小林正夫

こばやしまさお

比例代表選出
国民民主党・新緑風会
当選回数3回

小林正夫の2005年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月16日第162回国会 参議院 経済・産業・雇用に関する調査会 第2号
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○小林正夫君 民主党・新緑風会の小林正夫です。  久保田参考人にお聞きをしたいと思います。  六十五歳までの雇用の確保、これはもう大変重要な課題だと思います。昨年の国会で改正高齢者雇用安定法というのもできまして、いよいよ企業は、事業者は来年の四月には三つの方策の中から、どう六...全文を見る
02月24日第162回国会 参議院 厚生労働委員会 第1号
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○小林正夫君 民主党の小林正夫です。  高橋参考人にお聞きをしたいと思います。  教育の関係ですけれども、私は、教育の中で、人間が死んでいくんだということ、この死というものに対してもっと私は教育を進めていく必要があるんじゃないかと思います。まあ、人間ですから一回は死ななきゃい...全文を見る
○小林正夫君 どうもありがとうございました。
03月02日第162回国会 参議院 経済・産業・雇用に関する調査会 第4号
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○小林正夫君 民主党・新緑風会の小林正夫です。  小学校から高校にかけての学校教育についてお聞きをしたいというふうに思います。  岸本先生と後藤先生からお話しいただければと思うんですが、岸本先生のお話のとおり、日本の国は技術創造立国と貿易立国、原材料を輸入して日本人の手先の器...全文を見る
03月07日第162回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○小林正夫君 民主党・新緑風会の小林正夫です。  今日は、生活不安に対する政府の取組を中心にお聞きをしたいというふうに思います。  私、昨年七月に議員として初当選をさせていただきました。その後、国会報告あるいは地域に出掛けていろんなお話を聞く、こういう機会を多く設けてきました...全文を見る
○小林正夫君 要は、このマニュアル、拝見をいたします。要は、ここに書いてありますけれども、不審者を入れないということが私は何をもって一番いい対策だと思います。入ってしまった後どうするかという、こういうマニュアルもありますけれども、要は入れないために。それで、この内容にも書かれてお...全文を見る
○小林正夫君 是非、警備員などを配置をしたいと、でもお金がなくて悩んでいるんだ、こういうことがあればやはり政府はきちんと相談に乗って、そういうものが実現できるように私はお願いをしておきたいというふうに思います。  引き続き、今、地域とのかかわりというお話がありましたけれども、こ...全文を見る
○小林正夫君 安心して学べる学校にしていく、このことは私は政府の責任だと思います。是非、実効ある取組をお願いをしておきたいというふうに思います。  続きまして、国家公安委員長にお尋ねしたいと思います。子供の連れ去り事件、この関係についてお聞きをいたします。  奈良県で発生した...全文を見る
○小林正夫君 二回以上の前歴のある人の再犯率というのは分かりますか。
○小林正夫君 最近の事件を見ていますと、再犯という言葉が目に付く、こういう事件が多いというふうに思います。今大臣の方から報告があったとおり、二回、三回、四回、同じような事件を起こす、非常に割合的には大きくなっている、このように思います。だからこそ世の中の人たちが不安を持っていると...全文を見る
○小林正夫君 この性犯罪者に対する特効薬的なものはないと思います。したがって、今大臣おっしゃったようなことをしっかりやっていく。むしろ、今までそういう政策をやってこなかったことに私は大いなる政府の責任があるんだと思うんです。したがって、そういう問題に対して、世の中が安心して暮らせ...全文を見る
○小林正夫君 更生保護施設への支援、これもやはり私は政府の責任だと思います。今の実態がこのようになっているということを踏まえて、やはりいい世の中にするためにしっかり対策を取ってもらいたいと、そういうことをお願いしておきたいというふうに思います。  続きまして、侵入犯罪の防止につ...全文を見る
○小林正夫君 そこで、私も地域で生活をしていますと、警察のパトロールカーが地域を回ってくれたり、あるいは交通協会の人たちの車が回ってくれたり、本当にそういう形を見ると安心ができるんです。  そういう中で、警察官を増やしていこうという考え方があると思います。平成十七年度から取り組...全文を見る
○小林正夫君 十七年度から具体的にどのぐらいの数を増やしていくのか、お聞きをしたいと思います。
○小林正夫君 先ほど言ったように、地域から見れば、お巡りさん、警察の方が巡回をしてくれたりパトロールで回ってくることが安心感を与える、こういうことだと思います。したがって、一万人ぐらい計画であると、十七年度は三千五百人だと。その後、年数を掛けて一万人にするんでしょうけれども、私は...全文を見る
○小林正夫君 予算、確かに今国の税収含めて大変厳しくなっていることは認識していますけれども、予算が厳しいからこそ工夫して、政治は本当に困っているところに手を打っていくということが私は政治だと思うんです。是非そういう方向で取り組んでもらいたいと思います。  もう一点、地域とのかか...全文を見る
○小林正夫君 法務大臣にお聞きをいたします。  先ほど、性犯罪者が何回も繰り返し事件を起こしている、そのほかいろんなことを見てみると、地域の方から刑量が軽過ぎるんじゃないか、もっと重い罪にして、要は、本当に更生したかどうか確認して世の中に出てくるには刑量軽いんじゃないだろうかと...全文を見る
○小林正夫君 性犯罪者が、先ほど言ったように、何回も何回も同じような事件を起こしている、このことに対して何か法的にもっと考えるところがあるんじゃないかと思うんですけれども、この辺いかがですか。
○小林正夫君 もっとこの問題について話もしたいんですけれども、ちょっとほかの質問も考えておりますので、また別な機会でこの話については行いたいと思います。  北側国土交通大臣にお聞きをしたいというふうに思います。  もう端的に、公園がなかなか遊びにくい公園になってしまっていると...全文を見る
○小林正夫君 是非、積極的な気持ちをみんなが持って、子供たちが本当に安全で楽しく遊べるような公園造りをしてもらいたいと、こういうことをお願いをしておきたいというふうに思います。  次の質問に移ります。  重度要介護者の施設の入居について厚生労働大臣にお聞きをしたいというふうに...全文を見る
○小林正夫君 お手元に「要介護別のサービスの利用状況」という、こういう資料も用意をさせていただきましたけれども、介護認定の四とか五とか、本当にこの人たちが、在宅で介護する側が頑張りきれない、もう限界なんだというときがある場合にはこういう方がちゃんと受け入れられるような、こういう世...全文を見る
○小林正夫君 今の問題は高齢社会の一番大きな課題だと思いますので、もう是非、これ、お金があってもなくてもやらなきゃいけないことですから、政府がしっかり取り組むことをお願いしておきたいと思います。  次に、環境対策と省エネルギー教育について、環境大臣にお聞きをしたいというふうに思...全文を見る
○小林正夫君 文部科学大臣にこの関係でお聞きします。教育の問題です、エネルギー教育の関係。  エネルギー基本法の中で、エネルギーと環境に関する学校教育について示されております。資料も用意をさせてもらいました。  現在、学校教育の中でこのような教育がどのように行われているのか、...全文を見る
○小林正夫君 是非、環境問題、大変な大事な問題で、みんなで地球を守っていこうと、こういうことですので、取組を進めていただきたいと思います。  厚生労働大臣に労働災害撲滅に対するお話も聞きたかったんですが、時間の関係で、また厚生労働委員会の中で発言をさせてもらいたいと思います。 ...全文を見る
03月16日第162回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○小林正夫君 民主党・新緑風会の小林正夫です。  三月七日の予算委員会の発言に引き続きまして、今日も社会の不安に対する取組についてお伺いをしたいと思います。  まずは、障害者自立支援法についてお伺いいたします。  今国会において障害者自立支援法が審議をされます。いろいろ今ま...全文を見る
○小林正夫君 次に、ノーマライゼーション、こういう言葉、これはどういう意味で、具体的に目指す方向はどういう社会なのか、分かりやすくお答えいただければ有り難いと思います。
○小林正夫君 平成十五年五月に、福祉サービスの利用に関して、サービス内容を決定する、決定する措置制度から利用者本位の考え方に立つ新しい仕組みの支援費制度に移行しました。  今回、この制度を見直すという考え方ですけども、支援費制度の総括、まあ評価というんですかね、こういうものがど...全文を見る
