臼井日出男

うすいひでお



当選回数回

臼井日出男の2000年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月03日第147回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○臼井国務大臣 裁判の判決というものが厳格適正でなければならないというのは当然のことでございますが、その上で、現行の刑事補償につきましては、裁判所が抑留または拘禁による補償金の額を定めるに当たりまして、拘束の種類及びその期間の長短、本人が受けた財産上の損失等のほかに、「精神上の苦...全文を見る
○臼井国務大臣 先ほど申し上げましたとおり、刑事補償の中には精神的な苦痛等も含めた慰謝料の性質も含まれているというふうなことでございまして、随時そのときの経済情勢等を勘案しながら更新をいたしております。  最近では平成四年六月の二十六日付で更新をいたしておりまして、今委員御指摘...全文を見る
02月15日第147回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○臼井国務大臣 お答えを申し上げます。  検察がどのような捜査を行いまして、どのような資料を入手したか、収集したか等については、捜査機関の活動内容にかかわる事柄でございますので、答弁を差し控えさせていただきたいと思います。
○臼井国務大臣 休み中でございますが、マスコミの方から電話をちょうだいいたしまして、今新聞に出ておりますような事柄について電話がございました。それによって今回の事件を初めて知ったわけでございます。  昨年の三月末で本人はやめておりますが、今回の事件は、私どもに在籍をしておったと...全文を見る
○臼井国務大臣 冒頭に申し上げましたとおり、この事実というものは、残念ながら、現在では把握いたしておりません。したがいまして、私どもの事務所の秘書を通じて本人に真偽のほどを確認いたそうといたしております。もしこれが事実であるとするならば、大変残念なことでございます。
○臼井国務大臣 実は、一昨年の十二月ごろから本人は体が悪いというふうに称しておりまして、出られないということもございましたので、体がよくなる間、新しく秘書を一名雇いまして対応いたしておりました。しかし、報道によると二月ということでございますから、正式に話し合いがついてやめましたの...全文を見る
○臼井国務大臣 こうした事実関係というのは非常に難しいと実は思っております。どれくらい本人が正確なことを話してもらえるかということもあります。  しかし、ただいまお話しのとおり、私自身は、その社長とは一面識もございませんし、政治献金等ももらったことはないわけでありますが、しかし...全文を見る
○臼井国務大臣 ただいま私は、政治献金は受け取ったことがない、一面識も、会ったことはないということをお話しいたしましたが、残念ながら、パーティー券については非常に掌握というのは難しいわけでありまして、事務所の方で調べる努力はいたしますが、果たしてそこで正確なものが出てくるかどうか...全文を見る
○臼井国務大臣 今お話しのとおり、パーティー券についてはなかなか難しいように思いますが、しかし、本人にも確認をして、努力をいたしたいと思います。  言うまでもなく、検察は、それぞれの事件については、独自の立場で、厳正中立、不偏不党、個々の証拠に基づいて、現場においてしっかりと判...全文を見る
02月17日第147回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○臼井国務大臣 先ほど委員、リクルート事件等のこともお話がございました。  そうした事件以降、国民の政治に対する厳しい目もございまして、政治側としても、それらに対してしっかりとこたえて、国民の信頼というものを回復していかなければいけない、こういう大きな流れができてまいりまして、...全文を見る
02月18日第147回国会 衆議院 法務委員会 第2号
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○臼井国務大臣 委員長を初め委員の皆様方には、平素から法務行政の運営につきまして格別の御支援をいただき、厚く御礼を申し上げます。  私は、昨年十月の就任以来、司法・法務が抱えている重要な課題に取り組むべく微力を尽くしてまいりましたが、今後とも、皆様の一層の御理解と御指導を賜り、...全文を見る
○臼井国務大臣 ただいま委員御指摘をいただきました皇太子妃の御懐妊のマスコミの報道等につきましては、具体的な経緯や事実関係を承知しておりませんので、それについてのコメントは差し控えさせていただきたいと思っておるわけでございますが、一般的に申し上げまして、御指摘のような問題に当たり...全文を見る
○臼井国務大臣 委員ただいま御指摘をいただきましたとおり、少年審判におきましては、非行事実が確定的に認定され、事案が十分に解明されるということは、少年法の本来の目的でございます少年の健全育成という観点から大変重要であるのみならず、少年審判制度に対する被害者を初めとする国民の信頼を...全文を見る
○臼井国務大臣 ただいま委員御指摘をいただきました秘書は、約十年間、昨年の三月末までおったわけであります。仕事の内容といたしましては、会合の代理、党本部との連絡あるいは部会等への出席、そうした仕事をいたしておりました。  一昨年の暮れから体の調子が悪いと、診断書等は出てまいりま...全文を見る
○臼井国務大臣 これは、私、直接ではございません。私どもの秘書が本人に会っているのでございます。(坂上委員「いつでしょう。大体でいいです」と呼ぶ)おとといぐらいだったんじゃないでしょうか。ちょっと、今、大変申しわけございませんが、おとといぐらいだったと思います。
○臼井国務大臣 今先生御指摘の選択的夫婦別氏制度の導入の件でございますけれども、平成八年二月に法制審議会から民法の一部を改正する法律案要綱の答申がございました。答申に基づく改正法案が政府から国会に提出されることのないまま今日に至っているというのは、そのとおりでございます。  こ...全文を見る
○臼井国務大臣 御指摘のことにつきましては、直接私の所管でございませんし、また、問題としては極めて別個の問題だと思っております。ここでお答えを申し上げるのは差し控えさせていただきたいと思います。
○臼井国務大臣 私も政治家でございますから、個々の点についてはいろいろ意見を持っているというのは、これは当然のことでございます。  しかし、私は、大臣として法務省を現在所管いたしておりまして、そういった意味では、他省庁の問題については立場としては発言を控えるべきことが多い、こう...全文を見る
○臼井国務大臣 委員御指摘のとおり、こうした公安調査庁のメンバーが、できれば余り公的なところに顔を出したりすることのない方が私はよろしいんじゃないかという気持ちもございます。  一方で、今回、皆様方によっておつくりをいただきましたいわゆる団体規制法におきましては、立入検査をする...全文を見る
○臼井国務大臣 そのとおりでございます。
○臼井国務大臣 地元と国会と両方あわせたものでございます。
○臼井国務大臣 今は全体の数のことをお尋ねでございましたから、地元も含まれているというふうに申し上げましたが、本人はいわゆる東京詰め、こういうことでございます。
○臼井国務大臣 出しておりましたけれども、今ここで給料の額というものがはっきり確認できておりませんので、後ほどお答えさせていただきます。
○臼井国務大臣 私、周辺を調べましたけれども、一度も会ったことがない、献金ももらったことがない、こう申し上げたいと思います。
○臼井国務大臣 現在の仕事は私はわかりません。年齢は五十二ぐらいだと思いました。家族構成もちょっとわかりません。
○臼井国務大臣 大変申しわけございませんが、わかりません。
○臼井国務大臣 これは認識の違いだと思うんですが、新聞等でしか状況はわかりませんが、これがどういうふうな形でどうなっていくかわからないということになると、むしろ私が直接会うことは口裏合わせというふうなことにもとられかねない。むしろ、客観的に秘書を通じてお話をした方が、本人の現在の...全文を見る
○臼井国務大臣 全く存じませんでした。もし知っておったら、即首であったと思います。
○臼井国務大臣 本人の名誉のために申し上げておきますが、これは、新聞報道は一部でそう言っていることであって、果たしてそれが本当であるかどうかということはまだ定かじゃないと私は思っております。  そして、このことについては、私は、新聞報道の直前、新聞記者の方からそうしたお話を電話...全文を見る
○臼井国務大臣 そのように申しておりました。
○臼井国務大臣 伝聞でありますから、一般的に言って、本人が七百万の修正申告をしたからといって、一カ所からそれが入ったものなのか、そうでないのかということは、それは本人でなければ確認できないわけでありますから、そういう意味ではいろいろな見方があるんじゃないだろうか、このように思いま...全文を見る
○臼井国務大臣 私が申し上げたのは、本人がどこかからもらったということは事実だと思います。それがかのところの一カ所からもらったものなのかそうでないのかということは私も存じませんし、いろいろな事実があるんじゃないだろうか。真実は一つでございますが、それは本人だけが知っているのでござ...全文を見る
○臼井国務大臣 私の責任を感じるということは申し上げましたけれども、これは一昨年の修正申告だったそうでありますが、七百万の別収入というのは大変異常なものである、こう私は思います。
○臼井国務大臣 現に存じませんでした。
○臼井国務大臣 ですから、今回のことは現時点では不確定の部分が多うございまして、したがって、そこまで私は、やめた者に対して、七百万がどういうもので、どういうふうにすべきかというふうな指示を与えるような立場には現在ないと思っております。
○臼井国務大臣 税金の面のことでありますとかそのほかの面、これは職務権を持っておる税務当局あるいはそれらのところがしっかりと見ていただけばいいわけでありまして、どういうふうにするかというのは、あくまでも本人がその内容に応じて行うべきものと思います。
○臼井国務大臣 かつて私の事務所におった者でございますが、はっきり言わせていただければ、現在は縁もゆかりもない、そう言い切ってもいいと思います。したがいまして、このことで現場がちゅうちょしたりするということは毫もない、このように思っております。
○臼井国務大臣 法務大臣が司法制度改革審議会の担当大臣として指名されましたのは、昨年七月二十一日、司法制度改革審議会の発足に先立ちまして、その設置法の施行期日を定める政令等が閣議で決定された際に、その閣議の席上において内閣総理大臣から、同審議会は司法制度に関するものであるため、今...全文を見る
○臼井国務大臣 私どもの事務所は、女性が一番、二人とも古うございまして、あと、古さからいくと、三番目か四番目ぐらいになるんじゃないでしょうか。今、ちょっとはっきりいたしません。
○臼井国務大臣 男性だけをとってみて、三番目ぐらいでしょうか、に古い。
○臼井国務大臣 大変人当たりのいい、相手をそらさない男だったというふうに思っております。
○臼井国務大臣 どちらかというと、事務所の中心になって行動するということではなかったわけでありまして、まあ、行動については信頼しておりました。
○臼井国務大臣 給料については、必ずしも十分ではなかったと思いますが、これは、私の友人が助けてくれておったというふうな男であります。
○臼井国務大臣 本人が生活するのには十分だったと思います。
○臼井国務大臣 それが事実であれば、許されません。
○臼井国務大臣 もう既に、今では政治団体というのは非常に絞られてきております。政経懇話会という名前は、ちょっと記憶がございません。
○臼井国務大臣 申しわけありませんが、余り記憶にないんですが、五十六年ということは、私が五十五年に当選して翌年でございますから、この時期に、最初にあるいは政治団体としてつくった団体であるかもしれません。
○臼井国務大臣 一度この会計責任者等に問いただしてみたいと思います。  しかし、実際に私どもの秘書になったのは六十二年であることに間違いございません。
○臼井国務大臣 友人の紹介であったと思います。
○臼井国務大臣 私の選挙活動について応援をしてくれる友人であります。
○臼井国務大臣 これは私の家内の弟でございます。
○臼井国務大臣 この松岡はかつて、私の事務所に来る前も他の先生方の秘書もやっておったということでありますから、そういった関係で、秘書でないときもいわば政治活動に近いような立場にあったので、あるいはそういう関係があったのかとも思います。
○臼井国務大臣 申しわけありませんが、今はわかりません。
○臼井国務大臣 恐らくそうであろうと思いますが、今は定かじゃありません。
○臼井国務大臣 これは円満な退職でございます。
○臼井国務大臣 私は忘れておりました。というのは、その記事が余りにも衝撃が大きかったので、それを見たときが最初だというふうに思っておりましたが、秘書の方から、実はそれが出る数日前に雑誌社から電話があって、そのことの話が電話等であったそうであります。  その秘書が松岡に確認したと...全文を見る
○臼井国務大臣 その記事自体は、云々するまでもなく非常に明らかなものでございました。
○臼井国務大臣 私からはいたしませんでした。
○臼井国務大臣 大変申しわけございませんが、既にやめている男でもございますし、この件については何をか言わんやだというふうな気持ちでございました。
○臼井国務大臣 特にございません。
○臼井国務大臣 その新聞は何新聞ですか。(木島委員「これは毎日」と呼ぶ)毎日ですか。一番最初に新聞が出たのは産経だったと思いましたけれども、産経新聞の記者さんから私のところに電話がございました。そして、こういう状況のようであるということでコメントを求められましたので、事前にそうい...全文を見る
○臼井国務大臣 そのとおりであります。
○臼井国務大臣 私が呼びつけてということはいたしておりません。
○臼井国務大臣 私の事務長格の男であります。
○臼井国務大臣 大変なことであると思います。
○臼井国務大臣 ちょうどこの記事が出てきたのは連休中でございまして、事務所も開いておりません。そうしたことで、本人の所在というものもとれない。その後、我が方の事務所から連絡をとったわけですが、しばらく連絡がとれなかった、こういう事実もございます。
○臼井国務大臣 このいわゆる経営コンサルタントの男でありますか。(木島委員「そう」と呼ぶ)名前を鈴木というふうに聞いております。
○臼井国務大臣 同一人物であると聞いております。
○臼井国務大臣 本人は、直接余りよく知らない、たまたま数度飲んだという関係であるということだけは聞いております。
○臼井国務大臣 聞いておりません。
○臼井国務大臣 右翼ではないかということは新聞記者の伝聞で伺っておりますが、それ以上のことは存じません。
○臼井国務大臣 確認しておりません。
○臼井国務大臣 先般から申しておりますとおり、事実は一つでありますが、私の場合は一方通行でありまして、松岡から聞いた話しか御披露できないのであります。それが果たして一〇〇%正しいかということも、職務権限等ありませんからわかりません。それを前提として申し上げれば、松岡は七百万円は受...全文を見る
○臼井国務大臣 ですから、今あらかじめ申し上げましたとおり、新聞が正しいのか松岡が言っていることが正しいのか、そのほかに真実があるのか、これはまだわからない話でありまして、ですから私は本当は申し上げたくないわけでありますが、委員が熱心に御質問でございますから正直なところを申し上げ...全文を見る
○臼井国務大臣 全面否定ではありませんが、本人はコンサルタント会社から直接もらったということはない、こういうふうに申しているわけであります。
○臼井国務大臣 申しわけありませんが、これ以上は今この場では申し上げられません。  ということは、さっき申し上げましたとおり、真実は一つでありますが、それがどこまで正しいかということは、私は一方通行で一人の人間しか聞いておりません。したがって、その者が本当のことを言っているのか...全文を見る
○臼井国務大臣 申しわけございませんが、現時点ではお話しできません。
○臼井国務大臣 すべきではないと思います。
○臼井国務大臣 やはりそれらの者を雇用しておった代議士の監督責任も問われましょうし、それが公になるということによって国民の政治家に対する信頼というものが失われる、こういうふうに思います。
○臼井国務大臣 率直に申し上げまして、全額あご足よりもその旅行自体は自主性がある、そのように思います。
○臼井国務大臣 したがいまして、会費を自分で持ったからといってそれらのものが免責されるということではないと思います。
○臼井国務大臣 今初めてお伺いをいたしました。
○臼井国務大臣 申しわけありませんが、写真ばかり見ておりまして、余り文字の方は詳しく見ておりませんでした。
○臼井国務大臣 大変申しわけございませんが、その点は読み落としておりまして、今初めて伺ったと申し上げました。
○臼井国務大臣 A、B、C、D、こう書いてございまして、これでははっきりわからないんじゃないでしょうか。
○臼井国務大臣 これが事実であるのかないのか、松岡にはさらに確認をいたしますが、あくまでも一方通行でありまして、私は他の方々に確認をする、そういう権限も持ち合わせておりませんので、したがいまして、この真の姿というのは、今お調べをいただいている税務当局で権限を持ってしっかりお調べを...全文を見る
○臼井国務大臣 大変申しわけありませんが、気がつきませんでした。
○臼井国務大臣 新聞記者の皆さん方のお話を総合すると、私の知っている方だと思います。
○臼井国務大臣 恐らく何枚か、あるいは一枚か二枚か数枚かわかりませんが、そう多くはございませんが、パーティー券も買っていただいていると思います。
○臼井国務大臣 これについては確認できませんでした。
○臼井国務大臣 大変申しわけございませんが、新聞報道では名前も実際に出てきておりませんし、それが実際のところ確かなものであるという確証もございません。
○臼井国務大臣 大変申しわけございませんが、それらのことについて確認できておりませんので、私としてはそれ以上調べるつもりもございません。
○臼井国務大臣 委員会にお任せをいたします。
○臼井国務大臣 私としては、今申し上げましたとおり、もちろん反省はございますが、そのほかの点でやましいところはございませんので、委員会にお任せをいたしたいと思います。
○臼井国務大臣 申しわけありませんが、私はそういうことを申し上げる立場にないと思います。
○臼井国務大臣 そのとおりでございます。
○臼井国務大臣 私の身近に、うちの近くにおられる方であります。
○臼井国務大臣 会社を経営いたしております。
○臼井国務大臣 そうではございません。
○臼井国務大臣 申しわけありませんが、確認いたしておりません。
○臼井国務大臣 大変申しわけありませんが、個別の事件については……
○臼井国務大臣 おっしゃるとおり、今回の結果というのはまことに遺憾な結果だと思います。こういうことがあってはならないわけでありまして、したがいまして、御承知のとおり、少年審判というのは、従来、裁判長がお一人でもって裁かなければならない、そういうことを考えますと、やはり裁定合議制で...全文を見る
○臼井国務大臣 個々の具体的な事件について言及をするということは遠慮させていただきたいと思うわけでございまして、捜査機関が行う捜査、私はこれについてお答えをする立場にないと思います。  一般的なことから申し上げれば、検察官から家庭裁判所送致後、少年院送致決定がなされ、同決定を確...全文を見る
02月18日第147回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○臼井国務大臣 当時は、本人を入れまして男子が九名、女子が六名、十五名でございました。現在は、男子が八名、女子が六名の十四名在籍をいたしております。本人は、昭和六十二年から平成十一年の三月末まで在籍をいたしておりました。  仕事の内容につきましては、出席代理あるいは党のいろいろ...全文を見る
○臼井国務大臣 そういう認識は持っておりません。
○臼井国務大臣 報道関係からすべて情報は出ておりまして、現状を正確に把握しているわけではございませんので、その点は、詳細については御勘弁いただきたいと思います。  先般、私は、私どもの秘書をして本人にその時期の状況等について聞かせました。その結果、必ずしも新聞報道とは同じではな...全文を見る
○臼井国務大臣 我が国の法体系におきましては、商法は会社組織の基本的なものにつきまして定めているわけでございまして、労働者の保護につきましては、別途、労働関係法規によって手当てがされておるわけでございます。それは委員御指摘のとおりでございます。  現在、会社分割法の創設に関する...全文を見る
02月21日第147回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○臼井国務大臣 委員さきに御指摘をいただきました相互通報制度の件についてでございますが、一般的に、雇用におきまして、雇用関係で労働者の人権というものが尊重されなければならないというのは、これは当然のことでございます。法務省の人権擁護機関におきましても、労働者の人権擁護は重要な課題...全文を見る
