遠藤和良

えんどうかずよし



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遠藤和良の1992年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月27日第123回国会 衆議院 厚生委員会 第2号
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○遠藤(和)委員 四月の一日から白内障患者の眼内レンズ、いわゆる人工水晶体でございますけれども、これに保険が適用されることになりました。去年の十一月でございましたか、当委員会の一般質問で私この問題を取り上げまして、厚生大臣から大変前向きな御答弁をいただいておりましたが、このような...全文を見る
○遠藤(和)委員 その通知は、恐らく医療課長運用通知という形になると思うのですけれども、その文案の原案のようなものはもう決まっているのでございますか。
○遠藤(和)委員 それは官報告示、三月七日と言っておりましたが、そのときには同時にこの運用通知も発表される、このように理解してよろしゅうございますか。
○遠藤(和)委員 それでは次の問題に入りますが、今回の診療報酬の改定によりまして保険の導入がかなったものの中に、高度先進医療から一般の保険導入という形になったものが数例ございますけれども、このそれぞれ個々の理由をまず教えてください。
○遠藤(和)委員 今回六つの保険の導入があったわけでございますが、平成三年十月一日現在では高度先進医療として二十六種類、百十六件、医療機関数が七十というふうな報告を受けておるわけでございますが、このうち六つが保険の導入になった。また次の診療報酬の改定のときに検討して、また保険の導...全文を見る
○遠藤(和)委員 話を具体的にするために、私の地元の徳島大学の医学部の附属病院でどういうふうな状態になっているのか、ちょっと聞いてまいりました。  現在のところは、要するに厚生省からいわゆる高度先進医療として承認がされているのは脳血管内手術である。これは今度の保険適用によりまし...全文を見る
○遠藤(和)委員 これは希望でございますけれども、高度先進医療に承認をされていないいわゆる高度先進医術、そういう施術が研究費の中から出されましてたくさんされているわけでございますが、これはいわゆる入院費であるとかほかの薬代であるとか、そういうことも全く保険の対象にならないわけでご...全文を見る
○遠藤(和)委員 高額療養費の後払い制度というのがあるわけですけれども、この制度の趣旨を教えてください。
○遠藤(和)委員 そこで問題なのは、三万円以上のものしか合算しないということなんです。例えば三万円未満のものが合計二十万円あったといたしましても、高額療養費の適用を受けないわけですから、二十万円自己負担しなければいけないわけです。要するに、今三万円以上のものを合算すれば六万円以上...全文を見る
○遠藤(和)委員 今、世帯の名寄せといいますか、全部集めてくるのが大変だ。これは一人の場合でも、例えば入院と外来がありますと、入院をして外来にかわった。入院が三万円未満であった、外来も三万円未満であったとすると、同じ病院で、同じ主治医の治療を受けている同一の患者なのに積算されない...全文を見る
○遠藤(和)委員 療養費が後払いになるということもあるのですね。そのために、要するに保険者がつなぎ融資をして立てかえをしている、こういうこともあります。この制度が充実していない地域もあるわけでして、それは自分で負担をずっとしておかなければいけない。このつなぎ融資を充実していこうと...全文を見る
○遠藤(和)委員 わかりました。  それから、きょうはたくさん聞きたかったので、もう二項目あります。  一つは、アトピー性皮膚炎等が今大変国民の間で問題になっておりまして、アレルギー患者が八百万人ぐらいいるというふうなことがございまして、私も昨日、国立小児病院を見学させてもら...全文を見る
○遠藤(和)委員 このアトピー性皮膚炎に対する治療法の確立の問題ですけれども、今度厚生省はアトピー性疾患実態調査費一千万円、それからアレルギー総合研究費を一億円計上したわけです。大臣、研究するのは結構なんですが、国民の目の前にこれが有効なアトピー性皮膚炎に対する治療法でございます...全文を見る
○遠藤(和)委員 最後に確認ですけれども、四月の一日からいわゆる老健法による老人訪問看護制度がスタートするわけです。この審議の中でも確認しておりましたが、老人訪問看護利用料の問題です。これを外来一部負担との均衡に配慮する、こういうふうになっておりましたけれども、具体的に一日何円、...全文を見る
○遠藤(和)委員 どうもありがとうございました。  以上で終わります。
03月09日第123回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○遠藤(和)委員 私は、最初に北海道の酪農の問題についてお伺いしたいと思います。  実はきのうとおとといでございますけれども、私も北海道の中標津と別海町に参りまして、町長さんあるいは農協の幹部の皆さんそれから酪農家の皆さんから実情を聞いてまいりました。北海道の酪農の実態というも...全文を見る
○遠藤(和)委員 私は、この酪農家の問題は構造的に基本的な問題がある、このように認識いたしました。それは、ぬれ子対策というのはこれは副産物に対する対策ですから、基本的にはやはり乳価の問題です。乳価の算定基準のあり方の問題でございますけれども、今の政府の保証価格の制度というのは、推...全文を見る
○遠藤(和)委員 酪農家の努力が収入の増大につながるというのでなければ努力のしょうがないのですね。一生懸命努力してコストを下げると、乳価が下がってしまって収入は減ってしまった、こういうふうな状態になっているわけですね。これを基本的にやはり考え直してもらいたいと思うのです。  そ...全文を見る
○遠藤(和)委員 ですから、再生産を保障するというのは単年度になるわけですよね。それだと先行きの展望が開けない。ここのところを酪農家の皆さん一番心配しているわけです。ですから、私は違った算定のあり方というものを考えるべきじゃないのか、こういうことを申し上げているわけでございまして...全文を見る
○遠藤(和)委員 それでは、その再生産の算定に当たって、少なくとも酪農ヘルパーの利用料、これを生産費に算入すべきだと私は思います。今他産業は週休二日制というふうになっているわけですが、酪農家の皆さんは休みがない、それで休みをとるためにヘルパーさんをお願いしているわけですけれども、...全文を見る
