海老原義彦
えびはらよしひこ
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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08月24日 | 第133回国会 参議院 内閣委員会 閉会後第1号 議事録を見る | ○海老原義彦君 新人議員にいち早く発言をお許しくださいました委員長及び理事の皆様方の御配慮に厚く感謝申し上げます。 早速でございますが、まず人事院総裁に御質問いたします。 人事院におかれては、この七月の暑いさなか連日の徹夜に近い厳しい追い込み作業によって給与改定の勧告をま...全文を見る |
○海老原義彦君 いろいろきめ細かい御配慮があるようでございますが、現下の不況のもとで民間の企業では厳しいリストラのあらしにさらされております。公務にありましても、これまでにも増して、信賞必罰は申すまでもなく、公務能率の向上あるいは公務運営の改善に取り組んでいくべきと考えます。 ...全文を見る | ||
○海老原義彦君 能力ある研究者の確保ということは給与にもつながることだと思います。 それから、これは研究者だけでなくて、例えば大学などでは研究補助者が非常に足りないというような問題も今言われておるようでございますので、さらにいろいろな角度からの御研究をお願いしたいと思うわけで...全文を見る | ||
○海老原義彦君 人事院総裁、いろいろありがとうございました。まだお聞きしたいことはいろいろございますけれども、時間の関係もございますので、次は総務庁長官にお伺いいたします。 江藤国務大臣には、今回行政改革という非常に重要な課題を背負った総務庁の長官となられました。規制緩和であ...全文を見る | ||
○海老原義彦君 なるべく早く結論が出るようにという御答弁でございましたが、一日も早く結論が出ることを期待いたします。 さて、今子細に対象人数をおっしゃってくださいましたけれども、人事院勧告による現職公務員の給与改善は例年百八十万人の恩給受給者の恩給改善にも反映されるようになっ...全文を見る | ||
○海老原義彦君 大変前向きな御答弁ありがとうございました。 引き続いて、官房長官にお伺いいたします。 野坂国務大臣は今や名実ともに内閣のかなめ、内閣の総合調整の事務を統括する官房長官になられましたことをお喜び申し上げます。 さて、先ほど来議題となっております人事院勧告...全文を見る | ||
○海老原義彦君 大変前向きな御答弁ありがとうございました。現時点ではそれ以上のことは言えないんだろうと思います。 それにいたしましても、今回の人事院勧告は〇・九%という異例の低率でございました。ここ数年の勧告を見ておりますと、平成三年が三・七%、これが当面のピークでございまし...全文を見る | ||
○海老原義彦君 官房長官の今のお話のとおりでございまして、日米独協調介入ということで円レートも一応の安定を見てきたかという時点ではございますけれども、果たしてこれがいつまで続くものか。やはり基本の構造的な改革というものがどうしても必要かと思いますので、これは政府として小康に甘んず...全文を見る | ||
○海老原義彦君 終わります。 | ||
09月13日 | 第133回国会 参議院 決算委員会 閉会後第2号 議事録を見る | ○海老原義彦君 自民党の海老原でございます。 初めに運輸大臣に伺います。 ただいまごあいさつの中で陸海空と多岐にわたる運輸行政を所管されるということで、御就任をお祝い申し上げますとともに、この際伺いたいこといろいろございますので、とりあえず景気回復。 この内閣では景気...全文を見る |
○海老原義彦君 景気回復のため運輸行政の中で全省挙げて取り組むという前向きな御答弁、ありがとうございました。 運輸行政は、どちらかといいますと景気追随的と申しますか、景気が悪ければ荷も動かない、人も動かないというようなところのある行政でございますけれども、しかし運輸行政の中で...全文を見る | ||
○海老原義彦君 強い決意で郵政行政に取り組まれると。立派なお話でございましたが、私の質問の後半にございましたきのうの記者発表、発表ではなくて恐らくこれは記者がうまく発言を引き出したんだろうと思いますが、どのような状況で、どういう経緯で、どういう内容をお話しになったか、ちょっとこの...全文を見る | ||
○海老原義彦君 郵政行政の所管しておるこの三事業、これは国が責任を持ってやっていくべきことであり、それが国民に安心を与える道である、しかし、社会情勢の変転に応じてそれは弾力的に考えていかなければならないという御趣旨と考えますと、私もまことにそのとおりだと思います。仮に民営化するに...全文を見る | ||