02月22日第147回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○臼井国務大臣 ただいま委員御指摘をいただきました在留特別許可につきましては、個々の事案ごとに事情が異なることから、一般的な基準を設けるということは困難であると考えております。  一般論で申し上げますと、在留特別許可の判断に当たりましては、本人が本邦に在留したいその希望する理由...全文を見る
○臼井国務大臣 先般も二十一名の者たちの件で、大分、新聞等で書かれたわけでございますけれども、それらの状況をお調べをいただきますとわかりますが、私どもも、こうした状況というものには格段の配慮をいたしたい、現に実行させていただいているつもりでございます。
○臼井国務大臣 ただいま委員御指摘の、労務提供型の下請個人事業主と申しましても、その具体的な労務提供の形態というものはさまざまでございまして、これを倒産法制上、一律に取り扱うということは困難であると考えております。  現行の倒産法制について申し上げますと、労務提供型の下請個人事...全文を見る
○臼井国務大臣 御承知のとおり、新聞記事には一切実名等は当時登場しておりませんでした。しかし、新聞社の方がいろいろ私のところに電話をかけてこられたりして、そうした方々のお話を総合すると私の存じ寄りの方ではないか、こういうことでありまして、その方であれば私は知っておる、こういうお答...全文を見る
○臼井国務大臣 私は、その方とはある業界の団体の会合でお会いをいたしておりまして、実はお顔はよく存じておりますが、実際に会社のお名前がどういう会社のお名前であるかとか、そういうことは実は存じておりませんでした。
○臼井国務大臣 委員には、先日、この予算委員会でも御質問いただきましたし、また法務委員会でもいただきました。また、ほかの先生からもちょうだいいたしました。  その際に私は申し上げましたのですが、私は、直接ではなくて秘書を通じて、その秘書に当時のことを聞きただしました。いたしまし...全文を見る
02月25日第147回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○臼井国務大臣 御指摘の隼君事件につきましては、委員御指摘のとおり、私どもに大変大きな教訓というものを残してくれておるわけでございます。  御指摘の件は、法務・検察当局において、被害者の立場から、捜査、事件処理のあり方その他の検察庁における被害者に対する配慮方策を改めて見直す一...全文を見る
○臼井国務大臣 本件における御遺族の方への対応は、その納得が得られなかった点から見て、不十分であったと言わざるを得ないと思います。  一方、国家公務員法の規定する懲戒処分を行うべき事案とは認められなかったため、処分を行っていないものでございます。
○臼井国務大臣 東京地検におきまして、御指摘の事件につきまして再捜査をいたしたわけでございますが、その際、新たな目撃者から供述などの証拠を収集いたしまして、最終的に起訴をいたしたわけでございます。  この起訴に当たりまして、東京地検次席の検事の記者発表にもございますけれども、結...全文を見る
02月25日第147回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第1号
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○臼井国務大臣 平成十二年度法務省所管の予算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  法務省は、法秩序の確保及び国民の権利保全等国の基盤的業務を遂行し、適正・円滑な法務行政を推進するため、現下の厳しい財政事情のもとではありますが、所要の予算の確保に努めております。  法...全文を見る
○臼井国務大臣 委員御質問の中で、詳細にわたりましては総括政務次官の方からお答えを申し上げさせていただきますが、今お話しのとおり、不法残留者に加えて、私どもの統計上把握できない不法滞在者、こうしたものも大変高どまりいたしている状態でございまして、私どもも、そうした不法に日本に在留...全文を見る
○臼井国務大臣 さきに委員が御指摘をいただきましたとおり、国際化の中で本邦に在留する外国人も大変ふえている。また、不法入国者、不法滞在者というものもふえている。こうした環境の中で、いろいろな外国人による事件というものが一般の市民にも影響してきているということが最近の傾向として見ら...全文を見る
○臼井国務大臣 建前の話をしているわけではございませんで、まさにそうした国際化という傾向は現実のものとして受けとめなければなりませんが、実際上、そうした流れの中でもって大きな問題が起きてきているということは現実である。したがいまして、それに対して、法のもとで入ってこられている方に...全文を見る
○臼井国務大臣 今お話しの部分につきましては、他省庁のことでもございますし、ここで私が答えるべきものでもないと思いますけれども、御認識のことは承りました。
○臼井国務大臣 私も政治家として立つ上においては、やはり、自分として、国民の皆さん方に理解をされ、また信頼をされる政治というのが一番の基本だということはよく承知をしておりまして、自分自身としては、その生き方というものを現在まで貫いてきている、このように思っております。
○臼井国務大臣 御承知のとおり、新聞等には一切そうした名前は出ておりません。しかし、先般お話をしたとおり、マスコミの方がお電話等でいろいろなことをお話しの際にその社長のお名前も出ましたし、その会社のお名前も出たわけでございます。それらの話を総合して聞いておりまして私の記憶を確かめ...全文を見る
○臼井国務大臣 私は迷惑をおかけした、こう思っております。もしそれが事実であるとするならば、そうしたことが私どもの政治の立場でもってやれるということは通常ないわけでありますが、それを、あたかもそういうことが行われているということを認識させたという点については、私は大変御迷惑をかけ...全文を見る
○臼井国務大臣 その方とお目にかかった団体は私も大変じっこんな団体でありますので、結構長い期間お目にかかっておりますので、恐らくそういう団体等を通じて券も行っていたのじゃないか、こう思っておりますが、政治献金等についてはないと思います。
○臼井国務大臣 スポーツ団体であります。
○臼井国務大臣 先般も申し上げましたとおり、すべて新聞報道でございますので、確認がしかととれているわけではございません。しかし、そういうことがございましたので、秘書を通じて本人にも確認をいたしました。必ずしも本人の申していることと新聞等に出ていることが一致をするわけではありません...全文を見る
○臼井国務大臣 今委員御指摘のとおり、「二十一世紀日本の構想」懇談会におきましてそうした御提唱をいただいているということは承知をいたしております。  出入国管理行政といたしましては、国際化の進展や少子高齢化等の内外の状況の変化に対応した政策をとることが必要でございますけれども、...全文を見る
○臼井国務大臣 今委員御指摘の出入国管理計画は、入管法によりまして公正な出入国の管理を行うため、入国管理政策の基本を定めるものでございます。平成四年に第一次計画を定めて以来七年以上を経過いたしておりまして、国際化のさらなる進展や少子高齢化時代の到来、外国人による犯罪の多発、不法滞...全文を見る
○臼井国務大臣 技能実習の職種拡大については、出入国管理計画の見直しは現在幅広く行っておりますけれども、御指摘の技能実習制度の見直しはその一つでございます。  この制度は、国際協力の観点から、内外の要望にこたえて創設されまして今日まで運営されてきているわけでございまして、各方面...全文を見る
○臼井国務大臣 今委員御指摘のとおり、中小企業、特に三K職場と言われるような職場は大変厳しく、なかなか働く方も見つからない、しかし社会の中ではそういう職場も大変重要な大切な部分を担っている、そういう状況が現実にあるということは、私もよく承知をいたしているところでございます。  ...全文を見る
○臼井国務大臣 ただいま申し上げましたとおり、三K職場と言われるそうした中小企業の厳しい職場、そうした中で非常に多くの外国人の方が日本の産業を支えているという現状というものは無視できない、このように思います。先生の御指摘も念頭に入れながらこれから検討していきたいと思います。  ...全文を見る
○臼井国務大臣 今、御指摘をいただきましたように、私ども、出入国管理基本計画というものをつくりかえようと、現在手続を進めております。そうした中で、今、委員御指摘をいただきました日本の産業の状況、要請というものをしっかり踏まえて計画をつくっていく必要がある、このように考えておりまし...全文を見る
○臼井国務大臣 今委員御指摘をいただきました在留特別許可につきましては、従来から一般的な基準がないのでございます。そして、今回の私どもの御指摘をいただいたような処分につきましても、方針を変更したということも特にございません。私どもといたしましては、そのときに本人の希望する理由であ...全文を見る
03月01日第147回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(臼井日出男君) 捜査機関がどのような事項につきまして捜査を行うかにつきましては、捜査機関の活動内容にかかわることでございますので、答弁を差し控えさせていただきたいと思います。  一般論として申し上げるならば、検察は、常に不偏不党、厳正公正にして、法と証拠に基づき、も...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) ただいま委員御指摘の事件につきましては、東京地方検察庁におきまして警視庁からの送致を受けて徹底した調査を遂げた上、法と証拠に基づき刑事責任を問うべきものにつきましては、平成三年十月から平成四年十二月にかけて富士銀行の課長ほか十一名を詐欺、有印私文書偽造...全文を見る
03月06日第147回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○国務大臣(臼井日出男君) 薬物犯罪の現状を見てみますと、平成十一年度中の覚せい剤の押収量はただいまお話がございましたように約二トンに及んでおるわけでございまして、暴力団等の犯罪組織というものが薬物密売によりまして巨額の資金を獲得し、その手段、方法がますます隠密、巧妙化しておりま...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 今、委員御指摘の児童虐待事犯につきましては、多くの要因があると思うわけでございまして、御指摘のとおり、家庭、親子の愛情といったような問題、あるいは心理的な規制が社会から薄れたことも関係しているんじゃないか、こういうふうに言われているわけでございますが、...全文を見る
03月07日第147回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○国務大臣(臼井日出男君) 今、委員御指摘をいただきました第二次出入国管理基本計画は、今日の国際化のさらなる進展や少子高齢化社会の到来、外国人による犯罪の多発など不法滞在者問題に対する一層の強力な取り組みの必要性の高まり、そうした要請でございますとか、我が国内外の状況の変化や社会...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 今、委員御指摘をちょっといただいたわけでございますが、こうした問題につきましてはなかなか基準をはっきり決めるというようなわけにはいかないわけでございまして、いつも申し上げているわけでございますが、一般論で申し上げますと、在留特別許可の諾否というものにつ...全文を見る
03月09日第147回国会 参議院 法務委員会 第1号
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○国務大臣(臼井日出男君) 委員長を初め、委員の皆様方には、平素から法務行政の運営につきまして格別の御支援をいただき、厚く御礼申し上げます。  私は、昨年十月の就任以来、司法、法務が抱えている重要な課題に取り組むべく微力を尽くしてまいりましたが、今後とも、皆様の一層の御理解と御...全文を見る
03月09日第147回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○国務大臣(臼井日出男君) ただいま委員御指摘をいただきました組織的犯罪対策三法、我が国における組織犯罪の深刻な現状及び組織的犯罪対策における国際的な協調の必要性等にかんがみまして、この種の犯罪に適切に対処するために必要不可欠な法整備を図るものでございまして、御指摘の通信傍受法は...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) ただいま御指摘の点につきましては、信用回復のために大変各警察の皆さんが努力をしておられるというふうに考えているわけでございまして、当初申し上げましたとおり、この通信傍受法の必要性、こうした点についてぜひとも御理解をいただきたいと思います。
○国務大臣(臼井日出男君) 一般に申し上げますと、賭博罪というものは、偶然の勝敗の結果によって財物の得喪を争うことにより成立するものでございまして、またそのような場合であっても、その財物が一時の娯楽に供するものにとどまるときには処罰の対象とならないこととされております。  ある...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) ただいま申し上げましたように、そのときの具体的な事情によって異なるわけでございますので、この件につきましては答弁は差し控えさせていただきたいと思います。
○国務大臣(臼井日出男君) 今、委員いろいろお話しの中で出てまいりました報道の自由というものは、申すまでもなく、憲法第二十一条が保障する表現の自由の内容をなすものでございまして、民主主義を支える重要な基本的人権でありますことから、この問題につきましては、まず報道の主体である新聞、...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) ただいま私が御答弁申し上げましたとおり、私どもの所轄をいたしております中の人権擁護機関というものがございまして、これらの機関から人権侵害があったということが確認をされた場合には、先ほど申し上げました人権侵害の行為の中止でございますとか謝罪等による回復等...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 今、委員御指摘をいただきましたとおり、人権擁護推進審議会におきましては、昨年九月より、諮問第二号の人権が侵害された場合の被害者救済のあり方につきまして調査審議が行われているところでございまして、これまで関係省庁からの行政説明、関係諸団体からのヒアリング...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 少し重複するところがあるかもしれませんけれども、今、委員御指摘をいただきました外国においていろいろプレスオンブズマン制度等が設けられているということは承知をいたしております。国によりましてオンブズマン形式をとるものや、あるいは委員会形式をとるものがある...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 今、御指摘をいただきました委員のお考えの中には、諸外国、特に英米法系の国におきましてはそうしたものが非常によくあるということでございます。  委員の御指摘をいただきましたとおり、マスメディアやインターネット等による情報の伝達というものは極めて広範囲に...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 今、委員の御指摘は、人権侵害等の慰謝料等について、現状というものは低過ぎるのではないかというふうな御指摘だったと思いますけれども、名誉、プライバシー等の侵害によりまして精神的な損害をこうむった場合、民法におきましては、その損害の回復の方法といたしまして...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) ただいま委員御指摘いただきました人権侵害に対しましては、その被害者が民事上損害賠償を請求することができるわけでございますが、この損害賠償の仕組みにおきまして制裁的要素を加味した懲罰的な損害賠償の制度を採用するかどうかにつきましては、加害者に対する制裁の...全文を見る
03月10日第147回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○国務大臣(臼井日出男君) 委員御指摘をいただきました特許裁判等の迅速な対応というのは大変重要な問題でございまして、例えば現在、裁判所におきましても知的財産権の保護のための訴訟手続の充実、処理体制の強化等を図っておりまして、特に全国の知的財産権関係の四分の三が集中をしております東...全文を見る
03月13日第147回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○国務大臣(臼井日出男君) ただいま委員御指摘の事件に関しましては、平成十二年三月三日、東京地方検察庁において、警視庁から元農林水産省構造改善局課長補佐に係る収賄事件の送致を受けて、現在調査中のものであると承知をいたしております。
○国務大臣(臼井日出男君) ただいま御指摘をいただきました点につきましては、具体的な事件の捜査体制に関するものでございまして、その内容にかかわるものにつきましては答弁を差し控えさせていただきたいと思います。
○国務大臣(臼井日出男君) 繰り返しになりまして恐縮でございますが、ただいま御指摘の点につきましては、具体的な事件の捜査体制等に関することでございまして、その活動の内容にかかわることにつきましては御答弁を差し控えさせていただきたいと思いますが、一般論として申し上げるならば、検察は...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 今、委員御指摘の点につきましては、個々の事件の内容によるものでございますので、一概には申し上げられないと答えるしかございません。
○国務大臣(臼井日出男君) ただいまお答えをいたしましたとおり、どういう場合に特捜が出ていくかということにつきましては、個々具体的な事件の内容によって異なるものでございまして、一概にお答えできないと申し上げたのでございます。
○国務大臣(臼井日出男君) 御質問でございますが、一概にどういう場合に出ていくという基準は特にございません。
○国務大臣(臼井日出男君) 御指摘の点につきましては、大変申しわけございませんが、詳細に承知をいたしておりませんが、現在、警察からの送致を受けて捜査中でございます。
○国務大臣(臼井日出男君) 数個班あるわけでございますが、直告班と財政経済班、大きく分けて二つに分かれております。
○国務大臣(臼井日出男君) 先ほどから申し上げておりますように、具体的な捜査の体制につきましてはお答えできないのでございます。
○国務大臣(臼井日出男君) 大変恐縮でございますが、先ほどから繰り返してお答えを申し上げておりますとおりに、具体的な捜査活動の内容につきましてはお答えできないのでございます。
○国務大臣(臼井日出男君) 御指摘の点につきましては、どういう場合を御想定で御質問しておられるかよくわからないわけでございますが、私ども通常の場合の人事につきましては、一般論として申し上げますと、警察の人事異動につきましては、配置の固定化を避けるためさまざまな部署を経験させる、こ...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) ただいま御指摘をいただきました御意向につきましてはよく理解をいたすところでございますが、そうした異動の場合には従来の捜査に差し支えないような万全の配慮をいたして発令いたしたいと思います。  いずれにいたしましても、具体的な発令につきましてはまだそこに...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 御指摘の点につきましてはよくお伺いをいたしたのでございますが、いずれにいたしましても検察といたしましては、そうした場合にも万全の体制でもって臨む、こういうことにいたしているつもりでございます。
○国務大臣(臼井日出男君) 私の立場としては、個々具体的な問題についてはお答えできないのでございますけれども、一般論として申し上げれば、検察といたしましては、すべての問題につきまして公平、公正、中立、厳正の立場をもって適正に対処いたしていくものと考えております。
03月14日第147回国会 衆議院 法務委員会 第3号
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○臼井国務大臣 裁判所職員定員法の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明いたします。  この法律案は、下級裁判所における事件の適正迅速な処理を図るため、裁判所の職員の員数を増加しようとするものでありまして、以下その要点を申し上げます。  第一点は、裁判官につき、判事補...全文を見る
○臼井国務大臣 検察官の増員、平成十二年度の場合は四十一名でございます。
