扇千景

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扇千景の2001年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月25日第150回国会 参議院 決算委員会 閉会後第2号
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○国務大臣(扇千景君) 閉会中にもこうして決算委員会をお開きいただいて意見を交換できるということは、本当に国民の皆様に見えるということでは心から委員長初め委員の皆さん方にまず参議院で開かれたことに敬意を表したいと思います。  そして、今、佐藤委員からお話がございましたように、一...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 金の話になりますと難しいことばかりでなかなかいいお答えができないというのが現状ですけれども、私はそれなればこそ出てくる知恵もあろうと思うんですね。  そういう意味では、私は国土づくりのために必要な所管事業全体の投資規模がわかる計画、そういうものを、御存じ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) はい、どうぞ。
○国務大臣(扇千景君) 今、月原委員からお話ございましたけれども、先ほど佐藤委員にも私申し上げましたように、国土交通省になって何が変わるのかというのをなるべく早く国民の皆さんの目に見えるものをしていきたいと、焦るわけではございませんけれども。  ただ、私はお願いしたいことは、大...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、佐藤議員が新聞の写真の笑っているのは不謹慎だとおっしゃいましたけれども、各新聞がどういう写真を載せるかは私どもの関知するところではございません。ただ、私ども政府・与党連絡会を月曜日に開きまして真摯にお互いに真剣に話し合って論議したことで、難しい顔の写真...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 国会のお決めになることに私がここで結論を出すということはできません。皆さん方が、そのために与野党の国対委員長会議もあれば、少なくとも与野党の議運委員会等々でお話しになっているんですから、私はそれはお互いに努力してくださることが当然だと思いますけれども。 ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 先ほどから、私、冒頭に、同じ佐藤のお名前ですから、自民党の佐藤委員にお答えいたしましたのを聞いていただいたと思いますけれども、日本の国土全体から考えて、今たまたま民主党の佐藤委員からお話ございました、物流というお言葉が出てまいりました。果たして、その物流一...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今おっしゃったすべてのことがグランドデザインということで私は申し上げたつもりでございます。  そして、それをつくるために、お互いの壁を取り除くために私が今一番腐心している、そこへ一番気を使っているというのが現状でございます。
○国務大臣(扇千景君) 先ほど申しましたように、すべて建物の中で一緒になっているということはできません。  今、御存じのとおり、三号館に来ていただいたら、まだ私は四階に部屋がありますけれども、三階も五階もこんこんこんこん音がしていて、しかも廊下に全部荷物があって、しかも仕事にな...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 局の数を聞いてくだすってもわかると思います。今、国土交通省になって四省庁が全部統合できて、御存じのとおり、本来は政務次官も四省庁であれば六人です、言ってみれば。けれども、それは副大臣二人と政務官三人と五人で既に一人減っているわけです。そして局も十三局になり...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、佐藤委員、御視察にいらしたということで、それはそれで私は大変有意義なことであったろうと思います。  ただ私は、そういう意味では、十年前、もう十一年になりますけれども、今までの歴史を考えまして、かつて十二兆だ、十三兆だと試算されたこともございました。し...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、益田委員からお尋ねがございましたように、私、今月の十六日、東京の外郭環状線の視察に行ってまいりました。まず私が行きましたのは、武蔵野とそれから三鷹、両方行ってまいりました。  御存じのとおり、これも不思議なことで、私も、今、益田先生がおっしゃいました...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、益田先生お話しなさいましたように、私は、住宅ローン減税というものが、昨年の建設大臣就任時の記者会見で、何としても平成十三年の六月で切れる住宅ローン減税を延長しなければならないと思うと、今の経済状況あるいは国民の皆さんの要望から考えて、私はぜひ延長不可欠...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今おっしゃいましたように、私、昨年大臣に就任しましてから本当に、秋雨前線の影響による名古屋の大水害に翌日視察に行きまして、つくづく都市型の水害の恐ろしさというのを見てまいりました。また、ふだん備えていたポンプだとかあるいは非常食が全部水没してしまいまして、...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今お話伺っておりまして、部分開通だからというお言葉ございました。部分開通だから余計公害が起きるんです。これは部分開通を今して、私も随分見ておりますし、名古屋も行きました。けれども、やっぱりできるだけ早くスムーズに流してしまうということも一つの手で、ただこれ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、岩本先生がおっしゃったことが私は二十一世紀型だと思います。それは、我々の公共工事も環境を考えないでこれからは公共工事ができないというのが二十一世紀型ですから、きょう両方呼んでいただいたのはまことに私は二十一世紀型だなと思っておりますので、環境相と一緒に...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) もうこれは、農林水産省の件に関しては岩本先生御専門ですから、そちらの省に関することを私からお答えするのははばかると思います。  少なくとも、私は森林や農地におきますことに関しましては、本当に雨が多うございまして、ことしも、さっきも申しましたように雨による...全文を見る
02月07日第151回国会 参議院 本会議 第3号
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○国務大臣(扇千景君) 石田議員からお考えがあればということでございましたので、考えがございますので少しそれを申し上げさせていただきたいと思います。  議員が御指摘のように、本院を舞台としたKSD疑惑が発生したということは、良識の府として、その参議院に対する国民の信頼を失うもの...全文を見る
02月08日第151回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○扇国務大臣 今、菅さんからその話が出まして、私もけさ新聞を拝見しましたけれども、まだこれは司直の手で真相が全部明快になったわけではございません。今まだ途中の段階でございますから、しかもその名前の出た方々は自由民主党の方でございまして、私は保守党として、他党の人に対してどうこう言...全文を見る
○扇国務大臣 今おっしゃいましたように、まだ途中でございまして、直接御本人が、きょうの最初の質問にお立ちになりましたように、ああいう御性格でございますから、私は、真実であれば御本人からコメントが出るものだと思って信じています。
02月14日第151回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○扇国務大臣 今小林先生お話しのように、私ども日本としては、世界じゅうに伍していくためにどうしなければならないか、しかも、二十一世紀が幕をあけまして、果たして世界的に日本がどのように認知されるか、しかも、日本から外国へ行ってお金を使うのが世界で三位ですけれども、日本へ来るお客様は...全文を見る
○扇国務大臣 ただ、今お話ございましたけれども、私、この間閣僚懇で申し上げたんですけれども、今参考人から言いましたように、いわゆるCIQ、要するに税関と入管と検疫、これが厚生省と法務省と財務省、この三つに分かれておりまして、少なくともその人員が足りない、人員削減の中でこれを増員で...全文を見る
○扇国務大臣 私は、公共工事というものが二十世紀日本の成長に大きな役割を果たしてきた、その重要性というものがあって今日の二十一世紀の扉が開けたと思っています。けれども、それはハードの部分であって、これからは、二十一世紀は公共事業でもソフトを加味していかなければならない。  しか...全文を見る
○扇国務大臣 今、中国のこの資料をいただきまして拝見しておりますけれども、少なくとも私ども、今何が一万四千だという中井先生のお話も聞こえておりますけれども、高規格幹線道路の一万四千キロという、今道路のお話が中国のこの表で示されましたので、そのお話にお答えしているわけでございますけ...全文を見る
○扇国務大臣 今、佐藤先生がシミュレーションを出していただいたのを拝見しておりますけれども、少なくとも私ども、この新幹線に関しましても、従来の着工二十年としていた、先行きですね、それを今回は十二年に圧縮してこれを実行しようということで、これは大幅な工事の短縮。これは、私は与党三党...全文を見る
○扇国務大臣 今おっしゃるとおりでございまして、我々は、二十一世紀、希望を持ちたい。そして、日本の経済効果がどうあるべきで、また、先ほどもお話ございましたけれども、二十一世紀の日本が世界の中でどういう位置を示していくか。また、今のままでは果たして沈没するであろうということもマスコ...全文を見る
○扇国務大臣 今おっしゃいましたように、一月の三十一日の十五時五十五分ごろということでございましたけれども、私も最初は一瞬まさかと申しました。本当にまさかだったのですけれども、あの一瞬によって大惨事を引き起こしたかもしれない。まして、負傷者が出たということに対しては、心から私はお...全文を見る
○扇国務大臣 これは、大変な負傷を負われた皆さん方に対する補償でございますので、万全を期したいというのは当然のことでございますけれども、とにかく、これは日本航空の現状でございまして、日本航空から負傷された皆さん方に対しましても当座の対応として入院費等々、お見舞金の支払いを行ってお...全文を見る
○扇国務大臣 日本に学んでくれるという学生さんは将来の宝だろうと思っておりますし、今、斉藤議員がおっしゃるように、皆さん自主的に日本に来てくださる。ほとんどの人が、今アジアもアメリカへ行ってしまうというようなことも多い中で、日本を理解してくださるという方は、私は二十一世紀、大事な...全文を見る
○扇国務大臣 今、五十嵐委員から、ばか三橋というような言い方をされましたけれども……(五十嵐委員「いえいえ、三ばか査定」と呼ぶ)ばか査定ね。けれども、少なくとも、この本四架橋をかけますときには、私どもも今考えれば三本要らなかったんじゃないかというのは軽々に言えますけれども、その当...全文を見る
02月20日第151回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○扇国務大臣 今、木村議員からお話ございましたように、本年は例年に増して大変な豪雪に見舞われていらっしゃるということも私は如実に皆さんから伺っておりますし、また、今お話ございましたように、国土交通省としましても、一月十九日、今村政務官を福井県に、吉田政務官を新潟県に、そして岩井政...全文を見る
○扇国務大臣 御存じのとおりでございますけれども、私は調べておりましたけれども、過去五回、豪雪に対する臨時特例措置が行われております。それは、御存じのとおり、五十一年にまず五百七十四の市町村に対して、また昭和五十五年も五百六十四、五十八年には六百三十二、五十九年には三百八十九、そ...全文を見る
○扇国務大臣 今までの豪雪の経験というものを踏まえまして、本年予算におきまして、今木村議員がおっしゃいましたように、現在のこの計画は第四次の計画でございます。もう御存じのとおりでございます。  例えばスパイクタイヤの禁止、あるいは高齢化の進展等、あらゆることに、豪雪地帯の情勢の...全文を見る
02月22日第151回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○扇国務大臣 きょうは早朝から、元気のいい御質問をしてくださるということで、国会の活性化という意味では、平井先生のような若い二世議員の台頭によって、私は、二十一世紀型の日本の国土づくりの論議ができることを大変うれしく思っておりますし、また、御期待も申し上げております。  私が国...全文を見る
○扇国務大臣 今、長野の例をお例えになりましたけれども、長野の問題は、中止すると知事がおっしゃったのは長野県の事業でございまして、国の直轄ではございませんから、本来は、これを中止して住民あるいは今までの協力者に説明する義務というのは、長野県にございます。  ですから、私からそれ...全文を見る
○扇国務大臣 時間が迫っているようなので簡単に申し上げますけれども、国民が、いつまでにどこに何をしてくれるか、そういう社会資本整備というものを二十一世紀のグランドデザインとして示すことによって、むだな陳情も、そして国民感情も、次はうちなんだなということがみんなで納得できるようなグ...全文を見る
02月23日第151回国会 衆議院 国土交通委員会 第2号
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○扇国務大臣 第百五十一国会における御審議に当たりまして、国土交通行政に取り組む基本的な姿勢につきまして私の所信の一端を申し述べ、委員会の御各位に御理解と御指導を賜りたいと存じます。  まず冒頭に、先般、JRの新大久保駅で起こりましたホームの転落事故につきまして、一言哀悼の意を...全文を見る
○扇国務大臣 今赤城先生から御質問いただきまして、また叱咤激励していただいたと思っております。  少子高齢化社会に対しての今後の二十一世紀型の国土交通省のあり方、また国土交通省になって何が変わったのかと言われることに対しましても、我々は、政策面で、あらゆる面で気を配っていかなけ...全文を見る
○扇国務大臣 前臨時国会のときにも前原先生からいろいろお話ございまして、想定してお答えしたことがございますけれども、実際に国土交通省としてスタートして初めての審議でございますので、私は、前回にお答えしたプラスアルファというものがあろうと思います。  そういう意味で、今、人員の整...全文を見る
○扇国務大臣 私は、今先生がおっしゃった今までの過去のことは別として、国土交通省として新しく出発した以上は、今までと違った形になるというのは、半年、少なくともこの通常国会で予算を通した後、見ていただければ出てくると思います。  また、それとともに、短く申し上げますけれども、今長...全文を見る
○扇国務大臣 変わらない、変わらないとおっしゃいますけれども、まず名前も変わりました。  やはり順序というものがございまして、私は、実行する場合にも、今回も、人員を削減していないとおっしゃいましたけれども、削減はしております。  今回は、少なくとも地方整備局というものが全国に...全文を見る
○扇国務大臣 私が申し上げておりますのは、陳情政治というものをやめたいということで私は努力しております。それは、陳情は必要ですけれども、陳情という言葉が私は嫌なんです。地域の御意見を聞いたり、地域のその気持ちをみんなで話し合うということを私は重視したいと思っております。  今、...全文を見る
○扇国務大臣 今おっしゃったように、本当に権限を移譲し、財政も地方に任せる。理想です。その理想に一歩近づくために、我々は地方整備局に今回は補助金も回そうということで、なぜなれば、御存じのとおり、先生は一番御存じだと思いますけれども、各地方がそれだけの受け皿体制ができているかどうか...全文を見る
○扇国務大臣 今先生にお答え申し上げたとおり、各地方自治体等々その受け皿がまだ完全ではない。  一つ例を挙げますと、この間の、悪くなったものを例に挙げるのはあれですけれども、第三セクターということで、リゾート法であんなに私たちが夢を持ってしたものでも、第三セクターで、地方は大丈...全文を見る
○扇国務大臣 先ほどお答えしたとおりでございまして、理想は理想、それは目標として持つべきだ、私はそう思います。  けれども、私は、後ろ向きの生活はしたくない。国土交通省は、新しくなって、二十一世紀型で目標を持ってするんだと、いきなり飛び上がれないものですから、私も地方整備局へ行...全文を見る
○扇国務大臣 これも私、昨年から先生にお答えしておりますけれども、国土交通省になったらグランドデザインを出すんだということを申し上げております。そのグランドデザインをつくるために、グランドデザインをつくって、今するもの、十年、二十年かかってするもの、あるいは二十一世紀の最後にする...全文を見る
○扇国務大臣 公共工事、丸投げだ、談合だ、ばらまきだ、むだ遣いだと、今まで何度も私はそのことに、公共工事の必要性というものをだれも評価していただかないのでは、二十一世紀、では社会資本整備は世界水準に達しなくていいのかという大きな問題もございます。  前原先生は前にも、公共工事は...全文を見る
○扇国務大臣 御存じのとおり、公共工事には単年度でできるものもございません、長期にかかるものもございます。ですから、同じ金額でも、その金額で今までは六割しかできなかったものが八割まででき上がる、そういう工事の仕方もございます。  先ほど私は、国土交通省になることによってスピード...全文を見る
○扇国務大臣 工事によったら、でき上がったら予算はなくなるのは当然です。
○扇国務大臣 公共工事というものが、今先生が、細かいことじゃなくて総トータルで言ってくださいとおっしゃったので、私は総トータルなお答えをしているのであって、少なくとも公共工事が、社会資本整備というものが、日本でどの程度欧米の水準にいくべきなのか、もうこれで結構ですよとおっしゃるの...全文を見る
○扇国務大臣 今、細川先生から、委員会で審議できるのがという大変謙遜したお話がございましたけれども、この百五十一回国会が一月の三十一日に開会されました。るる事情はあろうと思いますけれども、きょう二月二十三日、初めて国土交通委員会が開かれました。  私は、そういう意味では、少なく...全文を見る
○扇国務大臣 今先生がおっしゃいました総合的な交通体系というのが、二十一世紀の日本にとっては大変重要なことだと私は思っております。  なぜなれば、世界の中での物流というものを考えたときに、日本は欧米先進国に比べて物流コストが大変高うございます、数字を言っていると時間がかかります...全文を見る
○扇国務大臣 先生御存じのとおり、昨年も私は公共工事の入札と契約に関する適正化法もつくりました。今先生がおっしゃいました、交通の基本法はいかにということでございますけれども、御存じのとおり、フランスには国内交通基本法というものがございます。私も、公共工事の契約と入札に関する適正化...全文を見る
○扇国務大臣 今お話を伺っておりましても、御指摘いただきましたように、一つ間違えれば大惨事という、私どもは、少なくとも国土交通省は、陸海空あらゆるところでの安全を期するということが第一目的、また第一心がけとしてはしなきゃいけないというのですけれども、今おっしゃいましたように、責任...全文を見る
○扇国務大臣 今、山田先生からお話がございましたように、少なくとも外国の場合はパイロット自身が入っているというお話もございまして、私どもの方でもイギリス、アメリカ、両方調べさせていただきましたけれども、少なくとも経験のある人たちが入っていることも確かではございます。  けれども...全文を見る
○扇国務大臣 今先生がおっしゃいましたように、基準というものを重視しなければならないと思います。現段階では、航空事故調査委員会の設置法というのがございますので、その設置法に基づきまして、先生はもう既に御存じだと思いますけれども、一つには、航空機事故の原因を究明するための調査を行う...全文を見る
○扇国務大臣 先ほど先生にも私は申し上げまして、後ほど御質問があればということで、少なくとも緊急に調査した結果というものを申し上げました。では、その結果、まず国土交通省として改善するものは何かということ、これもまとめさせていただきました。  そのときに、今管制官の待遇改善という...全文を見る
○扇国務大臣 けさから、この新大久保のホームの転落事故に関しましての大変心痛む話題が多々出ております。  今、瀬古先生おっしゃいましたように、あらゆる手だてというのは考えられます。私も、全員を集めまして、今まで出た案をるる検討させていただきました。あるいはさくをつくったらどうな...全文を見る
○扇国務大臣 今申しましたとおりでございまして、限られた要員の中で最大限の努力をするようにということは私から言ってございます。  また、私は、さくをつくったらどうだということも検討しました。それは、先生御存じのとおり、新幹線の通過駅は、すべからく、さくができています。あるいは、...全文を見る
○扇国務大臣 きょうは朝からもそのお話が各党から出されまして、大変貴重なことでございますし、今おっしゃったように、一つ間違えれば大惨事ということで、もしもあれが大惨事であれば、私は今ごろここに立っていないだろうと思っております。  そういう意味でも、私は、大いに反省もしなければ...全文を見る
○扇国務大臣 今参考人から申し上げましたとおりですけれども、少なくとも一九七一年の岩手県の雫石のあの事件、それにかんがみまして、今先生も発言なさいましたけれども、航空交通安全緊急対策要綱、これができておりまして、その後もその要綱に基づきまして、高度差を設ける、飛ぶ高度差ですね、そ...全文を見る
