小林正夫

こばやしまさお

比例代表選出
国民民主党・新緑風会
当選回数3回

小林正夫の2009年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月21日第171回国会 参議院 予算委員会 第4号
議事録を見る
○小林正夫君 おはようございます。民主党・新緑風会・国民新・日本の小林正夫です。  参考人の三名の方、本当に貴重な御意見、ありがとうございました。今のお話を基にしながら質疑をさせていただきたいと思います。  また、昨日まで二日間の基本的質疑が行われました。その上に立ちまして、...全文を見る
○小林正夫君 私は、人が額に汗して働く、まさに人も大事、働くことも大変大事、勤労にありと、私はそのように思っております。  そこで、宮川参考人にお聞きをいたしますけど、宮川参考人は日本の国力の源は何だとお思いでしょうか。
○小林正夫君 私は、その一番大事な、人が働く、ここの雇用の問題が今の日本では大変崩れてしまった、このことがもう大変心配なことでございます。その原因は、極端な規制緩和とか、あるいは市場経済主義だとか、いろんな要因があると思いますけど、それはこっちの問題へ置いておくとして、要は、今我...全文を見る
○小林正夫君 日本は、九九・七%が中小零細企業で占められていて物づくりの技術が世界に誇れる、こういうことだと思います。そういう点では、いろいろ中小企業で研修をしたり、あるいは研さんを積むということのなかなか環境も難しいということになれば、やはり国が責任を持ってこの訓練を行っていく...全文を見る
○小林正夫君 是非、訓練あるいは人が技術を身に付ける、このことを惜しまずしっかりやっていくことが必要だと思います。  そこで、働き方の関係ですけれども、やっぱり非正規労働者というのは安定した働き方じゃない、このことが言えると思います。そのことが結局日本の不安定につながっていくと...全文を見る
○小林正夫君 確かに、厚労大臣おっしゃるように、日本の社会においては三月に学校を卒業して四月一日にそこで入社をすると、そこでそのチャンスを逃しちゃうと、何か中途採用ということが一生自分の肩書に付いてしまうと。こういう社会全体をどう見直していくのか。これは大変いい論議だと思いますの...全文を見る
○小林正夫君 私は常々、労働組合の役員をやっているときから日本の雇用の特徴としては終身雇用とそれと年功序列だと、こういう言い方をされていました。ただ、年功序列という言い方あるいはそれを聞いた人たちのイメージは、余り努力もしないのに一年たてば賃金上がっていく、それが年功序列じゃない...全文を見る
○小林正夫君 労働者派遣法の問題は別途機会を見てお話をさせていただきたいと思いますけれども、当時、論議の中では偽装請負など非常に悪い環境にもあり、派遣労働法の見直しも行われてきたということも確かだと思いますので、この請負問題についても今後どういうふうにしていくのか、このことも改め...全文を見る
○小林正夫君 次に、舛添大臣に質問をいたします。  昨日の基本的質疑の中でも、大臣が答弁された中に、製造業の派遣問題について常用雇用が望ましいと思っていると、こういう趣旨の発言がございました。さらに、衆議院の予算委員会においても、基本的に、今の二〇〇九年問題はありますけれども、...全文を見る
○小林正夫君 一般的に、常時雇用とか常用雇用と耳から入ると、ああ、長期雇用で安定されて長く雇用されるものだなと、このような印象だから、常時雇用が望ましいというと、ああ、みんなそうだよなと思うんですよ。  ところが、ここに書いてある常時雇用の定義は有期雇用もこれ入ってくるんですね...全文を見る
○小林正夫君 大臣の期間の定めのない雇用というイメージは、いきなり定年までは難しいよという、そういう趣旨のお話だったと思うんですが、その期間の定めのない雇用というイメージはどのぐらいの期間のことを言っているんですか。
○小林正夫君 これも私の手元しかないんで大変恐縮なんですが、少し古い資料で、平成十六年に厚生労働省が派遣労働者実態調査という、した資料があるんです。これは常用型の派遣労働者であっても有期雇用となっている者が一定程度存在すると、こういう資料なんですね。これを見ますと、期間の定めのな...全文を見る
○小林正夫君 大事なことは、安心して安定して働けると、こういう社会をつくっていくということですから、大臣のおっしゃった期間の定めのない雇用というのはそういうものだと、そういう社会になるように、これは政府としても厚生労働大臣としても鋭意努力してもらいたい、このようにお願いをしておき...全文を見る
○小林正夫君 そこで、川本参考人にお聞きをしますけれども、この第二ネットの①番の能力開発、住宅、今回起きている現象に対して雇用保険二事業を使ってやはり私たちは手当てをしていくべきだと、こう考えて、このことを、二事業としてやるんだということをしっかり明記したものにしていかなきゃいけ...全文を見る
