遠藤和良

えんどうかずよし



当選回数回

遠藤和良の2002年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月01日第154回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第1号
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○遠藤(和)分科員 私は、きょうは道を中心に聞きたい、道路ですね。道路は、街道ということで古くから人に親しまれてきたわけですけれども、人と人を結び、あるいは町と町を結び、都市と都市を結び、あるいは文化と文化を結ぶ大変重要な、未来世代につながる社会資本だと私は認識をするわけです。今...全文を見る
○遠藤(和)分科員 大臣にぜひ聞いてほしいんですけれども、Xハイウェイというのは、いわゆる高松それから高知を結んで、今度は松山と徳島を結ぶ、こういうことで、県庁所在地を結んでいる形がXの形に似ているものですからXハイウェイというんですけれども、それだけでなく、やはり八の字にぐるっ...全文を見る
○遠藤(和)分科員 三橋の経済効果がより生かせるような四国の地域づくりを期待されているというお話だと思います。その意味でも、四国の中の交通網を整備していくということが大変重要でして、今は四国の中が十分に整備されていないものですから、どうしても橋を出て、ストロー現象といいますか、外...全文を見る
○遠藤(和)分科員 もう一つ、高松中央と高松西の間ですね。これが今工事中ですけれども、これも平成十四年度中と聞いていますけれども、これは、十四年度中というのはことしの秋ころと期待してよろしいんでしょうか。
○遠藤(和)分科員 あと、徳島で大変期待をしていることは、鳴門から徳島に抜けまして小松島を通って阿南まで行く、この高速道路の整備ですけれども、日本道路公団の民営化問題と絡まりまして、この計画が例えば中止されるのではないかとか、そういう心配をされている方も若干おります。したがいまし...全文を見る
○遠藤(和)分科員 この点は大変県民の期待するところなんですけれども、大臣、この事業中止はない、こういうふうに断言していただいてよろしいですか、今、国が責任を持ってされるというふうな道路局長のお話がありましたけれども。
○遠藤(和)分科員 あと、徳島高速道路ですけれども、これは今、残念ですけれども、単線になっているんですね、一部複線のところがあるんですけれども。高知の道路がほぼ複線計画が完成しているわけでございまして、ぜひ徳島の方も複線化をしてほしい、こういう要望がありますけれども、こちらの見通...全文を見る
○遠藤(和)分科員 板野と鳴門の間がつながると、高松の方からも出るんですけれども、この徳島の道路は松山から直線で来ておりまして、やはり本四架橋の方につながっているという意味では、大変将来性の高い、私は、需要が見込めると思います。今でもかなり混雑がありまして、やはりぜひ複線化をして...全文を見る
○遠藤(和)分科員 国民の権利義務に直接かかわる問題ではないから同意人事としないという説明があったわけですけれども、これは大変大きな政治問題ですよね。ですから、少なくとも、国会の皆さんが政府が行う人選について納得ができる、こういうものでなければ私は理解を得られないと思いますね。 ...全文を見る
○遠藤(和)分科員 法案の審議の中で、やはり国会の意見とか、そういうのが開陳されると思いますから、国会議員の皆さんの意見というものを十分に反映した、だれが見ても納得のできる人選であってほしいと思います。特に私が期待したいのは、地方の皆さんの意見が反映できるような、そういうふうな人...全文を見る
○遠藤(和)分科員 今、個別の路線の計画はそうだと思うんですけれども、全体的な、今後どういうふうに整備をしていくのかという基本方針といいますか、そういうものはやはり経営形態と密接に絡んでいるのではないかと思うんですけれども、その辺の役割、この第三者機関が今後整備の基本方針まではつ...全文を見る
○遠藤(和)分科員 わかりました。  ちょっと別の問題ですけれども、地域高規格道路、これは税金でやっている道路ですけれども、この計画が徳島県内ではあります。阿南と室戸、高知県の安芸間ですけれども、この阿南—安芸間の整備について地元では大変強い期待があります。これは、いわゆる日本...全文を見る
○遠藤(和)分科員 これは大臣にぜひ聞いてほしいのですけれども、今徳島市内が大変交通渋滞しています。それで、環状道路をつくりたいという計画を持っているのですけれども、ほぼ事業着手しているところが多いのですが、一つだけ、一カ所だけ事業着手していない区間があります。それは、徳島の国府...全文を見る
○遠藤(和)分科員 平成十四年度に事業着手とお聞きしました。それでよろしいですか。
○遠藤(和)分科員 最後に一つだけ、徳島市内にJR徳島駅というのがあるのですが、そのあたりをずっと連続立体交差事業をしようという計画がありまして、これがずっと長く休眠状態になっているのですね。佐古のところはできたのですが、肝心かなめのところが大変難儀をしておりまして、今度連続立体...全文を見る
○遠藤(和)分科員 終わります。
03月01日第154回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第1号
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○遠藤(和)分科員 公明党の遠藤和良でございます。きょうは、BSE問題に絞って質問をさせていただきたいと思います。  この問題は大変重大でかつ深刻な問題でございますけれども、基本的には、この問題に対して国が全責任を負って取り組んでいく、この姿勢が一番肝要だと思います。  まず...全文を見る
○遠藤(和)分科員 今、三例について肉骨粉との関係を中心にお話があったわけですけれども、この肉骨粉とBSEとの因果関係、これはもう立証されている、こういうふうに推定をしているのですか。今、根本原因が明らかではないと言っていたにもかかわらず、これは因果関係ありと推定して作業を進めて...全文を見る
○遠藤(和)分科員 はい、わかりました。疑わしいと推定されるということですから、これは食の安全を確保する意味で、肉骨粉の生産、流通を禁止する、こういう措置をとられたことは賢明だと思うんですね。  ところで、実際に肉骨粉を、これは本当は流通してはならないものですから生産もできない...全文を見る
○遠藤(和)分科員 ですから、今、十万八千トンある。その上に、毎日三百七十トン、これだけふえ続けているということですね。ですから、焼却ができなくて、滞って、在庫がたまる一方だ、こういう状況なんですけれども、しかも、これ、都道府県によって随分差がありますね。それは広域的に処理すると...全文を見る
○遠藤(和)分科員 ですから、日々生産される肉骨粉、肉骨粉は牛と豚と鶏があるんですけれども、BSEと関係するというのは牛の肉骨粉というふうに推定されるわけですね。そうすると、これをきちっと分離、選別して処理をすれば、牛の肉骨粉は全体の二〇%と聞いていますから、処理しなければならな...全文を見る
○遠藤(和)分科員 それから、生産から消費、流通、その全体にわたって被害者がかなり多くいらっしゃるわけですね。ですから、これに対する補償をきちっとする、補償といいますか救済ですね、これをやる。農水省は、とかく生産者に対する救済というのは熱心に取り組んでいるような気がするのですが、...全文を見る
