大出彰

おおいであきら



当選回数回

大出彰の2005年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月03日第162回国会 衆議院 憲法調査会 第1号
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○大出委員 民主党の大出彰でございます。  きょうは、天皇制ということで、天皇制をめぐる問題について、一部でございますが発言をいたします。  初めに、「第一章 天皇」についてでございます。  日本国憲法は、「第一章 天皇」と書いてあります。そして第一条は、「天皇は、日本国の...全文を見る
○大出委員 民主党の大出彰でございます。  先ほど発言をいたしまして、元首の問題があるのでお話をするんですが、前にも井上毅さんと伊藤博文さんの論争みたいなことを挙げてお話をしたことがありまして、あのとき、井上毅さんの治す(しらす)、領く(うしはく)論というのがあるのに対して、伊...全文を見る
○大出委員 民主党の大出彰でございます。  我が党も基調発言があった後でございまして、自由な発言をさせていただきます。  先ほどもお話がありますけれども、もともと日本の九条というのは、書いてあることは本当は明確なんですが、先ほど共産党の山口さんがおっしゃっているように、このと...全文を見る
02月10日第162回国会 衆議院 憲法調査会 第2号
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○大出委員 民主党の大出彰でございます。  国民の権利義務ということで考えた場合に、権利、つまりは人権をいかに守るかということでありますし、それは、いわゆる自由をいかに守るかという観点で考えたときに、まずやはり、憲法成り立ちの歴史等を考えていかなければいけないだろうと思っており...全文を見る
02月17日第162回国会 衆議院 憲法調査会 第3号
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○大出委員 民主党の大出彰でございます。  先ほどから、先輩議員あるいは同僚議員からあいまいであるという話が出ておりまして、確かにそうなんですが、ただ、解釈の余地があるというふうにも思っておりまして、その余地があることが学者の方々の学説を立てるところのもうけ話になるわけですが、...全文を見る
02月24日第162回国会 衆議院 憲法調査会 第4号
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○大出委員 民主党・無所属クラブの大出彰でございます。  総務委員会とかけ持ちだったものですから、ばたばたして申しわけございません。それと同時に、総務委員会で、理事会の合意を無視して趣旨説明を強行するということがあったものですから今不正常な状態になっておりますが、今後、定率減税...全文を見る
○大出委員 民主党の大出彰でございます。  この間、五年間はおりませんでしたけれども、憲法調査会にかかわらせていただきました。その中で、議論していて、国民的な議論があるものについてはやはりこの議会の中でも考えが違うなというふうに思いまして、国民的な争いが比較的ないものは余りない...全文を見る
03月02日第162回国会 衆議院 本会議 第8号
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○大出彰君 民主党・無所属クラブの大出彰でございます。  私は、民主党・無所属クラブを代表して、ただいま議題となりました政府提出の地方交付税法等の一部を改正する法律案について、反対の立場から討論を行います。(拍手)  地方分権改革は、振り返ってみますと、バブル崩壊以降、失われ...全文を見る
03月08日第162回国会 衆議院 総務委員会 第8号
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○大出委員 民主党の大出彰でございます。よろしくお願いいたします。  きょうは定率減税のお話をしたいんですが、まず最初に、消防庁にお聞きをいたします。  実は、地元でございまして、横浜市南区というところで火災が起きまして、残念ながら一人お亡くなりになっておられるわけでございま...全文を見る
○大出委員 御答弁ありがとうございます。日ごろから私たちの生命財産を守っていただいて、敬意を表しているわけでございます。しかし、地元だったものですからびっくりしました。  IT関係で新しいシステムを入れると、それだけに頼ってもいけないんだろうけれども、しかし、当然そういう時代の...全文を見る