○海老原義彦君 一層の徹底を図るということで、またこれまでも監察体制十分整ってやっておるということでございます。郵政職員三十万の中で不心得者はほんのわずかだということもございます。しかし、ほんのわずかであっても不心得者がいるということは何とか矯正していかにゃならないことであります...全文を見る | ||
○海老原義彦君 NTTの事業は、今後の高度情報社会の形成発展に非常に重要な役割を果たすものでございますから、来年二月、審議会答申ということでございますので、審議会の答申が出ましたらば答申を踏まえて必要な措置を速やかにとられるように要望いたしまして、大臣に対する質問を終わります。 ...全文を見る | ||
○海老原義彦君 それでは質問を続けます。 まず、新幹線鉄道の問題でございます。新幹線鉄道の建設、これは現在三線五区間の建設が進められておると聞いておりますけれども、どのように進んでおるか、これについて御担当の方から伺います。 | ||
○海老原義彦君 この工事の進捗状況も含めてどの程度まで、例えば何%進んでおるとか、あるいは用地買収がこの区間は終わったところであるとか、そういったことについてもう少し詳細にお願いしたいと思います。 | ||
○海老原義彦君 高崎−長野間でございますが、これは長野の冬季オリンピックに間に合わせるということで一生懸命やっておられるんだと思います。 冬季オリンピックは平成十年の二月ですから、あと二年とちょっとしかない。九九%の進捗状況だと伺って安心しておるわけでございますけれども、残る...全文を見る | ||
○海老原義彦君 いろいろと難しい問題があって、その中で御努力いただいている状況はよくわかります。 それにつけても思いますのは、この反対運動の一番根っこには新幹線騒音問題があるということでございまして、この新幹線の騒音というのは、確かに新聞報道などで見ますと、既設新幹線について...全文を見る | ||
○海老原義彦君 もう少し具体的に、例えば東北新幹線のどこで調査したときはどの程度であったとか、あるいは上越新幹線ではどうかとか、新聞でそういうのが大見出しで出ましてまたまた環境基準を達成しないというような報道がありますので、それではおかしいなとだれしもが国民が思ってしまう。そうで...全文を見る | ||
○海老原義彦君 そのオーバーしたところは家屋防音工事などを施して、いわゆる民防でやっておるということでございましょうね。そう理解してよろしいんでしょうね。 | ||
○海老原義彦君 次に、発生源対策の方でございますけれども、発生源対策として技術的には実にいろいろな進歩があったと思うんです。背の「こだま」の時代に比べて今の「のぞみ」あたりは非常に騒音が少なくなっておる。今後もいろいろと技術的な検討を進めておられると思いますので、具体的に技術的に...全文を見る | ||
○海老原義彦君 技術開発に取り組む目標は現在でも恐らく、先ほどの御説明にもありますように、七十五ホンを下回っておる地域がほとんどであるし、七十ホンを下回ることも少し減速すればできるんだと。しかし、今後さらにスピードが上がって三百キロを超えるというようになった場合に、何か速度の三乗...全文を見る | ||
○海老原義彦君 次に、空の問題に移ります。 先ほど大臣のお話にもございました国際ハブ空港でございますが、この整備はどのように進んでおるのか、まず包括的に御説明いただきたい。 | ||
○海老原義彦君 成田も関西も極めて不満足な状況であるという御説明でございました。今後、具体的にどういうふうに整備していくのか、まず関西についてお話しいただきたいと思います。 | ||
○海老原義彦君 平行滑走路をもう一本つくって、それによって収容力というか発着機数が非常に増便されるということは結構なことだと思うのですが、この増便に、何か離着陸コースが海の上しか通れないので増便にも限度があるんだというような話も聞きますが、その辺はいかがでしょうか。 | ||
○海老原義彦君 陸の上がなかなか通れない。もちろん約束もこれありということはわかりますけれども、やはりこれも状況の変化に応じてもう一度住民の方々と話し合って陸の上も通れるようにしていくというのが、せっかく関西空港を整備しても、せっかく増便のハード面はできても、ソフト面でそれが抑え...全文を見る | ||
○海老原義彦君 大変結構だと思います。肉体的、生理的な騒音というよりも、むしろ精神的、感覚的なもの、自分の住んでいる上を飛ばれるということ、たとえ騒音は小さくても気になる。これについて一生懸命説得の努力を続けるということは大事だろうと思いますが、いずれにしましても、関西空港を整備...全文を見る | ||
