魚住裕一郎

うおずみゆういちろう



当選回数回

魚住裕一郎の1997年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月24日第140回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第3号
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○魚住裕一郎君 意見表明者あるいはその後の各先生方の議論を伺っておりまして、非常に現状の情勢の認識、また国家観や歴史観までさかのぼっての議論をされておりまして、大変重要な問題であり、これはこれとして私はしっかり煮詰めていくべきものであるとは思っております。  ただ、昨年の中間報...全文を見る
03月25日第140回国会 参議院 逓信委員会 第5号
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○魚住裕一郎君 平成会の魚住裕一郎でございます。  先週、第七十二回の放送記念日の記念式典がございました。本会議もあってお伺いできなかったんですが、NHKの川口会長のごあいさつの中でも苦情対応機関というようなことが述べられました。また、新聞にも昨年末からたびたび、特に与党自民党...全文を見る
○魚住裕一郎君 その機関の概要でございますが、新聞報道によると、事務局長には民放のOB、それから予算、運営費約二億円が考えられていて、NHKと民放が負担するという報道がなされておるんですが、もちろんNHKの負担ゼロとは思いませんけれども、大体幾らぐらい負担する形になっているのか。...全文を見る
○魚住裕一郎君 会長からは大体この機関の概要をお教えいただいたわけでございますけれども、この報道資料を見ますと、何のためにこの機関をつくるのかというと、放送法令、番組基準にかかわる重大な苦情、特に権利侵害というふうになっておるんです。  じゃ具体的なその権利侵害があったという人...全文を見る
○魚住裕一郎君 それからもう一点。この中で、もしそういう苦情の申し入れがあっても、途中でこの苦情申立人が裁判に訴えるというふうになった場合、この機関における審理は中止をするというような方向性だと承知をしておるんです。その確認なんですが、ただ、同じような苦情の処理の問題として放送法...全文を見る
○魚住裕一郎君 どちらにしても、私の感覚で申し上げると、権利救済というような意味からすれば、同じように訂正放送の制度でも弁護士なり法律家、学識経験者を入れて、かつ保存期間も三カ月に延ばして、ある意味では手厚いというか、そういう制度、システムになっている。  また一方では、この苦...全文を見る
○魚住裕一郎君 名前は何とでもつけられるわけで、私もまだ議員経験少ないんですが、今まで名前は立派だけれども、中身が審議会をつくるだけみたいなそういう法律案もありました。今の会長の趣旨を体した形でぜひやっていただきたいというふうに思っております。  このようなNHKあるいは民放の...全文を見る
○魚住裕一郎君 せっかくの御答弁でございますけれども、この放送ライブラリーというのは、現在のところ教養番組とかあるいはドラマ、こういうものを収集している、これが中心なんです。そうなると、今問題にしているのは権利侵害という問題でございます。これで賄われるのか、そういうことを視点に私...全文を見る
○魚住裕一郎君 今ビデオを見せる義務があるとおっしゃいましたね、局長。この点だけもう一度確認をしたいんですが。保存期間内です。
○魚住裕一郎君 ビデオを見せる義務があるかどうか。義務があると今答えましたよ。
03月27日第140回国会 参議院 逓信委員会 第6号
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○魚住裕一郎君 平成会の魚住裕一郎でございます。  一昨日、NHKの予算につきまして審議をいたしましたけれども、その中で苦情対応機関、こういうことをお聞かせいただきました。その中で、国立映像資料館というようなことを御提案申し上げたわけであります。  この問題につきましては、表...全文を見る
○魚住裕一郎君 前向きな御答弁だというふうに考えております。感謝をいたしますけれども、ただ、著作権の問題、既に放送番組センターでも館内でそれを再映している、そういうようなこともありますし、いろんな手段を考えれば著作権法上の問題もクリアできるんだろう。また、収集、記録にいたしまして...全文を見る
○魚住裕一郎君 一見何か非常にすばらしいサービスが開始されるというような印象を持っておるんですが、どうもこのサービス導入の具体的な理由が私よくわかりません。  いろんなことを言われております。迷惑電話あるいは間違い電話、セールス電話、わいせつ電話、こういうものに非常に困っている...全文を見る
○魚住裕一郎君 既にこの迷惑電話の対抗策として迷惑電話おことわりサービスというものがある。一部機能が不十分だという指摘もあるようでございますが、これはこれとして既にあるわけでございまして、どうもその辺の理由がわからない。  そして、先ほど二〇・五%という数字挙げられましたけれど...全文を見る
○魚住裕一郎君 その辺の対等原則というようなお話もございますけれども、どうもまだこのサービス導入の理由がよくわからないわけであります。  それで、この導入を始めるときに当たりまして、これはNTTですか、「電話とコンピューターがつくる新しいビジネスチャンス-発信電話番号通知サービ...全文を見る
○魚住裕一郎君 その辺、今、局長の方からお話しございました、プライバシーにかなり重大な危険性を生じかねないという御懸念かと思いますが、昨年十月ですか、発信者個人情報の保護に関するガイドラインというものをつくられたようであります。例えば、新聞見ていて、こういう事件がございました。全...全文を見る
○魚住裕一郎君 今のマークというのは、電話の向こうで見えるんですか。
○魚住裕一郎君 それから、記録に対する制限というか、その中で記録の目的を明確にしなければいけないということでございます。  ただこれ、この解説記事の中では、「当社をご利用いただいたお客様として登録させていただきます」というような告知しか実は書いていないんです。私は、一般消費者に...全文を見る
○魚住裕一郎君 ただ、余りにも解説の中ではミスリードするような表現になっておりますので、注意をしていただきたいと思います。  それから、個人情報提供の制限という項目がございます。この中で「法令の規定により提供を求められた場合」は出してもいいですよという表現、そういう形があります...全文を見る
○魚住裕一郎君 今のとも関連をするんですが、個人情報の、自分の情報がどうなっているのかという開示、あるいは訂正、削除、こういう問題でございます。今、ほかのデータとリンクしている、こういうようなのは違いますよとおっしゃっておるわけですが、リンクしているとして、それだけのデータをつく...全文を見る
