臼井日出男

うすいひでお



当選回数回

臼井日出男の1996年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月26日第136回国会 参議院 本会議 第3号
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○国務大臣(臼井日出男君) 永野議員にお答えを申し上げます。  初めに、PKF本体業務の凍結解除についての御質問でございますが、同業務につきましては憲法上の問題はございませんが、内外の一層の理解と御支援を得るために、別に法律で定める日までの間はこれを実施しないこととされていると...全文を見る
02月06日第136回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○臼井国務大臣 委員ただいまお話しのとおり、冷戦終結後の国際環境の中にありましては、より安定した防衛、いわゆる安全保障環境の構築というものが求められてきております。そうした安全保障上の課題の変化や我が国が置かれている国際環境というものを見てみますと、委員お話しのとおり、安保対話あ...全文を見る
02月13日第136回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○臼井国務大臣 北朝鮮は現在大変経済的に困難な面に直面をいたしておりますが、にもかかわらず、その国力の大変大きい部分を軍備の面に向けております。そして、軍事力の近代化というものを図っているということが現況でございます。また、そのほかにも核開発疑惑あるいは弾道弾ミサイルの長射程化、...全文を見る
02月15日第136回国会 衆議院 安全保障委員会 第1号
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○臼井国務大臣 このたび防衛庁長官を拝命いたしました臼井日出男でございます。  吹田委員長を初め委員各位に謹んでごあいさつを申し上げます。  国内外の情勢が変動著しいこの時期に、我が国の防衛という国家存立の基本にかかわる崇高な任務に携わることとなり、その使命と責任の重大さを痛...全文を見る
02月15日第136回国会 参議院 決算委員会 第1号
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○国務大臣(臼井日出男君) ただいま委員お話をいただきましたとおり、米軍の施設・区域が沖縄に集中をしている、このことによりましていろいろな問題が起きて、沖縄の皆様方が沖縄における米軍の区域・施設についての整理、統合、縮小の御要望が強いということはよく承知をいたしております。  ...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) ただいま委員お話をいただきましたアクションプログラムの件につきまして、先ほど私お話を申し上げましたとおり、私どもは沖縄に所在をする基地の整理、統合、縮小に向けて現在までも努力をさせていただいている途中でございます。  今回、沖縄県が取りまとめられまし...全文を見る
02月15日第136回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(臼井日出男君) ただいま総理並びに外務大臣からお答えがございましたとおり、沖縄県に米軍の施設・区域が集中していることによりまして、大変長い間、沖縄県民に多くの御苦労をおかけしてまいりましたことは承知をいたしております。また、整理、縮小につきまして県民から強い御要望があ...全文を見る
02月16日第136回国会 衆議院 本会議 第6号
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○国務大臣(臼井日出男君) 大野議員から二つの御質問をちょうだいいたしました。  初めに、信頼醸成の進め方についての御質問でございました。  冷戦終結後の今日の国際社会におきましては、より安定的な安全保障環境の構築という課題が大変重要な課題になってきております。こうした安全保...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 石井議員の御質問は、ゴラン高原に派遣をされております我が国部隊に関する御質問でございました。  今般、UNDOFに参加をいたしております我が国部隊は、UNDOFで我が国部隊に期待をされております食料品等の日常生活物資等の輸送等の業務を行っております。...全文を見る
02月16日第136回国会 参議院 内閣委員会 第1号
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○国務大臣(臼井日出男君) このたび防衛庁長官を拝命いたしました臼井日出男でございます。  宮崎委員長初め委員各位に謹んでごあいさつを申し上げます。  国内外の諸情勢が目まぐるしく変化をしているこの時期に我が国の防衛という国家存立の基本にかかわる崇高な任務に携わることになり、...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 防衛庁長官の臼井日出男でございます。  本日は、平素から我が国の安全保障に深い関心を持たれ、御指導いただいている宮崎委員長を初め委員各位に謹んでごあいさつを申し上げるとともに、あわせて私の所信の一端を申し述べさせていただきたいと思います。  まず最...全文を見る
02月20日第136回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○臼井国務大臣 国際海峡につきましては、現在政府部内で、従来の方針のままに進むのか、あるいは十二海里に広げるのか、あるいはその他の方法があるのか検討いたしているさなかでございます。
○臼井国務大臣 この国際平和協力法の見直しにつきましては、施行後三年という期間を過ぎておりまして、見直しの時期を迎えていることでございますので、検討の時期に私どもといたしましても入っているわけでございます。  いずれにいたしましても、既に終了いたしましたカンボジア、モザンビーク...全文を見る
○臼井国務大臣 いわゆるPKOの本体業務としての業務につきましては、私ども政府といたしましては、当分の間凍結をするということでもって国会等の御決議もいただいているわけでございます。  今後、見直しにつきましては、国会の御論議もしっかりと拝聴しながらまた考えてまいりたい、こう考え...全文を見る
○臼井国務大臣 委員お示しをいただきましたことも踏まえまして、また連立与党三党の話し合いの中でも、当分凍結をすべき、こういう御決議もいただいておりますので、それらも勘案をしながら考えてまいりたい、こう考えております。
○臼井国務大臣 先ほどお答えを申し上げましたとおり、今までのいろいろPKOで派遣をいたしました多くの実績を持っておりますが、その経験の中でも、いまだ本体業務について凍結解除すべき環境に至っているかということは定かではございません。  そういう意味におきまして、私どもは、政府の、...全文を見る
○臼井国務大臣 委員お話しのとおり、個々の判断に任されている武器使用につきましては、隊員の心理的な負担というのは大変大きかったということが反省の項目として挙げられております。したがいまして、こうした問題については、見直しの中でそのテーマの一つとして取り上げられるのは当然のことだと...全文を見る
○臼井国務大臣 今回UNDOFに参加をいたしております私どもの部隊は、私どもの部隊に期待をされている食料品等の日用品、そうしたものの輸送に現在当たっているわけでございます。委員お話しのとおり、カナダ部隊と協力をしながら行動いたしているということでございます。  これらにつきまし...全文を見る
○臼井国務大臣 今お尋ねの防衛大綱あるいは中期防の問題につきましては、両者とも安全保障会議設置法に基づきまして、安全保障会議に諮った上で政府が責任を持って定めているものと理解をいたしているわけでございます。  いずれにいたしましても、国権の最高機関である議会においてよく十分に御...全文を見る
○臼井国務大臣 先ほど御答弁申し上げましたとおり、政府といたしましては、十分に審議をいたしまして、責任を持ってお出しをいたしております。  先般も衆議院の本会議におきまして、各党の御論議もちょうだいいたしました。そうしたこともございます。先ほどお話をいたしましたとおり、国会で御...全文を見る
○臼井国務大臣 先ほどお話を申し上げたとおりでございまして、委員の御意見は委員の御意見として承っておきます。
○臼井国務大臣 アメリカとの安全保障体制が我が国の安全の確保のために必要不可欠であるということは、委員御承知のとおりでございます。また、我が国の周辺の平和と安全を確保し、より安定をした安全保障環境の構築のためにも、引き続き重要な役割を果たしていくと考えております。  ACSAに...全文を見る
○臼井国務大臣 昨年の二月に、いわゆるEASR報告の中に、アメリカのアジア太平洋地域に対するプレゼンスについての考え方というものが出ておりました。引き続きアジア太平洋地域についてはアメリカはプレゼンスを維持する、こういうふうなことが出ておりました。その中で、十万人体制というものを...全文を見る
○臼井国務大臣 この三事案につきましては、昨年の十一月に日米防衛首脳会議で、その早期解決に向けて意見が一致をいたしたところでございます。  そのうち、那覇港湾施設及び読谷補助飛行場につきましては、昨年日米合同委員会において方針が合意をされまして、沖縄県あるいは関係自治体に対して...全文を見る
○臼井国務大臣 先ほど来、委員、お話を賜りましたように、沖縄県に米軍所在施設・区域というものが大変集中をしているということで、官房長官からもお話がございましたが、大変多くの御苦労を長期間にわたっておかけをいたしているということも承知をいたしておりますし、また、整理統合・縮小につい...全文を見る
○臼井国務大臣 中国は、台湾が国際社会においてその地位向上を目指す、そういう動きを非常に警戒をいたしているわけであります。中国首脳は、台湾統一に当たりましては平和的手段によって統一をする、こういうことを申しているわけでございますが、一方、武力行使というものも放棄をしていないとたび...全文を見る
02月21日第136回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○臼井国務大臣 中国は国防力の量から質への転換というものを図りつつございます。特に近年、国防費を大幅に増大をいたしておりまして、核戦力や海空軍力の近代化を推進をいたしております。  ちなみに中国が公表をいたしております国防費は、一九八九年度以来七年連続で前年度比一〇%以上の高い...全文を見る
02月22日第136回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
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○臼井国務大臣 防衛庁長官の臼井日出男でございます。  本日は、平素から我が国の安全保障に深い関心を持たれ、御指導いただいている吹田委員長を初め委員各位に謹んでごあいさつを申し上げるとともに、あわせて私の所信の一端を申し述べさせていただきたいと思います。  まず最初に、国際情...全文を見る
○臼井国務大臣 政府は、昨年十一月、平成八年度以降に係る防衛計画の大綱を安全保障会議及び閣議において決定し、また、これを受け、同年十二月、中期防衛力整備計画(平成八年度から平成十二年度)を安全保障会議及び閣議において決定いたしました。  以下、これらについて御報告申し上げます。...全文を見る
02月23日第136回国会 衆議院 安全保障委員会 第3号
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○臼井国務大臣 初めに、ただいまは自衛隊に対して温かい御激励の言葉をいただき、ありがとうございました。  委員御質問の二十年前との比較でございますが、朝鮮半島におきましては、韓国と北朝鮮が非武装地帯を挟んで厳しく対峙をいたしております。このような軍事的対峙の状況は、前大綱策定時...全文を見る
○臼井国務大臣 現在、中国は、軍事力の量から質への転換を図りつつございます。近年、特に国防費の大幅な増額を図るとともに、核兵力あるいは海・空軍力の近代化に努めております。  例えば、核戦力につきましては、新型IRBM、中距離弾道ミサイルでございますが、この配置やSLBM、潜水艦...全文を見る
○臼井国務大臣 先ほど中台関係、北朝鮮、朝鮮半島のことについてはお話をいたしました。  ただいま委員御指摘のロシアにつきましても、近年、量的には縮小の傾向が見られますけれども、依然として大規模な戦力が蓄積をされている、こういう状況は散見をされるわけでございます。しかも、ヨーロッ...全文を見る
