遠藤和良

えんどうかずよし



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遠藤和良の1998年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月27日第142回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○遠藤(和)委員 平和・改革の遠藤和良と申します。  最初に、総理は何でも大変詳しく御存じでございますからお伺いしたいのですけれども、インドにございますサンジャイ・ガンジー医学研究所というのがあるのですけれども、御存じでしょうか。
○遠藤(和)委員 外務大臣はいかがでしょうか。
○遠藤(和)委員 これは、我が国からODAをやっておりまして、無償資金援助が三十三億円ですか、それから技術協力が二億六千六百六十三万円ですかの協力をしているわけでございますが、最初に、この概要について若干説明を願いたいと思います。
○遠藤(和)委員 大変長い説明があっていらいらしたのですけれども。  今説明がありましたいわゆる第一次、第二次と交換公文の署名があった時期ですけれども、この時期に当時のインドのこの研究所の所長でございましたドクター・セティというのがいますが、この方が外国からの機材供与の関連で逮...全文を見る
○遠藤(和)委員 逮捕の被疑容疑の中に、日本のODAとの関連は具体的にはないのですけれども、具体的には別の国ですね、よその国との関連でそういうのがあったということが確認されているわけでございますが、日本の額はその国に比べて大変巨額なわけでございまして、同じような手口でやはりそうし...全文を見る
○遠藤(和)委員 その件はわかりました。  平成五年の十二月二日から平成七年の七月三十一日にかけて現地に派遣をされた塩野谷恵彦先生が、JICAに対してプロジェクト総合報告書を出しています。  このペーパー、私も写しを先生からいただいたわけでございますが、先生としては、いわゆる...全文を見る
○遠藤(和)委員 ODAは十年度の予算でも約一兆円ついているわけですね。それは貴重な国民の税金でございますね。その税金がこうした形で、せっかく送ったのに四億七千万円もが全く使い物にならなくなってしまった。これは、税に対する本当に真剣な取り組みというものを考えた場合に捨てておけない...全文を見る
○遠藤(和)委員 まだこの報告書にはいろいろほかに問題がありまして、例えば脳神経外科研究棟というのがすべて倉庫になっていた。そして、関係者の強い抵抗を排除してその倉庫を開放して中に入ったら、総額一億円余りの機材が十数の部屋に未開封のままぎっしり詰まっていた。手術台とかモニターとか...全文を見る
○遠藤(和)委員 これは大変いろいろな問題を含んでいるプロジェクトだったと思うのですね。本当は平成七年七月三十一日で終わる予定のものを無理に二年間延長しているわけですね。昨年の七月に終わっているわけですが、その時点で会計検査院が現地に行っていると聞いていますが、何か現地でその後こ...全文を見る
○遠藤(和)委員 会計検査院は、本当にこういう事案についてもっとびしびし外務省に注文をつけた方がいいと思うのです。  外務省の方も、当初の予定どおり終わらなくて二年間延長せざるを得なくなったという状況があるわけですね。それは何かというと、一番最初の計画そのものがずさんだったのじ...全文を見る
○遠藤(和)委員 終了後評価というシステムがあるのですけれども、これは去年の七月に終わっていますね。その調査団というのは既に派遣されていると思うのですが、どういうメンバーで派遣したのですか。
○遠藤(和)委員 いわゆるこのプロジェクトにかかわってきた内輪の人が行って見てきて、よかったというのじゃ、本当に正確な評価はできないのじゃないかと思うのですね。やはり全く関係のない第三者が行って、NGOもいいでしょう、あるいは有識者だとか、中には外国人が入ってもらってもいい、そし...全文を見る
○遠藤(和)委員 それは会計検査院にもお願いしたいのですけれども、やはりある程度時期がたって、日本の協力というものがその国民にとって本当に有益なものであったのかどうか、税金が本当に有効に使われたのか、こういう調査をやるべきだと思います。会計検査院、今後行く予定はありますか。
○遠藤(和)委員 今、総理、お聞きになっていただいたわけでございますが、やはりODAというのは、ある意味では日本の国とか日本の国民を映し出す鏡なんですね。どういうふうなものが実際に行われているのかというのは、日本の国の姿をそのまま映し出す鏡だ、こう言われております。  私、今の...全文を見る
