臼井日出男

うすいひでお



当選回数回

臼井日出男の1982年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月16日第96回国会 衆議院 地方行政委員会 第3号
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○臼井委員 私は、去る二月八日未明に発生いたしましたホテル・ニュージャパンの火災に関連をいたしまして、自由民主党を代表して幾つかの質問をさせていただきたいと存じます。  質問に先立ちまして、当日あの火災の中で御逝去をされました犠牲者の皆さんに、心からの哀悼の意をささげるものでご...全文を見る
○臼井委員 消防組織法によれば、地域の防災は市町村の責任でもってやるように定められているわけでございます。したがいまして、国としてしてやれることというのは、お金を出すあるいは総合的な判断の中で行政をやる、そういうことに限られているわけでございます。したがって、予算等も補助金で出す...全文を見る
○臼井委員 決意のほどを伺わせていただきました。ぜひとも御努力のほどをお願い申し上げます。特にこの整備費補助というものは、ポンプ車とか化学車あるいははしご車、そういったものがこの中で賄われているわけでございますので、特にお願いを申しておきたいと思います。  ホテル・ニュージャパ...全文を見る
○臼井委員 特に、措置命令に至るまでの指導書、この段階でもっと適切な措置がとられるべきでございますけれども、なかなか法的な強制力がないということで、どうも経営者側も安易に考えがちだと私は思っておるのです。したがって、ぜひともこういう点で何とかもう少し強い措置がとれないんだろうかと...全文を見る
○臼井委員 死亡者を三十二人も出すような大きな災害に適用できなくて、果たしてどんな状況でもって適用できるのか、非常に疑問に思うわけでございますけれども、こういう問題についてもぜひともさらに御検討いただきたいというふうに思います。  特に消防法第四十二条、措置命令に従わなかった場...全文を見る
○臼井委員 まあ規則によって縛るということは、これはそれだけでいい面ばかりではございませんけれども、やはりこういうものは一罰百戒というふうなこともきわめて大きな意義があると思いますので、御検討いただきたいと思うのでございます。  戦後の火災による大事故、これは枚挙にいとまがない...全文を見る
○臼井委員 この問題についてももっと質問をいたしたいわけでございますが、質問時間も限られておりますので、この問題についてもぜひともさらに御研究をいただきたいというふうにお願いをいたしまして、次の質問に移らせていただきます。  今回のホテル・ニュージャパンの火災が大きな犠牲を出す...全文を見る
○臼井委員 近々、横井社長を呼んで事情聴取をするというふうな話も新聞等で聞いているわけでございます。過去の磐光ホテルの火災とかあるいは川治プリンスホテルの火災、こういったものの責任追及は、死者、負傷者等を多く出したわりには余り適切な追及というものがされているとは思えない面もあるの...全文を見る
○臼井委員 きょうは谷政務次官もおいででございますので、そういう点についてはよくお聞きをいただきたいと思うわけでございますが、これはいわゆる法律上の責任とは別に、やはり国際上の日本政府の責任というのがどうしても出てくるのじゃないだろうか、国がお金で返してやるということではなくて国...全文を見る
○臼井委員 この賞じゅつ金の額も一千三百万円、長い間頭打ちでもって改正をされてきておりません。また、特別賞じゅつ金の二百万円についても、静岡の事故以来あちこちで恐らく死亡されている方もおられると思いますけれども、殉職に差別はないと私は思いますので、公平に適用されるようにひとつ運用...全文を見る
○臼井委員 終わります。
03月24日第96回国会 衆議院 文教委員会 第4号
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○臼井委員 私は、自由民主党を代表いたしまして、教育の基本の問題に関して質問をさせていただきたいと存じます。  戦後わが国は、あの敗戦の瓦れき中からみごとに立ち直りをいたしました。今日のように、世界で有数の経済大国として発展することができたわけでございます。しかし、いまこの場に...全文を見る
○臼井委員 ひとついまの御発言の決意をもって教育の正常化に邁進をしていただくことをお願い申し上げる次第でございます。  さて、刑法犯少年の人員並びに人口比の推移を見てまいりますと、戦後三回目の少年非行の激増期と言われているわけでございます。ただし、残念ながら五十五年、五十六年、...全文を見る
