海野義孝
うみのよしたか
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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02月22日 | 第136回国会 参議院 大蔵委員会 第3号 議事録を見る | ○海野義孝君 平成会の海野でございます。よろしくお願いします。 先日、十六日の日に久保大蔵大臣から所信表明のお話がございましたけれども、私はきょうは、かねてから自分としましていろいろお聞きしたいと思っておりました住専問題に絞りまして少し御説明をお聞きしたい、かように存ずる次第...全文を見る |
○海野義孝君 大蔵大臣にちょっとお聞きしたいんですが、現在となりましてはちょうど死んだ子供の年を数えるようなものでありまして、村山内閣の時代には、この政治のあるいは政策のプライオリティーという面について基本的に私は判断を誤ったというか、やや甘かったのではないかなというように思うん...全文を見る | ||
○海野義孝君 どうもありがとうございました。当時の事情は我々野党側としましてもよくわかる面があります。 〔委員長退席、理事石川弘君着席〕 そうはいいましても、住専問題につきましては、私に言わしめますと、何か年末に来て火がついたように慌てたという感じがするわけでございま...全文を見る | ||
○海野義孝君 お話は大変よくわかるわけですけれども、今回、住専の処理案につきまして政府がお出しになったわけですけれども、今も銀行局長から御答弁ありましたように、早期の処理ということが金融システムの安定性、それから内外の信頼の確保、預金者保護、また我が国経済の本格回復軌道乗せ等々の...全文を見る | ||
○海野義孝君 今おっしゃった中で、株式市場を見ましても年初は大変スタートがよかったんですけれども、このところの動きを見ますと、二万円台ではありますけれども迷走しているような状態ということがあります。これも、確かに外人が日本株を買っているということでありますけれども、ただ、ジャパン...全文を見る | ||
○海野義孝君 今の大蔵大臣の御答弁ですと、何かこの政府の案というものが最上であり、これ以外の方法はないんだということですが、これにつきましては、例えば法的な整理の道があるとかいろいろのことは国会でもこれまで論議はあったことです。私は、国会での論議とか参考人あるいは政治家の意見、こ...全文を見る | ||
○海野義孝君 では、私は午後また若干時間をいただいておりますので、午前の部の最後の質問としたいと思いますけれども、今の大蔵大臣の御答弁につきましては、午後またちょっと申し上げたいと思いますが、私はこういうふうに思うんです。 今、日本のいわゆる金融システムの再構築ということにつ...全文を見る | ||
○海野義孝君 それでは、午前に引き続きまして二、三またお聞かせいただきたいと思います。 午前中に久保大蔵大臣はこの政府案しか今考えられる最上の方法はないんだと、こういう御答弁でございましたけれども、今、衆議院の方でも一連の討論を行ってきておりますけれども、そういった中で法的な...全文を見る | ||
○海野義孝君 今の銀行局長のお話と私の考えとはちょっと見解が違う。いわゆる法的処理の方が債権の回収、保全、そういった意味では早期に実施できると。ところが債権処理会社でとなれば、早くて四月以降の稼働ということでありますから、そうしますと、そういった債権の保全等についてはそれだけやは...全文を見る | ||
○海野義孝君 時間になりましたから、最後に一言。 今の御答弁、大変懇切にお話しになりましたけれども、やはり国民は十分にはこれで納得できない。定量的な面、定性的な面というような面での今のお話の立て分けが十分にはできない、こういうふうに思います。 いずれにしましても、政府とし...全文を見る | ||
04月11日 | 第136回国会 参議院 大蔵委員会 第8号 議事録を見る | ○海野義孝君 平成会の海野でございます。 〔委員長退席、理事石川弘君着席〕 本日は、塩工業会さん、それからたばこ産業さんからも御多忙のところをおいでいただいておりまして、大変ありがとうございます。後ほど一、二お伺いさせていただきたいと思います。 これまで、一昨日の...全文を見る |
○海野義孝君 そうした中で、実はちょっと気になるわけでございますけれども、現在の塩専売法附則第二条です。そこでは、先ほど牛嶋先生もお触れになりましたけれども、「自立化の目途が得られた段階で、この法律について検討を加え、必要に応じ所要の措置を講ずる」、こういうことであります。いわゆ...全文を見る | ||