○小林正夫君 去年の夏以降、大変日本の景気が悪化をして、昨年末に見られるような非正規労働者が首を切られ路頭に迷うと。そのことが終わったわけじゃなくて、これからも更にそういう心配がある。  私は、社会、国民からの政治に対するメッセージは、ここの第二ネットという、私たちが示している...全文を見る
○小林正夫君 この問題はこれで終わりますけれども、やはり極端な規制緩和やってきた一方で、もう今日の状況はある意味じゃ想定される問題だったんですね。そこにセーフティーネットを初めからつくってこなかったというのが私は政権与党の失政だと思いますよ。是非そういう点ではこういうセーフティー...全文を見る
○小林正夫君 そうすると、大臣、六か月以上の雇用の見込みがあることが条件になるんですね。仮に私が契約をして三か月という働き方になってしまったと、これは私は三か月の雇用しか見込まれていないから、その段階で雇用保険には入れないと、こういうことになっちゃうんですね。いかがですか。
○小林正夫君 私は、ちょっと今の大臣の答弁が、そんな政府の案できちんとなるかどうかよく分かりません。この六か月以上の雇用の見込みで、政府の統計によると、ここの部分で改善できる人は非正規雇用のうちの百四十八万人しか対象にならないんですね。  それで、去年の十一月の十四日に我が党の...全文を見る
○小林正夫君 そこで、資料三なんですけれども、これは総務省の就業構造基本調査、平成十九年度です。いろいろそれを加工してこのような分かりやすい資料に作ったんですが、もう一歩分かりやすく作ればよかったかなと、このように思うんですが、このピンク色の部分、これは左側に一から七番の番号が振...全文を見る
○小林正夫君 与えられた時間が来ましたのでぼちぼち終わりにしますけれども、最後に、古賀参考人、今の雇用保険の在り方、あるいはセーフティーネットをつくってこなかった私は与党政治の失政だと思いますけれども、このことに対して参考人の御意見を聞いて、私の質問を終わりたいと思います。
○小林正夫君 ありがとうございました。終わります。
03月12日第171回国会 参議院 予算委員会 第12号
議事録を見る
○小林正夫君 おはようございます。民主党・新緑風会・国民新・日本の小林正夫です。  今日は、経済・雇用・社会保障の集中審議でございます。総理にも出席をいただきました。私は雇用問題を中心に質問をさせていただきたいと思います。  まず、労働環境の底上げあるいは改善についてというこ...全文を見る
○小林正夫君 次に、経済財政担当大臣と厚生労働大臣にお聞きをいたします。  今後の雇用失業情勢についてお尋ねをいたします。  完全失業率、政府は四・七%ぐらいになる、このような見通しを立てておりますけれども、各種シンクタンクなどのお話を聞いてみると、過去最悪の五・四%以上を超...全文を見る
○小林正夫君 分かりました。  今日は経済産業大臣にもお越しいただいていますけれども、日本の企業の九九・七%は中小零細企業であります。この中小企業対策、倒産も多いと聞いているんですが、この倒産防止、あるいはそこで働く人たちの雇用をどう守っていくのか、簡単に説明いただけますか。
○小林正夫君 いずれにしても、私は、先ほど言ったように、この日本社会をアメリカ型の社会にして、競争して勝ち上がった者だけが生き残っていくと、こういう社会にしたこと自体が間違えている、私は政治の大きなミスだと、失政だと思います。  そこで、具体的な質問に入りますけれども、雇用保険...全文を見る
○小林正夫君 去年の秋以降、日本経済が本当に急速に悪化して失業者を生み出すと、こういう社会になって、去年も派遣村など大変な状況に今陥っているんですね。それで、この三月期を迎えて、さらに二〇〇九年問題もあって、雇用情勢は悪化していく。この社会から政治に求められていることは、万が一失...全文を見る
○小林正夫君 いや、私は、大臣いろいろおっしゃいますけれども、やはり働いていて、万が一予想もしないように自分の会社が倒産をして失業した、そのときのセーフティーネットなんですよ。ですから、働いている人は原則雇用保険に加入をして、そして万が一のときには失業手当をもらって再就職に備えた...全文を見る
○小林正夫君 厚生労働大臣、よく社会を見ていただきたいんですが、派遣という働き方は、長期にわたって派遣がされるという契約は少ないんですよ。もう本当に六か月以内で派遣があって、さらに一か月とか三か月で働いている人たちが多いから先ほど言ったような数字になるんです。  だから、やっぱ...全文を見る
○小林正夫君 麻生総理にこの関係でお尋ねをしたいんですが。  昨年の十二月二日のマスコミの記事にありました。その記事は、昨年の十二月一日、首相官邸に御手洗日本経団連会長ら経済界首脳を招き、景気悪化で深刻になってきた雇用問題を話し合った、雇用確保の努力で一致した、首相は国内需要を...全文を見る
○小林正夫君 私は、それぞれの労使交渉で頑張って賃上げという、そういう形で終結してもらいたいなと、このように強くは思っておりますけれども、やはり今の雇用情勢とか環境を見ると、なかなか賃金交渉は今年は難しいのかなという思いがするんです。  十二月一日に総理はそのような発言をして、...全文を見る
