小林正夫
こばやしまさお
比例代表選出
国民民主党・新緑風会
当選回数3回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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02月19日 | 第183回国会 参議院 予算委員会 第3号 議事録を見る | ○理事(小林正夫君) 以上で紙智子君の質疑は終了いたしました。(拍手) ───────────── |
○理事(小林正夫君) 次に、谷岡郁子君の質疑を行います。谷岡郁子君。 | ||
02月26日 | 第183回国会 参議院 本会議 第7号 議事録を見る | ○小林正夫君 民主党・新緑風会の小林正夫です。 ただいま議題となりました平成二十四年度一般会計補正予算三案に反対の立場から、また、民主党・新緑風会、みんなの党、生活の党、社会民主党・護憲連合による共同修正案に対しては賛成の立場から討論いたします。 総額十三兆一千五十四億円...全文を見る |
03月29日 | 第183回国会 参議院 予算委員会 第8号 議事録を見る | ○小林正夫君 おはようございます。民主党・新緑風会の小林正夫です。 今日は平成二十五年度暫定予算と当初予算について、まず質問をさせていただきます。 昨年末の総選挙、そして政権交代、こういうことがありましたので、通年よりか一か月程度予算の編成が遅れている、したがって暫定予算...全文を見る |
○小林正夫君 景気は持ち直してきている、このように言われておりますけれども、これに影響がないと、こういうお考えでしょうか。 | ||
○小林正夫君 暫定予算の趣旨説明については先ほど財務大臣からお聞きをいたしました。三百六十五日のうちの五十日分の暫定予算ということになります。単純にこの日数で割ると、おおむね一四%ぐらいの予算になるかなと、このように私、思っておりますけれども、歳出の割合についていろいろ数字を見て...全文を見る | ||
○小林正夫君 次に、二十五年度の当初予算関係の質問をいたします。 私は、平成二十五年度予算は財政健全化になっていないと、ここを心配するところでございます。そういう点で、今日は資料を用意をいたしました。資料の一でございます。 平成二十五年度予算は財政健全化に向けて第一歩を踏...全文を見る | ||
○小林正夫君 大盤振る舞いと私は思うんです、これだけ建設国債を、五兆円以上発行する。要は、将来にこれからもまたツケを残していくということに私はなる、このように思っています。 常に経済再生を図るやり方、それで一時しのぎ的なやり方、今が良ければいいんだという、私はそういうものをこ...全文を見る | ||
○小林正夫君 また平成二十五年度の予算審議が更に今後続きますので、私は、今言ったように、一時しのぎ的あるいは後世にツケを残す、こういう政治に戻っていく、このようなことになるんじゃないかということを指摘を今日はしておきます。 もう一つ、国交大臣にお聞きをいたします。 復興・...全文を見る | ||
○小林正夫君 インフラを整備していくことは大変大事だと思いますので、今後そのような計画などをまた見させていただきまして指摘をさせていただきたいと思います。 次に、地方の財政の関係ですけれども、民主党政権のときに地方主権ということで、地方に一括交付金を下ろしてそこで裁量を持って...全文を見る | ||
○小林正夫君 発展的になくしたというお話ですけれども、それは私は理解できません。平成二十五年度予算はゼロということになっていることは間違いない。 そして、平成二十四年十一月に内閣府の地域主権戦略室がこの関係についてアンケートを取った資料がございます。その内容は、従来の補助金、...全文を見る | ||
○小林正夫君 民主党も、地方議会を経験をして今国会議員になっている方もたくさんいらっしゃいます。それぞれの自治体の方からもいろんな情報をいただいていますけれども、やはり一括交付金が必要で、要はひも付き補助金じゃ困るという意見も圧倒的に多いということ、こういう点がありますので、これ...全文を見る | ||
○小林正夫君 山中教授が自民党の会合でも呼ばれていろいろ講演をされたと思います。そのときも同じように、やはり人件費、要は働く人、研究者を安心して働かせてくれと、こういう訴えがあったと思います。是非、技術立国を目指していく我が国において、箱物を造るじゃなくて、そういうものに私はお金...全文を見る | ||
○小林正夫君 要は、TPPの交渉に入っている国から労働関係の問題についてどのような懸念が出されているか、このことです。 | ||
○小林正夫君 過日の参議院の厚生労働委員会で、TPPにかかわる労働問題についてということで野党の議員が厚労大臣に質問をいたしました。そのときに厚労大臣は、雇用に関しては論議はされておらず、今はそれほど大きな問題意識は持っていないと、こう答弁されているんです。 しかし、このTP...全文を見る | ||
○小林正夫君 いやいや、総理、このTPPというのは、常に総理もおっしゃっています、民主党も言っていますけど、国益を損なうことがあってはいけないと、こういう立場なんですね。 したがって、私は、国力の源は労働にありと、こういう姿勢で今日まで政治に取り組んでまいりました。そういう点...全文を見る | ||
○小林正夫君 厚生労働省、特に働く人の立場に立っていろんな施策をしていかないと、もう労働者が萎えてしまったら日本は本当におしまいになっちゃいますよ。だから、そういう意味で、厚労大臣にもっと問題意識を持っていただいて、いろんな情報収集だとかそういうものについて提供をしてもらうと、こ...全文を見る | ||
○小林正夫君 そこで、昨日の衆議院の予算委員会の中で、同僚の山井議員の方から総理に対して雇用に関係する質問があったと思います。特に、解雇規制の緩和ということが報道され始めているんですが、これに対して働く人は本当に心配をしているし、今日のある新聞でも、そういうことが今後の争点になる...全文を見る | ||
○小林正夫君 先ほどのTPPとも関係するんですけれども、やっぱりTPPの交渉の中で、仮に交渉に入るということになると、やはり外国の企業なども日本に参入をしてきて、今言ったようなことも求められてくるんじゃないかというふうに私は心配をしているんです。 今総理の方から、解雇を自由化...全文を見る | ||
○小林正夫君 規制改革を論議する政府の会議の中の雇用ワーキング・グループというのがスタートしたと話を聞きました。その中で、特にある委員の方から、解雇補償金制度を創設すべきだという提起がされたというふうに聞いておりますけれども、こういう問題が政府の設置をしたワーキンググループの中で...全文を見る | ||
○小林正夫君 厚労大臣にお聞きをします。 今言ったように、自民党政権に政権交代をして、民主党の三年三か月の政権の中では、行き過ぎた労働法制だとか、あるいは現場実態に合わない、そういうものについて随分手直しをして新しい法律に改正をしてきた、労働者の保護という立場で優先的にそうい...全文を見る | ||
