魚住裕一郎

うおずみゆういちろう



当選回数回

魚住裕一郎の1999年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月03日第145回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第1号
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○魚住裕一郎君 魚住裕一郎でございます。  両先生にお聞きしたいんですけれども、岡崎参考人は、集団安全保障、補完はすれども代替はしないんだというようなお話がありました。また、船橋参考人も、例えばARFもだんだん機能しなくなりつつあると、アジアの経済危機の中で話しておられました。...全文を見る
02月10日第145回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第2号
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○魚住裕一郎君 公明党の魚住でございます。  岡本先生の先ほどの陳述の冒頭の方で、国際政治の地殻変動というようなお話がございました。今後百年ぐらい続くであろうということであります。国際政治のプレーヤーが、国家だけではなくして、NPOであるとか個人とかが主体となっていくというお話...全文を見る
03月03日第145回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。  がらっと変わりまして、現下の経済情勢を中心に少々質問をさせていただきます。  先ほどから失業率を含めて失業者の話が出ておりますが、きのうの新聞によりますと、もう失業者三百万人に迫る、非自発的な失業者は百万人だということでござ...全文を見る
○魚住裕一郎君 現時点における御答弁はそういうものかなと私は思っておりますけれども、引き続き要求をしてまいりたいというふうに考えております。  さて、失業が多くなって、非自発的ということから、突然のお父ちゃんの失業で学校に行けなくなる、そういうようなことが先般新聞記事で出ており...全文を見る
○魚住裕一郎君 先般、経済戦略会議の最終報告が出ました。その中で能力開発バウチャーというようなことも出ていたというふうに思っておりますが、これは大人で能力開発する場合にはバウチャーという形でお金を出しますよと、そういうようなやり方ですね。  ですから、将来ある若い層に対しても、...全文を見る
○魚住裕一郎君 今私の方からは述べませんでしたけれども、当然扶養控除等については廃止を含めて検討せざるを得ないだろうし、今、厚生大臣がおっしゃったように、賃金体系が違う。しかし、もう今は日本も賃金体系が変わりつつあるというのが経済の実態ではないか。そうすると、実態に合わせてこうい...全文を見る
○魚住裕一郎君 ちょっと御理解はしかねるわけでございますけれども。今まで一生懸命働いてローンを組んで、そしてそれが失業で払えなくなって家がとられちゃうと。その部分はやはり腑には落ちないわけですね。そういうことを考えて、ぜひ真剣に御検討を私はいただきたいというふうに思います。  ...全文を見る
○魚住裕一郎君 過失責任は認めておるのかなと思って質問をした次第でございます。  関連質問をお願いいたします。
○魚住裕一郎君 終わります。
03月09日第145回国会 参議院 地方行政・警察委員会 第2号
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○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。  まず、質問に入る前に、先ほど松村理事から国家公安委員長に対しまして告訴事件の件につきまして御質問がございましたけれども、その受け答えを聞いていて、本当にそうだなと実は私も感じた次第でございます。刑事局長から十年ぐらい件数は余り...全文を見る
○魚住裕一郎君 確かに技術的な制約というのはいろいろあろうかと思いますけれども、ただ、やはり選挙権というのは本当に大事なというか、もう本質的な部分でございまして、技術的な視点で権利が制限される、何とかクリアできるように検討をしていただきたいというふうに思います。  その選挙制度...全文を見る
○魚住裕一郎君 ぜひ自治大臣、また自治省におかれましても積極的にお取り組みをいただきたいと私は思っております。  これは何も制度論ということよりも、本当に我が日本が開かれた国になっていくのかどうかとか、そういう問題にもかかわると思いますし、また永住外国人の方から見れば税金だけ払...全文を見る
○魚住裕一郎君 ちょっとその点の確認なんですが、要するにその合意は、五十、五十という中の参議院における五十は破棄されているというふうな認識でよろしいんですね。そしてまた、それは自治大臣もそういう認識でおるということでよろしいんでしょうか。
○魚住裕一郎君 公明党も数は五十減らして二百でいいんではないかというふうに実は考えております。ただ、それは今のままじゃだめですよ。やはり民意の反映ということを考えたらもっとやり方を考えるべきではないか。そういう制度の立て方と数とセットでいかないといかぬのではないか。  ただ、自...全文を見る
○魚住裕一郎君 細かい数を挙げての指摘をしたら切りがありませんから。ただ、全体を通して見ると本当に進んでいないなという思いがいたします。  そんな中で、例えば各自治体において行政改革推進計画、具体的な数値を決め、また年限を切ったそういう計画をとるように指導をしていくべきではない...全文を見る
○魚住裕一郎君 続きまして、運輸大臣はお見えですか。──実は、ことし一月二十日に漁船新生丸というのが海難に遭いました。きょうはその質問をしたいわけでございます。  これは、海上保安庁あるいは運輸省全体の技術であるとかあるいは執務体制とか、そういうようなところに係ってくるものでご...全文を見る
○魚住裕一郎君 これは、運輸大臣にぜひお願いしたいということでずっと言い続けてきたことでございまして、私は当然の前提で理事会協議に臨んでおるわけでございまして、御処置をお願いしたいと思いますが。
○魚住裕一郎君 ぜひ、しっかり議論をしていきたいと思います。  議長の与党であります自民党さんが中心になってこの参議院の委員会の再編をやったわけであります。それがこの委員会の再編に伴って大臣はどこをどうするかという問題、極力野党側の質問に対してしっかり応ずるというのが私は大原則...全文を見る
○魚住裕一郎君 長い。
○魚住裕一郎君 ぜひしっかり検討してもらいたいなと思います。  四メーター以内であればということでございますけれども、きっちり反応してもらえるような、そういうEPIRBにしていただきたいなというふうに思います。  SOSのシステムをやめて、今おっしゃった新しいシステムに採用を...全文を見る
○魚住裕一郎君 大事な事件でございますので、私どもはここでやはり運輸大臣の所見を承りたかった、そういう趣旨で要求をしたわけでございます。  とりあえず終わります。
03月15日第145回国会 参議院 地方行政・警察委員会 第4号
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○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。若干質問をさせていただきます。  まず第一に、地方債に関連してでございますけれども、国債もたくさん発行されるということもございまして、いろんな要因が絡みますが、長期金利が上昇してきているということがあります。そういう状況の中で、地...全文を見る
○魚住裕一郎君 発行期間の多様化でありますとかあるいは発行時期の平準化とか、いろいろ努力をしておられると思いますけれども、先般、埼玉県ですか、十五年物の縁故債発行断念というのが、百五十億でございますけれども、報道されております。今月の九日に断念したという報道でございますけれども、...全文を見る
○魚住裕一郎君 それで、この地方債発行に関して、地方団体の状況がよくわからないとかいろいろ言われております。情報公開とかいうようなこともあるわけでございますけれども、民間の会社が社債を発行する場合は、当然有価証券報告書とかいろいろあるわけでございまして、いろんな今後の地方分権、地...全文を見る
○魚住裕一郎君 今の御答弁で、要するに貸借対照表あるいは損益計算書というような形でかえていく、そういう方向で答弁いただいたというふうに認識してよろしいんでしょうか。
○魚住裕一郎君 先進国ではBSあるいはPLの方式を採用していないのは我が国だけだというような状況だと私は認識をしておりまして、ぜひそういう方向性で真剣に検討をしていただきたいというふうに思います。また、そういうふうにすべきだという運動も起きつつあると私は認識をしておりますので、よ...全文を見る
○魚住裕一郎君 一般の公共事業とかあるいは下水道事業とか、そういうようなものには余り使えないというふうに考えておるわけでございますけれども、政府は、一方で景気対策を一生懸命やってもらいたいというようなことを言っていながら、そういう部分については貸し付けはしませんよと。ちょっと何か...全文を見る
○魚住裕一郎君 それでは次に、先ほども大臣の方から財政健全化債というのが釜本理事の質問に答えて若干出ましたけれども、何か十四年ぶりに健全化債が発行されるんじゃないかというようなことが新聞に出ておりました。十二自治体が予定をしているということでございますけれども、自治省としてはどの...全文を見る
○魚住裕一郎君 許可の基準といいますか、それはどういうものになるんでしょうか。特に各自治体の行政計画などを精査して月末に発行額などを決めるというような形で報道されておりますけれども、行革推進ということで指針を出し、その辺の進捗状況も当然よく把握した上で、これだけ余りが出るなとか、...全文を見る
○魚住裕一郎君 次に参りたいと思います。  地方行革の件ですが、今、都知事選挙もこれからでございますけれどもいろいろ盛り上がってきているんではないかなと思っておりますが、先般、東京商工会議所がアンケート調査をしました。知事候補者に何を要望するかということで、企業の経営者二百十五...全文を見る
○魚住裕一郎君 今御報告ございましたけれども、特に市区町村における外部委託が行革の意欲に乏しいというような新聞論評もございますけれども、平成六年における全部委託よりも平成十年に調べた方がパーセンテージが下がっているというのが若干あるんですね。ごみ処理施設でありますとか下水道終末処...全文を見る
○魚住裕一郎君 要するに分母が大きくなったということなんだろうと思いますけれども、引き続きぜひ推進方をお願いしたいと思います。  では、次に移らせていただきまして、先ほど第三セクターの問題が先行議員の質問で取り上げられました。私も若干お聞きをしたいというふうに思っております。 ...全文を見る
○魚住裕一郎君 この間、ある雑誌を読んでおりましたら、特集記事「自治体倒産の嵐が来る」ということで、「地に満つ憂国の情」、そういう論説がありました。鳩山由紀夫さんという方で、我が党の方ではございませんけれども、そういう論説が出ていました。  その中で、この第三セクターについても...全文を見る
