梅村さえこ

うめむらさえこ



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梅村さえこの2015年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月05日第189回国会 衆議院 総務委員会 第3号
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○梅村委員 日本共産党の梅村さえこと申します。  本日は初質問となります。どうぞよろしくお願い申し上げます。  きょうは、待機児童の問題、そして四月からスタートが迫っております子ども・子育て新制度と公立保育所にかかわって質問を行いたいと思います。  まず待機児童問題ですが、...全文を見る
○梅村委員 今の御答弁で、いろいろな努力の中で減ってきているという御答弁でした。  ただ、一口に不承諾といいましても、やはりお一人お一人の実態、そして、減ってきたとはいっても、今御紹介したように、三割、四割、五割の方がいまだに入れていないというこの事実そのものをもっと深刻に捉え...全文を見る
○梅村委員 はい。  大臣から、現状は承知している、そういう施策をとっていきたいという力強い答弁をいただいたかというふうに思います。  お母さんたちは、ふだんは家庭の中で料理をつくったり子育てをしたりですが、この現状の中でいてもたってもおられず、小さな子供をだっこして、勇気を...全文を見る
○梅村委員 私たち共産党の質問に対して繰り返し、ニーズ調査がまだ明らかになっていない、そしてニーズ調査に基づいてこれは確保していくというこれまでのお答えでしたが、今のところのニーズ調査でいえば、量が百十六万人、受け皿は百十一万四千人分ということで、この結果そのものでいえば、四万六...全文を見る
○梅村委員 今の御答弁でもありましたが、来年度予算の八百九十二億円というのは、およそ八・二万人分の勘定をする予算だということでよかったかと思います。それで、今年度の一千三百四十九億円というのは、大体十一・九万人分の予算だと思います。そこにはやはり三万人分ぐらいの開きがあるかという...全文を見る
○梅村委員 現場からは、やはり予算をふやしてほしい、この待機児童を、もっと早く対策を打ってほしいという強い要望が上がっているわけですから、ぜひ今年度並みの予算を確保していただきたいということを重ねて要望したいというふうに思います。  それで、もし今年度分ぐらいの予算を確保できれ...全文を見る
○梅村委員 本当にたくさんの声が上がる中で、今のような施策が進められていると思うんですけれども、もう少し、一歩進んで、例えば国有地の自治体への貸与は原則無料とするなど、こういう緊急事態のもとでいろいろな対策をさらに打っていただけるように要望しておきたいというふうに思います。  ...全文を見る
○梅村委員 二十四条の一項の重要性がここで確認できたかというふうに思います。  当初、この二十四条一項は削除されておりましたけれども、父母たち、関係者から大きな声が上がって、直接契約の仕組みでは契約を結べないようなさまざまな困難を抱えた子供たちが出るおそれがあるということで復活...全文を見る
○梅村委員 今御紹介いただいた数字を見ただけでも、この十年ぐらいで急速に公立保育所が減っているということが確認できるかというふうに思います。このままでいいのかということです。  例えば、日経デュアルの保活体験アンケートというものがありますけれども、このアンケートでは、約九割が認...全文を見る
○梅村委員 この公共施設などの総合管理計画については、鶴ケ島市でそういう後押しがあるんじゃないかという声が聞こえてきておることを御報告しておきたいというふうに思います。  ただ、いかんせん、九カ月で、六月にそういうことがあって三月にという短い期間での強引なやり方については、いか...全文を見る
○梅村委員 ふじみ野市では直接請求運動も起こっておりますので、やはり九カ月ということは余りにも強引だとも思われるというようなお話もありましたので、ぜひ調べて是正を図っていただくようにお願いしたいなというふうに思います。  最後になりますけれども、さいたま市に住んでいる赤ちゃんの...全文を見る
03月10日第189回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第1号
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○梅村分科員 日本共産党の梅村さえこです。  子供の医療費無料化について御質問させていただきたいと思います。  子供の健やかな成長は、社会の発展の基盤、国の未来を築くものであります。安倍内閣の言う女性の活躍、子育て支援、少子化対策が真に実効あるものにできるかどうかも、この分野...全文を見る