○遠藤(和)分科員 三月十一日からということだと、平成十三年度の予算の中から対応できるということで理解してよろしいですね。  これは、周知徹底というのはどういうふうなルートで徹底しますか。
○遠藤(和)分科員 食の安全の問題について聞きたいのですけれども、大臣も、安全と安心の間に乖離がある、差がある、そこをどう埋めるかということに苦労されていると思います。  確かに、今流通しているお肉は、全頭全部検査して、安全なものしか流通していないわけですけれども、それが消費者...全文を見る
○遠藤(和)分科員 今二つの問題を述べられたように思いますね。一つは、厚生労働省との間で、研究会の結論を待って、食の安全に対する行政機構を再構築する、こういう話と、それから、やはり食の安心、安全ということから、本当に消費者の信頼を損ねたのは雪印の問題だったと思うのですね。  そ...全文を見る
○遠藤(和)分科員 時間が参りましたので、以上で終わります。ありがとうございました。
03月04日第154回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第2号
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○遠藤(和)分科員 おはようございます。公明党の遠藤和良でございます。  現代は知の時代と言われているわけですけれども、きょうは、現代における大学のあり方等を中心に質問をさせていただきたいと思います。  私は、大学はまさに知の創造の源泉としての魅力的な場でなければならない、こ...全文を見る
○遠藤(和)分科員 アメリカのMITとかスタンフォード大学を見ましても、大学の中に新しい起業家を育成するシステムがある、こういうふうに考えるんですね。インキュベーション機能というんでしょうか、ふ化させてそれを育成していく機能。ですから、大学でいろいろな知識を探求するとともに、それ...全文を見る
○遠藤(和)分科員 大学発ベンチャーと言ったらいいんでしょうか、卒業すると会社に勤めるんじゃなくてみずから起業していく、こういう人をいかに出していくかということが新しい活力の源泉になると思うんですね。  ですから、例えば工学部の学生が、資金の調達から始まって株式公開できるまでの...全文を見る
○遠藤(和)分科員 具体的に大学発ベンチャーの成功事例を、これはやはり全国の大学に教えていくというんですか、広報していくというか、こうした仕事も大事だと思うんですね。あるいは、外国の例でこういうふうな例がありますよと。こういった先駆的な取り組み、そういうものをどんどん大学の中に、...全文を見る
○遠藤(和)分科員 話を変えます。  トップ三十という、私はこれはかなり野心的な挑戦だと思うんですけれども、そういう構想が発表されました。このトップ三十というのは何を意味しているのかなという議論があるわけですけれども、例えば何を評価するのか。機関を評価するのか、課題を評価するの...全文を見る
○遠藤(和)分科員 トップ三十の基準が、いわゆる大学のランクづけではない、そうではなくて、その大学が行っている研究課題に対して、その研究課題が世界性があるかどうか、そういうふうな意味での研究課題の中身を問う、ですから、いつも毎年順位は変動する、こういうふうな理解でよろしいでしょう...全文を見る
○遠藤(和)分科員 ここら辺で、ちょっと個別の具体的な話を聞きたいのですけれども、徳島県に鳴門教育大学という大学があります。これは、上越と兵庫と鳴門に教員のための大学院大学をつくるという構想のもとに設立された大学ですけれども、今、新しい構想、未来構想をこの大学が発表されました。そ...全文を見る
○遠藤(和)分科員 それから、徳島大学の方についてもちょっとお聞きしたいのです。  この徳島大学の医学部というのは大変歴史のある学部なんですけれども、そこの附属病院が今大規模な改築中です。実は、その隣に県立中央病院というのがございまして、これも改築構想があるわけですね。それで、...全文を見る
○遠藤(和)分科員 質疑時間が終了いたしました。どうもありがとうございました。
03月13日第154回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第3号
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○遠藤(和)委員 私、持ち時間十五分でございますから、短いですから、要点、ポイントを絞って質問させていただきます。  先日、この委員会で、新潟県の豪雪地帯を視察したのですけれども、山腹が崩壊した現場で、復旧作業をしている現場がございました。  今、日本全国でがけ崩れの危険性が...全文を見る
○遠藤(和)委員 やはり災害対策というのは日常的にやっていく必要がある。起こってからやるんじゃなくて、こうした地道な事業を今後もきちっとやっていただきたいと強く要請したいと思います。  それから、ちょっと具体的な事例なんですけれども、私、四国ですけれども、高知で、平成十年の九月...全文を見る
○遠藤(和)委員 あと、災害の現場に行きましてお聞きすることは、災害時にライフラインとしての放送だとか通信、情報が途絶える。あるいは、一一〇番とか一一九番に電話がかかりにくくなる、こういうことが各地で聞かれるわけでございますが、この対策をきちっとしておくということは大変大事だと思...全文を見る
○遠藤(和)委員 携帯電話のふくそうを回避するために、移動車でしょうか、移動基地局ですか、それが車になっているんですが、三十七台あると聞いています。あるいは、衛星を利用した移動通信システム、これが千くらいの備えがある。こうしたものも機動的に動けるようにして、災害時にも携帯電話がふ...全文を見る
○遠藤(和)委員 確かに豪雪地帯の山間地に人がたくさん住むようになるということが、一番の防災対策なんですね。そのためには、やはり町づくり、地域づくり、そうした視点からの取り組みも大変大事だ、私もそういう考え方を持っております。  どうもありがとうございました。
03月20日第154回国会 衆議院 総務委員会 第7号
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○遠藤(和)委員 どうも皆様御苦労さまでございます。公明党の遠藤です。  NHKの情報公開のあり方につきまして、最初に質問をさせていただきたいと思います。  NHKは特殊法人です。しかし、特殊法人等情報公開法の対象外にされたわけでございます。これは何でそうなったのか。私、何回...全文を見る
○遠藤(和)委員 つまり、NHKは行政機関じゃなくて言論報道機関である、したがって国の法律の対象にはしないけれども、NHKの財政そのものが国民の皆さんの受信料によってそれは賄われているんだから、財政の支出等について国民の皆さんに対する重い説明責任がある、したがって、みずから判断を...全文を見る
○遠藤(和)委員 地上波のデジタル放送について聞きたいんですけれども、この大前提のアナ・アナ変換の対象世帯が、見込みからかなり違ってふえた、こういうふうな事態が起こりまして、これは時間的に、当初の計画がそのとおりできるのかなという懸念が大変広がっているわけですけれども、二〇〇三年...全文を見る
○遠藤(和)委員 それから、NHKのインターネット利用のガイドラインについてちょっと確認をしたいのです。  そもそもガイドラインをつくるということ自体が言論報道機関に対する行政の介入につながりかねない、そういう意見もあったやに伺っています。あるいは、ブロードバンド時代を考えると...全文を見る
