海野義孝

うみのよしたか



当選回数回

海野義孝の2000年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月09日第147回国会 参議院 財政・金融委員会 第2号
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○海野義孝君 委員派遣について、その概要を御報告申し上げます。  今回の委員派遣は、去る一月十七日、十八日の二日間、沖縄県に参りました。派遣委員は、平田委員長、伊藤理事、池田理事、三重野委員、星野委員及び私、海野の六名であります。派遣地におきましては、沖縄開発庁沖縄総合事務局、...全文を見る
03月15日第147回国会 参議院 財政・金融委員会 第4号
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○海野義孝君 公明党の海野でございます。  宮澤大臣初め皆様方、大変御苦労さまでございます。  予算の委嘱審査ということでございますが、最初に経済につきまして、まず大蔵大臣に御意見といいますか御所見をお聞きしたいと思うんです。  つい数日前に昨年の十—十二月期の実質GDPが...全文を見る
○海野義孝君 大分丁寧に御説明いただきましたけれども、明るい感じも受け取れるような御発言でございました。  これまでここ数年来モデルになっていたのは、やっぱり設備であるとか債務であるとか雇用であるとか、こういったものの調整という問題、これが景況に大変大きく影響を及ぼしてきたとい...全文を見る
○海野義孝君 そこで、消費を中心にしまして、民間の自律的な回復には投資がそういった雇用の面あるいは労働者の就業時間の問題等を押し上げるという形で可処分所得がふえ、そして消費に回っていくというのにはまだどうかと思いますが、民間部門の一角にこういう明るい兆しが出てきたということは心理...全文を見る
○海野義孝君 大臣はこのところいろんな委員会等においても、あるいは記者会見等でも御発言になっていらっしゃいますけれども、平成十二年は、財政的にも大変厳しい中で、言うなれば三・八%というような積極的な予算によって何とか官需によって押し上げて民需につなげようということで、恐らく補正予...全文を見る
○海野義孝君 ありがとうございました。  小池次官、久しぶりにお話しさせていただきますけれども、新聞では、今の一連の景気について、どうも何となく春らしくなっていくというような報道がちらほらある中で、一方ではもちろん慎重な見方も当然流れていますけれども、新聞では週末に三月度の月例...全文を見る
○海野義孝君 ありがとうございました。  時間が限られておりますので、あと金融問題についてちょっとお聞きしたいと思います。谷垣金融再生委員会委員長にお願いしたいと思いますが、たくさん質問は用意しておりましたけれども、時間があれですし、大臣も記者会見とかいろいろなところで御答弁さ...全文を見る
○海野義孝君 どうもありがとうございました。  終わります。
03月16日第147回国会 参議院 財政・金融委員会 第5号
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○海野義孝君 公明党の海野でございます。公明党・改革クラブを代表して御質問させていただきます。  昨日から本日にかけまして、予算の問題を初めとしまして、あるいは財政問題等についていろいろ質疑がございました。  昨日も出ておりましたけれども、宮澤大蔵大臣は、昨年の予算編成に当た...全文を見る
○海野義孝君 昨日来、大蔵大臣は景況の判断につきましては、この一—三から経済は民間の設備投資がどうやら底入れして上向いてきたというようなことで、これが秋口にかけて民間需要を全体的に押し上げていくような方向へという期待を込めながら、そういった中で補正予算を編成する必要はないだろうと...全文を見る
○海野義孝君 昨日の質疑の際にもございましたけれども、けさの新聞でもちょっと出ておりましたが、大蔵大臣といたしましては、この夏から平成十三年度予算の概算要求が始まるわけでございますけれども、平成十三年度には財政再建への緒につくというような御期待というかお考えをお持ちのように私は受...全文を見る
○海野義孝君 大変重要な点についてお考えをお述べになった、このように承知させていただきます。  その辺、ちょっと私も御質問しようとした部分であったんですが、財政構造改革というところにつきましては、一つは歳出をできるだけ政策効果というか行政評価といったことによって絞り込んでいくと...全文を見る
○海野義孝君 次に、経済戦略会議の答申の中にもありましたけれども、九九年度と二〇〇〇年度は景気刺激型、二〇〇一年度から二年間は財政中立型、二〇〇三年度から六年間かけてプライマリーバランスをとる、そういう財政運営の道筋が示されているわけでございます。一方では、先ほど中島委員からも御...全文を見る
○海野義孝君 さっきもちょっと申し上げましたけれども、プライマリーバランスの問題でございます。  平成十二年度もやっぱり十一兆円ぐらいの逆バランスになる。なかなかこれは均衡しないという状況ですね。おっしゃるように、国債費ももう既に四分の一、二五、六%ぐらいになっています。金利が...全文を見る
○海野義孝君 もう時間も参りますので、もう一問だけお聞きしたいと思います。  いわゆる第二の予算と言われる財政投融資の問題でございます。  これまでややもすると公共事業絡み等につきましても財政投融資関係で相当特殊法人等に資金が使われたということでございますけれども、この財政投...全文を見る
○海野義孝君 大変ありがとうございました。  以上で終わります。
03月28日第147回国会 参議院 財政・金融委員会 第8号
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○海野義孝君 海野でございます。  いよいよ沖縄のサミットも四カ月足らずになりました。先週末のお休みを利用されて総理も沖縄に行かれてつぶさに視察をされ、またいろいろな御発言もあったわけでございますけれども、私も一月に沖縄県へ委員派遣で視察に参りまして、経済界、産業界あるいは財界...全文を見る
○海野義孝君 今おっしゃった根拠法である関税暫定措置法第十条の四でございますけれども、これの法制定の目的についてお聞きしたいと思います。
○海野義孝君 沖縄型の特定免税店制度、これのあらましといいますか概要について簡単に教えてください。
○海野義孝君 そこで、沖縄型の特定免税店、これはたしか昨年第一号店がスタートして、その後どういう状況になっているかわかりませんけれども、その免税店の状況につきまして教えていただきたいと思います、これまでの営業状況。
○海野義孝君 今のお話ですと、昨年の十二月の半ばに第一号店が認可されて営業を開始したということでございますけれども、その後の免許の状況あるいは今後の見通し、これについてはいかがでございますか。
○海野義孝君 この免税店の観光客への浸透といいますか、さらに売り上げの拡大を図っていく、沖縄の経済の振興のために、観光によっての年々の入域出域が相当ふえているというように理解しているわけで、県民の方々の三倍ないし四倍ぐらいたしか出域もあるというふうに聞いているわけですけれども、そ...全文を見る
○海野義孝君 沖縄県としましては、今の特定免税店制度の前に、一九七二年に沖縄県が本土に復帰した際の特別措置としまして、一九七二年から観光戻税制度というのがスタートして今日に至っているわけでございますけれども、これと特定免税店制度との違いはどういった点にあるのでしょうか。
