海老原義彦
えびはらよしひこ
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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03月11日 | 第145回国会 参議院 総務委員会 第3号 議事録を見る | ○海老原義彦君 自由民主党の海老原義彦です。 本日は、情報公開法について、初めに衆議院の修正案提出者の先生方に申し上げたいと思います。 この修正案、先ほど植竹先生からのお話にもありましたように、衆議院の内閣委員会における全会派一致の修正である。ここに至るまでの先生方の御苦...全文を見る |
○海老原義彦君 審査会について政府の案、大変結構である、そうお認めになったということでございますね。 | ||
○海老原義彦君 私も全く同じでございまして、この審査会についての政府の提案は非常に当を得たものだというか、非常に重要なものである。これは恐らく非常に先進的な新しい法制ではないかなという感じすらしておるわけでございます。 情報公開審査会というものの内容をこれからだんだん質問の中...全文を見る | ||
○海老原義彦君 これはぜひ内閣府に置いて、それで、内閣総理大臣の権限強化ということも御検討の過程にあると思うわけでございますが、そういった非常に権限が強化された内閣総理大臣のもとに置くべきであろう、そう考えるわけでございます。 さらに申しますれば、これは単に諮問、答申という形...全文を見る | ||
○海老原義彦君 大臣、その点につきまして私は、こういった審査機関というものはやはり的確な判断を迅速に下すことが必要であるという意味から大臣の御主張はよくわかるわけでございます。ただ、的確な判断ということは、迅速性と同時に非常に的確な判断が重要なことでありまして、そうしますと、裁決...全文を見る | ||
○海老原義彦君 大臣の御趣旨はよくわかりました。大臣の責任において、いわば政治家が責任を持って事を処理していく体制が重要であるという全体の流れの中で、この際、準司法機関的なものを設けるのは適切でないという趣旨と理解いたしました。 さて、この審査会は九人の委員で構成される。この...全文を見る | ||
○海老原義彦君 どのような人選にするかということは今の時点で特段に方向が固まっているものではない、これからだということかと思いますけれども、ただこれはいわば各省庁の決定を覆す非常に重要なことをするわけでございますから、おのずからしかるべき人をつけなければならない。 ただいま識...全文を見る | ||
○海老原義彦君 次に、幾ら立派な委員を集めても九人では実は何もできないのでありまして、それを補佐する体制としての事務局が非常に重要になると思うわけでございます。補佐する体制として、現在何人ぐらいの事務局を考えているのか、またそのメンバーはどういう人を選ぶのか、ここら辺も伺いたいと...全文を見る | ||
○海老原義彦君 これは、こういう行政改革で公務員を減らそうというときではありますけれども、これだけの重要な課題を抱える審査会の事務局というのは人数も相当なければならない。 例えば、後でまた御質問いたしますけれども、出張審理に行くといったような場合に、委員だけではまことに手薄に...全文を見る | ||
○海老原義彦君 それでは、具体的な審査会の特徴に順次入っていきたいと思います。 審査会の調査、審議において、いわゆるインカメラ審理と呼ばれる手続がとられる。これは法文で言えば何条になるんでしょうか、法文に書いてございますけれども、そこら辺の手続がどういうものであるか、ここら辺...全文を見る | ||
○海老原義彦君 公文書の公開を求めて、所轄庁が不開示としたという場合に、それを救済する手段として裁判に訴える。そうすると、今お話しのように、裁判所では本物はこんな内容のこういう文書だからとめくって見せて、だからこれは公開するわけにはいかないんです、そういう説明を聞くというわけには...全文を見る | ||
○海老原義彦君 そうしますと、私はこの審査会の重要性というのはまさにここにあるんだろうと思うんです。裁判でもできないことをやるんだ。裁判は、これは本当に歯にきぬ着せられたような、靴の上からかゆいところをかくようなことしかできない。これが、審査会においては非公開の原則のもとで、です...全文を見る | ||
