遠藤乙彦

えんどうおとひこ



当選回数回

遠藤乙彦の1992年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月26日第123回国会 衆議院 外務委員会 第2号
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○遠藤(乙)委員 まず、外交の基本方針に関連してお伺いをしたいと思います。  冷戦後の世界にあって日本の重要性は格段に高まっておりますし、特に湾岸戦争以降、またソ連の崩壊以降、新しい世界の秩序づくりに日本がどうかかわるか、大変大きな課題を背負っているわけでございます。大臣の基本...全文を見る
○遠藤(乙)委員 ぜひそういう方向で進めていただければと思っております。特にそういったグローバルパートナーシップといっても、日本自身にビジョン提示能力といいますか、あるいはコミュニケーション能力を相当強固に持たないと、どうしても疎外されがちだというのが今までの日本でございますので...全文を見る
○遠藤(乙)委員 続いて、ちょっと頭の整理のために伺いたいのですが、旧ソ連邦の持っていた条約関係、二国間、多数国間含めての継承の問題ということでございます。  午前中の質疑で、ロシア連邦が旧ソ連邦の条約を全体的に引き継ぐということは明解になったわけなんですけれども、それ以外の部...全文を見る
○遠藤(乙)委員 続いて、北方領土問題の位置づけなんですけれども、従来、日ソ間、日本とソ連邦との間の問題だったわけですが、今ではロシア連邦との間の問題になっているというふうに理解をしております。ロシア連邦政府が窓口といいますか、ほぼ専一の窓口として交渉しておるわけでございますけれ...全文を見る
○遠藤(乙)委員 それでは、この北方領土問題は専ら日ロ間の問題というふうに理解をいたします。  そこで、続いて、政経不可分原則の問題なんですけれども、従来、政経不可分原則のよって立つところが、北方領土問題があるがゆえに無原則な妥協はしないということで、政経不可分ということでこの...全文を見る
○遠藤(乙)委員 そこで、今CISの外相理事会で北方領土問題がどうなるかということで、まだ不透明だという御説明があったのですが、例えばCISとして、北方領土問題は専らロシア共和国の問題であるということが明確になった場合には、ロシア共和国以外のCIS構成国には政経不可分原則は理論的...全文を見る
○遠藤(乙)委員 私も大変この点非常に理論的に興味を持っているものですからお聞きしているのですが、恐らくロシア共和国が専らこの北方領土問題を担当していくと思われますので、今後の事態として、例えばウクライナ共和国なんかにはむしろ全面的な金融支援があり得る、理論的にはそういうこともあ...全文を見る
○遠藤(乙)委員 私ども、国際の安全保障に貢献する問題であれば、ぜひ我が国も積極的に貢献すべきであるという意見でございますので、この点は一つ申し上げておきたいと思っております。  それから今の問題に関連をしまして、核兵器の廃棄あるいは大量破壊兵器の廃棄に関連しまして、報道により...全文を見る
○遠藤(乙)委員 私は、こういった分野につきましては、安全保障に非常に貢献する問題であって、ぜひ日本としても積極的に推進すべきという立場でございまして、この点につきまして再度大臣から一言御見解をお聞きしたいと思います。
○遠藤(乙)委員 続いて北方領土問題についてお聞きしたいのですが、ソ連邦が消滅をしてCISになった、特にロシア共和国がこの問題の直接の対象になったということで、北方領土問題がやりやすくなった点と逆に難しくなった点と両方あると思います。特に北方領土地域の住民の意向を無視し得なくなっ...全文を見る
○遠藤(乙)委員 時間が切れましたので、最後に一点だけお願いをしたいのです。  この極東地域との交流促進ということに関連をしまして、極東地域の総領事館設置問題ということについてお聞きしたいのです。現在、ナホトカにだけ総領事館があるわけですけれども、将来のことを考えたら、ウラジオ...全文を見る
○遠藤(乙)委員 以上で終わります。
03月06日第123回国会 衆議院 外務委員会 第3号
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○遠藤(乙)委員 旅券法の改正に関連しまして、何点か質問をさせていただきます。  まず、この法案の提案理由として、平成四年十一月に機械読み取り旅券を導入することに伴い、申請手続の簡素化と手数料の改定を行うとしておりますけれども、この機械読み取り旅券の導入と手数料の値上げと一体ど...全文を見る
○遠藤(乙)委員 今の機械読み取り旅券を導入している国と、その国の旅券発給手数料、それから有効期間について、御説明をお願いします。
○遠藤(乙)委員 今、各国の比較を言っていただきましたが、米国のケース、日本と比較しまして、通常の旅券、有効期間十年、発給手数料が当方の調べでは五十五ドルということでございまして、今レートが変わりますけれども七、八千円ということになると思います。それに比べて我が国の旅券の有効期間...全文を見る
○遠藤(乙)委員 この機械読み取り旅券への切りかえは、有効期間の到来したものから随時切りかえていくという説明を受けておりますけれども、旅券の所持人から、MRPに切りかえたい、こういった希望が出された場合、外務省としてはこれに応じる意向ですか。
○遠藤(乙)委員 続いて、国際法上旅券に準じた扱いになっている船員手帳の問題につきましてお伺いしたいと思います。  この船員手帳は船員法で定められたものでございまして、いわば船員の公式の身分証明書であるわけですけれども、これが外国航路の寄港地上陸等に際しては事実上パスポートにか...全文を見る
○遠藤(乙)委員 我が国船員法の規定に基づいて日本人に船員手帳が発給される場合、身分確認についてはどういう資料といいますか書類が必要とされているのか、この点につきましてお答え願います。
○遠藤(乙)委員 今の御説明で、船員手帳を発給する場合、身分確認については住民票の写しでも司という御説明がありました。他方、旅券の発給においては戸籍抄本の提出が原則となっているわけでございまして、なぜ船員手帳では身分確認の方法として住民票の写しでよいということになっているのか、こ...全文を見る
○遠藤(乙)委員 もう一点お伺いしたいのですが、戸籍を持たないにもかかわらず住民票が存在する者がこれはあり得るわけです。こういった者に対して船員手帳が交付されたことがあると聞いておりますが、これが事実かどうか。また、その場合、その者の国籍はどのようにして確認をしておるのか、これに...全文を見る