○小林正夫君 また、厚生労働委員会で労働関係の集中審議をすると、こういうことも確認されておりますので、そういう中でこの問題については取扱いをさせていただきたいと思います。 次に移ります。 社会保障の関係で一つだけ聞かせてください。 成年後見制度、この間、判決で、投票権...全文を見る | ||
○小林正夫君 お年寄りが多くなって、日本の人口構成も相当変わってまいりました。私も昨年六十五になって高齢者の仲間入りをいたしました。これからの我が国はやはりこの成年後見制度というのを利用しやすくしていかなきゃいけない、このように私は思っているんです。そういう意味で、今選挙にまつわ...全文を見る | ||
○小林正夫君 私は、この成年後見制度、二〇〇〇年の介護保険制度ができたときに新たにスタートした制度であります、この課題について予算委員会あるいは厚労委員会で何回か取り上げてまいりました。今言ったように、この成年後見制度を使いやすくする、こういう意味でこれからもいろいろ論議をさせて...全文を見る | ||
○小林正夫君 是非検討していただいて、先輩方が本当に肩身の狭い思いをすることなく頑張ってしっかり生きていかれる、こういう社会をつくっていくということで私は提案をさせていただきました。 今総理おっしゃったように、後期高齢医療制度、これもネーミングが悪いということで、当時の福田首...全文を見る | ||
○小林正夫君 私は、国会議員になる前に電気の供給という仕事に携わってまいりました。特に専門分野は送電部門でした。したがって、そういう私の人生の経験からいうと、発送配電は一貫体制で本当にこれ機能を果たしてきたと。安定供給だとか、何か災害があったときにも一つの指令の下で全てが復旧でき...全文を見る | ||
○小林正夫君 最後、一つ質問をさせてください。 原子力支援機構法の附則第六条、これは原賠法の改正等の抜本的な見直しを始めとする必要な措置を講ずると、こういうふうになっているわけですが、この法律の施行から一年以上経過しましたけど、この検討状況についてはどうなっているんでしょうか...全文を見る | ||
○小林正夫君 最後に、小林の思いを申し述べて、質問を終わりたいと思います。福島第一原子力発電所の事故でございます。 この事故について言葉が見付かりません。日々、胸が痛む日が続いているということが正直なところでございます。被害に遭われた方たちが一日も早く元の生活に復帰できること...全文を見る | ||
04月23日 | 第183回国会 参議院 予算委員会 第10号 議事録を見る | ○理事(小林正夫君) 黒田日銀総裁は御退席いただいて結構です。 |
○理事(小林正夫君) 以上で谷岡郁子君の質疑は終了いたしました。(拍手) ───────────── | ||
○理事(小林正夫君) 次に、又市征治君の質疑を行います。又市征治君。 | ||
04月24日 | 第183回国会 参議院 予算委員会 第11号 議事録を見る | ○理事(小林正夫君) 以上で柴田巧君の質疑は終了いたしました。(拍手) ───────────── |
○理事(小林正夫君) 次に、森ゆうこ君の質疑を行います。森ゆうこ君。 | ||
○理事(小林正夫君) 速記を止めてください。 〔速記中止〕 〔理事小林正夫君退席、委員長着席〕 | ||
04月25日 | 第183回国会 参議院 予算委員会 第12号 議事録を見る | ○理事(小林正夫君) 答弁者、ちょっとお待ちください。 速記を止めてください。 〔速記中止〕 |
○理事(小林正夫君) 速記を起こしてください。 | ||
05月09日 | 第183回国会 参議院 厚生労働委員会 第5号 議事録を見る | ○小林正夫君 民主党・新緑風会の小林正夫です。 今日は、雇用と派遣法を中心に大臣に幾つかお聞きをしたいと思います。 私の政治姿勢は、国力の源は労働にあり、これは自分自身の政治姿勢なんですが、大臣と共有化できますでしょうか。 |
○小林正夫君 そこで、安倍政権誕生して、景気も良くなって、国民の方の期待も相当高まってきているなと、そのことは私自身も感じております。 物価上昇も二%上げていくということも政府の目標なんですけれども、物価上昇を上げることも大事かもしれませんが、私は、雇用の安定がそれ以上に大事...全文を見る | ||
○小林正夫君 円安になり、外国からの輸入品も相当上がってきた。ガソリンもそうです。食料品の一部もそうです。そして安倍政権は、賃金を上げてくださいと経営者団体の方にもお願いをしたと、こういう経過があります。 ちょうど今、労働組合は賃金交渉をやっている最中だと思いますけれども、全...全文を見る | ||
○小林正夫君 大事なことは、多くの国民が賃金上昇があったと、こういう社会環境に持っていかなきゃいけないと私は思います。 先ほども津田筆頭の方からローソンの話も出ましたけれども、ごくごく一部の数字を取れば上昇したということも言える企業も確かにあると思いますけれども、やはり日本全...全文を見る | ||
○小林正夫君 先ほどは、失業率を三%程度なら、そういう目標を決めて雇用の安定を図ってみたらどうか、こういう提言をいたしました。 ここでは賃金の上昇目標、今言ったように、それぞれ個別の労使間でいろいろ賃金が話し合われて上がっていくという実態がありますが、先ほど言っているように、...全文を見る | ||
○小林正夫君 物価上昇を二%という設定してあるわけですから、当然それ以上に賃金が上がっていかないと、これは生活が苦しくなるわけですよ。 私、田村大臣とは前からいろんなことで論議をさせていただきまして、大変労働問題にも深くかかわってこられていますので、私は、先ほど言ったように、...全文を見る | ||
○小林正夫君 繰り返しになりますけれども、安倍政権に期待している国民も多いんですが、片方で、やはり働く人たちから見ると、物価だけ上がってあとは政府の方策が分からないと。賃金をどのぐらい上げていこうという目標を持っているのか、あるいは失業率を何%で抑える、私は、働く人の不安というの...全文を見る | ||
○小林正夫君 今日は時間がないのでこの関係についてはこれ以上論議しませんけれども、私たちから見ると、使用者にとって都合がいい、そういう検討が多くされているのかなと思っているんです。是非、働く側の立場に立って労働環境なり労働的な条件、こういうものが決められていくように、そうなってい...全文を見る | ||
○小林正夫君 大臣、二つ、この派遣関係について話をお聞きをいたします。私はポイントだと思っているんです。 一つは、前回の改正のときに、派遣労働者の保護、これを法律に明記をした。目的として、派遣労働者の保護、雇用の安定ということを書き込みました。その基本姿勢に変わりないと、その...全文を見る | ||
○小林正夫君 もう一つ、この間の改正のときにみなし制度を入れたんです。ところが、いろいろ当時の与野党間で修正協議などがあって、結局、みなし制度は平成二十七年十月の施行に先送りをされております。 私は、先ほど言ったように、政府がいろんな会議やっている中で、やはりメンバーが、労働...全文を見る | ||