○魚住裕一郎君 個人情報全体の削除要求はどう考えているかということは答えていませんので、お願いします。
○魚住裕一郎君 このガイドラインに沿って少しお話を聞かせていただいたわけでございますけれども、これガイドラインですから、違反したサービス利用者、業者というか、それに対する罰則がないわけです。この中でもちろん違反した悪質な業者は氏名公表というようなこととか、あるいはこのサービスの利...全文を見る
○魚住裕一郎君 終わります。
04月10日第140回国会 参議院 逓信委員会 第8号
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○魚住裕一郎君 平成会の魚住裕一郎でございます。  今回新たに新株発行方式のストックオプション制度導入という提案でございますけれども、この法改正の背景というか目的、これをぜひ教えていただきたいと思います。  特に、同じようなスキームであります通産省所管のいわゆる新規事業法、こ...全文を見る
○魚住裕一郎君 特定通信・放送開発事業実施円滑化法というのは三つぐらいの分野に分けて事業を規定しております。一つは通信・放送新規事業、二つ目が地域通信・放送開発事業、三つ目が通信・放送共同開発事業、この三つになっていますけれども、今回ストックオプションを導入しようというのは一番最...全文を見る
○魚住裕一郎君 確かに我が国で初めてというようなこともあろうかと思いますが、だけれども、二番手、三番手といっても地域、地方にとっては新規だし、また逆に人材確保という面からすれば、やはり地域的な意味合いも多いんではないかと思いましてお聞きしたわけであります。  先ほど平成七年段階...全文を見る
○魚住裕一郎君 平成八年度が八件ですか、非常に急激にふえたというのが偽らざる実感でございますが、この理由はどういうところになりましょうか。先ほど何かインターネットが突然この年に爆発的にふえたというようなお話でございますが、もちろんインターネットは前からあるわけですから、それはどう...全文を見る
○魚住裕一郎君 この今回のストックオプション制度、これを導入する場合、導入した段階でこの認定会社というんでしょうか、どの程度ふえていくのかということなんですけれども、逆に言えば、今十一社というお話でございましたが、そういう認定会社からこういうストックオプション制度を導入してくれよ...全文を見る
○魚住裕一郎君 通産省の方いらっしゃいますか。  先行されてこのストックオプション制度を導入されておりますので、ちょっと参考にお聞きをしたいと思います。  平成元年に新規事業法をつくり、そして平成七年十一月にこのストックオプション制度を導入されました。この新規事業法、平成元年...全文を見る
○魚住裕一郎君 一社公開になったというお話でございますが、差し支えなければこのストックオプション付与の時点での価額、それから上場時の株価は幾らだったんでしょうか。
○魚住裕一郎君 この約二年というか二年弱というか、やってこられて、通産省としてこのストックオプション、新株発行方式でございますけれども、どういう問題点があるのか。もちろん問題点がないと言えばないで結構なんですが、あるいは、さらに今後配慮すべき点というものがおありでしたら教えていた...全文を見る
○魚住裕一郎君 先ほどの一社の例、約三十万ぐらいの市場価格がついたというふうに聞いておるんですが、大成功例だと思うんです。これがまさにこのストックオプション制度の意図したところであるし、またそれを見ることによって従業員あるいは役員が会社の業績アップに大変努力する、そういうインセン...全文を見る
○魚住裕一郎君 もちろん、下がったら別に権利行使をする必要はないんですが、権利行使した後、本来このぐらいの家が買えるんじゃないかとか、アメリカの事例を見ますと、楽しみにしていたものが泡と消えちゃうと、そういう事例もあるというふうに聞いているんです。そういう意味でのフォローはどうか...全文を見る
○魚住裕一郎君 政府としては、三月二十八日に閣議決定で規制緩和推進計画の再改定についてということで発表をされました。先ほども御紹介ございましたけれども、その証券部門の中で法務省のことが出ております。「ストックオプション制度の一般的導入」ということで出ておるんですが、この中では、特...全文を見る
○魚住裕一郎君 現段階での法務省の立場はわかりました。  ちょっと議論が戻るんですが、郵政省、通産省、このストックオプション制度導入について、もちろん法務省と御相談の上されているわけでございますが、なかなか法務省の方はシビアな印象を、後でお話を伺うとそういう印象を受けます。確か...全文を見る
○魚住裕一郎君 がっちり枠をはめてというような印象を受けたんですけれども、その枠があるから実務界ではいろんな隘路を使って工夫されていると思います。  本来ここで聞くようなお話じゃないかもしれませんが、先ほど言葉が出ましたので。ワラント型ストックオプションというようなことがかなり...全文を見る
○魚住裕一郎君 概要は大体わかってまいりました。  それで、また法案にちょっと戻りたいと思うわけでございますけれども、まず人材の確保ということでございました。当該事業の実施に必要な人材を確保することを円滑にするためにというお話でございましたけれども、認定をして、そしてその後また...全文を見る
○魚住裕一郎君 そうすると、大きな会社ということは、その新規事業ではない他の部署の人材はいけないということですね。
○魚住裕一郎君 それから次に、「特に有利な発行価額で」という文言がございます。この意味内容をお教えいただきたいと思うわけであります。  商法の有利発行を議論する場合には、特に有利なといった場合、公正な発行価額との対比で考え得るわけでございますけれども、公正なというその中身は、通...全文を見る
○魚住裕一郎君 そうしますと、もちろん未公開株でございますけれども、その未公開株なら未公開株としての発行時というか権利付与時の株式の低額ということが計算できるわけです。それより高くても全然問題ないということですね。そう理解していいんでしょうか。つまり、客観的に計算できる株価よりも...全文を見る
○魚住裕一郎君 次に、改正案八条の第五項ですか、十年という期間が書いてあります。どういうところがらこの十年という数字が出てきたのか、教えていただきたいと思います。
○魚住裕一郎君 ある雑誌を読んでおりましたら、先行実施されている通産の新規事業の事例の中で、ストックオプションを活用して事業を伸ばすというような、そしてそれが成功した事例が載っておりました。ただ、その中で、社長のコメントがあったと思うんですが、うまく進んできた、早く店頭公開あるい...全文を見る
