魚住裕一郎

うおずみゆういちろう



当選回数回

魚住裕一郎の2010年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月28日第174回国会 参議院 総務委員会 第1号
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○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。  まず、地方交付税の確保についてお聞きしたいと思います。  二十二年度地方財政対策ということでございますが、具体的に二十一年度補正、今審議しているわけでございますが、国税の減額補正に伴う地方交付税の減額、約三兆ですね、二兆九千...全文を見る
○魚住裕一郎君 今のお話の中でも出てきているわけでございますが、ただ、評価する向きは当然あるわけでございますが、ある意味で将来の地方交付税を考えると、ある意味じゃ犠牲があることを前提にして成り立っているわけですね。ですから、マイナス面は余り強調されていなくて、今ちらっと出ましたけ...全文を見る
○魚住裕一郎君 将来の経済成長を見込んだ中で解決していくというように聞いたわけでございますが、ただ、大臣も概算要求の段階で法定率の引上げを求めていたというふうに理解をするわけでございますが、法定率を簡単に上げるというのは非常に難しいと思います。    〔理事林久美子君退席、委員...全文を見る
○魚住裕一郎君 次は、先ほども出たんでございますが、大臣の御発言についてお聞きをしたいと思います。  報道における関係者との表現が不適切だという、そういうふうに記者会見でおっしゃったということでございます。新聞とかいろんな意見ががあっと出ておりまして、これは本当に、えっと首をか...全文を見る
○魚住裕一郎君 これはいろいろなところで聞かれているでしょうからもうこれ以上聞きませんが、ちょっとそれに関連してといいますか、先ほども出ましたけれども、人事の関連なのかな、これ。先ほど鈴木康雄さんの話が出ましたね。一月十六日付けで総務省顧問に任命するという形になっていました。 ...全文を見る
○魚住裕一郎君 人数とか、あるいはこの人選基準というのはどういうふうにやるんでしょうか。
○魚住裕一郎君 今、人事の、人事というか顧問の皆様の一端を御紹介をしていただきましたけれども、私もそれちょっとぱっと見て、えっという、水島先生は参議院においでに、衆議院ですか、おやじさんはよく知っておりますけれども、八代英太先生もそうかもしれないし、保坂展人先生という方もおいでに...全文を見る
○魚住裕一郎君 やっぱり面談をしている最中、その場で、離脱は認められないとか違法になりますよとしっかり伝えるべきではないのかと。  民主党政権になりまして、例えば役人が再就職する等いろいろありましたね、今回それを廃止するとか。だけど、同意人事も出してこないし、何か法律を守らない...全文を見る
○魚住裕一郎君 是正要求というのは要求だけで、従わなかったらそれで終わりというシステムでございますから、今後どうするのかというのはまたいろいろ役所の中で議論をしているとは思いますけれども、これはまた次の機会に聞きたいと思います。  ところで、今大臣ちょっとおっしゃいましたけれど...全文を見る
○魚住裕一郎君 この住基ネットの法案が出たときに、映画で、要するに番号を消されたらその人間の存在があらゆるところで否定されるというえらい映画があって、そういう危機感は多分大臣もその当時持っておいでになったんだろうと思います。私もそのとき与党でございましたけれども、そういう観点で議...全文を見る
○魚住裕一郎君 この子ども手当、地方側に本当に相談なく一方的に制度設計するものですから、国が負担するというのはある意味では当然かなとは思います。ただ、これ補正でやるのはいかがかなと、やっぱりおかしいなというふうに思います。  これは、今回、今お話ございましたけれども、地方が憤慨...全文を見る
○魚住裕一郎君 もう時間が来ましたので、クラウドについてはまた次回にお聞きしたいと思います。
03月09日第174回国会 参議院 総務委員会 第2号
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○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。  近藤委員長を始め各党の先生方、この委員長提案について折衝を含め心から敬意を表するものでございます。  私も確認を含めて若干質問をさせていただきたいと思いますが、先ほどの提案理由の中で現状と課題についての認識についての御説明が...全文を見る
○魚住裕一郎君 本当にうちも、公明党も、また自民党さんも本当に現場に足を運びながら議論を重ねてきたなということが理解できるわけでございますが、内容で、例えば過疎対策事業債の元利償還金の国税措置、これは八割ぐらいにした方がいいんじゃないのかという、やっぱり財政力を考えた場合そういう...全文を見る
○魚住裕一郎君 大臣、政府・与党一体という形でやっておいでになって、議員立法ではございますけれども、いろんなこの内容についても一体でございますので御答弁できると思いますけれども、この延長期間六年という評価、十年、十年、十年、だけど六年という、これ、原口プランですか、のことがあるの...全文を見る
○魚住裕一郎君 終わります。
03月19日第174回国会 参議院 総務委員会 第5号
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○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。  委嘱審査、若干質問をさせていただきますが、まず各省庁の顧問について聞かせてください。  前回か前々回か、住基ネットの関係で河村たかし総務省顧問の、ついでに落ち穂拾いじゃないのなんて言ってしまったわけでございますけれども。ただ...全文を見る
○魚住裕一郎君 ただ、今大臣がおっしゃっているのは、文面としてはよく理解できる思いでございますが、どうもそうじゃないんじゃないのという、肩書等から拝見いたしまして、元参議院議員だ、元衆議院議員というだけでやっていると、本当にそうなのかなと。あるいは、首長さんとかおいでになって、今...全文を見る
○魚住裕一郎君 その山本顧問は、二月に逮捕されていますよね。福岡の副知事に百万円贈ったと、後期高齢者の制度についてうまく取り計らってねということで大問題になりました。単に受理したで済む話なんですか。
○魚住裕一郎君 お辞めいただいたというやり方が、分限でやっていくのか、単に本人の申出によって、ああそうですかと、受け取りましたという形で終わらせているのか、総務省、その姿勢が問われるのではないのかなというふうに思うところでございますけれども。  これは、最近政治任用等、例えばい...全文を見る