○大出委員 確かに、当時私は議員ではございませんが、ちまたにいながら、的という言葉がついておりましたので、相当うさん臭いなと実は思っておりました。  しかし、答弁のたびに定率減税は恒久的であるということをおっしゃっておられて、それで、今二つほど資料を出しましたが、実は、衆議院の...全文を見る
○大出委員 最高税率については、そんなにもうけたことはありませんけれども、自分が稼いで六割も取られたのではたまらないというのは当たり前のことですね。しかし、法人税はちょっと違うんじゃないかと実は思っております。  そこで、これ以上今の議論をやってもかみ合わないと思いますが、当時...全文を見る
○大出委員 景気判断というのは占いみたいなもので、こんなことを言ったらおかしいですね、ちゃんと科学的なデータで判断をしますが、ただ、それをどう判断するかというのはそれぞれの認識でございまして、私は、どちらかというと、経済の基礎体力というような潜在的な経済成長率も、定率減税を導入し...全文を見る
○大出委員 この話をしていると長くなりますのでこれ以上しませんが、あっという間に時間ですね。次に参ります。  与党の大綱の中に弾力条項というのがございまして、「経済状況に機動的・弾力的に対応する。」というのが入っているんですね。私は、この項目が入っていることがまずちょっと問題だ...全文を見る
○大出委員 この弾力条項があること自体が、定率減税を半減するか、あるいは廃止するかということについて、ちょっと疑問に思っている方々がいるわけですね。なぜかといったら、これを入れても景気に影響はありませんよと言うんだったらこんな条項を入れる必要はないわけですね。入れなくたって、やば...全文を見る
○大出委員 そういう答えなんでしょう。では、ほかの質問をしますからね。  日本の法人数はどれぐらいあるのか、そしてその中で税金を払っていない法人はどれぐらいなのか、何%ぐらいなのか、お答えいただきます。
○大出委員 このように六八・一%の法人が払っていないんですよ。もうあきれ果てるんですが、要するに、多分、赤字という経営の書き方をすればできるわけでしょうし、当人たちにとっての節税なんでしょう。そして会社をつくるなら赤字にした方がいいとみんな思っているような話でございまして、やはり...全文を見る
○大出委員 これは日銀さんに言ったら出てこないというので内閣府にお願いしたんですが、うちの岩國哲人さんが、その総計に基づいて、日本の家計の利子収入ということで予算委員会で質問なさったんですね。そういうふうにおっしゃるんですよ。  ところが、私はその数字じゃなくて、個人の金融資産...全文を見る
○大出委員 いつも楽しい話をしていただくので、つき合うと時間がなくなるんですね。もうあと五分だということで、私も、もう五分しかないのかみたいな感じですが。  やはり簡素、中立、公平でなきゃいけませんので、幾ら何でも六八%も払っていない会社があるというのは異常なことだと私は思いま...全文を見る
○大出委員 これを見たときにセンセーショナルなことでありますが、考えてみれば、公用車の購入とかそういうのは、ほかの省庁ならば税金でやっている話なんですね。皆さんのお金があるからということでやっているんだけれども、これは最初から国民の皆さんに説明しないとわかりませんよ。読んでみたと...全文を見る
03月15日第162回国会 衆議院 総務委員会 第10号
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○大出委員 民主党の大出彰でございます。受信料を払っております。  深夜十二時半を過ぎておりますので、とっとと質問をいたしますので、簡潔にお答えをいただきたいと思います。時間がかかるようでありましたら、速記をとめていただきますので、各理事の皆さん、そして委員長、よろしくお願いい...全文を見る
○大出委員 ないという話をお伺いしたものですから今話しましたが、あると言うなら結構でございます。  それで、先ほどから実は、午前中の審議でございますけれども、理事の方が覚えていないというのを繰り返しているんですね。だけれども、NHKニュースでは紹介されていないという報告が外野の...全文を見る
○大出委員 覚えていないというのは、昔、ロッキード事件のときに私の父が質問いたしたりしていましたけれども、記憶にありませんということと同じなんですね。記憶にありませんというのと同じでございまして、これ自体で偽証罪になるんですよ、言っておきますけれども、覚えているのに覚えていなかっ...全文を見る