○遠藤(乙)委員 今の点なんですが、戸籍を持たないけれども住民票を持つというケースですね。例えば、離婚手続がまだ済んでない女性ど別の男性の間にできた子供ですね。そういった場合に、戸籍はつくらないというケースも現実にあるわけです。そういった人が、何といいますか、住民票を取得して、そ...全文を見る
○遠藤(乙)委員 この問題は理論的な問題であるとともに現実にもあり得る話であって、ちょっと制度上不備があるんじゃないかと考えますので、その点につきまして、今御答弁のようにぜひもう少し詰めてしっかりした対応を考えていただければと思います。この点だけ要望しておきます。  これに関連...全文を見る
○遠藤(乙)委員 この点に関連しまして、外務省としてはどういう見解をとられておりますか。
○遠藤(乙)委員 御説明の趣旨はある程度理解はできたわけですが、もちろん、何もこの要件を厳しくすればいいというものでもないわけで、国民サービスの点から見ればこの手続は簡素化した方がいいことは当然だと思いますけれども、他方、私の指摘したいのは、同じような効果を持つ文書が発給要件が違...全文を見る
○遠藤(乙)委員 在外公館の機能強化というごとで、平成四年度の外務省予算の重点事項の中にも、在外公館施設の強化、危機管理体制の強化ということが挙がっておりまして、これは当然のことだと思うわけでございます。  他方、こういった予算的な手当てとともに、もう一つ指摘したいのは、サービ...全文を見る
○遠藤(乙)委員 ぜひ大臣の決意のもとに、外務省もサービス強化を進めていただきたいと希望しておきます。  それからもう一点、最近海外の邦人が被害者となるケースが非常にふえている。特に、一月に入ってからまだ三月にも満たないのに八件に及ぶ殺人事件が出ているわけでございまして、こうい...全文を見る
○遠藤(乙)委員 時間が参りましたので最後に一点。  今のこの在外邦人の安全確保あるいはさらに領事サービスの改善、こういったことは国民全体の強い願望であるわけでございまして、そのために外務省が体制強化を含めて取り組む場合には我々政治の立場からも全面的な支援を惜しまないということ...全文を見る
03月11日第123回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第1号
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○遠藤(乙)分科員 私は、京葉線、埼京線の延伸問題並びに羽田空港の沖合展開事業に関連して質問をさせていただきます。  まず、京葉線及び埼京線の延伸問題でございますが、これはいわば新木場から大井町それから大崎と京葉線を延伸いたしまして、さらにまた、埼京線自体も新宿から大崎まで延伸...全文を見る
○遠藤(乙)分科員 今の御説明でおくれた理由につきましては理解をできました。  それで、この第二期事業でございます。テレポートー大井町-大崎間七・三キロに関して、平成十二年完成予定ということでございますが、平成四年から五年にかけて鉄道事業の免許申請をしたいと考えているようでござ...全文を見る
○遠藤(乙)分科員 今お話がありました鉄建公団に委託した三年間の調査結果を待って対処することになるのでしょうけれども、そこで、この採算性、資金計画が非常に重要な要素となってくることは理解できないわけではありませんが、採算が合わないとか資金計画に問題があるからということだけで第二期...全文を見る
○遠藤(乙)分科員 次に、埼京線の延伸問題について伺いたいのですが、運輸政策審議会の答申第七号、これは六十年の七月十一日付でございます。これによりますと、埼京線を大崎まで延伸させることが明示されておりまして、現在、新宿まで延びてきておりますが、大崎までの延伸については現状どのよう...全文を見る
○遠藤(乙)分科員 今御指摘のありました埼京線の延伸で問題となっています新宿-代々木間の踏切問題、あるいは渋谷駅及び大崎のプラットホームの問題ですね、それぞれの関係する区との調整の中でどこまで進んでいるのか、もう少し具体的に御説明いただければと思います。
○遠藤(乙)分科員 かなり難しい課題で難航するであろうということは想像にかたくないわけですが、ぜひ運輸省としてももっと地元とも協議して、知恵を出し合ってこの問題に積極的に取り組んでいただきたいということを強く要望しておきたいと思います。  最後に大臣に一言お願いしたいのですが、...全文を見る
○遠藤(乙)分科員 大臣の今のお言葉を重く受けとめまして、また評価をしまして、お礼を申し上げたいと思います。  続いて、羽田空港の沖合展開事業に関連して質問をしていきたいと思います。  まず、今の沖合展開事業、これは本来騒音問題から。出てきたことでございます。平成七年ごろの完...全文を見る
○遠藤(乙)分科員 ぜひ予定どおり七年の完成を目指して鋭意努力をお願いをしたいと思っております。  続いて、第六次空港整備五カ年計画に関連してこの羽田の問題をお伺いしたいと思うのでございますが、一昨年の八月に航空審議会として「第六次空港整備五箇年計画の基本的考え方」というのをま...全文を見る
○遠藤(乙)分科員 今、航空需要が局長の御説明のとおり大変急速に増加をしておりまして、そういった点で羽田空港の能力、沖合展開をした後の能力を考えましても、一部の報道によりますと、二〇〇三年には空港はパンクしてしまうのではないかという報道がございます。こういった場合の対応をどのよう...全文を見る
○遠藤(乙)分科員 今御発言のありました首都圏の第三空港、これは端的にお伺いしたいのですが、現在国としてどういった候補地を考えておられるのか、ぜひこの点につきまして御説明をいただければと思います。
○遠藤(乙)分科員 第三空港、まだ候補地は絞れてないということでございますが、仮に第三空港が整備されていく場合、羽田空港との役割分担、これをどのように考えておられるでしょうか。もちろん、余り細かいことはまだわからないでしょうけれども、大まかな、羽田空港と首都圏第三空港の役割分担、...全文を見る
○遠藤(乙)分科員 続いて、地元的な関心からいいますと、沖合展開事業が完成して移転した後の跡地の問題、これが実は最大の地元の、特に行政の方からは大きな関心でございまして、これにつきましてまず御質問をしたいと思います。  特に、跡地の範囲でございますね、いわゆる三者協ですか、これ...全文を見る
○遠藤(乙)分科員 今の確認を今後ともぜひよろしくお願いしたいと思っております。  また、おおむねというのはなかなかくせ者でございまして、おおむねの解釈をめぐってまた今後いろいろ問題があり得るかと思いますけれども、ぜひ二百にできるだけ近い形でこの確認が維持されることを強くまず期...全文を見る
○遠藤(乙)分科員 まずこの跡地がしっかり二百ヘクタールということで確認されるということと、さらに跡地の利用計画につきまして地元の意向を最大限に反映したものにする、特に住民のいろいろな福利厚生、文化、レクリエーション等にも十分役に立つものであるべしということが地元の大きな関心事項...全文を見る
