小林正夫

こばやしまさお

比例代表選出
国民民主党・新緑風会
当選回数3回

小林正夫の2018年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月22日第196回国会 参議院 災害対策特別委員会 第1号
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○小林正夫君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
03月23日第196回国会 参議院 厚生労働委員会 第3号
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○小林正夫君 民進党・新緑風会の小林正夫です。  今日は、社会的な問題として取り上げられている子育て、働き方改革、労働災害のテーマについて質問をしたいと思います。  本日の本会議で、子ども・子育て支援法の一部を改正する法律案、この代表質問がありました。しかし、衆議院では、森友...全文を見る
○小林正夫君 私は、安倍政権の緩み、このように思っております。政府が信頼を失っていく、このことにつながっていると私は思っております。  それでは、子育ての関係で質問をいたします。  先日、赤ちゃんを産んだ女性から、子育ての一番の課題は、待機児童の解決をしてほしいと、こういう訴...全文を見る
○小林正夫君 生まれたての赤ちゃんの要は待機の数が非常に多いと、こういうことだと思います。ここが一番課題だと私も思います。  そして、三月二十日の大臣所信の中で、大臣は、待機児童の解消に向けて二〇二〇年度末までに三十二万人分の受皿を整備すると、このように明らかになりました。この...全文を見る
○小林正夫君 そこで、今の世の中の実態を見ていると、市区町村など各自治体で待機児童をなくしていくということで頑張ってやっております。待機児童が少なくなっている地域があると、そこに移動していけば、あるいは住みかを移していけば子供さんを預かってくれるんじゃないかと、こういうようなこと...全文を見る
○小林正夫君 今大臣の答弁の中で、預かる保育所の整備も必要だという、こういう旨の答弁もありました。  そこで次の質問なんですけれども、この待機児童解消のためにたくさんの保育施設が今急増しているというふうに私思います。でも、その保育所が安全的なきちんとしたそういう施設になっている...全文を見る
○小林正夫君 そして、その調査結果はどうだったんでしょうか。
○小林正夫君 委員長にお願いがあります。  この待機児童対策というのは国にとっても大変大事な私対策だと思います。先ほど言ったように、自治体に原則年一回以上の立入りを求めているんです、国は。それが十分にできていないという実態がある。  今、調査結果もまとめている最中だというお話...全文を見る
○小林正夫君 次に、働き方改革についてお話をいたします。  大臣、私は、働き方改革は、全ての働く人、正規労働者でも非正規でもパートでも、全ての労働者が安全で健康で働けると、そしてそのことが労働災害防止につながって、結果としては企業業績をプラスにしていくと、このようなことを目的と...全文を見る
○小林正夫君 私は、今大臣がおっしゃったようなことは、安倍政権から何か感じられないんですね。要は、安倍政権が求めているのは、企業業績を上げたいと、そのことが第一にあって、そして女性を含めて多くの人が表に出て働いてもらいたい、このように私は受け止めているんです。  時間外の上限制...全文を見る
○小林正夫君 裁量労働の心配な点、先ほど触れたとおりです。是非、今後もこの裁量労働については提案をしないと、そういうことを私は考えていくべきだと、このように指摘をしておきたいと思います。  次に、安倍政権では、女性が活躍する社会、女性が輝く社会、この実現を大アピールしております...全文を見る
○小林正夫君 働き方改革でまた法案の審議があると思いますから、この内容については更にまたそういう中で質疑を交わさせてもらいたいと思うんですが、もう一つ、女性という言葉一言でくくられている、このように私は感じがいたしますけれども、主婦層、主婦層の皆さんの意見や要望はどのように厚生労...全文を見る
○小林正夫君 主婦層という、これは大臣そうおっしゃるかなと思って、広辞苑で調べてみると、一家の主人の妻、もう一つは一家を切り盛りしている婦人、このようなことが主婦という定義、広辞苑では定義になっている。  世の中の人の中に、家庭を持ってこういうような環境の人も、私も働きたいと、...全文を見る
○小林正夫君 次の質問ですけれども、子育て、介護離職者についてお聞きをいたします。  これは三月二十日の大臣所信でも、二〇二〇年代初頭までに介護離職者ゼロを目指すと、このように大臣所信で言われました。  今、私たち、私のところに訴えが来ている多くの中の意見は、お子さんだとか自...全文を見る
○小林正夫君 今言ったように、育児で頑張っている人、介護で頑張っている人、これからも、日本の人口構成見たり、あるいは働く女性が多くなって、この問題というのは大変大きな問題になると思います。今、大臣、最後におっしゃっていただきましたけれども、是非社会全体でこういう人たちをきちんと支...全文を見る
○小林正夫君 今解決に向けて柔軟な働き方ができるように大臣としては取り組むと、このように私受け止めましたので、是非その施策を進めていただくことをお願いをいたします。  もう一つ、女性が働く環境で、更衣室とかトイレ、これは義務化されているのかと、こういう質問がよく私の方に来ます。...全文を見る
○小林正夫君 先日、厚生労働省からこの話を聞いたら、事業所の人数によって少しルールが違うところもあるんだと、このように聞いております。  そこで、委員長、お願いなんですが、女性が働く機会が非常に多くなりました。それで、職場を見ると、女性が働く環境が十分に整っていないという状態も...全文を見る
○小林正夫君 最後のテーマになります。労働災害防止についてお聞きをいたします。  今日、お手元に資料一をお配りをいたしました。これは、二〇一六年の十二月に議員立法で、建設工事従事者の安全及び健康確保推進法、これを議員立法で提案をして全会一致で成立した法案であります。その法案を基...全文を見る
○小林正夫君 昨年一月から十二月の労働災害発生状況の速報値を、先日、厚生労働省からもらいました。死亡災害は前年同期比と比べてプラス三十一名、そして九百二十五人が労働災害で命を失っている。月八十人ですよ、労働災害で亡くなっている人が。そして、毎日に直すと、二人から三人亡くなっている...全文を見る
04月05日第196回国会 参議院 厚生労働委員会 第7号
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○小林正夫君 おはようございます。民進党・新緑風会の小林正夫です。  駐留軍関係の法律は防衛省が深く関わります。今日は防衛省をお呼びしております。  まず防衛省に、陸上自衛隊のイラク派遣時の日報が見付かった、このことについて話を聞きたいと思います。  昨日、小野寺防衛大臣が...全文を見る
○小林正夫君 全く十分な答弁になっていません。  この問題は我が国にとっても大変大きな問題ですので、今日は法案の審議ということですから深くこの問題について追及できませんけれども、また別途機会を設けてやります。  そこで、陸上自衛隊の日報があったということは、航空自衛隊の日報も...全文を見る
○小林正夫君 いや、航空自衛隊の日報もあるはずですよ。だから、そのことをちゃんとしっかり調査すると、そのように、政務官、答えられないですか。
○小林正夫君 まあ今の答弁聞いていると、防衛省、私たちの命、国民の財産を守る、こういうところの防衛省がこんなことでいいのかと強く憤りを感じます。この問題は改めて、先ほど言ったように、別の機会で追及をしていくことにします。  それで、厚労大臣、防衛省でこういう問題が発覚をしました...全文を見る
○小林正夫君 大臣、公文書は国民の財産ですよ。それが改ざんされたり、あるいは隠蔽されたり、私は、安倍政権の体質を表しているんじゃないか、このように受け止めます。  それでは、本来の法案の審議に入ります。  まず、現在の駐留軍等の労働者の数と、そのうち沖縄県の人数と割合を教えて...全文を見る
○小林正夫君 そこで、厚労大臣に、沖縄県の労働雇用問題についてまずお聞きをいたします。  今年一月の有効求人倍率は一・一七と一を超えているんだけれども、正社員有効求人倍率は全国の一・一四倍に対して〇・五五倍しかない、要は全国の半分しかない。このことを国としてはどう受け止めて、正...全文を見る
○小林正夫君 働き方にはいろんな働き方がある、このようには認識していますけれども、やっぱり正社員で働いて安定した働き方をしたいと、こう思っている方も非常に多い。したがって、沖縄の状態は、全国から見ると半分ぐらいしか正社員の有効求人倍率がないということですから、これはやはり国を挙げ...全文を見る
○小林正夫君 あっ、そこでいいです。
○小林正夫君 それと、防衛省に確認しますけど、平成二十四年度以降の離職者数、おおむねこの数字だというふうに今厚労省は言われたんですが、実際はどういう数字になっているんでしょうか。平成二十四年度以降の数字を教えてください。
○小林正夫君 先ほど厚労省から答弁いただいた、この新規求職申込件数がおおむね離職者数と合っていると、こういうことだと思います。  そして、資料二なんですけれども、これは職業転換給付金の給付実績です。平成十九年から平成二十八年のこの十年間で見ると、約二十六億二千九百万円が支払われ...全文を見る
○小林正夫君 後ほど特例解雇についても触れますけれども、要は、定年前に退職をしていく、解雇されていくと、こういう状態が非常に多いというふうに私は思っております。  そこで、国内では改正高年齢者雇用安定法に基づいて、希望する人は六十五歳まで働き続けられる、こういう制度が確立をして...全文を見る
○小林正夫君 衆議院の厚生労働委員会で、過去十年間の離職者のほとんどが、先ほど言ったように、六十歳の定年ではなく五十九歳での特例解雇であった、この旨の答弁もありました。働いている者からすれば、無事に健康で定年を迎えられたということは非常に大きな喜びで、解雇と聞くと穏やかじゃありま...全文を見る
○小林正夫君 非常に働く者にとっては大事なところなんです。  既に労働者団体と意見交換なり交渉的なものに入っていると、このように理解していいですか。
