江崎洋一郎

えさきよういちろう



当選回数回

江崎洋一郎の2001年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月01日第151回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第1号
議事録を見る
○江崎分科員 民主党の江崎洋一郎でございます。  世の中このところ、IT、ITということで大変騒がしいわけでございますが、本日は、経済産業省さんにIT社会についての御見解をお伺いしたいと考えております。  昨年は、政府とされても、IT元年という位置づけで、積極的にこのITに取...全文を見る
○江崎分科員 大臣のIT社会推進におけるかたい決意と受けとめさせていただきまして、ぜひとも世界におくれをとることなく、さらに先端的な技術国家を目指して推進していただくことをお願い申し上げたいと思います。  さて、今大臣からも御答弁ございましたICカードでございますが、このICカ...全文を見る
○江崎分科員 実は、私の選挙区でもございます神奈川県の藤沢市、私どもにおきましても、今おっしゃられましたIT装備都市研究事業の候補ということで、さきの二月二十六日に御決定をいただいたばかりでございます。  このIT装備都市研究事業につきまして、その具体的な目的あるいは内容につい...全文を見る
○江崎分科員 今、一枚のカードにいろいろな機能を盛り込むというようなお話もございました。この点につきまして少し言及してお伺いしたいわけでございます。  ここに新聞記事等もございますが、経済産業省さんの今のお話のほかにも、今例にもございましたが、総務省さんにおける住民票等の行政サ...全文を見る
○江崎分科員 御答弁にもございましたが、本当に私ども利用者にとりましてはこの各種機能が一枚になるということが大事なことでございます。どうか御推進のほど、よろしくお願い申し上げます。  また、このICカードというものの特性を考えましても、いわゆる今までのクレジットカードの裏につい...全文を見る
○江崎分科員 財政的支援についてはどのような御関係か、また、展望がございましたら教えていただけないかと思います。
○江崎分科員 ちょっと話は前後しますが、IT装備都市の研究事業、ぜひとも成功いただくためにもさらなる御推進をお願いしたいと思いますし、また、今後の事業展開という意味でも、財源措置等々を踏まえて、今後とも大いに御検討をお願い申し上げたいというふうに考えております。  さて、次の質...全文を見る
○江崎分科員 ぜひともこの技術開発の面で、恐らくこれは民間主導にならざるを得ない部分もあるかと思います。しかし、基準が一致しないと、もちろんなかなか全国に普及しないということもございます。行政のサービスだけなら統一規格というものが比較的簡単につくれるとは思いますが、ここに民間が乗...全文を見る
○江崎分科員 ぜひともこの多機能型ICカードの実現を目指して、実験の成功をお願い申し上げたいと思います。  さて、民間サービスを載せるということではございましたが、行政サービスと民間サービスを一枚のカードに組み込んでしまうということについて、現実の問題として何か障害があるのかど...全文を見る
○江崎分科員 そうしますと、一応、民間サービス、どのようなものを選んで載せるか、これは自治体個々の判断ということになるんでしょうか。
○江崎分科員 ICカードによるIT社会の発展というのは、一つの技術の面からも、また、パソコン等を含めて日本社会は欧米社会に比べてまだまだなじみが若干薄いようにも思います。こういった身近なところから入っていくことがこのIT社会を実現していくためのやはり重要な側面だと思いますし、また...全文を見る
03月02日第151回国会 衆議院 財務金融委員会 第7号
議事録を見る
○江崎委員 民主党の江崎洋一郎でございます。  税法につきまして大分議論も尽くされております。冒頭は、少しマクロ経済政策につきまして政府の御見解を承りたいというふうに考えております。  我が国経済は、数次にわたる景気対策を経まして、いわば思い切った金融財政政策を実施したにもか...全文を見る
○江崎委員 この貯蓄、投資のバランスというものも均衡するような形で、いい意味での経済の展開につながるような形で今のゆがみをぜひとも、一日も早く是正できるような体制を、マクロの政策からも打っていただければというふうにお願いする次第でございます。  これに関連しまして、次に、公共投...全文を見る
○江崎委員 ぜひとも時代の変革の背景を受けた有効な投資をお願い申し上げたいと思います。  本日は、公共投資のお話だけではなく、地方への所得の再配分機能につきましてもお伺いしたかったわけでございますが、ちょっと時間もないわけでございます。次の質問に移らせていただきたいと思います。...全文を見る
