遠藤和良

えんどうかずよし



当選回数回

遠藤和良の1988年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月29日第112回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○遠藤(和)委員 私、ここで少々気分を転換させていただきまして、お人形のお話をさせていただきたいと思うのでございます。  最初に、文部大臣にお尋ねを申し上げますが、青い目の人形、御存じでございましょうか。
○遠藤(和)委員 さすが博学でいらっしゃいまして、私は青い目の人形を聞きまして、黒い目の人形は外務大臣にお尋ねをしようと思ったのですが、こちらの方も御答弁がございました。  実はこれ、正確に数を申し上げますと一万二千七百三十九体日本に来たようでございますが、これが現在どのように...全文を見る
○遠藤(和)委員 実は私、その二百十四体のうちの一体をお持ちいたしました。これは、私の選挙区でございます徳島県には一体しかない貴重なものでございますが、ペンシルバニアから参りましたアリスちゃんでございます。委員長の御配慮をいただきまして、実物にはなかなかお目にかかれないのではない...全文を見る
○遠藤(和)委員 今でも横にすると目をつぶるのです。それでママ、ママと泣きます。これは当時衣装がたくさんついておりまして、これが当時着た衣装でございますけれども、その後、日本の方がつくった衣装なんかもあるわけでございますが、大変うれしいのにはパスポートがついておりまして、人形を本...全文を見る
○遠藤(和)委員 国際文化協会の皆さんのお話を承りますと、外務省も文部省も大変積極的に応援をしていただいておる。特に外務省ではアメリカの日本大使館の方々が、どこに人形があるのか調査が始まりまして以来大変な御尽力を賜っているということでございますが、何か人形を輸送してくる費用等につ...全文を見る
○遠藤(和)委員 ことしは答礼人形の里帰り展が行われることが決定をいたしているわけでございますが、来年はひとつ青い目の人形の里帰り展をアメリカでやってはどうかという意見が出されているようでございます。私は大変有意義な企画ではないかと思うのでございます。ちょうどことしは、この人形の...全文を見る
○遠藤(和)委員 大変前向きの御答弁をちょうだいいたしたわけでございますが、私も昨年夏アメリカに参りまして、いろいろな方々、各界各層の方々と御懇談をさせていただきました。包括貿易法案をどうするかということで議会の中では大変ないら立ちを募らせているときでございましたが、マンスフィー...全文を見る
○遠藤(和)委員 文部省にお伺いしたいわけでございます。  いわゆる修学旅行でございますけれども、こういう時代でございますので、海外にもどんどんと修学旅行に行くようにしてはいかがか、こういうことをかねて我が党は主張してきたわけでございますが、最近の状態はどのようになっております...全文を見る
○遠藤(和)委員 確かに公立高校の例というのは少ないわけでございますね。私立の学校はかなりの数が行っております。これは、公立高校というのはなかなかいろいろ問題もあろうかと思うわけでございますけれども、やはり積極的に、若い年齢のときにカルチャーショックを受けるといいますか、国際人と...全文を見る
○遠藤(和)委員 アメリカの大学に参りまして大変うらやましく思いましたのは、どこの大学も大変キャンパスライフが充実しているのでございますが、日本の大学もそうあるべきだと私は思います。  そこで、特に国立大学の学生寮、これを充実整備をいたしまして、今円高で大変留学生が困っているわ...全文を見る
○遠藤(和)委員 スタンフォード大学に参りましたときにへラー教授にお会いいたしましたら、今度スタンフォード大学と京都大学が協力いたしまして京都市内に日本研究センターを創設する考えである。何かヘラー教授のお話ですと、建物が六億円でオペレーションが五億円である、日本の文化と技術を学ぶ...全文を見る
○遠藤(和)委員 話が変わりますけれども、洋上学校船構想でございますが、これは我が党の委員長が中曽根総理のときに文部大臣並びに総理に進言をいたしまして、検討をするという大変前向きの御答弁をいただいておったわけでございますが、新しい閣僚の皆さん、特に文部大臣、運輸大臣はこの洋上学校...全文を見る