○小林正夫君 先ほども言ったけれども、民間だとか公務員の人たちはこういう制度があっていろんな制度を選べると、こういうような環境にあるんです。是非、これは大事なことですので、労働者団体と早く協議をして、このような環境が整っていく、このことが必要だと思いますので、その部分については要...全文を見る
○小林正夫君 今、大臣答弁ありました。日本の法令が当然適用されるということですが、法令適用問題として、労働条件が日本の労働法に必ずしも合致していないもの、これが指摘されています。  一つは、労働基準法第三十六条の時間外労働等に関する労使協定の締結及び行政官庁への届出、二つ目とし...全文を見る
○小林正夫君 いずれにしても、この駐留軍等の労働者の皆さんは直接米国と交渉もできないという環境の中で働いています。いろんな課題が先ほど言ったように指摘がされておりますし、まだ私が言った以外にもいろんな課題があると思います。是非、駐留軍等の労働者の皆さんに寄り添いながらしっかり対応...全文を見る
○小林正夫君 年間通じてニュースを見ていると、漁船が転覆をして多くの方が一同に亡くなってしまっている、こういう事故も多く発生していると思います。  この漁船の海難事故防止、このことについて政府はどのように取り組んでいるんでしょうか。
○小林正夫君 是非、この対策、国を挙げてやるべきことはやってほしいと。島国日本ですから、当然船に関わるこういうふうな仕事をしている方が多いという国です。前回の厚労委員会でも申し上げましたけれども、やっぱり仕事で命を落とすことがないように私たちはしていかなきゃいけない、このように思...全文を見る
○小林正夫君 時間が来ておりますけど、一つだけ。  今回のこのクロマグロの関係、これも国際協定に基づいて漁獲量が決められている。今回の措置で失業した場合は、この法律は適用されるんでしょうか。
○小林正夫君 以上で終わります。  ありがとうございました。
04月11日第196回国会 参議院 国際経済・外交に関する調査会 第4号
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○小林正夫君 民進党・新緑風会の小林正夫です。  今日は、お三人の参考人の方、本当にありがとうございました。大変勉強になりました。  私の方からは、三人の先生に具体的な課題についてお聞きをしたいと思います。  増山先生の方のお話で、参議院に期待する、こういうところもお話を今...全文を見る
○小林正夫君 ありがとうございました。  大庭先生にお聞きをいたします。  先生の御著書の中で、経済についてはインフラ整備に注目をしている、特に地域の連結性にいかに貢献するかという視点を大切にしたいと、このように述べられている御本がありました。  アジア地域において、電力、...全文を見る
○小林正夫君 石戸参考人にお聞きをいたします。  先ほどのお話の中で、多国間協力枠組みの在り方について述べられました。  新しい枠組みの環太平洋経済連携協定、十一か国で結ばれました。これは、アメリカはTPP交渉、当初入っていましたけれども、十二か国の署名が、残念ながら、トラン...全文を見る
○小林正夫君 これで終わります。ありがとうございました。
04月13日第196回国会 参議院 災害対策特別委員会 第4号
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○小林正夫君 民進党・新緑風会の小林正夫です。  大分県の自然災害で亡くなった方の御冥福をお祈りするとともに、被災に遭われた方にお見舞いを申し上げます。  大臣、是非、人命救助も今続けられておりますけれども、大分の件、是非引き続き人命救助に取り組んでいただくことと、今回のニュ...全文を見る
○小林正夫君 安倍政権の緩み、私はこのように思っております。  それでは、具体的な質問に入ります。まず、災害ボランティアについてお聞きをいたします。  三月三十日の大臣所信で、災害ボランティア活動の環境整備に取り組むと、このように大臣おっしゃいました。ボランティア活動は災害復...全文を見る
○小林正夫君 来週の厚労委員会では、小此木大臣と共有化できて、大臣の方からも厚労大臣の方に私の気持ちをお伝えしてくれると、このようにお話合いをしたということは委員会で述べさせていただきたいと思います。  次に、国土強靱化の関係です。  これも大臣の所信表明の中で、国土強靱化ア...全文を見る
○小林正夫君 私は土木に関しては素人なんですが、この関門トンネルを含めて海底トンネルは、未来永劫とは言いませんが、相当長い間、これからも使い続けることができると、代替のトンネルを造らなくても大丈夫なんだと、こういうふうに受け取ってよろしいですか。
○小林正夫君 次の質問に行きます。北陸の豪雪について。  今年、日本海側では相当な雪が降りました。新潟県でも列車が止まったという、こういうこともございました。非常に現場の人は昼夜問わずこの復旧に当たった、このことは私も認識をしておりまして、関係者の皆さんの御努力に改めて感謝を申...全文を見る
○小林正夫君 今までの経験の中で、土地の持ち主が不明なところの樹木を伐採したという、こういうような事象はあったんでしょうか。
○小林正夫君 総合的には、電線が切れるおそれのある場合については大臣の許可をもらう、でも、その許可の手続が時間が掛かるようだったら、現場で伐採をして、後に大臣の方に報告すると、こういう対応でおおむねいいと、このことでよろしいでしょうか。
○小林正夫君 それでは次に、九州北部の豪雨について質問をいたします。  これは、昨年の七月に豪雨があって、福岡県と大分県で四十名が亡くなって、行方不明の方が二名いらっしゃる、こういう大災害でありました。  私も、現場に行って災害を受けた方からもいろいろお話を聞きましたけど、そ...全文を見る
○小林正夫君 気象庁の発表でも、人命を守るということから、最近の表現では五十年に一度の豪雨だとか、こういうような表現で国民に注意喚起をしております。  今年度、水位計だとかカメラを取り付ける実施について、予算はどう獲得したのか、また、どのぐらいのものが全国的には付けられるか、こ...全文を見る
○小林正夫君 人の命を守るという観点から、計画が順調に進められることを私の方からもお願いをいたします。  もう一つ話を聞いたのは、消防団の人たちの活動が大変災害では有効だけど、なかなか消防団員の方が集まりにくくなっていると、こういうようなお話がありました。  この消防団につい...全文を見る
○小林正夫君 次に、平成二十八年八月の台風十号、これは岩手県中心に大きな被害を出した台風と、東日本大震災について質問をいたします。  東日本大震災から七年が経過する中で、平成二十八年に大きな台風が来て、岩手県、大変な被害がありました。  先日、私、二月の十三日の日に岩手県の復...全文を見る
○小林正夫君 地元の木戸口委員もいらっしゃいますので、是非、私からも、岩手県からの要望など、あるいは北海道からもあると思いますけれども、それぞれの要望に応えていただきたいと、このようにお願いをいたします。  最後の質問です。  東日本大震災の復興で災害公営住宅も大分できて、そ...全文を見る
○小林正夫君 災害の復旧は人と人との触れ合いが一番大事だと思います。是非、今答弁されたような方向で取り組んでいただきたいと思います。  以上で私の質問を終わります。ありがとうございました。
04月17日第196回国会 参議院 厚生労働委員会 第10号
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○小林正夫君 民進党・新緑風会の小林正夫です。  今日は、三月二十三日の厚生労働委員会で私が求めた資料、これが提出されてきましたので、その資料に基づく質問と、雇用、労働問題について、そして労働災害対策について、この三テーマについて質問をいたします。  まず、三月二十三日の厚生...全文を見る
○小林正夫君 待機児童対策で前回の厚労委員会でいろいろ質疑をしました。これからも保育施設ができてくると思います。でも、その保育施設が安全でなきゃ駄目なんです。今のような指摘も受けていますから、これから造っていく保育施設も今までの保育施設も、是非安全だということを重点的に厚労省とし...全文を見る
○小林正夫君 ということは、ここに書かれている、睡眠及び仮眠の設備、休養室、洗浄又は洗面設備、便所、この内容は、昭和四十七年に制定されて以降、見直しをされないで今日に至っていると、このように受け止めていいですか。
○小林正夫君 そこで、少し項目ごとに私なりの受け止めについてお話をさせていただき、厚労大臣の見解もお聞きをしたいと思います。  まず、睡眠及び仮眠の設備なんですけれども、この内容を見ると、今日的に合っているところもある、あるいは男女別の区分になっているということもあるんですが、...全文を見る
○小林正夫君 働き方改革関連法案の労働基準法は大幅な改正が七十年ぶりだと、このように言われた法案がこれから出てきて審議になるんですけれども、私は、働く環境についてもこの四十六年間見直しがされていないというところに、これでいいのかなって感じがするんです。  今回の働き方改革は、前...全文を見る
○小林正夫君 働く者にとって、一番働く環境が大事です。いい環境の下でいい仕事が生まれるんですから、是非、大臣、前向きにこの問題について情報を把握していただいて、見直しが必要だ、このようなことになれば問題について早急に取り組んでいただきたい、このことをお願いをしておきます。  次...全文を見る
○小林正夫君 労働組合は、この高度プロフェッショナル制度については働いた時間が把握できなかったり過重労働につながるということで、これは反対をしております。企業の方も二八%しか賛成がないというこの事実は、しっかり厚労大臣としても受け止めるべきだと、このように思います。私は、この高度...全文を見る
○小林正夫君 是非、ボランティア休暇制度そのもの、また有給でということも含めて拡大ができるような社会にしてほしいと、大臣からの指導もお願いをしたいと思います。  もう一つ労働問題で、先日の委員会で、主婦層の意見、要望を捉えているのかと、このように私、質問をいたしました。新たに一...全文を見る
○小林正夫君 柔軟な働き方、そして離職しないで済むような、こういうような環境をつくる、大臣はこのことも大変大事だと、このようにおっしゃっておりました。今のお話で、短時間勤務制度、これが二一・二%という普及にしか至っていないと、こういう状態ですので、これも今回の働き方改革の一つの大...全文を見る
○小林正夫君 主婦の皆さんの中にはいろんな条件を持っている方もいらっしゃると思います。子育て中の方もいらっしゃれば、子育てが終わった方もいらっしゃると思います。そういう方に先ほど言ったようにアンケートを取ったら、短時間の正社員、こういうことを希望している人がこれだけおりますから、...全文を見る