○魚住裕一郎君 しかし、委嘱の手続といいますか、顧問予定者リストといいますか、名簿リストといいますか、そういうのは作られるのか。本来、地方行政に詳しい人とか、公会計に詳しい人とか、いろんな観点でリストが挙がってくるんでしょうけれども、今大臣もおっしゃったように、民主党系というよう...全文を見る
○魚住裕一郎君 じゃ、国会議員であった方のリストはどうなんですか。政党の代表代行であるような方もおいでになるようでございますが、そういう場合はどこでリストが出てくるんですか。
○魚住裕一郎君 顧問ですからどういう形で仕事に就かれるか分かりませんが、役所に出向かれる、そういう場合は、費用は、日当というんですか、出るんですかね。多い方はどのぐらいで、もちろんゼロの人もいるでしょう。その辺はどういう状況になっておりますか。
○魚住裕一郎君 一番多い方。
○魚住裕一郎君 もう辞められた方も含めて相当、もっともっと多い額だと私は思っていますけれどもね。
○魚住裕一郎君 どういう仕事をやっているか、大臣はいろんな観点からのアドバイスをいただいているというふうな形になるんでしょうけれども、なかなかこの人数といい、異様な感じがするわけでございまして、お友達人事というふうに言われてもある意味ではやむを得ないのかなという気がするわけでござ...全文を見る
○魚住裕一郎君 試算ですから、いろんな条件を付けると難しくなってきますけれども、かなり削減せざるを得ないという。それを受けてでしょうか、大臣が退職管理に関する基本的な方針をまとめるということでございますが、その趣旨、そして勧奨退職についての大臣の考え方をお伺いをしたいと思います。
○魚住裕一郎君 だから、やっぱり勧奨退職を認めざるを得ないというところになっていくんだろうと思いますけれども。  ところで、二十三年度、Ⅰ種、Ⅱ種、Ⅲ種、それぞれ何人ぐらい採用する予定なんでしょうか。あるいは二十四年度、再来年度、大臣。
○魚住裕一郎君 これは、来年度、二十三年度の公務員試験、四月一日から申込みが始まるわけでございますし、また二十四年度からは、この間の公務員制度改革基本法を受けた採用試験の見直しが行われるわけですね。そうした中、根幹にかかわる部分が何か流動的であって、公務員を目指す大学生とか高校生...全文を見る
○魚住裕一郎君 そのとおりですよ、もう。受験生に不安を与えるような先送りはもう限度があります。是非早急にやっていただきたい。  人事院、昨年の人勧のときに、公務員人事管理に関する報告では、二十四年度からの新たな採用試験の実施に向けて、本年度末に、もうあと二週間ぐらいですが、受験...全文を見る
○魚住裕一郎君 それで、公務員制度改革、政治課題になって、また天下りのことも大きな政治課題になった。昨年、この天下りの定義でえらい変節したなという、そんな思いでございますけれども、早期退職勧奨についても、例えば三年ぐらい採用しなくてもいいんだというようなことも当時民主党おっしゃっ...全文を見る
○魚住裕一郎君 まあ変節という言葉はきついかもしれませんけれども、最近物忘れという言葉も多くなってきているようでございまして、どっちなのかなと思っているところでございますが。  ところで、先ほど、三月九日の会見でございますけれども、官僚主導から大臣主導の退職管理という言い方があ...全文を見る
○魚住裕一郎君 大臣が多数の職員の勧奨退職を適切に管理できるのかと。平成二十年度も二千七百四人、二十一年度でも千七百四人という大変な数です。また、恣意的に特定の職員の退職管理やあるいは再就職活動に介入する懸念が生じるのではないかと懸念するんです。  今、公務員制度改革も法案が出...全文を見る
○魚住裕一郎君 二割削減でどうやってやるのという話になるわけでございますが、総理もその方策のトップに地方移管、先ほども質問がございましたけれども、大臣も、業務内容を変えずに単に地方へ移管するんじゃないよと、役割そのものを変えるんだということを言っておいでになるわけでございますが、...全文を見る
○魚住裕一郎君 私、言っているのは、業務が同じであれば一方を廃止すればいいよと、それはそのとおりで事業仕分なんですが、そこにいる、携わっている人たちはじゃどうするのという話なんですよ。事業を取りやめたらその人たちはいなくなるんですか。その処遇をどうするかということを聞いているんで...全文を見る
○魚住裕一郎君 何か分かったような、すっきりしないですね、答弁。  いずれにしても、地方移管といっても大きな組織を動かすわけでございまして、例の社会保険庁も日本年金機構、あれ十九年六月、前回の参議院選挙の直前だったと思いますが、そこで法律を通して今年の一月一日からスタートしたわ...全文を見る
○魚住裕一郎君 国と地方が話し合うという形になると思いますけれども、これはあれですかね、国と地方の協議の場ということになるんでしょうか、その協議する場所はどこになるのかなという話なんでございますが。  そして、これに関連する法律案も考えられているようでございますが、協議結果が合...全文を見る
○魚住裕一郎君 もう時間でございます。予定の半分ぐらいでございますが、終わらせていただきます。
03月23日第174回国会 参議院 消費者問題に関する特別委員会 第3号
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○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。  間もなく消費者庁、消費者委員会の誕生という行政のパラダイム転換ですか、行われて新年度を迎えようとするわけでございますけれども、本当に新しいこの役所がスタートしたと、非常に大事なことだと思います。今、応援という言葉が出ましたけれ...全文を見る
○魚住裕一郎君 日米関係、戦後最悪というふうなことを言われておりますけれども、トヨタのことも含めて、こんなところまで大きく取り上げられているのかなと、実は背景にはあるんだろうと私は思っているわけでございますが、先ほどのジャパン・ブランドといった、要するにどこに出しても、ああ日本製...全文を見る
○魚住裕一郎君 この案件は、自転車は輸入のあれなんですよね、商品なんですよね。それで、報道によれば、業者は、消費者庁からもっと早く製品の問題を教えてもらっていたら販売はしなかった。事故後、三百台販売しているんですね。こういうようなことを考えたら、先ほどワーキングプアぐらい一生懸命...全文を見る
○魚住裕一郎君 本当に一生懸命役所の皆さんは働いていると思いますけれども、スタート時ですから、いろいろな役所からこの消費者担当の方が来ているわけでございますけれども、一部報道によればいつ戻れるんだみたいな、そういうようなことが言われている。本当に本腰入れてしっかり対応してもらって...全文を見る
