海野徹

うんのとおる



当選回数回

海野徹の2000年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月14日第147回国会 参議院 外交・防衛委員会 第3号
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○海野徹君 おはようございます。民主党の海野であります。  きょうは、外交、防衛に関して若干の質問をさせていただくわけですが、大臣所信の内容でちょっと確認しておきたい点がありますから、その点について外務大臣あるいは防衛庁長官にお伺いしたいと思います。  まず第一の問題なんです...全文を見る
○海野徹君 その中で、日米韓、この首脳会談、初めての会談だったと思います。日米韓の協調体制、この構築というのは大変重要な意義を持っているんではないかなというふうに思いますが、ある意味では三カ国の共有の利益、二国間だけではない三カ国の共通の利益があるということで、三国間、日米韓の共...全文を見る
○海野徹君 外交環境が変わった、それで日米韓の協調体制がある。しかしながら、二月の終わりから三月の初めころのアメリカの新聞紙上では、日米同盟というのは今大変な問題になっている、危機的状況ではないかというメッセージが伝わってきているんです。  それは何かというと、名前が変わりまし...全文を見る
○海野徹君 価値観を共有して率直に意見の交換をということでありますから、後ほどまた具体的な問題について、その辺の訪米された内容と協議の内容をお聞かせいただきたいと思います。  その次に、やはり外務大臣にお伺いしたいんですが、大臣所信の中で「国民とともによりよき未来を開く外交」と...全文を見る
○海野徹君 それでは、次の問題なんですが、外務大臣のところ、あるいは防衛庁長官のお手元にある女子大学院生のコソボの救援活動の体験記のコピーが、文章がお届きになっているかと思うんですが、大変私は、これは日本が顔が見える国際貢献の中で非常にいろんな問題提起をしているし、あるいは一定の...全文を見る
○海野徹君 私は読んでいまして、ある意味ではコソボの問題というのは人権尊重、内政不干渉の原則、そういう問題で、ある意味では外交姿勢として日本はどうその姿勢をとるかと、非常に問題もありますし、国際貢献のあり方、彼女はアメリカのチームの一員として行っている、こちらの日本人であるという...全文を見る
○海野徹君 具体的な数量的、計量的な危険性の大きさというのは言えないけれども、相当な危険がある、それに対しては要するにハード面よりソフト面の充実を図る、そういうことですか。
○海野徹君 現実的にその危険性が非常にあるということでよろしいですね。  では、次の質問に入らせていただきます。  個々具体的な質問に入らせていただきますが、外務大臣にお伺いしたいんですが、インターネット、デジタル衛星放送、要するに情報通信技術がどんどん発達しています。こうい...全文を見る
○海野徹君 変化の可能性ということなんですが、具体的に外務省の中で、どういう点に問題点があって、どういう点を検討して、今何に手をつけようとされているわけですか。
○海野徹君 情報化の中でのインターネットが普及する中での外交戦略という点ではまた後ほど議論させていただきたいと思います。  防衛庁長官にお伺いしたいんですが、RMA、軍事における革命というのが非常に進んでいる、特にアメリカで進んでいる、格段の差がほかの国とあるということでありま...全文を見る
○海野徹君 議論の動向を注視しているだけなんですか。それ以上のことは防衛庁としては今考えていないんですか、やっていないんですか。
○海野徹君 それでは、情報化と外交防衛政策、細かな点で質問させていただきます。  中央省庁のホームページにハッカーが侵入したわけなんですが、外務省、防衛庁は、その点については問題はなかったという御理解でよろしいですか。
○海野徹君 十二年度の予算のことにちょっと入らせていただきますが、十三億円、ハッカー対策として計上されています。それで、具体的には、こういうような問題があるから、その辺のやっぱり問題点がある程度浮かび上がってその十三億円というのになったんですか。具体的にこの内容を教えていただきた...全文を見る
○海野徹君 機密の保護については外部とのネットワークに接続していないから漏洩の問題はないということなんですが、同盟関係であるアメリカを初めとして、これから外部との接続というのは当然出てきますよね、情報化の進展の中で。そういった意味でも大丈夫と自信を持って言えるのかどうか、今現在の...全文を見る
○海野徹君 それでは、次の問題に入らせていただきますが、日朝関係についてお話をちょっとお聞かせいただきたいと思います。  昨日、十三日、北京で赤十字会談、これが行われました。新聞紙上でいろいろな報道はされていますが、今外務省がつかんでいらっしゃる内容を可能な限り詳細に御報告いた...全文を見る
○海野徹君 諸懸案に取り組んでいくという話だったんですが、外務省も関与しているからこの辺の担保はできているんだというようなお話と思うんですけれども、前回の会談のとき、調査をする、調査を依頼するということで北朝鮮側に援助しているわけです。それに取りかかったのは二カ月、三カ月後だ、つ...全文を見る
○海野徹君 米支援が拉致問題の解消につながれば、これは全く問題ないわけなんですが、それがもし進展しないとしたら、これは国民の外交政策に対する信頼を完全に失うことになる、私はそういうような重要な問題だと思っています。  そもそも外務大臣、この日朝問題というのはどういう問題を中心テ...全文を見る
○海野徹君 基本的な戦略目標についてもお答えいただきたかったんですが、もう私、与えられている時間がありません。日朝関係の問題、あるいは通告した問題がたくさんありましたが、すべてできかねるものですから、最後に防衛庁長官にお伺いしたいんですが、艦船の入札で問題があったということなんで...全文を見る
○海野徹君 ちょっと混乱しまして、私どもも、申しわけございません。  それで、入札経過はわかりました。当然、要するに予定価格を組みかえたわけですから差が出てきますよね。また細かな問題なんですが、その辺の差がどの程度ありましたか。
○海野徹君 それでは一度に質問していきます。その予定価格とか……
