魚住裕一郎

うおずみゆういちろう



当選回数回

魚住裕一郎の1998年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月30日第142回国会 参議院 地方行政・警察委員会 第2号
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○魚住裕一郎君 公明の魚住裕一郎でございます。  この減税二法案に入ります前に、先ほど朝日委員からもございましたけれども、今、国民は政策不況で苦しんでいるとともに、連日のように報道されます公務員の倫理の崩壊というか、そういうことで本当に怒っております。  半月ほど、この大蔵官...全文を見る
○魚住裕一郎君 新聞報道によれば、いろんなことが書かれておりますが、一つは、捜査情報の漏れというか、かなり、例えば大和証券の関係者に事件関係者の供述の内容を点検させる、あるいは逮捕するかどうかというような方針を伝える、あるいは共犯者を網羅したような相関図を書き写しをさせる、さらに...全文を見る
○魚住裕一郎君 それから、逮捕されたときの警視庁の記者会見では、捜査がゆがめられた事実はなく、厳正に行われたと確信しているというようなことが強調されておりましたけれども、捜査員を送らないというようなこと自体、捜査にゆがみをもたらしたのではな抽んですか。捜査方針にゆがみなない、厳正...全文を見る
○魚住裕一郎君 一捜査員であってもその担当部署においては責任を持ってやっているわけであって、例えば捜査の会議の中で意見を発言することによってやはり変えていけるのではないのかなと思っております。  それと、この大和証券国立支店の事件は九三年八月ごろには一応は終結をしているわけでご...全文を見る
○魚住裕一郎君 そうすると、最近の事例では、職務に関しというようなことから離れている部分もあるというふうにお考えになっているわけですか。
○魚住裕一郎君 彼はいろいろなことをやっております。もちろん現金をもらったとかつケ回しをするとかありますけれども、知人の娘の就職をさせるとかいうようなこともございました。また、証券会社の方では総会屋担当という形で入社させよう、そういうようなつき合いをしているということでございまし...全文を見る
○魚住裕一郎君 それで、自殺未遂をされましたね。これは、私物のカッターが取り調べ室にあったということでございますし、トイレに入るときに腰縄を外したとかいろいろなことが積み重なっているようでございますが、本垰警部だけではなくて、取り調べをしている当の警察官自体もかなり職務倫理として...全文を見る
○魚住裕一郎君 減税も少しお聞きしたいと思います。  今回二兆円の特別減税ということでございます。我々はもう一年も前から、さらにその前からも声を大にして減税を言ってきたわけでございますが、朝令暮改というふうに言われておりますけれども、突如減税が出てまいりました。  ちょっと私...全文を見る
○魚住裕一郎君 いやちょっと、そうじゃなくて、何かよくわからないんですよ。国全体を挙げて云々というような話はありますけれども、これ突然総理がASEANから帰ってきて減税と言い出したわけでしょう。それで地方までえらい財源が大変だと言っている中で、これまで押しつけるという形になるわけ...全文を見る
○魚住裕一郎君 いや、国、地方を挙げてと言うけれども、地方はそれでいこうというふうに言ったわけですか。
○魚住裕一郎君 今十分論議されたというお話でございますが、それは閣議の席でやるわけで、地方団体を代表してというか、地方の立場で自治大臣も十分議論されたと思いますが、どういうような地方の代弁者というか、お話をされたんでしょうか。
○魚住裕一郎君 納得できませんが、時間が参りましたので終わります。
02月04日第142回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第2号
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○魚住裕一郎君 公明の魚住裕一郎でございます。  両先生とも大変お忙しい中、ありがとうございます。  結論として、今のアジアの危機を救うのは日本が活性化することであるということだと私は思いますが、何点か御質問をさせていただきます。  まず宮崎先生にコメントをいただきたいんで...全文を見る
02月04日第142回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○魚住裕一郎君 私は、公明を代表し、政府提案の平成九年度補正予算三案に対し反対の立場から討論を行います。  現在、日本経済は非常に深刻で混沌とした状況に陥っております。橋本内閣の失政による景気の低迷、金融不安、失業率アップ、今や日本経済は失速寸前の状況にあります。このような失政...全文を見る
02月25日第142回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第3号
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○魚住裕一郎君 両先生、長時間ありがとうございます。  まず、岡部先生にお伺いをしたいんですが、先ほど意見陳述の中で協調的安全保障というお話をされました。そして、その話し合いを担保するというか背後から促進するのが武力行使の可能性ということであります。そのお話の中でも、金大中さん...全文を見る
03月11日第142回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第4号
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○魚住裕一郎君 御指名ありがとうございます。  アジア太平洋地域の民族、文化の多様性を大切にしながら日本はどのような役割を果たすべきか、述べてみたいと思います。  第一に、平和外交、日米安保体制を基本に地域の安定に貢献するとともに、ASEAN地域フォーラムあるいはAPECの政...全文を見る
○魚住裕一郎君 ちょっと所感になりますけれども、今、板垣先生、まさに伝統的な価値観が大事だというお話でございます。非常におっしゃることはよくわかるんですが、ただその違いを主張しているだけではいけないのではないか。そういう意味で、先ほど申し上げたような相互理解をどう図っていくのか。...全文を見る
03月12日第142回国会 参議院 地方行政・警察委員会 第4号
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○魚住裕一郎君 公明の魚住裕一郎でございます。  先般、大臣の所信をお聞かせいただきました。二十一世紀の新しい日本をつくっていこうというふうに自治省の、地方新時代というそんなキャッチが張ってありましたけれども、それにふさわしいというか、冒頭部分での大臣の所信だったかな、そんなふ...全文を見る
○魚住裕一郎君 また、基礎的なことでございますが、いわゆる国民総支出の中におきまして、国、地方といったような政府部門、この支出というのは何%を占めるのか、そしてこの政府部門のうち、今もう既に出ておりますが、地方の財政支出は政府部門のうち何%を占めているのか、お示しください。
○魚住裕一郎君 そのような大きな割合を地方が負っているわけでございますが、それに対して実質的な最終的な税金の配分というか、それはどのようになっておるんでしょうか。
○魚住裕一郎君 先ほど小山委員からは一対二、またそういうような入り口、出口で逆転した比率という形で御紹介がございました。大臣の所信の中で、自己決定、自己責任と、そういう所信が述べられておりましたけれども、物的、財政的に自己決定をし得る体制が本当に大事というふうに考えております。逆...全文を見る
○魚住裕一郎君 今、外形標準課税、これは安定性の問題だろうと思うんですわ。要するに、国にある税源をどう移すかという問題とはちょっと違うなというふうに思います。  それから、ちょっと教えていただきたいんですが、自主権の関係で、許可制を協議制というふうに今おっしゃいました。許可は許...全文を見る
○魚住裕一郎君 同意というと、結局判こがないとだめだということですか。要するに、許可と同じ趣旨かということです。
○魚住裕一郎君 その協議内容は多分そういうことなんだと思うんですね。審査内容は物流云々とかいろいろありましたけれども、要するに審査させていただくという表現を使いましたけれども、最終的にどうするかという段階になって地方公共団体サイドが嫌だよ、言うことを聞きませんと言った場合にどうな...全文を見る
○魚住裕一郎君 何か押し問答をやっておりますが、その趣旨はわかるし、協議をしていくというのもよくわかるんです。それでも調わなかった場合どうなるかという問題なんですね。  自治大臣は自主決定、自己責任だというふうにおっしゃってきている。ずっと国として協議させてもらいますよ、いろん...全文を見る