○遠藤(和)委員 それから、規制緩和のことです。これはお金が要らないことですからすぐやれることなんですが、例えば牛舎を建設したいと思いますと、自分で自己資金で建てれば安く建つんですが、政府の補助対象にする、補助金をいただくと大変大きなものをつくらなければいけない。これは何が災いを...全文を見る
○遠藤(和)委員 これは他省庁に関係することですから、事務局レベルじゃなくて、大臣に答弁してもらいたいと思うんですが、そういう実態が農家にはあるんですね。規制緩和してほしい、政府は金がないと言うんだったら知恵を出せ、そのぐらいやるべきだ、こういう話がありまして、そういう意味では指...全文を見る
○遠藤(和)委員 私はそんなに難しい問題じゃないと思うんですよ。政治決断をすればできることですから、こういうことは。要するに酪農家の皆さんは、政府は金も出さない、文句ばかり言う、こういう話ですから、少なくとも酪農家の皆さんの立場に立って、今これだけのことはやってあげますよ、こうい...全文を見る
○遠藤(和)委員 渡辺副総理から大変前向きな答弁をいただきました。やはり政治家の発言は魅力がありますね。そう思いました。その勢いでやってもらいたいと思います。  それで、私、きょうはたくさん質問を用意してあるものですから、次の質問に入ります。  私、こういうカードを持ってきま...全文を見る
○遠藤(和)委員 ありがとうございました。  文部大臣にお願いしたいんですけれども、大学の研究だけではなくて、私は大変これは効果があると思うんですが、小学校とか中学校とか高等学校で学校健診が義務づけられているわけですが、これがつながってないわけですね。小学校は小学校だけ、中学校...全文を見る
○遠藤(和)委員 私もそういう課題がたくさんあることは承知しておるつもりでございますが、意欲を持ってぜひ前向きに取り組んでいただきたいと思います。  それから、ことしの三月に兵庫県が、都道府県レベルでは最初でございますけれども、ぜひこのカードを導入したい、このように知事さんが議...全文を見る
○遠藤(和)委員 大変前向きな御答弁をありがとうございました。  別の問題ですが、乳幼児の医療費無料化制度ということでございますが、この制度を全国四十七都道府県のうち四十二道県がやっています。私どもの公明党で全国でアンケート調査をいたしましたところ全国から回答がございまして、国...全文を見る
○遠藤(和)委員 最後に、地球サミットヘの対応について外務大臣にお伺いしたいと思います。  一つは、バーゼル条約の批准と国内法の整備という問題でございますが、有害廃棄物の国境を越える問題に対する規制の問題ですが、このバーゼル条約の批准を早くしなければいけないということでございま...全文を見る
○遠藤(和)委員 それから、森林保全と緑の平和部隊構想ということでございますが、環境庁でもグリーンPKOということでこの構想を持っているように伺っています。やはり日本が熱帯雨林の破壊に対して大きな影響を持っているというふうな非難もございますし、日本がこういった緑の平和部隊のような...全文を見る
○遠藤(和)委員 それから、いわゆる日本の足元の問題といたしまして、公害の原点であると言われている水俣病がいまだに全面解決に至っていない、こういう問題があります。これは環境庁等の見解というものは十分承っているわけでございますが、このサミットに参加する外務大臣といたしましてこういう...全文を見る
○遠藤(和)委員 最後に、外務大臣にお伺いしたいのでございますが、国連の改革についての考え方でございますが、私はこのように考えております。  安全保障理事会というのがあるのですけれども、これをこの際二分をいたしまして、要するに従来の軍事をやる安全保障理事会と別に環境とか開発とか...全文を見る
○遠藤(和)委員 以上で終わります。ありがとうございました。
03月11日第123回国会 衆議院 厚生委員会 第5号
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○遠藤(和)委員 私は、厚生大臣に確認の質問をさせていただきたいと思っています。  この審議を通しまして問題点が集約されてまいりましたその一つは、今回の改正におきまして国庫補助率を削減した、これはやむを得ないものである。しかしながら、今後財政が悪化した場合は当然国庫補助率を復元...全文を見る
○遠藤(和)委員 もう一問、確認の質問をさせていただきます。  これは最も大事なことでございますけれども、今後政管健保の財政事情が悪化した場合は、当然のことながら国庫補助が復元されるものと理解してよろしいですか。
○遠藤(和)委員 ただいまの大臣の確認答弁、これは誠実に守られるもの、このように理解をさせていただきます。  個別の問題に入りますが、分娩費のアップの問題でございます。今回、健保におきましては、従来の二十万円から二十四万円に最低保障額を引き上げるということになりましたが、これは...全文を見る
○遠藤(和)委員 国保の場合はどう対応しますか。
○遠藤(和)委員 詳しく申し上げますと、国保の場合は助産費という名目でございますけれども、従来は十三万円を標準にしておりました。それに対して国庫補助は三分の一であった。すから三分の二、八万七千円は地元の保険者が負担をしていた。しかし、今回の改正によりまして二十四万円のうち三分の二...全文を見る
○遠藤(和)委員 厚生省としては財源措置をしたつもりなんですけれども、実態的には各市町村では超過負担がいっぱいあるわけですね。それから地方交付税の不交付団体があります。これはそういう財源措置がされていないわけです。したがって、きちっと二十四万円になるかどうかというのは保証の限りで...全文を見る
○遠藤(和)委員 それでは数字をお伺いしますけれども、分娩費の支給アップに着目をいたしまして、地方交付税のアップというのは全国で総額幾らになりますか。
○遠藤(和)委員 交付税というのは全く色がついていない、ひもがついていないわけでございまして、それが間違いなく分娩費のアップにつながるかどうかというのは、一にかかって地方自治体の良識にかかってくるわけでございます。何でそんな懸念をするかというと、この国保財政というの は、市町村...全文を見る
○遠藤(和)委員 市町村国保が赤字になる構造的な原因というのがあると私は思うのですね。一つは国庫補助率の問題があります。もう一つは被保険者の数が少ないということですね。要するに規模が小さい市町村があります。  これは保険の論理として、いわゆる大数の法則という法則がありますね。こ...全文を見る
○遠藤(和)委員 保険局長は平均値を東京で考えているのですよ。もっと最先端でこの事業をやっている市町村の声を現地に行って聞くべきだ。やはり悲鳴が私のところには届いています。市町村長さんが来るたびにこの要請です。本当に大変だ、こういう声が上がっていますよ。ですから、私が今申し上げた...全文を見る