○海野義孝君 沖縄の方の調査というか、沖縄の新聞及び沖縄の当局の方からいろいろと教えていただいた状況によりますれば、この観光戻税制度というのは近年その利用が急減してきているということでございます。片や沖縄型特定免税店制度のスタートの状況は大変遅々たるものでありまして、相互にそれぞ...全文を見る
○海野義孝君 最後の一問として、宮澤大蔵大臣に御見解をお聞きしたいと思いますが、この問題につきましては、今いろいろとお聞きした範囲におきましては、沖縄復帰以後今日までの間に観光戻税制度等が設けられた当時とは状況もかなり変わってきているというお話でございますけれども、せっかく今回こ...全文を見る
○海野義孝君 最後に一言だけ。大変重要な御発言をされましたので。  大蔵大臣も沖縄サミットの重要閣僚として行かれるわけでございますので、今申し上げた点についてはしっかりと御検討いただいて、ひとつ前向きの取り組みをしていただきたい、このように思います。沖縄の経済振興のためにぜひと...全文を見る
04月20日第147回国会 参議院 経済・産業委員会 第11号
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○海野義孝君 おはようございます。  公明党の海野でございます。公明党・改革クラブを代表して御質問させていただきます。  最初に、私ごとで本日のスケジュールの関係で最初に御質問させていただくことを成瀬委員長にお許しいただいたことを心から感謝申し上げます。  御案内のとおり、...全文を見る
○海野義孝君 この消費者契約法とそれから民法それからいろいろな業法などの個別法でございますけれども、こういったものとの関係についてはどのように理解したらいいか、お願いします。
○海野義孝君 大変詳しく御説明いただきましたけれども、言うなれば、個別法、こういったものが縦割り行政に対して、特別法としての消費者契約法というのは、そういった業態的なあれを横断した横断的、包括的なそういうルールといったものを定めると。まさに、今日のいわゆる消費者と事業者との間にお...全文を見る
○海野義孝君 ただいまの長官の御答弁で、大変この問題については国民の皆様方にとっても理解が深まることになったのではないかと、このように思う次第でございます。  今、御答弁になったことと多少重複するかもわかりませんけれども、審議会で昨年最終報告が十二月に出されるまでの間に具体的に...全文を見る
○海野義孝君 大分広範につきまして御説明いただきまして、ありがとうございました。  ちょっと細かな話でございますが、ちょっとお聞きしたいと思います。  本法の第二条の関係の定義の問題でございますけれども、これから申し上げるような契約につきましては本法律案の対象となる消費者契約...全文を見る
○海野義孝君 どうもありがとうございました。  次に、第三条についての解釈の問題でちょっと教えていただきたいと思うんですが、第三条第一項の関連でございます。  ちょっと条文を読むのは時間の関係もあるから省略いたしますけれども、消費者の自己責任を原則とするということであるならば...全文を見る
○海野義孝君 今の御答弁は、重要事項の内容というものがこの第三条第一項の消費者の権利義務及び契約の内容の具体的なものであるというように御説明があったわけでございます。そのように理解させていただいております。  それからもう一つは、第三条の第二項関係の消費者の義務という問題ですけ...全文を見る
○海野義孝君 そこで、今の件についてもうちょっと、第三条第二項の規定について、これは消費者の権利を法的に制約するものであるかどうかというような点が重要だと思うんですけれども、具体的に言いますと、第三条第二項の努力を消費者がしなかった場合、いろいろな重要な事項等が盛り込まれたそうい...全文を見る
○海野義孝君 今の最後の部分でお聞きしたいなと思っていることにもちょっとお触れになりましたけれども、この点も改めてお聞きしたいんです。  第三条第二項の消費者の努力でございますけれども、これを消費者がしなかった場合には、消費者が事業者に説明義務違反などに基づく損害賠償請求をした...全文を見る
○海野義孝君 次に、第四条、重要事項に関してのいわゆる契約の締結過程の問題についてお聞きしたいと思うんです。  まず最初に、誤認による取り消しということについてでございますけれども、重要事項について消費者の不利益となる事実を事業者が故意に告げなかったことの立証責任を消費者に求め...全文を見る
○海野義孝君 重要事項の判断基準は一般平均的な消費者を基準とするのかどうかということです。例えば、高齢者など判断能力の劣るとされているような消費者についてはどのように扱うかという点でございます。  それともう一点は、事業者が消費者が受忍できそうな不利益な事実だけを述べて殊さらに...全文を見る
○海野義孝君 大変難しい御説明だったように思いますが、確かにそういう消費者と事業者との間での契約というものはいろいろとあれですが、私が認識するところは、やはり重要事項についてはきちんと説明するということが、まずこれが義務があると。それでないと、自己責任という問題と対等にこれについ...全文を見る
○海野義孝君 民法とこのただいまの第四条との関係でもうちょっとお聞きしたいんですが、この本案の第四条第一項及び第二項の誤認類型と民法九十六条の詐欺、それから本法の第四条第三項の困惑類型と民法九十六条の強迫、これはそれぞれどこが異なっているか。今も少しそういった点もちょっとお触れに...全文を見る
○海野義孝君 第七条関係の取り消し権の時効の問題についてちょっとお聞きしたいんですが、消費者契約のトラブル類に巻き込まれた消費者にとりましては、事業者にトラブル処理の交渉を引き延ばされることは容易に考えられると思うんです。  ここで、要するに、追認をすることができるときから六カ...全文を見る
○海野義孝君 最後に、もう一問お願いします。  第八条、第九条関係、不当条項に絡む問題でありますけれども、本法案の中の第九条第二号に関連しまして、消費者契約法の対象となる例えば五百万円の代金の支払いを一年間遅延した場合に、遅延損害金が年三六・五%とした場合に、この消費者契約法が...全文を見る
○海野義孝君 今の点は、これが施行されてから契約を結んだ以後の問題ですね、それは。
○海野義孝君 時間になりましたのでこれで終わりますけれども、法案についての解釈、大分できました。  あと、やはり問題は、消費者契約法の実効性という問題をいかに確保するかということだと思います。この点についてはまた機会を与えられましたら次回に詳しくまたいろいろと教えていただこう、...全文を見る
04月20日第147回国会 参議院 財政・金融委員会 第11号
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○海野義孝君 公明党の海野でございます。  公明党・改革クラブを代表して質問いたします。  その前に、去る三月三十一日に噴火いたしました北海道の有珠山につきましては、約三週間経過しましたけれども、まだ噴火の兆候が続いております。地元住民の約七千余の方々につきましては、まだ仮住...全文を見る
○海野義孝君 大変詳しく御説明いただきました。  現在、経済・産業委員会におきましても同時並行で消費者契約法の質疑をやっているわけでございますが、この金融商品販売法と消費者契約法との関係といいますか、どちらがどうすぐれているとか、あるいはそれぞれの法案においてのポイントであると...全文を見る
