牛嶋正

うしじまただし



当選回数回

牛嶋正の1991年の発言一覧

開催日 会議名 発言
04月02日第120回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号
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○公述人(牛嶋正君) 最初に、こういう陳述の機会をいただきましたことを深く感謝いたします。  私は、平成三年度総予算につきまして、主として財政、とりわけ財政運営と税制に焦点を合わせまして私の意見を述べさせていただきたいと思います。  一九九〇年代という二十世紀の最後の十年でご...全文を見る
○公述人(牛嶋正君) 非常に難しい問題ばかりでございまして、十分先生の意に沿うようなお答えができるかどうか心配でございますが、まず第一点の公共投資の配分についてでございます。  従来のシーリング方式では一応固定的な配分比率になっているわけでございます。先ほども私、意見を述べさせ...全文を見る
○公述人(牛嶋正君) これまで経済学では、それぞれの各個人の生活水準と申しますか、あるいは厚生水準と申しますか、これはほとんどその人の所得によって決まるというふうにみなされてまいりました。しかし、私たちの生活というのは、生活時間だけじゃなくて生活空間があるわけで、一定の生活空間の...全文を見る
○公述人(牛嶋正君) 私、消費税の導入におきましては、ずっと消費税の導入に反対してきたわけでございます。それは幾つかの理由があったわけですが、今導入された消費税を見てみますと、よく言われておりますように、益税とか運用益とか、そういうふうなことで非常に欠陥の多い消費税だというふうに...全文を見る
○公述人(牛嶋正君) 消費税につきまして今問題になっておりますのは、恐らくそういった課税上の不公正の問題が第一でございますけれども、先ほども平成三年度の予算の税収構成比を申し上げましたように、消費税は八%なんですね。これでは、高齢社会を迎えるに当たって高齢社会にふさわしい税制、今...全文を見る
○公述人(牛嶋正君) 御指摘のとおりでございまして、その百八十兆円の国債が大変な国債費の増額をもたらしているわけで、国債の重荷というのはだんだん重くなっていくわけでございますけれども、しかしその国債費が今の日本の経済に対してどれだけ影響を与えているかということを考えますと、私はむ...全文を見る
○公述人(牛嶋正君) 第一点の第二地方交付税のお話ですけれども、先ほど私、もう少し国から地方へ税源を移してもいいのじゃないかと申し上げましたが、国の方の立場から申しますとそれに対しては、それをやると地域間の財政力の格差が拡大するということが反対の一つの理由に挙げられているわけです...全文を見る