○遠藤(和)委員 以上で終わります。ありがとうございました。
○遠藤(和)委員 私は、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、民社党及び進歩民主連合を代表いたしまして、本動議について御説明申し上げます。  案文を朗読して説明にかえさせていただきます。     健康保険法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政...全文を見る
03月11日第123回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
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○遠藤(和)分科員 私は、最初に鳩山文部大臣にお尋ねをしたいのでございますけれども、最近の看護婦さんの不足、これは深刻な状況になっております。厚生省が需給見通しの見直しをやりまして、昨年の十二月にその数字を明らかにいたしましたが、それを見ておりましても、平成三年度は需要に対して七...全文を見る
○遠藤(和)分科員 看護婦さんの養成につきましては、文部省と厚生省、両省でやっていくべきもめと思いますが、やはりその役割分担と申しますか、そういうものが出てくると思います。  そこで、文部省としては看護婦養成に対して基本的にどういう気持ちを持っていらっしゃるのか、これを伺います...全文を見る
○遠藤(和)分科員 そこで一つ問題を提起したいのでございますが、いわゆる看護婦さんの養成施設を持たない新設医科大学というのがあるわけです。十六校ございますけれども、そのうち持っているところは二つだけでして、あと十四校というのは持っておりません。  これは、そもそもその歴史的な経...全文を見る
○遠藤(和)分科員 当初のことはさておきまして、この看護婦さんの不足が今や国民的な心配事になっている、こういう状況の中で、地域医療の中核たるべき医科大学に看護婦さんの養成機関がない、いまだにその地域に養成をお願いをしておる、こういうのがやはり是正をしていかなければならない問題だと...全文を見る
○遠藤(和)分科員 もう一つ歯切れが悪い感触がいたします。  一番最初お話がありましたが、看護婦さんを養成するための教員の養成ということもございましたね。そうすると、やはり各県に看護婦さん養成の中核機関といったらいいのでしょうか、そういうものがぜひ必要なわけでございまして、その...全文を見る
○遠藤(和)分科員 よく勉強していただきまして、特に与党の中にもそういう構想があるようでございますから、ぜひ積極的に推進をしていただきたいと思います。  地元の問題で恐縮でございますが、徳島大学のことについて二点ほどお聞きしたいと思います。  一点は、総合科学部というのができ...全文を見る
○遠藤(和)分科員 小さなことで恐縮なんですが、この大学の設備の問題なんです。地元の声でございますから、正直にお伝えいたします。  総合科学部の前に門があるのですが、コンクリート塀でございまして、それは目抜き通りにあるのです。その近所にある高等学校なんかは青石で生け垣をつくりま...全文を見る
○遠藤(和)分科員 大学というのはその地域の文化の中心という役割もあるわけですから、市民に愛される大学というのが大事なわけでございまして、ぜひそういった配慮をお願いしたい。  それから最後に、これは前にも取り上げたのですが、徳島県立聾学校というのがあるのですが、その高等部に普通...全文を見る
○遠藤(和)分科員 いつも検討検討ばかりでございまして、この間もたしか最後は検討だったと思うのですが、これは地元の父兄の皆さんとかそれから障害のある方々、深刻な訴えをもうここ十年来続けているわけですよね。それをもうただ検討検討と言う徳島県の教育委員会も私はおかしいと思うのでござい...全文を見る
○遠藤(和)分科員 以上で終わります。ありがとうございました。
03月11日第123回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第1号
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○遠藤(和)分科員 私は、関西新空港のことをまずお聞きしたいのでございますが、この工事は若干おくれておりますけれども、平成六年の夏に完成するということを伺っておりますが、これは間違いなく完成する見込みなのかどうか。  もう一点は、その海上アクセスの問題でございますが、特に徳島県...全文を見る
○遠藤(和)分科員 徳島-東京便の飛行機のことについてお伺いしたいのですが、今五便あるわけですが、そのうち二便がAmm、あとは小さなジェット機、こうなっておりまして、なかなか予約をとるのが難しい状況が続いているわけでございますが、これをぜひ機材の大型化を進めてもらいたい。具体的に...全文を見る
○遠藤(和)分科員 平成五年夏ごろから四便にする、こういう話も聞いておりますが、これはどうですか。
○遠藤(和)分科員 それで大体私計算をしてみたのでございますが、平成四年の夏に三便化が実現をいたしますと、提供座席数が八十八万二千席になりまして、利用率が今のように、現行の七二%の水準で推移していくとすれば利用者数は六十三万五千人。それから平成五年の夏でございますけれども、四便化...全文を見る
○遠藤(和)分科員 例の羽田の沖合展開事業ですけれども、これは現在一年間に十八万回、これが平成七年に一年間二十三万回、こういうふうに拡大をされると伺っておりますが、そうすると、常識的な判断といたしましては平成七年の羽田の沖合展開が完成する時期、この時期が徳島県にとってもダブルトラ...全文を見る
○遠藤(和)分科員 大臣にちょっとお願いしたいのですが、奥田大臣、この間徳島県の知事が大臣のところに直接このことについて陳情申し上げたと思いますが、今お伺いすると事務局の皆さんのお話でも、大体平成七年度に羽田の沖合事業が展開されるときに徳島県の悲願でございますダブルトラッキング、...全文を見る
○遠藤(和)分科員 大変ありがとうございました。  続いて今度は徳島--大阪便の方なんですが、こちらの方は今九便のうち一便だけジェットでございまして、残りは八便YS11になっているわけですが、このYS11の機材が大変老朽化しておることは御承知のとおりでございます。このYS11の...全文を見る