○梅村分科員 ところが、現実的には、受診が大変阻害されている実態があるわけです。  例えば、歯科診療の問題。歯と全身の健康が指摘され、重要視されておりますが、この歯科治療の実態として、長野県保険医協会の調査では、学校の歯科健診で要受診とされながら受診をしなかった児童が、小学校で...全文を見る
○梅村分科員 子供の貧困対策は大変大事だと思います。私たちも一緒に力を尽くしてまいりたいと思いますが、ぜひ、経済的対策をその柱の一つとして重視をしていただきたいと思います。  そもそも、乳幼児の医療費の無料化については、一九六一年に岩手県の沢内村を皮切りに、一九七二年には県とし...全文を見る
○梅村分科員 今の御説明だけでも、就学前ばかりか、もう多くの市町村で中学卒業まで、通院で六七%、入院で八二%にまで広がっているというお答えでした。きょうの資料を拝見いたしましてもそのようになっており、二十二歳までやっている自治体も生まれております。やはりこの背景には、切実な声が全...全文を見る
○梅村分科員 一部自己負担があるのが四四%。大変いろいろ大きな差があるんですが、厚生労働省はつかんでいないと聞きましたが、窓口無料、償還払い、そういう方法がいろいろあります。  例えば里帰り出産で、生まれた子ももちろん、上の子が病気になることもよくある話です。部活で遠征をしてけ...全文を見る
○梅村分科員 厚労省はいかがでしょうか。
○梅村分科員 それでは、就学前の子供の医療費を無償化にする場合、かかる費用は幾らでしょうか。
○梅村分科員 その中で、波及増はお幾らぐらいの計算になっておりますでしょうか。
○梅村分科員 ゼロということでよろしいんでしょうか。
○梅村分科員 今まで何度も、この数字については発生するというふうにお答えでしたので、今回初めて、ないもとでの計算だがということでいえば、新しい数字を出していただいたというふうに思いますし、これは、既に市町村が全て実施したからこそ、波及増がないという認識に政府が立たれているというこ...全文を見る
○梅村分科員 今まではあくまでもゼロとすることもなかったわけですから、やはりこれは新たな認識に立たれているのではないか。それは、お母さんたちの運動によって、全ての自治体で医療費の助成が行われてきている。受益と負担の関係を考えろと言いますが、自治体がその努力をやっているわけですから...全文を見る
○梅村分科員 これだけの国庫負担の削減は、やはり市町村の国保にとっては大きな打撃、大きな金額だというふうに思います。  既に御承知のように、このペナルティーをめぐっては、全国知事会そして地方団体からも強い是正の意見が上がっているものだと思います。そして、二月の国民健康保険制度の...全文を見る
○梅村分科員 ふえるということなんですけれども、先ほど御紹介した群馬県の例におきましても、結局、安全、安心の医療制度をつくることによって、救急外来が減ったり、そしてアトピーだとか慢性疾患の子供たちがやはり早目に是正をされる、重篤化を防ぐというような結果もあるわけですよね。そこら辺...全文を見る
○梅村分科員 私が質問したのはペナルティーの根拠で、さきのお答えの中で、無料化にすれば医療費がかかるようになるからその調整だというふうにおっしゃったので、改めて群馬県の例などを出しまして、また専門家の話も出しまして、ふえるのが当たり前なのかと。早目に治療すれば、私も子供がアトピー...全文を見る
○梅村分科員 過去というのはいつのデータで、いつそういうまとめをされて、そういう調整になっているんでしょうか。
○梅村分科員 過去というのはいつごろですかということを聞いているんです。
○梅村分科員 何度も長瀬計数というお話があり、昭和五十九年というお話もありました。  今私が訴えさせていただいた声は、この一週間で上がってきた声です。今、貧困が進み、子供の貧困率も一六・三%になり、そして昔よりもアトピーだとかアレルギー性の疾患を持つ子供たちが多くなってきている...全文を見る
03月12日第189回国会 衆議院 総務委員会 第5号
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○梅村委員 日本共産党の梅村さえこです。  公立保育所の問題について質問したいと思います。  前回の質問で、公立保育所が減らされている実態をお伺いいたしました。市町村が減らす理由に、一般財源化で公立保育所の財源確保が難しくなったという声が出されております。公立は、障害児の受け...全文を見る
○梅村委員 今ニーズのお話がありましたが、前回の質問でも引用させていただきましたが、公立保育所、認可保育園を希望する声は大変高いものがあると思います。  それで、三位一体改革のときに、公立保育所に関する運営費や整備費、これが交付税算定となり、一般財源化された経過があると思います...全文を見る
○梅村委員 幾つか確認できたと思います。まだ現場の保育士さんや関係者はそういう制度を知らないと思いますので、ぜひ、適用できるということを私たちも広げていきたいと思いますし、さらに公立保育所への支援も強めていただきたいなというふうに思っているところです。  それで、公立保育園、地...全文を見る