○小林正夫君 是非、保険料率を〇・四%下げるということは、今この時点でそういう環境にない、むしろそこの原資をしっかりして、失業してしまった人にきちんとその手当が支給できるようなそういう構築をすべきだと、このことを指摘したいと思います。  もう一つ、今回の政府の提案で問題だなと思...全文を見る
○小林正夫君 いずれにしても、二〇〇九年問題を始めとしてこの三月の末に雇い止めということが大量に発生するんじゃないかなと、こういう心配をしているんですね。そうすると、先ほど言ったように、四月から施行ということになると、少なくとも今あるいは去年の秋からこの三月三十一日までに雇い止め...全文を見る
○小林正夫君 百年に一度のこういう危機だと、雇用情勢も悪化したという状況なんですから、やはり私たちはそういうこともしっかり考えて法律を作っていかなきゃいけないし、あるいは遡及についても考えていかなきゃいけないということを指摘したいと思います。  同じ雇用保険の関係なんですが、次...全文を見る
○小林正夫君 この雇用保険法というのは、従来は失業保険、このように呼ばれていた制度なんですね。ですから、この目的の中には当然新しい就職口を探すための職業訓練の期間、あるいはそういうことで使うという意味合い、それと同時に、失業手当のときに、やっぱりその間の生活上の支援という意味の制...全文を見る
○小林正夫君 今総務大臣おっしゃっていただきましたけれども、この行政監察局からのあっせんは、二年の遡及規定の改正と、今言った日数分、本来もらうべき日数分について弾力運用を求めたんですね。それで、労働者も雇用主もきちんと保険料を納め続けていたので、本当に資格認定通知を出し忘れたこと...全文を見る
○小林正夫君 要は、年金、消えた年金問題で、民主党の追及によって今日様々な問題も出てきた。まあ少しずつは改善しているけれども、本当にごくごく一部しかまだ進んでいないというのが実態だと思うんですね。私は、まさにこの雇用保険の問題も、この人の場合には、納めた証拠、自分の給料明細を全部...全文を見る
○小林正夫君 私は、今言ったような事例が出て、過去にもそういうことがあって、行政の中からもこれは見直したらいいんじゃないかという、こういうあっせんも出ているんですよ。ですから、このことをやっぱり政治は解決をしなきゃいけないというこういう思い、私たちはこのことにしっかり取り組んでい...全文を見る
○小林正夫君 私も、全国に国政報告で伺う、こういう機会が多いんですけど、先日も仙台の方に行きましたら、やはり、この発表を聞いて、何か所得の代替率が五〇%維持しなきゃいけないというこういう宿題があって、まずそこの数字があって、逆算をしていろんな数値を出したんじゃないだろうかと思って...全文を見る
○小林正夫君 やはり年金は、百年安心の年金というふうに与党が発表したその直後から社保庁の問題が出てきて、民主党がこの二年間にわたって厚生労働省あるいは社保庁に来ていただいていろんな問題提起をした、その会議も百回を超えたんですよ。私は、本来ならば厚生労働省がきちんとそういうことをチ...全文を見る
○小林正夫君 なかなか理解が難しいお話でしたけど、要は今の年金制度を維持していく、こういうことが前提だというふうに受け止めましたけどね。少なくとも今年の九月までには衆議院の総選挙が行われるわけですから、私たちとしては、社保庁の問題もあるし、歳入庁というのをつくって年金については一...全文を見る
○小林正夫君 はい、いいです。
○小林正夫君 私はこの問題、本会議を含めて厚生労働委員会でも、いろいろ使いやすくするためにということで問題提起をしてきました。また改めて別な場で問題提起をさせてもらいたいと思いますけど、最後に新しいセーフティーネットの関係なんですけど、私たち、今の制度は、失業給付をもらってその間...全文を見る
03月24日第171回国会 参議院 厚生労働委員会 第3号
議事録を見る
○小林正夫君 民主党・新緑風会・国民新・日本の小林正夫です。  私は、法律の内容について確認を含めて質問をさせていただきます。  まず、施行期日に関して質問をいたします。  実は、先週末から今週初めにかけて連合が労働相談ダイヤル、何でも相談を受けました。その結果、二十一日の...全文を見る
○小林正夫君 麻生総理、舛添大臣も、大変、去年の秋から雇用が悪化していると、その悪化のスピードも非常に大きい。さらに、スピードを持って今政治が対応していかなきゃいけないと、こういう旨の発言をしているわけなんですが、修正がされましたから、今更という感じもあるんですが。  政府はな...全文を見る
○小林正夫君 私は、やはり現実の社会と今何が起きているかという問題を的確にとらえて、働く人の意見を聞きながらやっていけば、四月一日という結論じゃなくて、この平成二十年度中に雇用保険の改正をやっていくという私は結論が出て当然だと思いますけど、その辺が、今の政府が今の社会に対する取組...全文を見る
○小林正夫君 次に、三月三十一日の年度末に雇い止めになる人から六か月の被保険者期間で受給資格を得られることになるわけなんですが、過去一年間のうち、細切れでもトータルして六か月間雇用保険に加入していれば受給資格を得る、こういうことでいいですね。
