臼井日出男

うすいひでお



当選回数回

臼井日出男の1983年の発言一覧

開催日 会議名 発言
07月27日第99回国会 衆議院 文教委員会 第2号
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○臼井委員 自民党を代表いたしまして、幾つかの質問をさせていただきたいと存じます。  今日、青少年非行を初めとして、私学、教科書、学制等わが国の教育に関する記事が毎日のように新聞紙上をにぎわしておるわけでございます。このことは今日の教育に対する国民の関心の高さを示すと同時に、わ...全文を見る
○臼井委員 続きまして、最近起こりました私大の不祥事件、このうち本日は、九州産業大学の問題、国士館大学の問題、東京医科歯科大学の問題、この三点についてお伺いをいたしたいと思っております。  初めに、九州産業大学の補助金不正受給問題について、お伺いをいたしたいと思っております。 ...全文を見る
○臼井委員 いま私は、監査機構の甘さということを御指摘をしたわけでございますが、いま一つの原因として、いまお話もございましたけれども、不正に対するペナルティーの甘さということが指摘されると思います。たとえば、漏れ伺いますと、今春の九州産業大学につきましては、補助金を辞退をしている...全文を見る
○臼井委員 私どもといたしましては、こうした不正な事件が再び起こることのないように、補助金の審査方法の改善や不正受給等に係る制裁措置の強化、いまお話もございましたけれども、そうしたものを一層図っていく必要があるというふうに考えております。また、この事件をきっかけに学内でいろいろご...全文を見る
○臼井委員 いま、大臣の強い御決意を伺って、私も非常に心強く感ずるものでございます。こうした一連の事件によって私学が一般国民から誤解をされることのないよう、文部省としても一層の御努力をお願いいたしたいと思います。  次に、国士館大学問題についてお伺いをいたしたいと思いますけれど...全文を見る
○臼井委員 ブラジル等に武道館を建設するという目的で国外送金が行われているというふうに聞いておりますが、その実態について何か掌握しておるのでしょうか。
○臼井委員 私の調べたところでも、いまお話があったようなブラジル、エジプト、ニューヨークと送金がされているわけでございまして、いまお話がございましたとおり、武道の振興それ自体は何ら目的として不都合なことはないわけでございますが、たとえばブラジル送金の十億四百万円の中で体育館建設、...全文を見る
○臼井委員 一刻も早くこうした疑問の点が解決されるように当局の御努力をお願いいたしたいと思います。  先般、新聞報道によりますと、瀬戸山文部大臣はこうした一連の不祥事に対して、私立学校法による学校法人解散命令、そういったものも含めての強硬な行政処分をもって臨むというふうな記事が...全文を見る
○臼井委員 文部省がし得る行政処分、いろいろな段階があるというふうに考えられるわけでございますが、第一段階ということであるならば、大学の健全化というものを目指して役員の退職勧告等が考えられますけれども、この国士館大学の現況についてこうしたことがあり得るかどうか、お伺いをしたいと思...全文を見る
○臼井委員 かつて昭和二十九年には、名城大学紛争事件というのがあったわけでございますが、この際には、紛争解決のために政府が二年間の時限立法をつくってこの紛争を解決したこともあるわけでございます。やはり政府の毅然とした行政の姿勢というものがこうした紛争解決のきわめて有力なかぎになる...全文を見る
○臼井委員 先般、行政管理庁で私立大学、私立高校への国の経常費補助金の実態について監察を行ったというふうに聞いております。その結果、そしてこれに基づいていかなる指導を行ったか、お聞かせいただきたいと思います。
○臼井委員 こうした御指摘、文部大臣の方にもすでにお話が通っておるようでございますので、こうしたことを踏まえて一層の御努力をお願いしたいと思います。  いままで二つの大学の不祥事について質問をしてきたわけでございますけれども、こうした事件を一刻も早く根を絶ちまして、教育というも...全文を見る
○臼井委員 次に、東京医科歯科大学の問題についてお伺いをしたいと思いますけれども、今朝の新聞を見ましても、また新しく酒井博士がお金を贈った選考委員がいるというふうな記事も出ておりまして、ここのところ毎日毎日状況が変わってきているわけでございます。現在、この問題について文部省が把握...全文を見る
○臼井委員 いまお話がございましたけれども、大学には現在、第一外科教授選考過程調査委員会というものが置かれているというふうに聞いております。同委員会の権限はどの程度のものなんでしょうか。また、いまお話ございましたけれども、委員会による調査過程についてお聞きをいたしたいと思います。
○臼井委員 いまお話ございましたように、四回の調査というふうなことでございます。新聞を見てみますと、警視庁の事情聴取等と調査委員会の調査と新聞記事が一緒になっておりまして、事情聴取というから警視庁かなと思うと、実はそうじゃなくて、学内の調査委員会のものだったというふうなことであり...全文を見る
○臼井委員 仮に伝えられている金銭の授受、これが事実だとするとどのような法的措置が考えられるのでしょうか。
○臼井委員 教授選考、特に医科系教授選考については他にも同様のことが行われているやに報道されております。文部省はこうした疑惑を国民に与えないよう、何らかの対応をすべきではないかと思いますが、いかがでしょうか。
○臼井委員 次に、戸塚ヨットスクールのことについてお伺いをしたいというふうに考えております。  戸塚ヨットスクールは、家庭内暴力をふるう情緒障害児等にヨット訓練を施すことによって社会復帰を目指す訓練施設というふうに理解をしているわけでありますけれども、この実体は株式会社でありま...全文を見る
○臼井委員 この問題については未成年者が当然入っているわけでございますので、児童福祉法上の問題もあろうかと思いますが、その点についてはいかがでしょうか。厚生省からどなたか見えていますか。
○臼井委員 この所管がはっきりしないので、私ども質問に非常に困るのですが、たとえば厚生省あたりでも、一体未成年者がどういう年齢構成の者が入っているか、はっきりとらえておらないということを言っておりました。現在このスクールでは何人ぐらい訓練を受けて、未成年者というのは一体どれくらい...全文を見る
○臼井委員 いまお話を伺いますと、実に驚くべきことに、中心はほとんど中、高校生であるということでございます。同スクールは、未成年者に対する訓練ということからするならば、広い意味での教育行為であるということになるのではないかと思います。文部省の所管にかかわることではないかと思います...全文を見る
○臼井委員 非常に心強い御返答をいただいて私も非常にうれしく思います。こういうどこの所管かわからない、しかも子供たちが虐待を受けている現実がある以上、所管云々ということではなくて、やはり厚生省なり文部省が積極的に乗り出していくというところに解決の道が開かれてくるのではないかと思い...全文を見る
○臼井委員 私は、約百七十億に上る日教組の個人に対する給付、こうしたものはいま国がお金がなくて困っておるわけでありますから、相当はっきりと掌握すべきであると考えております。そういう点について私はぜひとも大蔵省あるいは主税局等のしっかりした態度を示していただきたいと思っております。...全文を見る