○海老原義彦君 まことに大臣のおっしゃるとおりだと思います。 万一、秘密が漏えいするというようなことがありましたら、守秘義務がまた何条かに書いてありますけれども、特に重い守秘義務を課すということが必要かと思いますが、いかがでございましょうか。 | ||
○海老原義彦君 大臣の御説明、大変よくわかりました。おっしゃるとおりでございまして、いわば大臣が信頼して、あらゆる秘密を打ち明けるから審査してくれ。その信頼にこたえないで、もしも漏れるようなことがあって、それが国の安全にかかわるような重大な問題であったとすれば、少し大げさに言えば...全文を見る | ||
○海老原義彦君 役所の方でいろいろと要求に応じて整理して、複雑多岐にわたることをわかりやすく整理して持ってきてくれるということで、これも審理の迅速化に非常に寄与するものだと思うんです。そういったいろいろな審理方法のいいところがある。 さらにもう一つ、これも瀧上局長にお答えいた...全文を見る | ||
○海老原義彦君 担当委員が現地へ出向いて、現地において例えば不服申立人の口述とかそういった手続を行うということで、いわば審理の出前でございますね。こういう審理の出前までするという、本当に手を尽くして国民のために考えられているいい制度だと私は思うわけでございます。 そこで、修正...全文を見る | ||
○海老原義彦君 ただいま先生御指摘のとおり、国民の権利として裁判というものはやはりこの情報公開に関しても必要なことであろうということは私もよく理解できます。せっかく衆議院で各党一致で八つまでふやしたということは、これは尊重しなきゃならぬなと思うわけでございます。私自身の考え方を抑...全文を見る | ||
○海老原義彦君 この全国的な数字、私も今初めて伺いましたが、ざっと聞いておりますと、やはり大阪のような先進的な府県においては不服審査会が非常に信用されておるのだなという感じもいたします。全国的に見ると案外裁判の事例が出てくるということかもしれませんね。 私は、これ国でやるから...全文を見る | ||
○海老原義彦君 三権分立を考えると、今のところはさわらぬようにしておる、簡単に言えばそういうことかと思うのですが、大臣、それでよろしいのでございましょうか。 | ||
03月12日 | 第145回国会 参議院 総務委員会 第4号 議事録を見る | ○海老原義彦君 自民党の海老原義彦でございます。 初めに、官房長官に伺います。 一昨日の予算委員会の審議におきまして国旗・国歌の問題が矢野先生、松谷先生から出ておりまして、内閣総理大臣を初め出席の大臣方の御答弁をいただいているところでございます。私もこの国旗・国歌の問題に...全文を見る |
○海老原義彦君 できれば今国会に御提出くださるというお話、ありがたく受けとめました。できるだけ早い時期に御提出いただきたいと要望する次第でございます。 また、その内容につきましては、官房長官が既にお触れになりましたけれども、これから御検討くださるということでありますが、やはり...全文を見る | ||
○海老原義彦君 国旗を敬愛し、尊敬するということ、そういった心の醸成を図るということが国の責務であるあるいは都道府県の責務である、こういうことを盛り込みませんと、せっかく法律を制定しても文部省の教育指導要領は一体何なんだということになってくるわけでございます。やはりこれは国なり地...全文を見る | ||
○海老原義彦君 今、伺いますと、イギリスの系統の国と、それから初めて伺ったんですが、韓国、タイなど、これは日本と同じような事情があるのかなという気もいたしますけれども、我が国としてこの法制化という問題を考えていけば、恐らく韓国においても真剣に検討される、またタイにおいても同様だろ...全文を見る | ||
○海老原義彦君 そこで総務庁長官に伺いますが、今、恩給局長の解説にもありましたとおり、諸外国においては国籍条項がそもそもないか、あるいはあっても別の法律でもって植民地軍にも支給するようになっておる。 例えば、イギリスの場合でございますと、戦争中インド軍が随分戦ったわけでござい...全文を見る | ||
○海老原義彦君 恩給は国家補償であるということは、常日ごろ総務庁長官からも官房長官からも承っております。その国家補償という面から考えても、片手落ちな恩給制度は本当におかしいぞと思うわけでございます。 さて、官房長官、こういったようなやりとりをわきでお聞きになっておられまして、...全文を見る | ||
○海老原義彦君 ありがとうございました。 | ||