○小林正夫君 それは分かりました。  次に、細切れじゃなくて六か月間ずっと働いている人、この人が仮に三月三十一日に雇い止めになったと、このことを想定した質問なんですが。  三月三十一日に雇い止めになると、今度は六か月間、過去に六か月間雇用保険に入っていれば受給の資格がありとい...全文を見る
○小林正夫君 そうすると、当たり前の話ですけれども、三月三十一日が過ぎて四月一日あるいは四月二日に、じゃ例えば四月二日に雇い止めがされてしまったと。この人は、四月二日からさかのぼって前六か月雇用保険に加入していれば失業手当がもらえると、こういう解釈でいいですね。
○小林正夫君 そうしますと、今の話で過去一年間に細切れでも六か月間トータルで雇用保険に入っていれば受給資格が得ると。もちろん、直近の六か月間連続でずっと雇用保険に入っていれば受給権利があると。  したがって、今回の三月三十一日に繰り上げたことによってどのぐらいの人が新たに改正対...全文を見る
○小林正夫君 この項目でもう一つ質問をいたします。  三月三十一日に繰り上げて実施をすることで平成二十年度の実施と、こういうことになるわけですけれども、予算措置を含めて事務処理的には何か大きな課題はあるんでしょうか。
○小林正夫君 是非、三月三十一日に一日繰り上げて施行日を決めたことが有効に、このことがしっかり施行できるようにこれから取り組んでいただきたいということをお願いをしておきます。  次に、再就職が困難な場合の支援についてお聞きをいたします。  再就職が困難とハローワークが認定した...全文を見る
○小林正夫君 今の三項目の中で、雇用情勢が厳しい地域として厚生労働大臣が定める地域の求職者、こういうことがありました。  雇用情勢が厳しい地域とはどういう基準で大臣が定めるんでしょうか。
○小林正夫君 これから決める話ですから、どうなるか注目をしたいと思いますけど、例えば製造業がいっぱい集まっている県など、今までは大変雇用情勢がいいとされていた県が急激に落ち込んだところもあるし、元々雇用が厳しい都県もありますよね。そういうのはどういうふうに判断をしていくんでしょう...全文を見る
○小林正夫君 もう大変大事なことだと思いますね。不公平が生じないように、また現地の実態をよく把握した上で適切にこれは大臣がその地域を決めていくと、こういうことが大変求められると思いますので、そういうふうになるように強く求めておきたいと思います。  次に、雇用見込みの月数について...全文を見る
○小林正夫君 一応、厚生労働省が出していただいたこのグラフあるいは図によっておおむね分かりました。こういうことで、雇用された段階から雇用保険に入れる人とそうじゃない人、こういうものを判断にして今後もやっていくと、こういうことだと思いますので、これを確認をいたします。  次に、実...全文を見る
○小林正夫君 私は、先ほど言ったように、既に期間工などフルタイムの労働者は、一時的であっても雇用保険の被保険者になっているんですよ、今でも。  渡辺副大臣の答弁は、一時的に、臨時的に雇用される者までも適用されることはそもそも法の趣旨に合わないと、こういうことをおっしゃっていると...全文を見る
○小林正夫君 今回は残念ながら、私たちが提案した、三十一日以上六か月未満の人も雇用保険に入る対象者に入れろと、こういう法案を出したんですが、それは今回は実現しないということです。  ただ、衆議院の附帯決議の中に、今後もそういうことについては検討していこうという趣旨の附帯決議が入...全文を見る
○小林正夫君 最も不安定な労働者に雇用保険の適用をしていくということが大変大事だなと思っているんですよ。それで、今回、衆議院で付いた附帯決議も、そういうことについて検討をしていきなさいと、こういう附帯決議も付いたんですね。  それで、先ほどの副大臣の答弁は、先ほど言ったような人...全文を見る
○小林正夫君 そうすると、副大臣は今まで発言されたことは撤回の意思はないと、そういうことなんですか。
○小林正夫君 そこで、厚生労働大臣にこの問題についてお聞きをしますけれども、衆議院での附帯決議、もう一度、私、言いますけれども、今後すべての労働者に対して雇用保険の適用を目指し、雇用保険法業務取扱要領によって定められている雇用保険の適用基準については、非正規労働者に対するセーフテ...全文を見る
○小林正夫君 この問題で大分時間を取りましたけれども、一度整理する意味で大臣に再度確認なんですが、要は不安定な雇用、こういう人たちが雇用保険から抜け落ちていくと、まだ六か月未満の人たちが雇用保険に入れるという状態にはなっていきませんから。したがって、そのためを心配し、衆議院では附...全文を見る
○小林正夫君 私は先日の予算委員会でもお話をしましたけれども、去年の秋以降これだけの厳しい雇用情勢になって、社会から政治に求められているもの、また政治がそれにこたえてやらなきゃいけないということは、そのようなセーフティーネットを早くつくって、万が一失業したときも雇用保険の失業手当...全文を見る