○遠藤(乙)分科員 今の御発言のとおり、地元の意向を最大限に反映をして、ぜひひとつこれから検討をお願いしたいと思っております。  最後に、空港とこの地域の関連といいますか相互の依存といいますか、そういった角度からお聞きしたいわけでございますが、一つは、空港へのアクセス、交通問題...全文を見る
○遠藤(乙)分科員 もう一つ、地域と空港という視点から、空港ターミナルビルの経営という問題につきまして残り時間お聞きしたいと思います。  今建設中の新しい空港ターミナルビルは、床面積二十八万平米と大変広い空間になるわけでございまして、これだけでかなりの広さのもので、それ自体完結...全文を見る
○遠藤(乙)分科員 最後に大臣から一言またお言葉をいただきたいわけですが、るる今の質疑の中でおわかりいただけたと思いますが、羽田空港は東京並びに日本全体に重要な意味を持っておりますし、地元としても大変熱いまなざしでこの展開事業を見ておるわけでございまして、ぜひ大臣としてもこの問題...全文を見る
○遠藤(乙)分科員 大臣の今の御発言を大変高く評価をしたいと思います。  以上で質問を終わります。
03月12日第123回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第2号
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○遠藤(乙)分科員 どうも遅くまで御苦労さまでございます。私、最近非常に目立つようになりました路上の放置自動車、バイクあるいは自転車の対策、特に路上の放置自動車についてお伺いをしたいと思います。  大きく膨れ上がってきた新車登録台数に比例しまして廃車の台数も大幅にふえ、それに伴...全文を見る
○遠藤(乙)分科員 市町村の処理データを集計中と聞いておりますけれども、より具体的に何か結果が出ておりますでしょうか。
○遠藤(乙)分科員 厚生省においてもそういった統計の調査中と聞いておりますので、ぜひ、まず実態把握をきちっとしていただきたいということをお願いしたいと思います。  それで次に、不法放置の理由についていろいろ考えられるわけですけれども、この点につきましてはどのように考えておられる...全文を見る
○遠藤(乙)分科員 私も、今の御説明のあったモラルの点は一つの非常に大きな問題で、日本もだんだん豊かな社会になってきまして、モラルが低下している。大変大きな問題ではないかと私は感じておるわけでございます。  そこで、この放置自動車といっても大半はナンバープレートを外されてあるわ...全文を見る
○遠藤(乙)分科員 横浜市の場合、昨年金国に先駆けて横浜市放置自動車及び沈船等の発生の防止及び適正な処理に関する条例というのをつくりまして、この問題に対処し始めたことは承知しておりますが、横浜市の放置自動車条例の実績は現在どのようになっておりますか、御説明をいただきたいと思います...全文を見る
○遠藤(乙)分科員 続いて、これに関連して通産省にお聞きしたいと思います。  路上放棄車処理協力会としては、放置自動車の原因は自動車業界ではなく、あくまでも所有者の責任という考えから側面協力をするという立場でございまして、積極的なPR活動はしてないと理解をしておりますが、売りっ...全文を見る
○遠藤(乙)分科員 今度はまた厚生省にお聞きします。  現状の一般廃棄物の処理についての法体系は、国としての処理基準を設定した上で、市町村に責任を負わせる形になっているのが実情でございます。一般廃棄物としての放置自動車、バイク等については、いまだ何ら基準が設けられていないという...全文を見る
○遠藤(乙)分科員 市町村としまして放置自動車を処理するに当たりまして、放置車の認定をどのようにするかということが一番の問題点であろうかと思います。今御説明にもあったことだと思いますが、放置車と認定する段階における問題点となる点ほどういったことか、これにつきまして、検討状況なりと...全文を見る
○遠藤(乙)分科員 今の御説明で検討状況は理解をいたしました。  この放置自動車の問題はだんだん大きな問題になってきておりますので、ぜひ早急に認定の基準を設けるべきだと思うわけでございますが、大体いつごろをめどに結論を出そうと考えておられるのか、そのタイミングにつきまして御説明...全文を見る
○遠藤(乙)分科員 具体的にこの目標を明示できないということですが、ぜひ早急にということでお願いをしておきたいと思います。  今度はまた通産省にお願いしたいのですが、先ほどの答弁で、不法放置の理由につきましてるるお聞きしましたけれども、捨てる人の本音の部分では、車を買いかえない...全文を見る
○遠藤(乙)分科員 いろいろ御説明をお聞きいたしまして、私なりにまた理解を深めたわけでございます。  一つの提案ということで申し上げたいわけなんですが、自動車やバイク、自転車を販売する段階で、販売価格に一定の金額を上乗せして買ってもらう、こういったことを提案したいと思うわけでご...全文を見る
○遠藤(乙)分科員 こういった放置自動車の問題を解決していくに当たって、一つは規制強化ということが当然あろうかと思いますけれども、それだけでは不十分であって、システムとして自動的にいくようなうまいやり方を考えることが大変大事かと思いますので、当局側におかれましても、問題解決に当た...全文を見る
○遠藤(乙)分科員 今の大臣の御発言を多といたしまして、私の質問を終わります。  どうもありがとうございました。
03月12日第123回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第2号
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○遠藤(乙)分科員 私は、離島振興対策につきましてお伺いをしたいと思います。  私の選挙区は東京二区でございまして、片や大田、品川という人口密度の高い都市部と、それから伊豆諸島、小笠原諸島という典型的な離島を抱えておりまして、私もたびたびこの島換地域には出かけますけれども、自然...全文を見る
○遠藤(乙)分科員 今の総括的な評価を伺いまして、私も基本的には同感でございます。  最近、歴史的な転換期という言葉がよく使われるわけですけれども、世界全体が冷戦が終わってポスト冷戦時代に移行している。また日本自体も、戦後四十数年の政治経済体制を抜本的に見直す時期に今来ている。...全文を見る
○遠藤(乙)分科員 今の政府委員の側からの、ソフト面をもっと重視した法体系にしてほしいという御要望はよく理解をできます。我々もぜひ、今の御趣旨を踏まえまして前向きに対応していきたいと考えます。  この小規模離島への対応ということで一つの例をとって申し上げたいのですが、例えば伊豆...全文を見る