○扇国務大臣 今おっしゃったように、空域の問題は、それぞれ専門家が日本の権威にかけて、しかも国土交通省としては少なくとも国民の生命財産を守るというのは当然のことでございますから、危険にさらすような空域で飛行機を飛ばしているわけではございませんで、地上の道路交通と同じように、いかに...全文を見る
○扇国務大臣 やらないというのは一度も言った覚えもございませんし、今雫石のお話もるるおっしゃいまして、少なくとも防衛庁とか米軍とお互いに協議をして、向こうもぶつかったら困るわけですから、自衛隊、米軍とも協議しておりまして、少なくとも現段階で一定の成果を見ながらも、ただ、米軍と自衛...全文を見る
○扇国務大臣 私は、今松浪先生が私の就任のときの話を引用していただきましたけれども、まさに二十一世紀、日本の国が国際社会の中で生きていけるかどうかという、その原点に立ったのがこの物流問題であろうと思います。  今るる専門的なことも申し上げましたけれども、私は、少なくとも日本の航...全文を見る
○扇国務大臣 私は、国土交通大臣になりまして、一月の二十四日、小笠原を訪問してまいりました。  御存じのとおり、東京と小笠原間、一千キロメートルあるわけでございまして、隣の国へ行くよりも小笠原へ行くのが時間がかかる。空港がないものですから、海路で行きますととにかく二十五時間かか...全文を見る
○扇国務大臣 今ETCのお話が出ましたので、まず私から。  ETCの問題は、全国で千三百カ所の料金所がございますけれども、このETCを、今度の予算におきましても御審議いただいておりますけれども、本年度十三年度におきましてはこの千三百カ所の中でETC八百カ所を予算化しておりますの...全文を見る
○扇国務大臣 お時間がないとおっしゃいましたので短く言わなければいけないので、でも、御質問が全体の二十一世紀の政策ということで大きなものですから、端的に申し上げさせていただきたいと思いますから、前略、後略でお許しいただきたいと思います。  国土交通省といたしましては、少なくとも...全文を見る
○扇国務大臣 御存じのとおり、国土交通省、一月の六日に発足をして、私はまず省議というものを開きました。そして、省議を開きましたら、十三局、局長以下審議官、そして技監等々で四十数名の省議になりました。  四十数名集まりますと、顔が見えないんですね。一人ずつ一分発言してもそれだけ時...全文を見る
○扇国務大臣 けさから、重大なニアミスがあったということで、本当に事故に至らなかったことがせめてもということで、反省をしながらるるお答えしてまいりました。  そして、御存じのとおり、事故調査委員会を、七名でございますが、すぐ現場に派遣をさせていただきましたけれども、事故調査委員...全文を見る
02月23日第151回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○扇国務大臣 今御指摘になりました数字の中には約というのを入れておいていただくと、もう少し細かい数字がございますので、それを訂正する時間はございませんので。  感想ということでございますが、私は、これをるる、時間的な差異はございますけれども、調査の内容に関しましては、関係業者に...全文を見る
○扇国務大臣 今数字をおっしゃいましたので、議事録に載りますので正確に申し上げておきたいと思います。  この須田トンネルの建設工事につきましては、元請、これは堀田建設でございます。今大ざっぱにおっしゃいましたけれども、正確には十九億千五百万円でございます。これは全体の施工管理と...全文を見る
○扇国務大臣 今私の手元にあります中には、その利益がどれだけあったかということはわかりませんけれども、トンネル工事にトンネルをした会社の利益というのはわかっております。
02月26日第151回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○扇国務大臣 今総理から、お尋ねのお答えがございましたけれども、今八代先生おっしゃいましたように、東京都は、三十キロという表示がありましても平均時速十八・七キロという、今おっしゃいましたように約五兆、四兆九千億の年間の経済的な損失があると言われておりますけれども、とにかく全国の踏...全文を見る
○扇国務大臣 日本が高齢社会を迎えます。それだけを見ましても、二十一世紀はいかにあらゆる社会資本整備の中でのバリアフリー化が大事であるかということは、おっしゃるとおりだと思います。  ただ、今までは劇場ですとか百貨店とか、そういう多数の皆さん方がいらっしゃるところにつきましては...全文を見る
02月28日第151回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○扇国務大臣 予備費のことに関しまして、今財務大臣がお答えになったとおりでございますけれども、御指名でございますので、私は、この公共工事、少なくとも御認識賜りたいのは、昨年の有珠山の緊急災害復旧工事等々で九十二億円と二百八十三億円、そして有珠山、三宅、神津、それに関しましては百五...全文を見る
○扇国務大臣 特定の地域にということではなくて、私のように全国から出ている者は、全国に配分するという、地元の要望にこたえて、公平に、私たちは公共工事というものの配分の見方をしておりますことだけはつけ加えさせてください。
03月01日第151回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○扇国務大臣 今先生がおっしゃいましたように、私たち、二十一世紀の幕あけに関して、やはり今までの二十世紀と二十一世紀と、どこをどう変えていくかというのが、我々国会議員、皆さんのお知恵をかりながら私は将来性を展望していくべきだろうと思うのですけれども、例えば今先生がおっしゃいました...全文を見る
○扇国務大臣 私ども国会議員は、だれとか、与党だとか野党、すべてを超えて、国民に選ばれ、国民の前にあらゆることを開示していくというのが私は基本姿勢であろうと思います。いやしくも国民の皆さんに疑いを持たれたということであれば、その疑いが、なぜ疑われたという原因はやはり国民の皆さんに...全文を見る
○扇国務大臣 日本の政治は、ここ十年、国民が一党に単独支配を許さないという選択を選挙によっていたしました。ですから、私は、一党が単独でできないのなら、だれと、どことどういう政策で一致するかという、例えば民主党の、先生のところも、では、政権をとられたときには、民主党単独ではなくて、...全文を見る
○扇国務大臣 先ほど池田先生の御質問のときにもお答えしましたけれども、私は、国会議員が、与党だとか野党だとかだれとかということではなくて、みずから選ばれた国会議員として、身の処し方、国民の皆さんの前にどのような行動をとるかというのは、すべからく私は同じ条件だと思うのです。  で...全文を見る
03月01日第151回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第1号
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○扇国務大臣 いよいよ皆さん方に御審議いただくときが参りました。よろしくどうぞお願いしたいと存じます。  国土交通省関係の平成十三年度予算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  平成十三年度一般会計予算に計上いたしました国土交通省関係予算額は七兆八千九百二十億円であり...全文を見る
○扇国務大臣 今、山田議員から所信に対しての御質問がございました。細かいことではなくて大きなことを言って失礼ですけれども、二十世紀はハードの社会であったと私は思っております。けれども、二十一世紀は、いかにそのハードを持続するか、あるいはつくったものを大事に保存するかということに加...全文を見る
○扇国務大臣 今のお尋ねで、予算と言われますとたくさんございまして、全部言うと長くなりますので、一、二、ぜひ御理解いただきたいものと思いまして、一つは、環境に限って少し例を挙げますと、生態系を保全して水環境を改善するための事業としまして二百十億円というのがございます。また、自然豊...全文を見る
○扇国務大臣 今先生おっしゃいました芦田川の河口堰の問題は、御存じのとおり、昭和五十六年から国土交通省が管理しております可動の潮どめ堰でございますけれども、今おっしゃいましたように、本来の目的である、これをせきとめたために、工業用水が供給されている地域では、この水によって少なくと...全文を見る
○扇国務大臣 私も、担当になりましてから、全国のことがまだよくわからない部分もございましたけれども、今先生がおっしゃいました芦田川流域のことも、全部地図を見てみんなに教わって、しかも、わからないところも聞いたりなんかしながら地元の理解を深めようと思って今拝見していたんです。少なく...全文を見る
○扇国務大臣 先ほど申しましたように、今御質問ございました芦田川の水質、今後注意深く見守っていきながら、河川環境の配慮というものは、河口堰の管理、保全、そしてどの程度に汚れているのか、きれいになったのか、これは万全を期して私たちは監視してまいりたいと思っています。
○扇国務大臣 一河川のみならず、日本は全国にこれだけあるわけですから、私が申していますことは、全国のグランドデザインを出したいと私は就任早々から言っておりますけれども、河川もそして港湾も、そして道路も鉄道も、陸海空が国土交通省なものですから、すべての、陸海空を含めた日本全土のグラ...全文を見る
○扇国務大臣 今、後藤先生がおっしゃいましたように、私、保守党を立ち上げます前から、地方分権ということはずっと言ってまいりましたし、また実行もしようと思っておりました。今でも私の党の政策の一つであることは、先生と同じ意見でございます。  けれども、それをどのようにしていくかとい...全文を見る
○扇国務大臣 後藤先生は、今基本的な社会整備、また必要なところには必要にという大変高度な判断で御判断いただいていますので、公共工事も、私は今先生がおっしゃったような意に基づいた、むだのない公共工事をするというのが原則でございますから、それを御理解いただいているようで、ありがたいと...全文を見る
○扇国務大臣 今、中央東線のお話が出てまいりましたけれども、国土交通省としまして在来幹線の鉄道は、いわゆる都市間の輸送ということで、本当に公共の交通機関として大事なことであろうと私は思っています。  また、先生御存じだと思いますけれども、運輸政策審議会答申が昨年出てまいりまして...全文を見る
○扇国務大臣 今先生がおっしゃいました行革の成果、今回の省庁再編、国土交通省がどうなっていくか、これによってこの行政改革の成果が分かれるというお言葉をいただきまして、身の引き締まる思いをしておりますけれども、私は、少なくとも縦割り行政というものを国土交通省はなくしていく、そのため...全文を見る
○扇国務大臣 あえて御指名でございますから、細かいことは後でお聞きいただきたいと思いますけれども、少なくともこの埋め立てにつきましては、東京都の環境影響評価条例につきまして、これも完全に環境影響評価の手続を終えてこれを着手したと私は聞いております。また、埋立免許手続等々に関しまし...全文を見る
○扇国務大臣 最後になるでしょうから、東先生の御熱心な御質疑に、今、亀戸の話が出ましたけれども、少なくとも私どもは、二十一世紀そして今年度予算の中にも、あらゆるところでのバリアフリー化というものを盛り込んでおります。  先ほども話が出ましたけれども、日本の中でも、低床のバスだと...全文を見る
○扇国務大臣 昨年も先生に御質問をいただきました。少なくとも、中小企業業者、今の社会資本整備という観点から考えましても、雇用あるいは経済、そしてまた中小企業者の振興そして育成等々、それが今の日本の経済にとっても大変重要な位置を占めているというのは、去年も先生から御指摘があったとお...全文を見る
○扇国務大臣 今先生がおっしゃいましたように、二十一世紀の交通網のあり方等々を含めて、大きな問題であろうと私は思います。だれしも、表向きには反対とおっしゃっても、中では賛成して、ぜひお願いしますという陳情をいただいたりいたしますので、あえて政党が与党だから野党だからということを抜...全文を見る
○扇国務大臣 たくさんの御質問をいただきましたので、一度に答えられるかどうかわかりませんけれども、まず、一番最初におっしゃいました道路整備ということ、そして、災害のときも含めまして、昨年もたまたま災害がたくさんございました。私、有珠山初め三宅、新島、神津そして名古屋、鳥取と回って...全文を見る
○扇国務大臣 今もお答えしましたけれども、私は、このプール制度というものは本当に日本型の知恵の塊だなと思って先ほど申し上げたところでございます。少なくとも高速道路というもののあり方も、二十一世紀型といいますと、国土交通省の人間はみんな困っているんです、私に言われまして。新幹線を新...全文を見る
○扇国務大臣 私は、先ほど言いましたように、均衡ある国土の発展という言葉を使わないようにと言いましたけれども、今のその地図を拝見していますと、まだ均衡ある国土の発展という言葉が必要かなと思って——いや、よくわかっております、今度東北、北陸の方面も行きますから。そういう意味では、私...全文を見る
○扇国務大臣 日本の交通網整備に大変御理解をいただく御意見をいただきまして、私どもも、より二十一世紀型の国土交通網の確立に邁進していきたいと思っておりますけれども、少なくとも今の日本の現状というものが、社会資本整備そのもの自体もまだまだ欧米諸国にはおくれている、もうこれで十分だと...全文を見る
○扇国務大臣 本当に昨年九月の十日、十一日、十二日のあの集中豪雨で、本当に大きな被害を受けられました。私は、翌日の十三日にお邪魔をいたしまして、先日も前田先生からいろいろなお話を伺いましたけれども、あのときの集中豪雨によってあの地区の人の受けられました、いわゆる死者が十名も出まし...全文を見る
○扇国務大臣 今、先生がおっしゃいましたように、一日も早くと願うのはだれしも思いは同じでございますけれども、どういうところが国の補助対象になったかということ、先生もお地元でいらっしゃいますので、ちょっとその事業対象等々お聞きいただきたいと思いますけれども、少なくとも、公園に関しま...全文を見る
○扇国務大臣 今、たまたま前田先生から公共工事の話をなさいましたので、細かい部分はお答えさせますけれども、公共工事というものの基本線だけはぜひ私は先生方と共有の認識を持っていたい。先生も公共工事がすべてむだだとは思わないとおっしゃいましたけれども、そのとおりでございまして、私ども...全文を見る
○扇国務大臣 今、地元の新聞をお広げになりましたけれども、私、残念ながら、まだ地元の新聞を取り寄せることができませんでしたから、今ちらっとだけ拝見させていただきました。  現実的に、昨日球磨川漁協の総代会におきまして三分の二の賛成が得られなかったということは、もう既に私も報告を...全文を見る
○扇国務大臣 今、今後の、多くのダムがむだではないか、それよりも、脱ダム宣言ということに対してはどうだということでございましたけれども、私、何もしなくていいのならこんなありがたいことはない、そう思っています。  それと、ちょっと先生もさっき新聞をお出しになりましたので、川の自然...全文を見る
○扇国務大臣 今言いっ放しですので。  中止する場合も、私たちは、昨年、与党三党で公共工事の事業を中止するということを決定されまして、百八十七の事業を中止いたしました。けれども、私にしてみれば、これは全部中止と言ったのではなくて、御存じのとおり、第三者機関である審議会に全部振り...全文を見る
○扇国務大臣 冒頭に伴野議員からいろいろ私のことを言っていただいて、お母様によろしく言っていただきたいと思いますし、私の子供と同じような年齢の伴野議員でいらっしゃいますので、どうか二十一世紀をしょって立つ国会議員としてこれからも御研さんいただきたいと思いますし、ともに知恵を出し合...全文を見る
○扇国務大臣 私は、空港に限らず、今の時代、スクラップ・アンド・ビルド、この精神は必要であろうと思います。そういう意味では、今おっしゃいましたように、今の名古屋空港、そういうものに関しては、定期の航空路線につきましても、中部国際空港の事業採択時におきます、大蔵大臣とその当時の運輸...全文を見る
○扇国務大臣 今おっしゃいましたように、中部国際空港ができ上がって、それをどのように活用していくかというのが、私は、これをつくったものと、そのつくったものに魂を入れるということに関しては、一番重要な部分であろうと思っています。  そういう意味におきまして、地元におきまして新規の...全文を見る
○扇国務大臣 公共工事に関しましても、昨年も与党三党で見直しをさせていただきました。中止したものもたくさんございます。けれども、中止するについては、少なくとも私は審議会にかけてきちんと三百の、審議会を経て、皆さんの今まで御協力いただいたことも加味しながら、断腸の思いで中止をさせて...全文を見る
○扇国務大臣 今、たまたま航空問題に集中して御質問いただいております。  東京の羽田の空港についてはどうだというお話がございましたけれども、首都圏、本当に羽田の今の状況を考えておりますと、私の手元に来ておりますデータによりますと、二十一世紀の初頭ですけれども、二〇一五年には能力...全文を見る
○扇国務大臣 今おっしゃいましたように、グランドデザインをつくるというのはそういう意味でございまして、私は、滑走路一本で国際空港と、国際というのをつけるのはおこがましいと思っております。一本しか滑走路がないのであれば、ただ空港であって、それは国際空港とは言えない。世界じゅうどこへ...全文を見る
○扇国務大臣 推進の言葉がついたから前向きになったとか後ろ向きになったということではなくて、私は、基本の、国民の皆さんの活発な論議がなければならないということを申し上げたんです。  皆さん方御存じのとおり、首都機能移転特別委員会を設置されても、開かれた回数、去年衆議院と参議院で...全文を見る
○扇国務大臣 そのとおりでございまして、国会でせっかく委員会をつくっていながら、活発な意見がない、一方的な意見ばかりあるというのは、私は公平ではないと思います。
○扇国務大臣 政府としての取り組みは、もうとっくに委員会に権限が行っております。政府がこれをするとかしないとか言うと大騒ぎになりまして、私が一言質問に答えて言っただけでも、もう大騒ぎになりまして、国会軽視ではないか、こう怒られましたけれども。  人のことを言って申しわけないんで...全文を見る
○扇国務大臣 今、松本先生からいろいろなお話がございまして拝聴しておりまして、私も兵庫県の出身なものですから、興味深く御意見のやりとりを拝聴させていただきました。  けれども、私は、先ほども申し上げましたように、やはり地域の、その県の県益だけを考えていたのでは我々は沈没していく...全文を見る
○扇国務大臣 先ほどから皆さん方からこの件に関してるる御質問もございましたので、重なる点もあろうと思いますけれども、私は、日本全土の中で国際空港と看板をつけるものが幾つ必要なのか、この基本的な国土のグランドデザインを今まで明示できなかった、また、ここが必要だ、ここが必要だといって...全文を見る
○扇国務大臣 何でも、安くて速くて利便性があれば、それにこしたことはないというのは多くの国民の一致した気持ちであろうと私は思います。  今おっしゃいましたように、若松先生いつも、私も去年の分科会の議事録も拝見させていただきましたけれども、やはりコミューターに関しての御意見も出て...全文を見る
○扇国務大臣 今、コミューター空港の利便性に関しての先生の御見解がございました。私もそのとおりだと思いますけれども、地域的な空港の需要に関しまして、これは地域の皆さん方の対応というものがまず出てこなければなりません。これは地元が最も主体性を持って取り組むことでございますし、またそ...全文を見る
○扇国務大臣 先生がおっしゃるまでもなく、私は全国区でございますから、回りますときに上野でとまっているのは本当に不便だというのは私も実感しております。  そこで、乗り入れということは、乗りかえの利便性とか時間の短縮等々、これは少なくとも前向きに検討しなければならないと私は思って...全文を見る
○扇国務大臣 今おっしゃいましたように、常磐自動車道等々の緩和、しかも料金も含めてということであろうと思いますけれども、私ども、高速道路の料金というのは、御存じのとおり、先生が一番御理解していらっしゃいますし、あるいは先生がお決めになった部分もあるのかもしれませんけれども、全国の...全文を見る
○扇国務大臣 こういうところで、可能性の話でいいかげんなことを言っては、空手形になっては申しわけございませんので、いいかげんなことは言えませんけれども、私は、そういうことも、総合的な渋滞緩和というのはそこだけではない。さっきもお話がございましたように、全国での渋滞箇所、あるいは通...全文を見る
○扇国務大臣 今お話がございました、つくばエクスプレスという、ニックネームといいますか愛称といいますか、常磐新線の言葉をおつけになってつくばエクスプレスということで、皆さん方、地元の期待が大きいということですけれども、少なくとも、常磐新線は、JR常磐線の混雑の緩和、あるいは首都圏...全文を見る
03月02日第151回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第2号
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○扇国務大臣 今中村先生からお尋ねの、竜田川の水害の話をなさいまして、地元の方が、三十年来住んでいるけれどもこんな水害は初めてだ、なぜこんなに水害があるんだと。私は実感だろうと思うんです。それは昨年、名古屋の西枇杷島町等々の、あの名古屋西部の集中豪雨、あの水害のときにも、これは今...全文を見る
○扇国務大臣 今先生からミニ開発というお言葉が出てまいりましたけれども、少なくともそれらに関しましては、私は、都道府県及び市町村等々での御審議の結果であろうと思いますので、一々私どもが国の方からこうしなさいとかという指導をできる部類のものではございませんけれども、少なくとも今中村...全文を見る
○扇国務大臣 一度決めたことをてこでも変えないというのはむしろおかしいというのが私の意見でございます。  ですから、私は、昨年初めて建設大臣にさせていただきましたときにも、今までとは違うんだと。二十世紀の最後、今先生がおっしゃいましたように、この十年間で、バブル崩壊後の十年は何...全文を見る
○扇国務大臣 今中村先生のおっしゃるとおりだと思いまして、あらゆる事業に関してはすべからく多くの皆さん方に明示し、そして説明を行うというのは、それはもう基本姿勢の基本でございまして、私はそれを抜きにしたとは思っておりませんけれども、少なくとも先生の目にそういうふうに映ったというこ...全文を見る