○遠藤(和)委員 それから、これからデジタル化が進んで、衛星放送もだんだんふえると多チャンネルの時代になるわけですけれども、放送局がいっぱいできても、何を放送したらいいのかというコンテンツの問題が最大の問題だと思います。  そうすると、NHKが持っているコンテンツをデジタル化い...全文を見る
○遠藤(和)委員 では、最後に一つだけ。  NHKが創設した日本賞というものがあります。これは、一九六五年に国際的な教育番組の国際コンクールをつくって、世界じゅうからすぐれた教育番組を日本へ紹介して、それに日本賞を差し上げたと。私も昨年の授賞式に出席をさせていただいたのですけれ...全文を見る
○遠藤(和)委員 終わります。
04月09日第154回国会 衆議院 財務金融委員会 第10号
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○遠藤(和)委員 私、公明党の遠藤和良です。  私も、質問に入る前に、最初に今回のみずほ銀行のシステムトラブルについて、柳澤金融担当大臣の現時点における所感を聞きたいと思います。  今回のシステムトラブルは、本当に考えられない事故だと私は思うのですね。顧客の信頼を失ったばかり...全文を見る
○遠藤(和)委員 それでは、法律の審議をさせていただきたいと思います。  きょうは杉浦外務副大臣にお越しいただいているわけですが、昨年九月十一日、テロが起きました。私自身もシンガポールに公務出張中でありまして、その第一報を聞いたときには、戦争が始まるかもしれないという、大変緊迫...全文を見る
○遠藤(和)委員 テロ資金を根絶するというそのイロハのイのところが本人確認だと思うんですね。それが今まではガイドラインでやってきたんだけれども、それでは実効性が上がらないからということで今それを法律で義務化しようという話なんですが、余りにも遅過ぎるんじゃないかなという印象を私は持...全文を見る
○遠藤(和)委員 今疑わしい取引、これは麻薬関係の関連で大体一万二千件ぐらいあると聞いているんですけれども、これがテロに対する資金の供与ではないのか、そういうふうに疑われる案件はあるんでしょうか。それから、今回の法律でもって、さらにそういうところがどのように整備をされていくのか、...全文を見る
○遠藤(和)委員 それから、テロリストの資産凍結ということが最初から大きなテーマだったわけですけれども、これに対しては、具体的に、凍結した資産、口座、こういうものは日本の国にはどのぐらいあったのか、現在はあるのかないのか、そして今後どのように対応していくのか。これは大変大事な問題...全文を見る
○遠藤(和)委員 では、一件だけで。  今度の法律で取引記録の保存期間を七年としているわけですけれども、七年とした法律の根拠、これを最後にお聞きして、質問を終わりたいと思います。
○遠藤(和)委員 終わります。ありがとうございました。
04月24日第154回国会 衆議院 財務金融委員会 第14号
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○遠藤(和)委員 公明党の遠藤和良でございます。  きょうは、四人の参考人の皆さん、まことに御苦労さまでございます。私は、時間が短いものですから、三点に絞りまして四人の皆さんにひとしく質問いたしますから、簡単明瞭にお答えを願いたいと思います。  最初に、今回の特別検査の結果で...全文を見る
○遠藤(和)委員 数字は三十四先と出ているんですけれども、これが再建計画を早く立てないと、会社探しになっちゃって変な評判になって再建できるところも再建できなくなる、こういう心配を私は懸念するわけですね。いずれも大手ですから、いつかは明らかにしなきゃいけないわけですから、これは株主...全文を見る
○遠藤(和)委員 それでは第三問目ですけれども、金融機関の社会的責任あるいは社会的使命という側面から、今後の融資のあり方ですね。これは、今まで不動産を担保にした、その結果バブルがバブルを生んだ、この反省にも立って、今の日本の経済をどのように活性化していくか、あるいは新しい起業家を...全文を見る
○遠藤(和)委員 終わります。ありがとうございました。
05月16日第154回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第6号
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○遠藤(和)委員 私、三宅島に参りましていろいろ現状を見てきたんですけれども、いわゆる公共事業は進んでいるんですが、肝心なことは、幾ら公共事業は終わっても、整備はされたけれども人が帰らなければ意味がないわけですね。無人の島になっちゃったらしようがないわけですね。ですから、個人が、...全文を見る
○遠藤(和)委員 私有財産といっても、例えば田畑等の被害についてはちゃんと国が補償しているわけです。したがって、宅地とか宅地の中の住宅の支援についても、これは知恵を出したらできると思うんですね。ですから、今、宅地の中の泥流の話はそれで一つ方向性が見えてきましたけれども、個人の財産...全文を見る
○遠藤(和)委員 今、消防庁長官からお話がありましたから、東京都も自信を持って、この集落ごとのクリーンハウスの建設をやってくださいよ。  そして、ショートステイ事業は東京都がきちっと実行していただきたい。一日だけ日帰りというのは本当に何にもできない、こう思いますが、ちょっと東京...全文を見る
○遠藤(和)委員 最後にまとめて聞きます。  一つは、中間報告がありましたね、三宅村の復興に伴う基本的な構想ですか。その中で、この際、全島に光ファイバーを設置したい、こういうふうな話があります。これは、災いを転じて福となす大きな基盤整備事業だと思いますけれども、これに対する国の...全文を見る
○遠藤(和)委員 どうもありがとうございました。
06月04日第154回国会 衆議院 総務委員会 第20号
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○遠藤(和)委員 明治五年、一八七二年ですけれども、我が国では北海道の一部を除きまして、官営の郵便事業が全国展開されました。今から百三十年前でございます。明治政府は誕生したばかりで、財政力も豊かではない。そういうときに、わずか明治五年という大変早い段階で全国に郵便事業が展開された...全文を見る
○遠藤(和)委員 この大法案、私は、法案を作成する作業も大変なものだったと理解をするわけでございますが、この法案に対して総理から、これは一里塚である、あるいは外堀である、こういうふうな発言があったわけですけれども、私はちょっとその発言は、法案を一生懸命つくって百三十年ぶりに大改革...全文を見る
○遠藤(和)委員 総務大臣の認識は、私は一里塚とは考えていないと。これは、公社をつくることを目的にした法律であり、あるいは民間の全面参入を目的とした法律であって、そこでつくったものを国民の皆さんに御評価をいただく、その上で議論があって、これじゃだめだ、やはり公社の方がいいという議...全文を見る
○遠藤(和)委員 今、冒頭、片山大臣から、この法案、いわゆる郵政公社化法案、それから信書便法案ともに、これは国民のための法案である、国民の皆さんのための改革である、こういう位置づけがあったのですけれども、具体的に公社化研究会の皆さんが中間報告をまとめて、その後パブリックコメントを...全文を見る
