江崎洋一郎

えさきよういちろう



当選回数回

江崎洋一郎の2002年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月27日第154回国会 衆議院 財務金融委員会 第4号
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○江崎委員 おはようございます。民主党の江崎洋一郎でございます。  本日は、夕方には経済財政諮問会議も予定されているということで伺っております。新聞報道等によりますと、公的資金の資本注入に関しましては、従来の政府見解から枠組みをはみ出さない、いわゆる一歩踏み出さないという状況...全文を見る
○江崎委員 柳澤大臣、以上の、六割ということでよろしいんでしょうか。件数からいっても大体同じという見解でよろしいですか。
○江崎委員 今、金額ベースで六割、件数においても七〇%を超えるという大変大きな比率であるわけでございます。本来倒産を予期するという区分ではない正常先あるいは要注意先から、むしろ破綻懸念先以下におっこってしまったという企業が事実上多いというのは、一体何を意味しているのかということに...全文を見る
○江崎委員 今大臣がおっしゃる、個別貸し引きは当然高くて、また一般貸し引きにつきましては仕組みとして低くおさまるものだということにつきましては十分理解はできるんですが、冒頭村田副大臣からございました過去の健全化計画で発表されている数値につきましても、債務者区分が各行まちまちである...全文を見る
○江崎委員 やはりこういった統計につきまして、一つの仕組みとしての一般貸し引きの仕組みもあるわけでございますので、こういった異常値を控除していくということについては、ぜひとも大臣、未然に防いでいただきたいというふうに思っております。  次に、金融検査マニュアルにおける担保評価...全文を見る
○江崎委員 適切な担保評価をしていただいて、適切なマニュアルにのっとって、かたいかたい検査をしていただくというのが重要かと思いますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。  次に、きょう資料をお手元にお配りしているわけでございますが、マイカルの株価を通じたお話をちょっとさ...全文を見る
○江崎委員 このマイカルの状況にかんがみるに、財務内容等々は当然のこととはいえ、市場がいち早くメッセージを伝えてきている、こういうことにつきましても、迅速な処理の中で、銀行に、どうなっているんだというようなお尋ね等々をすべきではないかというふうに考えますが、具体的方法ということに...全文を見る
○江崎委員 市場の判断というのが万能とは決して言えないと思いますが、しかし、こういった部分も十分勘案しながら、検査のあり方というのをぜひ考えていただきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。  さて、次の質問に移らせていただきますが、構造改革...全文を見る
○江崎委員 私と少しお考えも違うようには思いますが、今まで債務者区分というのが適切なところに必ずしも置かれていなかったことが今問題になっているのではないかな、正常先ないし要注意先の中に、多くの可能性を秘めた破綻懸念先以下に転落するところが多いのではないかという心配があるわけでござ...全文を見る
○江崎委員 もちろん予防的引き当てには株主の意向というものもございます。株主は大事なんでございますが、しかし大臣が今、有事といいますか、危機的状況には特別な考えもある、しかし現在は危機的状況にはないという認識かなということで、非常にちょっと心配になる御回答かなと思ったものですから...全文を見る
○江崎委員 なかなか今、人員、限られた検査体制の中でというお言葉もございましたが、既に金融庁の検査体制というのは大分人員も拡充しつつあるわけでございます。しかしながら、まだまだ諸外国と比べると人員不足というところもあろうかと思います。私も、当委員会で再三人員増強をしたらいかがでし...全文を見る
○江崎委員 私が心配しておりますのは、やはり、地銀以下の金融機関も引き当て不足のままほっていかれているのではないかという心配があるわけでございます。中小企業の経営というのは、大手企業以上に、今、厳しい現状にあるわけでございます。  これが、先ほど申し上げましたように、貸しはが...全文を見る
○江崎委員 今、副大臣、必ずしも預金の流出というのが起こっていないという御認識でございましたが、やはり世の中一般では起きているという認識の方が一般的だと思うんですね。  統計上は、確かに、定期性から流動性預金へ流れるとか、銀行間によっての移り変わりということで、押しなべて見れ...全文を見る