○魚住裕一郎君 ちょっと細かいところで恐縮でございますけれども、この八条の三項において「発行済株式の総数の五分の一を超えることができない。」とあります。この五分の一というのはどこから出てきたのか、お教えいただきたいど思います。  通産省の方のいわゆる新規事業法ではたしか三分の一...全文を見る
○魚住裕一郎君 大体概要はわかりました。  先ほどお話が出ましたけれども、このストックオプション、どうしても商法の株主平等原則との関係で特例を設けるという形になるわけでございますけれども、今回の改正案の中でこの平等原則についてどのような担保措置というんでしょうか配慮がなされてい...全文を見る
○魚住裕一郎君 非常に大変な配慮をしながらこの新しい制度を導入せんとしているわけでございますが、また一方で、先ほど来話が出ておりますが、このストックオプション制度の一般化という動きが出ております。法務省の態度はまだこれからということでございますけれども、この新株発行方式あるいは自...全文を見る
○魚住裕一郎君 今の局長のお話を伺っておりまして、非常にこの放送・通信の分野は一生懸命やっておられ、またかつ、この事業を大きく育てていくそのパイオニアというか、そういう気概で取り組んで一生懸命やっておられる、そういう感じがいたしました。この制度自体、私は非常に有効に生きてくるので...全文を見る
○魚住裕一郎君 終わります。
04月21日第140回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第6号
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○魚住裕一郎君 各先生、示唆に富むお話をありがとうございました。今のお話を繰り返すような形になるかもしれませんけれども、やはり二国間同盟と多国間における協力、これが相補って地域の安定を図っていくんだろうということはわかるんですが、川島局長もこのARFについては非常に積極的に評価を...全文を見る
05月02日第140回国会 参議院 決算委員会 第3号
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○魚住裕一郎君 平成会の魚住裕一郎でございます。  中国を中心としまして、留学生の問題についてお聞きをしたいと思います。  この中にも、長年にわたり日中国交に、友好に尽力をされてきた先輩諸氏もおられますけれども、ことしは正常化二十五周年ということでございますので、この問題に触...全文を見る
○魚住裕一郎君 今、外務大臣からもお話ございましたけれども、特に後半になって大きく目標到達が難しいんではないか、絶望的だというような新聞の見出しもあったのでございますけれども、これはどうしてそうなったのか、文部大臣御答弁をお願いいたします。
○魚住裕一郎君 ただ、外的な経済であるとかアジアの発展というような原因だけではないと私は思うんですね。  これは、昨年の九月十九日付の朝日新聞の「論壇」のところに王建鋼さんという方が投稿されておりますけれども、留学経験者でございます。  その中で要するに、海外に、特に中国です...全文を見る
○魚住裕一郎君 同じくことしの四月七日付の読売新聞の記事によりますと、大体、留学生は国費だけじゃなくて、ほとんど八割以上が私費留学生だと。そんな中で、今お話も出ましたけれども、「日本へ来てから学力試験や面接を受ける例がほとんど」である。そのために、「私費学生の多くは、日本語学校へ...全文を見る
○魚住裕一郎君 留学生は、大体ここ近年を見ますと、中国からの留学生が一番なわけなんですね。  それで、先ほど申し上げた私費留学生の実態を考えると、就学で入って日本語を習得して、それからまた留学する、これが大半だと。そうすると、平成八年度二千五百六十七、そこまで絞り込んで、かつて...全文を見る
○魚住裕一郎君 終わります。
05月19日第140回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第8号
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○魚住裕一郎君 平成会の魚住でございます。  先般、五月十三日、外務大臣の懇談会であります二十一世紀に向けてのODA改革懇談会、そこから「財政構造改革に関する緊急意見」というものが発表されました。集中的な改革期間においてできる限り財政負担を抑えて、しかもODAに期待される役割を...全文を見る
05月21日第140回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第9号
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○魚住裕一郎君 私は、もちろん脅威、脅威ということも大事でございますが、やはり信頼醸成をどのように推進していくかという観点から申し述べたいと思います。  先週の土曜日ですか、ロシアのロジオノフ国防相と久間防衛庁長官との会談がありました。その中で、日本側の説明ということで合意点を...全文を見る
06月03日第140回国会 参議院 建設委員会 第13号
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○魚住裕一郎君 平成会の魚住裕一郎でございます。先ほど来から東京のことを例に引きながら議論がなされておりまして、東京選出ということで質問をさせていただきたいと思います。  先般、大臣の方から今回の改正案の提案理由の説明を聴取いたしました。その中で、「長時間通勤の増大等をもたらし...全文を見る
○魚住裕一郎君 私も都心に住む、そのために容積率という今回のこの案に対しましてずっと悩んでおりまして、新聞とかも読んでおります。  そんな中、大臣は余り好きじゃないかもしれませんが、この間五月二十九日の朝日新聞の「声」の欄に載っていたんですね。「規制緩和 世界の常識だ」という言...全文を見る
○魚住裕一郎君 その反射的利益というか効果の面ですが、どの程度の戸数というんでしょうか、何万人が反射的効果、利益を受けられるのか。つまり、通勤緩和というか通勤地獄を少しでも緩和したい、何万人ぐらいあるいは何世帯ぐらいそういう恩恵が受けられるという計算でおられるんでしょうか。
○魚住裕一郎君 にわかに信じがたいんですが、東京都のマスタープランでも十年間で六十二万戸、ただそれは建てかえも含めてですから、実際にふえるのは五万戸ぐらいというような計画になっているわけです。そうすると、五万世帯ぐらい恩恵をこうむるかもしれないというわけで、長時間通勤から解放され...全文を見る
○魚住裕一郎君 いろんな懸念が、先ほど申し上げた懸念が最大の懸念材料なんですが、都市の景観とかそういう点から考えても、先ほど地域全体というような言い方もありましたけれども、今度敷地ごとにいろいろ考えていくわけでありまして、ばらばらにのっぽなビルが、もちろんペンシルビルではないとい...全文を見る