○遠藤(和)分科員 そうすると、小型ジェットにかわるという理解でよろしいかと思いますが、これは大阪空港の受け入れ枠の問題があると思うのでございますが、その辺は遅滞なく行われるのかどうか大変心配でございますが、どうでしょう。
○遠藤(和)分科員 誠実な御努力をお願いしたいと思います。  それで、あと一番最初の話に返るわけでございますが、関西新空港が平成六年の夏ごろできることになりますと、徳島から今の大阪空港とともに関西新空港への飛行機のアクセス、こういうことも考えられるわけでございますが、大変距離は...全文を見る
○遠藤(和)分科員 それから、徳島飛行場のことでございますが、今私が申し上げましたように東京便と大阪便だけでございますが、地元としては名古屋便をつくってもらいたいあるいは福岡便が欲しい、あるいは四国の中で大変不便なのは、徳島から松山に参りますのに、私も時々利用するのでございますが...全文を見る
○遠藤(和)分科員 空域の調整の問題について確認をしておきたいと思いますが、今度神戸の空港それから新しい空港を考えております。その前提のもとに考えますと、この大阪湾上空の空域の調整というのは大変混雑をしてくるのではないかと考えられるわけでございます。そして、徳島は自衛隊との共用空...全文を見る
○遠藤(和)分科員 それでは、飛行機の問題はこのぐらいにさせていただきまして、ことしの三月二十六日に念願でございました阿佐海岸鉄道が開通するのでございますが、経営見通しというのは大変心配になります。これは大丈夫かどうか、こういうことを確認します。
○遠藤(和)分科員 JRとの相互乗り入れの関係でお伺いしたいのでございますが、これは鉄道は一本につながっておりますから、例えば阿佐海岸線の甲浦という、終着駅になるわけですが、ここから岡山行きのJRめ特急を走らせることが可能だと思いますが、そういうこともできますか。
○遠藤(和)分科員 ダイヤはもう既にできているのじゃないかと思うのですね、三月二十六日、もう開業ということでございますから。そういう利便性を図っていただきたいと思います。  それから、相互乗り入れになりますと、例の信楽高原鉄道の事故の心配があるわけでございますが、この事故の教訓...全文を見る
○遠藤(和)分科員 最後に、徳島県の玄関はJR徳島駅の駅前というのでございますが、ここで四国のJRといたしましては初めてターミナルビルを今建設中でございます。立派なものができるわけでございますが、一つ心配なことを申し上げますと、鉄道の連続立体交差事業、これが駅の近辺までは来るので...全文を見る
○遠藤(和)分科員 以上で終わります。ありがとうございました。
03月12日第123回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第2号
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○遠藤(和)分科員 皆様大変遅くまで御苦労さまでございます。私はきょうは少し大きな夢のあるお話をさせていただきたいと思います。  私、徳島県でございますけれども、徳島県がこんなパンフレットをつくりました。「第二国土軸の形成にむけて 紀淡海峡連絡道」というにじの絵の入ったこういう...全文を見る
○遠藤(和)分科員 きのう私、夜、この第四次全国総合開発計画を全部読んできたのです。ここにどういうことが書いてあるかなと思ったのですけれども、これは昭和六十二年の六月三十日に閣議決定されたものですが、この頭のところにこのように書いてございました。「先行き不透明な時代における長期計...全文を見る
○遠藤(和)分科員 総合的な点検作業の中に新しい国土軸ということは当然視野に入れて点検をする、このように理解してよろしゅうございますか。
○遠藤(和)分科員 確かに四全総を策定した時点と現在の時点では大分四全総のときに想定していなかった問題がたくさんその後出てきているように思うのです。  例えば四全総では東京一極集中主義の是正ということを言いまして、多極分散型国土の形成ということを言っているのですが、今では実態は...全文を見る
○遠藤(和)分科員 この四全総の中にも「見直し」という言葉は入っていますし、「見直しを行うこと。」というふうに明記されていることですから、余り言葉じりにとらわれる必要はないと思いまして、実質的な見直しか行われるもの、このように私は理解させていただきます。よろしゅうございますね。 ...全文を見る
○遠藤(和)分科員 小島さんは前に徳島県の副知事をされておったんだから、徳島のこともよう知っておると思うのですが、四国のことも深い御理解があると思います。  それで、これ原文ですけれども、四国地方開発促進計画、この中にもたしか「計画の前向きの展開」という章がありまして、その中に...全文を見る
○遠藤(和)分科員 地元では、平成二年の十月に第二国土軸構想推進協議会というのが設立されまして、当時の佐藤国土庁長官に、ぜひ国家プロジェクトとして早期に位置づけるように陳情いたしました。そのときに、平成三年度の予算で調査をいたしますということを言明されまして、確かにその予算に計上...全文を見る
○遠藤(和)分科員 それで結論的な報告書のような形で、最後は出るのでしょうか。
○遠藤(和)分科員 運輸省にお伺いしますが、鉄建公団が紀淡海峡のトンネル部に係る区間について地形、地質等の調査を昭和五十八年以来やっています。いつこの最終報告が出るのですか。それとあと、このトンネルは可能なのかどうか、今の時点での感触はいかがでございましょう。
○遠藤(和)分科員 さっきの徳島県のパンフレットには、ちゃんと完成した絵がありまして、豊予海峡トンネルの方はもうそれは終わっているのですね。これはできるということですが、こっちの方は最大水深が約二百メートル。深い。しかし、紀淡海峡の方は最大水深が百二十メートルで浅いのですね。地形...全文を見る
○遠藤(和)分科員 建設省にお伺いしたいのですが、建設省では、平成三年度より紀淡海峡連絡道路というものの本格的な調査を始める、こういうことで、これは日本全国各地に広がるのですが、海峡横断プロジェクト構想の技術的調査方針を取りまとめるために技術調査委員会をつくった。これは紀淡海峡ト...全文を見る
○遠藤(和)分科員 地元の関心といたしましては、橋なのか、トンネルなのか、また、道路単独なのか、鉄道併用なのか、こういうことはいろいろ議論があるわけでございますけれども、これは全部がいてあります。道路も鉄道も、それから、橋もトンネルも、全部がいてあるのですけれども。  お伺いを...全文を見る
○遠藤(和)分科員 よろしくお願い申し上げます。  最後に私、大阪湾のベイエリア開発整備についてお伺いしたいのですが、これは国土庁からいただいた資料でございますけれども、これを見ますと、既に「大阪湾ベイエリアについては、四全総、近畿圏基本整備計画において、広域的な視点から開発整...全文を見る
