扇千景

おおぎちかげ



当選回数回

扇千景の1999年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月22日第145回国会 参議院 本会議 第3号
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○扇千景君 私は、自由党を代表して、小渕総理大臣の施政方針演説に関して、総理の御所見を伺いたいと思います。  私は、先日行われました総理の施政方針演説をまことに興味深く拝聴いたしました。それは、これまでの演説に比べ総理自身の言葉で語られたものであると同時に、今日の状況を第三の改...全文を見る
03月09日第145回国会 参議院 文教・科学委員会 第2号
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○扇千景君 この第百四十五国会において初めて科学技術庁長官として先日所信を伺わせていただきました。午前中にもおっしゃいましたけれども、文部大臣と科学技術庁長官の兼任にとっては、これほどふさわしい人はいらっしゃらなかったのではないかと思って私も期待をいたしております。  ただ、所...全文を見る
○扇千景君 今の長官のお考え、そのまま私たちも同じ意見を持っておりますので、今後、科学技術に対しても、また教育の場でそれをどうリンクさせていくかということも、私たちも一緒に勉強をさせていただきたいと思っております。  いろいろ聞きたいんですけれども、まだ問題が多過ぎますので、き...全文を見る
○扇千景君 これは一部でございますから、これは三浦朱門さんの御意見だろうと思って、でも私は、これを書くには相当の勇気が要られただろうと思います。そういう意味では、私は先ほど科学技術の評価制度と申しましたけれども、それぞれの立場で、評価制度と同じように、欠点はどうだったのか、どこが...全文を見る
○扇千景君 どこの国でもいいんです。
○扇千景君 見識のある文部大臣をいただいておりますから、改むることに恐るるべからず、私はそう思います。今おっしゃったいいところは、私はいいと思っています。足らざるを足していくのが我々の仕事であろうと思いますので、そのことを申し上げておきたいと思います。  それから、午前中少しお...全文を見る
○扇千景君 少し早口になりますけれどもお許し賜りたいと思います。  諸外国、世界じゅうの国旗・国歌の制定形式というものを外務省を通して入手して、ここにも書いてございます。国会の周りの道路に国旗があると、きょうはどこのだれがお見えになっているのか、あの国旗はどこのものだったかなと...全文を見る
○扇千景君 答弁が時間内に入らなくて済みませんでした。今後やります。
03月30日第145回国会 参議院 文教・科学委員会 第5号
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○扇千景君 なるべく今までの同僚議員の質問とダブらないようにしようと思います。  伺っておりまして、有馬文部大臣の御就任以前ではございますけれども、先ほども一つ出ていましたけれども、平成九年十二月二十六日、個別の特殊法人の整理合理化ということの閣議決定、その中に言われております...全文を見る
○扇千景君 大臣、今お聞きになったように、ある一部のことはおっしゃいましたけれども、私はまだわからないのは、今までの補助金の出し方を、なぜ今回は学術振興会に移さなければいけないかということですね。それじゃ今までの補助金の評価はどうだったのかと。その評価は、先ほどだれかの同僚議員に...全文を見る
○扇千景君 科研費の増額を今までの先生方みんなおっしゃいました。また、それが大事だということはみんな認識しています。私たちは科研費を増大しなきゃいけないと思っていますし、今、大臣がおっしゃいましたように、学術振興会も平成六年から既に五年間、十一年度まで見ても、今おっしゃったように...全文を見る
○扇千景君 私は、今まで文部省がやっていたこと、金額もたくさん取れるようになった、人員も足りない、これを配分するには大変だ、だから学術振興会に移すというのであれば、今までの助成金制度というものに、ここに行き届かなかったという反省があって初めてこっちへ移るんであって、だから私は今評...全文を見る