○梅村委員 多様な形態が必要だというふうにおっしゃられました。  今働いていらっしゃる保育士さんは、本当に正規と同じような職種をしながら、もう補助ではなくなっているにもかかわらず待遇が違い過ぎる。正規になりたいと思っていらっしゃる人もなれないというところが私は問題だというふうに...全文を見る
○梅村委員 今、ふやしているところもあるとおっしゃいましたが、これは前回も質問させていただきましたけれども、待機児童解消などでお母さんたちが役所に行って、保育園をつくってほしい、保育士をふやしてほしい、やはりこういう声に応えられたものでもあるというふうに思います。  それで、次...全文を見る
○梅村委員 今の御答弁では、非正規の保育士さんだけではつかんでいない、介護職員と一緒の統計になっているということでした。  やはり、これだけ政府を挙げて保育士の確保プランなどをしているわけですから、私は、しっかりと保育士と介護職員などを分けて、そしてそれぞれの実態も違うわけです...全文を見る
○梅村委員 御答弁で、適正に図っているということでしたが、実態は、私はそうではないというふうに思います。  埼玉県労働組合連合会の自治体への聞き取り調査でも、大体、時給平均九百七十円、一番低い市町村ですと八百三十八円、さきに紹介した個別アンケート、東京の中の非正規の皆さんを対象...全文を見る
○梅村委員 適正な対応が必要だということを確認できるとは思いますけれども、同時に、であれば任期つきがいいかといえば、先ほどの声で御紹介したように、やはりずっと働き続けたい、そういう思いが現場の保育士さんにはたくさんあるわけですから、そういう現場の保育士さんの願いとの関係でいえば、...全文を見る
○梅村委員 先ほどの方も、もう十六年働いている。そして、今お話もありましたけれども、半年から支給できる、ただし空白期間中であれば支給できない、こういう矛盾があるわけです。  今お話もありましたけれども、この通知で強調されている空白の是正が、この強い要望の一時金との関係でも大事だ...全文を見る
○梅村委員 繰り返しになりますけれども、先ほど御紹介しました臨時保育士の方の保育歴は十六年あられるわけです。実際には雇用が継続されている実態があるにもかかわらず、自治体から空白を求められているわけであります。三歳以上のクラス担任を持つことがあるというのに、一カ月クラス担任から外さ...全文を見る
○梅村委員 そういう通知を出して御努力をしているということでありますが、まだそういう実態がたくさんあり、強い要望が上がっておりますので、ぜひ一日も早い改善などを重ねて申し上げたいというふうに思います。  最後になりますが、非正規も正規の保育士さんも、やはり皆さんの共通した思いは...全文を見る
○梅村委員 本当にいい保育がしたい、そういう願いに応えるような施策が広がることをぜひ要望したいというふうに思います。  きょうは、公立保育園で働く非正規の保育士さんについて聞きましたが、これは、民間も含め、保育士全体の実態は極めて切実だということです。多くの保育士さんが、御自身...全文を見る
03月13日第189回国会 衆議院 総務委員会 第6号
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○梅村委員 私は、日本共産党を代表して、地方税法改正案及び地方交付税法改正案に対する反対討論を行います。  反対理由の第一は、政府の政策に応えたかどうかで地方交付税の配分に傾斜をつけているということです。  安倍内閣は、定員削減や人件費削減を地方交付税の算定に反映する仕組みを...全文を見る
03月20日第189回国会 衆議院 総務委員会 第8号
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○梅村委員 日本共産党の梅村さえこです。  本日の廃止法案は賛成であります。  きょうは、この臨時措置法廃止にかかわって、地デジ移行の経過と今後の教訓について質問したいと思います。  二〇一一年七月にアナログ放送が打ち切られ、デジタル放送に完全移行し、三年八カ月、東北はその...全文を見る
○梅村委員 これだけを振り返っても、そもそも当初お約束していた二〇一一年までに一〇〇%をカバーするという計画、十分準備が整わないまま実施されたことは、経過としては明らかだと思います。  そこで、次にお尋ねしますが、こうした送信側の準備、中継局整備が終わっていないもとでデジタル対...全文を見る
○梅村委員 さまざまな御努力をされてきたということではありますけれども、やはり、そもそも受信者側の都合ではなく国の施策として行ってきた大事業でありますから、本来、スタート時点も含めまして、一人として新たな難視者を生んではいけなかったわけではないかと思うところです。それが、セーフテ...全文を見る