○遠藤(乙)分科員 ぜひよろしくお願いをしたいと思います。  続いて、離島航空路の助成の問題につきましてお伺いをします。  伊豆諸島には、今大島、三宅島、それから八丈島並びに新島に空港があります。さらにこの夏、神津島に空港がオープンする予定でございまして、この点につきましては...全文を見る
○遠藤(乙)分科員 また、この航空路の安定的運営という観点から、離島航路整備法に準じた離島空路整備法の制定が必要と考えるわけでございます。また、同様の要望が離島関係団体から出ておりますけれども、政府として離島空路の支援に今後どう取り組むのか、お伺いをしたいと思います。
○遠藤(乙)分科員 島における航空路の重要性を御認識いただきまして、ぜひひとつ最大限の努力をお願いしたいと思っております。  続いて、医療施設の建設援助ということでお伺いをしたいのですが、離島の場合、地理的条件などからお医者さんや看護婦さんの確保が大変困難でございまして、また専...全文を見る
○遠藤(乙)分科員 この八丈島の病院の場合、昭和四十一年に建設をされまして既に二十五年も経過をしております。特に、島特有の気象条件で老朽化が激しいため、建てかえて近代的設備を備えた地域住民の信頼にこたえる病院にすることが急務と考えるわけでございますが、しかし町単独では財政能力から...全文を見る
○遠藤(乙)分科員 非常に抽象的なお答えでございますけれども、ぜひより具体的な踏み込んだひとつ支援をお願いしたいと思っております。  続いて、自然公園区域の見直しについてということでお伺いをしたいのですが、伊豆諸島の場合、昭和三十九年に国立公園に編入をされております。そのため自...全文を見る
○遠藤(乙)分科員 この指定区域の見直し作業が今行われておるということは了解をいたしましたが、ぜひ早急に結論を出していただきたいということで、これは島民の方々の強い一般的な要望であるということをこの場でお伝えをしておきたいと思います。  続いて、火山噴火の観測体制ということでお...全文を見る
○遠藤(乙)分科員 今現状ということで御説明があったわけでございますけれども、今後の観測体制の充実ということにつきまして、今後の取り組みということで御説明をお願いしたいと思います。
○遠藤(乙)分科員 備えあれば憂いなしということでございますので、この予知体制、万全の体制をとるということがさまざまな被害を抑えるための最も重要なポイントでございますので、ぜひこの点はひとつよろしくお願いをしたいと思っております。  最後に、今後の離島振興の方策といいますか、も...全文を見る
○遠藤(乙)分科員 ただいまの大臣の力強い御決意、高く評価をするものでございまして、ぜひとも我々も協力をして進めていきたいと思うわけでございます。  冒頭にも申し上げましたように、今、日本全体もそうなんですけれども、離島自体も大変な転換期、歴史的転換期にあるという認識でございま...全文を見る
03月27日第123回国会 衆議院 外務委員会 第4号
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○遠藤(乙)委員 私は、この日本・トルコ投資保護協定に絞って質問をさせていただきます。  まず最初に基本認識についてお聞きしたいのですが、これは恐縮なんですがちょっと事前通告していなかったのですが、中近東アフリカ局長にお願いをしたいと思いますが、我が国の対中近東外交におけるトル...全文を見る
○遠藤(乙)委員 もう一点お願いをしたいのですが、我が国とトルコとの関係の現状をどう評価するか、また今後の課題をどう考えているか、この点につきまして御説明をお願いします。
○遠藤(乙)委員 それでは、この投資保護協定に則して質問をしてまいりますが、この協定は、トルコ側の強い希望を受けて昭和六十二年二月以降交渉を行ったと協定の説明にはあるわけですけれども、それなのに平成四年二月の署名まで丸五年かかったということになっておりますけれども、それはなぜなの...全文を見る
○遠藤(乙)委員 トルコ側は、我が国との投資保護協定の締結が投資促進を図るための環境整備の一環として必要だという認識を示していると思いますが、この協定の締結によりましてトルコ側が受ける具体的なメリットはどういうものがあるのか、この点につきまして御説明をお願いします。
○遠藤(乙)委員 それでは、他方この協定の締結が我が国の投資にとりどのような意義を有しているか、この点につきましても御説明をお願いします。
○遠藤(乙)委員 我が国は今までエジプト、スリランカ、中国の三カ国と投資保護協定を締結をしておりますが、そのいずれにも紛争解決手続というのが規定されております。この協定におきましても、第十一条及び第十三条に紛争解決手続の規定があるわけでございます。  これをお伺いしたいのですが...全文を見る
○遠藤(乙)委員 ということは、いわゆる事故、投資のトラブルがこれらの国々と全くなかった、そのように理解をしてよろしいのでしょうか。
○遠藤(乙)委員 続いて、より具体的な問題をお聞きしたいのですけれども、今トルコでBOT方式という外資導入のための一つの方式がオザル政権によって提唱されております。我が国が関係する具体的な例もあるわけでございますけれども、まずこのBOT方式とはいかなるものか、御説明をお願いします...全文を見る
○遠藤(乙)委員 この方式、いろいろなメリット、デメリットが当然あると思うのですが、例えば、メリットとしては、発展途上国の債務をふやすことなくインフラ整備が期待できる。あるいはまた、いわゆるオン・ザ・ジョブ・トレーニングを通じて、適切な技術移転が図られるというメリットがあることが...全文を見る
○遠藤(乙)委員 それでは具体的に、我が国にも関係するケースとして、BOT方式によるアーリア地区の石炭火力発電所プロジェクトについてお伺いをしたいと思います。  現在、この資料によりますと、イズミル市近郊のアーリア地区に電源開発が率いるコンソーシアムが石炭火力発電所の建設をBO...全文を見る
○遠藤(乙)委員 このプロジェクトがトルコにとって特にエネルギー面で大変重要なものであるということは理解できるわけですが、他方、今の御説明のように環境保護問題が世界的な問題となっている今日、地元住民の理解が得られない中での着工は許されることではないと考えられるわけでございます。そ...全文を見る
○遠藤(乙)委員 続いて、湾岸戦争でトルコがこうむった経済的な損失、それから今後の経済の回復の見通しについてお聞きしたいわけですが、湾岸戦争勃発に伴って、トルコは積極的に米国及び多国籍軍側に協力する立場をとったわけです。NATOの機動部隊の駐留、それから米軍機の国内基地からの発進...全文を見る