○海野義孝君 後ほどまたお聞きしますけれども、私は金融商品販売法は大変すぐれているということをちょっと申し上げたいと思うんです。  この法案は金融商品の多様化に対応して顧客保護の統一ルールというものをまとめたわけでありますけれども、消費者契約法案は消費者契約を対象にしているわけ...全文を見る
○海野義孝君 一般商品等の取引についてもそうでありますけれども、これからの金融商品の取引に関しましてはやっぱり自己責任ということが重要だろうと思うわけであります。  そういう自己責任を貫徹するためには、やはり業者と投資家との間でのそういったギャップをなくしていくという面で法案に...全文を見る
○海野義孝君 よくわかりました。  この法案の条文の中にいわゆる重要事項というところがございますけれども、先ほども大臣もお触れになりましたが、重要事項の説明を経て業者と投資家の間で契約された場合に、その金融商品のリスクはすべて投資家に移転した、このように考えてよろしいのでしょう...全文を見る
○海野義孝君 書面の交付をしましたら重要事項の説明義務を担保した、このように言えるんでしょうか。重要事項を書面に盛り込み、それを事業者が投資家に渡した場合に、それによって重要事項の説明義務を担保した、このように理解してよろしいのでしょうか。
○海野義孝君 大変重要な問題でして、これはいろいろ論議があると思いますけれども、時間が限られた中で三法案についてとりあえずいろいろとお聞きしたいと思いますので次に進みます。  金融商品の販売員は金融商品の仕組みをどの程度まで理解、習得しなくちゃならないと考えられるかということで...全文を見る
○海野義孝君 どうもありがとうございました。  今と同じような関係の質問になりますけれども、販売員が勝手に重要事項の説明を省いた場合でございますが、その場合に、事業者がその責任を負うと考えられるか、販売員個人に対して損害賠償請求を起こすことになるのか、その点はいかがでございます...全文を見る
○海野義孝君 自己責任問題についてもう一問お聞きしたいと思います。  事業者と利用者の自己責任ということに加えて、その従業員の自己責任も問われるということがあるわけですが、例えば事業会社の上司の命令をうのみにした結果、利用者に損害を与えた場合、従業員の責任はあるのかないのか、こ...全文を見る
○海野義孝君 引き続き、金融商品販売法に絡んであと一、二問お願いしたいと思います。  条文の中に重要事項として四つほどありましたけれども、元本割れのおそれの問題等がかなり重要なものとして述べられているわけです。元本割れのおそれとか価格変動のリスク、そういったものが指摘されていま...全文を見る
○海野義孝君 インターネット取引についてでございますけれども、これの対応についてお聞きしたいと思います。  例えばネット上で重要事項を示す場合に、顧客が内容をきちんと読み、理解したことがどのようにして確認できるかどうかという問題があろうかと思いますけれども、この点についてはいか...全文を見る
○海野義孝君 大変前向きな御答弁いただきまして、ありがとうございました。  先ほど政務次官も大臣もたしかおっしゃいましたけれども、いわゆる金融サービス法をゴールとしましたら、今その八分目ぐらいのところまで来ているかと思うんです。  顧客と業者とのトラブルの問題を裁判以外の手続...全文を見る
○海野義孝君 次に、SPC法と投信法の問題について質問したいと思います。  こういった二つの法案の改正ということは、現在、我が国の個人の金融資産は約千四百兆円弱ということでございますけれども、近時の株式市場に見られますように、個人の資産というものがゼロ金利のこういった時代におき...全文を見る
○海野義孝君 SPC法の改正案につきまして一、二お聞きしたいと思うんです。  流動化する不動産につきまして、SPC自身が改良、開発などを加えてより高い収益を生むような証券化の手法を取り入れるということは可能かどうかということでございますけれども、この点、いかがでございましょうか...全文を見る
○海野義孝君 今回の改正によりまして、SPC、いわゆる資産の流動化計画といったものを、従来はこれは変更できなかったわけですけれども、これを中途変更ができるように改められると承知しているわけであります。その場合に、中途変更に反対する投資家への利益保全といった点についてはどのように図...全文を見る
○海野義孝君 不動産投資市場のインフラ問題についてお聞きしたいと思うんです。  SPCの不動産評価方式でございますけれども、これについていろいろな方法があります。収益還元法というのが大宗になっているかと思いますが、これへの取り組みの状況につきましてお聞かせいただきたいと思います...全文を見る
○海野義孝君 次に、建設省の方にお聞きしたいと思うんです。  一つは、不動産投資顧問業というものにつきまして、その制度的な確立、これは利益相反を防止するというような意味合いもあってこの制度の確立を進めておられるということで、最近いろいろな報道等におきましても伝えられているわけで...全文を見る
○海野義孝君 最後にもう一問お願いします。  投信法の改正案に絡んでのことでございますけれども、有価証券等に比べまして不動産につきましては市場が確立していないということで、不動産を運用対象に組み入れることにつきまして講じている措置というのはどういうものであるかという点と、もう一...全文を見る
○海野義孝君 以上で終わります。  ありがとうございました。
04月21日第147回国会 参議院 財政・金融委員会 第12号
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○海野義孝君 公明党の海野でございます。  本日は、四人の参考人の方々には大変御多忙のところをお差し繰りして御出席いただき、大変ありがとうございます。  最初に、神田参考人にお聞きしたいと思いますけれども、先ほど詳細にわたって今回のインフラに絡む金融三法の成立に至る御苦心、い...全文を見る
○海野義孝君 どうもありがとうございました。  次に、金子参考人にお聞きしたいと思います。  先ほどいろいろ御説明もありましたし、御質問もありましたからその点は省きまして、今、神田先生からもお話があった自主規制ということに関連してでございます。  我が国の証券市場におきまし...全文を見る
○海野義孝君 終わります。
04月25日第147回国会 参議院 経済・産業委員会 第12号
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○海野義孝君 公明党・改革クラブの海野でございます。本日は、四人の参考人の方々、大変御多忙のところをお差し繰りいただきまして、私どもの討論のために貴重なる御意見を賜ったことを心から感謝申し上げます。    〔委員長退席、理事馳浩君着席〕  きょうお集まりの四人の方々は、今回の...全文を見る
○海野義孝君 次に、岡田参考人にお聞きしたいと思います。  日夜、消費生活専門相談員として大変御苦労されているということでございまして、今回の消費者契約法が施行というようなことになりますれば、言うなればこれまで御苦労された部分の一端は解消されるんではないかと思うと同時に、これか...全文を見る
○海野義孝君 もう一点お願いします。    〔理事馳浩君退席、委員長着席〕  本委員会におきましても消費生活センターの統廃合といったようなことについても議論されたところでありますけれども、消費者契約法の成立を契機としまして地方の消費者行政は今後どのように変わっていくべきか、特...全文を見る