○魚住裕一郎君 そこで、先ほど、削られた、削られたというか執行停止の三十億の話をしたいなと思いましたが、もう二重になりますのでやめますけれども、ただこれ、三十億執行停止というのは本当に痛いなと思いますが。  当初、基金は八つのメニューでスタートしたと思っておりますが、使い勝手が...全文を見る
○魚住裕一郎君 先ほどもございましたけれども、今年の二月、地方消費者行政の充実・強化のためのプラン、ある意味じゃ事例集みたいなものを出したわけでございますけれども、消費者庁は福島大臣を本部長とした推進本部を設置して、その中でワーキンググループについて、そして基金のより効果的な活用...全文を見る
○魚住裕一郎君 もう時間がありませんが、消費者行政に係る基準財政需要を九十億から百八十億に拡充して、また来年度、二十二年度についても継続しているようでございますけれども、消費者庁において、基金またあるいは本件措置によって地方の相談員の配置がどのように充実強化されたか、追跡して調査...全文を見る
○魚住裕一郎君 終わります。
03月23日第174回国会 参議院 総務委員会 第6号
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○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。  今、先行の澤議員から、子ども手当の不具合といいますか、質問があったところでございますが、その子ども手当あるいは高校無償化ですか、その財源に振り向けるということで、本法案では、住民税についての年少扶養控除、また特定扶養控除の上乗...全文を見る
○魚住裕一郎君 平成二十二年度税制改正大綱では、高校無償化に伴い、これ、特定扶養親族に対する控除の上乗せ部分を廃止すると、それを受けて本法案が出されているわけでございますが。もう既に指摘があるわけでありますが、高校に通っていない、あるいは授業料の減免措置を受けている、私は名古屋市...全文を見る
○魚住裕一郎君 具体策が出てくると。要するに、家庭の負担増がないようにしていくという施策をもし取った場合、今度また各自治体の事務的な負担というのも出てくるんだろうと思うんですね。それも、事務経費も含めて十分配慮する必要があると思いますが、政府の方針を確認したいと思います。
○魚住裕一郎君 次に、たばこ税についてお聞きをしたいと思います。  同じく税制改正大綱では、たばこ税について、国民の健康に対する負荷を踏まえた課税に改めるべきだというふうにされているところでございますが、その方針を踏まえて本法案が出されているわけでありますが、三・五円というかつ...全文を見る
○魚住裕一郎君 健康のためには早くやった方がいいですわね。前回、たしか平成十八年ですか、七月から施行になったんですよ、この税制改正。今回十月施行と、これはどういう理由からでしょうか。
○魚住裕一郎君 だけど、健康を考えていただいて、早くやっていただいたな、民主党政権すごいなと、それが本来の在り方じゃないの、大臣の御答弁からすればですよ。それを今、いいじゃないですか、もう駆け込み需要で、もう足りません、ありませんよと、その分健康が増進されるわけだから。何かちょっ...全文を見る
○魚住裕一郎君 現時点、たばこ大好き人間が嫌いな大臣に質問をするという変な話になるかもしれませんけれども。だけれども、健康のためという美しい言葉でこの増税目的に掲げているわけでございますが、政府として全体的にたばこ税の在り方をどのように考えているのか。税制大綱では、「たばこ法制に...全文を見る
○魚住裕一郎君 たばこの規制について、いわゆるWHOの枠組条約が発効しているところでございまして、WHOにおいてはたばこの次は酒だというように意気込んでいるようでございます。  たばこはニコチンの依存症、アルコールはアルコール依存症という形になるわけでございますが、要は政府、昔...全文を見る
○魚住裕一郎君 先ほど大臣からもお話ございましたけれども、関係事業者というか、大変幅広い影響があるわけでございます。  たばこ消費について、本数もずっと微減をしてきた、値上げとともにがくっと落ちて、だんだん本数も減ってきた、あるいは税収も落ちてきているというような傾向性にあるわ...全文を見る
○魚住裕一郎君 いや、だから関係者にどうやって具体的に支援をするのか。
○魚住裕一郎君 いや、さっき大臣は、今回三・五円の中の一部、一円部分ですか、それを充てるというような言い方をしているわけですよ、衆議院で。だから、具体的に何か目算があるんだなと。
○魚住裕一郎君 実際の販売価格はJTの売上げの落ち込みを考えて値上げという形になって、これはもう本当にやむを得ないのかなというふうに思いますけれども、やはり、どこまでも健康目的とは言いながらも逆進性の伴った、例えば失業してもやっぱりたばこを吸いたい人は吸いたいんですよ、そういうこ...全文を見る
○魚住裕一郎君 いや、強化、それは三から二に引き下げれば強化であることは間違いないですよ。そうじゃなくて、どうして三倍なのか、どうして二倍なのか、それで今言ったことが是正されるということなんですか。
○魚住裕一郎君 何だかちょっと分からないですね、ちょっと今の御答弁だと。なぜ三倍か二倍かというのが、どういう因果関係をもってそういうふうな形を入れるのか。  そして、これは二倍を超えたらその部分は都道府県に上がるんですか。都道府県は黙っていても税収という形になるんですね。普通な...全文を見る
○魚住裕一郎君 それで、今ちらっと答弁がありましたけれども、市町村の企業誘致条例というのがあって、いろんな企業来てくださいよ、それは例えば大きな工場を呼ぶよということをやる、世界最先端のテレビメーカーを呼ぶとか印刷会社を呼ぶとかそういうようなことを積極的にやって、その地域の経済発...全文を見る
○魚住裕一郎君 それで、日本各地に企業誘致条例というのがあって、やっぱり地域発展どうするか。そのいろんな要件つくって、期間中に新しい事業所つくってくださいね、あるいは市税をきちっと完納してくださいね、普通税の一税目について一課税年度につき三千万以上とか、そういういろんな要件を付け...全文を見る
○魚住裕一郎君 今、いやしくもという表現ございましたけれども、しかしそんなことを言ったら創意工夫ができませんよ。これ、昔からあるたばこ税の仕組みの中で考え抜いたとも言えるわけであって、そんなことじゃ全国一律どこから見ても金太郎あめみたいな自治体しか出てこないじゃないですか。それを...全文を見る
03月30日第174回国会 参議院 総務委員会 第9号
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○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。澤議員に続いて質問をさせていただきます。  大臣、また会長、最近、やはり放送とか報道、あるいは通信の自由ということが非常に注目をされているんだろうなと思うんです。グーグルが中国で云々とか、そんな話も世界的規模で情報伝達の自由という...全文を見る