○魚住裕一郎君 先ほども話が出ましたが、日影規制適用除外をする、それからまた斜線規制も緩和していく、あるいは前面道路の幅員の緩和をしていくというようなことからすると、今まで例えば四〇〇%というような地域でやっても実際には二八〇%であるとか、そんな感じで建っていたわけです。今度はそ...全文を見る
○魚住裕一郎君 それから、今回、住居を推進するということでございますが、都心部はやはり仕事の場というイメージがあります。事務所にどんどん変わっていくんではないかというような懸念もあるわけです。私は以前に弁護士をしておりましたけれども、弁護士事務所でも要するにマンションの一室を借り...全文を見る
○魚住裕一郎君 用途の転用というとすぐ農地の転用、宅地にかえる、これはもう表から見ればすぐわかるわけでありますけれども、住居の中というのはなかなかわからないだろうなと。  それから、担保として、それは結局刑罰あるいは科料といいますか、行政上の行政罰、これでやるという趣旨なんでし...全文を見る
○魚住裕一郎君 それから、今回法律そのものじゃないようですが、政令以下でありますが、総合設計制度の運用改善というのが図られるようでありますが、まず敷地の集約化、それによって容積率がさらに割り増し、ボーナスがつきますよというようなことでございます。大きな敷地で例えば駐車場に貸してい...全文を見る
○魚住裕一郎君 終わります。
06月10日第140回国会 参議院 逓信委員会 第13号
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○魚住裕一郎君 平成会の魚住裕一郎でございます。午前に引き続きまして、会派は変わりますが、質問をさせていただきます。  午前、北岡委員の方からKDDの西本参考人に、有効な公正競争の条件は何かということで、三点ほど西本参考人は述べられました。完全な会社の分離、それから接続ルールの...全文を見る
○魚住裕一郎君 そうしますと、例えばよく想像で物を言いますが、電柱を立てる会社とかそういうものも多分あるんだろうと思います。そういうような会社は、逆に言えば地域会社の方に株を持っていくということになるんだろうと私は思っております。  ちょっと視点を変えて、この長距離会社、当分の...全文を見る
○魚住裕一郎君 状況を見て考えるよというような結論だと思いますが、今回じ点につきまして郵政省としてはどのようなお考えで当分の間という形になっておるんでしょうか。
○魚住裕一郎君 今回の再編成におきましても、資本系列を考えると国が大きな株主なわけです。あと持ち株会社、それから順次傘下に入っていくという形になっておるわけでございますけれども、株式いっぱい持っていれば人材を送り込むというのが大体会社の当然の理屈であります。今現在のNTTにおきま...全文を見る
○魚住裕一郎君 ちょっとまた観点は違うんですが、いろいろお客様に対してNTTのサービスあるいは料金とかにつきまして情報を提供していると思います。今NTT一社ですから、お客様と一般株主は近いところにいるわけでありますが、東西に分けると事業会社のお客様と株主が分離するわけです。株主に...全文を見る
○魚住裕一郎君 ちょっと細かい点に入り込んでいくんですが、今度の再編各社の関係において、持ち株会社は地域会社に対していろんな支援策が定められております。助言とかあっせん、その他の援助というような言い方になっておりますが、具体的には、この助言あるいはあっせんというのはどういうことを...全文を見る
○魚住裕一郎君 ちょっと今の特にあっせんというのがよくわからなかったんですが、資金あるいは資材というお話でございました。持ち株会社がなぜ東西の会社に対して、例えば資材調達についてあっせんせにゃならぬのかというのがよくわからぬのです。グループでまとまって買えば安く買いたたけるのかと...全文を見る
○魚住裕一郎君 これ以上細かくなっていくと外交交渉の問題になりますから、ちょっと問題を変えます。  今度のこの法案では、地域会社は移動体通信あるいはCATVの参入は認められないということのようでございますが、去年の電通審の答申では直ちに認めるというようなことではなかったのかと思...全文を見る
○魚住裕一郎君 本来、この事業会社はいろんな目的を定款に書いて、それに附帯する一切の業務という形でやるわけですね。移動体通信だって通信ですから当然排除するまでもないというように私は思っておるんですが、なぜあえて排除するのか、もう一度お願いします。
○魚住裕一郎君 そうはおっしゃいましても、やはり移動体通信というのはもうかる部門ではないのか。そうすると、例えば西会社においてもNTTドコモとかあるんでしょうけれども、独自に移動体通信の分野に踏み込んでもいいのではないのかと思うんですけれども、いかがでしょうか。
○魚住裕一郎君 それから、法案の附則の五条関係でございますが、地域会社の設立に関連して株式の発行価額の二分の一を超える額を資本に組み入れなくてもいいですよということでございます。商法二百八十四条ノ二第二項本文では全く逆の原則になっているわけでございまして、あえて商法の大原則をひっ...全文を見る
○魚住裕一郎君 資本関係はその辺にしまして、今度は地域内の競争についてちょっとお尋ねしたいんです。  一定の地域内において有効公正な競争ができるように、そういう方向性で法案を出されているわけでありますが、自分も電話を持っています、郵政大臣ももちろんお持ちだと思います。郵政大臣の...全文を見る
○魚住裕一郎君 それは、番号ポータビリティーが可能な方向性で踏み出しますというふうに受け取ってよろしいんでしょうか。
○魚住裕一郎君 今、地域別というような言い方がありましたけれども、個々人の加入者あるいは事業者、この番号はいかがですか。
○魚住裕一郎君 それは、答申の中身においては二年を目途に検討しというと、やらないことも検討しているのかなというふうに思ったものですから。逆で、これはやりますということですね。確認です。もう一度お願いします。
○魚住裕一郎君 今回、接続に関しましていろんなルールをつくられておられます。今後、地域通信事業の競争を促進していくために接続ルールを整備することが本当に大事だなというふうに思っております。  アメリカでは昨年の二月に電気通信法が成立して、また八月ですか、接続のルールが決まりまし...全文を見る
○魚住裕一郎君 今現在、NCCのNTTへの接続料金、平成七年度で見ますと大変な金額を払っているわけです。長距離系事業者でいえば四三%も接続料が占めている。また、PHS事業者二十三社、年度途中からでございますけれども、接続料が計九九%に上っているという数字になっております。  今...全文を見る
○魚住裕一郎君 今度は公正さをどのように担保するかということでございます。大体ルールが決まってきますけれども、例えばNTTにおいても長距離会社が関連会社としてあるわけでございまして、NCCとの対比において不利な条件を課すことがないとは言えないんではないかという懸念があります。この...全文を見る