○遠藤(和)委員 公社化研究会は、二つのプロジェクトチームをつくりました。一つは公社化の議論、それからもう一つは民間参入のあり方、これでそれぞれ結論を出しているわけですけれども、それぞれ、大体どういうふうな結論であったのか、それは国民の声をきちっとまとめて表現をしたものになってい...全文を見る
○遠藤(和)委員 民間参入のあり方で、部分的参入、それから段階的参入、それから条件つきですけれども全面的な参入、この三つのシナリオがあったけれども、条件つき全面的参入を認めたというのは、私は、大変大きな理念的な意味があったと思うんですね。  というのは、部分的参入とか段階的参入...全文を見る
○遠藤(和)委員 それから、研究会は公聴会を中央あるいは地方でやっていますけれども、こうした公聴会で各界各層の皆さんの意見を聞いていると思いますね。  私も大変印象深い公聴会に出席をした思い出がありますけれども、それは、郵貯、簡保に資金が集まり過ぎるから限度額を引き下げろという...全文を見る
○遠藤(和)委員 国庫納付金のことについてちょっと具体的に聞きたいと思いますけれども、公社になって国庫納付金の規定があります。したがって、国庫納付金を納めることになるんですけれども、そのめどをどう考えているのか。  私は、スタートしたばかりの公社は非常に資本過少ですね、とても払...全文を見る
○遠藤(和)委員 大臣、具体的に、払える状態というのは、やはりそのときになってみないとわからないと思うんですね。今から、いつまでということは言えないと思いますけれども、少なくとも公社の経営が健全になる、そして十分な資本の蓄積もできた、こういうときでなければ、法律はあるけれども法律...全文を見る
○遠藤(和)委員 スタートする公社の、いわゆる民間で言われているBIS規制による自己資本比率、こうした指標で見るとどうなるのかということですけれども、BIS規制の言っている自己資本比率の計算式は、リスクアセットに対する自己資本の額ですから、これが八%以上という話になれば、公社が扱...全文を見る
○遠藤(和)委員 それから、経営の見通しなんですけれども、公社がスタートして、三事業別に見通しをつくりまして事業計画をつくりますよね。その見通しについて、黒字基調になるのかどうか。特に、郵便事業については最初から赤字になるんじゃないかという心配もある。この辺については、スタートし...全文を見る
○遠藤(和)委員 先ほど、公社化研究会の中間報告を法案に表現をしたという話をされておりましたけれども、一つだけ中間報告の報告を法案にしていないところがあります。それは、公社が子会社等に出資ができるという条項ですけれども、これを法律に盛られておりません。私は、これは時間がなかったと...全文を見る
○遠藤(和)委員 それから、公社になった後、今の郵政事業庁が、要するに、いわゆる郵政ファミリーだとか下請企業だとかから調達するコストが余りにも高過ぎる、もっと低く、効率のよい調達ができるようにしろということは何か言われているわけですけれども、そういうものを大改革する考え方はあるの...全文を見る
○遠藤(和)委員 特殊な機材が多いからなかなか全部を一般競争入札にするのは難しい、あるいは一遍入った機材の保守点検とかそういうものは随意契約にならざるを得ないという理由はわかるんだけれども、やはり総額、金額の半分が随契であるというのはちょっと改革の余地があるんじゃないかと私は思い...全文を見る
○遠藤(和)委員 郵貯、簡保の自主運用について聞きたいんです。  いわゆる財投改革がありまして、郵貯、簡保は自主運用になっているんですけれども、これは建前なので、実際は財投債の引き受けを今やっています。これは経過措置期間があって、平成十九年まで引き受ける、こういうことになってい...全文を見る
○遠藤(和)委員 ですから、財投改革、特殊法人改革をするために、財投債引き受けの経過期間を短縮するというのならわかるんですよ。短縮するというのはわかるんですが、公社の経営形態を変えないと財投改革とか特殊法人改革にならないという論理は飛躍していると思うんですね。そこのところを聞いて...全文を見る
○遠藤(和)委員 それから、財投改革の趣旨を考えると、財投債により資金調達をするのではなくて、財投機関が財投機関債を発行して自己責任で資金調達をする、これが本来の姿ですよね。そうなっていなくて逆転していますね、今。これをきちっとやる方が先なんですね、財投改革は。私そう思うんですけ...全文を見る
○遠藤(和)委員 これは、財投改革ぜひやってほしいですよ。それを何も公社の経営形態とくっつけないでほしい、こう思います。  それから、公社化以後の、公社の資金運用のポートフォリオですけれども、これは基本的に今の郵政事業庁がやっているポートフォリオが継承される。これは基本的には総...全文を見る
○遠藤(和)委員 郵便貯金の預け入れ限度額の話ですけれども、先ほど公聴会の議論を若干、私思い出すまま言ったんですけれども、これを一千万円ということに維持されたわけですね。それとともに、今度は地方公共団体等も、公共法人に対して今まで青天井だったんですけれども、これを一千万にしました...全文を見る
○遠藤(和)委員 時間がだんだん過ぎてきて、あとは少し駆け足でやります。  先天性疾患の子供さんが簡易保険に加入できない、こういうふうなことに今なっているわけですけれども、厚生労働省の方では、今医療がすごく進歩しておりまして、そうした先天疾患の子供さんも回復はする、こういうふう...全文を見る
○遠藤(和)委員 信書便法案について若干の質問をしますけれども、一民間事業者が参入を断念したということについて、官房長官が、民間が参入できなければこの法律は意味がない、民間が参入できるような工夫をしなければと述べたらしいんですけれども、この法案はその一社のための法案じゃないですよ...全文を見る
○遠藤(和)委員 その事業者の発言は、郵便法第五条に定められた信書の国家独占を廃止せよという主張のように聞いているんですけれども、この第五条に適用除外規定を設けて、全面的に民間事業者に参入ができる機会をつくったというのが今度の信書便法案ですよね。その法案を理解しないで五条を廃止し...全文を見る
○遠藤(和)委員 最後に、せっかくこの信書便法をつくったのにかかわらず、そこに参入しないで、信書とは何ぞやという、また不毛の論争が始まるのを、大変私は危惧するんですね。国家独占の信書の取り扱いにきちっとしたルールをつくって、表玄関をあけたのにもかかわらず、表玄関から入ってこないで...全文を見る
06月07日第154回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第7号
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○遠藤(和)委員 きょうは、片山知事そして石川知事、本当にお忙しい中、ありがとうございます。  住宅の再建の支援ということに焦点を絞りましてお聞きしたいのですけれども、片山さんのペーパーに、「住宅再建支援と財政上のルールとの葛藤」という表現があったわけですが、これは上手に表現さ...全文を見る
○遠藤(和)委員 私有財産ですから、もちろん私有財としての役割の方が大きいんですけれども、そこの部分は自己責任で、やはり地震保険にみずから入るということだろうと思うんですね。ただ、入りやすい地震保険制度にしなければいけない側面はあると思うんですね。保険料を安くするために、例えば、...全文を見る