○海野徹君 質問だけしておきます。  とにかく二回、最初の予定価格と落札価格の差ということ、それと輸送艦、護衛艦の契約手続は終わっているのか終わっていないのかということ、疑惑を持たれたまま要するに契約するのかどうか、この三点についてお答えいただきたい。  以上であります。
○海野徹君 手続は終わっていますか。
○海野徹君 それは問題があるまま契約すると。
○海野徹君 問題が持たれたまま契約しちゃうわけですか。
○海野徹君 済みません。質問時間が終わりましたので、終わります。
03月15日第147回国会 参議院 外交・防衛委員会 第4号
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○海野徹君 おはようございます。民主党・新緑風会の海野であります。  厚木基地の排煙問題につきまして、外務大臣、防衛庁長官にお伺いしたいと思います。  昨日も、日米同盟を基軸とした我々日本の外交政策のあり方、私も全くそのとおりでありまして、その点についてひびが入ってはいけない...全文を見る
○海野徹君 今、経緯のお話をお伺いしたわけですし、十二年度予算の高層化費用という話もあったんですが、余りにも対応が遅過ぎているのではないか。要するに、こちら側の認識が非常に低いのではないかなというような懸念をするんですね。  これはたまたま私は、外務大臣あるいは防衛庁長官がアメ...全文を見る
○海野徹君 それじゃ、アメリカのワシントン・ポストが言うように、背景に暴力団関係者、やくざと表現してありますが、ワシントン・ポストは。そういうような背景はないということなんでしょうか、それが一点。  それともう一つ。非常に不思議なのは、平成十年度に見舞金を出しているんです、十二...全文を見る
○海野徹君 時間がありませんから、今、私は民間企業にそういうお金を出したかどうか、なぜ出せるんだ、なぜ出さざるを得ないんだという質問をしたんですが、もう時間がありませんから答弁はいいです。この次にまたさせていただきます。  そして、ワシントン・ポストでこんなに詳しく述べているん...全文を見る
03月21日第147回国会 参議院 外交・防衛委員会 第5号
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○海野徹君 おはようございます。  防衛庁長官にまずお伺いしたいと思います。  厚木基地の排煙問題、さきの委員会に続きまして、いわゆる神環保の問題について御質問させていただきたいわけなんです。  一九九六年ですか、橋本・クリントン会談があった。あの会談というのは、大変歴史的...全文を見る
○海野徹君 はい。
○海野徹君 それでは、調査の費用は日本側が負担するということと、民事訴訟を提起する場合には全く異存はない、代替住宅は借り上げて無償で提供する、そういうことは事実ということでよろしいでしょうか。
○海野徹君 では、次の質問に入らせていただきますが、それに対して煙突高層化のために十一億円を計上しているわけなんですが、新聞報道によりますと、エンバイロテック社の幹部というのは、我々はすべて合法的に操業しているんだ、日米共同調査の数値というのは誤りがあるとしか考えられない、煙突を...全文を見る
○海野徹君 はい。
○海野徹君 それでは、バグフィルターの設置の状況というのは余りよろしくないし、エンバイロテック側の交渉も用意はあるといいながらも、我々、我々というか政府の皆さん方が進めようとするような順調なスケジュールでは行っていないということですか。
○海野徹君 それでは、十年度の補正予算で、さきの委員会でも質問させていただきましたが、廃棄物の固形燃料化施設の設置のために見舞金を十二億円支出してありますね、民事契約を結んでということなんですが。そのときから今回のバグフィルターの問題、あるいは煙突の高層化の問題、非常に相手側の神...全文を見る
○海野徹君 誠実に運用している、対応しているということであれば、まだなおかつこういうような問題点があるわけですから、バグフィルターにしてもあるいは煙突の高層化にしても、もう少し迅速な対応があってしかるべきだと思うんですが、その辺は、彼ら合法的だから、数値に誤りがあるんだからという...全文を見る
○海野徹君 長官、努力していきたいということなんですが、とりあえずという発言がありました。地形上、要するに抜本的にすべてが解決するというふうにはならないのではないかなというような想像もできるわけなんですけれども。  しからば、防衛施設庁としては、この問題、コーエン国防長官が改善...全文を見る
○海野徹君 それでは、将来の問題を、仮定の問題を今お話しもできないでしょうから、ただ、六十億で買い取るよとか百億で移転する、要するに建設費が百億ぐらいかかればできるよということの計画すらしたことはないということでよろしいんですか。それはあったけれども、今はあくまでも現段階で我々が...全文を見る
○海野徹君 それでは、調査の費用は日本が持つ、あるいは住宅の借り上げ費用も日本が持つということなんですが、その費用の捻出というのはどういう理由で捻出はされていくわけですか。
○海野徹君 それでは、いわゆる思いやり予算の範囲内でやるということではないんですね。
○海野徹君 それでは、外務大臣、防衛庁長官、両大臣にお伺いしたいんですが、これは日米安全保障というか外交の問題、あるいは日米安全保障の問題、極めて重要な問題でありますが、もう一方では極めてすぐれて環境の問題なんです。在日米軍の関係者だけではない、日本人もいるわけです。同じような問...全文を見る
○海野徹君 この大気汚染の問題、ダイオキシンの問題というのは極めてすぐれて環境の問題であって、これは要するに被害を受ける人はアメリカ人であろうと日本人であろうと同じなんです。厚木基地だけ米軍が要請すればこれが解決される、あるいは解決に向かっていくということは、これは相当国民の皆さ...全文を見る
○海野徹君 ありがとうございました。
03月23日第147回国会 参議院 外交・防衛委員会 第6号
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○海野徹君 民主党の海野であります。  国分参考人に一つだけ御質問させていただきます。  中台の経済関係なんですが、李遠哲氏が中心になって組閣されるというような話を聞きます。彼が、グローバルコミュニティー・ワンチャイナというような発言をしておりますし、あるいは国家の生存空間を...全文を見る