○魚住裕一郎君 そうすると、それは最終的には法定外普通税の場合はできないということになるんですか。それは事前に協議をしてくださいよということになって、地方公共団体はそれに合わせて、昔は例えばボート係留税みたいなそういう趣旨のものがあったと思いますが、ああいうものも自分たちがいろん...全文を見る
○魚住裕一郎君 大臣のお話ではございますが、箱物云々というお話もございました。過剰サービスというような話もございました。だけれども、それは最終的には地方公共団体において首長なりが選挙等で責任が問われる、そういうことが自己責任ということではないですか。あるいはその地方公共団体の財政...全文を見る
○魚住裕一郎君 結論だけ言ってください、前の講釈はいいから。それは、許可制、禁止されたものが特別の行政行為によって許されると講学上、そういうふうに言われております。それと違うかもしれないけれども、最後の結論部分で協議が調わなかったらできるのか、できないのか、これは許可制と変わらな...全文を見る
○魚住裕一郎君 そうしますと、同意が必要だということは、同意あるいは認可というような講学上の話になるんですか。つまり、国のオーケーサインが出なければ、許可という言葉を使わないとしてもそれはできないということを意味するんですか。その結論部分を教えてください。
○魚住裕一郎君 今、大臣は場合もあるという表現になりました。言われた内容は具体的な内容であって、私が聞いているのはシステムの立て方として聞いているわけであります。そうすると、できる場合もある、できない場合もあるというふうになるわけですね、今のお話は。そうすると、そのできる場合とで...全文を見る
○魚住裕一郎君 そういうような、今、大臣がおっしゃったような非常に苛政になるようなそういう場合にはならぬですよというような言い方になりましたけれども、許可制と中身的には最終的には変わらないわけですね、システムの立て方としては。要するにそれは、御相談に幾らでも応じましょうというのは...全文を見る
○魚住裕一郎君 余り実質変わらないなというのが私の気持ち、感じでございます。自主決定、自己責任というのが何か最後の部分になってくるともとのもくあみというか、同じようなシステムで構成されるのだなというのが私の実感でございます。  大臣の所信の中で、地方の債務の状況についての言及が...全文を見る
○魚住裕一郎君 各自治体、それはもう今おっしゃった趣旨は十分踏まえた上での話だと思いますが、新聞記事によると、例えば札幌市ですか、指定金融機関でないところに借り入れを競争入札をしたというところがあります。それほどドライな関係でまずやっていかないと、もう地方の財政難はお手上げだとい...全文を見る
○魚住裕一郎君 今、各地方もそうですが、市民オンブズマンというのが非常に活発になっております。そういう中では、繰り上げ償還しないというのはもうそれ自体で自治体に損害を与えているという、そういう論が立ちます。知事以下に損害を賠償させるように監査請求をするというような、そういう動きも...全文を見る
○魚住裕一郎君 ほとんど時間がありませんけれども、最後に警察の方にちょっと。  先ほど山本委員から警察の問題が出ましたけれども、前回ですか、この委員会で本垰刑事について聞かせていただきました。大臣の所信の中でも、職員の綱紀の粛正と職業倫理の確立についてさらなる徹底に努めてまいり...全文を見る
○魚住裕一郎君 終わります。
○魚住裕一郎君 公明の魚住裕一郎でございます。  持ち時間が五分なので、簡潔にやりたいと思います。  国会議員の選挙、全面的に都道府県また市区町村の選挙管理委員会にお願いをしているわけでございます。新憲法施行後、執行委託費という形でずっとやってきたわけでございますが、先ほど谷...全文を見る
○魚住裕一郎君 終わります。
03月25日第142回国会 参議院 本会議 第14号
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○魚住裕一郎君 私は、公明を代表いたしまして、ただいま議題となりました法人税法等の一部を改正する法律案外二法案につきまして、橋本総理に質問をいたします。  まず、法人税法改正案等の質問に入る前に、一連の大蔵の不祥事につきましてお伺いいたします。  一月に大蔵省金融検査部の二人...全文を見る
03月26日第142回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○魚住裕一郎君 公明の魚住裕一郎でございます。よろしくお願いいたします。  ことしになりまして、新聞、テレビのニュースをずっと見ていますと、非常に暗いニュースばかりでございます。景気が悪い、そこから例えば中小企業者が首をつったり海に飛び込んだりというようなニュースがありました。...全文を見る
○魚住裕一郎君 関係議員の努力というのは私も理解をするところでございますが、ただ教育というのは百年の大計、未来世代にどういう影響を及ぼすかという大事な事業でございます。幾ら修正してもやはりギャンブル性は消えないんだろうというふうに思います。  先般、千葉の成田市で中学二年生の鈴...全文を見る
○魚住裕一郎君 いずれ衆議院で採決になろうかと思いますが、今度はぜひ採決に参加されるところを見ておきたいというふうに私は思います。  さて、非常に教育現場が荒れているというようなことが再三出ております。少年の非行事件、ナイフの件であるとか自殺者とか相次いで出ております。また、教...全文を見る
○魚住裕一郎君 子供たちへ命を大事にしようというのはもちろんそうなんですが、この事態に即してのアピール、言わんとする趣旨はわかるんですが、この実効性といいますか、本当に文部大臣が教え諭しておられるんだろうというふうに思いますが、これは子供たちにどのぐらい効いているというふうにお考...全文を見る
○魚住裕一郎君 かなりまとめてお話をいただきましたけれども、今度は大人たちへのアピールというのもあります。「そこで、保護者の方々に訴えたい。」、「自分の子どもの行動に責任を十分持ってほしい。」、それはわかるんですが、何か学校の責任放棄というか文部行政放棄だというふうに読めるんです...全文を見る
○魚住裕一郎君 第一義的な責任というような表現で答弁していただきました。もちろん責任というのは権利あるいは権限と裏腹でございますから、文部大臣の認識の中でも、子供に対する教育の権限、権利というのは親にあるという認識を持っておられるということですね。
○魚住裕一郎君 今、大臣からも出されましたが、おとといですか、協力者会議の報告というのがあります。この内容のポイントを簡略に文部省の方で説明してください。
○魚住裕一郎君 この報告書に対してマスコミの中では、「〝学校万能神話〟崩壊認め」というような大きな見出しをつけている記事もあります。また、「「キレる子供」つかめず」という評価も実は出ているわけでございます。子供には、学校での先生の前での顔、それから親の前での顔、また友達同士の間に...全文を見る
○魚住裕一郎君 確かに、何か問題が起きると突然夕方になって緊急保護者会というのを招集されてということがよくテレビのニュースに出ておりますが、これを本当に常設的な、もっと権限のある機関にしていく、そういう方向性でぜひお取り組みをいただきたいなというふうに思っております。  この報...全文を見る
○魚住裕一郎君 先般、二十日ですか、都道府県警の少年担当課長らを集めて対策会議を都内で開いた、そこで関口長官がいろいろ訓示をしたというお話でございます。そして、具体的に警察官が少年に直接語りかけるんだ、また家庭や学校との連携を警察側から強めるように訓示した、そういうことが新聞に載...全文を見る
○魚住裕一郎君 教育現場、そして少年の非行等についてはもうだれもが悩んでいるところでありますが、公明におきましても、本当に何かいいアイデアはないのかと常にみんなで議論をしていたところでございます。  そんな中でこういう提言をさせていただいたんですが、一つは児童生徒のボランティア...全文を見る
○魚住裕一郎君 公明が提言したのはあと二点ございまして、一つは二十人程度になるようなクラス編制、これはやはりゆとりを持たせていく、また教師と十分話し合いができる場をつくっていくということでございます。もう一点が、実社会から学んだ豊かな経験を持つ中高年、こういう方の教師への採用を普...全文を見る
○魚住裕一郎君 確かに膨大なお金がかかるというお話でございましたけれども、空き教室もいっぱいございますので、ぜひ前向きに取り組んでいただきたいというふうに思います。  少年事件というと、どうしても神戸の少年事件を思い出します。最近も、どうして少年事件の刑事事件としての調書が漏れ...全文を見る
○魚住裕一郎君 今、検事調書ということでございますが、法務省でのこの点に関する捜査状況はどうなっているでしょうか。
○魚住裕一郎君 いずれにしても、この捜査書類というものが表に出て、それが雑誌に載せられるということ自体大変な失態でございますし、また被疑者、被害者のプライバシーの問題、また周辺の人たちに大変な迷惑がかかることでございます。二度とあってはならないと思いますが、この点につきまして、再...全文を見る