○遠藤(和)委員 非常に明確なお話で、示唆に富んだ話だと思いますね。本当にありがとうございます。  東海地震の方も聞きたいんですけれども、最後のところで石川さんがおっしゃっていたのは、地域ごとに自主防災体制をおつくりになるという話をされていたんですけれども、日本の国の本当の意味...全文を見る
○遠藤(和)委員 この東海地震のようないわゆるプレート境界型地震というのは予測が可能ではないのかなということで、南海地震もプレート境界型の地震なんですが、海上の部分ですから観測ができないわけですね。その意味では東海地震は観測ができる地震だ、この位置づけがあるんです。  この間、...全文を見る
○遠藤(和)委員 質疑時間が終了いたしました。どうもありがとうございました。
06月11日第154回国会 衆議院 総務委員会 第22号
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○遠藤(和)委員 公明党の遠藤和良です。  きょうは、有冨さん、石川さん、與那國さん、本当に、大変お忙しい中ありがとうございます。  では、私、最初に有冨さんからお聞きしたいと思います。  きょうも今お話がありましたけれども、ヤマトさんは、かねてから郵便法第五条の撤廃という...全文を見る
○遠藤(和)委員 いや、官業、民業の話じゃなくて、法律の議論をしています。この五条を撤廃する、こういう意味を聞いているんです。この五条がなくなれば、官も民もありません、信書がなくなっちゃうんだから。そうすると、通信の秘密を守る法律がなくなっちゃうということだ。これについてはどう考...全文を見る
○遠藤(和)委員 今度の信書便法案は、信書の国家独占を廃止しているんですよね、全面参入をしているということは。  私は、その信書便法案で十分にあなたの御主張は貫いているんであって、郵便法第五条を撤廃するということは、国民の側からいって、憲法に保障された、「通信の秘密は、これを侵...全文を見る
○遠藤(和)委員 ヤマト運輸は株式会社ですから、利潤の追求が至上目的ですよね。そして、より大きく市場を拡大していくためには、消費者の皆さんにできるだけ安い運賃でサービスを提供する。こういうことを優先される話ですけれども、利用者の側から見れば、やはり価格だけがサービスではないんであ...全文を見る
○遠藤(和)委員 先ほどちょっと触れましたけれども、今回政府が出している信書便法、全面参入を条件つきですけれども認めている。ということは、信書の取り扱いについての国家の独占を廃止した、こういうふうに私は理解するんですけれども、そのように理解されていますか。  国家の独占はなくな...全文を見る
○遠藤(和)委員 私は法律の話をしている。実態の話は、またその時代時代によって変わります。  この法律は、初めて郵便事業に対する国家の独占を廃止した、それで全面参入を認めた、こういう歴史的な法律だと私は思うんですね。そういう理解の上で、具体的に参入できるかできないかというのは時...全文を見る
○遠藤(和)委員 これは平たく言えば、郵便事業に対する国家の独占を廃止する、いわば正面玄関をあけて、どうぞいらっしゃいと。そのかわり、ユニバーサルサービスを提供する事業者ですから、それだけの許可は受けてくださいね、こういう話なんですね。一たびその事業者になれば、すべての信書を御自...全文を見る
○遠藤(和)委員 この法律は、何もヤマトさんを念頭にしてつくった法律ではありません、失礼ながら。法律ですから、国家の独占を廃止して、そして、ぜひ国民のために、公社も民間会社もお互いに切磋琢磨をして競争する状況になれば、これはハッピーなことだ、こういう念頭のもとにつくった法律でござ...全文を見る
○遠藤(和)委員 終わります。ありがとうございました。
06月12日第154回国会 衆議院 財務金融委員会 第21号
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○遠藤(和)委員 私、公明党の遠藤和良ですが、私の持ち時間、二十分しかありません。その二十分のうち最初の十分間はみずほホールディングスの問題、そしてあとの十分間は今お話ししておりましたムーディーズのことについて質問をさせていただきたいと思います。  きょう前田社長さんいらっしゃ...全文を見る
○遠藤(和)委員 二十分しかない質問時間を、随分、五、六分かかって今最初一問で答弁してもらって、本当に私いらいらするつもりで聞いておったんですけれども、一応始まりましたから静かに聞いていました。  それで、結論から明確に述べると、どういうことかというと、原因は対等合併、だから、...全文を見る
○遠藤(和)委員 それから、コンピューターのソフトの問題も、これはつなぎ合わせでやっているわけですね。これは、建て増しをして渡り廊下でつなぎ合わせた旅館とかホテルみたいなもので、バリアフリーになっていない。だから、今はうまくいってもいつかまたおかしくなる、私はそういうものを中に含...全文を見る
○遠藤(和)委員 では、次はムーディーズの、まずバーンさんに聞きたいと思いますけれども、日本のことわざに、木を見て森を見ない、そういう言葉がありますけれども、今回の貴社の日本国債に対する格付は、格下げですけれども、これは日本の国が持っている体力、水準、そういうものを十分に把握しな...全文を見る
○遠藤(和)委員 木も見ているし森も見ているという発言でありましたけれども、私は、ちょっと具体的に申し上げますと、皆さん方のプレスリリースを見ておりましても、格下げの理由については本当に数行しか書いていないんですね。その後、債務不履行のリスクは小さいとか、いずれ改革は行われるでし...全文を見る
○遠藤(和)委員 意見の相違点がいっぱいあるのですけれども、質問時間が終了したという連絡が来ました。大変残念です、短い時間で。私、用意した質問の十分の一しかできなくて非常に残念ですが、次、こういう機会をたくさんつくっていただきたいと心から希望します。  ありがとうございました。
07月04日第154回国会 衆議院 総務委員会 第26号
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○遠藤(和)委員 公明党の遠藤和良です。  いよいよこの法案も大変大詰めの状況、審議になりました。きょうは、与党から修正案も出されまして一括して審議しているわけです。  おとといは地方公聴会もありまして、私は熊本に行ってきたんです。ちょっと残念でありましたことは、国民を代表す...全文を見る
○遠藤(和)委員 私は公社法と信書便法は一体のものだと思っているんですね。これは一体となって、国民に対してどういうサービスが具体的に展開できるのか。  ですから、国民から見て今回の改革によって具体的に身近な問題としてどんなことができますか、そういう具体的なサービスの青写真といい...全文を見る
○遠藤(和)委員 同じような視点から、きょうの公社法の修正案を出された提案者にも聞きたいんです。  三点の修正案を出されていますけれども、その三点がいずれも国民にとってはどういう意味があるのかというものを国民の皆さんに伝えてほしい、こう思うんですね。そうでないと、何か、コップの...全文を見る
○遠藤(和)委員 あまねく設置するというのは、国民の方から見ると、公社になると民間的手法を取り入れてくるから、田舎の郵便局はなくなっちゃうんじゃないかなということを未然に、そんなことはないですよという国民へのメッセージを出した。それから、あとの二つはそれぞれ、発足をする公社が健全...全文を見る
