魚住裕一郎

うおずみゆういちろう



当選回数回

魚住裕一郎の2012年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月07日第180回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○魚住裕一郎君 おはようございます。公明党の魚住裕一郎でございます。総括質疑、バッターに立たせていただきました。  早速質問をさせていただきます。  昨日から、あるいはおとといから大きく新聞報道、報じられておりますけれども、まず総理、普天間問題でございますけれども、今朝の新聞...全文を見る
○魚住裕一郎君 柔軟に交渉はいいですけれども、あれ十三日の予算教書に合わせて突然何かこういうことが出てきて、一体今までの交渉は何やっていたのかなというふうに言わざるを得ないんですね。是非、日本の立場をしっかり主張をしていただきたいし、この固定化にならないように、そして今までの国益...全文を見る
○魚住裕一郎君 この大震災の復興に、復旧復興にとって一番大事なのは瓦れきの処理とこの二重ローン問題だと私は思っておりまして、これをもっと、遅れ遅れ、一年後というような形になりますけれども、しっかり被災事業者の皆様にアピールをしていただきたい、このように思うところであります。  ...全文を見る
○魚住裕一郎君 福島の原子力発電の被災者からしてみれば、本当に交通事故以上ですよ。降って湧いたように、突然避難してくださいと。こんな分厚い資料を送られてきて、読めやしない。レシート集めてください。どうして、それでまたその費用を払って、まだ費用を払ってでも弁護士さんに相談してでもで...全文を見る
○魚住裕一郎君 次に、何回も出ておりますけれども、議事録問題ね、これ。  やっぱりこれ、何といいますか、政治主導とかいろいろあったけれども、やはりこれ、民主党政権の体質なのかなというふうに言わざるを得ないんですね。  それで、皆さんが野党時代に、年金記録問題で文書が大事だとわ...全文を見る
○魚住裕一郎君 しっかり頼みますよ。  それで、次に、総理、先月末、原子力の並びでお聞きいたしますけれども、この原子力組織改革法案、先月末に閣議決定して出されましたね。原子力安全調査委員会設置法案も閣議決定されたわけでございますけれども、これ、去年の臨時国会で、十月七日に公布で...全文を見る
○魚住裕一郎君 いや、それはおかしいですよ。取りあえずつくってまた変えよう。これはやっぱり、例えばNRCみたいなものをつくるかどうか分からないですよ、そんな環境省の外局でやるかどうか、そういうところから遡ってやらないといかぬですよ、これは。  総理、答弁お願いします。
○魚住裕一郎君 それ、閣議決定といっても、それはある意味ではみんなで議論をしたというよりも閣議で、思い付きと言ったらおかしいけれども、そういうような世界なんですよ。やっぱり衆知を集めて、そして政府と離れたところで議論をして、調査をして、その結果に基づいて提案をしていく。そういうの...全文を見る
○魚住裕一郎君 要するに、何もやらないということなんですか。何か御答弁は、本当に政府、日銀一体となってこのデフレにしっかり対処してもらいたいというのが国民の声ですよ。言い訳みたいな言い方ばかりしていても駄目ですよ。  実際にこれ、この……(発言する者あり)
○魚住裕一郎君 FOMCの後、七十五円直前まで行ったじゃないですか、一ドル。そういうところで現場も苦しんでいるんですよ。具体的に思い切った手を本当に打ってもらいたい。  うちの党内だっていろんな意見がありますよ。やっぱり日銀法を改正して、この物価の安定だけじゃなくて、雇用の最大...全文を見る
○魚住裕一郎君 だんだんいただいた時間がなくなってきましたけれども、あと、中小企業支援として国内立地推進事業費補助金、今、二月三日に補助金の第一次募集分についての発表があったわけでございますが、この補助金も更に拡充すべきという方向性で是非御検討を、経産省、よろしくお願いをしたいと...全文を見る
○魚住裕一郎君 文科大臣。
02月15日第180回国会 参議院 憲法審査会 第1号
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○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。  今日は、両参考人の先生、貴重な機会をいただきまして、ありがとうございます。  中山先生の本当に情熱を傾けた御発言、本当に感銘をしたところでございますが、先ほど強行採決云々という、決して手続的に私も瑕疵はないとは思っているとこ...全文を見る
02月28日第180回国会 参議院 法務委員会 第2号
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○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。  この給与関係につきましては、去年の六月に法案出されまして、その後、九月三十日ですか、人事院勧告があって、その後、十月の二十八日、この人事院勧告を実施しないという、そういう閣議決定がなされたと。与野党協議をずっとやって、いわゆる...全文を見る
○魚住裕一郎君 〇・二三。
