海野義孝
うみのよしたか
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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02月12日 | 第140回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第2号 議事録を見る | ○海野義孝君 時間が限られておりますので一点だけですが、自治省にお聞きしたいと思います。 先ほどいただいた資料の四ページ、そこのところの右の方にいわゆる地方単独事業二十・一兆円というふうに出ておるわけでございます、投資的経費の中で。この問題とそれから地方財政、国と同様に大変財...全文を見る |
○海野義孝君 ちょっと今のところで、数字ですけれども、七年度は幾らだったんですか。十二ページを見ると六年度までは出ていますけれども、今おっしゃったので八年度と九年度はわかったんですが、七年度の単独事業は。 | ||
○海野義孝君 わかったらまた教えてください。 | ||
○海野義孝君 厚生省にお聞きしたいと思うんですが、先ほど資料をお使いになって、とにかく負担がこれからどんどんかかるんだと、高齢・少子化問題、そういったことで国民に負担がかかっていくというお話がありました。 むしろ問題は参考資料の方にあるんであって、これについては意図的にお触れ...全文を見る | ||
○海野義孝君 もっと今の点は突っ込んでお聞きしたいのですけれども、時間の関係もあるし、ひとり占めというわけにもいきませんから、いいです。 | ||
02月20日 | 第140回国会 参議院 大蔵委員会 第2号 議事録を見る | ○海野義孝君 平成会の海野でございます。 本日は、三塚蔵相を初め御多忙のところを早朝からお出ましいただきまして、大変ありがとうございます。 今、河本議員の方からほとんど網羅的にお話がありまして、私が言うことがなくなりましたので甚だ困っているわけでありますけれども、一応ふだ...全文を見る |
○海野義孝君 実は、昨年十二月に、二十五日ですか、政府の平成九年度の予算案を御発表になりましたけれども、これには必ず政府の経済見通しというのが同時に、前提としてですが、御発表になるわけであります。 近年は大変評判がとみに悪いと、天気予報よりも外れるということでありまして、これ...全文を見る | ||
○海野義孝君 今の御答弁では、ちょっと私が質問したことに意味がないわけでありまして、きちんとお答えしていただかないといけない。ということは、私がいました証券会社でもいわゆる総合研究所におきまして大体向こう二年ぐらいの四半期別の予測というのは絶えずやりまして、それを段階的に中期的予...全文を見る | ||
○海野義孝君 ありがとうございました。 実は、九二年度から九四年度にかけての三年間というのはまさに激動のときでありまして、このときは政府の経済見通しも期中において大幅に下方修正なさったということがありました。このときは図らずもやはり不景気でしたから、予想以上に景気は落ち込みま...全文を見る | ||
○海野義孝君 ありがとうございました。 私が調べさせたある総合研究所では、この三月で終わる平成八年度の実質成長率が二・四、それに対して平成九年度政府がお出しになった一・九に対しては一・四、この前提となるげたは〇・五と、こういう数字なんです。そうしますと、かなり昨年の発射台とは...全文を見る | ||
○海野義孝君 どうも大変ありがとうございました。 では次に、金融制度改革の問題について、河本議員もさっきお触れになりましてそれなりの御答弁がありましたけれども、この問題につきましてあと十分少々の時間御質問させていただきます。 はっきりした日にちを覚えておりませんけれども、...全文を見る | ||
○海野義孝君 そうですね。この六つの改革に対して去年の十一月に総理がお出しになった金融制度の改革、いわゆる日本版ビッグバン、六つの改革よりもビッグバンの方がもっと大きな改革ということなんですか、言葉が悪いんですが。これはだれが言ったか利口な人が日本版ビッグバンと言ったんだけれども...全文を見る | ||
○海野義孝君 ありがとうございました。 大蔵大臣が、十三日にここで所信をお述べになった中にこの問題もありまして、そのときにたしかフロントランナーという言葉を使われて、外為関係の業務のほぼ完全自由化ということについてお話しになりましたけれども、これは来年の四月から実施するという...全文を見る | ||
○海野義孝君 それは大変結構なことでありますけれども、現在でも懸念されております我が国のいわゆる金融の空洞化、この問題の加速剤になるんではないでしょうか。 | ||
○海野義孝君 どうもありがとうございました。 大変明るい展望ということなので、そのようにいくことを願っておりますけれども、必ずしもそう簡単ではない。といいますのは、このところ立て続けに金融システムが不安視されるような報道が余りにも多いということでありますし、それから昨年の十一...全文を見る | ||
○海野義孝君 時間が過ぎていますけれども、一言おわびを。長野証券局長にもお越しいただいたんですが、時間が来ましたので、また次の機会にお教えいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ありがとうございました。 | ||
02月25日 | 第140回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第3号 議事録を見る | ○海野義孝君 経企庁にちょっとお聞きしたいと存じます。 今の公共投資の基本計画というのは九五年度からスタートしていますから、三年目に今入っている。二年目が終わるというところでありますけれども、その前の計画というのは、九一年度からのやつが四百三十兆、今六百三十兆ですか、二百兆ぽ...全文を見る |
○海野義孝君 いや、私は外圧と言ったわけで、対米というふうにおっしゃるのは何か意識しておられるからそういう発言があるかと思うんですけれども、私は外圧と広く申し上げたわけです。 | ||
○海野義孝君 それで、最後に申し上げた点。 | ||
○海野義孝君 いや、さっきの。 | ||
○海野義孝君 いやいや、質問の回答のないところ。 | ||
○海野義孝君 いや、六百二十兆の年間六十兆あるいは前の計画の年間四十兆でもいいんですが、その中身、国家予算で公共事業の分で幾らやった、地方財政で幾らやった、財投で幾らやった、その明細ですね。全体で年間四十兆とか、多分そういうものがあるはずなんです。 | ||
○海野義孝君 本には出ていますがね。 | ||
03月19日 | 第140回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第4号 議事録を見る | ○海野義孝君 石先生に教えていただきたいと思うんです。 昨日の財政構造改革会議で、さっきおっしゃったような五つのルールを決めたというかなり踏み込んだ、橋本総理もまさに退路を断った思い切った財政再建を目指していらっしゃるということで、大変な御努力だと思いますけれども、実は私は、...全文を見る |
03月21日 | 第140回国会 参議院 大蔵委員会 第5号 議事録を見る | ○海野義孝君 平成会の海野でございます。 三塚大蔵大臣を初め、大蔵省の関係各位の皆様方には御多忙のところをおいでいただきまして、大変ありがとうございます。 私は、益田議員に続きまして、今回審議中の租税特別措置法案を中心に御質問させていただきたいど思います。 大蔵委員会...全文を見る |
○海野義孝君 その内容につきましては、またいろいろ新聞、雑誌等でもあるいは詳しい話も出るかもわかりませんし、さらにまた、ことしの夏には英文版でも発表になれば、これはやはり世界各国の金融関係者も恐らく読むことになるでしょうし、それ以前に、五月のOECDの閣僚理事会におきまして、参加...全文を見る | ||