○江崎委員 何も悪者探しを早くしてくださいということを申し上げたいわけではございませんで、きちっとした検査を実施して、ペイオフ解禁に向けて、問題金融機関というのはもうきちっと処理もされたし、その他の金融機関はみんな安心だぞというような金融庁のメッセージがきちっと預金者の皆さんに伝...全文を見る
○江崎委員 私も、何もペイオフ解禁をしないでくれということを申し上げたいわけではございません。むしろ、ペイオフを解禁する以上、現状の信頼を失った金融市場、これに信頼性を持たせるような環境づくりが何よりも大切であり、先ほど申しました経済環境というのもあるわけでございますが、これは時...全文を見る
○江崎委員 予防的引き当てに関しまして、ちょっと危機の認識の違いというものもあるんではないかというふうに思います。やはり今、金融危機に瀕している。銀行が資本不足に陥ることなく十分な引き当てが積めるような環境が続いているとすれば、私も時間的にはもちろん、なるべく公的資金を入れない方...全文を見る
○江崎委員 最後に一点だけ、ちょっと御提言をさせていただきたいと思います。次の質問者に……
○江崎委員 質問ではなく提言だけ、意見だけ一つさせてください。
○江崎委員 はい、わかりました。  与党から先週、RCCに不良債権を実質簿価で買い取らせる案というものが提案されました。これは幾つかの理由で流れた、見送られたということではございます。しかし、金融機関が自主的に不良債権処理に取り組むような意欲を持たせるためには、金融機関が資本...全文を見る
04月18日第154回国会 衆議院 安全保障委員会 第6号
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○江崎委員 民主党の江崎洋一郎でございます。  昨日、国会に有事三法が提出されたわけでございます。昨年のテロ事件を契機に、我が国を取り巻く環境というものは激変しておるわけでございます。その中で、国民の財産生命をいかに守るかという国家存立の基本、これが改めて問われているということ...全文を見る
○江崎委員 報道によりますと、法律改正はないだろう、しかし、政令省令の改定で対応するというお話と、一方で、いやいや、もはやそれすら必要ないんだ、いわゆる国内法の適用除外である米軍というのは、一切の政令省令すら改定する必要がないという両論の報道があるやに伺いますが、具体的に、この政...全文を見る
○江崎委員 きょう、ちょっとお呼びしていませんが、昨日、国土交通省とちょっと議論させていただきましたところ、河川法あるいは道路法すら改正の必要がないんじゃないかというような意見もございました。そういった意味で、議論はかなり省庁間で進んでいるのではないかと推察されますが、いかがでご...全文を見る
○江崎委員 防衛庁長官、そのような対応で支障がないんでしょうか。
○江崎委員 まだまだ法案が提出されたばかりということもあって、議論が十分に煮詰まっていない部分もあろうかと思いますが、しかし、ここは大変重要な問題であります。十分に各省庁間で連携を組まれて、慎重な対応をお願いしたいところであります。  さて、私が心配しますのは、米軍の行動に対す...全文を見る
○江崎委員 これらは、具体的にはどれぐらいのスパンを考えて検討というふうに考えておられますか。
○江崎委員 防衛庁長官、二年以内ということでありますが、大変時間がかかるわけですね。そのような状況で非常事態というものが避けられるんでしょうか。大丈夫ですか。
○江崎委員 それは、二年以内にこだわらず、可及的速やかに実現していただけるということでしょうか。
○江崎委員 何かと、二年以内というと本当に二年たっちゃうわけですね。そういうことがないように、ぜひ外務省の皆さんも、可及的速やか、二年にこだわる必要はない、短ければ短いほどよいという認識で御対応をお願いしたいというふうに考えます。  続きまして、補償という概念と関連するかと思い...全文を見る
○江崎委員 今回の法案を提案された内閣官房のお立場からはいかがでしょうか。これら法律というのは改めて必要とお考えでしょうか。
○江崎委員 先ほど質問申し上げました補償につきましても、やはりこちらの基本的人権の侵害の方につきましても、いずれは法律として改めるということでございますが、本来の姿としましては、当初予定どおり、三法ではなく四法として、米軍の行動に関する規定というものは当初から準備をしてセットで出...全文を見る