○魚住裕一郎君 雑誌というと、先般、テレビのニュースを見ておりましたら、文部大臣の顔が出てきて、雑誌協会ですか、の人と会ってお話をしている場面がありました。要するに、再販価格をどうするか云々というようなことで要請に行ったんだろうと思いますが、非常に文部大臣は怒っておられました。ど...全文を見る
○魚住裕一郎君 そのニュースを見ておりましたらコメントがありまして、文部大臣のパフォーマンスだというようなコメントもありました。行き過ぎたわいせつなグラビアであるとか、確かに問題であろうかと思いますが、表現の自由、報道の自由、これに対する介入のきっかけをつくるんじゃないかというよ...全文を見る
○魚住裕一郎君 この被害者の方は、この決定自体、放送局側に立った決定だというようなコメントを言っておられるようですが、ただこの救済手続というか機関があること自体は評価したいし、またそれに基づいて放送した放送局も評価したいと思います。  ただ、二局、日本テレビとフジテレビですか、...全文を見る
○魚住裕一郎君 この事件にしても、テレビだけではなくして週刊誌や新聞、そういう活字メディアを含めた報道全体として疑惑というような印象づけがなされたというようなことでございます。例の松本サリン事件の河野さんの場合も、全メディアが袋だたきにしたというようなことがありました。  私は...全文を見る
○魚住裕一郎君 関連をお願いします。
○魚住裕一郎君 終わります。
03月30日第142回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○魚住裕一郎君 風間理事に関連して質問をさせていただきます。    〔委員長退席、理事岡部三郎君着席〕  今、風間議員からは乳幼児医療のお話がありました。まさに少子化対策をどうするかという点で大変重要なことだと思います。  そこで、いろいろ言われておりますけれども、やはり育...全文を見る
○魚住裕一郎君 確かに、価値観の多様化の中で何人子供をなすかという問題はあろうかと思います。ただ、少子・高齢社会ということで国として困るという事態もあるわけでございまして、その点を再度検討する必要があるのではないか。  そんな中で、私は、少子対策というよりは多子化政策といいます...全文を見る
○魚住裕一郎君 税の部分だけということではございませんが、やはりそういう側面からの手当も必要だと私は思っております。  そこで、例えば最近いろんな給与体系が変動してきておりますが、給与の中にはもちろん扶養手当というところもあると思います。せっかく企業はそういう子供たちへの手当と...全文を見る
○魚住裕一郎君 今はいろんな手段があり得るんではないかという形で私は申し上げたんですが、例えば十三歳未満の子供の公共料金無料化といいますか、運賃であるとか、そういうことも考えられるんではなかろうかというふうに私は思っております。  地方団体、例えば東京都でありましたらシルバーパ...全文を見る
○魚住裕一郎君 確かに、先ほど大蔵大臣おっしゃられたように、いろいろな側面をとらえてみたら、それで多子化というような意味では足りないのかもしれませんが、やはり思い切った手を打たなきゃいけない時代になってきているのではないだろうか。スウェーデンでもかなり大きな手を打ってだんだん回復...全文を見る
03月31日第142回国会 参議院 地方行政・警察委員会 第7号
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○魚住裕一郎君 公明の魚住裕一郎でございます。  現在平成十年度予算審議の真っ最中でありますが、財政構造改革法の関係で、デフレ予算だということで今の景気状況に照らしていかがなものか、欠陥予算ではないかという指摘が多くなされております。そんな中で、与党の中で景気対策、さらには財政...全文を見る
○魚住裕一郎君 自治大臣の現時点における姿勢ということ等はわかりました。ただ、ここから先は予想ということになりますが、万が一その目標年次が二年先送りになった場合、いろんな計画がございますけれども、どのような影響を受けますか。
○魚住裕一郎君 それでは、これはこの程度にしておきまして、土地住宅税制について改正がなされようとしておりますが、ちょっとこの概要を簡潔に言ってください。
○魚住裕一郎君 今のお話の中で、バブルを抑えるという趣旨のお話がありましたけれども、これを改正することによってまた土地の高騰というかそういうおそれはないんでしょうか。
○魚住裕一郎君 このバブル税制、平成三年ということでございますけれども、地価ががくんと下がってきた分水嶺は平成三年秋だと私は認識をしております。それからもう七年たつわけでございますけれども、バブルを、狂乱土地をずっとやらせておいて、最後になって、これが効いたのかどうかわかりません...全文を見る
○魚住裕一郎君 私も同じ意見でございまして、余りにも遅過ぎるんじゃないかという視点でお聞きをいたしました。  次に、今回、共用飛行場に関連して、民間航空専用部分についての市町村交付金、固定資産等所在市町村交付金というんでしょうか、盛り込まれておりますが、国の部分は、民間ではない...全文を見る
○魚住裕一郎君 私、わからないのが、なぜ交付金なのかということなんですね。その点、お願いできますか。
○魚住裕一郎君 つまり、今おっしゃった趣旨で交付金を出している部分については、同じ趣旨なんだから固定資産税でいいんではないかと思うんですね。その点についてはどうですか。
○魚住裕一郎君 交付金であったとしても、それは最終的には国民の負担になるんじゃないですか。
○魚住裕一郎君 いや、よくわからないですね。要するに市町村が国に課税しちゃいけないということなんですか。
○魚住裕一郎君 では、ちょっと話題を変えまして、交付税なんですが、今どのくらいの割合になっておるんでしょうか。地方財政収入における割合。
○魚住裕一郎君 大変大きな財源になっておりまして、これがなくしては地方の行財政は成り立たないというふうに思います。これは普通交付税と特別交付税があるというふうにお聞きをしておりますけれども、特別交付税というのはどういうものなんでしょうか。
○魚住裕一郎君 今六%とおっしゃいましたけれども、額にしたら大体どのぐらいですか。
○魚住裕一郎君 今御答弁の中で、捕捉できない事態、あるいは予測できない事態に備えるものだということでございますが、例えば積雪ということはおっしゃっていましたね、除雪。もちろんエルニーニョ現象が出たり雪が少ないとかそういうのはあるかもしれません。だけれども、毎年大体降るところは決ま...全文を見る
○魚住裕一郎君 今の積雪の話だと、これ予測し得ないということもあるんでしょうけれども、そこまでいくと災害の部類になるんじゃないのかなと思うんですね。今お話の中で補完的にやっているんだという話でございますけれども、だけれども捕捉できないあるいは予測できないということと補完というのは...全文を見る
○魚住裕一郎君 普通交付税についてはいろんな基準を設けて積算をしてきちっと出しておりますけれども、この特別交付税の基準について概略、どんな基準でやっておるんですか。
○魚住裕一郎君 今、細かい基準を定めて、しかもそれはオープンになっているということでございますが、これ一兆円の使い方の問題なんで、何でこれ省令なんですか、法律化してもいいんじゃないですか。
○魚住裕一郎君 額も大きいし、それから毎年改正しなきゃいけないなんといっても、租税特別措置法なんて毎年改正しているわけであって、それは理由にならないじゃないですか。
○魚住裕一郎君 いや、まだ納得できないですね。  額にしても、前に私は法務委員会にいて、裁判所が約三千億ぐらい、法務省が六千億ぐらい。ええ、こんなので三権分立を支える体制やっているのかと思ってぞっとしたんですが、それを合わせても一兆にも満たないわけですね。今お聞きしたら、特別交...全文を見る
○魚住裕一郎君 まだ納得できませんね。  要するに、地方と自治省でお手盛りをやっているということなんでしょう、それは。
○魚住裕一郎君 大臣のお感じと、私はちょっとまだ乖離がありますけれども、時間が迫ってきましたので、次の点について進みたいと思います。  今回、地方税の特例措置として中心市街地の活性化に資する一定の施設整備に伴う関連で特例措置を設けようとしておりますが、この中心市街地活性化のため...全文を見る
○魚住裕一郎君 中心市街地再活性化ということでありますから、今活性していない中心市街地というものが対象になるんだと思うんですね。だけど、町というのは、ある意味じゃ釈迦に説法の世界になりますが、いろんなライフスタイルでありますとか、経済構造の変化でありますとか、どんどん中心市街地も...全文を見る
○魚住裕一郎君 だんだん時間がなくなってきましたけれども、二つ一遍に聞きたいと思います。  一つはソフト事業、これは地方交付税による財源措置、それからハード事業については地方債、だけれども交付税措置つきですよということでございます。  先ほど小山委員からもお話が出ましたけれど...全文を見る
○魚住裕一郎君 終わります。
04月02日第142回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号