○遠藤(和)分科員 最後の最後で申しわけありませんけれども、建設省ですか、この構想、要するに環状道路でございます。この大阪湾の環状道路の中で紀淡海峡トンネルの調査をしましょうということで平成三年から調査に入った、このように報道されましたが、これはそのとおりですか。
○遠藤(和)分科員 大変ありがとうございました。  この構想が早く実現されますように、皆様の御努力を心からお願い申し上げまして、質問を終わります。ありがとうございました。
04月09日第123回国会 衆議院 本会議 第17号
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○遠藤和良君 私は、公明党・国民会議を代表いたしまして、ただいま議題となりました医療法の一部改正案につきまして、総理並びに関係大臣に質問をいたします。  総理は、昨年の国会答弁で、政治は人を幸せにすることはできないが、人々が幸せを感じられる環境をつくることはできると申されました...全文を見る
04月10日第123回国会 衆議院 厚生委員会 第6号
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○遠藤(和)委員 私、本日は十五分間という大変短い時間でございますので、法案の中身にわたる質問は次回に、時間のあるときに十分にさせていただきたいと思います。  きょうは運輸省さんにお越しいただいておりまして、航空機の中のごみの分別回収並びに飛行場の中での実態はどのようになってい...全文を見る
○遠藤(和)委員 そのやめてしまった理由というのはどのように認識していますか。
○遠藤(和)委員 これはスチュワーデスさんの御協力というのも大変なものがあると思うのですね。そういうふうなある意味では先駆的な取り組みでございますけれども、それをやめた理由の一つに、空港の中でそれを十分に受け入れる体制がなかったというのが大きな要因の一つではなかろうかと思いますけ...全文を見る
○遠藤(和)委員 いま一つよく説明がわからないのですけれども、では、もっと具体的な例を挙げましょう。  カナディアン航空というカナダの航空会社ですけれども、ございます。ここも環境問題では大変熱心でして、アルミ缶を機内で分別収集しているのですが、日本でごみを出すと一切合財全部一緒...全文を見る
○遠藤(和)委員 先日テレビでこのことを報道しておりまして、私もたまたま見たのでございますけれども、成田の飛行場というのは日本の空の玄関ですし、日本がごみの問題についてどこまで熱心にやっているのかというふうな国際的な評価を受ける、ある意味では日本のごみ処理の文化水準を示すものでは...全文を見る
○遠藤(和)委員 昨年でございましたか、廃棄物の処理法の一部改正をやりましたですね。そのときに、いわゆる処理という意味は、これは分別、保管、収集、運搬、再生、処分が含まれる。そしてまた、市町村長は、大量の一般廃棄物を排出する事業者に計画の作成を指示するとあります。計画の作成の中身...全文を見る
○遠藤(和)委員 最後に大臣に感想を聞きますけれども、今お話のやりとりをお聞きいただけたかと思います。  この廃棄物処理法の一部改正で、相当この分別収集が進むであろうと期待されたのでございますが、いわゆる成田国際空港というところでさえ今実態的にそんな状態になっているわけです。こ...全文を見る
○遠藤(和)委員 本当に厚生大臣の政治力といいますか指導力には高く期待をいたしておりますので、どうぞ力強い行政指導をお願いしたいと思いまして、私の質問を終わります。  以上です。
04月15日第123回国会 衆議院 厚生委員会 第7号
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○遠藤(和)委員 私は、この法律の実効性についてお伺いをしたいと思います。  まず、期待される効果、これにつきましてどのように認識しておりますか。
○遠藤(和)委員 今、長々と説明がありましたけれども、不法投棄等の不適正処理が減少する、あるいは処理費用の高騰が抑制されると言っておりましたが、これは定性的な問題。定量的にとらえましてどの程度の効果がある、このように考えておりますか。
○遠藤(和)委員 これからこの法案が成立いたしますと、大体年間四ないし五カ所くらいモデル施設として整備していく方針と聞いております。平成四年度は岩手県、福岡県、兵庫県、北海道、東京都で具体的な計画を進める、この中身をもう少し詳細に教えてください。
○遠藤(和)委員 午前中の質疑でも若干指摘をされたわけでございますが、産業廃棄物の処理とPPP原則についてお伺いしたいのですが、今まで政府はこのPPP原則というものをかたくなに貫き通した。このために、産業廃棄物処理にかかわる自治体の関与というものを阻んできた傾向があるのではないか...全文を見る
○遠藤(和)委員 それですから、PPP原則をどうとらえるかという問題があるのですが、私が質問主意書を出した昭和六十二年ごろの認識と現在を比べますと、自治体のより積極的な関与というものを認めざるを得ない状況になっているわけですね。ですから、今まではPPP原則というものを余りにもかた...全文を見る
○遠藤(和)委員 私は、何もPPP原則を無視しろとか、ないがしろにしろということを言っているわけじゃありません。これは大事な原則でございますから、今後も貫き通してもらいたい。そうでなければいけないと思うのです。  ただ、余りにもかたくなにこれをとらえまして、自治体の関与は一切な...全文を見る
○遠藤(和)委員 念のために伺っておきますけれども、このPPP原則と行政の関与のあり方につきまして基本的な見解を今の時点で明らかにしておいてもらいたいのですが、この辺についてはどのような認識を持っていますか。
○遠藤(和)委員 具体的な例を申し上げたいのですが、産業廃棄物処理施設の設置、これは何回も私、先ほど申し上げましたが、今地方自治体においては大きな政治問題になっている。  その具体例でございますが、徳島県の吉野町という町がございます。ここに徳島県CRE協同組合が産業廃棄物処理施...全文を見る
○遠藤(和)委員 それで、この町長さんの辞任あるいは知事さんがそのように発言をされた、このことについてはどのような感想を持っておりますか。
○遠藤(和)委員 ですから、最終的に知事がそう判断された。政治判断も含めての判断だと思いますけれども、この判断について厚生省は支持するのかしないのか、これを聞いているのです。
