内山晃

うちやまあきら



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内山晃の2006年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月27日第164回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
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○内山委員 民主党の内山晃でございます。  日朝包括並行協議につきまして御質問をしたいと思います。  私は、北朝鮮に対して、今こそ日本の国益と生命を守る政策をとるべきであって、不誠実な対応を繰り返す国に対しいつまでも対話を継続すべきでないと考えています。我が国の基本姿勢が対話...全文を見る
○内山委員 対話からいきなり圧力ということでは余りにも極端過ぎますから、その真ん中があってもいいんじゃないかな、対話をやめると言うのも一つの圧力の方法じゃないかな、こう思っております。  米国も、自国の国益を守るために、北に対して今、金融制裁をしています。我が国も、経済制裁とい...全文を見る
○内山委員 三年三カ月だらだらと日本と北朝鮮の政府間協議をしているわけでありますけれども、この協議に対して疑問といら立ちを持っている国民は少なくないと思うんですね。私も一人の国民として、非常にやはり不愉快に思っています。  外務大臣の所信に、さきの日朝包括並行協議において、最優...全文を見る
○内山委員 日朝包括並行協議では、全体で二十時間の七割を拉致、安全保障に充てたと聞いています。詳細に意見交換をした。何か具体的にそこで進展をしたんだろうか。  拉致事件と国交正常化というのは日朝の二国間協議で、核、ミサイル問題というのは多国間の六カ国協議で取り扱っている問題だと...全文を見る
○内山委員 私は、北朝鮮と国交正常化を急ぐ必要性というのはよくわからないのですけれども、日本は一体、北朝鮮と国交正常化を急ぐ必要があるんだろうか。当然拉致被害者の救済というのもありますけれども、ぜひその辺を、国としてどう考えているのか、お尋ねしたいと思うのです。
○内山委員 私は、国交正常化ができなくて困るのは北朝鮮だろうと思っておりまして、あえて、ああいうのらりくらりと交渉するたびに非常に不愉快な対応を示す国には、時間をかけてじっくりと取り組むべきだろう、こう思っております。  さて、話は変わりますけれども、二月の十一日、新聞報道で、...全文を見る
○内山委員 新聞報道には明確にモラトリアムの破棄、こう書いてありましたので、国民は、そちらの方が正しいと思っている方も結構いらっしゃると思うんですね。恫喝外交、いいかげんにしないか、こう非常に思うわけでありまして、やはりこういったところを考えますと、これはもう対話をする必要がない...全文を見る
○内山委員 今のことと日米安全保障条約との関係といいますか兼ね合いといいますか、米国は北朝鮮を攻撃しない、攻撃する意図はない、こう言っていたところで、もし北朝鮮との何らかの衝突があった、有事になったときに、日米安全保障条約はどのように機能するのか。これは非常に難しくてわからないん...全文を見る
○内山委員 安心をいたしました。  それでは、残りの時間を防衛施設庁の関係でお尋ねしたいと思います。  防衛施設技術協会、これをちょっと調べましたら非常におもしろい傾向がありまして、防衛施設技術協会の役員が天下った企業、これは幾つもあるわけですけれども、決して優良企業とは言え...全文を見る
○内山委員 常勤が四名で非常勤が十名ということでよろしかったでしょうか。
○内山委員 常勤の四名がこの防衛施設技術協会を牛耳っているといいますか切り回しているんだろうと思うんですけれども、この役員の中に民間人が二人いると思うんですが、その所属を明らかにできますか。
○内山委員 この二人というのは、会社名をあえて言いませんけれども、余りにも、建設業界といいますか、こういう業界に通じている人物なんですよね。保険会社の取締役社長と保証会社の取締営業部長ということでありまして、こういう役員を採用するという基準はどのような基準なんでしょうか。
○内山委員 幅広くとることによって三十年間も官製談合が続けられてきたという情報源であることは間違いないわけでありまして、この官製談合が行われなかったらどのぐらい国費が安くおさまったのか、受注のつり上げがなかったらどのくらい国民が要するに余計に税金を払わなくて済むのか、そういったと...全文を見る
○内山委員 防衛庁が所管する公益法人というのはまだたくさんあると思うんですけれども、その数というのはどのくらいあるんでしょうか。また、健全に運営されているかどうかというのを今後調査する必要がありますか。
○内山委員 二十二の公益法人、きちっと、同じような問題がないように、これはやはり今精査すべきだろう、こう思います。その辺は後でお尋ねをしたいと思っています。  さて、空調設備会社の指名停止処分についてちょっとお尋ねをしたいと思います。  指名停止が、防衛施設技術協会は六カ月、...全文を見る
○内山委員 過去に談合事例というのは、航空機のジェット燃料であるとか海上自衛隊の船舶の修理、海上自衛隊の通信機の乾電池、航空機用のタイヤなんかもありまして、こういった処分事例を見ていますけれども、今お答えいただきましたけれども、六カ月というのは非常に甘いんじゃないか、こう思うわけ...全文を見る
○内山委員 ありがとうございました。  時間が来ました。終わります。
02月28日第164回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第1号
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○内山分科員 民主党の内山晃でございます。  早速、時間がありませんので、質問に入らせていただきたいと思います。  いささか古い話でありますけれども、平成十四年九月、千葉県松戸公共安定所にて千葉県我孫子市の日立精機株式会社から提出された再就職援助計画書の受理手続に疑義がありま...全文を見る
○内山分科員 この助成金の要件として、新たな再就職先に、会社に面接をして、既に内定をもらっている労働者を、再就職援助計画対象者と後からすることは可能でしょうか。
○内山分科員 それではもう一度、もう一点です。  再就職援助計画対象労働者証を所持した者でなければ、緊急就職支援者雇用開発助成金の対象とならないかどうか。
○内山分科員 具体的で、これは公表できるかどうかわかりませんけれども、もしできなければ結構です。森精機株式会社は、総額どのくらいの支払いを行いましたでしょうか。
○内山分科員 日立精機株式会社から再就職援助計画書が提出され、松戸公共職業安定所が受理をした日にちはいつでしょうか。
○内山分科員 再就職援助計画書を受理した松戸公共職業安定所の担当者は、だれでしょうか。
○内山分科員 実は、私が調べておりまして、当時の産業情報官の実原浩一氏であります。  私の手元の資料では、日立精機が実際に再就職援助計画書を持ってきたのは九月の十七日、最初に持参をし、最終的に全部そろったのは九月二十六日であると聞いております。しかし、この再就職援助計画書は九月...全文を見る
○内山分科員 これは受け付け日を偽って受理したわけですから、公文書偽造に当たらないでしょうか。どうですか。
○内山分科員 この件というのは、実は、私が初めてここで皆さんにお知らせするよりももっと前に内部申告があったわけです。  日立精機を退職した労働者が十月一日以降の森精機工業に採用面接をした後に、その方の自宅に再就職援助計画対象労働者証明書というのが届きました。そして、その労働者は...全文を見る
○内山分科員 現在、この件に関しましては、千葉労働局管内の職員は実はだれしも知っている、公然の秘密なんです。なぜ処分をされないんだろうか、職員はみんな疑問に思っています。ですから、あえて私はここできょう取り上げているわけであります。  当時、厚生労働省で対応した者は、厚生労働省...全文を見る
○内山分科員 昨日質問通告をしているわけですから、当然その辺は答えられるはずなんですよね。答えていただかないといけませんね。  千葉労働局とはどのような、本省の田中秀和さんとありましたでしょうか。そのいきさつをお願いします。
○内山分科員 千葉労働局と本省の田中さんとの間に、雇用対策法に基づく再就職援助計画の取り扱いについてという文書が取り交わされています。この中は、十七日に書類を持ってきたけれども、実際に二十六日の日付で受理をしたんだ、そういった詳細が書かれています。  さらには、当時の松戸公共職...全文を見る
○内山分科員 埼玉労働局にいるんですから、来ればほんの、数時間もかからないところで来るはずです。きょう、私は参考人で本当は呼んでいるんですけれども、やはり来てもらわないと真相が明らかにならないですね。  松戸公共職業安定所の産業情報官実原浩一氏は公文書偽造、厚生労働省雇用開発課...全文を見る
○内山分科員 当局の方が資料をお持ちではありませんので、私が時系列的に流れを少しここでお話をしたいと思います。  まず、日立精機株式会社が民事再生法の適用を申請し、工作機械事業を営業譲渡することになりました。森精機株式会社が就職を希望する社員全員を採用面接し、十月一日付で採用す...全文を見る
○内山分科員 きょうは会計検査院の方にもおいでいただいています。今私が説明をしたとおりが私が把握している事実でございまして、九月の十日になぜ日にちを改ざんする必要があるのか。実際、書類を持ってきているのは十七日なんですよ。それが、不備があって二十六日に再度持ってきた段階で受け付け...全文を見る
○内山分科員 しかも、けしからぬのは、やはり本省の担当者に申告があったにもかかわらず、私がきょうここでこういう話をするまで、千葉労働局の方、そして当時の松戸公共職業安定所の産業情報官、何ら処分をされていない。しかも、田中さんに至っては埼玉の労働局の部長さんになっている。こんなので...全文を見る
○内山分科員 少し力を入れて早くやり過ぎてしまいまして、残す時間がありますけれども、これで終了させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
03月29日第164回国会 衆議院 厚生労働委員会 第12号
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○内山委員 民主党の内山晃でございます。  職業安定所の設置に関し承認を求めるの件につきまして、早速質問をさせていただきます。  今回の千葉所の分割の目的について、一度お伺いしたいと思います。よろしくお願いいたします。