○遠藤(和)委員 今文部省では、いわゆる自然教室推進事業の中で試行的に船中泊を伴う授業について補助を行う、こういう予算がつけられたようでございますが、私はこの事業とともに、船の建造につきましてもやはり運輸省等が中心になりまして検討をさらに進めていただきたい。建造費に対してどういう...全文を見る
○遠藤(和)委員 ワシントン条約に関連する問題について通産大臣にお伺いしたいのですけれども、スペインから輸入されましたローランドゴリラ二頭、これにつきまして、いわゆるサーカス生まれであると虚偽に申告した疑いで輸出国のスペイン政府が輸出許可書を取り消したというふうな伝わり方をしてお...全文を見る
○遠藤(和)委員 いわゆる許可証は取り消さない、しかし返還はしてください、こあ大変虫のいい話になるわけでございますが、こういうことに正式になった場合、日本国政府としてはどのような対応があるのでしょうか。外務大臣、どうですか。
○遠藤(和)委員 お人形からゴリラの話になって申しわけないのですけれども、ゴリラは生きているのですね、しかもまだ幼いゴリラでございます。いわゆるスペイン政府の対応次第だというふうな感じを受けるわけでございますけれども、やはり日本の国はいわゆる野生動植物の密輸入大国であるとかいうふ...全文を見る
○遠藤(和)委員 質疑の持ち時間がなくなったわけでございまして、最後に要望でございますけれども、大臣、これはある意味で事務レベル等に任しておくのではなくて、大臣みずからが、これは国際的な関係もございますものですから、ワシントン条約に絡む問題については去年の十二月一日に国内の規制法...全文を見る
03月09日第112回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号
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○遠藤(和)分科員 限られた時間でございますので、答弁は極力簡単明瞭に、めり張りのきいた御答弁をお願いしたいと思います。  私、四年前でございましたが、五十九年三月十二日の予算委員会のこの第四分科会で質問いたしましたけれども、はり、きゅう、マッサージのいわゆる保険給付の問題でご...全文を見る
○遠藤(和)分科員 確かに医師の同意書があれば保険の給付が可能であるということになっているわけでございますけれども、具体的には事務手続がなかなか難しいものでございますので保険の給付をしていない方がたくさんいらっしゃったわけでございますね。この事務手続の簡素化が進みました結果、具体...全文を見る
○遠藤(和)分科員 私四年前に質問いたしましたときに、当時の保険局長の御答弁では、いわゆる東洋医学の研究が進みまして、はり、きゅうのいわゆる治療の因果関係が研究によって明らかになればこれは独立した医学として認めることができる、したがって医師の同意書なしでも保険の給付はあり得るとい...全文を見る
○遠藤(和)分科員 そこで、明治以来、東洋医学と西洋医学というのは、どちらかといいますと西洋医学の方が治療のメカニズムというのが解明されやすいものでございますのでそちらの方が偏重されてきた嫌いがあるわけでありますけれども、国民の側から申しますと東洋医学も西洋医学も大変大事な国民の...全文を見る
○遠藤(和)分科員 かつて北京の日中友好病院でこうしたことをテーマにいたしまして日中の共同研究を行うという話があったと記憶しておるわけでございますが、今はどういうふうになっておりますか。
○遠藤(和)分科員 大臣、この東洋医学というものがやはり伝統的に国民の間には大変浸透しておりまして、西洋医学で治らなかった病気も治ったというふうな報告も私は受けているわけでございますけれども、大変大きな立場から中国との共同研究であるとか日本の国内でいわゆる東洋医学の研究をもう少し...全文を見る
○遠藤(和)分科員 これは日本国内のお話でございますけれども、きょうの新聞報道でございますが、「日本鍼灸師会など、はり、マッサージ師らの関係業界七団体の法改正協議会と日本柔道整復師会は、」「都道府県が実施している資格試験を国家試験とするなどの内容を盛り込んだ関係法令の抜本改正を九...全文を見る
○遠藤(和)分科員 大臣も同じような意見ですか。