○魚住裕一郎君 今大臣御答弁ありましたとおり、本当に放送の行き過ぎといいますか、そういうようなことがあって、例えば人権上の問題が出たり、かといって行政の側からこれやっちゃ駄目よと言ってしまうと、あるいはこれどういうことだったのとやってしまうと、やはり放送と権力の行使という問題が非...全文を見る
○魚住裕一郎君 これは、私もどういうようなお問い合わせがあったのかと、総務省の方からちょっとお取り寄せさせていただいたわけでございますが、問い合わせがまたすごいですね。清瀬市中学生の自殺報道の実施の有無、ありの場合は何月何日の何時から何時まで、その際、現場映像を使ったのかどうか、...全文を見る
○魚住裕一郎君 同じ自殺されたという事案があって、NHKには問い合わせしていないわけですね、同じ報道機関として。民放キー局だけやっているという。これはなぜなのかなということもございますし、今大臣は課長とおっしゃったけれども、新聞報道では課長補佐になっておりますよ。
○魚住裕一郎君 そして、これは当然、その当該職員個人名でメールは出していないんだろうと思うんですよ。総務省何とか局何とか課長補佐何のたれべえという形でしょう、当然、問い合わせですから。個人がぱっと出してみたって、何の返答するような義務もないよというふうになってしまうわけであって、...全文を見る
○魚住裕一郎君 メールに基づくこの問い合わせは、数日後、上司の指摘もあって撤回をしたということでございますが、このメールはそもそも、この担当職員といいますか、彼が独自で出したんですか。独自で判断をして、総務省何々局何々課というふうな表示をして出したのか。やっぱり文書ですからね、メ...全文を見る
○魚住裕一郎君 これは職務の一環というふうに大臣今おっしゃいましたので、職務上作成された文書だなというふうに理解をしますよ。これは公文書になりますわ。当然あるんだろうなと私は後々、事案解明の文書を出していただいて、検討していきたいと思っているわけでございますが。  ただ、これ一...全文を見る
○魚住裕一郎君 ツイッターが悪いと言っているわけじゃなくて、また大臣の意図も分かります。だけど、大臣の権限、影響の大きさを考えたら、十分に慎重に言葉を選んで発信をしてもらわないと、思わぬところで報道規制じゃないのみたいな話になってくるということを私は申し上げたいのでございます。 ...全文を見る
04月09日第174回国会 参議院 消費者問題に関する特別委員会 第4号
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○魚住裕一郎君 公明党の魚住でございます。  三月三十日に消費者基本計画が閣議決定がなされました。本来、この基本計画、我が特別委員会のいろんな議論をしっかり反映させていただくという形になっていたと思っておりますが、なかなかそういう機会がございませんでしたが、まずは計画が不十分な...全文を見る
○魚住裕一郎君 この施策番号八十七番にいろいろ書いてございますが、消費者教育推進会議というのをつくるようでございます。そして、教育の体系的な体制確立ということでございますけれども、体制確立することは大事であることはもちろんでございますが、その会議で何が行われるかがもっと大事だと私...全文を見る
○魚住裕一郎君 この委員会の附帯決議で、消費者庁が消費者教育においても司令塔機能を果たすべきであるというふうにしたわけでございますけれども、今、消費者教育推進会議、これはだから、司令塔たる消費者庁の知恵袋といいますか、サポーターといいますか、そういうふうに発想してもいいんではない...全文を見る
○魚住裕一郎君 我が国の消費者教育、必ずしも諸外国と比べて十分ではないというのが昨年委員会でもなされたというふうに思っておりますが、この施策番号九十二番では、国内外の学校教育及び社会教育における取組の調査を行うというふうにされているわけでございますが、ただこれ、調べてこの取組事例...全文を見る
○魚住裕一郎君 だから、その事例集を配りますよと言っているだけじゃ駄目なので、どうやって推進していくかということを聞いているんですが。もう一度お願いします。
○魚住裕一郎君 この施策、実施時期も直ちに着手しということなので、内閣においても消費者教育、学校現場における消費者教育、非常に大事だなというふうに認識しているんだろうと思うんですよね。  当委員会では昨年の議論の中でも、教育につきまして、多様な視点から物事をとらえる能力、クリテ...全文を見る
○魚住裕一郎君 消費者問題というのは、本当に社会がどんどん変わればどんどん新しいのが出てくるという。そうすると、やっぱり先生の資質向上というのが一番大事だと思っておりまして、それじゃ追い付かないかもしれない。逆に言えば、現場でいる人、例えば多重債務であれば弁護士さんとか司法書士さ...全文を見る
○魚住裕一郎君 消費者行政の司令塔といいますか、教育についても消費者庁がしっかりやらなきゃいけないと思っておりますが、この基本計画でも、消費者教育に関する法制の整備について検討を行うというふうになっているわけでございますが、うちの古屋範子代議士がお聞きしても、大臣は検討しか物を言...全文を見る
○魚住裕一郎君 次に、事故情報という観点からお聞きしたいと思いますけれども、四月一日から事故情報データバンクがスタート、運用開始したようでございます。いろんな機関のデータベースを一元化するということでございますけれども、いろいろ詳細な情報から大ざっぱなものまでばらばらだなと。それ...全文を見る
○魚住裕一郎君 この特別委員会の委員の先生方にもみんな来たと思いますけれども、例のあのエレベーター事故の市川さん、被害者の方ですね、いまだに息子の命を奪った原因が分かりませんということで、お手紙をちょうだいしました。それでもあきらめず訴え続けていきますのでということがあるわけでご...全文を見る
○魚住裕一郎君 時間がなくなりましたので、終わります。
04月15日第174回国会 参議院 総務委員会 第12号
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○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。  今日は四人の参考人の皆様、本当に貴重な意見をいただきましてありがとうございます。  それでは、まず私は長谷部参考人にお願いをしたいんですが、非常に地域主権という言葉、定義付け等も含めて参考になりました。また、ベンサムですか、...全文を見る
○魚住裕一郎君 それでは、長谷部先生、もう一つお願いをしたいんですけれども、先生最後の方で、日本国憲法上も一定事項は地方に留保されているというふうに考えているというふうに、そういう趣旨でおっしゃったと思っておりますけれども、地方と国の役割とか分権とかを考えた場合に、地方じゃなくて...全文を見る