○内山委員 きょうは三月の二十九日でありまして、なぜこの時期にこの問題の審議をしなければならないんだろうか、開設の準備をすることを考慮すればもっと早く提出すべきものではないかと思うんですが、いかがでしょうか。
○内山委員 そもそも、業務量が多いとか管内人口が多い、こういう御説明でありますけれども、なぜ分割をしなければならないんだろうか。新庁舎をつくらずに、そこの千葉所増設とかそういう形ではできないんですか。なぜ分割なのか、それを聞きたいんですけれども。
○内山委員 この千葉南所の管内の事業所の皆さん、求職者とか、これから失業給付を受けるような皆さん、これからできるわけですから、新設を知らない人が多いと思うんですけれども、新しい所にどうやって訪ねていったらいいんですか。従来どおりの千葉所に出向いてしまうことが十分考えられると思いま...全文を見る
○内山委員 適用事業所の皆さんは、この千葉南所ができますと、千葉南所の管轄の方は千葉南所においでいただく、お越しいただくことになるわけですね。それを知らないわけですから、新しい所がどこにあるかわからない、またできたのかどうかも知らない、そういう人が従来どおり千葉所に訪れた、当然や...全文を見る
○内山委員 そうしますと、当面は、千葉南所が新設されて千葉南所の管轄の方でも、千葉所に行きまして処理をしていただけるということでよろしいわけですね。
○内山委員 いや、きちっと現場の方に申し渡していただきませんと、千葉所に来た方が南所に行ってくださいとたらい回しをされるようなことがあってはならないと思いますから、ここで一度確認をさせていただいております。
○内山委員 この厚生労働省の資料ですと、私も配付資料として一枚皆さんにお配りをしておりますけれども、「千葉安定所再編案」、左側が現在の千葉所管内人口百五十六万人、こう書かれています。そして、右側が千葉所管内人口九十六万人、千葉南所管内人口六十一万人、合計で百五十七万人。再編前と再...全文を見る
○内山委員 今の説明ですと、この十七年四月一日というのは、管内人口、左も右も同じタイミングをとらえて言っているんじゃないんですか。
○内山委員 それではそう書くべきじゃないんですか。おかしいじゃないですか、こんな資料を出して、都合のいい。新しく分けなきゃならないところをあえて人口一万人ふやしたということになるんじゃないんですか。これは往々にして多いんですよね、厚生労働省の上がってくる資料というのは。都合のいい...全文を見る
○内山委員 都合のいいところだけ数字を付加しているように見えてならないんですけれども、どうもやはり納得ができません。後できちっと説明をしていただきたい、こう思います。  さて、今あります千葉所、JR京葉線千葉みなと駅、新しくできます千葉南所、京葉線で行きますと蘇我駅、新しい千葉...全文を見る
○内山委員 それでは、京葉線の駅では幾つ離れていますでしょうか。
○内山委員 一駅しか離れていないんですよ。隣の駅に新しく千葉南所をつくったんです。先ほど、千葉は広いから分割するんだ、こういう今お話がありましたね。利用者の利便性を高めて分割するんだ、こういう御説明がありましたね。雇用のマッチング、求人、求職の利便性を図るために新設をするんだ。隣...全文を見る
○内山委員 内房線、外房線、そしてその合流点である。市原市の方から来る方、それから東金、九十九里の方から来る方、一つ手前の駅でおりて行政サービスが向上したと言えるんですか。市原の方から来れば、一つ手前におりるわけですね、千葉みなとの手前、蘇我ですから。どうして一つ手前におりて行政...全文を見る
○内山委員 いや、どうしても理解できませんね。隣の駅に開設するメリットというのは、一体何なんだろうと幾ら考えてもわからない。  私は千葉県出身で、地理がわかるから、蘇我と千葉、どのくらいの距離かというのはわかります。でも、千葉以外の方は、蘇我と千葉、ここにおられる委員の皆さんは...全文を見る
○内山委員 新しいところですから、いろいろな什器や何か買うと思うんですけれども、そういう移転に伴います経費、どのくらいですか。
○内山委員 私が言いたいのは、国費を一億八千万円も使って隣の駅につくって、行政サービスの向上と言えるんですか。今、国は八百兆の借金があるんじゃないんですか。こんな無駄な国費を払って隣の駅につくって、利便性がある、外房線、内房線の合流の駅だ。外房線の、東金の人だって市原から来る人だ...全文を見る
○内山委員 私、社会保険労務士をやっていますけれども、千葉南所ができるというのは知らされていません。いつ、そういう有識者の意見を聞かれたんですか。
○内山委員 具体的に、いつ、どのくらいの回数でやったんですか。
○内山委員 それでは、少し細かいことを聞きます。  案では千葉中央区を二分するということになっておりますけれども、具体的にどうやって二分をするんですか。中央区の住民の皆さん、適用事業所に置かれている事業主さんや求職や求人に来る方は大変混乱をするんじゃなかろうかと思いますが、教え...全文を見る
○内山委員 この千葉南所の設置を蘇我駅前に決定した、これはどこからこういう案が、だれが決めているんですか。
○内山委員 先ほどから繰り返しますけれども、隣の駅に新しい所ができて、しかも距離も四キロ少し、本省の皆さんはこの件はおかしいとは思わなかったですか。私は千葉ですから、何で蘇我にできるんだろうとすぐ疑問に思いました。非常におかしい。幾ら聞いてもその正当な理由がわからない。利用者の利...全文を見る
○内山委員 それでは、千葉南所の職員数は何名で予定をされていますか。
○内山委員 私は地元ですから千葉のことはよくわかりますので、私は、南北に分けるのではなく、東西に分けた方が非常に利便性があるだろうと思いまして、皆さんのお手元に、縦に線を入れたパネルを見て説明をしたいと思います。  政府案では、このオレンジ色で、千葉県の南北に分かれています。し...全文を見る
○内山委員 それでは、東金の方に所を新設するという、これが決まらなかった理由は何ですか。
○内山委員 先ほどの配付をしました資料の二枚目をごらんいただきたいのですが、私は、政府案の千葉南所をつくる場合と仮に東金所をつくる場合との比較を計算してまいりました。この資料は十八年の二月の新しいデータでつくっています。千葉所の職員数、今現在六十四名を新しく分割をした場合、四十八...全文を見る
○内山委員 今、限定的でというふうなことがありましたけれども、何が限定的になるんでしょうかね。それを説明していただきたいと思います。  それから、千葉南所、蘇我の駅前ですけれども、何か、一般来所者用の駐車場を用意していない、こう聞いています。千葉はやはり広範囲なんです。しかも、...全文を見る
○内山委員 何も駅前じゃなくたっていいと思うんですよ、今、郊外型のショッピングセンターだっていっぱいできているわけですから。千葉という地域を考えれば、電車で来るよりも車で行った方が早いんですよ。だから、そういうことを考えたら、利用者の利便性になっていないじゃないですか。説明が正し...全文を見る
○内山委員 ですから、高い駅前なんかを借りるからこういうことになるんですよ。利用者の利便性には全く駅前は向いていない。これは、多くの駐車違反を、また蘇我駅前、混乱を招くことは目に見えていると思います。職安に来るために駐車違反をして、駐車違反の交通違反者をいっぱいつくってしまう。こ...全文を見る
○内山委員 昨年の越谷所の承認のときにも質問させていただきましたけれども、この相談員の募集といいますか契約の更新というのは、やはり非常になってない。スキルの低い相談員が、また特定の人物がコネで雇用契約を繰り返している実態があったと思います。これはどのような形で改善をされましたか。
○内山委員 ぜひ公平公正に、一部の者がコネで更新を繰り返すというようなことがないように、適正にしていただきたいと思います。  それでは、南所の関係をまた引き続き。  新設される南所では、次長職というのが存在しますか。
○内山委員 千葉南所というのは、規模的に見まして、現在の市川所とほとんど同規模だと思うんですが、市川所には次長がいません。なぜ千葉南所に次長がいるんですか。
○内山委員 市川所と同規模で、ほとんど管内人口も同じで、そして次長がいる、では市川所はトップが出ていかないのか、こういうことになるわけですけれども。どうもおかしいですね、何で次長がいるんだ。  この新設というのは、うがった見方をしますと、どうも官職のポストをふやすための、安定所...全文を見る
○内山委員 ぜひ大臣、よく検証をしていただきたい、こう思います。  さて、南所からちょっと外れまして、残すところ、時間も少なくなりました。適用事業所というのは、管轄主義だということで、事業所の所在地を管轄する公共職業安定所のところに書類を出しに行かなければならない。やはり非常に...全文を見る
○内山委員 管轄主義にとらわれず、せっかく全国統一のコンピューターで同じ用紙を使っておるわけですから、それは利便性を図った方が、例えば所に行って待たなくても済むわけですよね、また暇なところの安定所に行って処理をする、こういうことも考えられるわけでありますので、ぜひ今後検討していた...全文を見る
○内山委員 青木局長、今の未手続の事業所の実態というのはおおよそどのくらいと把握されていますか。
○内山委員 来月から公共職業安定所の窓口、昼休みも業務を行う、こう聞いておりますけれども、一体どんな形になるんでしょうか。また、その周知というのはどういう形をされていますか。教えてください。
○内山委員 これは、全国の公共職業安定所で行うということで理解してよろしいでしょうか。
○内山委員 今、やはり手続の中で、電子申請というのが、いろいろ所も推進をされていると思うんですけれども、どうもなかなか進んでいないように思われますが、今後の対応はどうされますでしょうか。
○内山委員 最後にもう一問だけ質問させていただきたいんですが、公共職業安定所の適用課の窓口におきましては、労働保険事務組合の提出する書類というのは、専用の窓口を設けているところがございます。しかし、社会保険労務士では、その窓口がありません。適用受け付けの事務処理の効率化を図るため...全文を見る
○内山委員 時間が来ましたので、終わります。ありがとうございました。
05月24日第164回国会 衆議院 厚生労働委員会 第24号
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○内山委員 民主党の内山晃でございます。  午前中に引き続きまして、年金の不正免除の関係でお尋ねをしたいと思います。  古川議員との質疑のやりとりで、大臣また村瀬長官等の質疑をされたところで少しずつちょっとお聞きしたいことがございますので、お尋ねをしたいと思います。  まず...全文を見る