○海野義孝君 どうも大変御丁寧にありがとうございました。 私、今いろいろと問題になっていることは、やはり国民負担の問題も、いわゆる給付と負担の分離という状況にあるということが大変国民を不幸にしているのではないか、あらゆる面で政治を不信にしているのではないか、こう思えて残念でな...全文を見る | ||
○海野義孝君 大変よくわかりました。 つまり、租税特別措置という制度は、税負担の公平、中立、簡素という税制の基本理念の言うなれば例外措置として設けられている、このように理解してよろしゅうございますか。 | ||
○海野義孝君 そういたしますと、租税特別措置というのも戦後日本経済の推移とともにやはり移り変わってきているということが言えるのではないか、このように思います。 事前に、私の部屋の方へ大蔵省の関係の方においでいただきましてお調べをいただいておりますので、その点ちょっと御質問させ...全文を見る | ||
○海野義孝君 どうもありがとうございました。 でき得れば、これに伴う減収分、それから一方で増収分、差っ引きしてネット幾らということがわかれば大体の規模というのが判断できるわけでありますけれども、まあ直近としまして、いわゆる租税特別措置による減収額というのは年間でどのぐらいに上...全文を見る | ||
○海野義孝君 ありがとうございました。 最後におっしゃったこの八千数億という数字は、つまり企業もそれから家計も一切含めた分ということですか。 | ||
○海野義孝君 大変細かな数字をありがとうございました。大変よくわかりました。 数字の上では十年もたてばいろいろな変化があるなということを感じましたけれども、相当税制の中におきまして、こういった特別措置というものはかなり整理合理化されてきているなという感じを、トータル的な数字で...全文を見る | ||
○海野義孝君 どうもありがとうございました。 そういった中で、今六つの大改革を進めていこうということで、総理がまさに退路を断つような悲壮的な決意に立って毎日陣頭指揮をとっていらっしゃるということであります。我々としても、これに対して、立法の一員として全面的に支援をしていかなく...全文を見る | ||
○海野義孝君 ありがとうございました。 次に、大蔵大臣に中間での質問をさせていただきたいと思います。今のエンゼル税制に関連しますけれども、アメリカにおいては創業期のベンチャー企業に対するエンゼルによるそういった投資というのは、つまり、ベンチャー企業を積極的に育成しようとする個...全文を見る | ||
○海野義孝君 御趣旨は大変よく理解できます。 ただ、私は、こだわるわけではありませんけれども、このビッグバンの問題を考えますと、やはり我が国には千二百兆円という大変な個人の金融資産があるということでありまして、これが現在の我が国の超低金利政策によれば、いわゆる俸給生活者も年金...全文を見る | ||
○海野義孝君 最後にもう一問、大蔵大臣にお願いいたします。 ただいまのお話で、一歩でも前進というような、そういう御認識をお述べになりましたけれども、私は今この時期においては、計画は大胆であるけれども実行は大変慎重だというのでは困るんです。これでは間に合わないと思う。 最後...全文を見る | ||
○海野義孝君 どうもありがとうございました。 | ||
○海野義孝君 私は、平成会を代表して、ただいま議題となりました租税特別措置法及び阪神・淡路大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律の一部を改正する法律案に反対し、酒税法の一部を改正する法律案に賛成する立場から討論を行います。 日本の経済は、バブル崩壊後、長期不...全文を見る | ||
03月24日 | 第140回国会 参議院 予算委員会 第14号 議事録を見る | ○海野義孝君 平成会の海野でございます。 本日は、松田、原田のお二人の参考人には、御多用中のところを早朝からお出ましいただきまして、私どものためにいろいろと御意見をいただくということは大変ありがたいことだと思っております。 時間が限られておりますので、お二人に順次お尋ねさ...全文を見る |
○海野義孝君 実は、事前に御質問を差し上げてあるんですけれども、これはもう先ほどほとんどスピーチの中で申されましたので、私も悩みまして、それ以外の問題を今ここでお聞きしながら考えた質問を次々とこれから申し上げることをお許しいただきたいということなんです。 実は、そういった一つ...全文を見る | ||
○海野義孝君 どうもありがとうございました。 現在、国際的なそういう評価ができるとすれば、我が国の金融機関としては都銀が一行、ニューヨークにDR方式で上場されているように私は記憶しております。これ一つをとってみても、国際的なそういう証券市場において日本の金融機関が上場できない...全文を見る | ||
○海野義孝君 時間が限られておりますので、今の問題については先生のお答えで一応とめておきますけれども、いわゆる純粋持ち株会社構想等が今後具体化するわけでありますから、そういったことを考えれば、すぐれた経営手腕と現在のそういった金融の体制というか、そういったものを加えれば私の申し上...全文を見る | ||
○海野義孝君 それでは、もう一問だけ原田先生にお聞きしたいと思います。 ビッグバンに関してのことでありますけれども、金融とか外為あるいは株式市場の変動というものは、国際的あるいは国内的な情勢の両面から時々刻々と変化を続けているわけであります。それに加えまして、ここで我が国にと...全文を見る | ||
○海野義孝君 大変残念ですが、時間の関係で原田先生についてはこれでとめさせていただきたいと思います。 次に、松田先生に御質問を、大変少ない時間になりまして恐縮でありますけれども、よろしくお願いします。 先ほど先生から大変詳細にわたってスピーチがありまして、これまた私が事前...全文を見る | ||
○海野義孝君 じゃ、今のことに絡んでもう一問だけ申し上げますけれども、いわゆるそういった……(「もう時間ないよ」と呼ぶ者あり)ないですか。 それでは、大変恐縮ですけれども一問だけで終わらせていただきます。きょうは本当にありがとうございました。 | ||
03月27日 | 第140回国会 参議院 大蔵委員会 第6号 議事録を見る | ○海野義孝君 平成会の海野でございます。 大蔵大臣を初めとしまして大蔵省の関係の各局の皆様方、大変ありがとうございます。 清水先生専門家でいらっしゃいまして、その後私が出るというのはいささか場違いな感じがしますけれども、私がお聞きしたいということにつきまして清水先生の方か...全文を見る |
○海野義孝君 ありがとうございました。 ちょっともう一点、その点につけ加えて申し上げたいと思います。平成九年度税収は約六兆四千億円強増収になるわけでありますけれども、これはいただいた資料を以前読んだことがありますけれども、それによりますと消費税増税及び所得・住民税の特別減税の...全文を見る | ||
○海野義孝君 今おっしゃったとおりでございまして、平成十年度の予算編成に対しては、先般総理がおっしゃったようなまさに画期的といいますか、六つの大改革も私は至難のわざだと思いますけれども、さらにそういった中で、財政構造改革という中での五つのルールという問題、これはもう既にいろいろな...全文を見る | ||
○海野義孝君 どうもありがとうございました。 大変、史上壮大なる実験に挑戦していくわけですので、私どもも含めてその成功を当然期待するし、また努力をしなくてはならない、こう思います。 次に、いわゆる財政構造改革について先ほどもお触れになっておりますけれども、大蔵大臣の財政構...全文を見る | ||
○海野義孝君 簡単にひとつお願いします。 | ||
○海野義孝君 どうもありがとうございました。 今のお答えに続いてお願いしますが、きょういただいたこの資料の中にもあるんですけれども、平成九年度の一応見込みとしまして、予算ということですけれども、資金運用部の預託金の利子二兆二千億円というふうに見積もっておられるわけですけれども...全文を見る | ||