○魚住裕一郎君 続きまして、東国原参考人にお願いしたいんでございますが、非常に刺激的な御意見をいただいて、確かにそうだなと思うようなところはいっぱいございますけれども、今お話させていただいた道州制なんでございますけれども、この現政権になって、どうも道州制という言葉が消えてきたとい...全文を見る
○魚住裕一郎君 続きまして熊谷参考人にお願いをしたいのでございますが。  先ほど全国の議員の数のお話されておりました。ただ、参考人御自身、市議会議員の御出身でございますが、要するに地方分権とか地域主権とかいった場合、権限とか財源がやっぱりポイントになるわけであって、それに対する...全文を見る
○魚住裕一郎君 昔の名望政治家ではなくて、かなり専門性を持った者でなきゃいけないなと私も考えております。  時間が来ました。八木先生、時間がなくなって大変恐縮でございます。ありがとうございました。
04月22日第174回国会 参議院 総務委員会 第15号
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○魚住裕一郎君 御指名ありがとうございます。公明党の魚住裕一郎でございます。  世間一般でも三度目の正直というふうに言われますけれども、本来は四月十三日にやらせていただく予定が、一週間後の二十日も飛んでしまいまして、ようやく今日こぎ着けさせていただきまして、その間における関係各...全文を見る
○魚住裕一郎君 それと、いろんなことがあるついでに、いろんな政党ができてきたなというのがこの九日間の間でございまして、今も現在進行形なんでしょうかね。ただ、今回、今までとはちょっと違うなというのは、首長さんであるとかが中心になって新党を立ち上げたというようなこともあるようでござい...全文を見る
○魚住裕一郎君 ただ、報道によれば、大臣は、松下政経塾出身者の方も多いようでございますものですから、同じ松下出身の方で、前原大臣とはちょっと違うようなコメントをされておりまして、原口大臣は、エールを送りたい、民主党や政権とリンクを張り、地域主権改革を動かす大きなエネルギーになって...全文を見る
○魚住裕一郎君 ようやく質問できるかなと思っていたところ、こういうことがございました。しかし、政府の皆さん、今日は私一人なんです、質問させてもらえるのは。だけど、与党、野党関係なくみんなそろっているんですよ。みんな忙しいんですよ、選挙を前にして。何を考えているんだと。法案の誤りは...全文を見る
○魚住裕一郎君 総務省顧問につきましては私もこの場で何回か質問をさせていただきました。ちょっと言葉は余り良くないかもしれませんが、落ち穂拾いじゃないかみたいなことも言ってしまったことがございます。  ただ、現在時点は十六名程度になっておりますけれども、いろんな方がいて、住基ネッ...全文を見る
○魚住裕一郎君 各省の顧問とか参与とか見てみましたら、本当に顧問が圧倒的に多いのが総務省でございまして、ぼろぼろ辞めていくというのが実際の姿なんですね。私は、この在り方として、謝金まで出している、謝金というのはどうも人件費には入らないようでございますけれども、しかしそれも含めてし...全文を見る
○魚住裕一郎君 今御答弁いただきましたけれども、今御紹介したように、方向性が違うようなことも含めて、いろんな論者によって意見が百出であろうと思っておりまして、大臣におかれては、初めから一定の結論とか方向性、そういう議論を進めるのではなくして、いろんな提案を参考にしながら進めていた...全文を見る
○魚住裕一郎君 今までの説明ぶりは、直接請求ですよ、住民の。  だから、先ほど二元代表制と言いましたけれども、首長さんも住民から選挙をされる、議員も選挙される。ただ、その首長にしても議員にしても、住民の意思と乖離が生じたような場合に、これを是正するために直接請求があるのだと。だ...全文を見る
○魚住裕一郎君 それは、漠として全部制限すれば、それはもう憲法の趣旨に合わないねというのはそれは当然のことでございまして、その判決だけをもって余りにもまた絞り切ったものも、これは制度の立て方としてはどうなのかなという感じがいたします。  いずれにしても、今の御答弁で知事や市長や...全文を見る
○魚住裕一郎君 例えば、知事さんとか県会議員さんが街頭で、是非署名に協力してくださいとか、代表者になってくださいとか、それを県民に訴えるということはどうなんですかね。あるいは、具体的ないろんな政策、施策を説明して、意見を聞くための例えば公聴会みたいな、県民集会みたいな、屋内ですね...全文を見る
○魚住裕一郎君 ただ、これは厳格な解釈は、規範というものが後で裁判等ではめ込む場合に明確になってくるということは確かなんですが、ただ、今、知事さんにしても県会議員にしても政治家ですから、行動を起こす、その準則として、私はマイク持っていいんだろうかどうかということは非常に大事なポイ...全文を見る
○魚住裕一郎君 次に、話題を変えまして、いわゆる道州制ということについてお聞きしたいと思います。  道州制というのは、十八年二月に第二十八次地方制度調査会、道州制のあり方に関する答申というものを行っています。その中で基本的な制度設計や道州が担う事務のイメージ、あるいは区域割りみ...全文を見る
○魚住裕一郎君 私の質問のもう一点、どうして古川さんが知らなかったんだろうかと、廃止になったことを。中止という認識だったんですよ。きちっとお知らせしていないんじゃないんですか、と私は思いました。  そこで、ただ、大臣、大臣は大臣でまた経団連とタスクフォースつくっておいでになりま...全文を見る
○魚住裕一郎君 確かに、大臣は地域主権戦略会議第二回において、私たちは道州制を放棄したのではないとおっしゃっていますね。今経団連と電子政府化と道州制をやっており、その成果をここに出したいというふうに御発言をされているわけでございますが。  これはビジョン懇のときはいろいろ議論の...全文を見る
○魚住裕一郎君 今回、地域主権戦略会議ということでいろんな地域の在り方を議論するわけでございますけれども、いわゆる原口プランについては、そういう方向性の、また道州制とか、そういうことが一言も触れられていないわけでございます。  ただ、いろんな議論の場ありますけれども、やっぱり地...全文を見る
○魚住裕一郎君 次に、また原口プランに関連してお聞きしますけれども、原口プランの中で地方の自主財源の充実強化ということがございます。それはもう本当に大事なことだなというふうに思いますが、この自主財源の中身ですね。地方税とか使用料とか寄附金というのはそれは自主財源だなと分かるわけで...全文を見る
○魚住裕一郎君 ところで、今申し上げた第四次勧告では、国と地方の税源配分を五対五という、よくありますよね、四、六とか五、五とか。地方の皆さんは常にずっと五、五でお願いしたいということを主張されてまいりました。  大臣はその点の数字というのはちょっと言われていないように思うわけで...全文を見る