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○魚住裕一郎君 公明の魚住裕一郎でございます。  両公述人、御苦労さまでございます。貴重な御意見、ありがとうございます。  まず、笹森公述人にお聞かせをいただきたいんですが、現在の経済情勢に対する認識あるいは九八年度予算に対する評価、さらには貸し渋りについての状況をお話しいた...全文を見る
○魚住裕一郎君 今、細かいやり方の点について私どももちろん意見を持っておりますし、単に現金であればたんすに行ってしまうということを考えれば、やはり商品券ということも考えていただきたい、またしっかり詰めさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。  原田先生、三...全文を見る
○魚住裕一郎君 一・八。
○魚住裕一郎君 力強い御意見をいただきまして、ありがとうございます。  それで、昨年十月以降著しく消費性向が低下したというお話がございました。年にかえると六兆円にも達する。そういう話のいきさつの中で、住宅ローンのある家計は資産デフレでさらに厳しくなっているよというお話でございま...全文を見る
○魚住裕一郎君 終わります。
04月08日第142回国会 参議院 予算委員会 第17号
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○魚住裕一郎君 公明の魚住裕一郎でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  今、久保委員から、日銀短観等を示されて、現下の経済情勢についての認識、経済政策等の質疑が行われました。  けさほどのある新聞によりますと、民間の調査機関がまとめた経済予測というものが載っておった...全文を見る
○魚住裕一郎君 また、この民間の調査機関の中には、今失業率が三・六%というような数値になっておりますが、予測として四%ぐらいに上昇するんではないかという結果も出ております。またさらに、企業収益と雇用環境の悪化で個人消費の回復はめどが立たず、低迷が続くというような表現になっておりま...全文を見る
○魚住裕一郎君 現下の経済情勢を心配して、与党の中で経済対策十六兆円という、あるいはその中で真水は八兆円だというようなことを言われておりますけれども、中身を見るとどうしても公共事業中心、今までの従来型以外にもいろんな通信産業であるとか考えておられるようであります。先般、新聞に、四...全文を見る
○魚住裕一郎君 先ほど久保委員からもお話しございましたけれども、閣僚の方あるいは与党のしかるべき立場の方、いろんな発言をされておりますが、なかなか景気あるいは株価を見てもよくなっていかない。もう大方は経済政策の転換をはっきり言うべきである、そういう声になってきております。  今...全文を見る
○魚住裕一郎君 確かに、審議がスムーズにいくようにといいますか、そういうふうな配慮はあってしかるべきだとは思いますけれども、総理は一国の責任者として、やはり自分は今の景気状況を踏まえてこうやっていかないと日本はもたないんだと、そういうことがあれば、別に理事懇で言われたからといって...全文を見る
○魚住裕一郎君 そこで、いろんな方が減税減税というふうに言ってきております。先月末には政府税制調査会の加藤寛さんも十兆円ぐらい必要じゃないかというようなことを述べておりますし、また民間でございますけれども、経済同友会の牛尾代表幹事が減税は必要だと。もう国の内外、官民問わず減税論が...全文を見る
○魚住裕一郎君 私どもが考えているのは、消費税率アップ分を戻し金という形で考えているわけであります。今の事務方のお話にもありましたように、確かにフォード・スタンプというのがありました。事務的な難しい問題もあるかもしれませんけれども、そのぐらいやってできないことはないんではないか。...全文を見る
○魚住裕一郎君 広く浅くという消費税、それに見合うという形で私ども考えておりまして、今、総理は初めてお聞きになったというお話ございましたので、ぜひ前向きに検討をしていただければありがたいなと思っております。  今、経済の情勢が非常に悪い中でございます。その一方で非常に教育費もか...全文を見る
○魚住裕一郎君 奨学金というのは、今、文部大臣から概要の御説明がございましたけれども、奨学金を受けた人が社会人になってから返すというようなことから考えたら、まず第一に学ぶ人にきちっとお金が行くような形というか、その責任でやる。だから、親の所得制限というのはそもそも要らないのではな...全文を見る
○魚住裕一郎君 ぜひ前向きによろしくお願いします。  それから、入学金というのも大変大きな金額でございまして、実はこれは奨学金の対象になっていないんですが、ぜひ入学金も給付対象に加えるべきであるというふうに考えますが、いかがでしょうか。
○魚住裕一郎君 入学金も大変大きな額でございますので、ぜひ十二分に検討をお願いしたいと思います。  それから、奨学金の月額も平均学費の三〇%ぐらいをセットしているようでございますけれども、大変今の状況の中で生活のためにアルバイトばかりやっているというような学生もいるわけでござい...全文を見る
○魚住裕一郎君 これも五〇%ぐらいになるように努力していただきたいと思います。  また、この育英会では、第一種奨学金と第二種奨学金というのがあるようでございますけれども、これは無利子かあるいは三%ぐらいの利子があるかないかというお話でございますが、これも本人が返していくというこ...全文を見る
○魚住裕一郎君 私ども公明では、庶民の意見をいろいろ吟味して新しい奨学金制度をつくったらどうかということで提言をさせていただいたんですが、特に入学金の部分と、それから今の無利子の部分、非常に大きな反響がございました。まだまだ詰めなければいけない部分はあろうかと思いますが、今後また...全文を見る
○魚住裕一郎君 おっしゃるとおり、表現の自由、報道の自由に関することで、非常に微妙な問題であり、むやみに国家権力が介入すべきでないことはもちろんなのでございますが、最終的には民間同士が裁判所で争うというような形になるわけでございまして、そういう意味から、その民間同士における損害賠...全文を見る
○魚住裕一郎君 ただ、知らないうちに侵害されているという状況もございまして、またこの議論についてはさらに詰めていきたいと思います。  関連をお願いいたします。
04月09日第142回国会 参議院 地方行政・警察委員会 第9号
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○魚住裕一郎君 公明の魚住裕一郎でございます。では簡潔に私も質問させていただきます。  まず、堀部先生、先ほど今回の規定の評価をされましたけれども、概括的でなかなか基準としてわからないのではないかというお話もあったと思います。  そこで、アメリカの昨年の通信品位法、これはわい...全文を見る
○魚住裕一郎君 終わります。
○魚住裕一郎君 公明の魚住裕一郎でございます。まず、私もインターネット関連からお聞きをしたいと思います。  今、小山委員からも総合的な検討をというお話がございました。私も今回のこの改正案というのは、インターネット空間という先ほど表現がございましたけれども、初めての法規制だと思い...全文を見る
○魚住裕一郎君 もちろん、全体を秩序づける、こういうような法律では足りないでしょうけれども、今、不正アクセスについてのお話を伺いました。  この内容、コンテンツの関係でございますけれども、今回はこういう性的好奇心をそそるという内容でございますけれども、前にもたれか何回かお話がご...全文を見る
○魚住裕一郎君 もう一度その点についてなんですが、要するに本当に今、国家の存立とかの問題になった場合に、こちらの方がもっと大きな問題でしょうということなんです。  もちろん、今、局長おっしゃるように、表現の自由、学問の自由との関連はより大きな論点として出てくるんだろうと思います...全文を見る
○魚住裕一郎君 情報セキュリティビジョン策定委員会報告書なるものがことし二月出ておりますけれども、最終的なこの立法作業というのはどういうような段階を踏んで、いつごろ出てくるものなんでしょうか。
○魚住裕一郎君 私も、その辺しっかり議論を今後もさせていただきたいというふうに思います。  それで、映像送信型でございますけれども、今回届け出をさせるという形になっておりますけれども、概念が、性的好奇心をそそる云々とありますが、例えばアイドルの写真集みたいになった場合は非常に難...全文を見る
○魚住裕一郎君 今の概念規定を伺っていても、やっぱり週刊誌はそうなってくるんだろうなと思うんですわ。  それで、先ほどからもその判断基準というのを出さなきゃいけないというふうな話がございますけれども、それは政令とかそういう形で出すんでしょうか。
○魚住裕一郎君 その解釈基準を見て初めてこの概念がわかるということを意味するのかなというふうに思います。  去年のアメリカの判決の中で、例の通信品位法、午前中も議論になりましたけれども、あいまいであるがゆえに無効だという理由になっております。FCCの解釈あるいは議会の議事録を読...全文を見る