○小林正夫君 異議ありですよ、大臣。おかしいです。 この間の法案でいろいろ修正協議の中で話がまとまって、平成二十七年十月の施行ということで明記をして決めたんです。今の答弁ですと、平成二十七年十月にやるかどうか、二十六業務との関係では、今の答弁ですとね、場合によっては先送りもあ...全文を見る | ||
○小林正夫君 時間の関係でこれでやめますけれども、やはり今の自公政権、いろんな場面で、先ほど私、繰り返しで言っていますけれども、いろんな大事な会議に働く人の代表が入っていないんですよ。そういう中でみんな検討されていくから、先ほど言ったように、私は、使用者側にとって使いやすい労働環...全文を見る | ||
○小林正夫君 民主党・新緑風会の小林正夫です。 早速質問をさせていただきます。 在日米軍基地に駐留軍等労働者はどのぐらいの人が勤務しているんでしょうか。さらに、沖縄県は、在日米軍専用施設・区域の面積の約七四%が沖縄県に集中しておりますので、沖縄県における勤務者はどのぐらい...全文を見る | ||
○小林正夫君 大臣にお聞きをします。 この法律は、昭和三十三年、今からもう五十年以上前に議員立法として成立をした法律であります。それから五十年以上経過したんですが、当時この議員立法が必要だったと、こういう背景があったからこそ議員立法としてこの法律を作ったわけなんですが、当時の...全文を見る | ||
○小林正夫君 米軍の施設で働いている人たち、米軍の施設がどうなるかによって大変雇用が不安定だと、こういう心配が非常に多くあって、そういうことからこういう法律が必要だと、このようなことで私はできたと受け止めております。 そこで防衛省にお聞きをいたしますけれども、この駐留軍等労働...全文を見る | ||
○小林正夫君 今の説明ですと、国が雇用する者になっているけれども、国家公務員のような身分保障はないと、こういうことなんですが、これについてもう少し丁寧に詳しく教えてください。 | ||
○小林正夫君 国家公務員ではないけれども、労働条件など、そういうものについては国家公務員に準じていると、このように受け止めていいですか。 | ||
○小林正夫君 大臣にお聞きをいたします。あっ、これは岡崎職業安定局長です。 今回の改正も前回同様五年と、このようにして今提案があるわけなんですが、何で前回と同じ五年という提案なんでしょうか。 | ||
○小林正夫君 要は、米軍の施設がどうなるか大変不透明だと。昭和三十三年にこの法律ができて、既に五十五年経過をして、多分そういうような変遷をたどってこれは五年ごとに更新をしてきたと、このようなことだと思います。 先日、予算委員会で沖縄県に出向きまして、地方公聴会と視察を行ってま...全文を見る | ||
○小林正夫君 大臣のおっしゃるようなことも一理あるかなとは思うんですけれどもね。 今回、今日この法案の審議をやっておりますけれども、もう五月十六日でこの法律が失効すると、大変政府関係者は今日のこの委員会開催について気をもまれただろうし、努力もされてきたと思うんですね。 し...全文を見る | ||
○小林正夫君 今回の提案は五年というふうに期限が切られておりますけれども、是非、今後一つの課題として検討いただければ有り難いと思いますので、この辺はよろしくお願いしたいと思います。 これからの質問は、先ほど言ったように、予算委員会で沖縄を訪問して地方公聴会を行ってまいりました...全文を見る | ||
○小林正夫君 国が雇用した者について、移転ということが起きた後もしっかりその人たちの要望を聞きながら雇用を確保していくと、このように受け止めましたけど、それでよろしいですか。 | ||
○小林正夫君 それでは厚労省にお聞きをいたします。 普天間基地の周り、市街地ということもあって、いろんな会社もあり、いろんな商店もあって大変にぎやかというか、密集していると思います。飛行場が移転することによって、今使っている飛行場の跡地にいろんな都市計画などができるかも分かり...全文を見る | ||
○小林正夫君 さらに安定局長に質問をいたします。 沖縄に行きましたら、失業率、有効求人倍率、こういう数字がちょうど、私たち行ったのが四月の三十日と五月一日ですから、新しい数字が出てきておりました。県の統計課が四月三十日に発表した失業率は五・八%という数字でした。三月の有効求人...全文を見る | ||
○小林正夫君 持続性はどうでしょうか。まあ少し良くなった。これからも要はそういう雇用がやはり拡大していかなきゃいけないと思うんですが、今少し良くなってきたことが更に良くなっていく、こういうような見通しがあると、このように思っていいでしょうか。 | ||
○小林正夫君 沖縄県知事とも面会をして、いろいろ意見交換をしてまいりました。特にその中で私、記憶に残ったのは、若年者が非常に沖縄は多いという、こういう数字です。特に年少人口、十五歳未満については、全国平均が一三・一%だけど、沖縄は一七・七%と。要は、十五歳未満の人たちが全国一位、...全文を見る | ||
○小林正夫君 若い人たち、特に子供たちがこれからも沖縄に住み続けて、しっかり沖縄で生活をしていくと、こういうような状況を私たちはつくり出していく必要があるんじゃないかと思いますので、是非、今局長答弁がありましたけれども、国としてもしっかりした支援を行ってもらいたいと、このことを要...全文を見る | ||
○小林正夫君 是非、安全は全てに優先する、もう労使を超えて、あるいはまた国も労働災害撲滅に向けてしっかり取り組んでいってくれることをお願いをしておきたいと思います。 今日は駐留軍施設で働く人たちの法律についての審議です。改めて最後に、そういう駐留軍等の施設で働いている人たちの...全文を見る | ||
05月13日 | 第183回国会 参議院 予算委員会 第16号 議事録を見る | ○小林正夫君 民主党・新緑風会の小林正夫です。 今日は、集中審議のテーマに沿って、エネルギーについて総理と質疑を交わさせていただきたいと思います。 まず、我が国のエネルギーの基本政策になっているエネルギー基本法について、総理に少しお伺いをしたいと思います。 この基本計...全文を見る |
○小林正夫君 今、日本の原子力発電所が停止している状態が続いています、関西電力の二基は動いておりますけれども。そして、今、電気をつくる、こういう構成で見ると、火力発電所で九割以上の電気をつくっているということだと思います。 そして、今総理がおっしゃった再生可能エネルギー、これ...全文を見る | ||
○小林正夫君 それでは総理、二つ目の質問です。 原子力発電の再稼働と核燃料サイクル事業、これはどうしていくお考えでしょうか。 | ||
○小林正夫君 もう一歩踏み込んで聞きますけど、この核燃料サイクル事業は継続してやっていくと、このように受け止めていいですか。 | ||
○小林正夫君 次に、総理は、五月三日、トルコで原子力協定を締結をした、そして日本の企業が原子力発電の建設を受注する方向になったと、このように報道されておりますけれども、二〇三五年辺りまでに特にアジアだとか中東を中心として百八十基ぐらいの原子力発電所を造りたいと、こういうふうに言わ...全文を見る | ||