○小林正夫君 支援費関係費のうち在宅サービスの予算、実績がどうなっているか教えていただきたい。
○小林正夫君 今回の見直し案によって応能負担から応益負担に変わるということがうたわれています。そうしますと、障害者の方が受けたサービスの一割の負担を課すことということも考え方の中で示されております。したがって、障害の程度が重い方、重ければ重いほどいろいろなサービスを利用するという...全文を見る
○小林正夫君 費用の負担上限にかかわる政府の試算では世帯単位で行われておりました。支援費制度では、本人が二十歳以上の場合は扶養義務から父母を外したという経過もありました。福祉的就労から一般雇用に移行した人の実績を見ると一・一%ぐらい、このような数字もあります。なかなか、障害を持っ...全文を見る
○小林正夫君 そうなると、世帯単位でやるかどうかはまだ決まっていないと、こういうことでよろしいですね。
○小林正夫君 財務大臣にちょっと御所見をお伺いします。  今の、日本全体の税金を使っていこうと、こういう中の一つですから、先ほど言ったように、障害の方の支援費制度から、世帯単位も考えられると、こういうお話だったんですけれども、そのことに対して、個人の尊厳を傷付けたり、あるいは自...全文を見る
○小林正夫君 はい、じゃ次の質問に移ります。  支援費制度ができて利用者が伸びたと思います。ホームヘルプサービス支給決定者の推移がどのように変化をしているのか教えていただきたいということと、また、一番利用者が増えたのはどのような方なのか、御質問をします。
○小林正夫君 今のような数字を聞きますと、この支援費制度ができるまで、障害児を持つ親が、人様に迷惑を掛けてはならない、あるいは自分たちですべてを面倒見なければならないという考え方を持っていて、本当はそれまでもサービスを受けたかったのに我慢をしてきたのではないか、私はそのように思う...全文を見る
○小林正夫君 どうもありがとうございました。  私は、今の内容など聞いておりまして、今回の法案では財政ということが重視をされていて、そういう見方だけで、独立性の尊重だとか、障害のある人が普通に暮らせる地域づくりを妨げることになるんじゃないかという懸念をしております。予算の確保を...全文を見る
○小林正夫君 経済産業大臣にお聞きをしたいというふうに思います。  重大災害が発生する背景に、業務の見直しとか今日的な経済情勢を受けて、企業がリストラをする、熟練工の方が会社を退職をしていく、そういうことで労働者同士のチーム力が薄まってきたり、あるいは現場力がなくなってきたり、...全文を見る
○小林正夫君 労働災害が発生している割合で見ると、中小企業で割合多く発生をしているというふうに思います。また、日本の企業を支えるもう九割ぐらいが中小企業で頑張られていると、こういう実態ですから、当然災害もその中小企業の人たちが多くなる、こういうふうに思います。  そこで、中小企...全文を見る
○小林正夫君 発生率の高い事業所では、効率性だとか生産性向上のためのコストを追求したり、あるいは適切な維持管理対策が講じられていない設備を使っていったり、あるいは経年劣化している設備が原因で災害の発生率が高くなっていると、このように私は思います。そのように安全性がおろそかになって...全文を見る
○小林正夫君 最近の製造の現場では、新たな機械が入ったり、あるいは化学物質を使って仕事をやっているところも多くなってきていると思います。したがって、危険だとか有害要因の把握が一層難しくなってきている、こういう状況もあると思います。  安全衛生教育もそれにつれて高度化をしていく、...全文を見る
○小林正夫君 先日、ある研修に出てお話を聞いたところ、イギリスの話が出まして、イギリスにおいては労働災害が非常に少ない、死亡者数も少ないと、こんなことを聞きました。日本は先ほど言った数字なんですけれども、この発生件数あるいは死亡者数のこの違いは何だというふうに思うでしょうか。それ...全文を見る
○小林正夫君 一たび事故が発生しますと、現場で被災した労働者もそうなんですけれども、企業も相当なダメージを受ける、こういうこと、この二、三年振り返ってもそういう災害、事故が多かったというふうに思います。  こうした現状を改善するために、政府としては特段の指導あるいは援助が必要で...全文を見る
○小林正夫君 厚生労働大臣。済みません。
○小林正夫君 労働安全衛生法の一部改正など今回提出がされておりますので、まだまだこの安全問題に対して質問もしたいんですけれども、厚生労働委員会の場でいろいろ論議をさせていただきたいと、このように思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  いずれにしても、働く者にとって無事...全文を見る
○小林正夫君 なかなか、長期的というか、短期的に見ても少しは改善できてきたのかなという感じがしますけれども、まだまだ、でも厳しい実態にあることには変わりないというふうに思います。  私、二月の十七、十八とで、経済・産業・雇用に関する調査会の視察で京都府に行ってまいりました。その...全文を見る
○小林正夫君 もうこれは政府も力入れて、若い人が働ける環境をつくっていくのも政府のやはり責任だというふうに思います。  そこで、ちょっと抽象的な質問になってしまうんですが、この支援センターに来るべき人と実際に申込みがされている人、このことはどのように把握されていますか。
○小林正夫君 私は育児でもあるいは子育てもそうだと思うんですけれども、いろいろ支援するために支援センターをつくる、こういう傾向があると思います。このこと自体は私はいい方向だなと、このように思うんですが、問題なのはその支援センターをつくってもそこに来ない人、来られない人、この人たち...全文を見る
○小林正夫君 ニートと呼ばれる人も多くなっている、先ほどのお話のとおりです。  ただ、世の中全体を見てみますと、有効求人倍率がまだ一を割っているという状況もある。そして、本来正社員で、ある企業に勤めたい、会社に勤めたいと思っても、なかなか今の置かれている企業の状態が厳しいもので...全文を見る
○小林正夫君 これで終わります。
03月18日第162回国会 参議院 厚生労働委員会 第5号
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○小林正夫君 民主党・新緑風会の小林正夫です。  まず、障害がある子の保育所、学童クラブの受入れ枠についてお尋ねしたいと思います。  実は、昨年の十一月の三十日の厚生労働委員会で、子育て支援に関する質問ということで、私もこの場に立たさしていただきました。そのときに、実は障害が...全文を見る
○小林正夫君 国民生活、私も議員になる前は普通の生活者でしたから、自分たちの孫など、こう考えて、こういう状況でいろんな面で出会ってきますけれども、やっぱり本当にわらにもすがる思いで受け入れてもらいたいとか、そういうことを考えてみんな生活をしているんですよ。それで、こういう場で代表...全文を見る
○小林正夫君 ちょうど昨年の十一月三十日、この入所の申込みが年を明けて今年の一月の半ばごろに始まったものですから、いや、ちょうどいいタイミングでああいうお話を聞いて本当に喜んだ、こういう方が落胆したということです。やはり、このことをしっかり、今大臣答弁された各地方自治体によっては...全文を見る
○小林正夫君 それでは、次の質問に参ります。  六十五歳までの雇用対策についてお伺いをいたします。  高齢者雇用安定法が昨年の六月に施行されまして、二〇一三年までに六十五歳の雇用を義務付けた、こういう法律ができました。ちょうど昨日、今日辺りは大手の労働組合の春闘が対決の時期を...全文を見る
○小林正夫君 それぞれの労使の関係、あるいは労働組合がないところは代表する従業員が企業側と話し合うと、こういうルールになっているんですけれども、順調に交渉が進んで、いいアイデアができて、みんなが六十五歳まで雇用できるという、こういう環境整備が整えばいいんですけれども、中には労使協...全文を見る
○小林正夫君 今日お手元に労働基準法の第九十条を資料として用意をさせてもらいました。先ほど言ったように、不調に終わった場合にこの就業規則で対応する場合があると、こういうことだったんですけれども、この「就業規則の作成又は変更について、」という第九十条に法律があります。  ここで言...全文を見る
○小林正夫君 私も学校時代国語がもっとできればこういう言葉がすぐ分かるんですけれども、国語も得意な分野じゃなかったものですから、お聞きをしました。  要は、ここに書いてある聴くというのは、広辞苑で引くと注意深く耳を傾ける、こういう意味合いが含まれているんだということになるんです...全文を見る
○小林正夫君 労使交渉をやっていて就業規則の変更というとここで割合引っ掛かっちゃうんですよ。先ほど大臣、まあ聴けばいいというか、要は身を入れて相手の理解を求める、誠心誠意労働組合なり、あるいは代表する従業員の方に会社としてもそのような態度できちんと話を聴くと、そういうことがこの法...全文を見る
○小林正夫君 時間の関係がありますのでこれで終わりたいと思いますけれども、併せて企業に対して指導をいただければ有り難いことは、要は、労働組合がないところ、従業員を代表する方に対して企業が物を言うときに、本当に従業員の代表だという人をしっかり会社も認知をして、会社の都合のいい方を従...全文を見る