○魚住裕一郎君 今、指定電気通信設備というお話が出てまいりました。この指定でございますけれども、電通審の答申ではこの指定をどうするか、これは五〇%超というようなお考えのようでございます。だた、欧米では二〇%あるいは二五%というようなことではなかったのかと、ちょっとうろ覚えですが思...全文を見る
○魚住裕一郎君 本当に競争状態に持っていけば、やがてはきちっと二〇%を超える業者も出てくるんだろうと。局長がおっしゃったように今は九九%、そこから見れば五〇%は低いのかなというか、確かにおっしゃるとおりだと思いますけれども、いろんな事業会社が参入してきてそれぞれ例えば三割ずつ持っ...全文を見る
○魚住裕一郎君 今回、このような接続のルールということをつくるわけでございますが、この分野というのは、例えば携帯電話の加入者もどんどんふえておりますし、またCATVの事業者も参入してくる、ISDNの加入もどんどんふえております。数年で市場の環境が大きく変わってくる、また非常に技術...全文を見る
○魚住裕一郎君 終わります。
06月16日第140回国会 参議院 逓信委員会 第16号
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○魚住裕一郎君 平成会の魚住裕一郎でございます。  今回、WTOのサービスの関連で今議題となっている法律案が出てきておるんですが、要するに外資規制の撤廃あるいは緩和という趣旨であります。現行法は、かたくなにというか外資規制をきちっとしているわけでありますが、この外資規制の主な目...全文を見る
○魚住裕一郎君 これは公益事業ならばみんなそうですが、よく言われるお話ですが、それは電力事業も公益事業ですし、ただ公益事業ということだけではちょっと納得できないんですが、もうちょっと詳しく教えてくれますか。
○魚住裕一郎君 いろんな資料とか読みますと、いわゆる外国からの過度の影響性を排除するというような趣旨であるとか言われておるわけでございます。ちょっとまだ納得できないんですが、今、谷局長がおっしゃったこと、今度外資規制を撤廃するあるいは緩和する、今までおっしゃった外資規制の根拠、こ...全文を見る
○魚住裕一郎君 それからあと、いろんな言われ方をしました、外資規制のこの根拠というのが。その中で非常災害時の重要通信の確保という言われ方もしてまいりました。確かに阪神・淡路大震災のようなときを考え、かつそれが外資の場合すぐ対応できないとかいろんなことがあるんだろうと思いますが、こ...全文を見る
○魚住裕一郎君 今回の改正によって、第一種通信事業者、またCATV業者もいるわけでありますけれども、その両方、CATVで第一種通信事業者の場合はこの外資規制がなくなるわけです。CATVだけをやっている人はまだ放送ということで外資規制があるわけですが、何というか、非常にアンバランス...全文を見る
○魚住裕一郎君 今回、各国ともウルグアイ・ラウンドの関係で自由化の約束が出ておるわけでございますが、いろいろ各国比較して、日本が非常に突出して自由化しているというイメージを持つんです。アメリカと比較しても規制撤廃の度合いが非常に大きいというふうに思うんです。  そんな中で、NT...全文を見る
○魚住裕一郎君 WTOの合意に基づいて最恵国待遇という形で多国間におけるテーブルで交渉するという方向性が出ているわけですが、今のアメリカのやり方、相互主義というか二国間で話し合いをすると、その理由づけとして外資規制の問題とNTTの調達が出ているようですが、平行線になるかもしれない...全文を見る
○魚住裕一郎君 今局長のお話を聞いても、要するにアメリカ任せになるのかなというような印象をぬぐえないんですが、その点は置くといたします。  このたび外資規制の撤廃がなされようとしているわけですが、それによって外国資本の投資というのはどの程度なされるのか、どのような予想を持ってお...全文を見る
○魚住裕一郎君 予測が難しいというお話でございますが、通信事業、雇用の面にしてもあるいは日本経済全体を引っ張っていくリーディング産業という面も含めて、電気通信事業の育成ということもやっぱり考えなきゃいけないだろうというふうに思うんです。この外資規制撤廃に伴って、今予測はしがたいと...全文を見る
○魚住裕一郎君 グローバルな競争というようなお話もございましたけれども、これと関係して、今携帯電話も我が国においても非常に普及をしました。ここ数年で爆発的に十倍ぐらい伸びていると思いますけれども、世界的に見てもやはり携帯の通信というものが伸びているようであります。  ただ、その...全文を見る
○魚住裕一郎君 終わります。
07月08日第140回国会 参議院 決算委員会 閉会後第1号
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○魚住裕一郎君 平成会の魚住裕一郎でございます。益田委員に関連して質問をさせていただきます。  午前中の質問で依田委員からも質問がございましたけれども、香港返還ということが七月一日にありました。深夜でございましたけれども、私もテレビでずっとその式典を見ておったんですが、我が国の...全文を見る
○魚住裕一郎君 特段の変化はないというようなお話でございますけれども、ただ、イギリスという西洋社会というか民主主義社会の雄と言うべき国の陸海空があるかないかでポイント的に随分違うと思うんですね。  また、香港は天下の良港というか海洋に打って出るいい場所でございますし、そこに中国...全文を見る
○魚住裕一郎君 返還の六月三十日、七月一日に相前後して三陣にわたって解放軍が進駐したという、正確な数字かどうか私わかりませんが、先遣として百五十九名ですか、それから五百、四千というように進駐したというふうに聞いておるんですが、最終的には陸海空を含めて人民解放軍はどの程度の規模にな...全文を見る
○魚住裕一郎君 ただいま、九三年当時ですか、六千五百人規模のイギリス軍というお話でございましたけれども、このイギリス軍のアジアにおける大きな拠点が実はなくなるわけでございますが、防衛庁あるいは外務省としてイギリス軍の極東における展開というものを、香港から撤退したよ、はい、さよなら...全文を見る
○魚住裕一郎君 先般、テレビを見ておりましたら、イギリスの哨戒機というんですか、AWACSというんですか、背中にでかいレーダーが乗っかった飛行機が日本に飛んできた、あるいはイギリスの艦艇が日本に来たというような映像がテレビで流れておりました。  香港返還に伴って、ああこういう形...全文を見る
○魚住裕一郎君 それで、香港につきまして何もなくこのままいわゆる一国二制度がうまく順調に機能して発展していくことを願うわけでございますが、万が一大変な事態というか、反政府勢力が伸びて内乱状態になったとか、そういうような事態が起こった場合、香港は邦人がたくさんおりますし、それから日...全文を見る