○臼井国務大臣 今委員お話をいただきましたとおり、御指摘の昭和五十二年「日米防衛協力のための指針」は、昭和五十一年の前大綱の考え方を踏まえ、「侵略を未然に防止するための態勢」、「日本に対する武力攻撃に際しての対処行動等」、「日本以外の極東における事態で日本の安全に重要な影響を与え...全文を見る
○臼井国務大臣 今委員がお話しいただきました即応予備自衛官につきましては、新防衛大綱のもと、平成八年度から一定の師団及び旅団の一部の部隊を即応予備自衛官を主体として編成をする、こういうふうにされているわけでございます。防衛庁といたしましては、部隊編成にあわせて、平成九年度以降でき...全文を見る
○臼井国務大臣 大変たくさん御質問をちょうだいいたしました。  これまでPKOの活動を通じまして得られました教訓、反省事項につきましては、防衛庁、自衛隊という組織を挙げての対応が不可欠であったという点、派遣先国、国連との良好な関係が不可欠だったという点、武器使用について、ただい...全文を見る
○臼井国務大臣 委員御指摘の領海の範囲の見直しに係る検討につきましては、我が国の安全保障上の観点からも大変重要な問題であるということは御指摘のとおりでございます。防衛庁といたしましても、今後とも十分な検討を行っていく必要がある、こういうふうに考えております。また、領海の範囲の取り...全文を見る
○臼井国務大臣 冷戦終結後、先ほど来お話に出ておりましたとおり、大規模戦闘、そういったものの危険性は去っておりますけれども、依然として民族間の紛争あるいは宗教上の紛争等、各地で頻発をいたしております。  そうした中で、我が日本周辺におきましても、先ほど来お話が出ておりますとおり...全文を見る
○臼井国務大臣 沖縄に米軍の施設・区域が集中をしている、このことによりまして長年にわたりまして沖縄県民に大変御苦労、また御負担をおかけしているということを、私どもは十分承知をいたしております。また、米軍の施設・区域の返還についての強い県民の御意思があるということも承知をいたしてい...全文を見る
○臼井国務大臣 今、委員お話をいただきましたが、私も、先般沖縄に参りまして、空から普天間基地も拝見をさせていただいたり、また現場にも伺ってまいりました。  委員御説のとおり、私どもは、特別行動委員会を中心といたしまして、沖縄県民の皆様方のお気持ちも体しながらできる限り努力をした...全文を見る
02月23日第136回国会 参議院 本会議 第6号
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○国務大臣(臼井日出男君) 尾辻議員にお答えをいたします。  初めに、国際平和協力法の見直しについてのお尋ねでございます。  同法の施行後三年を経過し、見直しの時期を迎えたことから、防衛庁におきましても、これまでの派遣の経験から得た課題を洗い出す作業を行っているところでござい...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 初めに、在沖縄米軍基地の整理・縮小についての関係方面との交渉内容についてのお尋ねでございます。  防衛庁といたしましては、日米安保条約の目的達成との調和を図りつつ、長年にわたりまして御苦労されました沖縄県民の御苦労にも配意をしつつ、沖縄県における米軍...全文を見る
02月27日第136回国会 衆議院 予算委員会 第19号
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○臼井国務大臣 我が国が国際法上、国連憲章五十一条に定める個別的自衛権、集団的自衛権双方有しているということは、疑いはございません。  しかし、我が国で憲法上許される自衛権の発動というのは、まさに我が国に対する急迫不正の侵略に対する、これを排除するための必要最小限度の範囲のもの...全文を見る
○臼井国務大臣 まず、お尋ねの空中給油機能についてでございますが、前中期防、今中期防、二期十年にわたりまして、この問題につきましては、その性能、運用構想等につきまして研究、検討を続けてまいっておるわけでございます。  新しい中期防におきましても、この空中給油機能の取り扱いにつき...全文を見る
02月29日第136回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第1号
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○臼井国務大臣 委員今お話をいただきましたとおり、新防衛大綱では、従来の「我が国の防衛」に加えまして、新しい柱として二つ立てたわけでございまして、その一つ,に、「より安定した安全保障環境の構築への貢献」という項目が入っております。こうしたものから、従来アメリカを中心とした二国対話...全文を見る
○臼井国務大臣 ただいま委員のお話をいただきましたアジア太平洋安全保障会議、これは三月十九日から二十二日までタイのバンコク郊外において行われる、特に域内諸国の参加を得て非公式の形でもって自由な形での意見交換をする、こういうふうに伺っております。同会議には、お話のとおり、防衛当局者...全文を見る
○臼井国務大臣 米国が昨年二月に公表いたしましたいわゆるEASRにおきましては、米国が引き続きアジア太平洋地域のプレゼンスをしっかりと維持していく、アジア太平洋地域の平和と安定のために関与していく、この方針を明確にいたしているわけでございまして、東アジアにおける米軍のプレゼンスと...全文を見る
○臼井国務大臣 委員お話しのとおり、新防衛大綱の中には弾道ミサイル防衛についての記述というものがないわけでございますが、これは、弾道ミサイル防衛について、我が国防衛政策上の位置つけ等について政策判断をこれからする必要がある、こういうことで現在所要の検討を行っている段階であることか...全文を見る
○臼井国務大臣 今委員お話しのとおり、日米安保条約が有効に実施をされるために私ども日本もいろいろ検討していかなければならない、これはお説のとおりでございます。今お話しの物品役務相互融通協定、ACSAにつきましては、昭和六十三年の第十八回日米安保事務レベル協議におきまして日米の話し...全文を見る
○臼井国務大臣 委員お話しのとおり、今日の新防衛大綱は、従来の我が国の防衛という大きな柱のほかにも、国際情勢の変化、それから昨年の阪神・淡路大震災あるいはサリン事件等の影響で国民の自衛隊に対する期待感というのは大変高まっている、二十一世紀に向けて日本の長期的な防衛力というものを策...全文を見る
○臼井国務大臣 今申し上げましたとおり、国際情勢、今、現下でも中台関係が非常に不安定でもございます。また朝鮮半島も御承知のとおり極めて不透明でもございますし、またロシアにおきましても大変多くの軍事力が蓄積をされている、こういう環境でございますので、こうした諸情勢を勘案いたしますと...全文を見る
○臼井国務大臣 今お話にございました普天間につきましては、沖縄県知事から返還の御要望が出ておるわけでございます。私どもも、長い間大変御苦労をいただきました沖縄県民の苦しみ、痛み、そういうものを深く肝に銘じまして、今アメリカ側とも一生懸命に努力をさせていただいている次第でございます...全文を見る
○臼井国務大臣 今防衛施設庁の方からお話をいたしましたとおり、基地の安定的使用を図るためには関係地方公共団体との連携をしっかりとっていくこと、これは極めて大切である、こういうふうに考え、今御報告ございましたとおり連絡もとらせていただいております。また、住民の意向を聞く機会を持つと...全文を見る
○臼井国務大臣 日米安保条約のもとでアメリカ軍のプレゼンス、これは私どもの日本を守っていただくと同時に、アジア太平洋地域全体の平和と安全のためにも寄与しているわけで、私どもは、この日米安保条約を円滑に推進するための努力をしていかなければならない、このように理解をいたしている次第で...全文を見る
○臼井国務大臣 ただいま政府委員の方からお話ございましたとおり、米側と鋭意協議をいたしているさなかでございます。その詳細についてはお許しをいただきたい、こういうふうに思います。  実は、私も先般沖縄に行って、嘉手納を視察させていただきました。ホビンズ第十八航空団司令官に御案内い...全文を見る
○臼井国務大臣 日米安保条約下の現状において、在日米軍の駐留というものは、アジア太平洋地域、我が国を含めて、その平和と安全の確保にとって不可欠なものである、日米安保体制の中核をなすものである、こういうふうに私は考えておるわけでございます。  我が国及び極東の平和と安全の維持とい...全文を見る
○臼井国務大臣 先ほど来政府委員の方から御答弁をさせていただいておりますが、既にアメリカ側と話のついております那覇港湾施設あるいは読谷飛行場、こういうものにつきまして移転先には追加的な御負担をおかけすることは承知をいたしておりますが、現下沖縄の県民が受けておりますいろいろな問題こ...全文を見る
03月14日第136回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
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○臼井国務大臣 防衛庁といたしましては、中国が台湾周辺で行っている軍事演習の目的につきましては、的確に判断をしているわけではございません。しかしながら、中国は、現在台湾周辺で実施している軍事演習の目的については、祖国の安全と統一を擁護するための軍事能力の向上を目的とした正常なもの...全文を見る
○臼井国務大臣 先ほど来お話がございましたとおり、今回の中国の軍事演習が、我が国の与那国島からも六十キロ程度の距離しかないということで、我が国に与える影響というものについて憂慮しているわけでございます。先ほど来お話ございましたけれども、双方間の話し合いで今回の演習が大きな事態に発...全文を見る
○臼井国務大臣 ただいま委員お話しのとおり、沖縄に我が国における米軍の基地が大変集中をしている、このことによって大変長い間沖縄県民には多くの御苦労とまた苦しみをお与えをしてきた、このことを私どもは強く認識をいたしているところでございます。  既に米軍、米国側との話し合いの場でご...全文を見る
○臼井国務大臣 ただいま私がお話を申し上げましたとおり、戦中戦後、沖縄の県民の皆さん方には大変御苦労をおかけいたしております。私どもといたしましては、この問題は単に沖縄県の問題としてではなくて、日本国民全体の問題として受けとめるべきだ、このように考えておりまして、ぜひとも、日本本...全文を見る
○臼井国務大臣 ペリー長官がクリントン来日に先立って来日するということは伺っているわけでございまして、今後、どのような時期にお出かけいただけるか、外交ルートを通じて調整されることになる、こういうふうに考えております。  大統領との両国の首脳会議におきましては、二十一世紀に向けて...全文を見る
○臼井国務大臣 先ほど来お話ございましたとおり、現在SACOにおきまして、日米間で精力的に協議を重ねているところでございます。具体的内容につきましては、ここでお話を申し上げるのを御遠慮させていただきたいと思います。
○臼井国務大臣 ただいま御報告がございましたとおり、日米間で精力的に協議を続けております。私どもといたしましても、三月中にでも結論が出せるように、これからも鋭意努力をいたしてまいりたいと思います。
○臼井国務大臣 先ほど来、政府委員からお答えを申し上げておりますとおり、沖縄の戦後の我が国における環境、日本の平和を守るために大変御苦労をしてきていただいていること、その痛みも私ども理解をいたしているところでございます。そのために、二十三事案あるいは三事案、十八事案、現在整理統合...全文を見る
03月15日第136回国会 参議院 内閣委員会 第2号
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○国務大臣(臼井日出男君) 政府は、昨年十一月、平成八年度以降に係る防衛計画の大綱を安全保障会議及び閣議において決定し、またこれを受け、同年十二月、中期防衛力整備計画(平成八年度から平成十二年度)を安全保障会議及び閣議において決定いたしました。  以下、これらについて御報告申し...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 委員お話しのとおり、国際法上我が国が個別的自衛権、集団的自衛権をともに有しているということは事実でございます。先ほどお話をいただきましたその行使自体が個別的自衛権に当たるのか集団的自衛権に当たるのかということは個々それぞれの事態に応じて判断すべきものと...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) ただいま委員からお話しのとおり、この沖縄問題というのは単に沖縄の問題だけではなくて、私ども日本国民全体の問題として受けとめなければならない、このように考えております。  ただいま防衛局長からお話ししましたとおり、四月のクリントン大統領訪日に向けてでき...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 委員から自衛隊の昨年の活動に対する御評価をいただいて大変ありがたく思っております。  私ども、新防衛大綱におきましては、我が国周辺における我が国の平和と安全に重要な影響を及ぼす事態に対しては、特定の事態を念頭に置いているわけではございませんけれども、...全文を見る