○小林正夫君 どうもありがとうございました。  これで終わります。
03月29日第162回国会 参議院 厚生労働委員会 第8号
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○小林正夫君 民主党・新緑風会の小林正夫です。  今日は幾つか具体的な質問をさせていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。  まず初めに、介護保険法施行法の一部を改正する法律案に対して質問をいたします。  平成十二年三月までに特別養護老人ホームに入られた...全文を見る
○小林正夫君 次の質問ですけども、特別養護老人ホームは、都道府県、市町村、社会福祉法人等となっておりますけども、医療法人や社団、財団法人では設置できないことになっております。この理由はどうしてでしょうかという質問と、また、設置者のうち社会福祉法人が設立をする特別養護老人ホームにだ...全文を見る
○小林正夫君 そこで大臣にお聞きをしたいんですけれども、平成十二年三月までに特養に入っている方、それ以降に入られた方、それと今おっしゃった社会福祉法人とそれ以外、こういうところを見たときに、今までの質疑の中、公平性という面で見たときに、大臣としての御所見があればお聞きをしたいと思...全文を見る
○小林正夫君 今回のこの介護保険法施行法の一部を改正する法律案は、これから審議する介護保険法等の一部改正する法律案と大変かかわりがあります。先ほど朝日先生のおっしゃった福祉空間という、こういうところにも影響してきますので、介護全体についてこれから少しお聞きをしたいと思いますので、...全文を見る
○小林正夫君 ホームヘルパーの定義というのはまた別にあるんですよね。ホームヘルパーの定義について教えてください。
○小林正夫君 もう少し頭の中を整理したいんですけども、訪問介護員の、訪問介護士の方がやる実際の仕事は、具体的にどういうことをやるということになっているんですか。
○小林正夫君 介護保険法における家事援助の取扱い、これは現在どうなっているんでしょうか。それと、今後これをどうするつもりなのか、お聞きをします。
○小林正夫君 私は、今までホームヘルパーの方やホームヘルプを経験した方、あるいは介護施設を訪問して働いている人たちといろいろ懇談をしてきました。そこで訴えられることは、ホームヘルパーの方の訴え、あるいは介護施設を運営している会社の方の悩みというのが、大体まとめると私は次のようなこ...全文を見る
○小林正夫君 大臣、啓発活動、国民の人が、これから高齢者がどんどん増えていく、ホームヘルパーさんにどんどん活躍をしてもらう。ホームヘルパーさんの人が嫌な思いをするんじゃなくて気持ちよく働けるためには、国民みんながホームヘルパーさんのやる仕事はこういうことだということを知っておくこ...全文を見る
○小林正夫君 さらに、ホームヘルパーさんの方と懇談をしたときにこういう話が出てきました。ヘルパーさんがいなくても本当はできる人も多いと。ところが、ヘルパーさんが介護サービスをやってくれることを経験すると自分が楽になるのでまたサービスを頼む、それがエスカレートをしていく、結局持って...全文を見る
○小林正夫君 予防介護、これからのこういう場面での話合いで十分やっていきたいと思いますけど、言葉はいいんですけど、実際に提案されてくるような予防が本当にできるのかどうか、その辺もちょっと心配しているところもあるんですが、それはまた別の機会でできれば扱わしていただきたいと、このよう...全文を見る
○小林正夫君 私、三月七日、大臣からそういう答弁をいただいて、地域の方あるいはこういうことで悩んでいる方に報告をいたしました。そうしましたら、介護関係者から、そうはいっても国や自治体は財政の面から施設造りをやらない方向と受け止めている人が非常に多いんです。要介護者が増えていく中で...全文を見る
○小林正夫君 今後もこの在宅介護で限界を感じた人の、何とかしてくれという、こういう救い、このことをどうしていくのか、私も大変大きな課題だと思いますので、また、以降、機会があるごとにこの関係については質問あるいは自分の意見を述べさせていただきたいと、このように思いますので、よろしく...全文を見る
○小林正夫君 そこで、この計画を見ますと、第二期計画では、在宅サービスと位置付けられている痴呆性高齢者グループホームや特定施設入所者生活介護の利用者数〇・三%がプラスされた、このようになっております。在宅サービスを施設サービスの参酌標準に加えた考え方は何なんでしょうか。
○小林正夫君 私は、この参酌標準というのは、国が補助金を出す目安、基準、これを超えると補助金が出ないと、こういうことじゃないかというふうに理解しているんです。  そこで、昨日の朝日新聞の一面に「グループホーム 認知症受け入れ拡大」という、こういう記事が出ました。参酌標準で国から...全文を見る
○小林正夫君 時間の関係もありますので少しはしょりますけれども、要はその参酌標準に基づいて計画をする、していく、それと、実際にサービスを受けられる人、これすべて賄えればいいんですけども、そうではないんだと思うんですけども、要はどのぐらいの人が受けられる、サービスを受けられるように...全文を見る
○小林正夫君 昭和三十年代に集団就職という、こういう時代もありました。地方から大都会へ人が移動して、上野駅では十八番線のホームが象徴的なホームとして集団就職の列車が着くと、こういう時代もありました。既に十八番線ホームは今ありませんけどね。  考えてみると、そうやって都会に出てき...全文を見る
○小林正夫君 高齢対策は少子化対策と併せて私はもう日本にとって一番今大事な課題だというふうに思います。無駄な支出を抑えて税金を使うところにはしっかり使っていくと、私はこのことが大変大事だというふうに思います。これからもまた別な機会でいろいろこの件についてはお話をさせてもらいたいと...全文を見る
○小林正夫君 妊婦の健康診査と今回改正の対象となっている一歳六か月児健康診査、三歳児健康診査の目的は何なのか、教えてください。
○小林正夫君 この一歳六か月児健康診査、三歳児健康診査を大変有効な私は診査、このように思います。また、そういうお話もありました。  そこで、この国の負担が廃止をするという今回提案なんですが、これ廃止がされちゃうとどういうふうになるんですか、教えてください。
○小林正夫君 もちろん、これからもやっていくことは必要ですから、大いにやっていくことをお願いしておきますけど、実際に健診を受けた人は、今度は国からの補助が一括して三位一体という名の下に各地方自治体にお金が渡るんですが、利用者の方が今までは集団健診で無料で受けていた健診が有料になっ...全文を見る
○小林正夫君 そこが一番地域の方が心配しているところで、一歳六か月児健診、三歳児健診は、本当に自分の子供がちゃんと発達しているのかどうか診てもらう、それで異常がなければ安心するし、異常があればすぐ病院に連れていくという、本当にそれがチェック機能の一つになっているんですね。集団健診...全文を見る
○小林正夫君 気持ちとしては費用負担が出ないようになっていくということを望んでいると、私たちと同じ気持ちでいるという理解でいいですか、大臣。
○小林正夫君 もう子供が健やかに育っていく、子供に対する対策というのがもう一番私は大事だというふうに思いますので、是非、法律ではこうしろとは言えないんだろうけれども、無料化でできるように国としての指導を強く求めておきます。  残り時間が少ないので、あと一点だけ質問をいたします。...全文を見る
○小林正夫君 そのほか質問も幾つか用意をしたんですが、時間が来ましたのでこれで終わりたいと思います。  ありがとうございました。
04月07日第162回国会 参議院 厚生労働委員会 第12号
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○小林正夫君 民主党・新緑風会の小林正夫です。  まず、隣接法律専門職種にADR代理権を付与する考え方、先ほど同僚の辻委員の方から社会保険労務士にADR代理権を付与する考え方についてはお聞きをしましたが、今回、司法書士、弁理士あるいは土地家屋調査士、こういう方たちに特定の法律分...全文を見る
○小林正夫君 今回の判断が、正に世の中の人が、多くの方が理解をして、適切に運用されることを望んでおきたいというふうに思います。  以降、少し具体的な質問に入りますので、是非よろしくお願いしたいというふうに思います。  まず、社会保険労務士の中立性と公平性に関するという点につい...全文を見る
○小林正夫君 次の質問に移ります。  報酬についてお聞きをしたいと思います。  現在は、弁護士さんなどの報酬に関する基準が廃止をされております。あっせん代理並びに調停代理に関しては、依頼者への影響も大きいことから、不当に高い、あるいは不当に低い金額での受任は正に慎むべきである...全文を見る
○小林正夫君 是非、いい制度をつくっていくと、こういう意味合いで私たちも法律論議をしていますから、真に困った人が利用しやすい、こういう環境づくりが必要だと思いますので、是非、今答弁の方向に従って利用しやすい、そういう環境づくりをお願いしておきたいというふうに思います。  次に、...全文を見る