○海野義孝君 次に、大蔵大臣にお願いします。 かねてよりもうさんざんお聞きしていますし、新聞報道等でもされていらっしゃいますので、ひとつ簡潔に、私に対して発言の時間を与える思いやりをひとつよろしくお願いします。 | ||
○海野義孝君 金融制度改革、いわゆる日本版のビッグバン、これのスケジュールにつきまして、本当は六大改革全部、二〇〇五年にかけての年別スケジュールをお聞きしたいんですが、そうはいきませんから、金融制度改革に絞りまして、今後の進め方、具体的にはこういう法案をいつごろつくるとか、いつご...全文を見る | ||
○海野義孝君 国金局長、お見えですので、一、二、教えていただきたいんですけれども、今大蔵大臣がおっしゃった来年の四月、今回常会に出ているわけですけれども、外為法を改正するということで、ほぼ実質的には外為関係管理については完全自由化に近いということになるんですけれども、具体的にこれ...全文を見る | ||
○海野義孝君 もうちょっと教えていただきたいんですけれども、いわゆる今までの外為管理ということでありましたから、日本の水際で要するに海外からの我が国への進入をある程度シャットアウトしていたという部分があるかと思います。 今おっしゃったのでは、私どもがコンビニで両替して、そして...全文を見る | ||
○海野義孝君 そのように願いたいと思います。 次に、銀行局長、それから理財局長に、例の金融制度の改革ということと公的金融システムの問題の関係について、お聞きします。 きのうかおとといでしたか、全銀協が公的金融システムの問題について立派なパンフレットをつくり、そしてその中で...全文を見る | ||
○海野義孝君 それでは、つい最近、私も院の参考人の質疑に時間をいただいて御質問させていただいたときに、ある総合研究所の理事長がおっしゃったんですけれども、いわゆる今回のビッグバンというのは、これはとにかくいろいろな犠牲を払ってもやらなくちゃならないんだと。まさに、サッチャーさんの...全文を見る | ||
○海野義孝君 国金局長にお聞きしますけれども、またぞろ最近ジャパン・プレミアム〇・二%ぐらいになってきたということですけれども、現在我が国の金融機関でジャパン・プレミアムの対象となっていない銀行が、名前は要りませんけれども、何行あるか。今言われているのは、我が国には都銀あるいは長...全文を見る | ||
○海野義孝君 それは、多少のあれはあるわけですよね。 | ||
○海野義孝君 次に、銀行局長にお聞きします。いわゆる規制緩和ということを、ビッグバンというものを進める中では我が国の金融界も思い切って規制緩和をやるべきだということで、日本の例えばビッグの超一流の民間企業、これは非金融会社でありますけれども、ジャパン・プレミアムは全くつかない、む...全文を見る | ||
○海野義孝君 今の点で、私はそういったまさに完全な自由競争になるとなれば、我が国の今までの護送船団方式の金融行政の中で、いえばトップ企業、トップバンクと言われたようなところも、確かに今我が国の金融機関の中では、大手で見ましてもニューヨークにDRで上場しているのはたしか一行しかない...全文を見る | ||
○海野義孝君 ありがとうございました。 | ||
05月01日 | 第140回国会 参議院 決算委員会 第2号 議事録を見る | ○海野義孝君 平成会の海野義孝でございます。与えられた時間の範囲で関係の各大臣皆様に御質問させていただきたいと思います。 最初に、いわゆる金融制度改革、日本版ビッグバンの問題につきまして大蔵大臣に御質問させていただきたいと思います。 昨年の十一月十一日に橋本総理から金融制...全文を見る |
○海野義孝君 今の大蔵大臣の御答弁ですけれども、私は、ビッグバンを進めていく上におきまして、まだ何となく対応の仕方といいますか、踏み込みがやや甘いんではないかというように率直なところ思うわけでございます。 実は、バブルが崩壊しまして既に五年有余を経過しているわけでありますけれ...全文を見る | ||
○海野義孝君 おっしゃることは全くそのとおりでありますが、言うなれば、今のような御発言を昨年の今ごろおっしゃっていただければ大変私としても納得できたわけでありますけれども、ビッグバンに対する御決意であるのか、あるいは現状における金融機関の破綻に対する金融行政の対応の仕方であるとか...全文を見る | ||
○海野義孝君 どうもありがとうございました。 今回の日産生命につきましても、その債務超過額が既に今おっしゃった基金の最高額を上回るような状況になるということで、現在は何か調査あるいは検査中であるということなんで、月内にはその結果が出ると思いますけれども、ひとつ万全のそういった...全文を見る | ||
○海野義孝君 大変長々と御説明いただきまして、ありがとうございました。 大蔵大臣の熱意のほどはよくわかりますけれども、やはりこれからの具体的な施策において、日米間のそういった会談において出てきたような問題が、我が国においていろいろな今後のいわゆる経済財政政策のかじ取りにおいて...全文を見る | ||
○海野義孝君 今、郵政大臣の御答弁は、私がお願い申し上げた点とはいささか違うわけでありまして、その点は結構でございます。 お立場上、とにかく今いろいろと言われておりますような郵政三事業の民営化の問題等についてはあえてお触れにならなかったわけであります。私は、ビッグバン、行財政...全文を見る | ||
○海野義孝君 大変ありがとうございました。 私は、最近の行革問題等につきましては、いわゆる組織単位の統廃合問題とかそれから民営化議論、こういうものがどうも先行するという形が強いんじゃないかというふうな懸念を持つんです。私は、国際的なそういうグローバルスタンダードというような視...全文を見る | ||
○海野義孝君 ある程度私は予想しておりましたけれども、小泉大臣の御発言はまさに竹を割ったような一そういうことでひとつ大蔵大臣、予備費の問題については、これは今たまたま私が目についた厚生省の問題でありますけれども、この予見せざる、突発的とか、そういったことによって起こったものに対す...全文を見る | ||
○海野義孝君 同様に、大蔵大臣にただいまの問題についての今後の予備費の計上の問題等についてひとつ御答弁をお願いしたいと思います。 | ||
○海野義孝君 これは憲法にもうたわれていることでありまして大変重要な問題でありますので、決して軽視なさらないように、むしろこれは今後の予算編成におきましても、大変こういう厳しい環境下でもございますし、財政再建の中での予備費のあり方あるいは今後の予備費の使い方、こういったことにつき...全文を見る | ||
○海野義孝君 時間がないのが大変残念です。小泉大臣、また機会をつくってよろしくお願いします。 どうも大変ありがとうございました。 | ||
05月07日 | 第140回国会 参議院 本会議 第22号 議事録を見る | ○海野義孝君 ただいま議題となりました外国為替及び外国貿易管理法の一部を改正する法律案に対し、私は平成会を代表して、橋本総理並びに三塚大蔵大臣に質問をさせていただきます。 初めに、先般行われた日米首脳会談についてお聞きします。 同会談に先立ち、クリントン米大統領は橋本総理...全文を見る |
05月13日 | 第140回国会 参議院 大蔵委員会 第12号 議事録を見る | ○海野義孝君 おはようございます。平成会の海野でございます。 本日は、大蔵大臣を初め大蔵省の各局の最高幹部の方また日本銀行の山口理事には、御多忙のところをお運びいただきまして、大変ありがとうございます。 私は、生まれて初めて一時間五十分、百十分間という大変な長時間をきょう...全文を見る |
○海野義孝君 どうもありがとうございました。 今の問題に関連しまして長野証券局長に、今野村証券問題で大変御心痛と思いますけれども、私も証券界に身を置いた一人としまして大変ざんきにたえない問題が起こっている、このように思います。一日も早く司直の手においてこれが解明され、そして兜...全文を見る | ||