03月28日第136回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(臼井日出男君) 駐留軍用地特措法に基づく使用権原取得手続の一環でございます沖縄県知事の署名押印等の事務につきましては、委員お話しのとおり、三月二十五日、福岡高等裁判所那覇支部におきまして、同知事に対しまして職務執行を命ずる判決がございました。  この結果、同知事によ...全文を見る
04月01日第136回国会 衆議院 予算委員会 第22号
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○臼井国務大臣 委員御質問いただきました職務執行命令訴訟につきましては、去る二十八日五時に至りましても沖縄県知事に署名押印していただくことができませんでしたので、それを確認をいたしまして、主務大臣たる総理大臣に署名押印をお願いした次第でございます。  お話しのとおり、本日より使...全文を見る
○臼井国務大臣 御質問が予定はございませんでしたので、政府委員が来ておりませんで申しわけございません。過去に、昭和五十二年の五月十五日に御質問をいただいた件でございまして、一件、そのようなことはあったということを承知をいたしております。
○臼井国務大臣 田中委員お話しのとおり、現在、楚辺通信所におきましては使用権原が切れている状態にございます。  私ども、この沖縄米軍施設・区域につきましては、大変沖縄の県民に対して長い間御苦労をかけてきておりまして、そういう点につきまして、私どもも深く認識をし、その整理統合・縮...全文を見る
04月02日第136回国会 衆議院 予算委員会 第23号
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○臼井国務大臣 お答えを申し上げたいと思います。  賃貸借契約を結びまして使用してまいりました楚辺通信所、全体で五十万平方メートル、所有者四百四十人、こうした土地が、期限切れの中で、お一人の所有者の使用権原が得られなかった、こういうことでこのような状態になったのは極めて残念でご...全文を見る
○臼井国務大臣 ただいま御質問いただきましたとおり、現在、楚辺通信所の件につきましては、沖縄県の収用委員会に裁定をお願いいたしているわけでございます。特に緊急使用のお願いをいたしてございます。私どもは、一日も早く収用委員会をお開きいただきまして、この審議をお進めいただきたいという...全文を見る
04月03日第136回国会 衆議院 予算委員会 第24号
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○臼井国務大臣 お答え申し上げます。  防衛庁は、万一の化学兵器による攻撃に対処するために、化学兵器に対する防護及び汚染された器材の除染について必要な装備を保有をいたしております。しかしながら、化学兵器を廃棄するためにそれらを分解しまたは焼却する等の処理を行うためには、特別に設...全文を見る
04月04日第136回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号
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○臼井国務大臣 ただいま委員お話しいただきましたように、四月一日以降の土地所有者に返還をされていない状態につきまして、四つの理由を挙げまして、直ちに違法ではない、こういうふうに考えを述べているわけでございまして、これはたびたびいろいろな場で表明させていただいているわけでございます...全文を見る
○臼井国務大臣 委員は機関車のレールに例えてお話してございましたけれども、今回の楚辺通信所、全体でもって四百四十人という大勢の土地所有者の方がおられるわけでございますが、ただ一人の拒否者があったためにこうした状況になっていることは極めて残念でございます。今お話しのとおり、私どもは...全文を見る
○臼井国務大臣 委員お話しのとおり、現在、整理統合・縮小について鋭意SACOで協議をいたしているわけでございます。特に、米側のプレゼンスが変更がない以上、なかなか縮小の問題については厳しい環境にあるということも承知をいたしておりまして、現在知恵を使いながら、できるところから統合整...全文を見る
○臼井国務大臣 お説のとおり、大田知事さんには県民の意思というものを代弁するお立場にあるわけでございます。しかしながら、一方、沖縄県の行政の最高の責任者として調停をしていただくお働きも必要だと私は思っておりまして、この点についてはぜひとも今後さらにお願いをいたしてまいりたい、こう...全文を見る
○臼井国務大臣 ただいま委員御指摘の、我が国周辺において我が国の平和と安全に重要な影響を与えるような事態につきましては、特定な事態というものを念頭に置いているわけではございませんが、一般論を申し上げますと、我が国周辺において限定的な武力紛争が生起をした状態、こういうことを言ってい...全文を見る
○臼井国務大臣 今お話を概要いただきました。この指針というものは前大綱に合わせてつくったものでございまして、新しい新防衛大綱が策定をされている現在でございますので、現在の指針は新防衛大綱の内容に合わせて所要の調整を行うということが必要になろうと思っておりますが、今後所要の検討をい...全文を見る
○臼井国務大臣 ただいま委員が御指摘をいただきました「日米防衛協力のための指針」については、お話のとおり、現在研究協議が進められておりまして、結論につきましては「日米両国政府のそれぞれの判断に委ねられるものとする。」こういうことになっておりまして、「この結論は、両国政府の立法、予...全文を見る
○臼井国務大臣 委員御指摘の宣誓の中に「事に臨んでは危険を顧みず、」こういう言葉があるわけでございまして、自衛隊員というのは、いざというときには身を挺して危険も顧みず職務を遂行する、こういう立場にあるわけでございまして、極めて崇高な任務を有しているものと考えております。  私は...全文を見る
○臼井国務大臣 お説のとおりでございます。
○臼井国務大臣 一般的こ申し上げまして、国民をして兵役に服する義務を強制的に負わせるということは、我が憲法の秩序のもとでは、社会の構成員が社会生活を営むについて、公共の福祉に照らし当然負担すべきものとして社会的に認められるものではないということから、憲法第十三条、十八条の規定の趣...全文を見る
○臼井国務大臣 十三条と十八条です。
○臼井国務大臣 我が国におきましては、自衛隊というのは、外国による侵略に対し我が国を防衛する任務を有しているというものでございますけれども、憲法上必要最小限度を超える実力を保持し得ないという制約を課せられているわけでございまして、いわゆる通常で言う軍隊とは異なるものと考えておりま...全文を見る
○臼井国務大臣 私ども、日本におきましては、自衛隊は我が国を守る専守防衛のための防衛上の責務を担っている、このように理解をいたしております。仮定の上でも、そうした厳しい環境の中でもって海外に出るということはあり得ないというふうに考えておりますが、先ほど来申し上げましたとおり、海外...全文を見る
○臼井国務大臣 今お説でございまして、私も戦前生まれでございますからそうした呼称をよく存じておりますけれども、現在の呼称は、制定以来既に四十年を超える時間を経過しているわけでございまして、自衛隊内部及び国民に既に定着をしている、こういうふうに思われるわけでございまして、現時点にお...全文を見る
○臼井国務大臣 委員お話しのとおり、防衛庁というものは、国家行政組織法上、総理府の外局として位置づけられておるわけでございますが、防衛庁の組織につきましては、防衛庁設置法、自衛隊法等において所要の規定が置かれておりまして、自衛隊が我が国の平和と独立を守り、国の安全を守るという任務...全文を見る
○臼井国務大臣 国家的な表彰について申し述べる立場にはございませんが、この表彰は、国民全体に幅広い立場でもって、国のあらゆるところでもってそれぞれの職種等に努力をしておられる方々に広く焦点を当てて差し上げるものだ、こう私は思っております。  したがいまして、全体との兼ね合いで、...全文を見る
○臼井国務大臣 シビリアンコントロールの意義についていろいろお話してございました。シビリアンコントロールというのは、民主主義国家における政治の軍に対する優先を確保することである、こういうふうに私は考えております。  先ほども申し上げましたけれども、我が国の自衛隊は専守防衛のため...全文を見る
○臼井国務大臣 今委員お述べになりました昭和三十四年十二月の最高裁判所の判決、申しわけありませんが、私は初めて聞かせていただいたわけでございますけれども、いわゆる集団的自衛権というのは、自国と密接な関係にある外国に対する武力攻撃を、自国が直接攻撃されていないにもかかわらず実力をも...全文を見る
○臼井国務大臣 私もそのように理解をいたしております。
○臼井国務大臣 連合国が我が国の管理を行っていた時代……(西村委員「占領です」と呼ぶ)占領、管理を行っていた時代には、例えば日本政府が行う法律の議会提出等についても事前に占領当局が承認を求めておった、会議の経過についても報告が行われていたというのは事実でございます。現行憲法におき...全文を見る
○臼井国務大臣 委員お説のとおりでございまして、憲法改正につきましても、国会の場におきまして積極的な御論議をいただき、それぞれの会派の考え方によりまして御提案をいただくということはまことに結構ではないだろうか、こういうふうに思っております。
○臼井国務大臣 極東における国際情勢の認識、これは、今委員がかつて私がお話を申し上げましたことをお述べになったわけでございますが、現在も変わっておらないわけでございます。また、新防衛大綱のもとで我が国の自衛隊の体制もコンパクト化、効率化、合理化していくということも御理解をいただい...全文を見る
○臼井国務大臣 いわゆるアジア太平洋地域の安全と平和ということを考える際に、アメリカのプレゼンスというものはどうあるべきか、このことについては、日本といたしましても率直にアメリカ側と意見を交換する、こういうことは当然のことながら大切なことだと考えておるわけでございます。  先ほ...全文を見る
○臼井国務大臣 お説のとおり、権原は四月一日で切れているわけでございますが、一方、私どもはアメリカに対して、日米安保条約及び地位協定の、先ほどお話しいただきました国と国との約束の中でもって基地を安定的に供給、お貸しをする義務があるわけでございまして、この国と国との約束は、一方で国...全文を見る
○臼井国務大臣 先ほど諸冨施設庁長官がお答えをいたしましたとおり、今回の立ち入りお断りは米側の御意向もございました。これは第一義でございますが、御承知のとおり、千人を超すような方々がお見えをいただいて、しかも、過激派も一部本土から乗り込んだということもございました。そういうことで...全文を見る
○臼井国務大臣 先生は大変お詳しくていらっしゃいまして、感心して聞かせていただきました。  そこで申し上げるわけでございますが、現状は、その体制からして、海兵隊がアメリカ軍の前方展開の中核であるということでございます。そういう意味で、私も知れば知るほどなかなか難しいという感じを...全文を見る
○臼井国務大臣 今防衛局長がお話しのとおりでございまして、この大綱の指針というものは、五十三年に五十一年の前防衛大綱に基づいてつくったものでございまして、新防衛大綱がスタートしている現在、今後こうしたものは当然のことながら見直しの対象になってくると考えておりますが、今後とも慎重に...全文を見る
○臼井国務大臣 去る三月末に、ペリー国防長官がアメリカ議会それからクリントン大統領に国防調書というものを出したわけですが、それでも、アジア太平洋に十万、こういうプレゼンスというものを示しております。  その十万のプレゼンスの中で、日本の基地に四万七千、沖縄に二万七千、その中で、...全文を見る
04月04日第136回国会 衆議院 予算委員会 第25号
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○臼井国務大臣 今委員お話しのとおり、四百四十名の地権者がおいでのところ、たった一人の拒否のためにこうした状態になっておるということは極めて残念でございます。  ただいまお話をいただきましたように、この駐留軍用地特措法に基づく手続というのは、大変長期間かかる状態でもございます。...全文を見る