○魚住裕一郎君 それはおっしゃっている意味は分かりますけれども、しかし、マイナス七・八の中に含まれるということだけで、もう少し、はっきり言って発想がずさんといいますかね、そんな気がしてならないわけでございますけれども。  しかし、内包していても何でも、人事院勧告を実施しないとな...全文を見る
○魚住裕一郎君 そうはいっても、協議の途中、内包型じゃなくて外枠付けといいますか、七・八プラス〇・二三やるんだというふうに民主党の政策責任者がおっしゃったわけですよね。だから、ちょっとそれは違うんじゃないんですか。結果的には内包型といいますか、この人事院勧告を実施し、さらに七・八...全文を見る
○魚住裕一郎君 いや、もうなかなか、お話を伺ってもきちっと理解できないなという感じがします。  つまり、この七・八%の中に〇・二三が入っているというふうにおっしゃっていた。いろんな経過の中で、いや、七・八とは別に〇・二三を引く、だから合わせて八・〇三だと、平均ですよ、そういうふ...全文を見る
○魚住裕一郎君 いや、だから、最初の方は、人事院勧告の完全実施に伴いということは要件ではないということですね、最初の方です。
○魚住裕一郎君 かつて、平成十四年のときに当委員会で江田五月委員が質問に立っておいでになっておりまして、そのときに、また人事院勧告に基づいて給与を削減するということだったんですね。そのときの言い方は、給与についての格差、それについての客観的な調査、人事院勧告で一律に下げる、同程度...全文を見る
○魚住裕一郎君 最高裁としては、この裁判官の報酬の減額措置とこの報酬の減額を禁じた憲法との規定についてはどのように考えているのか、その裁判官会議の中でもどのような議論がなされたのか、お示しいただきたいと思います。
○魚住裕一郎君 答弁しないということでございますが、もう一点。最高裁として減額が憲法違反しないための要件、どういうふうに考えているのか。特に人事院勧告、今回人事院勧告なしで法案出したわけですから、どのようにお考えでしょうか。
○魚住裕一郎君 次に、人勧制度廃止ということが去年の六月三日、国家公務員制度関連四法案が提出をされました。それで、今回もそうですが、人勧にのっとってといいますかね、それで給与を改定をしてきたわけでございますが、それがなくなったら、じゃどうやって裁判官とか検察官の報酬、俸給を決める...全文を見る
○魚住裕一郎君 いや、だから、そういうふうに訂正されると、じゃ、去年の十月二十八日の閣議決定はどういうふうな扱いになるんですかという質問なんですが。もう一度。
○魚住裕一郎君 ますます閣議決定が軽くなっていくなという、そんな感じがいたします。  質問戻りますけれども、まだ具体的に検討を行っていないということでございますが、しかしこの六月三日にですよ、去年の、今私が質問したのはおととしの十一月二十五日、で、具体的にやっていない。しかし、...全文を見る
○魚住裕一郎君 最高裁判所、そういうような何か検討機関みたいなのは考えておるわけですか。
○魚住裕一郎君 裁判官だけじゃなくて、検察官も司法に準ずるといいますか、独立に準じて俸給をしっかり下げないようにしなきゃいけないなとは私も思っておりますけれども、やはり人事院勧告がなくなってしまえば、この改定をどうするのかということも考えなきゃいけません。  法務大臣は有識者等...全文を見る
○魚住裕一郎君 まあ、でも実際には検察官が労使交渉するわけにはいかぬでしょうと思っておりまして、しかし、もし何かこの有識者を含めて独立性のある検討機関みたいな形になってくると、第二の人事院をつくるような、そんなことになるんじゃないのかと。そうすると、その人事院制度を廃止するという...全文を見る
02月29日第180回国会 参議院 憲法審査会 第2号
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○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。  先ほど民事局長からお話しいただきましたけれども、この法制審議会の答申がよう分からぬのです。先ほども前川さんからもありましたが、要するに、民法の定める成年年齢は十八歳が適当だということでありますけれども、消費者保護というそういう...全文を見る
03月22日第180回国会 参議院 法務委員会 第4号
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○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。  東日本大震災から一年経過をいたしました。本当に今なお多くの課題が残されているわけでございますが、その一つが福島の原発事故の賠償問題でございます。本当に福島は大変だなということで、私ども公明党も、先々週、三月十日、全国の県代表を...全文を見る
○魚住裕一郎君 審理期間はどの程度になっていますか。
○魚住裕一郎君 このADRでの仲介手続、和解、この遅れている原因について文科省はどういうふうに分析をしているのか、御説明をいただきたいと思います。
○魚住裕一郎君 そうですね。  それで、そういう報告書の中でも、去年の末現在で、仲介委員が百二十八名、調査官二十八名、和解仲介室職員が三十四名という、そういう体制のようでございますが、この報告書の中でも仲介委員、調査官による事実調査に要する時間が予想以上に掛かったという理由も挙...全文を見る