○遠藤(和)委員 これは事務局じゃなくて大臣に聞きたいのですけれども、やはり知事という地方の最高の責任者がそういう政治判断をされて、そういうふうに結論を出された。これについて同じ政治家といたしまして、こういう事情というものを加味して知事がそのように判断をされたことについて、厚生大...全文を見る
○遠藤(和)委員 ですから、こういったPPP原則と自治体の関与の問題に触れるわけですけれども、やはり自治体の関与というのを積極的に認めていかないと、PPP原則だけでこの処理を考えていきますと、現場の首長さんは大変な対応をしなくちゃいけないわけでございまして、そういった法的整備を早...全文を見る
○遠藤(和)委員 地元の新聞にこうした表現で出ているのですが、「「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」では、産廃処理を行う事業者の許認可権は知事にある。」確かにそうです。「しかし、同法は「要件を満たしていない場合、許可してはならない」と定めているだけで、条件を満たした場合、拒否する...全文を見る
○遠藤(和)委員 わかりました。じゃ、次の問題に移りましょう。  産業廃棄物の国内での越境問題といいますか、これはPPP原則ということからいえば全国どこで処理をしてもいい、こういうことになろうかと思うのですけれども、本来はできるならば地域内で処理するというのが私は原則ではないか...全文を見る
○遠藤(和)委員 リサイクル施設だとか最終処分場の確保の問題、これはまさに大きな問題になっているわけですが、今回の法律の制定の趣旨もそこにあるわけですね。今後は予算が大きい問題になるわけですが、これは私の最初のこの法案の実効性にも関係する問題ですが、やはり国が積極的に産業廃棄物の...全文を見る
○遠藤(和)委員 バーゼル条約の批准についての国内法の整備を聞きたいのですが、これは去年からいろいろ問題になっておりまして、できればことしの環境サミットまでに間に合わせるべきではないのか、こういう状況で厚生省、通産省、それから環境庁ですか、各省で調整を行ってきた。ところが、環境委...全文を見る
○遠藤(和)委員 時間が参りました。  最後に一つだけ厚生大臣に確認をしたいのですが、静脈産業の育成の問題です。いわゆる今度の法律は、静脈産業の中でも大きな業者が恐らく対象になるわけですが、実際は中小零細企業の静脈産業の育成というのが本当はもっと大事な問題じゃないかと思うのです...全文を見る
○遠藤(和)委員 指導だけじゃなくて、育成をぜびお願いしたいと思います。
○遠藤(和)委員 以上で終わります。ありがとうございました。
04月22日第123回国会 衆議院 厚生委員会 第9号
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○遠藤(和)委員 私は、まず最初に大臣にお伺いをしたいのでございます。  本来医療法の改正の第一着手というものは、患者の最も身近なところにおります家庭医、ホームドクター、この整備充実から始めるのが筋ではないのかと思うのです。患者のことを四六時中わかっている家庭医の方がいて、この...全文を見る
○遠藤(和)委員 インフォームド・コンセントの話がこの委員会でも議論されておりますけれども、やはりインフォームド・コンセントだとか、あるいは患者の権利だとか、そういうものを明記いたしました医療基本法という概念になる法律、まずこれをつくる、そしてもう一方では医療制度改革の全体像を示...全文を見る
○遠藤(和)委員 医療基本法を厚生省として検討するかしないか、これだけ答えてください。
○遠藤(和)委員 開業医の皆さんが今一番指摘されている問題点は、やはり老齢化の問題ですよね。開業医の皆さんの若返り政策というのが大変大事なわけでございまして、ここに活力がなければ、本当に国民のための医療というものをつくっていく前提がなくなるのではないか、大病院志向がますます助長さ...全文を見る
○遠藤(和)委員 ですから、医療法改正の着手は患者の身近なところから始めるべきであった、この見解を私は言っているわけでございまして、次の改正の時点では、この開業医の問題、それから中小の民間病院あるいは診療所、この方々の医療計画全体の中での位置づけを明確にするような改正をぜひとも着...全文を見る
○遠藤(和)委員 第二点は、医療機関のランクづけになるのではないかという不安です。一般病院は普通車で特定機能病院はグリーン車になるのではないか。特定機能病院に一律に診療報酬をアップするようなつけ方はしない、このように断言できますか。
○遠藤(和)委員 例えば、一般病院で盲腸の手術をしたとしましょう。特定機能病院で全く同じ盲腸の手術をした。このドクターフィーというものは一物一価であるから全く同じである、このように理解してよろしいのですね。
○遠藤(和)委員 それから、特定機能病院に紹介外来制を導入するということは、紹介のない人を玄関払いするのではないかとかあるいは紹介率を全国一律に決めてしまうのではないかとか、こういう不安がありますが、そのようなことは心配ないと言えますか。
○遠藤(和)委員 この政省令案なるものを見ますと、紹介率については当初五〇%ということを考えていたようですが、それは全く書いてありません。ということは、全国一律につけるということは断念した、こう理解してよろしいか。
○遠藤(和)委員 紹介のあり方につきまして若干細かい質問をしますけれども、紹介というのは一体どういうことが定義になるのか。例えば電話一本でも紹介は紹介ですが、保険の算定ということになりますと、やはりきちっとした書面でお医者さんの所見がついたもの、そういう様式が整備されてしかるべき...全文を見る
○遠藤(和)委員 それから、第四番目の不安ですけれども、療養型病床群というのはお年寄りを一般病床から締め出すものではないのかとか、あるいは医療費を削って安上がりのものにするいわゆる老人切り捨てであるとか、社会的入院の追認ではないのかという不安でございますけれども、少なくとも入院九...全文を見る
○遠藤(和)委員 特に難病患者の皆さんが心配していることは、難病患者の皆さんというのは長期入院する方が多いわけでございますが、この方々を念頭にした療養型病床群ではないと断言できますか。あるいは、特定機能病院に現在入院している方々が特定機能病院から追い出されてしまうという心配はあり...全文を見る
○遠藤(和)委員 今、不安の代表的なものを申し上げたわけでございますが、地域からの声といたしまして、この間秋田に参りましたが、秋田の皆さんもおっしゃっておりました。自民党推薦の医師会の会長さんも心配しておりました。この特定機能病院は、厚生省の考えていらっしゃる政省令案によりますと...全文を見る