○臼井国務大臣 委員お話しのとおり、まさに緊急使用の必要性があって緊急使用のお願いをいたしているわけでございますので、委員会におきましても一日も早く御決定をいただけるように希望いたしております。
○臼井国務大臣 委員のお話も受けまして、今後とも慎重に検討いたしてまいりたいと思います。
○臼井国務大臣 先ほどお話を申し上げましたとおり、現在、この種の対応につきましては、駐留軍用地特措法に基づきまして対処いたしているところでございます。  この間の経過を見ましても、大変長い期間を要しているわけでございますが、これは当然のことながら、近年こうした県知事の拒否という...全文を見る
○臼井国務大臣 先ほど来申し上げておりますとおり、現在この種のものにつきましては、駐留軍用地特措法に基づいて処理をいたしているわけでございます。この処理につきまして、大田知事さんが署名押印を拒否されたわけでございます。  地方自治法の旧法によりますと、百四十六条の八項で、「内閣...全文を見る
04月08日第136回国会 衆議院 予算委員会 第27号
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○臼井国務大臣 今外務大臣からお答えを一部いただいたわけでございますが、朝鮮半島有事というような具体的な問題についてお答えをいたすわけにはいかないわけでございますが、あえて一般論的に申し上げますと、新防衛大綱にも記述がございますとおり、我が国周辺地域において我が国の安全と平和に対...全文を見る
○臼井国務大臣 委員お話しをいただきましたとおり、今回の手続に大変長い時間を要したために、楚辺通信所約四百四十名の土地所有者のうちお一人のこうした拒否によりまして、こうした事態が生じていることは極めて残念でございます。  確かに長いことかかっておるわけでございますが、例えば一部...全文を見る
○臼井国務大臣 中間報告の話がございました。先ほど外務大臣からもお答えをいただきましたとおり、SACOにおきまして、騒音問題等、逐次両国間でもって決まった問題がございますが、御報告をさせていただいているわけでございます。  御承知のとおり、この問題はいよいよクリントン・橋本会談...全文を見る
○臼井国務大臣 ただいま私がお話を申し上げましたとおり、現在のところ検討はいたしておりません。しかしながら、先ほど申し上げましたとおり、今後、現在非常に残念な状態になっているということも含めて、駐留軍用地特措法等の今後のあり方について幅広く研究、検討をしていくべきものだと考えてい...全文を見る
04月09日第136回国会 衆議院 本会議 第15号
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○国務大臣(臼井日出男君) 防衛庁設置法の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明申し上げます。  第一に、情報本部の新設についてでございます。  防衛庁といたしましては、冷戦後の国際情勢に的確に対応するためには、高度の情報収集・分析等を総合的に実施し得る体制等の充実が...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 赤松議員にお答えを申し上げます。  初めに、情報本部の設置による能力向上についてのお尋ねでありますが、冷戦後の国際情勢に的確に対応するためには、高度の情報収集・分析等を実施し得る体制等の充実を図ることが必要不可欠でございます。他方、防衛庁の情報組織は...全文を見る
04月10日第136回国会 衆議院 予算委員会 第29号
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○臼井国務大臣 ただいま委員御指摘の日米物品役務相互協定条約につきましては、御指摘のとおり、現在、共同訓練、PKO活動及び人道的な国際救援活動に適用する方向で最終的な詰めを行っているところでございます。  また、御指摘の極東有事の対処につきましては、新防衛大綱において記述いたし...全文を見る
04月11日第136回国会 衆議院 安全保障委員会 第5号
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○臼井国務大臣 ただいま議題となりました防衛庁設置法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明いたします。  第一に、情報本部の新設についてでございます。  防衛庁といたしましては、冷戦後の国際情勢に的確に対応するためには、高度の情報収集・分析等を総合...全文を見る
○臼井国務大臣 委員お尋ねの我が国の防衛庁の対応でございますが、防衛庁といたしましては、常日ごろから、航空機等によりまして、我が国領域及びその周辺を行動する航空機あるいは艦船に対して常続的に警戒監視を行ってまいってきておるところでございます。  今回の北朝鮮情勢に関しましても、...全文を見る
○臼井国務大臣 日米安保体制というのは、我が国の安全のみならず、アジア太平洋地域の安全と平和のために極めて大切なものである、必要不可欠であるということは、御指摘のとおりでございまして、その信頼性の向上を図るために、円滑かつ効果的な運用のために努力をしてまいることも必要でございます...全文を見る
○臼井国務大臣 今御報告がございましたとおり、従来、三自衛隊でもってそれぞれ情報を掌握しておった。大切なのは、情報を収集することも大切でございますが、それを集めながらどういうふうに総合的な判断を下していくか、こういうことが大切でございます。しかも、こうした時代になってまいりますと...全文を見る
○臼井国務大臣 ただいま防衛局長がお話しいたしましたとおり、国際情勢の不安定要素というものをアジア太平洋地域に抱えている、こういう環境もございますが、軍事的科学技術の進展あるいは若年層の減少の傾向等もございます。また、日本におきましては、現下の財政事情等、情勢が極めて厳しい中でご...全文を見る
○臼井国務大臣 先ほど来御議論の中でたびたび既に出ているわけでございますが、日米安保体制は、冷戦終結前より、我が国の安全に対する直接的貢献、アジア太平洋地域の平和と安定のためになくてはならないものである、またさらに、日米関係の中核でもあり、我が国の幅広い外交関係の基盤である、こう...全文を見る
○臼井国務大臣 ただいま委員の御質問の集団的自衛権ということにつきましては、我が国が国際法上、国連憲章第五十一条による個別的自衛権及び集団的自衛権を有しているということには疑いのないところでございます。  しかしながら、我が国憲法下で認められている自衛隊の自衛権の行使というもの...全文を見る
○臼井国務大臣 ただいま私がお話を申し上げましたとおり、野坂官房長官の談話も梶山官房長官の談話も本質的な相違はないものと理解をいたしておりまして、その発言を私どもは重く受けとめまして、今後とも、今後の事態に対処いたしていく、こういうことにいたしております。
04月15日第136回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○国務大臣(臼井日出男君) 先ほど来、委員からいろいろな論拠に基づくプレゼンスのあり方についてお話がございました。それらのいろいろな論文が発せられているということも事実でございますが、先般もペリー国防長官がクリントン大統領並びに米議会に対し、アジア太平洋地域のプレゼンスに対して現...全文を見る
04月17日第136回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○国務大臣(臼井日出男君) 委員御承知のとおり、前防衛大綱は約二十年間、私どもの防衛の指針として役に立ってきたわけでございます。この間、五十三年につくられましたこの指針というものは、アメリカの前方展開の状況等も考慮に入れながらアメリカとの間で研究をいたしてきているわけでございます...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 既に研究をいたしてまいっております。今後、新しい防衛大綱がスタートいたします。また、新中期防もスタートいたします。御承知のとおり、大綱は従来我が国の防衛だけをうたっておったところですが、そのほか、あと二つ防衛力の役割というものも明示いたしました。当然、...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 先ほど来御答弁を申し上げておりますが、従来、防衛大綱の中で使ってまいりました五十三年につくりましたガイドラインは新防衛大綱ができましたので当然のことながら調整の要がある、このように私どもは理解をいたしております。  先般行いました日米防衛首脳会議にお...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 我が国の今後の防衛力のあり方につきましては、昨年の六月に安全保障会議において検討を開始しました。関係省庁においても各種の作業を行いまして、与党内の調整も終え、幅広い観点から総合的な審議を経ました上で、昨年十一月に新防衛大綱、十二月に中期防衛計画を決定い...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 委員がおっしゃるとおり、基盤的防衛力整備の理念というものは今回も踏襲をいたしております。しかし、御承知のとおり、この新防衛大綱あるいは中期防というものは我が国が自主的にまた継続的に我が国を守る計画を立てるものでございます。当然のことながら、先ほど申し上...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) お説のとおりでございますが、私は矛盾はないと確信をいたしております。
04月22日第136回国会 参議院 本会議 第12号
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○国務大臣(臼井日出男君) 岩崎議員にお答えを申し上げます。  私に対する御質問は、沖縄米軍基地の整理・統合・縮小についての御質問でございました。  先ほど総理がお答えを申し上げましたとおり、特別行動委員会の中間報告を実施するために必要な施策の具体的内容について、まさにこれか...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 寺沢議員にお答えを申し上げます。  御質問は、ガイドラインの見直しに対する御質問でございます。  ガイドライン、すなわち日米防衛協力のための指針については、さきの日米安保共同宣言において日米間で見直しを開始する旨合意をされたところでございます。 ...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 伊藤議員にお答えを申し上げます。  沖縄米軍基地の整理・統合・縮小に関する御質問でございますが、政府といたしましては、所要の移設を含めた中間報告の措置を実施する観点から、本土を含む地元関係者の御理解と御協力を得られるよう配意しつつ、最大限の努力をいた...全文を見る
04月23日第136回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○国務大臣(臼井日出男君) 普天間基地を含む沖縄の米軍施設・区域の整理、統合、縮小につきまして、先般SACOで日米間共同事業の中で大変熱心に真剣に協議をいただきまして結論に達したわけでございます。  この間、安全保障の目的達成との調和というものを図っておるわけでございまして、こ...全文を見る
04月25日第136回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○国務大臣(臼井日出男君) 委員お尋ねの楚辺通信所の使用権原につきましては、五十万平方メートルという、所有者四百四十名、そのうち一名の方の使用権原切れに伴いまして使用できない、使用権原が得られていない状態になっているわけでございまして、極めて残念でございます。しかしながら、楚辺通...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) なお、裁判の経過につきましては、政府委員の方からお答え申し上げます。
○国務大臣(臼井日出男君) 私どもは、先ほど申し上げましたとおり、土地使用権原が失われている状態でも直ちに違法ではないという立場をとっておるわけでございます。  お申しつけの件につきましては、我が国とアメリカとのいわば国と国との約束、こういうことを踏まえると、引き続き提供する義...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 繰り返しになって恐縮でございますが、先ほど申し上げた四つの事由によりまして、私どもは使用権原は失われている状態でも直ちに違法ではないと、こういう判断の上に立って、引き続き米側に対して土地を提供する義務というものを果たしてまいりたい、このように考えている...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 存じません。