○臼井国務大臣 平成十一年度は三十名でございます。
○臼井国務大臣 ただいま委員御指摘をいただきました検察官の人員ということは大変重要な観点だと私どもも認識をいたしておりまして、御承知のとおり、司法制度改革審議会におきましても、私どもの意見を求められた際にはこうした点についても大変重要な視点であるということを申し上げ、論点整理の中...全文を見る
○臼井国務大臣 法曹一元の問題につきましては、かつて昭和三十九年に臨時司法制度調査会から意見書が出されておりますが、これが円滑に実施されるならば一つの望ましい制度であるとしつつも、これが実現されるための基盤となる諸条件がいまだ整備をされていないとされたところでございます。  し...全文を見る
○臼井国務大臣 御指摘の点でございますが、先般、委員の御質問につきまして、松岡に秘書を通じて聞いてみたというお話をさせていただきました。その際に、必ずしもちまたに言われているようなものと話が一致するということでもないという程度のお話をさせていただいたと思います。本人は、いわゆる七...全文を見る
○臼井国務大臣 聞いておりません。
○臼井国務大臣 修正申告をしたという事実につきましては、当然のことながら国税当局の調査、その上でもって修正申告をしていると思うわけでございまして、そうした関係機関の手が既に入っている、こう考えておりまして、真実というものが解明されつつある、こう思っております。私から申し上げること...全文を見る
○臼井国務大臣 そのときに、政治献金は受けておらないということは申し上げました。ただし、パーティー券につきましては、私は、その方であるならば来ていただいておって不思議はないと思っておりまして、恐らくお売りをして買っていただいているんではないだろうか、こういうことを申し上げたのでご...全文を見る
○臼井国務大臣 細かいことは、申しわけありませんが、存じません。
○臼井国務大臣 私はその支部長でございます。
○臼井国務大臣 不明にしてその事実を存じません。
○臼井国務大臣 大変申しわけありません。これによりますと、確かにタツノレジャー十万円と記載されておりまして、このとおり間違いないと思います。
○臼井国務大臣 私が政治献金を受けておらないと申し上げたのは誤りでございました。確かに十万円受けております。
○臼井国務大臣 御承知のとおり、この千葉県第一区支部というのは自由民主党の支部でございます。
○臼井国務大臣 申しわけございませんが、記憶にございません。
○臼井国務大臣 前に申し上げましたとおり、今、このタツノレジャーの経営者であった方という方がもし私の想像している方であれば、その方はよく存じているということを申し上げたわけでございまして、タツノレジャーなる会社というものを私は事実上認知をしておらないということは、先般も申し上げま...全文を見る
○臼井国務大臣 先般来申し上げておりますが、あるスポーツ団体の関係で、その方は恐らく私の想像している方であろうということを存じているわけでございまして、その方が具体的にどういう会社のどういう役をやっている方であるかということは認知をしておらなかったと申し上げているのであります。
○臼井国務大臣 荒井さんであります。
○臼井国務大臣 そのとおりであります。
○臼井国務大臣 いずれにいたしましても、今お申し出の件につきましては、果たしてどれくらいわかるかわからないかわかりませんが、経理の担当の者に状況がわかるかどうか聞いてみたいと思います。
○臼井国務大臣 先ほど来申し上げておりますとおり、この問題につきましては既に検察当局の捜査が行われている、こういうことでございます。私の立場から申し上げることが適当ではないと思っているわけでございまして、私は、検察は常に厳正公平、不偏不党の立場で対処し得るものと確信をいたしており...全文を見る
○臼井国務大臣 私の立場から申し上げるべきではないと思います。
○臼井国務大臣 私の元秘書の件でこうした問題を起こしたということは大変遺憾なことでございますが、既に私の事務所をやめている者でもございます。既に私とのつき合いは全く絶えている上に、私の秘書在任中のことではございますが、私に無断で行ったことでもございます。  私は、検察当局の捜査...全文を見る
○臼井国務大臣 元秘書がこうした事件を起こしたということは大変遺憾なことでございます。  ただ、先ほど委員申されました千葉県第一区支部に対する寄附、これは政党に対する寄附でございますが、これがあたかも不正な献金であるかのようなお申し出をしておられますけれども、これはまさしく政党...全文を見る
○臼井国務大臣 二十一世紀の我が国社会における司法の役割の増大、これは大変重要なことなのでございますが、社会のさまざまな分野で法律家に対するニーズが増大をしてくるということは考えられるのでございます。  司法制度改革審議会が昨年十二月に決定、公表いたしました論点整理におきまして...全文を見る
○臼井国務大臣 まさに、裁判所は国民のためのものであるとお答えするのが一番端的なわけでございますが、司法は、近代国家の基本でもある法の支配というものを現実のものとする役割を担っているわけでございまして、国民の権利の実現を図るとともに、国民の基本的人権を擁護して安全な国民生活を維持...全文を見る
○臼井国務大臣 今委員御指摘をいただきました、裁判所は国民のためにある、そういう立場というのは大変重要なことのように思います。御指摘をいただいております犯罪被害者の立場、大切なものとしてお取り扱いをするというのは当然のことでございまして、今まさにこれから法案として御提出をさせてい...全文を見る
03月14日第147回国会 衆議院 本会議 第11号
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○国務大臣(臼井日出男君) 枝野議員にお答えをいたします。  まず、消費者契約法案の背景についてお尋ねがございましたが、御指摘のとおり、今日、消費者と事業者の間には情報の量と質、交渉力等に関し格差が存在いたしておりまして、消費者と事業者との間の契約をめぐって、さまざまな紛争が生...全文を見る
03月14日第147回国会 参議院 法務委員会 第2号
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○国務大臣(臼井日出男君) ただいま委員御指摘をいただきましたとおり、昨年の外国人登録法の改正の中で外国人登録原票の開示等に関する規定を設けたわけでございますけれども、外国人登録原票は引き続き原則非公開とされておりまして、従前の実務運用において登録原票記載事項証明書の請求が認めら...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) ただいま委員から御指摘をいただきました点は事実でございまして、そのような御指摘に関しまして、仮に元秘書がそういう事実、ことをやっておったということであればまことに遺憾でございます。  幾つかの御質問がございまして、さらに詳しく調べろという御指摘もござ...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 秘書を通じて尋ねたのでございます。
○国務大臣(臼井日出男君) そのとおりでございます。
○国務大臣(臼井日出男君) 先ほど申し上げましたとおり、その当時私の事務所にいたのでございますが、私に報告することなくそういうことをやったということであります。
○国務大臣(臼井日出男君) ですから、秘書に話を聞かせたわけですが、必ずしも新聞に書かれていることがそのまま事実であるとも思えないと思いましたが、しかし、そうしたことを一つ一つこうした場で申し上げることが、その秘書の言っていることが正しいかどうかということを私は確認できないわけで...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 政治倫理綱領は、いわゆる本人のことに関してであると思います。私は関係いたしておりませんので、そうした疑惑が私に対して持たれているということは毫も感じておりません。
○国務大臣(臼井日出男君) 再三申し上げておりますとおり、既に税務当局もお調べをいたしておりますし、検察の方でも動いている、こういうことでございますので、その結果にまちたい、こういうふうに思うのでございます。
○国務大臣(臼井日出男君) 変わりありません。
○国務大臣(臼井日出男君) 私が申し上げましたのは、私のところで払っている給料は極めて少ないものであったと。それは私どもの、常勤というわけではありませんので、本人の働きに応じて出しておったわけで、しかし、本人がだからといって悪いことをするような給料ではないと、十分なものをその私の...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) これにつきましては確認をいたしておりませんが、これは振り込みでもって本人のところに入っておりましたので、当然税務当局も確認をいたしておりますので、それは私が隠しているということではございません。
○国務大臣(臼井日出男君) 詳しい額は存じておりません。
○国務大臣(臼井日出男君) 大変申しわけございませんが、直接現在かかわりございませんのでその企業の名前は申し上げられませんが、恐らく私のところでとっている数倍はいただいているんじゃないだろうか。したがいまして、本人の生活というものは心配するものではない、こう申し上げたのであります...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 本人はその会社の従業員であり、当然のことながら机も持ち、向こうの業務も持ちやっておったわけでございます。  一方、私の方も、人手の足りないときはお願いをする、私どもは私どもなりに正当な対価を払っている、このように考えております。
○国務大臣(臼井日出男君) 今お話しの点につきましては、本問題と直接関係ないわけでございまして、それらのこの相手側の会社のどれくらいとっておったということは事実としてもう税務当局も把握をしております。  したがいまして、私としては、私の方の本人の対価として正当に払ったものについ...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 今いろいろ申し述べたわけでございますが、それらのことはすべて伝聞でございまして、私はそれを確認することはできない。したがいまして、以降そうした細かいことについては申し上げないのでございます。  したがいまして、その七百万円の修正申告がどういう性質のも...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 松岡秘書の言っていることが正しいのかどうかということは、秘書一方からしか聞いておらないということであるとするなら、確認する方法がないと。したがいまして、言っていることが正しいのかどうかということは私も実はわからないわけで、そういう状態のものをこうした場...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 先ほど来申し上げておりますとおり、もうこれ以上はこうした場でもって不明確なことはお話ししない方がよろしい、こう考えておりますので、御勘弁をいただきたいと思います。
○国務大臣(臼井日出男君) 今、社会というものが大変早い速度で動いているわけでございまして、国際化も進んできている、非常に複雑になってきている、一方では規制緩和というものが進んできている。こうした速いテンポでもって変わっていく社会というものに我々法務、司法行政というものがおくれて...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 法曹一元制度につきましては、かつて昭和三十九年答申というものが出たのでございますが、その臨時司法制度調査会におきまして、これが円滑に実現されたならば一つの望ましい制度としつつも、これが実現されるための基盤となる諸条件というものはいまだ整備されていないと...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 昨年の暮れ、審議会で論点整理が行われたわけでございますが、それに先駆けて、私ども法務省としてのいろいろ意見等も申し上げさせていただいたのでございます。  その中で、この法曹一元につきましては、先ほど御報告申し上げました、かつて臨時司法制度調査会の意見...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) ただいま委員御指摘をいただきました陪審制あるいは参審制につきましては種々の議論があるということは承知をいたしておりますが、これらの制度の導入につきましては、そのような制度による裁判に対する国民の信頼の確保、陪審員等としての責務を負うことについての国民の...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) ただいま委員御指摘をいただきました犯罪被害者保護の問題につきましては、精神的、経済的な支援を含めまして多岐の分野にわたるものでございまして、御指摘の被害者基本法を制定すべきか否かという、そうした御意見があることは承知をいたしております。  その必要性...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 国民の信頼をしっかりと保持するということは大変重要なことであるかと思うわけでございまして、御指摘の点、今回の事件は大変残念なことでございます。私どもとしては、これらの出来事というものを他山の石として、みずからを戒めながらしっかりとやっていかなければなら...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 従来から、今、委員御指摘をいただきました警察内部の事案でございましても、刑罰法令に触れるというものがあるならば、検察においても法と証拠に基づき厳正な処分を行ってきたところでございまして、今後とも同様に対処していくものと考えております。
○国務大臣(臼井日出男君) 本件につきましては、御遺族に大変御迷惑をおかけしたと思っております。  今御指摘のケースのような被疑者等が遺棄した被害者の所有物を遺留物として領置した事案につきましては、一般的には当該遺留物を遺棄した被疑者等に対してではなく、被害者またはその遺族に直...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) ただいま委員お尋ねの件につきましては、まことに遺憾な事件であると存じております。私どもといたしましては、他山の石として、今後、国民により理解をされる法務行政、国民により親しまれる法務行政を実現して、国民の皆様方から信頼される法務行政というものを目指して...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) したがいまして、先ほどまことに遺憾であると申し上げたのでございます。
○国務大臣(臼井日出男君) ただいま刑事局長が申し上げたとおりでございます。
○国務大臣(臼井日出男君) 私ども法務省といたしましては、先ほど刑事局長がお答えをいたしましたとおり、そうした告発がなされた場合には法と証拠に基づいてしっかりと審議をする、こういうことはもちろんでございます。
○国務大臣(臼井日出男君) 個々具体的な死刑執行に関する事項については答弁を差し控えさせていただきます。
○国務大臣(臼井日出男君) 存じておりました。
○国務大臣(臼井日出男君) 先ほど個々の具体的な死刑執行に関する事項については答弁を差し控えさせていただくということをお話し申し上げました。  なお、一般論として申し上げるならば、再審請求は法律上刑の執行停止の事由には当たらないとされておりますが、死刑執行命令を発するに当たって...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 先ほど来、個々の死刑執行についてはお答えできないというふうに申し上げておりますが、一般論を申し上げれば、例えば再審請求中であっても当然棄却される理由、毎回同じような理由であって、それが何度も繰り返されたというような状況であるとするならば、死刑が実施をさ...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 死刑執行の数日前でございます。
○国務大臣(臼井日出男君) そのこととは、この死刑執行と開会中、閉会中ということは特に関係ございません。
○国務大臣(臼井日出男君) 従来から開会中にも当然死刑執行されているわけでございますが、委員御存じのとおり、私も国会開会中は大変忙しく衆参駆け回っておりまして、やはりそうした状況の中でもって冷静な判断というのはできかねる、こういうことも含まれていると思います。
○国務大臣(臼井日出男君) 御指摘の者については十分精査させていただきました。  なお、再審請求につきましては、再審請求手続というものは非公開とされておりますので、お答えは差し控えさせていただきます。
○国務大臣(臼井日出男君) 先ほど来申し上げておりますとおり、死刑執行についての具体的なことについてはお答えできないと申し上げております。
03月15日第147回国会 参議院 法務委員会 第3号
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○国務大臣(臼井日出男君) ただいま刑事局長から御報告いたしましたとおり、なかなか現実難しい部分というのがあるということは事実でございます。近時社会的な問題となっております、先ほど委員が御指摘をいただきましたドメスティックバイオレンスあるいはインターネット犯罪あるいはストーカー、...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 我が国社会は大変激しい国際化の進展の中にあるわけでございますが、そうした中で我が国の社会の安全と秩序を維持しながら社会経済その他の各般にわたる活動を活性化していく、また繁栄を図っていくという我が国の社会のニーズにこたえ得る専門家でありますとか技術的分野...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) もちろん、社会に歓迎される外国人というものがある以上、されざる外国人という概念もあるということはそのとおりでございます。  かねてから私ども申し上げておりますとおり、ただいま委員が御指摘をいただきました帰りたくても帰れない方々あるいは万やむを得ず諸般...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 私どもとしては、日本の社会の中でもって外国の方々もともどもに安全な社会生活を営みながら共生をしていただくという概念から、どうしても歓迎される外国人と残念ながらそうでない外国人、日本の法を犯しておられる方もかなりおられるわけでございまして、そういう区別を...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) ただいま申し上げたのは、約四百五十万円というのは調査の経費でございまして、いわゆる全体の経費からすると極めて少ないわけでございますが、詳細につきましては政務次官の方から御報告させていただきます。
○国務大臣(臼井日出男君) 来日外国人による犯罪の増加とその国籍の多様化を背景といたしまして、通訳人を必要とする事案が増加し、その使用言語も多様化しておりまして、特に、いわゆる少数言語の通訳人でございますとか、地方都市における通訳人の確保に困難を来しているというのは事実でございま...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 今、委員御指摘をいただきましたような法廷通訳人の地位の確立、そのことは今後の課題として大変重要なことのように思います。公正適正な捜査、裁判を実現するためには、刑事手続において有能な通訳人というものを確保いたしまして、正確で中立公正な通訳がなされることは...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 先ほどお答えを申し上げましたとおり、大変重要な問題だと考えておりまして、これからもしっかりと研究いたしてまいりたいと考えます。