○遠藤(和)委員 総理にもう一つお聞きしたいんですが、いわゆるODA基本法に対する考え方ですけれども、ODAが、法律がなくてされているわけですね。ですから、国会がどのように関与するかという部分も明確でありません。今回はたまたまそういった報告書が明らかにされましたものですから情報が...全文を見る
○遠藤(和)委員 終わります。
03月11日第142回国会 衆議院 逓信委員会 第3号
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○遠藤(和)委員 平和・改革の遠藤和良でございます。  きょうは、理事の皆さんの御理解をいただきまして、私、質問時間を一時間いただきました。ありがとうございました。  一般質問でございますから、アトランダムにいろいろなことをお伺いしたいと思います。  ちょっと話題を変えまし...全文を見る
○遠藤(和)委員 郵政大臣、高田屋嘉兵衛は知っていますか。
○遠藤(和)委員 いきなりの質問で申しわけございません。  この方は、今お話がありましたが、江戸の末期から明治にかけて活躍した方でございまして、兵庫県の五色町の生まれでございますから、私の選挙区ではございません。  それで、有名になりましたのは、やはり司馬遼太郎先生が「菜の花...全文を見る
○遠藤(和)委員 それでは、所信表明に対する質疑に入りたいと思います。  きのう、所信表明があったのですけれども、全く触れられなかったことがあるのですね。それは何かというと、行革の最終報告、それからそれをもとにいたしましたこの国会に提出されております中央省庁等改革基本法、この中...全文を見る
○遠藤(和)委員 私は、何できのり触れなかったのかということを聞いているのです。一行も書いていないのですね。
○遠藤(和)委員 確かに行革基本法はこの委員会の所管ではないのですけれども、郵政省がどうなるかという大変大事な話ですから、これは当然この委員会でも議論をしなければいけないテーマだと思うのですね。  それで、この行革基本法を読みまして思いますことは、この行革基本法というのは、やは...全文を見る
○遠藤(和)委員 郵政省の中で考えるワンストップサービスではなくて、国全体の中で行革をするのだ、そこへ集約するのだ、こういうふうな議論を大きく起こしていかないといけないと思うのですね。郵政省の中だけで考える話じゃないのじゃないかと私は思います。  そういう意味で、総務省というの...全文を見る
○遠藤(和)委員 行革基本法に則してもう少し聞きたいのですが、総務庁、自治省それから郵政省を含む総務省というのは三十一万人ぐらいの大きな省になるだろう、こういうことですが、大臣は一人ですね。それから、その外局にいわゆる郵政事業庁というのを置くのですけれども、この職員が三十万人。そ...全文を見る
○遠藤(和)委員 ですから、総務大臣というのはこれはすごい広い分野で、今でいうと、地方行政から、消防の話から、選挙の話から、それから今やっている郵政省の話、全部やって、公正取引委員会もやるのですか、すごく広い分野ですね。これを一人の人が見るということになるわけですね。  それで...全文を見る
○遠藤(和)委員 努力目標といいますか、できればという書き方なのですけれども、郵政事業庁というのは、できれば平成十三年一月一日ということでございますと、その新しい公社というのは平成十五年一月一日を含む年、こういう理解でよろしいですか。
○遠藤(和)委員 それから、現在の郵政省の仕事が郵政事業庁、そして新公社に移るのですけれども、いわゆる国営、三事業一体という経営形態、これは一気通貫で変わらない、こう理解してよろしいわけですね。  その事業はどういうことを旨としてやるのかということなのですけれども、いわゆる俗に...全文を見る
○遠藤(和)委員 ポスト投函制というのはどうなのですか。
○遠藤(和)委員 そういたしますと、郵政事業への民間の参入について、その具体的条件の検討に入るとあるのですけれども、その具体的条件とユニバーサルサービスとの関連でございます。  あまねく公平にということをきちっと条件に入れるということになると、全国料金均一制かつポスト投函制とい...全文を見る
○遠藤(和)委員 そうすると、参入する民間にはユニバーサルサービスは義務づけない、要するに、国営の郵便局でユニバーサルサービスはやります、こういう話ですか。
○遠藤(和)委員 郵便局は赤いポスト、民間は白いポストで同じようにやらせる、全く同じ条件でなければ認可しないということは考えていない、そこはよくわかりました。  では、最低条件は何ですか。