○江崎委員 そうしますと、併存があり得るということでございますが、そこが一番問題ではないかというふうに考えるわけでございます。  周辺事態法におきまして、後方支援の中で、米軍に対して武器弾薬の輸送は許されるわけですよね。我が国に対する脅威が増したことによって武力攻撃が予測される...全文を見る
○江崎委員 有事下の混乱した状況の中で、今のような線引きを冷静にそのときに考えるというのは、ほぼ不可能ではないかというふうに考える次第です。  そういった意味で、今回の武力攻撃事態法、さらに深い議論がこれから進められるとは思いますが、その折にも、ぜひ周辺事態法との線引きを明確化...全文を見る
○江崎委員 なかなか今メガフロートの実用化は難しいというお考えではないかというふうに思いますが、一方で、そもそも三宅島の話が出てきましたのも、もう古くは五十八年ということですよね。現段階に至るまで何ら進展がない。そして、代替施設というか暫定案としての硫黄島、これにつきましても、米...全文を見る
○江崎委員 三宅島の住民の皆さんのことを考えると、なかなかストレートに、本当に訓練施設が移転できるのかなというのも正直疑問な部分もございます。  そういった意味で、きょうは御回答いただけませんでしたが、新たな訓練施設というものについての将来展望というものも、三宅島以外の地という...全文を見る
05月17日第154回国会 衆議院 財務金融委員会 第16号
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○江崎委員 民主党の江崎洋一郎でございます。  早速でございますが、質問を始めさせていただきます。  まず、法案全体の評価をさせていただきたいと思います。今回提出されましたいわゆる証券決済システム改革法案は、昨年成立しました短期社債等の振替に関する法律の改正のほかに、証取法や...全文を見る
○江崎委員 今、この法律の正式名称は違うんだ、等が入っているからこういった国債管理政策も附属したんだというお答えではございましたが、しかし、これらの国債関係の法律改正というものは、その目的が、やはり発行残高が増大する国債の管理を行いやすくするものだということ自体はもう明白なんだと...全文を見る
○江崎委員 今、国債の買い入れ消却そのものについては十分理解はできるわけですが、金利スワップ、この取引自体は大変リスクが伴う取引なわけであります。私も銀行におりましたころに、ちょうどデリバティブが隆盛期というか、非常に活発に取引が行われるようになった時期でございまして、実はその当...全文を見る
○江崎委員 専門性ということでございましたが、竹内さんも、昭和十七年生まれということで、そろそろ六十歳になられるんでしょうかね。そういった意味も含めて、今後、専門性の高い人材を育てていただきまして、また後継に、この附帯決議にあるようなことを侵していないということを、誤解がないよう...全文を見る
○江崎委員 同様な質問で、法務省の方から何か意見はございますか。
○江崎委員 株については、このようにいろいろ問題があるということは十分わかりました。不発行制度の問題あるいは議決権の問題が検討されているということであることは理解できたんですが、やはりいろいろ考えてみますと、これは個人的な私見ではございますが、株券が不足する、あるいはこれに相当す...全文を見る
○江崎委員 今、柳澤金融大臣からも早急に取り組みたいというお話でございました。私も市場関係者からお話を聞きましても、やはりせっかくこういう制度をつくる以上は一日も早く株券も認めてほしいという意見が、声を大にする方が多でございます。  そういった意味で、やはり今法務省の中で法制度...全文を見る
○江崎委員 本当に一日も早くこの法体系を整えていただきたいというふうに願うわけでございます。  次の質問に移らせていただきます。  昨年、短期社債等振替法を成立させたわけでございますが、この成果についてお伺いをしたいと思います。  コマーシャルペーパーについては特に法整備を...全文を見る
○江崎委員 これは、具体的にはあれでしょうか、金融機関にとっては、昨年の法律を受けて一時的に単層構造の準備をしました、しかしながら、長期展望としていずれ複層構造が法律として認められるんではないかということで、二段階ロケットのような形でシステムがある程度設計されて、いつでも受け入れ...全文を見る
○江崎委員 金融機関にとっても、恐らくこのシステム対応というのは大変な金銭的負担を負うものだと思うんですね。銀行の経営が大変厳しい環境下の中でこういったシステム負担というのは、法律改正に伴ってのシステム負担というのは、ひいてはこれは自分たちの業績向上にもつながることになるでしょう...全文を見る