○国務大臣(臼井日出男君) 委員が今いろいろ御指摘をいただきました点は大変大切な点のように思います。特に、各制度間のいろいろ調整というのは、特に被害者という立場を考えますと大変重要な問題のように思っております。  したがいまして、今後、そうした点につきましては、ただいま委員も御...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 裁判所の個々の判決については言及を差し控えさせていただきますが、一般的に申し上げて、特定の職業の貴賤とかあるいは特定の職業の方々が引け目を感ずるようなそういった表現というものは当然のことながら避けなければならないものと考えておりまして、今後ともそういっ...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 平成十二年度におきましては、政府の厳しい定員削減の方針のもとで、法務省におきましても、公安調査庁のスリム化への取り組みなどもございまして、全体として定員の純減を行わざるを得ない状況になっておりますのは仰せのとおりでございます。  しかし、検事につきま...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 先ほど申し上げましたとおり、政府の定員削減の厳しい方針がございます。これは御承知のとおり十年間でもって郵政関係を除きましても一割の公務員削減ということもございまして、私どもも、ただいま御指摘をいただきました矯正関係の事務の削減等につきまして将来展望の中...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) ただいま御指摘をいただきました議会における請願の採択の重要性というものを私どもはしっかりと認識しなければならない、こう考えておりまして、先ほど申し上げましたとおり政府の厳しい削減の方針でございますが、引き続き努力をいたしてまいりたいと思います。
○国務大臣(臼井日出男君) 個別の問題についてお答えは差し控えさせていただきますが、昨日もお答えをいたしましたけれども、その再審請求というものがたびたび行われて、しかも内容が同一であり棄却をされる内容である、こういうものについては、そうした場合にも執行されるということがあり得るも...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 先ほど刑事局長が申し上げましたが、大変恐縮でございますが、個々の事案については答弁は差し控えさせていただきたいと思っておりますが、委員の昨日そしてきょうのお話をよく伺った次第でございます。  私どもといたしましては、御遺族の皆様方の心情というのは極め...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 北朝鮮との物資往来等につきましては、情報収集等を行いまして、我が国の公共の安全を図る上でそういうことは非常に大切なことだと考えておりまして、特に委員今御指摘をいただきましたサリンあるいは覚せい剤等の違法物資につきましては、法秩序の維持の観点からも関係省...全文を見る
03月16日第147回国会 参議院 法務委員会 第4号
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○国務大臣(臼井日出男君) 商業登記法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  この法律案は、最近における高度情報化社会の進展にかんがみ、電子計算機により処理された情報を電気通信回線により伝達して行ういわゆる電子取引等を確実かつ円滑に行うことができる...全文を見る
03月21日第147回国会 衆議院 法務委員会 第4号
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○臼井国務大臣 民事法律扶助法案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  この法律案は、民事に関する法律扶助制度が裁判を受ける権利を実質的に保障する意義を持ち、司法制度の充実に寄与する公共性の高いものであることにかんがみ、国民がより利用しやすい司法制度の実現に資することを目...全文を見る
○臼井国務大臣 指定法人としてどの法人を指定するかは、申請に基づきまして法案第五条第一項の要件に該当するものを指定すべきこととなりますので、現時点では決まっておりません。
○臼井国務大臣 公務員やそのOBを役員や職員とするか否かにつきましては指定法人の決めることでございます。ただ、国といたしましては、指定法人がそういった方々を役職員とすることによって公務員の職務の公正さ等に問題が生じるようなことがあってはいけませんので、そのような見地から適切に監督...全文を見る
○臼井国務大臣 委員御指摘をいただきました問題点というのは大変重要な点でございますので、気をつけて監督いたしてまいりたいと思います。
○臼井国務大臣 現時点では今委員御指摘のとおりでございますが、今後、役員報酬を無給とするかどうかにつきましては、指定された場合に、指定法人の決めることだと思います。ただ、この問題につきましては、役員の勤務形態とか、あるいは業務量等ともかかわってくる問題でございますので、このような...全文を見る
○臼井国務大臣 今委員御指摘をいただきましたとおり、民事に関する法律扶助制度は、民事紛争の当事者の裁判を受ける権利の実現を国が後押しをしようとする制度でございまして、資力に乏しい方々の弁護士費用等を立てかえてさしあげるものでございます。  法務省は、昭和三十三年度以降、補助金を...全文を見る
○臼井国務大臣 今委員御指摘の点につきましては、現在私どもが法律化しようとしておりますこの民事法律扶助につきましては、その権利を保障するということでございますので、そういった憲法の問題とは一線を画されている、こういうことでもございます。
○臼井国務大臣 憲法第三十二条の裁判を受ける権利というものは、民事事件及び行政事件の場合におきましては、裁判所に訴訟を提起いたしまして、その裁判を求める権利を有するということと考えられております。裁判を受ける権利があることから民事法律扶助を受ける権利が直ちに導かれるものではありま...全文を見る
○臼井国務大臣 本法案は、まず、民事法律扶助事業に関する国、弁護士会及び事業主体の責務等を規定いたしまして、国及び事業主体は、統一的な運営体制のもと、全国的に均質な事業遂行の実現に努めるものといたしまして、弁護士会はその適正な運営の確保等に必要な支援をするよう努めるものとするなど...全文を見る
○臼井国務大臣 今回提出をさせていただいております本法案は、その充実を図る緊急の必要性がある民事法律扶助事業につきまして、その基本的な枠組みを定めるものでございまして、将来的な法律扶助のあるべき姿といったものにつきましては、今後の司法制度のあり方とも密接にかかわるものでございます...全文を見る
○臼井国務大臣 外国人に対する民事法律扶助につきましては、これまで、扶助に係る事件が終結をいたしまして、立てかえ金の償還が完了するまで適法に我が国に居住することができる場合には、国民と同じく、資力に関する要件や勝訴の見込みに関する要件等のもとに扶助が行われてきております。  民...全文を見る
○臼井国務大臣 先ほど御答弁申し上げましたような理由で、法制度としてそのような外国人の方々を含めるというのは困難であるというふうに考えておりますが、もっとも、本法案に基づく指定法人というものは、民事法律扶助事業以外に、定款または寄附行為で定める目的の範囲内で自主的な事業というもの...全文を見る
○臼井国務大臣 例えば、オーバーステイの方々に対しても、今委員御指摘をいただきました労災等の問題がある場合には、在留特別許可の要件に当たらなくても、そうした問題が解決するまでは在留を認めるというふうなこともいたしておりますし、そういった意味ではいろいろな面の配慮はいたしているとこ...全文を見る
○臼井国務大臣 ただいま御答弁を申し上げましたとおり、現状においてもまだ、法律扶助の対象とされる方々について需要に十分にこたえ切れていないというのが現状でございまして、何よりも、こうした方々に対する要望にこたえていくことが第一であると考えておりますが、なお民事法律扶助制度につきま...全文を見る
○臼井国務大臣 先ほどからお答えをいたしておりますとおり、民事法律扶助制度というのは、資力に乏しいがために弁護士費用等を支払うことができない、自己の権利を裁判等を通じて実現することが困難な国民に対して、弁護士費用等の立てかえ等の援助事業を行うものでございまして、裁判を受ける権利を...全文を見る
○臼井国務大臣 いわゆる憲法第三十二条の裁判を受ける権利というのは、民事事件及び行政事件の場合においては、裁判所に訴訟を提起してその裁判を求める権利を有することを意味するものと考えておりまして、裁判を受ける権利があることから民事法律扶助を受ける権利が直ちに導かれるものではございま...全文を見る
○臼井国務大臣 民事に対する法律扶助制度は、民事の紛争の当事者の裁判を受ける権利の実現を国が後押しをしようとする制度でございまして、資力に乏しい方々の弁護士費用等を立てかえてさしあげる制度であるということは申し上げました。  かねてからその立法化の御指摘はございましたけれども、...全文を見る
○臼井国務大臣 公的な被疑者弁護制度の導入の問題につきましては、被疑者段階に限定することなく、被告人段階における弁護制度とも一体と見て、捜査及び公判を通じた人権保障や手続の迅速化という観点からあるべき公的弁護制度が研究されるべきでございまして、また、公的弁護制度が国民の税金によっ...全文を見る
○臼井国務大臣 ただいま委員御指摘をいただきました少年保護事件等に関してでございますけれども、第百四十五通常国会に提出をいたしております少年法等の一部を改正する法律案におきまして、少年審判に検察官が関与する場合で、少年に弁護士である付添人がいないときは、裁判所は弁護士である付添人...全文を見る
○臼井国務大臣 私ども日本におきましても、法律は存在いたしませんでしたが、民事法律扶助事業というものはもう長い間実績を持ってやってきているわけでございますが、御承知のとおり、その要望に比較をして対象者として取り扱う方々の人員がなかなか増加してこないということもございまして、この際...全文を見る
○臼井国務大臣 先ほど来御答弁いたしておりますとおり、国民の実質的な裁判を受ける権利というものを保障するということで、三十二条のいわば前提としてこうした法案というものを準備するのでございます。
○臼井国務大臣 民事法律扶助制度は、憲法第三十二条の裁判を受ける権利を実質的に保障する意義を持つということでございまして、我が国の司法制度の充実に寄与する公共性の高い制度でございます。  このような高い公共性を維持確保し、同事業が司法制度の基盤としてふさわしい発展を遂げるために...全文を見る
○臼井国務大臣 そのとおりでございます。
○臼井国務大臣 憲法第三十二条の裁判を受ける権利があるわけでございますけれども、民事法律扶助における権利がこれによって直ちに導かれるものではございません。
○臼井国務大臣 ただいま局長が御答弁申し上げましたとおりでございまして、慎重に検討してまいりたいと思います。
○臼井国務大臣 今委員御指摘をいただきましたように、民事法律扶助制度につきましては、その対象層の方々の七割近くがこの制度を知らないとの調査結果も出ているわけでございまして、これを解消するということは、司法制度へのアクセスを容易にするという意味で極めて重要な課題であると考えておりま...全文を見る
○臼井国務大臣 民事法律扶助事業は、資力に乏しい国民の方々に対して訴訟費用等の立てかえ等を行う事業でございますけれども、法律専門家がこれらの方々のため訴訟代理をし、あるいは裁判に必要な書類を作成するということは、審理の充実、迅速化に資するものでございます。また、事業主体が充実した...全文を見る
○臼井国務大臣 民事法律扶助制度は、先ほど申し上げましたように、資力に乏しいがために弁護士費用等を支払うことができず、自己の権利を裁判等を通じて実現することが困難な国民に対しまして、弁護士費用等の立てかえ等の援助事業を行うものでございまして、裁判を受ける権利を実質的に保障する意義...全文を見る
○臼井国務大臣 憲法第三十二条の裁判を受ける権利は、民事事件及び行政事件の場合におきましては、裁判所に訴訟を提起いたしまして、その裁判を求める権利を有するということを意味するものと考えられておりまして、裁判を受ける権利があることから民事法律扶助を受ける権利が直ちに導かれるものでは...全文を見る
○臼井国務大臣 刑事事件は、国が国家刑罰権の実現として、本人の意思にかかわらず権限を行使して被疑者、被告人を刑事手続にのせるものでございますから、私的な紛争の解決を目的とする民事事件に比べて、より迅速かつ確実に弁護人の選任等を行う必要がございます。また、既に被告人について国選弁護...全文を見る
○臼井国務大臣 ただいま委員御指摘をいただきました少年保護事件等につきましては、第百四十五通常国会に提出をいたしております少年法等の一部を改正する法律案におきまして、少年審判に検察官が関与する場合で、少年に弁護士である付添人がいないときは、家庭裁判所は弁護士である付添人を付するこ...全文を見る
○臼井国務大臣 私どもの考え方といたしましては先ほど申し述べたとおりでございますが、委員の御指摘でございますので、しっかり考えてみたいと思います。
03月21日第147回国会 参議院 法務委員会 第5号
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○国務大臣(臼井日出男君) 近時、インターネットを通じた電子取引が急速に普及をいたしてきておりますけれども、政府におきましても、昨年十二月に決定されましたミレニアムプロジェクト等によりまして、各種の申請手続を電子化するといういわゆる電子政府の実現に取り組むことといたしております。...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 先ほど来お答えをいたしておりますけれども、近時インターネットを通じた電子取引というものが急速に普及してきておりまして、また政府におきましても、昨年十二月に決定されましたミレニアムプロジェクト等によりまして、各種申請手続を電子化するといういわゆる電子政府...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 委員、大変重要な御指摘もちょうだいしたわけでございますけれども、公証人というのは法務大臣が任命する実質的には公務員であるということでございまして、その職務は一方当事者に偏することのない、公正中立なものが要求されるということでもございます。また、国民に身...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) ただいま可決されました附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。
03月22日第147回国会 衆議院 法務委員会 第5号
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○臼井国務大臣 ただいま委員お話をいろいろいただきましたが、犯罪被害者が刑事手続において、その心情、名誉について適切な配慮を受け、かつこれを尊重されるべき立場にあるということは、これは当然のことでございます。  実務といたしまして、刑の執行の開始につきましては、検察庁の被害者等...全文を見る
○臼井国務大臣 犯罪被害者は、被害回復の権利の当事者という意味では民事訴訟において原告となるものでございまして、刑事訴訟において犯罪被害者に検察官や被告人と同様の手続上の当事者たる地位を認めることは、刑事訴訟の基本構造にかかわることでもございまして、慎重な検討が必要であると考えて...全文を見る
○臼井国務大臣 今御指摘があったとおりのように思います。
03月23日第147回国会 参議院 法務委員会 第6号
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○国務大臣(臼井日出男君) 裁判所職員定員法の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明いたします。  この法律案は、下級裁判所における事件の適正迅速な処理を図るため、裁判所の職員の員数を増加しようとするものでありまして、以下その要点を申し上げます。  第一点は、裁判官に...全文を見る
03月24日第147回国会 衆議院 法務委員会 第6号
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○臼井国務大臣 今、委員御指摘いただきました本委員会での附帯決議一につきましては、各種出版物等におきまして法改正の趣旨及び内容を紹介するなどの広報活動を行ってきておりまして、改正法の円滑な施行が図られたものと考えておるのでございます。  例えば、各種出版物ということになりますと...全文を見る
○臼井国務大臣 今私が御報告いたしましたとおり、努力をいたしたと考えております。
○臼井国務大臣 今委員御指摘をいただきました当時の附帯決議二につきましては、計算書類の開示義務の重要性については、出版物等を通じましてかねてより広報活動を行ってきたところでございますけれども、これに加えまして、平成十一年には商法の改正をいたしまして、監査報告書の記載事項の充実と、...全文を見る
○臼井国務大臣 附帯決議三につきましては、関係当局におきまして、相場操縦やインサイダー取引等の違法行為に対しましては、必要に応じて勧告をいたしたり、告発等の所要の措置を講じることといたしているものと承知をいたしております。
○臼井国務大臣 ただいま可決されました附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。     —————————————
03月28日第147回国会 参議院 法務委員会 第7号
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○国務大臣(臼井日出男君) ただいま委員御指摘をいただきましたADR、すなわち裁判外紛争処理制度は、その紛争の類型に応じまして当事者の意思を尊重した解決、迅速な解決、専門技術的見地からの解決を可能にするものでございまして、私的紛争の解決に多様な選択肢を与える点で意義あるものと考え...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) こうした場ではっきりとお答えできる機会を与えていただきまして、ありがとうございました。  私自身は、ただいま問題になっております脱税コンサルタントとは全く面識がございません。したがいまして、政治献金を受けたこともございませんし、残念ながらパーティー券...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 大変恐縮でございますが、個別の問題についてはお答えできないわけでございますが、私ども検察といたしましては、警察が捜査を尽くして送致した少年事件につきまして、さらに被害者及びその御遺族の心情に十分に配慮しつつ徹底した捜査を行いまして、少年審判において適正...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) ただいま可決されました附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。
03月29日第147回国会 衆議院 法務委員会 第8号
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○臼井国務大臣 ただいまいろいろ御指摘がございましたけれども、委員御指摘の御意見も一つの見解であると思われますけれども、少年審判手続が、犯罪を犯した者に対し国家の刑罰権を発動する刑事訴訟手続とは異なっておりまして、少年の健全育成を期して、非行のある少年に対して保護処分を行うことを...全文を見る
○臼井国務大臣 一般の裁判の場合と少年審判の場合と理念が違うので、手続等も大変大きく違っております。そういった点について、被害者の立場から申しますと、被害を受けたということについては何ら変わりないわけでございまして、そうした点も十分配慮しながら今後考えていく必要があると思っており...全文を見る
○臼井国務大臣 私も、委員がお示しいただきました新聞を拝見しながら伺っておったわけでございますが、本件につきましては、事実関係が明らかではございませんので、事実関係を早急に調査するように指示したところでございます。
○臼井国務大臣 今委員御指摘をいただきましたあっせん利得罪につきましては、民主党等からこれに関する法律案が国会に提出されているものと承知をいたしておりますけれども、政府といたしましては、各党各会派の中で十分御論議をいただくことが基本であると考えております。その結果を踏まえて、適切...全文を見る
○臼井国務大臣 ただいま委員御指摘のことにつきましては、閣議後の記者懇のときにそういう質問を受けたわけでございます。私といたしましては、交通違反について、具体的な記録の方法については承知しているわけではございませんけれども、その記録がコンピューター処理をされる前には、交通違反者に...全文を見る
○臼井国務大臣 政党の幹部会のことでございますから、法務大臣としての私からお答えする立場にはないように思います。  また、今委員御指摘をいただきました点につきましても、仮定の問題も含まれておりまして、私から答えることはできないのでございます。
○臼井国務大臣 本件につきましては、先ほど申し上げましたとおり事実関係が明らかではございませんので、事実関係を早急に調査するように指示したところでございます。委員御指摘のとおり、この委員会で御報告をさせていただきたいと思います。
○臼井国務大臣 今委員御指摘をいただきました片山隼君の事件につきまして、本当に御遺族にとりましてはかけがえのないお子さんを亡くされたということで、心から御同情申し上げる次第でございます。  また、下稲葉法務大臣が当時、受け付けの際に担当官の対応に配慮を欠く点があったという点につ...全文を見る