○内山委員 そうしますと、申請書がないのにもかかわらず免除の手続を職員が行ったということになりますと、具体的に職員はどういう処罰の対象になったりするんでしょうか。
○内山委員 それから、大臣は、先ほど古川議員との答弁の中で、全国の社会保険事務所に再度確認をしたと発言がございましたけれども、前半の方でありましたが、社会保険事務所にどのような内容で確認をされたのか、お願いをいたします。
○内山委員 大臣は、不正があった、違法行為があったのではなかろうかと認識をされているわけですけれども、重複するかもしれませんが、この不正行為はいつからいつごろまで行われて、その原因は一体何だろうというふうにお考えでしょうか。
○内山委員 いつからいつごろまでこの不正は行われていたということが欠落をしておりましたので、お願いします。
○内山委員 今、大臣の答弁の中に、お言葉をかりますと、空売り上げ、それで月末の売り上げを帳じりを合わせる。どうも、私が先ほどから答弁を聞いておりますと、国民のための未納を防ぐというよりも、納付率の帳じりを合わせるような気がしてならない。年度末におきまして免除者を入れて分母を小さく...全文を見る
○内山委員 村瀬長官にお尋ねをしますけれども、職員が業務実績を上げなければならないような、実は職場環境なんでしょうか、どうでしょうか。
○内山委員 JR西日本の事故もありました。運転士のやはりノルマといいますか、成績を重視する余りに無謀な運転をしてしまった、大きな事故を発生させてしまった。この社会保険庁の未納率を引き下げるといいますか、こういったために、国民のためというよりも、業務実績をどうも優先してしまっている...全文を見る
○内山委員 ですから、この京都が出した書類、全額免除の承認を御希望されない方は、お手数ですが下記の届け出を管轄の社会保険事務所へ御提出いただきますようお願い申し上げます、といったものを出していいんですかと聞いているんです。
○内山委員 論理が矛盾をしております。  先ほど、免除の申請を御本人から届け出があって社会保険事務所で受け付けをする、これが普通であると今お話しになったばかりじゃないですか。それが、免除の承認を御希望されない方は取り消し届けを出してください、これはどう考えたっておかしい。
○内山委員 確認をいたします。  そうしますと、この書類を出さなかった方は免除の申請をしていないんですね。どうですか。
○内山委員 どうも質問の趣旨を御理解いただいていないようでありますけれども、これを送られた方が、では、御希望されないという意識があって送ったらいいですよ。でも、送らない方は免除にしていないんですか、今回。
○内山委員 最初からそういうふうに言ってくださいよ。したんでしょう。  何でできるんですか。
○内山委員 では、そうしましたら、調べていただきたいと思います。  京都は、だれの指示でこういう書類を、だれの判断で出したんですか。
○内山委員 そういう手続は、職権でいつからできるようになったんですか。
○内山委員 京都以外は、こういうことはありませんでしょうね。どうですか。
○内山委員 先ほど村瀬長官は、二月十七日、出向いた先で説明を求めたが答えが得られなかったと答弁されておりますけれども、ちょっと語尾がはっきりよくわからなかったんですが、どうして答えが得られなかったのか、どんな内容だったのか、お尋ねをしたいと思います。
○内山委員 長官が現地に行かれたわけではないわけですね。はい。  では、人を派遣して、現地でなぜ明確な答えを得られなかったのか、どんな内容だったのか、把握されておりますか。
○内山委員 続きまして、先ほどの質疑の答弁の中で、二月十日、本庁統計リストに異常値が見られた、京都社会保険事務局へ照会、こうありますけれども、だれがこの異常値をまず初めに把握したのか。
○内山委員 これは、やはり常日ごろ数値を見ているものなんでしょうか。それとも一定の日にちごとに確認をしているものなんでしょうか。お尋ねをします。
○内山委員 先ほどマイナスの数値が大きいということで資料もございましたけれども、この資料というのは、過去の分も、今資料としてとることはできるんでしょうか。過去のこういう大きなマイナスのことについて検証したいと思っているんですが、いかがでしょうか。
○内山委員 そうしますと、その二年分の数値というのは、過去をさかのぼって、今回こういう事案が発生した段階で確認をされていますか。
○内山委員 過去にはないものと信じたいんですけれども、誤差が小さいものであれば、何か先ほど、ミスではないか、こうおっしゃっておりますけれども、ぜひ過去の数字を公開していただきたいなと思います。いかがでしょうか。
○内山委員 ぜひ、委員長、よろしくお願いを申し上げたいと思います。
○内山委員 本人の確認のみで処理をしていたが、その後は申請を出すことになったと先ほど村瀬長官の発言がございました。本人確認だけの処理というのは、だれの判断でいつからできるようになったんでしょうか、ついでにお尋ねをしたいと思います。先ほど村瀬長官のところで発言がございましたことを確...全文を見る
○内山委員 ですから、今回問題になる以前は本人の電話等の確認のみで処理をしていた、その後、申請書を正式に出すようにして処理を改めた、こういう発言がございました。  ですから、最初、電話等の確認で、どうして、いつからそういうことをやれるようになったのか、お尋ねをしたいんですが。
○内山委員 ですから、もう一度申し上げますけれども、村瀬長官は本人の確認のみで処理をしていたと答弁をなさっています。今の答弁とは違いますが。
○内山委員 もう一度確認をします。  免除申請の正式な手続の流れをお答えください。
○内山委員 今の話はよくわかりましたけれども、電話で確認して処理していいとは今おっしゃらなかったじゃないですか。それはどういうことなんでしょうか。
○内山委員 後ろからごちゃごちゃ言うのは、よくわからなくなってしまいます。  要は、正式の手続じゃないわけですよね。それを認めていただきたいと思うんですけれども、どうですか。
○内山委員 手続が正しいか正しくないかということを聞いているんです。
○内山委員 先ほども出ましたね。逮捕して逮捕状をとった、そういう流れじゃないですか。だから、そもそもその手続がおかしいんじゃないですか。だったら、またこれからもやるんですか。  大臣、今、横で聞かれてどう思いますか。大臣。
○内山委員 説明ではないんです。電話のみ、本人の確認のみで処理をしていた。本来なら、申請書があって初めて受理をするわけですよね。だから、そうしたら、これからもそういうことが起こり得るんでしょうか。
○内山委員 話がだんだんずれてきましたね。  最初は本人の確認のみで処理をしていたが、その後は申請書を出すことに改めたと村瀬長官の先ほどの答弁があったじゃないですか。そうすると、これからもそういう形で、帳じり合わせのために電話で確認をしたとして書類をつくってしまうんですか。
○内山委員 最初からそういうふうに話せばこんなに時間はかからなくて済む問題でありまして、また再発をするんじゃなかろうかということを危惧してお話をしているわけであります。真摯に議論をしておりますので、まともに答えていただければと思います。  長官、先ほどの答弁の中で、全国の社会保...全文を見る
○内山委員 せっかく長官が行かれて、いろいろコンプライアンスのこともきちっと考えて仕事をしなさい、こうお話をされているんだろうと思うんですけれども、効果がなかったということでしょうかね。
○内山委員 ぜひ長官には頑張っていただかないといけませんですね、そういうところは。  それから、先ほどの長官の言葉の中で、コンプライアンス委員会にかけなくてもよいと考えていた、その理由は何でしょうか。
○内山委員 先ほども何度かお尋ねがありましたとおり、村瀬長官は、この不正というのを最初にお聞きになったのはいつの時点でありましょうか、確認をしたいと思います。
○内山委員 長官はこういう日にちで今お聞きになったと確認をさせていただきましたが、長官、組織的にどうも隠ぺい体質で長官に知らせなかったとか、そういうことは考えませんでしたでしょうか。
○内山委員 小林次長はきょうおられますか。  次長は、新聞のコメントで「法令違反を犯していいはずがない。この二年間の改革は何だったのか、残念としか言いようがない。」とコメントを発せられておりますけれども、このコメントの趣旨をお聞かせいただきたいと思います。
○内山委員 朝日の大阪版の記事が私の手元にありまして、この記事によりますと、「八年前まで年金担当の課長だった。突然、社会保険事務所のトップらから呼び出され、「免除はあと、どれくらいとれそうかな。早く出してくれ」と言われた。 年度末に納付率が上がらない。「納付率が下がっているので免...全文を見る
○内山委員 でも、これは一人の職員でできることじゃありませんよね。ですから、この辺はきちっと精査をしていただかないと、いかに青柳さんが国民の利便性のためだとおっしゃっても、それは非常にむなしく聞こえてならないですね。やはり職員の実績、数合わせのために、年度末に未納の免除を入れて、...全文を見る
○内山委員 これから調べていただければ、どういうところに犯罪行為といいますか、違法行為があるのかわかってくると思いますけれども、現に、やはり京都、大阪、長崎ということで帳じり合わせをしているのは事実でありまして、この帳じり合わせをしたときに、大臣は、違法である、こうお話をされてお...全文を見る
○内山委員 社会保険事務所から、業務取扱要領というのが手元に私はあるんですけれども、「市町村から国民年金保険料免除申請書等が送付されたときは、申請書の記載内容又は添付書類を確認」して、以下省略しまして、「光学式文字読取装置により入力処理を行う」とあります。これはそれで正しいでしょ...全文を見る
○内山委員 そうしますと、コンピューターに情報を一たん、例えば免除ですと入れて、それを取り消しした。そうすると、電子情報の書きかえというような、刑法の百六十一条の二というところにどうも当たるんじゃなかろうかと危惧をしているんですが、そういう電子情報をいじると罪になるというふうにお...全文を見る
○内山委員 それは当たり前のことでありまして、故意に免除のデータを入れたわけですから、これは不正行為じゃないですか。そうでしょう。それが誤りだから取り消して帳じりを合わせたなんということを、それを堂々と言ってのけるというのは非常に恐ろしいなと思うわけでありまして、非常におかしいで...全文を見る
○内山委員 そうしますと、本人が申請書を出していないにもかかわらず社会保険事務所の職員が勝手につくっているということは、まさしく今答弁をいただきましたところに該当するんじゃなかろうかと思いますが、大臣、いかがでしょうか。