○魚住裕一郎君 ある新聞に、秋田県の出資法人で県の畜産開発公社というのが第三セクターの経営として紹介をされておりました。破綻したようでございます。  国と県が補助金を負担する家畜導入事業をめぐっての公社でございますけれども、空の導入、要するに買ってもいない牛を買ったことにするよ...全文を見る
○魚住裕一郎君 終わります。
03月30日第145回国会 参議院 地方行政・警察委員会 第7号
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○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。  きょうは、運輸大臣、当参議院地方行政・警察委員会の審議に御協力をいただきましてありがとうございます。当委員会は海上保安庁の事項も所管をしておりまして、先般来の山田・新生丸事件、これについてもお尋ねをしたかった。ようやくこの成田...全文を見る
○魚住裕一郎君 時間がありませんので、簡潔によろしくお願いします。  それで、大臣の今お話しになった共同のマニュアルですか、きのうの新聞にも若干出ておりましたけれども、それからやっていくんだろうと思いますが、今般は自衛隊がP3Cで発見してから約四時間かかっていますね、十一時に通...全文を見る
○魚住裕一郎君 それでは、今回の成田財特の関連で質問をさせていただきます。  今、ガイドラインの問題とかいろいろ議論をされておりますが、運輸大臣も、成田飛行場の米軍提供の可能性についていろいろ報道されておりますが、いろんなことを考慮しつつも緊急性を持つ場合はいいのでないのか、そ...全文を見る
○魚住裕一郎君 報道によりますと、朝鮮有事を想定したことで福岡に在韓米軍の飛行機が飛んできたとか、また年間に七百回も来たとかいろんなことが報道されておりまして、皆さん心配をしておるところでございます。  所管は違いますけれども、自治大臣にこの点についての御所見をお伺いしたいと思...全文を見る
○魚住裕一郎君 過去にも秋田大助自治大臣の「突発的なときはやむを得ませんが、民間航空の本来の使命に徹しまして、これを米軍の共同使用に供せしめたり、軍事目的のために使用せしめることは断じてさせないつもりでございます。」という答弁がございます。そうなってくると、今ガイドラインでやって...全文を見る
○魚住裕一郎君 今回、成田財特を五年間延長するという法案内容でございますが、成田飛行場については長年の経緯がございます。また、運輸省当局あるいは公団も非常に努力されてきて、いろいろシンポジウムをやったり円卓会議をやったりして強制退去までようやくこぎつけてきたなという思いが私もあり...全文を見る
○魚住裕一郎君 終わります。
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。  きょうも午前中の質疑で、不審船というので対応についての質疑がなされましたけれども、あれは海の上というか水の上でございまして、当然、工作船であるとかあるいは麻薬云々とか、そういうようになってくるとおかの上がやっぱり大事になってく...全文を見る
○魚住裕一郎君 このちょうど追っかけているころ、警察庁では全国警備部長会議というのをやったんですか。そのときに、新潟であるとか富山とか、そういう警備部長もわざわざこちらまで呼んでいるわけですか。
○魚住裕一郎君 じゃ、日本海側でだれが現場の指揮をとるんですか。
○魚住裕一郎君 ただ、そうは言っても、現実に追っかけている最中に該当県の警備部長までわざわざ東京に呼んで、朝鮮半島云々、不透明だ、しっかり対処するようにと訓示を垂れても、何か間が抜けたような気がするわけで、ちょっと質問をさせていただきました。  今お話しの中で密航船云々というお...全文を見る
○魚住裕一郎君 次に、ちょっと新聞に載っていたのですが、交通事故の関係で、これは香川県警ですか、自賠責の利用について、最初は物損で取り扱っていた交通事故につきまして、医者の診断書一枚で人身事故に変わる、それで自賠責保険が払われる。しかも、統計上はそのまま物損で扱っているというよう...全文を見る
○魚住裕一郎君 警察の取り扱いというものは不公平感を与えたらだめだと思うんですね。自分が駐車違反になって何で隣の者が駐車違反にならないんだというようなことも含めて非常にわかりやすい不公平感が出てしまうわけでありまして、ぜひその辺はきちっと是正をしていただきたいというふうに思います...全文を見る
○魚住裕一郎君 もう時間がございませんのでこれで終わりにいたしますけれども、装備、機材も本当に常に新しくいいものにしていかなきゃいけないと思いますけれども、また一方で、ハイテク企業とはいいながら水増し請求をやるようなところもあるようでございまして、その点十分に御留意をしていただき...全文を見る
04月21日第145回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第3号
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○魚住裕一郎君 公明党の魚住でございます。  きょうは示唆に富むプレゼンテーション、ありがとうございます。特に日朝関係についての先生の御意見、本当に参考になりました。  ただ、いろんな状況を見ますと、北朝鮮は、韓国でありますとかあるいは我が国に対して挑発的なといいますか、そう...全文を見る
○魚住裕一郎君 先行の質問者からも既に出ておりますけれども、私も、どうしてもこの空爆の目的がよくわからないということがあります。  人によっては、カスピ海の石油がメーンではないかと、湾岸諸国のオイルに依存するのではなくしてバルカン半島を安定化させてパイプラインを引く、そういうふ...全文を見る
04月22日第145回国会 参議院 地方行政・警察委員会 第9号
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○魚住裕一郎君 公明党の魚住でございます。  何点か参考人の各先生にお聞きしたいと思います。  まず、チャイルドシートでございますけれども、島野先生と岩越先生、六歳ということで切っていますけれども、本来これは六歳ではなくて体の大きさではないかなと私は思うんですが、この点はいか...全文を見る
○魚住裕一郎君 悲惨な交通事故の事例を見たりあるいはJAFでもいろんな実験をされていると思いますけれども、そういう事例を見るとやはり義務化というのは本当に大事だなとは思うんです。  そのやり方なんですが、点数制度ということで強制をしていこうということでございますけれども、例えば...全文を見る
○魚住裕一郎君 ただ、乗せられるというふうには道路交通法規上は可能なわけですね。例えば、我が家も子供が三人いまして、あともう一人といったらどういうふうにして運転しようかと実は思っておりまして、そういうユーザーの立場からすると余りにも過酷なやり方。安全性は大事だ、子供の命は大事だ、...全文を見る
○魚住裕一郎君 今の点でございますけれども、関連して、日本の道路運送車両の保安基準等によりますと、別に取り扱いの説明書をつけなくてもいいですよと、こうなっているんですね。アメリカあるいはヨーロッパでは当然もうすっかりその辺の規定がありますし、また素材等について玩具の毒性に関する基...全文を見る
○魚住裕一郎君 値段につきましては、例えばミッキーとかそういう子供の興味を引くようなものをつけたり、そういうことで値段が高くなっていたりしますけれども、実際メーカーは子供用のベッドといいますか乳母車メーカーが中心になっていると思うんです。やはりこの辺を考えると、もっと自動車工学に...全文を見る
○魚住裕一郎君 最後に、免許取得者教育云々ということで鈴木参考人にお尋ねいたします。  いろいろ認定制度の目的というかねらいというものを先ほどおっしゃられましたけれども、山下先生もお聞きしておりましたけれども、どうもよくわからないんですね。広く普及するとか教育水準の向上、あるい...全文を見る
○魚住裕一郎君 終わります。
04月27日第145回国会 参議院 地方行政・警察委員会 第10号
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○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。  今般、道交法の一部を改正する法律案が審議されておりますけれども、チャイルドシートの着用の義務化が中心内容でございます。我が党も古くから交通戦争に真正面から取り組んできたところでございまして、この方向性は我が党においても是認し得...全文を見る
○魚住裕一郎君 ちょっと質問の趣旨に答えていないようですが。  要するに、一項目を除いてあと全部委任すると。今、局長は二つだけを委任する予定ですということですけれども、ではあとは白紙委任でお任せになっちゃうのかという趣旨なんです。今予定されている二つといっても、例の百六条と百七...全文を見る
○魚住裕一郎君 警察の方の趣味と言ったら怒られちゃいますけれども、そういうふうに横並びの規定ぶりをしようということだと思いますけれども、ただ、国家公安委員会の委員も国会の同意人事になっていまして、要するにそういう大事な委員会の権限を何で長官に任せちゃうのかなというのがもう一つまだ...全文を見る
○魚住裕一郎君 確かに交通安全と治安とはまた別かもしれませんけれども、ただ免許に関する事務についても、今は車社会になっておりまして、やはり治安の問題にも直結する問題だろうと私は思っております。  一方、受ける側としての警察庁長官にお聞きしたいんですけれども、公安委員会でもこの三...全文を見る
○魚住裕一郎君 ここで十分かかってしまうとあと聞けませんので、大事なチャイルドシートの方に移ります。  今回、法的義務とするわけですが、免除例が何点かあるようです。ずっと審議を見ていろんなことを想定しながら考えますが、例えば、孫がおじいさんのところへ行った、近くの河原まで車で孫...全文を見る
○魚住裕一郎君 そうしますと、じゃ、幼稚園に子供を送っていく、子供の友達がいた、それはチャイルドシートは一個しかないから乗せられないよとなるわけですけれども、じゃ、友達が三人いて後ろに四人乗りましょう、そういった場合も免除されるというふうに考えていいわけですね、今の御答弁の内容で...全文を見る
○魚住裕一郎君 非常に何か具体的な事例に詰めていくと破綻を来すなというような法的義務化なんです。次に、タクシーが除外されるようなんですが、昨年十一月に交通局の方でおまとめになりましたいろんなアンケートとかありました。調査研究の結果概要というのを出しておられますが、その中で、タクシ...全文を見る
○魚住裕一郎君 今の御答弁ですと外国には流しがないという御認識なんだなというふうに思わざるを得ないし、また政令で定める場合も、流しじゃない客待ちの場合のタクシーは義務化するんだなと、そういう規定ぶりをされるのかなというふうに私は想像したいと思います。  次に、義務化になりますか...全文を見る
○魚住裕一郎君 それはいつごろ国際的な基準になるんでしょうか。