○臼井委員 私は基本的には、少年というのはきわめて弱いものであるという基本認識を持っているのでございます。したがいまして、社会の影響で一番影響を受ける、ひずみが来るのは青少年ではないだろうか。そういう意味で、社会の私ども一般成人の考え方、行動、そういったものがきわめて大きく青少年...全文を見る
○臼井委員 いま御説明のございましたとおり、特に校内暴力の激増が注目視されているわけでございます。特にその内容を見ますと、授業中に起こった校内暴力が非常に多い、単に学校内だけではなくて、外部との連絡を持った番長グループによるものがきわめて多いというふうな報告も聞いているわけでござ...全文を見る
○臼井委員 私立学校と公立学校、特に中学校、高校を比べてみた場合に、校内暴力の発生状況が私立学校よりも公立学校に集中しているというふうなことを仄聞いたしますけれども、この事実はどうでしょうか。
○臼井委員 いま、私立の方では建学の精神というものがしつかりしておる、それに基づいて生徒も自覚を持って入ってくるというふうなお話がございましたが、私は最近余り学校に行ったことはありませんが、公立高校おのおのの校訓というものもありましょうし、その土地によるおのおのの学校経営の特色と...全文を見る
○臼井委員 学校教育法施行規則の十三条というのは懲戒の規定でございます。退学あるいは停学、訓告、そういうものの処分ができるというふうな規定がされておるわけでございますけれども、四項の規定で、ただし停学等については、学齢児童あるいは学齢生徒については行ってはならない、要するに義務教...全文を見る
○臼井委員 確かに、私は冒頭に申し上げましたけれども、少年というのはきわめて弱いものであるということも事実でございますけれども、しかし体力から言いますと、中学生となると先生とも互角に渡り合えるような体力の持ち主もたくさんおるわけでありまして、そういう意味で、飛躍するかもしれません...全文を見る
○臼井委員 先ほど申し上げましたとおり、私もあえて懲戒を表面に出して教育をやるというふうなことではございませんで、先生と生徒の心のつながりといったものがもちろん基本でございまして、これなくしては教育はないわけであります。しかし他方、やはりもう少しぴりっとしたものがなければならない...全文を見る
○臼井委員 いま文部大臣のおっしゃいました豊かな心を育てる施策推進会議、これは文部省の行う指導としては非常に適切なものだろうというふうに私は思っております。しかし、こういった形のものと現実に教育の現場で対処しなければならない問題というのは非常にギャップがあるような感じもするわけで...全文を見る
○臼井委員 私は、二十八万四千人のスト違反者があった、二万余人の戒告、訓告、そうしたものは非常に数が少ないというふうに思います。しかも、いま聞きますと、まだ処分がはっきりできておらない都道府県がある。非常に遅いというふうに考えるわけでございます。  去年の七月十四日に開催をされ...全文を見る
○臼井委員 各県で文部省の指導によって各種の研修会が実施をされているわけでございますけれども、こういった研修会に対する参加率というものはきわめて低いと聞いているわけでございます。こういう点について、私は、ぜひともはっきりとした指導がなされなければいけないというふうに考えております...全文を見る
○臼井委員 主任手当というのは本人の職務に対して出すのだ、先ほど来申し上げましたように、非行に対する学校の処置、これは校長以下教頭あるいは主任、職員、そういったものが一致団結してしっかりした態度で当たる場合にはいい結果を生んでいるというふうなのは、事例が幾つもあるわけでございます...全文を見る
○臼井委員 国がその職務を果たしてもらいたいというふうにして出すお金、これは国民の大切な税金であります。そうした国民の税金が勝手にその主任の手から流れて使われている、こういうのは私は本当に国民の大切な税金というものを大切に使っていないというふうなことにもなろうかと思います。こうい...全文を見る
○臼井委員 お答えはわかっておったわけでございますけれども、特にこうした国からの大切なお金というものが日教組という団体に流れて、しかも課税もされないでもって使われる、こういうことに対して非常に遺憾であるということでもって、特にこの点について私の考えを述べるためにお聞きをしたわけで...全文を見る
○臼井委員 先般、岩手県で過去四回のストの処分、そのうち一回分を和解によって延伸をもとに戻したというふうな記事が新聞に書かれておりましたけれども、この事実を確認しておりますか。