○内山委員 国家公務員が刑事罰に該当しますと、たしか懲戒解雇になると思うんですね。  同じくもう一つ、村瀬長官、どうもやはり青柳運営部長は、御本人のためということで、やった行為が間違っていないみたいな答弁がいろいろありましたけれども、私はやはりどうしても実績合わせのための未納の...全文を見る
○内山委員 まさしくやはり該当するじゃないですか。  この免除というのは国庫負担、老齢基礎年金の三分の一は年金として受け取ることができるわけですよ。そうすると、今回、大阪の人数が三万七千四百六人、とてつもない人数がいたわけであります。この三万七千四百六人というのは全部取り消しの...全文を見る
○内山委員 それは数が多過ぎるからでありましょうか。これは大変ですね。  仮に、これが今回発覚をしなければどういうつもりでいたのか。  全額免除の老齢基礎年金というのは国庫負担相当の三分の一が支給されるわけでありまして、十八年度の老齢基礎年金の満額は七十九万二千百円です。老齢...全文を見る
○内山委員 今回、不正で行われた行為が国民のための利便性を図るなんということで言い逃れをしてはだめなんですよ。私はそこを強く言いたいために、国庫負担で、例えば年金を計算するとなれば、一年間で二億四千万円も支給しなきゃいけない、さらには不正に従事した職員は刑事罰にも該当する可能性が...全文を見る
○内山委員 やってはならないことをやってしまったんですね。大変ですよ。もうこれから、次の社保庁の解体の法案審議なんかとてもできないですね。これは本当に根本的に出し直してもらわないとならないだろう、こう強く。ですから、きちっとその辺の明確な処分が決まらないと、本来の法案審議に入れな...全文を見る
○内山委員 ぜひ、全国にこういう形が波及しなければいいな、しっかり全国の社会保険事務局、事務所を精査していただきたい、こう思うわけであります。  それと同時に、やはり、見せかけの数値だけを求めていくということが本当にいいんだろうか、なぜ未納が引き続き多いのか。大臣、どうお考えに...全文を見る
○内山委員 この国民年金の未納の最大の原因というのは、保険料が高過ぎるんですよ。十六年の改正法のときに、一万三千三百円、これを十四年間にわたって引き上げていく法律を与党は強行採決で決めました。今、十八年の四月からは一万三千八百六十円ですよ。これは、自営業者だったら、奥さんの分、御...全文を見る
○内山委員 お金を集めるのにも物すごいお金がかかるんだ。この費用は当然国民が納めている保険料で賄われる。費用対効果、これはどうでしょうか。長官、物すごい費用がかかっています。どうお考えですか。
○内山委員 やはり、我が党が言っております社保庁と国税庁、歳入庁というのをつくって、もっと低コストで保険料が集まるような仕組みを根本的につくらなければ、これはもう制度が破綻しますよ。今の数値で、百円当たり云々というんじゃなくて、百三十二億円もかかっている、その大きなロットで見たら...全文を見る
05月30日第164回国会 衆議院 安全保障委員会 第8号
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○内山委員 民主党の内山晃でございます。  私は、日米安全保障協議委員会、2プラス2の最終合意につきましてお尋ねを申し上げたいと思います。  まず、合意文書の中で、「新たに発生している脅威が、世界中の国々の安全に影響を及ぼす共通の課題を生み出しているとの見解を共有し、幅広い問...全文を見る
○内山委員 麻生外務大臣は、五月二十三日、カタールのドーハ、中国の李肇星外務部長と一年ぶりの日中外相首脳会談を行いましたけれども、そのとき、大臣の考えで、中国は脅威というような考えといいますか、お考えをお持ちだったでしょうか、どうでしょうか。
○内山委員 同じように、外務大臣、北朝鮮というのは今どのようなとらえ方をされていますでしょうか。
○内山委員 合意文書の中で、「閣僚は、日米同盟が、地域及び世界の平和と安全を高める上で極めて重要な役割を引き続き果たすよう、協力を拡大したいと考えていることを確認した。」こうございます。協力というのはどの程度までの協力の拡大を想定されているのか、外務大臣、防衛庁長官にお尋ねをした...全文を見る
○内山委員 具体的に、今、例えば確認された事項とか約束された事項というようなものはございますでしょうか。具体的に。
○内山委員 少し心配するのは、自衛隊が他国の戦闘行為にまで入っていくような危険性が発生しないだろうか、何か歯どめをかけることができるのかというふうに心配をするんですけれども、いかがでしょうか。
○内山委員 合意文書の中で、「アジア太平洋地域も、世界の他の地域と同様、不透明性や不確実性を生み出す課題に引き続き直面している。」こうあります。文中の「不透明性や不確実性を生み出す課題」とは具体的に何を指しているのか、お尋ねをしたいと思います。
○内山委員 重複すると思いますけれども、膨大な移転費用を負担する今回のようなケースは世界で初めてであろうと思います。世界各国のどこにも、撤収する部隊に基地をつくってやる国はほかに例がないということだと思います。さらに、六十・九億ドル、約七千億円のうち、二十八億ドルの直接的な財政支...全文を見る
○内山委員 これも重複いたしますけれども、この費用の負担はどこの会計から捻出されるのかという問題でありまして、これから法整備をするのだろうと思われますけれども、谷垣財務大臣は、米軍再編成に要する経費はそのまま現在の中期防に上乗せにならないようにすると国会答弁をされておられますけれ...全文を見る
○内山委員 そうしますと、中期防の正面整備などの予算を減額するというようなこともお考えなんでしょうか、いかがでしょうか。
○内山委員 現行法では外国の軍隊に設備費用の捻出ということはできないということでありますけれども、国民の理解が得られるようにするためには今後どのような手順で行うつもりなのか、さらにお尋ねをしたいと思います。
○内山委員 一点、グアムに移転をいたしました海兵隊の部隊に対して、もともと沖縄の部隊だということで、引き続き現在の思いやり予算という経費を行われることはよもやないだろうなと確認をしておきたいんですけれども、いかがでございましょうか。
○内山委員 それから、現在まだ、沖縄やまた全国各地に米国の基地が駐留をしていると思いますけれども、それぞれの今ある基地が移転するときに、今回のように当然のごとく費用が発生するわけでありますけれども、その費用の補てんのようなものが考えられるんでしょうか。いかがでしょうか。(額賀国務...全文を見る
○内山委員 日米安全保障協議委員会、2プラス2の最終合意につきまして、イランとの関係について質問をしたいと思います。  最終合意には、イランに対しすべてのウラン濃縮関連活動を停止し、IAEAの査察に協力するよう説得する努力において、緊密に協力することを確約するとともに、国連安全...全文を見る
○内山委員 時間が来ましたので、ここで終わりたいと思います。ありがとうございました。
06月16日第164回国会 衆議院 厚生労働委員会 第32号
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○内山委員 民主党の内山晃でございます。  持ち時間が少ないものですから、軽快に質問させていただきたいと思います。  まず、データの方を求めておりますけれども、今回の不適正な免除がなかったとしたら納付率への影響はどうなったかという数字をちょっと示していただきたいと思います。 ...全文を見る
○内山委員 六七・八%。  不適正な免除を除いた数字は一体どのぐらいになりますか。
○内山委員 村瀬長官にお尋ねをします。  この〇・五%が、仮に不正がなかったとしたら増になったわけですけれども、この数値をどう判断されますか。
○内山委員 数値そのものの〇・五%はどのように評価されますか。
○内山委員 私が社会保険事務所並びに事務局でいろいろ数値について聞いてまいりましたら、〇・〇〇一%でも前年を上回るということは上がったと評価されると。もう一回申し上げます。〇・〇〇一%でも前年より数値が上がったという場合には大変評価をされる。としますと、〇・五%上がったという数値...全文を見る
○内山委員 もう一つ、数値で。  国民年金の納付率は、分母にすべての第一号被保険者が保険料として納付すべき月数、分子に第一号被保険者が実際に納めた月数で計算する、これは間違いないと思いますけれども、免除を除かないで計算をした場合に、実際の納付率というのはどのぐらいになるか。これ...全文を見る
○内山委員 第一号被保険者として免除を別に含めて計算して、そしてその方たちが納めている数字で保険料を計算しますと五〇・六%。第一号被保険者の二人に一人しか保険料を納めていない、こういう数値ですね。  十七年度が出ていませんけれども、十七年度は保険料が引き上げられていますのでさら...全文を見る
○内山委員 数値があるんなら出していただきたいですね。  国民年金制度ですから、やはりみんなが納めていかなければならないわけで、その国民年金制度を、今、実際に免除だ何だというのは別にしても、二人に一人、しかもこれが四〇%台にさらに低下してしまうんじゃないか、十人のうち四人しか納...全文を見る
○内山委員 納付率がなぜ低下したのか、どの程度やはり正しく判断をしているのか、さらに同じような質問をしたいと思うんです。  国民年金保険料の納付率の推移は、平成十三年度の七〇・九%から十四年度の六二・八、八・一ポイント低下をしました。この理由をどういうふうにとらえていますでしょ...全文を見る
○内山委員 十三年度と十四年度の八・一ポイント下がった理由はどうとらえていますか。
○内山委員 そうですね。うまくいかなかった、失敗したということですね。その失敗をどう反省されていますか。
○内山委員 私の手元に、総務省が、年金に関する行政評価・監視結果に基づく第二次勧告、平成十六年十二月三日の分があります。これを見ますと非常に驚きな数字がありまして、御存じかもしれませんが、今お話に出ました国民年金推進員、一人当たりの年間保険料徴収額約五百八十五万円、その方の年間人...全文を見る
○内山委員 最後に心の中の言葉が出ましたね、遅まき、遅いんですよ。二百五十七万円払って、保険料が約その倍しか回収できなかった。そんな非効率なことをやるんだったら、やはり何かを根本的に変えなければならない、こう強く思うわけでありまして、全くおかしいと思います。(発言する者あり)そう...全文を見る
○内山委員 同じ中に、長官は、トヨタの奥田会長が、経営のトップは常に改革であり、打倒トヨタである、こう話されている話を引用されている。社会保険庁のトップは常に改革であり、打倒社会保険庁という意味になるのかどうか。  民間であれば、損保ジャパン、やはりもうけを出さなきゃならないで...全文を見る
○内山委員 ではお尋ねしますけれども、十二年前の損保ジャパンが導入した人事評価制度を社保庁に取り入れて、どのような結果が出ていますでしょうか。