○海野義孝君 よくわかりますが、現在の専売制度におきましては、価格と需給の安定、これに大変貢献してきたということはこれまでの議員の方々の御質問の答弁でもわかります。ただ、今回のこの法案では、安定供給の確保ということについては第一条でうたわれているわけでありますけれども、価格の面に...全文を見る | ||
○海野義孝君 その価格の面でもうちょっとお聞きしたいんですが、現在はたばこ産業さんが、元売さんに対しての塩の売り渡し価格、これは大蔵大臣の認可を受けて全国一本立てで決めていらっしゃると。さらに元売人から直接の消費者あるいは小売人に対しての販売価格、また一般消費者への販売価格につい...全文を見る | ||
○海野義孝君 今のお話である程度安堵しますけれども、今お話しの中に出てまいりました塩事業センター、これは大変重要な役割を今後果たされていくというように思うんですけれども、民営化によりまして、現在のたばこ産業さんの中の塩専売事業本部の業務というもの、またそこに相当数の人を抱えていら...全文を見る | ||
○海野義孝君 そうしますと、現在の事業本部の抱えていらっしゃる方々についての雇用の問題については特に問題はない、心配はないということでよろしゅうございますか。 | ||
○海野義孝君 次に、塩工業会の方がおいでになっていらっしゃいますので、一、二お教えいただきたいと思います。 実は、先般、副会長さんにお越しいただきましてちょっと勉強させていただいたわけでありますけれども、そのときお聞きできなかったこと等も含めてちょっとお教えいただきたいと思い...全文を見る | ||
○海野義孝君 大変ありがとうございました。 確かに今、元売が約八十社ぐらい、小売は十一万前後というようなことで、規模も大変小さいということですけれども、今までは一定の販売手数料といったものが、保障されていたと言うのはどうかと思いますが、小売価格の中に加えられていたということで...全文を見る | ||
04月19日 | 第136回国会 参議院 予算委員会 第10号 議事録を見る | ○海野義孝君 平成会の海野でございます。 ただいま同僚の益田委員から、主として日住金の丹羽参考人に経営者の立場から経営の実態、あるいはまたこれまで携わってこられたことにつきましていろいろとお聞きしたわけでございますけれども、私はお二人の参考人に対しまして、半ば共通する面があろ...全文を見る |
○海野義孝君 先ほどもお話に出ましたけれども、庭山社長から業務を引き継がれたときの申し送り事項といいますか、前社長はまさに法王とも言われたようでありますけれども、社内におきましてもワンマン経営をされてきたように思いますし、一方では母体行依存というよりもまさに独自の企業としての社長...全文を見る | ||
○海野義孝君 大変驚くようなことでございますけれども、わからぬでもないというような感じの経営の実態かと思います。 次に、大槻参考人にお聞きしたいと思います。 大槻さんは、一九八五年六月、当時相銀住宅ローンの時代に副社長でお入りになり、その後社長に昇格、今日に至っておられる...全文を見る | ||
○海野義孝君 おっしゃることはわかりますけれども、衆議院におきましても二百時間以上、また参議院に来まして現在、予算委員会で審議をしているわけでありますけれども、いろいろな理由はともかくとしまして、住専が破綻を来したということ、そしてそのしりぬぐいの一端を国民の税金に押しつけられて...全文を見る | ||
○海野義孝君 引き続き丹羽参考人にお聞きしたいんですが、有価証券報告書を見ますと、御社の審査部門というのはつい近年まではなかったんですね。たしか私が見ましたら、九四年三月期の有価証券報告書の中に会社の機構図が出ておりまして、そこに初めて審査室というのが出てきているんですけれども、...全文を見る | ||
○海野義孝君 大槻参考人、ちょっと簡単に同じ点、審査体制について。 | ||
○海野義孝君 次に、不良債権問題でありますけれども、大蔵省が第一次立入調査を行ったのが九一年から九二年でありますが、それから四年後、九五年八月、昨年ですけれども、第二次調査をしたわけです。この間、いわゆる住専七社の不良債権が七五%ふえた。四兆六千から八兆一千というようなことである...全文を見る | ||
○海野義孝君 時間も迫ってきましたので、次に紹介融資の件でございます。 これも午前中のお話の中でいろいろ出ておりましたけれども、住専の方からリテールがないというようなことから母体行あるいは一般行等から紹介融資を受けるという部分もあったかと思います。具体的に紹介融資をそういった...全文を見る | ||
○海野義孝君 よくわかりましたけれども、時間がなくなりましたので、あとお聞きしたがったのは、実はいわゆる一般行あるいは系統等に対しての融資でありますが、ある時期においては幾らでも、とにかく電話一本で金を持ってきたというようなことも聞いているわけでありますけれども、大変そういう意味...全文を見る | ||