○小林正夫君 そこで、長期的健康管理、この対象者は今のお話で約二万人いらっしゃるということなんですが、この健康管理の内容と、今の段階で課題は何かあるのか。  それと、その下の疫学研究なんですけれども、この資料を見ると、対象者約二万人のうち参加者数は七千九十五人だと、このようにな...全文を見る
○小林正夫君 緊急作業従事者の健康管理、これ大変大事ですから、しっかりやっていただくことをお願いをいたします。  更に今日は石綿の労災について質問する予定でしたけれども、時間の関係でまた次回にさせていただきたいと思います。  終わります。
05月17日第196回国会 参議院 厚生労働委員会 第13号
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○小林正夫君 私は、ただいま可決されました医療法及び医師法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・こころ、公明党、国民民主党・新緑風会、立憲民主党・民友会、日本維新の会、希望の会(自由・社民)及び無所属クラブの各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたし...全文を見る
○小林正夫君 国民民主党の小林正夫です。  今日は一般質疑です。最近の社会問題と高齢社会に関わる課題、そして労働災害の防止などについて質問をいたします。  はしかが流行している、この件についてまずお聞きをいたします。  大臣は、はしかにかかったことはありますか。
○小林正夫君 今、はしかが流行しているということで、五月の連休明けには全国十一都道府県で患者数は百三十四人と、このような報道もありました。はしかの感染力は極めて強いと報道されておりまして、ニュースを見ていても多くの国民の方が不安を感じていると、こういう状況に今あると思います。 ...全文を見る
○小林正夫君 はしかで死ぬということはあるんですか。
○小林正夫君 もう少し詳しく、どの程度の方が亡くなる確率があるんでしょうか。
○小林正夫君 そしてもう一つ、自分がはしかにかかったかなと、こう思ったときにどういうふうに行動を取ったらいいのか。前回、インフルエンザのときには、足立先生が、自宅でしっかり様子を見て、それから病院に行くことが望ましいんじゃないかと、こういうお話があって、厚労省のホームページもその...全文を見る
○小林正夫君 分かりました。  そして、今から十年前、二〇〇七年から二〇〇八年にかけてはしかが流行して一万人超えの方が罹患したと、こういうことがあったと思います。  今回、このはしかを終息させていくという、こういう処置の仕方で、十年前と何か違った新しい処置方法というのは考えら...全文を見る
○小林正夫君 もう一つだけ教えてください。  このはしかは一回かかったらもうかからないというふうに思っていていいのか。先ほど大臣は、かかったような話を聞いていると、このようにお話がありました。私は、もう両親が他界しましたので、自分がかかったかどうかは正直言って分からないんです。...全文を見る
○小林正夫君 大臣、はしかを終息させていかなきゃいけないと、このように思います。この問題の取組の決意について、大臣からお聞きをいたします。
○小林正夫君 是非その方向で取り組んでいただき、国民の不安が一つでも和らげるように取り組んでいただきたいことをお願いします。  次の社会的課題ですけれども、今大臣おっしゃったように、日本に外国のお客さんが相当増えてきた。しかし、訪日客の医療費の未払が増えてきたという、これまた報...全文を見る
○小林正夫君 病気になったら病院にかかっていただいて健康にしていくと、もうこのことは日本人だろうが外国のことであろうが、これは大変大事なことだと思いますから、この治療はしっかりやっていただきたい。  ただ、治療で使って未払になると、私たちの税金もそこに一部使われているということ...全文を見る
○小林正夫君 このテーマの最後の質問ですけれども、先ほど言った明日の日本を支える観光ビジョン構想会議、これは外国の人に日本に来てくださいと、こういうふうにお招きをする、こういうことを決める会議だというふうに私思いますけど、こういう会議で、今言った医療費の未払などのリスクについてや...全文を見る
○小林正夫君 本来ならばそういうリスクも考えた上で全体的な施策をつくっていくということが私妥当じゃないかと思うんですが、最後にもう一回だけ。  じゃ、先ほど言ったこの構想会議ではそういうことを検討していないということになれば、この問題はどこの部署で検討し、あるいはこういう委員会...全文を見る
○小林正夫君 次のテーマに移ります。  高齢社会の課題、捉え方と、高齢者の就業についてお聞きをいたします。  まず、日本の健康寿命、これ延びていると思うんですが、直近の数字を男女別に教えていただきたい。
○小林正夫君 そして、健康寿命が延びている要因、それと、多分、都道府県別に細かく見ていくと健康寿命が低い地域もあるんじゃないかと思うんですけれども、その低い地域に対する健康寿命を上げていく施策、こういうのはどういうふうな取組をしているんでしょうか。
○小林正夫君 大臣の所見をお聞きをしたいんですが、寿命が大変延びて、これは大変喜ばしいことだと思うんですけれども、私も古希を過ぎて一定の年齢に来ました。私たちの仲間から聞くと、高齢社会になって、例えば社会保障費が負担大変なんだ、あるいは医療関係のお金が掛かって大変なんだ、日本は高...全文を見る
○小林正夫君 人生経験豊かな人が増えていくということは成熟した国になっていくんだと、私はこのように捉えているんです。それと、今大臣がおっしゃったように、やっぱり働くということは非常に人生の喜びであると、こういうふうに思っている方も非常に多く、私もそのように思います。  そこで、...全文を見る
○小林正夫君 高齢社会でもう一つですけれども、介護施設の関係です。これについてお聞きします。  これは、前回のこの厚労委員会で保育所についていろいろ質問をさせてもらいましたけど、要は介護のために待機されている、介護老人と言っていいのかどうか分かりませんが、こういう人は今何人いる...全文を見る
○小林正夫君 先ほど介護老人と私言ってしまいましたけれども、待機老人は何人いるんでしょうかという質問にちょっと変えさせておいていただきます。  そして、五月三日の報道によりますと、市区町村の介護保険事業計画をまとめている四十七都道府県に、介護の受皿が二〇二〇年度末までにどの程度...全文を見る
○小林正夫君 私は、自分の母の介護の関係で在宅介護の限界ということを感じたことがあったんです。毎日もう自己嫌悪に陥って、自分の親なんだけど思ってみちゃいけないことを思ったり、いろんな経験をしました。そして、今でもやっぱり待機をしている方たち、その家族から見れば、一日も早くもうやっ...全文を見る
○小林正夫君 これまた安心して介護を受けられる、こういうような環境を早くつくっていくということが必要だと思います。  そこで、有料の老人ホームでの事故が多発していると、こういうようなことも言われております。いろいろ調べてみますと、こういう事故が厚生労働省の方に報告するという、こ...全文を見る
○小林正夫君 前向きな答弁をいただいたんですが、大臣、いろいろ聞いていますと、事故の定義だとかあるいは報告内容、これを統一していく、こういうことをした上で、やはり国に対してきちんと義務付けして、事故の概要を国が把握できるようにしていくと、このことが私必要だと思うんですね。是非、今...全文を見る
○小林正夫君 持ち時間の関係で、労働災害などの質問は今回できませんでした。通告をしてこちらに来ていただいている方もいらっしゃるんですけれども、大変申し訳なく思います。  一つだけ最後に、訪日客の医療費の未払の関係で、今集約中という先ほどお話がありました。その集約結果が出ましたら...全文を見る
○小林正夫君 以上で終わります。ありがとうございました。
05月22日第196回国会 参議院 厚生労働委員会 第14号
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○小林正夫君 国民民主党の小林正夫です。  法案審議に入る前に、大臣にただしたいと思います。  加計学園の建設をめぐる問題で、愛媛県知事が、二〇一五年二月二十五日には知っていたことを裏付ける記録を昨日、参議院の予算委員会に提出されました。安倍総理が知っていたはずだと、こういう...全文を見る
○小林正夫君 この問題は大変大きな問題ですので、また別途の機会に追及していきたいと思います。  ただ、働き方改革ですけれども、先ほど理事会でデータの件について厚労省から報告がありました。おおよそ二割のデータが使えなかったと、こういう報告です。したがって、厚労省から出されている働...全文を見る
○小林正夫君 基本理念だとか定義の明確化、これを生かしていくためには、いまだ支援につながっていない方を相談につなげるアウトリーチなどの促進とともに、利用対象者の要件についても可能な限り広げていくことが必要だと、このように私思います。例えば、就労準備支援事業においては六十五歳未満と...全文を見る
○小林正夫君 私は、支援対象を広げるには要件の見直しが必要だと、このように思います。そして、厚労省の今までの資料を見ますと、十月に政省令改正で対応していく方向性が私は読み取れるんですが、そういう方向で進めるということでよろしいでしょうか。
○小林正夫君 次に、支援事業の改善に関する質問をいたします。  就労準備支援事業など任意事業の実施自治体の割合は二八%から五六%、このパーセンテージにとどまっていると、このような報告が厚労省から出ております。これ、全国的に事業が広がっていない要因は何なのか。併せて質問しますけれ...全文を見る
○小林正夫君 今大臣の答弁を要約すると、三年間に集中的な取組を行っていく、そして、二〇二二年度に両事業の完全実施を目指していく、そして、次期改定に向けて、これは五年後ですけれども、に向けて課題に取り組んでいくと、このように私受け止めましたけど、それでよろしいでしょうか。
○小林正夫君 次に、生活支援の充実に関して質問をいたします。  大臣、六か月から一年にわたる就労準備支援期間の生活支援給付がない、そのために、生活困窮状態にある対象者にとっては講習とか企業の実習等への参加が非常に厳しい状況にあります。  次期改定に向けて求職者支援制度に倣った...全文を見る