○海野義孝君 大変詳しく御説明いただきまして、ありがとうございました。 いずれにしましても、株式市場が出来高を伴って、当然のことなんですけれども、市況が堅調であるということはやはり経済の諸活動等、あるいはその先行きについて兜町のシグナルとしてはかなり前向きのそういった点滅を始...全文を見る | ||
○海野義孝君 今おっしゃったようなことがまた今後のマーケットに反映するんじゃないか。ほぼこの辺のところで落ちつくのかな、百十五円から百二十円の間ぐらいのところで落ちつくのかなと、新聞にもそんなことが出ておりましたけれども。 このことと絡んで、私は、先ほどもいろいろ御指摘があっ...全文を見る | ||
○海野義孝君 引き続き山口理事にお聞きしたいんですけれども、そういう景況感の問題でありますけれども、これは御案内のとおりで、経済の諸指標というのはどうしたって発表されるのはタイムラグがあるわけです。我が国の統計数字というのは大変正確であり、比較的早いと言われますけれども、しかし、...全文を見る | ||
○海野義孝君 そういう意味でもいろいろな市況性商品の動向というのが私はこれから差し当たっては注目されるのではないか、こう思います。そういう意味でも安定した為替の動き、あるいはまた株式マーケットが、先ほど御指摘がありましたように、年初来の高値圏にあるということでありますけれども、昨...全文を見る | ||
○海野義孝君 どうも大変御丁寧にありがとうございました。大蔵大臣、胸中には大変秘めたるものがおありのようで、まずまずというような、一段落というか一安気というような感じのように受けとめます。 今回の問題は、私は先般の本会議でも御質問いたしましたけれども、これはどうやら危惧の念に...全文を見る | ||
○海野義孝君 大変ありがとうございました。 私は、そういう経営再建といいますか、先ほどの私の持ち出した例がちょっと違うかとも思いますけれども、しかし私は何も日債銀が経営破綻しているということを言っているわけじゃありません。ただ、せっかくそういうルールができたという中で、要する...全文を見る | ||
○海野義孝君 どうもありがとうございました。 もう一つだけ銀行局長にちょっと簡単にお答えをいただきたいんですが、何か最近の新聞報道等によりますと、いわゆる金融機関の自己査定ということを、それぞれ来年四月の早期是正措置といったことに絡んで、自己資本比率というか財務内容をここでさ...全文を見る | ||
○海野義孝君 それでは次に、また銀行局のことで恐縮ですけれども、日産生命の問題であります。 これは、大蔵大臣の方から業務停止命令をお出しになった。万々やむを得ないということで、そういった対応をおとりになったということだと思いますけれども、これは我が国の生保の中でも、三十一社ぐ...全文を見る | ||
○海野義孝君 あえて申し上げませんけれども、今の御答弁は大変納得のいかない点が多々あります。いずれにしましても、今後いろいろとまだまだ大変だと思いますので、適切なそういうひとつ取り組みをしていただきたいということをお願い申し上げたいと思います。 次に、外為法問題についてお聞き...全文を見る | ||
○海野義孝君 そのように、ここへ来まして外資系の攻勢というか、ビッグバンというものをターゲットにして我が国へのそういう攻勢が始まっているというように受けとめていいかと思います。 この点につきまして、もう一つは、ひところ我が国におけるマーケットにおいてのいろいろな仕事というもの...全文を見る | ||
○海野義孝君 今の後段の御説明は、実は追加の御質問をしようと思ったところまでおっしゃっていただいて、確かにuターン現象が起こっているという話を聞くわけです。再び日本へ戻りつつあるとか、先ほどおっしゃったように日本の拠点を強化するとか、こういう動きがあるというふうに聞くんです。 ...全文を見る | ||
○海野義孝君 よくわかるんですけれども、どうもこのところ不幸にして大和銀行であるとか日債銀であるとか、我が国のいわゆるビッグ、定位置に入っているようなところが海外業務から撤退するというのは、どうもビッグバンのあれからいうと逆行しているというような、我が国の置かれている現在の立場と...全文を見る | ||
○海野義孝君 ありがとうございました。 あわせてお聞きしますけれども、いわゆる持ち株会社、純粋持ち株会社というのが我が国でも早晩実現すると思いますけれども、そういうふうになった場合は、この間も私はここで御質問して榊原局長からも笑われましたけれども、我が国のいわゆるジャパン・プ...全文を見る | ||
○海野義孝君 大変含みのある御発言で、やれるんじゃないかというよりも、日本は規制緩和ということが今一番問題になっておりまして、先般もある総合研究所の理事長だったか会長が来て私ども質問しましたけれども、そういう規制緩和ということがこれからのビッグバンの中で一つの大きな柱だということ...全文を見る | ||
○海野義孝君 その辺のところを明確にお聞きしたがったわけなんで、それを聞いたからきょうの質問はもういいぐらいですけれども、そうもいきませんのであと少し御質問します。 そこで、今後外為が完全にフリーになりますと、向こうからどんどん入ってくる。いわゆる水際での今までのシャットアウ...全文を見る | ||
○海野義孝君 長野局長、証券の場合はいかがでしょうか。 | ||
○海野義孝君 私、証券についてあえてお聞きしたのは、今東京でデリバティブ関係はほとんど外資系に席巻されていると思うんです。私のいた証券の後輩が今外資系の会社にいまして、そこはフランス系ですけれども、我が国におけるいわゆる株式、債券等のデリバティブスではトップだと言っていました、扱...全文を見る | ||
○海野義孝君 預金を受け入れるんですか。 | ||
○海野義孝君 今の榊原局長のお話の中で、やっぱり日本の対応という面、これはやっぱり規制緩和がおくれているわけですよ。同じ土俵じゃないわけです。だから、先ほどもいみじくも長野局長がおっしゃったように、なぜ日本でラップアカウントできないといったら、手数料が自由化されていないからですよ...全文を見る | ||
○海野義孝君 それでは、最後に大蔵大臣にまとめて御答弁をお願いしたいと思います。 きょうは大蔵省の最高幹部の方々に御質問させていただきまして大変勉強になりましたけれども、要するに税制の問題にしてもそうでありますけれども、あるいは証券の問題もそうでありますが、やはり大蔵省として...全文を見る | ||
○海野義孝君 終わります。 | ||
06月05日 | 第140回国会 参議院 大蔵委員会 第17号 議事録を見る | ○海野義孝君 平成会の海野でございます。 本日本銀行法案に関する審議も日にちを重ねてまいりまして、もう終盤に近いかと、このように思います。私も、五十五分間という限られた時間でありますし、本日も午前中に自民党の先生方からも大分踏み込んだ、大変聞きごたえのある御論議もありまして、...全文を見る |
○海野義孝君 大変ありがとうございました。 その中央銀行研究会での御審議というものが今般の日本銀行法案、この骨子となっているということは当然考えられるわけでありますけれども、その中央銀行研究会におきましての審議の中で、論点の中で幾つかの問題はあろうかと思うんですが、特にそこで...全文を見る | ||
○海野義孝君 大変ありがとうございます。 実は私、今回のこの日本銀行法案の審議、この問題が出てきましたのは、先般来委員の方々からもいろいろ御質問があり、お答えがあったわけでありますけれども、やはり一昨年秋以降といいますか、いわゆる金融不祥事といいますか、こういったものが内外で...全文を見る | ||
○海野義孝君 大変御丁寧にありがとうございました。 まさにおっしゃるとおりだと思いますけれども、実はきょうの午前中にもいろいろ御審議がありまして、バブル当時の問題、これは八〇年代の問題でありまして、これはまだ今日的な問題であり、なお今日いろいろな銀行あるいは保険会社等が大変経...全文を見る | ||