○魚住裕一郎君 これはかなり早く施行になりますので、よろしくお願いしたいと思います。  このチャイルドシートは子供の命を守るというのが大前提というかその目的でございますが、やはり普及というのが非常に大事だと思うんです。幼児がいるというのは、若年層というか、私より見ても若年層とい...全文を見る
○魚住裕一郎君 私も、確定申告をやるときに控除項目がないかと領収書を集めたりいろいろします、医療費控除であるとか保険であるとか。別に、これ特定のものがあってもいいんじゃないかと私は思っておるんですが、自治省の方、住民税の関係はどうでしょうか。
○魚住裕一郎君 久しぶりに野田先生の税の関係の御高説を承ったわけでございますけれども、自治体でも購入者への助成とかそういうのをいろいろやっておられるようでして、そういう事例もございます。また、リサイクル等も大事になってくると思いますが、その点もぜひ普及を警察としても図っていただき...全文を見る
05月07日第145回国会 参議院 本会議 第18号
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○魚住裕一郎君 私は、公明党を代表し、今般の小渕総理の米国公式訪問に関連し、若干の質問をいたします。  まず、総理の今回の訪米の基本的意義づけは一体何だったのかという点であります。  総理は、二十一世紀の日米関係に関して、アジア太平洋地域の平和と安定に不可欠なのは、日米両国が...全文を見る
06月08日第145回国会 参議院 地方行政・警察委員会 第12号
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○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。  いよいよ高齢社会また少子社会、そういう社会を迎えて、人生八十年という時代の中でこういう再任用制度というような形になっていくのかなというふうな思いもありますし、基本的には賛成でございます。  ただ、今時期がどうなのかなと。完全...全文を見る
○魚住裕一郎君 今、民間におくれてというお話でございますけれども、じゃ民間はその継続雇用制度というのがかなり進捗しているのかというと、これはまた別問題であろうというふうに思います。継続雇用制度がある企業は大体六割ぐらいまでになっているようでございまして、もっと促進を図らなきゃいけ...全文を見る
○魚住裕一郎君 具体的な中身に入りますけれども、再任用の場合、採用方法でございますけれども、「従前の勤務実績等に基づく選考」という形に書かれておりますけれども、「勤務実績等」というのは非常に私にとってはわかりづらい選考基準なのであります。既に地方では継続雇用の制度があるようでござ...全文を見る
○魚住裕一郎君 再任用職員の中でフルタイムの場合は定員の枠内というふうになろうかと思うんですけれども、再任用されていきますと、一定の枠の中で、先ほども御質問ございましたけれども、新規採用がやっぱり減ってくるんではないか。国とは違って、地方団体の場合、地方の場合四十代の職員の方が非...全文を見る
○魚住裕一郎君 高齢社会に対応という形でこの制度になるわけですが、公的年金の支給開始年齢の引き上げに伴って順次やっていくということにもなります。そういう趣旨からすると、選考で漏れた人が当然出るわけであって、その趣旨からちょっと整合性が保てるのかという点と、それから誕生日によっては...全文を見る
○魚住裕一郎君 ちょっと確認でございますけれども、地方団体と国で人事交流とかやっていますけれども、国に行ってそこで定年を迎えたといった場合は、国家公務員の再任用制度との関係はどうなるんですか。定年を迎えるときは本籍に戻るというふうな形で多分人事的には配慮するんでしょうけれども、行...全文を見る
○魚住裕一郎君 趣旨があれだったんですけれども、例えば国家公務員がどこかの県に行く、そこで定年を迎えてしまったといった場合、多分本省に戻すんでしょうけれども、そのまま向こうに行きっぱなしで定年を迎えた場合のことを私は聞いているんです。その場合において、この人事交流をやった場合に、...全文を見る
○魚住裕一郎君 その場合、退職手当は、例えば国のお役人さんが県に行った場合は国の時代も含めて退職金は出るということなんだと僕は思うんです。  この懲戒制度ですけれども、今度新たに、非違行為があったら出向して戻ってきた段階で懲戒ができますよということなんですけれども、国民から見る...全文を見る
○魚住裕一郎君 退職出向という考え方が既に退職手当等では乗り越えているわけです。公務員としての適格性、国民から見たら、何で一方ではおかしいと言われているのに他方に行ったら許されるのか、やっぱり奇異に映るわけであって、ぜひ検討を今後もしていただきたいと御要望して、質問を終わります。
06月15日第145回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第3号
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○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。  中央省庁の改革、また地方分権ということで一括して、きょうは総括でございますが、若干質問をさせていただきます。  先ほど来、明治、あるいは戦後の改革期、三番目の大改革だと、そういう御発言もございました。本当に私もそうだなと思う...全文を見る
○魚住裕一郎君 それで、中央省庁の再編に際して、国民は本当に日本は大きく変わるんじゃないかということで期待はしていると思いますが、漏れてくることは、役所の名前であるとかあるいは所管事項あっちこっちというような、大事な問題ではありますけれども、そういうことしか聞こえてこないわけであ...全文を見る
○魚住裕一郎君 では、次に行きます。  今回の改革、今までの官僚主導ということではなくして政治主導ということで言われております。かつて日本の政治は三流だみたいなことを言われました、官僚は一流だけれども。確かにお役人さんの勤務ぶりを見ますと、能力はあるし知識は豊富でありますし勤勉...全文を見る
○魚住裕一郎君 この政治倫理の問題はしっかりまた後ほども議論をしてまいりたいというふうに思います。  さて、きょうは分権法中心にということでございます。  国と地方を対等、協力の関係に持っていくということで、機関委任事務が廃止となりました。法定受託事務、自治事務というふうに変...全文を見る
○魚住裕一郎君 答えになっていないと思うんです。  それでも従わない場合どうするかということなんです。国地方係争処理委員会があります。これに各大臣が、恐れながらと言って、提訴ということじゃないでしょうけれども、お伺いを立てるんでしょうか。
○魚住裕一郎君 それはすなわち市長さんとか首長さんの政治的な責任という形で持っていくということになると思うんですね。  現行法制は、国を代表して総理大臣が是正の要求をするという形になるわけです。これは実は、各大臣ではなくして、総理大臣がその政治的責任において国を代表して是正の要...全文を見る
○魚住裕一郎君 結局は、その義務に従わないとなれば、サンクションがないわけですから、これはもう政治責任の方でしかないなということになると思います。この点につきましてはやはり最終的にはこの規定の削除を求めざるを得ないのかなというふうに考えておりまして、引き続きこの点につきましてもし...全文を見る
○魚住裕一郎君 今のは、新聞で報道されていることではありますけれども、その先です、僕が聞きたいのは。  秋から年末にかけてかなり大型補正を組まないと経済が、今一・九%というような数値も出ましたけれども、息切れしてくるのではないか。そうすると、やっぱり大型の補正を組んでしっかり経...全文を見る
○魚住裕一郎君 だんだん時間がなくなってきたので、次に行きたいと思います。  今、国と地方を考える場合、特例交付金は合わせて約二十一・五兆ですか、そういうような今金額になっております。それで、地方財政計画の歳入総額が八十八兆ですから、約四分の一が地方交付税で占められているという...全文を見る
○魚住裕一郎君 地方の財源を豊かにする、やはり税源移譲が最も望ましいというふうに思うわけであります。  先行委員の質問の中で、事業税の外形標準課税という質問がありましたけれども、そのほかにもいろいろアイデアがあると思うんですね。  例えば地方消費税の税率アップ。もう消費税じゃ...全文を見る
○魚住裕一郎君 先ほど大蔵大臣は先行委員の質問に対して、平成の頭ころにはいっぱい税収があったというふうなお話がございましたけれども、平成の頭ころというのはバブル期でございまして、バブルの最中といいますか、最終末に近いころでございまして、それの再来を待っていたら切りがないなと。今お...全文を見る
○魚住裕一郎君 まだまだ問題はいっぱいあると思いますので、また引き続きしっかり議論をさせていただきたいと思います。  ありがとうございました。(拍手)
06月28日第145回国会 参議院 本会議 第31号
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○魚住裕一郎君 私は、公明党を代表して、ただいま議題となりました住民基本台帳法の一部を改正する法律案に対し、小渕総理並びに関係大臣に質問いたします。  本法律案のキーワードは番号であります。  現在の行政分野において種々の場面で番号が使われております。社会保険庁の基礎年金番号...全文を見る
07月01日第145回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第8号
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○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。  四人の先生方には、本当にきょうは貴重な意見をちょうだいいたしましてありがとうございます。  時間が私の場合は十五分しかありませんので、早速質問に入らせていただきます。  まず、諸井参考人にお尋ねをしたいんですが、確かに平成...全文を見る
○魚住裕一郎君 先ほど諸井参考人は、今回が出発点だというお話でございましたので、出発点だからこそこういう定義づけというものも大事かなと思ってお聞きをした次第であります。  さて、今回の分権法では、財源問題について、本当にお金の裏づけがない分権というような感じでございまして、先ほ...全文を見る
○魚住裕一郎君 確かにそういうこともあろうかと思いますけれども、アメリカ等でもかなり個々の行政サービス分野ごとのサービスの分析というようなこともやっているようでございまして、どんどん進めていってもらいたいなと思う次第であります。  また、財源の問題でございますけれども、引き続き...全文を見る
○魚住裕一郎君 今も話の中に出ましたけれども、先ほど交付税の関係で、不交付団体百五十以下というお話が出ましたけれども、昨年、平成十年は百二十なんです、三千三百の中で。そういう状況になっておりまして、私ども財源保障機能というよりは、財源の均衡化というか、格差是正というか、そういう機...全文を見る
○魚住裕一郎君 あと、そのほかの先生、ちょっと時間がなくなって大変失礼いたしました。  ありがとうございました。