○遠藤(和)委員 まだもやもやとしている話なのですけれども、具体的に条件が検討されてこれでいきましようということになった、そのときに、それは新しい法律をつくるということになるのでしょうか。いわゆる認可条件といいますか、それをつくって、その法律のもとに認可された株式会社というふうな...全文を見る
○遠藤(和)委員 あまねくということをやはり民間事業者の方にも理解してもらわないと、いわゆるいいとこ取りというふうな参入の仕方になる可能性は十分にあるわけですね。  その信書の部分ですけれども、ここを開放するというとなんですけれども、出入り自由にするという形にすると、要するに、...全文を見る
○遠藤(和)委員 これは少し議論を今後詰めていかなければいけない問題だと思いますね。国民の皆さんが見ていて、サービスが多様化した、あるいは便利になった、郵便局の方も民間の方もともに競争してさらにサービスがよくなった、こういうふうなものがよい形だと思います。具体的な参入条件について...全文を見る
○遠藤(和)委員 この扱いについて郵政大臣に聞きたいのですけれども、郵政大臣はそもそも国庫納付は反対だと言っていましたね、一番最初は。反対だと言っていた。最終報告の時点では、合理的な基準をという話になった。合理的な基準も何もなしに、やみくもに国鉄長期債務の利子の償還の財源にこれを...全文を見る
○遠藤(和)委員 剰余金というのは、本来的なことを言えば貯金者に還元すべき財源ですね。利子で還元するのかサービスで還元するのかわかりませんけれども、貯金者に還元すべきものでございます。今回は、貯金者に何の相談もなく、いきなり一般財源に組み込んでしまったわけですけれども、まだ少し残...全文を見る
○遠藤(和)委員 それで、剰余金の活用の仕方なのですけれども、一つは、今超低金利時代が続いていまして、長いものですから、お年寄りの皆さんとか大変な思いをしているわけですね。一年間で試算によると七兆円ぐらいが国民から銀行に所得移転しているのではないかという統計もあるぐらい、長い間、...全文を見る
○遠藤(和)委員 福祉定期貯金については、今回対象を拡大して、百七万人ふやして合計五百六十一万人が対象なのですけれども、実際に預け入れている人は九十七万件と聞いています。ですから、大体二割弱の人しか使っていない。  それから、こちらの方は金利が高いのですけれども、介護貯金の方は...全文を見る
○遠藤(和)委員 最後に、公務員の綱紀粛正についてお聞きしたいのですが、大変残念なことですけれども、会計検査院の報告によりますと、平成八年度郵政省関係で四十六件、八億円を上回る事故があったということが報告されております。  こうした事故を起こした職員に対する処分、対応、それから...全文を見る
○遠藤(和)委員 国営で三事業一体という結論が出た、今後民営化の見直しは行わないというその前提は、あくまでも現在の郵政省の職員の方が本当に間違いのない、信頼するに足る公務員であるということが前提だと思うのですね。それが毎年このような事故が起こる。四十六件、八億円というのは、私は大...全文を見る
○遠藤(和)委員 終わります。ありがとうございました。
03月18日第142回国会 衆議院 逓信委員会 第4号
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○遠藤(和)委員 海老沢会長にお尋ねをいたします。  兵庫県の淡路島に、大河ドラマ 「高田屋嘉兵衛」を実現する会というのができまして、NHKにも熱心に陳情活動をしているようでございますが、どのように認識をされておりますか。
○遠藤(和)委員 この高田屋嘉兵衛という方は、今お話がありましたように、幕末に活躍をされた方でございまして、私の選挙区ではありませんけれども、兵庫県の五色町の御出身の方でございまして、函館を最初に開いた方ですね。北前船の回船問屋を起こしまして、盛んに交流をした。そればかりではなく...全文を見る
○遠藤(和)委員 今テレビ番組配信サービスの話もあったのですが、これは商業放送だとおっしゃいましたが、NHKが世界各地のいわゆるケーブルテレビ局等にスクランブルをかけて有償で送信する、そのケーブルテレビ会社は、個々の視聴者に対して有料で放送する形になるわけでございますが、その番組...全文を見る
○遠藤(和)委員 それは、NHKの持っているソフト、それを活用する、そういう意味では事業外収入の一部である、商業放送という言葉を使われたものですからちょっと戸惑ったのですけれども、NHKが行うそういうふうな事業もある、こういう理解でよろしゅうございますか。