○小林正夫君 是非、給付型という、そういうような方式もありますから、今大臣の答弁だと少し否定的なお話でしたけれども、是非いろんな角度から検討していただきたいと、このことも要望しておきます。  そして、大臣に引き続きお伺いいたします。  生活費のみならず、講習や企業実習に通う交...全文を見る
○小林正夫君 今のお話は引き続きの検討課題であると、こういうことは大臣と共有化できたと、もうこのように受け止めますけど、それでいいですか。
○小林正夫君 次の質問に行きます。  二〇一八年度予算では、就労準備支援事業の利用促進のインセンティブが計上されました。その予算額と、具体的にはどのような内容を想定しているのか、質問いたします。
○小林正夫君 次に、事業、雇用の安定に関する質問をいたします。厚労省にお伺いします。  制度を担う相談員、支援員の多くが一年契約で、先行き不安を持っている、こういう状態に置かれております。就労の実態はどういう状況に今なっているのか。情熱を持って取り組んでいく若者が、将来に展望を...全文を見る
○小林正夫君 大臣にお伺いいたします。  相談員が辞めて一番困るのは利用者です。相談員の安定的な雇用と待遇改善は、利用者のためにも相談員のためにも社会のためにもなると、このように私強く思います。  この制度を支えるのは、要は人なんです。また、相談や支援の質を確保するためには長...全文を見る
○小林正夫君 委託契約の在り方について、引き続き大臣に質問をいたします。  事業の委託契約も多くが一年契約になっています。公募入札等による価格競争や、不安定な事業を強いられている実態があります。事業の安定的運営やサービスの質の向上、利用者の信頼関係に立った継続的な支援、人材の確...全文を見る
○小林正夫君 是非、先ほど私がお話ししたような方向で進めていく必要があると、私はこのように強く思いますけれども、通知を含めて、自治体に一定の拘束力のある形で周知徹底することが必要ではないかと思いますけど、いかがですか。
○小林正夫君 そのぐらい強く自治体の方に要請していくことが私は必要だと思いますので、是非拘束力を持ったような指導を厚労省はしていくべきだと、このように私は訴えておきます。  支援対象者の拡大について、ちょっと質問戻りたいと思います。大臣にお伺いします。  断らない相談支援、あ...全文を見る
○小林正夫君 中長期的に高まっていく相談のニーズだとか支援対象者の増加に対応できるように人的体制を整備していく、こういう方向を今大臣も述べられました。  大事なことは、財政的な裏付けもないとこの事業進んでいきませんので、大臣おっしゃっていただきましたけれども、しっかり財政的な支...全文を見る
○小林正夫君 局長、もう一点質問しますけれども、今の答弁で、三事業の委託先が同一であることを求めないと、こういう理解でよろしいでしょうか。
○小林正夫君 家計改善支援事業などの専門的な対応が必要となる支援については、都道府県がリーダーシップを発揮して全県的、広域的な実施体制をつくることが効果的であると考えますけれども、国としてどうサポートしていくのか、お聞きをいたします。
○小林正夫君 生活支援の充実について一問質問します。  就労訓練の認定事業数は依然として低い水準にとどまっています。地域において受皿を広げていくためには、就労訓練認定事業への優先発注や税制優遇などのインセンティブの活用が必要だと、このように私考えます。  改正法案で就労訓練の...全文を見る
○小林正夫君 以上で終わります。
05月31日第196回国会 参議院 厚生労働委員会 第17号
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○小林正夫君 私は、ただいま可決されました生活困窮者等の自立を促進するための生活困窮者自立支援法等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・こころ、公明党、国民民主党・新緑風会、立憲民主党・民友会、希望の会(自由・社民)及び無所属クラブの各派共同提案による附帯決議案を提出いたしま...全文を見る
○小林正夫君 国民民主党・新緑風会の小林正夫です。  今日のテーマは雇用、労働になっておりますけれども、雇用、労働の質問の前に、五月十七日の本委員会で私が求めた訪日外国人の医療機関の未収金、この報告が五月二十四日に厚生労働省から私の方に報告がありました。これは病院経営に関わる問...全文を見る
○小林正夫君 前回の委員会でも指摘しましたけれども、東京オリンピック・パラリンピックに向けて四千万人ぐらいの人に、外国人の方に日本に来ていただきたいと、こういうような政府の方針で各外国に呼びかけています。したがって、こういうリスクもあるということもしっかり把握をした上で、対策をし...全文を見る
○小林正夫君 これは、不定期だけれども何か大きな課題があるときにはきちんと調査をしてそういうデータを基にいろんな施策を考えると、こういうことだと思います。  前回は平成十七年度と今大臣報告ありましたけれども、今後もこういう調査が当然あるべきだと思います。またあると思います。 ...全文を見る
○小林正夫君 先ほど言ったように、この調査は膨大な時間と労力を掛けて、当然国の税金がそこで使われているわけなんですが、その集約した結果がこのような状態になっているのは本当に遺憾に思います。  これからいろいろ検討するというお話ですけれども、ここはしっかり今回の経験を踏まえて対策...全文を見る
○小林正夫君 あるマスコミの調査では、働き方改革、今国会で成立させるべきだというのは二〇%程度しか数字が上がっていないという事実もあります。是非、正しいデータに基づいて正しい判断をして、そして国会に法案が出されるべきだと、このように当然思うわけです。したがって、今回の法案を撤回し...全文を見る
○小林正夫君 労働災害については、機会あるごとにこのテーマを取り上げているんですけれども、私が企業で働いているときに、自分の現場で労働災害を起こして、死亡災害、この経験をいたしました。もう今でも忘れることができない災害でした。したがって、私のこれからのテーマも、労働災害をいかに減...全文を見る
○小林正夫君 いろんな現場があるんですけれども、現場は一定の工期が決められていてその間で仕事を仕上げなきゃいけないという、こういうような宿命を背負いながら仕事をやっているんですが、雨の日もあれば夜間の仕事もあります。そういう意味で、要因はいろいろあるんですけれども、私の経験でいう...全文を見る
○小林正夫君 私の知人にもこのアスベストが原因による病気を起こしたのがいるんですけれども、やっぱり肺に関することなので呼吸が苦しくなったりして、本当に見ていてもう気の毒極まりありません。  したがって、この表を見ていただくように、これから二〇三〇年に向けてアスベストを使っている...全文を見る
○小林正夫君 今答弁いただきましたけど、そのことについて少し教えていただきたいと思うんです。  要は、石綿の使用の事実の把握漏れがないようにしていきたいと、この防止を徹底すると言われましたけれども、どういうふうに徹底をしていくのか具体的にお聞きをしたいということと、発注者が石綿...全文を見る
○小林正夫君 大事なことは、きちんとした経費が乗っかっていることなんですね。今答弁にありましたけれども、そういうことがないように指導していく、あるいはそういうことを求めていくということのお話なんですが、これきちんとチェックをしていかないと、とかく経営だとか周りの環境が厳しくなると...全文を見る
○小林正夫君 次の質問に行きます。  障害者雇用についてお聞きをいたします。  今日は傍聴に、働く仲間の方がお越しになっています。多分、今日傍聴されている方の職場でも障害を持った人たちと一緒に働いている方も多いと思いますけど、この障害者雇用についてお聞きをいたします。  今...全文を見る
○小林正夫君 もう是非、障害を持っている方が、働きたいという方は非常に多いと思いますので、その働ける場をつくっていくということに対してしっかり取り組んでいただきたいと思います。  そして、先週の五月二十五日に、厚生労働省から平成二十九年度における障害者の就職紹介状況等の報告がさ...全文を見る
○小林正夫君 その報告書を見て、えっと私が驚いたのが障害者の解雇数なんです。障害者の解雇数を見ると二千二百七十二件で、昨年度の千三百三十五件を大幅に上回って七〇%も解雇件数が増えている、こういう結果の報告でした。  その要因も書いてあったんですが、その要因は事業廃止と事業縮小が...全文を見る
○小林正夫君 大臣、解雇はいろんな事情があるんですけど、解雇された後、この障害を持っている方が再就職できるようにしっかりやっていかなきゃいけないと思うんですが、やはりそういう状況を厚労省としても把握をして障害者の方に手を差し伸べる、こういうことが私必要だと思うんですが、今の答弁の...全文を見る
○小林正夫君 これで質問を終わります。
06月04日第196回国会 参議院 本会議 第25号
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○小林正夫君 国民民主党・新緑風会の小林正夫です。  私は、会派を代表して、ただいま議題となりました働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律案について質問いたします。  国民民主党は、党綱領において、自由、共生、未来への責任を基本理念として掲げており、民主主義を守...全文を見る
06月07日第196回国会 参議院 厚生労働委員会 第19号
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○小林正夫君 おはようございます。国民民主党の小林正夫です。  安倍総理は今国会、働き方改革国会と、このように名付けて、最重要法案だと、このようにおっしゃっておりました。ただ、今参議院でこの法案の審議が行われているんですけれども、残念なことは政治の信頼を失っている中でこの法案の...全文を見る
○小林正夫君 やはり、国民の人から見て政治が信頼できると、こういう環境でこういう重要法案を審議するということが私は何よりも大事だと思います。いろいろ政府としても政治の信頼回復のためにやるべきことたくさんあると思いますから、そのことを強くやっていただくことをお願いをしておきたいと思...全文を見る
○小林正夫君 そうすると、基本的には一か月四十五時間で年三百六十時間、これが基本であると。そして、例外として、年七百二十時間云々ということが付いてくると、こういう確認でいいですか。