○魚住裕一郎君 何か水かけ論になりそうな感じでございますが、今回、十八歳未満の者に見せないためにクレジットカードを利用させるという形になるわけでございますけれども、そうすると大人であってもクレジットカードを持っていない人が当然いるわけです。そういう人にはこういう好奇心をそそる映像...全文を見る
○魚住裕一郎君 簡便な方法はもちろんクレジットを利用する形になろうかと思いますが、だからこそ逆に、クレジットをどんどん使いなさいというような形になりかねないなと、実際上の動きとしては。クレジット番号とかが非常に不正に利用されたりしている事犯も多いわけで、この点の対処、要するにこれ...全文を見る
○魚住裕一郎君 法文上の問題なんですが、今までインターネット関係でかなりの数が検挙されました。わいせつ物陳列罪というような形の罪名が多いかと思います。  判例も、下級審ながらぼつぼつ出てきました。学説上二説あるようですが、要するにわいせつ概念というのは、先ほど田村先生からいろい...全文を見る
○魚住裕一郎君 今、一応無関係だというお話でございました。  これは、今回のプロバイダーに対する規定というのは努力義務規定というか、訓示規定みたいなものだなと思いますが、これがうまくいかなかったらば、そのうち改正しましょう、罰則つきにしましょうという話にもなってきかねない。もち...全文を見る
○魚住裕一郎君 終わります。
04月15日第142回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第5号
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○魚住裕一郎君 公明の魚住裕一郎でございます。  今、小委員長の御報告を受けました。昨年来から十一回にわたる調査検討をなされ、このような御報告をされたことに深く敬意を表します。  今、日本の経済、長引く景気低迷の中で、中小企業者の中から自殺者も出るというような中で、本当にOD...全文を見る
○魚住裕一郎君 二回目で恐縮でございますけれども、ちょっと気づいた点だけ述べさせていただきたいと思います。  提言の十四番目に、NGOとの連携の強化というものがあります。私も全く賛成であります。特に、NGO・外務省定期協議会の拡充とか、あるいはフォローアップまで含めた形のNGO...全文を見る
04月16日第142回国会 参議院 地方行政・警察委員会 第11号
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○魚住裕一郎君 公明の魚住裕一郎でございます。  三参考人には、お忙しいところ本当にありがとうございます。私も十分なので一問ずつよろしくお願いいたします。  まず、戸波先生、先ほど選挙方法について再検討をすべき段階に来ているというお話がございました。今、朝日委員からも同じよう...全文を見る
○魚住裕一郎君 終わります。
04月20日第142回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第6号
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○魚住裕一郎君 公明の魚住裕一郎でございます。  アジア太平洋地域の安定と日本の役割について、意見を申し述べたいと思います。  まず、アジア太平洋地域の一体感が徐々に形成されつつあるのではないかというふうに私は思っております。確かに昨年来、通貨・金融危機による調整局面というこ...全文を見る
○魚住裕一郎君 二回目の発言になりますが、お許しを得て発言させていただきます。  いよいよ最後の討論になってきておりますけれども、多くの参考人を呼び、熱心な討論を三年間続けてまいりました。私、個人的にはこの調査会に入ったり出たりというようなことはありましたけれども、各先生方の熱...全文を見る
04月23日第142回国会 参議院 地方行政・警察委員会 第12号
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○魚住裕一郎君 公明の魚住裕一郎でございます。  今回、海外在住者の投票制度を設けるというものでございますが、私も民主主義の発展はこの投票、選挙権の拡大の歴史であったというふうに思います。そういう意味からすれば、本来国民が基本的な権利として持っている選挙権が海外においても半分扉...全文を見る
○魚住裕一郎君 大臣は今、限定した理由を述べられましたけれども、もう一度、現行制度に対して裁判が起こされておるわけでございますけれども、この点についての評価をどう考えておられるかという点について再答弁をいただきたいと思います。
○魚住裕一郎君 要するに、国民主権という大原則があって、それを行使する選挙権、これが不当に侵害されたという形で国家賠償請求が起こされているわけであります。今審議している制度じゃなくて、現行の在外の邦人には一切認めないというやり方自体が憲法違反だというふうに問いかけられているわけで...全文を見る
○魚住裕一郎君 先ほど法制局の方から立法裁量の範囲内ではないかというお話がございましたが、事基本的人権にかかわることでございまして、我々は立法府にいる人間としても最大限尊重というか行使できるようにしていかなければならないことはもう言うまでもないと思います。  ところで、海外の方...全文を見る
○魚住裕一郎君 今回、比例選挙に限る形で出されておりますけれども、同じく先ほどの日弁連の調査報告書でございますけれども、こう記述されております。  国民主権の支柱という選挙権の基本的性格を考えれば、海外在住日本国民に保障されるべき選挙は、国政選挙の全般に及ぶべきであり、議院の一...全文を見る
○魚住裕一郎君 ただ、これは選挙権の投票価値の問題、もちろん有権者の多寡による投票価値の問題ももちろんありますけれども、今度はもう対象が限定される、半分以下だろうとは思いますけれども、そういう投票価値あるいは平等という観点から見ていかがですか。
○魚住裕一郎君 今のお話は、海外の人が聞いたら怒りますよ。何か犯罪者と一緒の扱いみたいな形で余りにも例えがひどいなというふうな感じがいたしますけれども、これ以上言っても押し問答かもしれません。  同じく、最高裁判所裁判官の国民審査について、これは憲法にじかに規定をしているわけで...全文を見る
○魚住裕一郎君 そうです、現在。
○魚住裕一郎君 技術的問題で見送っているということでございまして、これもできる限り速やかに私は改正をすべきだという意見を表明しておきたいと思います。  ところで、先ほどもお話に出ました周知徹底という言い方でありますが、海外においてどういうような周知徹底方法を考えているのかちょっ...全文を見る
○魚住裕一郎君 今回寸比例に限定してしまっていますけれども、どういう政党があるのか、どういう名簿になっているのか、政策はどういうことなのか。多分国内では選挙公報という形で周知するという形になるかと思いますが、日本国内にいても新聞の折り込みに入ってくるような形でかなり選挙直前だなと...全文を見る
○魚住裕一郎君 さっきから大臣の答弁の中で周知徹底というのが非常に大きな限定理由といいますか、そういうふうに聞こえるんですが、結局今のお話ですと、マスコミにあなた任せよと、こういう話ですね。
○魚住裕一郎君 だけど、五日前までに投票をしなければいけないわけであるから、現実に国内でも二日前に届くというような形ですね。ということは、政党名、名簿あるいは政策について在外公館に置くというようなことを考えているんでしょうか。  要するに、五日前までに投票しなきゃいけないんでし...全文を見る
○魚住裕一郎君 今、新聞とかそういうマスメディアでかなり政党の方は知られていくという話でございますけれども、現実に多くの新聞社はインターネットならインターネットでホームページをつくって、そこにアクセスすればいろんな情報がとれる、地方紙でもそういう状況に多分あるんだろうと思うんです...全文を見る
○魚住裕一郎君 半ば想像を前提にして御答弁されたかなという部分がありますけれども、今度は翻って、比例区選挙を想定していますから、政党のいろんな活動、選挙運動ということもあろうかと思うんです。今ビラとかかなり限定をされております。ビラの配り方等について、国内では郵送じゃいけないとか...全文を見る
○魚住裕一郎君 もう時間でございますけれども、一方で周知徹底を重要視しながら、こういう形で縛るというのはいかがなものかなという意見表明をして終わります。
04月30日第142回国会 参議院 地方行政・警察委員会 第13号
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○魚住裕一郎君 公明の魚住裕一郎でございます。保坂先生と同じく東京都の選出でございまして、質問をさせていただきます。  今回の改正案、半歩前進というような評価をさせていただきたいと思いますが、ずっと東京都内を回っておりますと、例えば区部においては自治権拡大の会合とかそんなものが...全文を見る