07月05日第145回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会公聴会 第1号
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○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。  きょうは四人の公述人の先生方、本当にありがとうございます。  また、牛嶋先生にはもう一年ぶりにお会いさせていただいているわけでございますけれども、きょうは、何か牛嶋学校の追試のような思いで質問をさせていただきたいというふうに...全文を見る
○魚住裕一郎君 何か私も希望がわいてきたわけでございます。  また、先生の御意見の中で貿易立国の機能というか目標がもう既についえてしまった、そしていまだ目標が定まっていないというようなお話でございました。ただ、二十一世紀ももう目と鼻の先でございまして、いつまでもそういうふうに言...全文を見る
○魚住裕一郎君 今、国民の不安を除去する方向にというお話でございますが、私なりに理解をすれば、ある意味では福祉国家というものを、もちろん効率的なということあるいは小さな政府ということを前提にしながらも福祉、それはすなわち人間主義といいますか、私たちの政党の言葉で言えばヒューマニズ...全文を見る
○魚住裕一郎君 ありがとうございました。  そこで、片岡先生にちょっとお尋ねしたいんです。  いろんな機構の改革等がございますけれども、公正取引委員会の問題なんです。戦後、公正取引委員会が設置されて何回か改革がありまして、権限が強くなったり弱められていくというのが歴史の流れだ...全文を見る
○魚住裕一郎君 意見は分かれるところでございますが、最後になります。  野上先生、先ほど政令についてちょっとお話がございました。政令につきましてこの法律案でもかなり政令に任せられている部分がいっぱいあるんですが、この法案に関連しての政令を出す前に、顧問会議へ報告あるいはチェック...全文を見る
○魚住裕一郎君 どうもありがとうございました。  終わります。(拍手)
07月08日第145回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第11号
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○魚住裕一郎君 私は、公明党を代表して、ただいま議題となりました地方分権の推進を図るための関係法律の整備等に関する法律案に賛成、共産党提出の修正案に対して反対の立場から討論を行います。  私ども公明党は、明治維新以来の中央集権的体制を抜本的に改革し、日本の閉塞状況打破のため、 ...全文を見る
07月27日第145回国会 参議院 地方行政・警察委員会 第15号
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○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。  きょうは、四人の先生方、本当にありがとうございます。早速ですが、御質問をさせていただきたいと思います。  まず、堀部先生にお願いをしたいんですが、もう先生御承知のとおり、衆議院の段階で本改正案につきまして修正が加えられました...全文を見る
○魚住裕一郎君 今御意見の中にありましたけれども、高度情報通信社会推進本部の中の個人情報保護検討部会が七月二十三日に設置されたようでございますけれども、担当部署は内政審だというふうに認識をしております。  内政審の人を呼んでいろんな話を聞いておりますけれども、先ほど先生から御紹...全文を見る
○魚住裕一郎君 私たちもこの包括的の意味、内容、今逆に中身を発しないといけないなと思いますけれども、基本的にはEU型を志向しているというふうに私は認識をしております。家庭内における住所録は除外するというようなそこまでの包括性があった方がいいのではないかというふうに思っておるところ...全文を見る
○魚住裕一郎君 内政審以上に全体を見渡すのは堀部先生だと思いますので、この検討会の方向性をしっかり私も見ていきたいというふうに思う次第であります。  きょうはコンピューターに詳しい先生がお二人見えていますので、だんだん時間がなくなってまいりましたけれども、まず安田先生、これは利...全文を見る
○魚住裕一郎君 四情報自体で番号化するということですか。
○魚住裕一郎君 そのまま検索のあれに載っければいいということですね。
○魚住裕一郎君 そうしますと、大きな四点と言われているこの一番と二番以降とはどういう関連性になりますか。
○魚住裕一郎君 わかりました。  それから、前川先生にもお聞きしたいと思いますが、やはり先ほど来からお聞きしておりますと人間系が非常に問題かと思うんです。いろんな事件がありました、漏えい事件というものが。大体日本においても人間系なんだろうなと。内部の人間が持ち出しちゃった、そう...全文を見る
○魚住裕一郎君 もう時間がありませんので、内野先生に一問だけ。  これは、違憲とまでは言えないということでございますけれども、先生の御判断でもこの法案を精査していただいて決して違憲ではない、つまり先生の意見として、結論としてはプライバシー権をこの法案では害していないという御認識...全文を見る
○魚住裕一郎君 終わります。
07月29日第145回国会 参議院 地方行政・警察委員会 第16号
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○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。  住民基本台帳法の一部を改正する法律案、昨年の三月に当時のいわゆる自社さ政権のもと国会に提出をされました。事前に各党に説明をされたというような御説明があったんですが、御案内のとおり、公明党は当時は公明という名前で参議院の政党でご...全文を見る
○魚住裕一郎君 先ほど申し上げましたように、私もその点本当に、これはオウムの問題というよりも、今の質問の趣旨は、住民基本台帳のあり方論としてずっとお聞きした次第でございますが、一緒になって悩んで何とか解決を図りたいと思うんですが、ただ、そうなりますと住民基本台帳に記載のない住民と...全文を見る
○魚住裕一郎君 また一方で、ことしの四月ですか、新聞に載っていたんですけれども、これは東京の国分寺市の事案でございますが、男の赤ちゃんの出生届を出したところ、世帯主の生年月日が同じで氏が一字違う、そういう全然関係のないところの住民票に間違えて記載されたと。その後、数カ月したらいろ...全文を見る
○魚住裕一郎君 ぜひその点への配慮をよろしくお願いしたいと思います。  内政審室長見えておられますけれども、高度情報通信社会推進本部のもとに個人情報保護検討部会ですか、これがつくられたようでございますが、先般、この委員会に参考人で堀部先生においでいただいたわけでございますが、ま...全文を見る
○魚住裕一郎君 内政審としてはこの個人情報保護はどういう方向性でとりあえずお考えなのかという点と、それから現時点において、与党二党を含む三党で個人情報保護システム検討会というのがございますけれども、このシステム検討会との関連性を内政審としてはどのようにお考えなのか教えてください。
○魚住裕一郎君 きょうは衆議院の方から発議者三名の方がお見えいただいておりますが、ちょっと午前中の質問に関連して確認をしておきたいんですが、午前中、木村委員の質問の中で、改正案自体はプライバシー保護について十分な配慮がある、だけれども漠然とした不安があるから修正をやったんですよと...全文を見る
○魚住裕一郎君 そこで、発議者お三方お見えでございますが、三党間で確認書というものがつくられたというふうにお伺いをしております。その中で、三年以内に法制化を図る、そういうふうにされておりますが、このシステム検討会、三回ほどやられたようでございますが、どのような議論が行われているの...全文を見る
○魚住裕一郎君 先般、当委員会に堀部政男さんに参考人としておいでいただきました。そういう状況の中で、堀部先生のお言葉をおかりいたしますと、日本独自の方式も考えられるのではないかと、中身がどういうものかちょっと明確になっておらないところでございますけれども。今、桝屋議員の本当に並々...全文を見る
○魚住裕一郎君 三人の先生方、しっかりよろしくお願いしたいと思います。お三方にはこれで終わりでございますので御退席いただいて結構でございます。内政審も結構でございます。  それで、午前中の質問に関連をいたしまして、個人情報保護条例の話がございました。私どもの同僚委員からも質問が...全文を見る
○魚住裕一郎君 だんだん持ち時間がなくなってきてしまったんですが、項目を大幅に飛ばして、カードに関連して、先ほど付加情報と言いましたけれども、条例でいろんな付加情報を入れられる、これは医療情報であるとか福祉情報とか、そういうことになるわけであります。図書館の貸し出しに使うと何を借...全文を見る
○魚住裕一郎君 本籍を付加情報として入れることができるのかどうか、結論を聞いていない。
○魚住裕一郎君 それはできるということなんですね。そういうふうに理解していいんですか。
○魚住裕一郎君 何でこれを聞いているかといえば、特に関西の方面ではよく同和問題とかあったときに、名簿屋というんでしょうか、何か私もよく理解してない部分がありますが、やみルートでいろんなものを集めてきて、それをいろんな会社が利用しているというような新聞記事も目にしたことがございまし...全文を見る
○魚住裕一郎君 だから聞きたいのは、何というか、理解を求めるのはいいんですよ、事実上指導するのも。ただ、例の分権法の関係で是正の要求とかありましたけれども、根を詰めればもう最後は紛争処理委員会になっていくという形で、最後、しかも担保はないよというような状況になっていて、これはよっ...全文を見る
○魚住裕一郎君 ではあと一点だけ。このカードですけれども、偽造された場合どうなるのかということでございます。  今、このICカード発行では、ICカード発行者が不正に発行した場合に検知できないというような状況でございますが、EUの実験レベルのシステムとしては自動検知できるようなシ...全文を見る
○魚住裕一郎君 ひとまず終わります。
08月03日第145回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第5号
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○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。このような質問をさせていただく機会を与えていただきまして、感謝をいたします。  今の石田理事の三番目の質問にも関連をするわけでございますが、中国についてであります。  長期的に見て、中国は経済面あるいは軍事面においてもかつてのソ...全文を見る
08月03日第145回国会 参議院 地方行政・警察委員会 第17号