○遠藤(和)分科員 それでは、アスベストの問題につきましてお伺いしたいのでございます。  最近アスベストの公害が大変注目を浴びているわけでございまして、文部省は昨年公立の小中高等学校における使用実態調査を行いました。その結果、千三百三十七校がアスベストを使用していると判明いたし...全文を見る
○遠藤(和)分科員 厚生省が所管をされておるのは、いわゆる病院、それから特別養護老人ホームあるいは保育所などの社会福祉施設でございますけれども、これの総点検は行いましたか。
○遠藤(和)分科員 病院についてはいかがですか。
○遠藤(和)分科員 病院は今調査中というお話でございましたけれども、病院の中にはいわゆる公立の病院と私立の病院とがありまして、やはりそれぞれ対応は変わってくるのではないかと思うのですが、基本的にどういうお考えで対処される予定ですか。
○遠藤(和)分科員 病院にいたしましても、あるいは特別養護老人ホームにいたしましても、あるいは保育所にいたしましても、例えば病院というのは病気を回復するために行くところですね。あるいは特別養護老人ホームにはお年寄りの方がいらっしゃるわけですし、また保育所には子供さんがいるわけです...全文を見る
○遠藤(和)分科員 東京都の水道の水の中に、アスベストが多量に含まれているという研究発表がございました。昭和女子大学の長澤教授らが都内の水道水一リットルの中から約五万本から百八十万本という多量のアスベストを検出した、こういう事実を発表されたわけでございますけれども、これを飲んで健...全文を見る
○遠藤(和)分科員 アスベストが肺の中に蓄積をして肺がんになるということは、病理実験等でも明らかにされているわけでございますが、要するに経口、口を通して入ったものについても、例えば新潟大学の大西義久教授等の研究グループの調査では、これは昨年の四月八日でございますけれども、日本病理...全文を見る
○遠藤(和)分科員 余り楽観的なことは言わない方がいいと思うのです。水道の水にアスベストが何で含まれているのか。その主な原因は、例えば石綿・セメント管と言われる水道管、これは現在製造中止になっているようでございますが、今も全水道管の二〇%、約九万キロのものが布設されておる、しかも...全文を見る
○遠藤(和)分科員 業者の説明をうのみにするのではなくて、やはり科学的な治験に基づいてのお話というのが大事なわけでございまして、これは調査する必要があるのではないか、このように思いますけれども、どうですか。
○遠藤(和)分科員 心してまいりたいというのは国会用語なんですね。もう少しはっきり、調査するとかしないとかわかりやすい表現で御答弁を願いたいのですけれどもね。
○遠藤(和)分科員 これはことしの二月一日でございますが、都道府県等に対しまして「建築物内に使用されているアスベストに係る当面の対策について」という通知を出されていますね。ここで私、問題だと思いましたのは、アスベスト対策フローチャートというのがあるわけでございますが、対策について...全文を見る
○遠藤(和)分科員 質問時間が参ったようでございますが、せっかく建設省にお越しいただいておりますので……。  このアスベストを適正に処理できる専門業者が今非常に少ないわけですね。その養成とか技術指導というのは建設省としてはどのように行っていくのか、御答弁を願いたいと思います。
○遠藤(和)分科員 質問を終わります。ありがとうございました。
03月09日第112回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第1号
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○遠藤(和)分科員 私は徳島県でございますけれども、同じ四国の人間といたしまして越智建設大臣の御就任を心から祝福申し上げたいと存じます。おめでとうございます。国政はもちろんでございますけれども、ぜひ四国の発展のためにも大臣の大いなるお力を発揮していただきたいと四国の人たちはみんな...全文を見る
○遠藤(和)分科員 大変御丁寧な御答弁ありがとうございました。  二十一世紀の姿、ちょっとお触れいただきたかったのでございますけれども、恐らく二十一世紀には、四国には瀬戸大橋に加えて明石—鳴門ルートあるいは尾道—今治ルートも完成いたしまして、本州と三つのルートで結ばれる形になる...全文を見る