○小林正夫君 大臣とちょっと質疑を交わしたいと思います。  今日、お手元に資料を用意をいたしました。資料一です。  これは、上限時間に関する、厚生労働省から毎回のようにこの資料を基に私たち説明を聞きました。これの右の上の方に赤線が引いてあるところのグラフなんですけれども、ここ...全文を見る
○小林正夫君 私は、先ほど言っているように、この資料を瞬間的に見ると、先ほど言った誤解を大いに与えるような絵になっているんじゃないかと思うんです。  今後、この法案が最終的にどうなるか分かりませんが、やはり私は、資料はしっかりしたものを提示して誤解を与えないようにしていくことが...全文を見る
○小林正夫君 是非そのような資料にしていただきたい、このことをお願いしておきます。  次に、罰則付きだと、このように先ほどお話がありました。これは、罰則を付けて上限規制を実効あるものにしていく、そういう意味では私は理解をしているんですが、どのような罰則を考えられているのか、この...全文を見る
○小林正夫君 罰金ということだけでしょうか。
○小林正夫君 分かりました。  それ以外の罰則については特に考えていないということでよろしいでしょうか。例えば、違反を犯した企業に対して採用を控えさせるだとか、そういうような罰則的なものは考えていないというふうに理解していいですか。
○小林正夫君 次の質問に移ります。  年次有給休暇の確実な取得について、十日以上の年次有給休暇が付与されている労働者に対して、五日について毎年時季を指定して与えることが示されておりました。  この時季指定については、労使協議との合意がされる、このことが必要だと私は思いますけど...全文を見る
○小林正夫君 省令によって、時季の指定については労使協議で合意をして、その上で時季の指定を図っていくと、このように受け止めました。それでよろしいですね。
○小林正夫君 次に、持ち帰り仕事についてです。  時間外制限、当然時間外がない仕事のやり方が一番いいんですけれども、時間外が多くなってくると自分で持ち帰りをして自宅で仕事をやると、こういうケースが世の中にはあると私は思っております。  この実態について、持ち帰りの仕事がされて...全文を見る
○小林正夫君 大臣が今おっしゃったようなことが大原則だと思います。どこで仕事をやろうが、会社から指示があればそれは時間外として反映すべきだと、こういうことだと思います。ところが、自分自身の経験も含めてですけれども、なかなかそういうような指示がしっかりしていなかったり、自分の判断で...全文を見る
○小林正夫君 また時期を見てこういう実態がどうなっているのかということは委員会で質問したいと思いますけれども、どのぐらい持ち帰り仕事が世の中にあるのかどうか、いきなり今日厚労省に聞いてもなかなか分からないでしょうから、そういう実態についてもまた今後の委員会の中で教えていただければ...全文を見る
○小林正夫君 今答弁のように、これはプライバシーに関わる話ですから、扱いについては私そういうことでいいと思いますけれども、是非、共有化できるところは労使で共有化をして、自分たちの職場の出来事ですから、そういう課題についてお互いに把握をしておくこと、このことが大事だと思います。共有...全文を見る
○小林正夫君 私は、今回の働き方改革の大きな目的は、どのような立場の人、正規労働者でも非正規でもパートでも、いずれにしても、働いている人全てが安全で健康に働ける、そして自分の働いた時間がしっかり管理できると、このことが前提にあってこの改革が進められる、このように思っております。 ...全文を見る
○小林正夫君 今言ったように、そういう機器を用意するために必要な費用については一部政府の方でも助成をしていると、助成をしていくと、そういうことでよろしいんですか。
○小林正夫君 次に、兼業、副業についてお聞きをいたします。  これは、働き方実行計画では、柔軟な働き方がしやすい環境整備、そういう意味で、兼業、副業の推進、これをやっていくということがうたわれておりますけれども、複数の会社で働いたときにその人の働いた時間をどういうふうに管理をし...全文を見る
○小林正夫君 大臣に確認したいんですけれども、例えば三つの会社、一日で仕事をしなきゃいけないと、そういうときに、それぞれの会社で働いた時間については把握をしていきますと、これはまあできるかなと思います。ただ、この人が一日トータルでどれだけ働いたのかということは、自分自身は分かりま...全文を見る
○小林正夫君 先日も難波委員の方から質問がありました。明確な答えがないんですよね。それぞれの会社で働いている時間はそれぞれの会社の責任で働いた時間を把握してくれるというんだけど、トータルで誰が把握するんでしょうか。先ほど言ったように、一か月四十五時間が原則ですよと、こういうルール...全文を見る
○小林正夫君 今の大臣の答弁は、A社とB社と連絡を取り合ってこの人は何時間働いたということを管理していくという、そういうような答弁だったんですか。
○小林正夫君 自己申告というところに、人間の心理の中で、本当に正確に労働時間が把握できるのかなというところを心配しているんです。  先ほど質疑やりましたけれども、持ち帰り仕事ですね、これも同じようなことが私言えるんだと思うんですね。だから、大事なことは、誰かが一人の人の働いた時...全文を見る
○小林正夫君 本人に丸投げして管理しろじゃ駄目なんですよ。だから今回の働き方改革の特徴は、どんな働き方でも、きちんと働いた労働時間が管理できるシステムをきちんとつくって、そしてそれを破った企業については罰則を与えると、こういう方向になっているわけですから、この兼業、副業については...全文を見る
○小林正夫君 是非、これは企業側が中心的にやることかもしれませんけれども、福利厚生の利用促進など、これを大いに進めるようにやはり指導していくべきだと思います。要は、働く職場の空間というのは相当あると思いますから、そういうものを活用しながら、いい仕事ができるように環境をつくっていく...全文を見る
06月14日第196回国会 参議院 厚生労働委員会 第21号
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○小林正夫君 国民民主党・新緑風会の小林正夫です。  法案審議の前に一点、加藤大臣に質問したいと思います。  加藤大臣は、内閣府特命担当大臣で、今回の拉致問題の担当をされております。ここは厚生労働委員会ですので、大臣の個人的な見解ということで結構ですけれども、一問質問をさせて...全文を見る
○小林正夫君 それでは、法案の審議に移ります。  六月七日の委員会同様に、法案の基本的な考え方と実行計画で示されている内容について、大臣の方、あるいは政府参考人にお聞きをしたいと思います。  まず一つ目は、自動車運転手の話です。  これは、法改正施行五年後に時間外労働の上限...全文を見る
○小林正夫君 私は喫緊の課題だと思っております。自動車の運転手さんといってもいろんな運転の種類があると私は思うんですけれども、五年後に九百六十時間ということは私はふさわしくないと思っているんですが、早くもっと短時間にできるものがあればそれは努力していくということが必要じゃないかと...全文を見る
○小林正夫君 長距離の運転手さんだとか、あるいは長距離じゃない運転手さんだとか、いろいろ現場で聞いていますと、今大臣後段におっしゃったように、早く一般則に近づける、そういう環境も整うような仕事もあるんじゃないか、こういう指摘も受けておりますので、是非、大臣の答弁、後段に言ったよう...全文を見る
○小林正夫君 是非そういう施策については進めていただきたいし、ただ、私の経験でいうと、何かトラブルがあって、今後注意しようね、あるいはこういうことを注意しなさいと言っても、なかなか改善できないということも私経験しております。  例えば、バスの運転手さんなんですが、飛行機のパイロ...全文を見る
○小林正夫君 私は素人ですから分かりませんが、今のおっしゃったのは、複数の運転手さんがいるということは承知しています。運転席に正運転手さんと副運転手さんが二人座って同じような操作ができるとか、そういうような改善をして、一定の、何というんだろう、バスの運行するところに、そういうよう...全文を見る
○小林正夫君 では、国交省に対する質問は終わりました。委員長の御判断をお願いします。
○小林正夫君 次に、同一労働同一賃金についてお伺いいたします。  六月四日の本会議で、労働者に対する待遇に関する説明について、きちんと書面で説明することが大事だと、このように私、本会議で質問をいたしました。厚労大臣から、書面では理解しにくい内容を口頭で補足し、一律に説明方法を定...全文を見る
○小林正夫君 是非義務化にすべきだと、このことを改めて強く言っておきます。  そして、そういう状況にありますから、厚労省としても、この書面を用いることは否定しないし、書面も一つの活用方法だと、このように考えているということですので、現段階では書面を作る場合にはどういう内容の書面...全文を見る
○小林正夫君 今答弁があった内容をやはりきちんと書けばより分かるんじゃないかと、私は今答弁を聞いて思いました。ですから、それが、やはり義務化して基本的にやっていくべきだと、このように思いましたので、是非、今答弁をされた内容を、書面で用意をしているということならば、それを義務化にし...全文を見る
○小林正夫君 ガイドラインの作成は大変必要だと思います。ただ、その内容がみんなに分かりやすくないとなかなか理解が進まないと思いますけれども、分かりやすいガイドラインを作る、こういうように受け止めていいですか。
○小林正夫君 次に、勤務間インターバルについてお聞きをいたします。  この勤務間インターバルは努力義務と、このように提案をされておりますけれども、労働政策審議会の樋口会長から厚労大臣に提出された建議には、勤務間インターバルは労働者の健康確保に資するものである、労働者が十分な生活...全文を見る
○小林正夫君 今答弁ありましたけれども、勤務間インターバルを実施しているところは一・四%しかないんだと、なかなか周知されていない。だからこそ義務化にしてこういう制度を進めていこうと、このように私はしていくべきだと思うんですね。やはり長時間労働をなくして疲労を早く取ると、こういうこ...全文を見る
○小林正夫君 育児、介護で退職した人のカムバック制度、先ほどちょっと一部答弁ありましたけれども、民間企業の方がこういう努力をしなきゃいけないということは分かっているんですが、国としても、こういう制度、この辺も普及させていかないといけないんだと思うんです。この辺についてもう一度答弁...全文を見る
○小林正夫君 次に、労働者の過半数代表者の選出についてお聞きをいたします。  労働組合の組織率、直近で一七%程度になっております。中小企業を中心に多くの企業に労働組合がないというのが私は実情だと思います。厚生労働省所管の独立行政法人労働政策研究・研修機構の調査によれば、過半数代...全文を見る