04月19日第147回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第6号
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○海野徹君 両参考人、きょうはありがとうございました。民主党の海野であります。  広岡先生に二点ほどお伺いしたいんですが、家庭の教育力が落ちているということがある。では、一体どの部分が落ちているのかなとつらつら思うのはやはりしつけかなと。しつけというのは身を美しくと書きますから...全文を見る
04月20日第147回国会 参議院 外交・防衛委員会 第10号
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○海野徹君 外務大臣に若干御質問させていただきます。  今、武見先生からもお話がありましたが、北朝鮮が積極外交を展開している、非常にそれぞれ北朝鮮内部にいろんな問題があってそういうものが出てきたんだろうなと思います。大臣の御認識であれば、北朝鮮内部における積極外交を展開する背景...全文を見る
○海野徹君 非常に熱意を感じられる、あるいは北朝鮮側が急いでいるのではないかという話がよくあります。金正日さんが韓国の朴元大統領の日韓交渉なんかを非常に参考としている、そういうねらいはやっぱり経済援助だというような話がありまして、その後南北の首脳会談のとき、むしろ先ほどお話があり...全文を見る
○海野徹君 それでは次の問題なんですが、今度五月に東京で日朝交渉が行われるということでありますが、最近マスコミでもテレビ放映されて非常に問題になっておりますし、識者から再三の指摘があります朝銀信用組合への公的資金の導入の問題であります。これは我々も非常に問題が多いなという認識をし...全文を見る
○海野徹君 いえ、大臣の今認識しているだけ。
○海野徹君 以上であります。
05月08日第147回国会 参議院 金融問題及び経済活性化に関する特別委員会 第5号
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○海野徹君 民主党・新緑風会の海野徹であります。  お時間をいただきまして若干質問させていただきますが、大変多岐にわたる質問であります。両大臣、あるいは政務次官に御答弁いただきたいなと思います。おおよその見解をお伺いするということでありまして、政府参考人の答弁はいただく機会がな...全文を見る
○海野徹君 ありがとうございます。  それでは、今確認させていただいて、経営者の責任というのをより厳しく追及すべきだと思いますが、今の状況、果たして公的資金を注入した銀行について経営責任というのは極めて明確な形でとられておりますでしょうか。その辺についての認識をお伺いします。
○海野徹君 今、谷垣大臣からいろんな経営責任のとり方があって、民事、刑事の問題があるというお話でありました。  私が冒頭で基本的な見解をお伺いしたいと話をさせていただいたわけなんですが、どうも経営責任をとっていないというのが一般的な印象なんです。やっぱり銀行の公共性というのは、...全文を見る
○海野徹君 この辺、基本的な認識でありまして、もっと議論をさせていただきたいわけなんですが、後ほどまた別な角度からお話はさせていただくわけなんですが。  先ほど谷垣大臣から不良債権の処理は八合目まで達したというお話があったんですが、私たちの認識、あるいは現場でいろんなことをお聞...全文を見る
○海野徹君 厳正に対処するということですが、大変私はそのお言葉を重く受けとめておりますが、一体じゃないかなという認識がどうも抜け切らないんですよね、私の方から。  いろんな例があると思うんです。平成十一年五月十四日、九つのそれぞれの各個別の朝銀が、朝銀北東、朝銀中部、朝銀西、そ...全文を見る
○海野徹君 余りこの問題を何回も何回も質問したくはないんですけれども、逮捕者が出ていないんですね、朝銀大阪の問題。これ朝銀大阪の問題、調べれば調べるほど非常に不思議な処理がされているんですよ。それはもう政務次官よく御案内だと思う。逮捕者が出ていない。今まで信用組合はそれぞれ逮捕者...全文を見る
○海野徹君 それでは、調査してお答えをしていただけるはずなんですが、これ以上御質問するのも、また機会を改めたいなと思いますが、最後に一つだけ。  金融整理管財人を置けませんですか。これは譲渡先が決まってない場合でも置かれたケースがあるんですね。三重県信用組合があるんです。だから...全文を見る
○海野徹君 いえ、大臣、そうじゃない。
○海野徹君 これからです。
○海野徹君 置くことはできるわけですね。そういう御見解でよろしいですね。──いや、大臣に聞いているんですよ。置くことはできるんですか。できるはずですよ。
○海野徹君 わかりました。またこの問題については同僚議員から御質問があると思いますから、私は次の問題に移らせていただきたいと思います。  大蔵大臣にお伺いさせていただきたいんですが、金融問題の処理の前提というのは、やはり先ほど言いましたように、透明で公正、迅速な処理、これが一つ...全文を見る
○海野徹君 大臣と若干私の質問とかみ合わないのかもしれませんが、モラルハザードが発生しているという状況がどうも私は今感じられるんです。  景気回復を優先します、ある意味で政策的に一つの方向性をとるという、飽くなきものを求めていく、これは要するに政策論としては理解できるんです。し...全文を見る
○海野徹君 では、谷垣委員長にお伺いします。  同じような質問なんですが、経済危機がここまで長期化している。お金は出した、お金はある、しかしながらなかなか景気は回復してこないという状況が今ございますね。景気回復を優先させてきたんです。モラルより重いというような信仰でやってきたん...全文を見る
○海野徹君 それでは少し個別のことからお伺いさせていただきたいなと思いますが、なぜ資本注入行に無配という状況を求めなかったんですか、配当しないという状況を求めなかったんでしょうか。  非常にこの辺について、やはりモラルハザードがある意味では市民権を得てしまった状況に、私はこれも...全文を見る