○海野義孝君 次に、藤森参考人にお聞きしたいと思いますが、本法案の第十条の一般条項につきまして、参考人からは先ほどある程度評価できるというようなお話があったように私承知しているんですけれども、もうちょっとこの第十条の法的な意義について詳しくお聞きしたい。裁判の実務の観点から、どの...全文を見る
○海野義孝君 角田参考人にお聞きしたいと思います。  経済界では、この取り消しの行使期間につきまして、政府案の「追認をすることができる時から六箇月」、「消費者契約の締結の時から五年」という期間もまだ長いという意見が一部にあったというように聞いておりますけれども、取り消しの行使期...全文を見る
○海野義孝君 藤森参考人にお聞きしたいと思いますけれども、不当条項につきまして、ブラックリストとかグレーリストを設ける必要性があるのではないかというような意見に対しての藤森参考人の御見解はいかがでございますか。
○海野義孝君 岡田参考人、再三恐縮ですけれども、最後の御質問としてお聞きしたいと思います。  紛争の解決機関としての消費生活センターの機能強化及び苦情処理委員会の活性化について御意見を賜りたいと思うんですが、消費者トラブルの場合に少額紛争が多い、裁判に行かずとも紛争解決ができる...全文を見る
○海野義孝君 時間になりましたからこれで終わりますけれども、四人の参考人の方々、本当にありがとうございました。今後の委員会での討論に大変有益な御示唆に富むお話をいただきまして感謝する次第でございます。大変ありがとうございました。  以上で終わります。
04月27日第147回国会 参議院 経済・産業委員会 第13号
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○海野義孝君 公明党・改革クラブの海野でございます。  三日ほど前に、本委員会におきまして今回の消費者契約法の条文に沿いながらいろいろ細かなことをお聞きしてまいりましたけれども、その残されている部分を含めていろいろと御質問したい、このように思います。  一昨日ですか、参考人の...全文を見る
○海野義孝君 大変詳しく御説明いただきましたので、よく理解できるわけでございます。  これは当然のことかと思いますけれども、八条、九条におきましては損害賠償に関する消費者の権利を制限しているということで、ほぼ網羅的に列挙されているわけですけれども、ここでなぜ損害賠償に関する規定...全文を見る
○海野義孝君 立法の趣旨はよくわかります。  先ほども同僚委員の方から御質問がありましたけれども、改めて、第十条で一般条項が規定されているわけでありますけれども、この一般条項規定の意義というか目的というか、これについてもう一度お願いします。
○海野義孝君 ありがとうございます。  次に、第十二条でございますけれども、最後の条文ですが、「この法律の規定は、労働契約については、適用しない。」という条文がございますけれども、これをちょっと具体的に説明していただけますか。
○海野義孝君 今のことに関係しますけれども、いわゆる内職商法といいますか、これにより、いわば家庭においてそういう内職をされる方、これが意外に被害を受けていらっしゃるということが多いように承知しているんですけれども、内職商法は労働契約になるのですか、それともこれは消費者契約法の対象...全文を見る
○海野義孝君 大体わかりましたけれども、また内職問題とちょっとこれは違いますが、こういうケースについてちょっと教えていただきたいんですけれども、消費者が契約をする場合に、業者から年齢を詐称させられたり、あるいは無職なのに勤続何年とか月収何ぼあるとか、そのように書くように言われたと...全文を見る
○海野義孝君 今のような場合は、民法の詐欺とかいろいろなそういった問題の方の適用になるということでございますかね。  それからまた、内職問題についてもう一つお聞きしたいんですが、例えば、よくありますように、家にいて高収入が確実だとかあるいは月に五万円ぐらいの収入は確実だというよ...全文を見る
○海野義孝君 大変細かいことで恐縮ですが、実際の、現実に即したようなトラブルのケースとしてもう一つ。  これは、例の困惑というようなところに入ってくる、条文のところに該当するかと思うんですが、内職によって収入が得られると思ってもっと詳しい資料が欲しいということで資料を下さいとい...全文を見る
○海野義孝君 前回と今回とにわたりまして具体的な事業者と消費者との契約のいろいろなケースについてお聞きしましたけれども、この法案、法律というものがやはり個別の業法、民法、それから全体的に包括的なルールを決めた今回の契約法、そういったものが相補完し合って適用され、そしてトラブルを解...全文を見る
○海野義孝君 お聞きしたいことまでいろいろとお触れになりましたけれども、細かくお聞きしたいと思うんですが、消費生活センターばかりでなくて、国民生活センターにおきましてもこの法律の実効性を確保するための最大限の施策を講ずるということが必要だと思いますが、今、長官がいろいろとおっしゃ...全文を見る
○海野義孝君 どうもありがとうございます。    〔理事馳浩君退席、委員長着席〕  消費者契約法の関連に限らず、今後、国民生活センターの役割というのは一層重要になるということで、ただいまも御答弁がありましたように、いろいろと施策を講じられているということはよくわかりますけれど...全文を見る
○海野義孝君 実効性あらしめるために大変前向きな御答弁をいただきましたので、具体的に実効の伴うそういった施策をお願いしたい、こう思う次第であります。  国民生活センター関連でもう一点お聞きしたいと思いますが、いわゆるPIO―NETでございます。  これにつきましても、地方の消...全文を見る
○海野義孝君 これは、もっと消費生活センター全般にPIO―NETを設置されていくというような面での支援をされていくというようなお考えなんですか。
○海野義孝君 次に、弁護士会仲裁センターに関係していろいろとお聞きしたいと思うんです。  これは法務省の方かと思うんですが、消費者契約に係る紛争、これを裁判外で適切に解決するための手段、これを十分に確保するために各地の弁護士会が設置している弁護士会仲裁センターを大いにあるいは積...全文を見る
○海野義孝君 大変ありがとうございました。  今おっしゃった五百二十八件中二百十四件が和解、仲裁ですか、成立したということですが、これはどういう事案についての件数でございますか。
○海野義孝君 どうもありがとうございました。  引き続いてでございますけれども、消費者契約に係る紛争解決に当たっての弁護士会仲裁センターと消費生活センターとの連携を図るなど、より利用しやすいものとなるようにしてはいかがか、そういうふうに思うんです。  そのためにも、さっきおっ...全文を見る
○海野義孝君 全国的に見ますと弁護士というのは、当然かと思いますが東京などの大都市周辺にやっぱり集中しているという傾向があると思うんです。つまり、地方では不足している地域もあるように聞いておりますけれども、先般の参考人の方のお話ですと、例えば司法書士など専門家の法律的な活用、例え...全文を見る
○海野義孝君 どうも大変ありがとうございました。  次に、苦情処理委員会のことですが、これも実は一昨日の参考人の方の陳述の中に出てきまして、私も具体的にこういった委員会があって活動しているということについては大変不案内でございましたけれども、そこで出た御意見がこういうことがあっ...全文を見る