04月25日 | 第136回国会 参議院 予算委員会 第14号 議事録を見る | ○海野義孝君 平成会の海野でございます。 ただいま猪熊委員から住専につきまして種々御質問申し上げ、総理を初め皆様から御回答をいただきましたけれども、私は、今回の政府のおつくりになったスキーム、この処理策につきまして今日までこの法案がまだ審議もされない、こういう状況にまでなって...全文を見る |
○海野義孝君 恐らく今回のスキームをおつくりになった事務当局は、西村さんの銀行局の方で御苦労されたと思いますけれども、当初、このスキームを策定する準備に入られ、そのときに具体的に今回のスキームについての問題点、あるいは事前に準備しておくべきこと等について、西村局長はどのようにお考...全文を見る | ||
○海野義孝君 お伺いするところによりますと、ちょうど一年ぐらい前からもうこの問題については取り組んでこられたということでありますけれども、私の記憶するところによりますと、昨年のたしか十二月十九日にこの法案が、まさに翌日はいわゆる大蔵原案が、平成八年度の予算案が提出というか発表され...全文を見る | ||
○海野義孝君 実は先般、十一日に平成八年度の予算案が衆議院を通過したわけでありますけれども、この中で「制度を整備した上で措置する。」と。このことにつきましては、先日、同僚委員からも御質問申し上げたわけであります。 実は、この点につきまして、つい先日交代されました全銀協の前会長...全文を見る | ||
○海野義孝君 具体的に大蔵大臣としての御所見は述べていらっしゃらないというふうに思います。 次に、今回のスキームについてはこれまで長時間を要して討議されてきたわけですけれども、いろいろな問題点がどんどん指摘されてきているわけでありまして、責任問題等についても日常新聞等でもいろ...全文を見る | ||
○海野義孝君 終わります。ありがとうございました。 | ||
04月30日 | 第136回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号 議事録を見る | ○海野義孝君 平成会の海野でございます。 本日は、奥村、宗田お二人の公述人には御多忙のところをおいでいただきまして、かつ貴重なる御陳述を賜りましたことを心から御礼申し上げる次第でございます。お聞きしたいことは多々ありますけれども、時間も限られておりますので、幾つかの点につきま...全文を見る |
○海野義孝君 どうもありがとうございました。 引き続き奥村先生にお聞きしたいのでありますが、実は今の金融の自由化という問題でありますけれども、これはここ数年始まったことではございませんで、既に一九八五年にいわゆる円・ドル委員会発足以来、日本では自由化の中で急速な円高というふう...全文を見る | ||
○海野義孝君 どうもありがとうございました。 次に、宗田先生にお聞きしたいと思いますけれども、限られた時間でございましたし、大変専門的なことの御陳述がありましたので、私どもも理解できない部分もあるんですが、幾つか先生にお教えいただきたい、このように思います。 まず、今回の...全文を見る | ||
○海野義孝君 どうもありがとうございました。 この住専の処理につきましては、政府・与党の方で案を出されておりまして、その中でもいろいろと申されているわけですけれども、その責任の追及ということについて、政府のそういったスキームでは徹底的にこれを行うんだということが言われているわ...全文を見る | ||
○海野義孝君 最後にもう一問、宗田先生にお聞きしたいと思いますが、そういう点で処理機構が発足した以後にも大変いろいろな問題がある、こういう御指摘がありました。これは今後、十分に私ども考えて審議をしていく必要があろう、また住専処理に関する関連の法案を今後審議していく上で重要な問題で...全文を見る | ||
○海野義孝君 お二人の公述人、どうも大変ありがとうございました。 以上で終わります。 | ||
06月13日 | 第136回国会 参議院 金融問題等に関する特別委員会 第5号 議事録を見る | ○海野義孝君 平成会の海野義孝であります。よろしくお願いいたします。 質問に入る前に、午前中の自民党の保坂議員のお話に対して一言私から申し上げたいと思います。これは売られたから買うとかそういう、私はそんなに気は強くありませんから。 二つのことを実は午前中に議員はおっしゃい...全文を見る |