○遠藤(和)委員 それからもう一点、公聴会で特に強調されたのは、第三種・第四種郵便を現状のまま維持してほしいという願望ですね。特に、中でも点字郵便物の無料制度、これを今後もぜひ維持してほしい、これは強く要望されました。  特に、点字郵便物の問題については、万国郵便条約で、要する...全文を見る
○遠藤(和)委員 法律の枠組みからいうと、公社の総裁の方がお決めになるんだけれども、それに対して総務大臣が認可しますから、点字郵便物は無料ということでなければ認可しませんよ、こういうふうなことを代々の総務大臣に継承していく、こういう理解でよろしいですか。
○遠藤(和)委員 それから、信書に対する定義の問題ですけれども、これは本来は、全面参入する信書便事業者を認めているわけですから、そこに入ってきていただければ何も信書に対する定義の議論は必要ないんですね。全面参入していただいた信書便事業者が扱うものはすべて、信書であろうと信書でなか...全文を見る
○遠藤(和)委員 それから、よく出てくるのは、地域振興券あるいはクレジットカードにつける添え状をどう読むかという問題があるわけですけれども、これは従来は信書で扱ってきたんですが、今回は信書じゃない、このように理解していいんでしょうか。
○遠藤(和)委員 基本的な物の考え方を少し変更した、したがって、そういう考え方でもってガイドラインをつくること、そして国民の皆さんの意見も聞いて、それから実際にそういう理解でスタートするのは来年の四月一日、こういうふうな理解でよろしいんでしょうか。
○遠藤(和)委員 それから、今度は信書便の条件つき全面参入ということについてお伺いしたいんですが、これは国家独占の排除というふうな理解で基本的によろしいですね。
○遠藤(和)委員 参入条件について若干議論をさせてもらいたいんですが、二つの種類の信書便事業者があるんです。私は日本全国で展開する方の一般信書便事業者の方についてお聞きしたいんですが、ユニバーサルサービスを担保するという観点から、三点の角度から参入条件をお決めになっていると思いま...全文を見る
○遠藤(和)委員 私は、この八十円というのは、本当は、はがきは五十円、郵便物、封書は八十円というふうにした方がよかったんじゃないかなと思うんですけれども。例えば、八十円ということになると、最低料金が八十円です、ただし、たくさん例えば年賀状のような形ではがきを出してもらうのは四十円...全文を見る
○遠藤(和)委員 今、例えば宅急便の場合なんかでも、田舎の方は、切手を張って宅急便事業者が出しちゃって、自分たちでは配達しないということがあるんですね。ですから、そういう心配を私は言っているんですが。  例えば、もうかるところは自分で配達するんだけれども、もうからないところは切...全文を見る
○遠藤(和)委員 それから、信書便事業者が設置するポストですけれども、これを総務省は十万本とおっしゃっていたんですが、今、現行の郵政事業庁が持っているポストは十七万五千本ですか。ですから、今の郵政事業庁水準ということでいえば十七万五千本になるんですね。ところが、実際は十万本ぐらい...全文を見る
○遠藤(和)委員 今郵政事業庁が持っているポストは十七万七千本ある、日本全国。でも、それは疎密がある。最も疎なところを基準にしていくと十万で足りる、こういうふうなことですね。
○遠藤(和)委員 ですから、この差し出し方法については、通信の秘密を守るということが前提になるわけですけれども、ポスト以外の方法もあればこれを妨げない、こういうことで、いろいろなアイデアを出してもらうということを想定していらっしゃるようですけれども、そういうアイデアが出なかった場...全文を見る
○遠藤(和)委員 それから、日本全国で展開するんですけれども、一社が全部やるんじゃなくて、九州はこの会社がします、四国はこの会社がします、中国地方はこの会社がしますという形でゾーンディフェンスにして、その会社が全部で一体になって持ち株会社をつくる、あるいは協業組合ですか、同業者組...全文を見る
○遠藤(和)委員 窓口は一つ、一社が受ける、それは実態的にはその一社がどこかと契約をしてお願いする、こういうことはあり得るわけですね。
○遠藤(和)委員 法律をつくっても実際に参入する事業者がいないと、それは余り意味がなくなっちゃうんですよね。そうするとまた信書論争が起こって、せっかく表玄関をあけたのに、木戸口で何か議論をしているという話になっちゃうものですから、それは悲しいことですよね。  ですから、条件つき...全文を見る
○遠藤(和)委員 それから、参入されるとき、仕事を始めるときは条件を全部満たしていたけれども、結果的に、だんだん会社が採算性の悪いところを切り捨てちゃって、最初の許可基準を満たさなくなってしまったと。いろいろな指導をして、それでも聞かない、改善命令をかけても聞かない、そういう場合...全文を見る
○遠藤(和)委員 それでは、この改革が、本当に国民の皆さんから歓迎され、国民の皆さんがよかった、こういうふうに実感をしていただけるような成果を上げられることを祈りまして、質問を終わります。ありがとうございました。
○遠藤(和)委員 公明党の遠藤和良です。私も座ったまま失礼します。  きょうは、お三人の意見陳述をしていただきまして、本当にありがとうございます。  最初に今川敦子さんにお聞きしたいんですけれども、郵便局は空気のような存在で、国民の皆さんに愛されているし、今のサービスで十分満...全文を見る
○遠藤(和)委員 ありがとうございます。  本当にこの改革は、ある意味では明治以来の大改革なんですね。前島密という人がこの国に郵便制度をつくられてもう百年以上たつわけですけれども、ずっと国家独占でやってきた事業に対して、条件つきですけれども、国家独占を一切認めないで、民間の方に...全文を見る
○遠藤(和)委員 ありがとうございます。  次に西田さんにお伺いしたいんですけれども、いわゆる点字郵便物の無料扱いを初めとする第三種・第四種郵便を現行どおり公社になっても扱ってほしい、これは私は当然のことだと思うんです。また、国会の審議でも総務大臣がそのように答弁されております...全文を見る
○遠藤(和)委員 私は、法律で義務づける話をしているんじゃなくて、民間の事業者がみずからの経営方針としてそういう方針をされると、国民の皆さんはその会社に対して多大な信頼を増すのではないか、こういうふうに思うわけですね。  それは、現に飛行機の会社にしても鉄道の会社にしても、自分...全文を見る
○遠藤(和)委員 ちょっと勘違いされているようです。  今の、現行の宅配便事業者に対するお話ではなくて、今度の信書便法案の中で全国に展開する信書便を取り扱う事業者が参入できるようにしてあるわけですね。その方々に対してそういうふうな三種・四種郵便のような扱いを会社の方針として採択...全文を見る
○遠藤(和)委員 山本さんにお伺いします。  山本さんは、地元の町長さんであるとともに、日本全国の町村会の会長さんを現在もしていただいておりまして、本当に日本全国の町村の実情を詳しくお知りだと思うんですね。  私は、郵便局とワンストップサービスというものが国と地方全体の大きな...全文を見る
○遠藤(和)委員 どうもありがとうございました。
07月05日第154回国会 衆議院 総務委員会 第27号
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○遠藤(和)委員 公明党の遠藤和良です。  法案の最終的な審議に当たりまして、こうして総理と一対一で質問させていただきますことを大変光栄に思います。どうぞよろしくお願いします。  総理、我が国に郵便制度がスタートいたしましたのは明治五年、北海道の一部を除きまして、ほぼ全国に郵...全文を見る