○海野義孝君 もう時間が終わりに近づいておりますので、あと二問、消費者の教育という問題についてお聞きしたいと思います。  今回の法案の審議を通じましてわかったことは、やはり意外に若い人たちがいろんなそういう契約のトラブルに巻き込まれると。それについては、やはりいろいろな知識が不...全文を見る
○海野義孝君 どうも大変ありがとうございました。  以上で終わります。
04月27日第147回国会 参議院 財政・金融委員会 第13号
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○海野義孝君 おはようございます。  公明党・改革クラブの海野でございます。  二十日に引き続き、またきょうもいろいろと御質問させていただきます。大臣初め皆様には朝早くから大変御苦労さまでございます。よろしくお願いいたします。  前回は金融三法、いわゆるビッグバンに伴うイン...全文を見る
○海野義孝君 今、公平性、公正性、公益性、そういったものを十分担保するような措置を、例えば株式会社になった場合の株主の持ち株の制限等々のお話がありました。  これは先般の参考人の方にもちょっとお聞きしましたけれども、証券取引所としての自主規制機能というもの、これは日本証券業協会...全文を見る
○海野義孝君 証券取引所は従来は会員制の組織ということで、非営利法人ということでございました。会員一人一票という権能が付与されておりまして、総会においていろいろなことを決めるということですから、大変スピーディーな今日の世界の金融市場におきましては、こういう体制というものはいろいろ...全文を見る
○海野義孝君 どうもありがとうございます。  こういう話を最近ちょっと聞いたんですけれども、証券取引所の株式会社化の動きに伴って、今これは公益法人でありますが、証券保管振替機構についても株式会社化の議論が出ているやに聞くんですけれども、この点は本当か、そういった話があるのかどう...全文を見る
○海野義孝君 ありがとうございます。  もう一点、証取関係の問題についてお聞きしたいと思いますが、有価証券届け出書を初め目論見書等々について、ペーパーから今後は電子化をして、インターネットであるとかいろいろな形でこれを開示するシステムに変わるという問題があるわけでありますけれど...全文を見る
○海野義孝君 大変詳しく御答弁いただきましてありがとうございました。遺漏のないようにひとつ準備をお願いしたいと思います。  次に、金融商品販売法に絡んだ問題でございますけれども、大臣にちょっとお聞きしたいと思うんですが、今回の金融商品販売法におきまして業者の説明義務とその違反に...全文を見る
○海野義孝君 次に、金融商品の範囲という問題につきまして、前回も各委員の方々から御質問があったように思いましたけれども、消費者被害が深刻化してから後追いで政令の指定とか法整備がなされてきたというのがこれまでの実情ではないかと思うんです。ということは、このところいろいろな法案の改正...全文を見る
○海野義孝君 この金融商品販売法の中で、最後の方の条文の中に業者に勧誘方針の策定とか公表を義務づけているということでありますけれども、これによりどのように顧客の保護が図られるかということなんです。  これと絡んで、この販売業者に対するコンプライアンスの規定の問題ということで、こ...全文を見る
○海野義孝君 説明義務ということについて、くどいようですけれども、またきょうもお聞きしたいと思うんです。  二つありまして、説明事項について、例えば説明の内容とその金融商品自体が内包しているリスクレベルという問題、そのリスクの程度とか量との関係についてもうちょっとはっきりとさせ...全文を見る
○海野義孝君 今の御答弁の関係の問題は、業者とそれから利用者といいますか消費者といいますか顧客との間のトラブルの大きなもとになる問題だと思います。  今回のこの法案は消費者契約法と同時進行で今審議されておりますけれども、その説明義務を法的に義務づけたという問題、それに違反した場...全文を見る
○海野義孝君 村井政務次官にちょっと教えていただきたいんですけれども、金融監督庁の行政の問題でございまして、御庁においては、先般、「金融サービスの電子取引の進展と監督行政」に関する報告書を公表されたというふうに聞いております。内容は知りませんが、その中で、これは新聞によると、販売...全文を見る
○海野義孝君 村井次官にもう一問お願いしたいんですが、このところまた商工ローンの不祥事がいろいろと出ております。これまでも当委員会におきましていろいろと参考人あるいは証人質問等の機会を持ちましてやりましたけれども、なかなか根の深い問題でございます。  そこで、今般、商工ローン大...全文を見る
○海野義孝君 どうもありがとうございました。  以上で終わります。
05月09日第147回国会 参議院 財政・金融委員会 第15号
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○海野義孝君 公明党・改革クラブの海野でございます。大臣初め皆様、御苦労さまでございます。  今、寺崎委員の方から大分詳細にわたっての御質問があり、御答弁がありましたので、やや重複する部分もあろうかと思いますけれども、お聞きしたいと思います。  なお、これは私の率直な考えです...全文を見る
○海野義孝君 平成五年以降そういう問題が起こってきたということについては、私は本来であればもっと前からこの問題については真剣に議論すべきことではなかったかなというように思いますが、それはともかくとしまして、アメリカの保険会社から日本の郵便局のネットワークを使って損保の代理店業務を...全文を見る
○海野義孝君 私もちょっとその辺がはっきりしなかったものですからお聞きしたわけですけれども、その経緯につきましてはよく理解できます。  そこで、先ほどの御質問の中でもいろいろとありましたけれども、今回、全国約二万の郵便局のネットワークを使って原付自転車等の自賠責保険の代理業務を...全文を見る
○海野義孝君 今、季節による車の使用状況等にもよるということ、あるいは普及状況にもよるというお話がありましたけれども、具体的に代理店一店当たりの取扱数等々について見た場合でいうと、私はその辺もあるんじゃないかという気がするんです。それはまた後ほど資料ででも教えていただければと思い...全文を見る
○海野義孝君 次に、大臣にちょっとお聞きしたいんです。  今回、郵政省としましても、従来の貯金関係、それから生命保険、それに加えて今回損保の一部分をお取り扱いになるということなんですけれども、民間の商品扱いについての一定のルールというものを決める必要があるんじゃないかというよう...全文を見る
○海野義孝君 大変詳しく御答弁いただきましてありがとうございました。  かつて郵政三事業の民営化論が活発なころがありまして、当時、私も野党におりましていろいろと議論した方ですけれども、あの中で郵政三事業というか国営化という問題は、今の御答弁にもありましたように、まさにユニバーサ...全文を見る
○海野義孝君 冒頭に御質問しましたけれども、今回の立法に当たっていろいろないきさつがあったということですので、そういった点で重要なのは、今後、郵政省としましては、郵政事業庁になるんですけれども、委託希望の損保会社の選定の基準について、商品としては同じものですし、取り扱いの手数料も...全文を見る