○海野義孝君 昨日、大蔵省の方には事前にちょっとお願いしてありますが、私ども、ここのところずっと国会におきまして住専の問題を論議しておりますが、具体的にはまだ、住専七社あるいは入社といいますか、これにつきましては最終的な清算、解散をしたわけではありません。 先般、私が予算委員...全文を見る | ||
○海野義孝君 調査室からいただいた資料を読んでおりましたら、いわゆる住専会社ができました最初は日住金でありまして、これは一九七一年、昭和四十六年のようですけれども、その二年後から大蔵当局としましては四半期ごとに住専各社の営業状況の報告を受けていたということであります。 単位が...全文を見る | ||
○海野義孝君 今の西村局長のお話はそれはそのままでわかるんですけれども、地価が急落したのに対応できなかったというお話でありますけれども、株式についてもピークでは三分の一まで下がったわけであります。半値、八掛け、二割引きという言葉がありますけれども、つまりピークから三分の一まで減価...全文を見る | ||
○海野義孝君 率直なところを吐露されたと、このように思います。 次に、細かな問題について質問を十ぐらいさせていただこうと思いますので、簡潔明瞭にひとつ御回答いただきたいと思います。 住専処理法案、現在審議中でありますけれども、さらに金融四法案、あと時効問題に関する議員立法...全文を見る | ||
○海野義孝君 今も御指摘になりましたけれども、確かにこのプレミアムの問題につきましては、ピークに達したのは昨年の秋口から十月下旬ぐらいにかけてということであったと思いますけれども、きっかけとなったのは信組の経営破綻、一昨年暮れのいわゆる協和それから安全両信組、それから昨年夏にかけ...全文を見る | ||
○海野義孝君 いささかお気にさわるかと思いますけれども、事実関係を私は申し上げたいと思うんです。 先ほどもお触れになりましたけれども、ジャパン・プレミアム、これがピークになったというのは私も大体九月から十一月にかけてのころであったと、こう思うのであります。私は、やはりこのプレ...全文を見る | ||
○海野義孝君 国金局長、まさにそのとおりではありますけれども、実はプレミアムがピークに達したのは十月末じゃないかと。大和銀行の発表は確かに、私も新聞を読んでいますから、十一月の一日か二日に報道されました。 しかし、この問題が起きたのは実際は八月ですから、これはもう我々も前から...全文を見る | ||
○海野義孝君 どうもありがとうございました。 私は、以上申し上げたことから、私の独断と偏見でありますけれども、結論的に言いますれば、昨年の今ごろに取りかかり、金融三法を昨年の夏ごろにこれを決めておく、成立させるべきではなかったか、これが第一点。 それから、住専処理策は金融...全文を見る | ||
○海野義孝君 総理、どうも大変ありがとうございました。 一刻を争う大変重要な事案であるということはもう当然のことでありますが、しからば現在この住専処理法案というものが、私どもとしてはその中で、いわゆる第二次ロス、二次損失、こういったものについて国民と民間金融機関とが折半をする...全文を見る | ||
○海野義孝君 大変具体的な輪郭ができてきたように思いますけれども、そういった中で具体的にこれから債権を回収していくと。このスキームでは十五年というようになっておりますけれども、十五年たって私は生きているかどうかわかりませんけれども、とにかくこれは恐らく現職から子供にさらに受け継が...全文を見る | ||
○海野義孝君 どうもありがとうございました。 次に、住専処理にかかわる政府のスキーム、これがうまくいくかどうか、国民の税金負担の問題は一応切り離して考えまして、うまくいくかどうかという点でこのスキームについて心配する点が幾つかあるんですけれども、時間もなくなってきましたので、...全文を見る | ||
○海野義孝君 一刻も急いで、そういった現在の住専七社の正常債権等を含めたいわゆる三分類、三つの分類のものについては至急に買い取るという必要があるわけですけれども、その点からするとやはりそういった資金の手当てということは一刻も急ぐわけで、とりあえずは買掛債権だかわかりませんけれども...全文を見る | ||
○海野義孝君 何とかうまくいっていただきたい、こう思います。 次に、債権各社が持っております抵当の問題でありますけれども、この抵当権のうちの住専の場合の抵当は、いわゆる第二順位とか第三順位とかいうような大変に厄介なところに位置する抵当権のものが多いということを聞いているんです...全文を見る | ||
○海野義孝君 今の二千七百六十件中二千三百件というのは、ちょっと私がその辺のところをよく理解していないかもわかりませんが、いわゆる住専関係の案件というか回収をしようというか、その対象となっているものは、全体的には約二十万件ぐらいある、その中で十八万が個人の住宅ローンである、あとの...全文を見る | ||