○魚住裕一郎君 今、首都機能移転という問題がずっと議論されてきておりますけれども、また今のお話の中で、昭和十八年の制度改正についても強力な首都建設という言い方をされました。私は地方自治はまだ素人の域でございますけれども、東京における特別区というのは、これは首都であるということとの...全文を見る
○魚住裕一郎君 そうしますと、もちろん歴史的経緯はございますが、大都市における一体性とか云々という理由があれば、もちろん法改正は必要かと思いますが、ほかの地域でも都区制度はとり得るということですか。
○魚住裕一郎君 そうしますと、都区制を使うかどうかというそのメルクマールは、今数百万という言い方をされましたけれども、その基準というのはどういうことになりましょうか。あるいは、その広さ、広がりはどの程度をお考えなんでしょうか。
○魚住裕一郎君 きょうはちょっと国土庁にお見えいただいておりますが、首都機能移転云々ということで議論をしておりますが、首都機能を移転した場合、その場所というか、その地域の自治のあり方というか、自治行政制度のあり方というものはどのようなものとして今お考えなんでしょうか。
○魚住裕一郎君 ただ、今候補地選定云々というふうにおっしゃっていますけれども、これは今現状における既にある地方都市に首都機能を持っていくのか、あるいはこういう表現がいいのかどうか、田んぼの中に新たにつくるのかでまたちょっと違ってくるのじゃないかなと思うんです。あるいはだから直轄地...全文を見る
○魚住裕一郎君 この問題の質問は終わりまして、次に財源について、調整財源制度というんですか、今回残るわけでございますけれども、これを残す理由というのはどういうふうな理由からなんでしょうか。
○魚住裕一郎君 都と区の間でも調整が必要だということですか。水平的調整だけではなくして垂直的な話し合いも必要だと。
○魚住裕一郎君 また後でお聞きしますが、上下水道とかいろんな事務が東京都に残っており、かつそれは大都市における一体性とか統一性とかそういう理由づけをずっと先ほどから述べられておりますけれども、大都市における一体性、統一性というのは、言葉として、イメージとして何となくわかるような気...全文を見る
○魚住裕一郎君 お話しになったことの中で、例えば上下水道、先ほど保坂委員からもありましたけれども、そのパイプだって三多摩とつながっている部分があるのではないか、下水もそうではないのか。また、杉並区と三鷹市なんというのはほとんど同じような町並みがずっと続いていて、そこの欄密度ぐあい...全文を見る
○魚住裕一郎君 結論を得るに至らなかったという主な論点というか障害点というのはどういう点にありますか。
○魚住裕一郎君 二十三区拡大というふうなお話でございますけれども、私は逆に二十三区縮小というか普通地方公共団体並みにしていくべきだという観点からお話しさせていただいておりますけれども、そういう拡大方向でずっと議論が進んできたんですか。特別区の拡大方向。
○魚住裕一郎君 ちょっと議論があっちへ行ったりこっちへ行ったりで大変恐縮ですが、それで調整財源制度なんですが、今回法定化するというような表現がございますが、なぜ今回法定化をするんでしょうか。
○魚住裕一郎君 いろいろ勉強していて思ったんですが、こういう形で調整制度を残し、かつそれを法定化するということ自体、何か方向性として間違っているのではないかなという気がするんですね。市町村民税の法人分とか固定資産税とかございますけれども、これは本来基礎的な団体で徴税をすべきである...全文を見る
○魚住裕一郎君 先ほど朝日理事からもお話が出ましたけれども、地方交付税について、都区合算方式を継続するという形になっておりますが、これはなぜなんでしょうか、もう一度お願いします。
○魚住裕一郎君 次に、事務移譲に関連してお聞きをしたいんですが、清掃事業について、非常に長い年月がかかったわけでございますが、ようやく東京都また特別区、また職員の方々、労働組合を含めて協議を重ね、その努力に敬意を表するものでございます。  それに直接は関連はしないかもしれません...全文を見る
○魚住裕一郎君 今、これは新たな公害かもしれないという点で、地域住民の方が問題提起しているわけでございますが、これは都と区で話し合って、その責任、将来的には賠償責任まで発展するかもしれませんけれども、それも都と当該区で話し合いなさいと、そういう話ですか、今おっしゃったのは。
○魚住裕一郎君 もう時間がなくなってきましたけれども、廃置分合についてちょっとお聞きしたいんです。  特別区についての規定がなされておりますが、これは一般の市町村と廃置分合あるいは境界変更についてどこに違いがあるのか。それから、違いがないとすればどうして新たに特別区についてのこ...全文を見る
○魚住裕一郎君 終わります。
05月15日第142回国会 参議院 地方行政・警察委員会 第15号
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○魚住裕一郎君 公明の魚住裕一郎でございます。  今の小山委員の質問にも関連いたしますけれども、今大臣がお述べになりました、いわゆる統一地方選挙の趣旨というものが、関心を高める、円滑な執行、執行経費の節減ということでございますが、これは昭和二十二年四月から始まっているようでござ...全文を見る
○魚住裕一郎君 ですから、出発点はあくまでも憲法施行に伴って統一的に選挙が行われたと、その四年後ばらけてきたものをちょっと集めたというふうな御答弁だと思いますが、その円滑な執行とか経費削減とか、そういう目的で行われたということでございますけれども、例えば経費の問題、これ値もう地方...全文を見る
○魚住裕一郎君 葛飾の選挙は地元でもございますから、かなり区長さんが胸を張って言っていたことをよく覚えておるわけでございます。  また、この統一にさせるというのは関心を高めるということでございますけれども、これは多分投票率のアップというようなこと、周知徹底そして投票率アップとい...全文を見る
○魚住裕一郎君 ただ、そういう事例もあると思いますが、統一選挙自体の投票率はやはり下がってきているわけです。もちろん統一率も下がっていますが、投票率自体も下がってきている。これは国政も多分そうだろうと思いますし、国民の政治に対する関心がだんだん薄まってきている。何も地方だけに限ら...全文を見る
○魚住裕一郎君 ちょっと話が変わりますけれども、これは四年に一回こういうような法案が出されております。前回も前々回も秋の臨時会で出されておりますが、今回、通常会という形でございますけれども、これはどういうことなんでしょうか。かいつまんで言っていただけますか。通常国会に出されている...全文を見る
○魚住裕一郎君 今の阪神・淡路の関連でございますけれども、四年前は六月十一日に繰り下げてというか任期を延ばしてやったわけでございます。今回はそれがまた戻れるような規定を設けるということでございますけれども、これは兵庫県の議会選挙あるいは神戸市議会、西宮市議会、芦屋市長、芦屋市議会...全文を見る
○魚住裕一郎君 ことしの一月十二日付で兵庫県選管から自治大臣に要望書というのが出されております。今言った選挙について必ず統一地方選挙に復帰できるよう法的措置を講じていただきたいというようなことでございますが、これにのっとってこの規定にしていると。ただ、これ「することができる。」と...全文を見る
○魚住裕一郎君 そうしますと、この阪神地域を含めて、ほかにも十二ぐらいあるというお話ですが、統一選に復帰するということになると、任期は六月十日まであるわけですね。任期の関係はそのまま六月十日まであるということなんですか。
○魚住裕一郎君 統一選挙を三、四、五月に、四月十一、二十五を中心にまとめるという形でございますけれども、そうすると、十一とか二十五の前に任期が来る人は、その選挙までその議会とか首長がいないということを意味するんですか。あるいはもしその期日後に任期満了の人は、通った人はそのまま議員...全文を見る
○魚住裕一郎君 そうしますと、初当選して元気いっぱいやってきても、ちょっと一カ月半待ってちょうだいよと、こういうことも生じ得るということなんですね。
○魚住裕一郎君 そうすると、普通の統一選挙でも一カ月半とか待ってなきゃいけないという期間がある、あるいは落選したけれども議員をしている人がいるということが生じているわけでございますが、今回ちょっと十日ほど延ばすよということですね。この十日ほど延ばすということじゃない普通の統一選の...全文を見る
○魚住裕一郎君 地方団体も、またその新しく当選した方も五十日ぐらいだったら我慢できるんではないかというお話でございますが、それで三カ月相前後して、そうなりますと、先ほどの年一回とか二回とかという話、半年待てよということも出かねないなと。  そうすると、今部長おっしゃるのがちょっ...全文を見る
○魚住裕一郎君 空白期間解消にはいいかもしれないけれども、またばらけできますね。そうするとまた半年後に任期満了が来る人が出るということも生じ得るんじゃないですか。