○遠藤(乙)委員 我が国は湾岸戦争の際に紛争周辺国援助として二〇億ドル支出をしたわけでございますが、このうちトルコに対してどれくらい援助が行われたのか、どういう中身であったのか、御説明をいただきたいと思います。
○遠藤(乙)委員 先ほど上原議員からもクルド問題について質問があったわけでございますが、それにも関連をしまして、トルコが国内に多数のクルド人口を抱えているわけでございますけれども、従来はかなり抑圧的な政策をとってきたものと理解をしておりますが、昨年十一月にいわゆるデミレル新政権が...全文を見る
○遠藤(乙)委員 時間の制約もありますので、続いて地域協力の動きについて質問をしたいと思います。  一つは、いわゆる経済協力機構、ECOと呼ばれるものですが、二月の十六日に、トルコ、イラン、パキスタンの三カ国で構成される経済協力機構首脳会議が開催をされまして、この際、ウズベキス...全文を見る
○遠藤(乙)委員 最後に一点お伺いをします。  もう一つの地域経済協力機構としましていわゆる黒海経済協力機構、略称でBSECというのが最近できておヴます。この二月の三日にトルコの首都アンカラで黒海経済協力機構の仮調印式が行われたわけです。この機構はトルコの提唱による新設機関であ...全文を見る
○遠藤(乙)委員 以上で終わります。
04月17日第123回国会 衆議院 外務委員会 第6号
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○遠藤(乙)委員 租税三条約に関しまして質問を進めたいと思います。  まず最初に、現在我が国は三十八カ国との間に租税条約を締結をしておりまして、経済的、人的交流に伴って発生し得る二重課税の回避を図ってきでおるわけですけれども、他方におきまして、こういった租税条約のもとでの課税の...全文を見る
○遠藤(乙)委員 続いて、ルクセンブルグに関しまして、この国は御承知のように欧州の多くの国と国境を接するその地理的位置もありまして、金融業あるいは海外からの投資受け入れに力を入れておりまして、税制面での優遇措置が講じられて いるようでございますけれども、反面、こういった優遇措置...全文を見る
○遠藤(乙)委員 続いて、ノールウェーに関して、ノールウェーは伝統的な海運国であって、海運分野における我が国との関係も深いわけでございますが、こういった国際的に船舶を運航する場合の課税関係は租税条約上どのように整理されているのか、また航空機の場合はどうかということ、この点につきま...全文を見る
○遠藤(乙)委員 このノールウェーとの条約では、関連の交換公文におきまして、ノールウェー、スウェーデン及びデンマークによって運航されておりますスカンディナビア航空、SASの所得等に関する取り扱いが規定されているわけですけれども、今後のECの統合といった動きが進んでいく中で、ヨーロ...全文を見る
○遠藤(乙)委員 このノールウェーとの条約を今回全面的に改正するに当たりまして、特に北海油田を擁するノールウェー側の方から、沖合における天然資源の探査・開発活動にかかわる所得の沿岸国としての課税権を明確にしたい、こういった要望があったと聞いております。租税条約上は、企業の事業所得...全文を見る
○遠藤(乙)委員 今回の租税条約を締結しようとしております三カ国はいずれもECの加盟国または加盟意図を有する国でございますので、ここでECに関連したことについて若干お伺いをしたいと思います。  これは大臣にお伺いをしたい問題なんですが、昨年の十二月、オランダのマーストリヒトでE...全文を見る
○遠藤(乙)委員 今、このEC統合の動きとともに、他方、二月十四日にECと欧州自由貿易連合いわゆるEFTAが、来年一月一日から両市場を統合した欧州経済地域、略称EEAと言っておるそうですが、この創設に最終合意をしたわけで、この結果十九カ国、三億八千万人、域内のGNPは米国に匹敵す...全文を見る
○遠藤(乙)委員 将来の問題として、統合されたECとの統一租税条約を締結する可能性あるいは必要性につきましてお伺いしたいのですが、もしするとしたら通貨統合された後になるのか、あるいはさらに政治統合された後になるのか、あるいはその必要性がないのか、ここら辺につきましてお伺いしたいと...全文を見る
○遠藤(乙)委員 それでは最後にCISとの関連を少しお聞きしたいと思います。  先ほど同僚委員からも質問がございました。政府側の答弁としては、さきに締結されたソ連との旧租税条約についてはいわゆる承継という形で行われるべきである、そういった趣旨の御回答があったと思います。ただ、ソ...全文を見る
○遠藤(乙)委員 最後に追加的に、こういった条約の承継、今のCISの例をとって、行う場合、形式的手続としてはどういうことが必要なのか、全く必要ないのか、あるいは何か必要なのか、この点につきまして個々のケースごとに御説明をいただければと思います。
○遠藤(乙)委員 以上で質問を終わります。
04月22日第123回国会 衆議院 外務委員会 第7号
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○遠藤(乙)委員 まず、中国情勢に関してお聞きします。  去る四月六日から十日まで、江沢民総書記が来日をされたわけでございます。本年がちょうど日中国交二十周年に当たる佳節であり、またこの機会に、二十一世紀へ向けた建設的な日中関係を築く上で重要な出発点であるという大きな意味を持っ...全文を見る
○遠藤(乙)委員 具体的な問題点で幾つかすれ違いとか問題点が残ったんだと思うのですが、一つは人権問題だと思います。  宮澤総理から江沢民総書記に対して、中国の人権問題の改善について一層の努力を求めたことに対して、江沢民総書記の方は、人権問題は内政平淡である、人権問題と二国間関係...全文を見る
○遠藤(乙)委員 中国側は人権問題を国内問題として、我が国もこの論理に理解を示す向きもあるわけでございます。他方、やはり人権というものは普遍的な側面もあるわけでございまして、単に国内問題として片づけるわけにはいかないと私は思うわけでございまして、この問題に関する政府の考え方をお聞...全文を見る
○遠藤(乙)委員 やはりこの人権問題、特に欧米諸国は大変これは意識が高いわけでございまして、まだまだ我が国の対応というのは欧米から見ると不十分という点があるのではないかと思います。したがいまして、欧米諸国は、今後我が国が中国の人権問題にどういう立場をとるか大変注意深く見守っている...全文を見る
○遠藤(乙)委員 続いて、今回江沢民総書記が天皇陛下の中国訪問を要請をされたわけです。これは私の記憶する限り七回目であると記憶しておりますが、他方日本側は、引き続き真剣に検討すると回答して決着を先送りしたわけでございます。  これにつきましては、先ほど大臣からも御説明があったわ...全文を見る