○小林正夫君 現在審議しているのは、労働基準法、大きな改正で、七十年ぶりの改正だと、このようなことで私たち今審議しているんですが、職場の労働条件も相当変わってくる、したがって、労使で話し合うことが非常に多くなる、ただ、労働組合がないところが多いと。だから、この代表される選出の仕方...全文を見る
○小林正夫君 次に移ります。  多様な就業形態の普及についてお聞きをいたします。  雇用対策基本法の改正案で、国の施策、第四条に、多様な就業形態の普及に関する施策を充実することが盛り込まれております。多様な就業形態の普及を安易に進めると、雇用型労働から非雇用型労働への置き換え...全文を見る
○小林正夫君 実行計画の中で、柔軟な働き方の推進と、このようにうたわれて、兼業だとか副業、あるいはテレワークなどの推進がうたわれております。  六月十二日の参考人質疑で、小室参考人からテレワークについて、いつ働いているのか分からない、働いた時間を把握するのが課題だと、このように...全文を見る
○小林正夫君 兼業、副業について更に質問しますけれども、六月七日の委員会に引き続いてこれは質問なんです。要は、複数の企業で働いた場合のトータルの労働時間を誰がどうやって管理していくのか。ここなんです、問題は。先日の質問では、トータルの労働時間を企業側で把握するのはなかなかできない...全文を見る
○小林正夫君 もう少しイメージがあればお聞きをしたいんですけれども、先ほど言ったように、一日の間でA企業働いてまたB企業でも働くと、こういう状態考えられますね。ここで働いた時間を誰がどう管理するのかということなんです。このことに対してどういうイメージを持っているんでしょうか。
○小林正夫君 そこなんです。そのA企業はA企業で働いた時間が確認できます。B企業もできます。このトータルで働いた時間を誰がどう管理するんですかという質問なんです。
○小林正夫君 自己申告ということが入ってくるんですよね。それで本当に適正な管理が客観的にできるのかどうか、ここを心配しているんです。いかがですか。
○小林正夫君 今回の働き方改革で、そこは私大変大事だと思うんです。要は、働き過ぎないように、それは、みんな人間ですから、与えられた仕事一生懸命やろうと、それで働き過ぎちゃう傾向があって、長時間労働になる、こういう危険性もある。したがって、客観的に、今言ったような環境でも、私がどれ...全文を見る
○小林正夫君 是非、男性も子育てあるいは介護に当たっていくのが当たり前だ、こういう社会にしていかなきゃいけないと思いますので、今の取組をしっかり進めていただきたいと思います。  次に、職場に伺うと、組合員の健康管理について随分話が出ます。そのときに出るのが、組合健保の財政の関係...全文を見る
○小林正夫君 いずれにしても、日本の人口構成が、戦後の団塊世代が七十を超えてきて頭でっかちの人口構成になってきていますから、そのことは承知をしているんですが、組合健保が健全な運営ができるように、これもしていかなきゃいけない大きな課題ですから、是非この問題も、大臣、しっかり取り組ん...全文を見る
○小林正夫君 複雑な社会になっておりますので、ストレスチェックというのは私非常に必要だと思います。是非、五十人以下の事業所でもこういうことができるように今の取組を進めていただきたい、このことをお願いして、今日の質問を終わります。
○小林正夫君 国民民主党の小林正夫です。  今日は、四人の公述人の方、本当にありがとうございました。  特に、高度プロフェッショナル制度、これは私、いろんな課題があると、このように思っている人間なんですが、佐藤公述人あるいは高木公述人から貴重なお話を聞かせていただいたこと、改...全文を見る
○小林正夫君 高木公述人にお聞きいたします。  過労死で亡くなった御家族の方からもいろいろお話を聞いております。それで、裁判になると、本当に長時間労働をやったのかどうかというのが非常に裁判でそれを立証するのが難しいと、こういうお話も私承っております。  そこで、今回、柔軟な働...全文を見る
○小林正夫君 ありがとうございます。  竹田公述人にお聞きしたいんですけれども、ストレスチェック、数年前から始まって、五十名以上の事業所に対しては義務化されていると。先日、この質疑をやったんですが、政府としては、おおむね八割ぐらいストレスチェックができているんだと、逆に言えばあ...全文を見る
○小林正夫君 斉之平公述人にお聞きいたします。  先ほど、長時間労働防止に対して、取引先との慣行の見直し、これは政府の方もきちんと支援してほしいと、このようなお話がありました。具体的にはどういう手法がよろしいんでしょうか、お聞きいたします。
○小林正夫君 最後に一点、佐藤公述人にお聞きいたします。  長時間労働解消で見てみると、労働災害的にも見てみると、自動車運転手の方の長時間労働が非常に多くて、労働災害も非常に大きくなっている。それで、法案では、法施行後五年後に、一般則を適用せず、年間九百六十時間のものを適用する...全文を見る
○小林正夫君 これで終わります。ありがとうございました。
06月19日第196回国会 参議院 厚生労働委員会 第22号
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○小林正夫君 おはようございます。国民民主党・新緑風会の小林正夫です。  まず、昨日発生した大阪の地震、多くの方が被害に遭われました。亡くなられた方に改めて御冥福をお祈りするとともに、被害に遭われた方のお見舞いを申し上げたいと思います。  なお、ニュースを見ていると、水道の設...全文を見る
○小林正夫君 次に、時間外労働の特例的延長について、これは例外ということなんですけれども、通常予見することができない臨時的な労働とは具体的にどういう状態を示しているのか。単に業務上の都合で必要なときとかあるいは業務上やむを得ないときの理由は例外の条件ではないと、このように私受け止...全文を見る
○小林正夫君 今答弁いただきましたけれども、業務上の都合上必要なときとかあるいは業務上やむを得ないときは例外の条件ではないと、このように答弁がありました。ここ非常に大事なことなんです。  したがって、仮にこの法案が成立した後、ガイドライン的なもので示していくと思いますけれども、...全文を見る
○小林正夫君 そこで、今回上限規制を設けるんですけれども、今我が国の時間外労働の現状はどうなっているのか、そして、この上限時間が設定された後、厚労省としてはどのぐらいの時間外労働が減ると考えているのか、質問いたします。
○小林正夫君 今回の法案の肝は長時間労働をなくすということですから、是非、時間外労働が減るような、このような指導をしっかりしていくことが必要だと思いますので、厚労省の方にもそのことをお願いしておきます。  次に、大臣に質問をいたします。  資料二を見ていただきたいと思います。...全文を見る
○小林正夫君 答弁ありがとうございました。  こういう課題があるということは大臣と共有化できておりますので、是非、今言った方向で結構ですので検討をいただくと。検討の結果、やはり今日的なものに直さなきゃいけないということ、こういう結論が出れば早くその対応もしてもらいたいと、このよ...全文を見る
○小林正夫君 資料三を見ていただきたいんですが、この働き方改革実行計画で黄色でマーカーを引いたところを今日質問をしているんですが、パワハラについても対策をやっていくと、このように実行計画でもうたわれております。今私たちが提案しているパワハラ規制法案が成立すればいい話であって、是非...全文を見る
○小林正夫君 労基法で明記している休暇とは、零時から二十四時間ずっと体を休めることが休暇だと、このように規定されていますけれども、今言ったように、初めのA社では休暇取っておきながらB社で働いちゃったということになると、体が二十四時間休めないということになる。これでいいんでしょうか...全文を見る
○小林正夫君 ひとつ、大臣、労働基準法で決められている要は休暇は零時から二十四時間休ませるんだということが明確になっているんだけれども、体が二十四時間休まらないということになっちゃうんだけど、この休暇の定義も見直していくということが必要じゃないですか。
○小林正夫君 納得できないですね。やはり、働く者の権利として休暇があるわけですから、その休暇が労基法で決められている定義と違ってきちゃうんです、今の話だと。いかがですか。
○小林正夫君 私の質問に的確に答えてくれていませんが、私はそれは理解できません。そのことだけ申し上げておきます。  それと、次の黄色いところで、就職氷河期世代の若者の活躍に向けた支援、環境整備というふうにうたわれているんですが、今、この就職氷河期にあった人たちは年齢的には四十歳...全文を見る
○小林正夫君 次に、子育ての関係ですけれども、男性の育児、介護等への参加促進というふうにこれもうたわれております。  先日の委員会で、自見先生からの質問だったと思いますけれども、厚労省から、介護休職の分割取得や介護休暇の半日単位での取得、介護のための残業免除制度などを整備したと...全文を見る
○小林正夫君 時間が余りありませんので、次の項目に行きます。  外国人人材の受入れということもここにうたわれておりますけれども、先日の閣議で外国人の受入れ拡大について、拡大をしていくと、こういうことが閣議で決まった、このように聞いております。東議員の方からもこの問題については指...全文を見る
○小林正夫君 この外国人労働の受入れについては、私、いろんな課題があると思います。この拡大については別途審議する場があると私は思っておりますので、またそのときにいろいろ質疑をさせてもらいたいと思います。  最後になりますけど、高度プロフェッショナル制度なんです。これは、六月十三...全文を見る
○小林正夫君 大臣、どういう場面においても人の命と健康がもう最優先ですよ。そういうことができた上で企業業績が上がっていくと何度も私言っておりますけれども、大臣、是非そういうふうに考え方を切り替えてもらって、高度プロフェッショナル制度は撤回すると、このことを改めて強く要求して、今日...全文を見る
06月27日第196回国会 参議院 本会議 第30号
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○小林正夫君 国民民主党・新緑風会の小林正夫です。  ただいま議題となりました厚生労働大臣加藤勝信君問責決議案に対し、国民民主党・新緑風会を代表して、賛成の立場から討論を行います。  以下、加藤厚生労働大臣に対する問責決議に賛成する理由を述べます。  第一に、労働時間に係る...全文を見る