○海野義孝君 もうちょっとその点お聞きしたいんですが、時間もあれですので。 次に、今いろいろ法律がつくられつつあるわけですけれども、そういった中で、先般の太平洋銀行の場合は、いわゆる母体行といいますか関係銀行で新しい、わかしお銀行でしたか何かおつくりになったというんですが、あ...全文を見る | ||
○海野義孝君 時間がなくなりましたので、もう一つ二つで終わります。 金融関連法案については、先ほど金田議員から詳細にわたっての御質問があり御回答もありましたから屋上屋を重ねるのでしませんけれども、今お聞きしたのはたった一つ、いわゆる早期是正措置の問題に絡んで実は私お聞きしたわ...全文を見る | ||
○海野義孝君 同僚議員からもう二、三分時間をいただきましたのでちょっと申し上げますが、最後に総理に御所見を賜りたいと思います。 私は長く兜町におりまして、栄枯盛衰大変激しかったわけでありますが、私がこの世界に来るまでの最後のころは大変惨たる状況でありまして、私も経営の一角を担...全文を見る | ||
○海野義孝君 どうもありがとうございました。 以上で終わります。(拍手) | ||
09月03日 | 第136回国会 参議院 決算委員会 閉会後第4号 議事録を見る | ○海野義孝君 平成会の海野義孝であります。 つい先月、決算委員に任命になりまして、きょうは決算委員会としては初めての登板ということになりました。きょうは、大きく三つのことにつきまして御質問申し上げ、関係の方々の御答弁をお願いしたいと、かように存ずる次第でございます。 最初...全文を見る |
○海野義孝君 今の長官の御答弁ではやや抽象的といいますか、よく私にはその御意思というか、それがまだ十分には伝わりません。したがいまして、さらに話を少し進めさせていただいて、長官からやや具体的にまた御答弁をお聞きしたいと、かように思う次第でございます。 実は昨年二月二十四日に閣...全文を見る | ||
○海野義孝君 きょうは御多忙のところを動燃開発事業団の方々もおいでになっていらっしゃいますので、少し話を続けさせていただこうと、このように思います。 私は民間企業に三十数年おりまして、そういった意味でも、近年のいわゆるバブルの発生さらには崩壊の過程におきまして大変深刻な長期不...全文を見る | ||
○海野義孝君 大体よく理解できましたので、あとは、行革の進展という中で科学技術庁の傘下のそういった特殊法人さんにおかれましても、今後相当民間と同様にといいますか、そういったスタンスに立って今後行革の一端を担って進めていただきたい。できる限りより多くの民間の企業に門戸を開き、そうし...全文を見る | ||
○海野義孝君 今の点についてはどうですか。 | ||
○海野義孝君 ちょっと何か答弁がどうもよくわかりません。実情をおっしゃっていただけないのか、あるいはその辺のところはなおあれかわかりませんけれども。 | ||
○海野義孝君 どうもありがとうございました。 そこで、「もんじゅ」の事故その後ということであります。 五月二十三日に中間報告がなされた、その後のことでありますけれども、私どもの参議院におきましても科学技術特別委員会等で常会中はいろいろとそういった情報の発表等がなされたわけ...全文を見る | ||
○海野義孝君 大変ありがとうございました。 先般、私も個人的に科学技術庁の方にいろいろと教えていただきまして、今回のこの昨年暮れの不幸な事故以降、大変慎重にその点検等に取り組んでいらっしゃるということで、早急に結論は出ないだろうというようなこともおっしゃっておりまして、私は慎...全文を見る | ||
○海野義孝君 今の長官の御答弁、お気持ちをそのまま御発表になっていらっしゃる、こう思います。 四十年来のいわゆる原子力政策、とれは原子力委員会で進めていらっしゃったわけですけれども、これは、今回のこういった原子力の問題ということだけでなくて、私は広く痛感するのは、やはり国民に...全文を見る | ||
○海野義孝君 検査院の皆様方の日ごろの御努力に対しまして感謝申し上げるとともに、今後ますます多難な財政改革、財政再建の中で会計検査院の皆様方のお仕事の重要性ということを痛感するわけでございますので、さらに精進されて御努力いただくようにお願いしまして、私の時間が参りましたのでこれで...全文を見る | ||
11月19日 | 第138回国会 参議院 決算委員会 閉会後第1号 議事録を見る | ○海野義孝君 平成会の海野義孝でございます。きょうは通産省と経済企画庁の方に御質問をさせていただきたいと思います。 最初に、佐藤通産大臣に御質問させていただきます。 先般の第二次橋本内閣の発足によりまして、佐藤大臣には通商産業の最高行政責任者として大臣に就任されたわけでご...全文を見る |