○大出委員 放送の命というのは真実の報道なんですね。そして、真実の報道をゆがめようとする勢力とは闘うということです。そして、真実の報道を貫こうとするメディアが自由と民主主義を守るし、育てていく、こんなふうに思っております。  今度のこと、実はいろいろ考えました。検閲になるんだろ...全文を見る
○大出委員 私、現場にいたわけじゃありませんから、そうおっしゃられると、編集権の自由であるということだろうと思います。  そこで、資料などをお配りしております。一番最初の方からまいりますが、実は、松尾さんをここにお呼びしたいということを——当時、私が松尾放送総局長さんにお尋ねを...全文を見る
○大出委員 そこで、安倍さんとお会いになったときはアポをとりましたか。
○大出委員 どこでお会いになったんですか。
○大出委員 官房副長官室、要するに行政の側にお会いに行ったということになりますね。ただ、個人の資格もございますから、それはそうでないとおっしゃるかもしれません。  それで、何をしに出かけたんでしょうか。
○大出委員 それはあれですか、今回の予算も官房副長官のところに説明に行かれましたか。いつも行かれるんでしょう。ですから、今回も行きましたか。
○大出委員 おかしいですね。そのときだけ予算の説明に行って、普通は行かないんだというんだとすると、予算にかこつけて違う説明をするということではないんですか。(発言する者あり)行ったんですか。今回も行ったんですか。済みません、聞き間違えました。今回は行っていないんでしょう。行くとき...全文を見る
○大出委員 おかしいですね。しょっちゅう行くのかなと思ったら、そうではないんですね。  では、聞きますが、一月二十九日に、中川さんのところは留守だったと思いますが、中川さんのところには行きませんでしたか。
○大出委員 伊東さん、松尾さん、野島さんは、だから、あなた以外の方は行きませんでしたか。
○大出委員 いろいろな情報では、三人の方が公用車に乗って行かれている、それで留守だった、それで二月二日に、だれが行ったかわかりませんが、行っているということなんですが、これは誤報ですか。
○大出委員 これは、実は文芸春秋に載っている話なんですが、そうすると、この誤報については、朝日新聞と同じように、間違っているぞと抗議をなさいますか。
○大出委員 朝日新聞に抗議をしているのですから、今後抗議をする気はありますか。
○大出委員 朝日新聞には、公用車で三人乗って中川さんのところに出かけたけれども留守だった、そしてまた、安倍さんのところにそのかわりに行ったというようなことを書いていませんよね。ですから、別の話じゃないんでしょうか。抗議する気はありませんか。
○大出委員 だとすると、何でこんなことを聞いているかというと、またほかの報道の中に、昨年の暮れでしょうか、芥川賞、直木賞の受賞者発表を内部の方が語っておられるわけですが、発表するなと上から指示を受けた、それはまずいということで結局発表するんですが、その理由が、文芸春秋がNHKにつ...全文を見る
○大出委員 今の理由は、時間的な理由だということですね。そういう意味ですね。しかし、内部の方がいろいろなところで発言をしているということは、かなりそういうものがあるのかなと思わざるを得ないようなところがあるんですね。そういう意味で質問したんですね。  そこで、もう一つは、二番目...全文を見る
○大出委員 これは、だから、松尾さんが私に答えたんだから、松尾さんがここへ来て私に答えるべきでしょう。こういう答え方をしていたんですよ、現実に。だからこそ参考人招致を要求しているのに、自民党さんがけられる。そうすると、他人に話しても本当らしくないでしょう。だって、わからないじゃな...全文を見る
○大出委員 一々抗議はしないんだとおっしゃっていますが、前回の私が質問したときも、三番目ですね、海老沢会長について、私は、海老沢さんは気配りをする人だから直接指示したのではないかという話から始まって、「正論」の二〇〇一年四月号の「NHKウオッチング」というところの、二枚目の一番右...全文を見る
○大出委員 これについても一々抗議はしないんだということで、抗議をする気はないんですね。
○大出委員 いろいろ書かれるからと言いますが、朝日新聞と我々から見ると醜い合戦をやっているようなことがありますから、こういうところを抗議しないとかなると、言っていることが本当なのかなというふうに思えてくるんですね。  時間がなくなってきますから質問しますが、安倍さんのところに行...全文を見る