○内山委員 私の手元に、大垣社会保険事務所の国民年金保険課長の「申し立て及び退職について」と社会保険庁長官あてに出したものがあります。納付率達成という圧力の中、この文章の中ですけれども、我々職員は、目標納付率達成のためではない、被保険者の方々のため、将来年金を受けていただくために...全文を見る
○内山委員 長官が厳しい目標を数値設定するから、こういうことが起きてくる、これは中間管理職として非常に苦しんでいる言葉だと私は受けとめていますけれどもね。自分が認めれば部下の罪も認めてしまう、こういう形で、あえて退職を覚悟で長官に直訴しているわけですね。  こういう体制ではやは...全文を見る
○内山委員 そもそも十六年度年金改正のときに、百年安心ということを言ったわけですよね。国民年金も一万三千三百円を三千三百六十円引き上げて、十二年間にわたって、一万六千九百円にしていく。厚生年金も、一三・五八%を〇・三五四%ずつ、毎年、十四年間引き上げて、一八・三〇%にする。こうい...全文を見る
○内山委員 この数字というのは、非常におかしいなと思うんですよ。何でこんなに高率なのか。前の年金の集中審議のときにも一度お尋ねしていると思いますけれども、帳じり合わせなんですよ。滞納保険料を圧縮している。例えば、全喪する事業者の保険料、二年遡及して被保険者の標準報酬月額を圧縮して...全文を見る
○内山委員 最後に、今の質問ですけれども、さかのぼって全喪されたようなところで、標準報酬月額を訂正して滞納額を圧縮しているところを調査されますか。お願いします。
○内山委員 大臣、よろしくお願いいたします。  時間が来ましたので、終わります。
10月25日第165回国会 衆議院 厚生労働委員会 第2号
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○内山委員 民主党の内山晃でございます。櫻田委員長、どうぞよろしくお願いを申し上げます。  千葉県市川市にあります国立精神・神経センター国府台病院の移譲について質問をいたします。  平成十七年十一月八日に公募により移譲先選定を進めてきた国立精神・神経センター国府台病院の払い下...全文を見る
○内山委員 この払い下げの経緯には、当初から特定の学校法人への払い下げが前提と言われておりました。随意契約への批判をかわすため形だけの公募を行ったと野党から追及をされたため、国会開催中の決定を見送っていたという話がございます。また、譲渡先としての名前が挙がっていた学校法人が運営す...全文を見る
○内山委員 済みません、もっとわかりやすく説明をしていただきたいんですが、非公務員型の独立行政法人がこれらの病院を運営するんですか。
○内山委員 再度、もう一回聞きます。  通知には、譲渡時期等計画全般について再検討する必要が生じたと記載されておったわけでありますけれども、国府台病院は今後どのようになるのか、もう一度お尋ねをいたします。
○内山委員 これは二十二年までということでよろしいんでしょうか。再度お願いします。
○内山委員 わかりました。公的医療機関ではやはりかなりの赤字を毎月出していますので、早急に改善されることを望みます。  それでは、次の質問に参ります。介護の現状についてお尋ねをいたします。  超高齢化社会に突入した日本、それを支える介護の現場が深刻な人手不足に見舞われていると...全文を見る
○内山委員 いや、五十万人にどうやって対応するかのその増員は、雇用管理制度だけでいいんですか。介護の現場の方はお見えになっていますか。介護のサイドからどうお考えになりますか。
○内山委員 介護に従事する男性職員のケースとして、現金給与の額の推移で男性労働者全体の給与額と福祉施設介護職員の平均の額の差を見てみますと、二十七歳で六万円、四十歳で十三万円の差があります。やはり賃金が低いんですよ。ですから、やはり労働局サイドの方とすれば、できれば何らかの助成金...全文を見る
○内山委員 大臣が今おっしゃいました中で、やはり二〇〇三年をピークに介護職の求職者が減少をしております。離職率も一年で二割以上と、非常に高い水準であります。  国家資格である介護福祉士の資格を持つ若者が一生の仕事として継続できない、こういう現状があるわけでありまして、ここを何と...全文を見る
○内山委員 今の介護制度は、現場で働く職員の低賃金と奉仕の精神で成り立っていると言っても過言ではありません。今の介護制度は構造的な問題をやはり抱えております。介護が必要な人が百人いれば百通りの介護方法が必要だと再認識をし、介護サービスを提供する側もされる側も安心できる制度の確立が...全文を見る
○内山委員 次に、質問を変えまして、食の安全につきましてお尋ねをいたします。  中国産マツタケ、基準超す除草剤、厚生労働省が検査命令、先月九月三十日の新聞報道にございました。食の安全について、五月二十九日、残留農薬基準のポジティブリスト制度が導入されまして、制度が施行されて半年...全文を見る
○内山委員 ポジティブリスト制度によって中国からの輸入が減少したという報道がありますけれども、その戻した中にも大分中国産があるんでしょうか。いかがですか。
○内山委員 やはりと言っていいかもしれません。非常に中国産のネギが気になっておりまして、以前に日本向けの野菜を栽培している中国生産者の映像を見ました。その方たちはこの野菜は食べないと言うんですね。そういうものが日本に入ってくるというのは、日本人の食の安全は一体どうなっちゃうんだろ...全文を見る
○内山委員 このM・M型の遺伝子を持っている人はヨーロッパの白人で約四〇%、日本人は何と九二%あるという数字が出ています。ヨーロッパの白人は異常プリオンが含まれた牛肉を幾ら食べても四〇%の人しか感染しないが、日本人は九〇%以上の人が感染しやすい遺伝子を持っていますので、変異型クロ...全文を見る
○内山委員 米国人が米国産牛を食べるのと、日本人が米国産牛を食べるのとでは、リスクに大きな違いがあることは今お聞きになったとおりだと思います。そのリスクを同じにするには、国産牛と同等に米国産牛のBSE検査の実施が必要であろうと思います。飼料規制や危険部位の除去など、日本より米国の...全文を見る
○内山委員 今の御答弁の中に、リスクの差は小さいと。月齢二十カ月以下でも実はBSEにかかる可能性はあるわけでありまして、やはり仮定をした上での話であります。米国人が食べるのと、日本人が食べる、この遺伝子百二十九、このリスクを考えますと、小さいということではやはり安全性は保たれない...全文を見る
○内山委員 それでは守れないということなんですよ。そこはやはり、こういう形で肉が入ってきて、今後日本人にまたそういう変異型クロイツフェルト・ヤコブ病が発症したら、責任を厚生労働省はとれるんですか。外国に一度も行かない人が日本でそういう形でなったら、その責任はとれるんですか。それは...全文を見る
○内山委員 ということは、このまま、継続審議のまま出すということですね。(柳澤国務大臣「出している」と呼ぶ)出している、そのままそれを修正も何もせずに審議をするということですね。  もう一度お願いします。
○内山委員 これは非常に問題がありまして、健康保険を都道府県単位の全国健康保険協会、年金をねんきん事業機構、八つから九つのブロックに分ける、そして職員を二〇%自然減、七年かけてやるなんて、こんな甘っちょろいものを再度やろうとするんでしょうか。  さらには、来年から団塊の世代とい...全文を見る
○内山委員 この続きは、多分後のバッターが次回やると思いますので、次の問題に移らせていただきます。  救急輪番制の是非ということについてお尋ねをしたいと思います。  各病院が二次医療圏ごとに救急輪番制をとり救急車の受け入れを行う制度だと認識をしておりますが、この制度について簡...全文を見る
○内山委員 この救急輪番制の当番になっている病院でも、救急患者を断ることが多くて重症患者をたらい回しして生命を危険にさらしているケースがよくあると聞きます。救急患者の受け入れを絶対拒否してはならないという鉄則のもとに、救急輪番制度を運用しなければならないと考えますけれども、いかが...全文を見る
○内山委員 ぜひしっかりと指導していただきたいと思います。  また、この救急輪番制には補助金が出ていると思います。この補助金、救急輪番制で急患の受け入れ拒否をするようなところは補助金の返還をさせるような仕組み、そういうことも考えていくでしょうか、どうですか。考えていきますか。
○内山委員 以上にて質問を終わります。ありがとうございました。
11月07日第165回国会 衆議院 安全保障委員会 第5号
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○内山委員 民主党の内山晃でございます。  久間大臣には初めてこれから御質問をさせていただくことになります。どうぞよろしくお願い申し上げます。  私は、自衛隊の不祥事、危機管理、北朝鮮、再就職、こういった問題を質問させていただきたいと思います。  まず、冒頭、通告をちょっと...全文を見る
○内山委員 我が党には別に聞かなかったというふうに判断していいんですか。(発言する者あり)申し入れがなかった。ではもう一度お願いします。
○内山委員 私は、その前後の経緯がわかりませんけれども、ここのページを見まして、なぜ我が党、また野党の方にもお声をかけていただけないのかなと。野党の支持者も皆さんやはり納税者でもありますので、ぜひこれからは野党を無視しないでいただきたいな、こうお願い申し上げたいと思います。前後が...全文を見る
○内山委員 それでは、ちょっと具体的にお尋ねをしたいと思います。  営内居住者と営外居住者について外出許可はどのようになっているのか、自衛官における勤務地、各基地での居住についてお尋ねをしたいと思います。  隊員は、それぞれ営内居住者と営外居住者に分かれていると思いますが、外...全文を見る
○内山委員 営外居住者のいざというときの連絡体制ということについてお尋ねをしたいと思うのですが、基地内に居住をしない営外居住者の連絡体制、もし緊急に基地に招集をかける場合の連絡体制はどのようになっておりますでしょうか。
○内山委員 この連絡がとれなかった場合の営外居住者の処分というようなものがございますか。
○内山委員 無断渡航をした割合が、営内居住者か営外居住者か、その割合はどんな割合になっていますでしょうか。数字がわかりましたらお願いいたします。
○内山委員 それでは、無断渡航をしました階級的にはどのレベルの方が多かったか、お尋ねをしたいと思います。
○内山委員 幹部自衛官が百六十二件ということでありますけれども、階級が上がるほど機密資料や機構について知り得ている情報を持っていると思うんですけれども、防衛庁、このことに対して対応はどうでしょうか。