○小林正夫君 そこで、民主党政権のときにこの原子力発電の扱いについて、原則として新しい原子力発電所の建設と増設は原則行わないと、こういう政策を決定いたしました。 今、総理の答弁で、外国に日本の原子力技術を提供していくと、こういう答弁があったわけですが、じゃ、しからば国内におけ...全文を見る | ||
○小林正夫君 福島第一原子力発電所の事故は我が国のエネルギー政策を大きく変える要因になったと、このように私思います。そして、この事故は放射性物質の放出という極めて重大な事故であり、大変残念に思います。 事故の影響を受けた方々が一日も早く元の生活に戻れること、そして、あの日以来...全文を見る | ||
○小林正夫君 それでは、次のテーマですけれども、電力システム改革についてお尋ねをいたします。 安倍内閣が四月二日に閣議決定をして、四月の十二日の日に法案として国会に提出されたのが電力システム改革でございます。三月二十九日の予算委員会の中で安倍総理と質疑を交わさせていただいたと...全文を見る | ||
○小林正夫君 経済産業省にお聞きをいたします。我が国の停電時間、それと停電の回数、さらにアメリカ、イギリス、フランス、こういう国では今言ったようなことがどうなっているのか、教えてください。 | ||
○小林正夫君 ありがとうございました。日本の停電回数というのはおおむね十年に一度ぐらい、こういうことで受け止めます。 そこで、総理、三月の予算委員会の中で、日本の電力は極めて質の高い電力であると、総理、このように答弁をされました。停電時間を見ても、あるいは停電回数を見ても、私...全文を見る | ||
○小林正夫君 私は戦後の生まれです。昭和二十二年の団塊の世代であります。振り返ってみると、小さいころ、夕方になると停電をしたり、あるいは周波数の関係で白熱球がちかちかしたり、こういうことを私は経験をしてきました。それから約半世紀たって、本当に電気がついているのが当たり前と、こうい...全文を見る | ||
○小林正夫君 そこで、経産大臣にもう端的にお聞きします。 私たち、国会で法律の論議だとか、今ある法律を直していく、それは今日よりかあしたが良くなるために私たちはいろいろ法律の論議をしております。 そういう意味で、今回の電力システムというのは、要は電力の体制を改革していこう...全文を見る | ||
○小林正夫君 三年後の二〇一六年七月から一般家庭の電力の供給は自由化することになって、その後、料金規制の経過措置期間が過ぎると料金規制が撤廃をされて電力供給者が自由に料金を設定されると、こういう法案になっていると私は受け止めています。 そうしますと、電力は全国津々浦々供給をし...全文を見る | ||
○小林正夫君 今大臣の答弁で、コスト面で考えると中山間部だとか離島に住んでいる方への電力の供給の料金というのは高くなる、こういう可能性はあるけれども、全体的にプールしてそうならないようにしたいと、こういうようなことだと思います。 私、今まで話を聞いていまして、やはりあまねく地...全文を見る | ||
○小林正夫君 今大臣おっしゃいました、非常に、電気をつくるところと電気を運ぶところ、これはもう密接な関係にある、こういうお話で、私もそのことは大変大事だと思います。 それで、供給義務は電気を運ぶ送電会社にあるんだと考えていると、こういうお話でした。でも、考えてみると、送電会社...全文を見る | ||
○小林正夫君 もう一つ質問します。 電力で働いている仲間の労働災害は非常に多いんです。ほかの職種と比べても、毎日ヘルメットをかぶって昼夜問わず現場に行っておりますので、労働災害に気を付けながらもほかの職種と比べると多くなっております。そして、今言ったように、電気をつくるところ...全文を見る | ||
○小林正夫君 外国で、この電力の自由化だとかあるいは発送配電分離をしたという国が先進諸国の中でも幾つかあります。 今日の朝日新聞の朝刊に「発送電分離って何をするの?」と、こういう記事が出ておりまして、その中で、欧米では一九九〇年代から自由化が進んだ、アメリカ・カリフォルニア州...全文を見る | ||
○小林正夫君 経済再生担当大臣、甘利大臣にお聞きをいたします。 良質な電力によって上質な工業製品をつくることで付加価値を付けてきた産業は、電力が不足すれば壊滅的な打撃を受けると思います。経済を再生する視点からも、安い電気料金で質の良い電力の安定供給が欠かせないと、私、このよう...全文を見る | ||
○小林正夫君 もう一点、甘利大臣にお聞きをいたします。 今、原子力発電所が関西の二基を除いて全部停止をしております。先ほど言ったように、今、日本の電気の九〇%は火力発電所でつくられているということであります。昨年度、今年の三月三十一日が終わった平成二十四年度一年間で、原子力が...全文を見る | ||
○小林正夫君 それでは、電力のシステム改革について最後に総理にお尋ねしたいと思います。 私は、まず今最優先すべき課題は、常態化している電力の逼迫と電気料金上昇のリスクを根本的に解消していく策を講じることじゃないかと思います。また、原子力発電の位置付けだとか原子力事業における国...全文を見る | ||
○小林正夫君 今日は基本的なことをお伺いをいたしました。これからこの法案の審議に入ると思いますけれども、今言ったように、いろんな課題をクリアしていかないと、せっかく世界に誇れる今体制になっているわけですから、それを改革してより良くしていこうということですから、相当いろんな論議が出...全文を見る | ||
○小林正夫君 一日も早く復興ができるように取り組んでいただくこと、このことをお願いをして、私の質問を終わります。 ありがとうございました。 | ||
05月15日 | 第183回国会 両院 平成二十五年度一般会計予算外二件両院協議会 第1号 議事録を見る | ○小林正夫君 参議院側としては、平成二十五年度予算三案に何らかの修正ないし削除を加えることが必要と考えます。既に否決の趣旨説明及び意見表明で述べたところでありますが、本予算は、財政健全化への取組が不足していること、地域主権改革に逆行する内容となっていること、公共事業を積み増す一方...全文を見る |
06月04日 | 第183回国会 参議院 厚生労働委員会 第11号 議事録を見る | ○小林正夫君 おはようございます。民主党・新緑風会の小林正夫です。 戦争で多くの方がお亡くなりになりました。質問の前に、改めて御冥福をお祈りしたいと思います。 それでは、質問に入ります。 戦没者の妻に対する特別給付金と父母等に対する特別給付金、いずれもこれは時効が三年...全文を見る |
○小林正夫君 確かに父母の場合は制限が掛かっておりますので、今おっしゃったように、なかなか数をつかみ切るということは難しいかなと思いつつも、しかし、予算の計上など一定のそういう手続はしなきゃいけないんだと思うんですけれども、おおむねどのぐらいいらっしゃるべきだ、あるいはいらっしゃ...全文を見る | ||
○小林正夫君 大臣にお聞きをするんですけれども、時効がこれあるんですよね。 今日お手元に、今回もこの法案が決まれば、このように記名国債が、それぞれの対象者の方にお配りをすると。それで、私の理解は、これが手元に届いてから三年以内にこの請求をしないと時効になってしまうと、こういう...全文を見る | ||