○遠藤(和)委員 公社と民間がお互いに切磋琢磨し、競争し、国民のための利便を提供する、そして国民から歓迎される、これが改革の骨子だと私は思うのですね。それが具体的に、国民の目から見て、本当にそうなるの、ひょっとしたら小泉改革は弱い者いじめになるんじゃないの、地方いじめになるんじゃ...全文を見る
○遠藤(和)委員 弱い者いじめじゃないという一つの証拠として、例えば第三種・第四種郵便に対する不安を持っています。特に点字の郵便物は無料なんですけれども、それは法律に明文化されなかった。ぜひこれは継続してほしい、こういう希望がありました。それからもう一点は、地方切り捨てじゃないと...全文を見る
○遠藤(和)委員 民間の参入がぜひ期待されるわけですね。特に全面参入ですね、部分参入じゃなくて。  そのためには、やはり公社も民間も日本全国で消費者のために、国民のために競争する、そういう姿をこの法案は想定しています。ところが、具体的に、今のところ名乗りを上げる民間の業者がいな...全文を見る
○遠藤(和)委員 最後に一問。  三種・四種郵便の扱いなんですけれども、全国展開の民間の信書便事業者が、これは義務づけの話じゃありません、会社の経営方針、ステータスとして、そんなことも我が社としてはやりましょう、こういうことが出るぐらいのプライドのある、そして、日本全国でやるん...全文を見る
○遠藤(和)委員 終わります。ありがとうございました。
07月17日第154回国会 衆議院 経済産業委員会 第28号
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○遠藤(和)議員 お答えをいたします。  改善措置につきましては、これは発注機関が、みずからの調査の結果に基づきまして、再発防止の観点からつくるものでございます。  具体的なことは、具体的な事案に即してつくられますから、ここでは具体的には言えないわけですけれども、一般的なこと...全文を見る
○遠藤(和)議員 職員に対する損害賠償額の算定の基本的な考え方ですけれども、これは当該入札談合によりまして契約価格が上昇するわけですが、その上昇分が損害分ですから、これに対して当該職員の責任割合を乗じることによって算定できるのではないか、このように考えております。ただ、具体的にど...全文を見る
07月23日第154回国会 参議院 経済産業委員会 第26号
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○衆議院議員(遠藤和良君) 今回の法律案は、いわゆる公正取引委員会の業務を追加するというより、むしろ業務を円滑に進めていくと、こういう性格の法案でございます。つまり、公正取引委員会は、通常の業務としていわゆる入札談合等事件の調査をしておりまして、その調査の過程の中で、いわゆる発注...全文を見る
○衆議院議員(遠藤和良君) 一般的には一般競争入札及び指名競争入札が挙げられるわけですけれども、そのほかですね、そのほかは随意契約ですけれども、事業者等指名して見積りを徴収いたしまして、その当該見積りで示された金額を単純に評価して契約先を決定する形態のもの、よく言われるんですが、...全文を見る
11月08日第155回国会 衆議院 財務金融委員会 第4号
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○遠藤(和)委員 きょうは法案の審議ですから、私は、最初に、法案の若干のポイントについて確認の質問をさせていただきたいと思います。  今お話が少し出ましたけれども、金融機関の再編を促すという意味で、合併ができる、促進ができるような法律を用意したわけですけれども、普通、金融機関が...全文を見る
○遠藤(和)委員 そうしますと、合併によって自己資本比率が低下することはない、したがって、合併ということをきっかけにした貸し渋り、貸しはがしは起きない、こういう措置をとる、こういうことでよろしいんでしょうか。
○遠藤(和)委員 この法律はすべての銀行に対して適用ができるんですけれども、ねらいとしては、地域の金融機関というものを念頭にしておるということですが、地銀、第二地銀あるいは信金、信組、こうした形態の銀行があるわけですけれども、これをこの法律によってどういうふうに集約をしていく姿を...全文を見る
○遠藤(和)委員 地域の金融機関は地域に密着しているわけですね。中小企業にとっては大変大切なよりどころになっているわけです。それが単にビジネスライクで収益性ばかり考えて存立したのでは、地域の今までの培ってきた基盤というのが崩壊する心配がありますね。  そうした意味で、やはり地域...全文を見る
○遠藤(和)委員 ペイオフの解禁を二年間延期しましたけれども、これは構造改革の先送りではないのかという批判があります、重要な政策変更ではないのかと。  政策強化ということをおっしゃっているわけですけれども、この背景、その真意、そしてこれはどういうふうに考えてそういう結論になった...全文を見る
○遠藤(和)委員 いわゆる不良債権の処理を加速化する、そのために二年間という期間を限定して、延長した。それから、デフレに対する克服、その期間にもその時間は使える。その間にデフレを克服し、不良債権の処理を終わっちゃって、きちっとした、健全な経済状況をつくった上でやる、そういう意味で...全文を見る
○遠藤(和)委員 それから、この法律で、決済用預金という概念の預金をつくっています。これは、ペイオフ解禁とは関係なく恒久的に全額保護する、こういう仕組みをつくり上げた、そして、決済用預金というのは当座預金と金利ゼロの普通預金である、このように理解してよろしいんでしょうか。これは恒...全文を見る
○遠藤(和)委員 それからもう一つ、仕掛かり中の決済資金についても全額保護する措置をとるわけですけれども、ペイオフ解禁の前に、来年の四月一日からこれを実施する、こういうふうにした理由は何ですか。
○遠藤(和)委員 では、法案の審議はこれまでにしておきまして、金融庁は、十月十八日と記憶しておりますが、UFJとあさひ銀行に対して業務改善命令を発しました。これは、公的資金の注入を受けた銀行は、条件として、中小企業への融資増を義務づけられているわけですね。二行ともに二〇〇二年の三...全文を見る
○遠藤(和)委員 竹中大臣に聞きたいんですけれども、総理もおっしゃいましたけれども、銀行の中には、晴れた日に傘を貸して雨が降ったら取り上げちゃう、こういう銀行があるというふうな指摘をされていましたけれども、実際今横行している貸し渋り、貸しはがしを見ると、そういう気がするわけですね...全文を見る
○遠藤(和)委員 現在の銀行の自己資本ですけれども、これは、竹中さん、やはり水膨れ状態にあるんじゃないかという認識なんでしょうか。  いわゆる繰り延べ税金資産というものを自己資本に全額算入しているわけですけれども、この算入のあり方について議論をするという一つの考え方は、やはり本...全文を見る
○遠藤(和)委員 今回の一連の議論を見ておりまして、自己資本の算定ルールを変更する目的は、公的資金を投入する根拠をつくるためにルールを変えるのではないか、そして、それは公的資金投入ということが自己目的化しているのではないかというふうな反発があったということは確かなんですね。こうい...全文を見る
○遠藤(和)委員 公的資金投入というのは結果としてあるという話をされましたが、私は、目的と手段ということからいえば、手段だと思うのですね。目的というのは一体何かといえば、それは金融機関の健全化でしょう。そしてそれは、経済再生のために金融機関が健全な仲介機能を果たすことをねらって、...全文を見る