○内山委員 海外渡航の調査をされたということでありまして、聞き取り調査とかではなく、ただ単にアンケート用紙を配って回答を求めた調査だったと聞いておりますけれども、それで合っていますか。
○内山委員 無断渡航がある人は答えたということでありますけれども、その無断渡航があるということになりまして、何か処罰みたいなものはあったんでしょうか。
○内山委員 アンケートで答えられるぐらいだから、情報漏えいとかというのが逆に言うとないのかもしれませんが、逆に、答えていない人たちで無断渡航をしているという場合に情報漏えいがあるんじゃないかな、こう思うんですけれども、この一連の件では情報漏えいはなかった、こういう回答を出されてい...全文を見る
○内山委員 海上自衛隊上対馬警備所の一等海曹が無届けで中国・上海への無断渡航を繰り返していた、上海への渡航目的は、日本人向けカラオケ店に勤めていた中国人に会うためで、このカラオケ店は、在上海日本領事館員自殺問題で登場した中国人女性が勤めていた店だったというのが新聞報道でありました...全文を見る
○内山委員 それでは、平成八年から三十一回無断渡航していた男性自衛官、こういうのがいると思うんですが、調査結果で、平成八年から三十一回無断渡航していた自衛官は、ある特定の女性に会うため、米国やメキシコを訪問しています。この自衛官の階級と職種をお尋ねします。
○内山委員 機密を扱う職種でしょうか、お答えいただけますか。
○内山委員 船乗りと言いますが、機密に接するところにおりますかということを聞いているんです。
○内山委員 せんだって観艦式にお世話になりまして、「くらま」に搭乗させていただきました。いろいろ部屋を見させていただきましたら、CICルームというのがありまして、ここには日米協定により立ち入りが禁止だ、こういうところもございました。そういったところに出入りをしたりしているようであ...全文を見る
○内山委員 さきに、防衛機密という規定で、従来の一年以下の懲役から五年以下の懲役に強化をされておられると思うんですけれども、国の安全保障にかかわる問題ですから、やはり自衛隊員の規律を高める意味でも、こういったところはもっと厳しく対処しなければならない、こう考えるところでございます...全文を見る
○内山委員 私が調べてきたんですけれども、一番が勤務時間外の悪質な交通違反、交通法規違反というのでしょうか、二番が正当な理由のない欠勤、三番がわからないんですね。何だろうなと非常に不思議に思っていまして、その資料が、三番が出てこなかったものですから、あえてお尋ねをしました。後で教...全文を見る
○内山委員 不祥事でもう一点お尋ねをしたいんですが、本年九月、大分県の陸上自衛隊玖珠駐屯地の第四戦車大隊の武器庫から小銃とけん銃がなくなった事件がございました。その武器は今見つかっていますでしょうか。
○内山委員 弾も入っているけん銃や小銃ですと、二次的に犯罪に使われますと、これは大変な問題になってしまいます。  私も習志野の駐屯地に体験入隊をした経験がありまして、そのときに、小銃、けん銃等を武器庫から出していただいて見せていただいたことがございました。ちゃんと担当官がそれぞ...全文を見る
○内山委員 一日も早く見つけていただきたいと思います。  自殺の件を先ほど山口委員がお尋ねしましたけれども、私、少し触れていきたいと思うんです。  防衛庁として、自殺の原因にいじめがなかったという回答がございました。現に、海上自衛隊横須賀基地の護衛艦「たちかぜ」で暴行恐喝事件...全文を見る
○内山委員 艦艇の中や隊の中、基地内、いろいろ、やはり狭い社会だと思います。その部隊や基地内で今まで頑張ってきた隊員が自殺をしてしまう、非常に痛ましいことでございまして、再発防止には全力で取り組まなければならないだろうと思うんです。  そんな中で、隊員の労務管理とかメンタルヘル...全文を見る
○内山委員 今後もさらに隊員の健康管理に力を入れてやっていただきたい、こう思います。  それでは、ちょっとテーマをかえまして、十月二十一日、朝日新聞の報道によりますと、戦闘機やミサイルの研究開発を手がける防衛庁技術研究本部の第三研究所が、この三年間、再利用や転用が可能であった試...全文を見る
○内山委員 わかりました。  それでは、危機管理のことについてお尋ねをしたいと思います。  北朝鮮が核実験をしました十月九日、久間長官は民間航空機に乗られていたわけでありまして、これも何度もお尋ねをされているわけでありますが、一つの提案としてちょっとお尋ねをしたいと思うんです...全文を見る
○内山委員 でも、危機が迫っていましたら非常に大変な問題になるんですが、もし、防衛庁長官でなかった、総理大臣だったらどうなるのか。仮に民間航空機に最高責任者の総理大臣が乗っていた、緊急的に連絡をとらなければならない事態になった、この場合にその連絡体制はどのようなものがあるか、答弁...全文を見る
○内山委員 さらに、では、官邸の危機管理センターまたは防衛庁からの情報を、国土交通省、管制センターから民間航空機に連絡を入れる場合の制約についてお尋ねをします。
○内山委員 では、通信がいろいろ問題があるのであれば、航空機に搭乗している場合、どこか近くの、最寄りの飛行場におろすことができないだろうか。例えば、羽田から出たばかりで戻ってくるような、近くの空港に緊急着陸させる場合の危機管理体制というのはどのようになっているか、できるのかできな...全文を見る
○内山委員 今お答えいただいた体制は、逆に、マニュアルみたいなものはできているんですか。
○内山委員 そういう決めで、マニュアルであるということでよろしいわけですね。  それでは、テーマをかえまして、残り時間が少なくなりましたが、北の脅威につきましてお尋ねをしたいと思います。  長官にお尋ねをしたいんですが、この時点で北朝鮮の脅威というのは、長官はどのように認識さ...全文を見る
○内山委員 現在、北朝鮮がノドンミサイルを撃ってきた場合、防衛庁長官の判断で迎撃できる仕組みになっていると思うんですが、ノドンミサイルの発射が米国の早期警戒衛星やイージス艦または地上レーダーで確認された情報が防衛庁の中央指揮所に入り、直ちに防衛庁長官に伝達される、シビリアンコント...全文を見る
○内山委員 シビリアンコントロールのもとに、あらゆる場面を想定してやはりマニュアルをつくっておく必要があろうかと思います。通常でない国がそばにあるわけでありますので、非常に危惧をしております。  米軍再編成に伴う危機管理ということでお尋ねをしたいと思います。  米軍再編成に伴...全文を見る
○内山委員 北のノドンミサイル、二百基ほど日本に照準が合っているなんということを耳にしますけれども、防衛庁としてはこの北のノドンミサイルは一体どのぐらいの数量があるのかということは把握されているんだろうと思いますが、お答えをいただきたいと思います。
○内山委員 日本の情報収集衛星についてもお尋ねをしたいと思います。  お答えできる範囲で結構でございますけれども、我が国の情報収集衛星は、現在二基稼働されていると思います。核やミサイルのときに、この情報収集衛星からの情報というのが一向に耳に入ってこなかったわけでありますけれども...全文を見る
○内山委員 我が国周辺で発生している一連の問題に関して、情報収集衛星の情報は防衛庁にもちゃんと届いておりますでしょうか。
○内山委員 最後に、敵地攻撃論ということで、ちょっとお尋ねをしたいと思います。  我が国は、北朝鮮のミサイル基地を攻撃できる能力があるかないか、昨年の防衛白書にも何か書いてあった気がしますけれども、再度、長官からの答弁をいただきたいと思います。
○内山委員 北朝鮮のミサイルとか核とかというのは、新しい現実でございます、今までになかったものですね。専守防衛の範囲の中で、この新しい現実に対し相対的に対抗する手段を考えるべきではないかと私は思うんですけれども、久間長官、今後、我が国として、クルージングミサイルの導入等の検討はさ...全文を見る
○内山委員 時間になりましたので、これで終わります。ありがとうございました。
11月28日第165回国会 衆議院 安全保障委員会 第10号
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○内山委員 民主党の内山晃でございます。どうぞよろしくお願いします。  まず、久間長官に、本題に入る前にちょっとお尋ねをしたいと思います。  久間長官は、自民党の三役でもあります総務会長を歴任されておられましたが、言いかえれば、自民党の幹部のお一人でもございます。きょう、衆議...全文を見る
○内山委員 それでは、本題に入らせていただきたいと思います。  国民の懸念ということで、防衛省に昇格になると軍事大国になるのではなかろうか、こういう声を聞きますけれども、これに対してどのように御説明をなさいますか、ぜひお尋ねをしたいと思います。
○内山委員 やはり国民の懸念で、もう一つございます。改正法によりますと、イラクやインド洋での米軍支援活動が自衛隊の任務として位置づけられて、自衛隊の海外派兵拡大につながり、無制限に自衛隊が海外に行くことになるのではなかろうか、こういう懸念の声も大きく聞いておりますが、これに対して...全文を見る
○内山委員 自民党の新憲法草案についてちょっとお尋ねをしたいと思うんです。  昨年十一月、自民党の新憲法草案において、自衛軍の設置という提言をしておられます。久間防衛庁長官は、この考えについてどのようにお考えでございましょうか。
○内山委員 自衛隊と自衛軍との位置づけの違いというのは専守防衛にあるということでございましょうか。今回、庁から省に昇格をいたしますけれども、自衛隊そのものの昇格というのがあるんだろうかとちょっと危惧をするわけですけれども、いかがでございましょうか。
○内山委員 自衛隊の海外での階級の呼ばれ方ということについて、テーマをかえてお尋ねしたいと思うんです。  省に昇格を今回提出なさっているわけでありますけれども、今、階級の呼び名が、例えば一等陸士とか一等海士とか、本来外国でいきますと大尉ということになるんでしょうか。やはりこうい...全文を見る
○内山委員 庁を省に今回提案なさっておるわけでありますけれども、万国共通の呼称にしなかったという理由、当初の、そもそもの理由というのは何か、どういう理由でございましょうか。
○内山委員 今まででもPKOとかイラク特措法で海外に行かれていると思うんですが、海外の現場で何か不都合な点というのが今までございましたでしょうか。
○内山委員 ですから、海外では、英語で書きますと変わらないわけですよね。国内と海外でちょっと呼び名が違う。この際、やはりもう統一すべきではなかろうかと提案を申し上げたいなと思っておりまして、庁から省に移行するのに、憲法九条との関係がない、先ほどそのようなお話もございましたけれども...全文を見る
○内山委員 国会での承認はどのような仕組みになりますでしょうか。