○臼井委員 この記事によりますと、この実損回復によって、県としては二億円のお金を新しく支出をしなければいけないというふうなことになっているわけでございます。この分だけいわゆる日教組の救援基金が浮いてくるというふうな勘定になるわけでございますけれども、私は、大切な県民のお金がこうし...全文を見る
○臼井委員 私は、岩手県の地元の事情というものは地元の方にお伺いをして、それなりのやむを得ない事情があったということもよく理解をいたしているわけでございますが、八一年の日教組の闘争方針といいますか、それに実損回復闘争ということで明記をされております。やがて全国でこうした形で一つの...全文を見る
○臼井委員 生徒を指導する先生の立場、これはもう公にうそをつくというようなことは絶対にあってはならないわけでございまして、私はそういうことはないというふうに思いますけれども、ぜひともこういう点についてははっきりと文部省としての指導をしていただきたいというふうに考えるわけでございま...全文を見る
○臼井委員 大蔵省の方はどなたか見えておられますか。——日教組の資料を見ますと、救援基金特別会計という会計がありますが、これはどのような種類の会計であるか確認をしておられますか。
○臼井委員 ここに一九八一年の日教組の運動方針の案というものがあるわけであります。この中を見ますと、承認事項の中に救援基金として特別会計総額百七十一億二千万円というものが計上されているわけでございます。これは御承知のとおり、ストによって処罰を受けた先生に対する救済基金でございます...全文を見る
○臼井委員 予算では百七十一億円というものが組まれているわけでございますが、過去に実際にどれぐらいの金額が個人に対して支払われたかということを確認しているでしょうか。
○臼井委員 私も余りほかから給料をもらったりしたことはないわけでありますけれども、たとえば私どもがテレビに出演をする、すると一万円何がしの報酬を得るわけでございますね。当然その支払いの調書というものは私どもに送られてくる、それによって処理をするということになっているわけでございま...全文を見る
○臼井委員 この辺にしておきますけれども、この百七十一億円というふうな大きなお金の支出について、徴税当局が非常にあいまいとした見方しかしておらないということで、実は私びっくりしたわけでございますけれども、もう少しこうした点についてはっきりとした考えを持っていただきたいと考えている...全文を見る
○臼井委員 そこでお伺いしたいのは、学習指導要領の法的効力はどういうふうになっているのでしょうか。
○臼井委員 昭和四十三年に定められました小学校の学習指導要領が五十二年の七月に改訂をされました。この改訂に当たりましては、教育課程審議会の五十一年十二月の「小学校、中学校及び高等学校の教育課程の基準の改善について」の答申に基づいて改訂がなされたわけでございます。やがて五年目を迎え...全文を見る
○臼井委員 答申の方針はいまお話しにあったとおり、生徒みずからが考え、正しく判断できる生徒づくりというふうなことであろうかと思います。これによりまして、現場の方ではゆとりの時間というものも生まれてまいりましたし、また学習指導要領は非常に簡素化されたというふうに私は考えているのであ...全文を見る
○臼井委員 私は、この学習指導要領のいわゆる簡略化といいますか、大綱的基準というふうな考え方に沿って簡略化されたわけでありますけれども、この指導要領、従前の四十三年の七月のものと比較をしてみますと、はなはだ記述が抽象的になっている。たとえば各教科の目標というものは、社会科なら社会...全文を見る
○臼井委員 たとえば小学校の社会科、これは小学生に、自分の身の回りのいろいろな職業がある、そういう人たちの働きというものを認識させて、自分は単に一人だけで生きているのじゃなくて、多くの人たちの世話になって生活をしているのだということを認識させる役目があるというふうに思うのでござい...全文を見る
○臼井委員 御趣旨はよくわかるわけでありますけれども、警察官の本旨というのは災害から守るためが本来の仕事でもありませんし、通学路の安全を守るのも本旨ではないだろう。今回の改訂によって何か背中をかきたいところがあるけれどもかけないというふうな、むしろポイントをつけないような形に改正...全文を見る
○臼井委員 教科書問題についてもお尋ねをしたかったわけでございますが、時間がなくなりましたので、担当の方には大変失礼いたしました。特に、この学習指導要領というのは教育現場あるいは教科書の基本でございますので、ぜひとも前回の改訂について大いに御検討いただいてこれからのために備えてい...全文を見る
04月13日第96回国会 衆議院 地方行政委員会 第11号