○遠藤(和)委員 郵政大臣にお伺いしますが、この国際放送の中でもラジオの方は国から交付金を出しておるわけですね。テレビの方には出しておりません。この整合性をどう考えるかという問題点。  それから、私は、交付金というものは、テレビもラジオも同じ扱いにして、出すか出さないか、どちら...全文を見る
○遠藤(和)委員 時間が参りましたので終わります。どうもありがとうございました。
03月19日第142回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第1号
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○遠藤(和)分科員 私、平和・改革の遠藤和良でございます。きょうは、予算委員会の分科会でございますので、私の地元でございます徳島県の話を通して質問をさせていただきたいと存じます。  最初に大臣に見解をお聞きしたいのですけれども、これは徳島県だけではなくて日本全体の問題になります...全文を見る
○遠藤(和)分科員 確かに、ドイツの話がありましたのですが、アメリカもそうだったんじゃないかと思うんですね。一時はやはり製造業が空洞化した時代がありました。しかし、産業構造の改革を思い切ってやったんだと思いますね、高付加価値のものをつくるとか、あるいは情報通信産業というものを中心...全文を見る
○遠藤(和)分科員 企業の中の問題ということで見れば、従業員の解雇をしないとか、あるいはこの企業も考えているようですけれども、その町から少し離れたところに那賀川工場というのがありまして、そちらの方にみんな吸収しましょう、そのかわりにバスを用意しましようとか、若干男性には海外に、中...全文を見る
○遠藤(和)分科員 ぜひ念頭に入れていただきまして、よろしくお願いを申し上げたいと思います。  話は変わりますが、この四月五日に待望の明石海峡大橋が開通をいたしまして、徳島県が京阪神と陸続きになるのでございますが、今、県民の中で大きな期待とともに心配があるのです。それは、いわゆ...全文を見る
○遠藤(和)分科員 どうもありがとうございます。  それから、大店法を廃止をいたしまして、都市計画法の改正と大規模小売店舗立地法の制定で対応する、こういうふうな基本方針がこの国会で法案が出ているわけでございますが、私のもとに、徳島県内の商工会議所だとか商工会の皆さんから連日心配...全文を見る
○遠藤(和)分科員 この法律とともに、いわゆる中心市街地活性化の具体的な政策展開があるわけですが、十一省庁合わせて一兆円初年度に予算計上をしている。これに対する初年度の認定箇所数をどのぐらい考えているのか。それから、認定基準についてどういうふうに考えているのか。やはりルールが必要...全文を見る
○遠藤(和)分科員 今、独自性という話がありました。これは大変大事な観点だと私は思うのですね。日本の都市が、顔がみんな同じになっちゃった、そういう傾向があると思うのですね。江戸時代はそれぞれ藩というのがありまして、みんな独自の顔をしていたのですが、明治以降みんな同じ顔になっちゃっ...全文を見る
○遠藤(和)分科員 終わります。ありがとうございました。
04月03日第142回国会 衆議院 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第3号
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○遠藤(和)委員 私は、きょうは憲政史上画期的な審議をしている国会だと思います。日本の国に議院内閣制ができて以来、国政選挙の投票権を在外邦人の皆さんにも付与するという法案がこの後採決されるわけでございまして、まことに重要な意味を持っている国会であると思います。このことについて長い...全文を見る
○遠藤(和)委員 さて、世界じゅうに住んでいらっしゃるそういう方々に対して、この制度ができたということの周知徹底の仕方ですけれども、先ほど、ポスターをつくるとかパンフレットをつくるという話があったのですが、私は、メディアの時代ですから、新聞、テレビ、これを大いに活用しなければなら...全文を見る
○遠藤(和)委員 帰国の意思の確認の削除のことについては、これは当然削除すべきだという主張をしておきたいと思います。  それは、法のもとの平等という観点からいっても、日本に居住する国民の皆さんには出国の意思を確認していないのでございますから、外国にいらっしゃる方が帰国の意思を確...全文を見る
○遠藤(和)委員 私が尋ねているのは、この附則に書いて、当分の間比例代表の選挙に限るとしたのは、憲法上合理的なものを満たしているものではないと私は思っているのですね。あくまでも本則にあるのが憲法上の理想でございますし、理念をそのまま受けたものであると思います。あとは技術的な問題と...全文を見る