○遠藤(和)委員 今回、主要行の不良債権比率を平成十六年度中に半減する、こういう目標を立てたわけですけれども、これは私はいい目標だと思うのです。  といいますのは、貸しはがしとか貸し渋りをやると、分母のところがちっちゃくなるんですよね。そうすると、不良債権比率は悪くなりますよね...全文を見る
○遠藤(和)委員 最後に、金融庁は、貸し渋り貸しはがしのホットラインをつくった、こういうふうに聞いておりますけれども、これは大体どういうふうな仕組みで皆さんの声を集めるのでしょうか。  それから、金融庁だけじゃなくて全国の財務局にもそれを設置して、地域の声を聞いて、ただ聞くだけ...全文を見る
○遠藤(和)委員 終わります。ありがとうございました。
11月15日第155回国会 衆議院 財務金融委員会 第7号
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○遠藤(和)委員 公明党の遠藤和良でございます。きょうは四人の参考人の皆さん、まことに御苦労さまでございます。  私、手短にポイントだけお伺いしたいと思いますけれども、今、ペイオフの全面解禁を二年間延期する、この法案の審議をしているわけですけれども、このことにつきまして、それぞ...全文を見る
○遠藤(和)委員 今回の法案は、ペイオフの全面解禁を二年間延長するだけではなくて、今回新しく決済用預金という新しい概念を入れまして、この預金は半ば恒久的に全額保護する、あるいは仕掛かり中の決済資金、これについても全額保護する、こういう仕組みを取り入れているわけですが、このことにつ...全文を見る
○遠藤(和)委員 今回、この法律とまたもう一つ別の法律として、金融機関の再編を促す、再編ができる、そういう仕組みをつくる法律を今審議しているわけですけれども、皆さん方の金融機関は、地域に密着をしている、地域金融機関といったらいいんでしょうか、お客さんとフェース・ツー・フェースでお...全文を見る
○遠藤(和)委員 時間になりました。皆さんが地域から愛され、信頼される銀行、金融業として着実な発展をされますように祈りまして、質問を終わります。  ありがとうございました。
11月21日第155回国会 衆議院 総務委員会 第7号
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○遠藤(和)委員 公明党の遠藤和良です。  いわゆるワン切りが社会問題化し始めましたのは、昨年の十一月ごろからだったと思います。私も総務副大臣に在任しておりましたときに、この問題に対する対策を検討してほしいということをお願いしたことを記憶しているんですけれども、今回こうした形で...全文を見る
○遠藤(和)委員 いわゆるデパートなんかが自分の顧客の名簿の電話番号が生きているかどうかを確認する、そのために連続して電話をかける、こういうものはワン切り法案の対象にはならない、このように理解してよろしゅうございますか。
○遠藤(和)委員 それから、ワン切りの実態、今いろいろなお話があったわけですけれども、既に有罪が確定した判例があると思いますけれども、これはどのように承知していますか。
○遠藤(和)委員 この法律は、要するにワン切り行為そのものを直罰する形になっていますから、それが悪用されたかどうかということは、今度は法律の適用とは関係なくなる。要するに、ワン切りをしたこと自体を処罰するという法律になっているわけですから、今の判例は法律がないときの、違う法律によ...全文を見る
○遠藤(和)委員 いわゆるワン切り行為そのものを直罰するという法律は、世界的に見ても、今回、日本でつくる法律が最初の法律だと聞いていますが、外国ではこういう事例に対してどういう法律で対処をしているんでしょうか。
○遠藤(和)委員 日本人は案外無防備なんですね。ですから、全く知らない人から電話があっても、着信履歴が残っていれば、自分に用事のある人ではないのかなと思って電話をする、こういうふうな習慣がある。それに対する悪用、それを逆手にとった商売をしている、こういう話だと思うんですね。  ...全文を見る
○遠藤(和)委員 最後に片山大臣に確認したいのですけれども、電気通信のメディアが本当に、日進月歩じゃなくて秒進分歩ですか、あるいはドッグイヤーだとかあるいはマウスイヤーだとかいうふうに急速に利便性が向上する、これは消費者にとっては大変ありがたいことなんですけれども、一方で、それを...全文を見る
○遠藤(和)委員 以上で終わります。ありがとうございました。
12月12日第155回国会 衆議院 総務委員会 第11号
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○遠藤(和)委員 公明党の遠藤和良でございます。  すぐれたテレビ番組や放送界に貢献した個人に贈られる国際エミー賞の授賞式が、十一月二十五日、ニューヨークで行われました。この賞はいわゆるテレビ界のアカデミー賞と言われるエミー賞の国際版ですけれども、この賞に、NHKの海老沢会長が...全文を見る
○遠藤(和)委員 ハイビジョンの普及が評価されたという側面があるわけですけれども、あれはたしか東京オリンピックのころに開発が始まって、そして現在は、一九九九年でしたか、いわゆるITUで世界の標準規格に認定をされた。こういうことがあってハイビジョンという技術が世界的に評価されたと思...全文を見る
○遠藤(和)委員 それから、NHKが創設をしました教育番組の国際コンクールに、日本賞という企画があります。設立以来もう三十七年が過ぎているわけですけれども、ことしも、第二十九回の授賞式が、東京で十一月の六日に行われました。  ことしは世界の四十九カ国から二百八番組が参加した、こ...全文を見る
○遠藤(和)委員 BS放送についてお伺いします。  アナログ放送をいつまでやるのかということ、時期がまだ明示されていないんですけれども、地上波と合わせて、地上波はたしか二〇一一年の七月二十四日までやるということになっているわけですね、それに合わせて、このBSの方もその時期を考え...全文を見る
○遠藤(和)委員 その地上波放送の方ですけれども、このデジタル化が、その入り口であるアナ・アナ変換で少しもたついているわけですね。そうすると、当初の計画が、二〇〇三年までに三大都市圏とか、あるいは二〇〇六年にその他の地域が始めて、二〇一一年の七月二十四日にアナログは停波する、全面...全文を見る
○遠藤(和)委員 地上波デジタル放送に関して、民放とNHKが共同でその基盤整備をやるということになっているわけですね。いろいろ中継アンテナとかそういう作業を煮詰めていると思うんですけれども、第二東京タワーの話が巷間いろいろあるんですが、この第二東京タワーというのは、一体、デジタル...全文を見る
○遠藤(和)委員 多チャンネル時代になって一体何を放送するのかということになると、コンテンツの充実というか供給ということが必須の課題なんですね。そうすると、やはりNHKが持っている財産というものがすべての放送局で使えるという仕組みもつくる必要があるんじゃないかなと思うんですね。今...全文を見る
○遠藤(和)委員 最後に総務大臣に一つだけお願いします。  今のコンテンツのマーケットの育成についての考えと、もう一つは、政府のe—Japan構想があるんですけれども、これはどうも通信が中心のような気がするのですね。もっと放送、あるいは通信と放送の融合、そうした面から政策強化を...全文を見る