○扇千景君 機能強化と今おっしゃいましたけれども、それは閣議決定を損なうことをあえて言っているんですね。ですから、機能強化をしなきゃいけないんだったら、文部省の中でも今までと同じように機能強化、例えばポストドクターの話だって、一万人ポスドクを養成するなんというのはもう昔からわかっ...全文を見る
○扇千景君 不正がないだけじゃ困るんです。余裕金をいかに活用するかということにかかっているんです。それをわざわざ特殊法人の日本学術振興会の余剰ができたお金を、特殊法人の中の、理事長もいらっしゃいますし、理事もいらっしゃいます。また、補助金、助成金を配る審議会もつくる。にもかかわら...全文を見る
○扇千景君 今、局長はおっしゃいましたけれども、今の日本の金融状況は全く安心もできないし、信用もできないという現状だからあえて私は申し上げたのです。こういう仕組みをつくるんだとおっしゃっても、余剰金が出されて使うまでの間だけにしろ、預けたところにもし何かあったときに、今は少なくと...全文を見る
○扇千景君 賛成法案なので意地悪を言うつもりはありませんけれども、少なくとも、文部省という役所がいささかも一般の目から見て疑いを持たれたり、また、今各省庁のいろんな不祥事を言いましたけれども、そういう危険性が文部省にあってはならないということを申し上げるだけ心配しているということ...全文を見る
05月13日第145回国会 参議院 文教・科学委員会 第9号
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○扇千景君 朝から本法案に対して同僚議員からるるの質問が続いております。おおむね細かい要点に関しては問題が出たのではないかなと私は感じております。  ただ、私が申し上げたいのは、今まで大学審議会の答申というものが、昭和六十三年から平成九年に至りますまで、大学に対する主な答申だけ...全文を見る
○扇千景君 広く多くの意見を聞くという姿勢に対しては私も異議はございません。大臣のおっしゃるとおりでいいかと思います。  けれども私は、それはなぜかと申しますと、先ほど同僚議員の質問の中で、今日までの小中高の教育に関してはとてもよくできたというふうな大臣の御答弁がございました。...全文を見る
○扇千景君 もういいです。次にいたします。
○扇千景君 総体的なことで基本的なことだと私は思っております。今、大臣がおっしゃったように、いい面を私は取り上げるつもりはありません。文部省が一生懸命今までやってきたんですからよくなって当たり前の話で、私は、足らざるがあるはずです、足らざるをどうしましょうか、またそういう指針を文...全文を見る
○扇千景君 今おっしゃったことの中でわからない点が多々ございます。それは、おっしゃった中で単位単位とおっしゃいますけれども、それであれば、大学の卒業のときには少なくとも百二十四単位と今まで決めていますね。それが今度は三年生ということで九十から九十三単位ということで、なお学術が優秀...全文を見る
○扇千景君 いや、それは一年間に受講できる単位数というのが決まっているのはわかっています。けれども、あえて解釈上そういうこともあり得るのじゃないかと。局長の言うように、単位数さえ取って、成績さえよくて、人が見て社会に出しても恥ずかしくない人格さえあればという基準が、私はそれだけが...全文を見る
○扇千景君 ただ、その中で、私は評価システムを評価しているわけですけれども、これからの問題点といたしまして大臣にもぜひ重要視していただきたいと思いますのは、学内に評価の専門家がいない、これが五六・七%あるんですね。それから、評価システムに関して他の大学との比較ができない、それも四...全文を見る
○扇千景君 おっしゃるとおりだと思います。ですから、私は今回のこの法改正の中で第三者による評価システムというものをつくっていくということは大変大事なことだと思いますけれども、その評価をある程度改革に結びつける政策的な仕組みを今後どうしていくのか。評価するということだけは書いてある...全文を見る