○臼井国務大臣 一般論として申し上げれば、そうした心ない発言というものはあってはならないというふうに考えますが、個別の事件についての検察官が現場でどのようなことを言ったかという点については、御答弁は差し控えさせていただきます。
○臼井国務大臣 今お話を伺っておりまして、法務の担当官が過ちを犯した、どのような罰を与えるべきかという点については今後慎重に検討していく必要があろうかと思いますが、現時点で、法務省の責任者である私から当時のことについて申し上げるということは考えておらないのでございます。
○臼井国務大臣 こうした職員の問題につきましては、それぞれ罰を与える場合には、重い、軽いというものがあろうかと思っておりまして、現時点におきまして、あるいはそうした過去にいろいろな問題点があったかもしれないということは私もよく理解をできるわけでございまして、そうした点につきまして...全文を見る
○臼井国務大臣 この問題につきましては、単に我々刑事関係のことだけではなくて、いわゆる年金制度のあり方そのものにも影響するというふうに考えておりまして、今後そうした点も含めて考えていくべきものと思います。
03月31日第147回国会 衆議院 法務委員会 第9号
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○臼井国務大臣 このたびの民事法律扶助制度は、裁判を受ける権利を実質的に保障する意義を持つわけでございまして、司法制度の充実に寄与する公共性の高いものでございます。  先進諸国におきましても、例外なく法整備がなされているわけでございまして、相応の国費が投入されているところでもご...全文を見る
○臼井国務大臣 ただいま委員が御指摘をいただきました御質問は、先般私もその委員の御発言を承っておったわけでございますが、そのときの議事録、正確には覚えておりませんが、そのときにあるいは法務省という言葉があったといたしましても、それが即私ども法務省の立場でないことは委員よく御承知の...全文を見る
○臼井国務大臣 承りたいと思います。
○臼井国務大臣 先ほど来から、民事に関する法律扶助制度というのは、民事紛争の当事者の裁判を受ける権利の実現を国が後押ししようとする制度である、資力に乏しい方々への弁護士費用等を立てかえてさしあげるものであるということはお話を申し上げたのでございます。そして、その間の経過もいろいろ...全文を見る
○臼井国務大臣 先ほど来お答えをいたしておりますとおり、行政裁判については裁判所におけるものというふうに限らせていただいているわけでございまして、るる御説明いたしましたように、むしろ、最終的に裁判による解決を図ってその段階で訴訟費用等を扶助すれば、裁判を受ける権利を実質的に保障す...全文を見る
○臼井国務大臣 この民事法律扶助制度というのは、民事紛争の当事者が資力に乏しい場合でありましても、民事裁判等において自己の権利を実現することができるようにするために、弁護士費用等の立てかえの援助を行うものでございまして、裁判を受ける権利を実質的に保障する意義を持ち、司法制度の基盤...全文を見る
○臼井国務大臣 委員御指摘をいただきましたとおり、監督権の行使というものを適切に行ってまいりたい、このように考えております。
○臼井国務大臣 指定法人としてどのような法人を指定するかということにつきましては、申請に基づきまして、法案第五条一項の要件に該当する者を指定すべきこととなるのでありまして、現時点ではまだ決まっておらないのでございます。  財団法人法律扶助協会につきましては、同法人から指定の申請...全文を見る
○臼井国務大臣 本法案におきましては、民事法律扶助事業の中核となる訴訟代理費用等の援助につきまして、これまでどおり原則償還制を維持するということといたしておりまして、結局、当該費用につきましては利用者の自己責任に帰着することとなるので、その性質上、御指摘のような事態は起こりにくい...全文を見る
○臼井国務大臣 今委員、まさに法律扶助の歴史をお示しいただいたような感じがいたしまして、昭和六十二年からこの件について御追求していただいた、心から敬意を表する次第でございます。  民事法律扶助の位置づけにつきましては、御指摘のとおり、平成元年三月二十四日に開催されました衆議院法...全文を見る
○臼井国務大臣 先ほど来お話を申し上げておりますとおり、この民事法律扶助制度というものは、資力に乏しい方々が裁判を通じて自己の権利を実現することを後押しするものでございまして、これまで生活保護受給者層やそれに準ずる所得層の方々を中核として援助の対象としてきたものでございます。その...全文を見る
○臼井国務大臣 先ほど来御答弁をいたしておりますとおり、現在、我が国の民事法律扶助事業というものが、限りある財源の中で国として補助もしておるわけでございます。しかも、目標としております国民の下層から二割の方々にもまだ十分行き渡っておらないという現状があるわけでございまして、そうし...全文を見る
○臼井国務大臣 先ほどお答えをいたしましたとおり、現状においては日本国民においてもなかなかこの権利を十分に保障することはできないという状態の中で、こうした法律の形になったということを御理解いただきたいと思うわけでございますが、なお今後、そうした点についてもいろいろ御論議をいただく...全文を見る
○臼井国務大臣 我が国の民事法律扶助事業におきましては、ただいま委員御指摘をいただきましたように、全世帯の下からおよそ二割の所得層を対象としてきたものでございますが、既に申し上げましたとおり、この所得層の方々に対してすら十分な支給ができない実情にございます。  また、この基準を...全文を見る
○臼井国務大臣 長い間多くの方々の御努力によって、今回法律としてできるわけでございまして、これによって国並びに弁護士会の責務というものがはっきりする。それだけ国の責任というのは重くなるということは当然のことでございまして、今後一層の法律扶助事業の発展のために、さらに私どもは努力を...全文を見る
○臼井国務大臣 先般お尋ねをいただいた件につきましては、調査をいたさせましたので、担当の民事局長から御報告をさせたいと思います。
○臼井国務大臣 今委員お示しをいただきました移記されたもの。現場におきまして、今回のことが特別な事情、こういうふうに判断をした原因の一つに、仮差し押さえが平成十一年の一月二十六日にあった。差し押さえというのは当然いきなり来ることではございますが、その翌日の平成十一年一月二十七日、...全文を見る
○臼井国務大臣 先般委員から御指摘をいただきました事情につきましては、ただいま御報告をいたしたとおりでございまして、先ほど冒頭に委員がお話しをいただきました新聞等による諸事象等につきましては、私どもは現在、詳しい事情等は承知をいたしておりません。今後何か新しい問題が出てきて、法務...全文を見る
○臼井国務大臣 附帯決議というものは、政府の立場としても尊重すべきものだと思います。
○臼井国務大臣 ただいま委員御指摘をいただきました点につきましては、現法律案につきましては、先ほど来るるお話を申し上げてまいりましたとおり、私ども日本人であっても、なかなか下層二割の方々にも十分に対応できないということで、現法律でいくということは御理解をいただきたいと思うのでござ...全文を見る
○臼井国務大臣 ただいま可決されました附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。     —————————————
04月04日第147回国会 衆議院 法務委員会 第10号
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○臼井国務大臣 商業登記法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  この法律案は、最近における高度情報化社会の進展にかんがみ、電子計算機により処理された情報を電気通信回線により伝達して行ういわゆる電子取引等を確実かつ円滑に行うことができるようにするた...全文を見る
○臼井国務大臣 いろいろと委員の御質疑を聞かせていただいた次第でございます。また、あらかじめ局長の方から本件についての具体的な説明の文書がお手元に行っているということも、ただいま御質問の中でお話をしていただきました。  また、事前に私ども伺っている際に、従来から私が聞いておりま...全文を見る
○臼井国務大臣 登記事項につきましては、登記官が現場におきましてそれぞれ判断をすることでございまして、委員が今お話をされて御指摘をいただいているようなことについては現場では認知しないことも多うございまして、あくまでも現場の状況において判断すべきもの、このように思う次第であります。
○臼井国務大臣 この登記に関しては、それぞれの現場で登記官が責任を持って対処するということになっているわけでございますが、ただいま委員からるる御質問をいただきました、いわゆる不動産登記法第七十六条の規定の類推適用等につきましては、現在具体的な運用基準というものがございません。そう...全文を見る
○臼井国務大臣 御指摘をいただきましたとおり、政府が責任を持ってやる事務については、国民の信頼を得るということは大変重要なことでございます。登記の仕事についてもそのようなことでございまして、今委員御指摘をいただきましたように、私ども、今後こうした点については細心の注意を持って努力...全文を見る
○臼井国務大臣 ただいま可決されました附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。     —————————————
04月13日第147回国会 衆議院 本会議 第24号
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○国務大臣(臼井日出男君) 犯罪被害者等の保護を図るための刑事手続に付随する措置に関する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  近時、我が国では、犯罪による被害者の問題に対する社会的関心が極めて大きな高まりを見せており、犯罪被害者やその遺族に対する配慮とその保護のた...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 奥田議員にお答えをいたします。  犯罪被害者の人権保障についての認識に関するお尋ねがございました。  犯罪被害者は、犯罪行為によってその人権を侵害された方でございます。これまでも、このような権利の侵害に対しては損害賠償請求や刑罰権の発動を求める権利...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 倉田議員にお答えを申し上げます。  刑罰権を国家が独占する理由及び法秩序の維持の目的に関し、被害者の権利等についてのお尋ねがございました。  刑罰権につきましては、社会の秩序の維持の観点から、私的報復を許容せず、国民の共同体である国家がこれを独占す...全文を見る
04月13日第147回国会 参議院 法務委員会 第8号
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○国務大臣(臼井日出男君) 引き続き、法務大臣を仰せつかりました。今後ともよろしくお願いいたします。  民事法律扶助法案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  この法律案は、民事に関する法律扶助制度が裁判を受ける権利を実質的に保障する意義を持ち、司法制度の充実に寄与する...全文を見る
04月14日第147回国会 衆議院 法務委員会 第12号
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○臼井国務大臣 引き続き法務大臣を仰せつかりました。今後ともよろしくお願いいたします。  犯罪被害者等の保護を図るための二法案について、一括してその趣旨を御説明いたします。  近時、我が国では、犯罪による被害者の問題に対する社会的関心が極めて大きな高まりを見せており、被害者や...全文を見る
○臼井国務大臣 今委員御指摘をいただきましたこのリストラティブジャスティスという考え方、必ずしもどのような内容を含むものか明らかではない点というものもあるわけでございますが、刑事手続の過程におきましても被害者の立場は尊重される必要がございまして、その意味では、御指摘はごもっともな...全文を見る
○臼井国務大臣 今委員るる御指摘いただきましたように、少年犯罪の凶悪化、多発あるいは低年齢化、そうした問題はまさに社会的な大変大きな私どもの問題でございまして、国を挙げてこの問題について対処していかなければならない、こう考えておりまして、私ども既に提出させていただいております少年...全文を見る
○臼井国務大臣 ただいま委員御指摘をいただきました、一九八五年十一月の国連総会における犯罪及び権力濫用の被害者のための司法の基本原則宣言に関連をしてでございますが、我が国におきましては、被害者に対する経済的な支援といたしまして、先ほど委員御指摘をいただきました犯罪被害者等給付金支...全文を見る
○臼井国務大臣 ただいま委員御指摘をいただきましたように、犯罪被害によりまして、その御関係の皆様、本人ももちろんでございますが、大変多くの強い被害をこうむっていらっしゃる、そういう実例も私ども、マスコミ等で見聞きいたしております。  私どもは、犯罪被害者の人権保障につきましての...全文を見る
○臼井国務大臣 いわば国家としてのそうした犯罪に対する対処ということを考えてまいりますと、まず私どもは、そうした犯罪が行われた場合には、その犯罪を犯した者に対しての刑罰を、私的制裁ということではなくて、国としてしっかりと一つのルールにのっとって対処していく、そして、そのことにより...全文を見る
○臼井国務大臣 犯罪被害者保護の問題というものは大変多岐の分野にわたるということは、今までしばしばお答えをいたしているわけでございますが、御指摘をいただいたような医療費等の緊急な支出等による被害者の保護のあり方というのもそれらの一つであるということは理解いたしております。これらの...全文を見る
○臼井国務大臣 今委員御指摘をいただきました、ちょうどその裏返し的な論議になってしまうわけでございますが、御指摘をいただきました、理念とか方針をまず示していくというのも一つの御見解だと思うわけでございますが、この問題は、いつも申し上げておりますが、非常に多岐の分野にわたりますとと...全文を見る
○臼井国務大臣 御指摘の宣言は、犯罪及び権力の濫用の被害者のための司法の基本原則の宣言と呼ばれるものでございまして、御指摘のとおり、一九八五年八月から九月に開催をされました第七回国連犯罪防止会議において採択をされまして、さらに同年十一月の国連総会において採択されたものと承知をいた...全文を見る
○臼井国務大臣 平成十一年の十一月十一日、内閣官房長官決裁で犯罪被害者対策関係省庁連絡会議というものが設置をされたのでございます。  この連絡会議におきましては、犯罪被害者対策に係る問題につきまして、ただいま委員御指摘をいただきましたように、大変多方面に、多岐にわたるものでござ...全文を見る
○臼井国務大臣 刑事司法は、刑罰権の行使によって法秩序の維持という目的を達成しようとするものでございまして、その過程において、被害者の立場を尊重し、その保護を図る必要があると考えております。  我が国におきましては、これまでも被害者保護のための法整備は逐次にわたって行われてきた...全文を見る
○臼井国務大臣 いずれにいたしましても、司法というものは常にとどまっているものではなくて、やはり社会の変動とともに変化して当然だと思っておりまして、被害者保護につきましても、今まさに国民の意識の高まりというものが来ているわけでございまして、私ども、その国民の皆様方の意識におくれな...全文を見る
○臼井国務大臣 御指摘をいただきました犯罪人引き渡し請求につきましては、法務省といたしましては、本年四月六日、外務省からイタリア政府の請求書の送付を受けたのでございます。  今後、引き渡し請求の理由となっておりますテロ事件の内容や証拠関係を慎重に検討いたしまして、これを踏まえて...全文を見る
04月17日第147回国会 参議院 本会議 第17号
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○国務大臣(臼井日出男君) 川橋議員の御質問にお答えいたします。  東京都知事の発言問題に関して御質問がございました。  石原東京都知事の御発言につきましては、総理からも御答弁がございましたが、私も直接これに対して法務大臣として申し上げることは差し控えたいと存じます。  し...全文を見る
04月18日第147回国会 衆議院 法務委員会 第13号
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○臼井国務大臣 先ほど来から話を伺わせていただいておりまして、こうした問題につきましては、非常に犯罪被害者に対する幅広い対策というのは必要である、こういうふうに考えておりまして、私どもといたしましては、今委員いろいろ御指摘いただきましたことも念頭に入れながら、一つ一つ着実に対処し...全文を見る
○臼井国務大臣 先般お答えをいたしたわけですが、テロという最も不特定多数の方々に対して被害を与えるようなそういう事件については、私ども日本政府としても、当然のことながら、これはしっかりと対応すべきであるということが一点言えるわけでございます。  現在、局長が御答弁を申し上げまし...全文を見る
○臼井国務大臣 ただいま刑事局長からお答えを申し上げましたとおり、現行法の取り扱いについては合理的な理由があると私どもは考えておりまして、この点につきまして特に手当ての必要があるというふうには考えておらないところであります。
○臼井国務大臣 上告申し立ての場合に、口頭弁論を開くか開かないかということは裁判所の判断によるわけでございますが、委員御指摘のとおり、口頭弁論が開かれるような場合については、被害者に対してもしっかりと報告できるようなことにすべきだ、こういうふうな感じを持っております。
○臼井国務大臣 今、政務次官から答弁を申し上げましたとおり、犯罪被害者に対して国が直接損害を補償するというような方策については、やはり慎重な検討を要するというふうに考えております。
04月18日第147回国会 参議院 法務委員会 第9号
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○国務大臣(臼井日出男君) 民事法律扶助制度につきましては、その重要性にかんがみまして、近年、民事法律扶助関連予算の増額を図るなど本制度の充実を図ってきたところでございます。  本制度の対象者といたしましては、生活保護受給者層やそれに準ずる所得層の方々を中核といたしまして、全世...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 民事法律扶助制度につきましては、かねてからその立法化の御指摘がございまして、平成六年に設けられました法律扶助制度研究会の研究結果や昨年の司法制度改革審議会設置法案の御審議の際の衆参両院における法務委員会の附帯決議等を受けまして、その基本的枠組みを定める...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 現在進められております司法制度改革は、国民がより利用しやすい司法制度の実現を目指しまして、国民的見地からの検討を行っているものでございますけれども、法律扶助制度は国民が司法を利用することを容易にする上で極めて重要な役割を果たすものでございます。  今...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 今、総括政務次官からお話しいたしましたように、委員御指摘のような、例えばドメスティック・バイオレンスで本当に困って駆け込んでこられたような方々が勝訴の見込みがないということをもって排除されるということはあってはならないというふうに考えるわけでございまし...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 今、委員御指摘をいただきましたが、性暴力の被害者の方々にとりましては、弁護士を依頼して相手方に不法行為の差しとめ請求、あるいは不法行為に基づく損害賠償請求の訴訟を提起することは大変極めて意義のあることだと考えておるわけでございます。  なお、民事法律...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 先ほどお話しいただきました附帯決議の問題につきましては、後ほど担当からお答えをさせていただきたいと思っておりますが、いわゆる外国人に対する民事法律扶助につきましては、これまで、扶助に係る事件が終結をいたしまして立てかえ金の償還が完了するまで適法に我が国...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) ただいま政府参考人からお答えしたとおりでございまして、限りある国費の中でこうした事業を行うということで、そうした者までも含めるということは現状では困難であるというふうに考えておりまして、御理解いただきたいと思います。