○小林正夫君 今も大臣の答弁の中で、法律的な安定性と、これは衆議院での答弁も、大臣、そのようにお答えをしております。この法律的な安定性という意味合い、これをもう少し、大臣、詳しく説明していただけませんか。 | ||
○小林正夫君 今回発行されるこの記名国債なんですけれども、これはこの法律が仮に成立したと、その前提で、こういう国債が対象者の手元に届くのはいつごろになるという見通しなんでしょうか。 | ||
○小林正夫君 受給資格があるかどうか市町村の力を借りてきちんとチェックをする、この期間も必要だと。そのチェックが終わった後、その後御本人に届く、この期間はどのぐらい必要なんでしょうか。 | ||
○小林正夫君 私がお聞きをしている数字は、受給者の平均年齢が、戦没者の妻では九十五歳、父母は百歳と、このように非常にもう高齢化になっているという話を聞いています。今言ったように、せっかく今回改正できたとしても、御本人の手元に届くのが今言ったように三か月、四か月ぐらい掛かると。もっ...全文を見る | ||
○小林正夫君 これはもう国民皆さんがそう思うんだと思うんです。要は、迅速化で早く対象者の手元にこの記名国債が届いて手続を開始をしてもらうと、このことがやはり望まれると思いますので、今言った手続上の課題などあると思いますけれども、今までの経験を生かしたり、今日のいろんなITの技術だ...全文を見る | ||
○小林正夫君 最大限努力すると、このように受け止めましたので、是非その方向で取り扱っていただきたいと思います。 それと、時効が三年ということです。これもいろいろ私は課題があるんじゃないかと思うんです。これは政策判断として三年というふうに定めたわけですから、これは変更しようと思...全文を見る | ||
○小林正夫君 今は人口構成も高齢の方が多くなった、こういう今日本の人口構成ですけれども、これからの政治はそういう高齢者含めて、お年寄りの皆さんにどういう政策を打っていくのか、このことが大変問われるこれからの期間だというふうに思います。 私は、今まで厚労大臣が歩んできたいろんな...全文を見る | ||
○小林正夫君 大変大事なことだと思います。いろんな周知の仕方があるんでしょうけれども、やはり政府広報としてマスコミ使うなりあるいは新聞広告の一面を使うなりして、やはり戦争によって亡くなられた、御遺族、奥様あるいは御両親に対して慰藉を表すという、こういうことが目的ですので、周知漏れ...全文を見る | ||
○小林正夫君 私は、慰藉であっても、今回の見直し、これから先のことを考えると、二年間で物価を二%上げたいというのが政府目標ですよ。それと、消費税について、来年の四月あるいはその次、一〇%まで上げていこうということがこれから先のことで決まっているんですね。そうやって考えると、今まで...全文を見る | ||
○小林正夫君 本当は今回が必要だった、今でしょというところだと私は思いますけど、今回、こういう額面の見直しがなかったのは私は残念だなと、このように思います。 法律そのものについての質問はこれで終わりますけれども、先ほど来言っているように、この法律が成立すれば早く対象者のお手元...全文を見る | ||
○小林正夫君 どうしてこれがずっと四百十四億円、毎年この数字が出てくるんですが、増減もなく残ってしまっているんでしょうか。 | ||
○小林正夫君 時間がありませんのでこれで終わりにしますけれども、要は、このお金が、日本の財政が改善されて借金をなくそうと思って頑張っていくけれども、最終的にこの四百十四億円は残っちゃう数字だと私思うんですよ。ですから、この数字は何とかしておかないと日本の借金がゼロにはならないんで...全文を見る | ||
○小林正夫君 どこの政党が政権を取っても、この借金四百十四億円は今のままじゃずっと未来永劫残っちゃうんですよね。ですから、これは法律改正をしてそのお金が残らないようにしておくべき、私はこのように思います。 時間が来ましたけれども一点だけ、硫黄島の遺骨収集の関係なんですが、同僚...全文を見る | ||
○小林正夫君 これで終わります。ありがとうございました。 | ||
06月21日 | 第183回国会 参議院 厚生労働委員会 第16号 議事録を見る | ○小林正夫君 民主党・新緑風会の小林正夫です。 今日は、この二法案について、課題と諸外国との比較、こういう観点から何点か質問をさせていただきたいと思います。 資料の一を用意をいたしました。これは、相対的貧困率の推移ということの表でございます。私たちは、生活保護、この問題を...全文を見る |
○小林正夫君 今大臣から、高齢社会になっている、このことも原因の一つだと、こうおっしゃっていました。 これは私も否定はしませんけれども、確かに私は、昭和二十二年の団塊の世代がもう今年は六十六を迎えますから、日本の人口構成は頭が大きくなると、こういうことになりますので、確かに高...全文を見る | ||
○小林正夫君 今日は労働関係の審議じゃありませんので私もこれ以上は言いませんが、やっぱりアベノミクス、デフレを克服していこう、これは日本国民がみんな望んでいることですからこの施策については大変大事かなと思うんだけど、でも、やっぱり今日までの状況を見ていると、アベノミクスで喜んでい...全文を見る | ||
○小林正夫君 生活困窮者自立支援法と求職者支援法、先ほど言ったように、いずれも、生活保護に陥らないようにその手前にセーフネットとして作った、こういう制度であります。 今局長から答弁いただきましたけど、委員長、大変、このことははっきり私たちは理解をしておかないと今後の審議にも影...全文を見る | ||
○小林正夫君 是非よろしくお願いいたします。 次ですけれども、求職者支援法の今話が出ましたので、せっかくですから、今、求職者支援法の実態がどうなっているのか。一昨年十月からスタートしてきちんと役割が果たせているという状況になっているのかどうか、あるいは課題が何なのか、時間の関...全文を見る | ||
○小林正夫君 是非、全会一致をもって賛成をしてできた法律であります、生活保護に入らないようにその手前できちんと支援をしていこうという制度ですので、これが機能を果たす、そういう法律になっていってもらいたいと、このように思っておりますので、やはりいろいろ課題があれば、その都度見直して...全文を見る | ||
○小林正夫君 次に、今日の午前中の参考人のいろいろ御意見などにも出てきましたけれども、扶養義務の関係なんです。 資料二を用意をいたしました。これは厚生労働省から資料をいただきまして、私の事務所の方でこのような資料を作ったわけですけれども、このちょうど中段に扶養義務の範囲という...全文を見る | ||
○小林正夫君 家族中心的な日本の国であったと、こういうことを大臣はおっしゃりたかったのかと思いますけれども、これから先を考えますと、少子化だとか核家族、こういう流れに私はなっていって、現実には扶養できる者が限られてくるんじゃないかと心配しています。生涯未婚率が上昇をして身寄りがな...全文を見る | ||