○扇千景君 ぜひ私はそれに努力していただきたいと思います。  それから、先ほどから運営諮問会議とか評議会のことに関してもるる同僚議員から質問が出ておりましたので、重ねてそれを聞くつもりもございませんけれども、私は、運営諮問会議の会議の内容の情報公開、これに関してはどのような御認...全文を見る
○扇千景君 ありがとうございました。  そういう意味において私はこの法案に賛成でございますけれども、この法案だけではまだ、大学のよさと、それから、ある学生の三年生の卒業を認めるということに対する、世間に発表するときの、先ほど申しましたようにある程度納得できるような基準がまだでき...全文を見る
05月18日第145回国会 参議院 文教・科学委員会 第10号
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○扇千景君 自由党の扇千景と申します。  学校教育法等の一部を改正する法律案で参考人としてお三方においでいただいたことをお礼申し上げ、私が最後の質問になりますので、あと二十分という枠で御勘弁いただいて、お答えをいただきたいし、また御教示もいただきたいと思います。  るる同僚議...全文を見る
○扇千景君 大変現実的なお話でございましたので、なお現実的なことをお伺いしたいと思います。  これは、例えば国立大学なら国立大学で、これだけでできるよ、あなたはいいですよという全国基準がないわけです。各大学大学で判断しなければいけないというような今の法律になっておりますので、も...全文を見る
○扇千景君 ありがとうございます。  私は、今までにない制度を取り入れるときには、ある混乱が起きるであろうと想像してあえて御質問を申し上げたんです。  それともう一つは、四年間これだけの人数がいるということがわかっていながら、三年で出ていかれると授業料が足りないんです。会計上...全文を見る
○扇千景君 もう一つ、先ほど天野先生がおっしゃったことなんですけれども、今の日本の大学というもののあり方、入学さえすれば、あとは高級車を買ってもらって乗り回したり、あるいはガールハントをしたり、渋谷、新宿をうろうろして黙っていても卒業できるという、これは一部ですよ、けれどもそうい...全文を見る
○扇千景君 それともう一つ、この間文部大臣が当委員会におきまして、評価ができるようになったことだけでも大変な進歩だと大臣自身がおっしゃったんですけれども、これは当然のことであって、評価制度を評価する、これは画期的なことだなんて大臣が特別おっしゃるほどのことではないな、まだそこまで...全文を見る
○扇千景君 ありがとうございました。  終わります。
05月27日第145回国会 参議院 文教・科学委員会 第13号
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○扇千景君 四人の参考人におかれましては、本当に貴重なお時間を当院の審議のためにお運びいただいて、御礼申し上げたいと思います。私が最後の質問になります。  同僚議員からいろいろ御質問ございましたけれども、きょう私どもは改めてこの著作権法の一部改正ということに取り組んだわけですけ...全文を見る
○扇千景君 森理事長のお話もわかりますけれども、JASRACさんも著作権のセンターもおつくりになって御勉強になり、あるいは芸団協さんも御存じのとおり隣接権センターもおつくりになって、おのおの団体というものは自分たちの職業の将来に関して勉強していらっしゃいますので、社団法人でいらっ...全文を見る
○扇千景君 単価は高くないというのは、今、森理事長からなるべく二十円ぐらいにしてほしいとか、あるいは遠藤会長の方から六十円ぐらいではないかということの、国際レベルの相場というものはお考えになり得ますでしょうか。
○扇千景君 遠藤参考人としては、三十年来の念願がかなって、きょうは大変明るい気持ちで御出席いただけたと思います。ですから後で申し上げます。  ただ、芸団協、芸能実演家団体協議会という舌をかみそうなあれですから芸団協と略させていただきますけれども、芸団協の棚野さんのお話で、先ほど...全文を見る
○扇千景君 遠藤先生にもお伺いしたいんですけれども、先ほどから九千五百人、要するに千七百人を合わせて一万一千二百人というお話がございましたけれども、日本の音楽家の中にJASRACに所属しない人はいるんですか、いないんですか。いらっしゃるとすれば推定どれくらいいるのか。おわかりにな...全文を見る