06月28日第196回国会 参議院 厚生労働委員会 第24号
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○小林正夫君 おはようございます。国民民主党・新緑風会の小林正夫です。  今日も、六月十九日の質疑に続きまして、働き方改革実行計画について質問をいたします。  資料のお手元の一枚目を見ていただきたいと思います。これが政府が示している働き方改革実行計画であります。黄色の線を引い...全文を見る
○小林正夫君 今大臣答弁があったように、賃上げ交渉はそれぞれの労使間で行っていくと、これはもう大原則ですから、そのことは承知をしております。  ただ、今回の働き方改革によって、労働基準法が変わったり、いろんな働き方の環境が変わっていきますので、私は、労働密度が相当濃くなってくる...全文を見る
○小林正夫君 次に、確認したいと思います。  六月十四日のこの質疑でも私は触れましたけれども、六月一日にあった二つの最高裁判決は、期間の定めによる不合理な待遇差を禁じた労働契約法二十条についての初めての最高裁判決でした。これは、不合理性の判断の枠組みを示した大変重要な意義を持つ...全文を見る
○小林正夫君 そうすると、大臣、今の解釈は、派遣先に雇用される通常の労働者と不合理と認められる相違を設けてはならないとした労働者派遣法三十条の三第一項も同様であるということでよいか、確認します。
○小林正夫君 次に、パート・有期法八条における不合理な待遇差の立証責任について確認をさせていただきたいと思います。  立証責任の問題は、働き方改革実現会議などでも議論となったと伺っております。つまり、不合理な待遇差の是正を求める労働者側のみが立証責任を負うのか、それとも、労使双...全文を見る
○小林正夫君 そうすると、今の解釈は、労働者派遣法三十条の三第一項も同様であるということでよいでしょうか。
○小林正夫君 次に、いわゆる均等待遇を定めたパート・有期法九条と、派遣法三十条の三第二項の法的効果について確認をしたいと思います。  パート・有期法九条は、通常の労働者と職務の内容及び職務の内容及び配置の変更の範囲が同一の短時間労働者、有期契約労働者の待遇は、短時間・有期雇用労...全文を見る
○小林正夫君 次に、高度プロフェッショナル制度に関して二点確認をしたいと思います。  まず、改正労働基準法第四十一条の二第一項第四号に規定する高度プロフェッショナル制度における健康・福祉確保措置についてであります。  同号に定める高度プロフェッショナル制度の健康・福祉確保措置...全文を見る
○小林正夫君 関連してもう一点質問します。  同じく改正労働基準法第四十一条の二第一項第四号に規定する四週間を通じ四日以上の休日を使用者が与えることについて確認したいと思います。  四週間を通じ四日以上の休日については、例えば、月初めに四日の休日とし、翌月の月末に四日の休日と...全文を見る
○小林正夫君 高度プロフェッショナル制度については、いろんな課題がこの委員会でも指摘をされております。その中の一つに、四十八日間連続で勤務ができちゃうじゃないか、このことに対する懸念が、私たち何度となく大臣の方に答弁を求めてまいりました。したがって、今大臣から答弁がありましたけれ...全文を見る
○小林正夫君 今回の働き方改革の法案は時間外の上限規制をしていくと、このことは私は理解をしているつもりです。その一方で、高度プロフェッショナル制度は、働いた時間の管理ができにくい、そして今言ったように法的には四十八日間連続で勤務ができちゃうという、こういうような内容になっています...全文を見る
○小林正夫君 そこで質問したいんですが、大臣、当初、働き方改革を検討していく過程で案があった、それに対して、中小企業に対する時間外上限規制を当初案から一年先送りにしたと、このようなことがあったと思います。  今、厚労省から答弁があったように、中小企業で働く人たちの割合は全労働者...全文を見る
○小林正夫君 この問題は、ちょっと過去を振り返りますと、時間外の割増し率の審議をしたときに、中小企業については猶予期間を設けると、こういうことになって、相当時間が経過をしてまいりました。  今回の法案の中に、これをきちんと是正していく、中小企業の皆さんも一か月六十時間以上時間外...全文を見る
○小林正夫君 確かに中小企業の皆さん、大変厳しい環境の中で経営をされていると、こういう実態もあることは私も承知をしております。  そこで、一、二点で結構なんですが、中小企業対策、当然これをした上でいろんな施策を、今言った今回提案されたこともやっていくということになるんですが、特...全文を見る
○小林正夫君 是非、まあセット物だと思います、中小企業対策をやった上で中小企業の今言った労働条件をきちんと整備していくということで。  先ほど大臣、中小企業における時間外上限規制について五年後と、このようにおっしゃったということでよろしいでしょうか。私の聞き間違えかどうか、ちょ...全文を見る
○小林正夫君 分かりました。  最後の質問になりますけれども、私は今回の法案、先ほど言ったように、時間外の上限を抑える、高度プロフェッショナル制度が入ってくる。本当にこれで、働き方改革全体のこの法案を見て、働く人の安全と健康が守れるのかどうか。私は、働く人の安全と健康を守ること...全文を見る
○小林正夫君 以上で質問を終わります。
○小林正夫君 私は、ただいま可決されました働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律案に対し、自由民主党・こころ、公明党、国民民主党・新緑風会及び無所属クラブの各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     働き方改革を推進するため...全文を見る
07月05日第196回国会 参議院 厚生労働委員会 第26号
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○小林正夫君 おはようございます。国民民主党・新緑風会の小林正夫です。  たばこの認識について質問をしたいと思います。  受動喫煙の定義について確認をしたいと思います。厚労省の方からお答えいただければと思います。
○小林正夫君 資料を用意しました。資料の一です。加熱式たばことは、これは厚生労働省のホームページから出した資料であります。これを見ますと、国内では平成二十六年度より順次発売が開始をされて、副流煙はほとんど発生しないと、こういうふうに厚生労働省のホームページでうたっております。 ...全文を見る
○小林正夫君 大臣に質問します。  今の答弁で、加熱式たばこについては受動喫煙による健康影響が科学的にまだ明らかになっていないと、こういうお話でした。本法案において紙巻きたばこと異なる措置を求めているんですけれども、技術的基準についても健康影響が明らかでない加熱式たばこ専用喫煙...全文を見る
○小林正夫君 将来的にその科学的知見が明らかになる、そういうことで、大変厳しいような知見が出た、そういうことも想定をしながら考えていかなきゃいけないんだという旨の今答弁だったと思うんですけれども、ただ、要は、まだこのことが明らかになっていないのに過剰な設備投資をしなきゃいけないよ...全文を見る
○小林正夫君 過剰な設備投資はやはりいろいろ考えていくべきだ、合理的ではないと、このことは共有化できますか。
○小林正夫君 私はたばこは吸えません。大臣は昨日の本会議で、たばこを吸ったことないということの答弁だったんですか。
○小林正夫君 ああ、そうですか。  私、たばこを吸わない立場から見ると、これだけ日本の技術がいろいろ研究されて、いろんな分野で大変な技術進歩を果たしているんですが、要は、無害なたばこ、むしろそういうような、吸うものによって健康になるんだという、こういうような、まあたばことは言え...全文を見る
○小林正夫君 是非、大臣、これだけの技術を持った日本ですから、たばこという名称にならないと思いますけれども、たばこを吸う人は口にこうくわえているわけなんですが、そういうものがなきゃいけないんだと思うんですけど、たばこを吸う人は。でも、そういうものでたばこに代わるように、同じような...全文を見る
○小林正夫君 次の質問に移ります。  雇用対策と生活維持、この面で質問をいたします。  やはり、今回、受動喫煙防止対策が実施をされて、これは前進していくと思います。ただ、その一方で、規制が強化されるということに伴って、今までたばこ関連産業で働く労働者の雇用だとか、あるいは葉た...全文を見る
○小林正夫君 前回のこの委員会で働き方改革の審議をいたしました。誰もが健康で安全に働ける、こういうことが必要ですし、やっぱり働くことの重要性についても認識をしたつもりです。今言ったように、今回の法案によって、極端にということはないかもしれませんが、やはりたばこを吸う人の率をずっと...全文を見る
○小林正夫君 次の質問に移ります。  喫煙専用室と加熱式たばこ専用喫煙室の技術的基準の検討について質問をいたします。  紙巻きたばこ喫煙専用室と加熱式たばこ専用喫煙室の技術的基準については、法律が成立した後、検討委員会で設置をして省令を検討していくと、このように承知をしている...全文を見る
○小林正夫君 今日の提案で、この施行時期は平成三十二年四月ということでしたよね。もう少しイメージが湧くような時期的なものについてお話しできませんか。
○小林正夫君 大臣にお聞きをします。  今回の法案が決まっていくと、もう多くの事業者が、たばこを吸うところの隔離だとか、そういう部屋を設けなきゃいけない、そういうことで設備投資をしなきゃいけないということに私なってくると思います。これは社会全体に与える経済的影響も非常に大きいと...全文を見る
○小林正夫君 それぞれの事業者がきちんと法律に基づいてそういう設備ができるような支援を、今言った金額で十分なのかどうかちょっと私も深く検討しておりませんが、しっかりした支援をしてもらうということで取り組んでいただくことをお願いをしておきます。  そこで、今大臣があった、技術的基...全文を見る
○小林正夫君 繰り返しになりますけど、幅広いそれぞれ知見を持った方たちに集まっていただき、いろんな角度から検討して技術的な基準を決めていただく、このことを改めて要請しておきます。よろしくお願いいたします。  次に、子供の受動喫煙防止についてお聞きをいたします。  文部科学省で...全文を見る
○小林正夫君 そして、この調査は平成二十四年にも実施をしていると思うんですが、二十四年と今回の調査結果を比べて子供の受動喫煙防止は進んでいるのかどうか、この辺についてはいかがですか。
