牛嶋正

うしじまただし



当選回数回

牛嶋正の1992年の発言一覧

開催日 会議名 発言
12月08日第125回国会 参議院 大蔵委員会 第1号
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○牛嶋正君 私は、最初に、剰余金の処理の特例等に関する法案について、剰余金の処理とそれから法人税の税収の変動性との関連を中心に二、三御質問をさせていただきたいと思います。  最初にちょっとお断りいたしますが、私、昨年まで三十年ほど学界で税の勉強をしてまいりました。どうしても質問...全文を見る
○牛嶋正君 私、さらにこんな計算もしてみたわけでございます。この計算の根拠は余りございませんけれども、一つの結果が出ておりますので申し上げたいと思います。  やはり先ほどの処理状況を示しております表に基づきまして、一般財源充当分につきましてはその年度の法人税収に加算をしてみる、...全文を見る
○牛嶋正君 今、もう一度五十年以降の財政運営を振り返ってみますと、財政構造に非常に大きな変化を与えたり、あるいは財政運営上大きな出来事のときには必ず法人税の税収の変動性というものが私は絡んできているんじゃないかというふうに思っております。  五十年に補正予算で大量の赤字国債が発...全文を見る
○牛嶋正君 最後の質問になりますが、そうなりますと、税収の三〇%前後のシェアを占めております法人税をすぐにでも見直していかなければならないわけですが、これはしかし大変な抜本的な見直し、改正になってまいります。ですから、さしあたっては、私は二つのことが必要ではないかと思っております...全文を見る
○牛嶋正君 私、最初に、日本開発銀行法の一部を改正する法律案と関連いたしまして、公的金融のあり方について私の意見を述べ、そしてまた国側の考え方をお尋ねしてまいりたいと思います。  日本開発銀行法の一部を改正する法律案の参考資料をいただいておりますが、その三ページに、注2「開銀の...全文を見る
○牛嶋正君 今私が申しましたこういった金融の危機のときに、公的金融がシステム全体の安定性を下支えするというようなことになりますと、公的金融の一機関であります日本開発銀行もやはりそれに沿った形で融資をしていかなければならないというふうに思います。  その場合に問題になりますのは、...全文を見る
○牛嶋正君 金融システムの中での公的金融の変化、位置づけの変化でありますが、これは預金市場にも見られるところでございます。  最近、郵便貯金への資金シフトが非常に起こっているわけでありますが、これまで五十年以降で考えますと、今回の場合を含めまして三回ぐらい資金シフトがあったので...全文を見る
○牛嶋正君 次は金利の自由化について二、三お尋ね申し上げたいと思います。  私は、今回のバブル崩壊後の金融システムの不安定化、これは金融の自由化と非常に関連しているのではないかというふうに思っているわけでございます。と申しますのは、金融の自由化というのは、一方で東京に対する一極...全文を見る
○牛嶋正君 最後はお願いでございますが、これまでの金融自由化を見ておりますと、どうも民間金融が中心でございまして、しかし資本市場と申しますか金融市場と申しますか、全体を見る場合に、やはり公的金融も一緒に考えていかなければならないかと思います。ですから、今後の金融の自由化に関しまし...全文を見る
○牛嶋正君 今、メモをいただきまして、あと二分しかございませんので、二分では私が用意いたしました御質問全部お聞きするわけにはまいりません。最後に個人貯蓄率の低下傾向についてちょっとお伺いをしたいと思います。  今、私の手元に「図説 日本の財政」、大蔵省から出しておるもので、平成...全文を見る