○魚住裕一郎君 地方交付税が自主財源だと先ほど御答弁ございましたけれども、確かに財政調整機能はしっかりしなきゃいけないことは間違いないわけでありますけれども、やはり歳出に見合うものをしっかり地元にというような思いもございまして、地方が元気出るような発信を是非していただきたいなとい...全文を見る
○魚住裕一郎君 じゃ、それは応諾義務を書き込んでもいいということですね。
○魚住裕一郎君 それでは幾らでも書いてないじゃないかということで逃げが打てるじゃありませんか、地方からすれば。当然の前提ならば、書けばいい話でしょう。
○魚住裕一郎君 何か押し問答になってしまいますけれどもね。昨日、党首討論ありましたね。裁判記録出すか出さないか、その一か月前、二か月前に総理がおっしゃったことと全然百八十度違うことを総理がおっしゃっているわけですよ。各新聞でも出されていますよ。だから、今副大臣がおっしゃっているけ...全文を見る
○魚住裕一郎君 次に、尊重義務ということが、ただ、総理はメンバーじゃないから尊重義務掛からないんですというお話でございますが、この協議調うというか、協議が調ったという認定とか判定はだれがするんですか。
○魚住裕一郎君 それは、出席者に署名を求めると。そうすると、全員が署名しなければ駄目ということですか。一人でも署名抜ければ協議調ったことにはならないというふうに考えておいでですか。
○魚住裕一郎君 しかし、これから相撲取ろうというときに、ふんどしして出ていって今から土俵作りますと言われたって、ちょっとそれ順番が違うんじゃないのかなという気がしますけれどもね。  次に、協議が調わなかった施策というのはどうなるんですかね。国は地方の意向を無視して、協議調わなか...全文を見る
○魚住裕一郎君 時間がなくなってまいりました。  最後に大臣、この地方分権とか地域主権というのは、言葉遣いは別として、総論賛成とか各論反対になりやすいんだと思うんですね。  そこで、協議調えば尊重義務とおっしゃるけれども、あくまでも尊重なんですね。だから、賛成だと言いながら実...全文を見る
○魚住裕一郎君 終わります。ありがとうございました。
04月27日第174回国会 参議院 総務委員会 第16号
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○魚住裕一郎君 私は、公明党を代表して、ただいま議題となりました地域主権改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律案に反対、国と地方の協議の場に関する法律案及び地方自治法の一部を改正する法律案について賛成、自由民主党・改革クラブ提出の修正案及び共産党提出の修正案に反対、公明...全文を見る
05月20日第174回国会 参議院 総務委員会 第18号
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○魚住裕一郎君 ようやくまた質問できるなという感じでですね。実は、先週の十三日にも質問できるかなと思っておったんですが、それが飛んで、いろんな都合があったものだから質問通告を十三日に実はさせていただきまして、覚えていないかもしれないなということを含めましてでございますが、午前に引...全文を見る
○魚住裕一郎君 ただ、これ、先週、冒頭言いましたように、十三日に通告していますよ、イの一番で。一番最初の質問で、私、挙げていますから。統制の在り方として独法通則法六十五条を発動した事例はありますかというふうにお尋ねしてございますので、これはひど過ぎますよ、幾ら何でも。(発言する者...全文を見る
○魚住裕一郎君 委員長、これ、私はペーパーとして質問要旨でそれ出しているんです。個別にも質問通告しています。ペーパーでも出してある。ちょっと止めてください。(発言する者あり)
○魚住裕一郎君 質問通告云々で若干行き違いがございましたけれども、確かに質問通告のときに私は質問要旨という形で項目だけはペーパーにいたします。細かいことは質問取りに来ていただいた役所の皆さんにきちっと説明をしているわけでございまして、多分皆さんもそういうふうになさっているんじゃな...全文を見る
○魚住裕一郎君 統制が非常に大事だと言われている中でたった一件なのかというような思いもするわけでございますが、また、この独立行政法人、役職員の非違行為について主務大臣が直接的に統制を行うことはできるんでしょうか。いかがですか。
○魚住裕一郎君 それでいいんですか。
○魚住裕一郎君 私もできないと思っていたものですから、ちょっと今の御答弁、びっくりしましたわけでございますが。  ただ、いろんな問題点があります。事業仕分でもいろんなことを言われておりますし、マスコミ等でも指摘もあります。ファミリー企業との随意契約とか、あるいは一定の独立性を持...全文を見る
○魚住裕一郎君 それで、独法制度、平成十三年の春ですか、制度として見れば、情報公開とか法人自身の説明責任、あるいは評価制度の一定の整備といった点で従前の特殊法人よりは改善された制度だとも言えるわけでございますが、しかし実際の運用を見てみると、今の、申し上げましたとおり、天下りであ...全文を見る
○魚住裕一郎君 先般、事業仕分という形で大々的に報道されたわけでございますが、しかしやっぱり十把一からげというのは無理なので、今大臣がおっしゃったように、いろんな事業、それぞれ性質によって取扱いといいますか、丁寧にやっていかなきゃいけないんだろうと思っておりますが、やはり悪いとこ...全文を見る
○魚住裕一郎君 この独法制度の改革と公務員制度改革、もちろん連動するわけでございますけれども、鳩山内閣ではどっちかというと両方とも明確な方向性が余り示されていないように私には感じられますし、本法案もまた国家公務員改正法案も前政権の法案のつまみ食い的な感じになっているなという気がし...全文を見る
○魚住裕一郎君 次に、枝野大臣、いろんな事業をやっているから性質によって全部違うというのはそうでございますけれども、大臣の今の発言の中にもあったかもしれませんが、例えば印刷局の例を挙げられまして、国に戻すというんですかね、より近づけるというか、国がストレートに関与せざるを得ないと...全文を見る
○魚住裕一郎君 具体的な事例を挙げながら御説明いただいたわけでございますが、例えば都市再生機構の賃貸住宅事業、これは、高齢者、低所得者向け住宅の供給は自治体又は国に移行となっていますね。だから、国だけじゃなくて地方自治体にもと。その辺が、要するにどこで、何を意味しているのかよう分...全文を見る
○魚住裕一郎君 非常に分かりづらいな。  それで、一方でこの市場家賃部分は民間に移行するというふうに書いていますよね、これURについて言えば。だけど、やっぱり近傍の家賃の相場にかんがみてこの家賃は決定されているわけですよ。だから、市場家賃部分は、全部ということですよね、これ、積...全文を見る