○海野義孝君 お二方から大変よく御説明いただきました。 これから申し上げることは過去の話でして、これからの新しい法律、大蔵省の方においては金融監督庁、こういったことと絡んで私は申し上げたいのですが、午前中も清水先生がお話しになって、もうちょっと突っ込んだことをおっしゃりたかっ...全文を見る | ||
○海野義孝君 ありがとうございました。 次に、いわゆるアカウンタビリティーというような言葉が最近ははやっておりますけれども、今般の日本銀行法の改正の大きな目的として、やはりそういった説明の重要性といいますか、そういったことが大きな改正の目的だろうと、このように思うわけでありま...全文を見る | ||
○海野義孝君 それでは次に、金融政策面のことにつきまして二、三お聞きしたいと思います。 今、総裁の御答弁で、いわゆる政策の透明性の問題につきまして、あるいはまさに民主的な方法によっていわゆるそういう政策についての内容等については御説明をされるということでありますけれども、もう...全文を見る | ||
○海野義孝君 ありがとうございました。 これは大蔵省の今回のいわゆる執行部門としての検査・監督、これを独立した監督庁にするということですけれども、これは銀行局長にお聞きしたいんですが、アメリカあたりに比べますと、先ほどからいろいろおっしゃっているように、我が国もこれから開かれ...全文を見る | ||
○海野義孝君 ありがとうございました。 銀行局長、ちょっとお聞きしたいんですが、このところいろいろな事件がありまして、これもまあ悪質といえば悪質かもしれませんけれども、我が国の優秀な検査の網にもひっかかってこないというような問題。あの証券関係の問題も、あれは検査でわかったんじ...全文を見る | ||
○海野義孝君 済みません、大蔵大臣には最後に御質問します。了解を得ましたので、ちょっと一、二分超過します。 今回のいろいろな不祥事件での検査によって債務超過の問題とかいろいろなことがだんだんわかっできますけれども、どうも今の自己査定というのは護送船団方式の時代の名残があるよう...全文を見る | ||
○海野義孝君 終わります。 | ||
06月09日 | 第140回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第5号 議事録を見る | ○海野義孝君 平成会の海野義孝であります。本日は金融監督庁の設置法案等に関しましての審議でございまして、私の方から主要な点につきましてお聞きしたいと思います。 まず、本論に入る前に、昨年来、こうしたいわゆる金融行政改革といった問題等を含めて諸改革ということがクローズアップされ...全文を見る |
○海野義孝君 どうもありがとうございました。 それと関連しますが、先ほど塩崎委員の方からも御質問等ありましたけれども、いわゆる金融機関、銀行、証券、保険、こういったところのいわゆる不祥事の問題というのが最近は明るみに出てきていると。これは内部告発によってというようなものもある...全文を見る | ||
○海野義孝君 また関連しますけれども、今回の大蔵省の金融行政、その中でいわゆる検査監督、こういった部門を切り離す、独立させる、独立性を付与させていくと。他からのいろいろなそういう侵害といったものを極力防いで、独立した機関として検査監督行政をやらせていくと。その契機になったのは、私...全文を見る | ||
○海野義孝君 簡単にお答えいただきましたけれども、ちょっとその点、いわゆる住専処理のやり方ですね。いわゆる預金者保護あるいは金融システムの維持、こういうようなことで財政資金を投入したと、こういうことになっているわけであります。この財政資金投入、つまり国民の重税をこういったものに、...全文を見る | ||
○海野義孝君 そのとおりですけれども、むしろそういった点を、今後の金融行政の抜本的な改革という中で二度とそういった不透明というか不明朗な、国民にとっても大変わかりにくい、そういうような行政というものは断固廃止すべきであると。私は、我が国のそういった金融行政、こういったものがやはり...全文を見る | ||
○海野義孝君 ちょっと今の点で、大分よくわかりますけれども。 もう一つ、国際的な整合性という問題。今もグローバルスタンダードというお話がありましたけれども、これはかなりこれまでの我が国の国際的にも問題になった金融の不祥事、こういったことの根底にあったんではないかと思うんですね...全文を見る | ||
○海野義孝君 今の山日銀行局長のお話、最後の部分でちょっとお触れになりましたけれども、いわゆる当局の行政という面での責任、こういったことがちょっと私は希薄じゃないかと思うんですね。 これは銀行のせいだとかいろいろ言われますけれども、あのときのいきさつについてはもう本にも著され...全文を見る | ||
○海野義孝君 そこで、本論に入りまして、金融監督庁の問題について申し上げたいと思います。 どういつだ形態の検査監督部門をつくっていくか、機関をつくるかという問題、これはいろいろと与党三党におきましても御検討をされてきた。 また、大蔵省の中でもプロジェクトチームをつくられて...全文を見る | ||
○海野義孝君 今、ごく通り一遍の御説明だったと思うんですけれども、いわゆる金融監督庁構想と大蔵省との関係、法案等を見ておりますと、どうもすっきりしない部分がいろいろあります。これは、日銀法の全面改正についても私も指摘しましたけれども、どうもすかっとしたものがない、切れ味がどうも鋭...全文を見る | ||
○海野義孝君 もうちょっと鮮明な、だれにでもわかりやすいそういう御説明がないと、何となく私は去年の住専国会でこんにゃく問答をやっているときみたいな気がするんです。やっぱりもっと変わっていかないといけないんじゃないでしょうか。 私は、金融監督庁構想の問題点、これについて一つ一つ...全文を見る | ||
○海野義孝君 今おっしゃった方策がないというのは具体的にどういうことなんですか。 | ||
○海野義孝君 大変わからない法案なんですね。 信用秩序の維持に重要な影響があるという、つまり信用システムに大変な影響があるという。これは、要するに金融機関の破綻問題が起こってくると、あるいは金融機関の経営が大変厳しくなってきている、最近もそんな例がありましたけれども、そういう...全文を見る | ||
○海野義孝君 そうしますと、例えば、あれですか、連鎖倒産みたいな形で次々と金融機関が影響を受けていくというような大変大きなそういった問題になるということなんですか。あるいはアメリカの八四年のコンチネンタル・イリノイみたいな、いわゆるツービッグツーフェールというような、その辺のとこ...全文を見る | ||
○海野義孝君 じゃ、預金保険機構の問題でちょっとお聞きしたいんですが、この預金保険機構の監督ということでも大蔵省の権限、これをかなり大きく認めているんじゃないかと思うんですね。 資金援助によってこの預金保険機構の財務が悪化して信用秩序に響くと、こういうようなときにも、金融監督...全文を見る | ||
○海野義孝君 私はまだ十分に理解できませんけれども、時間もあれですので、今度はまた監督庁構想の中で、独立性という問題では再三御論議もありましたけれども、いわゆる肝心の人事の問題、それから組織の問題ですね、こういった点が何か不透明というか、まだ明確になっていないと。 最近、新聞...全文を見る | ||
○海野義孝君 現在の金融監督庁を予定した設立準備室、これはどういったスタッフで、その中で大蔵省から何名ぐらい入っているんですか。 | ||
○海野義孝君 何か肝心なところについては余りおっしゃりたがらないということで、ますます何というか不透明というか、そういう感じがするんです。今の点についてひとつ具体的に、その準備室が何名で、それぞれの省庁がそれぞれ何名ということと、あわせてもう一つ、新聞等によりますと、いわゆる金融...全文を見る | ||
○海野義孝君 何か新聞報道等によりますと約三百五十名で、その中で九〇%強が大蔵省出身というようなことが言われております。これはある面では当然現在の金融検査部が分離され、そちらへ行くということでありますけれども、問題は、その大蔵省の大事に左右されない、つまり人事の独立性ということを...全文を見る | ||