○梅村委員 あと百二十世帯ということだと思いますが、お一人お一人の家庭にとっては、それが大切だと思いますので、残される一世帯まで、本当にきめ細やかにやっていただけるよう強く要望したいというふうに思います。  さて、次に、こうした残された世帯の問題と同時に、視聴者・国民の費用負担...全文を見る
○梅村委員 そのような努力を引き続きお願いしたいと思いますが、総務大臣、この間の国民の皆さんへの影響や今後の対策などを、この点で伺いたいと思います。
○梅村委員 この三月を過ぎても、費用負担が重くて受信を諦めた世帯もあるかと思いますし、ケーブルテレビなどの費用負担は続くわけでありますので、こうした世帯への負担軽減、さらに地デジ化にかかわる国民の苦情相談を今後も政府が継続して責任を持って受けていただきたいなというふうに思います。...全文を見る
03月25日第189回国会 衆議院 総務委員会 第10号
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○梅村委員 日本共産党の梅村さえこです。  日本共産党は、NHK予算に当たっては、その経営姿勢についても評価の対象と考えるものです。  そこで、籾井会長に質問いたします。  籾井会長は一月の記者会見で、ことしはNHKにとって節目の年だ、日本でラジオ放送が開始されてから九十年...全文を見る
○梅村委員 その点は、九十年の放送の歴史からはどのようにお考えになっていらっしゃるでしょうか。(籾井参考人「済みません。もう一度お願いします」と呼ぶ)その点を、そういう教訓を、九十年の放送の歴史からどのように認識されておられるか。ことしの一月の記者会見で放送の九十年という節目を強...全文を見る
○梅村委員 NHKのホームページを拝見させていただきますと、NHKという事業体について、どういう形かということに対して、やはり政府から独立した公共放送事業体だということを強調されているかと思います。つまり、公権力からの自立を強調されていると思います。  私自身は、この原点という...全文を見る
○梅村委員 そういう上で、きのう籾井会長の御発言で、再び慰安婦問題で発言されたかというふうに思います。  昨日も、八月の政府談話については、出ると言われておりますので、やはりその辺の談話が出た後に広くいろいろな形で意見を拾っていきたいというふうに再びおっしゃったかなと思いますけ...全文を見る
○梅村委員 籾井会長はもしかしてそういうお立場できのう答弁されたかもしれませんけれども、実際に議事録を起こしたり、私たちも田村議員に対する答弁をもう一度振り返らせていただいても、さまざまな意見を踏まえてというような言い方ではなくて、八月に政府談話が出されると言われておりますので、...全文を見る
○梅村委員 それで、実際、この間NHK自身は、慰安婦問題についての特集番組などはしばらくしていらっしゃらないかなというふうに思います。まあ、報道はあるかもしれませんけれども。  ここでやはり指摘したいと思いますのは、ことしは戦後七十年の年となっております。この問題は非常に国民的...全文を見る
○梅村委員 その事実に基づく報道というようなものは、八月を待ってからじゃないとできないんでしょうか。
○梅村委員 ぜひ、積極的な、そういう意味で知る権利を保障するような、そういう役割を果たしていただきたいなというふうに思います。  次の質問に移ってまいりたいと思います。  そういう問題について、この間の会長の御発言、やはりいろいろな議論がこの場でもありましたけれども、一番大事...全文を見る
○梅村委員 お呼びがかかっていないということなんですけれども、かなり籾井会長に関する御意見や御提案があるみたいなんです。  そういう提案や御意見の内容については、お呼びはなくても、その後御報告があるとかはありますでしょうか。
○梅村委員 それは経営委員会主催だということではありますけれども、実はNHKのホームページにもかなり詳しく情報公開されておりますし、私は、そういう声が経営委員会を通してもう籾井会長に伝わっていると。  かなりたくさんの具体的なお声があるかというふうに思います。  例えば、九月...全文を見る
○梅村委員 私が質問したかったのは、それが籾井会長に伝わっているか、経営委員会の方が伝える努力をしているのかということをお伺いしたかったんですけれども、いかがでしょうか。
○梅村委員 それぞれがそういうふうにやっているはずだということではありますけれども、さきの御答弁を聞きますと、籾井会長にはこの内容が十分具体的に伝わっていないのかなというような印象も受けます。  その語る会に参加をしてこられている視聴者・国民の皆さんは、この声が届くと。誰でもが...全文を見る
○梅村委員 この語る会は、籾井会長に対する意見だけではなくて、経営委員会そのものの選出のあり方だとか、選出過程の中の五項目が生きているのかとか、そういう意見もあるわけですので、経営委員会の方々自身の問題としてもぜひ受けとめて、きょうは時間がありませんので、そこで出された意見もたく...全文を見る