○江崎委員 ぜひともこの部分につきましては、中期的ビジョンに立ちまして真剣に取り組んでいただき、活性化につながっていくような形で策を講じていただきたいと思います。  さて、時間もそろそろ終わりでございますが、個人の優遇税制や構造改革の取り組みなど、政府の方針については意外と株式...全文を見る
○江崎委員 以上で質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
03月02日第151回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第2号
議事録を見る
○江崎分科員 民主党の江崎洋一郎でございます。  本日は、厚木基地の騒音問題に関しまして質問をさせていただきたいと思います。  申し上げるまでもございません、都市化が進みました厚木基地周辺の人口は百五十万人にも及んでおります。この人口密集地の基地を使用します在日米海軍の艦載機...全文を見る
○江崎分科員 やはり国の安全保障という問題は大変重要な問題でございます。しかしながら、住民の生活権ということも今の時代は十分に配慮していかなければいけない時代だと思います。これらを並行して考えていくということをぜひともお願い申し上げたいと思います。今、三宅島の話もございました。今...全文を見る
○江崎分科員 このデモンストレーションフライトの廃止につきましては、NLPの移転という問題よりは序列としては容易にまだ解決できる問題ではないかなというふうに考えます。どうか地元住民の声をぜひとも御尊重いただいて、廃止の方向に向けてさらに一歩踏み込んだ御努力をお願い申し上げたいと思...全文を見る
○江崎分科員 ぜひとも六十一年以降に住宅を取得された方にも御配慮をいただけるような施策、工夫をまた御努力いただきたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。  さて、六十一年当時環境庁でございますが、今は環境省になりましたが、この省が定めた民間航空機に適用される航空機騒音に...全文を見る
○江崎分科員 ぜひとも御検討のほど、よろしくお願い申し上げます。  次に、技術的な話ばかりでございますが、防音工事の効果について質問させていただきます。  平成五年には硫黄島の艦載機着陸訓練施設が全面的に米軍に提供され、それ以降NLPの多くが硫黄島の方で実施されるということに...全文を見る
○江崎分科員 以上で私からの質問は終了させていただきますが、先ほども申し上げましたとおり、国の安全保障と住民の生活権、これらは並行して考える時代に入ってきていると思います。政府におかれましても、財政事情が大変厳しいということにつきましては十分承知しておりますが、今回の神奈川県の調...全文を見る
05月31日第151回国会 衆議院 財務金融委員会 第13号
議事録を見る
○江崎委員 民主党の江崎洋一郎でございます。  本日は、冒頭、CP関連法案につきまして質問をさせていただきます。やや専門的また技術的な議論も多いかと思いますが、CPの市場参加者が非常に注目しているこの法案ということでもございますので、両大臣のぜひとも明快な御答弁をよろしくお願い...全文を見る
○江崎委員 ちょっとパネルを使って御説明申し上げたいと思うのです。  大臣から見てこちらのケースですね、こちらのケースが今回の法案のケースでございます。ちょっと議員の皆さんは裏からごらんいただければと思うのですが、階層構造というのは、何層になっているかということを階層構造と言っ...全文を見る
○江崎委員 将来に対する展望はもう十分理解しているつもりではあるのですが、マーケットの参加者は、来年四月一日に迫っている施行日から実際にマーケットでこれを売り買いするということになった場合には、このシステムを立ち上げなければいかぬ。その展望というのが、果たして、一年後ということで...全文を見る
○江崎委員 今、一、二年で何とかという御決意でございましたので、可及的速やかに、ぜひともお願いしたいと思いますし、また、そのプロセスと申しますか、どのぐらいまで山を登り詰めたのかということについても、ぜひ情報を開示していただければというふうに思います。  次に、本法案に係る問題...全文を見る
○江崎委員 また、この法律に基づいておりますCPにつきましては、まだ税制上の取り扱いというのが確定していないというふうに承知しております。証券市場が成長するかどうかは、安全な決済とともに、税制のあり方というものも大きく響いてくるというふうに考えております。  そこで、具体的には...全文を見る