○小林正夫君 今日は、資料二を用意をいたしました。これ、文科省から出されている資料の一部を抜粋したものであります。学校における受動喫煙防止対策の状況について、このような資料であります。  これを見ていきますと、幼稚園の受動喫煙防止対策は九八・一%、黄色で表示しておきました、対策...全文を見る
○小林正夫君 小さい子供に対してはしっかりした対策をしなきゃいけないと、こういう認識は共有化していると思うんですが、先ほど言った健康増進法の第二十五条で、学校、体育館云々なんですね。確かに、学校教育法では学校の定義の中に幼稚園が含まれていると、このようにはなっているので、それは認...全文を見る
○小林正夫君 この課題の最後の質問ですけれども、大臣にお聞きをいたします。  この資料で赤枠で囲ったところなんです。これは学校敷地内の全面禁煙措置を講じているというところの数字なんですが、幼稚園から専修学校までこのトータルしたものが合計で九〇・四%という数字になっています。これ...全文を見る
○小林正夫君 小さい子供さんがいる場所での話にもつながってきますので、是非取組をお願いをしておきます。  次に、飲食提供施設に関する質問をいたします。  法施行後できるだけ早期に、既存の特定飲食提供施設の受動喫煙防止措置、これがどうなっているか、実態調査をする必要があると思い...全文を見る
○小林正夫君 今回の法案に直接関係ありませんが、質問を一点させてもらいます。  健康増進という点で一つお聞きします。  これは七月一日のNHKニュースで、風邪に効かない抗菌薬、六割超の医師が処方箋、こういうような見出しでNHKのニュースが流れました。この報道で、お医者さんの対...全文を見る
○小林正夫君 私は、風邪を引いてなかなか治りにくいとき抗生剤をもらうと治るんだ、そういうような認識の下で、抗生剤をもらうとちょっと安心というのが正直な気持ちでした。今のような答弁で、そういうことがあるんだということをこの機会に私もしっかり認識をしたいと思いますけれども、多くの国民...全文を見る
07月10日第196回国会 参議院 厚生労働委員会 第27号
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○小林正夫君 おはようございます。国民民主党の小林正夫です。  田中参考人にまずお聞きをいたします。  先ほどの御意見の中で、原則屋内禁煙とされている施設において、営業の実態に応じて時間によって喫煙を可能とする時間分煙の考え方が述べられましたけれども、そうしたルールを決めたと...全文を見る
○小林正夫君 もう一点、田中参考人にお聞きいたします。  今回の法律によると、要は設備改修でお金が掛かる、それに対する支援なんですが、政府の方は中小企業に対して費用の二分の一、飲食店では三分の一、最大百万円までと、このように政府は考えているということなんですが、この費用面での支...全文を見る
○小林正夫君 次に、長谷川参考人にお聞きをいたします。病気療養中のところ、今日はお越しいただきまして、貴重な御意見ありがとうございました。  現在、働いている患者の三割が受動喫煙を受ける環境であると、このように長谷川さんが述べられていることがマスコミで報道されておりました。今法...全文を見る
○小林正夫君 ありがとうございました。これで質問を終わります。
07月12日第196回国会 参議院 厚生労働委員会 第28号
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○小林正夫君 私は、ただいま可決されました健康増進法の一部を改正する法律案(閣法第四七号)に対し、自由民主党・こころ、公明党、国民民主党・新緑風会及び無所属クラブの各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     健康増進法の一部を改正する法律...全文を見る
11月21日第197回国会 参議院 災害対策特別委員会 第3号
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○小林正夫君 国民民主党・新緑風会の小林正夫です。  今年は大きな災害が続きました。そして、多くの方の尊い命が失われました。改めて御冥福をお祈り申し上げたいと思います。  私は、西日本豪雨の被災地である広島、岡山、ここの現地調査に入りました。そして、日本各地で起きている被災者...全文を見る
○小林正夫君 今お話伺いましたけれども、応急措置はこれからやるところもあると、そういうような理解なんでしょうか。  それで、応急措置をしないと、またこういうような集中豪雨があったときにはそのため池が決壊するんじゃないかという心配があるんですが、応急措置が終わっていない箇所はどの...全文を見る
○小林正夫君 分かりました。  そこで、今日は農水の副大臣にお越しいただきました。  ため池は、それぞれの地域の実情があったり、あるいは歴史があったり、人工的にため池が造られてきたと、このように私は思います。それだけに管理手法がばらばらというか、多くの管理手法がなされているん...全文を見る
○小林正夫君 冒頭言ったように、全国で二十万か所ため池があると聞いて、そのうちに特に対策的にもしなきゃいけない、あるいは注意をしなきゃいけないというため池もいっぱいあると思います。是非、今副大臣がおっしゃったように、しっかり管理をしながら、ため池による被害が拡大しないように取り組...全文を見る
○小林正夫君 方向性はよく分かりました。  それで、本年度中に報告書を取りまとめるというお話でした。その後、法律をこれは直すということに多分なると思うんですが、どのぐらいのスケジュール感になっているんでしょうか。
○小林正夫君 再エネの活用は大変大事だと思います。これから先も太陽光発電あるいは風力発電、そういうものを活用していくというふうな姿が我が国の姿だと思います。  その意味で、先ほど言ったような観点から、是非、これは政令での見直しということになるというお話ですけれども、できるだけ早...全文を見る
○小林正夫君 いろいろ今回の経験を基にして検証が行われ、今、海堀さんがおっしゃったようなことが取りまとめられた、このようには思いますけれども、実効性のあるものにしていかないといけない、これが基本だと思います。  そこで、大臣にお聞きをいたしますけれども、今回の検証結果の検討は、...全文を見る
○小林正夫君 今いろんな災害があって、私も現地に行くんですけれども、やはり被災者の皆さんから今言ったような指摘が随分多いんですね。したがって、このことが実効性あるものにするために、更に検討すべきところがあれば検討して、国民がみんなで共有化してこういう対策に当たるということが必要だ...全文を見る
○小林正夫君 これは法律で義務付けられた内容ですので、一日も早くこの支援者名簿が作成されることを望んでおきます。  更に質問しますけれども、避難行動要支援者を避難させるために、誰を誰がどこに避難させるかという個別計画ですね、この個別計画の作成は、これは義務化になっているんでしょ...全文を見る
○小林正夫君 位置付けは分かりました。  過日、岡山に視察に行ったときに、岡山県あるいは倉敷市長さんから、この個別計画はできているんでしょうか、こういうような質問をしましたら、できていませんと、こういう回答でありました。これ、現在どのぐらいの市区町村で個別計画が作成されているの...全文を見る
○小林正夫君 数字の取り方でパーセンテージが少し違うということもあるんですが、冒頭の先ほどの回答ですと、一四・二%という数字も出てきました。  これは義務付けはされていないと、こういう位置付けなんですが、大臣にお聞きをしたいんですけれども、この個別計画があれば、誰を誰がどこに避...全文を見る
○小林正夫君 一層の努力を大臣にしていただきたいと思います。  福祉避難所について質問をする予定でしたけれども、自分の持ち時間がなくなりましたので、これで終わります。  ありがとうございました。
12月04日第197回国会 参議院 法務委員会 第6号
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○小林正夫君 国民民主党・新緑風会の小林正夫です。  国民民主党が提出した法案について、発議者にまず何点か質問をいたします。  外国人労働そのものの受入れについてどう考えているかという質問をしたいと思います。  この度、政府が提出した入管難民法改正については、午前中の質疑で...全文を見る
○小林正夫君 次に、確認いたします。  閣法では外国人労働者の転職や移動に関して特段の制限は設けられていませんが、一方、国民民主党案では、法律の施行六月以内に検討し、その結果に基づいて必要な措置を講ずるとする項目の一つに、外国人労働者をその在留資格の性質に応じて在留資格の変更に...全文を見る
○小林正夫君 今の答弁に関連して、職業選択の自由を保障した憲法に抵触しないかどうかお聞きいたします。  今御答弁があったような国民民主党の考え方に立てば、憲法で保障されている移住、転居の自由、また、国民民主党案が強調する外国人の基本的人権を尊重するというこの観点から考えると、特...全文を見る
○小林正夫君 次に、確認いたします。  政府案と違って外国人労働者を区分していない、このように受け止めていますけれども、この点について質問いたします。  政府案においては、新たに受け入れる外国人労働者について、特定技能一号と特定技能二号という区分を設けており、家族帯同の可否な...全文を見る
○小林正夫君 発議者に対する質問はこれで終わります。  山下大臣にお聞きいたします。  私は、多くの働く人から推薦をいただき、三回にわたって当選をさせていただいて今日に至っております。私たちの仲間が心配していることを申し上げますと、要は、日本人労働者の労働環境、処遇がどうなっ...全文を見る
○小林正夫君 答弁いただきましたけれども、私の受け止めをお話ししますので、それでいいかどうか。要は、外国人労働者の賃金が余りにも低い場合に日本人の労働者の賃金は下げられることはない、そして雇用そのものを奪われることもないと、このように私受け止めましたけど、それでよろしいでしょうか...全文を見る
○小林正夫君 働く人たちから、今申し上げたこと以外にも今回の外国人人材の拡大について多くの不安が寄せられております。是非、日本の国の在り方そのものを変える要素がある、こういうような法案ですので、是非この不安を払拭できるような、そういうような取組を大臣の下でしっかりやっていただきた...全文を見る