○魚住裕一郎君 先ほど依田委員の質問の中からもちらっと出たと思うんですが、香港、それから下の方に島がありますね、下の方というか南の方に。南沙、西沙と言うんですか、その方に中国の海軍の基地があって、そこから足を伸ばせば千キロで行くということでございまして、あちらの方で、よく考えてみ...全文を見る
○魚住裕一郎君 ただいまの外務大臣の御答弁でございますと、重大な事態が生じるのであれば地球の裏側も周辺地域、事態ということになるんでしょうか。
○魚住裕一郎君 では、次の質問に移らせていただきます。  前に新聞に神奈川ミルク・プラントについて載っておりました。今あるものを壊してノースドックの方に建設しようというようなお話だったと思いますけれども、今までこの神奈川ミルク・プラント移設に関してどのぐらいの費用が使われてきた...全文を見る
○魚住裕一郎君 私どもの調査によりますと、韓国にも同じようにミルク・プラントというものがあった、これがもう既に廃止されたというふうに聞いておるのでございますが、これはいつなくなったかおわかりでしょうか。
○魚住裕一郎君 そうしますと、韓国では要らなくなった。それから、非公式というふうに伺っておりますが、もう日本でも必要ないんではないかというようなことも言われておるようでございますが、なぜそういうふうに廃止の方向になってきたのか、その辺は調査されておりますか。
○魚住裕一郎君 今の理由づけというか御答弁は日本国内でも当てはまることですね。
○魚住裕一郎君 韓国の話は去年の九月の末というお話でございますが、突然廃止になるわけではないわけで、そういう予兆というか事前のシグナルみたいなのがあったんではないかというふうに私は思うんです。それは平成七年かもしれないし六年かもしれない。この点はいかがですか。  全く知らなかっ...全文を見る
○魚住裕一郎君 でも、それでは余りにも間が抜けた話ではないんですか。  去年の九月の末に廃止になって半年以上、七カ月も八カ月も全く知りませんでしたと。我々の国税、今お話がありましたけれども、合計一億一千五百万もつぎ込んでいるわけですよ。これは私は、もう任務懈怠というか、情報収集...全文を見る
○魚住裕一郎君 それは確かにアメリカ軍に対して思いやり予算とかいろいろやらなきゃいけないけれども、どちらかというと、我が自衛隊員への思いやりの方をしっかりやりたいなというふうに私は思っておりまして、こんな一億もの何かむだ金を捨てるような、それもきちっと調査すれば済む話でございまし...全文を見る
○魚住裕一郎君 内容的には、知識普及費ですか、そういうものとか啓発宣伝云々というようなことが目的のようでございますが、会計検査院見えておられますか。――要するに、お金の使い方、物をつくったりしたらちゃんとつくっているのかどうか、うまく活用されているのかどうかというのがポイントにな...全文を見る
○魚住裕一郎君 終わります。
11月13日第141回国会 参議院 法務委員会 第3号
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○魚住裕一郎君 平成会の魚住裕一郎でございます。二、三の点につきまして御質問をさせていただきたいと存じます。  ここ二、三日のニュースを見ますと、中国の李鵬首相が来られて、いろいろ周りにほほ笑みかけて、そして日中友好のために一生懸命やっておられる姿が見られます。外務省のブリーフ...全文を見る
○魚住裕一郎君 確かにそういう面もあろうかと思いますが、この入国管理についてもうちょっとハードルを低くできないかというような趣旨での御要請というのはあったんでしょうか。
○魚住裕一郎君 いや、それはもう松浦大臣が御みずから答弁されていますから、私はその後のことを聞いているのであって、その後の御要請はあったのかどうかをちょっとお聞きしたいと思います。
○魚住裕一郎君 就学あるいは留学、この入国管理に関していろいろハードルがある、その中の一つが身元保証とかそういうことがあったというふうに聞いておりますが、一つは滞在経費の支弁能力の問題もあろうかというふうに思います。日本に入ってくるために、日本円にして三百万円の残高証明が必要だよ...全文を見る
○魚住裕一郎君 また、入学も大体年二回ぐらいでやっているようなんですが、先般、院の派遣で欧州に行かせていただきましたけれども、各国では随時入学というんですか、常に我が国の言葉を学んでもらう人はどんどん来ていただこうというような姿勢でいろんな入管の手続も簡便にし、かつ学校でも随時勉...全文を見る
○魚住裕一郎君 今の要望というのは、要するに日本語学校側の要望なのか、あるいは留学生、就学生の要望ということなんでしょうか。
○魚住裕一郎君 先ほど法務省の方から、ここ数年間の各国・地域の就学を目的とした外国人の新規入国者推移の数を出していただいておりますが、急速に総合計も減ってきているというのが印象でございます。  一時、中国からは昭和六十三年に二万八千余の人が入ってきているのに、現在は二千五百六十...全文を見る
○魚住裕一郎君 ちょっと話題は変わりますけれども、この間、月曜日ですか、新聞を見ておりましたら、「定期借家権」という記事が載っておりました。これは、九五年六月に規制緩和推進計画の一環として定期借家権の導入の検討を始めた、そして民事局内に研究会を設けて云々というような記事が載ってお...全文を見る
○魚住裕一郎君 この定期借家権そのものでは良好な賃貸住宅の供給がふえると私はとても思えないのでありますが、今の月曜日の新聞だけじゃなくてその前にも随分いろんなところで、政府・与党筋で定期借家権というふうに全面広告のような新聞記事も出ております。  ただ一方で、やっぱり一千五百万...全文を見る
○魚住裕一郎君 ちょっと意味不明なところがあったんですが、物価の高騰という言葉がございましたが、きのうかおとといの新聞では、物価は下がっているんじゃないですか。
○魚住裕一郎君 国民あるいは利用者に負担を求めるわけですから、その一切の事情、余り細かくできませんが、どういう項目がありますか。
○魚住裕一郎君 そのコンピューター化に関連して、昭和六十三年五月十九日、不動産登記法及び商業登記法の一部を改正する法律案に対する附帯決議というのが参議院の当委員会でございます。その中に、第五項「登記情報システムへの移行のための経費は、過度に登記手数料に依存することなく、その額の適...全文を見る
○魚住裕一郎君 その説明は、コンピューター化するについて費用はかかるよと、これは当然だと思いますが、あえて我が参議院のこの委員会で、附帯決議で「登記手数料に依存することなく」と明言をしているんです。そことの整合性がよくわからない。もう一度教えてください。
○魚住裕一郎君 それは確かに幾らあっても足りないよという状況かもしれませんけれども、二五%アップするということは過度じゃないんですか。どうなんですか。