○小林正夫君 次の質問に移ります。法律扶助の適用についてお聞きをしたいと思います。  憲法第三十二条には、困難に直面した人がだれでも資金の有無にかかわらず裁判を受ける権利を定めた、こういう法律であります。この裁判外紛争解決手続、ADRにもこの法律の三十二条の精神は適用されていく...全文を見る
○小林正夫君 法務省の見解としては今のような見解だということを承知はしておきます。それでいいのかどうかというのは、また今後いろいろ検討をしていきたいと思います。  そこで、厚生労働省にお聞きをしたいと思うんですけれども、個別労働紛争について都道府県社会保険労務士会における総合労...全文を見る
○小林正夫君 持ち時間の関係もありますので、簡単に質問をいたします。  紛争解決手続業務に含まれる事務の範囲について二つお聞きをいたします。  一つは、代理権が与えられるのはいつからなのか。言い換えれば、相手方と代理権を背景に交渉できるのはいつからなのかということが一つです。...全文を見る
○小林正夫君 最後の質問です。大臣にお聞きをしたいと思います。  紛争解決手続代理の適切な監督権の行使についてお尋ねいたします。  いろいろ今までのお話の中で、この運用が順調にいくように、こういうふうに望んでいるわけですけれども、ややもすると、先ほど言ったように、この今まで仕...全文を見る
○小林正夫君 どうもありがとうございました。
04月12日第162回国会 参議院 厚生労働委員会 第13号
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○小林正夫君 民主党・新緑風会の小林正夫です。  まず、年金・健康保険福祉施設のうち、病院以外の福祉施設の雇用問題についてお聞きをしたいと思います。  四月の六日の本会議で、同僚の柳澤議員の方から代表質問を行いました。その中に、福祉施設の方は大変一生懸命働いているということ、...全文を見る
○小林正夫君 まあ、すごい乱暴だなと。要は、建物だけ売れればいいんだ。要は、世の中は人で動いているんですから、その人が、今までやはり自分の使命を受けて一生懸命働いてきた人たち、こういう人たちなんです。そういう人たちを全く無視して、要は建物だけ売ればいいんだというところに私は理解が...全文を見る
○小林正夫君 その方針、あるいは本会議での大臣の答弁で、配慮をしていく、配慮という言葉が何回も使われるんですよ。言葉は簡単なんですよ、配慮しますと。配慮の中身によっても、私たちはこういうふうに思っていても、これも配慮だという場合もあるし、よほど低く思っていた場合でも配慮だという。...全文を見る
○小林正夫君 具体的にもう少し細かな数字もお聞きをしたかったんですが、把握ができていないっていうところもあるというお話でした。本当に配慮しながら責任持って雇用をきちんとやっていくんだと言っている割には、どういう状況に置かれているのかっていうことが把握できていないということに対して...全文を見る
○小林正夫君 「職業の確保を図ることを任務とする。」って書いてあるんです。この職業とは、広辞苑で引きますと、生計を立てるために日常従事する仕事。要はこういう場所を、働くところを確保するということが厚生労働省の任務として法律に決まっているんですよ。あなた方はこの法律に基づいて仕事を...全文を見る
○小林正夫君 重ねてお尋ねいたします。職業の確保を図ることを任務とする、先ほどのとおりです。その厚生労働省が、法律の規定に基づく年金保険事業及び健康保険事業そのものの一部である福祉施設などを売却、廃止を独立行政法人に行わすための今回の法律案に雇用の確保について十分配慮するというこ...全文を見る
○小林正夫君 私は到底理解できる答弁じゃないと受け止めています。先ほど言っているように、世の中は人でもっているんです。その人たちが与えられた仕事を一生懸命働いて私たちの日本の国力を高めていく、こういうことで日々みんな頑張っているんですね。先ほど言ったように、厚生労働省の任務はやは...全文を見る
○小林正夫君 これからまだこの法案の審議が継続されると思いますので、更に機会があればいろいろ意見、質問をさせていただきたいと思います。  もう一点だけ、次の質問させていただきます。  年金保険料の使途についてお聞きをいたします。厚生労働省は、年金保険料は今後、福祉施設の整備費...全文を見る
○小林正夫君 いろいろ理由はあるんでしょうけれども、国民から見れば、この法律があっていろんな施設を造ってきたんですよ。その施設の造り方、維持の仕方が悪いんだから今回見直そうということを言っているんです。だから、大本のこの法律を、事務費だけの限定したものに使うということにするならば...全文を見る
04月19日第162回国会 参議院 厚生労働委員会 第15号
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○小林正夫君 民主党・新緑風会の小林正夫です。  四月の十二日の本委員会における答弁、それと十四日の参考人陳述を踏まえて、病院以外の福祉施設の雇用問題について改めて質問をしたいと思います。  まず、四月の十二日の本委員会で、私の方から、今回の法律案に雇用確保について十分配慮す...全文を見る
○小林正夫君 過去はなかったということですけれども、今回のこの法律は、この法律が成立をしますと、仮に成立をしますと、その後ろには雇用の問題が付いている法律だと、私はこういう認識をしております。後ほどまた質問をいたしますけれども、私は、しっかり法律の中に雇用について十分配慮していく...全文を見る
○小林正夫君 そこで、大臣、お聞きをしたいんです。  被保険者や国民のニーズにこたえる施策だと私は思えないんです。人の扱いも乱暴ですし、今の施設の処分についても、黒字のところもあるけれども、全部取っ払っちゃう、売っちゃうんだと、こういうことは余りにも乱暴だと思うんです。  前...全文を見る
○小林正夫君 いろいろ意見があることは承知をしておりますけれども、本当に今回のやり方を見ていると乱暴過ぎるなと、このように思います。人を一番大事にしなきゃいけない厚生労働省として、本当に大臣が今おっしゃったようなこと、国民のニーズに本当にこたえた提案だったのかどうか、どうしてもそ...全文を見る
○小林正夫君 実は、厚生年金保険法の第四章に福祉施設という章があるんです。福祉施設は造らない、このように大臣今明確におっしゃいました。でも、この厚生年金保険法の第四章に福祉施設という章があって、そこにいろいろ法律が書かれているんですが、このことはどのように考えればいいんでしょうか...全文を見る
○小林正夫君 七十九条については後ほど質問をしますけれども、要はこの第四章に福祉施設というこの言葉が残って、この章があるんですよ。それで、今後は福祉施設を造らない、こういう方針が決まったわけですね。このままこの章として福祉施設というものを残しておいていいんですか。
○小林正夫君 施設を造ってきた、このことが大変大きな問題になっていろいろ今日まで検討してきた。でも、福祉を今度はすると。そのことをきちんと、今までの法律をそのまま残しておけば、施設が造れるという、こういう法律の下で今日までやってきたと私は思います。ですから、施設を造らないというな...全文を見る
○小林正夫君 何回も同じことを言っているとしつこくなりますからこれでやめますけれども、今言ったようなところに年金保険料は使っていくんだ、施設には使わないんだ、こういうことですね。  ですから、私は、きちんとそのことを明確に、法律でもだれが見ても分かるような法律にしておく必要があ...全文を見る
○小林正夫君 特に、平成に入って今の経済状態がずっと続いて各企業も大変厳しい事業運営をされている、こういう今の時代です。ですから、各企業も福利厚生費をできるだけカットして、自分のところで持っていた福利厚生施設を廃止をして、こういうのが今の私たちの働く環境になっているんじゃないかと...全文を見る
○小林正夫君 特に、最近の労働関係の状況を見ますと、非正規社員、いわゆるパート労働を始めとして、正規労働者じゃない方の雇用の形が非常に増えています。そういう方たちからいろいろ調査、アンケートなど聞いてみますと、やはり福祉施設を確保してほしい、あるいは疲れたときにそういう施設を利用...全文を見る
○小林正夫君 福祉施設の設置場所、まあ今回廃止ということですけど、これは造る基準はあったんでしょうか。
○小林正夫君 大臣、最後の質問ですけれども、今青柳参考人からこの選定基準あるいは設置基準的なもののお話がありました。その中に、各地域や自治体からの要請によっても、まあそのことを全部聞いて造ったわけじゃないけれども、そういうものを聞きながら今日まで建設をしてきたと、こういうことだと...全文を見る
○小林正夫君 私の印象は、先ほど言ったように、人の扱いの関係、それと施設の売却の何か乱暴な方法、それと法整備も本来必要じゃないか、このように考えると、今回の提案は本当に乱暴な提案だなと、このように思うことを発言をして、質問を終わります。
04月20日第162回国会 参議院 経済・産業・雇用に関する調査会 第6号