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○臼井委員 地方交付税法の改正に伴いまして、関連をいたして幾らかの質問をさせていただきたいというふうに考えるわけでございます。  当委員会における世耕自治大臣の所信表明文を拝見をさせていただきました。  昭和五十七年度地方財政対策は、「昭和五十年度以降累積してきた巨額の借入金...全文を見る
○臼井委員 最近財界筋等で、私どもは交付税の引き上げということを考えるわけでございますが、逆に切り下げというふうな意見も出てきているわけでございます。これはいろいろな考え方があると思うのでございますが、交付税を切り下げるという背景には、そう言っては大変申しわけないと思いますけれど...全文を見る
○臼井委員 基本的にすっきりとした形にということになりますと、私はとにかく交付税率をもっと思い切って上げて、国と地方との貸し借りをその中でお互いの話し合いでもってやっていくということが一番いいのではないかと思っております。  これは、後ほどまたお話をさせていただきたいと思うわけ...全文を見る
○臼井委員 いまお答えがございましたとおり、特にこの制度が複雑になってまいりましたのは、昭和五十年度以降国の財政の赤字が大きくなった、それに伴って地方交付税も財政不足が大きくなったというころからでございます。そこで、私はこの交付税制度の性格が、地方固有の財源ということをよく言うわ...全文を見る
○臼井委員 それでは、そういうふうに非常に小まめに引き上げた時期があったわけでございますが、その後四十一年以降は税率の引き上げが全くない。どうして今度はそういうふうになってしまったのか、その点についてお伺いしたいと思います。
○臼井委員 四十一年までの状況とそれ以降少なくとも五十年までの状況とは、またバックグラウンドが違っておったというふうなことだろうと思います。それに従って交付税のあり方も当然変わってきた。私は、それはそれで当然あるべき姿であっていいと思うのでございますけれども、しかしお話がございま...全文を見る
○臼井委員 いま御説明のあったように、「引き続き」とは二年間赤字でもって三年目も赤字が見込まれるときだ、「著しく」というのは赤字が交付税の総額の一割を超えるときだということが理解できたわけでございます。  実は、昭和五十年度地方財政計画補正で二十二兆三百三十二億円に対し、財政不...全文を見る
○臼井委員 私どもはおのおの政党を異にして出ておりまして、この委員会でも与党、野党激しくつばぜり合いをするような場面も当然あるわけでございますが、ただ、私はほかの委員会と一つ違うと思っておりますのは、私どもこの委員会におる国会議員は皆地方の味方であるという点で、与野党ともに共通し...全文を見る
○臼井委員 臨調の第三部会でそろそろ改革原案も出てきて、まとめの段階に入っているわけでございますが、この中を見てみますと、地方交付税制度の見直しというふうな項目も当然入ってきているわけでありまして、その中に交付税の年度間調整制度の導入の検討が必要ではないかというふうなこともあるわ...全文を見る
○臼井委員 お答えはよくわかりませんけれども、この前大蔵大臣がおいでになったお話で、大体そんなことでいくのだろうと思うわけですけれども、仮に新聞に出ておりますように、五十六年度の税収が二兆円の不足を来すとするならば、税収不足に占める国税三税の割合を八割というふうに仮定をした場合に...全文を見る
○臼井委員 先ほど私が申し上げましたとおり、臨調の方でも年度間調整について何らかの制度を考える必要があるというふうなこともある。そして、社会の状況も変わってきて、三十年代のように大幅な税収の見込みも立ってない。そうすると、やはり税率を上げるような状態というのは、いま、また再び近づ...全文を見る
○臼井委員 今月の五日に成立いたしました五十七年度予算では、三十六兆六千億の税収が見積もられているわけでございます。この算定の土台である五十六年度税収が下方修正をせざるを得ない状況でございますので、当然五十七年度についても税収の不足は拡大をするというふうなことが考えられるわけでご...全文を見る
○臼井委員 先ほど来自治大臣初め財政局長のお話を伺っておりまして、とにかく何が何でも、どういう状況になろうと総枠というものは確保していくのだというお言葉をはっきりお聞きをいたしましたので、ぜひともそういう努力をこれからお続けをいただきたいというふうに思っております。  さて、第...全文を見る