○梅村委員 消費者庁に伺いましたら、NHKに関する相談件数は、二〇一二年の五千八百六十八件から二〇一四年には七千百七十八件にふえていて、五年前と比べると相談件数は二倍になっているんですね。  ただ、徴収員の方は本当に一生懸命やっていますので、そこにまた徴収員の方々にもっとやれと...全文を見る
○梅村委員 私は、日本共産党を代表して、NHK二〇一五年度予算に対して、反対の討論を行います。  籾井会長の発言に対する視聴者・国民の批判はますます強いものになっております。  放送法第一条は、「放送の不偏不党、真実及び自律を保障することによつて、放送による表現の自由を確保す...全文を見る
03月26日第189回国会 衆議院 本会議 第12号
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○梅村さえこ君 私は、日本共産党を代表して、二〇一五年度NHK予算の承認に対して、反対の討論を行います。(拍手)  ことしは、日本でラジオ放送が開始されて九十年の年に当たります。NHKは、戦前唯一の放送機関であった日本放送協会の名称と財産を戦後においても引き継いでいます。しかし...全文を見る
04月23日第189回国会 衆議院 総務委員会 第13号
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○梅村委員 日本共産党の梅村さえこです。  今回の法案は、世界最高水準のICT基盤をさらに普及発展させるために、電気通信事業の公正な競争を促進するとされています。とりわけ、その中で、電気通信事業法第三十条を改正して、NTTドコモに対する禁止行為規制の緩和を行うとされております。...全文を見る
○梅村委員 昨年、当時の新藤総務大臣は総務委員会で、今答弁いただいたように、三社によるやや寡占状態のようなものがあるというふうに発言をされながら、これをさらに競争施策を導入して、またさまざまな工夫をしなければならない、それによって国民に利用しやすい通信というものを達成しようではな...全文を見る
○梅村委員 今、さまざまな問題点を具体的に御答弁いただきました。  消費生活センターなどに寄せられている苦情の相談は御承知のようにふえており、その内容は、契約時の説明不足、口頭契約、料金の安さ、無料の強調など、契約の複雑化と販売勧誘活動に関するものが特に圧倒的に多いかというふう...全文を見る
○梅村委員 こうした家計における消費支出の割合がふえているのは、もちろん、利用者、国民が多様で高度なサービスを求めているというそのニーズの反映でもあると思います。ただ、この間の、十年ぐらいの家計における通信費の急速な増加というのは非常に大きいものがあるのではないかなというふうに思...全文を見る
○梅村委員 数年間、一兆円規模の営業利益を上げ続けてきているのが現状だというふうに思います。  先ほど御紹介した通信事業の公共性と企業の社会的な責任から、やはりこうした利益を、通信費が月五千円も上がってきているという現状も国民の立場でありますとあるわけですから、本来、こうした利...全文を見る
○梅村委員 競争評価二〇一四利用者アンケートというものによりますと、移動を使っていて固定を利用しない理由について、移動体通信サービスが十分であるというのが五六%、月額費用が高いからが一八%、そして加入手続が面倒だというのが九・七、初期費用が高いからが四・四%というような調査結果も...全文を見る
○梅村委員 私たちも、そういう御努力が広がることを心から希望したいというふうに思います。  次に移りたいと思いますけれども、この法案で公正な競争環境を制度整備していく卸電気通信役務として想定されている、光回線の卸売サービスに関してお伺いしたいというふうに思います。  既に御質...全文を見る
○梅村委員 今お話しいただいたように、価格決定が相対契約に任されてきているということだと思いますけれども、通信事業として求められる確実な提供がなされていくのかが、今もありましたけれども、非常に懸念が残るところだというふうに思います。また、利用者にとっても、選ぶ事業者によって格差が...全文を見る
○梅村委員 代理店のまた先の、その先のという方々と利用者、国民は一番接しながらこれに参加してきているというふうに思いますので、そこの改善が求められると思います。  ただ、その先の代理店の立場に立ってみますと、行き過ぎた競争の中で販売競争せざるを得ない、そういう状況もあるかと思い...全文を見る
○梅村委員 そういう事前の対策をしながら、二社が間もなく指導を受けるという事態になったわけです。  今、不適切なという表現のされ方でしたけれども、二社に共通して問題となった内容というのはどういう問題でしょうか。
○梅村委員 今御説明いただいたように、とりわけ二社で共通しているのは、転用手続を代行してやってしまったり、そういうようなことがあったかというふうに思います。  それは、そもそも、やはり卸に伴ういろいろな手続も含めて、利用者に今まで以上にわかりにくい切りかえ、転用、そういうものが...全文を見る