03月23日 | 第145回国会 参議院 総務委員会 第5号 議事録を見る | ○海老原義彦君 自由民主党の海老原義彦でございます。 ただいまは大臣から非常に前向きな御決意をいただきまして、恩給受給者のためにお礼申し上げます。また、今年度の恩給改善につきましては、いろいろ問題は残したということはございますけれども、しかし、この非常に厳しい世情のもとでこれ...全文を見る |
○海老原義彦君 別な観点からというお話もございました。確かに恩給法で取り上げるよりもその方が早道かなとも思います。しかし、やはり根本が崩れておるのもいかがかな、私いろいろ複雑に考えておるわけでございますが、いずれにいたしましても、別な方策をとるということもいろいろ障害のある問題で...全文を見る | ||
03月24日 | 第145回国会 参議院 総務委員会 第6号 議事録を見る | ○海老原義彦君 宇賀先生、三宅先生、後藤先生、お忙しい中をおいでいただいて、ありがとうございました。 十五分という短い時間なのでなかなか思うところをすべてお述べいただけなかったと思うんですが、これから質疑の中で今度はゆっくりとお話しいただきたいと思います。 初めに宇賀先生...全文を見る |
○海老原義彦君 そのことについてもう少し詳しく伺いたいんですが、日本の場合、第三者機関というのは割合行政の内部にたくさんある。どちらかというと、日本はそういう第三者機関的な審査というものについて諸外国よりも少し進んでおるのかなと私は思っておるんですけれども、そういう流れの一環とし...全文を見る | ||
○海老原義彦君 話が進んでいきましたので、さらにお尋ねしたいのでございますが、先生のお話の中でもインカメラについて触れておられました。 こういった行政不服審査の中でインカメラを導入したというのは日本でももちろん初めてでございますけれども、諸外国では行政不服審査会的なそういう第...全文を見る | ||
○海老原義彦君 裁判の実務の方々に伺いますと、確かに民訴法でインカメラというのは何か革命的なことであって、とても導入できないだろうなとおっしゃっております。しかし、情報公開の審理の場合には、インカメラをとらなければ、こういうものであるから、これを一般に公開したならば例えば国の安全...全文を見る | ||
○海老原義彦君 そのほかにも審査会の特徴はいろいろあると思うのでございますが、例えばボーン・インデックスだとかああいったのもなかなか有効な武器として、迅速、公正な判断をするためには極めて有効な武器だろうと思うんですけれども、いかがでございましょうか。 | ||
○海老原義彦君 お話を伺っていると、やはり今回の不服審査会は非常に立派なシステムをお考えいただいたんだなと。先生も行政改革委員会の関係専門部会、行政情報公開部会の部会長要請による出席者ということで御参画いただいているわけでございますね。これは非常にいい基礎をつくっていただいて、そ...全文を見る | ||
○海老原義彦君 非常にわかりやすい説明をありがとうございました。 確かに、解釈改憲というお言葉が今ございましたけれども、そう言われてみると非常によくわかるわけでございまして、そういう流れの中で今知る権利という言葉は入れられないんだなということを十分理解いたします。 さて次...全文を見る | ||
○海老原義彦君 次に、衆議院の法案修正で、全国の高裁所在地八カ所の地裁において情報公開訴訟を提訴できるというようになったわけでございます。 本来、被告の居住地という民訴の大原則が不思議な形で崩れたということのようでございますが、ここらについてはどういうふうにお考えになりますで...全文を見る | ||
○海老原義彦君 大変詳細な説明をありがとうございました。もうさっきから宇賀先生にばかり伺っていて申しわけございません。 ちょっとまだ時間がございますので、次に後藤先生に伺いたいんですが、後藤先生、大変明快な御説明でございまして、やはり文書の管理というのは保存の基準と、開示、不...全文を見る | ||
○海老原義彦君 どうもありがとうございました。 国立公文書館においてもこれからアーキビストの養成に取り組んでいくべき一つの機運が出ております。そのために、やはり議員立法で国立公文書館法というようなものも用意しようかという段階になっておるわけでございます。どうもありがとうござい...全文を見る | ||
