近江屋信広

おうみやのぶひろ



当選回数回

近江屋信広の2007年の発言一覧

開催日 会議名 発言
05月23日第166回国会 衆議院 法務委員会 第19号
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○近江屋委員 自由民主党の近江屋信広と申します。  御承知のように、犯罪被害者のための施策というのは最近に始まったわけではございませんで、古くは昭和四十九年に発生した三菱重工ビル爆破事件、これをきっかけにいたしまして犯罪被害者のために公的な補償制度をつくるべきだという声が高まっ...全文を見る
○近江屋委員 今伺ったところによりますと、本制度は簡易迅速に紛争を解決するという点で被害者救済のための画期的な仕組みでありまして、大変結構なことだと思っております。  その上で、一点、念のため確認しておきたいのでありますが、刑事裁判中に損害賠償命令の申し立てをさせるということに...全文を見る
○近江屋委員 予断排除の原則に則しているという御説明でありました。  先ほどの手続に関する刑事局長の御説明によりますと、本制度における審理の回数につきましては、原則として四回以内の審理期日において審理を行うとされております。迅速に手続を行うという要請からは、余り審理の回数が多過...全文を見る
○近江屋委員 四回以内としたのは、労働審判が三回以内である、そして、準備を含めたことを考えると四回以内というのが適切ではないかという点はよくわかりました。  次に、被害者の情報の保護についてお伺いいたします。  性犯罪等の被害者の氏名等を公開の法廷で明らかにしないことができる...全文を見る
○近江屋委員 御説明で、本人の名誉やプライバシーを守って、そして安心感を与えて、そして十分な供述を得たい、公開制の趣旨からいってもこの案が適切だということがよくわかりました。  次に、民事訴訟におけるビデオリンク等の措置の導入についてお伺いいたします。  この法律案では、刑事...全文を見る
○近江屋委員 今回導入することとしている措置は、犯罪被害者等の保護のために大変重要なものだと思います。今回の改正で民事訴訟においてもこれらの措置が十分に活用されることを期待いたします。  次に、公判記録の閲覧、謄写の範囲の拡大についてお伺いいたします。  そもそも公判記録につ...全文を見る
○近江屋委員 よくわかりました。  犯罪被害者等が刑事裁判に参加する制度や刑事裁判の成果を民事裁判に利用する制度など、これらは日本の刑事裁判の様相を一変させる画期的なものではないかと思っております。  今回の法改正によりまして、日本の刑事司法が、秩序維持という公益を図ると同時...全文を見る
○近江屋委員 法務大臣から、犯罪被害者の尊厳にふさわしい、手厚い処遇を求めておるんだという御説明でした。  その犯罪被害者の尊厳にふさわしいという点では、自由民主党が取りまとめました新憲法草案の第二十五条の三には、実は、「犯罪被害者は、その尊厳にふさわしい処遇を受ける権利を有す...全文を見る
○近江屋委員 法務大臣、どうぞよろしくお願いいたします。  時間ですので、私の質問は終わらせていただきます。ありがとうございました。     —————————————
06月01日第166回国会 衆議院 法務委員会 第23号
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○近江屋委員 自由民主党の近江屋信広であります。  今回の犯罪被害者等の権利利益の保護を図るための刑事訴訟法等の一部を改正する法律案により、新たに創設することとされております被害者参加の制度につきまして、質問をさせていただきたいと存じます。  これまでの刑事裁判におきまして、...全文を見る
○近江屋委員 法務大臣の答弁で、多くの被害者の方々の要請によって、被害者の方々が直接関与する、参加の形が適切であるという答弁でありました。その点は、よく理解できるところであります。  まず、この制度が導入されますと、被害者の方々がバーの内側に入りまして、一定の要件のもとで、裁判...全文を見る
○近江屋委員 この新しい制度、被害者の方々のためというにとどまらず、刑事訴訟そのものについても大きな意義がある、メリットがあるというお答えでありました。ありがとうございました。  次に、検察官と被害者参加人との間におけるコミュニケーションについてであります。  法廷におきまし...全文を見る
○近江屋委員 刑事裁判に参加しない被害者についても、その心情、要望をしっかり尊重していきたい、当然のことであるという答弁でありましたが、その点、ぜひともよろしくお願いいたしたいと存じます。  最後に、一点お伺いいたします。  この被害者参加制度につきましては、さまざまな方から...全文を見る
○近江屋委員 ただいまの法務大臣の御決意をしっかり受けとめた次第であります。法律の施行までまだ時間がありますので、新たな制度がきちんと機能して、それぞれの目的が達せられるように、先ほど法務大臣が申されたように、関係機関が連携の上、しっかりと準備を進めていただくようにお願いいたしま...全文を見る
06月12日第166回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第8号
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○近江屋委員 自由民主党の近江屋信広であります。  私からは、政治資金規正法改正に関しまして、不動産取得規制についてまずもって質問させていただきたいと存じます。  お手元に配付いたしております「小沢氏が公表した資金管理団体「陸山会」の支出や資産」、これを皆さんに配付いたしてお...全文を見る
○近江屋委員 今、松本提案者からるる説明がありましたが、昨年五月に報道された、これは国民の判断にゆだねる、その上で説明責任を果たすための公表をしたということでありますが、私から見るところ、これはちっとも説明になっていないのではないか、不十分な説明だったという印象を持っております。...全文を見る