○海野徹君 大蔵大臣のその当時を振り返ってのお話、理解できないわけではないんですけれども、ただ、それは余りにも現実としてモラルを低下させたという結果を私は今生んでいるんではないかと思います。  私は、常々、当たり前のことが当たり前にできる、これは極めて成熟した社会でないとできな...全文を見る
○海野徹君 それでは、また別な質問をさせていただきますが、常々いろいろなところでオーバーバンキングという言葉が出てきます。これも解消されていないんではないか、そんな認識を持っております。地銀の公的資金の申請に向けた動きがとまっちゃったという報道もあります。これはペイオフの延期で金...全文を見る
○海野徹君 それでは、公的資金を注入した銀行、株価が今どうなっておりますか、その当時と比べて。私の方で言いますと、すべてこれは下がっています。どういうようなことを市場が我々に伝えているということなんですか、銀行に対して。
○海野徹君 やっぱり収益力を高める努力を徹底してやる必要があるんではないか。過剰流動性というか、お金がたくさんありますから、それが株に流れて株価が上がりましたよね。含み益が多くなって若干余裕が出てきて、余裕が出てきたら、本当だったらせっぱ詰まってやらなくちゃならないことをまあいい...全文を見る
○海野徹君 それでは、大臣の個人的な御見解で結構なんですが、これからそういう銀行に対してどういうような指導をされていくんですか、あるいはどういうことを期待しておりますか、自助努力として。
○海野徹君 谷垣委員長にも同趣旨の質問をさせていただきたいわけなんですが、その前に、私も七年半ほど金融の世界におったわけなんですが、企画の部門にいなかったものですからなかなか詳細にわたっては勉強してこなかったものですから、こうやって立つとき、もっと勉強しておけばよかったかなという...全文を見る
○海野徹君 あれはわかりませんか、交付国債の消化状況。──後ほどそれはお答えいただきたいと思いますが、そういういろんな認識、多分谷垣委員長と私、同じだと思うんです、再編しなくちゃいけない、収益力を上げなくちゃいけない。  これは最近私読ませていただいた本で、マッキンゼー社の方で...全文を見る
○海野徹君 先ほどのあれわかりませんか。
○海野徹君 十三兆円に増額されましたよね。だから、それがほとんど今年度中に使われてしまうのではないかなといういろんなあれがあるんですが、その辺をお聞かせいただきたい。そういう不良債権の処理という非常に圧力、要請が強いんじゃないか。
○海野徹君 なかなか時間がなくて用意した質問をすべてできませんでまことに残念なんですが、金融再生委員長、預金保険法の改正の中で、附帯決議ですから、要するに皆さん方の提案じゃありませんから御答弁しにくいのかもしれませんが、ちょっと御見解だけお伺いしたいと思うんです。  これは預金...全文を見る
○海野徹君 お答えにくいかと思いました。あえて質問させていただいたわけですが、また後ほど同僚の議員から質問があるかと思います。  もう時間がありませんから、大蔵大臣、これ最後の質問になるかもしれません。ゼロ金利のことで若干御質問させていただきたいなと思うんです。  昨年二月に...全文を見る
○海野徹君 いろいろ御質問させていただきたいことが多岐にわたってあったわけなんですが、時間が参りましたものですから、これで終了させていただきます。  ありがとうございました。
05月12日第147回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第8号
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○海野徹君 いろんな方々の御意見をお伺いしまして、若干少子化への対応ということで私なりに話をさせていただきます。  これからIT革命がますます進みますから、当然インターネットというか、ネットワーク社会の中に二十一世紀は入っていく。となると、当然ボーダーレス、グローバルというのが...全文を見る
05月23日第147回国会 参議院 金融問題及び経済活性化に関する特別委員会 第12号
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○海野徹君 民主党・新緑風会の海野徹であります。  ただいま議題となりました預金保険法等の一部を改正する法律案につきまして、反対の立場から討論を行います。  一昨年、我が国は金融危機に見舞われ、日本発の世界金融恐慌が危ぶまれるなど、大変深刻な事態に陥りました。その原因が、バブ...全文を見る
05月25日第147回国会 参議院 外交・防衛委員会 第18号
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○海野徹君 おはようございます。民主党・新緑風会の海野徹であります。  外務大臣にお話をお聞きしたいわけなんですが、一つは日朝正常化交渉のその後の進捗状況について、いろいろ我々は報道あるいはその関係者からお聞きすることが多いんですけれども、非常にタフな交渉を向こうはされているよ...全文を見る
○海野徹君 前回の委員会で外務大臣にちょっとお聞きさせていただいて、それは所管外ですからということだったんですが、朝銀のことなんですけれども、その後いろんな御調査をされてもう念頭に置かれているかと思うんです。  ちょうどその延期の時期ですね、同じような時期に私のところへ情報を入...全文を見る
○海野徹君 外務大臣からの御答弁は多分そうなるんではないかなと思いましたが、先ほど、交渉で積極的に進めてみたりあるいは滞ってみたり、あるいは別の分野で、別のというかほかの国については積極的に外交を進めてみたり、あるいはADBについては韓国は支持、日米は慎重ということで、それに対し...全文を見る
○海野徹君 ありがとうございました。
08月09日第149回国会 参議院 外交・防衛委員会 第1号
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○海野徹君 民主党・新緑風会の海野徹であります。  日ロ関係につきまして外務大臣から若干の御答弁をいただきたいと思いますが、対ロ外交方針としては領土問題を解決するのが前提だ、そして平和条約を締結するという政府の方針をずっと今まで堅持されてきたわけでありますし、繰り返しそういうよ...全文を見る