04月27日 | 第145回国会 参議院 総務委員会 第7号 議事録を見る | ○海老原義彦君 ただいま議題となりました国立公文書館法案の草案につきまして、その趣旨及び内容の概要を御説明申し上げます。 本年の六月一日で、参議院の議員立法として制定されました公文書館法が施行されて十一年となります。この間、公文書館・文書館の設立促進等の一定の成果が見られまし...全文を見る |
05月21日 | 第145回国会 参議院 総務委員会 第11号 議事録を見る | ○海老原義彦君 私は、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党及び自由党を代表いたしまして、男女共同参画社会基本法案に対し修正の動議を提出いたします。その内容は、お手元に配付されております案文のとおりでございます。 これより、その提案理由と趣旨について御説明申し上げます。 憲...全文を見る |
06月04日 | 第145回国会 衆議院 内閣委員会 第4号 議事録を見る | ○海老原参議院議員 ただいま議題となりました男女共同参画社会基本法案に対する参議院における修正の趣旨について御説明申し上げます。 本修正は、男女共同参画社会の実現を、二十一世紀の我が国社会を決定する最重要課題と位置づけ、かつ、国民一人一人の理解を深めるとの観点から、本法案制定...全文を見る |
06月08日 | 第145回国会 衆議院 内閣委員会 第5号 議事録を見る | ○海老原参議院議員 お答えいたします。 前文というのは制定の趣旨とか位置づけを簡潔に述べるものでございまして、その意味から申しますと、「なお一層の努力が必要とされている。」これは主語は「男女平等の実現に向けた様々な取組が、」ということで、これですべてをのみ込めるということで考...全文を見る |
06月15日 | 第145回国会 衆議院 内閣委員会 第8号 議事録を見る | ○海老原参議院議員 二田委員長の御質問にお答えいたします。 まず、第一のお尋ねでありますが、法案の第五条は、歴史資料として重要な公文書等を適切に保存するための基本的な枠組みを規定したものでございます。したがいまして、歴史資料として重要な公文書等が適切に保存されるためには、内閣...全文を見る |
06月30日 | 第145回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第7号 議事録を見る | ○海老原義彦君 おはようございます。自由民主党の海老原義彦でございます。 本日は、農林水産省設置法案に関し、林野行政について専ら質問いたします。 林野行政は、昨年秋の第百四十二国会で抜本的な改善がなされました。言うなれば、行政改革の先駆者となったわけでございます。この改革...全文を見る |
○海老原義彦君 その言明を伺って私も安心したわけでございます。 さて、それで話を進めていきますけれども、この地球環境という見地から、森林の果たす役割は極めて大きいわけでございます。CO2の固定化、その他いろいろあるわけでございますが、これについて農林水産大臣及び環境庁長官から...全文を見る | ||
○海老原義彦君 今、両大臣からるるお話のありましたとおり、私も森林の重要性というものは非常に大変なことだろうと思っております。最後に環境庁長官からのお話の中に出ましたように、中国の洪水というような、あれを防止する治山治水的な面、これも非常に大事だろうと思うんです。 この治山治...全文を見る | ||
○海老原義彦君 日本が上から数えて非常に上の方になっておるなという感じがするわけでございまして、例えばドイツなどは森林の国だと言われておりますけれども、私の手持ち資料ではわずか三一%しかない。カナダとかロシアとかこういう国だったら森ばかりだろうと思うけれども、カナダが五四%、ロシ...全文を見る | ||
○海老原義彦君 いいお話をありがとうございました。 今のお話で私も思ったところがあるわけでございますけれども、中国にNPOが木を植える運動をしておる。私も、中国に桜を百万本植えるんだという運動を岩手県を中心にやっておるグループがありまして、それに参加したこともございますけれど...全文を見る | ||
○海老原義彦君 今の大臣のお話にもございましたけれども、やはり一番の根本の原因は木材価格の低迷ということじゃないか。木材というのは結構相場の立つ商品でございまして、上がったり下がったりしているわけでございますけれども、ここ数年来長期低迷が続いておる。そういうような状況をひとつ農林...全文を見る | ||