○魚住裕一郎君 だけど、今大臣、このワーキンググループのまとめ、もちろん最終的な判断ではないのは承知しておりますけれども、これこそこのワーキンググループ結論というのは十把一からげじゃないですかね。全体で七十六万四千戸あるわけでしょう。新しいのもある、都市部の中にもある、古いのもあ...全文を見る
○魚住裕一郎君 次に、いろんな独立行政法人、問題がございます。当然ながら、無駄なものは削っていかなきゃいけないという形で我が公明党も取り組んできたところでございますけれども。  先般、我が党の山下栄一議員が、福利厚生費というか、法定外福利厚生費、一体どのぐらいあるんだということ...全文を見る
○魚住裕一郎君 数年前は道路予算でマッサージチェアとか大きく話題になりましたけれども、そういうところもしっかり、七百四十二億円、やっぱり大変な数字でございまして、国民から本当に理解し難い。  それで、実は法定の福利費についてもちょっと問題があるんではないか。特に、健康保険組合の...全文を見る
○魚住裕一郎君 パーセントを。
○魚住裕一郎君 今のはよく存じています。  それはなぜかというと、私、五月十三日に質問通告したんです。その夕方十九時に、今おっしゃった、厚生労働大臣が自分のところの行政法人理事長あてに、事業主負担について労使負担割合の見直しを働きかけていただきますようお願い申し上げます、その日...全文を見る
○魚住裕一郎君 一生懸命働いている職員の皆さんをいじめるわけではありませんが、やはり国、国民から見ておかしいなということは正していただきたいと思います。  次に、職員の給与水準の話なんでございますが、要するにラスパイレス指数というのがございますね。この独法の職員の給与水準、いろ...全文を見る
○魚住裕一郎君 こういう給与水準考えると、やっぱり、弛緩した労使関係といったら表現悪いかもしれませんが、そういうことがあるのではないか。かつて社会保険庁が非常に私たちから見てどうなのかなと。  独法の労使交渉、この内容はやっぱり公開するようにしていくべきではないかと思いますが、...全文を見る
○魚住裕一郎君 是非納得できるような形で是正を図っていただきたいと思います。  今回の法案では、いわゆる独法の財産について不要財産というふうに判定があった場合、その返し方が必ずしも具体的に書かれていないんですよね、手続も明確ではありませんし。この判定はどのように行われるのか、そ...全文を見る
○魚住裕一郎君 それで、この財産の要不要というのは、要は所管の府省それから独法が担っている政策体系の長期的な観点も含めた十分な理解が必要なんだろうなというふうに思うんですね。事業仕分やっている中で、仕分人の皆さん、優秀な人たちだと思いますけれども、その政策体系が十分理解があるとは...全文を見る
○魚住裕一郎君 今のことに関連して、階政務官、前に不要財産の明確な基準を作るというふうに、検討をするというふうにしゃべっておいでになりますけれども、いつまでに策定するんでしょうか。
○魚住裕一郎君 不要と判断された場合、政府出資に係る財産は当然ながら国民の財産なわけですね。不要財産だといっても、売却処分する場合もあるかもしれませんが、そのときに、やっぱり地域に関連することがあるものですから、地域の活性化でありますとか、あるいは環境への配慮、いろんな事情をしっ...全文を見る
○魚住裕一郎君 時間が来ました。  最後の質問をさせていただきますが、事業仕分でやっていくと要らないよというのが出てくるんだろうと思うんですけれども、非常に優秀な仕分人の皆さんでございますけれども、そうすると、各府省の評価委員会が見抜けなかったことを事業仕分でやっているという形...全文を見る
○魚住裕一郎君 終わります。     ─────────────
10月21日第176回国会 参議院 総務委員会 第2号
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○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。  片山大臣、御就任おめでとうございます。また、自見大臣、留任おめでとうございます。  何か片山大臣は前にこの委員会の参考人においでになりましたものですから、何かもう旧知のような、そんな印象を持つわけでございますが、ただ、あのと...全文を見る
○魚住裕一郎君 それは大臣におかれて、十四名辞めると言ったときに、留任といいますか慰留といいますか、そういうことはしなかったんですか。要は、片山大臣としてももうこの人は、必要ないと言ったら表現悪いんだけれども、前大臣の方だねと、前大臣はこの人が必要だという形で顧問になっていただい...全文を見る
○魚住裕一郎君 次に、不正経理防止法についてお聞きをしたいと思います。  今週月曜日に決算委員会ございまして、四十七都道府県、また政令市においても会計検査院から不正経理指摘されたと。地方自治体に関係があることでということで、菅総理に質問をしたわけでございますが、大臣が手を挙げら...全文を見る
○魚住裕一郎君 もう一つ決算委員会のときに大臣が若干おっしゃっていたのが、補助金改革にもつながるという、いわゆる預けみたいな、そうやってやっていくことが、その点に、じゃ、言及がございましたら御答弁ください。
○魚住裕一郎君 公務員各位の、上から下までの意識改革というのがもう根本にあろうかと思っておりますけれども、そういう指摘がなされる以上、新法の制定とともに、裏金づくりといいますか不正経理について徹底してやっていきたいと、大臣の是非御助言もいただきたいと思います。  次に、昨日、岐...全文を見る
○魚住裕一郎君 片山大臣、これ今、指定法人でこういう案件についても復旧工事やると。ただ、十三年までは国のこの鉱害復旧事業という形でやってきたわけですね。これはもちろん九州とかもあります。ただ、大変な金額、一兆五千億という、ずっとやってきたわけでございますけれども、地域によってはこ...全文を見る
○魚住裕一郎君 もちろん足りなくなったらしっかり国もやってもらわなきゃいけないなと思っておりますけれども、この岐阜県の件でも五億ぐらいなんですね。地元、県で出しているのはたしか四千万ぐらいだと思っておりますけれども、じゃほとんど国でしっかりやれという話になるわけでございまして、何...全文を見る
○魚住裕一郎君 今、この法案につきまして、こちらから出発して今衆議院で継続でかかっているわけでございますけれども、別に第一弾と言わないで、もう今議論できていればどんどん修正していけばいい話でございますんで、柔軟に是非対応した方がいいのかなという思いでございます。  次に、税源配...全文を見る