○遠藤(和)分科員 二年前の三月六日、私はこの部屋のこのところから質問をいたしまして、当時は建設大臣は江藤隆美先生でしたが、ちょうど起工式の直前でございました。そのときに、工期は十年に短縮できると答弁されておりまして、起工式から計算をいたしますと完成は昭和七十一年と理解していたの...全文を見る
○遠藤(和)分科員 七十二年としますと、一九九七年ですから、二十一世紀の四年前ということですね。二十一世紀には間違いなくできるということで理解してよろしいですね。
○遠藤(和)分科員 この日の質問の際に私は、資金調達の一つのアイデアといたしまして低利の縁故債の引き受けに対しまして宝くじ方式を採用してはいかがか、こういうふうな提案をいたしましたところ、当時の江藤建設大臣は、初めて聞くお話ですが、大変おもしろいアイデアである、「道路局長と早速検...全文を見る
○遠藤(和)分科員 私の提案は、もう少し詳しく申し上げますと、賞金を用意するというのではなくて、一等賞は例えば明石の橋を十年間無料で通行できる通行券を渡すとか、これは低利の縁故債を買っていただくのですね、そのときに抽せん券を一緒につけて差し上げる。それで夢の大橋で夢を当てましょう...全文を見る
○遠藤(和)分科員 七十二年度が七十一年度になれば幸いとするところでございまして、大臣の指導力を心から期待するものでございます。  それから、先ほどちょっと大臣触れていただきましたけれども、四国縦貫自動車道いわゆる高速道路の整備の問題でございますが、徳島—脇の六十七年度工事完了...全文を見る
○遠藤(和)分科員 六十七年度ですか。
○遠藤(和)分科員 今年度の事業計画は用地買収を主とした事業になるのでしょうか。
○遠藤(和)分科員 それから脇—美馬間のいわゆる路線発表はいつごろ計画しておりますか。
○遠藤(和)分科員 六十三年度前半というのはことし九月までということですか。
○遠藤(和)分科員 それから、先ほど大臣が触れていただきました美馬—川之江間でございますけれども、この整備計画というのはいつ決定されますか。
○遠藤(和)分科員 国幹道の審議会というのは、何か三年に一遍しか開かれないというふうな話を聞いているわけでございますけれども、これはもう少し早く開くわけにはいかないのでしょうか。
○遠藤(和)分科員 そうすると、今年度中にこの国幹道の審議会を開催し、そこで整備計画が決定できる、こういう見込みですか。
○遠藤(和)分科員 くどいようでございますけれども、来年度ということは来年の三月三十一日までということですね。
○遠藤(和)分科員 それで、全線開通の時期でございますけれども、いろいろ地元との話し合い等もあろうかと思います。先ほど明石海峡大橋が遅くとも昭和七十二年度に完成をする、こういうお話でございますが、この時期までには当然開通する、このように考えてよろしいでしょうか。
○遠藤(和)分科員 諸般の事情があることは十分承知をしておるわけでございますが、やはりできれば、徳島県の話ばかりして申しわけないので、この三ルートが完成されたときには、四国の姿といたしましては縦貫自動車道は徳島から大洲まで予定どおり全線開通ということでなければ橋のメリットが十分に...全文を見る
○遠藤(和)分科員 瀬戸大橋が四月十日開通するわけでございますが、四国側の取り合い道路がかなり一般の国道を使うわけですね。しかもその国道がかなり幅員も狭いし、いろいろと整備が行き届いていない関係から、交通の渋滞が私は大変心配になるわけでございます。  徳島県の例を挙げますと国道...全文を見る
○遠藤(和)分科員 国道四百三十八号は補助道路でございますけれども、これは何か県境の部分がトンネルの工事をしなければならないというように伺っているわけでございます。この国道四百三十八号の整備についてはどういうふうな考え方でございますか。
○遠藤(和)分科員 徳島県西部は瀬戸大橋の完成によりまして非常に便利になるのですけれども、いかんせんこの県内の道路整備がおくれておりますものですから、そのメリットは十分に生かせない、こういう状態にあるわけでございまして、極力推進を要望したいと思います。  それから吉野川にかける...全文を見る