○遠藤(和)委員 その暫定措置というのは、やはり短いのが暫定措置でございまして、五十年もかかる暫定措置はないのでございますから、大臣、これは実施したら可及的速やかに全面的に投票権を認める、こういうふうなことを意気込みとして示す必要があると思いますが、いかがでしょう。
○遠藤(和)委員 それから、選挙制度というものは、選挙をする人、投票する人のためにある制度だと私は思います。今度の問題も、在外邦人の皆さんが国政に対する投票権を利用、活用できる、その活用できる制度をつくった以上は、その方々の利便に供したものでなければいけないわけですね。そういう根...全文を見る
○遠藤(和)委員 最後に、衆法の提出者にお伺いしますけれども、こうして、衆法、閣法並んで今最後の質問をいたしまして、採決するということになるわけでございますが、やはり衆法が出たということが大きなきっかけになりまして閣法を出されて、こうして両案を同時に審議をすることができたわけでご...全文を見る
○遠藤(和)委員 ありがとうございました。終わります。
04月23日第142回国会 衆議院 逓信委員会 第8号
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○遠藤(和)委員 私は、電気通信分野における規制緩和のあり方という観点から、大臣に若干の所感を最初に聞きたいと思います。  きょうも規制緩和の一環としての法案の審議をしているわけでございますが、現時点におきまして、電気通信分野における許認可総数は幾らぐらいあるのか。あるいは、主...全文を見る
○遠藤(和)委員 ですから、最終的な姿はこういうものを考えていますが、現時点は例えば登山で言えば何合目ぐらいに当たるんだとかいう、そのかいつまんだ認識でございます。
○遠藤(和)委員 規制緩和を今後進めていく、こういう方向はある。一つ大きな山をこの法律で越えた。次にも山はある。その次にもあるかもわからない。こういうふうな大体のニュアンスなのでしょうか。  それで、この規制緩和ということと自由競争という観点からお聞きしたいのですけれども、規制...全文を見る
○遠藤(和)委員 今のお話は、役所という立場は国民の立場である、あるいは国の立場である、そういう意味で、規制は緩和することもあるし、規制をすることもある、こういうふうな国の立場を明確にされた話ではないかなと理解をするわけでございますが、その立場の中で一つ考えられることは、大事な話...全文を見る
○遠藤(和)委員 この点は大臣にも確認しておきたいのですけれども、ユニバーサルサービスを担保する手だて、方法ですね。法律でするのか制度でするのかという大きな話なんです。  規制緩和ということからいえば、法律ではしないという方向に向かっていくと思うのです。そうすると、それを担保す...全文を見る
○遠藤(和)委員 ユニバーサルサービスとともに、もう一つの概念として、自由競争の社会の中で考えていただきたいのはセーフティーネットの概念です。これはよく社会保障分野で言われる話なんですけれども、電気通信分野の国民生活ということからいってもそういう概念はあるのではないかと思います。...全文を見る
○遠藤(和)委員 また、通信コストでございますが、これは低減することによって大きな経済効果があると思うのですね。規制緩和をしていくということは自由競争の促進になるわけですから、当然コストがダウンすゑそういう方向に持っていかなければいけないと思うのですね。ですから、規制緩和とセット...全文を見る
○遠藤(和)委員 そういう目標を発表するというのは政治家の役割の一つではないかなと思うのですね。これは、行政にある人はそういう政策目標というのはなかなか掲げにくいものですから、ぜひそういうことを、インセンティブをつけていくという意味では大変大事な話ではないかと思います。  それ...全文を見る
○遠藤(和)委員 それから、この法案に則して聞きたいのですが、プライスキャップの問題です。  これは、要するにNTTの県内電話を対象にされていると思いますが、例えば、現在百円であったものを想定しますと、物価上昇率が五%、これは消費者指数を入れると思うのですけれども、五%で、目標...全文を見る
○遠藤(和)委員 最後に、大臣にちょっと聞きたいのですが、今、いわゆる社会資本整備、公共事業として、電気通信分野に限らないのですが、情報通信産業、情報通信分野というものを新たな社会資本整備の中に入れる議論が盛んに行われているわけです。これは、少し議論を整理する必要があるのじゃない...全文を見る