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○小林正夫君 民主党・新緑風会の小林です。  工藤参考人と玄田参考人にお聞きをいたします。簡単にお聞きをします。  結論的には私はこのニートという方は甘えているんじゃないかな、こういうふうに思えてしようがないんです。ニートの一面しか見てないのかもしれませんけれども、テレビだと...全文を見る
○小林正夫君 工藤参考人からお願いいたします。
05月11日第162回国会 参議院 本会議 第20号
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○小林正夫君 民主党・新緑風会の小林正夫です。  ただいま議題となりました介護保険法等の一部を改正する法律案の質問に入る前に、小泉総理大臣にイラクにおける邦人拘束事件について緊急にお尋ねいたします。  イラクの武装勢力に人質として拘束された日本人は、元自衛隊で、イギリスの警備...全文を見る
05月17日第162回国会 参議院 厚生労働委員会 第20号
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○小林正夫君 民主党・新緑風会の小林正夫です。  私は、先週五月十一日の日に本会議で代表質問をさせていただきました。小泉総理、尾辻大臣、そのほか関係大臣から答弁もいただきました。今日は、その答弁をいただいた後、更に質問をさせていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いした...全文を見る
○小林正夫君 今お話しのとおり、国民みんなで挙げて努力をしていこうと、そして二割ぐらい給付額が少なくなるように努力をしていく、こういうことだと思います。  しかし、最近の新聞報道あるいは事件を見ていますと、いや不正請求によって悪徳の医者がこの介護保険を引き出しちゃっていると、こ...全文を見る
○小林正夫君 衆議院の厚生労働委員会で四月の一日と四月の六日、さらには四月の十五日の日に私たちの仲間の議員がこの不正問題についていろいろ質問をしました。そのときに、大臣の方から今のような答弁もあったんですね。  今私が事例で申し上げたのは、それ以降、さらに北海道なり、あるいは北...全文を見る
○小林正夫君 次の項目の質問に移る前に、最終的に、この総括的な話の中で大臣にお聞きをしたいんですけれども、今回の改正によって将来にわたって持続可能な制度になると、こう言い切れるでしょうか。提案以降、幾つかの質問あるいはやり取りをしておりますけれども、今回の提案のもので持続可能な制...全文を見る
○小林正夫君 持続可能な制度をするために今回提案がされていると、このように私は思っておりますけれども、少し大臣の答弁聞いていると、持続可能になることを期待したいと、そんなようなお話かなというふうに受け止めました。是非、更に改善すべきところがあれば、やはりいい制度にしていくというこ...全文を見る
○小林正夫君 先ほどの質問で、四千八百万円と言うべきだったです、億円じゃありません。訂正をさせてください。  そこで、成年後見制度の申立て件数が今どのぐらいなのか、御報告をいただきたいと思います。
○小林正夫君 そこで、法定後見制度と任意後見制度、この二つがあるということです。これらに、申立てに要する費用とか後見人への報酬額がどのぐらいになっているのか、また公的な費用負担がされているのかどうか、お聞きをしたいと思います。あわせて、自治体の中にはこの費用を補助しているところも...全文を見る
○小林正夫君 今のお話で、申立てと判断能力の鑑定で約五万円から十万円ぐらい掛かっている、この金額の幅が多いと、こういうお話でした。  後見人への報酬、いろいろ資料を見てみますと、これは当然決まったものではありませんから、この金額だということはないんですけれども、おおむね、幾つか...全文を見る
○小林正夫君 この制度は二〇〇〇年から、介護保険制度がスタートしたときからできたということで、五年の経過ということです。先ほど新聞の記事もあったように、この成年後見制度を受けた方がいいなと思われる人がかなり多いんじゃないかと実態としては思うんですね。  そこで、私としてはまだこ...全文を見る
○小林正夫君 是非、不幸にして先ほど言ったような事件が起きていますけれど、最近の報道でもこの成年後見制度を取り上げる機会が大分多くなってきたと思います。したがって、多くの国民の皆さんにこういう制度があるということ、さらにはこの制度がもっと使いやすくしていくという、こういう努力をし...全文を見る
○小林正夫君 今、対策あるいは取組の考え方をお聞きをしましたけれども、実は私もこの認知症の自分の母を介護した経験あります。今でも介護しています。  一番私自身感じたのは、認知症は病気なんだということを家族が理解しておかないと大変だということを正直言って私は感じました。母が、育て...全文を見る
○小林正夫君 次に、予防給付の目的を理解できない認知症の人は新予防給付の対象外となりました。新予防給付を受けられない認知症の人にはどう対応していくのかということをお聞きをしたいと思います。  生活の不活発さによって生じる心身機能の低下の悪化は仕方がないとあきらめてしまうのか、介...全文を見る
○小林正夫君 次に、質問に移ります。  高齢者虐待の情報はどこが収集するのか。児童虐待は児童相談所に情報が集まる、こういう仕組みになっているんですが、高齢者虐待の情報はどこが収集するのかということをお聞きします。  それと、地域包括支援センターが虐待対応の中心となるところなん...全文を見る
○小林正夫君 地域包括支援センターあるいは地域支援事業についても質問をしようと思っておりましたけれども、今日の午前中の審議の中でこの話題が出ておりましたので、先に行かしていただきたいと思います。  認知症高齢者の徘回による死亡や行方不明の関係なんですけれども、これは分かっている...全文を見る
○小林正夫君 これらの対策について、何かお考えでしょうか。
○小林正夫君 厚生労働省の方は何かこの対策についてお考えありますか。
○小林正夫君 この項目の最後の質問、大臣にお伺いしたいと思います。  本会議質問の中で、在宅での重度要介護者への支援策に対して、大臣の答弁は、小規模多機能型居宅介護サービス等の地域密着型サービスを創設するなど、在宅サービスの充実に取り組むと、このように答えられました。私は、三月...全文を見る
○小林正夫君 更に私自身も検討をします。また機会があると思いますので、お尋ねしたいというふうに思います。  最後の項目になりますけれども、介護労働者の労働条件についてお聞きをしたいと思います。残り時間の関係から簡単に質問をいたしますので、よろしくお願いしたいと思います。  ま...全文を見る
○小林正夫君 次に、訪問介護労働者の法定労働条件の確保について、実は昨年の八月の二十七日の日に「訪問介護労働者の法定労働条件の確保について」という通達が出されました。しかし、これがなかなか守られていないと、こういう訴えが非常に現場からは上がっております。この通達の周知と指導徹底を...全文を見る
○小林正夫君 特に現場の人たちからの訴えは、移動時間だとか待機時間が労働時間としてしっかりカウントをされないんだと、このことに対して不満がある、是非こういう点についてもよく周知をしてもらいたいと思うんです。四月の十二日の日に全国介護保険担当課長会議でいろいろ周知をされたという話は...全文を見る
○小林正夫君 最後にお願いですけれども、やはりこれから介護を受ける人たちが当然多くなっていきますから、そのお世話する人たちがいい労働条件とかいい環境で仕事ができるような整備が一番大事だと思いますので、そのことの取組をしっかりやるということをお願いをして、終わりたいと思います。 ...全文を見る
05月18日第162回国会 参議院 経済・産業・雇用に関する調査会 第8号
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○小林正夫君 今の平等だとか、ちょっとテーマが違っちゃうんですけど、よろしいですか。
○小林正夫君 私は去年の七月にこういう生活に入らせていただきまして、本当に新しい感覚でいろんな委員会、あるいは出張にもさせていただきました。大変勉強になりました。で、やはり雇用が私は大変気になって、どこの場面で行っても雇用を中心にいろいろ考えてみました。  その中でも、こうやっ...全文を見る
06月14日第162回国会 参議院 厚生労働委員会 第25号
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○小林正夫君 民主党・新緑風会の小林正夫です。  介護の質問に入る前に、緊急的に別な課題で一点お話をお聞きをしたいと思います。  実は、日本脳炎の予防接種中止という記事が五月三十日、新聞で出されました。実はその中で、厚生労働省は今後、予防接種法が接種を推奨する対象疾病から日本...全文を見る
○小林正夫君 引き続き検討ということもあるんですけれども、実は「子どもの予防接種」という、こういう岩波ブックレットから本が出されておりまして、この内容を読んでいきますと、日本脳炎はほとんどが高齢者、発生地域も近畿以南であり、日本脳炎の予防接種には効果を示すしっかりした効果がない、...全文を見る