○海老原義彦君 御丁寧な解説で、いろいろな問題を一つずつ当たって考えていっているんだという状況はよくわかるわけでございますが、やはり一番の基本的な原因は、日本の木材、杉にしろ、ヒノキですらも質的にどうなんだろうか。外材が割合高くなって、価格堅調で推移しているというお話もございまし...全文を見る | ||
○海老原義彦君 適地適種ということを考えていきます場合に、日本の林というのは本来どんなものであったんだろうか。いわば人間の手が入る前の、例えば縄文時代にはどうだったんだろうかと。縄文時代には東北地方でもトチだクリだというような広葉樹があって、それを食って生きていたわけでございます...全文を見る | ||
○海老原義彦君 今の御説明のように、比較的南の方では常緑広葉樹、いわゆる照葉樹が本来の木であると。それで、中ぐらいへ行きますと、落葉広葉樹、常緑広葉樹、いろいろまざっておると。もっと北の方へ行きますと、今、代表樹としてエゾマツとカンバをお挙げになりましたけれども、北海道ではセンノ...全文を見る | ||
○海老原義彦君 長伐期林というのは、これはある程度木を太く大きく育てていく、そのためには、植え方ももっと今よりも間隔を広げて枝を張れるようにして、枝を張れば根も張るわけでございまして、土が流れるというようなことがないようにしっかりと根が張れる。これは地崩れ防止とか砂防とか、そうい...全文を見る | ||
○海老原義彦君 さて、そうやってなるべく天然に近いような人工林を造成していくということがこれからの一つの行き方として大事でありますが、それと同時に、天然林そのものも残していかなければならない。やはり種の多様性とか遺伝子プールとかそういったことを考えていく。そういう地球環境的な問題...全文を見る | ||
○海老原義彦君 天然林の保護管理については環境庁の所掌でもあるかと思いますので、これは環境庁長官からも一言、天然林の問題についてお話しいただけませんか。 | ||
○海老原義彦君 次に、林業に携わってきた人々、国有林野の労働者もそうでございますし、そうでない周辺の民有林の方々にしても、こういった方々はこれからやはり仕事の内容が変わってくるんだろうと思うんです。今までの単層林の施業と全く違う施業をこれからやっていかなきゃならぬ。また、それはど...全文を見る | ||
○海老原義彦君 次に、もう少し天然林の方まで頭に置いて考えてみますと、環境を保護するための施業というのはなかなか難しい問題でございまして、林のことをよくわかっている人がいなきゃいけない。そういう場合に、古くからやっておられる林家の方々の御協力をいただいて、天然林保護という面でも今...全文を見る | ||
○海老原義彦君 今の問題について、環境庁長官、もし何かおっしゃることがあれば、一言お願いいたします。 | ||
○海老原義彦君 どうもありがとうございました。 農林大臣、十時から委員会でお忙しいようでございますので、まとめて農林大臣に最後にひとつお伺いいたしたいと思います。 国有林野事業の問題でございますけれども、昨年秋の法律成立で抜本的改革が緒についたわけでございます。まさに今年...全文を見る | ||
○海老原義彦君 農林水産大臣、どうもありがとうございました。あとは総務庁に対する質問でございますので、大臣、御退席いただいて結構でございます。 総務庁に対する質問でございますが、林野庁と環境省との間で林野行政に関して所掌がどうもダブっているというのは、よく読めばダブってはいな...全文を見る | ||
○海老原義彦君 大変明快な説明でよくわかりました。 しかし、やはり基本的な疑問として残っておりますのは、いわばこれからの林業というものは環境産業的な面が非常に強くなってくる、そうすると、林野庁というものの所属は農林水産省でよろしいのか、それとも環境省にすべきなのか。環境産業的...全文を見る | ||
○海老原義彦君 大変踏み込んだ御感触をいただいたわけでもないようでございまして、よく考えてみると当然のお話でございますけれども、いずれにせよ一歩詳しくお話しいただきまして、ありがとうございました。 終わります。(拍手) | ||
07月07日 | 第145回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第10号 議事録を見る | ○海老原義彦君 本日は、公述人の皆様、お忙しい中をお越しいただきまして、本当にいいお話をいろいろ伺わせていただきまして、ありがとうございました。 さて、私の質問時間二十五分、皆様それぞれニュアンスの違う話をなさっておられるので、なかなか共通の議題がないかなという感じもするんで...全文を見る |