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○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。  前回、七月二十九日、質問に立たせていただきまして総括的な質問をさせていただいたわけで、きょうも若干個別論点について質問をいたしたいというふうに思います。  その前に、七月三十日、要するに二十九日の夜、翌日の朝方ということでご...全文を見る
○魚住裕一郎君 今、長官のお話がございましたけれども、査察は前回が平成九年一月ということで既に二年半たっているということでございまして、査察の要員が少ないのかというような思いもあるのですが、その辺もぜひ充実をさせていただきたいというふうに思います。  また、新聞情報によると、消...全文を見る
○魚住裕一郎君 定期的なチェックというようなお話でございますけれども、これはやはり運用管理者が恣意的に介在していく、それを許さない方式であるべきだというふうに思うんです。万一不正が発生をしたような場合でも、暗号化、ログ情報というんですか、そういうことによって不正が検知できるような...全文を見る
○魚住裕一郎君 今の私の話は、もし万が一不正があっても自動的に追尾できるようなというか、ログ情報をきっちりやっておく、今不正アクセスといった場合に、このログ情報をどこまで保管するかというような問題がありますけれども、それと同じような形で内部のシステムにおいてもきちっと後づけができ...全文を見る
○魚住裕一郎君 それから、これは四情報とコードということでございますが、住所、氏名、生年月日、この生年月日というのは、プライバシーというか、自己の情報をコントロールする権利としてのプライバシー権、この対象にはならないというような発想でこれは組み上がっているんでしょうか、一番基本的...全文を見る
○魚住裕一郎君 参考人の中にも、この四情報ぐらいであればダイレクトメールが送られてくるぐらいではないですかという意見もありました、筑波大の内野教授であります。また、きょうの毎日新聞の中村論説副委員長も、四情報だけなら漏えいしても致命的なプライバシー侵害にはならないのではないか、そ...全文を見る
○魚住裕一郎君 それは、基本は公開になっておりますよ。この部屋の議員の先生方はみんな公人だから、ちょっと調べれば生年月日ぐらいわかる。だけれども、今問題にしているのは、一億二千五百万の人たちのものが万が一漏れた場合の影響性を考えた場合、今おっしゃったようなことだけでは済まないので...全文を見る
○魚住裕一郎君 当然親権者という形でやるだろうというふうに思いますが、赤ちゃんから十九歳ぐらいになった場合、十九歳で大学に入った、私は要らないと言った場合はどういうふうな扱いになるんですか。
○魚住裕一郎君 その場合に年齢はどの辺までを判断しておりますか。意思能力という問題でしょうから、小学六年生なのか中学三年生なのか、成人といえば二十でしょうけれども、その辺はどのようなメルクマールを考えているかという問題です。
○魚住裕一郎君 そうすると、それは外形的なというか、年齢とかそういうことじゃなくて、実質を重んじて判断するというふうに考えていいわけですか。二十一歳になっても、この人は実際に意思能力が本当にあるのかなという人もいるだろうと思うんです。成年後見制度とかまだできていませんけれども、そ...全文を見る
○魚住裕一郎君 そうすると、大学生の場合は外形的な問題じゃなくて十九歳でもオーケーだというわけですか。あるいは高校生の場合は。
○魚住裕一郎君 カードを落としたあるいはなくなった、だれかが成り済まして使ってしまった場合、何らかの財産的な損害とかが出る場合があるかもしれません。こういう場合はだれが責任を持つのか。特に、未成年で中学生ぐらいだった、親権者の意思でカードを持たせた、だけれどもなくしちゃった、そう...全文を見る
○魚住裕一郎君 大体そんなところだと思いますけれども、今、これは政府の答弁という形でのお話でございますが、もう絶対にそういう偽造とかはないんだ、一〇〇%、という答弁の趣旨で受け取っていいわけですね。万が一起きた場合、ちゃんと責任を持つということですか、局長は。
○魚住裕一郎君 先ほどは、万が一盗難等があって、使われて、財産上の損害があった場合はどうなのかという質問に対して、いや、これは絶対安全だからそういうことは考えませんというか、その先の答弁がなかったわけですね。だから、一〇〇%絶対大丈夫なんだというような趣旨の御答弁だと受けとめざる...全文を見る
○魚住裕一郎君 この一部改正案が通った後考えるというのは、ちょっと何か違うんじゃないかなというふうに思うわけであります。  一般国民から考えますと、例えばクレジットカードとかがあって、新しいのが来ると、古いのははさみで切ってごみ箱に捨ててください、多くの人がそれを経験していると...全文を見る
○魚住裕一郎君 責任を持って廃棄と言うんだったら、自分のカードですから、持っている方が自分で廃棄した方が本人にとっては一番いいんじゃないのかなというふうに思うところでございます。  今の局長のお話ですと、転入転出のときに、カードが発行されている場合はカードを添付しないと転入届は...全文を見る
○魚住裕一郎君 では次に、指定情報処理機関には本人確認情報保護委員会というものが設けられるようでございますけれども、この設置目的というものはどういうふうになるんでしょうか。簡単に説明してください。
○魚住裕一郎君 この保護委員会の委員の任命権者は、指定情報処理機関の代表者ですね。そこに意見を述べるという形になるわけで、本当にこの保護委員会としての機能、今設置目的でおっしゃっていましたけれども、その目的を達成できるのかどうか。自分に気に入らなかった意見が出たら解任すればいい話...全文を見る
○魚住裕一郎君 終わります。
08月05日第145回国会 参議院 地方行政・警察委員会 第18号
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○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。  前回に引き続きまして、問題点を二、三、確認かたがた質問させていただきます。  前回ちょっとカードの関連を中心に聞かせていただきましたけれども、若干残りましたのですが、例えば転出する場合にはカードを返す、そして転出証明書をもら...全文を見る
○魚住裕一郎君 ということは、どういう条文になるかは各条例による、三千二百にすべて任せよう、そういう話になるわけですが、自治省としてはそういう条例の内容について、もちろん地方分権でございますけれども、こういうような案文もあり得ますよという参照条例の案みたいなものを考えておられると...全文を見る
○魚住裕一郎君 先ほどの地方公聴会での話もございましたので、本人が目に見えるような形で消去される、そういうようなことが担保できるようにしていただきたいなと。これは意見でございますが、よろしくお願いをいたします。  次に、指定情報処理機関の関係で、本人確認情報保護委員会、この間も...全文を見る
○魚住裕一郎君 いや、代表にその意見を述べるということじゃなくして、本人からの苦情処理に対して本人にきちっとその決定内容なりを通知するのかということです。ナシのつぶてにするのかということです、国民からの苦情処理に対して。代表にはこういうふうにやっていくべきだという意見を言うかもし...全文を見る
○魚住裕一郎君 若干、行政手続内の異議申し立てのような構図になってきつつあると思いますけれども、本人確認情報保護委員会というような非常に立派な名前になるわけでございますが、これだけプライバシーの問題が浮き上がっていく中で、やはりこの委員会というものは第三者機関といいますか、オンブ...全文を見る
○魚住裕一郎君 これはまた、いずれ改正が議論になったときにしっかりこの辺も議論をしたいと思っております。  先ほど、安全確保措置ということが議論になっておりましたけれども、これは十六省庁九十二事務ということで国の機関等に情報提供をするわけでございますが、この十六省庁の安全確保措...全文を見る
○魚住裕一郎君 それは自治省として要請するということでございますが、指定情報処理機関として各省庁に対して今おっしゃったような安全確保措置のチェックはできるんでしょうか。  つまり、こういうふうにやりますよといっても、膨大な量の情報を提供する情報の相手先がしっかりした措置がとられ...全文を見る
○魚住裕一郎君 自治省として要請するだけで、指定情報処理機関としては何も言えないということなんですか。
○魚住裕一郎君 要するに、できないということですね、結論は。  それから、個人情報の民間利用を禁止しているわけでございますけれども、罰則も重くなっております。これは、流出した個人情報がデータベースになっていくと仮定して、さらに行った先にまでこの罰則というものは適用になるんでしょ...全文を見る
○魚住裕一郎君 任意提供を受けてそのコードを知って、それをもとにデータベースをつくることはいいんでしょう、この法律の構成では。
○魚住裕一郎君 任意提供をしてもらった場合、あるいは告知要求をして中止勧告が出るまでの間に集まった住民票コードであったとしても、それをもとにしてデータベースをつくっちゃいけないよと。だけれども、つくってしまった場合はこれは押収なり消去という手続になっていくわけですね。その手続はど...全文を見る
○魚住裕一郎君 それは、一般の刑事手続の押収として考えているということですか。犯罪構成物というか、そういう発想のもとで。
○魚住裕一郎君 いや、だから、その罰則はわかっているんですけれども、でき上がったデータベースはどうなのかという問題です。罰則といっても懲役とか罰金ですから。
○魚住裕一郎君 従わないから罰則になるわけであって、消去を命じても従わなければそのデータベースが残るわけでしょう、従っていないんだから。これをどうするかと聞いているんです。
○魚住裕一郎君 いや、だから、結局そこまで詰めていないんだろうと思うんですね。  要するに代執行ができるかということを私は聞いているわけです。自分で命令して、従わないから罰則だ。それは罰則はわかった、ちょっと臭い飯を食ってくるよ、だけれども貴重なデータベースはできたよと。これが...全文を見る
○魚住裕一郎君 郵便局からお金を借りる場合ですよ、今の場合は。  県から融資を受ける、こういう場合はどうですか。あるいは県の信用保証協会の保証をもらう、そのとき、ではコード番号を告知してくださいと言われた場合はどうですか。
○魚住裕一郎君 例えば、市の保育園に子供を入れたいよという場合、子供のコードというものを告知しなさいというようなことも、そうすると今と同じように条例で定めればオーケーですよということなんでしょうか。
○魚住裕一郎君 ただ、今、市区町村においてはかなり電算化されていて、そしてその電算化処理に当たって、市区町村の条例というものがあってかなり厳格に住民基本台帳の電算処理について気を使って扱っていると思うんです。だから、同じ市の市役所の中でも市民税と住民基本台帳の関係でリンクしていな...全文を見る
○魚住裕一郎君 あと一点だけ確認させてください。  ちょっと違うことでございますが、よくコードと四情報というふうに言われますが、付随情報という言葉も出てまいりますが、付随情報というのはどこまでなのか、教えていただきたいと思います。