○魚住裕一郎君 それで、今年の六月に戦略大綱というのがございました。今後の進め方として、「地域主権改革を推進し、国の役割を限定して、地方に大幅に事務事業の権限を移譲する。国と地方の役割分担を踏まえるとともに、地方が自由に使える財源を拡充するという観点から国・地方間の税財源の配分の...全文を見る
○魚住裕一郎君 今お話に出てきました出先機関の改革でございますけれども、分権推進委員会の二次勧告では、職員でございますね、三万五千人減らせるぞということでございました。その後、政権交代があったわけでございますが、この合計三万五千人程度の削減を目指すべきという提言に対して、現政権は...全文を見る
○魚住裕一郎君 大臣はいかがですか。
○魚住裕一郎君 それで、この原則廃止という言葉出ましたけれども、これ省庁側が自己仕分というんですか、それをやったら大体一割程度にとどまったとされているわけでございまして、菅総理が再検討をしろと、そういう指示があったということでございます。  これ大臣がインタビューの中で、この出...全文を見る
○魚住裕一郎君 先ほどの菅総理の再検討、今月末までに再検討の指示が、行うように指示があったというふうにされておるわけでございますが、まあ今月末だと十日間ですよね、今日を入れてね。かなりしんどいなというふうに思いますし、また、この出先機関改革についてのアクション・プラン、年内めどに...全文を見る
○魚住裕一郎君 次に、道州制についてお聞きしたいと思います。  十九年一月に道州制ビジョン懇というのがあり、翌年、二十年三月に中間報告取りまとめしたわけでございますが、ところが、民主党政権になってから活動が止まりまして、今年の二月に廃止になりました。私はここの場で原口大臣にも聞...全文を見る
○魚住裕一郎君 公明党も地域主権型道州制というものを主張させていただいているわけでございますが、大臣も以前に雑誌に寄稿された中で、同じような表現ぶりで、内容を読んでみるとほとんど同じかなというふうに思ったわけでございますが、私ども公明党もしっかり道州制、地域主権型道州制というもの...全文を見る
○魚住裕一郎君 それで、これ、民主党の代表選挙のときに一括交付金というのが随分飛び回っておったわけでございますけれども、先月十七日にこの一括交付金を一定程度圧縮するというふうな総理から指示があったんでしょうか。一括交付金自体は、これ自由に自治体が使えるというふうな資金であったはず...全文を見る
○魚住裕一郎君 必要な、十分なこの予算を確保するように頑張っていただきたいと思います。これは今、じゃ削減のツールではないということを本当に重く受け止めたいと思います。  それで、この一括交付金を創設する場合、どのような基準に基づいて何に配分するのか、これが非常に大事なことだと思...全文を見る
○魚住裕一郎君 終わります。
11月25日第176回国会 参議院 総務委員会 第5号
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○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。地方交付税法、若干質問をさせていただきます。  今の山崎先生の御質問にかなり重複する部分がありますけれども、大臣、そうなりますと今回の交付税、要するに三千億、あと一兆百二十六億ですか、は来年度だよと、こういうふうになるわけでござい...全文を見る
○魚住裕一郎君 だから、内心じくじしているから一兆三千億引いて括弧書きで三・八と書いてあると、そういう趣旨ですか。
○魚住裕一郎君 誤解を解くどころか誤解をさせるような感じになっているわけでございますが。  それで、先ほども先行質問で出た三千億の意味内容になるわけでございますが、一体どういう意味を持つ数字なのか。裏負担の関係で三千五百億と三千億合わせ技で、あるいは大臣が臨時地域活性化交付金と...全文を見る
○魚住裕一郎君 また、これは経済対策としての中に入っているわけでございますから、この三千億あるいは一兆百二十六億来年に持っていくわけですけれども、この枠組みといいますか、どういう経済効果といいますか、見込んでいる、そのビジョンといいますか、どういうことを思い描いてこの三千億とかい...全文を見る
○魚住裕一郎君 そうしたらやっぱり五・一兆じゃなくて三・八兆でやらないと、何かこう平仄が合わないなという気がするんですね。  それから、今回は決算剰余金、それから二十二年の増額補正に伴うこの法定税率分の増加額が対象になっているわけでありますけれども、もちろん二十二年度の国税の増...全文を見る
○魚住裕一郎君 それで、この三千億でございますけれども、これは地方としては年末を迎えて非常に関心があると思うんですね。これ、いつごろ交付されるのか。そしてまた特別交付税、間もなく今年度の第一回が交付されますけれども、今回の増額分の百八十億はすべて三月になるんでしょうか。その辺をお...全文を見る
○魚住裕一郎君 そうすると、十二月の中旬までにはというふうに理解していいですね、確認です。
○魚住裕一郎君 それで、地方は非常に関心が深いわけですね、この地方交付税。だから十分に意見を聞くべきだと思うんですね。  十月九日ですかね、地方と協議する場があったようでございますが、そのときに大臣からは補正予算の概略について簡単な話をされただけという状況であるようでございます...全文を見る
○魚住裕一郎君 だんだん時間がなくなってきたわけでございますけれども、本当は一・三兆もこの地方との協議の場で、首長や議会がしっかり主体的に判断できるようにしていくことが将来的にも大事だなというふうに思うところでございますが、今政府が二十三年度の地方財政計画策定に向けて尽力されてい...全文を見る
○魚住裕一郎君 終わります。
11月26日第176回国会 参議院 総務委員会 第6号
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○魚住裕一郎君 公明党の魚住でございます。  放送法は衆議院から送ってこないのかなと思っておりましたけれども、衆議院の段階で修正を行い、また電監審の建議制度を削除するということもあり、クロスメディアも削除、本当に賢明な修正をされました。修正者に、関係者に敬意を表したいと思います...全文を見る
○魚住裕一郎君 ただ、それは法律の条文にはそう書いてないわけであって、今の答弁、ある意味では限定解釈で違憲性を免れるというふうな構造になっていると思いますが、そこの御確認をしていただいたというふうに理解をいたします。  次に、新放送法百七十四条で放送法違反に関する業務の停止命令...全文を見る
○魚住裕一郎君 表現の自由は、本当に行政処分がなされるかもしれないというだけで萎縮するという、そういう本当に大事に考えなきゃいけないという案件だと思いますけれども、そういう状況の中でBPOとかつくって、本当、そこは丁寧にやってきたというふうに思うわけでございますが、行政が強権を発...全文を見る
○魚住裕一郎君 終わります。