○魚住裕一郎君 最高裁はお見えですか。  要は、今この紛争解決センターへ、法務省もそうでございますが、職員の派遣の要請があれば是非、できる限り御協力いただきたいと思うんですね。  要は、これ、まとまらなければ皆裁判所へ行くわけですね。当委員会の視察でも、震災後、事件数が減った...全文を見る
○魚住裕一郎君 それで、先ほど八割方が本人申立てだという話でございますが、やはり本人じゃなくて、申立人代理人が整理して、証拠もきちっと、主張も整理し、証拠も整理して申し立てるというのが、これが一番本当に大事だなというふうに思うわけであります。  そんな中で、この間、先ほどの視察...全文を見る
○魚住裕一郎君 何か問いをもって問いに答えたような、そんな気もしますけれども。  そこで、このADRの和解がなかなか成立しないということでございますが、これ、やはり和解ですから、当然申立てと相手側、両方の合意がなければいけないわけでございます。  原子力損害賠償支援機構とそれ...全文を見る
○魚住裕一郎君 そこで、法務大臣、先ほどの答弁の中で若干出てまいりましたが、この審議の後、いわゆる法テラス特措法、衆議院から送られてまいりましたので審議されることになるわけでございますが、私も、やはりこの被災者救済のために、本当に身近で利用しやすいという制度をつくらなきゃいけない...全文を見る
○魚住裕一郎君 そこで、法テラスを中心にちょっとお話をお伺いをしたいと思いますけれども。  私たち、一月の委員派遣で仙台の法テラスも行かせていただきました。震災対応の説明を受けたわけでございますけれども、被災地の出張所の話も説明がございましたし、また情報提供業務として、日弁連等...全文を見る
○魚住裕一郎君 この後審議される東日本大震災に係る特別措置法、あるわけでございますけれども、今後の災害、首都直下七〇%みたいなことを言われている、あるいは西日本、三連動地震だと。あるいは台風だって場合によっては大洪水あったり、去年の台風十二号、十五号でも大きな災害に遭っている。や...全文を見る
○魚住裕一郎君 是非前向きに検討をしていただきたいなと思います。  もちろん、去年の秋からといいますか、本来であれば十二月にこの特措法を作ってしかるべきでございましたけれども、結果として、与野党のいろんな折衝の中で一年を超えてしまうわけでございまして、やはりその間の被災者の思い...全文を見る
○魚住裕一郎君 だから、要は、今まで、国選弁護もそうだし民事法律扶助も、長い歴史の中でやってきたものをこの日本司法支援センターでまとめて、さらに情報提供とか犯罪被害者支援であるとか、そういうこともやってきたというのが私たちの認識であるわけでございます。  この日本司法支援センタ...全文を見る
○魚住裕一郎君 確かに、例えば個人破産する場合、破産申立て費用がないよと、立て替えて民事法律扶助。じゃ、その立替え費用、回収するといったってなかなか難しいなと。さらに、その立替え費用をもって破産申立てといったら、司法支援センターの目的にも反するなというようなことがあるわけで、やっ...全文を見る
○魚住裕一郎君 この後、この支援センターの特別措置法が審議されるわけでございますが、当局、法務省も、また最高裁も含めて、しっかりこの趣旨を体して後押しをお願いしたいなということを申し上げて、質問を終わります。
03月27日第180回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第3号
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○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。よろしくお願いをいたします。  まず、先行の今、大江先生からお話がありました、大臣、台湾の件ね、台湾、この間の一周年の式典の中で本当に異様な雰囲気だったなと。指名献花の件もそうでございますし、それから、献花の中で両院の委員長の御指...全文を見る
○魚住裕一郎君 先ほども話出ましたけれども、今年の二月に当委員会でJICAの施設、この広尾の、地球ひろばというんですか、それから横浜の国際センターに訪問をいたしました。広尾の方では特に当日は中学生の国際理解教育というのがやっていまして、後ろで聞いておったわけでございますが、よく分...全文を見る
○魚住裕一郎君 是非しっかり検討をいただきたいと思います。この慰霊碑の件も含めて存続を希望しているということでございます。  去年の七月の二十七日、当ODAの特別委員会におきまして、政府開発援助の持続的な推進を求める決議というのをやっております。何項目かあったわけでございますが...全文を見る
○魚住裕一郎君 確かにあそこの広尾センター、場所いいですよ、広尾ガーデンヒルズの下でありますからね。だけど、スタートしたときはそんなものないわけであって、それが高く売れそうだということだけでやるというのはね。そもそも行政財産みたいな世界は、いい場所にあるわけですから。だから、そう...全文を見る