○江崎委員 いわゆるCPの市場参加者によって構成されますCP研究会におきましても、ペーパーレスにおきましても当然CPと同じような扱いを受けるという認識に立って一生懸命研究をしているようでございますので、どうかそのような方向で御検討をお願いしたいと思います。  次に、振替決済機関...全文を見る
○江崎委員 今までCPの振替決済機関につきまして議論をしてまいりましたが、世界の金融市場を見渡しますと、このCPに限らず証券一般につきまして、今、振替決済機構について国を挙げて非常に力を入れているという感じがするわけでございます。  先ほど柳澤大臣のお話の中にもフランスのお話が...全文を見る
○江崎委員 それでは、CP関連の二法につきましては以上で終わらせていただきまして、次に、租税特別措置法の一部を改正する法律案につきまして質問をさせていただきたいと思います。  まず、今回、個人投資家に対する株式優遇税制、申告分離のいわゆる特別控除というところにとどまったわけでご...全文を見る
○江崎委員 それでは、申告分離のお話に戻らせていただきますが、今回、申告分離の特別控除につきまして、そもそもこの申告体制というのは、申告分離と源泉分離と分かれるわけでございます、現段階では。  個人投資家でどういう形での申告の比率があるのか、現状をちょっと教えていただきたいと思...全文を見る
○江崎委員 そうしますと、今回は申告分離を選んだ方が税控除を実施されるわけでございますが、この控除によって申告分離を選択される方がふえていくという展望をお持ちになって今回特別控除をお考えになったのかどうかをちょっとお聞きしたいと思います。  また、その効果を踏まえて、緊急経済対...全文を見る
○江崎委員 この政策の目的として、申告分離を特別控除する、優遇するということですね。そういった意味では、誘導するという意味においてある程度展望をお持ちになっていたということでよろしいわけですか。
○江崎委員 現在、申告分離をやられた方々に伺うと、大変複雑な手続があるということでございます。  そういった意味で、ぜひこの申告分離課税の手続に関しましても、やはり投資家が使い勝手がよくて、株式投資のインセンティブになるというような制度に早く改めていただいて、また早く源泉分離と...全文を見る
○江崎委員 それでは、ぜひその議論の際の御参考になるようなお話を申し上げたいと思います。  ここに、個人投資家に関する各国の税制を比較した表がございます。譲渡損の取り扱いの欄というものがございますが、米国、英国、ドイツ、三カ国とも譲渡損がなくなるまで無制限に繰り越し可能なんです...全文を見る
○江崎委員 もう時間もなくなりますので、最後にさせていただきますが、個人投資家の株式市場への参入というのは、今後、直接参入以外にも、投資信託あるいは確定拠出型年金等々を通じて、量的にも、またツールも、いろいろふえていくのではないかと思います。また、直接参入にしましても、今後は、損...全文を見る
06月08日第151回国会 衆議院 法務委員会 第16号
議事録を見る
○江崎委員 民主党の江崎洋一郎でございます。  本日は、法務委員会の場ではございますが、私は本来財務金融委員会の委員でございます。今回の金庫株の解禁につきましては、本来の目的、また証券市場の健全発展と申しますか、その意味でどのような影響を与えていくのか、これからいろいろ質問をさ...全文を見る
○江崎委員 今、総論はいただきましたけれども、緊急経済対策というところにポイントを置いて私は質問をさせていただいたわけでございまして、そこにつきましてぜひ御答弁いただきたいと思います。
○江崎委員 そのタイミングにつきましてもう少しお伺いしたいわけでございますが、先ほど金子議員が株価調整ではないということではございましたが、報道機関によれば、昨年末から年初にかけての株価急落に危機感を抱いた前政権が、株式市場の需給調整策の一つとして関係省庁に検討を急がせたというよ...全文を見る
○江崎委員 そのタイミングということについてはちょっと明確な御答弁とは思えませんが、次に、法の形式につきましてお伺いしたいと思います。  今回の法改正の形式を見ますと、今回、議員立法で金庫株の一部を解禁しまして、残余の部分、いわゆる売却の部分につきましては、明年四月一日に間に合...全文を見る
○江崎委員 安全面への配慮につきましては後ほどもう少し詳しく質問をさせていただきますが、次に、先にちょっと法律の技術論としてお伺いしたいと思います。  今回の改正案では、これまで特例法で認めておりました法定準備金を自社株取得の財源に充てることを商法本則で認めるという扱いになって...全文を見る