○遠藤(乙)委員 ことしは日中国交正常化二十周年という記念すべき年でございまして、中国側は大変強く本年中の陛下の訪中を期待しているわけでございます。やはりこれ以上回答を引き延ばすと二十周年における訪中というタイミングを失してしまうのではないかということも危倶されるわけでございまし...全文を見る
○遠藤(乙)委員 せっかくのこの二十周年という佳節の時期を失しないようにぜひひとつ決断をお願いをしたいと要望しておきます。  続いて、PKOの協力問題でございますけれども、今般江沢民総書記の発言として、PKOは中国にとり敏感な問題である、慎重に対処してほしい、これは従来のライン...全文を見る
○遠藤(乙)委員 今の御質問の趣旨は、日本側の政府の態度はもちろん決まっておるわけでございますけれども、中国側においてこの発言の揺れが見られる、それに対して中国政府側の態度として何か変化があったのか、あるのか否か、そこら辺につきましてもう一度お聞きしたいと思います。
○遠藤(乙)委員 大臣の発言として報道されておるところによりますと、江沢民総書記がカンボジア支援につきまして平和維持活動と戦後復興の二つの側面を立て分けて指摘をして、日本は戦後復興の方をやってもらえばいいと述べていたことを明らかにしたということを大臣が述べておられたやに伺っており...全文を見る
○遠藤(乙)委員 続いて尖閣諸島問題なのですが、この二月二十五日に中国が領海法を公布しまして、我が国固有の領土である尖閣諸島を中国領土として明記したわけでございます。  この問題につきまして江沢民総書記は、一九七八年に鄧小平さんが表明をしたいわゆる棚上げ論、この立場、主張は不変...全文を見る
○遠藤(乙)委員 もう一つ中国側で気になる動きとしまして、日中戦争に絡む民間賠償を日本側に求める動きが出てきておるわけでございます。  これにつきまして江沢民総書記としては、日中戦争はかつて中国人民に深い災難をもたらした。双方、特に日本側が問題を厳粛に受けとめ、相互の話し合いを...全文を見る
○遠藤(乙)委員 なぜこの時期に日中戦争を蒸し返す動きがにわかに高まったかということにつきまして、我が国の一部にはその考え方として、中国が日本にこの問題を通じてブラフをかけることで第四次円借款など対日交渉を有利に運びたいという思惑もあるのではないか、こういった見方もあるやに承知を...全文を見る
○遠藤(乙)委員 続いて朝鮮半島に関連した質問でございますが、一つは、韓国のMBCテレビが、最近天皇陛下の暗殺をテーマにしたドラマを放映しまして、その中に実写フィルムを組み合わせた陛下への発砲シーンがあったわけでございます。大変遺憾なことだと思いますけれども、まずこの事実関係につ...全文を見る
○遠藤(乙)委員 ドラマとはいいながら、陛下の暗殺シーン、発砲シーンを放映することは、国民感情を著しく傷つけかねないわけでございまして、政府はこの問題に関しまして韓国側にどういう抗議を行ったのか、御説明をいただきたいと思います。
○遠藤(乙)委員 聞くところによりますと、韓国のMBCテレビ側は、これはあくまでフィクションであって問題はないというふうに釈明をしているようでございます。しかし、実写フィルムを組み合わせた陛下への発砲シーンというのは、今の過去をめぐる謝罪問題などで日本の対韓感情が揺れているときで...全文を見る
○遠藤(乙)委員 続いて、北朝鮮の核査察問題についてお伺いをします。  朝鮮民主主義人民共和国は、四月九日最高人民会議におきまして、ことし一月末に国際原子力機関との間で調印したいわゆる保障措置協定の批准案件を承認したわけでございます。国際原子力機関は十日、朝鮮民主主義人民共和国...全文を見る
○遠藤(乙)委員 北朝鮮としては核再処理施設の存在につきましては全面的に否定をしております。他方、米国は衛星写真などを通じて核再処理施設の存在を強く確信しているところで、主張は真っ向から分かれているわけでございます。他方、我が国として北朝鮮の核再処理施設の存在につきまして、我が国...全文を見る
○遠藤(乙)委員 もう一点注目すべき点だと思うのですが、北朝鮮が核再処理施設の存在につきましては否定をしておりますものの、核燃料サイクルの研究は行うと言っているわけです。しかし、核再処理の研究は北朝鮮の原発の稼働状況から見て必要かどうか疑問でございまして、またこの時期に来て北朝鮮...全文を見る
○遠藤(乙)委員 時間が限られておりますので、あとCISにつきまして若干質問させていただきます。  大臣が今月の二十九日からCIS諸国を訪問すると聞いておりますけれども、CISのどの共和国を訪問されるつもりなのか、またロシア以外のCISの国々に対してどういう外交政策をこれから考...全文を見る
○遠藤(乙)委員 以上で終わります。
05月20日第123回国会 衆議院 建設委員会 第12号
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○遠藤(乙)委員 私は、都市計画法及び建築基準法の一部を改正する法律案に関連しまして、新幹線の鉄道の騒音問題につきまして質問をさしていただきます。  まず環境庁にお伺いをしたいのですけれども、環境庁から本年の三月十九日、「新幹線鉄道騒音に係る七十五ホン対策の達成状況」という報告...全文を見る
○遠藤(乙)委員 続いて、運輸省にお聞きしたいわけですが、今も環境庁から報告がございました。運輸省としましては、この環境庁の報告、要請をどのように受けとめ、今後どのように対応しようとされているのか、側説明をいただきたいと思います。
○遠藤(乙)委員 今、七十五ホン未達成の地域についてはさらに対策をとるという御説明があったわけですが、ちょっと抽象的で、中身についてわからない点もあるわけです。  そこで、さらに運輸省にお聞きしたい点ですけれども、一方、新幹線の鉄道騒音に係る補償、これが現在どのように行われてい...全文を見る
○遠藤(乙)委員 そこで、新幹線の方に戻りますが、住宅地域のスピードダウンとか車両改造等で騒音軽減に努力していることは理解をしておりますけれども、現実問題として、例えば私の地元の品川区、大田区、新幹線と横須賀線が一緒に走っているわけです。相当な場所で七十五ホンを超すところが多々あ...全文を見る
○遠藤(乙)委員 この点が実は指摘したかった点でございまして、今回、都市計画法それから建築基準法、国の大きな目的、都市計画上の目的の上で改正がされるわけで、基本的な趣旨は結構だと思うのですが、その付随的な効果として、新幹線沿線地域の住民がこの基準に沿って建てかえをする、それに対し...全文を見る
○遠藤(乙)委員 この閣議了解の原則というのが問題であって、新幹線ができた時点で建っていた家のみを対象とするそれ以外は対象としないということを原則にしたのはおかしいと言っているわけであって、その後もどんどん情勢も変わっております。新幹線網もこれから全国的に広げていかなくちゃいけな...全文を見る