○大出委員 これも文芸春秋でございますが、古屋さんとか下村さんだとか平沢勝栄さんとか名前が出ていますが、この方のところには行かなかったですか。
○大出委員 下村さんのところね。  松尾さんも来ておられないわけでしょう、海老沢さんもお呼びしたけれども来ていないですよね。ですから、これはやはり松尾さんにだって聞かなきゃいけないはずなんですね。あるいは、どこへ行ったかということは、NHK、調べてありますか。
○大出委員 その次の質問に先に答えておられるんですね。  いわゆる幹部と言われている方以外の方で、中川さんや安倍さんに、一月三十日、放映の前にお訪ねをした方はだれもいませんか、あるいは電話をした人とかはありませんか。
○大出委員 この部分が、中川さんが報道等でこういう言葉を吐いたというようなことが書いてあるわけですが、それを見ていると、二月二日に、放送が終わってから言うような言葉じゃないんですよね。ですから、何らかの接触がなければおかしいな、こんな言葉を吐くわけがないなという、当然疑いが出るわ...全文を見る
○大出委員 三十日の前にそういう話があったのかなかったのかということが非常に重要だというのは、検閲というのは、自己統治や自己実現に必要な情報を市場に流通する前に公権力が妨害する行為ですよね。ですから、呼ばれたのではなくて出かけていって説明をしたりするのだとすれば、これは過度な自主...全文を見る
06月13日第162回国会 衆議院 郵政民営化に関する特別委員会 第13号
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○大出委員 民主党の大出彰でございます。よろしくお願いします。  今、智奈美議員の方から法案の中身についてひどいという話が出ておりましたが、私は、冒頭、この間出されました、政府により六月の八日に出されました「中央省庁等改革基本法第三十三条第一項第六号について」という見解について...全文を見る
○大出委員 六月八日の文書では、下の方に、「自見郵政大臣の発言」というふうに書いてあって、自見さんは、「法律に明記してあるわけでございますから、」こう明確におっしゃっているんですね。明確に答えているんですね。  時の総理大臣が橋本龍太郎さんなのに、これには橋本さんのことは何にも...全文を見る
○大出委員 余り楽をされても困るんですね。文書が出ているわけですから、読み上げなくてもわかるように出しているわけでございますから、しかし、お仕事ですので許しましょう。  実は、衆議院と参議院で出ている、これはどこにポイントがあるかというと、橋本さんは衆議院においても参議院におい...全文を見る
○大出委員 そういうこそくなことを言われても困るんですね。何で、時の総理大臣がいるのに小里さんから書いているんですか。それは、時の総理大臣の言葉を出してくるとつじつまが合わなくなるからでしょう。  要するに、当時は、国民の皆さんも、将来ともに民営化なんかはないと考えたんです。そ...全文を見る
○大出委員 そういった事実を踏まえましてと今おっしゃいましたね。ということは、当時は、立法府も行政府も、そしてそれが新聞等で報道されることによって、皆さんが、将来ともに民営化を行わないんだというふうに認識していたということを認めたんですね。  いいんですよ、方針は後で変えたって...全文を見る
○大出委員 それは無理だと申し上げているんですよ。それは、だから、歴史を改ざんすることでしょう。(発言する者あり)改ざんでしょう。あなた方が好きな目に見えない改ざんでしょう、それは。  当時は、将来ともに民営化を行わないんだという意思で発言をしておられるわけですよ。そして、まさ...全文を見る
○大出委員 この政府見解ですが、時の総理大臣の名前も発言も出てこないで書いているようなのは、これは直していただきたいと思います。理事、お願いしますよ。それでなければ質問できませんよ。
○大出委員 私が事実認識というのを曲げてはいけないと言うのは、それを曲げてしまうと、その政府が、時の橋本龍太郎さんの内閣があったことが意味がなくなってしまうではないですか。そんな百八十度違うことを、解釈だけを変えただけでやってはまずいんですよ、それは。ですから申し上げているんです...全文を見る
○大出委員 それは、先ほどから、何ら民営化を妨げられるものではないというような話が出ていますが、方針を変えて解釈を変えるということはありますが、その当時の内閣がとってきた方針で解釈されるのがあったときに、立法、つまり法律を改廃するとか削除する、そういう手続をとるべきなんですよ。そ...全文を見る