○海野義孝君 大変積極的に当面の行政にお取り組みになるということを伺ったわけでありますけれども、そういった中で、今景気の問題ということについて大変御心配され、またいかに景気を浮揚させていくかということで御腐心される。これは後で麻生企画庁長官にもお尋ねしようと思っているわけでござい...全文を見る | ||
○海野義孝君 今のことに関連しまして麻生企画庁長官に御質問させていただきたいと思います。 今、我が国を取り巻く諸環境は大変厳しいものがあるわけでございますけれども、そうした中で経済企画庁長官として御就任になった。これから大変な御苦労があろうと、率直にそう思うわけであります。 ...全文を見る | ||
○海野義孝君 これは一部新聞等で報道されましたけれども、長官が御就任のときに行革問題、これはまさに御庁は行革の先頭として旗振りをしていかれるというお立場にあるけれども、その長官の御発言というのがやや曲解されて伝えられたかと思いますが、今の御答弁で大変前向きに取り組んでいかれるとい...全文を見る | ||
○海野義孝君 ニュアンスの面である程度判断はできるわけでありますけれども、民間のいろいろな調査機関等のお話を聞いたのと今の御答弁では大分感触が違うなというように私は思います。今後のそういった景気というものは、ことしから来年というのがまさに正念場にあるということでございますので、そ...全文を見る | ||
○海野義孝君 このほかに、産業構造の改革の問題等々いろいろ御質問したいこともありましたけれども、午前中来、同僚の委員の方々からいろいろと経済構造改革の問題等につきましても御質問がありましたので、その点はひとつ私は省略させていただいて、次に、これは現在また大変残念な事件が起きている...全文を見る | ||
○海野義孝君 佐藤大臣もひとつお願いします。 | ||
○海野義孝君 命の御答弁では私もいささか不満であります。 というのは、これは端緒は脱税事件というようなことであったようでありますけれども、これは大阪地検で告訴されてそれが東京地検の特捜部に移送されたという点、そしてしかもこれは脱税事件を取り扱う財政経済チームではなくて汚職事件...全文を見る | ||
○海野義孝君 時間がちょっと超過して申しわけありませんけれども、一言だけ申し上げて終わりにしたいと思います。 今、大臣からも大変力強い御答弁をいただきまして、こういった問題についてはきちんとやはり状況を掌握され、また御発表をしていただいて、そして今行革等の問題につきましても我...全文を見る | ||
12月26日 | 第139回国会 参議院 決算委員会 閉会後第1号 議事録を見る | ○海野義孝君 平成会の海野義孝でございます。 本日は、大蔵省の改革の問題、それからもう一つは財政構造改革の問題について関係の方々に御質問をさせていただこう、こういうことでございますが、午前中に自民党の松村議員から財政構造問題についてるる御質問がございましたので、私の限られた時...全文を見る |
○海野義孝君 私は、今回、この大蔵省の改革という問題につきましては、どういった箱物といいますか機構をつくるかということもさりながら、やはり透明性あるいは独立性ということが、これまでの我が国の金融行政あるいは護送船団行政あるいはその後の住専問題、あるいは昨年の大和銀行事件等々から見...全文を見る | ||
○海野義孝君 大変ありがとうございました。 私としましても、新しい機関がどういう形態になるかはわかりませんけれども、やはり運営の自立ということがどこまで徹底できるものか、あるいはまたこれまでの大変強い力を持っている大蔵省に取り込まれるというような形に終わらないように、その点を...全文を見る | ||
○海野義孝君 大変詳しく御説明いただきまして、ありがとうございました。 日本銀行さんとしましても、こういった日銀法の改正といった問題が先月明らかになった段階で既に前向きにいろいろとお取り組みをされているということでございまして、大変よく理解できました。 それから、もう一点...全文を見る | ||
○海野義孝君 総裁には大変お忙しいところをありがとうございました。お引き取りいただいて結構でございます。 時間の関係で最後に一問だけ、大蔵大臣にお願いいたします。まとめてひとつ御答弁をしていただければと思います。 午前中、来年、財政構造改革元年に対する平成九年度予算につい...全文を見る | ||
○海野義孝君 最後に、長期計画の見直しについてということはお触れになりませんでしたけれども、ぜひともこれも見直しをしていかないと完全に我が国の今後の予算の編成あるいは財政構造改革については行き詰まる、このように私は懸念するわけであります。 大変ありがとうございました。以上で終...全文を見る |