○小林正夫君 その百三万人が今言ったように二つ以上の事業所に勤めて週二十時間以上に必ずなっているかどうかというのは定かでもないと、こういうことの受け止めだと思うんですが。いずれにしても、大変多くの方がいらっしゃる。この人たちを雇用保険の適用にしていくべきだという声も社会の中では大...全文を見る
○小林正夫君 確かに、それぞれの事業所にとっても難しい課題もあるなと、このように思うんですが、やはり私はこういう人たちも最終的には雇用保険の適用者に入れていくべきだと思っているんです。  この辺に対して、厚生労働大臣は現段階ではどのようにこの問題についてお考えか、お聞きをいたし...全文を見る
○小林正夫君 時間が来ましたのでこれで終わりにしますけれども、最後に資料二を用意をさせていただきました。  これは、私たち民主党が考えている社会的セーフティーネットの再構築ということで今までの予算委員会などでも示してきた内容でございます。第一のネットでは、やはり雇用保険は働く人...全文を見る
04月14日第171回国会 参議院 厚生労働委員会 第8号
議事録を見る
○小林正夫君 民主党・新緑風会・国民新・日本の小林正夫です。  四月七日火曜日、厚生労働委員会で、辻厚生労働委員長及び関係者の御尽力によりまして、ハローワーク渋谷と日本赤十字社医療センターを視察いたしました。労働及び医療の厳しい実態をこの目で見てまいりました。  特にハローワ...全文を見る
○小林正夫君 失業手当の今年度の財源として労働保険特別会計に一兆五千七百億円余りが盛り込まれました。この金額で足りるんでしょうか、お聞きをいたします。
○小林正夫君 一部の報道では七千億円程度上積みをしないといけないというような報道もされていますが、そういう方向での検討でしょうか。
○小林正夫君 舛添大臣、三月に雇用保険法の改正の審議を行いました。そのときに、政府の提案は保険料率を〇・四%下げると、こういう提案でした。私たちは、失業者が多くなるので、この時期に雇用保険料を下げることは心配があると、こういう問題提起もしてきました。  さらに、麻生総理大臣は、...全文を見る
○小林正夫君 三年で景気回復できるかどうか、今大臣のお顔を見ていますと、大臣自身も本当に三年で大丈夫かなと、こういうお顔をしていました。  私は、やはり一刻も早くこういう状態を脱することが大事だと、こういう気持ちは変わりませんが、やはり今後の失業者など考えていくと、あの〇・四%...全文を見る
○小林正夫君 なかなか具体的な数字が示していただけませんが、いずれにしても、今のハローワークの業務処理実態を見ていると、政府としても人的強化をしていきたいと、こういう方向にあると思うんですね。  当日、ハローワーク渋谷の職員の方と意見交換もさせていただきましたけど、私は率直に、...全文を見る
○小林正夫君 やはり、現場で働いている人の声を十分聞いていただいて、人的強化も大事、併せて事務所の狭隘化対策もやっていかないと、来訪する方も待つところがないと、こういう事態を生みかねませんので、この辺についてはしっかり取り組むことをお願いをしておきたいと思います。  そしてもう...全文を見る
○小林正夫君 それで、この九件がまだ是正ができていないんですね。ここで何か特徴的なこと、あるいはこういった事例があって困っているということ、こういう事例は何かありませんか。
○小林正夫君 具体的な内容まで把握はできませんけれども、私の身近な者でも、出産後、職場復帰をしようと思ったら大変今言ったような嫌がらせ的なこともあって、やはり子供を産んだ後、育休を一定の期間取ってその後働く、働くときに本当に嫌な思いをして今働かなきゃいけない。まして働ければいいけ...全文を見る
○小林正夫君 是非こういうことを実現していかないと、育児休業切りというようなことがまだまだ多くなってしまうと私は思います。  そこで、政府は育児・介護休業法の改正案を準備していると聞いておりますけれども、その改正案に、今言った事業主から労働者に対する書面の明示などについて改正を...全文を見る
○小林正夫君 建議は建議として、そういう内容だということを今聞きました。  でも、この法案でこういうことを盛り込むということは、まさにこういう国会審議の中では私可能だと思うし、今言ったような実態を考えれば、義務化していくということを私は取り組むことだと思うんです。今言ったように...全文を見る
○小林正夫君 是非、喫緊の課題であるし、これが起きている実態ですから、本当に赤ちゃんを産んで復帰しようと思ったときに、もうその復帰がかなわない、これほど本当に自分たちの生活にも影響してくるし、希望が絶たれてしまう、この実態ですから、私は、今言ったような対策が何しろ大事だと、このこ...全文を見る
○小林正夫君 分かりました。ひな形モデルはあると、こういうふうに受け止めますけれども、育児休業法のメニューを単に増やすだけではなかなかニーズに私は合わないと思いますので、こういうこともしっかりやっていくことが大事だということを指摘をしておきたいと思います。  そして、仕事と家庭...全文を見る