○国務大臣(臼井日出男君) 先ほど来、重ねて政府参考人からも私からも御答弁をいたしましたとおり、限られた財源の中で民事法律扶助事業を行っていかなければならない、そうしたこの扶助事業には社会福祉的側面もある、こういうことでもございます。冒頭に私が申し上げましたように、現在、法律扶助...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 民事法律扶助制度は、資力に乏しいがために弁護士費用等を支払うことができない、自己の権利を裁判等を通じて実現することが困難な国民に対しまして弁護士費用等の立てかえ等の事業を行うものでございまして、憲法第三十二条の裁判を受ける権利を実質的に保障する意義を持...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) ただいま委員御指摘をいただきました点につきましては、憲法第三十二条の裁判を受ける権利は、民事事件及び行政事件の場合におきましては、裁判所に訴訟を提起いたしまして、その裁判を求める権利を有するものを意味すると考えられておりまして、裁判を受ける権利があるこ...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 提案理由説明でも私が申し上げましたとおり、まさに国民の権利を保障するものでございます。
○国務大臣(臼井日出男君) 先ほど来政府参考人の方からお答えをいたしてまいりましたけれども、民事法律扶助事業の事業規模が今後どの程度の規模になっていくかということにつきましては、これまでの実績だけでなくて、今回の制度改正後の成果も踏まえなければなかなか申し上げることはできないと考...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 委員御指摘のとおりでございまして、今後とも努力をいたしてまいりたいと考えております。
○国務大臣(臼井日出男君) 先ほど来政府参考人がお答えをいたしておりますとおり、本年度の予測も需要に対応できるようなものを予測して計上しているわけでございますが、委員御指摘のとおり、予測は予測でございますので、万が一にもそういうふうな状況になったときには、私どもといたしましては、...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 今、委員御指摘をいただきました入管収容施設における未成年者、特に学齢期の子供たちの問題でございますけれども、退去強制手続と申しますのは、身柄を収容して進めることとされておりまして、学齢期の児童も例外ではないのでございます。  しかしながら、収容令書ま...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 先ほど来委員より御指摘のとおり、繰り返し答弁になってしまっておりますが、今回、民事法律扶助が法律として制定をされるということによるその効果というものは委員もお認めをいただけると思うわけでございますが、限られた当面財源の中でもってどういう人たちを優先的に...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 民事法律扶助制度というのは、先ほど来お答えをいたしておりますとおり、裁判を受ける国民の権利を実質的に保障する意義を持つ制度でございます。裁判手続の援助を中核といたしておりますが、専門家による法律相談というのは民事裁判手続への窓口的機能を有しておりまして...全文を見る
04月20日第147回国会 衆議院 決算行政監視委員会第一分科会 第1号
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○臼井国務大臣 平成八年度法務省所管一般会計及び登記特別会計歳入歳出決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  まず、一般会計の決算についてであります。  歳入につきましては、歳入予算額は九百九十三億九千八十一万円余であります。  これに対しまして、収納済み歳入額は...全文を見る
○臼井国務大臣 平成八年度に関し、ただいま会計検査院から御指摘のありました事項につきまして、法務省のとった措置等について御説明申し上げます。  まず、職員の不正行為の防止につきましては、従来から配慮してきたところでありますが、御指摘のような不祥事が生じましたことは、まことに遺憾...全文を見る
○臼井国務大臣 ただいま政府参考人の方からお答えを申し上げましたとおり、不特定多数の方々に対して大きな影響を与えるテロというものは、国際協力のもとで対処していかなければならない重大な問題でございます。したがいまして、私どもといたしましては、この引き渡し請求に関する内容や証拠関係を...全文を見る
○臼井国務大臣 法務省といたしましても、この新しい定期借家制度の内容とか、御指摘をいただきましたいろいろな問題点、一般の国民の方々にも十分御理解をしていただく必要があるというふうに考えておりまして、既にポスターあるいはリーフレット等を作成いたしまして配布をし、周知徹底を図っている...全文を見る
04月20日第147回国会 衆議院 本会議 第27号
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○国務大臣(臼井日出男君) 最初に、商法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  この法律は、会社をめぐる最近の社会経済情勢にかんがみ、会社分割の制度を創設するため、商法、有限会社法及び株式会社の監査等に関する商法の特例に関する法律を改正しようとする...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 中桐議員にお答えを申し上げます。  まず、分割計画書等の記載事項についてのお尋ねがございましたが、労働契約上の地位も、分割計画書等に記載されればその記載に従って承継されることになります。  次に、企業組織の再編に伴う解雇の禁止についてのお尋ねがござ...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 佐々木議員にお答えを申し上げます。  まず、営業の現物出資等の場合の検査役の調査等についてのお尋ねがございましたが、検査役の調査は、資本充実の原則の要請によるものでございまして、債権者の同意は、営業に含まれる債務の承継が個別的な債務引き受けによるもの...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 保坂議員にお答えを申し上げます。  まず、会社分割制度のメリットについてのお尋ねがございましたが、営業譲渡や分社化と比べたメリットとしては、持ち株会社のもとにある子会社を事業別に再編成することにより企業の再編成を促進することができること、営業の現物出...全文を見る
04月20日第147回国会 参議院 法務委員会 第10号
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○国務大臣(臼井日出男君) この少年法の一部改正は前々国会から既に御提案をし、できるだけ早い御審議をお願いしているものでございますが、私どもとしては一日も早い成立というものをお願いいたしているわけでございますが、現在新聞に報ぜられているようないろいろな動きについては、詳細について...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) ただいま御指摘がございました五千万円問題に限らず、青少年問題というのは非常に大きくクローズアップされる事件が引き続いておりまして心を痛めているところでございまして、そうしたものについてもいろいろな会派間のお考えもあるのではないか、こういうふうに拝察をい...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) いろいろ委員お話があったわけでございますが、ただいま御指摘をいただきました五千万円事件というのはまさに今捜査中でございまして、このことについてお話を申し上げることは避けたいと思うわけでございますが、いずれにいたしましても、教育問題と含めて少年の更生問題...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 今、委員御指摘をいただいたお考えと私は全く同感でございまして、こうした問題についてはやはり学校あるいは家庭、地域社会における青少年問題に対する対応のあり方、こういったものを基本的にさらに検討し、反省をしながら対応を強めていくということが大切のように思い...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 今、委員御指摘のとおり、まだ法案も通っておりませんし、どのような団体に指定をするということはもちろん決まっておらないわけでございますが、先ほど来委員御指摘いただきましたように、我が国の民事法律扶助事業というものはこれまで財団法人法律扶助協会によって行わ...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) ただいま私はいろいろ申し上げたわけでございますが、この民事法律扶助事業というものが昭和二十七年に……
○国務大臣(臼井日出男君) 同協会がつくられまして以来、弁護士連合会並びに弁護士会の皆様方に長い間御尽力をいただいておるわけでございまして、それに対して心から敬意と感謝を申し上げている次第でございます。
○国務大臣(臼井日出男君) ただいま委員御指摘をいただきましたとおり、この民事法律扶助制度というものは、民事紛争の当事者の裁判を受ける権利の実現を国が後押しをしようとする制度でございまして、資力に乏しい方々の弁護士費用等を立てかえてさしあげるものでございまして、憲法第三十二条の裁...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 先ほど来申し上げておりますとおり、この民事法律扶助制度というものが、財団法人法律扶助協会等の非常な御努力によって今日まで至っているということは申すまでもございません。  御関係者の皆様方によりまして、この制度が国民の裁判を受ける権利を実質的に保障する...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 今、委員御指摘をいただきましたが、今日に至るまで大変長い道のり、多くの皆様方の善意によって支えられてきているということを私も認識いたしております。
○国務大臣(臼井日出男君) 委員御指摘のとおりのように思います。
○国務大臣(臼井日出男君) ただいま委員お話しをいただきましたようなお考えの方もおられるということもよく承知をいたしております。また、現実に大変お気の毒な方々もおられるということも事例等でよく承知をいたしているところでございますが、先ほど来政府参考人からお答えを申し上げております...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) そうした問題というのは事業主体の方が決まりました際には自主的にお考えをいただくことになろうかと思っておりますが、それらの自主事業を実施するということは私どもにとりましても望ましいことだと考えております。
○国務大臣(臼井日出男君) 先ほど来、二十七年に協会ができましてスタートして以来の経緯というものはお話を申し上げたわけでございますが、大変多くの方々の御好意の中でもって今日まで育ってきた、国もそれなりに努力を続けてきているわけでございまして、今後ともこれらの拡充についてはさらに私...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) そのとおりでございます。
○国務大臣(臼井日出男君) ただいま委員御指摘をいただきましたとおり、研究会では両論併記だったということでございますから、今、委員御指摘をいただきました形でございますと、結果的にはやや似たような結果になるんじゃないかというふうな感じもいたしますが、政府参考人からお話をいたしました...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 今、総括政務次官の方からお答えをいただきましたが、先生のお話もいろいろいただいておりますが、今回の制度改正後におきましても、その成果等を踏まえつつ、さらに一層の整備及び発展を図ってまいりたい、このように考えております。
○国務大臣(臼井日出男君) 今、委員御指摘をいただきましたとおり、今回この法律で国の責務というものをしっかり定めさせていただきました。今後とも、その責任を十分果たすために一層の努力をいたしてまいりたいと考えております。
○国務大臣(臼井日出男君) 今、委員から御指摘をいただきました民事に限定した理由ということにつきましては、この民事法律扶助制度につきましてはかねてからその立法化の御指摘がございまして、平成六年の法律扶助制度研究会の研究結果や昨年の司法制度改革審議会設置法案の御審議の際の衆参両院に...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) ただいま可決されました附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。
04月21日第147回国会 衆議院 法務委員会 第14号
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○臼井国務大臣 私が小渕前総理の入院のことを知りましたのは、四月二日日曜日午後十一時過ぎに事務秘書官から電話で連絡を受けたのでございます。官邸からは、小渕前総理の入院に関しましての連絡はございませんでした。  入院したことに伴いまして、四月二日の日曜日に入院された後、翌三日月曜...全文を見る
○臼井国務大臣 前総理大臣が御入院されて以来、閣僚全員、小渕前総理の御容体を大変心配いたしておりまして、何らかの形でその気持ちをお伝えしたいという気持ちがあったわけでございますが、大勢で病院に押しかけるということはかえって御迷惑になるというふうなこともございまして、四月五日水曜日...全文を見る
○臼井国務大臣 今委員御指摘いただきましたこのような事態というものは、あってはならないということでございますが、残念ながら、こうした事態になったということは極めて遺憾だと思っております。  一方、一般的に言いまして、どのような形で御本人の立場というものを立証するかというのは、こ...全文を見る
○臼井国務大臣 こうした事件につきましては、それぞれ現場の検察においては、証拠あるいは状況等、しっかりと判断をして全力を尽くして対処いたしているところでございます。しかしながら、結果としてこういう形になったということは大変残念なことでございます。  このことにつきましては、それ...全文を見る
○臼井国務大臣 今お話しのような事態、どういう形でそれをお示しすべきかということはいろいろ考える点があろうかと思いますが、一般論として、全くの検察側の過ちでもってもしそういうことがあったとするならば、それはそれなりの対応が必要であると思います。
○臼井国務大臣 民主党提出の法案につきましては、立場上所見を述べるということは差し控えさせていただきたいと思いますが、あえて申し上げるとすれば、被害者保護の問題につきましては、まずもって個別具体的な施策を着実に実施していくということが肝要であると考えておりまして、今後省庁連絡会議...全文を見る
○臼井国務大臣 今委員御指摘のように、無実の方を勾留してしまっておったというふうなことにつきましては、まことに残念なことでございますし、またこういうことはあってはならないことでもございますので、深い反省をしなければならない、こういうふうに考えております。  また一方、一般的に言...全文を見る
○臼井国務大臣 ただいま委員御指摘をいただきました報道の自由、報道のあり方につきましては、大変難しい問題があるように思っておりまして、まずは報道機関におきまして自主的に犯罪被害者やその家族の立場に十分配慮した適切な対応をとっていただくことが望ましいと考えているのでございます。 ...全文を見る
○臼井国務大臣 ただいま可決されました附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。     —————————————
○臼井国務大臣 最初に、商法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  この法律は、会社をめぐる最近の社会経済情勢にかんがみ、会社分割の制度を創設するため、商法、有限会社法及び株式会社の監査等に関する商法の特例に関する法律を改正しようとするものでありま...全文を見る
04月24日第147回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○臼井国務大臣 今委員御指摘をいただきましたとおり、今国会に御提出をさせていただいております少年法改正では、年齢引き下げは入っておりません。各党各会派で最も激しい御議論のあるところでございまして、まずもって基本的な部分を成立させていただきたいとお願いいたしているところでございます...全文を見る
04月25日第147回国会 衆議院 法務委員会 第15号
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○臼井国務大臣 きょうは、参議院の会議がございまして、失礼いたしました。  御承知のとおり、現在の企業社会において、その活動というのはグローバル化してきている。こうした中で、金融機関を初めとする我が国の企業も体質の改善というものを猶予なく行っていかなければいけない、こうしたこと...全文を見る
○臼井国務大臣 今委員が御指摘をいただきました、いわゆるメガコンペティションというのは、私どもとしては、東西冷戦の終結後、各国は軍備増強の重圧から解放され、経済成長を争った結果、世界規模での経済競争が激化することとなった現下の経済情勢を言っているもの、このように理解をいたしており...全文を見る
○臼井国務大臣 私ども政府は、昭和五十年以来、段階的に会社法の全面的な改正作業を行ってきたわけでございますが、今回の会社分割法制の創設によりまして、重要な事項についての一応の見直しを終えることになるのでございます。  しかしながら、商取引の基本原則、あるいは会社の基本的なあり方...全文を見る
○臼井国務大臣 今委員は、従来から考え方が導かれておりますいわゆる競争原理あるいは市場原理に対して、共生理念のもとにおける共同原理というものを取り入れるべきじゃないだろうかというふうなお話だったように思います。  私ども政府におきましては、昭和五十年以来、特に会社に関する規定を...全文を見る
04月26日第147回国会 衆議院 法務委員会 第16号
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○臼井国務大臣 ただいまいろいろ、委員の御質問に対しまして文部省そして私ども法務省の方からお答えをいたしましたが、これはまさに問題提起がされた現段階でございまして、細かい点につきましては、今後審議会と緊密な連携をとりながら検討していく必要があろうと考えております。委員御指摘をいた...全文を見る
○臼井国務大臣 今、委員御指摘をいただきましたこの件につきましては、こうした事態が起こったということは大変残念なことでございまして、こうした事由をしっかりと反省をしながら、二度とこうした事態が起こらない努力というものをさらにしていかなければならない、このように考えている次第でござ...全文を見る
○臼井国務大臣 今委員御指摘をいただきましたように、無実の者がこうした罪を追及されるということはあってはならないことでございまして、私どもとしては、今回のことを十分反省いたしまして、今後このようなことが起こらないようにするためにはどういうことをしっかりと考えていく必要があるのかと...全文を見る
○臼井国務大臣 一般的に申し上げて、司法手続である刑事手続と行政手続である退去強制手続というのは、別個独立の手続でございます。したがいまして、入管当局は、現在、出入国管理及び難民認定法の規定に基づいて所定の退去強制手続を進めているわけでございまして、恣意的な法の運用が行われるなど...全文を見る
○臼井国務大臣 現行の刑事補償制度におきましては、誤った身柄の拘束がなかったならば得られたはずの利益についても、得るはずであった利益の喪失として補償金の額を定めるに当たっては考慮すべきことというふうに明記をされているところでございまして、免田氏に対しましても、当時の一日当たりの補...全文を見る
○臼井国務大臣 裁判所が抑留または拘禁による補償金の額を定めるに当たりましては、拘束の種類及びその期間の長短、本人が受けた財産上の損失、得るはずであった利益の喪失、精神上の苦痛及び身体上の損傷並びに警察、検察及び裁判の各機関の故意過失の有無その他一切の事情を考慮するものとされてお...全文を見る
04月26日第147回国会 参議院 本会議 第20号