○江崎委員 会社の利害関係者に対しましての十分な御配慮は今後ともいただきたいというふうに考えております。  それで、この法律につきまして、少し諸外国の制度との比較ということでお話をさせていただきたいんです。例えば米国におきますと、これは各州によって法律も違うようで、各州会社法と...全文を見る
○江崎委員 どのような利用がされているかということについて。
○江崎委員 そういった意味では、法整備につきましては諸外国と遜色ないという理解で認識させていただくということでよろしいですね。  それでは次に、少し先ほど触れさせていただきました安全面につきましてお話を続けさせていただきたいと思いますが、先ほど相沢先生からもございましたが、金庫...全文を見る
○江崎委員 その中の特に証券取引等監視委員会、市場の番人でございますが、この点につきまして改めてお伺いしますが、不公正取引に係る規制の遵守を徹底させるという意味では大変重要な役割を担うわけでございます。この体制強化ということが、先ほど来小泉委員のお話にもありましたが、問題ではない...全文を見る
○江崎委員 残念ながら大変頼りない御答弁で、本来であれば、この金庫株解禁に伴ってさらに仕事がふえるわけですから、当然人員増を要求し、さらに拡充をしていく必要ということを熱弁してくれなきゃいけない立場であると思うのですが、大変抑えぎみな発言で、ちょっとがっかりいたしました。  し...全文を見る
○江崎委員 今はいろいろ規制もあるということでトレーニングできないということでございますけれども、しかし、それは非常に実戦的でない人間を育てているということではないかと思います。そういった意味では、そういう部分でこそ規制緩和が必要で、積極的に民間の現場を経験していただきたいという...全文を見る
○江崎委員 行政改革の時代ではありますけれども、必要なところには必要な人を配置する。不必要なところから減らして必要なところに回せばいいわけですから、そういった意味では、重要なところにはぜひとも要員増ができるような体制整備を急いでいただきたいというふうに考えております。  それで...全文を見る
○江崎委員 私も、この内閣府令の概要というのを見させていただきまして、アメリカのこのルールをほぼ参考にされて非常に規制はしておられるなとは思いましたが、しかし、実態面としては、金庫株を利用する企業にとっては、この五つをやらなければどうなのかな、相場操縦と認定されなくて本当に安心だ...全文を見る
○江崎委員 もう少し具体的に、いつどのようなことを考えておられるのかをお聞きしているわけでございます。これからやるのは当たり前の話で、六カ月しかないわけですから、今後のスケジュールというものをお伺いしたいのです。
○江崎委員 それでは同じ答えだと思うんです。もうちょっと具体的に、どういう機会を設けて、どれぐらいの人間と具体的に行おうとしているのか、構想ぐらいあると思いますので、教えていただきたいと思います。
○江崎委員 ぜひとも、充実した形での意見交換を、また民間の意見をきちっと聞いて、そこを反映させるような格好を検討していただきたいというふうに考えております。  私の質問ももうこれで終わらせていただきますが、やはり我が国の株式市場というものにつきましては、残念ながら、まだまだ海外...全文を見る
06月26日第151回国会 衆議院 財務金融委員会 第18号
議事録を見る
○江崎委員 民主党の江崎洋一郎でございます。  最近、一般事業会社が子会社といたしまして銀行を設立する動きが見られます。このような新しいタイプの銀行というものが国民への金融サービスの向上につながることを期待しますとともに、金融界、はっきり言いまして古い体質にあります。この体質の...全文を見る
○江崎委員 今、ハードルが低くということではございましたが、後段、質問させていただきますが、ハードルが低いなりに、今度はチェック機能をやはり厳しくしていく必要があるんではないかなと私は考えておる次第でございます。  そこで、この改正案の中身についてお話を進めさせていただきますけ...全文を見る
○江崎委員 今までに経験のない検査をされるんでしょうし、また主要株主とのコミュニケーションというのもこれは密にとっていかないと、なかなか本来の、本体の経営状態とまた銀行の経営状態というものはわからないと思うんですね。ですから、そういった意味で、新たな手法を用いる等々、実践的な検査...全文を見る
○江崎委員 この法律の言葉自体ややあいまいな部分もありますので、できれば明確な運用基準を設け運用していくことがむしろ透明性につながるのではないかと思いますので、ぜひともお願いをしたいと思っております。  次の質問に移らせていただきますが、最近では、海外の投資ファンドが日本の破綻...全文を見る
