうに認識をしております。  その判例の動きの中でも、例えば東京高決平成五年六月二日、判時千四百六十八号、九十四ページ、この判例ですと、「債務者に対して売却のための保全処分を命ずる...全文を見る
○魚住裕一郎君 ただ、こういう事件は最高裁まで上がることはほとんどないわけで、高裁でのこういう扱いが事実上の運用になると思います。  それから、今回の改正案では、直ちに執行官保管ができるというような形になっております。  これも裁判実務は大変努力されておりまして、またこれは通...全文を見る
○魚住裕一郎君 今回、改正案では、競売開始決定前の保全処分という、そういう新設をされるということでございますけれども、これにつきましてもいろいろ努力されているようでございまして、東京地裁、平成四年九月二十二日、七月二十三日、いずれも判タの七百九十八号、二百六十二ページ、二つの決定...全文を見る
○魚住裕一郎君 今回の改正案ですと、この法律施行後五年を目途としていろんな状況を勘案して検討を加えるというようなことが出ておりますけれども、何でこういう五年を目途とした再検討といいますか、が必要なのか、この理由につきまして衆議院の先生、簡潔にお願いをいたします。
○魚住裕一郎君 この執行妨害、多くはいわゆる短期賃貸借という制度に基づいてやられていることが多いと思いますが、乱用的な短期賃貸借というようなことになるかと思います。民法三百九十五条の規定がありますけれども、この使われ方と、今後この短賃の見直しというのはあるのかどうか、あればその方...全文を見る
○魚住裕一郎君 終わります。
12月09日第139回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第1号
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○魚住裕一郎君 きょうは、貴重な御報告を聞かせていただきまして、大変に参考になりました。非常に明るい未来というか、そんな印象を持ったんですが、先ほど板垣委員、また木庭委員がメルカド上院議員の言葉を引用して、過去の問題について言うのはもう老人の二日酔いだというような御指摘もありまし...全文を見る
12月16日第139回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第2号
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○魚住裕一郎君 先ほど板垣先生からWTOにおける大臣の出席の問題を取り上げられましたけれども、我々としても外務大臣、また通産大臣も心置きなく出席をしていただきたいと思いましたけれども、ただ、何といっても会期が短いわけでございまして、長くと要請したにもかかわらず短くなったという経緯...全文を見る