○遠藤(和)委員 政府内部で決める前に、郵政大臣個人はどういう考え方を持って政府内部の議論をこちらに引っ張っていきたい、こういう認識を問うているわけでございます。
○遠藤(和)委員 ありがとうございました。終わります。
05月07日第142回国会 衆議院 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第4号
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○遠藤(和)委員 きょう審議をいたしますこの法案は、来春の地方統一選挙を、昭和二十二年以来やっておりますように、県の選挙と市町村の選挙を二週間間を置いて実施しようとするものでございますから、従来のやり方と特段変わったやり方ではない、こう理解をさせていただいております。  この法...全文を見る
○遠藤(和)委員 低投票率の原因が政治家の側にあるという認識は私も同感するところでございます。やはり、政治自身が国民にとって信頼を回復する、そうした魅力のある政治、あるいは緊張感のある政治、そういうものにダイナミックに変わっていかなければいけない。これは大きな、大事な原因の一つだ...全文を見る
○遠藤(和)委員 介護保険制度が導入されまして、要介護者の認定をするということになると思いますね。そうすると、公的に認定された人が出るわけです。その公的に認定された人というのは、その時点で郵便投票の対象者とする、こういうふうなことは考えられますね。
○遠藤(和)委員 ですから、これは厚生省の所管になると思うのですけれども、厚生省と自治省がよく協議をして、実際に投票所に向かうことは困難であるというふうな認定を、一級から六級ですか、その間で何級までにするとか、そういう話を具体的にすると。もうしているのですか。
○遠藤(和)委員 ぜひその協議は幅広くやった方がいいと思うのです。  それから、これは寝たきりの老人ばかりではなくて、例えば難病の人だとかそういう方も、必ずしも重篤な身体障害者に認定されていない人がおりますね。実際は難病でほとんど寝たきり状態だ、こういう方もいらっしゃるわけです...全文を見る
○遠藤(和)委員 それから、巡回投票制度は、時間的に短いという話で否定されたわけですけれども、今度行政改革の中央省庁の再編がありまして、将来、総務省という形になって、いわゆる現在の自治省それから郵政省等が一つの役所になるわけですね。そうすると、郵政省の職員、郵便局の職員の皆さんで...全文を見る
○遠藤(和)委員 私は、郵便局の職員の方は国家公務員であるということから、そういう選挙の管理者としてそのときにはお願いをするということは可能なことではないのかな、安心のできる状況ではないのかな、こう思いましたものですから、ちょっと提言として言わせていただきました。  それから、...全文を見る
○遠藤(和)委員 午前中にも若干話題になりましたが、洋上投票制度の問題ですけれども、多くの皆さんから、特に外国航路に乗っている、あるいは漁船の船員の皆さんから陳情があるわけです。  シールドファクスを使った模擬投票をやった、こういう話があるわけですが、ファクスを使った投票という...全文を見る
○遠藤(和)委員 本人確認というのは、例えば船なら船の船長さんがそこの選挙責任者という形でやるとか、あるいは、住民基本台帳ができたらIDカードができるわけですから、これは簡単に本人確認ができますね。  あとは、投票の秘密を保持するという話ですが、たくさんいらっしゃるところだった...全文を見る
○遠藤(和)委員 ぜひ実現の方向でお取り組みをお願いしたいと思います。  それから定住外国人の地方参政権付与の問題ですけれども、これは最高裁から憲法解釈の話がありまして、立法の問題だという話になっているわけです。  これは大臣の見解を聞きたいのですが、参政権というのは、一つは...全文を見る
○遠藤(和)委員 国政選挙に対する参政権は考えられない。その理由は、外国人に日本の国の意思決定をゆだねるわけにはいかない、こういう理由だろうと思います。  それから、地方の選挙の被選挙権というのは知事さんとか市長さんとかあるいは議会の議員になるという資格ですけれども、これもやは...全文を見る
○遠藤(和)委員 質疑時間が終了いたしました。どうもありがとうございました。
10月01日第143回国会 衆議院 逓信委員会 第3号
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○遠藤(和)委員 九月二十四日から二十五日にかけまして、高知県で記録的な集中豪雨がありました。  二十七日の日曜日でございますが、関谷建設大臣が現地を緊急視察されるとお伺いしまして、私も同行させていただきました。朝六時に徳島の自宅を出まして、高知県の国会議員の皆さんと一緒に同行...全文を見る