○内山委員 それでは、この改正法の第三条の二項が追加されて、今までとどこがどのように変わるんでしょうか。
○内山委員 済みません、もう少しよくわかるように説明をいただけませんか。
○内山委員 それでは、条文の言葉で、細かくちょっと文章で確認をしていきたいと思うんです。  改正案にあります「武力による威嚇又は武力の行使に当たらない範囲」、どういうことでございましょうか。
○内山委員 具体的に御説明をいただけませんでしょうか。「武力による威嚇又は武力の行使に当たらない範囲」というのを具体的に。
○内山委員 私は素人ですからよくわからないんですけれども、「武力の行使に当たらない範囲」というのはどういうことなのか判断できないんですけれども、それを詳しくわかるように説明をしていただきたいんです。
○内山委員 では次に、三条の二項の条文の中に「別に法律で定める」、こうございます。この「別に法律で定める」法律とはどのようなものでしょうか。
○内山委員 そうしますと、テロ特とかイラク特、PKO、こういうものが今の段階では別に定める法律ということの範囲であるということ。  これからもし、この三条の二項を行使して自衛隊を海外に派遣する場合には、新たな法律をつくって行うということになるんでしょうか。
○内山委員 そうしますと、三条の二項が、このまま改正案が通りましたとしても、これから実施するに当たって、国会で新たな実施できる別の法律をその都度つくるという、これが一つ歯どめになると考えてよろしいでしょうか。
○内山委員 では、再度念押しで確認しますけれども、この三条の二項が通ったとしても、特措法や何かをつくった上で派遣を、自衛隊を海外へ出すということでよろしいでしょうか。
○内山委員 では、続きまして、改正案の条文の中に「我が国周辺の地域における」とありますが、現在、どこの地域を指しているのでしょうか。これは何度もお尋ねをしているかもしれませんが、よろしくお願いします。
○内山委員 同じように、改正案の「我が国の平和及び安全に重要な影響を与える事態」とはどのような事態を指しているのでしょうか。
○内山委員 まだまだちょっと続きますので、よろしくお願いします。  同じく改正案の「我が国の平和及び安全の確保に資する活動」とはどのような活動のことでございましょうか。
○内山委員 同じように条文の中で「国際連合を中心とした国際平和のための取組への寄与」とありますけれども、その「寄与」とはどのようなものですか。
○内山委員 さらに、「他の国際協力の推進」とございますけれども、どのような国際協力の推進なのか、御答弁をお願いします。
○内山委員 最後に、「我が国を含む国際社会の平和及び安全の維持に資する活動」とはどのような活動のことを示すのか、御答弁ください。
○内山委員 では、整理してもう一度聞きますが、国連平和維持活動、PKOや、近隣有事などの周辺事態で米軍を支援する活動は、自衛隊法改正案第三条で自衛隊の任務と位置づけられるということであり、雑則に書かれていたこれらの活動は海上警備行動や災害派遣と肩を並べることとなるわけでありますけ...全文を見る
○内山委員 改正案の二項によりまして、具体的に北朝鮮に対する対応なんかは何か変わりますでしょうか。
○内山委員 同じように、中国とのいろいろ問題を起こしています尖閣諸島、韓国との問題を起こしています竹島、北方領土、こういったところに対する対応というのは何か変わるものがありますでしょうか。
○内山委員 専守防衛という自衛隊の本来の姿から少し変わるところがあろうかなとも思うんですけれども、省になったときの防衛体系というのは何か変わるものがありますでしょうか。
○内山委員 次に、テーマをかえまして、国連決議による国際貢献ということでお尋ねをしていきたいと思います。  外務省の方、きょうお見えになっていると思いますけれども、国連憲章における第五十三条強制行動と第百七条の敵国に関する行動における敵国条文についてお尋ねをいたします。  現...全文を見る
○内山委員 戦後六十一年もたっておりまして、いまだに敵国条項に日本を初め幾つかの、諸外国は別として、明確に判断できるような形でなっている。これは、外務省は今まで何をやっていたんでしょうか、再度確認をしたいと思います。
○内山委員 では、削除する方向にあるといいましても、もう六十一年も戦後たっていて、これから、いつどのようにやるのか、それをはっきりしてくださいよ。これは何でこういうことを聞いているのかといったら、自衛隊がこれから国際貢献をするんですよ。そういう中において、敵国条項に定められている...全文を見る
○内山委員 条文の削除を大至急外務省がやはりやるべきであると私は強く申し上げておきたいと思います。  国連における日本の分担金についてお尋ねをしたいと思います。  私の記憶では、日本の分担金は約一九・五%と記憶しておりますけれども、現在の日本の分担金の金額と割合をお尋ねいたし...全文を見る
○内山委員 金額はどれだけありますか。
○内山委員 アメリカの分担金割合は約二二%と聞いております。しかしアメリカは、国連改革の推進の名目ということで、分担金の支払いを拒んでいます。これだけ日本は三百六十九億も負担をしておいて、いまだに敵国条文が残っているのは腑に落ちない。我が国も支払いの停止をするとか、凍結を含めて、...全文を見る
○内山委員 何でもアメリカのまねをするのが日本でありますので、国連も、分担金の支払いを、敵国条項を削除しなければもう拒む、ぜひそういうカードを使って対応していただきたいなと外務省の方に強くお願いを申し上げる次第であります。  それでは、テーマをかえまして、シビリアンコントロール...全文を見る
○内山委員 シビリアンコントロールについても、国民の不安に思っている声がやはり届いてくるわけでありまして、戦前戦中のように軍部の独走が起こってしまうのではなかろうか、こういう声があるわけでありますけれども、長官、このような国民の声にどのように回答なさいますでしょうか。
○内山委員 省に昇格しますと、海上警備行動の発令に伴う閣議の開催要求はどのような手順になりますか。今までと違うところですね。現在の防衛庁のままでの不備や権限の違いなんかも含めて御説明いただきたいと思うのです。
○内山委員 それは時間的にしますとかなり速くなるんですか。
○内山委員 今回の防衛庁設置法等の一部を改正する法律案の中に、自衛隊法の一部を改正する部分において、内閣総理大臣から防衛大臣に改める箇所が数カ所ございました。「内閣総理大臣の指揮監督」という部分が「この法律の定めるところに従い、」に改まりますと、指揮監督権が内閣総理大臣から防衛大...全文を見る
○内山委員 省に移行しまして、日米安保上何か変更は出てくるでしょうか。
○内山委員 それでは、米軍再編との問題で、省昇格に伴いまして、米軍再編の何か変更は出てまいりますでしょうか。
○内山委員 余談ではありますけれども、米軍の移転に伴う費用というのは、そろそろ明確な金額が出ていますでしょうか。これは質問通告しておりませんけれども、おわかりになれば。
○内山委員 それはいつごろ明確になりますでしょうか。
○内山委員 それでは、テーマをかえまして、不祥事につきましてお尋ねをしたいと思います。  前回、十一月七日、当委員会でも私は御質問をさせていただきましたが、大分県の玖珠駐屯地の小銃紛失につきまして、前回もまだ発見できないということでありましたけれども、その後の捜査、または小銃が...全文を見る
○内山委員 同じように、自衛官の無断渡航につきましてもお尋ねをしておりました。前回の質問では、営内居住者と営外居住者の無断渡航の割合について、営内居住者が六割で、営外が四割という答弁をいただきました。  前回に引き続きまして質問させていただきますが、営内居住者が基地外に出る場合...全文を見る
○内山委員 その外出許可というのは、何か書面で出すんでしょうか。
○内山委員 そうしますと、海外に行くということになりますと、数時間では戻ってこられないわけでありますので、一泊二日、二泊三日、こういうことになるわけでありますけれども、出した書類と、海外に行っている、明らかに差があると思うんですが、うその内容が書かれている場合、それは処罰の対象と...全文を見る
○内山委員 懲戒処分ということで、前回の質問の中でも、懲戒処分のベストファイブは何でしょうという御質問をしまして、後で手元に書類をいただいたんですが、交通違反がトップだ、無断欠勤が二番目で、三番目が傷害やわいせつだと。非常にやはり規律の乱れといいますか、教育の甘さが多いなとつくづ...全文を見る
○内山委員 隊員の不祥事の中にはやはり経済的な理由というのもあろうかと思うんですが、日本の国民の生命と財産を守る重要な職務についている、こういう隊員に、経済的な問題で、例えば定年退職後の仕事を、新宿かどこかでピンクサロンか何かを共同経営したとかという新聞が出ておりましたけれども、...全文を見る
○内山委員 前回の私の質問で、長官に、ちょうど北が核実験を行った直後でございましたので、北の脅威ということをお尋ね申し上げました。長官は、この時点で北の脅威はない、脅威としては実感していない、こういうお答えでございました。  しかし、普通の国であればいきなりミサイルを撃ってくる...全文を見る
○内山委員 時間が参りました。ありがとうございました。終わります。
12月01日第165回国会 衆議院 厚生労働委員会 第7号
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○内山委員 民主党の内山晃でございます。  障害者自立支援法の施行に伴いまして、障害者福祉政策は障害者の就労へと根本的に大きく大転換をしているところでございます。しかし、授産施設におきまして知的障害者に対し労働基準法の適用除外をしている、昭和二十六年十月二十五日、基収第三八二一...全文を見る
○内山委員 それでは、適用除外とするための要件をお尋ねしたいと思います。
○内山委員 今、四つまでじゃありませんか。
○内山委員 ただいまお話しいただきました要件の二番に、「授産施設においては、その作業員の出欠、作業時間、作業量等が作業員の自由であり施設において指揮監督をすることがないものであること。」とあります。  具体的にお尋ねをしたいと思うんですが、一つの授産施設では、知的障害者である作...全文を見る
○内山委員 続きまして、要件の四に「作業収入は、その全額を作業員に支払うものである」とあります。ここの授産施設では作業賞与というものを年三回支給しておりまして、計算方法は、四カ月ごとの作業収入の半額をまず施設側が受け取ってしまいまして、その残りを訓練生の全員の出席日数と個人の稼働...全文を見る