○臼井委員 小委員会を持ちながら第十八次の課題を検討していくのだというお話でございました。過去に第十七次の地方制度調査会では、非常に意義ある御答申もいただいているわけでございます。恐らくそうした流れの中で第二臨調第三部会のやがて七月に出てくる結論、そういうものと、地方制度調査会が...全文を見る
○臼井委員 臨調第三部会の答申が間近に来ている、こういう時期というのは、国と地方のあり方について再検討をする、またいろいろな問題について検討をするまたとないチャンスだと考えております。  いま、臨調の第三部会の答申を踏まえて、地方制度調査会にもぜひとも基本的な問題については諮っ...全文を見る
○臼井委員 次の質問に入らせていただきます。  昭和五十七年度における地方単独事業費は、地方財政計画中八兆五千五百億円で八・五%増、地方債計画中一兆五千億円で八・〇%の増ということになっておりまして、国の公共事業がきわめて厳しい状況の中にあって、地方の社会資本の計画的な整備と地...全文を見る
○臼井委員 単独事業の計画と決算の乖離については、一部には超過負担に回されているのじゃないかと言う人もおりますし、また、人件費に使われておるというふうなことを言う人もおるわけでございます。また、本当に地域経済の活性化のために必要としている団体に使われているのだろうか、ただ総枠を消...全文を見る
○臼井委員 私ども、有効な御指導をいただきたいと思うわけでございます。  きょうは厚生省から萩原課長さんに来ていただいておりますので、最後にちょっとお伺いをしておきたいと思います。  五十七年度の予算編成に際して、厚生省では国民健康保険の国の負担分を十一カ月予算ということで組...全文を見る
○臼井委員 五十八年度の予算、まだ大分先でございますけれども、一説によりますと、五十七年度の場合はゼロシーリングだった、しかし五十八年度はマイナスシーリングだというふうな話さえあるわけでございます。したがいまして、この措置については、その時期になりますと、かなり大変な問題になるの...全文を見る
○臼井委員 時間が参りましたので、以上をもって終わらせていただきます。
04月26日第96回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第9号
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○臼井委員 自由民主党の立場で、外務大臣の北方問題に関する所信に関連をいたしまして、幾つかの御質問をさせていただきたいと思うわけでございます。  実は、きょうの朝の新聞を拝見いたしますと、イギリスとアルゼンチン両国のフォークランド諸島の紛争、いよいよ実際に戦闘状態に入ったという...全文を見る
○臼井委員 原則的には両国間の問題であるということで、公式な見解としては当然その程度のことだろうと思います。しかし、半面、わが国とソ連の問題に対する世界の諸国の反応を見た場合に、この問題はあくまでもソ連と日本両国間の問題であるということで、公式的な表明がなかなか得られないというの...全文を見る
○臼井委員 最近日本でも反核の運動が盛んでございますけれども、私どもも原則的にはこの趣旨には賛成でございますが、私ども、日本の安全ということを考えた場合には、こうした運動の中に、ソ連が私どもの周りに配置をしているSS20の撤去、そういったものも当然具体的な運動の中に入ってきてしか...全文を見る
○臼井委員 私どもの国民の北方領土問題に対する返還要求の運動、これはどんなに強い障害があっても決して消えていくような種類のものであるとは思いませんし、また、時がたつとともにより強い国民の熱望となっていく運動だろう、またそうなくてはいけないというふうに私は考えているわけでございます...全文を見る
○臼井委員 第一回目の事務レベル会議から第二回目、これは一年以上、かなり長い期間たっているわけでございますし、また、次の事務レベルの会議が一年後ともうすでにその日にちまで設定をされて、その期間まあ待つということだろうと思いますけれども、先般の日ソ円卓会議の席上では、両国の代表の間...全文を見る
○臼井委員 ぜひとも早い機会に両国間の平和条約締結への交渉というものが前向きに進むように、ひとつ御尽力をいただきたいというふうに思っているわけでございます。  北方領土問題を考える際に、いろいろな側面があると思うのです。その一番基本的で大切なのは、両国間の北方領土に対する基本的...全文を見る
○臼井委員 どうもありがとうございました。ぜひとも教科書等のことについても、ひとつ担当の方を呼んでいただいてよくお話を聞いていただいて、文部省に対してもお口添えをいただければありがたいと思います。  私は、そうした日本のこの問題に対するしっかりとした国民的な姿勢があって、初めて...全文を見る