○遠藤(和)委員 特に電話の不通という問題なんですが、本当に、いざというときに救助を求めようと思っても電話がかからない、こういう状態が長く続いたという話を現地で聞いてまいりました。  この際お聞きしたいのですが、通信関係の被害の状況並びに通信サービスが十分にできなかった、こうい...全文を見る
○遠藤(和)委員 高知県の年間の降雨量が約二千ミリで、この日降ったのが大体年間の三分の一といいますから、四カ月分ですね。四カ月分の雨が三時間で降った。二十四日の深夜から二十五日の未明にかけて三時間で降って、非常に急激な浸水が続いたわけです。大体水深が一番多いところで三メートル。で...全文を見る
○遠藤(和)委員 きょうはNTTの方にも来ていただいているのですが、ただいまお話がありました災害伝言ダイヤルというものがあるのですけれども、周知徹底されていなくて、実際にこういう緊急のときに使われていない、この周知徹底をどうするのかという問題があります。  それから、テレビなど...全文を見る
○遠藤(和)委員 郵政省、携帯電話とか加入者電話から一一〇番とか一一九番へ優先的に接続する、こういう仕組みはっくれないものでしょうか。
○遠藤(和)委員 緊急時に電話が通ずるということは非常に大事な、ライフラインなんですね。ですから、少なくとも、一一〇番、一一九番にかけたときにつながらないというのでは危機管理体制ができていないということになりますから、これはぜひ実現をしていただくようにお取り組みをお願いしたいと思...全文を見る
○遠藤(和)委員 せっかく衛星を利用したそういう移動通信システムがありまして、車も全国に千台と聞いていますから都道府県で単純に割ると二十台ずつぐらいはあるのだと思うのですね。それが今度の高知の水害で活用できなかったという問題点については、これは道路の状況というふうにおっしゃいまし...全文を見る
○遠藤(和)委員 阪神・淡路大震災の後、こうした災害のときに通信手段を確保するということの議論がなされてきたわけでございますが、高知の水害を例に挙げますと、余り阪神・淡路大震災の教訓は実際には生かされていないのではないか、こういうふうな心配をするわけでございます。  そこで、大...全文を見る
○遠藤(和)委員 では、この問題はこれで終わりたいと思います。  きょうはNTTにお越しいただいておりますのでもう一点お聞きしたいのですが、先月、九月一日、中国の瀋陽市で国際会議がありまして、私出席をさせていただいたのです。今中国、全地域でございますが、大変なスピードで携帯電話...全文を見る
○遠藤(和)委員 NTTの御健闘を期待したいと思います。  あと、放送についてちょっと二点ばかりお伺いしたいのですが、一つはBS放送ですが、放送大学というのがあります。放送大学は全国展開ということが設立当初からの目標だったわけでございますが、ことしの一月、CS放送を利用しました...全文を見る
○遠藤(和)委員 では、差し上げます。終わります。
10月09日第143回国会 衆議院 建設委員会 第3号
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○遠藤(和)委員 高知県で、九月の二十四日、二十五日に記録的な集中豪雨がございました。一年間に降る雨が高知県では大体二千ミリと言われているのですが、この二日間でその約半分近い降雨があったということでございます。  二十七日、日曜日でございましたけれども、急遽建設大臣が緊急に視察...全文を見る
○遠藤(和)委員 床上浸水の数はその後だんだんふえてまいりまして、私の手元に来ておる十月六日の調査では、一万二千三百七十棟ということになっております。  きょうは国土庁長官お越しいただいておりますが、その後、私どもも党の中に対策本部をつくりまして、もう一回現地へ行ってまいりまし...全文を見る
○遠藤(和)委員 事務手続の話は、これは一般論としてそのとおりでしょうけれども、床上浸水が一万二千棟というのはやはり異常な激甚だと思うのですね。  したがって、これは事務局の話じゃなくて、大臣として、ぜひそういう方向で検討していくとか、その話を、政治的な決断を早くした方がいい、...全文を見る
○遠藤(和)委員 確かに、個人的な災害というものをどのようにカウントするかというのは非常に難しい問題だと思いますが、公共的な道路だとか鉄道、あるいは田畑あるいは食品工業団地の機器等の被害も大変なものでございます。ぜひ激甚指定を考えていただきたいと、強く要請をしたいと思います。 ...全文を見る