○扇国務大臣 今、まだ情報を知らなかった人もあるというお話がございましたけれども、私は、先ほど申しましたような手段でもって、より多くの人に説明ができるように今後指導していってまいりたいと思いますので、ぜひその点は御理解いただき、また、多くの皆さんに、何かあったときにはなるべく参加...全文を見る
○扇国務大臣 今木島先生からおっしゃいました、十一月の二十二日でございましたか、私も報道によって初めて知ったわけでございまして、いまだに私どものところにはその連絡が来ておりません。けれども、報道で紙を読み上げられましたテレビを拝見させていただきまして、私は一瞬疑問を持ちました。 ...全文を見る
○扇国務大臣 今るる御丁寧に木島先生に御説明をいただいて、ありがとうございました。  ただ、今先生も最後に申されましたように、少なくとも、旧建設省の職員ではございますけれども、現在は長野県の職員でございますので、長野県の職員に対して私が国土交通大臣としてどうこうしろということは...全文を見る
○扇国務大臣 私、先ほど申しましたように、この十七条というものに該当するとは現在は思っておりません。
○扇国務大臣 私は先ほど先生に、決定するまでの手順と中止する場合の手順というのは、冒頭に申し上げました。  例を挙げますと、昨年、与党三党で公共工事の中止を百八十七決定いたしました。でも、それは、私たちがただ中止と言ったのではなくて、全国の事業評価監視委員会を延べ三百回に及んで...全文を見る
○扇国務大臣 先生が、中止した中止したとおっしゃいますけれども、私はまだ中止したと思っておりません。(木島分科員「工事は中止したんじゃないですか」と呼ぶ)ですけれども、現段階では、国土交通省とおっしゃいますから、私は、県会ではありませんので、中止と思っておりませんし、十七条には該...全文を見る
○扇国務大臣 先生に先ほども私申しましたように、そんなにおっしゃらなくても、長野の田中知事はおっしゃったけれども、中止に関して、すべての手続がとられて、みんなに、地元の調整あるいは中止に至った理由、その過程を全部公表して、県会も全部納得して決定したという通知があればいいですけれど...全文を見る
○扇国務大臣 法令の問題でございますから、的確に私は申し上げたいと思います。  私も、この法令に関してはプロではございませんから、間違いがあったらいけないと思いますから、読ませていただきましたし、私も私なりに今後これを問題にしなければならないところですから、研究をさせていただく...全文を見る
○扇国務大臣 私は、別に条文を読んで、法令というのは条文どおりでなければ、私が誤った解釈をしたらそれこそ法令違反ですから、そんなことは……(木島分科員「それは法令を読んだだけでしょう、あなた」と呼ぶ)だから、それでなければ、私心を入れるということは、私は、むしろ公平を期すると思い...全文を見る
○扇国務大臣 これは、十七条といいますよりも、むしろ浅川ダムの事業の事例というのがきちんと適用されるという中に、ダムの事業によって建設された附帯道路は該当目的に使用するというのが定められております。二つ目は、各年度の交付決定の内容等の条件に従い設置。三つ目、法令違反等の該当はない...全文を見る
○扇国務大臣 先ほどから、私何回も申し上げておりますように、現段階では、客観的に考えてこれは十七条に該当しないというふうに考えておりますけれども、実際に上がってきた場合には、これは改めてどれに該当するのか、今まで手続を踏んでおられませんから、手続を踏んで正式に持ってきた場合には、...全文を見る
○扇国務大臣 これは、先ほども申しましたように、これを決定したときの手順と逆を全部やってくださいと。議会あるいは住民の皆さん方の理解を得られるように、情報を、決定するまでの過程を公表してくださいというのが条件でございますから、私は、これを決定したときと逆の手続をとっていただきたい...全文を見る
○扇国務大臣 私は、冒頭から申しましたように、十条も十七条もこれから論議する材料であると、貴重な、これは基本ですから、法律ですから。少なくとも私は、そういう意味では、補助金等に係る予算の執行の適正化に関する法律というものが一方あるわけでございますから、その十七条を今後どのように適...全文を見る
○扇国務大臣 今まで松原先生の御意見を拝聴しておりまして、私はもっと厳しく見ております。それは、今局長が話しましたように、成田のあり方あるいは羽田のあり方、果たして今のままでいいのか、今のような状況でいいのか。  私は、成田までの時間数とかあるいは乗客数とか等々、数字の上で見て...全文を見る
○扇国務大臣 松原先生もおいでになったということで、大変よかったというお話ですけれども、私も一月の二十四日に小笠原へ行ってまいりました。すばらしいところで、しかも、日本の、東京都の中にあってああいう南国の雰囲気を味わえるということで、私は、日帰りをしましたけれども、本当は泊まりた...全文を見る
○扇国務大臣 おっしゃるとおりでございまして、日本全土で、二十一世紀、国際空港というものが幾つ、どれくらいあればいいのかという、滑走路一本では国際空港という名前をつけることさえおこがましいと私は言っております。  けれども、その序幕としても、少なくとも二月の十六日、あそこから、...全文を見る
○扇国務大臣 塩田先生に公共工事の基本的な考えはどうかと言われまして、私はかなり塩田先生と意見の一致を見ることができる考え方を持っていると思っています。  今まで御一緒に勉強させていただいたこともございますので、私は、ぜひ先生にも御理解をいただき、今の日本の現状は、我々、先ほど...全文を見る
○扇国務大臣 今、菅野先生からるるお話ございまして、気仙沼の遠さあるいは不便さ等々おっしゃいましたけれども、私、知事選の応援に行っておりまして、気仙沼にはちゃんと行っておりますのでよく存じております。私は仙台ではおりません。もう一つ乗って、それから車を飛ばすということをしておりま...全文を見る
○扇国務大臣 今先生がおっしゃるように、私は、ルートを早く決定して、そして地元の理解を得るということを早急にしなければならない。理解を得るために、なるべく早くルートを出して御理解いただくというのが私は必要であろうと思いますので、極力これは頭に置いて事務方にしていきたいと思います。...全文を見る
○扇国務大臣 今山口先生おっしゃいますように、私どもは、国土交通省は、一月の六日に四省庁を統合して、行革によって一つの国土交通省ができました。国土交通省になって、今までの四省庁とどこが違うのかというのが、私は、まだ国民の皆さん方に見えていない。また、私は、ぜひそういうことを目に見...全文を見る
03月06日第151回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(扇千景君) 私、保守党でございますので、まだ結党して一年たっておりませんけれども、しっかりと保守党を御認識賜りたいと思います。  では、保守党の党首としてというお話もございましたけれども、私は、今まで申しておりますように、昨日、御案内のように衆議院で森内閣に対する不...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) お伺いになる方が、保守党の党首としてはどうですかとか閣僚としてはどうですかとおっしゃるので、保守党としては連立を組んでいる私は保守党でございますと申し上げて、閣僚としてはとおっしゃるから、私は森総理に任命された閣僚としては信任されたと申し上げておりますので...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、北澤先生から直接償却した場合の影響はどうかというお話がございましたけれども、私どもが関連しております建設業界、どのように変わってくるかということは、私は大体三つの方法が考えられるだろうと思っております。  それで、一番最初、一つ例をとってみますと、少...全文を見る
03月07日第151回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○国務大臣(扇千景君) 今、先生がお話しになりました川辺川ダム建設による不知火海への影響ということは、大変私たちも注目しておりますし、何とかいい方法がないだろうかと。そして、漁民の皆さん、あるいは反対、賛成両方あるものですから、私たちも心を痛めて見守っておりますところでございます...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、私どもも真剣にこの事態に取り組んでおりますけれども、国土交通省といたしましても、少なくとも今、先生がおっしゃいましたダムを建設後もきちんと、私どもは、球磨川や、それに関連します八代海の計画的な、あるいは経年的なと言いますか、言葉で言えば永続的と言った方...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、入澤先生がおっしゃいますように、住宅建設というものがいかに経済効果をもたらすかということは、皆さん今までの戦後の日本を見ても、今日の経済効果の、こういう大国になったという原点にも、我が家を持ちたい、マイホーム志向というものは日本人の少なからぬ願望であり...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 私は、昨年森内閣に入れていただきましてから、森総理がIT革命あるいはIT社会、IT戦略等々あらゆる手を打ってこられましたけれども、一般の国民の皆さんにITでは私の生活がどう変わるのかという実感がないんですね。  そこで、私はそれを何とか実感していただこう...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 大変難しいことでございまして、どちらが効果があるか、またそれができるかできないか、それによる逆効果もありということで、私は大変難しい問題だろうと思いますけれども、昨今の地価の下落の際、本当に地価の凍結をできるということになったら、はてどうだろうと。  そ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、加藤先生からお話がございましたけれども、加藤先生は地球環境、特に自然エネルギーに対しての造詣の深い方でありますから、私どもも大いに先生の御意見を聞きながら二十一世紀のエネルギーのあり方というものを勉強させていただきたいと思っております。  けれども、...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今おっしゃいましたように、我々は少なくとも自然エネルギーに回帰していかなければいけない、またそれを促進しなければ二十一世紀の日本も世界に伍していけないという大きな原点でございますので、今後努力してまいりたいと存じます。
○国務大臣(扇千景君) 大変いろんな新聞をお出しになって、お話を伺っておりまして、私どもはどの新聞にもどのマスコミにも影響されないで、衆参の先生方にお選びいただき、また国民を代表する皆さん方に私どもは森内閣の信任を一昨日いただいたわけでございますから、少なくとも二百七十四票と百九...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、総理の御答弁をお聞きいただいても、総理のやる気満々が御答弁の中に見えているであろうと思いますし、一昨日の八十二票差という大きな圧倒的な数でもって私は森内閣が信任されたと思っております。  ただ、私が今までマスコミ等々に聞かれますことは、総理としての資...全文を見る
03月08日第151回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○国務大臣(扇千景君) 今、松村先生お話しのように、ことしは特に豪雪ということで、本来は暖冬だと私どもも聞いておりましたけれども、現実に私たちが冬を迎えてみますと、あらゆるところで豪雪が続いております。また、今おっしゃいましたように、北陸地方では特に今回は豪雪が多くて、少なくとも...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今お話ございましたように、それぞれの地域でそれぞれな特徴がございます。今、先生がおっしゃいました福井県の敦賀―今庄間の国道八号及び北陸自動車道、本当に勾配が急でございまして、ふだんでも大変危険なところでございますけれども、特に今おっしゃいました国道八号から...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今もるるお話を聞いておりまして、まさにそのとおりでありますけれども、特に国土交通省はまだできたばかりでございますので、昨年の衆議院選挙のときのことを考えてみますと、昨年は建設省ということでございまして、その当時も、運輸省もそうですけれども、六月に衆議院選挙...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 昨年のでよろしゅうございますか。では、後で。
○国務大臣(扇千景君) 今はそのつもりはありませんけれども、私は公正を期する意味でもう一度出してもいいと思っていますし、また、出すように私からも申し上げておきます。
○国務大臣(扇千景君) 今、松岡先生から本当に残念だというお言葉をおっしゃいましたけれども、私も考えてみますと、村上先生より三年前から私は参議院に籍を持っております。私の方が三年先輩でございます。  そのころから考えますと、私は、議員会長という職がございまして、村上先生が自由民...全文を見る
03月09日第151回国会 衆議院 国土交通委員会 第3号
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○扇国務大臣 おはようございます。  ただいま議題となりました踏切道改良促進法の一部を改正する法律案の提案理由を御説明申し上げます。  交通事故の防止及び交通の円滑化を図るために、政府といたしましては、昭和三十六年に制定されました踏切道改良促進法に基づき、踏切道の立体交差化、...全文を見る
○扇国務大臣 せっかくお話しの質問の継続性があろうと思いますけれども、おくれて入ってきましたので、あるいは重複する部分もあろうかと思いますけれども、私は、国土交通省としまして、このあかずの踏切問題というのは本当に大事なことだと思います。なぜかと申しますと、根底には、日本の国内の物...全文を見る
○扇国務大臣 今、鈴木先生おっしゃいますように、大都市圏、特に渋滞がひどくて、今東京のお話をなさいましたけれども、本当に東京の中は物流のコストが高いということは御存じのとおりでございます。  先生が今、東京都は特にとおっしゃいましたけれども、時速三十キロという表示はございますけ...全文を見る
○扇国務大臣 これは先生御承知のとおり全国にもわたるわけでございますけれども、国土交通省になったのは、まさに根幹はそこにあると私は思うんです。先生がおっしゃいましたように、今まで、鉄道は鉄道、道路は道路、縦割りで仕事をしておりましたけれども、今度国土交通省になって、今一番試されて...全文を見る
○扇国務大臣 地下化に関しましては、先ほども私、大深度地下法を通していただいたということを申しまして、私は、あらゆる方法が論議されるであろうと思いますけれども、その前に、先生がおっしゃいました、住民が何としても話し合いに入れないのかというお話がございましたけれども、これは明快に、...全文を見る
○扇国務大臣 鈴木先生から本当に大事な点を指摘していただいたんですけれども、私は昨年、なれない建設大臣をさせていただきましたけれども、大臣になりましたときから皆さん方に申し上げておりますことの一つに、二十一世紀、国際都市というものはどうあるべきか、国際という看板をつけたら、その都...全文を見る
○扇国務大臣 最初に申し上げておきます。  瀬古先生にもずっとお答え申し上げたかったんですけれども、同じ野党同士で参議院の予算に呼ばれておりますので、時々失礼しなきゃいけないことはお許し賜りたいと存じます。  今御質問ございました新産法のお話でございますけれども、今、九六年に...全文を見る
○扇国務大臣 全国各地で、リゾート開発ということで、多くの国民の皆さんに休養と、そして次へのエネルギーをつくっていただこうと、リゾート法によってあらゆるところに憩いの場ができ、あるいはいやしの場ができ、そういうことも本当に一時はそれでよかったのですけれども、さて、それを維持すると...全文を見る
○扇国務大臣 私は、今日までの法律に対してのみんなの努力、これは国も地域も、そして住民の皆さん方の国民的な夢であったと思いますので、それがどの程度かということは、やはり、ある程度、評価制度というものがどの法案にもあってしかるべきだと思います。私は、こういう委員会でお互いに、現状と...全文を見る
○扇国務大臣 今改めて立体交差の必要性をお時間をとって申し上げるまでもなく、瀬古先生も御認識の上だろうと思いますので、基本的な理念に関しては省きます。  今おっしゃいましたように、立体交差を行う場合、道路管理者等が負担する事業費の二分の一、これを何とか、地方公共団体に対しての補...全文を見る
○扇国務大臣 私どもは、今瀬古先生がおっしゃいましたように、踏切の事故防止、これは大きな課題であると思っております。  今までの踏切の事故等々の件数を見ますと、本当に何とかしなければいけないし、これを重要視して政策の中に入れていかなければいけないというのは、先生がおっしゃるまで...全文を見る
○扇国務大臣 今、先生がおっしゃいました、あの五日の不信任案に対しては、我々与党三党、連立をしておりますので、野党の皆さん方が共同提出されました不信任案に対しては拒否をさせていただきました。  なぜ拒否か。少なくとも、あの当時、あの時点で、不信任案というものが通ったら、野党の共...全文を見る
○扇国務大臣 私、言いたい放題言ったのではなくて、御質問にお答えしたつもりでございます。御質問がそういう御質問でございましたから、その点、勝手に申し上げたのではないので、御質問に真摯にお答えいたしておりますので、お願いいたしたいと思います。  ただ、マスコミのことをおっしゃいま...全文を見る
○扇国務大臣 何でしたっけ。言ってください。
○扇国務大臣 話を混同しないでいただきたいんです。私がさっき申し上げたことをよく聞いていただきたいんですけれども、今先生も、私に、大臣として答弁しろ、時には保守党の党首として答弁しろと使い分けられるんですね。私が今話をしましたのは、大臣の席とか党首の席を超えて、政治家同士として話...全文を見る
○扇国務大臣 よく聞いていただきたいのです。私は、あなたが今おっしゃったようなことを言ったことは一度もございませんし、そうではなくて、私が今、きょう答弁に立っているのも、森内閣だからあなたは御指名になったのであって、私は今大臣としてお答えしているのですけれども、特に党首としてはと...全文を見る
○扇国務大臣 御本人が意思を発表されるまでは、私たちも森総理をきちんと支えておりますし、支えていきます。
○扇国務大臣 大事な国会の委員会でございますから、私は、本当に国民が聞いていて元気の出るような討論をしたいと思います。  だれが総理大臣になろうと、マスコミと野党の皆さん方で、足の引っ張り合いをしたのでは、国民は希望が持てません。アメリカでも、新大統領ができたら六カ月間はみんな...全文を見る
○扇国務大臣 支えているから、こうして御答弁に出ております。支えなかったら、とっくに辞職しております。
○扇国務大臣 支えているから、こうして御答弁に立っております。
○扇国務大臣 踏切道改良促進法の一部を改正する法律案、それにつきまして、本委員会におかれまして熱心に御討議をいただきまして、また、ただいま全会一致をもって可決していただきましたことを深く感謝申し上げたいと存じます。  今後、審議中における委員会各位の御意見あるいは御高見、そして...全文を見る
○扇国務大臣 ただいま議題となりました住宅金融公庫法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  住宅金融公庫は、従来より、国民の住宅建設に必要な資金を融通することにより、国民の住生活の安定に大きく寄与しているところでございますけれども、官...全文を見る
03月09日第151回国会 衆議院 本会議 第12号
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○国務大臣(扇千景君) 高齢者の居住の安定確保に関する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  我が国においては、急速な高齢化の進展に伴い高齢者が急速に増加することが見込まれる中、高齢者の身体機能の低下に対応したバリアフリー化された住宅ストックの形成が急がれておりま...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) ただいま井上議員から、るるのお話が、御質問がございましたので、順次それにお答え申し上げたいと思います。  まず第一に、今御質問ございましたけれども、これまでの住宅政策への認識と評価についてという御質問がございました。  我が国の住宅事情は、一戸当たりの...全文を見る
03月09日第151回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○国務大臣(扇千景君) 昨日からも本当に東北地方の皆さん方、特に今、気象庁長官が冒頭に申しましたけれども、予測がかなり当たっていない、まあまあだということですけれども、私は外れた理由もいろいろあろう思います。  それは、宇宙では今まで考えられないような変動が起き、あるいは地上で...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、櫻井先生が調査をしたとおっしゃいましたので、お手持ちで、調査なすった中でおわかりだろうと思いますけれども、日本の場合は、自分で住宅を建てようと思ったときには少なくとも年収の数倍の収入がなければ一軒のうちができないという今の日本の現状から考えますと、今、...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 先ほど申しましたように、やっぱりプラスアルファというものがあるというのも今申しましたとおりで、やっぱり品質保証ということはきちんとしてくれると。それが間違いないことであって、ただ入ればいいというものではなくて、我々はそのバリアフリー化、今度も予算で、昨年の...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 一般の住宅、民間の住宅ローンでは少なくとも、どこに勤めているか、払い切れなくなって会社が倒産した場合もどうかということは一切調べることがございません、民間の場合は。けれども、少なくとも私どもは、きちんと公庫でお貸しする場合には、お貸しする方が、勤務先がどう...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 細かい数字ですから、もしあれば参考人にお聞きいただいたらいいと思いますけれども、少なくとも私どもは、今日まで……