○海野義孝君 もう時間がなくなりましたので、最後に大臣に簡単に御答弁いただきたいんですけれども、来年一月からの郵政事業庁が二〇〇三年には郵政公社になる、移行するということで、経営の自律性というか自主性というか、そういったことが一段と増すわけであります。先ほどからいろいろと御答弁も...全文を見る
○海野義孝君 どうもありがとうございました。  終わります。
05月18日第147回国会 参議院 財政・金融委員会 第18号
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○海野義孝君 公明党の海野でございます。  公明党・改革クラブを代表しまして、大蔵省並びに郵政省の大臣及び関係各位の方々に御質問させていただきます。  一昨日と本日午前中にかけまして大変御熱心な討議が重ねられてまいりました。それぞれの問題とするところあるいは論議の内容等につき...全文を見る
○海野義孝君 これまでの財投の問題点及び今回大改革を行うに至った経緯についてまで御答弁がございました。  もうちょっとその辺について、今度は林次官に少しお聞きしたいと思うんですけれども、有償資金を活用する財政政策を実現するための制度というのは欧米にもあるわけでございます。共通し...全文を見る
○海野義孝君 大変意味のある御発言だったというように思います。私は今回の財投改革を成功させなくてはならないと、時間もかかるかと思いますけれども。やはりこの財投改革、さっきもお話がありましたような肥大化の問題とかいろいろなことがありましたが、これまで言うなれば我が国の高度成長ととも...全文を見る
○海野義孝君 言うなれば、財投機関の資金調達につきましては、従来は長期の固定、一律の金利というような形で資金の調達をしたわけでございますけれども、今度は自己努力でやっていくというようなことになりますと、いわゆる民間におきましては社債であるとかあるいはまた金融債を出すとか、こういう...全文を見る
○海野義孝君 今の最後の部分については鋭意努力していただきたい、こういうふうに思います。  この資金運用部資金法の改正案の中の附則の四条のところにも出ておりましたけれども、あるいは郵貯法の方についても同様の規定が置かれていたように思いましたが、郵便貯金とか年金積立金、こういった...全文を見る
○海野義孝君 どうもありがとうございました。  先ほどもちょっと政策コストの問題で御質問し、御答弁がありましたけれども、政策コスト分析を進めるプロセスにおきまして財投機関のディスクロージャーも進むことになるということですね。特殊法人の中には財投機関ではないものもあるわけですけれ...全文を見る
○海野義孝君 同じく総務庁にお聞きしたいんですが、今の情報公開制度と同時に政策評価制度の導入ということが不可欠になっているわけです。これもいろいろとこれまで総務庁からも折に触れてお話がありましたけれども、特殊法人などへの政策評価制度の導入、活用についてどのように考えていらっしゃる...全文を見る
○海野義孝君 今、総務庁の方に二点ほど御質問して御答弁いただきましたけれども、財投機関を初めとする特殊法人等についての改革というような点で新たないろいろな制度が取り入れられていくということで、これはこれとして大変結構なことだというふうに思います。  時間も限られていますので、次...全文を見る
○海野義孝君 来年の四月以降の自主運用に当たりまして、現在いろいろとその準備もされているんじゃないかというように思うんですけれども、具体的にどのようなポートフォリオになるのかといった点でわかりやすく具体的な説明ができたらお願いしたいと思うんです。  仮に現在検討中ということであ...全文を見る
○海野義孝君 今、大臣からギャンブル性というようなお話が出ましたけれども、間違ってもそういったことを口にされるということはいささかどうかと私は思います。  当面、経過措置の期間においては、それとスタート時点はそろりそろりと慎重におやりになると思うんでいいんですが、経過措置が終わ...全文を見る
○海野義孝君 ありがとうございました。  今おっしゃるように、安全確実な国債等を中心にしながら運用について考えていらっしゃるということですが、御案内のとおり、グローバリゼーションあるいはまた最近のビッグバンというようなことの中で、特に為替の問題であるとか金利の問題、国際的な株式...全文を見る
○海野義孝君 もう時間が来ましたので終わりますけれども、最後に郵政大臣に一言だけ自主運用に向けての決意を伺います。  自主運用が成功するかどうかということがやはり今後の財政投融資計画の進行についても大きな影響を与えるということが考えられるわけでございますので、その点を踏まえて、...全文を見る
○海野義孝君 どうもありがとうございました。
05月23日第147回国会 参議院 財政・金融委員会 第19号
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○海野義孝君 私は、ただいま可決されました資金運用部資金法等の一部を改正する法律案及び郵便貯金法等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・保守党、公明党・改革クラブ、社会民主党・護憲連合及び参議院クラブの各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。...全文を見る
05月29日第147回国会 参議院 本会議 第29号
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○海野義孝君 私は、公明党・改革クラブを代表して、ただいま議題となりました平成十年度の決算につきまして質問いたします。  平成十年度の一般会計決算は、九千五百八十六億円の純剰余金が発生しました。九年度に一兆六千百七十四億円の決算上の不足が生じたことと比較して、財政は好転したよう...全文を見る
08月09日第149回国会 参議院 財政・金融委員会 第1号
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○海野義孝君 公明党の海野でございます。  本日は、速水総裁にお出ましいただきまして、限られた時間ですので総裁に絞って御質問させていただきたい、こういうことでございますので、よろしくお願いいたします。  今国会は十三日間ということでございますけれども、総裁には衆参予算委員会等...全文を見る
○海野義孝君 今、最後の部分で、市場についての受けとめ方という点が、政府側の景況判断と御認識と違うとしたらその部分にあるんじゃないかというふうに若干とれたんですが、それでよろしいですか。──何となく首をかしげていらっしゃるので、ちょっと私の取り違えかと思いますが。
○海野義孝君 その点はよく理解できます。  実は、もう数日前ですけれども、新聞報道にありましたが、このところ株式市場が大変不安定な状況にありまして、先週末は、引け値でいいますと、大引けで今年の最安値をたしかつけたんですね。ざら場ではその後、今週に入ってからもたしかつけたと思いま...全文を見る
○海野義孝君 大分詳細にわたって総裁のお考えをお述べになった、これは総裁のお考えということで大変結構なことである、私はこう思いますけれども、今おっしゃったお話の中では、やはり企業のファンダメンタルズの部分が大変しっかりしてきたんだといったことをおっしゃっているわけですけれども、私...全文を見る
○海野義孝君 大変深みのある御発言をいただきまして、お立場上は当然のことだと思います。よく理解できます。ただ問題は、今、金融政策と財政政策によってまさに車の両輪で我が国の景気を何とか持ち上げようということで必死になっている中でございますだけに、来る十一日には政策決定会合がございま...全文を見る