○海老原義彦君 成田については今お話のあったとおり、せっかく円卓会議の結論を得たことでございますし、これはぜひこれから積極的に進めていただきたいと思います。 もう一つ、羽田でございますね、東京国際空港。これはハブ空港とは言えないかもしれませんけれども、ここでは滑走路の新しい整...全文を見る | ||
○海老原義彦君 そうやって国際的な空港が順次整備されておる。また一方、一般の地方空港についても着々と整備が進んでいるようでございますが、国民が国内便を利用するに当たって一番不便を感ずるのは、やはり空港が町から遠くにある。この立地の場所を変えるというのはこれはできませんですけれども...全文を見る | ||
○海老原義彦君 今後とも御検討をいただきたいと思います。 次に、港湾関係に移ります。 先ほど大臣からも国際ハブ港湾というようなお話も出ておりますけれども、港湾の整備一般についてどのように進んでおるか、伺いたいと思います。 | ||
○海老原義彦君 港湾の問題で、まだいろいろ伺いたいことあるんですが、例えば今お話の出た外貿コンテナ埠頭、こういったものの整備について、今後、お話のようにシンガポールや香港に比べてどうなんだと。シンガポール、香港へ行く船が日本へ寄らないとか、あるいは寄っても最後になるとか、そういう...全文を見る | ||
○海老原義彦君 港湾には、そういった外貿関係の充実のほかにいろいろな多目的のあれがあると思うんですね。例えば廃棄物の処理というのも、これは結局埋め立て、これはやはり港湾の事業の一環としてやっていくということもございますでしょうし、あわせて海岸の整備、環境共生港湾、エコポートなんて...全文を見る | ||
○海老原義彦君 港湾関係について、会計検査院の指摘事項がございますね。これは平成四年の検査でございましたが、場所は兵庫県の尼崎西宮芦屋港の高潮対策事業、この中で尼崎港区の高洲地区でございます。ここで簡単に申しますと、護岸の高さ、これが四十五センチから四十七センチ低く施工されておっ...全文を見る | ||
○海老原義彦君 これは県の単独事業として実施した。運輸省の方でもそれはもちろん現状を確認しておるわけでございますね。 | ||
○海老原義彦君 かさ上げしたその時点においては当初設計どおりに戻ったということでございますが、こういう場所は例の阪神・淡路大震災の被害地でもございますけれども、あの被害後こういった不完全な護岸はどうなったんだろうか、こういうこともちょっと伺っておきたいなと思うんですよ。 | ||
○海老原義彦君 被害を免れたということで、要するに修正後は通常の護岸として十分役に立つという状況になったんだろうと理解いたします。 さて、次に質問を移らせていただきまして、震災の話が出ましたけれども、関西大震災で大変な被害があった。これについていろいろ建設物、構築物についても...全文を見る | ||
○海老原義彦君 各種施設の補強、手三百億、千三百億、合わせて二千六百億、そういったところを当面考えておるということでございますね。ありがとうございました。 さて、地震の問題でもう一つ伺いたいと思います。それは地震の予知技術でございます。 従来から、地震予知につきましてはい...全文を見る | ||
○海老原義彦君 伺っておりますと、ギリシャにおいては大変な成果があるということでございますし、これを日本に実用化させるには、やはり日本の岩石の条件が違うとかあるいはノイズが多いとか、そういう問題で非常に慎重なお話でございました。 このノイズの問題でございますけれども、日本にも...全文を見る | ||
○海老原義彦君 いろいろと御説明ありがとうございました。この実験が成功をして全国的に観測網がつくられるというようになることを期待いたします。 次に、また別の問題に移ります。 テクノスーパーライナーという新形式の高速船の開発、運輸省では前から進めておられるようでございますが...全文を見る | ||
○海老原義彦君 前向きな方向に進んでおられるようで大変結構でございますね。 そうすると、小さな模型的なものでの実験は既に終わった、いわば実験室段階は終わってパイロットプラントになったというような感じでございましょうかね。いずれにせよ、最終的には一千トンぐらいのものを目標として...全文を見る | ||
○海老原義彦君 これはますます有望なことでございまして、そうすると、もう大体当初の目標の大きさのものをっくって、具体的にどういうふうに運航されるかということを今研究しておるということでございますね。 さてそこで、こういったものが民間の一般の需要としてどうなんだろうか。今、速力...全文を見る | ||