○国務大臣(扇千景君) そうですか。じゃ、参考人にお聞きいただきたい、細かい数字ですから。
○国務大臣(扇千景君) 細かいあれでなくてもよろしければ私から。  細かいことはまた追って御報告申し上げますけれども、現段階まで、少なくとも私どもは戦後建設された住宅の約三割は融資しているんですけれども、それが千八百十万戸に及んでおりまして、この中で融資残高が五百五十五万件で七...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 数字はだから……
○国務大臣(扇千景君) 細かい数字は後で申し上げるとしましても、今、櫻井先生がおっしゃっていらっしゃる中で、私ども今回の国会で大事なことだと思っておりますのは、少なくとも地価の動向というものを、間もなくまた結果が出ますけれども、地価の動向が一応下げどまりに近くなってきたなと思う数...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) それは先ほども申し上げましたけれども、私は、固定の金利相場であって、しかも三十五年という長期を公庫が皆さん方に提供できる。片方の場合は変動相場制である、民間の場合は。変動相場制で、今最低ですから上がるであろうということから考えますと、両々相まって私たちは国...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、弘友先生お話がございましたように、下水道に限らず、日本の社会資本整備というものはまだまだ欧米先進国に比べてまだ途上国の域を出ないというくらい未整備である部分がたくさんございます。  そういう意味で私は、公共工事というものの中で、社会資本整備でも特に下...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、弘友先生がおっしゃいますように、ますます今後、私は、予算の適正な配分ということから考えれば必ず必要なことであろうと思っておりますけれども、今、答弁をお聞きいただきましたように、今後少なくとも、総合的な整備計画というものがございまして、その総合的な整備計...全文を見る
03月12日第151回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○国務大臣(扇千景君) 今、竹村先生がおっしゃいましたように、JR各社、経営努力いたしておりますけれども、特に今おっしゃいました北海道、四国、九州、貨物に至っては大変苦しい状況が続いていることは御存じのとおりでございます。  ちなみに、北海道は十二年度で二百九十三億円の赤字、あ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今おっしゃいましたように、昨年の四月以降、政府・与党整備新幹線検討委員会及びワーキンググループというのができておりまして、先生も御存じのとおり、与党におきましても投資効果あるいは収支の採算性等、十分に検討が行われましたけれども、十二月のワーキンググループに...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、総理からもお話ございましたように、少なくともこの間は十数回にわたって論議されていることでございまして、ただ費用対効果も、少なくとも私どもは、採算性というものを皆さん方で御協議いただきましたから、北陸新幹線、上越から糸魚川及び新黒部から富山間、開業後十年...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 私は、時間が先ほどございませんでしたので、あらゆる面について全部経済効果等々、どうあるべきかという計算をして出しておりますけれども、全部言っては悪いと思いまして御遠慮申し上げましたけれども、私は少なくとも、新幹線等々あらゆる皆さん方に公表しておりますのは、...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、お尋ねございましたJR三社のことでございますけれども、これは、少なくとも路線の廃止に当たりましては、私はJR三社の社長皆さんお集まりをいただきまして、三社でございます、JRにつきましては、国鉄改革時に当時の不採算の路線を含めて事業全体で採算が確保できる...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 予算委員会のテレビが放映されておりますときに一地域のことを、先ほど御自身からおっしゃいました我田引鉄になってはいけないと思って御答弁もどうかと思いますけれども、どこの皆さん方でも住んでいるところがどうなるだろうという国民の御不安にこたえるというのが私は大事...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、金田先生から国の基本を支えているものはというお話がございましたけれども、まさに我々は戦後、今日まで、あの敗戦国の苦しい中から先進国の仲間入りをするようになりましたのも、公共工事の多くの力によるところがあって、世界に伍していける先進国の仲間入りができる日...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、森総理からもお話がございましたけれども、私は、本当に国民の生命、財産を守るということは、もう既に六年前になりましたけれども、あの阪神・淡路大震災、私、神戸出身なものですから私のところもつぶれましたけれども、少なくともあのときに、我々は危機管理というもの...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、月原先生から御指摘のございました防衛庁の跡地でございますけれども、少なくとも防衛庁の跡地が七・八ヘクタール、そして檜町公園が一・四ヘクタール、その他〇・九ヘクタールで、あの地域でまとめますと約十・一ヘクタールになるんです。最後に東京都内に残された、しか...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 魚住先生おっしゃいましたように、与党三党において景気浮揚のために特別に皆さん方が知恵を出し合っていただきまして、私どもも、森総理がどういう今後御下命があるか、これも私たちは内閣一体となってそれをしていかなきゃいけないと思っておりますけれども、今、御質問がご...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、山下先生から連立の話をなさいましたので、連立を組んでおります与党としても、少なくとも私は申し上げたいと思います。  なぜ皆さん方の不信任案に我々が反対したかというのは、少なくとも連立与党の一人として、党首としても私は、皆さん方がお出しになった不信任案...全文を見る
03月14日第151回国会 衆議院 国土交通委員会 第4号
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○扇国務大臣 私がお答えするのが正しいかどうか、きょう御本人がおりませんので、私も、その新聞に載りましたときに、岩井政務官に、随分新聞に載っていますね、派手ですねという話をしましたら、御本人は、全く知らなかった、後援会が発送したんだというお話でございました。  今の吉田先生のお...全文を見る
○扇国務大臣 今吉田先生の方からお話がございましたけれども、少なくとも行政改革というもので、民を圧迫するようなものは整理統合していって、やがては民に移管するというのは望ましい姿だろう、私もそう思っております。  ですから、今度の政府の国土交通省という、四省庁を統合したことも、ま...全文を見る
○扇国務大臣 私、細かい数字は今手元に資料がございませんからわかりませんけれども、私は今渋谷区というところに居住しておりまして、これは昭和三十四年に求めたものでございます。大体土地が、平米でいうとちょっとわかりませんけれども、当時私が買いましたときは、百五十坪弱だったと思いますけ...全文を見る
○扇国務大臣 日本人の住宅感覚というものは、私も長い間いろいろなところを見てまいりましたし、人生的にも先生よりは長く生きておりますのでいろいろなものを見ておりますけれども、根本的に違うことは、日本人は自分の住宅を持ちたいという願望が他の国に比べて大変多いということですね。これは、...全文を見る
○扇国務大臣 私、先ほどもお答えしましたように、今の日本の現状では、一番苦労なさるのが勤労者だと思うのですね。  とにかく自分の家を、一時は一軒家が、一戸建ちの家が欲しいということで郊外に行った。そして郊外に行って一番お困りになるのは、通勤が一時間半かかって、そして往復三時間の...全文を見る
○扇国務大臣 今先生から、少なくとも第八期の住宅の計画はどうなんだ、コストが高いと。第八期の住宅建設五カ年計画というのが十三年から十七年ということで決まりましたけれども、今先生がおっしゃいましたように、海外に比して高いというのは、私、認めるところでございますし、私自身も家を建てた...全文を見る
○扇国務大臣 先ほど吉田先生にもお答えしたので聞いていただいたと思いますけれども、今まで日本の現状から考えますと、住宅公庫の果たしてきた役割というのは私は井上先生もお認めいただいているところだろうと思いますけれども、さりとて、二十世紀が済んで二十一世紀に入って果たして今後はどうな...全文を見る
○扇国務大臣 私は、二十一世紀型がまさにこれに当てはまると思います。世界一の長寿国でございます。まして、申しわけないんですけれども、男よりも女の方が、八十四歳という世界一の平均寿命でございますので、二十一世紀は老齢社会がやってくると物にも書いてございますし、実感としても私は老齢社...全文を見る
○扇国務大臣 私、これも二十一世紀型、先ほど申しました高齢社会を迎えたときのグループホームということは、私は大きな要因の一つであろうと思いますし、現実に私、お友達同士で、私たち全部一緒に住みましょうね、それぞれ部屋を共同で、ワンフロアの中で、同じ階にして、それぞれが元気な間は人に...全文を見る
○扇国務大臣 きょうも、先ほどからの論議をお聞きいただきましたように、瀬古先生がおっしゃるように、私は、持ち家という願望というものはあるという、これは、日本は特に狭いところで、ないものねだりといいますか、ないもの求めといいますか、これは希望であることは、私はいいことだと思うんです...全文を見る
○扇国務大臣 今瀬古先生がおっしゃいましたように、おっしゃることはごもっともなんですけれども、まじめに一生懸命働いてローンを返していらっしゃる方もいらっしゃることも事実でございますので、そういう意味では、今の制度の中でも、特別に窓口をつくったり、今申しました延命措置といいますか引...全文を見る
○扇国務大臣 今瀬古先生がおっしゃいましたように、本当にまじめにだれしも一生懸命働いて、倒産を目標に働いているわけではございませんし、今の社会情勢で心ならずもというのが、私は大きな、皆さん方の苦悩の発端であろうと思います。  ですから、そういう人たちに対して、今参考人からもるる...全文を見る
○扇国務大臣 何か瀬古先生のお話を聞いていますと、私も余り長生きしない方がいいななんて思っちゃって、今の世界一の長寿国を喜んでいいのか悲しんでいいのか、何か悲しくなってしまうんですけれども、私は、そうではなくて、少なくとも今回の場合の死亡時の一括償還制度というのは、生きている間、...全文を見る
○扇国務大臣 今回先生方にお示しいたしました、高齢者の居住に関しての安定確保に対しましての御審議をいただいているわけでございますけれども、先ほどお答えしましたことと重複するのは避けたいと思いますけれども、今後、高齢社会を迎えるということはもう先生も御承知のとおりでございますので、...全文を見る
○扇国務大臣 今瀬古先生から大事な御指摘があったと思いますけれども、御存じのとおり、私も神戸出身でございますので、阪神・淡路大震災のときに壊れた家を持っておりますけれども、少なくとも、今後、災害で家を失った、そういう高齢者というものが、先生がおっしゃるように、従前の居住地になるべ...全文を見る
○扇国務大臣 先ほどからもそのお話が続いておりまして、高齢者の皆さん方で払えなくなった場合ということも想定しながら今回の場合は配慮しなきゃいけない。  ただ、それを払えないからといって放置するのではなくて、先ほども私、瀬古先生に御答弁申し上げたんですけれども、福祉の面から考えて...全文を見る
○扇国務大臣 これは私、法的によく存じませんけれども、少なくともどれくらいの年数居住することが同居人と認められるかという法的なものもあろうと私は思いますので、法的なことはちょっと私よくわかりませんけれども、少なくとも何年間か夫婦同然の居住者として認められるという、その限度があろう...全文を見る
○扇国務大臣 居住者の年齢が六十五歳以下でどうこうという、年齢制限というものはないというふうに解釈していただければいいと思いますので。私は、年齢でこの人は同居人と認める、同居人と認めていない、それではないということだけは申し上げられると思う。
○扇国務大臣 今保坂先生のおっしゃるとおりでございまして、先ほども東京都の話を先生がおっしゃいましたけれども、今後東京都におきましても、都営住宅につきましては、十二年度ゼロということを先生おっしゃいましたけれども、少なくとも、建てかえによりまして、三千二百九戸、これが供給できると...全文を見る
○扇国務大臣 今おっしゃいましたように、これは、少なくとも安くということは大切なことだと思いますけれども、高賃金の人たちばかりではなくて、特に高齢者の場合は、家賃の滞納ということも今まで言われておりますし、滞納不安、家賃を払わない人たちの不安解消と、あるいは選択、両方がかみ合って...全文を見る
○扇国務大臣 少なくとも、今先生がおっしゃいますように、低所得者であろうと何であろうと、できているものに入っていきたいという御希望がある、あるいは民と公を問わずという先生のお話でございましたが、私はそのとおりだと思うんですね。これは選択の問題でございますから。  でも、少なくと...全文を見る
○扇国務大臣 きょう、先ほどから御審議しておりますように、やはり二十一世紀型というのが、今保坂先生がおっしゃったような、私は新たな考え方であろうと思いますので、今後高齢者というものの対象がどんどんふえてまいりますので、今先生が御指摘のような面も、今後考えていく上には大きな参考にさ...全文を見る
○扇国務大臣 今先生から御指摘の高齢者に対しての住宅のバリアフリー化というのは、本当に私は大事なことだと思っておりますので、今回、この高齢者社会におきますこういう状態に対応するために、先生も今お口になさいました平成六年のハートビル法、これは高齢者と身体障害者が円滑に利用できるとい...全文を見る
○扇国務大臣 今井上先生から御指摘がございましたように、住宅の取得というものは、年収の数倍の借入金を要するという、人生の設計の中でも大変大きな影響がある、私はそう思っておりますけれども、少なくとも住宅金融公庫が、金融動向にもかかわりませず、あるいは長期、固定、低利の住宅資金を安定...全文を見る
○扇国務大臣 きょうは、委員会で貴重なお時間を皆さん方から御審議いただいて、心から感謝申し上げております。  今松浪委員がおっしゃいましたように、私どもは何としても、日本の住宅状況あるいは今後の二十一世紀の住宅はどうあるべきなのか、そういう意味では、高齢社会を迎えるに当たっては...全文を見る
○扇国務大臣 今回の法案の審議につきまして、きょう午後から、るる各党の皆さん方から、いろいろな御意見をいただいたり意見交換をさせていただきました。  今の二十一世紀の日本の世の中、まさに高齢社会になる。私もその一人の仲間入りをするわけでございます。そういう意味では、今おっしゃい...全文を見る
03月15日第151回国会 参議院 国土交通委員会 第2号
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○国務大臣(扇千景君) おはようございます。  第百五十一回国会における御審議に当たりまして、国土交通行政に取り組む基本的な考え方につきまして、私の所信を申し述べさせていただき、委員各位の御理解と御指導を賜りたいと存じます。  まず冒頭に、先般、JRの新大久保駅におきまして起...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、山内先生から基本的な国土交通省の誕生の経緯等々御指摘をいただきました。まさに行政改革の一環として内閣の中に一月の六日から国土交通省が発足いたしましたけれども、今、山内先生の御指摘のように、四省庁の統合でございますから、皆さんからも、それはなかなか縦割り...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 山内先生お話しのとおり、羽田への乗り入れの希望者が国内だけではなくて国際的にも殺到しております。そして、成田と羽田の両方でそれぞれが重要性を持っておりまして、羽田を国際、成田を国際とか特定しないで、私は両方の特性を生かした空港のあるべき姿というものを日本と...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、脇先生からお話がございましたように、私は二十世紀の公共事業というものが日本の国土の発展のためあるいは国民の社会資本整備のためには私は大変大事な役割を果たして、この二十一世紀の扉をこれだけの国としてみんなで開いてきたという意味では私は公共工事の重要性、ま...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 私は、我々すべからく国民の生命、財産を守るというために日々努力し、国会の論議もそれを基本として論議をさせていただいていると思っております。また、そうしなければ我々の任務は意味がないわけでございまして、そういう意味において、吉野川の第十堰、これ二百五十年前に...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、一つ前に国民の生命、財産の話はいたしましたので、ダブらないようにいたしますけれども、少なくとも長野の田中知事の脱ダム宣言というものは、私先ほど、昨年の与党三党と私独自の三十四事業の中止の経過を報告いたしました。あれを中止しますのに全国で三百回の事業評価...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 国土交通省、先ほど私が所信を述べさせていただきましたように、陸海空にわたる、またそれにプラス海上保安庁、気象庁と、これだけがございますので、本当に多岐にわたっていることは、今、先生御指摘のとおりでございますけれども、これだけ私の能力の足らざるところは副大臣...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 私は、先ほど申しましたように、公共工事の基本法がないかというのが大臣に昨年就任して一番先に探したことでございます。そのときには、フランス、イタリア、ドイツ、基本法がございました。今、山下先生がおっしゃいましたように交通の基本法はどうかということでございます...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 私、何度も、この席に着きます前にも国鉄の組合員等々の皆さん方が私に面会を求めておいでになりました。私は、今までの国鉄がJR三社、例えば本州三社に分かれましたけれども、それぞれの努力によって実業績益というものが確実に出ております。今ここで三社の実績等々言うと...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 先生御承知のように、先日、私もJR三社の社長にお集まりをいただきまして、これはJR三社、本州の三社だけでございますけれども、いろいろ社長の御意見等々を聞き、御要望も聞き、また私も、私に対する、これがどうだという御意見の交換をさせていただきました。  既に...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 山下先生から、完全民営化と言いながら指導監督したり、あるいは指示することはおかしいじゃないかというお話がございましたけれども、私は嫁にやると同じ気持ちでおりまして、JR三社が結婚してそれぞれ独立するけれども、しばらくは親が見守って、うまくいくかなと、子供が...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) JRバスの補助金に関しましてですけれども、これは乗り合いバス事業の需要の調整規制を廃止した後の生活交通の確保につきましては、各都道府県ごとに設けられております地方公共団体バスの事業者、あるいは運輸局等の地域協議会で協議を行いまして、その結果に基づいて関係者...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 国会決議の重みというのは、今、山下先生から何度もあったというふうにおっしゃいました。そのとおりでございまして、米の問題のときにも既に国会決議は二度いたしました。また、残念ながら我々、友部という方が逮捕されて、五年半国会に出てこなくて、辞任勧告決議というのも...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、平成二年の決議をもとにいろいろおっしゃいましたけれども、あの平成二年の国会決議の中には、東京一極集中、そして人口の過密、地価の異常な高騰というふうに書いてございます。今、地価は当時の三分の一以下に下落しております。そのことをもってしても、今の日本の状況...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 逆に、二十一世紀、国際社会の中で日本がどうあるべきかということも我々の大きな責務でございます。  