○大出委員 事実認識を間違って言ったらだめだと言っているんじゃないですか。そうしたら、そのとおりちゃんと、先ほどの基本法に対する、六号に対する政府見解をちゃんと直しなさいよ。  我が党は、ですから、理事の皆さんが、歴代の、元総理含めて、郵政大臣を参考人としてお願いしているでしょ...全文を見る
○大出委員 進展のない話をなさっていますけれども、これは当然、何らかの法案を改廃したり削除するときには立法事実が必要なんですね。そのときに、つまりは今までの国会や政府の歴史的な事実があるわけで、そこの認識の問題なんですね。  歴史認識というのは国外でも言われますが、国内の新たな...全文を見る
○大出委員 おかしいです、それは。どう考えても、六月八日の見解は、これはまずは書きかえるべきだと思います。そして、何回目でしょうか、この間二回目ですね。それをまずお願いしたいと思います。  そして、この問題は、本来何で民営化等を行わないということが書かれているのか。これは実はカ...全文を見る
○大出委員 お答えになっていませんね。だったら、今まで五人の参考人のお願いをしているんですから、その方々の、政府の統一見解を出していただかなければ審議できません。(発言する者あり)
○大出委員 ここで何度もこの議論をしなきゃならないのは、一つは、削除の法案を出さなかったということが決定的な問題なんです。それと同時に、我々が歴代の郵政大臣を含めて参考人をお願いしているのに、与党理事の方の側で拒否をなさっているということが原因でございますので、そのことを申し上げ...全文を見る
○大出委員 三十分、一回ということなんですね。話していないんですよ。小泉首相は、話せばわかると言っていますよね。話していないんですよ。  それと同時に、今度の民営化法案の試算のときもそうなんですが、初めに民営化ありきなんですよ。  例えば、三事業一体で民営化したらどうなんだと...全文を見る
○大出委員 言葉だけにしないでいただきたいと思います。  それで、私は思うんですが、ドイツの改革の場合には、今まで公務員だった方は公務員、これから雇う方は、ブルーカラー、ホワイトカラーは民間人、公務員だけれども民間人になりたい方は民間人、こういう種類のやり方をとっているんですね...全文を見る
○大出委員 日本は企業的な組合をつくっているわけですから、いろいろ言うに決まっているんですよ。どうも、本当にまともに話し合いをしてくれるのかどうか、疑問ですね。ちゃんとやってくださいよ。  では、次に参りますが、私は、公務員をすぐに民間にするという、話し合いもなく行われているの...全文を見る
○大出委員 そうおっしゃいますが、私は公務員のままで、それでどうも今度の民営化法案というのは、アメリカが何で公務員にしたかというのは、一つには、もともと歴史的な問題があるのと同時に、炭疽菌病ですか、郵政の労働者が二人ほど死にまして、あのときに、やはり、もともと安全保障というのは考...全文を見る
○大出委員 この前のとき、千三百八十三億円という話だったでしょう。怠慢じゃないですか、それはちょっと。
○大出委員 じゃ、一三八三でいいんですね。  それでは、今度は、同じ二〇一六年で新規五割達成、十割じゃなくて五割達成の法人税は幾らになりますか。公社の場合も含めてですよ。(竹中国務大臣「公社の場合」と呼ぶ)いやいや、民営化された場合の法人税と、それから公社。(竹中国務大臣「新規...全文を見る
○大出委員 前回も二千八百億とか言っているようですから、そちらをではとりましょう。  それで、実はもう一つ、新事業を十割達成したときの、新事業だけでなく、ほかのも含めた二〇一六年の消費税は幾らになるんですか。
○大出委員 これは出すのは可能ですか。
○大出委員 お返事をいただきたいと思います。  それと、今二〇一六年と申し上げたんですが、分社化したときに消費税がかかるとありますね。あのときに七百億円でしたか、消費税。それは、いつの時点で七百億円というふうに計算するんですか。
○大出委員 いや、これが出るんだから二〇一六年なんかも出るかなと思って、これは後で聞こうと思っていたんですが、さっき聞いたんです。教えていただきたい。  ただ、先ほどの私の前の西村議員が質問しているように、この中には、いわゆる郵政事業の効率化のものだとか、これはもう三百億という...全文を見る
○大出委員 今、同僚の理事の方からも、利益の上積みはどういうことなんだと言っていますから、一つお聞きしておきます。利益の上積みとはどういうことなんですか。