○小林正夫君 大臣にお聞きをしたいんですけれども、推奨はやめるが受けてもよいと、ただしワクチンの副作用で重篤な副作用が発生してもそれは保護者の責任、こういうふうに言っているんだと思うんです。このことは無責任じゃないかと私は思うんですね。  特に、今、この新聞が出た後、各保護者に...全文を見る
○小林正夫君 この質問はこれで終わりますけれども、先ほど言ったように、保護者の人たちがやっぱり不安を持っていることは確かなんですね。ですから、そういう不安を取り除くということも大変大事なことだと思いますので、是非その点についても検討してもらいたいと、このように思います。またこの問...全文を見る
○小林正夫君 この成年後見制度、なかなか、その言葉自体を知らなかった人も非常に多かったと思うんですけれども、最近の新聞報道あるいはテレビなどでもこの制度が取り上げられることが多くなって、私はよかったなと、このように思っています。  そこで、五月十七日の質疑の中で、中村老健局長か...全文を見る
○小林正夫君 せっかく、先ほど言ったように、世の中全体で、この成年後見制度があるんだと、こういうことを認識し始めた、こういう状況だと思いますので、更にこれが普及されるように私たちはやっていかなきゃいけないと思うんです。  そこで、私なりにこのように理解しているんですけれども、成...全文を見る
○小林正夫君 今の答弁の中で、衆議院で修正された中に、地域支援事業のうち、被保険者に対する虐待の防止及びその早期発見のための事業その他の被保険者の権利擁護のための必要な援助を行う事業については市町村の任意事業から必須事業に改めるものとすること、こういうことが確認されたわけですね。...全文を見る
○小林正夫君 助成の関係についての検討ということがあったんですけれども、この普及促進をしていくということは市町村の必須事業として位置付けると、そういうことでいいですね。
○小林正夫君 特に、成年後見制度というのは、介護保障にとどまらず、知的障害の人たちの中でもこの制度を活用をされていくことを望んでいる人たちも多いんだと思いますね。そういう意味で、是非、今言ったように、普及していくということは市町村の必須事業として、本当に世の中の人が知ることができ...全文を見る
○小林正夫君 次の質問に移ります。  参酌標準についてです。もう何度もくどいようで大変申し訳ないんですけれども、参酌標準というのは国が施設整備の補助金を出す際の目安であると、私はこのように理解しているんですが、参酌標準を超える施設要望には補助金が出ない、こういうことの理解でいい...全文を見る
○小林正夫君 今の答弁を聞いていまして、私の認識を変えるようにします。参酌標準を超える施設要望には補助金が出ないことはない、出るということを前提として考えていていいと、こういうことですので、そのように受け止めさせていただきたいと思います。  次に、この関係ですけれども、三月の二...全文を見る
○小林正夫君 私は、終始お聞きをしているのは、在宅介護で頑張って介護をしてきたときに、やはりその方の症状が重くなってきたり、あるいは家族の手の問題を考えていきますと、どこかに限界が来てしまう人が出てくる。そういう人たちに対して、施設を望んでいる方に施設の提供ができる世の中にしてい...全文を見る
○小林正夫君 従来の参酌標準は、三年ごとの介護報酬、介護事業計画の見直しに合わせて設定をしていたと思います。今回、先ほど局長おっしゃったように、前の答弁でもおっしゃった、要は今後十年間ということがありました。十年と長期の参酌標準を設定しているんだけれども、一期三年ごとに状況を踏ま...全文を見る
○小林正夫君 この項目の質問の最後ですけれども、大臣の方にお聞きをしたいと思います。  これも何回も同じような言葉を使って恐縮なんですけれども、やはり先ほど言ったように在宅介護の限界がある。一家心中がある、自殺がある、もう家庭崩壊がある、世の中にこういう現実もあることも間違いな...全文を見る
○小林正夫君 是非、これが日本の私は五十年間の一番大きい課題だな、このように思いますので、そう今言った、大臣の言った方向の取組をきちんとやっていただくことを要望しておきたいと思います。  次に、介護現場で働く人たちの質の向上と雇用労働条件の改善について、こういう内容について幾つ...全文を見る
○小林正夫君 私は、虐待的に拘束してしまったり、事業者が一杯人を受け入れて、要は金もうけのために体を縛って多くの人を受け入れちゃう、こんなことはもちろん許すことができないし、言語道断なんですけれども、負担を軽減する福祉用具だとか施設の居住環境など、ハード面での整備も問題、課題があ...全文を見る
○小林正夫君 ペーパーにするといいことがずっと書けるんですけれども、なかなかそれと実態が合わないというのが世の中じゃないかとは思います。尾辻大臣もいろんなところに出掛けていって現実の場面を見ていただける、こういう状況もつくっていただきまして、本当にそれはいいことだと思いますけれど...全文を見る
○小林正夫君 具体的に簡単に聞きます。  その情報開示の中に、ヘルパーの平均勤続年数など、これを入れる必要があるんじゃないかと思うけれども、どうかということ。  それと、介護保険制度は、介護を社会的に支えるという点から、通常の営利事業と比べ、より高い倫理観と社会貢献の意識を持...全文を見る
○小林正夫君 いずれにしても、利用者が選ぶときに、しっかりした安心ができる事業者なのかどうか、こういうことが一番判断の大きなポイントだと思うんですね。ですから、いろんな法律との関係で難しいとかあると思いますけれども、現実的に先ほど私が言ったようなことをチェックできれば、より安心で...全文を見る
○小林正夫君 時間の関係で最後一つだけ質問させてください。簡単に質問をいたします。  被保険者、受給者の範囲についてですけれども、本会議の中でも被保険者、受給者の範囲について質問をしましたけれども、具体的に質問をさせていただきたいと思います。  衆議院の確認答弁で、特定疾病に...全文を見る
○小林正夫君 はい。  ありがとうございました。
06月28日第162回国会 参議院 厚生労働委員会 第28号
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○小林正夫君 民主党・新緑風会の小林正夫です。よろしくお願いしたいと思います。  精神障害者の雇用について、まずお聞きをいたします。  今回の改正の大きな柱の一つは、精神障害者を雇用率に算定すると、こういう点だと思います。法定雇用率は現行一・八のままでいくと、こういう内容にな...全文を見る
○小林正夫君 将来的にはやはり義務化をしていくという考え方もあると思いますけれども、私は、今までの知的障害あるいは身体障害の例を見てみると、十年ぐらい掛かって義務化にするという、こういう大変長い期間が掛かって義務化ということになっている。今回もそうならないように、早く私は義務化を...全文を見る
○小林正夫君 副大臣の答弁で、平成二十一年までには結論を出したいと、こういうことが分かりましたけれども、この法案成立した後、いつごろからこの研究会なり審議会を立ち上げる計画なのか、この辺についてお聞きをします。
○小林正夫君 これは推測ということでお尋ねするしかないんですけれども、今回、精神障害の方を雇用率の中に入れていく。そうしますと、精神障害者の雇用率算定で実雇用率はどのぐらいになると推定されているのか、この辺、あればお聞きをしたい。  それと、現在在職している人の中で精神障害者で...全文を見る
○小林正夫君 大臣にお聞きをしたいと思います。  企業は、生き残りを懸けた、こういう企業がどこも多くて、大変厳しい経営を強いられている、こういうことの今状況にあると、このように私思います。  障害者の雇用創出のための取組だとかあるいは雇用拡大というのは、企業も社会的責任の一つ...全文を見る
○小林正夫君 できるだけ早くこういう方たちの雇用がされていくような社会づくり、このことが大変大事だと思いますので、その取組を積極的に進めていただきたい、このようにお願いをしておきます。  次に、メンタルヘルス対策についてお聞きをします。  二〇〇四年度から、休職中の精神障害者...全文を見る
○小林正夫君 次に、企業がメンタルヘルス対策をしなくなったら困るなと、こういう気持ちで質問をしたいというふうに思います。  今回の法改正で、精神障害のある労働者も雇用率の算定対象になると、こういうことに予定がされるわけですけれども、したがって、企業で行われているメンタルヘルス対...全文を見る
○小林正夫君 是非、企業のメンタルヘルス対策が後退するなんていうことが本当にないように指導してもらいたいし、そのように徹底をしてもらいたいということをこの機会にお願いをしておきます。また、今後の推移など見て、どうもそういうふうにいっていないような場合があれば、あらゆる場で指摘をし...全文を見る
○小林正夫君 次の質問項目に移ります。掘り起こしについて質問をいたします。  午前中、坂本先生の方から掘り起こしの心配があると、こういうお話もありました。正にそういう心配があるんじゃないかというふうに思います。  働く者の立場は、私もサラリーマンとして働いてきましたけれども、...全文を見る
○小林正夫君 この法律が施行されますと、職場でやはりこのことが話題にはなると思うんですね。  ですから、それまでの間にしっかりガイドラインなどを作って、職場あるいは企業の方たちにも徹底をしなきゃいけない、このように是非やっていただきたいと思うんですが、もう少し具体的に、どのぐら...全文を見る