○魚住裕一郎君 コンピューター化については、今若干局長の方からお話がございましたけれども、規模であるとか費用とか、また後で個別にお教えいただきたいというふうに思います。  ところで、登記手数料の関係では登記手数料令というのがあります。その第七条で免除というのがあります。「国又は...全文を見る
○魚住裕一郎君 また後で具体的な数字を割合ではなくて教えていただきたいんですが、この一割なら一割で結構ですが、それが有料になったらどのぐらいの手数料収益というんでしょうか、登記特別会計に入るという形になるんですか。
○魚住裕一郎君 そうすると、今度この手数料アップでどのぐらいの額が見込まれているんですか、アップ幅。
○魚住裕一郎君 この無料に関して、昔のといいますか十年ぐらい前の民事行政審議会答申というのがございます。その中に、答申の第六の四というところで、今の無料の申請について、これはもう有料とするのが相当であるというような答申が出ております。  その答申の説明の中で、「受益者負担の原則...全文を見る
○魚住裕一郎君 無料を有料にするだけでもこのアップ率というのは随分下がると思うんですね。これは政令で決まっているわけでしょうから、話だけじゃなくてどんどん取り組んでいただきたいというふうに思います。この問題については予算にも係ることでございますので、引き続きまた後日質問をさせてい...全文を見る
○魚住裕一郎君 私の持ち時間を全部使って御答弁いただきまして、ほとんどこの点は入り口だけで終わってしまうわけでございますけれども、登記所というのはやはり利用者は国民であり、企業である、またその専門職である司法書士であるとか、あるいは土地家屋調査士、税理士。昔、簡易裁判所の統廃合と...全文を見る
11月27日第141回国会 参議院 法務委員会 第6号
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○魚住裕一郎君 平成会の魚住裕一郎でございます。  今週は総理がカナダに行っておられて、APECが開催をされました。総理の活躍あるいは記者会見におけるパフォーマンス等とは裏腹に、アメリカの新聞でしょうか、一面にグッドバイ・ジャパン・インクという大きな見出しで、山一証券社長の涙の...全文を見る
○魚住裕一郎君 おとといこの委員会で本法律案の審議がなされました。その日にちょうど野村証券の利益供与事件初公判がありまして、夕刊では各紙いろんな形で検察側冒頭陳述の要旨ということが載っておりました。私も興味深く二、三読ませていただきました。私の手元にあるのは読売新聞のまとめなんで...全文を見る
○魚住裕一郎君 警察の方も。
○魚住裕一郎君 それから、この冒頭陳述の中で、要旨でありますけれども、総会のあり方に関しても若干載っておりました。「従来から、株主総会の議事運営が混乱して長時間に及べば、同社の信用を損なうことになり、議長役を務める同社社長や列席する役員の資質をも問われかねないとの認識の下に、」と...全文を見る
○魚住裕一郎君 まさにおっしゃるとおりだと思います。  そこで、本来あるべき姿にするために、本来、私企業、そしてオーナーと経営者という関係でございますから、ある意味では民間の利益調整というような、本来的には会社という組織法ではありますけれども、民間の問題として対処すべきではない...全文を見る
○魚住裕一郎君 今法務省の方からは、代表訴訟の機能という観点から限定すべきではないというような意見表明がございましたけれども、本来、危ないところを知っていてそこに近寄ればその責任だよというふうに言えるわけですね。ただ、そのことは、危ないことが一般の方によくわかっている、あるいは投...全文を見る
○魚住裕一郎君 今、山一証券で簿外債務というのがやたらに有名になりましたけれども、あれは普通の貸借対照表とか、いわゆる営業報告書なり財務諸表には出てこないものだと私は思うんですね。それを幾ら開示しても出てこない。そうすると、それはやはりきちっと責任追及しなきゃいけない。先ほどおっ...全文を見る
○魚住裕一郎君 これとの関係で、非常に会社経営者としてはもうとんでもない、倫理にもとるというふうにしか私は言いようがないと思っておりましたところ、けさの東京新聞に、山一の前会長、きょう参議院にお見えになっておりますけれども、元会長、「自社株を大量売却」というような記事が載っており...全文を見る
○魚住裕一郎君 ところで、先ほど会社の健全化のための機能というようなお話がございましたけれども、人によってはこれは乱訴が出てくるのではないかと危惧をされる方がおります。特に、手続手数料といいますか、訴状に張りつける印紙の額が八千二百円になってからは非常に多いんではないかというよう...全文を見る
○魚住裕一郎君 ちょっと確認しますが、今係属件数という表現でございますが、これは新しく事件を受けて、判決なり、とにかく事件が終了していない事件数を集めたということであって、新たに申し立てがあった、訴え提起があったということではないんですね。
○魚住裕一郎君 この平成五年末から平成六年末、かなり大幅にふえているように見えるんですが、これは先ほどの印紙額の問題と関連しますか。
○魚住裕一郎君 印紙額が下がっても実際には乱訴を防ぐ手だてはあると思います。  それは、被告となった取締役あるいは元取締役側、要するに被告側から、担保提供してくださいよと、そういう申し立てがなされ、かつそれが事実上乱訴を防ぐ本当に実際有効な手段になっているんではないかというふう...全文を見る
○魚住裕一郎君 それと同時に、具体的な額というのはどういうふうに決められるのかわかりませんが、訴訟物としての訴額自体が数千万あるいは数億になる場合、これは担保といっても五万や十万の話ではないと思うんですが、大体どのような形で決められて、大体どのような額に決定されているものなんでし...全文を見る
○魚住裕一郎君 私が読んだ物の本の中では、要求される担保はかなり高額であると、ほとんどの事件で一千万、多いもので一億以上の担保の提供が要求されておりますということのようでございます。ですから、わずか八千二百円の手数料で何十億というような請求ができるというのはおかしいのではないかと...全文を見る
○魚住裕一郎君 私は、この株主代表訴訟は非常にすぐれた制度であり、先ほども申し上げましたように、これはどんどん活用すべきである、入り口を狭くするべきではないというふうに考えておりまして、またこれは機会があったら質問をさせていただきたいと存じます。  それで、会社の健全な運営のた...全文を見る
○魚住裕一郎君 確かに、会社の監査をするには会社の経営というか営業の実務に通暁した人がいた方がいいわけでございますが、ただ逆に言えばなれ合いみたいな部分もございまして、今おっしゃるとおり人選の問題もあるのかな、また元部下だった人が監査役になっても、企業のトップとしては配下が監査役...全文を見る