○扇千景君 同じことを森理事長に伺いたいんですけれども、今、森理事長が理事長として御出席いただきましたお立場の全国環境衛生同業組合中央会、この会に所属しない一般の、もっと零細な、私は何とかですと今お話ございましたけれども、町のおそば屋さんですとか、その辺の加盟していない人たちがど...全文を見る
○扇千景君 その場合、これは森理事長もそうでしょうし遠藤会長もそうだと思いますが、会員でない人たちの話し合いもあるけれども、その人たちの著作権料の徴収の仕方はどこが関与し、どこが交渉するんでしょうか、お二方に伺いたい。  それじゃまず、JASRACさんはどういうふうに。
○扇千景君 もう一度伺いたいんですけれども、遠藤会長、そうしますと、加盟していらっしゃらない方には個別にJASRACの事務局の人が直接に一対一で交渉をして、一たんはJASRACにお払いいただくということになるんでしょうか。
○扇千景君 きょう、こうして参考人においでいただきまして、それぞれの組合なりあるいは団体の長として御意見をいただきましたけれども、これから文化庁も指導をして、今申し上げましたように、組合に入っていない人たちがこれから払わないときには、あそこは何だとか、日本の低レベルだという、そう...全文を見る
06月01日第145回国会 参議院 文教・科学委員会 第14号
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○扇千景君 昨日、FIFAから二〇〇二年ワールドカップの公式のエンブレムが発表されました。きのう夜テレビで先生方もごらんになっただろうと思います。  まず、このエンブレムが決定されたということに関して、大臣ごらんになったと思います。(資料を示す)もっと大きいポスターがあればよか...全文を見る
○扇千景君 大臣は大変いいエンブレムができたということですけれども、日本の中には、アジアで行われるサッカーになぜヨーロッパのデザイナーの作品が使用されたのかなんという声もございますし、色彩は大体韓国の色合いではないかなんという人もおりますし、いろいろ意見はありますけれども、要する...全文を見る
○扇千景君 くれぐれも気をつけていただきたいことは、名前のとおり、スポーツ振興であるということのために私たちはこの委員会でもるる審議して通した法案でございますから、通常のただ射幸心をあおるだけのスポーツくじにならないようにぜひ今後気をつけていただきたいと思います。  また、著作...全文を見る
○扇千景君 その態度を貫いていただきたいんですけれども、同僚議員からお話しございましたし、特に私が言うと何か自分のために言っているようだと思われるので言いよどんでいるんですけれども、実演家の人格権に関しても私はぜひ考慮すべきであろうと。  たまたま今先生方が監督だとか映画に附属...全文を見る
07月30日第145回国会 参議院 国旗及び国歌に関する特別委員会 第3号
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○扇千景君 朝からいろんな御意見を伺っておりまして、遅きに失したなという感をひしひしと感じております。これだけ平和国家で、世界に冠たる発展を遂げ、先進国に仲間入りした国の国会の論議とは思えないくらい情けない部分もございました。    〔理事鴻池祥肇君退席、委員長着席〕  けれ...全文を見る
○扇千景君 私は、朝からの各党の論議を聞いておりまして、本当に国旗・国歌というものが極めて重要な性質と役割を持っているということを改めて再認識させていただくくらい大事なことであり、学校でこの基本認識をいかに日本国民として共有するかということの大切さをつくづくときょう感じた次第でご...全文を見る
○扇千景君 官房長官みずから祝祭日に国旗をお上げになったことはおありになりますでしょうか。
○扇千景君 先ほども申しましたように、国旗と国歌に対して一定の敬意を払うというのは、少なくとも国際社会の最低のマナーであると私は認識しております。ですから、そうしなければ恥をかくばかりではなくて、外国でそれをしなければ身に危険が及ぶということもかつてはあったわけでございます。外国...全文を見る
○扇千景君 終わります。