○遠藤(乙)委員 国民から見れば、どちらも国の政策でできている話だと思うのですね。実施主体がどうのこうのというよりも、空港それから新幹線、国民にとっては同じようなものであって、やはり法律できちっと補償することを決めなければ国民として納得しがたいという面があるかと思います。この点は...全文を見る
○遠藤(乙)委員 ぜひ建設大臣からも、今言った問題を御認識いただきまして、運輸省に対しても、今回の都市計画法、建築基準法の改正と関連をしまして、新幹線の騒音対策を一層強力に進めるよう働きかけをいただきたい。  ひとつ要望をいたしまして、質問を終わりたいと思います。よろしくお願い...全文を見る
05月26日第123回国会 衆議院 外務委員会 第10号
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○遠藤(乙)委員 世界遺産条約について質問を進めてまいります。  まず、この条約は大変重要な意義のある条約であり、またユネスコ総会で採択されてから二十年もたっているわけでございまして、なぜ我が国としてもっと早く批准しなかったかと遺憾に思うわけでございますけれども、こういった批准...全文を見る
○遠藤(乙)委員 その文化が、いわばぜいたく品みたいな考えで一部我が国ではとらえられている面があるかと思いますけれども、文化というものは非常に大事なものであって、私自身の理解するところ文化は、まず西欧的にはカルチャーという言葉で、カルティベートという話源である、すなわち耕すという...全文を見る
○遠藤(乙)委員 大臣から大変力強いも言葉をいただきまして感謝をしておりますが、ぜひその方向で取り組んでいただきたいと要望をしておきます。  続いてこの条文に即しての質問をしたいと思います。  まず、前文で「遺産を集団で保護するための効果的な体制であって、常設的に、かつ、現代...全文を見る
○遠藤(乙)委員 それでは、この条約に基づく国際的援助の対象となるための条件、並びに、これまでにどういう物件に対してどのような援助を供与してきたのかということにつきましてお伺いをしたいと思います。
○遠藤(乙)委員 援助の要請があるということが要件と伺いましたが、例えば締約国の要請がなくても、世界遺産委員会が独自に必要と判断すれば援助の実施を決定できるのかどうかということですね。  それからもう一つ、我が国もこの条約に基づく援助を要請できるかどうか。この点につきましてお伺...全文を見る
○遠藤(乙)委員 この条約は武力紛争の場合にどうなるかということですけれども、ユーゴの内戦とか湾岸戦争の際に、本条約上の遺産の保護のためユネスコ及び世界遺産委員会がどういう措置をとったか御説明をいただきたいと思います。
○遠藤(乙)委員 危険にさらされている世界遺産という条項があるわけですけれども、現時点でどれくらいの数これに当たる遺産があるのか、あるいはどんなものがあるか、ひとつ例示をしていただければと思います。  また、危険にさらされている原因につきまして、今武力紛争の御説明がありましたが...全文を見る
○遠藤(乙)委員 次に、遺産の登録の件でございますが、我が国はこれからこの条約に加入することになるわけですけれども、具体的に我が国としてどれぐらいの候補が既に挙がっているのか、どういう手続で今後遺産の登録の対象を選定していくのか等につきまして御説明を得たいと思います。
○遠藤(乙)委員 時間がありませんので最後の質問にしたいと思いますが、今度は環境庁、文化庁にお願いをします。  この条約の趣旨を今後どのように環境保護政策及び文化財保護政策に反映させていくのかという点につきまして、両庁より御回答をいただきたいと思います。
○遠藤(乙)委員 近年、国民の間にも環境それから文化の保全に対する急速な意識の深化が見られるわけでございまして、ぜひ本条約の精神を体して関係省庁間で緊密な連携のもとにこの自然遺産ないし文化遺産の保全行政を進めていただくよう強く要望いたしまして、質問を終わります。
06月11日第123回国会 衆議院 国際平和協力等に関する特別委員会 第5号
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○遠藤(乙)委員 このPKO法案の審議も大詰めに近づいているようでございまして、考えれば考えるほどこのPKO法案、大変歴史的な法案でございます。私は、若干、今までのこのPKO法案並びにそれに先立つ国連平和協力法案等の問題を振り返りながら質疑を進めていきたいと思っております。  ...全文を見る
○遠藤(乙)委員 続いてカンボジア問題に関連して伺っていきたいと思うのですが、今回、カンボジアを実際に視察をしまして、もうこれは大変重大な問題だな、我が国にとり大変大きな試練だなということも感じてまいりました。  まず何よりも第一に、カンボジアの置かれた地政学的地位からして、こ...全文を見る
○遠藤(乙)委員 続いて、UNTACの問題なのですが、現在まだUNTAC、活動を開始したばかりで、これから第二局面を迎えるという状況でございますが、ちょっとまだ早まった議論かもしれませんけれども、果たしてこのUNTACは、来年の例えば五月、選挙までが一応UNTACの存続の期間、マ...全文を見る
○遠藤(乙)委員 続いて地雷処理の問題なんですけれども、さっき申し上げましたように四百万発とも言われるような地雷が埋められている。これも大変重大、深刻な問題でございます。  一つは、既に足を失った方々への義足の提供という、まあ対症療法といいますか、それをぜひ進めなくちゃいけない...全文を見る
○遠藤(乙)委員 大変防衛庁長官から理解あるお言葉を賜りまして感謝をしておりますが、恐らくこれは我が国としても非常に貢献し得る分野であると思いますので、ぜひひとつ力を入れて、予算獲得も一生懸命ひとつ応援をいたしますので、進めていただければと思っております。  続いて、今度はPK...全文を見る
○遠藤(乙)委員 頭から、要するに自衛隊それ自体が違憲という考え方ではもはや時代おくれであって、何といいますか、自衛隊そのものが違憲であれば結局すべてが違憲なのであって、それでは議論にならないということになると思います。  例えば、その自衛隊の災害派遣、あるいは日航機の事故への...全文を見る
○遠藤(乙)委員 この国民との対話ということで、私自身の経験を若干申し上げたいわけなんですが、私自身、このPKOの問題を理解をしていただくために各地に説明に行ってまいりました。特に沖縄の経験が非常に私自身は印象に残ったわけでございます。  沖縄といえば、当然、この戦争中不幸な戦...全文を見る