○魚住裕一郎君 そういう総合評価方式ということもございますけれども、やはりどうしても落札したいというふうになると価格を抑えて入札せざるを得ないという傾向が当然あるわけで、その場合にじゃどこを圧縮するかというと人件費なんですね、これは。それがひいては業界の疲弊につながっているという...全文を見る
○魚住裕一郎君 終わります。
03月28日第180回国会 参議院 法務委員会 第5号
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○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。  予算の審議ということでございますが、今、司法制度改革ずっとやってきて、たしか司法制度改革の意見書が出たのは平成十三年六月だと思うんですね。選挙の前の月だったからよく覚えているわけでございますが。あれからもう十一年たつわけでござ...全文を見る
○魚住裕一郎君 いや、私言っているのは、それ自体が余りにも遅いじゃないかということを言っているんですよ。だって、司法制度改革の意見書は十三年で、あれから十年たって、何で平成二十一年諮問するんですか、七年も八年もたって。  だって、仲裁法を改正しましたよね。それは、仲裁で準拠法と...全文を見る
○魚住裕一郎君 もう是非お願いしますよ。  何か法務省の議論って、例えば死刑の話は永遠に結論出ないなと思っていますけれども、法制審議会も何かそれに近いような印象を受けるんで、もっと、実際の経済にも影響あるものですから、しっかり督励をしていただきたいと思います。もちろん、稚拙過ぎ...全文を見る
○魚住裕一郎君 平成十三年のこの司法制度改革審議会の意見書でも、同じような方向性、この法曹養成について打ち出したと思うんですね。社会の医者という位置付けもあるけれども、やはりそういう国際的な商取引でも幅広い人材を、優秀な人材を集めるんだと。  そして、大体平成二十二年ころには三...全文を見る
○魚住裕一郎君 私もそうだと思いますよ。で、自然にそうなるのかというね。  今、自治体であるとか企業とか、具体的に働きかけはしているんでしょうか。総務省に、しっかり法律家養成していますから、自治体の法務室みんな司法試験受験生ばっかりじゃなくて、ちゃんとした法曹を採用してください...全文を見る
○魚住裕一郎君 例えば法務省の場合、研修所を卒業して法律家となって検事さんになったり裁判官になったり、そういう中で役人になっている方もおいでになると思いますけれども、一般職で来ている方もいるわけですよね。検判事にならなくて採用している人はいますか、法務省が。
○魚住裕一郎君 一般職で法曹資格を持っている人はいますか。
○魚住裕一郎君 検判事の身分ではなくして、法曹資格を持っているんだけれども一般職で通ってきた人、国家公務員試験で。
○魚住裕一郎君 そうです。  つまり、僕は何を言わんとするかというと、他省庁にしても、自治体にもお願いしますというのであれば、まず自分のところはどうなんだと、そういうことを言っているんですよ。いかがですか。
○魚住裕一郎君 やっぱりそういう、もっともっと、一旦裁判所に行くとか、検察庁で採用された人間以外でもあってもいいんじゃないのかなと。そういうのを多分他の省庁もしっかり見ているんじゃないのかなというふうに思ったものですから、今質問をさせていただいたんですね。入管だってほとんど外務省...全文を見る
○魚住裕一郎君 次に、法科大学院のことをお聞きしたいと思います。  大臣も就任後の記者会見の中で、裁判員制度はうまくいっているといいますか、スタートしたねと、だけど制度設計とちょっと違うのがこの法曹養成だということも述べられていたわけでございますが、文科省、お見えでしょうか。 ...全文を見る
○魚住裕一郎君 国立大学法人運営費交付金あるいは私立大学等経常費補助金、これを減額することで実績の上がらない法科大学院の自主的な退場を迫るというようなやり方になって、いかがなものかなというふうに思うわけでございますが。  そもそも、何といいますか、法科大学院が乱立したんではない...全文を見る
○魚住裕一郎君 法務大臣にお聞きしたいんですけれども、例の連携法で、当然法務大臣にも責任があるわけでございますけれども、法科大学院の予備校化しかねないという状況、また、いろんな補助金をちらつかせながら改善してきたというのか、補助金による定員減だけが今のところの成果かなと思うわけで...全文を見る
○魚住裕一郎君 いろんな問題を抱えながらでございますけれども、今、大臣、例えば平成十七年、法科大学院志願者、四万人超えていたんですね。二十二年は二万人ですよ。ぐっと減っちゃった。幅広く、そもそも点で試験をやるんじゃなくて、もっとプロセスで人材育成をしていこうという、幅広くいろんな...全文を見る
○魚住裕一郎君 終わります。
04月11日第180回国会 参議院 憲法審査会 第3号
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○魚住裕一郎君 公明党の魚住でございます。御指名ありがとうございます。  東日本大震災からの基本理念、人間の復興ということで、復興基本法にも記させていただきました。先ほど出されました憲法十三条の個人としての尊重と人間の尊厳、それを中心概念としてやったわけでございますが、また一方...全文を見る
04月25日第180回国会 参議院 憲法審査会 第4号