○小林正夫君 大臣に先に答弁もらいましたので、村木局長答弁がしづらいかもしれませんが、実務者として、この扶養義務の範囲について今日までもいろんな論議がされているわけです。諸外国と比べても、日本はこういうことが民法で決まっていますからこうなっているんですけれども、これどうでしょうか...全文を見る | ||
○小林正夫君 ちょっと時間の関係で次の質問に移りますけれども、今回の法改正で就労自立給付金というものが創設をされるというふうに盛り込まれました。それで、この就労自立給付金とは、厚生労働省から事前に説明を聞いたときに、保護受給者の就労収入のうち、収入認定された金額の範囲内で別途一定...全文を見る | ||
○小林正夫君 生活保護の方も、特に心身の状態が良くて働けるという環境にある方については、働くということの機会を与えていくということが大変大事だというふうに思います。 そして、今生活保護を受けている方にこういう制度を設けて、再就職できたときにこういうものを使ってもらおうというこ...全文を見る | ||
○小林正夫君 今の宮川さんの話を聞いて、課題もあるかなと、こう思うんですが、でも、やっぱり働くところをきちんと確保していかないといけないんだと思うんです。 私は、先日の厚労委員会でも国力の源は労働にありと、これは大臣と共有化をさせていただきました。したがって、心身ともに問題が...全文を見る | ||
06月26日 | 第183回国会 参議院 本会議 第30号 議事録を見る | ○小林正夫君 私は、民主党・新緑風会を代表して、ただいま議題となりました平田健二議長不信任決議案について、断固反対の立場から討論いたします。 まず初めに、正当な手続にのっとり、公正な立場で議事運営を行ってきた平田健二議長に対して不信任決議案を提出することに一片の道理もないこと...全文を見る |
10月15日 | 第185回国会 参議院 本会議 第1号 議事録を見る | ○小林正夫君 本院議員中村博彦先生は、去る七月三十一日、多臓器不全のため逝去されました。享年七十一歳でありました。 中村先生は、療養のため一時休養を取られておりましたが、さきの常会で復帰されたときには、片手を上げながら以前と変わらぬ元気なお声を掛けていただき、安心しておりまし...全文を見る |
11月05日 | 第185回国会 参議院 経済産業委員会 第2号 議事録を見る | ○小林正夫君 民主党・新緑風会の小林正夫です。 エネルギー政策の私の政治姿勢は、安価で質の高い電力の安定供給にあり、これが国力の源だと、このように思っております。その観点から茂木大臣に、電力の安定供給が大変大事であると、こういう視点から何点か質問をさせていただきます。 ま...全文を見る |
○小林正夫君 現場力を低下させない、このことはもう大臣と共通をした課題だと、このように思っております。 この間、現場の人と懇談会をしていましたら、福一の現場もそうですけれども、多くの国会議員が視察に見えます。そのときに、現場の人は本当に大変で一生懸命やっているよねと、こういう...全文を見る | ||
○小林正夫君 次に、電力システム改革の法案が参議院に回ってまいります。法案審議についてはそのときにいろいろ質疑をさせていただきますけれども、大臣、一点だけ確認をしておきたいんですけれども、大臣は十月二十九日の大臣所信で、低廉かつ安定的な電力供給を一層進めていく、こう述べられました...全文を見る | ||
○小林正夫君 もう一点、安定供給が大変大事だという視点から質問をいたします。 固定価格買取り制度について質問をいたします。天然資源の乏しい我が国、今原子力が全て止まっているということなどを考えていく、あるいは今後の日本の将来を考えていくと、私は再生可能エネルギーを普及させてい...全文を見る | ||
○小林正夫君 事前に経産省から資料もいただきました。今答弁があったことをもう一度確認をいたしますけど、特に太陽光発電の十キロワット以上は設備認定件数が十四万三千三百九十件、これに対し未運転件数は九万九千六百九十四件で、六九・七%が未運転であると、こういうふうに事前にお聞きしました...全文を見る | ||
○小林正夫君 そこで、大臣、この固定価格買取り制度というのは、再生可能エネルギーでつくった電気を送っていこうと、それを有効に使おうと、こういう目的でこの制度がつくられたと、私はこのように受け止めております。 今の数字のように、認可、あるいはそういう発電するという権利は取得した...全文を見る | ||
○小林正夫君 委員長にお願いがあります。 この固定価格制度というのは、きちんと普及されていかなきゃいけない私は制度だと思います。今答弁のあったように、場合によってはそういうことがあるかもしれないという多分思いで、これから調査をされるというお話でした。是非その調査結果をこの経済...全文を見る | ||
○小林正夫君 そこで、大臣、今言ったように権利はあるんだけれども発電をしないという期間が長くなると、今言ったような心配も出てくるんじゃないかなと私は思うんです。そこで、この辺の運用について何かお考えなり、また対策なり、そういうものがあればお聞かせを願いたいと思います。 | ||
○小林正夫君 ありがとうございました。新しい制度ですから、この制度が有効に活用されていく、このことが大変大事だと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。 今日は原子力規制委員長の田中委員長にお越しをいただきました。規制委員会に対して何点か質問をさせていただきます。 ...全文を見る | ||
○小林正夫君 私も、規制委員会というのは大変大事だと、このように思っております。この規制委員会が新しい組織として発足をして一年経過をした。いろいろこの一年間の中で御苦労もあったと思いますけれども、是非国民から信頼されるような、そういうような組織であってほしいと、このように願ってい...全文を見る | ||
○小林正夫君 次に、資料二を見ていただきたいと思います。 これは、日本原子力発電株式会社敦賀発電所内の破砕帯調査の経緯でございます。この経緯、一覧表にまとめましたけれども、この経緯はこれで合っていますでしょうか、規制庁の方にお聞きをしたいと思います。いかがでしょうか。 | ||
○小林正夫君 そこで、少しこの経過について私の方から話をしてみたいと思うんですが、二〇一二年十二月一日から二日にかけて、原子力規制委員会が有識者に頼んで敦賀原子力発電所の下にある活断層の現地調査を行った。調査結果を踏まえて有識者による五回の評価会合が開催されて、報告書が取りまとめ...全文を見る | ||
○小林正夫君 原電から出されたデータ、それらをきちんと精査をしていきたいと。早く専門家を招集して原電が提出した報告書を検討すべきだと、私はこのように思いますけれども、そういうような進め方もやっていくと、このように受け止めていいですか。 | ||
○小林正夫君 時間が来ましたので、そのほか質問も用意しましたけれども、これで終わります。 ありがとうございました。 | ||