○魚住裕一郎君 終わりますけれども、地方分権の時代、あるいは自己責任、自己決定という時代の流れの中で、あえてそこまで不合理な面も生じながらやっていこうという趣旨がよくわかりませんので、またそういう議論になった段階でさらに議論を深めていきたいと思います。  終わります。
09月22日第143回国会 参議院 地方行政・警察委員会 第2号
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○魚住裕一郎君 公明の魚住裕一郎でございます。  きょう午前中、松村理事、また輿石理事からも質問がございましたけれども、昨今の新聞記事を見ますと、特に地方行政については地方財政の緊迫度というか、これがかなり出ている。もう既に両理事からも出た話ではございますけれども、やはりこの点...全文を見る
○魚住裕一郎君 最後の方で、いわゆる地方の行革というお話が出ましたけれども、神奈川県を例に見るといろんなことをやっておられるようなんです。  歳出抑制のための第三セクターの合理化、百三十二団体あるようでございますけれども、その合理化をしていく。それから、役員退職金の上乗せ規定の...全文を見る
○魚住裕一郎君 各自治体では、これは前にも聞いたことではございますけれども、各地元銀行、お金を借りていますけれども、それに関しては交渉をしてかなり借りかえとかいろんなことでやっていると思うんです。これは地元のおつき合いがあるから強いと思いますが、国だけはなかなかはいそうですかと言...全文を見る
○魚住裕一郎君 それはいつごろ結論が出るんですか、個々と言いましたからいろいろあると思いますけれども。いつごろから始めて大体いつごろの見通しであるんでしょうか。
○魚住裕一郎君 各委員の先生方のところには各地元自治体等から、今回の政府が言い出した減税についての、国の経済政策が地方に変な影響を及ぼさないようこというようないろんな陳情が来ていると思います。私、東京でございますけれども、東京都でも大変な影響があるから何とかせいという陳情、要請が...全文を見る
○魚住裕一郎君 先ほど大臣がおっしゃられたように、今の日本の状況を考えると、この景気状況を本当によくするために国、地方を挙げてやはり経済政策をきっちりやらなきゃいけない。そのためにも減税というような、さきの参議院選挙を含めて大合唱に私はなったと思いますし、自民党サイドも減税をやる...全文を見る
○魚住裕一郎君 経済の見通し、ことしの正月あるいは一月のころは、経企庁は桜の咲くころにはよくなっている、さらには五月ぐらいになったらもみじのころにはよくなっているというような話が出ていたというふうに思います。先般、堺屋さんがおっしゃった今年度はマイナス一%かというような話も出てい...全文を見る
○魚住裕一郎君 今、役立つものというようなお言葉でございましたけれども、ぜひそうあってほしいなとは思いますが、我が公明としては、景気対策として商品券ということをずっとことしから言ってまいりました。非常に素人談義のような響きに聞こえるかもしれないけれども、実際消費マインドを刺激して...全文を見る
○魚住裕一郎君 自治省の把握はその二つだということでございますけれども、新聞でももっといっぱい載っていまして、東京だけでいっても足立区であるとか、または台東区でもいろんな形でやり始めた、世田谷区でもやっている、板橋でも始めている。地元の商店街連合会等の共通商品券を自治体が買い上げ...全文を見る
○魚住裕一郎君 例えば東京都ではシルバーパスというのをずっとやっております。財源が厳しい中、行革をやらせながら維持したという経緯がございますけれども、これもやはり一種の商品券という形になると思うんです、要するにバスに乗れるとかそういうことでございますので。そうすると、やはりそれだ...全文を見る
○魚住裕一郎君 もう時間がなくなってきましたので、最後の項目になりますが、実は我が参議院地方行政・警察委員会では、ずっと暴力団員不当行為防止法及び風俗営業等に関する小委員会、こういうものをつくってまいりました。まだ現時点では継続してどうするかということを議論している最中でございま...全文を見る
○魚住裕一郎君 終わります。
09月25日第143回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第2号
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○魚住裕一郎君 公明の魚住裕一郎でございます。  きょうは貴重な参考意見を本当にありがとうございます。国連の今日的役割についてということでございますけれども、逆に私はこのテーマに沿って、国連の二十一世紀的役割といったような観点からちょっとお聞きしたいんです。  調査室の方から...全文を見る
○魚住裕一郎君 ありがとうございました。
10月07日第143回国会 参議院 本会議 第14号
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○魚住裕一郎君 私は、公明を代表いたしまして、ただいま議題となりました日本国有鉄道清算事業団の債務等の処理に関する法律案を初めとする五法案、一承認案件に対し、小渕総理並びに関係大臣に質問をいたします。  冒頭、まず問題とすべきなのは、JR各社への追加負担の問題であります。  ...全文を見る
10月13日第143回国会 参議院 日本国有鉄道清算事業団の債務処理及び国有林野事業の改革等に関する特別委員会 第4号
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○魚住裕一郎君 公明の魚住裕一郎でございます。参考人の各先生には朝早くから御苦労さまでございます。  さて、若干お聞きをしたいと思いますが、まず玉置参考人、もう二十年来このJRの問題について、国鉄の長期債務についてずっと研究し、また論陣を張ってこられておるということでございます...全文を見る
○魚住裕一郎君 それから、先ほど自己責任の原則というお話がありました。政府自体がモラルハザードに陥ってしまうんではないかというようなことまでお話しになりましたけれども、自己責任という言葉の中で、逆にJRが自分の社員の年金、これを自分で払うのがまさに自己責任ではないかというような逆...全文を見る
○魚住裕一郎君 それから、今参議院に送られてきたのは、JRの負担部分について二分の一になった、三千六百億から一千八百億になったと。私もよくこの理由がわからないんです。また、衆議院では半分にするということが余り議論されていないようでございますけれども、半分になったということにつきま...全文を見る
○魚住裕一郎君 私も全く同感でございまして、もし筋が通るのであればやはり全額負担をすべきでないか、もし一部でもそれは筋が通らないよというのであれば全額なしというのが本当だろうなと思うんですね。  それで、先ほど加藤寛先生から、要するに年金ですから労使折半ではないのか、それが二分...全文を見る
○魚住裕一郎君 それで、全額撤回する勇断をというお話でございましたけれども、先ほど来財源の問題も出てまいりました。まさにそうだろうと思いますが、かつて国鉄時代、補助金というのがたくさん出ていました。六千億とか言われたけれども、また現在では二千億ぐらいですか税金も払っておる。そうす...全文を見る
○魚住裕一郎君 加藤寛先生にお聞きをしたいのでございますけれども、かつて新聞のインタビュー記事、今年三月末ですか、その中では今回のこの法案についてのインタビュー記事が出ておりました。  先生のお考えは、もう政治的妥協の悪い典型だ、経済的な合理性が全くない、筋が通らない、中でも最...全文を見る
○魚住裕一郎君 加藤寛先生は衆議院でも参考人として出席され、意見開陳をしておられます。  その中で、JRの負担につきましてこういう言い方をされています、「これをやはり当事者に納得させていかないと十分な答えを得ることはできないと私は思っています。」と。また、質問にお答えになった段...全文を見る
○魚住裕一郎君 お言葉をお返しいたしますが、要するにJRの納得あるいは了解ということを先生がおっしゃったんですね。どうもJR各社はインタビューとかを見ていますと全然納得していないようなことで、逆に訴訟でも起こすようなお考えを表明されております。  そうすると、これは法案ですけれ...全文を見る
○魚住裕一郎君 きょうこの段階まで、JRの皆さんが納得した、了解です、今回の枠組みはと、そういうふうに了解しているとは私はちょっと認識しておらないのでございますけれども。  続いて加藤雅信先生にちょっとお聞きしたいんですが、いろんな比喩を使いながらお話をいただきましたが、江戸時...全文を見る
○魚住裕一郎君 衆議院での審議の最後の部分で、JRの追加負担が二分の一にというふうに修正されました。理由が本当にわからないのでございますけれども、これこそまさに、バナナのたたき売りと言ったら怒られますけれども、江戸時代的な手法ではないのかなというふうに思うんですね。この点はいかが...全文を見る
○魚住裕一郎君 終わります。(拍手)
10月14日第143回国会 参議院 日本国有鉄道清算事業団の債務処理及び国有林野事業の改革等に関する特別委員会 第5号