○遠藤(和)委員 四月一日にいわゆる診療報酬の改定が行われたわけでございますけれども、この診療報酬の改定の中に今回の医療法改正案に関連する部分が前もって行われている、このように私は理解しておりますが、どこの部分ですか。
○遠藤(和)委員 健康政策局はどうですか。
○遠藤(和)委員 基本的には、今度医療法ができた後、それにふさわしい診療報酬の審議があると思いますけれども、審議が始まらなくても、少なくとも受け皿的に人員配置基準が適合するとか、そういう意味で、そういう改定を念頭にしたと受け取られる改定はあると私は理解しているのです。  具体的...全文を見る
○遠藤(和)委員 特例許可老人病院の入院医療管理料(III)というものは、要するに七十歳以上の入院患者が全体の六〇%以上いるということが条件になっておりますけれども、それに見合わない療養型病床群が例えばマルメあるいは定額払い制を導入することは、今の保険の点数ではできませんね。
○遠藤(和)委員 それで療養型病床群については、政府の答弁は、出来高払い制は加味するけれども基本的には定額払いあるいはマルメで行う、こういうことでございますが、今の保険の点数にはそれはないということであれば、当然診療報酬の改定を医療法改正に合わせてやる、こう理解するわけです。診療...全文を見る
○遠藤(和)委員 それで、この診療報酬の改定についてはこの国会の中でもいろいろな議論があるわけでございまして、診療報酬のつけ方によっては、いろいろな差別医療になったりランクづけになったりする心配がある。政府の答弁は、いつも診療報酬の話になると中医協での御議論をという話ですが、ぜひ...全文を見る
○遠藤(和)委員 時間が参りましたので、質問を終わります。ありがとうございました。
○遠藤(和)委員 きょうは意見陳述者の皆さんには本当にありがとうございます。  私は、ちょっと角度を変えましてお話を承りたいのですが、厚生省はきょうの公聴会、意図したのかどうかわかりませんけれども、平成四年度の国民医療費の推定をいたしました。きのう発表したのですが、この国民医療...全文を見る
○遠藤(和)委員 内藤先生にお伺いしたいのですが、先ほど具体的な六項目の御意見がありました。一々ごもっともな話でございまして、これが実現する方向で私は審議の中で頑張ってみたいと思いますが、特に二点について確認をしたいのです。  国家百年の大計に立って医療基本法をつくれということ...全文を見る
○遠藤(和)委員 最後に一問だけ畑澤先生にお伺いしたいのです。  先生は運用を県の医療審議会にゆだねるべきだというお話をされましたが、特に厚生省は、特定機能病院の紹介率を全国一律に考えるという感じもあるわけでございます。特定機能病院の役割というのは当然地域によって違うわけですか...全文を見る
○遠藤(和)委員 終わります。
05月15日第123回国会 衆議院 厚生委員会 第11号
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○遠藤(和)委員 この医療法でございますけれども、私はこのように理解をいたしておりました。  患者の皆さんをどのように交通整理をいたしまして適切な医療が受けられるようにするか、一口に言えばそういうふうな法律ではないかと思うのでございますが、その医療機関の体系化の問題であるとか交...全文を見る
○遠藤(和)委員 私は、一番最初、この法案の審議入りのときに衆議院の本会議場で代表質問をいたしまして、そのときに総理の答弁も、医療基本法の制定ということについては、将来の課題として検討したいといという旨の発言がありましたし、当委員会でも厚生大臣から同じ趣旨の発言がございました。こ...全文を見る
○遠藤(和)委員 わかりました。  それから、第二項目でございますけれども、私どもは、国、地方自治体の責務として医療の担い手の育成と確保を明記すべきである、あるいは将来の検討課題といたしまして、医療供給体制の全体像を明確にした上で、家庭医制度だとか専門医とか専門病院制度の検討を...全文を見る
○遠藤(和)委員 例えば人員配置基準で、看護婦さんの配置基準が四ベッドに一人ということですけれども、長い間この数字が据え置かれているわけですね。これはマンパワーの確保ができた時点におきましては見直しをいたしまして、三対一あるいは二対一ということが考えられると理解してよろしゅうござ...全文を見る
○遠藤(和)委員 それから、いわゆる受診抑制関係です。これは私たちが一番危惧した点なんですけれども、我が方といたしましてはこのように提案をさせてもらいました。まず、附則に「本法施行に当たっては患者の受診抑制を招かないよう常に配慮すること。」ということを入れなさい。そして、確認答弁...全文を見る
○遠藤(和)委員 それでは、若干確認を続けたいと思いますが、療養型病床群に対しても私どもは心配いたしまして、療養型病床群への患者の入院に当たっては、入院日数によって機械的に取り扱うということは厳に慎むべきであり、患者と家族の理解と納得が得られるように十分に配慮をすべきである、これ...全文を見る
○遠藤(和)委員 それから、要するに今度は療養型病床群に入院された患者さんの容体が急変した場合ですけれども、この場合は速やかに一般病棟の方に移動いたしまして診察が受けられるようにする、これも当然のことではないかと思いますが、どうでしょう。
○遠藤(和)委員 それから、療養型病床群について許可を与える場合は、少なくとも看護単位を基準とするべきである、このように考えますが、どうでしょうか。
○遠藤(和)委員 局長に確認したいのですけれども、看護単位ということですが、これはいわゆる俗に言うナースセンター単位、このように理解してよろしいのかどうか。  それから、これは療養型病床群専門の看護婦さんのチームができて、その人たちが昼夜にわたって勤務体制を組んで看護に当たる、...全文を見る
○遠藤(和)委員 それから、特定機能病院のことでございますけれども、私どもは、紹介外来の制度をそのまま特定機能病院に当てはめないようにしなさい、こういうふうな提言をしたわけでございますが、こうなると理解してよろしゅうございますか。
○遠藤(和)委員 それで、初診料の扱いについて確認したいのですけれども、要するに、現在の紹介外来型の病院制度というのは、紹介のない患者の方は初診料に保険が適用されませんから、全額自己負担になるわけですね。しかし、この特定機能病院に紹介制を導入するにいたしましても、紹介外来型病院と...全文を見る
○遠藤(和)委員 確かに紹介外来型病院、今あるものですね、これは保険の点数上決められている病院というのは、あくまで紹介率一〇〇%ということを前提にしているわけですね。今度の特定機能病院に紹介制を導入するということは、地域で決め谷という話もありましたが、おおむね例えば一〇%、二〇%...全文を見る