○小林正夫君 是非、これからの我が国を考えると、今言ったような働き方ができるようなあるいは生活ができるような環境を整えていくと、これも今私たちの政治家に与えられた一つの大きな仕事だなと、このように思っております。  そこで、非正規労働者の育児・介護休業の関係で質問をいたします。...全文を見る
○小林正夫君 私は、現状の社会の受け止めが甘いなと、そう今の答弁聞いていて思いました。  独自の規定で取り組む自治体もあると、このように聞いておりますけれども、フルタイムかそれに近い勤務状態の方も多いと、こう聞いているんです。調べたところによると、勤続三年以上は三割を超えている...全文を見る
○小林正夫君 是非、先ほど言ったように、非常勤公務員にはこの育児休業は認められていないという、こういう実態と、もう一つ、こういう人たちも勤続三年以上勤めている人たちは三割を超えていると、こういう実態もあるわけですから、日本の全体の少子化対策にもつながっていく話なんで、やはり私はこ...全文を見る
○小林正夫君 私は、一人の収入だけではなかなか生活が難しくなっているという、こういう社会実態、こういうことを考えると、せっかく自分も採用されてその会社に勤めている、でも出産をした後、また復帰ができない、こういうようないろんなことを考えると、やはりそれを総括的に子育て支援をしていく...全文を見る
○小林正夫君 具体的にきちんと調べた数字じゃなくて、推定するとそういう数字だというふうに受け止めたいと思います。  私は、国家公務員においてこの短時間勤務がどの程度取られているのか、こういうことを調べたいと思って幾つか問い合わせをいたしました。その結果、平成十九年八月一日から施...全文を見る
○小林正夫君 そこで、近々中に政府の方から提出が予定されていると、このように聞いておりますけれども、育児・介護休業法改正案では、短時間勤務について、これまで事業主が講ずることをいずれか義務付けられている措置の一つであったのを、三歳に達するまでの子を養育する労働者に対する事業主によ...全文を見る
○小林正夫君 現下の雇用失業情勢において、雇用調整の一環として私は短時間勤務を強いられている労働者も、自分の意思とはかかわらずですね、そういう方も多くいるんじゃないかと思うんです。  したがって、この短時間勤務をどう位置付けるのか、どういうニーズがあるのか、また運用の仕方も含め...全文を見る
○小林正夫君 正直言って私も法律的には素人ですけれども、こういう理由があれば解任できるんだという話がありますが、実際にお願いした後見人の方がこういうことに該当するという、このことを証明することもなかなか大変だなと。逆に言えば、財産を管理するんだからそう簡単に後見人を解任できないよ...全文を見る
○小林正夫君 これで質問を終わりますけれども、やはり成年後見制度は介護保険の制度と同じようにスタートいたしました。やはり高齢対策あるいは認知症対策として私は大変大事なる制度だと思いますけど、今大臣おっしゃったように、なかなか普及しないのが実態なんですね。ですから、費用の問題とかい...全文を見る
05月29日第171回国会 参議院 本会議 第25号
議事録を見る
○小林正夫君 民主党・新緑風会・国民新・日本の小林正夫です。  会派を代表して、ただいま議題となりました平成二十一年度補正予算三案に対し、反対の立場から討論を行います。  麻生総理は、総額十三兆九千二百億円にも上る史上最大規模の補正予算案について、自ら四段ロケットと称し、冬の...全文を見る
06月11日第171回国会 参議院 厚生労働委員会 第15号
議事録を見る
○小林正夫君 民主党・新緑風会・国民新・日本の小林正夫です。  本日、国民年金法の審議ですけれども、職場の方あるいは多くの方から不安の声が上がっているやつが一つあるんです。それは企業年金の確定拠出年金の関係なんですけれども、前半少しこの問題について質問をさせていただきたいと思い...全文を見る
○小林正夫君 実は、この確定拠出年金法改正案は、今年の三月に衆議院に内閣から法案が出されておりまして、現在審議が進んでいないと、こういう状態でございます。今の答弁ですと、三百十一万人の方が加入ですから、サラリーマン全体から見ると十人に一人はこの制度を活用していることになるのかなと...全文を見る
○小林正夫君 私は証券界とは全く縁がないんですけれども、生き馬の目を抜くと、こういうのが証券界だと、こう言われておりまして、なかなか株を買ってももうける人は少ないと、こういう状態がまずはあるんだと思います。  それで、六月二日の厚生労働委員会で、同僚の森田議員が、年収五千万円を...全文を見る
○小林正夫君 私も還暦を過ぎて年金をもらうという、こういう年齢になっているんですが、やっぱり年金は老後のための安心、これが年金なんですね。したがって、この年金の運用に対して勝負をするような、一発かけてみるとか、こういうものは全く私はなじまないと思います。もっとも、その比率の関係も...全文を見る
○小林正夫君 確定拠出型年金、これからも増えていくのかなという、片方ではそう私も思うんです。ただ、やっぱりそれには、判断するには正確な情報がないと判断できないということは間違いありません。したがって、この法案については、先ほど言ったように、今衆議院で法案が提出されておりますので、...全文を見る