○海野義孝君 官房長官、記者会見を終わられてお戻りになったようですので、せっかくの機会ですから、私は初めてなんです、官房長官には。お聞きし在のですが、今のと関連します。 監督庁のスタッフ、監督庁ができた場合に、私は、独立のそういう機関ができるという機会に、もちろん大蔵省から大...全文を見る | ||
○海野義孝君 大分御丁寧にありがとうございました。 大蔵大臣にひとつまた教えていただこうと思うんですが、今回のいわゆる検査監督部門の分離という構想、これはこれとして大変重要なことであります。その辺の具体的な機構をどうするかという部分につきましては私とはやや違うような方向である...全文を見る | ||
○海野義孝君 金融局。 | ||
○海野義孝君 私がお願いしたがった点とは若干御答弁があれなんですけれども、検査監督というものを分離するということで、その後いわゆる銀行、証券局、これを合体して金融局をつくる、こういうあれがありましたけれども、要するにその先ですね。金融行政改革という中で、いわゆる企画立案部門という...全文を見る | ||
○海野義孝君 それでは最後にもう一問、大蔵大臣に御所見をお聞きしたいと思います。 日本版ビッグバン、つまり金融制度の改革、この成功の前提条件というか一つの試金石として今回こういった監督庁構想というものが明確になり、これを審議中でありますけれども、日本版ビッグバン成功の前提条件...全文を見る | ||
○海野義孝君 ありがとうございました。 | ||
07月31日 | 第140回国会 参議院 決算委員会 閉会後第3号 議事録を見る | ○海野義孝君 平成会の海野義孝でございます。よろしくお願いいたします。 きょうは、時間も限られておりますので、大きく二つの御質問を申し上げ、いろいろと御教示をいただきたい、このように思うわけでございます。 まず最初に、公共事業と財政の再建問題につきまして御質問させていただ...全文を見る |
○海野義孝君 概略の御説明だったかと思うんですけれども、新しいキャップ方式によれば、例えば公共事業につきましてもかなり踏み込んだ、要するに新しい手当てというか方式でおやりになるんだと、こういうことですけれども、ちょっとまだやや抽象的だという感じがするんです。 具体的にどういう...全文を見る | ||
○海野義孝君 これから具体的に平成十年度の予算の編成を行っていかれる中で、年内にはその輪郭というか全体像が従来とはかなり違った、まさにおっしゃるような新しい方式に基づく予算の編成、これはまた財政構造改革ないしは財政再建という面にも資する、そういったものであるということがはっきりし...全文を見る | ||
○海野義孝君 これは今後いろいろと御議論もまた出てくるかと思いますから今後の問題にしまして、もう一点だけちょっと今の予算の問題でお聞きしたいと思うのです。私は、財政危機の打開という点では、結果的にもちろんそういった金額面、そういった歳出を減らすということは当然かとは思いますけれど...全文を見る | ||
○海野義孝君 どうもいろいろとありがとうございました。 では、この関係につきまして亀井大臣に御所見をお聞きしたいと思います。 これは新聞で拝見しましたけれども、かねて大臣は財政再建というのは経済の活性化なくしてはできない、社会資本投資を減らしていくことが財政再建ではないと...全文を見る | ||
○海野義孝君 大変御丁重に詳しく御説明いただきまして、やはり量がカットされるというのはある面ではやむなしですけれども、質的な面で知恵を絞って、そういった公的な需要が民需につながっていくという効果にかけていくというお話、ごもっともだと思います。 次に、今のこととも関係があり、ち...全文を見る | ||
○海野義孝君 どうもありがとうございました。かなり配慮しながら、こういった防災工事については年々の予算の中でおやりになっているというように思います。 後ほどまた御質問しますけれども、七月の冒頭にお出しになった建設白書の中でも触れておられますが、そういった社会資本の整備というこ...全文を見る | ||
○海野義孝君 今、後で御質問しようと思いましたが、今年の建設白書の中のことについてもお触れになりましたので、建設白書に関する質問は割愛させていただきまして、次に財政投融資改革と住宅政策につきまして時間の範囲内で簡単に御質問させていただきたいと思います。 ここで改めて多言を要し...全文を見る | ||
○海野義孝君 そういった繰り上げ償還が大変ふえておりまして、その分によってさらにいわゆる金利差が拡大するということで、言うなれば補給金を一般会計から引っ張ってきているということですが、何か近年は金額が大きいために、その分を繰り延べるという形で特別損失金という形になっているわけです...全文を見る | ||
○海野義孝君 時間があと三、四分になりましたので、最後に総括的に大臣にまた御所見をお聞きしたいと思うんです。 今の問題は、実は住都公団につきましてもお聞きしたがったんですが、時間の関係で残念でありますが、これを含めまして財政投融資改革の視点から、住宅金融公庫、住都公団など特殊...全文を見る | ||
○海野義孝君 終わります。 | ||
09月04日 | 第140回国会 参議院 決算委員会 閉会後第5号 議事録を見る | ○海野義孝君 平成会の海野義孝であります。 きょうは、我が国の民有林業の問題を中心にしまして、その税制等のことも含めた御質問をしたいと思います。 きょうは、林野庁長官初め、また大蔵大臣には御出席いただきまして大変ありがとうございます。 昨日、この場におきまして、決算委...全文を見る |
○海野義孝君 どうもありがとうございました。 今の林野庁長官のお話ですと、国土の七〇%を森林が占めている。これは恐らく世界的に見ても日本はトップクラスではないか、こう思うわけでありますけれども、そういった中で七〇%を実は民有林が占めている、こういうお話でございます。 昨日...全文を見る | ||
○海野義孝君 民間の企業であればそもそも成り立たないような状況が自由化以後急速に我が国の林業界を襲ってきたということが言えると思うんです。民間の企業であればもう完全に倒産と。昨年、住専の大手各社がまくらを並べて倒産しましたけれども、やはり我が国の国有林野に端的に象徴されているよう...全文を見る | ||
○海野義孝君 ただいまの林野三法の件につきましては、後ほどまたその展開の状況等についてお聞きしたいと思います。 現在は、木材価格といいますか立木の値段、こういったものはほぼ下げどまってきているんでしょうか。その辺の今後の見通しについては、恐らく三分の二強が外材に振り回されると...全文を見る | ||
○海野義孝君 内外の需給の問題ですけれども、いわゆる外材、これはやはり丸太とかそういったものでなくて、最近は木材というか、製品としての輸入というのが大宗を占めるようになっているんでしょうか。その辺の推移というのは自由化以降どのように変わってきているわけでしょうか。 | ||
○海野義孝君 そういたしますと、山の立木自体の価格というものも大変国際的な競争にさらされて大きく下げてきた。さらには、追い打ちをかけて製品といいますか木材自体の価格も下げてきて、日本のいわゆる林業、これは広義に言いますと加工をされている製材業といったところかと思いますけれども、そ...全文を見る | ||
○海野義孝君 どうもありがとうございました。 ちょっとお聞きしたいのは、要するに山の中から伐採をして、そしてそれを林道を通してふもとといいますか製材工場なりそういったところへ搬送する。いわゆる伐採の問題あるいは間伐、枝切りとか下刈りとかいろいろあるんでしょうけれども、そういう...全文を見る | ||
○海野義孝君 いずれにしましても、この間、昭和三十五年の四十四万人から一昨年では八万六千人と約二〇%の規模にまで減っており、しかも五十歳以上の就労者の方が七〇%ということでございますけれども、このように急激に減ってきた理由としては、片や機械化等もあろうかと思います。 昔、私の...全文を見る | ||