○魚住裕一郎君 終わります。
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。  四名の公述人の皆様、本当に朝から御苦労さまでございます。ありがとうございます。順次質問をさせていただきます。  まず、井原公述人にお聞きしたいんですが、三点お聞きしたいと思います。  一点目は、今魔が差すという話がございま...全文を見る
○魚住裕一郎君 ありがとうございました。  青木公述人にお願いしたいんですが、先ほど徹底した個人情報保護をと最後でおっしゃったんですが、今度県も県センターをつくったりする場合もあると思うんですけれども、この住民基本台帳ネットワークシステムの中で。その場合、県としても条例をお考え...全文を見る
○魚住裕一郎君 品川公述人にお聞きいたします。  先ほどアメリカでのお暮らしのお話がありました。ソーシャルセキュリティーのナンバーも話が出たんですが、ある留学経験のある方のお話を私も聞いたことがありまして、大学で卒業か何かのときにその番号が必要になって、それを出した。そうしたら...全文を見る
○魚住裕一郎君 それから、私が私であるために、まさにそのとおりでありますし、私もそういう思いでやっていきたいと思いますが、確かに個の確立というのは古今東西これはもうずっと求められるというか追求していくものなんだろうなと思うんですが、市役所から番号をもらって、他人から証明してもらっ...全文を見る
○魚住裕一郎君 江原公述人にお願いいたします。  住民基本台帳の現場から貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございました。先ほど、各市区町村の営みの成果を簒奪するのではないかというようなお話でございました。この改正案でこういうシステムができると、後々市区町村は全体のシステム...全文を見る
○魚住裕一郎君 ありがとうございました。  終わります。
08月06日第145回国会 参議院 地方行政・警察委員会 第19号
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○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。  時間が余りありませんので、何点かに絞ってお話を聞かせていただきたいと思います。  先ほどサミットの話がございましたけれども、この不正アクセス、とにかくサミットで約束しましたということで、早くやれ早くやれと、そういう形で警察の...全文を見る
○魚住裕一郎君 わかりました。事前の警察の御説明では、あたかも日切れ法案のような言いぶりでこられたものですから、それほど考えなくてもよかったということですね。  それで、この法律の今回の制定の必要性なんでございますが、もう先行の委員が聞かれておりますが、どうしてもちょっとわから...全文を見る
○魚住裕一郎君 今の御説明によりますと、犯罪に対する処罰というのは、守る法益、刑事法だと個人的法益に対する罪とか社会的法益、国家的法益。そうすると、今の公安委員長の説明は社会的な法益に対する罪になっていくのかなと。かつ社会的秩序、ネットワーク上の秩序を乱す危険性がある。そうすると...全文を見る
○魚住裕一郎君 それに関連してログの問題をお伺いしたいんですが、ログの保管あるいはそれに基づいての捜査等につきましては、私は、国際的動向につきましてログの保存自体が許されない方向でいくんだろうというふうに思うんです。先ほど御答弁の中にあったように、プロバイダー自体においても課金等...全文を見る
○魚住裕一郎君 六条に、いろんな援助を行う、そのための必要な事例分析を外部のものに委託できるというふうにありますが、この委託先の概要といいますか、どういうことを想定されておられるのか。また、ある一定な塊を持ってやっていけばこれはもしかしたら天下り先を準備される条文なのかな、そんな...全文を見る
○魚住裕一郎君 それから、今度ID屋さんに対する処罰規定が設けられましたけれども、ID屋さんというのはかなり社会に対して大きな影響を与えるといいますか、不正アクセスした人間よりももっと悪影響を及ぼすんじゃないのか。そうすると、これは罰金だけですからちょっとバランスを失するのではな...全文を見る
○魚住裕一郎君 終わります。
11月11日第146回国会 参議院 法務委員会 第2号
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○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。  以前にこの当法務委員会に所属させていただいておりましたが、久しぶりに帰らせていただきまして、また張り切って委員を務めたいと思っております。  今、お二人の自民党の委員からの質問がございましたけれども、法務行政、いろいろ思いと...全文を見る
○魚住裕一郎君 二十七万人とか言われている人たちもおるわけでございますけれども、不法であってもそれなりの生活事実を積み重ねていくといろんな結合が出てきますし、不法であっても人間であることはかわりないわけでございまして、そういうような配慮とともに、我が国人口比といいますか、あるいは...全文を見る
○魚住裕一郎君 概要をお聞きしたわけでございますけれども、大変重要な二十一世紀における我が国の司法制度、それは即日本のあり方、国家像みたいなものにも関連してくるんだろうというふうに思うんです。それで、かつ学識者等の意見も聴取しながら審議をしていくということで、非常にハイレベルな内...全文を見る
○魚住裕一郎君 意見にわたってしまいますけれども、これは今回の審議会については法律専門家は三名ですかね、あとはもう法律専門家以外の方がなっているということでございますけれども、専門家でない人が大宗を占めると、逆に言えば事務当局が議論を引っ張れるというような、そういうふうに言ってい...全文を見る
○魚住裕一郎君 また、司法の一方の担い手であります弁護士のあり方につきましてこの新聞記事はコメントをしておりました、「競わぬ弁護士」だということで。一方で、もちろん弁護士自治という、これはまた大変大事な基本原則、これはどこまでも堅持していく必要があると私は思っておりますが、ただ敷...全文を見る
○魚住裕一郎君 もう時間がなくなってしまったのであと一点だけお聞きしたいと思うんですが、この新聞記事の中で「法廷のベール」というような表題で書かれている部分がございました。  それは、大事な社会のルールであるというところの具体的な事件に対する判決、判断というものが実際の実務担当...全文を見る
○魚住裕一郎君 終わります。
○魚住裕一郎君 公明党の魚住でございます。  今回の給与法、若干俸給が上がるということなんでしょうけれども、偉い人というか、長官以下九号給、四号以上の方には〇%というような改定ですし、若い方は〇・三%から〇・六%ということで大体千円から千数百円ですか、そういう改定のようでござい...全文を見る
○魚住裕一郎君 将来的に本当に毎月の報酬部分、反対給付としてのその部分にも踏み込まざるを得ないような状況ならば、そのとき本当にしっかり議論をしなければいけないなとは思っておるところであります。  先ほど申し上げたように、やはり若手はかなりしんどいだろうなというふうに思うんですね...全文を見る
○魚住裕一郎君 次に、育児休業に関連してちょっとお聞きしたいんですけれども、当然裁判官の中にも検事の中にも女性はおられますし、育児は男がやってもいいわけでございますけれども、裁判官にしても検事にしてもどの程度の割合で女性がおられ、かつどの程度の割合でこの育児休業というものをとって...全文を見る
○魚住裕一郎君 ただ、裁判官の数全体で三千人でございますので、今の数字は一割ぐらいかなと。それから、検事さんの数も千三百四人ですから、やはりこれも一割ぐらいだなというふうに思うんです。この率からして、裁判官の方は、女性でございますけれども十六名ということで、結構とっているなという...全文を見る
○魚住裕一郎君 今のは女性の数というか、女性で育児休業をとった方という形でございますが、男性で育児休業をとった、あるいは裁判官なりでも結構ですが、そういうのはございましょうか。  やはり一緒になって育てる、私も自分の家に帰ったら余りでかいこと言えませんが、そういう配慮が大事かな...全文を見る
○魚住裕一郎君 時間が若干余っていますけれども、これで終わりにしたいと思います。
11月16日第146回国会 参議院 法務委員会 第3号
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○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。  今回の民法の行為能力の制度、百年ぶりに大改正ということでございます。近年、高齢社会に突入をいたしまして、いろんな分野でこの行為能力の制度につきまして不備が目立ってきたなというふうに思っているところでありまして、今回の成年後見制...全文を見る
○魚住裕一郎君 それで、この成年後見制度、新たに拡大したというようなイメージで私はとらえるんですが、制度をスタートさせるについていろんな体制整備が必要かと思っております。特に後見人ということから考えますと、この後見人確保の問題があろうかと思います。  日本司法書士会連合会では本...全文を見る
○魚住裕一郎君 今の法務大臣の御決意、ぜひ何とぞよろしくお願いしたいと思います。  それから、裁判所の体制なんですが、これはもう既に質問が出ておりますが、地方における地家裁の裁判官含めて六百名だというような数の報告がございました。また、調査官も千六百ですか五百ですか、そういう数...全文を見る
○魚住裕一郎君 それから、今度の新しい制度においても後見人の報酬という側面については、被後見人というか被保佐人というか、そういう本人側の負担になっているんです。  それで、資力がない人にもこれは利用できるのか。裁判の審判の申し立てとかそういう問題ではなくして、資力がない人は取引...全文を見る
○魚住裕一郎君 いろんなそういう介護保険等のシステム利用も考えられると思いますけれども、公費負担というものをさらに御検討いただきたいというふうに思っております。  それから、今回の改正では鑑定というのが必ずしも必要ないというような形になってきますけれども、私も前にこの禁治産宣告...全文を見る
○魚住裕一郎君 今までは一応体制整備という視点からちょっとお聞かせをいただいたんですが、けさからずっと出ておりますが、成年後見制度、やはり一元的に立てるべきではないかというような思いを午前からの議論を拝聴しておっても感ずるところであります。  そもそも、この成年後見制度というの...全文を見る
○魚住裕一郎君 実務の連続性といいましても、結局、全く判断能力ゼロの人、著しく劣っている人、今度は補助の類型ということになるんでしょうけれども、これはこんな鋳型にはめたような形で判断できないだろうと思うんですね、当該個人にとっても段階的によくなったり悪くなったりするでしょうし。 ...全文を見る