○内山委員 それでは、作業環境面でお尋ねをしたいと思うんですが、この授産施設に行っているところが、洗濯作業を行っている作業所が、室温が四十五度ある、健常者でも非常に過酷な労働で倒れてしまう環境下において、知的障害者にはとても無理な仕事をさせているという実態があるわけでありますけれ...全文を見る
○内山委員 適用事業所とするか、適用除外とするか、これは現場で、現場に行ってその都度判断をする形になるんでしょうか。
○内山委員 授産施設であれば一概にすべて適用除外というふうにしているのでしょうか。それとも、個々に適用除外を申請するんでしょうか。
○内山委員 そうしますと、この五つの要件に合致していないと思われるところは、どのように判断をするんでしょうか。申告があってから現地調査に出向くということでしょうか。
○内山委員 現地に行かれまして、個別具体的なところを御説明いたしますので、調査をぜひしていただきたいな、こう思っております。  この労働基準法の適用除外が、結果的に劣悪な作業環境を容認、助長する形になっています。障害者自立支援法が目指す就労促進、やはりきちっとした法整備をしなけ...全文を見る
○内山委員 ぜひ大臣、自立支援法が施行されていますので、よろしくお願いを申し上げたいと思います。  それでは、テーマをかえまして、通告している順番とはちょっとかえてお話をしたいと思います。離婚時年金分割についてお尋ねをしたいと思います。  十九年の四月から、十六年年金改正法に...全文を見る
○内山委員 今の御説明ではちょっと違うところを私は指摘しておきたいんですけれども、現在の法律では、六十五歳以上で振りかえ加算をもらった妻は、夫が死別しても、離婚しても、その後、振りかえ加算は支給停止にならないんですよね。そうなんです。でも、十九年の四月以降の離婚でありますと、六十...全文を見る
○内山委員 今現在の年金相談なんかで指導されている内容では、女性は六十五歳以降の離婚がお得だと。それは、振りかえ加算をもらってから離婚した方がいい、死亡しても離婚しても、もらった振りかえ加算は御自身の老齢基礎年金と一緒に将来受給できる。しかし、今、その考えの延長線上で、十九年四月...全文を見る
○内山委員 このマニュアルは、全国統一、どこでも同じ基準でというふうに冒頭書いてあるわけでありますけれども、しかし、東京都の社会保険事務局の場合には窓口で即日交付しているんですね。埼玉や神奈川や千葉ではできないんですよ。この相違点は何でしょうか。
○内山委員 社保庁といいますと、やはり今まで委員会でいろいろな審議をしてきておりまして、どうも真正直に聞けないところがございます。  入力業者の選定、どのような形で、基準で選んでいるんでしょうか。
○内山委員 入力業務を業者委託する、それで浮いた人員を他の部署の要員に回す、こういうことだろうと思うんですが、費用対効果は一体どうなのか、非常に疑問に思うんですが、何か実績で示していただけませんでしょうか。
○内山委員 これから、全国でそういう形で、費用対効果で、さらに税金の無駄遣いを改めていっていただきたいと思います。  時間が途中になりましたので、また後日、引き続きこの件はお聞きしたいと思います。  以上で質問を終わります。ありがとうございました。
12月13日第165回国会 衆議院 厚生労働委員会 第9号
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○内山委員 民主党の内山晃でございます。よろしくお願いを申し上げます。  私は、臓器移植につきましてお尋ねをしたいと思います。なぜ死体腎移植が少ないのかということについて質問をいたします。  死体腎移植が減少している原因として、脳死下の臓器移植と同じ手続が必要との誤解が患者や...全文を見る
○内山委員 医療関係者でもこのことをよく知らない人が多いという声があります。臓器移植法から、死体腎移植の数値が減少しました。施行前の平成八年でありますと百八十六件の死体腎移植に対し、施行後、平成九年の数値は百五十九件となり、減少傾向が続いております。  煩雑な脳死判定の段階では...全文を見る
○内山委員 臓器提供を待つ多くの患者さんを救済するために、体制の整備とか維持に要する経済的な負担が大きいと言われております。臓器提供施設に対して、努力に見合う何らかの経済的なインセンティブを与える必要があるんじゃなかろうかと思うんですけれども、その辺はいかがでしょうか。
○内山委員 ドナーの家族が納得の上、死体腎の提供が進む環境整備がやはり必要だと思います。直接対面する医師に対しての普及啓発対策というのがどのように行われているのか、お尋ねをしたいと思います。
○内山委員 この死体腎移植に関しても地域間格差が非常にある、こう言われているわけでありまして、地域によっては、医療機関相互、移植コーディネーター、腎バンクとの連携により、死体腎移植が増加している地域がございます。このような取り組みを広く進めていくためには地域の取り組みの格差を解消...全文を見る
○内山委員 善意によって提供される臓器の移植に当たっては、レシピエントの公正な選択が欠かせないわけであります。レシピエントの選択基準、臓器移植ネットワークの運営につきまして、より患者の意見を反映させるために、理事に患者の代表を半分加えるべきだという意見があるわけでありますけれども...全文を見る
○内山委員 今回のように、病気腎移植というものはネットワークは関与しないものでありますけれども、やはりレシピエントに公平な配分を行うために、今までにない何か決めをつくらなければならないのじゃなかろうかと思うのですが、その辺はいかがでしょうか。
○内山委員 ドナーカードというのがあるわけでありまして、先ほども御説明ございましたけれども、今回、この質問をつくるに当たっていろいろ調べておりましたら、ドナーカードに準ずるシールというものがあるということがわかりまして、私初めてこれを知ったわけであります。  携帯電話や保険証、...全文を見る
○内山委員 最後に数値をお尋ねしたいのですけれども、人工透析を行っている患者数、そしてその患者数に対する医療費をお尋ねいたします。
○内山委員 医療費が一兆二千億円と、非常に膨大な医療費が出ているわけでありまして、これはやはり、もっともっと死体腎からの臓器移植ができればもっともっと医療費も軽減できるし、さらには、人工透析を行っている患者さんというのは、週に三日も、一回当たり数時間そのままベッドの中で機械をかけ...全文を見る
○内山委員 なぜ社会保険庁を解体しなければならなくなったのか、時間的な経過がありますのでいま一度確認をしたいと思うのですが、どのように御認識をされていますでしょうか。
○内山委員 個別具体的にこんな事件があったというふうにお答えがあるのかと思っていましたけれども、私の方から確認をさせていただきたいと思うのです。  十六年の年金改正法を審議しておりますときに、やはりさまざまな不祥事が出てきたわけでありまして、国民年金保険料の納付率が低下をした。...全文を見る
○内山委員 物理的に、十五日で国会が閉じるわけでありますから、新しい法案の提出というのはなかろうということになるわけでありますけれども、いつ出てくるのかということで我々は楽しみにしておったわけでありますが、非常に残念でなりません。  さて、新聞報道しか情報がありませんが、来年の...全文を見る
○内山委員 新組織が非公務員化されるのであれば、公的年金に対する国の責任というのをどのように位置づけるのか、これを明らかにしてほしいと思うんです。
○内山委員 分限免職処分、非公務員化、民間委託、こういうことが進みますと、人員削減が進んでいくと思います。現行の社会保険庁の職員は職を失う方も多数出てくるのではなかろうかと思うんですが、それに対する対応というのはどのように考えるんでしょうか。
○内山委員 団塊の世代が来年大量に定年退職を迎えるわけでありまして、今のねんきん事業機構でいけば二十年の十月にそういう制度をつくるということでありますけれども、来年、再来年と団塊の世代の大量定年を迎えるときに、こういう組織をいじっておいて現場で混乱を生じないか非常に危惧をするわけ...全文を見る
○内山委員 保険料の徴収を民間委託したとき、個人情報がきちっと管理できるのか、非常にやはり危惧をするわけでありますけれども、その点はいかがでしょうか。
○内山委員 社会保険庁の改革につきましては以上で終わります。  次に、委員会や新聞でも取り上げております年金加入記録の消えた事件、その後どのようになっているかお尋ねをしたいんです。  年金で大量に記録ミスが発生している。職員が旧式の記録をコンピューターに移しかえる際に誤入力し...全文を見る
○内山委員 お尋ねしたいのは、職員が旧式の記録をコンピューターに移しかえる際に誤入力したと、誤入力したというのは、これは確認がとれているんですか。
○内山委員 では、誤入力はなかったんですか。
○内山委員 そんなに言い切っていいんですか。職員のミスによって誤入力が生じたケースが相次いでいると。では、本当にこれは、御本人の間違いとか、年金手帳を何冊も持っていてつながっていないというケース以外にないと言い切るんですね、本当に。
○内山委員 入力を再度検証すれば、手続が間違ったかどうか、それは当然わかってくるはずだと思うんですけれどもね。それは、こういう指摘がされたときには検証はされなかったんですか。
○内山委員 いずれ事実が出てくるでしょうから、ここで押し問答してもしようがありませんので、次に参りたいと思いますけれども、やはり、年金受給者は一番自分自身の年金加入歴のことがよくわからないわけでありまして、これから五十八歳になりますと年金の加入記録のお知らせが届くわけでありますの...全文を見る
○内山委員 与党の方から、我が民主党案をまるでまねするような意見が出ておりますので、ぜひ、それはお尋ねをさせていただいたところでございます。  それでは、団塊の世代の大量定年に伴う年金相談窓口業務の対応につきましてお尋ねをしたいと思います。  二〇〇七年、団塊の世代の大量定年...全文を見る
○内山委員 そのうちの年金裁定請求を出されるような人数は六十歳、六十五歳でどれぐらいありますでしょうか。
○内山委員 その百三十八万人、そして二十四万人に対する対応というのは何らかの形で考えているんでしょうか。
○内山委員 今お言葉にありました年金裁定請求書、ターンアラウンドの関係ですけれども、このターンアラウンドには、国家資格があります社会保険労務士の押印欄がないんですね。これはなぜないんだろうかと非常に疑問に思っておりまして、例えば税務署に申告する確定申告の用紙には税理士の押印欄があ...全文を見る
○内山委員 今、社会保険労務士が余り裁定請求書に関与をしていないような答弁がありましたけれども、それを数値で後で示してください。  私は、この裁定請求書の作成等はかなり専門の社会保険労務士が関与をしておりまして、こういう専門家が関与することによって窓口の混雑緩和、いかに軽減され...全文を見る