○海野徹君 それでは、今の外務大臣の御答弁を前提として、何点か御確認あるいは大臣のお考えをお聞かせ願いたいわけなんですが、これは新聞の報道ですから、私どもはその真意のほどというか、詳細について知る由もないわけなんですが、報道によりますと、これは「政府は」という書き出しなものですか...全文を見る
○海野徹君 それでは、こういう事実がないということであれば、大変私どもとしてはある意味では安心してこれから対ロ交渉を見ることができるわけなんですが、七日の参議院予算委員会で外務大臣が、ロシア側にも日本側にもそれぞれさまざまな考え方があり、こういう方法もあるのではないかという提言と...全文を見る
○海野徹君 それでは、この前ぶれあるいは前提としてはいろんなことがあっても結構ではないかというような、そういうふうに報道されかねないことについては真意ではなかったということになりますか。
○海野徹君 外務大臣の御答弁、大変私どもとしてはそれをそのまま率直な表現として理解したいわけなんですが、今回プーチン大統領が来日される、そこで日本側としてどういう対応をするかということになりますと、二年前にモスクワの首脳会談で、領土問題は解決を切り離して平和友好協力条約を締結する...全文を見る
○海野徹君 真意は切り離しではないというような御発言も野中幹事長がされているように報道は見受けるんですが、一たん言葉が発せられますと非常にいろんな解釈がされてくるわけですね。そうじゃないよと言っても、相手側はそうだととっているんです。  ロシア側は、要するに日本の太陽政策という...全文を見る
○海野徹君 大変気になることは、ことしの七月の上旬にプーチン大統領が新外交概念というのを発表しております。これは資料によりますと、日本に関する記述というのが、これは英語で書いてあるもので五行なんです。たった五行なんです。中国とかインドは優先するような表現になっているんですが、日本...全文を見る
○海野徹君 私もそのように祈りたいわけです、考えたいんですが、一連のプーチン大統領が代行時代からの発言、ずっと追ってきまして、そしてこの英語の表現となりますと、どう考えても要するにノーと言うように近い言葉を使われているんですよね。  確かに、訳すとそういう訳し方もできるなという...全文を見る
○海野徹君 わかりました。ありがとうございます。  今、北東アジアというのは大変外交の時代に入ってきているというふうに感じております。  それで、六者協議という考え方がございます。この六者協議というのを、我々側というか日本側としては、その可能性あるいは有用性というのを大臣はど...全文を見る
○海野徹君 NMDに対して中ロが断固反対という表明をしております。先ほど言いましたように、北東アジアというのは非常に外交の時代というか、ときを迎えて、ある意味では日本がその中でどういうような交渉をし、どういう行動をするか、大変重要な時期に来ているんではないかなと思います。  こ...全文を見る
○海野徹君 時間ももうございませんで、通告させていただいた問題が数多くありまして、なかなか次に進んでいかないものですから、もし質問できない場合は御容赦いただきたいわけなんですが、もう北朝鮮の関係を含めた問題に入っているかと思うんですが、外務大臣にお伺いしたいんですが、アメリカのオ...全文を見る
○海野徹君 今大臣からのお話がありました。より一層緊密な関係を持ちながら進めていただきたいということを要望させていただきたいなと思います。  でないと、中東和平も、交渉が終わったら日本に後はお金は頼みますよというような発言もしたということですから、交渉に関与しないで金だけ出ささ...全文を見る
○海野徹君 ありがとうございました。
09月20日第149回国会 参議院 決算委員会 閉会後第6号
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○海野徹君 民主党・新緑風会の海野徹であります。  それでは、与えられた時間の中で効率よく御質問をさせていただきたいと思いますが、まず地域振興券についてお伺いしたいと思います。  この問題は、景気対策ということで地域振興、景気対策等、目的があって創設された地域振興券交付事業補...全文を見る
○海野徹君 それでは、自治省側に、ぜひ大臣に御答弁いただきたいんですが、若干私の見解を述べさせていただきます。  このお金七千億円、あるいは八千億円弱のお金があったとしたら、むしろ就業支援とか失業対策に使った方が私はよかったんじゃないかなというような思いがするわけなんですね。こ...全文を見る
○海野徹君 大臣から御答弁いただきました。  それじゃ、大臣、もう一度やるんですか。今効果があったというわけですから、もう一度やられるおつもりなんですか。  私は先ほど、おもらい根性が植えつけられた子供たちはどうやって育つんだ、大変危険ですよという話をした。お金を使うことが大...全文を見る
○海野徹君 ここで自治大臣がやるとかやらないとか決意を述べろと言われましても、確かにそういうような御答弁になるのかもしれませんが、やってほしくないんですよ。これは明らかに経済学者、これ全部検証したら、それは全く効果がないということはないかもしれません。だけれども、そういうマイナス...全文を見る
○海野徹君 これは創設の経緯があって、当分の間、国の方でかわってやる、徴収するということになっています。  その当時、多分、私も県会にいて、一緒に静岡県でいたのかな、かつての仕事を一緒にさせていただいて厳しい言い方をするのは非常に申しわけないんですが、もっと大蔵とか国税庁に自治...全文を見る
○海野徹君 今、外形標準課税の話が出ました。この間静岡に来られて講演もされたんですよね。さっき私もお話しさせていただいたように、欠損法人がもう七割になっちゃって、利益法人がもう三割しかない、その差額が一兆九千億円、二兆円も割っている、そういう非常に質的な脆弱化が法人で行われている...全文を見る
○海野徹君 非常に慎重にその辺は議論していただきたいなと思いますし、私、中小企業でいろんな支援策があると思うんですね。金融支援があったり、あるいは人的支援があったり、あるいは市場、それから情報支援があったり、それで税制上の支援もある。そういう支援がありながら外形標準課税を導入する...全文を見る