○魚住裕一郎君 ただ、予測といっても、本人サイドからしてみるとどう援助をしていただけるかという内容の方が大事であって、私はこういうレベルというかラベルですよというようなことは必要ないわけです。  午前中、マイナスのイメージという言葉がありました。これは言葉をかえてもやはり精神障...全文を見る
○魚住裕一郎君 そうすると政務次官は、例えば保佐を申し立てたときに後見はできない、そういう審判はできないということですか、裁判所には。あるいは、後見を申し立てたにもかかわらず、いやそこまで行っていないよ、これは保佐でいいんじゃないのと、そういうような判断もできないという意味ですか...全文を見る
○魚住裕一郎君 そうすると、後見の申し立てに対しては、保佐はオーケーなんですか。
○魚住裕一郎君 では、それは保佐の審判ができないということですね。
○魚住裕一郎君 ちょっとその辺、本人の援助をどうするかという観点からしてみると、いわゆる後見まで当たらなくても、ちょっといろんな手助けをすればいいんじゃないのかな、それはもう一度申し立てをしろというふうな形になるのであって非常に利用しづらい制度になるんじゃないのか、本人の予測可能...全文を見る
○魚住裕一郎君 それにしても、基本法の中で知的な判断能力、意思能力にランキングをつけるというような、非常に私としてはなかなか納得できない部分がございますが、これ以上議論をしてもあれかなと思いますので、次にまた別途議論させていただきたいと思います。  成年登記についてちょっとお聞...全文を見る
○魚住裕一郎君 とりあえず東京一カ所だということなんですが、午前中の説明でも出頭する必要ないよ、また嘱託もあるし郵送もあるよということでもあると思うんですけれども、そういうことでありますと、何で東京なのかというのも聞きたいんです。  私は東京選出でございまして、首都機能移転とか...全文を見る
○魚住裕一郎君 なるほど、よくわかりました。これも一つの首都機能かなと私はとらえておきたいと思っております。  また、阿部先生からもまた他の先行委員からもお話がございましたが、この成年後見制度の普及という部分でございます。  啓発事業ということも、いろんな形でパンフレットをつ...全文を見る
○魚住裕一郎君 それでは、今度は公正証書遺言について若干お伺いをしたいと思います。  今回、口述、口授だけではなくて手話通訳でも公正証書遺言ができるようにするわけでございます。この手話通訳さんの確保といいますか、そういう意味での体制の整備が必要かなと思っておりますが、この点につ...全文を見る
○魚住裕一郎君 先般、私の部屋にも弁護士の山田裕明さんがお見えになりました。ちょっとお会いすることはできなかったんですが、論文を置いていかれました。山田裕明さんは、山本政務次官、また私と同じ司法研修所三十五期の弁護士でございます。確かに、このときには専属の通訳は研修所は認めていな...全文を見る
○魚住裕一郎君 ちょっと時間が五分ほどありますが、今の点、確認できましたのでこれで終わりにいたします。
11月18日第146回国会 参議院 法務委員会 第4号
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○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。  きょうは、四人の参考人の皆さん、朝早くから大変に御苦労さまでございます。  何点かお話を伺いたいなと思うんですが、まず田山先生、いろいろ比較法的な面も含めてお話をちょうだいいたしたわけでございます。この成年後見制度、新しい民...全文を見る
○魚住裕一郎君 私もまさにそのとおりだと思います。省益とは言いませんけれども、何か役所ごとの仕事の分断がこういうふうな結果になっているのではないのかなというふうに思っております。  続きまして、副島先生に現場からの貴重な、本当にそうだなと思うんですが、先生の実際の経験から月額三...全文を見る
○魚住裕一郎君 ありがとうございました。  続きまして、永島参考人にお話を伺いたいんです。  先ほど、昨年ですかアンケートをやって、ほとんどの人が大賛成というお話でございました。一方で、支援を受けられる方は半年たつと状況が変わっているというお話もありました。そうすると、いろん...全文を見る
○魚住裕一郎君 恐らくそこが一番問題なんだろうと思うんですね。わからないわけですよ。人の判断のランクを三類型で決めてはめ込もうとするわけですから、なかなかわからないわけですね。それよりも、今その人にとって何が必要かの方が周りにいる人間はわかるわけですね。そういうような形でこの支援...全文を見る
○魚住裕一郎君 この手話通訳による遺言書の作成が円滑に行われるように、さらに手話の普及とか手話通訳者の養成というのが重要な課題になっていくと思いますけれども、参考人はこのために行政側に望むこととしてどういう対策が必要であるというふうにお考えなのか、教えていただければなと思います。
○魚住裕一郎君 終わります。
○魚住裕一郎君 公明党の魚住でございます。若干質問をさせていただきたいと思います。  前回火曜日の日に、後見の禁治産の申し立てをしたところ準禁治産の宣告をできるか、またはその逆もあり得るかということで、ちょっと議論させていただいたんですが、私もよくわからない部分があるんですが、...全文を見る
○魚住裕一郎君 ただ、実際の審判例ではそれを認めたことはありますね。
○魚住裕一郎君 実際、実務ではそういうふうに両方どちらでも、禁治産の申し立てに対して準禁治産、あるいはその逆というようなことがあるわけでありまして、要するにこれは一元的にやっぱり立てるべきではないか、そういうことで議論させていただいたところであります。この点の手当てがないわけです...全文を見る
○魚住裕一郎君 基本的には、現行の制度と余り変わらないのかなと思いますが、一歩前進といいますか、補助類型を特に定めたことによって前進かなというふうに思っております。  悪徳商法の、そうやって本人側を保護するということはもちろん大事なんですが、この取り消し権とか考えた場合、一方で...全文を見る
○魚住裕一郎君 その取引の安全あるいは本人の保護も含めてなんですが、取引の安全を考えた場合、登記制度というのがやっぱり大きな意味をもしかしたら持ってくるかもしれない。本人の能力があるかないか、登記所の登記事項証明書を見れば一番わかりやすいと思うんです。  今回のこの制度で成年後...全文を見る
○魚住裕一郎君 今、ないことの証明といいますか、そういう後見がないことの証明というような言葉が出てきましたけれども、ないこと証明と仮定しますと、私も弁護士に登録するときに区長さんに資格証明書というのを出してもらいました。それは、禁治産でも準禁治産者でもありませんよということと、破...全文を見る
○魚住裕一郎君 先般もちょっとお聞きしたことなんですが、とりあえずまず東京でやってみようというお話でございました。また利用者がどんどんふえてくるであろうということを考えると、例えば今回東京ですが、将来的には大阪とかということはあり得るというふうに思うんです。これはそうなった場合、...全文を見る
○魚住裕一郎君 東京だけと限っても、要するに、日本の全人口一億二千五百万人ですか、それの各人の能力の有無についての磁気ファイルが東京にできるわけです。つまり、この人が後見を受ける人、この人は保佐を受ける人、この人は補助を受ける人、未成年を除けばほかの人はみんな能力があるよと、四種...全文を見る
○魚住裕一郎君 私が言っているのは、改ざんとかそういう問題じゃなくて、持ち出された場合はどうするんだと。それはすぐ足つきますよ。だけれども、その情報を百万人の部分についての一覧表のファイルをコピーして持ってきてもらいたい、じゃ何億円出しましょうといった場合に、そのぐらいの価値ある...全文を見る
○魚住裕一郎君 ただ、さきの国会で通過をいたしました住民基本台帳のこの辺の部分の罰則規定は、公務員の秘密漏えい罪よりもはるかに強化した形で立法しているんですね。住民票コード、番号を中心にしたコード、また住所と氏名、生年月日、この四情報でも加重している。  今回は戸籍も載せ、そう...全文を見る
○魚住裕一郎君 もう時間がなくなってきましたから、あと一問だけ。  今回、複数の後見人を認めるということなんですが、今まで、解釈上複数の後見人は認められない、解釈上というんですか、認められないという制度でやってきました。その理由は、後見人間において意見が分かれた場合困るからと。...全文を見る
○魚住裕一郎君 ということは、権限の分掌ということは、ある意味では特別代理人類型といいますか一元的な制度を立てるべきだと、そういう議論はありますけれども、その発想を取り入れたというふうに理解していいんでしょうか。
○魚住裕一郎君 終わります。
11月24日第146回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第2号
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○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。  今回の派遣につきまして、今、岡団長また平田議員からも御報告がございましたけれども、私も雑感を含めて御報告をさせていただきたいと思います。まず、このような派遣の参加の機会、またこのような報告の機会を与えていただきまして感謝を申し...全文を見る
○魚住裕一郎君 今の井上理事の御質問ですが、まず第一点目でございますけれども、上院の議員と話をしたときに、先ほど御紹介ありましたように東海村の核臨界事故の話が出ました。ダニエル・イノウエ議員だと思いますが、国防省からその情報をもらったというような話がありました、我々はほとんど知ら...全文を見る
○魚住裕一郎君 今、島袋先生からのお話にございましたけれども、韓国の民衆の思いはどんなものかというようなお話があったと思いますけれども、私たちが金鍾泌国務総理と会ったときに、ぜひ天皇陛下の御訪韓をというお話がありました。これは日本のマスコミと東亜日報ですかでアンケートをしたようで...全文を見る
11月30日第146回国会 参議院 法務委員会 第7号
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○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。  五人の参考人の先生方、本日は本当にありがとうございます。時間が限られておりますので、何点か質問をさせていただきたいと思います。  まず、浅野健一参考人にお願いをしたいんですが、先ほど先生のお話を伺っていますと、何か戦前の治安...全文を見る
○魚住裕一郎君 恐らく、今先生がおっしゃったような懸念があるからこそ、逆に先生の評価はほとんどフォローになっていないという意見でございましたけれども、衆議院で修正がなされたものと私は理解するところであります。  それから次に、鈴木足立区長さんにちょっとお尋ねをしたいというふうに...全文を見る
○魚住裕一郎君 この法案については、憲法上大変な疑念があるという立場もあれば、これほとんど実効性があるのかという、そういうようなお思いの方もいるわけであります。  ただ一方で、例えば住民票の不受理自体はやはり憲法違反だと思うんです、これ自体は。それで、それをいつまでも放置すると...全文を見る