○小林正夫君 次の質問に移ります。  障害者雇用率未達成企業に対する公表についてお聞きをします。  未達成企業の公表基準というものは、改めて何項目かこのようにあるという、このことについては承知をしております。今までの過去を振り返ってみますと、平成四年に四社、平成十五年に一社、...全文を見る
○小林正夫君 官公庁及びに公的機関の公表について、午前中の審議の中で同僚の家西先生、あるいは坂本先生の方からもそういう御指摘がありましたのでこれ以上は言いませんけれども、やはり私も、民間の企業においては今言ったルールがあって、未達のところについては公表するという、こういう制度にな...全文を見る
○小林正夫君 私は、もう国民の本当に、アンケートを取ると多くの方が、景気回復、雇用支援、特に景気回復をしてもらうことによって日本経済が活性化して雇用もまた生まれていくと、もう何しろこのことを一番国に求めている、まあそういう中で郵政が優先だというのは、もう私は本当に合点がいかない今...全文を見る
○小林正夫君 今の回答の中でジョブコーチについても触れられましたけれども、大臣にお聞きをしたいんですけれども、ハンディを持った方が働く機会が与えられて頑張ってそこで働く、私たち一番望むことは、無事故で安全に働ける環境をつくっていくということが一番大事じゃないかというふうに思います...全文を見る
○小林正夫君 時間の関係もありますので端的にお聞きをします。在宅就業支援団体についてお聞きをします。  衆議院の修正の中では、こういう団体に悪い人たちが入ってこないようにいろんなことを考えて修正もされました。やはり、ハンディを持った方が働く、自分が自ら出掛けていって仕事を探して...全文を見る
○小林正夫君 在宅就業障害者が、例えば仕事が来ないとか、仕事の対価が払われていない、あるいは仕事の対価が十分でない、教育訓練の機会がないなど不服があったときに、その申立て、これは労働局に申立てをすればいいと考えていいんですか。
○小林正夫君 その場合に、自ら労働局の方に出向ける人はいいんですが、出向けない人もかなり多いんじゃないかと思いますけれども、その場合はどのような対応になるんでしょうか。
○小林正夫君 次に、派遣事業者の障害者雇用の促進についてお聞きをします。派遣労働者としての障害者の雇用促進についてどう考えているのか、このことを一つお聞きをします。  また、現状では、派遣事業者は雇用した人として雇用率に反映をされる、こういうことになっていますけど、派遣元ですね...全文を見る
○小林正夫君 是非何か整理をした方がいいんじゃないかなと、このように私思います。今の答弁のように早急に検討していただいて、いい結果を導き出してほしいと、このようにお願いします。  時間の関係で最後になります。幾つかあと用意をしたんですが、あと一点だけ質問をさせていただきたいと思...全文を見る
○小林正夫君 ありがとうございました。終わります。
07月07日第162回国会 参議院 厚生労働委員会 第30号
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○小林正夫君 おはようございます。民主党・新緑風会の小林正夫です。よろしくお願いいたします。  今回の法律が、今まで決められている人材派遣、この法律とどこがどう違うのか、それと安全問題に関して問題がないのかどうか、こういうことを中心に質問をさせていただきたいと思います。  ま...全文を見る
○小林正夫君 今大臣、答弁していただいたように、そういう理由があって派遣法は適用してこなかった、今後もしていかないと、こういう先ほど同僚の家西委員からの質問に対してお答えがありました。  そこで、建設業務労働者就業機会確保事業と労働者派遣事業との違いについて教えていただきたいと...全文を見る
○小林正夫君 建設業界を取り巻く環境は、今日、今始まった厳しい状況じゃないんだと思うんです。日本の経済が落ち込み、まあ私は自民党の景気対策やってこなかったということが一番責任だと思いますけどね。もう長年にわたって、建設業界の方たちが置かれている状況というのは厳しい状況がずっと今日...全文を見る
○小林正夫君 一週間前の、先月の六月の三十日に、グッドウィルに改善命令という新聞記事が出ました。これは、東京労働局は、労働者派遣法で禁じられている建設現場への人材派遣を違法に繰り返していたとして、この大手人材派遣会社のグッドウィルに対して事業改善命令を出した、こういうものです。こ...全文を見る
○小林正夫君 大臣にお伺いしたいんですけど、今答弁いただきました、この今回の法案が仮に成立した後、このグッドウィルのやったことが正当化されちゃうなんていうことはないでしょうね。これを一つ聞きたいということです。  それと、今回の記事とは別に、派遣が解禁になったと、こういう報道を...全文を見る
○小林正夫君 いずれにしても、働いている人を移動する、こういう、融通するというんですかね、こういうことには変わりないものですから、是非大臣のその言葉どおり進めていただきたいと、このように強くお願いをしておきたいと思います。  そこで、今回の法案を見てみますと、送出労働者という余...全文を見る
○小林正夫君 送出労働者が本来の言い方だと、このように理解はしました。  そこで、この送出という言葉、派遣、出向、請負、こういうことに対してきちんと整理をしたいんですが、この定義についてと、それぞれの違いについて教えてください。
○小林正夫君 青木局長が答弁していただいたことを、会議録ができると思いますから、それをよくまた見させていただきまして頭に入れたいと思いますけど、また疑問がありましたら別な機会にお聞きをしたいと思います。  そこで、送り出される労働者の権利、それと送出事業主、受入れ事業主の義務と...全文を見る
○小林正夫君 今日の厚生労働委員会で厚生労働省の作成資料というものもいただきました。要は、ここにいろんな項目が、それぞれ送り出し事業の責任なのかあるいは受入れ側の責任なのかということが項目ごとに整理されてあるというふうに私受け止めていますけれども、このことを広く周知をしたりあるい...全文を見る
○小林正夫君 是非、複雑になっていますから、何しろ、働く人たちあるいは出す側の企業、受け入れる側の企業がしっかり認識をしておくことが私はすべてにつながる、特に安全にもつながっていくというふうに思いますので、是非この取組はしっかりやっていただきたい、このお願いをしておきます。  ...全文を見る
○小林正夫君 私も長い間サラリーマンを経験してきましたけれども、仲間の人たちが出向という形で別な企業に行く、いつ戻ってこられるんだろう、このことが大変不安を持っている人たちも多いということもあるんです。出向と送り出しとの違いはあるけれども、でも、人が移動して別なところに行って働く...全文を見る
○小林正夫君 次に、安全問題についてお聞きをします。大臣にお聞きをしたいと思います。  厚生労働省の平成十六年度版の白書が出ております。非常に建設産業は労働災害が多い、このことが一目瞭然で、この百九十一ページ辺りからずっと書かれています。残念なことに、特に死亡災害、二〇〇三年の...全文を見る
○小林正夫君 一つお聞きをします。  実は、アスベストの被害拡大ということの報道がここ一両日中されております。これは七月の六日の読売新聞の一面です。郵政の問題がトップですけれども、そのわきの一面ですから。ここに、アスベストの被害拡大、死者が百五十六人にも及んでいる。それと、今日...全文を見る
○小林正夫君 これは緊急調査をやるということでいいんですか。
○小林正夫君 先ほど説明を求めた送出事業主が負う責任あるいは受入れ事業側が負う責任、この中でもじん肺法という一つの法律もあります。是非、労働者がどんな場面でもいい環境で働けるようにしていくというのが、やはり私たちは厚生労働事業の大きなところだし、また私たち議員としてもそういう環境...全文を見る
10月06日第163回国会 参議院 厚生労働委員会 第1号
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○小林正夫君 おはようございます。民主党・新緑風会の小林正夫です。  大臣にお聞きをしたいと思います。  障害者にかかわる法律は障害者基本法を始めとして幾つかあります。総じて言うと、それらの法律の目的あるいは理念、このことに対して大臣はどういう所感をお持ちなのか、お聞きをしま...全文を見る
○小林正夫君 私は、今回の法律案に対して障害者の方の思いというのは大きく分けて三つぐらいに集約できるというふうに私自身思っています。一つは、現状のサービス水準を維持向上してほしい、こういう願いが一つ。二つ目には、もっと社会参加ができるようなそういう環境をつくってほしいと、これが二...全文を見る
○小林正夫君 今御説明ありましたけれども、更にちょっと質問をします。  今まで個別給付ですから個人に合わせていろいろサービスを提供してきた、それができなくなる、こういうことを含んでいますから、これはサービスの後退になってしまうんじゃないかと私は思います。  例えば、バスを配車...全文を見る