○江崎委員 民間金融機関が十分な準備をしているということであれば安心なんでございますが、とにかくみずほの例があったわけでございますので、今後金融庁さんとされても、十分CPのこういった決済が円滑に進むよう、またこのシステムのチェックというものも十分に行っていただきたいというふうに思...全文を見る
○江崎委員 今、国債で既にDVPというのは実現されているんだと思いますが、システム的な意味では、もう完全にCPにおきましても同じような仕組みで対応が十分できるという考えでよろしいんでしょうか。
○江崎委員 ぜひ、日銀さんとしても、この証券決済システム改革にはしっかり御協力をいただきたいというふうに思っているわけでございます。  もしお時間がございましたら、どうぞ御退席ください。  さて、CPというものを振り返って考えてみますと、企業にとりましては短期の資金調達手段と...全文を見る
○江崎委員 昨年の法律におきましてはCPというものが対象であったわけですが、今回はCP以外の対象も広げられたということでございます。  そういった意味においては、社債等その他の商品につきましても、即日発行、即日決済ができるというような仕組み、法律体系になっているという理解でよろ...全文を見る
○江崎委員 そうですね。今おっしゃるように、商品によっては決済期日、いわゆるTプラスアルファと、アルファの日が違うわけですので、当然慣行によるものかとは思いますが、いずれにせよ、やはり発行体としましては、とりわけCPについては即日発行、決済というのが望まれているわけでございますの...全文を見る
○江崎委員 産業界の方も、みずからが望んできたことでありますので、当然準備は怠りないという認識であると思いますが、また逆に、発行体の方からの準備が十分できていなかった結果として、何かシステム障害を起こして決済リスク、信用リスクを伴うということも考えられないわけではないわけです。 ...全文を見る
○江崎委員 これは、商品によってもTプラスアルファというのは考え方が違ってくるのかなとも思えるんです。確かに、CPについては即日性というものが重要かと思いますので、Tプラス1ないしTプラスゼロに近づく、今回の場合はTプラスゼロということでございますが、そういうことが重要かと思いま...全文を見る
○江崎委員 こちらに国際比較の表をいただいておるわけですが、これは金融庁さんの資料かと思いますが、この中でアジア市場を見渡してみますと、シンガポールはTプラス3ですが、今、韓国、台湾、香港はTプラス2という決済期日を持っているわけでございます。  仮に、日本が早期にこのTプラス...全文を見る
○江崎委員 Tプラスアルファというその決済期日につきまして、今いろいろ御議論いただきまして、状況については十分わかりました。  しかし、この決済期間の短縮につきましては、やはりその進め方については十分留意が必要なんではないかなというふうに考えております。特に、今、商品ごとという...全文を見る
○江崎委員 今ちょうど香港、シンガポールのお話もございましたので、アジア市場におきましても、やはり大変なライバルというか、競争意識が激しいわけですよね。  バブル崩壊以降、日本も非常に、株式市場を初め、いわゆるインターナショナルなという意味での国際的な市場というものが、非常にち...全文を見る
○江崎委員 ぜひとも、やはりまだまだドルなり、今、ユーロという通貨に比べて円というものは非常にまだまだ国際化が、一時は大分熱心に行われた時期もございましたけれども、八〇年代初め。しかし、ここに来て、景気の悪さと伴って、この国際化というのは非常におくれているんではないかというふうに...全文を見る
○江崎委員 それでは、午前中に引き続きまして午後の質問を再開させていただきます。  午前中は証券決済システムの法案につきまして御質問をさせていただきましたが、午後は二十分ということでございますので、不良債権問題につきまして絞りまして、柳澤金融大臣に御質問をさせていただきたいと思...全文を見る
○江崎委員 先ほど、五十嵐議員から時価が二倍の質問をさせていただいたわけですが、これについては、政府としては現段階で考えていないということでありますが、いずれにせよ、こういったRCCの活用というのも手法の一つであるわけでありますので、その中で、市場原理をゆがめるような形での決着と...全文を見る
○江崎委員 今までの会計原則に沿ってお考えいただくと大変厳しいという御見解かとも存じますが、やはり我が国を取り巻く環境というのは、今大変厳しい目で、この不良債権処理がどれだけ進んでいるのか、これがさらに景気回復を導く一つの扉になるのではないかということで、冒頭申し上げましたように...全文を見る
