漆原良夫
うるしばらよしお
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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10月10日 | 第187回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第3号 議事録を見る | ○漆原委員 公明党の漆原でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 まず初めに、このたびの御嶽山の噴火によりましてお亡くなりになられました方々には、心よりお悔やみを申し上げたいと思います。また、いまだ行方不明の方々には、一刻も早い救出をお祈り申し上げます。 連日、過...全文を見る |
○漆原委員 ありがとうございました。 続いて、気象庁にお尋ねしたいんですが、死亡者五十五名という戦後最悪の火山被害という現実と、気象庁火山部が出していた当日の御嶽山の噴火予測、噴火警戒レベル1、平常、この落差が私には余りにも大き過ぎて、容易に理解できないんです。気象庁、説明を...全文を見る | ||
○漆原委員 噴火レベル1、平常、この意味を教えてもらいたい。 | ||
○漆原委員 これを一般の人が見たら、そうは見えない、思えない。 気象庁の観測で、火山性の震動が十日と十一日に異常にふえた、これはわかる。だけれども、本文、主文みたいなものですね、本文の中に、一番上の方に、レベルが1だ、平常だというふうに書いてあれば、これは一般の人が見た場合に...全文を見る | ||
○漆原委員 大臣、まことにありがとうございました。全くそのとおりだというふうに思うんですね。 十日、十一日に五十二回、八十五回という地震があったわけですから、それをきちっと、文書には書いてあるんですよ、だけれども、結果的に平常というふうになっていれば、結論は平常なんだというふ...全文を見る | ||
○漆原委員 今気象庁のおっしゃったことを一〇〇%信じたい思いでいっぱいでございますけれども、事国民の命に関すること、国民の危険性に関すること、この判断にちゅうちょがあってはいけないと思うんですね。 だから、観光シーズン、ストップしたら、2に上げたらなかなか観光客が来ない、地元...全文を見る | ||
○漆原委員 大変ありがとうございました。 それでは次に、噴石の防止について聞きたいと思うんです。 今回亡くなられた方々のほとんどが噴石による損傷死というふうに言われております。こぶし大、中には軽トラックぐらいの大きな石が飛んできたというふうに報道もされておりますけれども、...全文を見る | ||
○漆原委員 今、教育という話が出ましたね。私も、教育は非常に大事だと思います。 私どもが子供のころは、活火山と休火山と死火山があるんだというふうに聞いておりましたが、今は休火山がなくなったんですよね。だから、そういうことで、火山に対する国民の側の知識が少なくなっている。やはり...全文を見る | ||
○漆原委員 ありがとうございました。 観測体制の充実についてお尋ねしたいんです。 今御指摘されているように、水蒸気噴火というのは非常に予測が難しい、こういうふうに言われております。しかし、わずかな前兆でも見逃すことのないように、観測機器の設置場所をもっとたくさんふやすとか...全文を見る | ||
○漆原委員 ぜひとも強力にお進めいただきたいというふうに思っております。 それから、登山届でございますけれども、御嶽山では登山届が義務づけられておりませんね。したがって、木曽の対策本部でも、誰が入山しているのか、何人の方が御嶽山に入っているのか、非常にその掌握に御苦労されてお...全文を見る | ||
○漆原委員 ありがとうございました。ぜひともお願いいたしたいと思います。 最後に、農業被害についてお尋ねしたいんです。 私が訪れた九月二十八日は、開田地区、開田高原というところに行ったんですけれども、御嶽野菜がブランドなんですね、ちょうど御嶽野菜の出荷時期と重なっておりま...全文を見る | ||
○漆原委員 今、石灰の話が出ましたが、これは本当に土壌が酸性になってしまって次の耕作ができない、こういう心配をされておりました。 ただ、石灰をまいて中和することなんですけれども、開田地区、木曽地域は海抜が高いですよね。十一月の半ばごろになると凍結しちゃう。したがって、まいても...全文を見る | ||
○漆原委員 昭和五十四年でも、大きな噴火があって、被害があったわけでありますけれども、その当時は観光あるいは農業についてどのような対応をされたのか、最後にお聞きしたいと思います。 | ||
○漆原委員 大きな被害が出て大変な損害になることを地元が大変懸念されておりますので、しっかりとした対策、対応をとっていただきたいことを最後にお願い申し上げまして、質問を終わります。 ありがとうございました。 |