○江崎委員 問題は海外にある金融機関ということだけではありません。今回は、事業会社も参入できるし、特に投資ファンドという実態が非常につかみにくい存在も検査の対象になるということであります。  そういった意味で、次に検査体制についてお伺いしたいと思いますが、手元の資料によりますと...全文を見る
○江崎委員 やはり健全な市場を育てるという意味では、また門戸を今回の改正法案のような形で開くということであればなおさらのこと、検査体制なり市場を監視していくというところが一番重要なことと思うんですね、世界の信頼を取り戻すという意味においても。ぜひとも、いろいろ公務員の削減の問題等...全文を見る
○江崎委員 この垣根を低くし間口を広げるという法律の改正案でもありますので、本体だけじゃなく、アウトソーシングの部分ですとか顧客情報の管理、こういったところにも丁寧に目配りをしてぜひ運用を図っていただきたいと思います。  それで、時間もありませんので最後の質問になりますが、先ほ...全文を見る
○江崎委員 以上で質問を終わらせていただきますが、最後に一つだけ御提案を申し上げたいのです。  今回の法改正では、銀行の親会社と保険会社の親会社についての主要株主ということで規定が定められたわけでございますが、今の証券会社のあり方についても将来的に何らかの議論はしていく必要があ...全文を見る
10月19日第153回国会 衆議院 本会議 第8号
議事録を見る
○江崎洋一郎君 私は、民主党・無所属クラブを代表して、ただいま議題となりました銀行等の株式等の保有の制限及び株式取得機構に関する法律案について、質問をいたします。(拍手)  失われた十年と言われる九〇年代、歴代自民党政権は、市場原理に対する強度の介入を繰り返してまいりました。そ...全文を見る
10月31日第153回国会 衆議院 財務金融委員会 第5号
議事録を見る
○江崎委員 民主党の江崎洋一郎でございます。  ただいま議題となりました銀行等の株式等の保有の制限等に関する本法律案につきまして、反対の立場から討論を行います。  民主党は、九八年秋の金融国会におきまして、自民党版早期健全化法は不良債権の抜本処理が進まない欠陥法案であることを...全文を見る
11月27日第153回国会 衆議院 財務金融委員会 第10号
議事録を見る
○江崎委員 民主党の江崎洋一郎でございます。  まず、今回の法改正の趣旨でございますが、RCCが経営の悪化した企業の債権を金融機関から買い取り、その企業を再生させる役割を法律で明確にさせるということなんでしょうが、マーケットの率直な意見を聞きますと、どうやら違う意見が聞こえてま...全文を見る
○江崎委員 私はちょっと実質簿価というような議論はしていないのですが。  今回、RCCが不良債権市場における機能を果たすとすれば、やはり価格がつかないようなものについてどういうように買い取っていくのか。そのとき、価格がつかない、いわゆる気配値であるという中で、その気配値を時価と...全文を見る
○江崎委員 今、市場価格というものを時価とおっしゃっていましたけれども、むしろ不良債権については、キャッシュフローを現在価値に引き直して、そこで気配値というのが本来出てくるんじゃないですか。何かそういった客観性のあることを明確に時価と定義づけないと、非常に誤解を受けるのではないか...全文を見る
○江崎委員 今回の法改正の主眼となるのが、この時価という問題であります。そういった意味で、外から見ても明らかに適正な価格であるという時価を定義をきちっとしていただかないと、このRCCの法改正につきましてもなかなか理解が進まないということになるのではないかと思っております。  ち...全文を見る
○江崎委員 今の買取価格審査会ですか、こちらでの、幾らで買い取りました、これは公示されるのですか。公の場に発表されていくのでしょうか。
○江崎委員 今、公表はしないということでありましたが、いずれにせよ、どういう形で成立した価格が時価になっているのだということは、外から取引参加者を募っていく、RCC自身が機能していくためには、やはりそこの客観性が一番大事だと思うのですね。したがって、時価という問題につきましては、...全文を見る
○江崎委員 そうしますと、特別検査の中身ということで、例えばある銀行に検査に入った、A社については破綻懸念先になっていた、ところが、また別の銀行に入ってみたら、特別検査でチェックしたところ、要注意先になっている、これらを、水準をそろえていくということも特別検査の役割という御認識で...全文を見る
○江崎委員 特別検査という中身をしっかり見ようということでありますので、金融機関自身の抱えている問題もあると思いますし、また、その検査によって手放させるという、速やかな解決というか、その手段を急ぎませんと、これはちっともRCCというものが機能してこないわけでもありますから、この不...全文を見る