○小林正夫君 私は労働組合の経験も長かったんですが、常に組織にいると自分の組織の人口構成、労務構成がどうなっているのかと、やっぱりこのことが施策をするにしても一番大きな要因になるんですね。したがって、国も、当たり前のことなんですが、日本の国の人口構成を見ながら私たちの納めた税金を...全文を見る
○小林正夫君 そこで、平成十六年に年金制度の抜本的改革を行ったと。先ほど来、今日の午前中の質疑もあったけれども、百年安心云々なんという話も実はありました。  でも、正直言って、今回の社保庁の問題だとか、後でお話をしますけれども、厚生年金の受給額がどんどん減ってきているというよう...全文を見る
○小林正夫君 そこで、国民皆年金と、みんなが入る年金だ、これが我が国の年金制度なんですが、今の状況を見て、国民皆年金だと言い切れますか。いかがですか。
○小林正夫君 確かに、年金を納めていない人、その人にも大いに問題ありと、このように思いますけれども、今の納付実態などを見ていると、本当は年金に入らなきゃいけない、強制的に年金に入る、こういう仕組みになっているにもかかわらず、年金を納めていない人が国民年金では特に四割ぐらいいるとい...全文を見る
○小林正夫君 先ほど言ったように、二〇〇八年の三月の論文ですけれども、そこで明らかにした人が今の総理大臣ですから、それは大臣、一度総理大臣とこの国民皆年金について話し合って、私から見れば、総理大臣と舛添厚生労働大臣の思いが違うから、本当にこれでいいのと、こんなような疑問があるんで...全文を見る
○小林正夫君 この年金、今回の法案については重要広範議案ですから、また大臣と総理の出席があって話し合う、そういう審議の場があるかも分かりませんので、そういう中でしっかりこの問題についても聞いてみたいなと思います。  そこで、今日は多くのサラリーマンの方が後ろに傍聴に来られており...全文を見る
○小林正夫君 もう一つお聞きをしたいのは、冒頭言ったように、四十年間厚生年金に入っている一般的なサラリーマンの人、この人の場合はおおむね保険料としては四十年間でどのぐらい納めているのかということと、国民年金についてはどうなのか、この額を教えてください。
○小林正夫君 一般的に、四十年納めると、サラリーマンの場合では一千九百万ぐらい自分が納めている、これは折半ですから、企業側も同じ額を負担しているということになると三千八百万円ぐらい自分の年金はあるはずだと、こうなるんですね。  この年金に対して、どのぐらい年金をもらうときになっ...全文を見る
○小林正夫君 正直、国民の人たちの関心はそういう数字だと思うんですよね。実際に自分が納めた保険料に対して年金もらうとなるとどのぐらいの倍率になっているかということは、私、大変重要な数字であり、また年金に対する信頼感だとか年金制度がなきゃいけないという思いはそういうところから私は明...全文を見る
○小林正夫君 委員長、この年金審議、あるいは無年金者対策というのは本当に年金問題を解決するに当たって大きな課題なんですね。このことの調査を求めてやっと厚生労働省も調査、社保庁も調査に入ったんですが、六月二日までにその資料を上げなさいという指示に対して、まだまとまっていなかったり、...全文を見る
○小林正夫君 やっぱり大変大事な資料で、無年金になっちゃっている人もいるわけですから、そういう人たちを解決をしていかなきゃいけないということ、こういうことを政治がやっぱり取り組むべきで、今求めている資料について、それは完璧なものじゃないかもしれないけれども、やっぱりそういう資料を...全文を見る
○小林正夫君 はい、結構です。
○小林正夫君 残された時間が十分程度になりましたので、少し通告の内容をはしょって質問をいたします。  今日、お手元に資料三と四、五を用意をいたしました。  資料三については、国民年金の納付率の推移で、今まで多くの議員が提出をされている資料と同じなんですが、あえて今年の二月分ま...全文を見る
○小林正夫君 私はこう思うんです。  今日の午前中の谷岡議員の質疑でもお話が出ていましたけれども、学生さんに対しては特例措置があると、こういうことなんですが、私は、この二十歳から二十四歳までの人は学生、大学生ということも多いのでこの人たちが一番低くて、そういう理由かなと。ところ...全文を見る
○小林正夫君 それともう一つ、五の資料なんですけれども、これは厚生労働省が明らかにしている各都道府県別の納付状況ということで、赤枠で囲みましたけれども、沖縄県が四二・八%、一番いい数字が島根県で七七・六、おしりから二つ目の大阪府が五四・四、いずれについても三〇%から二〇%以上この...全文を見る
○小林正夫君 時間がないので、指摘だけしておきたいと思いますけれども、六番の資料です。これはやはり厚生労働省からいただいた資料をグラフ化してみました。  二〇〇一年度と二〇〇七年度のこれは厚生年金の老齢年金の受給者の分布ということなんですが、二〇〇一年度を見ると二十万円から二十...全文を見る