○海野徹君 税収増を図ってという話もございます。先ほど日本の法人の質的脆弱性がこうやって五年ごとの数字で出ていますよということで、非常にそこから上がってくる税収というのは私、期待されていないんじゃないかなということを思うんです。確かに、外形標準課税でもって新しい税制でもあれば別な...全文を見る
○海野徹君 今お話しいただいたわけなんですが、この経営健全化対策、これは七月二十八日に通達を出したわけなんですが、これによってどの程度それが解消されていくんですか、あるいは健全化されていくのですか。どの程度その辺をもくろんでいらっしゃるのか、お聞かせください。
○海野徹君 それでは、自治省に通告してあった御質問をさせていただけなくなっちゃったわけなんですが、また改めていずれかの時間をとって御質問させていただいてということでお許しいただきたいと思います。  次に、法務省、法務大臣にお伺いしたいと思います。訟務費に関連して質問させていただ...全文を見る
○海野徹君 時間がありませんものですから要望だけにさせていただきますが、今、司法制度審議会において非常にいろんな議論をされている。先ほど法務大臣も非常に決意をお述べになっていたわけなんですが、民事訴訟に要した弁護士費用敗訴者負担、これが議論されているんですよね。私人間ではなるほど...全文を見る
○海野徹君 ありがとうございました。
11月09日第150回国会 参議院 外交・防衛委員会 第1号
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○海野徹君 おはようございます。民主党・新緑風会の海野徹でございます。  大変日ごろ、外務大臣、いろいろ外交交渉で御苦労されていると思いますが、きょうは、日朝国交正常化交渉を中心にして幾つか御質問させていただきたいと思います。  先ほど、深みのある議論を北京ではやった、しかし...全文を見る
○海野徹君 今、大臣から、説明が余り十分でないから国民の納得を得られていない部分があるのではないかと、説明責任ということに触れられましたし、もっとも非常にタフな相手ですから、なかなか要するに情報も得にくいし、説明するにしても説明が余り明確にできない部分があるかと思いますが、確かに...全文を見る
○海野徹君 聞いていないということなんですが、これはかなり広く、まさに周知の事実になっているんです。  朝銀の実態というのは、不良債権が相当入っている。情報によれば、ことしの七月に入ってからすべて調査に入ったと。調査に入ったところ、その全組合が債務超過に陥っている。回収不能額は...全文を見る
○海野徹君 再度お伺いさせていただきますが、じゃ、調査はした、検査はした、公表は要するにいろんな問題があってできないと。いろんなところからの情報で、非常に要するに不良債権が多くて、全部債務超過だと、回収不能額が八千億円だというような具体的な数字というのは、全くこれは根拠がないとい...全文を見る
○海野徹君 わかりました。コメントを差し控えるということで大体わかりましたから。  それでは次に、通産省にお伺いしたいんですが、やはり八月の交渉のとき、国交正常化に先立ってもう一つ要望したいことがあるということが、これは今停止されている日朝間の貿易保険、これを再開してほしいとい...全文を見る
○海野徹君 これは国交正常化の前にどうしてもやってほしいということで、それだけ多分いろんな背景が要するに北朝鮮側にはあると思うんですけれどもね。  実際に、貿易保険を停止したのは一九七五年ですね。そのとき、約四百億円ほどの未払いがあるという数字が出ているんですが、それが要するに...全文を見る
○海野徹君 そういうような一千億円前後という話を聞きながらも、まだ北朝鮮側からそういう要請があったということはどの方面からもないんですね。
○海野徹君 はい、わかりました。  それでは外務大臣にお伺いしたいんですが、北朝鮮の経済が大変深刻をきわめているということが今の状況でもおわかりだと思うんです。  今回の北京で行われた正常化交渉においても、拉致の問題も何か話題にはのっけたけれどもすぐ引っ込めたような話を自民党...全文を見る
○海野徹君 相手を考えて、要するに信頼醸成のために、結果を何か期待したものじゃないという話を今最後にされました。ただ、やっぱり支援の決定過程に非常に問題があるんではないかなと私は思うわけなんです。  大臣は、今数字的な説明をされている中で、私も幾つか大臣の談話をとらせていただい...全文を見る
○海野徹君 ないですか。それだけ、じゃお聞かせください。
○海野徹君 直接的なアメリカとのやりとりがあって日米で負担をというんじゃなくて、そういう方向へ行くだろうという期待の発言だったというわけですね。日米で必ずしもシェアするという問題じゃなくて、あくまで我々がこれだけやればあとは要するにアメリカなり韓国なりがやるだろうというような、そ...全文を見る
○海野徹君 この問題だけでもかなり議論をさせていただきたいんですけれども、先ほど言った、私なりに解釈すれば人道的支援というのはある一定の量があるだろうな、これは少なくてもいいんだろうな、WFPの要するに要請の範囲内でいいだろうなと私は思っているわけなんです。五十万トンという数字は...全文を見る
○海野徹君 人道支援から政治的支援、政治判断を大臣がされて五十万トンと決められた。これは非常に私自身は誤った政治判断になる可能性がある、大変失礼な話なんですがそういうふうに私は思います。  というのは、日本というのはそんな簡単に千二百億円も出すんだという印象を与えてしまったんじ...全文を見る
○海野徹君 国交正常化の中でいろいろ交渉相手である北朝鮮の問題をずっと議論させていただいているわけなんですが、朝銀の問題あるいは貿易保険の問題あるいは米、覚せい剤の問題等、北朝鮮側の状況をお聞きしているわけなんです。  防衛庁長官、コーエン国防長官が九月二十二日に来られました。...全文を見る
○海野徹君 ありがとうございました。  再度、防衛庁長官にお伺いしたいんですが、これはお答えいただければ大変ありがたいと思うわけなんですが、アメリカの国防総省が、やっぱり九月二十二日に朝鮮半島の軍事情勢という報告を出しております。もう長官、それは十分御案内かと思うんですが。今、...全文を見る