○海老原義彦君 次に、先ほどから千トン規模で一応の目標を達成したようなお話でございますけれども、やはり船というものは御存じのとおり大きければ大きいほど経済性、エネルギー効率が出てくるわけでございまして、そういう意味からすると千トンというのは余りにも小さいんじゃないか、将来月トン規...全文を見る | ||
○海老原義彦君 将来、需要開発するについて、経済性というのは非常に重要になってくると思いますので、そういう意味で経済性のための大型化というのも御検討なさる必要があるのじゃないかなと思うわけでございますが、いずれにせよ、近ごろにないトピックとしてこういった新しいものを開発していかれ...全文を見る | ||
○海老原義彦君 低公害車、今四種類のものをお挙げになりましたけれども、これいずれも並行して進めなければならないと考えておられるわけでございますか。それとも、将来はどういうものに重点を移行していこうというようなお考えがおありでしょうか。 | ||
○海老原義彦君 言葉を慎重に選択して一つのものを言わないというようにしておるようでございますが、私もそんな気がいたしまして、やはりそれはやれる範囲でやっていくんだったらそういうものに、ハイブリッドでしょう具体的には、なるんだろうと。そういうことをもう少し、いろんなメーカーさんとの...全文を見る | ||
○海老原義彦君 これは将来の排出ガス規制の強化ともかかわる問題でございまして、そこら辺の見通しになると環境庁抜きにしてお話を聞くわけにもいかぬのかとも思いますけれども、流れとしては排出ガス規制はますます厳しくなっていく。そういう流れの中で、将来例えばガソリン車が使えなくなるような...全文を見る | ||
○海老原義彦君 許認可事項を削減していくということは非常に国民生活のためにある意味では大事でありますけれども、反面、いたずらに許認可事項を錯綜させている問題だけではない。国民生活のために必要な規制というものはやはり維持しなきゃならぬという問題もございますでしょう。そういった兼ね合...全文を見る | ||
○海老原義彦君 前向きに御努力されておるようで結構でございます。 今申しました行政監察結果を見ますと、ほかにもいろいろ問題があるようでございますね。 例えば運賃、料金の見直しの問題でございます。貨物自動車運送事柴の運賃、料金については許可制から届け出制へ緩和されたというこ...全文を見る | ||
○海老原義彦君 もう一つ、貨物運送関係の規制の見直しの問題でございますけれども、専用トラックターミナルというものがございますね。これは宅配便などの特別積み合わせ事業者が設置する専用ターミナルのことでございます。これは貨物自動車運送事業法と自動車ターミナル法と二重の規制があるわけで...全文を見る | ||
○海老原義彦君 さらに引き続き御検討をお願いしたいと思います。 このトラックターミナルというのは、私記憶しておるのは、一種の公害施設であるということがどうしても抜けないのですね。立地をいろいろ考えて空き地の多いところにつくるんでしょうけれども、その後住宅の方で押し寄せてくるん...全文を見る | ||
○海老原義彦君 どうぞ適切な指導をお願いいたします。 もう一つ、引っ越し運送の問題でございます。引っ越し運送の利用者保護対策がどうも十分でないぞという指摘が、これも行監の指摘でございます。例えば、契約の時点で損害賠償条項などがなかったとか、あるいは届け出運賃、料金と異なるよう...全文を見る | ||
○海老原義彦君 いろいろと前向きに取り組んでおられるようでございますが、さらに一層の御検討をお願いいたします。 以上で運輸省に対する質問を終わりまして、次に郵政省に対する質問に移ります。 電気通信事業について、これも行監の監察結果が出ておりますけれども、これを見ますといろ...全文を見る | ||
○海老原義彦君 もう一問、伺いましょう。 同じくNTTの問題でございますが、利用者サービスの向上という方向で考える場合に単位料金の区域、東京でいえば二十三区とか、この設定にだんだん不合理感が出てきておるのではないか。社会経済活動が広域化しております。そういう中で、例えば私の住...全文を見る | ||
○海老原義彦君 さらなる改善策について御検討いただくというのは結構なことでございますが、やはり社会経済活動の広域化ということがございますから、通話圏の広がりというのはどうしてもあるんだと、そういうことを頭に置きまして、それに対応した単位料金区域についても十分御検討いただきたいと思...全文を見る |