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○国務大臣(臼井日出男君) 犯罪被害者等の保護を図るための二法案について、一括してその趣旨を御説明いたします。  近時、我が国では、犯罪による被害者の問題に対する社会的関心が極めて大きな高まりを見せており、被害者やその遺族に対する配慮とその保護のための諸方策を講じることが喫緊の...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 千葉議員にお答えを申し上げます。  犯罪被害者の基本法に関するお尋ねがございました。  犯罪被害者保護の問題につきましては、多岐の分野における種々の施策が必要でございまして、基本法の制定を検討することも意義あることと考えますが、まずもって個別具体的...全文を見る
04月27日第147回国会 参議院 法務委員会 第11号
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○国務大臣(臼井日出男君) 犯罪被害者等の保護を図るための二法案について、一括してその趣旨を御説明いたします。  近時、我が国では、犯罪による被害者の問題に対する社会的関心が極めて大きな高まりを見せており、被害者やその遺族に対する配慮とその保護のための諸方策を講じることが喫緊の...全文を見る
04月28日第147回国会 衆議院 法務委員会 第17号
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○臼井国務大臣 企業間の国際的な競争というものが非常に激化している現代社会の経済情勢のもとにおきましては、企業がその組織の再編成により経営の効率性というものあるいは企業統治の実効性、そういったものを高めることによりまして競争力を強化する必要があるわけであります。私ども政府は、この...全文を見る
○臼井国務大臣 今、委員いろいろお話しいただきましたけれども、この商法改正案というものは、会社がその営業の全部または一部を他の会社に承継させる会社分割の制度を創設するということを内容といたしております。  企業の間の国際的な競争が激化しております現代の社会経済情勢のもとにおきま...全文を見る
○臼井国務大臣 この企業分割の新しい法制というのは、かねてから私どもが、国際化の中における企業のあり方、企業がしっかりとそれに対応していくためにはどうあるべきかということについて努力をいたしてまいりましたその一つの流れの中にあるものでございまして、企業がしっかりとこの国際化の中で...全文を見る
○臼井国務大臣 委員御指摘のような姿勢に立って、これからやってまいりたいと考えております。
○臼井国務大臣 今委員御指摘のような、工賃の支払いというものが受けられない業者が生ずる、そういったような事態があったということは大変遺憾なことでございます。倒産法制におきましては、倒産した請負業者との間に債権債務関係のない末端の下請業者の債権を保護するということは、制度上困難でご...全文を見る
○臼井国務大臣 先ほどお答えをいたしましたとおり、私ども法務省としては、何らかの方策をとり得るか否かについて今後とも検討してまいりたい、こういうふうに考えております。
05月09日第147回国会 衆議院 法務委員会 第18号
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○臼井国務大臣 喫緊の課題でございました会社の組織再編のための法整備につきましては、今国会に会社分割法制の創設を内容とする商法改正法案を提出いたしたところでございまして、この成立によりまして、この分野での立法作業は一応区切りがつけられた、こう考えてよろしいと思います。  商法の...全文を見る
○臼井国務大臣 部落差別を内容とする差別落書き等の事案は、差別を助長しかねないなど人権擁護上看過できない事象であると考えておりまして、事案に応じて行為者の特定に努め、行為者が判明した場合にはその啓発を行うなどの適切な対応に努めております。  もっとも、この種事案につきましては、...全文を見る
05月09日第147回国会 参議院 法務委員会 第12号
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○国務大臣(臼井日出男君) 今、委員御指摘をいただきましたとおり、犯罪被害者対策の問題に関しましては検討すべき点というものが多々あるというふうに認識をいたしておりまして、今回の法案はその中で刑事手続に関連して特に早急に手当てが必要なものにつきまして法整備を行うものでございます。 ...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 犯罪被害者保護の問題につきましては、多岐の分野における種々の施策が必要でございます。私どもといたしましては、まずもって個別具体的な施策を講じることによって対応することが肝要である、このように考えているところでございます。  政府におきましては、犯罪被...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) ただいま委員御指摘をいただきましたとおり、犯罪の被害者のこうむった被害の回復というのは大変重要な問題であると考えております。今後とも、犯罪収益を利用した被害者回復制度の検討というものも含めまして、より広い視野から被害者回復のため実効性のある諸方策につい...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 先ほど来委員お話がございましたいわゆる被害者の二次被害等については、私どもも細心の注意を行わなければならないというふうに考えておりまして、委員御指摘をいただきましたようにいろいろな多くの問題ございますが、被害者に対してそうした二次被害を与えることのない...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 今、委員御指摘のような、万が一にも証拠品等が窃盗される、こういうことはあってはならないことでございまして、私どもとしてもそうしたことが起こらないようにさらに細心の注意を持って行ってまいりたい、このように考えております。  今、委員御指摘をいただきまし...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) ただいま委員御指摘をいただきましたとおり、犯罪被害者対策の問題に関しましては検討すべき点が多々あるわけでございまして、今回の法案では、その中で刑事手続に関連をいたしまして早急な手当てが必要なものにつきまして法整備を行うものでございます。  私ども法務...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 御指摘のような報道がなされているということは承知をいたしております。今後どのような訴訟が提起されるかなどにつきまして具体的な問題については掌握をいたしておりませんし、いずれにいたしましても、意見を申し上げる立場にはないと思いますので、お答えを差し控えさ...全文を見る
05月10日第147回国会 衆議院 法務委員会 第19号
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○臼井国務大臣 会社分割それ自体を理由とする解雇というものができないということは、整理解雇に関する確立された判例法理により明らかであると考えておりますが、会社経営者や労働者にその趣旨を周知するということは大変大切なことだと考えておりまして、私ども法務省といたしましても、今後さらに...全文を見る
○臼井国務大臣 御承知のとおり、この分割法制、企業分割の法制というのは、かねてから私どもが、企業が社会の大きな変化に対して迅速に対応できる組織変更というものを目指して行ってきた一連の法制の締めくくりとも言えるものでございまして、そういった意味におきまして、企業の迅速な組織変更とい...全文を見る
○臼井国務大臣 その記事は不明にしてまだ拝見しておりませんが、先ほど来お話を申し上げておりますとおり、国際化の中で企業の形というものを極めて迅速に変えていくという法制も必要でございまして、それら一連の法制の中の、今回その一つであるということで、先ほど来お話をいたしておりますとおり...全文を見る
○臼井国務大臣 私どもはそうした立場はとっておらないのでございます。
○臼井国務大臣 申しわけございませんが、他の大臣の発言に対して私がここであえて申し上げる必要はないと思います。
○臼井国務大臣 現実の社会の中で、そうしたリストラをしなければならないような企業というのは現実にあると思います。  私どもが今法案としてお願いをしております企業分割においては、そうしたものとは別の考え方、企業がしっかりとやっていき、従業員もその中でしっかり働いていく、それをいか...全文を見る
○臼井国務大臣 私は、その御発言の事実というものを実はまだ確認しておらないわけでございますが、先ほど私が申し上げましたとおり、現実にはそうせざるを得ない企業というのもあるだろう、それは現実だと思うんです。私としては、今回の法提案に対しては、そういったものは全く念頭にないということ...全文を見る
○臼井国務大臣 大変恐縮ですが、法務大臣としては、そういう現場の企業の動きについて言及をするということは差し控えさせていただきたい、こういうふうに思います。
○臼井国務大臣 大変きつい御追及でございますが、労働大臣の発言でございますから、そのことの真意についてはぜひとも労働省の方に御確認をいただきたい、このように思います。
○臼井国務大臣 今御指摘の点については、大変重要な問題と考えておりまして、私ども政府としても、雇用問題については、労働省を中心にして幾つもの施策を行いながら、この改善に努力をいたしているさなかでございます。
○臼井国務大臣 今委員御指摘のとおり、これからも省庁を超えた大きな枠組みの中でもって対応しなければならない問題、先ほどお話ございました青少年問題にしても、恐らくそうだと思います。そういうことはますますふえてくると思います。そういうことに対しては、しっかりと対応していかなければなら...全文を見る
○臼井国務大臣 今回の会社分割法制におきましては、雇用契約や下請業者との間の契約関係というものも分割に伴い営業とともに承継される、会社が一方的に解除することができない等々の配慮もいたしておるわけでございますが、御指摘の下請業者の保護等については、現行の倒産法制においてこれに資する...全文を見る
○臼井国務大臣 ただいま可決されました附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。     —————————————
05月11日第147回国会 衆議院 本会議 第32号
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○国務大臣(臼井日出男君) 少年法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  少年審判において、的確に非行事実が認定され、事案が解明されることは、非行のある少年に適切な保護処分を施し、その健全な育成を図るという少年法本来の目的を実現する上で不可欠であり...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 笹川議員にお答えを申し上げます。  裁定合議制の導入についてのお尋ねがございました。  現行法上、少年審判は常に一人の裁判官が取り扱うこととされておりますが、少年事件においても複雑困難な事件が見られることにかんがみ、事案に応じ三人の裁判官による合議...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 佐々木議員にお答えを申し上げます。  少年法の理念についてお尋ねがございましたが、少年法第一条に定められている少年の健全育成が少年法の理念であると考えております。  国連人権規約等についてのお尋ねがございましたが、少年審判において非行事実が的確に認...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 倉田議員にお答えを申し上げます。  現行の審判の方式における少年の事案認識に関するお尋ねがございました。  御指摘の規定は、少年審判の手続自体が少年を保護し教育する場であるとの考え方に基づくものでございまして、必要に応じ、毅然とした態度で臨むことは...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 安倍議員にお答えを申し上げます。  少年犯罪の現状、増加の原因及び対処方法に関するお尋ねがございました。  御指摘のとおり、最近の少年犯罪の情勢を見ますと、少年刑法犯の検挙人員は平成八年以降増加に転じ、殺人、強盗など凶悪犯の検挙人員もここ数年間増加...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 西村議員にお答えを申し上げます。  少年法第一条の目的についてお尋ねがございました。  現行少年法は、少年の健全育成を目的とし、個々の事案、当該少年の特性に応じ、少年院送致や保護観察等の保護処分を行うとともに、一定の少年につきましては、事件を検察官...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 保坂議員にお答えを申し上げます。  戦後の少年犯罪の件数の推移についてお尋ねがございました。  少年犯罪の全体的な動向につきましては、昭和二十六年、三十九年及び五十八年の三つのピークを経て、昭和五十九年度以降減少傾向にあった少年刑法犯検挙人員が、平...全文を見る
05月11日第147回国会 参議院 法務委員会 第13号
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○国務大臣(臼井日出男君) 犯罪被害者のための基本法といった立法の手当てを検討することは意義あるものというふうに考えておりますけれども、まずもって私どもは、具体的、現実的な施策を講ずることは肝要であるという立場で、基本法の必要性は具体的な施策を講じていく中で総合的な見地から検討す...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 被害者の法的な権利につきましては、これまでも、犯罪による権利の侵害に対して損害賠償請求権、刑罰権の発動を求める権利などが定められているところでございます。  今回の法整備は、このような被害者の立場を尊重し、これに配慮するため、刑事手続に関連をいたしま...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) ただいま委員御指摘をいただきましたように、法律の中に条文として書き込むことによりまして種々の影響が出てくる、こういうことを考えまして、先ほど私が申し上げましたように、事実上そうした尊敬を得る地位を得る、こういうふうな形の法案にさせていただいたのでござい...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 例えば、ある被害者の権利というものを明文化することによって、それに対するいわゆる反対請求権といいますか、そうした事実というものが出てくる、こういうことになるわけでございまして、私どもとしては、犯罪被害者の地位というものを明確に法律上うたうということはな...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 犯罪被害者の保護に関する問題は多岐の分野にわたるものでございまして、関係省庁の密接な連携のもとでその施策を講じていく必要があることは委員御指摘のとおりでございます。  政府におきましては、昨年十一月に、犯罪被害者対策に係る問題につきまして、関係省庁の...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 先ほど、政務次官が多少申し上げたわけでございますが、犯罪被害者の刑事訴訟手続上の地位に関しましては、検察官と被告人、弁護士を訴訟当事者とする現行刑事訴訟法の基本構造を前提とする限りにおきましては、犯罪被害者に検察官や被告人、弁護人と同様の手続上の当事者...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 諮問をするに当たりましては、犯罪被害者というものは刑事手続上他の関係人や一般の人とは異なる配慮を受ける地位にあるということが明らかにされる必要があるということで、結局、現在の刑事手続におきましては犯罪加害者と国との関係というのが中心でございまして、どう...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) ただいま私が申し上げましたとおり、被害者になったということによりまして他の一般の方々とは違う特別の地位が明確化されるということであるので、あえて諮問事項には入れなかったということでございます。
○国務大臣(臼井日出男君) 犯罪によりまして被害者が負う経済的負担というものは、今、委員御指摘をいただきましたように大変なものがあるわけでございますが、私どもといたしましては、現在、加害者である犯人がその賠償に努めることが原則であるというふうに考えておりまして、民法上の不法行為に...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) そのとおりでございます。
○国務大臣(臼井日出男君) 私ども、日本の刑事司法のあり方につきましては、犯罪被害者に対する補償というものはすべからく加害者が受けるべきものであるというふうなことが基本にございまして、こうしたことの基本の中で、こうした問題については判断が推移をしているということによるものだと思い...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) ただいま委員御指摘をいただきました犯罪被害者保護の問題につきましては、まずもって個別具体的な施策を講じることによって対応することが肝要である、このように考えております。  経済的支援につきましても重要な問題と認識をいたしておりますが、その必要性に応じ...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) ただいま委員御指摘をいただきました地下鉄サリン事件等の被害者というのは、大変長い間御苦労して苦しんでいらっしゃる方も多いわけでございまして、私どもといたしましても、各省庁しっかりと連絡をとって対処をしていくということを心がけてまいりたいと考えております...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 具体的にどういうふうになるかはっきり見通しはついておりませんが、今、委員から御指摘をいただきましたので、そのことについて検討するようにいたしたいと思います。
○国務大臣(臼井日出男君) ただいま可決されました附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえまして、今後とも努力を重ねてまいりたいと存じます。  また、最高裁判所にも本附帯決議の趣旨を伝えたいと存じます。
05月12日第147回国会 衆議院 法務委員会 第20号
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○臼井国務大臣 少年法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  少年審判において、的確に非行事実が認定され、事案が解明されることは、非行のある少年に適切な保護処分を施し、その健全な育成を図るという少年法本来の目的を実現する上で不可欠であり、一方、非行...全文を見る
○臼井国務大臣 今委員お話をいろいろいただきましたけれども、現代の少年の大部分が大丈夫だという委員の御認識、私もそう信じたい、こういうふうに思っておりますし、また教育というものは感動を呼び起こすことであるという委員の御指摘は全くそのとおりであろう、こういうふうに私も思います。 ...全文を見る
○臼井国務大臣 本改正法案は、平成五年に発生をいたしました山形マット死事件等において問題となっておりました事実認定の手続の一層の適正化のための所要の方策を行おうとするものでございます。  この改正は、少年審判において、御指摘のような社会の大きな関心を呼ぶ事件の事実認定について国...全文を見る
○臼井国務大臣 少年刑法犯全体の検挙人員の推移を見てみますと、昭和二十六年の第一のピーク、昭和三十九年の第二のピーク、昭和五十八年の第三のピークと三つの大きな波が見られるのでございます。検挙人員は、第三のピークと言われた昭和五十八年の約三十一万七千人以降、次第に減少してまいってき...全文を見る
○臼井国務大臣 今委員御指摘のとおり、諸外国と比べて、日本のそうした凶悪犯というものが割合としては低いということは、私はそのとおりであろうかと思います。  しかしながら、日本の戦後の少年犯の検挙人員等を見てみますと、上下、増加減少というものを繰り返しながら推移してきておりまして...全文を見る