今、ちなみに世界じゅうの中で、東京の国際空港とか国際港湾とか国際都市とか、国際という字がついているけれども、果たしてこれがナショナルにふさわしいかどうかとい...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、前川先生がお話しになりましたように、今の日本の景気は二十一世紀の幕開け冒頭から暗雲が立ち込めていると、あるいは先が見えないという言い方をしても、私は、先生が選挙で全国をお回りだという、中小企業の皆さんの悲鳴もというお話がございましたけれども、まさにそう...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 私、全く認識が違うと言っておりませんで、まさに認識を同じくすると、アメリカがくしゃみをしたら日本が肺炎を起こすといったような状況にあるということも申し上げたとおりでございますし、今おっしゃいましたように、株価が少なくとも十六年ぶりに一万二千円を割り込んだと...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 私、前川先生の経済的な認識と違っているとは少しも言っておりません。これは大変な危機であるからこそ、けさも会議をしてまいりましたと申し上げておりますし、私は、アメリカのせいだけではないと、けれども日本もきちんとした基本的なスタンスを、足場を固めておかなければ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 私は、先ほど前川先生が、こういうときは党派を超えて大事な日本の経済のためにお互いに意見を出し合って健全な方向に持っていくというお話に私は大変感銘を受けておりますし、またそうするべきであろうと思いますし、またそうしなければならないと私は今肝に銘じておりますけ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 私は今、前川先生のおっしゃったこと、本当におっしゃるとおりだと思いますし、少なくとも長野の田中知事の脱ダム宣言が及ぼした影響というものの大きさも、マスコミ等々、しかも毎回テレビに映っている、またそれによってテレビが特集を組むということで初めて、今までは長野...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) けさから私、国土交通省の地方整備局のお話をしておりましたので、前川先生よくお聞きいただいて、どういうふうに国土交通省が全国にわたって地域の意見を聞き、そして地域の特性、各ブロックの首長あるいは政令指定都市の首長、そして産業界、経済界の皆さんと、地方分権の一...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 前川先生の御質問で、二つにわたっていると思います。  一つは、バリアフリーのこともおっしゃいました。バリアフリーに関しては、これは皆さん方が国会でも御論議いただきまして、二十一世紀の重大な政策の一つとしてバリアフリー化というのはあらゆる面で施行していかな...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) これも先生から二点にわたる御質問でございますので、まとめてお答え申したいと思います。  ノンステップバス等々の地方のバス事情、そしてバリアフリー化することの費用等々の話を先生がおっしゃいましたけれども、少なくとも私どもは、この補助率等も含めまして、導入台...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 大変国土交通省を叱咤激励していただいて、勇気百倍で頑張っていきたいと思うことを冒頭に申し上げておきたいと思います。  ただ、国民の皆さんに私は、今、森本先生がおっしゃいましたように、旧運輸省、旧建設省と、国土交通省になったらどこがどう違うんだということが...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、森本先生から御指摘がございましたように、〇・何秒の差で航空機史上最大の大惨事が起こったということは仰せのとおりでございまして、私は、あの第一報を受けましたときに、とても私はきょうこの席に、御答弁に立つような資格はなかったと認識しておりました。けれども、...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 先ほど申しましたように、全国の航空管制官の長をお呼びいたしまして検討していただきまして、幾つかの事項が出てまいりました。簡潔に申し上げさせていただきますけれども、直ちに対応すべき事項というもの、それは一つには管制業務の緊急総点検を別紙のとおり実施することと...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 我が国の住宅事情というものは必ずしも、量的には充実し、なおかつ一戸当たりの床面積も九十二平方メートルと、欧米先進国に比べますと着実に改善は一応見られてきたんですけれども、まだまだ借家の面積の平均が四十五平方メートル、あるいは大都市圏に居住する世帯の誘導居住...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 少なくとも、今、森本先生が御指摘いただきましたように、公営、公団等の公共賃貸住宅の事業実施に当たりましては、例えば既存の公団住宅の建てかえの際に少なくとも公営住宅を併設する等、あるいは高齢者への進展も踏まえまして各事業の主体間の連携を深めると、これはもう当...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 失礼いたしました。  これは先生がおっしゃるように、本当に新しい二十一世紀型の住宅というもの、あるいは住宅だけではなくて、道路もあるいは公共施設もすべてそうなんですけれども、これからはどうしてもこれが重要視されるということで、私は先生がおっしゃいましたよ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 航空交通量の増加に伴う空域の根本的な見直しについてお触れになりましたけれども、近年の民間航空交通の顕著な増大等に対処するために、航空路の複線化や一方通行化、あるいは最適空路、経路の設定等の、空域あるいは航空路の再編を推進しているというのが今の現状でございま...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、緒方先生がおっしゃいましたように、先日二月十六日、深夜便ではございますけれども、民間のチャーター便を羽田から五機飛ばさせていただきました。これは初めてのことでございますけれども、国際線、韓国の済州島に二機、そしてサイパンに一機、ハワイに二機、五機を十一...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 私は、安全に一〇〇%という言葉はないと思っております。あらゆるところで、安全というものは一〇〇%ではなくて、一〇〇%に近い努力をするというのは努力目標であって、すべてが一〇〇%安全と言い切れるということは私はないと思っております。
○国務大臣(扇千景君) 今、るる先生が御審議いただいておりますやりとりを拝聴しておりましても、本当に駅の危険性というものをどう防止していくかという、局長から話をしましたように、私も二月十九日、各事業者に対して指示をいたしましたけれども、今申しました中で、私が特に申しましたのは、押...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) これは、事業者の意識の問題だろうと思いますけれども、国からこうしろと民間の業者に対して、民鉄に対しても私は言うことは逆に難しい問題もあろうと思いますけれども、こういう事故というのは、民間だとかあるいは公だとか、これは差別して区切って言うことではなくて、私は...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 緒方先生がおっしゃるとおりでございまして、先ほども午前中から私たち国民の安全、安心を守るというのが原点でございますので、すべからく民間であろうが公であろうが、少なくともみんなでこういう事故の反省のもとにどうあるべきかということは、私は官民も問わずみんなで意...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 私もうらやましい話だと思っております。  そういう意味では、今、先生がお感じになったと同じように、もっと苦しい人が世の中には大勢いらっしゃいます。だれしも、経営をしたり会社を起こして、倒産するために一生懸命働く人はありません。けれども、特に国土交通省関連...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 先生がおっしゃいます一極集中という意味は大変幅が広うございますので、一極集中、何を一極集中と思うかということに対しては幅が広くてどれからお答えしていいかわかりませんけれども、私、一つ言えることは、少なくとも森内閣におきまして、IT革命あるいはIT戦略、そし...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) おっしゃるとおりでございまして、私どもいかに公共工事の実を上げるか、そして金額以上の効果、しかも今までむだがなかったとは申せません、確かにむだもあったかもしれませんけれども、より効率の上がることを私たちは頭の切りかえ、二十一世紀型にしなければならない。 ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 私は今、大事な御指摘をるるいただきました。これは一国土交通省のみならず、日本の国全体、国家の危機だと認識するほど私は大きな問題だと思っております。  特に今、森内閣としてこれをどうするのかと。先ほども私、前川先生でしたか、お答えしましたけれども、経済の話...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 戸田先生がお話しになりました今の日本の経済状況、例えば株価を含むあらゆる状況が、先ほどもお話に出ました、田名部先生も、いつ桜が咲くんだ、もう何年それを言っているんだというお話がございまして、そのとおりだと思いますけれども、特にこの二十一世紀明けてこの二、三...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 私は、先ほども前川先生に申しましたのは、これをやれば必ず景気がよくなるという、そういうすばらしい特効薬があれば、もちろん与党だとか野党だとかが言うことではなくて、これは政府としてはどんなことでも、これが特効薬ですよという御意見を賜れば、私はこの緊急経済対策...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、戸田先生から第五次の全国総合開発計画のお話が出ました。  私どもは、あのとき、平成十年でございますけれども、十年からわずか間を置いて十三年、二十一世紀を開いたときには、幕をあけたときには大きく経済状況もなお悪化しております。また、今申しましたように、...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 私は戸田先生の仰せのとおりであると思っております。  ただ、問題は、私が全国を歩いておりまして感じますことは、今おっしゃいましたように、一括補助金でいいじゃないかというお考えは、それも私はごもっともで、また将来はそうあるべきだと、そういうふうになるかもし...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 冒頭にも私申し上げましたように、陸海空が、国土交通省の担当の上に海上保安庁があると申しましたように、今、先生がおっしゃいました昨年の北朝鮮の不審船ということでございますけれども、それ以後、対応について、平成十一年六月四日の関係閣僚会議におきまして、警察機関...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) これは先ほどもちらっと私、韓国からの元国務総理がお見えになった話もいたしましたけれども、これは基本的には日韓両国を一つの地域として考える、このスタンスがございます。そして、地域及び地域外からの、域外からも訪問客数を飛躍的に増大しようというのがこの基本的な計...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、先生がおっしゃいましたように、豪雪地帯、あるいは離島、奄美群島、小笠原諸島、半島など、いろんなところに私はあらゆる面で不利な条件にある。私はそのためにも、この間も小笠原諸島に行ってまいりました。そのように見てまいりますと、やっぱり地域の特性に応じた地域...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 新産・工特が制度廃止されました。けれども私は、そのかわりに地方における産業の国際協力を高めていくということが重要であると、そう認識しておりますので、このために広域ブロックを単位とした物流の基盤、先ほども私申し上げましたように、少なくとも情報の基盤、そして拠...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 私は、今、島袋先生おっしゃいましたように、本国会に提出しております航空事故調査委員会設置法の一部を改正する法律案、これを提出させていただいておりますけれども、これは、従来の航空事故調査委員会を鉄道事故調査も行う航空と鉄道事故調査委員会に改組したいということ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 島袋先生がおっしゃいました嘉手納ラプコン、いわゆる進入管制の話でございますけれども、これは今、先生が仰せのとおり、昨年の三月十六日、コーエン国防長官の発言を受けて日米合同委員会の民間航空分科委員会というものを設置し、また同分科委員会のもとに設置されました特...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今申しましたように、昨年派遣しました二名の実情把握というもので、帰ってまいりまして、今その帰ってきた人たちに、御報告しましたように、特別作業部会を開いておりまして、私は、特にこの人たちがきちんとそれを把握してみんなに徹底しなければ逆に危険になりますので、今...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、島袋先生が本土の中で唯一鉄軌道がないというお話がございましたけれども、私は沖縄におきます、私どもも何度もお伺いしましても、那覇の交通渋滞というものは本当に東京に負けないくらいの渋滞というのを私たちは現実に体験しているわけでございますので、現在戦後初の、...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) ちょっと委員長、済みません、よろしいですか。  済みません、私、先ほど答弁の中で新産・工特が廃止されたと言ったようでございまして、恐縮でございます。法案、廃止の法案を提出させていただいておりますという過程でございました。失礼いたしました。よろしくどうぞ。
03月16日第151回国会 衆議院 国土交通委員会 第5号
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○扇国務大臣 おはようございます。  皆さん方の御熱心な審議に心から敬意を表しながら、きょうもこうして日本の住宅の基本的な政策のあり方等々を今福井先生からお話をいただきましたけれども、福井先生はもともと旧建設省の御出身で、このことに対しては御造詣が深い、私よりもむしろ詳しくてい...全文を見る
○扇国務大臣 今、居住のニーズはどうあるべきか、またそれをどのように受け入れるかということですけれども、今福井先生から私も初めてこの幸せというのを聞きましたので、これからはこういうふうにできるような社会をつくっていきたいと思っております。  先ほども私申しましたように、急速に高...全文を見る
○扇国務大臣 今樽床先生が冒頭におっしゃいましたように、市場の失敗と政府の失敗、これは申し上げるまでもなく、政府の失敗、市場の失敗という前に、少なくとも市場の原理というものが私は原則としてあろうと思います。  先生御認識のとおり、市場の原理というものは、供給者が自由な競争により...全文を見る
○扇国務大臣 今おっしゃったように、官が民を圧迫する、端的な言い方をすればそういうことになるわけでございますけれども、私は、国民の皆さん方のニーズというものは、民間と公庫の融資というもののどちらを選ばれるかというのは、もちろん個々の皆さん方の選択にはよりますけれども、民間では、申...全文を見る
○扇国務大臣 今樽床先生のおっしゃったことは、皆さんだれしも、ああ本当だな、何となく民間と公庫と余り大差ないなというふうにお話だけ聞いていると思うんですけれども、そうではなくて、私は中立的な立場ですから公庫の宣伝をするわけでも全然ございませんが、ただ、先生がおっしゃいました十年と...全文を見る
○扇国務大臣 今樽床先生との御論議を拝聴しておりまして、私は、一番最初に先生がおっしゃった市場原理というものに戻ることだと思います。  けれども、私が先生に御理解賜りたいことは、平成十二年、昨年でございますけれども、六月の二十一日に住宅宅地審議会の答申が出されました。先生御存じ...全文を見る
○扇国務大臣 最後に一番重いことをおっしゃったと思います。今までのやりとりの中で、先生がお考えになったそのことに対しても私ども重く受けとめております。  現段階におきまして、私は財投の改革というものを、御存じのとおり、もう釈迦に説法ですから多くを語りませんけれども、財投の中から...全文を見る
○扇国務大臣 今山田先生のお話を伺っておりまして、私はまさに住専のときのことを思い出しました。  やはり住宅ローン、苦しい中でもこれの返済を一生懸命頑張っていらっしゃる方は大勢ございますし、また、その苦しい皆さんのためには、平成十年十二月一日から、先ほど総裁からもお話ございまし...全文を見る
○扇国務大臣 今、山田先生がおっしゃったことがまさにそのことでございまして、私が申しました相談窓口といいますのも、そのことを正直に窓口に御相談いただく、それぞれの、民法は民法での解釈がある、だから、こうしてほしいんだけれどもどうだろうか、そういう御相談をまず段階的にしていただくの...全文を見る
○扇国務大臣 今お話を伺っておりまして、センターの話が出てまいりましたけれども、少なくとも高齢者居住支援センターは、家賃の滞納等に関します債務保証業務に加えまして、高齢者の居住の安定を図る、そういう観点からも、情報提供のサービス等々の業務を行う機関としてあるのは先生御承知のとおり...全文を見る
○扇国務大臣 佐々木先生御不在だったと思いますけれども、けさからずっとこのことを民主党の先生方、樽床先生にももう延々と質問をいただきました。私は、民主党さんの御意見としても大変慎重に拝聴もいたしましたし、また、我々の対応しております政策もよく御説明したつもりでございますけれども、...全文を見る
○扇国務大臣 住宅金融公庫法等の一部を改正する法律案につきまして、本委員会におきましては熱心な御討議を賜りました。ただいま可決されましたことに深く御礼を申し上げたいと存じます。  今後、審議中におかれました委員各位の御高見、あるいはただいまの附帯決議におきまして提起されました、...全文を見る
○扇国務大臣 高齢者の居住の安定確保に関する法律案につきましては、本委員会におかれまして熱心な御討議をいただき、ただいま全会一致をもって可決されましたことを深く御礼申し上げたいと存じます。  今後、審議中におかれました委員各位の御高見、ただいまの附帯決議において提起されました特...全文を見る
03月16日第151回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○国務大臣(扇千景君) 今、松あきら先生からお話ございましたように、私は、我が国の二十一世紀の姿を考えるときに、こういうこともなければ、またこういうことをしなければ新しい二十一世紀型の福祉とは言えないんだろうと、これは原点だと思っています。先ほど松先生はユニークだとおっしゃいまし...全文を見る