11月06日第155回国会 衆議院 財務金融委員会 第3号
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○江崎委員 おはようございます。民主党の江崎洋一郎でございます。  既に、塩川大臣におかれましては公私ともに日ごろから御指導いただいておりますが、本日は、竹中大臣には初めて質問をさせていただきます。  竹中大臣は、かつて私の地元の大学で講義をされておられたということもございま...全文を見る
○江崎委員 その金融緩和なんですが、やはりデフレに対する効果ということにつきましては理解ができるわけです。とりわけバブル崩壊後の資産デフレを解消していくということにつきましては、この金融緩和は重要な役割は果たしているとは思うんですが、一方で、今我が国が置かれているデフレの現況の中...全文を見る
○江崎委員 今御答弁いただいた中に、我が国の構造調整という話が主でございましたが、ちょっと先ほども申し上げました、デフレ要因の中で世界的な供給過剰という問題についてお伺いをしたいわけなんですが、今、商品、物の価格は米国あるいはイギリスでも前年割れという現状にあるわけです。そして、...全文を見る
○江崎委員 確かに時間のかかる話であると思いますが、一方で金融の環境、また景気の環境、大変厳しい環境であります。そういった意味で、一日も早く結果が出せる、そういった政府の決意というものが重要じゃないかと思いますので、何とぞよろしくお願い申し上げたいと思います。  それでは、今回...全文を見る
○江崎委員 そういった意味で、十分に深く考察をしてということではありますが、一方で、地域経済の疲弊というのは、この東京を中心とした大都会の経済よりはさらに厳しい環境にあるのは間違いないわけであります。そういった意味で、むしろ、掘り下げは掘り下げとしても、この地域金融機関の危機に対...全文を見る
○江崎委員 そうすると、ペイオフは状況によっては実施するんだという理解でよろしいんでしょうか。
○江崎委員 私のあくまで個人的見解ではございますが、民主党の見解とはちょっと違うかもしれませんが、私は、債務超過に陥った金融機関、特に地域金融機関に対してペイオフを原則どおりに実施した場合に、今のような金融経済情勢の中では、金融不安というのが一気に高まってしまうのではないかという...全文を見る
○江崎委員 そうしますと、あえて産業再生機構の中でまた機能を拡充して中堅、中小対策をしていこうということではなく、あくまでメーンバンク中心に中堅、中小については対応をしなさいということで、国としては直接関与しないという考えでよろしいんでしょうか。
○江崎委員 私が心配しますのは、また産業再生機構に似たような形で、また別組織として、例えばこの中堅・中小向けの再生機構みたいなものができて、この組織がどんどん分散化していくと、非常に、それぞれに対応するというきめ細かさはいいかもしれませんが、一方では、人的資源を考えた場合に、それ...全文を見る
○江崎委員 今、信託を利用した形で、バランスシートに負担をかけないでローンを組む仕組みということでございましたけれども、これは、具体的に何かイメージできる例というのはおありなんでしょうか。また、実際に、書かれた以上は恐らく何か想定されているものがもう既におありなんじゃないかと思い...全文を見る
○江崎委員 そうすると、ここにお金を出資する、出資というか信託する方は、投資家というよりは事業会社が考えられるということなんでしょうか。
○江崎委員 続きまして、今、冒頭にもちょっとお話がございましたが、新たな貸し手、銀行参入についてお伺いをしたいわけなんですが。  新しい貸し手の参入については、銀行免許の迅速化ということがうたわれているわけなんですが、異業種の銀行等々も既に入れるような環境にあるわけですが、具体...全文を見る
○江崎委員 そうしますと、私が思いますに、既にイトーヨーカ堂のアイワイバンクですとか、新規参入はあるわけですが、実態としては、銀行業として収益を上げようというより、やはり本業のスーパーというかコンビニエンスストアにかけて、そこがもちろん収益基盤になって、さらに便利にするために銀行...全文を見る
○江崎委員 塩川大臣にちょっと、質疑通告は申し上げていませんが、この銀行法について、今非常にやはり新規参入というものについては阻んでいる部分というのがあると思うんですね。将来的に少し、展望として、新規参入を促すような形で規制緩和もあり得るんではないかというお考えをお持ちでしょうか...全文を見る