11月12日 | 第185回国会 参議院 経済産業委員会 第4号 議事録を見る | ○小林正夫君 おはようございます。民主党・新緑風会の小林正夫です。 早速質問に入らせていただきます。 電力の歴史、これを振り返ると、百三十年ほど前に電力体制ができ上がりました。その後、戦争もあり、いろんな変遷をたどって今日の体制ができ上がった、このように私は認識をしており...全文を見る |
○小林正夫君 引き続き大臣にお聞きをします。 私は、今対応しなきゃいけない課題は、電力が逼迫状態にあるということ、そして、残念なことに、自然災害により福一の事故が起きた、現在では原子力発電所が全て停止をしている、したがって、今まで三〇%ぐらいの電気をつくってきた原子力発電所が...全文を見る | ||
○小林正夫君 そうすると、発送電分離までしばらく時間が掛かる、それまでの間にいろんな課題を検討していく、そういう経過の中で原子力政策の在り方についても一定の結論を出しながらそういう審議を今後していくと、このように今大臣の答弁で私は受け止めました。 そこで、大臣としては、原子力...全文を見る | ||
○小林正夫君 そこで、今日は原子力規制委員会の田中委員長にお越しをいただきました。 原子力の今審査の状況がどうなっているか、規制庁から資料を出していただいたのが今日お手元にお配りした資料二でございます。この再稼働に向けたお話を聞く前に、前回、十一月五日の一般質疑の中で、日本原...全文を見る | ||
○小林正夫君 先般の質疑で、田中委員長と質疑を交わしたときに、田中委員長は、結論を変えるような新たなデータが出てきた場合には、更にそれを見直すことについてやぶさかではないと、このように発言をされました。私、委員長の言う新たなデータがということなんですけれども、これはまさに、日本原...全文を見る | ||
○小林正夫君 そうすると、委員長、日本原電がデータをそろえて出した資料というのは新たな資料に該当すると、そういうふうに私は受け止めましたけど、それでいいですか。 | ||
○小林正夫君 現地に規制庁の職員の方が行かれるということは分かりました。 私、これだけ論議になっているものですから、やはりきちんとした論議を早く進めていくということを考えれば、職員という方じゃなくて有識者の方が現地を見て、そして評価者会合を速やかに開いて検討していく、このよう...全文を見る | ||
○小林正夫君 分かりました。 規制委員長に対する質問はこれで終わります。委員長の御判断にお任せをいたします。 | ||
○小林正夫君 経産大臣にお聞きをいたします。 民主党は、政権のときの昨年の九月に革新的エネルギー・環境戦略、これを示しました。その中で、二〇三〇年代の稼働ゼロが可能とするようあらゆる政策資源を投入する、その過程において安全性が確認された原発は、これを重要電源として活用する、こ...全文を見る | ||
○小林正夫君 次に、電力システム改革全体の話なんですが、真に国民の利益につながると、こういう改革でなければ当然いけないと思います。改革は、今日よりか改革をした方が良くなると、こういう思いで私たちは幾つかの法案を直したり、あるいは毎日検討しているわけなんですが、特に国民の方が望んで...全文を見る | ||
○小林正夫君 経済産業省が日本エネルギー経済研究所に委託した調査があります。これが調査結果として、私、報告を受けました。 この題目は、諸外国における電力自由化等による電気料金への影響調査、こういうことで調査した結果、この報告書の冒頭に記載されていることは、成果の要約という欄が...全文を見る | ||
○小林正夫君 先ほど大臣は電気料金の抑制という言葉を使われました。ただ、こうやって外国の例を見てみると、一時的には電気料金は下がったけれども、今の報告書のとおり、燃料費を上回る電気料金の値上げになってしまっているんだと、こういうことも実際として起きているわけです。 したがって...全文を見る | ||
○小林正夫君 次に、今回の法案の主目的になっている広域的運営推進機関について少しお尋ねいたします。 これまでの電力の安定供給の責任は、原則として発送電一貫体制の一般電気事業者が一義的には担ってまいりました。今後は広域的運営推進機関が安定供給に関する重要な役割を担う、私はこのよ...全文を見る | ||
○小林正夫君 更に大臣にお聞きをしますけど、先ほど言ったように、今回の推進機関というのは大変な権限を持つと私思います。ところが、あくまでもこの機関は認可法人で電気事業者ではないと、こういう位置付けであります。私は、ここの機関が電力の安定供給上どのような責任を担うのか、いまいちはっ...全文を見る | ||
○小林正夫君 もう一点、広域的運営推進機関の質問をいたします。 これは、この推進機関の意思決定に基づいて計画をいろいろしていきます。設備投資費用は送電コストとして託送費用という形で確実に回収されると、このように理解しておいていいですか。 | ||
○小林正夫君 次に、小売自由化の関係で幾つか質問をいたします。 これは、今日の資料一を見ていただきます。第二段階、第三段階とあって、第二段階の右の方に料金規制の撤廃という時期が来ます。それは③の送配電部門の法的分離に併せて料金規制の撤廃を行うんだと、このようなことがこの法律に...全文を見る | ||
○小林正夫君 いずれにしても、第二弾、第三弾の電気事業法の改正等の法律案は別途提出されるということですから、その段階でまたいろいろ論議をさせていただきたい、このように思います。 次に、送配電分離に関する質問を幾つかいたします。 まず、大臣にお聞きをしますけれども、電力供給...全文を見る | ||
○小林正夫君 安全は全てに優先する、私はこのことが大変大事だと思います。これから制度設計があって新たに法案が提出されてくることになると思いますけれども、是非、人の安全というところもしっかり検証しながら、検討しながら考えをまとめていってほしいなと、このようにお願いをしておきます。 ...全文を見る | ||
○小林正夫君 またこの問題も、平成二十七年の常会に法案が提出されると聞いておりますから、この段階でいろいろ論議をさせていただきたい、このように思います。 時間がありますので、質問は私はこれで終わりますけれども、最後に、私の電力システム改革に対する思いを少し述べさせていただいて...全文を見る | ||
11月26日 | 第185回国会 参議院 経済産業委員会 第6号 議事録を見る | ○小林正夫君 民主党・新緑風会の小林正夫です。 大臣にお聞きをいたします。 今回の法案の第一条の目的に、「我が国経済を再興すべく、我が国の産業を中長期にわたる低迷の状態から脱却させ、」、このように書かれております。資料一、これは経済産業省から出していただいた産業活力再生特...全文を見る |
○小林正夫君 もう一度お尋ねしますけど、経産省からこういう産活法の経緯と実績、そのほかいろんな施策がされてきた、結局こういうような施策は成果が上がらなかったと、こういうふうにとらえていいですか。 | ||