03月19日第151回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○国務大臣(扇千景君) 今、野沢先生がおっしゃいますように、東京が果たして住みやすい町か。  東京から離れていく人も多くありましたけれども、また東京に帰ってくる人がこのごろふえてきたと。お勤めするところになるべく近くにいて、そして往復一時間半、一日に三時間のロスがあるのは、家庭...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今のお話は、まさに二十一世紀型の住まいということでございまして、少子高齢化、特に世界一のスピードで高齢化が進む日本においてバリアフリー化というものがもう欠かせないという今の日本の現状を顧みまして、私どもとしましても、特に人の出入りの多いあるいは昇降率の多い...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、お二方から御答弁ございましたけれども、取得税等々の税の問題に関しましては、今後、緊急の経済対策の中で私は大きな意味を持つものであろうと思っておりますけれども、少なくとも、最後に先生がおっしゃいました特定区域等々の容積率というものから考えますと、私どもは...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 野沢先生も一生懸命議員立法で昨年法案を通していただいて、今、先生がおっしゃいましたように、二日間で約八割の効果が上がったというふうにおっしゃいましたけれども、データを見てみますと、本当に、成人の日は二千六百六十億円、そして体育の日は五千四百九十四億円という...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 野沢先生は国鉄マンでいらっしゃいますし、また工学博士でいらっしゃいますから、一番そのことについてはお詳しいし、また思いもひとしおであろうと私お察し申し上げております。  少なくとも我々は、この民営化ということに関しては、今、先生がおっしゃいましたように、...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、鶴保先生がおっしゃいましたように、国際都市という国際という看板がつく以上は、国際都市の条件というものはいかにあるべきかということを、私、昨年から勉強会も少し開かせていただきましたけれども、特に二十一世紀になってからは、国際都市というもののあり方というも...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今お話しのように、料金が割高であるというのは、日本国民のみならず、特に外国からのお客様には本当に不評でございます。恥ずかしい話だと思っておりますけれども。  今、先生がおっしゃいましたように、時間帯によって料金を変えたらどうだ、また曜日によっては込むとき...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 私は、今料金とおっしゃいましたので、高速道路に限って言わせていただきましても、少なくとも高速道路、全国一万四千キロをどうするんだというお話もございますけれども、部分的にしていっても私は経済効果は上がらないと思います。  少なくとも私は、体と同じで、本体は...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) けさの新聞に載ったことに関して責任を持つのは新聞社で、私は責任を持っておりませんけれども、私はその会議にも出ておりましたから、その状況、今の宮澤財務大臣と柳澤大臣のやりとりを聞いておりまして、お互いにおっしゃるとおりでございまして、第一回目でございまして、...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 国土交通委員会のことを私は予算委員会でお答えするというのはどうかと思いますし、また、国土交通委員会の委員長がこの件に関しては理事会でお預かりさせていただきたいということでございましたから、その委員会の内容については私はお答えするつもりはございません。  ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) いけないんじゃないんですよ。委員長にお預けしてありますから。  私は、国土交通委員会が委員長にお預けして、皆さん方理事会でとおっしゃいましたことで、委員長が裁断なさったことに私が今ここで言うということは、私は委員会に対して失礼だと思うから申し上げたんです...全文を見る
03月21日第151回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○国務大臣(扇千景君) 今、亀井先生がお話しになりましたように、高速道路を初めといたしますいわゆる幹線道路のネットワークというものが国土の構造あるいはその骨格を形成する上に、また地域ブロックの自立性というものを考えましても、私はその地域の発展等々を考えて、これがいかに重要であるか...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、昨日の生々しいお話も亀井先生から直接出てまいりましたけれども、逆に申しますと、昨日の再度の四カ月から一年間増便、これに対応して試行運行を利用者の動向を見きわめるということは、私は皆さん方に大変お喜びいただいたことだと、これは結論として申し上げますけれど...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 亀井先生から道路と鉄道とのその交差機関の連携を確保して強化することが重要であるというお話、そのとおりでございまして、特にパーク・アンド・ライド、私は、都市の交通ということを考えますと、都市の外縁部におきましては自動車から鉄道等への公共交通機関に対する乗りか...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、円先生のこの「株価と地価の下落状況」というカラフルな表を拝見しておりますけれども、私どもは、この住宅地、その当時も最高価格地におきましては調査を始めました平成八年時点の一平方メートル当たりが二百六十八万円でございました。ですから、平成十二年にはこれが二...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) きのうも先生、理事でお座りでしたから、私が申し上げたいろんなことをお聞きいただいたと思うんですけれども、私は少なくとも、我々としてはでき得る限りのことをしようと、そしてまた限られた国土をいかに有効に使うかと、これが我々に課せられた大きな役目だと思っておりま...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 先ほども私がお答えしましたように、株価と土地の相関性というものが果たして那辺にあるかという、私は大事なことであろうと思いますけれども、私の担当でございますので国土ということから考えさせていただきますと、先ほど申しましたように、不動産の流動化ということを先生...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 大変長い間先生がこのことを検討していらっしゃることも存じておりますし、一緒にやってきた経緯もございます。けれども、今この夫婦別姓という問題で数字的に、二十代が賛成が四五・一%、反対は二〇・六%、三十代は四四・五%が賛成、一七・二%が反対、そして四十代は三八...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) せっかくの木俣先生の御質問ですけれども、すべてを一括して寂しくというのは私はちょっとかわいそうな気がしまして、おかげさまで男は七十四、申しわけありません七十六、女は八十四でございますから、女の方が長生きするのは当然で、四分の三が女というのも私はさもあらんと...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 私、二十一世紀は女性の世紀だと絶えず言い続けております。それは、今、先生がおっしゃいましたように、女性の方が長寿であると、おかげさまで。その長寿を生かして、あるいは介護保険、健康保険等々、老齢年金にもむしろ頼らないで、力強く寿命いっぱい元気で働けるというこ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、木俣先生がおっしゃいましたように、私もこの一覧表を見ておりますけれども、今、三沢住宅局長が答えましたように、その地域によって値段の差があるというのは先生が今おっしゃったとおりでございます。けれども、少なくとも私は、この一時金の返還の問題につきましては、...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 先ほども申しましたように、少なくとも一義的には厚生労働大臣の所管であるということが一つと、そして、今の法律によっては、都道府県の長というものがきちんと対処なさるというのが今の法律のもとでは書かれておりますけれども、私は今残り十人と申しましたけれども、少なく...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 木俣先生が今おっしゃいましたように、運輸部門に関しますCO2の削減につきましては、本当に私、難しい状況に陥っているというのは認めざるを得ません。ただ、少なくともその中で、我々の現段階でできることと、またしていること等々も御認識賜りたいと思いますし、ぜひ御協...全文を見る
03月22日第151回国会 参議院 国土交通委員会 第3号
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○国務大臣(扇千景君) おはようございます。  国土交通省関係の平成十三年度予算について、その概要を御説明申し上げます。  平成十三年度一般会計予算に計上いたしました国土交通省関係予算額は七兆八千九百二十億円であります。このほか、自動車損害賠償責任再保険特別会計への一般会計か...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、先生からいろいろと四国の状況、あるいは志を持って地域づくりをしていくという御意見を拝聴しまして、まさにそのとおりであろうと思いますし、私自身も割合前向きな人間でございますので、余りくよくよすることもなく絶えず前向きに進むという、今私の人生振り返ってもそ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 私も先ほど駅とか住宅のことだけ申しましたけれども、もう少し詳しくどのような政策があるかという御質問でございますけれども、本当にこれが二十一世紀型の私は大事な点だろうと思いますので、少しく事例を挙げてバリアフリー化というものがどこまで行くのかということを御説...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 私は、あらゆるところで、日本の国土の発展を考える場合には、今、先生がいろいろおっしゃいましたけれども、私は二十一世紀の初頭に皆さんに申し上げております。また国土交通省内にも私はみんなに知恵を出してくれと言っておりますけれども、基本的には日本全土を二十一世紀...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 先日に重ねて寺崎先生から、いかにあの犠牲者の霊を慰めるためにも我々はでき得る限り、また二度とああいうことを起こさないという処置をしなければならないというのは、私は喫緊の課題だと思っております。  そのために、少なくとも私は、去る二月十九日、各鉄道事業者に...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、寺崎先生がお尋ねになりました航空・鉄道事故調査委員会、これはホームでの転落事故の原因究明や再発防止にかかわるのかどうかについてお尋ねがございましたけれども、新たに設置する航空・鉄道事故調査委員会は列車の衝突、御存じの脱線等の発生原因が複雑な事故について...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 私も、京都の東西線等々、全駅がホームドアになっておりますのもよく乗っておりますし、また見ております。  ただ、これは乗客数がある程度、東京のようにラッシュ時には逆に危険でございます。さくによりましても、完全なホームドアでなくても、例えば新幹線の横浜駅等々...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 私、きょう寺崎先生から大変多くの事例等々御報告いただいたり、また私の知らなかった香港の事情等々もきょうの委員会で教えていただきましたし、私たちはそれを参考にしてどこまでできるか、またどこまでやるかというのが私たちの原点であろうと思います。  そういう意味...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、佐藤雄平先生からるる一般論も挙げて子供の教育のためにもという常識的なお話がございました。  私も、今回の件に関しましては、本当に松尾何がし個人のことなんだろうかと、まして何年にも及んで個人がああいう公的なものを公私混同して使い得るということ、その体制...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今お話の中にございました戦後五十七年間の国土のあり方等々、一極集中ではないかというお話もございましたけれども、私は少なくともこの戦後五十七年間、いつも私、皆さん方と集まって申し上げるんですけれども、我々の両親、我々のおじいちゃん、おばあちゃん、本当に私は、...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) それは変わったのではありませんけれども、より細かくしていきたいと。日本列島を四つに分けただけで国土づくりではないという意味を申し上げたんです。
○国務大臣(扇千景君) 四つの国土軸の展開といたしましては、私は佐藤先生が今おっしゃいましたように、西日本の国土軸に対しては、これ長くなるとちょっと申しわけないので簡単に言いますけれども、まず西日本の国土軸に関しましては、都市的色彩を強く保った集積地帯としたいと。そして、自然を適...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 私は、佐藤先生が後半におっしゃったこと、これはもうまさに理想だと思うんですね。それは私いつも申し上げるんですけれども、例えばアメリカのマンハッタン、そしてパリ等々を考えましても、月曜日から金曜日まではみんなあの高層アパートの中にいてほとんど町中で住み、町中...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 私は、今、佐藤先生が御指摘になったことは、まさに二十一世紀型の日本の国土づくりの中の原点になるであろうと思っております。  二十一世紀は環境の世紀とも言われます。そういう意味では、私はあらゆる面において環境対策を加味した政策がなければならないと思っており...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、先生がおっしゃいました、日本から出ていく人は千六百三十六万人、来る人は四百四十四万人、四分の一であるというお話ございましたけれども、少なくとも我々はそのことに心を痛め、また私は、今、先生がちょっとおっしゃいましたけれども、交通費が高いんだろうかというよ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 第三回の世界水フォーラムということでのお尋ねがございましたけれども、世界じゅうで渇水、洪水、逆に水質汚染、先ほど先生がおっしゃったとおりの現象が今起こっておりますし、また、我々二十一世紀に生きる者として、あらゆることでの水の深刻さというものは私は増している...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) るる今、森本先生と副大臣のやりとりを聞いておりまして、なお一層気を引き締めて私はこれにかからなければ、今おっしゃいました関空のこのあり方というものが、近隣するアジアの諸国におきましても、先ほども私が仁川の話を申しましたように、大規模な国際空港ができる、しか...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 少なくとも私は、昨年皆さん方に御審議いただいたこの公共工事入札等契約に関する適正化法、これを審議していただいたときにもあらゆることを想定して皆さんに御論議をいただきました。ただ、今、先生がおっしゃいますように、あらゆるところはカバーできたんですけれども、二...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 私は、先ほどからも先生お聞きのとおり、二十一世紀の社会というものはまさにこのことが大事であり、二十一世紀はソフトの時代だと申し上げてまいりました。その一つとして象徴的に言われるのがこのバリアフリー化でございます。そういう意味でも、今、緒方先生御指摘のように...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 緒方先生はあらゆるところの東京の駅を視察していただいて、今のように御報告いただくということは、私もかなり歩いておりますけれども、先生には及びませんのでありがたい至極でございますけれども、私は、西口のバスターミナル、バリアフリー化というのは本当に大事なことだ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 先ほど緒方先生がおっしゃったことに、私もう一言添えておきたいと思います。  それは、実施可能な事業から速やかに実施していくというのが重要なことでございますので、私は先生がおっしゃいますようになるべく早くと思っておりますけれども、このために少なくとも、新宿...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 私どもは、森総理が訪米される前に、まず政府・与党緊急経済対策というもので会議を開かせていただきました。そして、与党三党で緊急経済対策ということでの幾つかの案を提示し、しかもその提示された緊急対策がどれだけ早くなおかつ実行でき得るかと、そして今すぐできるもの...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 私も、渕上先生がおっしゃいますように、マスコミ等々に次はゼネコンかという表題が出ておりまして、頭を痛めております。  私は、戦後今日まで日本じゅうに六十万社と言われる建設業者が乱立し、六百万人を超えるという従業員を擁する建設業界が沈没したのでは大変だとい...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、戦略的環境アセスメント法のお話を渕上先生おっしゃいましたけれども、いわゆる戦略的環境アセスメント、これは事業に先立つ計画や政策の段階で環境への影響を評価するという仕組みでございますけれども、御存じのとおり、現在、事業の実施段階で環境影響評価につきまして...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 大変、昨年来あらゆる災害に見舞われまして、私もかなり走り回りまして現場を見てまいりまして、今、先生がおっしゃった災害に強い日本をつくるというその必要性を体験をもって私は感じましたし、またそれに努めたいと思いますけれども、今、先生がおっしゃいましたように、現...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 感想だけとなりますと、私は必ずしも先行き暗いということは性分的に嫌いなものですから、何でも私前向きでございますので。  私は、少子高齢化社会が来ても、先ほどもちらっと申し上げて失礼だったんですけれども、女の方がおかげさまで八十四歳まで男よりは長生きいたし...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 私は、今、田名部先生のお話を聞いていて、まさに私が日ごろ言っていることの集大成というものを御質問いただいたなと思っております。  それは、私いつも申しておりますことは、昨年、与党三党による公共工事の中止というものをいたしました。少なくとも、あの与党三党に...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、戸田先生がおっしゃいましたように、失礼いたしました、答弁の中で自民党のことを御存じだとおっしゃいましたけれども、失礼いたしました、先生は新進党ですか、最初が。私は自分が自民党だったもので、つい長いおつき合いなので昔から御一緒なんだと思って、失礼をいたし...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 私も先日説明を聞きまして唖然としたんですけれども、私どもの国が四百五十メートルずれているというのは私は思いもしませんで、初めて聞いた話でしたし、見せられましてその図面の四百五十メートルのずれというのでびっくりしたのが事実でございます。  けれども、今、先...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 先日も先生からバリアフリーの御質問がございまして、その後私どもも努力いたしております。これで万全とは言えませんし、まだまだ必要ですけれども、道路の交通上の、構造上のバリアフリー基準を制定しまして、特に歩道橋に先生がこの間おっしゃいましたようにエレベーター等...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 島袋先生から、いつも沖縄に対する熱い思いを委員会等々で伺っておりまして、私も胸を打たれる思いでございますし、何とか沖縄の皆さん方により快適な生活をしていただけるように我々も努力しなければいけないということをいつも啓発されておりまして、私もだんだん先生に洗脳...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) ただいま議題となりました踏切道改良促進法の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  交通事故の防止及び交通の円滑化を図るため、政府といたしましては、昭和三十六年に制定されました踏切道改良促進法に基づき、踏切道の立体交差化、構造改良...全文を見る
03月23日第151回国会 衆議院 国土交通委員会 第6号
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○扇国務大臣 ただいま議題となりました航空事故調査委員会設置法等の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  昨年三月の帝都高速度交通営団日比谷線の中目黒駅構内における列車脱線衝突事故等を背景に、今日、鉄道の安全確保に対する国民の期待が一層高まっているとこ...全文を見る
03月23日第151回国会 参議院 本会議 第11号
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○国務大臣(扇千景君) 住宅金融公庫法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  住宅金融公庫は、従来より、国民の住宅建設に必要な資金を融通することにより、国民の住生活の安定に大きく寄与してきたところでございますが、官民の適切な役割分担のもと、国民の...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 寺崎議員から御質問をいただきました中でも、住宅金融公庫の特別割増制度の延長に対しての民間圧迫ではないかというお尋ねでございました。  住宅金融公庫が、金融動向にかかわらず、長期あるいは固定または低利の住宅資金を安定的に供給し、広く国民の住宅取得を支援する...全文を見る