○大出委員 いろいろなところでやはり、先ほども申しましたけれども、あいまいな根拠だなというところがあります。  それと同時に、二〇一六年に、新事業をやらない場合には、やはり郵貯、簡保の収益に対するシェアが八割ぐらいあるんですよ。ですから私は、何だ、これだったらやはり郵貯、簡保が...全文を見る
○大出委員 新規の方とおっしゃるんですが、二〇一六年の試算でいっても、郵貯と保険の方で七六%と出ているわけですよね。都合のいいときは結局、郵貯、簡保に頼っていて、新規の事業といったって何をやるかわからないようなことになっているわけですよ。利益を得る種類も少ないでしょうし、さらには...全文を見る
○大出委員 総裁は今そういうふうにお話しになりますが、大分前提条件を変えてくればまた違ってくるだろうと思います。というのは、郵便事業なんかの場合には、アメリカの場合は独占をやっているわけで、それも重さでやっているんですよね。ですから、今、即配便とかいろいろ出てきていまして、百十一...全文を見る
○大出委員 四千九百億ということで、預金保険料が四百億円程度だというんですね。保険機構の方は十億円で、これはだんだんふえていくという話ですね。さらに、この間、システムの維持費用だと三千億かかるかという話ですね。これだけ足しても大体八千三百十億円なんですね。保険の方がどんどん上がっ...全文を見る
06月29日第162回国会 衆議院 郵政民営化に関する特別委員会 第20号
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○大出委員 こんにちは。民主党の大出彰でございます。きょうは、お三人の方、大変ありがとうございます。  私は、民営化には反対でございまして、まだ国会の方で、特別委員会で一回しか質問しておりませんで、中央省庁等改革基本法三十三条一項六号、初めの部分を質問しただけで、そろそろ採決さ...全文を見る
○大出委員 では、村上さん、お願いします。
○大出委員 片石陳述人、どのような御意見でしょうか。
○大出委員 ありがとうございます。  私も同じように思っていまして、郵便局の簡易保険のホームページを見てみたんですね。そうしたら、その簡易保険のホームページには点字でも載っているんですね。ああ、点字でちゃんとこういうふうになるんですよとお知らせがしてあるんだなというのがわかりま...全文を見る
○大出委員 そうあってほしいと実は思っておりまして、バブルの前あたりの企業が、企業の社会的責任と言っていたころはよかったんですよ、はっきり言いますと。非常に社員たちにも温かい企業だったんですね。日本式企業と喜ばれていたんですね。ところが、今のようにかくも変わるものかと思うような、...全文を見る
○大出委員 そういうふうにおっしゃいますが、逆に言うと、郵貯、簡保のお金があったからこそ、今まで、例えばバブルの後の不良債権の問題でもそうなんですが、経済がこけないで済んだという面もありますね。  それと同時に、今現在がどうなっているかというと、民間の金融機関が国債を買っている...全文を見る
07月01日第162回国会 衆議院 郵政民営化に関する特別委員会 第22号
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○大出委員 民主党の大出彰でございます。  私の方も、やっと質問をこの前一回やったと思いましたら、もう後ろの出口とかいう話が出てきまして、そんなことはあってはいけないということで、しっかり質問したいと思っております。  この間、中央省庁等の改革基本法三十三条一項六号を質問いた...全文を見る
○大出委員 ありがとうございます。  そこで、私はこの間のときに、民営化等の見直しを行わないと明記されているということで、六月八日に政府の見解が出ておりまして、それについて質問をいたしまして、当時の橋本総理が登場してこないあの紙というのはおかしいんではないかということを申し上げ...全文を見る
○大出委員 よくわからないです。理事会であれですか……(発言する者あり)言われていない、ああそう。何か理事間でどうも確認をしていないようでございますので、委員長、再度、あのとき理事会で協議をしますとおっしゃったんですので、お願いしたいと思います。
○大出委員 今、官房長官のおっしゃったことがよくわからないので、簡単な話でございまして、当時は、公社のままなんだ、民営化は行わないというのが多数意見であったということを事実として認めてくれと、こう言っているんですね。  それは、この間、安住さんが総理大臣に質問をしたときに総理大...全文を見る