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○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎と申します。  今日は、三人の参考人の先生方、ありがとうございます。  前回の憲法審査会は大震災と人権保障という形でやらせていただいたわけでございますが、憲法は、価値として人権、そしてそのための統治機構という形で制定されているわけでございます...全文を見る
05月16日第180回国会 参議院 憲法審査会 第5号
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○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。御指名ありがとうございます。  両先生、今日は貴重な意見、本当にありがとうございます。  それでは、まず西先生からお願いをしたいと思いますが、緊急事態に対処していくに当たって、いろいろ法体系を考える場合、個別法の制定と運用、ある...全文を見る
05月23日第180回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第5号
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○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。今日は本当にありがとうございます。  先生の世界の平和と安定に寄与された本当に御努力と、また我が国の国際協力に尽くされた御功績に深く敬意を表しますし、また心から感謝を申し上げるものでございます。  そういう御経験の上で何点か質問...全文を見る
○魚住裕一郎君 先生、また外務省の特別顧問にも御就任なされているというふうな大きな立場から、やはり国民的理解、そしてまた本当にODAが大事なんだということの我が国の姿勢を示す上でも、ODA基本法を使い勝手のいいように制定していくべきじゃないのかというのが私たちの考え方で、これほぼ...全文を見る
○魚住裕一郎君 ありがとうございました。  ますますの御活躍を祈って、質問を終わります。
06月13日第180回国会 参議院 予算委員会 第21号
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○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。  随分押しているような状況でございますが、総理、何か久しぶりに総理のお顔を生で見るなという感じでございますけれども。  ようやく参議院においても正常化したなと。四月二十日ですか、参議院におきまして二大臣の問責決議を行いました。...全文を見る
○魚住裕一郎君 この問責というのは決議ですよ。ただし、参議院の本会議で決議するわけだから、その当該の大臣は参議院には出入り禁止よと、こういう決議なんですね、これは。だからこそ、野党においても慎重に議論しました。もうやむにやまれずにこの二大臣に対して問責出したんですね。それを本当に...全文を見る
○魚住裕一郎君 この指揮権発動というふうに、総理はどういうふうに考えておいでになりますか、この意義付け。
○魚住裕一郎君 要は、それはなぜそうなっているかといえば、三権分立だからです。それに準じて検察の作用も大事にしなきゃいけない。だから、個々の案件については検事総長を通じてしかできないと。だから、今御紹介いただいたものも本当に大問題になって、この犬養さんは辞められたわけでございます...全文を見る
○魚住裕一郎君 法と証拠に基づいて、どこかで聞いたせりふでございますけれども、しっかり検察の立場を守るというのがまた法務大臣でありますので、是非そういう姿勢でやっていただきたいと思います。  総理、この一か月半、本当に事態がもどかしいぐらいだったわけでございますが、福島の原発の...全文を見る
○魚住裕一郎君 本当に一日も早くしっかり将来が展望できるように示していただきたいと思います。  六月八日の日に総理は原発再稼働についての記者会見をされました。何か必要性は随分強調されて、確かにその必要性はよく分かるわけでございますが、この安全基準は一体どうなったんだろう、国民の...全文を見る
○魚住裕一郎君 意味不明だという話もございますけれども、本当にもう一年前から分かっていたことを、何でこんな状況までになってほっぽらかしたのかというふうに思わざるを得ないところでございます。  政府でも事故調査、調査会がありました。だけれども、そこでやっぱり信頼性が大事だというこ...全文を見る
○魚住裕一郎君 まだ納得できませんね。  総理の六月八日の記者会見の中で、必要性の中で、中東からの石油の資源の輸入に支障が生じる事態が起これば、かつての石油ショックのような痛みも覚悟しなきゃならないと、こういう趣旨のくだりがございました。石油が止まったら困るのでと。だからエネル...全文を見る
○魚住裕一郎君 もっと早くやらないと。国交省の海事局の所管ですよ。問責大臣に、ずっと替えないから進められないわけですよ。そこの政治責任を本当にどう感じるかというふうに私は指摘をしたいと思っております。  そんな中、やっぱり現場の必要性含めて、いろんなところで、私たちもちろん議会...全文を見る