○梅村委員 また、その点にかかわって最後の質問ですけれども、今回法改正を行う書面の交付は、省令で定めるようになっております。  利用者の保護のために支障を生ずることがないと認められるのはどの範囲なのか。限定されることがあってはならないというふうに思います。この点はいかがでしょう...全文を見る
○梅村委員 これから省令で定め、今後の取り組みになっていくと思うんですけれども、非常に消費者、国民との関係では大事な点かというふうに思います。サービスが多様化、複雑化するもとで、利用者の立場に立つのであれば、とにかくわかりやすく、また、対象を絞るのではなく、やはり全てに求めていく...全文を見る
05月12日第189回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第3号
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○梅村委員 日本共産党の梅村さえこでございます。  この委員会での質問は初めてとなります。貴重なお時間を本当にありがとうございます。  まず、四月からスタートをした機能性表示食品制度について伺いたいと思います。  この新制度ですが、わずか一カ月で既にさまざまな懸念や不安が広...全文を見る
○梅村委員 スタートからこうした問題が起こるのは、特保や栄養機能食品については国の規格基準の適合が必要なのに、新しい機能性表示食品については事業者の届け出で表示する制度にした。やはり、こうした制度があれば、今回のようなことはまた起こってくるのではないかと思いますが、この点は、消費...全文を見る
○梅村委員 その仕組みそのものはわかるんですけれども、私が質問しているのは、特保では疑念視されながら、機能性表示食品では表示可能になる、そこは消費者から見たらやはり不安が助長されるのではないかというところを聞きたいと思ったんですけれども、その点はいかがでしょうか。
○梅村委員 届け出制であれば、その後チェックして是正すればということであれば、やはり国民、消費者は最初から安全なものを表示の上でも求めているわけなので、そういう余地が残るような制度というのはやはりしっかりと慎重に検討すべき必要があるのではないか。とりわけ、スタートからそういうこと...全文を見る
○梅村委員 そういう説明をいただきました。  それで、機能性表示食品の問題については、届け出制で、先ほどから事後チェックが非常に大事だという話がありました。  そこで、ホームページで事業者の商品などについて既に公表が始まっております。大臣初め消費者庁は、消費者も、根拠になって...全文を見る
○梅村委員 それでは、事後の専門家や消費者団体などのチェックがどのように機能していくのか。先ほど来、事後チェックが大事だというお話がありました。そして、被害が起きた場合に、消費者庁に速やかに報告するとあるけれども、いかなる義務も罰則もないのかどうか、この点を伺いたいと思います。
○梅村委員 体制の強化ということですけれども、新しい制度が始まって、体制的にはどのように強化をされるんでしょうか。
○梅村委員 あのような情報を表示していく、チェックしていくということでいえば、五名でできるのかどうかというのはいろいろな議論もあると思いますけれども、ぜひその点、拡充をしていただきたいなというふうに思います。  次に、時間の関係もありますので、トランス脂肪酸表示の問題について御...全文を見る
○梅村委員 これは、世界ではもう義務化が当たり前となってきております。  一%を下回っていると言いますけれども、それは平均であって、子供たちに毎日御飯をつくっていれば本当に実感だと思うんですけれども、プロセスチーズでも一・一グラム、ナチュラルチーズでも一・五とか、マーガリン十三...全文を見る
05月21日第189回国会 衆議院 総務委員会 第15号
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○梅村委員 日本共産党の梅村さえこです。  株式会社海外通信・放送・郵便事業支援機構法案について質問したいと思います。  まず、大臣は、この法案についての説明の中で、我が国経済の持続的な成長のためには、海外における新たな事業機会を捉え、我が国の事業者の収益性の向上を図る必要が...全文を見る
○梅村委員 今、大臣の御答弁にもありましたリスクの問題ですけれども、具体的にどんなリスクがあるのか、もう少し具体的に説明をお願いしたいと思います。
○梅村委員 それでは、今回のような機構は、ほかの国にも同じようなものはあるのでしょうか。
○梅村委員 国として、さまざまな政策はこれまでも日本でもしてきたと思いますけれども、機構という形をとって官民ファンドで支援をしていくことについて言えば、海外でも例がないということでございました。  私は、そもそもこの法案について、成長戦略のため、海外事業拡大のためということはか...全文を見る