○遠藤(乙)委員 一日も早くこのPKO法案を成立をさして、国連の平和を維持するための活動に積極的に協力すべしと考えるわけでございますけれども、重ねて総理にこの法案の成立にかける御決意を伺いたいと思います。
○遠藤(乙)委員 次の質問としまして、先ほど冒頭に、一昨年秋の国連平和協力法案と今回のPKO法案の違いについての我々の考え方を述べたわけでございますけれども、政府としてどうこの違いを認識をしておるか。これはPKO準備室に伺いたいと思います。
○遠藤(乙)委員 続いて、このPKO法案が成立をした場合、実際に自衛隊の方々が出ていくわけですけれども、やはり実際に参加をされる自衛隊員の立場に立っていろんな配慮をしていくことがぜひとも必要かと思います。さまざまな啓発、教育訓練、あるいは補償の問題、あるいはそういった方々への名誉...全文を見る
○遠藤(乙)委員 また、当然のことながら、このシビリアンコントロールということが大変重要な問題でございまして、我々も長い時間を費やして議論をしてまいりましたが、このシビリアンコントロールにつきましてこの法案ではどういう配慮がなされているか、改めて御説明をいただきたいと思います。こ...全文を見る
○遠藤(乙)委員 ほぼ持ち時間を終了いたしましたので、これで質問を終わりたいと思いますが、大変、冒頭申しましたように、このPKO法案、我が国の歴史的な法案であり、また二十一世紀を目指しての日本の選択の過ちをないように、ぜひとも今国会におきまして成立を期して、全力を挙げて取り組んで...全文を見る
11月27日第125回国会 衆議院 外務委員会 第1号
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○遠藤(乙)委員 時間も限られておりますので、絞って何点かお聞きしたいと思います。  まず、去る九月の末から十月十日にかけまして、我が党の石田委員長を団長としまして初の本格的な欧州訪問団を派遣をいたしまして、ドイツ、フランスを中心にベルギー、欧州共同体も訪問しました。政界要人を...全文を見る
○遠藤(乙)委員 その力強い御決意に沿って御尽力をぜひお願いしたいと思っております。  そこで、次にロシア情勢につきましてお伺いをしたいのですが、エリツィン大統領の訪日延期ということがあって、我々も非常に驚いたわけです。十一月上旬になりまして、ロシア外務省が、ソ連邦崩壊後のロシ...全文を見る
○遠藤(乙)委員 この文書、私も実物を見たわけではないのですが、新聞報道等でこれを見ますと、この新方針のもとで一つ感ずることは、いわゆる選別外交ということが強く出ているのではないか。要するに、ロシアにとってよい国、悪い国、普通の国という選別をして、特に同文書で「経済改革実現の助け...全文を見る
○遠藤(乙)委員 そこで今度は、エリツィン大統領の東京サミット招待問題につきましてお伺いしたいと思います。  先般のミュンヘン・サミットと同様、来年の東京サミットヘェリツィン大統領を招待するかどうか、いろいろ議論が分かれるところだと思いますけれども、エリツィン大統領を招待するか...全文を見る
○遠藤(乙)委員 新聞報道によりますと、外務省幹部の発言としまして、「大統領を招待した場合、北方領土交渉が最大の関心事になり、我が国としては交渉の進展が期待できなければ、参加六カ国が招待すべきだと言っても、招待しない方がいいと判断することもある。」こういう発言が報じられております...全文を見る
○遠藤(乙)委員 続いて、NIS支援会議につきましてお聞きしたいと思います。  去る十月末に開かれました支援東京会議で政府は、食料品、医薬品を中心としました一億ドルの緊急援助の方針を表明しております。また、これ以前にも我が国として総額二十六・五億ドルのコミットメントをしているわ...全文を見る
○遠藤(乙)委員 続いて中国のことをお聞きしたいと思います。  先般天皇陛下の訪中が実現をいたしまして、天皇陛下がお言葉を述べられ、中国側もこの真意を大変理解してくれたものと期待をしたいところなのでございますが、まず、訪中の評価についてお聞きしたいと思います。
○遠藤(乙)委員 そこで、この陛下の訪中に関しまして日本政府は関係国に事前事後の説明を行ったと承知をしております。その中で、今回台湾に対しても事前事後の説明を行ったと聞いております。  従来、日本政府の立場は、日中国交正常化の声明以来、北京政府を唯一の合法政府と認めてきたことか...全文を見る
○遠藤(乙)委員 この件に関連をしまして、陛下の訪韓問題につきましてお聞きしたいのですが、先般来日した韓国の李外相それから盧泰愚大統領との首脳会談でも陛下の訪韓問題が取り上げられ、先方から強い要望が出たと承知をしております。そこで、この陛下の訪韓問題の見通し、特にどういう環境が整...全文を見る
○遠藤(乙)委員 続いて米国の件につきましてお聞きしたいと思います。  クリントン次期大統領がこれから就任するわけですけれども、ただ、クリントンさんはずっと内政問題を中心に選挙キャンペーンをやってきまして、対外政策の全体像を示すような材料はまだ十分でないという段階かもしれません...全文を見る
○遠藤(乙)委員 共和党政権が長く続いたこともありまして、民主党とのいわば対話のチャネルというのは相対的に薄いと言わざるを得ないと思います。これは政府も野党もマスコミも含めてそうだと思いますけれども、やはり早期にクリントン政権との接触、対話をハイレベルでやるべきだと私は考えるわけ...全文を見る
○遠藤(乙)委員 米国の対外政策の関係で私ちょっと懸念を有している点、いろいろあるわけですけれども一つだけ申し上げますと、対中政策それから対ロ政策で日米間の政策スタンスがちょっと違ってくるのじゃないかという感じを持っております。  日本の対中関係は、陛下の訪中、今大臣がおっしゃ...全文を見る
○遠藤(乙)委員 大臣の見解を伺って、私も大変安心をいたしました。ぜひ日米間ですり合わせをし、あるいは協力できるところは協力し、助け合ったら、非常にこれは双方にとって利益じゃないかと思いますので、ぜひその方向で、またできるだけハイレベルでこういった話し合いをされることを希望したい...全文を見る
○遠藤(乙)委員 この輸送の問題は随分国会、特別委員会でも議論いたしました経緯があるわけでございます。  PKO法案が審議されました百二十一国会、当時の丹波国連局長、現条約局長でございますが、この輸送の問題で我が党の山田委員の質疑に対して答弁をされております。その中で、この輸送...全文を見る
○遠藤(乙)委員 確かに山田委員は武器弾薬ということで質問しております。ただ、もう一つ加えて兵員や武器弾薬とありまして、兵員あるいは人員ということもあるわけですが、今回UNTACは人員の輸送を依頼しているわけですけれども、この点はいかがでしょうか。
○遠藤(乙)委員 以上で終わります。