○魚住裕一郎君 是非、一日も早く成立するように御協力をいただきたいと思います。  次に、ここのところ、ギリシャだ、スペインだと非常に世界経済が安定といいますか不安定といいますか、また、それに伴って超円高というふうな状況になって、そして株安だという状況。私、今年の二月七日にこの場...全文を見る
○魚住裕一郎君 日本銀行総裁、お願いしたいと思いますが、やはり追加緩和をためらうべきではないというふうに思うんですね。あのときも本当に資産の買入れとか十兆積み増しをしてもらったり、一%めどというふうになったわけでございますけれども、今こういう状況の中で金融政策の方もしっかりかじ取...全文を見る
○魚住裕一郎君 総理、今度のG20ありますね。非常にそういう意味では世界経済にとって大事な会合だと思いますが、どういう姿勢で臨まれようとしているか、御答弁をいただきたいと思います。
○魚住裕一郎君 まあまあ、そうはいっても、本当に総理行けるのかという説もいろいろあって、えっ、与党が行かせないのかみたいな、そういうこともあって本当に危惧をしているところでございます。  次に、防災、減災という観点からお話を伺いたいと思いますが、やっぱり自助、共助、公助という観...全文を見る
○魚住裕一郎君 今回の震災で本当に思ったことは、釜石山田線に逃げ込んで助かったといいますか、津波から助かった、六日前にオープンしたというね。だから、本当に逃げ込む場所が大事だなと。それから、去年の台風十二号ございましたね。あのとき、三重県紀宝町まで私行ったんですよ。同僚の荒木議員...全文を見る
○魚住裕一郎君 終わります。
06月19日第180回国会 参議院 法務委員会 第8号
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○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。  一か月半ぶりぐらいの法務委員会だと思いますが、また大臣所信からという本当に、私も西田委員長が就任されて、この法務委員会に戻ってきたんですが、三人目の大臣という形になるわけでございまして、その前の方は余り、まあ江田先生は著名です...全文を見る
○魚住裕一郎君 そうですよね。  しかも、個別案件は、やっぱり三権分立の中で政治的にかかわるというよりも、よく使われますけれども、法と証拠に基づいて判断をしていろいろな紛争を裁いていく、あるいは国家の刑罰権の効果を発揮するというのが司法であって、それを公の公益を代表する検察官が...全文を見る
○魚住裕一郎君 だけれども、司法制度改革審議会のこの意見書、検察審査会について言及していなかったと思いますし、特にこれについて議論を深めて、いわゆる内閣の司法制度改革推進本部の中でも特には議論はしていないんですよ。たまたま起訴便宜主義の中で、やはりこれきちっと起訴すべきだという、...全文を見る
○魚住裕一郎君 起訴便宜主義についてはどうお考えですか。起訴便宜主義、検察官がこう判断するという考え方ですね。もちろん被害が軽微だ、起訴するまでも当たらないというような形でやってきたわけでございますが。  しかし、無罪だとおっしゃっていることも含めて全部起訴して裁判所で黒白はっ...全文を見る
○魚住裕一郎君 根幹にかかわることでございますので、いま一度よく御検討をいただきたいと思います。  それで、今もお話出ておりますけれども、先月の二十一日でちょうど裁判員が導入されて三年になるわけでございます。法務省でもこの問題につきまして検討会を設置して検討を重ねているというふ...全文を見る
○魚住裕一郎君 法曹三者は専門家でございますので、言葉遣い一つにしても、自分は分かっても裁判員は分からないということがあり得るわけでございまして、不断の分かりやすさという点について検証をし、かつ働きかけをしていただきたいというふうに思っております。  次に、裁判員裁判の対象事件...全文を見る
○魚住裕一郎君 対象事件を拡大すべきだという意見の一方で、例えば性犯罪であるとかあるいは薬物、これをちょっと見直した方がいいんじゃないかという意見もあるわけですね。  例えば、性犯罪被害者がなかなかプライバシーの侵害を恐れて被害届を出さないという、そういうことも指摘されているわ...全文を見る
○魚住裕一郎君 今大臣のお話もございましたけれども、先ほど最高裁の方からもありました、裁判員の実感という言い方、表現があったと思いますけれども、もちろん犯罪はそんなに身近にあるわけではありませんが、例えば薬物犯罪、まあ身近にあるかどうかは分からないけど、使用は比較的多いと思うんで...全文を見る
○魚住裕一郎君 じゃ、対象事件から外すという方向性なんですか。つまり、捜査あるいは立証方法をどういうふうに工夫するかということじゃないんですか。
○魚住裕一郎君 次に、裁判員の守秘義務についてちょっと御意見をいただきたいと思います。  裁判員の守秘義務、本当に法律を作るときから、マスコミの人たちを含めて守秘義務というのは大きな議論がありました。やはり範囲が不明確であるという指摘もありますし、例えば評議の感想を述べることは...全文を見る