08月03日第145回国会 参議院 国旗及び国歌に関する特別委員会 第5号
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○扇千景君 お忙しいところをおいでいただいたんですけれども、各党からるる質問がありまして、十五分ずつという均等割合ですから時間的な余裕がございません。大変恐縮ですけれども、一問一答形式で端的に御意見を拝聴したいと思います。  まず、石田先生が知識人と称される皆さん方と反対の共同...全文を見る
○扇千景君 他国の法制化に関してはお認めになるわけですね、もちろん、法制化しているということに関しては。
○扇千景君 それでは重ねて伺いたいと思いますけれども、日本の国の刑法がございます。刑法の第九十二条に外国の国章の損壊等という項がございまして、「外国に対して侮辱を加える目的で、その国の国旗その他の国章を損壊し、除去し、又は汚損した者は、二年以下の懲役又は二十万円以下の罰金に処する...全文を見る
○扇千景君 刑法九十二条に、他国の国旗等々を損壊したり汚損したる場合には刑法に触れると書いてあるんですね。
○扇千景君 外国のものをすることがいけないと刑法に定められているんですから、自国のものを大事にしない者が外国のものを大事にしないのを教えられないのは当たり前ですね。子供を対象にしていますよ、私。
○扇千景君 自国の国旗・国歌を尊重しない者が刑法に触れるようなことをする可能性というのはあるわけですね、そういう意識を持っていないんですから。それはどうお考えになりますかという意味です。
○扇千景君 では、端的に伺いたいと思いますけれども、それぞれ教授をしていらっしゃいますので、大学とは別としても、先生方お二方とも生徒に国旗・国歌のことを教えたり指導したという経験がおありでしょうか。まず、石田参考人から。
○扇千景君 では、杉原参考人。
○扇千景君 先ほど石田参考人から、集団的忘却であるとか、あるいは記憶の封殺等というようなお話がございましたけれども、私は、少なくとも私どもの年代、両親等々が戦時中に日の丸の旗に名前を書いたり武運長久と書いたり必勝と書いたり、そういう日の丸を振りながら兵隊さんを送っていった記憶がご...全文を見る
○扇千景君 その生かされ方なんですけれども、日の丸があることが生かすことなのか、あるいは日の丸をむしろかえて、今、国旗・国歌は認めると参考人はおっしゃいましたので、じゃ日の丸にかわってどういうものをもしも頭に描いていらっしゃいますか。
○扇千景君 でも、否定されるのであれば、何か頭に描いたものがおありになろうと思います。  それと、もう一つそれじゃ伺います。  先ほど国民的議論を尽くすべきだとおっしゃいました。国民的議論を尽くすというのは、どういう方法が国民的議論を尽くすというふうにお考えでしょうか。あるい...全文を見る
○扇千景君 いや、私が言ったんで、どういうお考えかを聞いている。
○扇千景君 少なくともここにいらっしゃる先生方も含めて国会議員は国民を代表して選ばれて、国民の代理で議論している立場であろうと思います。ですから、選挙の公約以外のものは何もしてはいけないということのようにも聞こえてしまいますので、例えば、国旗・国歌の重要性にかんがみて、これを公約...全文を見る
○扇千景君 きょういただいた資料の中で、先生方が反対の署名をお出しになった東大の教員八十六名の声明というのがございますけれども、その中の言で、「推進派がいうような「国民的合意」などどこにも存在しない」とマスコミに報道された。私は、東大の教員八十六名の声明ということでマスコミに発表...全文を見る
○扇千景君 少なくとも、反対声明の何人かの皆さんでこういうものを出し、「どこにも存在しない」というのは私は余りにも独善的な発言だなと感じましたので、申し上げたんです。  最後になりますので、伺いたいと思います。  先生方は大学の教授でいらっしゃいますから、義務教育というものを...全文を見る
○扇千景君 ありがとうございました。終わります。
○扇千景君 だんだん時間がたってまいりまして、あと二人でございますので、恐縮ですけれどもおつき合い賜りたいと思います。  お忙しい中をお出ましいただいて、貴重な御意見をいただいたことにまず感謝申し上げながらお二方の先生にお伺いいたしたいんですけれども、国旗・国歌というものが極め...全文を見る