○江崎委員 金融機関に対する信用あるいは信頼性というものは重視しつつ、一方で間口を広げるということも、やはり今これからの経済活性化ということでは重要なことではないかと思いますので、ぜひとも、今の銀行法というものが既存のものでいいのかどうかということについても十分にまたこれから検討...全文を見る
○江崎委員 この中には、金融にかかわる問題だけではなく、都市再生の問題ですとかあるいは雇用創出に係るプログラムですとかさらにセーフティーネットの問題等々、あらゆる対策が盛り込まれておるわけなんですが、金融については十六年度末までに不良債権の半減というものがあるわけですが、この後半...全文を見る
○江崎委員 しかしながら、この不良債権処理を進めれば進めるほど雇用の不安というのは高まるという現実もあるわけです。そういった意味で、部分的に、必ずしもパラレルに動かなくてもよいという問題と、ぜひともパラレルでなければいけないという問題に分類されるとは思うんですが、そういった意味で...全文を見る
○江崎委員 その中で、金融再生プログラムはゴールが決まっているわけですよね、十六年度中に結果を出すと。すぐにでもスタートしなければいけないという問題があると思います。項目によっては予算計上しなくてもスタートできるような問題もあろうかとは思いますが、しかしながら、一日も早いスタート...全文を見る
○江崎委員 先ほど塩川大臣、ちょっと私が間に入ってしまいましたので。  塩川大臣とされては、この金融庁のつくられたいわゆる改革加速のための総合対策については、予算要求を今後積極的に受けていくという認識でよろしいんでしょうか。
○江崎委員 そうしますと、この産業再生機構に政府が幾ら出資するのか、これは今まだ規模もわからぬということではありますが、一方で、今回の大口問題債務者についての主要行のボリュームというのは今約十二兆円と言われているわけですよね。それら以外の、メーン行以外から、いわゆるぶら下がり行か...全文を見る
○江崎委員 この産業再生機構の出資自体をどれぐらいにするかというのは、これは金融庁の管轄になるのですか。それともまた、今財務大臣から預金保険機構の資金を使ったらどうかというお話もありましたが、所管はどのように考えたらよろしいのですか。
○江崎委員 わかりました。  しかし、いろいろまだまだ議論の過程ということのようでありますので、決まってないことも多いのではないかと思います。  そもそも、この産業再生機構が出てまいりましたときに、やはり一番重要なのは、産業再生機構が銀行から幾らで債権を買うんだと。いわゆる買...全文を見る
○江崎委員 そうしますと、作業の順番としては、あくまで資産査定が先で、十分な引き当てを積む、その上で産業再生機構に売却だということで、銀行側は時価でもほとんどロスがない、許容範囲のロスで済むんだ、そういう認識でよろしいんでしょうか。
○江崎委員 あくまでやはり私が思いますのは、時間がないことだと思います。そういった意味で、厳格な資産査定をこの十四年度内に終わらせるという目標もあるわけですね。その上で、次のステップとして産業再生機構だということであろうかと思います。  いずれにせよ、かなりスピードを上げて、ま...全文を見る
○江崎委員 最終的には、やはり私は二次ロスを、国が民間のビジネスに入っていくということになれば……(発言する者あり)いや、それは私も想定していた問題ですから。やはり国が民間のビジネスに入っていくということを考えますと、この二次ロスを政府が負うのか負わないのか、ここに、その覚悟にか...全文を見る
○江崎委員 そうしますと、総合的に判断をされるということではありますが、税効果会計ルールの見直しだけが行われるということもあり得るということでよろしいんでしょうか、税制改正がなくても。
○江崎委員 塩川大臣にお伺いしたいんですが、この三点ですね、税制改正要望については御検討されるということはお考えなんでしょうか。
○江崎委員 そうしますと、一般事業法人にもこの三項目については当てはめることを前提に十分検討するんだという認識でよろしいのでしょうか。よろしいですか。ちょっと時間がないようですから。
○江崎委員 そうしますと、きょうの日経に出ておるような政府税調の見解というのは、これは石さんの、どちらかというと今の大臣の認識が、まだ議論されていない、前の議論だという認識でよろしいのでしょうか。来年度、不良債権処理の支援税制については見送らざるを得ないというようなお話をされてお...全文を見る