03月26日第151回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○国務大臣(扇千景君) おっしゃるとおりでございまして、今、危機管理担当の伊吹大臣から御報告がございましたように、私は気象庁から一番先に連絡をいただいておりまして、すぐに会議中でございましたけれども指示をいたしまして、今村政務官が現地に行き、そして車が込んでいるということでヘリコ...全文を見る
03月27日第151回国会 参議院 国土交通委員会 第4号
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○国務大臣(扇千景君) 今の日本の物流を考えますと、まさにこのボトルネックというのが大きな物流の障害になっていることは先生御指摘のとおりでございまして、中島先生が今おっしゃいましたように、今回は第七次の改革でございますけれども、大きく申し上げまして、この踏切の事故防止総合対策の改...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、中島先生がおっしゃいましたように、道路法の第三十一条、これによりますと、御存じのとおり、道路の交通量または鉄道の運転回数が少ない場合、地形上やむを得ない場合、工事による費用がこれによる利益を著しく超える場合など一定の場合を除くほかは立体交差とすることと...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、中島委員がおっしゃったとおりでございまして、これを廃止すればあとどうなるかということも、たとえなくなっても私は地域産業の振興というものの重要性を考えましたときに、それにかわる、あるいはそれよりももっと重きを置いた政策を実行しなければならない、そう思って...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) こういうことでございまして、(資料を示す)行くところ行くところで全部の公共事業の明示、そして何年何月にこれを完成さすというのを全部明示してございます。そして、これをかぶせますと、十年後はこうなるという赤線ができるわけでございます。  これを全国つくってお...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 法案の審議のあり方は、国会の皆さん方で、理事会等々で御論議あることでございますから、私が口を挟むことではないと思っておりますけれども、私は、慎重審議と申しますのはただ時間が長ければいいということではなくて、短時間でも、一番緊急を要することであれば、既に日常...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) なぜボトルネックになったのかとおっしゃいましたけれども、これは今日までの戦後の日本の経済状況を考えますときに、私どもは、本当におかげさまでと言うべきであろうと思いますけれども、自動車の台数がもう世界じゅうで猛スピードで我々は車を持つ時代になりました。そのた...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、山下先生がおっしゃいましたように、確かにボトルネックの踏切、全国で約一千カ所ございます。総トータルでは三万八千カ所という踏切がございますけれども、おっしゃるとおり、東京が三百六十カ所、そして大阪が二百カ所、その他の大都市が約三百二十カ所、三大都市の集計...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、前川先生がおっしゃいましたように、昨年と本年に至って私の首都機能移転に関する意見が変わっているのか変わっていないのかというお話にも触れていただきました。  私は依然として、別に変わっているとか変わっていないということよりも、二十一世紀型の国際都市のあ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、先生がおっしゃいましたことに関しましては、かなり達成できた面も、これは評価しなければなりませんけれども、数字の上で見ますと果たしていかがであったかということも言わざるを得ない部分も確かにございます。  そして、今、先生がおっしゃいました一人当たりの県...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 総体的なこと、細かいことは参考人からお聞きいただきたいと思いますけれども、総体的な面からいいますと、今、前川先生がおっしゃいましたように、私は今までもなぜ予定した企業がそこに来ないのか、またそれだけの遊休地ができているのか、そして地方が計画しましたこととミ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 森本先生、御経験者でいらっしゃいますし、責任ある地位におつきになって、このことはよく森本先生の中で御勘案いただいて御決定いただき、また今、先生から改めてこの効果等々についての御説明がございました。  私どもは、少なくとも本質的な原因というのは、二十一地区...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、森本先生がおっしゃいましたように、私どもは、今後も国、地方の特性を生かした自主的な取り組みを後押しするというそういう観点から、少なくとも経済産業省等の他省庁の施策と有機的に連携していくということは不可欠であろうと思っております。  それで、また今後、...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 少なくとも踏切に関しますことは、先ほどからこの委員会で御論議いただきましたように、今の日本の状況を考えますと、これを解消しなければ経済的なロス、あるいは時間的な精神的な多くの皆さん方の打撃等々を考え、私は何としてもこれを解消することに全力を尽くしていかなけ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、森本先生がおっしゃいましたように、立体交差に関しましては複数の踏切を一挙に除去するということによりまして都内の交通の円滑化を図れるというのはもう目に見えておりますけれども、要するに分断された市街地の一体化を実現して都市の活性化を図る上で極めて重要な事業...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 早い方がいいでしょう、先生、済みません。  今御質問のうち、ピーク時の遮断時間が四十分以上の踏切は約二百九十カ所、そして三十分から四十分未満の踏切は約二百十カ所、二十分以上三十分未満の踏切は二百二十カ所、二十分未満の踏切は約五百カ所、計千二百二十カ所にな...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、緒方先生がおっしゃいますように、一番難しいのは東京であるというのはおっしゃったとおりでございます。  先ほども私、先生方の午前中の御質問に申し上げましたけれども、本当に戦後、どうしてもっと都市計画というものの基本ができていなかったのかなと残念に思うこ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、緒方先生のお話を聞いておりまして、私もその内情というものが、ペーパーの上では承知しておりましたけれども、実態のやりとりを聞いておりまして、緒方先生のおっしゃること、利用者の一人としては私は、皆さん実態を知らないで、ああそうだったのかとお思いになる点が多...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) すべからく、事業を中止する場合は事業認定したときと同じ経過をたどらなければいけないというのが私のやり方でございます。ですから、どこかのように一発で中止と言ってしまってそれで済むことではございませんで、昨年、私ども与党三党で、あるいは建設省とプラスアルファで...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 先ほども今回の新産・工特の廃止によってどのようなことがあったかということでいささか御披露申し上げた点もございますけれども、今まで造成された工業用地というものが少なくとも二万七千七百五十四ヘクタールに達しているんですね。けれども、それらの工業用地の中で少なく...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、参考人からお聞き取りいただきまして、きょうも午前からこのお話がございましたように、新産・工特の成果が上がった部分と、なおかつまだ十分に成果が上がり得なかった部分と両方あろうと思いますけれども、少なくともインフラ部門あるいは産業部門、そして所得、人口、私...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 私は、今後二十一世紀、冒頭の所信のときにも申し述べましたように、少なくとも二十世紀はハードの時代であった。我々は、あの焦土と化した日本国をということで、物をつくろう、そして物を生産して早く欧米先進国に追いつけ追い越せということで二十世紀はただただ働いてきた...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 総じて申しますと、島袋先生御承知のように、今までは道路行政を所管する大臣とそしてあるいは鉄道行政を所管する大臣が分かれておりました。そのために、この法律をとって立体化するということの困難さ、また行政の停滞というものも私は否めなかったと思うんです。  けれ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 踏切道改良促進法の一部を改正する法律案につきまして、本委員会におかれましては、熱心かつ中身の濃い御論議をちょうだいいたしまして、ただいま全会一致をもって可決されましたことを深く感謝申し上げたいと存じます。  今後、審議中におかれまして皆さん方からいただい...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) ただいま議題となりました住宅金融公庫法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  住宅金融公庫は、従来より、国民の住宅建設に必要な資金を融通することにより、国民の住生活の安定に大きく寄与してきたところでありますが、...全文を見る
03月28日第151回国会 衆議院 国土交通委員会 第8号
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○扇国務大臣 先ほどから大村先生のお話を伺っておりまして、昨日も委員会では参考人聴取ということで御意見をお聞きいただいて、今回のこの法案に対して慎重な審議をしていただいているということに、まず委員長を初め皆さんに心から敬意を表したいと思います。  また、今るるお話を伺っておりま...全文を見る
○扇国務大臣 今河上先生からるる、先ほどからも委員の皆さんからお話を伺っておりますし、審議していただいておりますけれども、私は、速やかに報告書を作成していただくというのは基本的には大事なことであろうと思いますけれども、今先生がおっしゃいましたように、一年かかるということもあり得る...全文を見る
○扇国務大臣 貴重な御審議が続いております。先ほども申しましたように、昨日も参考人をお呼びいただいて、慎重な審議をしていただきました。  何よりも安全の確保というのは輸送機関の基本という観点がございますので、私ども国土交通省としては、これまでもさまざまな観点から施策を講じてきま...全文を見る
○扇国務大臣 この日は、ちょうど国会が始まりました日でございました。私は、二時から三時半まで衆議院の本会議場、そして四時から五時半までは参議院の本会議場、終わって間もなく連絡がございました。事故が起こりましてから、少なくとも十八時ごろ、本会議が終わってからだったと思いますけれども...全文を見る
○扇国務大臣 ただ、当初は、らしいという、どこまでどうということが、詳細がわかりませんから、事故の詳細を把握するように努めることということを申しました。
○扇国務大臣 十九時五十分の事故の認定は、みずから確認する等もう少し早くできなかったかというお尋ねですけれども、御存じのとおり、空を飛んでおりますから目で見ることもできませんし、少なくとも情報をキャッチするという確認をしなければ、軽々に言うことはかえって混乱を起こすことになります...全文を見る
○扇国務大臣 今先生のお話を伺っていて、つくづく私は本当に不幸の中にも幸せだなと思ったことが一つございます。それは、機体が羽田に到着したことでございます。羽田に着いたので、事故調の皆さん方もそろってすぐに羽田へ駆けつけてくださった。これが本当に一瞬の差で大事故になっていたら、こん...全文を見る
○扇国務大臣 特にこういうことに関しては専門知識が必要であるというのは、委員も御存じのとおりでございます。そういう意味で、委員長及び委員につきましては、航空に関するさまざまな分野における専門知識あるいは経験が必要であるというのは、もう言わずもがなでございます。素人が行ったのでは何...全文を見る
○扇国務大臣 いかがなものというのではなくて、私は、そういう人だからこそすばらしい報告ができると思いますし、また、出身の旧運輸省に遠慮して報告できないというような人では正確な調査委員ではないと思っていますので、本人の資質を見ていただければわかることだと思います。
○扇国務大臣 御質問がふくそう化していると思いますので、順次、二つについて分けてお答えさせていただきたいと思います。  今おっしゃいましたように、調査委員会は国土交通省から独立した機関にするべきではないか。先ほどもお話が出ました。  既に佐藤先生からのお話でお聞き及びのことと...全文を見る
○扇国務大臣 ごめんなさい。三つ目が抜けていました。二つだと思って、失礼をいたしました。  私は、複数の事業者あるいは地方公共団体へという御質問もございましたけれども、少なくとも、航空・鉄道事故調査委員会の任務というのは、先生も御存じのとおり、私も先ほどから申し上げましたとおり...全文を見る
○扇国務大臣 今聞いておりまして、私が答えるのは僣越かもしれませんけれども、事故調の話ですので、国土交通省のことなので、一言だけ申し上げさせていただきたいと思います。  予算面では、国会の御承認をいただいているのは先生も御存じのとおりでございます。けれども、私たちは、あるいは予...全文を見る
○扇国務大臣 今、瀬古先生、何度も力を入れて、力んでおっしゃいましたけれども、私たちは事故があるたびに冷静に判断をしなければならないというのが一番大事なことでございまして、今力んでも事故がよくわかるわけじゃございませんので、私たちは冷静に判断をし、また今先生がICAOに違反してい...全文を見る
○扇国務大臣 先生がおっしゃるとおりだと思うのですけれども、ただ、その場合、この細目に関しましては、事故の調査と犯罪の捜査、両方ございますけれども、これが競合するという場合におきまして相互の調整を図ることを目的に、覚書に基づいて締結したということでございます。それぞれの調査を円滑...全文を見る
○扇国務大臣 今、情報公開のお話ございましたけれども、少なくとも現段階では、航空事故の原因は多種多様でございますので、あらゆる面から検討していかなければならないことです。  事故調査委員会の独立性ということをきょうも多くの先生方からいただいておりまして、私たちは、その調査委員会...全文を見る
○扇国務大臣 今、調べていらっしゃるようでございますから。  平均、二年半でございます。  失礼、一本間違えました。三年半でございます。失礼いたしました。  それと、さっき先生がおっしゃいました、皆さん方が意見を、原因を聞きたがっているというお話がございました。私は、おっし...全文を見る
03月29日第151回国会 参議院 国土交通委員会 第5号
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○国務大臣(扇千景君) おはようございます。  今、脇先生からいろんな世情のお話も出ましたけれども、必ず私はあすは我が身だと思っております。年をとらない人間はおりませんし、私ももう老境に入りつつございますので。  ただ、私は年齢だけではなくて、この法案をつくりますときに、世界...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、脇先生がおっしゃいましたことで現実的に私がわかる範囲で知っておりますことは、私どもの身の回りにいる人たちで急に足のぐあいが悪くなって車いすになったと。民間の賃貸住宅に入っていると。民間に入るときには契約書の中に、入るときの入居状況と同じ状況にして出てい...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、先生がおっしゃるとおりでございまして、私たちは民間を圧迫しようというつもりではございませんで、私は、公団でこういうことをしていくと、民間が刺激されて、本来は投資効果だけを図るような民間営業ですけれども、それは仕方がないとしても、二十一世紀はこういうこと...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 私はそういうつもりではなくて、先ほど申しましたような、やっぱり私たちが率先して誘導していって、二十一世紀社会はこういう社会をつくろうという基本があるということだけはぜひ御理解賜りたいと思いますし、今、地方公共団体も、先生がおっしゃいました四十八条、本当に地...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 何となく話のやりとりを聞いているとややこしいんですけれども、単純な言い方をします。私、単細胞ですから。済みません。  借地借家法をつくっていただきまして、借家法の中にはこういう老人用のものが書けないんですね。入っていないんですね、これは一般でございますか...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 昨年の臨時国会におきまして、公共工事の入札と契約の適正に関する法律というものを通していただいた、しかも全会一致で通していただいたということは、私は今、脇先生がおっしゃいましたように、公共工事すべからく冠がついておりまして、今の世評等々、いろんな事件がありま...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、佐藤先生がおっしゃいました東北新幹線のこれ西郷トンネルと申します。  私は報告を受けただけでございまして、どれほどのあれであったかと、破片を見つけたということでございまして、大事に至らなくて何よりだったと思うんですけれども。私は、今、先生がおっしゃい...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、後段の場合は厚生省ですから厚生省からお答えいただきたいと思いますけれども、今、佐藤先生がおっしゃいました、ただこれは経済対策なのかというお話が先ほどございました。私は、ただ単に経済対策だけのためではなくて、私どもは今の世情というものを勘案してこの法案を...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 私は、今の佐藤先生のお話は、二十一世紀の大きな問題になろうと思っております。それは、先ほどから厚生省も言いましたように、私どもも現実に迎えておる今の高齢社会、そしてこのスピードが今まで世界に例のないスピードで高齢少子社会が日本に訪れる。  その中で、生き...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 先ほどから私お話を伺っていまして、櫻井委員、先ほど櫻井委員とか佐藤委員とかの官は民を圧迫しているんじゃないかというお話しございましたので、聞いていただけなかったのは残念なんですけれども、今、年収という話が出まして、それはおかしいんじゃないかとおっしゃいまし...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) していない。
○国務大臣(扇千景君) 全所得者で八百万円は、勤労世帯の平均年収では八百万円に相当する者が平均年収ですから、これは全く真ん中ですね。五〇%ですね、総世帯数の。だから、八百万円は勤労世帯平均の、八百万円は半数に及んでいます。