○魚住裕一郎君 これは裁判員制度導入するに当たって、ある意味では民主主義の実験場といいますか、そういうような観点もあったわけであって、大事な意思決定を市民が参加をして行うという貴重な機会であるわけですね。だから、そういう人たちがそれを踏まえていろいろな意見が発表できるというか、そ...全文を見る
○魚住裕一郎君 先ほどの丸山先生の質問の中でございましたが、終身刑ですね、これはインデックス二〇〇九の中にも法務行政の中でありましたね。で、政権交代になった。  これ、法務省の中でもきちっと、もう三年たとうとするわけですから、結論がそろそろ出ていいんではないのかなというふうに思...全文を見る
○魚住裕一郎君 だけれども、もう三年たつんですからね、この旗が偽物だったみたいなことを言わないでいただきたいなというふうに、しっかりやっていただきたいと私は思っております。  また裁判員に戻りまして、最近、審理の長期化という問題が指摘されております。先ほどもありましたけれども、...全文を見る
○魚住裕一郎君 だんだん時間なくなってきましたけれども。  次に、この後、裁判所法の改正案が趣旨説明されますけれども、その前に、法曹養成に関連してお伺いをしたいと思いますが、総務省で意見書が出ましたけれども、先般。要は、その総務省の意見書というのは、司法試験合格者三千人目標で、...全文を見る
○魚住裕一郎君 先般、日本弁護士連合会が会長選挙で、私も三回ほど投票しましたけれども、ようやく、ギリシャ並みの選挙をやっているなという感じであったわけでございますけれども、だけれども、候補者はやっぱり合格者数千五百人ぐらいだと。新執行部もそうなんですね。そういう具体的な数字が出さ...全文を見る
○魚住裕一郎君 終わります。
07月26日第180回国会 参議院 法務委員会 第9号
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○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。  この司法修習生に対する給費制また貸与制の話については、もうここ数年ずっとかかわってきているといいますか、やっているなとは思っておりまして、一年一年延ばしながらこの議論を進めてきたというような思いがございます。  今回の法案に...全文を見る
○魚住裕一郎君 それで、せっかく新しい司法試験に合格をしながらも、今度、司法修習に行かないで企業に就職するというような方も増えてきているようでございますけれども、これこそもろに、もろにといいますか、給費制の廃止の影響かなというふうにも思うわけでございますが、これは大臣はどういうふ...全文を見る
○魚住裕一郎君 どの社会でも優秀な人材は一定数だと思うんですね。この司法制度改革を始めたころは、やはり事前規制型から事後救済に、もっと本当に融通の利く社会にしていこう、そのためには社会生活上の医者、医師としての法律家がどんどん増えなきゃいけないんだと。だから、優秀な人材が企業とか...全文を見る
○魚住裕一郎君 この給費制の問題、先ほど修習専念義務の話がございました。もちろん戦前の裁判官あるいは検察官、個別に修習していたところを、そうじゃないよと、一体で統一修習やる必要があるよと、そして専念義務を掛けて、そして給費を払うという形でずっと維持してきたものですよね。これを本当...全文を見る
○魚住裕一郎君 では次に、修正におきまして、連携法の一部改正ございますけれども、国民の信頼に足る法曹の養成に関する制度について、学識経験を有する者等により構成される合議制の組織の意見等を踏まえつつ、この法律の施行後一年以内に検討を加えて一定の結論を得た上、速やかに必要な措置を講ず...全文を見る
○魚住裕一郎君 それで、また、修習資金の貸与について、法科大学院の教育と司法試験等との連携等に関する法律附則第二条の規定による法曹の養成に関する制度についての検討において、司法修習生に対する適切な経済的支援を行う観点から、法曹の養成における司法修習生の修習の位置付けを踏まえつつ、...全文を見る
○魚住裕一郎君 ありがとうございます。是非そんな観点で、この給費制の重要性に鑑みて議論をしてもらいたいものだというふうに思っておりますが。  仮に給費制に戻すといった場合、既に貸与を受けている修習生についても、これは、既に一方は貸与されて返さなきゃいけないということを考えると、...全文を見る
○魚住裕一郎君 終わります。
07月31日第180回国会 参議院 法務委員会 第10号
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○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。  今日は一般調査ということでございますが、先般、七月二十七日に参議院本会議で、当委員会で採決いたしました裁判所法の一部を改正する法律が可決、成立をいたしました。本委員会の各委員の先生方、あるいは法務当局にも届いていると思いますが...全文を見る
○魚住裕一郎君 それで、先ほどの改善プランについてという中では、今の入試の競争倍率、それから新司法試験の合格率に加えて、入学定員の充足状況、これを新たな指標として追加することとしているわけでございますが、これを追加する理由と、それからまた効果といいますか、もちろん文科省として期待...全文を見る