○海野徹君 再び外務大臣にお伺いしたいんですが、日本人コックの原さんを拉致して韓国で捕まった辛光洙という、これは拉致の実行犯ですね、彼が非転向長期囚でずっと韓国に、これは法廷へ出ていろんな発言もしているわけなんですが、彼が南北首脳会談以降、ある意味では本国北朝鮮へ凱旋して大変な歓...全文を見る
○海野徹君 時間もありませんから、最後に大臣に御決意のほどをお伺いしたいんです。  今後の日朝正常化交渉、いろんな今指摘をさせていただきました。非常に難易度の高い交渉でありますから、外務大臣が直接また行かれていろんな交渉をしなくちゃいけないと思うわけなんですが、やはり獲得すべき...全文を見る
○海野徹君 ありがとうございました。  以上で終わります。
11月16日第150回国会 参議院 外交・防衛委員会 第3号
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○海野徹君 おはようございます。民主党・新緑風会の海野徹であります。  きょうは若干時間が長いものですから、じっくり議論させていただきたいなと思いますから、よろしくお願いしたいと思います。  まず、議題となっておりますアメリカとの地位協定第二十四条についての新たな特別措置協定...全文を見る
○海野徹君 今局長から話がありました。国防省からの発表の数字ということなんですが、二千七百五十億というのは、これは国民の税金ですから、外務省としてもう少し突っ込んだ調査分析というのは今までしたことはございませんですか。
○海野徹君 では、局長、結構です、まだお聞きしたいことはまた後ほどにさせていただいて。  外務大臣、安全にはコストがかかります。これは十分私もわかります。我が国の安全を確保するために相当のコストを払うんだ、それは日米安保体制の効率的な運用、円滑的な運用のためにそれが必要なんだと...全文を見る
○海野徹君 先ほど来大臣は、目的は日米安保の効果的な運用と円滑的な運用に資するためにということなんです。その辺、このお金を、二千七百五十億というお金ですね、これを特別協定で日本が負担すると。国民に説明するときに、それが日米安保の効果的運用あるいは円滑的な運用、具体的にこういうこと...全文を見る
○海野徹君 局長、今包括的とおっしゃいましたね。もう一度大臣からちょっと御答弁いただきたいなと思うんですが。
○海野徹君 圧縮することによって安全確保に対する低下が懸念されるということなんですが、となると、先ほど外務大臣が、日米安保条約というのは双務性を持っていますよ、片務的だという議論をされますが双務的性格ですよと、時々に応じては、どういう状況のときどういう議論をしたらいいかということ...全文を見る
○海野徹君 安全のコストというのは、明瞭な形ですぐ出る、あるいは示せるという性質のものじゃないかもしれませんが、やはり先ほど言いましたように、ある意味では説明するとき、安全のコストとか、あるいは先ほどから言っていますいわゆる思いやりとか、非常に非論理的な言語で説明をしようというこ...全文を見る
○海野徹君 モーストジェネラスという表現でアメリカは評価しているわけなんですけれども、これは別な見方をすれば、お金だけじゃなくてもっと別な貢献の仕方もあるんじゃないですかということを言外に言っている、そういうのをそろそろ求めてきているということにもつながりませんですか。最近のアメ...全文を見る
○海野徹君 何回もお話しさせていただきますし、共通の認識だと思いますが、安全保障にはコストが伴うということは十分皆さんの共通認識だと思いますし、ただその安全保障というのは、ある意味では同盟関係ですから、理念があり、行動指針があって、それで財政基盤、この三点セットで同盟というのは機...全文を見る
○海野徹君 もう二十一世紀に間もなく入るわけなんですが、日米同盟、これは基軸だと思います。やはり同盟というのは、先ほど言いましたように三点セットで、理念と行動指針と財政基盤、これがきちっとうまく三点セットが機能していかないと同盟関係そのものが機能しない。そういう中で、やはり合理的...全文を見る
○海野徹君 なぜ批判があるかというところが今のような説明から浮き上がってくるわけなんですけれども、やっぱり施設とか区域外の光熱水料の費用まで持っていた、なぜ持っていたかというような説明がなかなかわかりにくいわけですし、また、今御説明にはなかったんですが、娯楽施設の建設費なんかの経...全文を見る
○海野徹君 今大臣の御答弁によりますと、要するに運用の改善を合意することで現状の問題は処理しているということなんですが、それでは、やっぱり日本法が適用されるというようなことについての議論は全くしていないということになってくるわけですか。また、していないということになると、なぜそう...全文を見る
○海野徹君 私は、やっぱり全体、もう四十年もたっていますし、先ほど外務大臣からお話もありましたようにその場その場で運用の改善で処理できれば問題を先送りしていけるという状況じゃないと思っております。  二十一世紀の新たな同盟のあり方というのをやっぱり議論しなくちゃいけないんじゃな...全文を見る
○海野徹君 日米地位協定を全体的に大胆かつ詳細に見直すべきではないかという私の発言に対して、大臣うなずいておりましたから、そういう個人的なお考えはお持ちだということを、私はそういうふうに理解させていただいて、今後とも御努力いただきたいと思うわけであります。  いろいろ御答弁いた...全文を見る
○海野徹君 それでは、時間もなかなか配分が難しいものですから、次の質問をさせていただきたいと思うんですが、この問題が議論されるとき、在日米軍が減ると日本は軍備に大変大きなお金を出さなくちゃいけないからというような話をよく外務省は説明としてされている。実際に、在日米軍というのは直接...全文を見る
○海野徹君 今の御説明、若干まだ詳細にお聞かせいただきたいことがあるわけなんですが、その点はさておきまして、両大臣にお伺いしたいんですけれども、今、在日米軍のいろいろな機能、役割、展開地域その他、それは直接的には日本の防衛は日本の自衛隊がやる、日本の自衛隊がすべて日本のことはやる...全文を見る