○江崎委員 それでは、時間が来たようですので、あしたにまた。
11月28日第153回国会 衆議院 財務金融委員会 第11号
議事録を見る
○江崎委員 民主党の江崎洋一郎でございます。  昨日に続きまして、また質問を再開させていただきます。  昨日の御回答で、金融再生法策定当時もRCCの回収機能については議論があったとのことでありました。しかし、今回問題になっているのは、単純な回収業務だけではなく高度な企業再生ビ...全文を見る
○江崎委員 RCCがありきで不良債権問題が解決するとはとても思えません。  そういった意味で、補完的機能だという位置づけで、ぜひとも政府また御提案者の皆さんもお考えいただければというふうに考えております。  そこで、補完的な役割に徹するということであれば、再生見込みのある優良...全文を見る
○江崎委員 そうしますと、二次ロスが発生した場合には公的資金を投入するお考えがあるのかどうかということについてはいかがでしょうか。先ほどちょっと御質問申し上げましたが。
○江崎委員 それと関連するわけですが、今回の改正法の中に、RCCの機能強化とあわせて、民間投資家や政策投資銀行などの出資により企業再建ファンドというものを設立するという話もございます。報道では、日本政策投資銀行が約一千億円、民間が少なくとも一千億円を出資して約二千億円規模のファン...全文を見る
○江崎委員 今、提案者の代表の方がまだ御到着じゃないようですので、ちょっとここで審議をストップさせていただいてよろしいでしょうか。
○江崎委員 今、提案者を代表して相沢議員からもございましたが、これはあくまで与党からの議員立法ということでございます。ぜひとも、審議に際して皆様がきちっとそこで質疑に応答していただけるという前提で委員会が開かれているわけでございます。そういった意味で、今後この審議に関しましては心...全文を見る
○江崎委員 それでは、質疑を続けさせていただきます。  先ほど、柳澤大臣に企業再生ファンドの件でお答えをいただいたんですが、ちょっと誤解がなきように、私は、あくまでRCCの外にあるという認識で質問させていただいたわけでございます。  そこで、ちょっと先ほどお伺いできなかったん...全文を見る
○江崎委員 それでは、RCCの具体的な役割については以上で質問を終わらせていただきまして、今度は、不良債権処理が国民経済に与える影響という問題につきましてお聞かせいただきたいと思っております。  まず、金融機関のロス負担についてでありますが、今後どの程度金融機関でロスが発生する...全文を見る
○江崎委員 今のような御見解でございますが、特別検査に加え、不良債権の売却などによって、これから金融機関は相当額の追加償却あるいは引き当てというものが必要になってくるのではないかと思います。それによって過少資本に陥った金融機関に対して、今後どのような対策をお考えなのかを伺いたいと...全文を見る
○江崎委員 最後に、私見になりますが、現在の不良債権問題というのは、やはり右肩上がりの成長と護送船団方式を前提とした金融機関の無秩序な貸し出し競争によりまして、貸し出しが金融機関の審査部門の管理可能な範囲を超えてしまった。そこにまた、金融機関は審査を通じて企業の業績を細かくモニタ...全文を見る
11月29日第153回国会 衆議院 安全保障委員会 第5号
議事録を見る
○江崎委員 民主党の江崎洋一郎でございます。今回提出されておりますPKO法改正案につきまして質問をさせていただきます。  既に、一昨日の質疑におきまして、この改正案につきましてはかなり活発に論議された経緯もございます。本日は、PKO活動の今後の展望を踏まえて、PKO法の今後の方...全文を見る
○江崎委員 きょうは、五原則を中心に、一つ一つ、現状における問題点というものについて少し質問を加えさせていただきますが、その前に、憲法上の問題と五原則の見直しの関係ということについてお伺いをしたいと思っております。  ここに、平成三年十一月二十一日におきます委員会質疑における政...全文を見る
○江崎委員 今法制局長官から、確認ということで、前回と変わっていないという御見解かと思っております。  その上で、今回の改正案の中で一つございましたのが、PKFの解除とともに武器使用基準の緩和、この関係につきまして御質問をさせていただきます。  先ほど内閣法制局長官からもござ...全文を見る
○江崎委員 PKF解除によりまして、今まで以上に隊員にとっては、過大という言い方が適切かどうかわかりませんが、かなりのボリュームの仕事と同時に、リスクも負わなければいけないということではないかと思います。一方で、限られた範囲での武器使用、また権限の問題にも非常に制限があるというこ...全文を見る