○国務大臣(臼井日出男君) 我が国の防衛につきましては、適切な規模の防衛力を保有するとともに、これを最も効果的に運用する態勢を築き、我が国の防衛意思を明示することによって、日米安全保障体制と相まちまして我が国に対する侵略を未然に防止する、こういうことを基本にいたしている次第でござ...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) ないものと承知をいたしております。
○国務大臣(臼井日出男君) 日米両国は、日米安全保障体制のもとで従来から国際情勢についての緊密な情報交換を行うとともに、国際情勢の変化に対応してそれぞれの防衛政策なり軍事態勢について緊密に協議をいたしてきているわけでございます。御指摘の記述につきましては、かかる実態を反映している...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) いろいろとガイドラインのことにつきまして御質問がございましたけれども、今回の日米安保共同宣言において、委員御指摘の「日本周辺地域において発生しうる事態」と、こういうことで研究を促進する、こういうふうにしているわけでございます。この場合は、そのような事態...全文を見る
04月26日第136回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○国務大臣(臼井日出男君) 委員お話しのとおり、沖縄に大変長い間御迷惑をかけてきている、このことは事実でございます。しかし、長い間のSACO等の場を通じての努力によりまして、委員御承知のとおり二十三事案のうち既に四事案を残すのみとなっておりまして、ほぼ解決を見ているところでもござ...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 現在、私どもとアメリカが結んでおります日米安保条約は、前から申し上げておるわけでございますが、単に我が国を守るという立場ばかりではなくて、アジア太平洋地域の全体の安定と平和のために極めて私は意義があるものと、こう考えている次第でございます。  今後、...全文を見る
05月07日第136回国会 参議院 内閣委員会 第6号
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○国務大臣(臼井日出男君) ただいま委員御指摘のとおり、今次の訪日は防衛庁長官として史上初めてのものでございますが、これは三月二十日の日ロ外相会談、そして四月十九日の日ロ首脳会談におきまして一九九三年の東京宣言に基づいて日ロ関係というものを発展させていくということが確認されました...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 短時間の、約二時間程度の会談でございましたので、双方とも基本的なことを言うという形でございましたので、意を尽くせないところも多くございました。しかし、先ほど委員お話しのとおり、STARTⅡにつきましても積極的に前向きにやるという表明をいただいたところで...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 冷戦終結後の今日の国際情勢にありましては、より安定的な安全保障環境の構築が重視されるようになってきておりまして、こうした安全保障上の課題の変化や我が国が国際社会に置かれている立場を考慮いたしますと、安全保障対話や防衛交流の積極的な推進というものは極めて...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) ただいま御指摘の普天間飛行場の返還に伴う措置、特に種々経費の面でもってお話があったわけでございます。  政府といたしましては、所要の移設を含めた中間報告の措置の実施をするという観点から現在努力をさせていただいておりまして、お話がありましたとおり、関係...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 御承知のとおり、我が自衛隊もヘリコプター等の基地を有しているわけでございますが、それらのものを今後勘案しながら、通常の基地に当然必要なものは整備をしていかなければならない、こういうふうに考えておりますが、いずれにいたしましても跡地問題もまだ決まっており...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 何メーターのものが適当であるのかということはこれからの協議によるわけでございますが、私ども自衛隊も当然のことながら滑走路を有しているわけでございまして、そうしたものも考慮に入れながら今後検討いたしていくということになるわけであります。
○国務大臣(臼井日出男君) 御承知のとおり、我が国の防衛というのは自衛隊と日米安保条約のもとで確保されている、こういうふうに私どもは理解いたしているわけでございます。冷戦終結後のアジア太平洋地域におきましても不安定要因というものが現に存在している、こうした中で、私どもも米軍のプレ...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 今、委員お話しのとおり、賃貸借契約に基づいて使用してまいりました楚辺通信所について、現在私どもは沖縄県の収用委員会に裁決申請及び緊急使用申し立てをいたしているところでございます。官房長官からもお答えいたしましたが、五月二日に開催をされ、次は十一日という...全文を見る
05月08日第136回国会 参議院 予算委員会 第18号
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○国務大臣(臼井日出男君) SACOの中間報告の実現に当たっては、移転先の地元の御理解と御支援、御協力というものが不可欠であるというふうに考えております。これら移転先となる関係自治体等からいろいろな御意見があることは、当庁といたしましても十分承知をいたしているところでございます。...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) ただいま委員お話しのとおり、楚辺通信所につきましては三月三十一日に使用期限が終了いたしました。たった一人の所有者の件によりまして本件が使用権原がない状態になっているということは大変残念なことでございます。  本件の土地につきましては、去る三月二十九日...全文を見る
05月14日第136回国会 衆議院 安全保障委員会 第6号
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○臼井国務大臣 御承知のとおり、冷戦終結後の世界情勢は、残念ながら我がアジア太平洋地域においては極めて不透明な状態が存在をしている、こういう状況には変わりはないわけでございます。  それと同時に、従来から日米安保条約というのは、単に我が国の防衛のためだけに必要であるということだ...全文を見る
○臼井国務大臣 ただいま有事法制についての御質問がございましたけれども、政府委員の方からお答えいたしましたとおり、この研究というのは、現行法制上不備な事項について問題点を洗い出すということが主でございまして、近い将来これを国会に提出する、こうした立法の準備ではないわけでございます...全文を見る
○臼井国務大臣 自衛隊に在外邦人保護のための輸送の権限を付与するような自衛隊法の改正、第百条の八を追加するに際しまして、邦人の輸送手段につきましては、緊急事態に際して在外邦人の輸送は極めて迅速かつ適切に行う必要があること、緊急事態に際しての在外邦人の輸送のため我が国政府が船舶をチ...全文を見る
○臼井国務大臣 ただいま委員お話しのとおり、先般、防衛庁長官として初めて訪ロをさせていただきまして、グラチョフ国防大臣と会談をさせていただいた次第でございます。  会談におきましては、日ロ間の安全保障分野における対話及び交流の機会を継続、さらに強化をしていく、こういうことを確認...全文を見る
○臼井国務大臣 沖縄県収用委員会は、五月十一日に、楚辺通信所の一部土地に係る緊急使用につきまして不許可の決定をいたしたわけでございます。  私どもは、沖縄県収用委員会に対して、日米安全保障体制の核心である米国の駐留の必要性、我が国及び極東の平和と安全のために極めて重要な役割を果...全文を見る
○臼井国務大臣 従来から私どもは、委員御承知のとおり、幾つかの理由を申し上げまして、使用権原が失われた状態になりましても即違法状態ではないということを繰り返し申し上げてきたところでございます。  今回、緊急使用の申し立てが不許可になりましたことは極めて残念でございますが、私ども...全文を見る
○臼井国務大臣 専守防衛を旨としております我が国の防衛にとりまして、各種情報機能の充実は極めて重要でございます。このことから、防衛庁といたしましても、有力な情報収集の手段の一つとして、偵察衛星に従来より関心を有しているところでございます。  現在のところ、偵察衛星の保有につきま...全文を見る
○臼井国務大臣 今委員お話しの官房長官談話につきましては、私どもも了解をいたしております。
○臼井国務大臣 ただいまお話しの集団自衛権、武器輸出三原則等の政府見解でございますが、私といたしましても、そうした見解に基づいて今後判断をいたしてまいりたい、このように考えております。
05月17日第136回国会 参議院 内閣委員会 第7号
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○国務大臣(臼井日出男君) ただいま議題となりました防衛庁設置法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明いたします。  第一に、情報本部の新設についてでございます。  防衛庁といたしましては、冷戦後の国際情勢に的確に対応するためには、高度の情報収集・...全文を見る
05月17日第136回国会 参議院 本会議 第18号
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○国務大臣(臼井日出男君) 防衛庁設置法の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明いたします。  第一に、情報本部の新設についてでございます。  防衛庁といたしましては、冷戦後の国際情勢に的確に対応するためには、高度の情報収集・分析等を総合的に実施し得る体制等の充実が必...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 鈴木議員の御質問にお答えをいたします。  初めに、北朝鮮の現状についてのお尋ねでございますけれども、北朝鮮は、現在、長期にわたる経済不振が続き、食糧・エネルギー不足などの種々の困難を抱えております。特に食糧不足につきましては、昨年夏の水害の影響等によ...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 情報本部の設置による情報活動の範囲の拡大等についてのお尋ねでございますが、情報本部は、各種情報を収集の上、総合的に処理・分析し、国際軍事情勢等自衛隊全般について必要となる情報等を作成することを基本的業務といたしておりまして、防衛庁の情報組織を整理再編し...全文を見る
05月21日第136回国会 参議院 内閣委員会 第8号
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○国務大臣(臼井日出男君) 専守防衛を旨とする我が国の防衛につきまして各種情報機能の充実は極めて重要であることから、防衛庁といたしましても有力な情報収集手段の一つである偵察衛星に従来より関心を有している、このことはただいま防衛局長からお話を申し上げたとおりでございます。  現在...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) ただいま御指摘の防衛大学校の総合安全保障研究科は、自衛隊の任務の多様化、国際化に対応いたしまして、幹部自衛官に対し安全保障に係る高度の研究能力を修得させることを目標といたしております。  同研究科に対する留学生または民間人等の受け入れにつきましては、...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 委員御指摘のとおり、自衛隊が我が国を守るという崇高な任務を持っているということは御指摘のとおりでございます。すなわち、自衛隊は外国による侵略に対しまして我が国を防衛する任務を有するものでございますけれども、憲法上必要最小限度を超える実力を保持し得ない等...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) ただいま御指摘でございますが、この呼称は大変長い間日本で使われているわけでございまして、国民の間にも定着をいたしていると考えられるわけで、現在はその考えはございません。