○扇千景君 基本認識として、それを持っていいでしょうかということです。
○扇千景君 堀尾先生、いかがでしょうか。
○扇千景君 ありがとうございます。  知識人の皆さん方でいろいろ御意見があろうと思いますけれども、私は今、基本認識が同じだとのお二方のお言葉を聞いて大変うれしく思うんです。  基本的には、国旗・国歌に一定の敬意を払うというのは私は国際社会の最低のマナーだと思うんですけれども、...全文を見る
○扇千景君 こういう基本的なことで共通の認識をいただくことは、私はすごくうれしいことだと思います。  それでは、先ほどから参考人のお二方の意見を聞きますと、全く違った意見のようにも聞こえるし、基本的には一緒なんだけれども、それは認めるけれどもこれだからだめというふうにも聞こえま...全文を見る
○扇千景君 ありがとうございます。  お話を伺っておりまして、国旗・国歌はいいけれども、日の丸・君が代は侵略のシンボルであるということも言われました。ある時期にはそうであったと思います。シンボルとしての国旗を上げて戦争の先頭に立った人もいるでしょう。  けれども、シンボルであ...全文を見る
○扇千景君 それぞれ個人の思想、信条というものは私は憲法にも保障され、また教育基本法、おっしゃるとおりだと思いますけれども、少なくとも私がきょう伺いたいなと思いましたことは、今の教育の現状というものを見たときに、果たして戦後五十四年間の教育が正しかったんだろうか、あるいは欠けた部...全文を見る
○扇千景君 私どもは、よく海外視察の機会を得まして海外に出ることがございます。外国の国会議員によく聞かれます。あなたは宗教は何ですかと言われるんですね。私が、日本の場合は個人的な宗教は皆さんわからないけれども、私たち日本の一般は、子供が生まれると神社に行ってお宮参りをする、結婚式...全文を見る
○扇千景君 私は、今の社会状況の中で子供の状況を見ますときに、これは先生だけではない、我々、世代を超えた母親というものの生まれたときからの教育のしつけのあり方、母親の信念、自分の子供をどうするか、自分の子供を預けて学校の先生をどう信用するかという、今の社会情勢の中での母親の思想、...全文を見る
08月09日第145回国会 参議院 国旗及び国歌に関する特別委員会公聴会 第1号
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○扇千景君 わずかな時間に公述人においでいただいて、まず御礼を申し上げておきます。  わずかな時間ですけれども、貴重な御意見であるだけに貴重な記録として残せられればという、先ほど石川公述人がむなしいというお話ございましたけれども、それはそれで私は皆さんの御意見が生きればいいと思...全文を見る
○扇千景君 生徒の自主性によって、あるいは父兄のとおっしゃいましたけれども、それでは学校の独自性というものはどこにあるのかということになるんです。  例えば、生徒の自主性によって卒業式や入学式を行う、授業も生徒の自主性だということになったら、それは一番困るのは教師ではないか、私...全文を見る
○扇千景君 それでは升井公述人にお伺いしますけれども、日本の刑法第九十二条には外国国章の損壊等という項目がございまして、外国に対し侮辱を加うる目的を持ってその国の国旗その他の国章を損壊、除去または汚穢したる者は二年以下の懲役または二十万円以下の罰金に処すという項目がございます。 ...全文を見る
○扇千景君 それでは、重ねて申し上げます。  例えばオリンピック等々、これからサッカーも二〇〇二年ワールドカップが参ります。皆さんが教えた子供たちに対して、国旗掲揚、国歌斉唱、日本の国でなくて、世界じゅうの皆さん方のオリンピックでの子供たちへの姿勢というものはどうあるべきだとお...全文を見る
○扇千景君 世界じゅうには、国旗というものを憲法で定めているフランス、ドイツ、イタリア等、中国もそうでございます。あるいは法律で定めている国がアメリカもオーストラリアもございます。あるいは文書によって明記している国もございます。  少なくとも、先ほど上田公述人がおっしゃいました...全文を見る
○扇千景君 終わります。