○江崎委員 国連のPKF下での要請としましては、先ほどの人の防衛の中でも、今長官お答えの日本からの要人ということもあろうかと思いますが、また、極めて想定されやすい問題としましては、国連要人の警護というものも十分考えられるのではないかと思います。その点につき我が国の部隊だけが全く対...全文を見る
○江崎委員 その際に、国際基準にしてほしいという具体的な要請まではあったのでしょうか。
○江崎委員 ただ、一方で、先ほどちょっと申し上げました国連PKOにおける武器使用基準と国際平和協力法第二十四条による武器使用、これを比べてみますと、国連側では、人の防衛については、自己または他の要員、国連職員を含む、また、他の国際機関の要員も含む、そしてNGOも含むということでご...全文を見る
○江崎委員 加えて、物の防衛につきましても、今回、国連の設備、備品につきましては防護対象にならなかったわけでございますが、おとといでしたか、答弁の中で、自衛隊員が中で働いていて、国連のトラックであっても、それは共通に考えられるという御見解もございましたが、拡大解釈よりは、やはり明...全文を見る
○江崎委員 国連からの要請を受け、また政府の判断として隊員を送り込むわけでございますので、もちろん危険な状態のままでいつまでも置いておくということは避けなければいけませんが、一方的に撤収をしてくるような、例えば、PKO活動の中でも、各国がグループで業務分担をして活動するということ...全文を見る
○江崎委員 ぜひとも、やはり法律名というのも象徴的なものでございますので、また、日本における国際貢献の位置づけということから考えましても、一歩進んで、また将来展望としてはぜひ十分な検討をいただけないかというふうに考えている次第でございます。  続きまして、PKO協力法三条三号の...全文を見る
○江崎委員 ぜひとも十分な御検討をお願いしたいと思います。  このできる、できないということについての関連でございますが、ここに資料としまして、国連による資料でございますが、国連待機制度の組織装備表という一表がございます。一番から九番まで項目があるわけでございますが、実はこれが...全文を見る
○江崎委員 個別個別には、また後ほど資料もお出ししますので、再度、こういった範疇に、本当にできないのかできるのかというのは、将来的な改正時点にはぜひとも御検討いただき、載せていただきたいというふうに考えております。  次に、自衛隊法の中におきますPKO活動の扱いというものにつき...全文を見る
○江崎委員 ぜひとも前向きにまた御検討いただきたいというふうに思っております。  続きまして、今回の改正法案案件ではちょっと最後の質問になりますが、今回、PKF凍結解除に当たって、政府提案ということでこの法案を承っております。  PKF凍結になった経緯を考えますと、参議院での...全文を見る
○江崎委員 四十五分に福田官房長官が御退席ということでございますので、ここで、今までPKO参加五原則につきまして議論をさせていただいたわけでございますが、やはりこのPKO活動そのものの変容の中で、私は、そろそろ参加五原則については見直しの時期に来ているのではないかというふうに考え...全文を見る
○江崎委員 一言だけ。官房長官、次期通常国会におきましては御検討のお考えはお持ちなんでしょうか。
○江崎委員 それでは、お約束の時間ですので、福田官房長官、どうぞ御退席をお願いいたします。  続きまして、本日、PKO協力法等の改正案ではございますが、関連して、PKOにおきましてこれからアフガンに行けるかどうかはまだ流動的な状態ですので、まだわからないというところではございま...全文を見る
○江崎委員 まず一つには、前段の騒音の件についてなんでございますが、アメリカとの間で、厚木基地周辺の航空機騒音を軽減するための取り決めというのは何と昭和三十八年以来行われていないんですね。したがって、相当な年月を経て、もちろん飛行機の性能も変わっておりますし、また空母における艦載...全文を見る
○江崎委員 外務大臣、ぜひよろしくお願い申し上げたいと思います。  関連してなんですが、米軍基地をめぐりまして環境問題も今起きている次第でございます。  相模原にございます相模総合補給廠におきまして、PCBの含有廃棄物が存在する、しかしその保管状況確認のために同廠立ち入り申請...全文を見る
○江崎委員 今後とも、ぜひとも情報収集にお努めいただきたいと思います。  以上で質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。