○臼井国務大臣 委員御指摘のとおり、そのような分析のあり方もあろうかと思っております。特に、学校教育の問題もございますが、やはり基本的には、自分の子供はその親が責任を持って守らなければいけない、そういったものを中心としながら、今委員御指摘をいただきました何とも不可解ないろいろな犯...全文を見る
○臼井国務大臣 先ほど来の審議の中でもって、西欧各国の犯罪の発生の現況等も御報告いたしましたし、また、アメリカの状況も御報告いたしました。  しかし、それらの法制の関係と犯罪発生率とどういう因果関係があるのかということについてははっきりしておらないわけで、委員御指摘のとおり、ア...全文を見る
○臼井国務大臣 委員も御承知のとおり、私どものいわゆる刑務所等の取り扱いと少年保護における少年院等の取り扱いというのは極めて対照的であるというふうに私は考えておりまして、そういった意味で、少年の健全育成のための配慮というものは、私は、そこに働いている職員の気構えも極めて違う、すば...全文を見る
○臼井国務大臣 少年の教育や更生を大切に考える立場というのは、今後とも基本的に維持されるべきである、このように考えておりますが、一方、近時、少年による凶悪重大犯罪というものが発生していることを契機として、いわゆる少年の年齢問題が国民の重大な関心事となっているということも事実でござ...全文を見る
○臼井国務大臣 そうした事件の発生というものが国民の重大関心になっているということは私も承知をいたしておりますが、今回、私どもが御提示をいたしております改正法というものは、いわゆる事実認定といった、より基本的な、緊急の問題について御提案をいたしているものでございます。
○臼井国務大臣 私どもが提案をさせていただいておりますこの少年法の改正法案、衆議院の法務委員会でもって御審議をいただけるということを大変うれしく思っております。御承知のとおり、昨年の三月に御提案を申し上げておりますが、重要法案がいろいろ山積をしておりまして、今日まで審議がされなか...全文を見る
○臼井国務大臣 今いろいろ、私どもも法案を御提示させていただいておりますが、その時期になりましたら、その時期の我が国の態度を表明するにふさわしい報告をさせていただきたいと思います。
○臼井国務大臣 その時期に、今私どもが御提案をさせていただいております法案がどういうふうな形になるのか、日本の国としてどういうふうな姿勢というものを外部に表明できるのか、そのときに適切な対応をしたいと思います。
○臼井国務大臣 近時、少年による凶悪重大事件というものが発生いたしました。そうしたことを契機といたしまして、少年司法における年齢区分のあり方が国民の重大な関心事となっていることは、私どもも十分認識をいたしているところでございます。  この問題につきましては、刑事司法全般において...全文を見る
○臼井国務大臣 少年法のあり方につきましては、非行のある少年についてその改善と健全な成長をどのように実現するかという基本的な問題にかかわることでございまして、種々の議論がおありになるということから、これらの議論というものを踏まえつつ、総合的な観点から検討していく必要があるものと考...全文を見る
○臼井国務大臣 現在私どもが御提出をしております法案は、現下緊急な問題として解決をすべきものということで御提示をしておるわけでございまして、それ以外の多くの問題点があろうかと思いますが、それらの問題については多くの議論があるわけでございますので、それらの議論を踏まえながら、例えば...全文を見る
○臼井国務大臣 罪を犯した者は罰せられる、こういういわゆる社会規範的な考え方というのは日本国民として当然持たなければならない、このように考えております。一方、少年審判におきましては、少年の健全育成というものを基本とするという考え方というものは堅持しなければならないと考えておりまし...全文を見る
05月15日第147回国会 参議院 本会議 第24号
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○国務大臣(臼井日出男君) 商法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  この法律は、会社をめぐる最近の社会経済情勢にかんがみ、会社分割の制度を創設するため、商法、有限会社法及び株式会社の監査等に関する商法の特例に関する法律を改正しようとするものであ...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 直嶋議員にお答えを申し上げます。  まず、会社分割制度の導入の利点についてお尋ねがございましたが、承継会社が分割に際して発行する株式を分割会社の株主に割り当てることが可能になること、分割会社が負担していた債務の承継について個別に債権者の同意を得ること...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 吉川議員にお答えを申し上げます。  まず、会社分割法の目的についてのお尋ねがございましたが、この制度は、企業の競争力を強化する方策の一つとして、組織の再編成のための法制度の整備を行うことを目的としたものであり、労働者の保護についても適切に配慮をしたも...全文を見る
05月16日第147回国会 参議院 法務委員会 第14号
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○国務大臣(臼井日出男君) 最初に、商法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  この法律は、会社をめぐる最近の社会経済情勢にかんがみ、会社分割の制度を創設するため、商法、有限会社法及び株式会社の監査等に関する商法の特例に関する法律を改正しようとする...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 児童虐待は児童の心身の成長及び人格の形成に大きな悪影響を与えるものでございまして、重大な問題であると認識をいたしております。関係機関の緊密な連携のもとにその防止を図る必要があると思います。  こうした観点から、私ども法務省関係機関におきましても、他の...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 民法は、親権者は必要な範囲でみずからその子を懲戒することができるものといたしております。これは、親権者が子の監護上、子の非行や過誤を矯正し、それを指導するために必要かつ相当な範囲内で子に対し一定の措置をとることを認めたものでありまして、子の監護教育のた...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) ただいま可決されました附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえまして、関係機関とも協力の上、今後とも努力を重ねてまいりたいと存じます。
05月18日第147回国会 参議院 法務委員会 第15号
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○国務大臣(臼井日出男君) 今、委員御質問いただきました森総理大臣の御発言につきましては、新聞等を通じて私も承知をしているのでございますけれども、昨日、参議院本会議におきまして総理御自身から発言の御真意について述べられましたように、総理大臣は主権在民、信教の自由、そういったものを...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 今私からお答えをいたしましたとおり、日本国憲法というものが発布をされましてから半世紀以上たっているわけでございますけれども、日本国民の中には主権在民の考え方あるいは信教の自由、そういった物の考え方というのは定着しておりますし、私は、先般の記者懇のときに...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 先ほど来からお話し申し上げておりますとおり、私は天皇陛下を象徴天皇として御尊敬を申し上げております。(発言する者あり)
○国務大臣(臼井日出男君) その御発言は私の発言ではございませんで、私は今申し上げましたとおり、天皇陛下を象徴天皇として御尊敬申し上げておる、こういう私の気持ちをお述べいたしたのでございます。
○国務大臣(臼井日出男君) 主権在民、民主主義国家の日本において天皇をどう考えるか、あるいは宗教というものをどう考えるか、これはまさに国民一人一人のお考えによるもの、こういうふうに私は理解をしておりまして、そのような御心配はないように思います。
○国務大臣(臼井日出男君) そのことについては、昨日、先生もお聞きのとおり、参議院の本会議場において、総理大臣の御発言の趣旨というものは十分にお話をいただいているものと理解をいたしております。
○国務大臣(臼井日出男君) 私も今、委員御指摘のとおりだと思います。  ただ、御承知のとおり、この総理大臣の発言というのは、神道政治連盟という一つの団体の中に御招待をいただいて発言をしたものでございまして、したがいまして、本来でございますれば、今、先生御指摘のとおりいろいろな立...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) もう長くなるのでお読みすることはこの際控えさせていただきますが、ここに国会における陳謝の要旨というものを私、手に持っておりますが、(発言する者あり)これは発言において、御発言いただきました内容というものは昨日の参議院本会議場における御答弁の中でもって御...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 先ほども御答弁申し上げましたけれども、昨日の参議院本会議における総理からの御答弁の中で、日本国憲法に定める主権在民、信教の自由についてこれを尊重遵守する、このことについては御本人もそのとおりであるということでお話ししておりまして、もしそういう点に疑問を...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 先ほど来、委員も申し上げましたし、私も申し上げましたように、そうした信教の自由、それは一人一人の国民の心の中にあるものでございまして、森総理大臣と私臼井とは別個のものでございます。私は、私の信念に基づいてこれからも活動していきたいと思います。
○国務大臣(臼井日出男君) 会社法というものは、会社の成立から消滅に至る諸段階につきまして、団体及び構成員である株主等の内外の法律環境を規律する法律でございますが、会社を取り巻く社会経済情勢は刻々と変化をするのでございますので、見直しの必要性の有無については絶えず配慮をしてまいる...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 先ほど申し上げましたとおり、基本的なものにつきましては既に方向性をつけて今日まで来ているのでございますが、その間、緊急性ということにつきましてはその時代の背景によっていろいろ変わってきているように思います。今後も、社会情勢の大きな変化の中で改正すべきも...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 近年、会社合併法から始まりました改正、今回の会社分割法をもちまして一応私どもとしては所定の緊急性のあるものにつきましては手続を済ませた、このように理解をいたしております。
○国務大臣(臼井日出男君) そのとおりでございます。
○国務大臣(臼井日出男君) 今回の会社分割法制の創設に当たりましては、労働者の権利が不当に害されないようにするため、商法改正案につきましても最大限の配慮をいたしているところでございます。  まず、会社分割の対象を営業単位とするということによりまして、その営業が解体され、そこで働...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 今回の会社分割法制の整備というものは、平成九年の会社合併法制の合理化、平成十一年の株式交換制度の導入に続くものとして、企業内組織の再編のための法整備の一環として行われるものでございますが、企業がその組織の再編成を行うことを容易にするということがその経営...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 会社分割は株主及び会社債権者に対して重要な影響を及ぼすものになるため、これらの保護を次のとおり図ることといたしております。  まず、株主や会社債権者に対して、これらの者が権利を行使するに際しての判断資料を提供するため、取締役は、分割計画書等を株主総会...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 委員、今御指摘をいただきましたとおり、会社分割法制の創設に当たりましては、会社の従業員の権利が不当に害されるということがないように、商法改正案につきましても最大限の配慮をいたしているところでございます。  まず、会社分割の対象を営業単位とすることによ...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 先ほど私は、会社分割による権利義務の承継が営業単位としたものでありまして、これは包括承継とされていることから従業員の地位というものは確保できるんだというお話をしたわけでございます。あわせて、下請企業との間の継続的な契約関係というものも、分割計画書等に記...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) この会社の組織再編を容易にするための会社分割法制の創設というものは、委員御指摘をいただきましたとおり、これにより経営の効率性を高め、また株主間の紛争を解決するという観点から、中小企業にとっても必要なものであるということでございまして、中小企業団体からも...全文を見る
05月22日第147回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第5号
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○臼井国務大臣 議連に私はたくさん入っておりまして、ほかの議連と比較をして本議連の幹事だけやめるという必要はないと思っております。
05月23日第147回国会 衆議院 法務委員会 第21号
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○臼井国務大臣 ただいまの御決議につきましては、法務省におきましても、その御趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。
05月23日第147回国会 参議院 法務委員会 第16号
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○国務大臣(臼井日出男君) 会社法は、会社の成立から消滅に至る諸段階につきまして団体及び構成員である株主等の内外の法律関係を規律する法律でございますが、会社を取り巻く社会経済情勢は刻々と変化するものでございますので、見直しの必要性の有無等につきましては絶えず配慮をする必要がござい...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) ただいま御説明をいたしましたとおり、政府といたしましては昭和五十年六月の「会社法改正に関する問題点」の公表以来、会社法の全面的な改正作業を続けてまいってきたのでございますが、今回の会社分割法制の創設により重要な事項についての一応の見直しを終えることにな...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 政府におきましては、近時、商法については平成二年に会社の設立手続の簡素化、簡易化、最低資本金制度の導入をいたしました。平成五年に社債制度の見直しあるいは監査役制度の改正、平成六年には自己株式の取得制限の緩和等をそれぞれ内容とする改正を行いましたほか、企...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 今御説明したとおりでございまして、この分割法をお願いするに際しましては、私どもとしても幾つもの要件を設けましてこれらの会社分割というものが労働者に不利益を与えてはならないということを確認いたしているところでございます。  そのようなことはあってはなら...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 御指摘の債務の履行の見込みの有無は、個々の債権者の債権につきましてその弁済期において履行を行うことができるかどうかの判断にかかるものでございます。この意味での債務の履行の見込みがあるかどうかの判断をする上におきましては、承継される財産の価額及び債務の額...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 委員御指摘をいただきましたとおり、公認会計士や弁護士などが会計上または法律上第三者的な立場から述べた意見書等が添付されていることが望ましいものでございまして、実務上もこれが実践されることを期待いたしているところでございます。
○国務大臣(臼井日出男君) 御指摘のような場合には、取締役は商法改正法第四百九十八条第一項第十九号によって百万円以下の過料に処せられることになっております。また、この書面に虚偽の内容が記載された結果、会社債権者の第三者が具体的な損害をこうむった場合には、取締役の第三者に対する責任...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 東西冷戦の終えんによりまして、旧社会主義国が市場経済体制への移行を始めるとともに、西側諸国が軍備増強の重圧から解放されて、いわば経済に全面的に財政等を投入することができるようになった。こうした全面的な経済競争が激化し、いわゆるメガコンペティション、大競...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 今、委員御指摘をいただきました私ども法務当局あるいは警察も含めてでございますが、もちろん当然のことながら公正公平、厳格な対処というのは基本でございます。そうした姿勢というものを貫きながら、なおこの商取引の基本というものを定めているわけでございますので、...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) ただいま可決されました附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。
05月25日第147回国会 参議院 法務委員会 第17号
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○国務大臣(臼井日出男君) 御指摘をいただきました選択的夫婦別氏制度及び嫡出でない子の相続分を嫡出である子と同等とすることにつきましては、なお国民各層、関係各方面におきましてさまざまな御意見があるように承っております。国民の意見が分かれている現状にあると私は認識をいたしております...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 先ほどもちょっとお答えを申し上げましたけれども、この選択的夫婦別氏制度の導入につきましては、国民各界各層でいろいろ御意見がございます。  そうした状況に現在もあるということを私どもは認識いたしているわけでございまして、先ほどもちょっと申し上げましたが...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 御指摘の点につきましては、現在、選択的夫婦別氏制度につきまして法案が議員提案として提案をされておるわけでございまして、御議論をいただいているところでございます。現段階におきまして所管の大臣から賛否等にかかわる御意見を述べるということは適切ではないと考え...全文を見る
○国務大臣(臼井日出男君) 大変恐縮でございますが、先ほども申し上げたとおり、所管の大臣としての賛否に関する御質問に対しての御意見は差し控えさせていただきます。
○国務大臣(臼井日出男君) さらに、賛否ばかりではなくて、それに対する私的な意見というものは発表を、御披瀝を控えさせていただきたいと思います。
○国務大臣(臼井日出男君) 神道政治連盟の考え方につきましては法務大臣としてお答えをできない。先ほどから申し上げている次第でございます。
○国務大臣(臼井日出男君) 本日、この場に出席させていただいておりますのは、法務大臣として関係の法律についてのお答えをするべく出席をさせていただいているのでございます。
○国務大臣(臼井日出男君) 所轄の大臣でありますから、そういう所轄の問題について今国会で御議論をいただいている、私的な御意見というものは控えさせていただきたいと申し上げているのでございます。
○国務大臣(臼井日出男君) 一般論として申し上げるならば、そうした各宗教団体と宗教団体のカウンターパートである議連、必ずしも考え方が一緒であるということではない、それぞれお互いの意見を交換しながらより理解を深めていく、こういう形になろうかと思います。
○国務大臣(臼井日出男君) そうした点については、私からお答えする立場にはございません。