海野徹

うんのとおる



当選回数回

海野徹の2004年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月18日第159回国会 参議院 環境委員会 第2号
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○海野徹君 おはようございます。民主党の海野徹です。  大臣に、所信を読ませていただいて幾つかの質問をさせていただきたいと思いますが、先ほどの答弁の中にもございます環境革命の時代だと、あるいは環境を基軸として、私たちのライフスタイルや事業活動の在り方を根本から見直していく、環境...全文を見る
○海野徹君 想像力の問題だというのは後で細かく質問しようかと思いましたが、御答弁をさらっとしていただいたようなんですが。「環境と経済の好循環を生み出す町づくり」と、いろいろ今想像してみたんですが、具体的にこれから政策として展開されるでしょうからと思うんですよね。そのことはある意味...全文を見る
○海野徹君 ちょっと後押しというよりも大分後押しをしていただいた方がいいかなと思うんですが。  ちょっと違った点からお話しさせていただくわけなんですが、今、大臣もお話がありました、日本の企業というのは非常にまじめですから、ISOあるいは要するに環境報告書、こういうものを提出して...全文を見る
○海野徹君 意識を共有ということですから、また後ほど具体的な話をさせていただくことが、機会があるかと思いますが、それじゃ二番目の、金融機関の融資者責任について御質問したいなと思っております。  環境問題の解決というのは、これは要するに、別に個別の企業、製造業だけじゃなくて金融機...全文を見る
○海野徹君 金融界との要するに懇談は昨年七月から実施されているということなんですが、その金融界の声というのはどんなものだったんでしょうか。これが東京原則にどういうふうに反映されているのか、その辺の格差があったのか調整がなされているのか、その辺、お答えをいただければ有り難いなと思い...全文を見る
○海野徹君 今、答弁の中でやっぱり本音が出たわけなんですが、期待していく、だけれども現実は、姿勢はあるけれども、要するに現実はそうなっていないということなんですよね。期待して、環境省としてはそういうあれなんですが、やっぱりこの日本政策投資銀行を含めて四行しかないという実態、今具体...全文を見る
○海野徹君 環境へ配慮する余裕があるというのは、これは環境報告書の作成企業が六百五十社、これ上場企業が四百五十、非上場が二百社なんという数字を見ますと、やっぱり大企業なんだろうなと思うんですが、金融機関にとってはやはり、中小企業に対してそういう環境情報というか環境に関する情報を提...全文を見る
○海野徹君 先ほどの金融機関の要するにグリーン化ということで、これはできるだけスピーディーに進めてほしいという話をさせていただいたんですが、これ二〇〇六年末に開始が予定されている新BIS規制、この中では大変環境融資基準というのが厳格になっていくんだろうなと、そういう案が盛り込まれ...全文を見る
○海野徹君 それだけで私、いいのかなと思うわけなんですが、質問というよりも意見を言わさせていただきますと、三月十一日にアメリカの有力環境団体が、主要アメリカの銀行、米銀十行に対して、環境に影響を及ぼす融資条件の審査基準を厳格にするように、これ要請をしました。具体的には、絶滅の危機...全文を見る
○海野徹君 大臣、報告書でまとめられた幾つかに、政策アプローチ、「個人投資家及び機関投資家に対する普及に向けての政策アプローチ」とありますね。例えば、エコファンドやSRIファンドの考え方や内容を広報する施策、エコファンドやSRIファンドの運用報告書の記載事項に工夫を求める施策とか...全文を見る
○海野徹君 急速に拡大させるためにも、やっぱりこれ、本当に、報告書の内容を見ると、政策アプローチ、非常にいいものがたくさんありますから、だから、まあとにかくやれるものからすぐにやってもらいたいなと、ことを要望しておきます。  それから、最後に、この金融の問題についてあれなんです...全文を見る
○海野徹君 私は、エコマネーの先の地域通貨というのを考えておりましてね。地域経済を要するに浮上させる、あるいは地方自治体の財務内容を改善させるために、地域通貨というのはあってもいいなと思っているわけなんですが、その辺の話、まあ今日のこの委員会でするあれじゃありませんから、とにかく...全文を見る
○海野徹君 それはお願いします。  それから、エネルギーなんですが、日本のエネルギー消費の主体というのは、産業部門から民生あるいは運輸部門にシフト、これしてきております。これは御案内のとおりだと思うんですが。だから、今後の政策ターゲットはこの分野が中心になるのではないかなと思い...全文を見る
○海野徹君 先ほど、国民的議論をこれ巻き起こすというか、そういう議論を経ていかないとやっぱりいけないんじゃないかと思いますから、我々、委員会の席だけで温暖化対策税とか環境税という問題じゃなくて、できるだけ幅広く要するに参加してもらうような機会を作っていただけたらなと、そういうこと...全文を見る
○海野徹君 環境省は昨年十二月にCO2の排出権の模擬取引を実施しましたね、模擬取引。こうしたことを何度か繰り返していくことによって、排出権の保有や移転を管理するデータベースや企業の会計上の処理方法の在り方、これが要するに検証できるんだというようなことだそうですが、そういった意味で...全文を見る
○海野徹君 検討して実現するということですね。──はい。  それでは次に、燃料電池、自然エネルギーの普及拡大についてということでちょっと御質問させていただきたいと思いますが、私は参議院になってこの六年間ずっと燃料電池のことを主張してまいりました。加藤副大臣もその辺のことは御案内...全文を見る
○海野徹君 それでは、次の質問に移らせていただいて、通告してあるもので飛ばさせていただくのがありますがお許ししていただきたいと思いますが、富士山の世界遺産登録の問題についてお伺いしたいなと思っているんですが、富士山をめぐっては世界遺産登録という話が続いていると私は思っております。...全文を見る
○海野徹君 大いにその促進というかスピードアップを期待していますし、世界遺産登録を私はどうしても実現したいなと思っていますから、また御協力のほどよろしくお願いしたいなと思いますが。  それと、最後になるかと思いますが、FTAと環境問題について若干質問させていただきたいと思います...全文を見る
○海野徹君 もう一つ。  日本の、あのシンガポールEPAですよね、これは環境への配慮が非常に限定的なんですね。それだけに、天然資源の保存や環境保全を書いているだけですから、もっと、もっともっと積極的に、要するに環境省としてはかかわってほしいということを要望して、終わります。