○遠藤(和)分科員 既に徳島県から建設省に要望が行っているでしょう。どうですか。
○遠藤(和)分科員 そうすると、この予算が通れば箇所づけになるわけでございますが、今予算の審議中でございますから言えないのはよくわかるわけでございます。が、通れば、六十三年度の工事着手は十分に可能であるということですか。
○遠藤(和)分科員 したいけれどもできなかったという心配もあるわけでございますけれども、越智建設大臣がいらっしゃいますから間違いなくしていただけるものと理解をしたいと思いますが、どうですか。
○遠藤(和)分科員 道路から少し観点を変えまして、徳島市内の連続立体交差事業のことでございますけれども、先ごろJR徳島駅の駅舎を高層ビルにしたいという計画がJRから発表されました。これとドッキングをいたしまして、今、佐古の駅から吉成の方に向かいまして連続立体交差事業の第一期工事が...全文を見る
○遠藤(和)分科員 最後に一つ、吉野川にかかる第十せきの改築の問題でございますけれども、これは歴史がございまして、昭和四十一年七月に早明浦ダムの建設のときに、この基本計画を作成するについて知事の意見が付記されました。「第十堰、第十樋門の改修について格段のご配慮をお願いしたい」とい...全文を見る
○遠藤(和)分科員 調査も結構でございますけれども、二十年は余りにも長過ぎるわけでございまして、早急に結論を得て実施をいただくように御要望いたしまして、質問を終わります。
03月25日第112回国会 衆議院 環境委員会 第3号
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○遠藤(和)委員 戦艦大和それから青函トンネル、伊勢湾干拓事業を何か昭和の三大ばか査定と言うようでございますが、私はそういう不見識なことを言わないのでありまして、それは何か大蔵省の主計官がそう言ったようでございます。  最近ちまたではもう一つあるんじゃないか。それは竹下首相のお...全文を見る
○遠藤(和)委員 事業の経過等は私どもも承知しておるわけでございますが、今の時点でどう考えるのかということが、まさに政治判断が問われているときではないかと思うわけでございます。  今のお話では、何か限定淡水化試行に対する県の御報告を待っておる、こういうことのようでございますが、...全文を見る
○遠藤(和)委員 その意見の出る時期というのは大体三月三十一日ごろまでにという気持ちで待っていらっしゃるようでございますが、そうですか。
○遠藤(和)委員 きょうは二十五日ですね。ですから、もうあと一週間ないわけですけれども。  現地に参りましていろいろ事情をお聞きしましたところ、周辺市町村等のいろいろな御意向等もこれあり、三月三十一日はかなり厳しいのではないかと私は認識をしております。  何で厳しいのかと申し...全文を見る
○遠藤(和)委員 そうしますと、地元でお考えになることはあくまでも自主的に、県民の利益あるいは市町村民の利益を最優先をして、白紙でフリーで考えてオーケー。ということは、必ずしも淡水化を前提としないいろいろなメニュー、考え方というものも自由に考えてよいということですか。
○遠藤(和)委員 重ねて伺いますけれども、それでは農林水産省といたしましては、今もなお干拓と淡水化はあくまで一体のものであると、当初目的どおりのお考えなんでしょうか。
○遠藤(和)委員 ほかの方法で水があればいいわけですね、いかがですか。
○遠藤(和)委員 私は地元に参りまして、農林水産省の第一線で活躍していただいておる皆さんとも話をいたしました。しかし、農林水産省の第一線の皆さんは大変熱心でございまして、この淡水化なくして我々の事業はあり得ない、強固に考えていらっしゃる、かたくななまでに真剣に考えていらっしゃる。...全文を見る
○遠藤(和)委員 だから県の考える前に、そういう考え方もいいですから御自由に考えてくださいよと、度量を広げてあげれば県も考えやすいわけですよ。それを農林水産省は今も淡水化と干拓は一体である、こういう考え方のもとにお答えをちょうだいしたいと言うものですから、白紙で考えてくれというん...全文を見る
○遠藤(和)委員 これは時間のむだでございますので、建設省にもきょう来ていただいておりますが、時間がないので割愛します。済みません。  環境庁、この問題につきましてこの事業に具体的にはどうかかわってきたのか、そして大事な事業でございますものですから環境庁としても、手続上いろいろ...全文を見る