○魚住裕一郎君 それから、一連の総会屋の事件、あるいは山一の簿外債務というようなことがございましたけれども、それぞれについて監査役の法的責任としてはどういうものが考えられているか、お教えいただけますでしょうか。
○魚住裕一郎君 わかりました。  それで次に、今度は新たに利益供与要求罪というのが新設されるようでございます。要求したらそれですぐ犯罪が成立するということでございますが、冒頭にもお話し申し上げたように、大昔、一株運動というんでしょうか、会社の不正な行為を株主総会でただすというよ...全文を見る
○魚住裕一郎君 しっかりお願いしたいと思います。  それで、しっかりお願いすることなんでございますけれども、また戻って株主総会、いろんな形で、刑罰を重くしたりいろいろなことをやってもなかなか根絶というのは難しいんではなかろうかな。また、株主であればそういう方であってもむげに総会...全文を見る
○魚住裕一郎君 株主総会の日というのは、丸の内あるいは大手町を歩くと、特に爆弾事件とかあるとほとんど戒厳令のような状態に実はなるわけでございます。もう一般市民活動にもちょっと影響があるんではなかろうかなと私は思ってしまうんですが、先ほど法務省あるいは法務大臣の方からもお話がござい...全文を見る
○魚住裕一郎君 それから、企業と総会屋の絶縁を図るということでございますが、官邸に経済団体の方々を呼ぶ、あるいは官房長官が経済団体に出向いて口を酸っぱくして言っても、なかなかはいそうですかということにはならないんではなかろうかというふうに思っております。  本気でこの絶縁を図る...全文を見る
○魚住裕一郎君 ちょっと前に話題になりました本で、「金融腐蝕列島」という本でしょうか、ばあっと読んだんですけれども、あれはある銀行だったと思いますが、MOF担から総会屋担当になると、役職員でなくしても総務の担当者となるともう家族までねらわれる。家の周りを街宣車がぐるぐる回る。そう...全文を見る
○魚住裕一郎君 また、身辺の危険というか、そういうことで申し上げれば、実際に起こった事件もあるわけですね。阪和銀行の副頭取であるとかあるいは住友銀行の名古屋支店、さらに富士フイルム、山一の顧客担当者ですか、本当に身震いするような事件でございますが、こういった事件の捜査は現在どうい...全文を見る
○魚住裕一郎君 そろそろ時間が参りましたので私はこれで終わりにしたいと思いますけれども、いずれにしても、今大変な経済不況の中、また日本再生をかけてどういうふうにやっていくかということが今議論の的になっているところであります。一日も早く明るい企業社会をつくっていきたい、また英知を結...全文を見る
12月04日第141回国会 参議院 法務委員会 第8号
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○魚住裕一郎君 平成会の魚住裕一郎でございます。  約三週間前ですか、先月の十三日に質問に立たせていただきました。来年の予算に関連して、登記簿の謄本あるいは抄本、さらには閲覧の手数料、二五%という大幅アップを予定しているということに関連していろいろ質問をさせていただきました。 ...全文を見る
○魚住裕一郎君 この謄・抄本の数の問題につきまして引き続きいろいろ調査をしておりますが、数値としては、「民事・訟務・人権統計年報I」というのがございますが、ここでは、「謄・抄本交付等請求事件の推移」という形で各年次における総数、これは件数で表示されております。  また、法務省が...全文を見る
○魚住裕一郎君 要するに、今の御答弁は事件数、件数と言いながらも実際は紙の一枚、二枚だということでございます。しかも、それは手書きの時代の名残であるというお話でございます。今はゼロックスといいますか、光学式のコピー機械がございますが、昔は青焼きだったと思うんですね。そうすると何年...全文を見る
○魚住裕一郎君 いずれにしても、二十年以上取り扱いが変わってきたということになりますね。  この「民事・訟務・人権統計年報I」、これはもちろん省内的な法務行政に役立たせるということもあろうかと思いますが、これは公刊されており、国民に対する行政情報の開示ということがあろうかと思い...全文を見る
○魚住裕一郎君 今の御答弁、全然納得できないんです。  料金改定、手数料値上げがOK出たらそういうわかりやすいサービスに変えますよという表現になっておりますが、料金を二五%大幅アップするかどうかというのはこれから審議することであって、これが本当にいいのかどうか、これからの問題で...全文を見る
○魚住裕一郎君 これから国民の負担を求めるかもしれないという状況の中でございますので、この辺しっかり誤解がないようにしていただきたいと思います。  次に、前回、民事局長の方から、法務局の統廃合についての趣旨だけで終わってしまったんですが、お話を若干承りました。その中ではほとんど...全文を見る
○魚住裕一郎君 今の御答弁の中で、人員も三割増で抑えてきたというような言い回しがございました。それはまた事件数が大幅にふえたからであるということでもあります。人がふえれば入れ物がやっぱり大きくなる、あるいは多数カ所に配置するというのが一般的な考え方だろうというふうに思いますが、統...全文を見る
○魚住裕一郎君 今御答弁の中で、分散化を廃し集中化して対応したいというお話でございますが、分散化を廃された地域というのはそれだけ行政サービスが遠くに行ってしまうということでございます。地元の司法書士あるいは土地家屋調査士さらに地元企業あるいは町の発展を考えておられる方々、大変な思...全文を見る
○魚住裕一郎君 私の地元で、地元の話で大変恐縮なんですが、調布出張所というのがございます。年間五万二千六百件あります。それを今度府中の方にくっつけちゃう、そういうような御提案があるやに聞いております。件数からいえばもう基準をはるかに上回る大変繁忙な出張所であります。時間については...全文を見る
○魚住裕一郎君 御答弁中に時間が来てしまったわけでございますけれども、地元の意見をぜひぜひよく聞いて納得の上でやっていただきたいなというふうに思っております。  裁判所の方が見えておりますが、大変恐縮ですがちょっと時間になってしまいましたので、また次回お願いしたいと思います。 ...全文を見る
12月09日第141回国会 参議院 法務委員会民事訴訟法改正に伴う情報開示に関する小委員会 第1号
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○魚住裕一郎君 まず、竹下先生にお聞きしたいんですが、参議院の法務委員会で審議し附帯決議をしたんですが、その第三項、公務員の証人尋問について言及をしておるんですが、文言は別として、あの当時は文書提出命令の検討にあわせて公務員の証人尋問についても改正も含めて検討をすべきではないだろ...全文を見る
○魚住裕一郎君 法務省にお伺いしたいんですが、民事局長、今の竹下先生の参考意見は民事局長の御認識とも一致していると判断してよろしいでしょうか。