○海野義孝君 お話はまことに結構なことなんですけれども、そういった林業に携わっている就労者の賃金水準ですね。これは一般というか、どこと比較していいかあれですけれども、例えば国有林野の営林局営林署等で働いている人たち、ちょっと忘れましたけれども、何年か前にそういう就労者の資格という...全文を見る | ||
○海野義孝君 それでは次に、もう一つマクロ的な視点からお聞きしたいんですが、林家の経営状況について、例えばどのぐらいの面積を保有して、そういった階層別とか年収であるとか、あるいは経費、純所得、こういったものがどのぐらいであるか、その辺のところ、概略で結構ですけれども、最近の傾向的...全文を見る | ||
○海野義孝君 ちょっと確認させていただきますけれども、例えば今の二十から五十ヘクタールぐらいの標準の林家で六十六万円ぐらいが四十七万円、これは年間ですか。 | ||
○海野義孝君 ちょっと何か数字が一けた違うんじゃないかと思いましたけれども。 いずれにしても、この収入、これは実質的なネットの分でございますか、要するに経費等を差っ引いた。年間の粗収入というか、そういった中からいろいろなコストを引いてネットの収入がこのぐらいというようなことで...全文を見る | ||
○海野義孝君 ネットの分ということですね。 | ||
○海野義孝君 この問題ばかりをやっておりましてもあれですので、税制の問題について少しまたこれからお聞きしたいと思うんです。 ただいまいろいろと長官に教えていただいた状況からいたしましても、国有林野も大変ひどい状態でありますけれども、民有林野についてもこれは大変厳しい。国有林野...全文を見る | ||
○海野義孝君 どうもありがとうございました。 完全な自由化が行われた三十九年度の翌年の四十年度には一千億になったと言うんですが、三十年度が五百五十億円で四十年度が一千億と、十年間で漸増的にふえてきているのかと思いますけれども、十年間で約五百億弱。その後を見ましても、十年間で三...全文を見る | ||
○海野義孝君 どうもありがとうございました。 この年末にかけての民有林分野についての林政審の答申といいますか、それに期待をすると同時に、今後ますます林野庁としての取り組む姿勢を高めていっていただきたいということをお願いして、長官には御質問を終わらせていただきます。次に、時間が...全文を見る | ||
○海野義孝君 時間になりましたけれども、益田先生に申しわけないんですが、ちょっと最後の締めに一言だけお許しいただきたいと思います。 税制の問題、御当局では大変御努力をいただいているということは、現在の我が国の林業経営に対してそれなりのやはり評価をしてくださっているということに...全文を見る | ||
11月14日 | 第141回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第7号 議事録を見る | ○海野義孝君 皆さんおはようございます。 ただいまから一時間時間をいただきまして、大蔵大臣、経済企画庁長官を初めとして関係の方々に御質問をいたします。 最初に大蔵大臣に、スタートですから御所見を伺って、最後にまたまとめで御所見を伺うということで、途中においては必要に応じて...全文を見る |
○海野義孝君 おっしゃることはもうまさにそのとおりでして、私どもも、この財政再建問題は大変深刻でありますし、これは何としても解決しなくてはならない問題である、国民すべての協力が必要であると。一人当たり五百万円近い負担ですから、中央と地方で五百二十一兆円ですから、問題はまだあります...全文を見る | ||
○海野義孝君 ありがとうございました。 今のお話ですと、大分トーンはダウンしてきている。株式市場を初めとしまして為替市場等、まさに先見的なそういうマーケットは大変厳しいシグナルを発し続けております。中には、株式市場については年内にも一九九二年八月、九五年七月、こういった一万四...全文を見る | ||
○海野義孝君 大蔵大臣にお尋ねします。 先ほど企画庁長官がおっしゃった政策判断、政策態度、これは十月と変わっていない部分がほとんどであります。若干変わったのは、来週にも第二弾の経済対策、景気対策をお出しになるというようなニュアンスに受けとめられる御発言がありましたけれども、き...全文を見る | ||
○海野義孝君 かねてより、いろいろな委員会等で経済企画庁の存廃論というのがあるんです。これは現長官に対してとやかく言うことではありません。行政の一つのシステムとして企画庁の必要ありゃなしやということがあります、私はあっていいと思いますけれども。 大蔵大臣、私、株式出身ですけれ...全文を見る | ||
○海野義孝君 大蔵大臣にお願いでありますけれども、今のはつまり縦割り行政的な中でのそういう代表選手なんです。そういうものではだめなんですよ。総合的に企業でも各分野の代表が出てボードを形成しているわけです、役員会を。私なんかは調査部門の代表で参画していたわけです。そういうもの、これ...全文を見る | ||
○海野義孝君 国際金融局長、前の榊原局長には大変お世話になりました。必ずしも私の思うような御答弁はほとんどなかったんですけれども、外為法の自由化の問題についても大変教科書的な御発言で、世の中はどうも前局長とは違う方向に動きつつあると思って、私のような現場にいた者の方が苦労しただけ...全文を見る | ||
○海野義孝君 為替の問題はどうでしょうか。 | ||
○海野義孝君 ここへ来ての介入はありますか。 | ||
○海野義孝君 今の御答弁でわかりましたように、大変微妙な段階にある。為替がどこまで行くかということはある程度胸中におありでしょうけれども、それを言ったのでは直ちに短資業者が動き出しますから、そういうことはできませんでしょうけれども。 次に、証券局長、長野局長には久しぶりで、ま...全文を見る | ||
○海野義孝君 証券局長にはもっと突っ込んだお話をお聞きしたいんですが、時間の配分上それもできません。 ただ、一言申し上げておきますのは、先々週と先週の二週間で東京、大阪、名古屋の三大市場の一、二部合計で外人売りが急増しておりまして、約二週間で五千億円、一株五百円平均としまして...全文を見る | ||
○海野義孝君 私もつぶさに分析しておりませんので、ここで断定的なことは申し上げられませんけれども、この内容を見ますと、増税した、減税を打ち切った、この分だけはぴょんとふえているんです。あとは押しなべてだめです。 大蔵大臣、税収の面から見て、景気をどう判断されますか。 | ||
○海野義孝君 大蔵大臣、これは大蔵大臣が承知されなくて、所管の大蔵省が出した見通し、報告がないということはないと思うのです。十一月六日の某紙の夕刊で、大蔵省の見通しによれば、これはいつやるかわかりませんけれども、不景気によって見込み違いが生じている部分も含めて、補正予算は一兆円以...全文を見る | ||
○海野義孝君 そういったことは赤裸々におっしゃっていただかないと。 それから、さっき年末にかけてふえてくる、こんなの当たり前の話ですよ。法人税がいつ入ってくるかというようなことは、毎月入ってくるわけじゃないですから。特に今は三、九決算、三月本年度決算というのが多いのですから、...全文を見る | ||
○海野義孝君 決意というものが法案を通すことによってそのまま実行されるような世の中であれば大変幸せなわけであります。それができないところに、我が国の財政が今日ここまで追い詰められてきた責任というものが、これは私はすべての国民にもあると思います、これははっきり言ってすべてにある。で...全文を見る | ||
○海野義孝君 じゃ、お聞きします。 このいわゆる財政構造改革等、行財政構造改革を進展する上での経済構造ということをたしか企画庁で、名目はちょっとはっきり覚えていませんけれども一昨年暮れに最初のをお出しになって、経済構造改革が変わるならばこういうふうに変わってきますよということ...全文を見る | ||