○近江屋委員 二月二十日に小沢代表が公表いたしました資産について説明された際に、確認書なるものが示されました。これは平成六年と平成十七年の確認書というものであります。この確認書は、陸山会代表者の小沢氏と小沢氏個人が締結したものでありまして、資金管理団体の資産は小沢氏個人の資産では...全文を見る
○近江屋委員 先ほど松本提案者は、るる、国民の批判にさらすということが政治資金規正のあり方だと言われました。政治資金管理団体がそういう十二件、十億円ものマンションを保有しているということについて、まさに国民から批判を受けているのでありまして、決して蓄財と混同とかいうことではありま...全文を見る
○近江屋委員 当該資金管理団体の政治活動に関係のある第三者へ賃貸しているのか、それとも全く関係のない第三者に賃貸しているのかという、賃借人と資金管理団体またはその代表者との関係ですね。関係者なのか第三者なのか、その関係が運用であるか否かを判断する一つの事情と考えますが、総務省とし...全文を見る
○近江屋委員 さまざまな事情が勘案されるということでありますが、はっきりいたしませんが、結局、運用であると疑わしいものも確証が得られずに終わるということになりますけれども、今回の与党改正案ではこの点についてどのように対応されるのでありましょうか。与党法案提出者にお尋ねいたします。
○近江屋委員 不動産が運用されているか否かという立証というのは難しい面がある、これはやむを得ない点もあろうかと存じます。ただ、やはり既に所有している不動産についてはしっかりとした現況の報告を詳細にしてもらうというのは適切な対応ではないかと思います。虚偽記載にはしっかり罰則がついて...全文を見る
○近江屋委員 七万の団体のうち五百七十九にすぎないという説明でありました。しかし、政党以外の政治団体すべてについて投網をかけるような民主党の修正案というのは、やはり過度に広範な規制ではないか、広過ぎる規制をかけるやり方ではないかという印象を持ちます。  また、立法目的と手段の関...全文を見る
○近江屋委員 そのことに加えまして、民主党議員への陣中見舞いを民主党県連で受けていたということも指摘されているわけでありますが、当該議員からも事情聴取をしたと思いますけれども、議員からの聞き取りの結果を明らかにしていただけませんでしょうか。  なお、ちょっと結論としては遺憾なも...全文を見る
○近江屋委員 公党の責務として、しっかりした調査、そしてしっかりした説明責任を果たしていただければなと思います。  続きまして、民主党県連には、外国法人のほかに、最大の後援者である労働組合からの陣中見舞いも当然あろうかと思いますが、県連の収支報告書に記載しなかった寄附はありませ...全文を見る
○近江屋委員 民主党県連には、外国法人のほかに、最大の後援者である労働組合からの陣中見舞いも当然あろうかと存じます。県連の収支報告書に記載しなかった寄附はありませんでしょうか。その点をお伺いいたします。(発言する者あり)
○近江屋委員 今現在の私の質問に対しては、結果として答弁拒否でありましたという認識をいたしまして……(発言する者あり)質問してくださいという松本提案者の話がありましたので私は再質問したのです、それに対して。(発言する者あり)  それでは、私の質問を終了させていただきます。  ...全文を見る
11月06日第168回国会 衆議院 法務委員会 第4号
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○近江屋委員 ありがとうございます。自由民主党の近江屋信広であります。  鳩山法務大臣は、大臣所信におきまして、和の文明、そして美と慈悲の文明という我が国固有の伝統、それを不易のものとして、世界一安全な国日本を復活させようと力強く述べられました。鳩山大臣独自のそうした思想、哲学...全文を見る
○近江屋委員 大臣の貴重な御教示をありがとうございました。  さて、裁判官の報酬、検察官の俸給についてであります。  今回、公務員一般に合わせて、裁判官と検察官についてもその給与を久々に引き上げる内容の法案が提出されましたことは、司法改革が進んでいる中で、司法の担い手の待遇を...全文を見る
○近江屋委員 ありがとうございました。  続きまして、冤罪事件について御質問させていただきたいと思います。  まず、本年二月、鹿児島県議選をめぐる選挙違反事件で、鹿児島地裁判決が、自白調書の信用性を明確に否定しまして、十二人の被告全員に無罪を言い渡したいわゆる志布志事件、それ...全文を見る
○近江屋委員 その再発防止策について今法務省からお伺いをいたしましたが、あわせて警察庁からも、防止策、どのような具体策を講じられようとしているのかをお伺いしたいと思います。
○近江屋委員 法務当局から再発防止策をお伺いいたしました。この線に沿ってさらに具体化を進めていただきたいと存じます。  また、警察庁については、国家公安委員会決定、十一月一日の警察捜査における取り調べの適正化についてという書面が出されておるということですが、これはまことに抽象的...全文を見る
○近江屋委員 警察庁の処分につきましては、それでは軽過ぎるのではないかというのが国民の偽らざる受けとめ方だと存じますので、その点は、やはりいろいろ懲戒処分に当たっての要件があろうかと存じますので、実態的にきちんとけじめがつくような、再発防止の実効策としてそういうけじめがつくような...全文を見る
○近江屋委員 聞くところによりますと、新聞報道ですが、京都における事件、やはり公選法にかかわる事件で、有罪判決が出た後に冤罪を主張して再審請求が行われたという類似の事件があったと報じられたと聞いておりますので、一般論として、その種の事件についても、最高検察庁が取りまとめられた報告...全文を見る