○遠藤(和)委員 今お話のございましたいわゆる湖沼法による指定湖沼とするというのは一つの環境庁のアクションだと私は考えるわけでございますが、長官の今の気持ち、大事に受けとめたいと思います。ぜひ時期を見ましてこの問題が解決するようにお働きになっていただきたいということを要望したいと...全文を見る
○遠藤(和)委員 そうしますと、いわゆるトラフィック等で調査した事実と随分違うわけでございますけれども、スペインの国内問題ですから、調査を日本の国が行うということはできない、これは私はよくわかるわけでございますが、将来いろいろな自然保護団体等あるいはワシントン条約の締結国会議等で...全文を見る
○遠藤(和)委員 このゴリラ二頭の前にもスペインから同じ業者によってゴリラが入っています。一九八二年十一月に一頭、二十二キロ、雌。これは釧路市の動物園に搬入されましたが、急性腎不全により尿毒症で死亡しています。あるいは一九八五年七月に一頭輸入されておりまして、これは雌ですが、現在...全文を見る
○遠藤(和)委員 時間が参りましたので、最後に要望だけ申し上げたいと思います。  形の上では手続が十分とられている、だから日本国政府としては責任がないということにはならないと思うのです。ワシントン条約に違反しているということは国際的にも非難されるわけでございまして、形式は整って...全文を見る
○遠藤(和)委員 質問を終わります。ありがとうございました。
05月24日第112回国会 衆議院 環境委員会 第5号
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○遠藤(和)委員 私は、今問題になっております瀬戸大橋の騒音問題に絞りまして質問をさせていただきたいと思います。  四月十日に四国と本州を結びます瀬戸大橋が開通をいたしまして大変喜んでいるわけでございますが、厄介な問題が今起きているわけでございます。いわゆる騒音が予想された以上...全文を見る
○遠藤(和)委員 環境庁は、この本四架橋、瀬戸大橋の着手に当たりまして環境アセスメントをしているわけでございますが、事実関係を申し上げますと、昭和五十二年の十一月十九日に本四公団から環境影響評価案が公表されまして、五十三年の三月二十七日、環境庁長官から意見書が提出をされました。こ...全文を見る
○遠藤(和)委員 今お話がありましたけれども、努力はされたのでしょうね。それは評価してもいいと思うのですが、結果的には努力目標というものが達成できておらないという現実にあるわけでございますので、国会もあしたで終わりまして休会に入るわけでございますが、できればこれは早い機会に環境庁...全文を見る
○遠藤(和)委員 問題はないというのは東京から見ていると問題はないかもわかりませんけれども、現地では大変な騒ぎだ。本当に大変な怒りといいますか、そういうものが込み上げてくるような状態でございます。その問題はないというのは大変問題があるわけでございまして、私は、環境庁というのはあく...全文を見る
○遠藤(和)委員 長官、官房長官のお話というのは、官房長官というのはいわゆる内閣の番頭と言われているわけでございますが、環境の問題を最大限主管いたします環境庁長官といたしましては、具体的な行動を起こして官房長官の発言を裏づけていく必要があるのではないか、政府はこの騒音問題について...全文を見る
○遠藤(和)委員 運輸省にお聞きしますが、住民の皆さんは具体的にはJRの列車の速度を低下させてもらいたい、あるいは深夜走行を停止させてもらいたい、あるいは移転の補償を行ってもらいたい、あるいは個別に防音対策を講じてもらいたい等の要求を公団あるいはJRにしているようでございますが、...全文を見る
○遠藤(和)委員 直ちにやれることと少し時間をかけなければできないことと二つあると思うのですが、今の吸音材の設置ですが、これは時期は明言できますか、いつまでにできるということを。
○遠藤(和)委員 列車の減速はできないというその事情は私もよく承知をするわけでございますが、きのう、実は私、現地に行ってきたのです。それで回ってきたのですが、岡山と茶屋町の間がいまだに単線になっておりまして、妹尾という駅が間にあるのですが、そこで相手が来るのを随分ゆっくり待ってい...全文を見る