○海野義孝君 次に、法案の内容についての問題点として申し上げたいのは、この法案というのは、対象とする歳出の削減問題につきましては、国の一般会計、それも当初の予算に限られたものでありまして、例えば特別会計予算、財政投融資計画、補正予算あるいは地方財政計画、こういったものを含めたもの...全文を見る | ||
○海野義孝君 最後に一言だけ申し上げます。 今回、財政構造改革という問題が取り上げられたことによって、今までこういった問題について関心を持たなかった人たちも大変、日常の新聞、マスコミ、テレビ等を通じてのやりとりで関心が深まってきたと、このように思います。 先ほど大蔵大臣が...全文を見る | ||
○海野義孝君 終わります。(拍手) | ||
12月02日 | 第141回国会 参議院 大蔵委員会 第6号 議事録を見る | ○海野義孝君 平成会の海野義孝でございます。 本日は、住宅金融債権管理機構の中坊社長には御多忙のところをわざわざおいでをいただきまして、最初にいろいろと御質問させていただきます。よろしくお願いします。 ただいま金融、証券等の不祥事問題が頻発しておりまして、そうした中で金融...全文を見る |
○海野義孝君 私は、我が国のいわゆる金融行政、金融行政だけではありませんけれども、依然として漸進主義的で、現在のいわゆるグローバルスタンダード的な面から見ますと、日本は大国と言われながらそういった行政の取り組み方というのは十年一日のごとく時代の変化に対応したアクセントをつけるとい...全文を見る | ||
○海野義孝君 社長は今敷衍されませんでしたけれども、私がいろいろ拝見した専門誌の中では、国民のためにこれ以上の負担はかけられないということをたしか引き受けたときにおっしゃったということを私は大変感激して読んだ記憶がありますけれども、その点は事実でしょうか。 | ||
○海野義孝君 大変傾聴に値するお言葉であると思います。 次に、これは直接ではないと思いますけれども、住管機構から検察に対して告発等をなさっていると思いますけれども、これまでの告発件数あるいは検察の起訴件数及び主な内容についてお差し支えない範囲でお答えいただきたいと思います。 | ||
○海野義孝君 大変詳しくありがとうございました。今後のいろいろな問題に参考になるようなお話だと思います。 それで、先ほど冒頭におっしゃいましたけれども、今後の譲り受け資産の回収の目標といいますか、住宅ローン関係というのは、これはもう間違いなく十年、二十年たてばサラリーマン等の...全文を見る | ||
○海野義孝君 大変貴重なお話を披歴していただきまして、感謝しております。 最後にもう一つ御質問いたします。 社長のお立場上、大変お答えにくいかと思いますけれども、現下の金融不安定な状況及び金融システムの安定化に対するスキームの面での大混乱、いまだ大枠のフレームさえ決まらな...全文を見る | ||
○海野義孝君 どうもありがとうございました。もっとお聞きしたいんですが、時間が限られておりますのでこれで御退席いただいて結構です。お忙しいところ、ありがとうございました。 次に、本論の罰則問題について入りたいと思いますが、この点については後ほど同僚議員から詳細についてまた御質...全文を見る | ||
○海野義孝君 今それだけやっているんですか、検査を。 | ||
○海野義孝君 ちょっと解せない面があります。そんなにスタッフがいるのか。たしか金融監督庁になっても全体で四百四、五十名だというふうに聞いていますけれども、総出でかかってこれだけ、四百七、八十社というものを検査できるというのはちょっと私の質問を取り違えていらっしゃるんじゃないかと思...全文を見る | ||
○海野義孝君 その内容について、銀行、証券、保険の。 | ||
○海野義孝君 私は業態別にと申し上げたけれども、何かお答えいただけないということで、今のお答えではちょっと状況がつぶさに把握できません。これはまた改めて機会を見てお聞きしょうと思います。 いずれにしても、私は問題が起こったらおたおたしてしまってほかの検査を徹底的にやっていくと...全文を見る | ||
○海野義孝君 福井日銀副総裁においでいただきましたので、一つだけでございますけれども、お聞きしたいと思います。 これは昨日の多分衆議院での集中審議の際に総裁から御答弁があったと思います。今の検査問題に絡んででありますけれども、今後日銀考査の手法を改善し、リスクの発見が十分にで...全文を見る | ||
○海野義孝君 最後の部分でデリバティブズの問題についてもお触れになりました。これは午前中も楢崎先生が御質問になったので私の質問をやられたなと思ったんですけれども、私は今後の検査の盲点というか一番問題点はデリバティブズだと思うんです。これはもう世界的にも、いわゆるベアリングズ社が倒...全文を見る | ||
12月03日 | 第141回国会 参議院 本会議 第8号 議事録を見る | ○海野義孝君 平成会の海野義孝であります。 私は、平成会を代表して、ただいま議題となりました持株会社の設立等の禁止の解除に伴う金融関係法律の整備等に関する法律案及び銀行持株会社の創設のための銀行等に係る合併手続の特例等に関する法律案について、総理並びに関係大臣に質問をいたしま...全文を見る |
12月16日 | 第141回国会 参議院 決算委員会 閉会後第1号 議事録を見る | ○海野義孝君 平成会の海野義孝であります。 本日は大蔵大臣、経済企画庁長官、御多忙のところをお出ましいただきまして、大変ありがとうございます。 きょうの私の質問する問題意識は、しばらくまたお二人には来年の常会までお会いする機会がありませんので、最近の状況についてまたいろい...全文を見る |
○海野義孝君 ありがとうございました。 今の長官のお話の中で、私が一応把握しておる範囲と御答弁、若干ニュアンスの違いがあるかと思います。 設備投資の問題、これはおっしゃるとおりで、長い間のストック調整が終わりまして設備投資は前向きになってきたという面がこれまであったんです...全文を見る | ||
○海野義孝君 おっしゃることはまことにごもっともでございます。 一日も早く政府の御発表になるもの、これは民間のシンクタンクが出しているような経済成長率予測とは違いまして高度な政治的な判断等も加わりますから、必ずしもその数字が額面どおりに受け取れないということはわかりますけれど...全文を見る | ||
○海野義孝君 現状ではそういった御答弁しか期待できない、このように思います。 それで、先ほど長官は、来年につきましても、いろいろなことはあるけれども極力やはり見通せる限りは、ことしは大変状況が急激に変わった年でありましたけれども、来年はある程度与件から見れば見通しやすい年にな...全文を見る | ||
○海野義孝君 企画庁長官のそういったお考えのようになっていくことを期待申し上げます。 もう一点、来年度の一般予算の問題でありますけれども、全体的に見ますと、この間の財政構造改革法によりましていろいろな縛りがある。来年はいわゆる集中改革期間の初年度に当たるということでありますけ...全文を見る | ||
○海野義孝君 今、経済見通し問題と予算のことについていろいろと教えていただきましたけれども、こればかりもやっておれませんから、もう一問あれしたいと思います。 私は、政府のそういう責任という問題、これは私は野党ですからその辺のところは立場が違いますけれども、ことしの経済予測の点...全文を見る | ||
○海野義孝君 今後具体的なこのスキームにつきましては、いろいろ法案をおつくりになるとか、法律の改正等々、先般いろいろとありましたけれども、預金保険法の再改正の再々改正も来年早々には出てくるんじゃないかと思いますが、大変苦渋のそういったスキームというものをこのところやってこられたと...全文を見る | ||
○海野義孝君 最後に、財政構造改革の問題、これは六年間という中でやり遂げていこうという問題であって、余りこれを初年度からこだわるということについては、もっと柔軟に考え、国民に理解されるように努力をすれば私は可能なことだと思うので、余りそれにこだわっているとどうにもならぬところへ日...全文を見る |