○国務大臣(臼井日出男君) ただいま御指摘の自衛官の呼称、階級呼称の点でございますが、先ほども御説明申し上げましたとおり、もう四十年以上にわたりましてこの呼称というものが使用され現在に至っているわけでございまして、自衛隊内部及び国民の間で既に定着をしていると考えられているわけでご...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 私も時々、国務大臣防衛庁長官と言われないで、国防大臣防衛庁長官と言われてびっくりすることがございますが、我が国におきまして防衛庁は、国家行政組織法上、総理府の外局として位置づけられておりまして、防衛庁の組織については防衛庁設置法並びに自衛隊法等において...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) ただいま官房長官から御報告ございましたけれども、防衛庁におきましても従来から適時適切に官邸に情報を報告、説明いたしてきております。今後とも総理に対する情報伝達に遺漏なきを期してまいりたい、このように考えております。  また、これまでも内閣安全保障室や...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) ただいま委員御指摘のとおり、我が国をそうしたミサイル等から守るということは大変難しい、しかも大切な仕事であるわけでございまして、そのために各種情報をしっかりととっていくということは極めて重要な要素でもございます。それらのものは私どもにとりましても大変有...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 防衛大学校におきまして、本科、研究科とも理工系の教育研究が先行してまいりました。そういう経緯があるわけでございます。しかしながら、今日、自衛隊の任務が多様化し、また国際化が進展いたしてきております。またさらには、信頼醸成、防衛交流の推進といった観点から...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 委員御指摘のとおり、防衛庁では従来から、自衛隊員を職務上の必要から国内の大学や大学院へ国費により派遣をいたしているところでございます。このような一般大学、大学院における自衛隊員の教育は、その任務遂行に必要な専門的知識、技能を修得させるとともに、自衛隊員...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 初めに私の方からお答えをさせていただきたいと思いますが、中国は核兵器保有は自衛のためである、いかなる国に対しても脅威になるものではない、こういうふうに主張いたしておりますが、その核実験の目的については現在明らかにいたしておりません。しかしながら、中国の...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 包括的核実験禁止条約というものは、核兵器の脅威を完全になくすものであるということは言えないわけでございますけれども、核兵器のない世界を目指す上での現実的かつ着実な一歩になるものとは考えているわけであります。  こうした観点から、我が国といたしましては...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 今日の国際社会におきましては、大量破壊兵器の運搬手段となる弾道ミサイルの拡散が進んでおります。また、現実的に我が国周辺においては弾道ミサイルを保有する国が存在しており、弾道ミサイル防衛の問題は大変重要な問題であると考えております。今後、この弾道ミサイル...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 現在、私どもは日米安全保障条約の中でアメリカの協力を得ながら我が国の防衛をいたしているところでございますが、私どもの国を守る、このことは第一義的に我々自衛隊の責務である、このように考えております。今後とも節度ある防衛力を自主的に整備する、こういう基本か...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 私にはPKO法上の武器使用のあり方についての御質問でございました。これまでの国際平和協力業務の実施を通じまして得られた教訓、反省事項、いろいろあるわけでございますが、その一つとして、武器使用の件につきましては個々の隊員の判断によるものとされているわけで...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 委員お話しのとおり、アジアにおいてはまだヨーロッパのOSCEのような多国間の安全組織、防衛上の組織というのはできておらないというのが現状でございますが、冷戦終結後の今日の国際社会においてはより安定的な安全保障環境の構築が重視をされるようになってまいって...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) ただいま外務省側から御説明がございましたとおり、今回の日米首脳会談におけるこの宣言の発出というものはアジア地域においてもいろいろな受けとめ方があるということは私も承知をいたしております。  先般、私が訪ロいたしましてグラチョフ国防大臣と会談をした際に...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 委員今お話しのとおり、我が国は専守防衛を旨とする国でありまして、こういった立場から各種情報はできるだけ早く確実なものをとっていくということは極めて大切なことだと考えております。
○国務大臣(臼井日出男君) 専守防衛を旨とする我が国の防衛にとりまして、各種情報機能の充実は極めて重要であります。そのことから、防衛庁といたしましても、有力な情報収集手段の一つである偵察衛星につきましては従来より関心を有しているところでございます。  ただいま委員から御指摘をい...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 先ほど来、防衛局長からお話を申し上げておりますが、弾道ミサイル防衛につきましては我が国防衛政策上の位置づけや我が国の対応につきましての政策判断を行う必要がある、こういうことで、先ほど来申し上げておりますとおり、そのために弾道ミサイルの脅威、弾道ミサイル...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 我が国の防衛は私ども防衛庁、自衛隊が担当いたしているわけでございますが、委員お話しのとおり、我々の力だけで日本を守るということはできないわけでございまして、国民の広い御理解と御支持がなければできません。そういう意味におきまして、これからもできるだけ国民...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 冷戦終結後、兵器等の無秩序な移転、拡散が国際的に懸念をされておりますことは委員御指摘のとおりでございます。  防衛庁といたしましては、これまでも専門的見地からの助言あるいは情報交換等を通じまして国際的な兵器の不拡散体制をより実効的なものとするための協...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 昨年十一月に決定いたしました新防衛大綱では、諸情勢を考慮いたしまして、現行の防衛力の機能、規模につきまして合理化、効率化、コンパクト化を進めるということにいたしております。同時に、必要な機能の充実と防衛力の質的な向上も図るとともに、適切な弾力性を確保す...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) ただいま私がお話をいたしましたとおり、自衛隊の見直し、合理化、効率化、コンパクト化というものを進めなければならない、その反面で自衛隊の士気というものもしっかりと保っていかなければならない、そうしなければ国際的な広がりの中で我々自衛隊の役目というものは果...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 委員御指摘の「我が国周辺地域において我が国の平和と安全に重要な影響を与えるような事態」につきましては、特定の事態を念頭に置いているわけではございませんが、あえて一般論を申し上げれば、我が国周辺地域において限定的な武力紛争が生起したような事態を考えておる...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 今回、総理から御指示をいただきました我が国の危機に対する対処のあり方につきましては、防衛局長から説明がありましたけれども、まさに委員御指摘のとおり、一体そうした状況の中で日本として何をどうするべきなのか、何ができるのか、あるいは何ができないのか、そうい...全文を見る
05月30日第136回国会 衆議院 安全保障委員会 第7号
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○臼井国務大臣 ただいま議題となりました自衛隊法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明いたします。  自衛隊とアメリカ合衆国の軍隊との間の物品または役務の提供を行うための枠組みにつきましては、これまで日米間で検討を続けてきたところでありますが、今般、...全文を見る
○臼井国務大臣 先般発出されました日米安全保障共同宣言は、我が国の安全、そしてアジア太平洋地域の平和と繁栄を図っていく上で、日米安全保障条約を中核とする日米同盟関係が今後ともこれまで同様に重要な役割を果たしていくことが確認をされたわけでございまして、将来に向けての両国のあり方、協...全文を見る
○臼井国務大臣 ただいま委員御指摘のとおり、昨年十一月に新防衛大綱、そして新中期防を策定いたしたわけでございますが、従来我が国を守るというこの一本の柱から、さらに二本の柱を加えたわけでございます。御承知のとおり、一本は、我が国周辺のより安定した安全保障環境構築への貢献、こういうも...全文を見る
○臼井国務大臣 今委員御指摘のとおり、このACSA法案というのは、何かあった際に我が方から米軍に対して支援をする、この場合はもちろん有事の際ということではなくて共同訓練等々でございますが、我が方からの供与、提供というふうなことに見られがちでございますが、先ほど委員がお話しいただき...全文を見る
○臼井国務大臣 質問にお答えをする前に、先ほど委員お話ございましたが、私どもガイドラインを新しくつくり直す、これにつきましては、特定の国を対象として行うものでないということだけはお話をさせていただきたいと思います。  委員御指摘の、北朝鮮側で停戦協定を維持できない、こういう発言...全文を見る
05月31日第136回国会 衆議院 安全保障委員会 第8号
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○臼井国務大臣 先ほど委員がお述べになりました昭和三十一年二月二十九日の見解そのものは現在でも変わりがない、私はこう考えている次第でございます。  また一方、委員がお述べになりましたとおり、最近における科学技術の進展というのは非常に目覚ましいものがございまして、そうした防衛上の...全文を見る
○臼井国務大臣 諸外国において我が国のような形態が少ない、あるいはないのではないか、こういうお答えは今政府委員からさせていただいたわけでございますが、御承知のとおり、我が国は日本国憲法という最も基本とすべきものの中で防衛力整備というものをやっている。個別的自衛権は行使をする、集団...全文を見る
○臼井国務大臣 今お答えいたしましたとおり、このACSA法はいわば共同訓練等々である、こういうことでございます。  先般、総理から私どもに、日本周辺において緊急な事態が起きたときにいかに対処すべきかということについて研究をせよということで、四つの作業部会に分かれてこれから研究い...全文を見る
○臼井国務大臣 有事法制の目的というのは、現行法上不備なところを研究して将来に備える、こういうところにあるわけでございます。  先ほど来御説明いたしましたとおり、五十三年のガイドラインの中で、一項、二項につきましては、自衛隊の対処の方針の中で現行法制上問題となる点も明らかにされ...全文を見る