○大出委員 六号の解釈、公社前までなんだという解釈を示していただきたいと言ったのではなくて、総理が総理大臣になる前の橋本総理のときから日本全体の考え方は、公社の後は民営化をしないんだというこういう認識だったんじゃないか、その事実は認められなければできないんではないのかと、こう言っ...全文を見る
○大出委員 こればかりやっても仕方がありませんので。  訴訟も起こされておりまして、そのときやはり議事録を見るわけですよ、議事録を、経過を。だから、この間、私は、実は民営化論者の我が党の松沢さんだってそのときはこういう認識だったんじゃないかと申し上げたんですね。もし、その事実認...全文を見る
○大出委員 官房長官がはっきり答えていただかないと時間ばかり食いますので、これ以上進めませんけれども、しかし、大変困るのは、この間の六月八日の政府見解でも、総理大臣や歴代郵政大臣の国会での答弁というのはどうなんだと言うと、「その時点における将来的な見通し、或いは政策の在り方につい...全文を見る
○大出委員 私は今その話を聞いたんじゃないんですね。その話はさっきの話で、私は、「その時点における将来的な見通し、或いは政策の在り方についてのお考え」なのかと聞いているんであって、それを今のような御答弁をなさるんだったら、小里さんの言ったことの中に、どこに公社化後民営化してもいい...全文を見る
○大出委員 そうでないと困るんですよ。その時点における勝手な考えみたいなことだとすれば、一々それは政府のお考えですかと聞かなきゃならないわけですよ。そんなのおかしいでしょう。ですから、そうなると、やはり過去の郵政大臣だった方々をお呼びをしなければ、本当は、まともな、ちゃんとどう考...全文を見る
○大出委員 この間はお会いしたいということを言っていただいたので、あるいは話し合いをすべきだという。私は、総理大臣すら、話せばわかる、話せばわかると言っているではないかということを申し上げたんですね。  だったら、この前、在日米国商工会議所やアメリカの生命保険協会の皆さんと、十...全文を見る
○大出委員 必要であればと言っていただきましたので、課長の皆さんが何回お会いになっているのかをお出しいただければありがたいと思います。よろしくお願いします。(発言する者あり)では、委員長、お願いいたします。
○大出委員 よろしくお願いいたします。  どうしても前のときに三十分しかお会いしていただいていないようですので、議論は始まったばかりだと思うんですが、もう何か後ろが見えているようなことになっておりますので、早急に、どうか衆議院で議論をやっている間に、従業員の皆さんのお話を聞くと...全文を見る
○大出委員 何かいろいろとありますので、今そういう話でしたので、ちょっと流れを変えて話をしたいんですが、アメリカ政府の日本政府に対する年次改革要望というのがございますね。私は、今回のを見ていると、今の話も絡んでくるんですが、アメリカの言うとおりに法案ができているなと思っておりまし...全文を見る
○大出委員 そういうのが全然説得力がないのです。というのは、今、利便性の話と完全処分の話が出ておりますが、何でこんなことをしなきゃいけないのか、諸外国を見たときにやっていなくて、日本の中でもそうでないのがあるのにおかしいなというのがあるので、これは後で質問します。  利便性とお...全文を見る
○大出委員 今、百三十円なんですね。これ、東京三菱で同じように振り込み手数料は今幾らかというと、ATMを使うと四百二十円なんですよ。今、郵便局が百三十円、窓口を利用しても百四十円、ところが、今の東京三菱だと、振り込もうとすると四百二十円取られて、窓口を利用すると八百四十円になるん...全文を見る
○大出委員 手数料の話であれば、こっちもいろいろ持っていますから。東京三菱銀行のスーパー普通預金だとか、一々言いませんが、シティバンクとかありますが、かなり今有料になってきているわけですよ。  さらに、イギリスなんかの例も、日経の金融新聞なんかに書いてありますが、イギリスなんか...全文を見る
○大出委員 五千五百億円というのは何なんですか、これは。
○大出委員 私がこの間聞いたときは、たしか預金保険料が四百億円で、保険機構の負担が今の段階では十億円とか聞いたんですが、そうじゃないんですね。五千五百ですね。(竹中国務大臣「合計でです」と呼ぶ)合計で。租税も含めてですか。(竹中国務大臣「そうです」と呼ぶ)わかりました。  租税...全文を見る
○大出委員 今ので、法人税や預金保険料あるいは保護機構の負担金その他で五千五百億ですよね。先ほどの七百三十五億円は国民にかかるわけです。そのほかに、これは架空の話ですが、基礎年金、要するに年金の話のときに三百五十億円という話がよく出るんですが、国が負担しなきゃならない部分というの...全文を見る