○海老原義彦君 独立行政法人というのは民営化への第一歩だ、そういう危惧をお持ちなわけでございますね、今の法案では別にそういうことは書いていないので、国がやらなければならない、民間に任せられないので云々と書いてあるんですけれども。 さて、そこで山本公述人に伺いますけれども、独立...全文を見る | ||
○海老原義彦君 一口にアカウンタビリティーといってもいろいろあるんだろうと思う。私は、要は国民に説明できて、国民がなるほどよくやっておると言ってくれればいいんだと、こういうことになるのかなという気もしないでもないですね。 それから、この際、山本公述人にお伺いしたいんですが、独...全文を見る | ||
○海老原義彦君 例えば、国立公文書館というのをエージェンシーに移すことになっておるわけでございます。そういう公文書館では歴史的な文書の保管というのをやらなきゃならぬわけで、そうすると、各省に対して折衝して、廃棄文書の中から歴史的文書はこちらへよこせということを言うだけの権限がない...全文を見る | ||
○海老原義彦君 次に、真渕公述人に伺いますが、真渕公述人のお話、大変おもしろく伺っておりました。確かに、機構改革というのがうまくいくか悪くいくかというのは、やはり勘でいくしかないので、ツルの一声で決まるんだというお話、これはおもしろいなと思ったんです。 いずれにしましても、今...全文を見る | ||
○海老原義彦君 長らく動かなかったものが動いた。ただ、動く前においても、確かにおっしゃるようにスクラップ・アンド・ビルドは絶えず行われてきた。それで、これがなぜスクラップ・アンド・ビルドになったかというのは、私も行政の内部に長くいた人間でございますので大体わかるんです。 要す...全文を見る | ||
○海老原義彦君 そういうことです。 | ||
○海老原義彦君 スタッフシステムに徐々に移行していくということは、公務員の人事管理体制とも結びつくことでございまして、いわばずんどう型の人事管理体制になっていく、ピラミッド型からずんどう型になっていくということなのかなと思うんですよね。 そこら辺のことについて、これは国公の滝...全文を見る | ||
○海老原義彦君 確かに、団塊の世代がある、そこがこぶになってくると。このこぶをどうするかというのはどこの省庁でも大変な問題だったろうと思います、今だんだんその問題が薄くなってきて、割合いい姿になりつつあるのかなという感じがするんですが。 そこで、井上公述人に伺いますけれども、...全文を見る | ||
○海老原義彦君 もう一度井上公述人に伺いますが、また別の話でございますけれども、包括的に見て、今度の一府十二省庁という機構のつくり方、これについて、いろいろ問題点の指摘は国会内でもあるわけでございます。 例えば、防衛庁はなぜ防衛省にしないで庁なのかとか、あるいは林野庁はなぜ環...全文を見る | ||
○海老原義彦君 もう余り時間がございませんので、真渕公述人、山本公述人、滝口公述人、一言ずつ、今回の一府十二省庁構成についてほんの三十秒ずつ御見解をいただけませんか。要するに、大変いいとか悪いとか、それだけでも結構でございます。 | ||
○海老原義彦君 公述人の皆様、どうもありがとうございました。 私の時間が尽きましたので、これで終わります。 | ||
11月11日 | 第146回国会 参議院 総務委員会 第2号 議事録を見る | ○海老原義彦君 自由民主党の海老原義彦でございます。 本日、当委員会の最初の質疑者として立たせていただきます。 当委員会では、関係大臣お二方とも参議院議員という、もう内閣委員会時代を通じて、恐らく始まって以来の非常にうれしい状況になっておるわけでございますので、両大臣の御...全文を見る |
○海老原義彦君 前向きの御見解、ありがとうございました。 今のお話にもありましたとおり、旧軍人は国の危急に当たってさきの戦争において本当に苦労いたしまして、ある者は傷つき、ある者は倒れ、倒れた方は遺族に遺族恩給が出ておるわけでございます。また、生きて帰った方々といえども、南溟...全文を見る | ||
○海老原義彦君 今お話しのとおり、〇・二八%のベースアップと同時に〇・三月分の期末手当の減額ということもあって、今の厳しい経済事情のもとで民間の苦しんでおる方々に対しても十分釈明が立つ正当な人事院勧告であるという御判断、よくわかりました。 ただ、ここで私、常日ごろ疑問に思って...全文を見る | ||