06月16日第171回国会 参議院 厚生労働委員会 第16号
議事録を見る
○小林正夫君 民主党・新緑風会・国民新・日本の小林正夫です。  先週の六月十一日の委員会に引き続きまして、国民年金と厚生年金の問題点について質疑をさせていただきます。  国民年金の納付率の関係については、先日も資料でお示しをしました。今日も資料三という添付資料で示してあります...全文を見る
○小林正夫君 これは是非検討をして、この年金をこれからも継続していく上に、本当に収入があっても払わなくていいんだとか、払わないなどという人が出てこないように私はしていく必要があると思いますので、大いにやはりこの問題について研究なり検討をしていただきたいと思います。  ただ、大臣...全文を見る
○小林正夫君 そこで、今日の午前中の連合審査でもいろんな論議がありましたけれども、今後百年は財政的に安定する、していかなきゃいけないと、こういうような思いだと思うんですが、その財源的な裏付け、これはどうしていくんでしょうか、このことをお聞きをいたします。
○小林正夫君 今大臣が御答弁いただきましたけれども、私は、年金を支えていくには支え手を多くしていかなきゃいけないと、このように思います。したがって、年金を支える者を増やすという、こういうニーズにどうしたらいいのかと、このことの論議を少しさせていただきたいと思うんですけれども、私は...全文を見る
○小林正夫君 六月二日のこの当委員会で同僚の蓮舫議員が、女性の労働力市場への参入はどうやって改善されるのかと、こういう質問をされました。政府参考人の人は、ワーク・ライフ・バランスの進展によりましていわゆる女性のM字型カーブが一定程度解消される社会の姿を展望したものと、こういうふう...全文を見る
○小林正夫君 いろんな施策をして働きやすい環境をつくっていくということがもう何をもっても大事かな、こう思います。  それで、四月のこの厚生労働委員会で、今育児・介護休業法の審議をしているときに、育児休業切りというのが今発生をしていると。したがって、育児休業を取る前に会社と本人の...全文を見る
○小林正夫君 原因は幾つかあってこのようになっているという今のお話ですけれども、いずれにしても、実際、厚生年金をもらう支給額がこのように低い方にシフトしていることは間違いないんで、こういうことをもって、やはり自分は厚生年金に入って四十年間納めるけれども、将来年金もらって本当に老後...全文を見る
○小林正夫君 サラリーマンの方は厚生年金に入って、これはもう定年が来ると会社を辞めて、もう年金も払わなくて、六十五になったら年金もらうと。したがって、定年になれば収入がないと、こういうことの想定で、やはり働いているときにしっかり年金というお金を預けてそれを老後にはもらうんだと。た...全文を見る
○小林正夫君 厚生年金の関係ですけれども、同じように雇用されて働いているにもかかわらず、事業所の規模や働き方によって厚生年金の適用が受けられる、受けられないと、こういうことになっているんですね。  この問題を論議する前提として、厚生年金の未適用事業所の実態を把握する必要があると...全文を見る
○小林正夫君 時間の関係でこれで終わりますけれども、今日、午前中の連合審査のときでも同僚の柳田議員からお話がありましたけれども、特に将来の不安として少子高齢化対策、二つ目が国の借金が大きく膨らんできてしまっている、そして低所得者が多くなって年金を払えない人が増えていると、こういう...全文を見る
06月30日第171回国会 参議院 厚生労働委員会 第20号
議事録を見る
○小林正夫君 二点お聞きをいたします。  人が死んだことの受入れ、こういう点で質問をしたいんですが、私の経験で言うと、母が亡くなったときに心電図が止まってぴいっと、こういうふうになったと。ああ、これで人が亡くなったんだなというふうに私は受け入れたんですが、脳死の場合に、ここの一...全文を見る
○小林正夫君 ありがとうございました。
○小林正夫君 いろいろお話をありがとうございました。  全く医学的には素人なものですから、初歩的な質問になって大変恐縮なんですが、脳死の状態から生き返った人はいないんだと、こういう話も聞いたことがあるんですが、今日午前中に、脳死により判定された死とはこういうものだということで厚...全文を見る
○小林正夫君 はい、よく分かりました。  そこで、午前中にも質問をしたんですが、人の死を受け入れる側の立場から見ると、心臓が止まって心電図が止まる、こういうことを見てこの人は死んだんだなと、私もそういう体験をしてきたんですが、脳が死んだということが、心電図と同じように何か頭に機...全文を見る
○小林正夫君 ありがとうございました。
07月06日第171回国会 参議院 厚生労働委員会 第22号
議事録を見る
○小林正夫君 時間の関係もあり、端的に谷澤参考人と町野参考人にお聞きをいたします。  自己決定の年齢なんですけれども、十五歳未満について移植可能ということに仮になった場合に、現在は十五歳未満はしないということになっていますから、ドナーカードは持ってない、またドナーカードは与えて...全文を見る