○大出委員 ざっとお話をしただけでも、片や五千五百億に三千億がかかっているから、もう八千五百は超えちゃっているわけですよね。そうではないんだ。
○大出委員 そうすると、本当だと、新事業をやったコストとかどんどん考えなきゃいけないんだと思うんですが、それはおいておいて、二つ考えられるんですよ。つまり、今まで一兆円の、隠れていた、見えない国民負担だというのと比べたら少ないのかなと思ったりもしますし、あるいはほかの部分の計算を...全文を見る
○大出委員 要するに、見えない国民負担という議論というのをやってきましたが、正確ではなかったところもありますよね。  それで、私は、法人税をもらいますよとか、今の公社が民営化して負担がかかれば、これは、今までと違って国民に負担を転嫁しなきゃならないわけですよ。そうすると、どうし...全文を見る
○大出委員 問題は、政府がこれを使ったわけですよ。政府が使っちゃっていいんですかという感じですよね。法の番人ですよ、法務省は。これはちょっとまずいんじゃないかということで、何かもっと法務省としての見解はありますか。
○大出委員 理事会でという話を今していますが……(発言する者あり)していない、はい。  このことについて、竹中大臣、どのようにお考えだか。今の、IQを基軸にしてこういうのをと、この間から質問が出ていますよね。今、南野大臣に質問したことですが、どのように思うんですか。
○大出委員 責任者ですからね。(発言する者あり)整理をしてください。お願いします、委員長。速記をとめてください。
○大出委員 時間がないので言いますが、法務大臣にしても、個別問題で答えられないというのは、これは無理なんですよ、はっきり言いますけれども。  ここに、昭和五十年六月五日の政府委員、つまり吉國一郎さんが言っているんですが、要するに、「内閣総理大臣その他の国務大臣の国会における答弁...全文を見る
07月13日第162回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第6号
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○大出委員 民主党の大出彰でございます。  今、同僚の小泉議員がロンドンのテロにつきまして申し述べましたように、同じく、被害に遭われた方に心よりお見舞いを申し上げたいと思います。  そして、今の小泉議員と私は、党の中で、テロ対策といいますか、テロを未然に防ぐにはどうするかとい...全文を見る
○大出委員 そのハットン委員会とバトラー委員会が報告を出す前に私は質問をしておりまして、そのときに、政府側は、バトラー委員会の方は、移動式の生物兵器製造施設だとか、あるいは核兵器の絡みですがアルミ缶の話だとか、あるいはタージ化学工場の話等について、まだその時点では、そういうのはな...全文を見る
○大出委員 当時、この調査報告が出る前でございましたから、政府委員の方々もいろいろおっしゃっていましたけれども、疑わしく言っていたわけですね。ですが、要するに誤報であるということで決着がついたということでございます。  ハットン委員会の方は、結果的に、イギリスのBBCの情報操作...全文を見る
○大出委員 選挙中に出てきたので、ブレアさんもやばいので、秘密文書じゃなくて公式に出したということのようなんですね。  これの日本版なんですが、これは朝日新聞の二〇〇四年の九月二十五日なんですが、「インテリジェンス 情報力」というので連載物なんですね。その5のところで、要するに...全文を見る
○大出委員 報告書は、最初は、保有していると言われているが明確な証拠はないと書いてあったのかとお聞きをしたんですが、そこについてはどうでしょうか。
○大出委員 どなたならおわかりになるんですか。
○大出委員 独自の判断、いろいろな言い方はありますよ。総合的に勘案をして独自に判断したと言うときもあるでしょう。独自に判断したことはないというのは、主体性がないという意味にとられますよ。  今のだと、要するに報告書みたいなものはないんだという言い方ですね。あるいは、私が、最初は...全文を見る
○大出委員 何で先ほどハットン委員会とバトラー委員会を時間をかけて説明してもらったかというと、イギリスはイギリスでしっかり、国民が、おかしいのではないかというので、そのことについてちゃんと調べる委員会をつくっているわけですよ。アメリカの方も、ドルファー調査団の最終報告だけじゃない...全文を見る