○臼井国務大臣 今回、私どもはこのACSAを締結するに際して、共同訓練、PKO等に限った、日米両国の考え方がそこの点で一致をした、こういうことでございます。  これらの判断に至る背景の中にいろいろな論争もあっただろう。その中の条件の一つに我が国の憲法上の問題、そういうものの配慮...全文を見る
○臼井国務大臣 先ほど御答弁いたしましたとおり、この有事法制研究につきましては、これは立法のための作業ではないということを従来から申し上げているわけでございまして、まさに法制化するか否かにつきましては、国会の御論議によって、あるいは国民の皆さん方の考え方等によって決めていくべきも...全文を見る
○臼井国務大臣 したがいまして、私どもといたしましても、議員の皆様方の御意向も伺いながら、まさにその論議の深まりを拝聴いたしているわけであります。
○臼井国務大臣 新しく新防衛大綱もスタートいたしました。また、総理からも、日本の危機に対する対処方針について検討の御命令、御指示もございました。そうした中で、それらのものをいかに有機的に連携させていくかということは、やはりそれらの議論の深まりの中でもって考えていくべきものと考えて...全文を見る
○臼井国務大臣 先ほど外務大臣から御答弁いただきましたとおり、今回のACSAには平時、有事という切り口でのとらえ方はいたしておらないわけでございます。  したがいまして、有事の際に両国で共同訓練をやるような事態が想定されるのか、こういうことを考えますと、それは、そうした時期に共...全文を見る
○臼井国務大臣 今外務大臣お答えのとおり、従来からそうした物品・役務の相互支援というものをやってきたわけでありますが、今回、その話し合いの中で日米両国が一致をしたところは、ただいま申し上げました共同訓練を初め三つの事項である、こういうことでございまして、これ以外のことにつきまして...全文を見る
05月31日第136回国会 衆議院 外務委員会 第11号
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○臼井国務大臣 委員御指摘になりました有事法制研究につきましては、いわゆる現行法制上不備な事項、問題点を整理することにありまして、近い将来国会に提出をする、立法を予定するものではございません。しかしながら、我が国の防衛を担当している私ども防衛庁といたしましては、有事法制については...全文を見る
○臼井国務大臣 委員お説のとおり、我が国を有事の際にいかに守っていくかということは、我が国にとって大変重要な問題でございます。前大綱に基づいて策定されましたガイドラインにおきましても、一、二、三項について研究をいたしたわけでございまして、一、二項というものは一応の結論が出ている環...全文を見る
○臼井国務大臣 今お説の、近い将来日本に危機状態が起きるということは私どもは想定をいたしておりませんが、先ほど来お話にございましたとおり、ガイドラインの見直し、これもいよいよこれから進めていく、日本の危機に対する対処方針についてもまさにこれからスタートする、これらのものはでき得る...全文を見る
○臼井国務大臣 先ほどお話しいただきました、我が国においては年間予算約四兆八千億円、こういう貴重な国民の税金をちょうだいをして、日本を守るための防衛力の整備というものを年々いたしているわけでございます。  御承知のとおり、これらにつきましては、一朝一夕に現在の自衛隊というものを...全文を見る
○臼井国務大臣 委員からただいま御指摘をいただきましたとおり、日米物品役務相互提供協定というものは、自衛隊と米軍が平素から相互支援の体制を確立しておくことがより重要である、こうした認識の中で、安保条約の円滑かつ効果的な運用を図る上で重要であるということから導入が計画され、双方の意...全文を見る
○臼井国務大臣 委員御質問の同盟関係、例えば日米同盟関係のように、日米安保体制という核になるものを中心として日米両国が基本的な価値あるいは理念を共通に持つ、よきパートナーとして、安全保障面ばかりではなくて、経済あるいは政治あるいはそのほかの文化とか、そういう面に及ぶまで緊密に協調...全文を見る
06月05日第136回国会 参議院 本会議 第23号
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○国務大臣(臼井日出男君) 自衛隊法の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明いたします。  自衛隊とアメリカ合衆国の軍隊との間の物品または役務の提供を行うための枠組みにつきましては、これまで日米間で検討を続けてきたところでありますが、今般、日米間で合意に達し、四月十五日...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 先ほど、今回の事故について御質問がございまして、総理から御答弁をいただいておりますが、今回の事故は、リムパックに参加している護衛艦「ゆうぎり」が訓練中に米海軍A6型機をCIWSにより撃墜した事故でございまして、まことに遺憾でございます。撃墜されたパイロ...全文を見る
06月06日第136回国会 参議院 内閣委員会 第9号
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○国務大臣(臼井日出男君) ただいま議題となりました自衛隊法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明いたします。  自衛隊とアメリカ合衆国の軍隊との間の物品または役務の提供を行うための枠組みにつきましては、これまで日米間で検討を続けてきたところでありま...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 今、政府委員から御答弁申し上げましたとおり、今回の事故はまことに遺憾でございます。また、こうした事故がないように、今後、徹底的に原因究明をいたしまして、事故再発防止に万全を期してまいりたいと思っております。  このような私どもの意向をペリー国防長官に...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 今回の事故は、ただいま委員お話しいただきましたとおり、リムパックに参加をいたしております護衛艦「ゆうぎり」が訓練中に米海軍のA6型機をCIWSにより撃墜をしてしまったという事故でございまして、まことに遺憾でございます。  撃墜されました米海軍のパイロ...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 日米物品役務相互提供協定につきましては、先ほどお話がございましたけれども、自衛隊と米軍との間で平素から相互支援の体制を確立していくことが日米間の安全保障の円滑かつ効果的な運用を図る上で重要である、そうした観点から、自衛隊と米軍相互のニーズを精査し判断い...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) ただいま局長から報告がありましたけれども、現在使われております指針が策定されまして以来、我が国と米国との防衛協力の進展というのは大変目覚ましいものがございます。  今般、内外の諸情勢の変化等を踏まえて防衛大綱の見直しを行いました。防衛力の役割につきま...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) ただいま諸冨防衛施設庁長官から御説明いたしましたとおり、いよいよ来年五月に向けて手続を始める、こういうことになりました。  現在進んでおります楚辺通信所の権限取得につきましても、いよいよ所在市町村長さんの公告縦覧がいただけないところを知事さんにお願い...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 一昨日の夕刻、現地からの報告を受けたわけでございます。何分ともにリムパックは洋上でございますので、先ほどの御質問の中にもございましたが、事故以来約二時間程度たってからと、こういうことでございましたが、やむを得ないというふうにそのとき感じた次第でございま...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 昨年十一月のF15型機墜落事故及び今般の海自リムパック派遣部隊の事故、いずれも武器にかかわる事故でございまして、こうした事故が続けて発生したということはまことに遺憾でございます。  委員お話しのとおり、武器の性能が向上する、このことによって訓練も安全...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 日米物品役務相互提供協定につきましては、自衛隊と米軍との間で平素から相互支援の体制を確立しておくことが日米安保条約の円滑かつ効果的な運用を図る上で重要であるとの観点から、自衛隊と米軍相互のニーズを精査し判断した結果、共同訓練、国連平和維持活動及び人道的...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 我が国が国際法上集団的自衛権を有していることは主権国家である以上当然でございますが、憲法第九条のもとにおいて許容されている自衛権の行使は我が国を防衛するため必要最小限度の範囲にとどまるべきものである、こういうことから、集団的自衛権を行使することはその範...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 先ほど来お答えを申し上げておりますとおり、日米物品役務相互提供協定につきましては、自衛隊と米軍との間で平素から相互支援の体制を確立しておくということが日米安保条約の円滑かつ効果的な運用を図る上で重要である、こうした観点から、自衛隊と米軍相互のニーズを精...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) ただいま委員からお話しいただきましたとおり、まさに今後とも研究というのは閣議の趣旨を踏まえ実施していくべきものと考えております。
○国務大臣(臼井日出男君) 委員お説のとおり、沖縄における米軍の施設・区域の整理、統合、縮小は、単に沖縄だけの問題としてとらえるのではなくて、まさに我々日本国民全体の問題としてとらえていく必要がある、こう思います。長い間御苦労された沖縄県民の皆様方の御労苦にこたえるためにも、この...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) ただいま御議論いただいておりました自衛隊法九十九条に基づく機雷の除去の権限、これは公海上まで及ぶということは当然のことでございますが、一体どのような状況でもってどこまでそれができるのか、こういった問題はその一つ一つについてすべて判断していくということは...全文を見る
06月12日第136回国会 参議院 外務委員会 第15号
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○国務大臣(臼井日出男君) ただいま外務大臣の方からお話がございましたとおり、この協定は国連平和維持活動、共同訓練等に用いると、こういうことでございます。いわば切り口が違うということで、有事、平時といった概念を使用しておりません。  したがいまして、極東有事や我が国有事における...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) いわゆる日米防衛協力のための指針は、昭和五十三年に前大綱に基づいて策定をされたものでございまして、日米防衛協力のあり方につきまして共同研究を行うための指針を示したものでございます。さきの日米安全保障共同宣言におきましても、日米間で緊密な協力関係を増進す...全文を見る
06月13日第136回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号
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○臼井国務大臣 委員の沖縄に対するお気持ちは大変ありがたい、こういうふうに思っております。ただいま委員お話しの県道一〇四号越え実弾射撃訓練の分散、移転につきましては、日米合同委員会の下にございます特別作業班におきまして、本土の複数の演習場に分散実施をする、こういうことに方向が決ま...全文を見る
○臼井国務大臣 現在、委員お話しのとおり、演習地を視察をいたしております。その結論が出ますのが、大体六月いっぱいにその結論が出るだろう。そうした中で、私どもに米側の要件等についてお話があった際には、我々の自衛隊側の要件等々、あわせて絞り込んだものを地元にも御説明をし、最終的には日...全文を見る