○海野義孝君 終わります。     ─────────────
08月30日第149回国会 参議院 決算委員会 閉会後第2号
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○海野義孝君 公明党の海野でございます。  本日は、青年海外協力隊の問題につきまして、ただ一点だけで外務省に対して御質問をしたいと思います。  この問題認識につきましては、一つは本年が海外経済協力隊創設三十五周年であるということ、それからもう一点は、先般国際会議で海外出張した...全文を見る
○海野義孝君 JICA全体の予算、それから派遣事業、これについては年間どのぐらいの予算、あるいは人数予算というのはどのぐらいになっているかはいかがでございましょうか。
○海野義孝君 ちょっときょう私の御質問もいろいろと考えまして変わってきましたので、多少御答弁に御迷惑をかけている点はお許しいただきたいと思いますが、そこでまず政務次官にちょっと教えていただきたいのでありますけれども、私が海外へ、先月ルーマニアに欧州安全保障協力機構の議員会議という...全文を見る
○海野義孝君 あらまし現状については把握できるわけでありますけれども、もうちょっとその点少し突っ込んでお聞きしたいんですけれども、今のお話でもやはりそういったカウンセラーの方々を増員したと、これは予算を伴うということでございますけれども、具体的にその支援体制については、そういうカ...全文を見る
○海野義孝君 私、知らないようなことでございましたけれども、大変詳しく説明いただきましてありがとうございました。  今の協力隊派遣関連の二百十五億、御答弁は要りませんけれども、かなり伸びているという感じがいたします。私が調べた前年と比較すると相当伸びてきているということで、そう...全文を見る
○海野義孝君 最後に、政務次官にもう一問お願いしたいと思います。  技術協力の一層の推進ということについての御意見あるいは御決意をお聞きしたいというわけでございますけれども、先般ルーマニアに参った際の協力隊員の方々との話の中でも、あるいは病院等の施設も視察いたしましたけれども、...全文を見る
○海野義孝君 どうも大変ありがとうございました。  大森議員とかわります。
09月05日第149回国会 参議院 決算委員会 閉会後第3号
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○海野義孝君 公明党の海野でございます。  ただいま専門家の委員の方から大変高邁な議論の展開がございました。私は、きょうのこの関係の厚生省、労働省につきましては直接専門的な分野でございませんが、素人の立場でふだん思っていること等について少し御質問したい、こういうふうに思うわけで...全文を見る
○海野義孝君 大変ありがとうございました。  総論的な考え方、方向というか、そういったことについては真剣に取り組んでいらっしゃるということは大体理解できます。  さっきもちょっとお願いしたんですが、例えば一般予算の中では社会保障関係の費用とか、そういった中で医療関係の費用なん...全文を見る
○海野義孝君 具体的に、予防医学の発達によりまして年々の医療費が本来であればふえるべき部分が相当抑制される、そういうような分析というか、そういったことは特になさっていらっしゃらないのか、いかがでございますか。
○海野義孝君 これはちょっと質問が見当違いかもわかりませんけれども、つい二週間ほど前に新聞発表にもなりましたし、あと厚生省の方からも詳しい資料もいただきましたけれども、国民健康保険調査というのが出ておりました。この中身を見ますと、四十七都道府県別の九八年度、一昨年度の一人当たりの...全文を見る
○海野義孝君 私が疑問に思っていたというかわからない点を大分解明していただきました。  そうはいっても、高齢時代がどんどん進んでいるということもありまして、年間約三十兆円の医療費の中では、一人当たりというのは間違いなく年々ふえてきているという問題ですから、予防医学の問題は、そう...全文を見る
○海野義孝君 そういったお取り組みに対して大変期待をする次第でございます。  そこで、この予防医学の問題に関して、身近なところからの予防を含めてちょっと一つの考え方を厚生省の方にお聞きしたいと思うんですけれども、ドイツなどでは、公的な医療保険というものにクア療法といいますか、温...全文を見る
○海野義孝君 この問題だけやっているわけにもまいりませんので、この問題の締めくくりとして津島大臣にまとめていただきたいんですが、いろいろと今伺った範囲でも、実現に向かってということはやっぱり一歩一歩ということで努力が必要かと思いますが、こういう例えば温泉療法的なようなものをそうい...全文を見る
○海野義孝君 大変ありがとうございました。  この問題については、また引き続きいろいろと勉強させていただき、また御省におかれましてもひとつ前向きにいろいろと研究をしていただきたい、このように思います。  要するに、費用対効果という部分で、そういう医療保険の給付対効果、医療費の...全文を見る
○海野義孝君 ありがとうございました。  今のお話の中で、やっぱり一般の健康な方々にしても近年は大変そういった就職状況というのが厳しいということでございますけれども、今御指摘のハローワーク等での求職の方、これは身体障害者の方々ですね、十二万八千。七・三%ふえていらっしゃるという...全文を見る
○海野義孝君 この身体障害者の方に対する企業の雇用納付金制度というのがあるというふうに聞いておりますけれども、これとその実効性についてです。  これは要するに、何かそういった方々を、身障の方々を雇用すべきという法的な義務があるけれども、実際に雇用していないそういった企業も半ばを...全文を見る
○海野義孝君 あと簡単にお答えいただきたいんですが、精神障害者の雇用の義務づけ等を含めたいわゆる精神障害者の具体的な就労促進策といったことについてが第一点。  もう一つは、知的障害者の就労の促進のために行政機関としてどのような協力ができるかと、この点について簡単にちょっと教えて...全文を見る
○海野義孝君 最後に吉川大臣にお願いしたいと思いますが、さっきもちょっと途中で触れましたけれども、障害者の解雇という問題に関係してでございますけれども、一方では大変な御努力で、そういった身体障害者の方々の就業機会をふやしていくためにいろいろな企業にも努力を促す、それから行政として...全文を見る
○海野義孝君 時間が参りましたので、大変たくさん御質問を残しましたことをお許しいただきたいと思います。  大変ありがとうございました。
09月19日第149回国会 参議院 決算委員会 閉会後第5号
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○海野義孝君 公明党の海野でございます。  最初に、いわゆる公共事業の見直しにかかわる国と地方の負担のあり方という問題につきましてお聞きしたいと思います。  先般、八月二十八日でございましたか、与党三党におきまして公共事業につきましての見直しを行った与党としての結論が出たよう...全文を見る
○海野義孝君 ありがとうございました。  こうした公共事業の見直し等という問題、大変これは大きな問題でございまして、そういったことに伴っての国と地方との、そういったこれまでの費用の分担、負担の問題をどうするかというようなことが今後もやはり出てくるかと思います。そうした点につきま...全文を見る