○梅村委員 ただ、その手厚さはすさまじい内容ではないかなと思います。  この間のトップセールスの分野の取り組み、いつ、どのような国に、どのような企業と行ってきたのか、これについてお答えいただきたいと思います。
○梅村委員 それでは、そうした中で契約に至った事業規模や受注企業などはいかがでしょうか。
○梅村委員 済みません、それで、企業名の方は、どういう企業になっておりますでしょうか。
○梅村委員 今、具体的な企業名はありませんでしたけれども、大手のというお話がありました。  二〇一四年のインドネシア海底ケーブル、これは約二百六十億円ですけれどもNEC、インドで固体化気象レーダーは東芝、ブラジルとアンゴラ間の海底ケーブルはNEC、そして、先ほどのミャンマーの携...全文を見る
○梅村委員 そういうところが潤えば国民に還元があるというお話でありました。  しかし、実際にこの十年ぐらいの成長戦略や経済政策の中で、大企業は内部留保、利益を非常に上げているにもかかわらず、そして今御紹介があった大企業で見ますと、例えば、KDDIでも二兆八千一億円の内部留保があ...全文を見る
○梅村委員 済みません、今の質問は次の質問のお答えだったかと思いまして。  今聞きましたのは、やはり、大企業にこれだけ手厚い援助をして、今までは私たち国民にはなかなか賃金だとか暮らしの面では波及がなかったように思うんだけれども、本当に、一般会計まで使ってファンドをつくって、そう...全文を見る
○梅村委員 こういう質問をいたしますのは、今御答弁にもあるように、機構というのが、リスクの少ないところは民間独自でやり、民間ファンドが、民間では参入しにくいリスクの高いところ、初期のリスクマネーを請け負い、呼び水を起こしていくということですけれども、かなりのハイリスクを請け負う計...全文を見る
○梅村委員 それでは、NTTドコモが撤退の事例が新聞報道にもなっていましたけれども、その事案について、どのような内容かもお答えいただきたいと思います。
○梅村委員 それでは、今後はそういうリスクも政府がしょって、また、そういうNTTも含めて、官民ファンドで支援していくこともあるということでよろしいでしょうか。
○梅村委員 リスクがあって当たり前ということですけれども、もし大きな損失が出れば、それは国民の血税で賄うようになるからこそ、この場で議論し、また慎重な議論が必要だということを訴えさせていただいておるわけです。  しかも、このような事業展開をした結果、NTTはさらに今、中期経営計...全文を見る
○梅村委員 最後になりますけれども、この機構についてさまざまな問題が今指摘されてまいりました、私の前の皆さんの質問の中でも。  そういう中で、国民の血税で賄うことになっては絶対にならないわけで、先ほども決意が聞かれましたけれども、高市大臣に、その支援基準やリスク対策など、現時点...全文を見る
○梅村委員 そもそも、電気通信、放送、郵便事業は、公共性の高い分野です。ユニバーサルサービスや公共の福祉を支える役割を担っている事業者に、収益性の向上を求め、リスクの大きな海外展開を後押ししていけば、国内事業と国民にも重大な影響を及ぼしかねないと考えるものです。  今、国民生活...全文を見る
05月26日第189回国会 衆議院 総務委員会 第16号
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○梅村委員 日本共産党の梅村さえこです。  まず、中学の夜間学級、いわゆる夜間中学の問題を伺いたいと思います。  現在、さまざまな理由から就学できていない方を受け入れ、教育を受ける権利、義務教育の修了を保障してきた夜間中学を全国に開設する運動が非常に長い間取り組まれてまいりま...全文を見る
○梅村委員 一定のニーズということでしたが、本当に大きなニーズがあるのではないかなというふうに思います。  夜間中学を卒業し、そのうち四〇%が高校に進学をされていく、三五%が就職する。やはりここでの学びが、義務教育修了を力に、その後のその方自身の進路、未来を開く大きな役割を果た...全文を見る
○梅村委員 四十七都道府県に一つは、これは初めの大きな一歩であり、その後さらにということも求められていくかもしれませんが、まずは第一歩ということでいえば、全都道府県にということではどんな対策を考えていらっしゃいますでしょうか。
○梅村委員 いずれにしましても、よく実態をつかむことが必要かというふうに思います。現在では、なかなかその実態がつかまれていない。実態というのは、どれぐらいの方々が対象になるかという数です。研究会の皆さんの試算では、義務教育未修了者は百数十万人ぐらいという数字も出ております。  ...全文を見る
○梅村委員 この夜間中学につきまして、高市大臣からも、国勢調査の問題や夜間の公立中学校を広げていく問題について御意見を伺いたいと思います。
○梅村委員 今大変加速していますので、ぜひ、早い実現にみんなで力を合わせていけたらというふうに思います。  時間の関係で次の質問に移らせていただきたいと思います。質問の申告をしていて、全部ちょっとできないかもしれませんけれども、幾つかしたいと思います。  ことしは、女性参政権...全文を見る