○遠藤(和)委員 あの橋ができまして、上の道路の方は希望する台数よりも若干少な目のようでございます。一日二万台希望して一万台ぐらいしか走らないようですが、JRの方は大変好調でございまして、乗車率が大体一三〇%、多いのでは一八〇%、船の時代から比べると輸送量は三倍にふえているようで...全文を見る
○遠藤(和)委員 時間が参りましたのでこれで終了いたしますが、ぜひこの茶屋町―岡山間の複線化の問題、騒音問題と絡めまして、閣議の席でも長官に発言をいただければ大変に幸甚に思います。希望だけ申し上げまして、質問を終了します。
09月13日第113回国会 衆議院 環境委員会 第1号
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○遠藤(和)委員 私は、短い時間でございますので、地球的規模の環境問題に絞りまして質問をさせていただきます。  国連の環境と開発に関する世界委員会が昨年四月、三年間の活動を「我ら共有の未来」と題する報告書にまとめて公表しておりますけれども、長官はこの報告書をお読みになりましたか...全文を見る
○遠藤(和)委員 この報告書をまとめた委員長のブルントラント・ノルウェー首相は、女性の首相ですね。私も去年東京でお会いしたのでございますけれども、国連事務総長からこの委員長に要請をされたときに、御本人は国内のいろんな政治課題もあるからということでちゅうちょされていたようでございま...全文を見る
○遠藤(和)委員 ことしの環境白書を見ましても、「地球環境の保全に向けての我が国の貢献」という副題がついています。これは、環境庁発足以来、環境白書の中にグローバルな環境問題を扱うというのは初めてだと思うのですね。かなり意気込みを感ずるわけでございますし、また、来年度の予算要望にお...全文を見る
○遠藤(和)委員 例えば、啓発、教育活動でございますけれども、地球的規模の環境問題というのはなかなか目で見るのが難しいわけでございまして、我が党でシンポジウムをやろうということになりまして、何か映画かビデオのようなものを探したのでございますけれども、まだ大変少ないのですね。映画が...全文を見る
○遠藤(和)委員 時間がないので、できるだけ短く答弁をお願いしたいのですが、一つは、長官がアメリカとカナダに行かれまして、来年度ですか、日本でこの地球的規模の環境問題の解決を目指す国際会議を行いたい、こういうお話のようでございますが、我が党としても、先般政府に申し入れを行いました...全文を見る
○遠藤(和)委員 いわゆるODAの対象でございます発展途上国の実情と申しますか、それはやはり貧困からの脱却というのが大きいテーマだと思います。そうしますと、必要な外貨を得るためには、やはり主要な輸出財というのは一次産品に頼るところがあるわけですね。そうすると、やはり自然破壊という...全文を見る
○遠藤(和)委員 政府の行う開発援助以外にも、例えば日本企業が、民間の企業が海外進出する際には十分な環境対策を講じるように、産業団体が自主的に環境のガイドラインをつくるように行政指導するという手もあるわけですね。こういうことも行っていくことが長い期間世界の国々とおつき合いをすると...全文を見る
○遠藤(和)委員 それから、いわゆる公害問題に対する知見という意味からいいまして、いわゆる発展途上国の公害問題に対する知見というのは、日本がかつて、十年前、二十年前に経験した知識というのが十分に役立つ。その知識を持っている人は地方自治体の職員の中にたくさんいらっしゃる。現場で直接...全文を見る
○遠藤(和)委員 時間が参りましたので、最後に一問だけお願いします。  竹下総理が中国の敦煌に参りまして大きなおみやげを置いてまいりましたが、敦煌ばかりじゃなくて、カンボジアのアンコールワットだとか、私写真を持ってきているのですが、イラクのバビロン、これはメソポタミア文明のチグ...全文を見る
○遠藤(和)委員 今、奈良でシルクロード博が行われているわけですが、このバビロンはシルクロードの一つの出発地なんですね。それで文化が敦煌を通って日本に来たというような経路もありまして、ぜひ御研究をしていただきまして、こうした世界的な貢献を日本は文化的な面から大いに行っていくという...全文を見る