○臼井国務大臣 最終的にはっきり公表いたすのは、いずれにいたしましても日米合同委員会で正式に決まった時点ということになるわけでございますが、六月いっぱいぐらいで大体その米側の調査を終えて、その時点で私どもに御報告があってからなるべく早い期間に結論を私どもは出したいということでござ...全文を見る
○臼井国務大臣 初めに、委員の一〇四号線越えに対する御意思は大変ありがたいものと受けとめさせていた、だきます。  具体的な御質問でございますが、一〇四号線越えの本土移転につきましては、新たに御負担をおかけする関係自治体の御理解と御支援が何よりも必要である、こう私は認識をいたして...全文を見る
○臼井国務大臣 委員お話しの件は、この一〇四号線問題以前からおありになる、こういうことでございました。その件につきましては、演習地それぞれいろいろな問題を現在抱えております。  そうした中で、私どもも、特に大型の射撃訓練等における音、そういったものによる被害、そういうものもさら...全文を見る
06月13日第136回国会 参議院 外務委員会 第16号
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○国務大臣(臼井日出男君) 朝鮮半島有事といった具体的な仮定の御質問にはお答えは差し控えさせていただきたいと思いますが、先ほど来外務大臣もお話しのとおり、この協定は共同訓練あるいは国際平和維持活動及び人道的な国際救援活動に適用する、こういうふうに適用を三つの場面に絞っているわけで...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) ただいま外務大臣からお話しいただきましたとおり、当時大変厳しい環境の中で大変な思いをされた方々に対して申しわけない、こういうふうに思っておりまして、国としてそのお気持ちに対して慰謝をする努力というものはすべきである、こういうふうに考えておりまして、現在...全文を見る
06月14日第136回国会 衆議院 安全保障委員会 第9号
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○臼井国務大臣 六月四日に発生をいたしました海自のリムパック派遣部隊の事故につきましては、まことに遺憾である、このように考えている次第でございます。  事故直後から、現地においては米側と協力をいたしまして事故調査を開始いたしております。また、六月六日に、海上幕僚監部内に監察官を...全文を見る
○臼井国務大臣 先ほど来、CCWの第二議定書の件について、外務大臣、外務省の方からお話がございました。その件については、適切に対応すべく政府部内で鋭意検討中であるわけでございます。  御指摘の対人地雷の全面禁止につきましては、防衛庁といたしましても、我が国の対応ぶりの決定という...全文を見る
○臼井国務大臣 先ほど御答弁申し上げましたとおり、対人地雷の全面禁止の問題につきましては、国際社会の取り組みというものをしっかりと見詰めながら対処しなければならない。他方、我が国の平和と安全を守るという任務遂行の立場、そういうものを踏まえながら、今後、鋭意検討してまいりたい、この...全文を見る
○臼井国務大臣 情報本部の設置によりまして、防衛庁内の新たな情報の収集、処理は充実する、こういうことは間違いないわけでございますが、引き続き、委員御指摘の総理に対する情報伝達等については、これからもさらにいかにあるべきかということを検討していく必要があるかと思っております。  ...全文を見る
○臼井国務大臣 先ほど来、委員のお話を伺ってまいりました。我が国に対する急迫不正の攻撃があった場合、我々は断固としてそれに対処する、これは当然のことでございます。  しかしながら、基盤的防衛力整備、こういう必要最小限度の自衛力しか持つことのできない我が国にあって、我が国を守って...全文を見る
○臼井国務大臣 ただいま外務大臣からもお話がございましたけれども、今回の日米共同宣言によって日米安保というものが再確認をされた。このことによって、現在の国際情勢の中、引き続き日米安保条約というものは我が国にとってもまたアジア太平洋地域にとっても極めて大切なものである、このことが再...全文を見る
○臼井国務大臣 現行の「日米防衛協力のための指針」は、前大綱の考え方を踏まえまして、昭和五十三年、「侵略を未然に防止するための態勢」、「日本に対する武力攻撃に際しての対処行動等」、「日本以外の極東における事態で日本の安全に重要な影響を与える場合の日米間の協力」の三点にわたりまして...全文を見る
○臼井国務大臣 ただいま法制局の方から御説明がありましたように、一体化であると見られるもの、そうでないものというのは、極めてその時々の条件で変わってくる、こういうふうに考えられるわけでございます。  したがいまして、従来のガイドラインではっきり結論を出し得なかった第三項の極東有...全文を見る
07月23日第136回国会 参議院 決算委員会 閉会後第2号
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○国務大臣(臼井日出男君) お答え申し上げます。  ただいま委員御指摘をいただきました普天間を含むSACO関連経費につきましては、私も閣僚懇におきまして幾度か発言をさせていただきまして、去る四月十六日の閣議決定の趣旨に従いましてその的確かつ迅速な実施が確保できるよう、必ずしも従...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 委員お話しのとおり、大変長い間、沖縄県の皆様方には米軍基地が集中をしていることにより御苦労をおかけいたしてきているわけでございます。  御指摘の点につきましては、私どもも、米軍のプレゼンス自体が変わらない、こうした環境の中で、しかし、沖縄県民の皆様方...全文を見る
08月21日第136回国会 衆議院 内閣委員会 第11号
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○臼井国務大臣 ただいま委員御指摘をいただきました、沖縄県県道一〇四号線越え実弾射撃訓練分散移転の問題につきましては、日米合同委員会のもとの特別作業班におきまして、昨年十月以来複数の演習場で分散実施をする、この方向で専門的、技術的な検討を重ねてまいったところでございます。その結果...全文を見る
○臼井国務大臣 先般来、米側の要件についていろいろ御検討いただきまして、米側も五カ所という御了解を得ました。私ども日本側におきましても、八月十二日に五カ所ということで決めさせていただきました。  今後、関係する自治体のお地元には誠意を持ってお願いをしてまいる、そのまず最初に当た...全文を見る
○臼井国務大臣 ただいまお話を申し上げましたとおり、いよいよこれから、公表いたしましたので、お地元の皆さん方といろいろお話し合いをする時期に当たっております。私どもといたしては、この一〇四号線案件の分散移転の必要性というものをしっかりと、最大限の努力をもってお話を申し上げていく、...全文を見る
○臼井国務大臣 防衛庁といたしましては、先ほどお話をいたしましたとおり、日米間の特別作業班における技術的、専門的な検討結果を踏まえて、本土の五カ所の演習場で実弾射撃訓練の分散実施をしたい、こう考えているわけでございます。御指摘のような米国本土での訓練実施については、これまで米側と...全文を見る
09月03日第136回国会 参議院 決算委員会 閉会後第4号
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○国務大臣(臼井日出男君) 委員お尋ねの県道一〇四号線越え実弾射撃訓練の移転の問題でございますが、日米合同委員会のもとに設置をされておりますいわゆる作業班におきまして、昨年の十月以来、本土の複数の演習場で分散実施をするということで専門的、技術的な検討を重ねてまいってきているところ...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 私ども政府といたしましては、今回の沖縄県民の負担軽減のための実弾射撃訓練の移転、分散移転につきまして、新たに御負担をおかけする地域に対してはでき得る限りのことをしなければならない、このように考えております。  先ほど来お話にございました演習場の成り立...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 委員御指摘の最高裁判所大法廷における職務執行命令裁判請求事件につきましては、裁判官全員一致で上告人の上告を棄却する旨の判決がされたわけでございます。  今回の訴訟は、日米安全保障条約の目的達成のため我が国に駐留する米軍に施設・区域を安定的に供給する、...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 今、委員御指摘をいただきました今後の沖縄の整理、統合、縮小に関連をいたしました問題につきましては、十一月の最終報告を目指して、今、日米共同作業で努力をいたしているさなかでございます。  特に、九月十九日には2プラス2を開催する運びになっております。こ...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) ただいま御指摘をいただきました今回の最高裁の判決、これによって私ども政府が沖縄県の長い間の御苦労に対して、整理、統合、縮小に対しての努力をしなくていいということを必ずしも指しているわけではございません。そういう意味では、私どもは引き続き今後とも最大限の...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 今、委員御指摘の文書につきましては、確認がとれておりませんのでお答えできないわけでございますが、今外務大臣からもお話ございましたとおり、一般的に申し上げまして、日米間で事前協議を必要とする問題、現在においてもそうしたことは当然なされるべきものはなさなけ...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 今、委員御指摘をいただきました嘉手納飛行場の重要性というものは、私も同じ考えでございます。  普天間飛行場の代替ヘリポートの移設先の問題につきましては、本年四月十五日のSACO中間報告を受けまして、現在日米間に設置をいたしております特別作業班において...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 今お尋ねのF15J型機ミサイル不時発射事故につきましては、武器にかかわる事故でございまして、まことに遺憾でございます。今後ともこうした事故防止には最大限の努力をいたしてまいりたい、このように考えている次第でございます。  なお、この詳細につきましては...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 今、委員お話をいただきましたとおり、私どもも沖縄県の県民の長年にわたる御苦労についてよく承知をいたしているところでございます。  この県民投票につきましては、県民の総意を問うと、こういうことでございますので、御答弁は控えさせていただくわけでございます...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 今回私どもが決定をいたしました五演習場も視察いたしましたし、周辺の首長さん方にお目にかかりまして、また知事さんにもお目にかかっていろいろお話もお伺いいたしました。  委員お話しのとおり、既にそれらの演習地においては大変多くの演習をお引き受けいただいて...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) ただいま外務大臣からお話をいただきましたように、昨年末から米海軍とSSKの間で話し合いに入りまして、二月に一度米軍との間で話し合いが妥結をしたと、こういうふうに聞いておりましたけれども、その後契約条件の問題をめぐり折り合いがっかず、この八月に至り中断を...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 今、諸冨防衛施設庁長官の方からお答えを申し上げましたけれども、硫黄島においてNLPを実施いたすようになりましてから、先生御承知のとおり、厚木で実施をするものにつきましては出航直前、練度維持のために、非常に空母に着艦をするというのは練度が必要でございまし...全文を見る
09月10日第136回国会 参議院 内閣委員会 閉会後第1号
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○国務大臣(臼井日出男君) ただいま委員から御質問いただきました件につきましては、我が国周辺地域における我が国の平和と安全に重要な影響を与えるような事態を中心とする緊急事態における対米協力につきましては、総理の御指示に基づきまして、他の検討項目とあわせまして内閣安全保障室が事務局...全文を見る