○遠藤(和)委員 県の皆さんとも私、意見を交換してきまして、県としてもぜひ、宅地が遊水地になるのはおかしい。既にあるわけですから、ある宅地を高くするのも難しいわけですね、既に家が建っているわけですから。ですから、河川の治水の考え方をぜひ考え直していただいて、そうした方向で取り組ん...全文を見る
○遠藤(和)委員 遊水地、法律的な遊水地という意味もありますし、今回、高知市内全部遊水地になってしまったのですよね。全部、川がはんらんしまして、そして事実上の堤防は鉄道の線路が堤防だったのですよ。その線路の堤防まで決壊してしまったものですから、全部川に流れていってしまった。本当に...全文を見る
12月03日第144回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第2号
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○遠藤(和)委員 高知の水害について私も質問をいたします。  我が党では、この高知の水害の甚大さにかんがみまして、対策本部をつくりまして、現地を視察したり、あるいは官房長官に申し入れをしてきたわけでございます。福留さんや旭道山さんも当時視察をしたメンバーでございますが、きょうは...全文を見る
○遠藤(和)委員 年度末ということですが、できるだけ早く、一月ごろにも結論を出していただければありがたいと思います。要望します。  それから、建設省に聞きますが、建設省は、先ほども話がありましたが、国分川の河川改修事業を河川激特事業に採択をしていただきました。この事業ですけれど...全文を見る
○遠藤(和)委員 今回の水害は、二万四千戸という方々が水没をしたわけですね。ですから、このことを二度と起こしてはいけない、そういうことをきちっと市民の皆さん、県民の皆さんに安全宣言をするというのは国の責務であろうと思いますので、総合的な計画の策定、それからそれの実行をきちんとやっ...全文を見る
○遠藤(和)委員 説明は必要ないですから、国庫補助しますという話だけ最初に結論を出してください。お願いします。  それから、文部省ですけれども、県立美術館の一階が水浸しになりました。それから学校施設も大きな被害が出ています。これについて、きちんと国で助成をして災害復旧は完了しま...全文を見る
○遠藤(和)委員 厚生省にお聞きします。  いわゆる社会福祉施設、特別養護老人ホームだとか各種の施設が被害を受けました。それから火葬場ですね。これも土砂崩れがありまして被害を受けていますが、これに対して助成はして、もう復旧工事は完了したのでしょうか。
○遠藤(和)委員 この斎場の被害は意外に大きいんですね。土砂で埋まったものですから、被害の見積もりをいたしますと四億一千五百三万五千円という額が出ているんですが、この半額を国庫負担するという理解でよろしいですね。
○遠藤(和)委員 ごみ対策について伺います。  ごみがたくさん出ました。一時、仮置き場に置いていたのですが、今それを移しかえて最終処分をしておる、こういう段階ですが、これは最終処分までかかる経費についてその二分の一を国庫負担で賄う、こういう理解でよろしいでしょうか。
○遠藤(和)委員 同じ厚生省に聞きたいんですが、災害救助法の関連ですけれども、災害が起きた場合に、小学生とか中学生に学用品等を給与する基準額というのがあるのですけれども、これが平成十年度ベースで、小学校の児童の場合一人当たり四千百円、それから中学校の児童の場合一人四千三百円という...全文を見る
○遠藤(和)委員 通産省に聞きます。  先ほども話が出ていましたが、大津の食品工業団地の現状ですけれども、大変暗いものがあると私も承知しています。これに対して、通産省は今まで、いわゆる災害復旧高度化事業を採択して指令前着工を承認した、これは大変ありがたいことでございますが、激甚...全文を見る
○遠藤(和)委員 最後に、運輸省に聞きます。  JR土讃線の復旧ですけれども、この十二月の二十五日に運転が再開されるという話も聞いておりますが、そういう理解でよろしいのでしょうか。  それから、これにかかった工事の費用に対して、JRがどの程度負担すればいいのか、その見通しもあ...全文を見る
○遠藤(和)委員 私は、国の方の立場じゃなくてJRの方の立場で聞いているのですね。JRの自己負担は幾らになるのか。今のお話だと八億円になるわけですけれども、保険に入っていますから、実際の会社の負担は一億円ぐらいじゃないかと私は思うのですね。しかしながら、減収がありますね、運転が三...全文を見る
○遠藤(和)委員 どうもありがとうございました。