○魚住裕一郎君 私も、地元の区でもございますので、一生懸命やっていただきたいなというふうに思うところであります。  次に、大野先生にお願いしたいんですが、二二・五九%、破産事件としてはかなり配当率はいい方なんだろうなというふうに思うんですね。私も破産管財人をやったことがあります...全文を見る
○魚住裕一郎君 もう時間がありませんから、一点だけ。  私の関係者というか、選挙をやっていたときに地下鉄サリン事件がありまして、自分を支えてくれた方がサリンを吸ってしまったということがあるわけでございますけれども、これは今言ったような、二割ちょっとを超えたぐらいの今のところの被...全文を見る
12月02日第146回国会 参議院 法務委員会 第8号
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○魚住裕一郎君 公明党の魚住でございます。  何点か質問をさせていただきたいと思いますが、いわゆるオウム真理教については各所で不安を巻き起こし社会問題化しているというふうに認識をするものでございますが、かつてサリンをまいてという、そういうようなことをやったわけであります。  ...全文を見る
○魚住裕一郎君 ただ、今大臣が御説明になった、麻原に帰依しているとかいう言葉がありましたね、指導者と仰いでいるという趣旨なんでしょうけれども。あるいは謝罪していないと。それは団体としての意思表明もありましょうし、個々の行為者の問題もあると思うんですが、それはある意味では各人の気持...全文を見る
○魚住裕一郎君 タントラ何とかと、よく口が回りませんけれども、そういう中にあるということなんですが、私よくわからないんですけれども、それは教典なんでしょうね、恐らく。教典だから変えるというわけにはいかぬでしょうね。教典というのは古いことなんだと思うんですね。何かに書いてある古い時...全文を見る
○魚住裕一郎君 そういう団体だということで、オウム関連の周りの住民の皆さんは大変な不安また危険を感じている。先般の参考人の中にも、お嫁さんが知った瞬間に、夕方には警備保障会社の装置をつけたというような意見陳述がございましたけれども、かつての地下鉄サリン事件の情景を思い出しただけで...全文を見る
○魚住裕一郎君 やはり住民票不受理というのはちょっと異常な状態だと思うんですね。これは日本全国全部不受理にすれば、日本から出ていけということですから。そうすると、それは、功を奏してきたなという段階で具体的に法務大臣としても自治大臣なりに働きかけをしていただけるというふうに考えてい...全文を見る
○魚住裕一郎君 きょうは修正の部分につきましても若干質問をさせていただきたいというふうに思います。  修正が何点か衆議院におきまして加えられたところであります。特に「目的」の中に、いわゆるオウム真理教の活動を規制しようということから、「目的」に「例えば」という形で入っているとこ...全文を見る
○魚住裕一郎君 それから、五年ごとに見直すというようなことであります。もちろんこの団体規制について、論者によっては憲法上も抵触するおそれもなしとしないという意見も当然あるわけでございまして、そういう趣旨から入れられたのかなというふうにも思ったんですが、それならやはり期限を切った形...全文を見る
○魚住裕一郎君 せっかくの修正ですから、北村先生にもお聞きしたかったんですけれども、ちょっと私の時間がなくなってきましたので。  次に、特定破産法人の特別措置法についてお聞きしたいんです。  これは、被害者救済ということで大事なことだなというふうに思っております。本来、国で被...全文を見る
○魚住裕一郎君 ただ、今のこの点について言えば、破産管財人が否認される行為の相手方を覚知したと否とを問わず、二年間行わないときは時効によって消滅する、大判昭和十二年七月九日民集十六巻千百四十五ページという、そういう判例があるわけでありまして、そうすると相手が知らなくても、でも今回...全文を見る
○魚住裕一郎君 あと一点だけ。  今回、いろんな調査結果を提供するというこの団体規制法でございますけれども、そういうふうになっております。管財人もそうでしょうし、また地方公共団体にもなります。私のところにも、実は家庭の中で行方不明でどうもオウムに行ったらしいというような家族から...全文を見る
○魚住裕一郎君 終わります。
12月10日第146回国会 参議院 法務委員会 第10号
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○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。  このたび議員立法でこの特定調停法案を提出されましたけれども、現在の消費者金融でありますとか、いわゆるカード破産とか住宅ローンの問題を考えた場合に、本当に時宜に合ったというか、本当に必要な法律案であるというふうに私も考える次第で...全文を見る
○魚住裕一郎君 ありがとうございました。  私も調停成立のポイントはやっぱり税金の扱いだろうというふうに思っておるんですが、先ほど詳細にお話がございましたので、先ほど山本先生から相談窓口というようなこともあったと思うんですが、国税庁にかなり数多くの案件が持ち出されるというふうに...全文を見る
○魚住裕一郎君 調停成立のためにこの条文の中では民事執行手続の停止というような内容がございますが、調停をうまく成立させるためには、恐らくいっぱい借金を抱えている人あるいは会社は税金もたまっているんだろうなと思うんですね。この滞納処分を停止するというようなことは考えなかったんでしょ...全文を見る
○魚住裕一郎君 それとの関係で、具体的な調停手続を一生懸命やっているんですが、やはり強引なといいますか、そういう債権者も中にはいるわけで、民事執行はとまったけれども、では破産申し立てしますよというような場合もあるんですね。要件は違うんだけれども、支払い不能に陥るおそれがあるような...全文を見る
○魚住裕一郎君 終わります。
12月13日第146回国会 参議院 法務委員会 第11号
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○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。  先行委員の質問でかなり論点が出てきたなと思っておりますが、若干重複もあるかと思いますが、質問をさせていただきたいと思います。  ここ二十年くらい各国で倒産法制がかなり新たな形で改正されて整理されてきたというような世界の動きが...全文を見る
○魚住裕一郎君 昨年九月から中小企業に適する手続をということでございますが、バブル崩壊後、本当に大変な経済状況が続き、政府においても数次にわたってずっと景気対策をやってきているところであるわけで、去年の九月から突然ふえたというわけではないと思うんです。  確かに中小企業は大変だ...全文を見る
○魚住裕一郎君 そうすると、まずこの法律で一本先行させていく、また今後残ったものもやっていくというふうになりますと、当然相互に関連がありますし、整合性をきちっととるということが大事になるし、もう一度この民事再生法も見直す必要が出てくるんではないか。だから、法制審議会においても二度...全文を見る
○魚住裕一郎君 先ほど申し上げたような倒産法制の一本化という点も踏まえて、その点もぜひ考慮の一つに入れていただきたいなというふうに思うところであります。  続きまして、先ほど来、賃金債権のことがかなり先行質問の中で出てまいりました。私も本当にそうだなと思うところであります。さき...全文を見る
○魚住裕一郎君 先ほど竹村理事からの質問の中で、民事再生手続から破産にもし移行した場合の賃金債権の扱いが変わって云々というような話がございましたけれども、実際、破産管財業務になった場合、普通の破産管財業務でもそうですが、賃金債権は優先的破産債権ですから配当の中でも優先されるわけで...全文を見る
○魚住裕一郎君 それで、あとちょっと二点ほどお聞きしたいんですが、保全措置がありますが、これは包括的な禁止命令もありますが、先ほど民事局長の方からオートマチック云々とありますが、やはり取り立ての自動停止装置といいますか措置といいますか、抜け駆け禁止であるとか手続の公正等を考えた場...全文を見る
○魚住裕一郎君 それから、今回、担保権消滅制度というのが取り入れられました。これは、事業の継続に不可欠なものであるということで裁判所の許可に基づいてやるわけですが、これ、担保権ですから、大体不動産の登記があると考えていいと思うんですが、これは、登記も嘱託で抹消されるんでしょうか。...全文を見る
○魚住裕一郎君 その場合、賃借権の仮登記とか、実務的になると、担保権かどうかというのが争われることが多いんですが、この点はいかがですか。
○魚住裕一郎君 考慮しているということですが、そうすると、抹消登記請求を起こさぬといかぬということですか、この賃借権仮登記は。
○魚住裕一郎君 租税債権に基づく差し押さえ命令が登記される、これはどうなりますか。何しろ事業の継続に不可欠なものであるときということになりますが。
○魚住裕一郎君 時間を余らせておりますが、終わります。
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。  今回、オンライン登記情報の提供制度を新たに創設するということになったわけであります。インターネット等を含めてこれだけIT革命とか言われている状況の中で、時代の趨勢等を踏まえて大事な制度を創設するということになるわけでございます...全文を見る
○魚住裕一郎君 ということは、今回の法律で二十一条一項後段の部分は事実上変えてしまうという趣旨なんでしょうか。
○魚住裕一郎君 では、現行法でもう変わってしまっているということですか。私は古い六法を見たということになるんですか。
○魚住裕一郎君 ただ、その場合でも恐らく、これは公示のための制度とはいえ、利害関係ある部分というふうに絞ったというのは私はやっぱり意味があったんだろうというふうに思うんです。  というのは、利害関係ある部分に限ることによって、不動産の登記情報というのは個人情報等もあわせ持つもの...全文を見る
○魚住裕一郎君 続きまして、法律実務家としての御経験豊富な山本政務次官に、指名していいのかどうかわかりませんけれども、ちょっとお聞きをしたいのでございますけれども、私たち法律実務家隣接の職種として、専門家として司法書士さんがおられるわけでありまして、いろいろ登記実務について研究を...全文を見る
○魚住裕一郎君 今、政務次官がおっしゃったいろいろの理由はありますが、これは例えば、この法案の中では業務を勝手にやめちゃいけないよと。当然であります。それはもちろん大事な制度ですから、罰則つきで休廃業をしちゃいけないというようなことが載っています。つまり、一つだからこそ逆に、そう...全文を見る
○魚住裕一郎君 司法書士会の皆さんにはちょっとお聞かせできないような、怒るんじゃないかなというような御答弁かと思いますが、本当に職務に忠実に誠実に私はやっていると思っておりますけれども、じゃこの民事法務協会、何もほかにやってないのかと。出版活動もやっている、そういうことがありまし...全文を見る
○魚住裕一郎君 終わります。