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○魚住裕一郎君 公明の魚住裕一郎でございます。  きょうはもう三日目でございますけれども、なかなか理解できないことがたくさんございますので、順次質問をさせていただきます。  この国鉄債務、林野の債務の処理法案が参議院の方に送られてまいりまして、各新聞社からいろんな論説が出てお...全文を見る
○魚住裕一郎君 確認でございますけれども一このJRに負担させる二分の一というのは、これは本人負担分ですか、経営者負担分ですか、ちょっと確認だけ。
○魚住裕一郎君 ますますわからなくなってくるということでございますけれども、これは全体が九千四百億あって、七千七百億と千七百億という形でやりましたね、二年前に。そうすると、半分という今の衛藤先生の論理で言うと、この千七百億の部分についてはどういうふうな、要するに国がその千七百億の...全文を見る
○魚住裕一郎君 いや、全然違うことだと私は思っておりますけれども、要するに七千七百億のうち三千六百億をどうするかという議論で、その半分は持ってちょうだいよという話で、そして経営者と本人分だと。そうすると、もう既にJRが払ってしまった千七百億の部分についても経営者分と本人分があるか...全文を見る
○魚住裕一郎君 ちょっと時間がもったいないというか、全然納得できませんし、私の認識ではその修正提案者の論理自体も破綻をしているなというふうに断ぜざるを得ないわけでございます。そうお聞きをせざるを得ないなと。  やはりこの二年前のスキームというのは、一たん雇用関係が切れて新しい民...全文を見る
○魚住裕一郎君 国有林野については事業体はなくなりませんね。ですから、この点についてはいかがですか。今、大臣のとはちょっと違うなと思うんですが。
○魚住裕一郎君 ちょっと納得いかない部分もございますけれども、一般会計で引き取っちゃえばそうなるのかなということになるのでしょうかね。  ただ、実際これは、国が金貸し業と言ったら語弊があるかもしれませんけれども、要するに融資しているという事業でございますから、やはり金利が下がれ...全文を見る
○魚住裕一郎君 今回の国鉄の債務の処理について、ある意味では加藤寛先生はオピニオンリーダーの役割を政府サイドから見ればやっておられると思いますけれども、その先生が納得が大前提だというふうな話になってきますと、ちょっとこの追加負担というのはやっぱり控えるべきじゃないのかなというふう...全文を見る
○魚住裕一郎君 それで、先ほどJRの性格づけについての質問がございました。業績がいいと言われている本州三社でございますけれども、まだ株を国の方で、事業団ですか、持っております。特殊会社だとはいえ、これは早く完全に民営化していくべきだと思うんですね。株式はいつごろまでに売却する予定...全文を見る
○魚住裕一郎君 市況が許せばという話でございますが、具体的にはどういうような状況を指しておりますか。日経平均が三万九千円になってからというふうな話じゃちょっとたまらないものですから。
○魚住裕一郎君 先般、この三島会社とJR貨物への支援が新聞記事に出ていました、無利子融資の拡大あるいは固定資産税の軽減というような言い方でございますけれども。民営化していくという状況の中で政府のいろんな援助とか支えをやりながら株式を上場していくというのは、市場経済原則からすれば何...全文を見る
○魚住裕一郎君 時間がもう本当になくなってきましたので、私の頭の中の順番を変えまして、ちょっと森林法の一部改正についてお聞きをしたいと思っております。  今回、間伐の適切な実施ということで、森林施業計画の認定要件の見直しというような形で出てきておりますけれども、この間伐等の手入...全文を見る
○魚住裕一郎君 手入れというか、その中で間伐等が具体的に実施されているのはどのぐらいの割合なんでしょうか。
○魚住裕一郎君 五割という話でございますけれども、何で手入れというか間伐をやらないのかということでございますが、その点についてはいかがでしょうか。  そして、今回のこの改正によって五割がどのぐらいになるのか。八割になるのか九割になるのか、その辺の見通しについてはいかがでしょうか...全文を見る
○魚住裕一郎君 今、切り捨ての話が出ましたけれども、きのうの参考人の陳述の中でも、ことし台風とか大雨がありましたが、切り捨てたものが大雨で流れて、これが今度は橋にひっかかって洪水の原因になっているというようなこともございました。やはりきちっとした手入れが大事でございますし、またそ...全文を見る
○魚住裕一郎君 森林施業計画のことが出ましたけれども、今回のその認定また伐採の届け出の受理でありますとか、また伐採計画の変更命令、施業の勧告等の権限、これを県知事から市町村長へ委譲するというような内容になっております。  地方分権といえば、確かにそういう面からすれば一歩前進かな...全文を見る
○魚住裕一郎君 終わります。(拍手)
○魚住裕一郎君 私は、公明を代表いたしまして、ただいま議題となりました政府提出の森林法等の一部を改正する法律案並びに民主党・新緑風会、公明提出の日本国有鉄道清算事業団の債務等の処理に関する法律案に対する修正案に賛成し、その他四法案、一承認案件に反対する立場から討論を行います。 ...全文を見る
12月10日第144回国会 参議院 地方行政・警察委員会 第4号
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○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。  先ほど来、高嶋委員からの大変厳しい地方財政を前提にしての質問がなされておりますけれども、本当に各地域、商店街回っても何か寂れているなというようなそんな印象も受けますし、いろいろ施策をやっておられると思いますけれども、いま一歩か...全文を見る
○魚住裕一郎君 先般もQアンドAというような形で出されていることは承知をしておりますが、万全を期していただきたいというふうに考えます。  もう一度確認ですが、どのような点に留意して現在作業をされているのか、簡潔にちょっとお教えいただけますか。
○魚住裕一郎君 次に法案に関連をいたしますが、今回交付税の増額措置という形がなされます。非適債事業もその追加一千三百億ということでございますが、第一次補正もこれ四千億ですか、やりました。公共事業あるいは地方単独事業の円滑化のためという形で臨時異例の措置という形でございました。これ...全文を見る
○魚住裕一郎君 次に、先ほどからも厳しい地方財政という形で出ておりますが、先ほども御紹介ございましたけれども、例えば東京都も四千四百億の税収減というような状況であります。十月に緊急アピールというようなものを出しまして、このまま行っちゃったら起債制限団体になってしまう、あるいは財政...全文を見る
○魚住裕一郎君 今の最後の部分でございますけれども、だからといって一般県と不交付団体との差を撤廃するわけではないんですね。
○魚住裕一郎君 だけれども、もう既に東京都もほとんど富裕とも言えないような状況になってきておりますし、この義務教育のことだけ考えても、二百億足らずではありますけれども、これを埋めるためにどれほどリストラをやっているかということを考えますと、これは不当な差別ではないかなと私は思うん...全文を見る
○魚住裕一郎君 では次に行きますけれども、先ほど高嶋委員からも御質問がございましたが、繰り上げ償還あるいは借り替えの件でございます。先ほどの御答弁の中で、重複してもあれですので、一兆一千億の積立金があるというお話でございましたね。これはどういう形なんですか、要するに何か運用されて...全文を見る
○魚住裕一郎君 そうすると、その部分は丸もうけなんと言ったら失礼かもしれませんけれども、そういうふうに感じるんですね。  それから、先ほどチッソの例がございましたけれども、さきの臨時国会のときに国鉄、林野の長期債務処理の関連で、これは宮澤さんにもお聞きしたんですけれども、二千五...全文を見る
○魚住裕一郎君 その償還との関係で思ったんですけれども、国鉄、林野のときに繰り上げ償還だけじゃなくて郵便貯金から二千億持ってくるというスキームがありましたね、五年間で一兆という。資金運用部で本当に稼いでもらって郵便貯金の方に戻してもらうと年間二千億ずつ出てもびくともしないよと、そ...全文を見る
○魚住裕一郎君 その心意気でぜひよろしくお願いしたいと思います。  時間がだんだんなくなってきましたけれども、今度は恒久的な減税に伴って補てんというような形、スキームがとられているようでございますけれども、特に不交付団体の場合、減税をやる、補てんなしというのであれば、東京都に対...全文を見る
○魚住裕一郎君 その特例交付金でございますけれども、一歩前進かなとは思うんですけれども、本来であれば税源をきっちり移譲していくというのが本筋だと思うんです。次善の策かなと思います。  この特例交付金でございますけれども、具体的な内容、それからその配分の方針、基準というものをお示...全文を見る