○江崎委員 時間が来ましたので、質問は以上で終わらせていただきますが、やはり不良債権処理の問題につきましては、これは現況、喫緊の課題であろうかと思います。一応年限を切って結果を出すという覚悟を、決意を政府がお持ちだということでありますが、ぜひとも、言葉だけに終わらず、結論、結果を...全文を見る
11月15日第155回国会 衆議院 財務金融委員会 第7号
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○江崎委員 民主党の江崎洋一郎でございます。  きょうは本当に御多用の中、平澤会長、森本会長、長野会長、田附会長、お忙しいところ当委員会に参考人として御出席いただきまして、まことにありがとうございます。  皆様はきょう、地域金融機関の代表としてお越しいただいたわけでございます...全文を見る
○江崎委員 今、さまざまな御要望があったわけでございますが、私ども政治に携わる者として、皆様の御要望が実現できるよう努力します。そしてまた、皆様におかれましては、中小企業が一日も早く元気になるように御努力をいただきたいというふうにお願い申し上げる次第でございます。  続きまして...全文を見る
○江崎委員 まだまだお伺いしたいことがあったのですが、時間が来てしまいました。やはり、皆さんの金融機関が経営が安定化し、そして中小企業に大いなる支援をしていただくということが地域経済にとっては何よりだと思います。どうかよろしくお願いします。  また、貸し渋り、貸しはがしのような...全文を見る
11月21日第155回国会 衆議院 安全保障委員会 第5号
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○江崎委員 おはようございます。民主党の江崎洋一郎でございます。  本日は、冒頭、イラク情勢につきまして質問を用意させていただいていたわけでございますが、安倍官房副長官に、私の地元でございます神奈川県の寒川で旧日本軍が遺棄しました化学兵器について、これらの状況につきまして、ちょ...全文を見る
○江崎委員 ぜひとも調査につきましては、建物が既に建っている地域でございますので、なかなかこの検査というのは難しいとは思います。しかし、例えばこの地区にある住居ないし工場につきまして、今回のビール瓶も地中の一・五メートルの深さのところで見つかったということでございます。そういった...全文を見る
○江崎委員 旧軍の兵器遺棄という問題ではございます。しかし、これは日本がかつてかかわってきた事象でもございますので、ぜひとも政府として前向きな御対応をお願い申し上げまして、安倍官房副長官への御質問は終わらせていただきたいと思います。どうもありがとうございました。  続きまして、...全文を見る
○江崎委員 この残土というものが今後どのような影響を与えるか、これはまだ未知数でございます。どうか慎重な御対応をお願い申し上げたいというふうに考えております。  そこで、今回見つかりました化学兵器なのでございますが、これは化学兵器の開発、生産、貯蔵及び使用の禁止並びに廃棄に関す...全文を見る
○江崎委員 外務省の方にもう一つ御質問なんですが、内容物がまだ残っていますビール瓶についても、これは分解措置というのは国際条約の上では先に進めることは可能なんですか。
○江崎委員 そこで、国土交通省さんにお伺いしたいんですが、今、条約の制約なく作業が前へ進められるということでございます。今後の具体的なこの残土処理、安全処理も含めて、どのようにお考えか、お伺いしたいと思います。
○江崎委員 ぜひとも安全確認の上で処理を進めていただきたいと思います。  また、先ほどちょっとビール瓶が出てきたというところは、この道路工事の既に掘削した土の中以外の周辺でも発見されているというふうにも聞いております。また、今、地中からビール瓶が半分顔を出して、まだそういう状態...全文を見る
○江崎委員 防衛庁長官は、自衛隊の任務ということに対しまして大変見識の深い方だというふうに存じております。どうかこの点につきまして、今後十分な検討をお願い申し上げたいと思います。  また、先ほど来副長官からございましたが、化学兵器の廃棄処分につきましては、自衛隊の本源的な任務で...全文を見る
○江崎委員 ぜひともこういったノウハウ、大変重要なことではないかと思います。きちっと政府のしかるべき部署が蓄積をして、次の、あってはならないんですけれども、主管官庁にきちっと伝えられるような、そういう仕組みを用意していただきたいというふうに思う次第でございます。  ちょっともう...全文を見る
○江崎委員 以上で質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。