○遠藤(和)委員 それで紹介率の問題でございますけれども、この紹介率については全国一律とはしないように、それから、私どもの考えとしては、地域の実情もあるし、また大学の本院においてはプライマリーケアも担当しているところもあります。そういうことから、地域医療審議会の議を経て、特定機能...全文を見る
○遠藤(和)委員 全国一律の紹介率を考えていないことは十分承知しているわけでございまして、それではなくて、私は特定機能病院が自主的に設定できるようにせよということを言っているんですけれども、それに対するお答えがありません。これは地域の実情を聞いた上で、例えばこの地域は一〇%にしま...全文を見る
○遠藤(和)委員 特定機能病院の紹介率ということは大変大きい問題もあるわけでございまして、ぜひ地域の実情に合った紹介率の設定をお願いしたいと思うんです。また、厚生省が認める紹介率でなければ特定機能病院に認定しないなどと言わないで、これは弾力的な運用をお願いしたいし、また、紹介のな...全文を見る
○遠藤(和)委員 それから、メディカル・ソーシャルワーカーの身分の問題でございますが、これは医療と福祉というものを総合的に考慮した上で位置づけがされるべきでありますし、関係団体とよく協議をしてお決めになっていただきたい、このように思いますが、どうでしょう。
○遠藤(和)委員 最後に、難病の患者の皆さん、それから人工透析を受けていらっしゃる方々からたくさんのはがきをいただいております。今回の医療法改正によって私たちが病院から締め出されちゃうんじゃないかとか、あるいは療養型病床群の方に無理やりに行かされちゃうんじゃないかとか、そういう心...全文を見る
○遠藤(和)委員 以上で終わります。
○遠藤(和)委員 私は、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、民社党及び進歩民主連合を代表いたしまして、本動議について御説明申し上げます。  案文を朗読して説明にかえさせていただきます。     医療法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、...全文を見る
11月27日第125回国会 衆議院 厚生委員会 第1号
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○遠藤(和)委員 最初に、私自身のことから申し上げて恐縮なのでございますが、実は昨年、東京でGLOBEの総会がございました。このGLOBEというのは地球環境に関心を持つ国会議員の世界的な議員連盟でございますが、総裁が当時アメリカのアル・ゴアさん、今度副大統領になりましたけれども、...全文を見る
○遠藤(和)委員 おくれた理由は、巷間省庁間の縄張り争いが原因だ、こういうふうに言われているわけですが、特に今度の法律は、新法とこの廃掃法の一部改正という二本立てになっていますね。この中で厚生省としての役割をどのように位置づけたのか、これを聞きたいと思います。
○遠藤(和)委員 一番の問題点は有害廃棄物の定義の問題ですけれども、バーゼル条約と日本の今までの国内法の概念とは全く違っていた、こういう部分がありまして、これが大きな問題になっていたわけです。  例えば具体的に申し上げますと、我が国は有害化学物質を含む廃棄物を有害廃棄物としてい...全文を見る
○遠藤(和)委員 私は、有価物を含む含まないの議論をしているのではありません。いわゆるこの新法の方はバーゼル条約の対象すべて、四十七種類を全部対象としているのに、この廃掃法は特別管理廃棄物という定義ですから、これは四十七種類全部ではありませんね。厚生省は国内の廃棄物対策との一体性...全文を見る
○遠藤(和)委員 御承知のことと思いますけれども、バーゼル条約というのは、加入に当たって有害廃棄物を留保することはできないわけですね。四十七種類全部認めなければいけないわけですから、留保はできない。ということであれば、バーゼル条約関連法案と言う以上は、このすべてを対象とする努力を...全文を見る
○遠藤(和)委員 それから、バーゼル条約の問題点の一つに、有害性の判断方法と基準について、国際基準の作成が今後の課題として残されているわけですね。作成されるまではどうしているかというと、それぞれの国の国内法に基づきまして基準の厳しい国の基準を基準とする、こうされているわけですね。...全文を見る
○遠藤(和)委員 中央公害対策審議会の平成二年十二月十八日の答申、いわゆる「有害廃棄物等の越境移動対策の在り方について」の中に、有害廃棄物等の国内処分の原則というのが三つうたわれているのですね。要約して申し上げますと、有害廃棄物等は、原則として発生国である我が国国内でリサイクルし...全文を見る
○遠藤(和)委員 同答申の中でこういうことも書いていますね。廃掃法に係る処分基準の整備という項目があるのですが、その中に、「バーゼル条約で規制の対象とされている有害廃棄物等と比較して、現行の廃棄物の処理及び清掃に関する法律により定められている有害廃棄物は、その対象となる有害物質の...全文を見る
○遠藤(和)委員 このバーゼル条約加入に当たっての厚生大臣の決意をお伺いしたいのですが、加入ということになりますと、当然廃棄物の輸出というのが原則的に禁止になるわけですね。そうなりますと国内できちんと処理をしなければならない。そういうことになりますと、最終処分場の確保の問題、それ...全文を見る
○遠藤(和)委員 それでは、これでこのバーゼル条約関連を終わりまして、ちょっとこの機会にぜひ質問をしたいことがありますので、お願いをしたいと思います。  まずエイズの対策ですけれども、私、この間都立駒込病院に行って現場のお医者さんからいろいろ話を聞きましたが、二つ緊急にやっても...全文を見る
○遠藤(和)委員 保険制度の中で保険を適用する以上は、氏名を特定しないとできない、これはわかります。ただ、プライバシーを保護するということからいうと、健保組合等で全部名前がわかってしまって、うちの彼がそうだということはみんなわかるわけですね、請求が来るのですから。ここの部分は特別...全文を見る
○遠藤(和)委員 最後に、診療報酬の改定問題で二つ聞きたいのですが、一つは歯の問題、もう一つは耳の問題です。  合わない入れ歯がいっぱいあるというのですよ。この間もテレビでやっていましたけれども、老人ホームのお年寄りが食事のときには入れ歯を外すというのですよ。どうして外すかとい...全文を見る
○遠藤(和)委員 時間が参りましたので、本日はこの程度にとどめおきます。ありがとうございました。