○小林正夫君 昭和三十年代、四十年代、これは高度成長期、これは当時の通産省、国が指導して産業を育成をしてきた、こういうことだと私は受け止めています。 しかし、今を見ますと、海外への工場移転を余儀なくされている状況だとか、あるいは独自に海外展開を企業がしていくと。こういうような...全文を見る | ||
○小林正夫君 産業競争力強化と環太平洋経済連携協定、これ私、密接に関係するものだと、このように思っております。 そこで、TPPについて少し大臣にお聞きをしたいと思います。 十月二十九日の大臣所信の中で、海外の成長を取り込む国際展開戦略も成長戦略の実現において重要な柱である...全文を見る | ||
○小林正夫君 そこで、TPP交渉は二十一の分野があります。それで、それぞれが重要な分野であるということは認識しておりますけれども、日本として攻めやすい分野あるいは攻めにくい分野、こういうものがあると思いますけれども、二十一分野のうち産業競争力強化の観点から大臣が特に重視している分...全文を見る | ||
○小林正夫君 私は、特に知的財産あるいは投資の分野について非常に大事だなと、このように思っております。今の政府参考人の答弁の中でもこういう言葉が出てまいりました。これらに対してどのような姿勢で取り組んでいくのか。 それと、十一月の二十四日、おととい、TPP首席交渉官会合が六日...全文を見る | ||
○小林正夫君 TPPについては本当に大きな課題です。民主党は、参議院の中に特別委員会を設置をしてそこでしっかりした論議をしたいと、このように申し出ているわけですが、このことはどうなるかまだ分かりませんが、それほど私は重要な内容だと思います。 したがって、また別途このTPPにつ...全文を見る | ||
○小林正夫君 大臣から幾つかの産業についてお話もありました。産業といっても、製造業だとかサービス業だとかいろんな業種が本当に多くあると思います。それで、産業の新陳代謝の促進が法案の一つとされているわけなんですが、具体的にどの分野の産業の新陳代謝、それと競争力の強化を目指していくの...全文を見る | ||
○小林正夫君 もちろん、大企業だとかベンチャー企業、こういうところだけが優遇されるということであってはならない、このように思います。大事なことは、地味でひたむきに頑張ってきた中小零細、そういう企業にしっかりスポットが当たっていくと、このことが私は大事だと思いますけれども、そうした...全文を見る | ||
○小林正夫君 私は、産業の新陳代謝を促進させると同時に、雇用の安定が大変大事だと思います。開業、新しく業を開く、そういう企業があれば、その裏側では廃業する企業も出てくると、このように私思います。この廃業によって失業者があふれたり、あるいはますます格差が拡大をしていくということがあ...全文を見る | ||
○小林正夫君 経産大臣にお聞きをいたします。 産業を成長させることも発展させることも全て人がやることです。もうこれは変わりありません。そこで、その働く人がモチベーションを持って安心して働ける環境が、そういうのが整って初めていい仕事ができると、このように思っています。それが会社...全文を見る | ||
○小林正夫君 日本再興戦略、これを見ますと、国民生活の底上げと格差是正を通じて内需拡大の好循環をつくるという、こういう視点が少し乏しいと私は受け止めました。また、質の高い雇用の創出とか社会的セーフティーネットの強化など内需拡大の前提となる具体策も私は欠如している、このように感じま...全文を見る | ||
○小林正夫君 大臣のおっしゃるように、そこで働く人がやる気を持ったり、あるいは達成感、こういうものを感じながらモチベーションを高くしてやっていくことが必要だと思います。ただ、最近を見ると必ずしもそうなっていないんじゃないかというふうに思うところがあります。 それは、今年の六月...全文を見る | ||
○小林正夫君 上場企業の収益回復の裾野が広がっている、連結経常利益が過去最高となる企業の数がリーマン・ショック後では最も多くなる、こういう報道が最近ありました。企業が利益を上げても内部留保に積み上がったり株主配当に回るだけでは企業を支える労働者の士気は上がらないと、このように思い...全文を見る | ||
○小林正夫君 もう一つお聞きをいたします。 今まで、しばらく前は日本型雇用システムというのがあって、終身雇用だとか年功賃金だとか新卒一括採用、そして夫が正社員で妻が専業主婦と、こんなようなモデルで日本の社会は流れていたかなと、これが日本型の雇用システムだったというふうに感じま...全文を見る | ||
○小林正夫君 時間が来ましたのでこれで質問を終わりますけど、最後に、働く人があっての企業です、是非とも、働く人を大切にする、働く人の労働環境をしっかり確保する、こういう立場で進めていっていただきたい、このことを強くお願いをして、質問を終わります。 ありがとうございました。 | ||
12月04日 | 第185回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第2号 議事録を見る | ○小林正夫君 民主党・新緑風会の小林正夫です。 根本復興大臣にまずお聞きをいたします。 復興のための用地確保、この促進についてお聞きをしたいと思います。 十月三十一日の会計検査院が復興関連予算の執行状況についての調査を公表しました。その結果、二〇一一年度と二〇一二年度...全文を見る |
○小林正夫君 まだまだこの関係でも質問したいんですが、与えられた時間が二十分ですので、是非、復興大臣、土地の収用、これがネックになって復興が進まないということがないように、しっかりこれは対応してもらうことをお願いをしておきます。 次に、東日本大震災では、東京湾岸の臨海部も相当...全文を見る | ||
○小林正夫君 今、無利子貸付制度については検討し実施をしていくと、こういうお話がありました。是非進めてもらいたいと思います。 法人税の特別措置はお答えする範疇じゃないかもしれませんが、復興大臣、要は災害があって、東京湾の防災について力を入れなきゃいけないということが言われてい...全文を見る | ||
○小林正夫君 二十八年度以降の財源については具体的に答弁いただけませんでしたけれども、いきなり事業が縮小しなきゃいけないと、こんなことにならないようにしっかり財源を確保していく、このことを強く要請しておきたいと思います。 もう一つ、復興を見ていますと、単年度でなかなか事業が終...全文を見る | ||
○小林正夫君 是非、関口副大臣、前向きに検討していただいて、地域の要望は非常にここ強いんですよね。ですから、それも踏まえてもらいたいと、このように思います。 次に、労働雇用の関係についてお聞きをいたします。 被災地自治体の職員のマンパワーが不足していると、こういう指摘があ...全文を見る | ||
○小林正夫君 次に、瓦れき処理の関係ですけれども、今この瓦れき処理は大分進んできたと、このように報告を受けております。そして、岩手、宮城ではほぼ瓦れき処理が近いうちに終わるんじゃないか、ここまで皆さん頑張ってやってくれた。 要は、その後の雇用の関係なんです。瓦れき処理で頑張っ...全文を見る | ||
○小林正夫君 以上で終わります。ありがとうございました。 |