○海老原義彦君 それでは、引き続いて人事院総裁に伺いたいと思います。 今の総務庁長官のお話にもありましたように、人事院としてはあらゆる角度から、こういった現在の非常に厳しい景況あるいは完全失業率高水準移行ということ、厳しいリストラが続いておる、こういう状況を踏まえながら勧告し...全文を見る | ||
○海老原義彦君 今回の勧告で一つの特徴として、本省の課長クラス以上の職員の、管理職のベアを見送ったということがあるわけでございます。これは人事院勧告始まって以来のちょっと異例の措置ではないかなと思うわけでございます。 これからいろいろ重要課題、行政では山積しております。行政改...全文を見る | ||
○海老原義彦君 今のお話を伺いながらよくわかりましたけれども、今や民間でも管理職のベースアップをとめる、あるいは引き下げるという流れがほうふつとして起こっておって、そういう流れに耐えながら民間の管理職の諸君も頑張っているんだ、だから公務員の管理職もベースアップなんかなくとも頑張っ...全文を見る | ||
○海老原義彦君 お話の、制度的に国家公務員法上、例えば国家公務員法の二十八条、情勢適応の原則の中で、五%以上給与の増減を要するときという言葉もある。増だけでなくて減も予想されておるのだと。あるいは六十七条の給与準則の問題で、給与準則の改訂、給与額を引き上げ、または引き下げる必要が...全文を見る | ||
○海老原義彦君 今、最後のところで、規模百人未満の企業について特別に調査を行ったというお話がございました。 この調査はどういうふうに行ったか、どういう趣旨、目的でどういう内容で行ったかということをちょっとお示しいただけませんか。 | ||
○海老原義彦君 百人未満の企業についても調査の対象に含めたらどうかという声があるので調査してみたけれども、全体の流れを、例えばベースアップをしたかしないかとか、そういう流れを把握する上には大変参考になるとしても、人事院が行っている職種別民間給与実態調査を適用するような対象職種ある...全文を見る | ||
○海老原義彦君 職務給など、能率給、そういったことを頭に置きながら早期立ち上がり型の給与体系にしていく、大変結構なことだと思いますが、だんだん生活給ということが言われなくなってきておりますけれども、実はこの早期立ち上がり型は生活給的に見ても非常に結構なことであろうなと思うんです。...全文を見る | ||
○海老原義彦君 今のお話の中にもございましたけれども、やはり長期の在職と同時にいろいろな角度から弾力的な人事運用を検討していくということが大事であろうと思うわけでございます。 今のお話にない部分でさらに伺いたいと思いますのは、公務員では従来からⅠ種採用者とⅡ種、Ⅲ種採用者と大...全文を見る | ||
○海老原義彦君 適材適所の人事管理を進めていって弾力的に人事管理を見直していく、そのためのかぎの一番大事な一つが人事評価システムにあると思います。人事評価システムについても人事院で既に御検討を始められておるということを伺っておりますが、現在どういう問題意識でどんな検討を始めておる...全文を見る | ||
○海老原義彦君 人事院に伺いたいことはまだたくさんございますけれども、次の機会もございますと思いますので、最後にもう一問だけ伺いましょう。 それは、公務における女性の採用、登用の拡大という問題でございます。男女共同参画社会基本法というのは当委員会においてこの春扱った法案でござ...全文を見る | ||
○海老原義彦君 今、人事院総裁からの御答弁を伺っていて、本当に情けないなと思うわけでございます。日本の社会の実情はそんな甘いことで済むような時代ではないだろうと思うわけですね。 私どもがこの男女共同参画社会基本法をつくりましたときには、各党それぞれの思想があってやっていったわ...全文を見る | ||
○海老原義彦君 前向きの御答弁ありがとうございました。 最後に、総務庁長官に伺います。 先ほど官房長官にも伺いましたけれども、軍人恩給というものは、やはり旧軍人、国のためにあの厳しい大戦、戦争中厳しい戦線にあって本当に青春をささげて尽くした、それに対して国として何とかお返...全文を見る | ||
○海老原義彦君 前向きの御答弁ありがとうございました。 間もなく平成十二年の恩給改善予算の時期にもなりますので、ひとつよろしくお願いいたします。 質問を終わります。 |