○海野徹君 重ねてお伺いしますが、それでは、日米防衛協力指針では、プライマリーレスポンシビリティーというのは、私が言ったように現実に軍事的な、もう日本の自衛隊で結構ですよ、日本の自衛隊はそれだけの能力がありますよ、実力がありますよということを定めたという私の理解は間違っているとい...全文を見る
○海野徹君 十二年度の防衛予算が四兆九千二百十八億円ですよね。約五兆円のお金なんですが、その中で人件費、食糧費が二兆二千億円余なんです、人件費が大変多いわけなんですけれども。これだけ、五兆円弱のお金を使って日米安保体制下の中で着実に防衛力の増強には御努力されてきた、そういう結果と...全文を見る
○海野徹君 私は、在日米軍が仮に減ったとしても日本の防衛に穴があくという理解はしていないんです。穴はあかないだろう。そういった意味で、外務省の説明というのはやや間違った説明をしているのかなという思いはするわけなんです。  というのは、「日米、成熟したパートナーシップに向けて」と...全文を見る
○海野徹君 それでは、外務大臣にお伺いしたいんですが、今報告書にちょっと触れて防衛庁からお話をお聞かせいただきました。先ほど言ったパワーシェアリングの問題なんです。  そこの中にどういうことを述べているかというと、アジアにおける潜在的危機は確かに存在する、まだまだ存在する、しか...全文を見る
○海野徹君 今大臣が、民間の報告書だから意外と気軽に書いている、気楽に書いていると、政府の公式見解だったらこんなことは書けないだろうと。当然書けないはずですね、そんなことはある意味では内政干渉でありますから。むしろ、大臣がおっしゃっている日米安保とか日米同盟の効果的な円滑な運用の...全文を見る
○海野徹君 同盟関係は、私は理念と行動指針と財政基盤、その三点セットで機能するんだというお話をさせていただいて、大臣も全く同感であると私は理解しております。  今、二十一世紀の新しい同盟のあり方という全体像について御見解をお伺いしたいんですが、今の議論をさせていただきます。 ...全文を見る
○海野徹君 外務大臣にお伺いしたいんですが、二十一世紀に向けた新たな同盟関係の全体像を国民的な議論でつくり上げていくということが必要だという私はお話をさせていただいているのは、何か今アメリカと日本の同盟関係というか同盟体制、これにぽっかり穴があいているんではないかなというような感...全文を見る
○海野徹君 外務大臣にはぜひその辺のことを御期待申し上げます。  最後になるかと思いますが、日朝国交正常化交渉にどうしても質問が入らざるを得ないわけなんですが、通告した問題点全部できませんで、一点だけ時間の許す限りでお伺いしたいなと思います。  今回、日朝国交正常化交渉は進展...全文を見る
○海野徹君 日韓方式となると、やっぱりコストというのは当然念頭に置く必要があるのではないか、計算する必要があるのではないかと私は思います。  これは新聞紙上で見ますと、アメリカのゴールドマン・サックスという会社、これは非常に有名な会社になっちゃいましたけれども、金融再生委員会で...全文を見る
11月30日第150回国会 参議院 外交・防衛委員会 第6号
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○海野徹君 おはようございます。  過日のこの外交・防衛委員会で船舶検査活動法案について幾点か質疑がありました。そのことを踏まえて数点、確認の意味で御質問をさせていただきますが、船舶検査活動法第三条の件から御確認をさせていただきたいと思います。  これは、船舶検査活動は自衛隊...全文を見る
○海野徹君 我が国の検査活動と類似ということの御答弁がありましたが、過日の委員会でも議論がありまして、経済制裁に伴う船舶検査活動ですから、決議六百六十一号の経済封鎖かあるいは決議六百六十五号のどちらに解釈するのかというような議論がありました。六百六十一号は国連憲章第七章四十一条に...全文を見る
○海野徹君 それでは次の質問に入らせていただきますが、旗国の同意ということがあります。これは具体的にはどういう形式をとるのか、もう少しイメージとして我々にお示しいただきたいと思いますし、このための要するに準備が今どういうような形で進められているのか、想定されることを御答弁いただけ...全文を見る
○海野徹君 今も御答弁をいただきましたが、国際約束等その他外交文書、前回もそういう御答弁ありました。こうしたことは要するに前例がないことですよね。それだけにやはりいろいろな準備をして対応を考えていく必要があると思いますが、外務大臣、この点についての外務省の対応は今どういうふうな形...全文を見る
○海野徹君 それでは、次の質問に入らせていただきます。  不審船のことに関連して御質問させていただきたいと思いますが、昨年の三月に北朝鮮の不審船事件、これは自衛隊法八十二条に基づいて海上警備行動が実施されました。これは、そのときにとった自衛隊の行為は、海域の監視、不審船舶への接...全文を見る
○海野徹君 可能性が全く排除されるわけではないというようなお話がありました。きょうは、今席を外しておられますが、服部委員長が百二十九回国会、平成六年なんですが、国連の経済制裁がある場合の自衛隊による海上阻止行動の可否について御質問をされております。  そのとき、防衛庁の村田防衛...全文を見る
○海野徹君 それでは、次の質問に移りたいと思います。  日朝国交正常化交渉について外務大臣にお伺いしたいと思いますが、年内正常化交渉はもう開催しないと、断念したという話が報道されているわけなんですが、かねてから私が主張させていただいている拉致疑惑の解明が第一義的なものである、こ...全文を見る
○海野徹君 犯罪を犯罪として糾弾しない国というのは決して寛容な国とは思えないんですよね。現実的な解決を探る国でもないというようなことも言えるかと思います。単に全く無原則な国家であるというような決めつけられ方もしてしまうんではないかというおそれもありますから、私は、拉致事件が存在し...全文を見る
○海野徹君 時間が参りましたから、この点についてはまた、組織的に関与したんではないかなという懸念を持つ部分がたくさんあるものですから、後日改めて質問をさせていただくということで、きょうはここで質問を終了させていただきます。  ありがとうございました。     ────────...全文を見る