○小林正夫君 次の質問に移ります。社会参加という意味合いの二番目の質問になります。  障害児の放課後児童クラブの入所枠の解消状況についてお聞きをしたいと思います。  ノーマライゼーションの実現が何より大切なことだと思います。障害児と健常者が一緒に生活をすることが普通のこととし...全文を見る
○小林正夫君 私、放課後児童クラブの入所あるいはそこに入りたいということは、社会生活や集団生活の本当、出発点だというふうに思います。その意味で、枠があるから入れないという、こんなことが決してないようにしていかなきゃいけないと思いますので、更なる取組をお願いをしておきたいと思います...全文を見る
○小林正夫君 一点確認です。保育所について障害児の入所枠はないと十一月三十日の当委員会でお話がありましたけれども、これは間違いないですね。
○小林正夫君 確かに、受入れに当たっていろいろ条件整備をしないと難しい面もあると、こういうお話だと思いますけれども、でもそれを早く解決してやらないと、保育所に入りたい、でもそういう条件整備が整わない、結局駄目ですと、こういう現象が生じているということですよ。この改善を早くしていか...全文を見る
○小林正夫君 障害児を持った親は本当に入所したいと、こう思っている方は一杯もちろん当然いるんです。今大臣おっしゃったように、こういう方たちが本当に受け入れられる、こういう社会を早くつくっていくということに対して更なる努力をお願いしておきたいと思います。  次に、社会参加という切...全文を見る
○小林正夫君 大臣、お聞きをするんですけれども、実は今回の法案審議に当たっていろいろ障害者の方からも連絡をいただいたり要望もいただいております。  その中の一人が個人ボランティアで障害者の方に習字を教えている、こういう方から私の方に連絡がありました。その彼女の悩みは、生活圏の中...全文を見る
○小林正夫君 是非よろしく、もう前向きに取り組んでいただくことをお願いをしておきます。  次の質問項目に移ります。済みません、資料。成年後見制度についてお伺いをしたいと思います。    〔資料配付〕
○小林正夫君 障害者に対するサービスや介護保険制度は、措置制度から利用者が自ら事業者を選ぶ契約方式になりました。それは自己決定の尊重という理念に基づく利用者本位の制度なのですが、一方ではそれは、自分のことはすべて自己責任でやりなさいと、こういうことでもあります。判断能力が衰えた高...全文を見る
○小林正夫君 今お手元に資料を配付をさせていただきました。これは実は厚生労働省が出した文書です。本来、時間があれば少しこの説明を求めたかったんですが、時間の関係で説明を求めることは省きます。ただ、この実施時期と周知方法についてどのように考えられているのか、お聞きをします。
○小林正夫君 四親等から二親等へと、こういうふうに緩和されてきましたので、使いやすく一歩なったと、このように理解をします。是非、多くの方に周知していただいて利用が普及していくように努めていただく、このことをお願いします。  そこで、制度を利用する場合に、後見人を専門家、例えば弁...全文を見る
○小林正夫君 最後の質問項目にさせてください。  福祉サービスなどに要する障害者の利用負担について質問をいたします。  幾つか質問を用意したんですが、ちょっと時間の関係で幾つかのポイントに絞って質問をさせていただきます。  前国会の審議の中で、七月一日に衆議院の厚生労働委員...全文を見る
○小林正夫君 平等かどうか、また別な機会というか、またこの委員会の中で機会があったら、大臣と意見交換、あるいはそういうことで話合いをさせていただきたいと、このように思います。  最後の質問です。  私は、この法案を審議する上で一番大切なことは、障害のある人々の個人の尊厳を傷付...全文を見る
○小林正夫君 これで質問を終わります。ありがとうございました。
10月25日第163回国会 参議院 経済産業委員会 第1号
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○小林正夫君 おはようございます。民主党・新緑風会の小林正夫です。今回からこの経済産業委員会の委員として参加をさせてもらいます。以後、どうぞよろしくお願いしたいと思います。  中川大臣については、明快な、かつ率直な回答をいただければ有り難い、このように思いますので、どうぞよろし...全文を見る
○小林正夫君 いずれにしても、共同開発にしろ、あそこを試掘するにしても、安全にそういう作業ができるように、こういう環境をつくっていかなきゃいけないということが大きな前提だと思います。  そこで、中国海軍の出方をどう見るかというところについてお尋ねしたいんですが、中国海軍の艦船に...全文を見る
○小林正夫君 安全確保のためには、いろんな法的な課題もあるかも分かりませんが、場合によっては自衛隊の活用もあり得ると、こういうふうに受け止めておいてよろしいんでしょうか。
○小林正夫君 今後のエネルギーの需要の見通しについてということと、自前の油田開発の現状についてお聞きをいたします。
○小林正夫君 原油高、車のガソリンもリッター百三十円ぐらいに上がってきて、大変国民生活に影響を与え始めております。昨日も、私の仲間の生活者から、これ以上ガソリンが上がったら大変だ、あるいは、そのほか石油でできている製品が非常に多い私たちの生活ですから、本当に原油が上がることによっ...全文を見る
○小林正夫君 資源ということで、原子力の関係についてお聞きをいたします。  十月十四日の閣議で原子力委員会の原子力政策大綱が決定をされました。従来の原子力開発利用長期計画に代わり原子力政策の新たな指針となるものと受け止めておりますけれども、今回の原子力政策大綱がどのような観点か...全文を見る
○小林正夫君 関連してお尋ねします。  政策大綱ができた、要はそれを実現していかなきゃいけない、これが大きな課題です。この実現化に向けてどう取り組んでいくのか、今日段階でお考えがあればお聞きをします。
○小林正夫君 ありがとうございました。  次のテーマに移ります。  日本は資源の少ない国、貿易立国、このような国でありますので、外国とのかかわりが非常に大きいものを持っていると思います。  私、先月の九月十八日から二十三日に、ラオスの首都、ビエンチャンで行われましたASEA...全文を見る
○小林正夫君 二〇〇四年は四十五件の海賊事件があったと、このように集計ができているようですけれども、是非、日本のエネルギーの生命線ですので、政府を挙げて、日本を挙げてこの対策について力を入れて取り組んでいただきたい、このことをお願いをしておきます。  次に、技術移転についてお聞...全文を見る
○小林正夫君 外国とのかかわりというテーマの最後の質問をさせていただきます。  EUにおける新たな化学品規制案の対応についてお聞きをいたします。  現在EUでは、二〇〇三年十月に欧州委員会が提起した新たな化学品規制システムについて討議されております。これは従来の化学物質の規制...全文を見る
○小林正夫君 国際的な枠組みをつくること、あるいはアジア太平洋地域を中心とした国際的な協力体制の下でいろいろ対応していかなきゃいけないと思うんですが、この辺について、今の答弁の中で若干触れていたと思いますけれども、要は多くの国と一緒にEUに対していろんな対策あるいは意見を言ってい...全文を見る
○小林正夫君 この問題は、EUも更に検討をしていくことの課題だと思います。私もこれからこの関係について勉強を重ねていきますので、また機会あるごとにこの課題についてお聞きをしていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いしたいと思います。  三つ目のテーマの安全の問題について質問...全文を見る
○小林正夫君 代替化の進んでいない、あるいはこれから研究をしていかなきゃいけない、こういうものも一杯あると思います。特に、化学プラントあるいは原子力発電所などで使用されているジョイントシールだとかシール材、あるいはパッキンですね、それと耐熱・電気絶縁板など、こういうものの代替化に...全文を見る
○小林正夫君 代替品の開発が少し時間が掛かると、こういうことになれば、今の製品をこれから先も続けて使っていくと、こんなような状況が考えられますけれども、そのまま使用した場合の人体への安全の影響というのはどのように考えられているんでしょうか。
○小林正夫君 そこで、非常に数が多い、今こういうことの把握ができましたけれども、仮に代替品ができたとして、その四百五十万か所で使われているということを取り替えるという、こういうことになっていくと思いますけれども、四百六十万か所のものを取り替えるというのは現実的なのかどうか、このこ...全文を見る
○小林正夫君 四百五十万個も使われている、代替品ができたとしても、現実的に石油精製プラントを止めたり、あるいは原子力・火力発電所を止めて、そのパッキンだとかシール材を取り替えようということは、ちょっと私もそういう現場で生きてきた人間としては、四百五十万個も取り替えるなんというのは...全文を見る
○小林正夫君 与えられた時間が来ましたので今日はこれで質問を終わりますけれども、お配りした資料は労働安全衛生の関係で、労働災害の発生状況を示したものです。特に重大災害の発生件数がこの二十年間でずっと上がってきていると、このことが大変心配する事項なんです。  また改めた機会に大臣...全文を見る