○梅村委員 さまざまな御努力で以前より進んできている、そういう到達ということも一つ言えるかと思いますけれども、同時に、目標としては平成二十七年度末までに三〇%、これは採用者に占める女性の割合ですね。そして、管理職に占める割合も二十七年度末で一〇%という目標を掲げられておりますので...全文を見る
○梅村委員 厚生労働省の調査では、第一子の妊娠を理由に退職の道を選んだ女性が、常勤の方は五四%になり、女性が登用されるに当たっては、仕事と育児、家庭の両立、これはやはり大きな問題かというふうに思います。  これは全体の職員ですので、この実態が全て当たるということではないかと思い...全文を見る
○梅村委員 先ほど述べましたように、ことしは女性参政権実現七十年、女性差別撤廃条約批准三十年、そういう大きな節目の年です。しかし、現状は、御承知のように、世界経済フォーラムが示す男女の格差指数、いわゆるジェンダーギャップ指数では、日本は百四十二カ国中百四位、そして日本の女性の人権...全文を見る
05月28日第189回国会 衆議院 総務委員会 第17号
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○梅村委員 私は、日本共産党を代表して、郵便法及び民間事業者による信書の送達に関する法律の改正案への反対討論を行います。  第一の理由は、民間参入を促すとして特定信書便役務の範囲を拡大することが、郵便事業の対象範囲との競合となり、ユニバーサルサービス確保をないがしろにするものだ...全文を見る
07月09日第189回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第4号
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○梅村委員 日本共産党の梅村さえこでございます。  先ほど先生方からもございましたが、私も、本日は、前回に続き、機能性表示食品について御質問させていただきたいと思います。よろしくお願い申し上げます。  前回の委員会で、機能性表示食品制度に対する国民の不安について質問させていた...全文を見る
○梅村委員 ありがとうございます。  そこで、前回指摘させていただいた、特保として申請し、安全性が確認できないとして受理されなかった製品と同じ成分が今回機能性表示食品として届け出され、受理された件でございますけれども、その後、食品安全委員会と消費者委員会が特保としては認めないと...全文を見る
○梅村委員 それでは、消費者委員会の方はいかがでしょうか。
○梅村委員 つまり、本商品については、この成分を使った商品については安全性を評価することはできないということだと思います。  そうした製品が機能性表示食品では受理される、今も受理されていると思うんですけれども、ホームページ上も受理されたときのままの、届け出の表示のままだと思いま...全文を見る
○梅村委員 既にそういう報告が消費者委員会や食品安全委員会の方から答申として出されているものについて、一方で認めないとされる成分が一方では受理される、それが今後検討するというふうに言われているわけですけれども、やはり、そういう状況が一定期間続くということは、食品表示制度に対して、...全文を見る
○梅村委員 それでは、一般論としての確認ですけれども、そういう公的な不安、疑義がある場合は、機能性表示食品であっても、届け出があったとしても受理しないことはあるという、一般論でありますけれども、そういうことでよろしいでしょうか。
○梅村委員 今回、既に五月二十七日の議論の御紹介もありましたけれども、食品安全委員会では、既に二月三日の第五百四十七回の委員会でも、そういう不安というか、方向性が議論もあったかと思いますので、確定する前であったとしても、やはりそういうものについては慎重に対応できるような制度という...全文を見る
○梅村委員 御答弁いただいたように、ぜひ、国民の健康と命にかかわる問題ですので、そういう御意見は真摯に御検討いただきたいというふうに思います。  それで、この届け出の際の安全性を確かめる問題として、重要な二つの項目があろうかと思います。一つは臨床試験の問題、一つは、論文をしっか...全文を見る
○梅村委員 ほぼ横ばいということだというふうに思います。ただ、現場はどうなっているかといいますと、これは神奈川のある自治体の食品衛生監視員の方がおっしゃっていることですけれども、そもそも、地方分権の中で食品衛生法が改正をされ、これまで国が政令で定めていた業種別の監視回数が削減され...全文を見る
○梅村委員 大臣からも強い要望を上げていただければ幸いだというふうに思います。  消費者団体の皆さん、市民団体の皆さん、もう長い間、身を粉にして活動されてこられた方の強い要望というのは、先ほどもありましたけれども、原産地表示や遺伝子組み換えの明記などでございます。そうした問題を...全文を見る