○海野義孝君 どうもありがとうございました。  今の御説明ですと、農用地利用集積特別対策関係は目標に比べて四六%というような達成状況だというお話でございました。中山間農地の保全対策事業についても何か達成状況は低いというように承知しているんですけれども、今、両方含めましてこういう...全文を見る
○海野義孝君 どうもありがとうございました。  先ほど櫻井議員からもいろいろと御質問ありましたけれども、今回のウルグアイ・ラウンド対策としての事業規模六兆円余と、地元の単独事業も入れますと相当な規模のものになるわけでありますけれども、これは要するに米の自由化に絡みまして、いわゆ...全文を見る
○海野義孝君 実は、七月に中間評価を御発表になったそのレポート、大変分厚なものでありますし、私も十分には読み切れなかったんですけれども、そこの中に、ウルグアイ・ラウンド対策費を導入する際に、言うなれば的確な達成目標値を設定しなかった、そのために評価の作業には大変な困難があったとい...全文を見る
○海野義孝君 中間評価を踏まえられてかなり前向きに、大変困難な作業ではあるかと思いますけれども、具体的な評価制度といったものに踏み込んでいらっしゃるということでございます。  もしお聞かせいただけるならば、一つ二つ、具体的にどういった点をこういうふうに変えたというような点が何か...全文を見る
○海野義孝君 大変詳しくありがとうございました。  この問題に関して最後の御質問でありますけれども、来年一月に農水省組織再編後の政策評価についての体制整備といったことを、これは各省庁取り組んでいらっしゃいますけれども、今おっしゃった中間評価を踏まえての政策評価、かなり前向きに今...全文を見る
○海野義孝君 御期待申し上げますので、せっかく頑張っていただきたいと思います。  次に、林野庁の方に御質問を申し上げたいと思います。    〔委員長退席、理事鹿熊安正君着席〕  現在、森林・林業、木材産業の基本政策の見直しが行われているわけでございますけれども、我が国の林野...全文を見る
○海野義孝君 大変御丁寧にありがとうございました。またいろいろと資料等を拝見して勉強させていただきたいと思います。  時間が限られていますから申し上げませんけれども、何か平成三年当時と今回では、新たな大気保全的なそういった項目なんかも追加なさったということでありますけれども、た...全文を見る
○海野義孝君 もう一点でありますけれども、これも昨年、質問主意書で御答弁をお願いしたものでありましたけれども、いわゆる山林に対する相続税評価の見直しについて、政府の御答弁はそのとき、既に「財産の適正な評価を行うとともに、立木の特殊性を考慮して、従来から課税面及び納付面において特段...全文を見る
○海野義孝君 長官、どうもありがとうございました。  まさに公益的な機能という問題、大変な七十五兆円というような額でございまして、そういった面について、林家の方々も大変な御努力をされているということに対しては、これまで国としましてもいろいろな助成をされてきたわけですが、今後とも...全文を見る
○海野義孝君 大変ありがとうございました。  時間がなくなりましたので、もう一問ありましたけれども、これで終わらせていただきます。  ありがとうございました。
11月15日第150回国会 参議院 金融問題及び経済活性化に関する特別委員会 第2号
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○海野義孝君 公明党の海野でございます。  本日は、相沢大臣を初め関係省庁の皆様方、大変御苦労さまでございます。  午前中も質問にありましたけれども、私は、金融問題の中でとりわけ今問題になっております生命保険業界の問題につきまして関係各位の皆様方に御質問をしたい、このように思...全文を見る
○海野義孝君 最後の部分は、これからいろいろとお聞きしようといった点をあらかじめ申されたように思いますけれども、例えばソルベンシーマージン比率といった問題、これは巷間言われていたのは、二〇〇%を上回っていればまずまず大丈夫ではないかということがあったと思うんです。そのことは雑誌等...全文を見る
○海野義孝君 生保業界の近時の置かれている状態というのが大変緊迫感を伴う厳しいものであるということで、せっかくのそうしたいろいろな早期是正措置も発動されることもなく破綻のような企業が出てきているというようなことでありますので、この点についても、新聞報道等でも大変そういった面につい...全文を見る
○海野義孝君 時間の関係もありますから、今の議論についてはまた私の方でもいろいろと研究をして進めていきたいと思っています。  冒頭に、相沢大臣から予定利率の変更というようなお話が出ております。この問題、大変私は難しい問題だと思っているんですが、大臣は、先般、十月の二つの破綻の後...全文を見る
○海野義孝君 お話としてはよくわかりますけれども、九六年ですか、業法を改正した際に、旧業法の中ではたしか十条の三項か何かにそういった項目があったのを削除して、破綻等以外についてはそういった予定利率の変更はできないということになったと思うんです。  このことは、この間最後に申し上...全文を見る
○海野義孝君 若干御質問にお答えにならなかった部分はあったように思いますけれども、それはそれとしまして。  たしか今回のこういうような、また今度予定利回りの変更等のことを実施するためには、破綻前におきまして、法律の改正をしなくてはならないと思いますけれども、私は、ここ数年で急激...全文を見る
○海野義孝君 今日に至って考えてみますと、法律を改正し、また再改正をするというふうなことについては大変私は残念な話であるとは思いますけれども、しかし冒頭、大臣もおっしゃったように、やはり一生保業界の問題だけでなくして、午前中の御質問にもありましたけれども、この問題はやはり景気の問...全文を見る
○海野義孝君 終わります。
11月27日第150回国会 参議院 財政・金融委員会 第2号
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○海野義孝君 公明党の海野でございます。  先週末に、平成十二年度の補正予算、四兆七千八百億円が成立しまして、きょうはその関連法案の審議ということでございまして、これまでの議論の中でもいろいろありましたけれども、私は率直にいろいろと大蔵大臣にお聞きしたいと、こう思うんです。 ...全文を見る
○海野義孝君 私は、今回の補正予算の内容的に見まして、いわゆる四つの大きな項目、つまり都市の基盤整備、それから少子高齢化対策、それから環境対策、それからITへの取り組みと、こういったまさに、今世紀はもう残り少なくなりましたけれども、失われた十年と言われるような中で、大変喫緊に対応...全文を見る
○海野義孝君 次に、補正予算の中身の中で歳入の点でございますけれども、今回の補正予算の中で、平成十二年度の税収につきまして一兆二千三百六十億円の増収というように見通しを上方修正されたということでございます。これまで大体十月まで実績が出ているかと思いますけれども、この七カ月の累計で...全文を見る
○海野義孝君 平成十二年度の当初予算の税収見積もりも、昨年に比べてプラスに転じる見通しを立てられ、今回の一兆二千億円余の補正で上方修正されたと。前年に比べて合計約二兆円余の増収になるということで、言うなれば財政再建に向かってのそういった面で、健全な経済の中に健全な財政が宿るという...全文を見る