○魚住裕一郎君 充足状況というか、具体的に、定員に対する、何割ぐらい、何%ぐらいというふうに考えるんでしょうか。
○魚住裕一郎君 要は、いろんな、定員を減らせよという、そういう圧力を掛けながら補助金を削っていくという、そういう形になるわけでございますが、この新聞、私読ませていただいた日経の五月九日の記事の中で、補助金を奨学金に充てる法科大学院は多いというような表現ぶりもあったんですね。  ...全文を見る
○魚住裕一郎君 先ほども御答弁ございましたけれども、既に募集停止を決めた法科大学院五校ございますね。大宮法科大学院とか姫路獨協とか駿河台、あるいは神戸学院、明治学院。今の改善プランによって新たに減額条件が加えられるわけでございますが、今まで以上に撤退とか統廃合が加速される可能性が...全文を見る
○魚住裕一郎君 本当に何でこういう情けないような状況になったのかなとは思うんでございますが、司法制度改革やって新しい法曹養成の制度をスタートさせる、その段階で、法科大学院卒業生は七割ぐらいは司法試験に、新しい司法試験に合格すると、そういうような形でスタートしたはずなんですよね。た...全文を見る
○魚住裕一郎君 当面の現実的な対応はそうだと思いますが、ただ、やっぱり競争社会でもありますし、これはもう日本国内だけじゃなくて外国とやらなきゃいけないし、知的財産権にしてもあるいは労働紛争にしても、やっぱり多くの法的な素養を持った人材が各所に行かないと世界の中で太刀打ちできないな...全文を見る
○魚住裕一郎君 引き続き試行ということが継続されると思いますけれども、更に試行対象を拡大をしていくということでもございますが、今回、この検証結果を、内部検証だけなんですよね。第三者がやっぱり関与して、もう少し客観性を持ったそういう形でやっていくべきではないかと。これは衆議院の法務...全文を見る
○魚住裕一郎君 単なる可視化だけではなくして、先ほど申し上げたように意識改革というのが一番大事だと思いますけれども。そういう中で、「検察の理念」という、検察官の倫理規程ですか、そういうのが制定されたということは、去年の、一年前のことですよね。これ、理念って、まあ変な話だけど、こん...全文を見る
○魚住裕一郎君 終わります。
08月28日第180回国会 参議院 法務委員会 第11号
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○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。  今回の裁判所職員定員法の改正案でございますが、まず、下級裁の民事事件の適正迅速な処理を図るため、判事の三十名増員ということでございます。これによって下級裁の定員が二千八百五十七になるということになるわけでございますが、今回、こ...全文を見る
○魚住裕一郎君 今答弁の中に入っていたと思いますが、具体的にこの三十名の増員によってどのような効果又は成果があるというふうに認識をしているのかという、今答弁されてしまいましたけれども、ことでございます。  それで、次に、今お話がありましたけれども、六百名を超える人員をずっと司法...全文を見る
○魚住裕一郎君 先ほど裁判官一人当たりの手持ち件数という言葉が出てきましたし、また繁忙庁、忙しい裁判所という意味でございますが、そういう表現もありました。  司法制度改革やりました。そして、迅速化それから専門性、そういうことを考えると、裁判官一人当たりの手持ち件数が非常に大きな...全文を見る
○魚住裕一郎君 いや、それは、二十三年は二百二十件ですね。その前に、平成十三年は百八十件じゃないですか。そこからずっと伸びて、二十一年が二百七十、二十二年が二百八十、二十三年が二百二十ということで、やっぱり全体としては増えてきているというふうに考えるべきじゃないのかなと思いますが...全文を見る
○魚住裕一郎君 弁護士の先生から、そういう資料とか見たら、やっぱり忙し過ぎて未済が本当に増えてしまっていると。  裁判官によっては連日夜中の二時、三時まで仕事をして、土曜、日曜もまた仕事をするというような状況になっているということでございますが、本当に余裕を持って審理できる環境...全文を見る
○魚住裕一郎君 今回この民事訴訟事件のために判事を増やすということでございますけれども、民事事件というのは、やっぱり当事者からしてみると、勝ったか負けたか、それから裁判官の方はその理由付けを一生懸命考えるのが大変な作業だと思いますけれども、当事者からしてみると、十分な証拠調べをし...全文を見る
○魚住裕一郎君 司法制度改革以来、約十年で六百名増員してきたということでございますけど、やはり裁判の充実という観点からも、あるいは弁護士人口の伸び、あるいは外国の裁判官人口との比較においても、まだまだこれから充実を、増員も必要になってくるのではないかというふうに思うわけでございま...全文を見る
○魚住裕一郎君 ただ、先ほど、手持ち事件数のお話させていただきましたけれども、やっぱり平成十三年当時から見れば高止まっているという感じがするんですね。だから、二百二十件でもそれでもいいやというのであれば、余り現場の改善にはならないなというふうに思うわけでございまして、その辺も見や...全文を見る
○魚住裕一郎君 終わります。