○国務大臣(扇千景君) けさからも各般の御質問の中で、老人だけに偏るのではないかというような御質問も既にございましたけれども、私は今、森本先生がおっしゃいましたソーシャルミックスにするということが老人の活力にもなるし、本当に私はいいことであるし、またそれが二十一世紀には大切なこと...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、森本先生がおっしゃいました、国と地方がいかにお互いに助け合って連携をとり、民間の皆さん方がこういうものが欲しい、こういうことをしてほしいとおっしゃる。せっかくつくる限りは、省庁再編ということで厚生省も労働省と一緒になったわけですし、私たちも四省庁が一つ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 森本先生は建設大臣経験者でいらっしゃいますから、公団の果たしてきた役割をよく御理解になっていて、今までの役割の成果、そして今後の重要性を御論議いただいていることに感謝申し上げたいと思いますし、少なくとも私たちは住宅の購入、年収の数倍の借入金を必要とするとい...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 私は、今、先生がおっしゃいましたように、こういうときだからこそというお話を先生がおっしゃいましたことが重要なことだろうと思います。いつの時代でも、時代の経済状況が変わろうと、結婚したり、あるいは住宅取得意欲というものは、経済状況に関係なく、個々の希望という...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、先生がおっしゃったようなことは事実あると思いますので、私どもは今回の法案におきましては、高齢者のための賃貸住宅情報を提供するために、登録制度と家賃の債務の保証制度というものを一体化するという、老人の皆さん方により窓口をワンストップにできるじゃないかとい...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 失礼いたしました。先ほどので言ったつもりでございましたので。  おっしゃいますように、私は、少なくとも官が民を圧迫しているということではないということだけは民の皆さん方にも御理解いただきたいし、あくまでも民の補完であるという姿勢のために、私は今後もお互い...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 先日も私が申し上げたことをお取り上げいただきましたけれども、私はお答えしたことと今は変わっておりません。  ただ、先ほどもちらっと森本先生に申し上げましたように、私全国を歩いておりまして、いろんなところでいろんな御要望を聞き、また公団に対してもいろんなこ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 私は、少なくとも前払い制度というものは個々のやっぱり選択でございますから、今の方が払っちゃってあとのんびり過ごしたいという方もございますし、いやいや、もう毎月毎月の方がいいんだということで、選択でございますから私はこれはこれと、制度として前払い制度という、...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、渕上先生がおっしゃった基本的なことは、私は年をとっても希望の持てる二十一世紀にしなければならないというのは先ほど申し上げましたとおりですけれども、すべからくみんなが通る道でございますし、あすは我が身でございますので、希望と光を持って私は考えていきたいと...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 田名部先生の御説を聞いておりまして、我々も日ごろから自分の老後のことを考えて準備しなければいけないという教訓を伺ったような気がしますけれども。  私は少なくとも、先ほども都市整備公団の総裁が見えていましたけれども、今、田名部先生がおっしゃったように、日本...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 先生がおっしゃいますように、少なくとも私は、住宅金融公庫ということでの先生のお尋ねでございますから、全般の与党対策とか今までの政策に関してすべてのというのは今ちょっと時間がなくなって申しわけないので失礼いたしますけれども、住宅金融公庫に限ってということでご...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、先生がおっしゃいますように、あらゆる手だてを考えなければならないということで平成十二年度五百億の財投機関債を出させていただきましたときに、これ変な話ですけれども、もう財政のことをおわかりだから先生もびっくりなすったお一人かもしれませんけれども、私も実は...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 各先生方からるる御審議をいただきましたけれども、少なくとも高齢者の入居に関する現況調査というのをいたしております。それは、なぜ老人が入居できないかとアンケートをとりました一番の大きなものは、高齢者のひとり暮らしで入居できなかった事例が百四十一社で調査しまし...全文を見る
03月30日第151回国会 衆議院 国土交通委員会 第9号
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○扇国務大臣 きょうは本会議があって失礼をいたしましたけれども、先ほどからいろいろ伺っておりまして、大変重要なことを御論議いただいたと思っております。  また、今おっしゃいましたように、航空と鉄道の事故調査委員会の独立性の確保に関しましては、航空と鉄道の事故の調査委員会の中立性...全文を見る
○扇国務大臣 今、細川先生が最後におっしゃったことでございますけれども、果たしてこれでいいのか、そして海難だけがなぜ独立しているのかと。独立しているのかという意味ではございませんけれども、現体制のもとでは別個になっております。  けれども、少なくとも海難事故におきましては、海上...全文を見る
○扇国務大臣 私、免許を持っていないものですから余り詳しくなくて申しわけないんですけれども、免許を持っていなくても、今おっしゃったように、数字を見ただけでも、このプレジャーボートの五年間の海難発生件数という、これを手元に持っております。年々件数がふえております。平成十一年でいいま...全文を見る
○扇国務大臣 先日来からこの法案に対しての御質疑をるる拝聴しておりましたし、私たちもできる限り誠意を持って御答弁申し上げておりますけれども。  調査委員会の必要性というものを、今先生がおっしゃいましたように、私は冒頭に陸海空というふうに申し上げました。とにかく事故がないことが第...全文を見る
○扇国務大臣 先ほど冒頭に玉置先生が、こういうふうにしたらどうだというふうにおっしゃいましたけれども、私は一つの御提案であろうと思います。  ただ、現在ではどうかということでございますけれども、今、発生時の通報でありますとか応急措置、あるいは現場の保存等々、航空、鉄道、あらゆる...全文を見る
○扇国務大臣 ただいまの修正案に対しましては、政府としては反対でございます。     —————————————
○扇国務大臣 航空事故調査委員会設置法等の一部を改正する法律案につきまして、本委員会におかれましては御熱心な御討議をいただきました。また、ただいまは全会一致によって可決していただきましたことをまず心から御礼申し上げたいと思います。  審議中に賜りました多くの委員の皆さん方の御高...全文を見る
04月05日第151回国会 参議院 国土交通委員会 第6号
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○国務大臣(扇千景君) ただいま議題となりました航空事故調査委員会設置法等の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  昨年三月の帝都高速度交通営団日比谷線中目黒駅構内における列車脱線衝突事故等を背景に、今日、鉄道の安全確保に対する国民の期待が一層高まって...全文を見る
04月06日第151回国会 衆議院 国土交通委員会 第10号
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○扇国務大臣 おはようございます。  ただいま議題となりました倉庫業法の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  倉庫業は、国民生活に欠くことのできない重要な物資を大量に扱い、その保管機能を通じて物資の需給調節、物価の安定等に資する事業であり、我が国に...全文を見る
○扇国務大臣 今阿久津先生が、あらゆる面がすべてであると、余りたくさんおっしゃいました。私は、それらがすべて総合的に高いと言わざるを得ないと思います。  まず、人件費もございます。それから、先生のお手元に行っていると思いますけれども、あらゆる面で、地価も高い、あるいは賃金が高い...全文を見る
○扇国務大臣 冒頭に私が趣旨説明させていただきましたように、戦後、今日までのこの長い間、倉庫のイメージというものが本当に変わってまいりました。  阿久津先生も御存じのように、私も主婦の一人ですけれども、季節外のものを預けようとか、子供が成長して幼児期に使ったものもうちに入り切ら...全文を見る
○扇国務大臣 今樽床先生のお話でございますけれども、国土交通省としては今までとどこがどう違うのか、また今までの縦割り、四省庁統合したメリット、デメリットは何か、そういうことが私は基本だろうと思います。  一月の六日から国土交通省に、北海道開発庁と国土庁、運輸省、建設省、四省庁が...全文を見る
○扇国務大臣 今おっしゃいましたことで例を挙げますと、私ども一番困っておりますことは、規制緩和、規制緩和と世に言葉で言われますけれども、例えば国土交通省の運輸部門一つとってみても、タクシーの営業面で規制緩和をしよう、営業したい人はどうぞ自由に台数をふやしてください、これ一つとって...全文を見る
○扇国務大臣 お話があるということではなくて、今、樽床先生がおっしゃいました、私、運輸省の例を一つ挙げましたけれども、例えば規制緩和とその社会性ということを考えますときに、きょうも緊急経済対策の中で都市再生ということが項目に、閣議で決定しました中に入っておりますけれども、例えば都...全文を見る
○扇国務大臣 今、数字の上で余り変わりはないんだと局長は答えましたけれども、中身が変化してきているんですね。ですから、今先生がおっしゃったように、時代の変化というもので、例えば国の、私たち国土交通省の予算一つとってみても、公共事業の予算一つとってみても、去年とことしと大体横並びじ...全文を見る
○扇国務大臣 二十一世紀型の国土交通省のあり方ということで、これは、基本は、昨年の臨時国会で皆さん方に全会一致で通していただいた公共工事の入札と契約に関する適正化法、これを四月一日から施行したということで、本当に戦後の日本の中で初めての法案ですから、今まで公共工事の冠がついた丸投...全文を見る
○扇国務大臣 今先生がおっしゃるとおりでございまして、一つの例を挙げさせていただきますと、日本の下水道整備、社会資本整備の中の下水道整備一つとってみても、私は少なくとも、先進国、ヨーロッパ等々九九%、そこまでいかなくても、日本は四〇%台だからせめて五〇%まで持っていきたい、社会資...全文を見る
○扇国務大臣 井上先生がおっしゃるとおりでございまして、私どもは、今の時代に合った、そしてまた今後の時代に貢献できるということで法案を提出させていただいているわけですから、その効果が上がらなければ出す意味がないということで、今冒頭に先生がおっしゃいましたように、これによって少なく...全文を見る
○扇国務大臣 今、井上先生が最後におっしゃいました、物流が世界的なレベルでどうあるべきか。私はそのとおりだと思いますし、先ほどからも私が事例を申し上げましたように、日本の物流コストというものは政策の総合性があって初めて削減ができる、そのためには、いかに国土交通省が総合的な今後の政...全文を見る
○扇国務大臣 どこまで例を挙げればよろしいか、切りがないので少しだけ例を挙げさせていただきたいと思います。  例えばコンテナ。今、世界じゅうにコンテナが流通して、物流の大きな拠点になっております。ところが、コンテナの取り扱いランキングという世界水準がございますけれども、今まで、...全文を見る
○扇国務大臣 それは先ほどもお答えしたと思いますけれども、要するに人件費の高さ、それと、空港、港湾、道路、鉄道の総合的な政策ができないで、みんなばらばら。先進国に比べて、国際空港から主要道路に入るのに十分以内というのが欧米先進国は九十数%、日本は、港からも空港からも、あらゆるとこ...全文を見る
○扇国務大臣 今先生がおっしゃったことも当然あろうと思います。  ただ、規制があるからということのためには、少なくとも、倉庫の設備という点から考えましても、皆さん方が安心して預けられる設備というものも私は大きな要件になってこようと思います。  まして、先ほども私はお答えしてお...全文を見る
○扇国務大臣 私が冒頭に申しましたように、世界水準に一挙に行ければこんなありがたいことはありませんし、二十一世紀の日本の産業も経済も私はバラ色になると思いますけれども、なかなか一挙にできないというところが苦しいところでございます。私は、少なくとも一歩ずつ今までと違ったことを今の社...全文を見る
○扇国務大臣 恥ずかしく思うのではなくて、私は一気呵成にできればいいと言っていますけれども、あるいは規制緩和一つとってみても、労働組合の皆さん方は反対だとおっしゃることもございます。  ですから、私は、国民の感情すべてを無視して一気呵成に、一刀両断にできるというのではなくて、少...全文を見る
○扇国務大臣 今、山田先生がおっしゃいましたけれども、先ほど副大臣が答えましたように、要は、社会の規制という観念からすれば、預ける人にいかに安心していただけるかというのが基本にあるというのは、私は、先生も意見を同じくしていただけることであろうと思います。  そして、先ほど私が冒...全文を見る
○扇国務大臣 今、倉庫業の社会的役割ということをおっしゃいましたけれども、きょう、るる各先生方にお答え申し上げましたとおり、国民生活で欠くことのできない重要物資を大量に扱っておりますし、御存じのとおり、その保管機能を通じて物資の需給調整あるいは物価の安定等に資する事業でございます...全文を見る
○扇国務大臣 今先生、参入の許可制を登録制に今般させていただいた理由ということをおっしゃいました。  御存じのとおり、倉庫業法制定時におきましては、倉庫の構造設備が不良なものが多かったというのも先生は御記憶にあろうと思いますけれども、今でもその不良な倉庫を持続しているところも多...全文を見る
○扇国務大臣 午前中からもお答え申し上げましたように、何でもぶった切ればいいなどというような乱暴なことを考えているわけではございませんで、規制を緩和するときには必ず競争原理も起こってくるという社会の情勢の中では、私たちはやはりそのセーフティーネットとして違ったものを、そのときに規...全文を見る
○扇国務大臣 井上先生は先ほど、倉庫業の重要性ということをおっしゃいました。私は、まさに日本の物流にこの倉庫業というものはなくてはならないものであると思っております。  それと、先ほど局長からのお答えの中にありませんでしたけれども、井上先生は兵庫県御出身ですから、よくおわかりだ...全文を見る
04月10日第151回国会 衆議院 本会議 第23号
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○国務大臣(扇千景君) 旅客鉄道株式会社及び日本貨物鉄道株式会社に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  JR各社につきましては、累次の閣議決定により、できる限り早期に純民間会社とすることが求められております。  JR各社のうち、東日本...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 伴野議員にお答えいたしたいと思います。  御質問もございましたけれども、御自身の意見表明のようなものもございましたので、御質問に関してのみお答えさせていただきたいと存じます。  国鉄の破綻原因としては、公社制度のもとで全国一元的な運営を行ってきたことが...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 瀬古議員にお答え申し上げます。  国鉄分割・民営化の評価についてのお尋ねがございました。  JR各社につきましては、昭和六十二年の国鉄の分割・民営化以降、鉄道ネットワークの維持また確保を図るとともに、サービス水準の向上や事業運営の改革等に努めてきたとこ...全文を見る
04月12日第151回国会 参議院 国土交通委員会 第8号
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○国務大臣(扇千景君) 野沢先生はむしろ私より国鉄に関してはお詳しくていらっしゃいますから、野沢先生がお考えになっている以上に私がお答えできるかどうかわかりませんけれども、私たちは、今回この法案を出させていただきました基本には、御存じのとおり、これまでの鉄道におきます交通事故、い...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、野沢先生がおっしゃいましたように、私の手元にもこの事故調査検討会の井口先生からいただいた御意見というものを私も拝聴しておりますけれども、少なくとも、日比谷線の事故を受けての常設機関の必要性の提言が、今、先生がおっしゃいましたように、この事故調査検討会の...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、野沢先生から御質問のございました、羽田の拡張に関してのお尋ねがございましたけれども、これは去る三月二十八日でございますけれども、航空局におきまして開催した第四回の首都圏第三空港調査検討会におきまして、例の羽田の再拡張についての現在までの検討状況の報告を...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) そもそも二十一世紀が幕あけしまして、今、世界的に日本がどのような国際空港を持つべきであるか、またどの程度国際空港がなければならないかという、そういう原点に立ったグローバルな考え方を二十一世紀の我々は持つべきであると。今、目先のことだけで事を処したのでは、子...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、山下先生から天声人語の御紹介がございましたけれども、私も山下先生と同じ立場で、今はサポーター、観客席にいるという、私は同じ立場でございまして、連立与党とはいえ自民党のコップの中の争いでございますから、人の争いはおもしろいほどいいというやじ馬根性というも...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 先ほどの山下先生の御質問に私、一言つけ加えるのを忘れましたので、お答えする前に一言つけ加えさせていただきたいと思います。  それは、いかに与党第一党といえども、自由民主党の総裁選びのために私は国会の空白をつくってはならないと思っておりますし、また国会の空...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) あってはならない事故のために、今回はたまたまと申しますか、そういう言葉を使っては失礼だと思いますけれども、ニアミスで済んだと。私はあの事故の報告を受けましたときにはもう寒気がしましたし、また、あの事故がまともに起こっていれば私はこの場に立っていないであろう...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 私は、今度の事故調査委員会の報告というものが出されるときに、調査委員会に対して、この調査をするのに何か支障があったのか、何か不都合があったのかということも重ねて私は聞いていきたいと思いますので、その上でお互いの覚書が支障があったというのであれば私は即座に見...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 山下先生が今アメリカの例を例えてお出しになりましたけれども、私もアメリカの国家運輸安全委員会の組織を見ましたけれども、少なくともアメリカにおきましても御存じのとおり、この委員会の中には政府あるいは広報、そして遺族担当官という、完全に独立してきちんと遺族担当...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 山下先生の締めくくりは、少なくともITSAに関して日本も参加するようにという御意見をいただきました。事故調査委員会におきましても、ITSAに関しましては資料をみんな収集しております。その上で、今後また広域な資料、あるいは統計資料の提供をいただきながら、今後...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 先生が今おっしゃいます独立性ということを考えましたときには、やっぱり私は公平性というものが両立してくるんだろうと思います。独立性と公平性、いかに公平性を保ちながら独立性を付与することができるかということから考えますと、私は少なくとも事故の再発防止、そういう...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 少なくとも安全性の確保というものは輸送機関としての基本であるという観点から私ども国土交通省は、これまでもさまざまな施策、対策をとってまいり、それに対応してまいりましたけれども、その結果、御存じのとおり、列車の脱線、衝突及び火災事故に見ますと、平成元年に六十...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) それは私も、先ほど委員にお答えしておりましたけれども、参考人をお呼びになって、事故が起こった当初はもとより、事故が起きて年数がたてばたつほどメンタル面での影響が大きいという参考人の御意見も、切実なお声を聞いて、私どもも絶えず、今までもそういうところへの御紹...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) けさから各先生方のいろんな御質問に私も答弁させていただいたり、また先生方の御意見を伺っておりまして、本当にこの事故調査委員会の必要なことは言うまでもなく、この重要性に関しては皆さんにも十分御理解をいただけたところであろうと思っておりますけれども、今、緒方先...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) おっしゃるとおりだと思うんです。私は、原因の究明ということに関してはあらゆる手を尽くしても尽くし切れない、それが次の事故の発生の防止になると、そう思っておりますし、また防止ということに関しては一〇〇%ということはあり得ないと、私はそう認識しておりますので、...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 昭和四十七年二月五日、警察庁長官後藤田正晴、運輸事務次官町田直、以上でございます。
○国務大臣(扇千景君) 今、先生がおっしゃいましたとおり、私もこの覚書を再度、先生がおっしゃるので見ておりますけれども、先生がおっしゃったことだけではなくて、私もこれを拝見しておりまして、第四ですね。四には、「航空事故調査委員会から捜査機関に対し、法案第十七条」云々によって「捜査...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) こういう法案を出させていただいて、お互いにこういう意見交換をし、そして事実を明らかにし、なおかつ今論議している最中も空を飛んでいる多くの皆さんが安心して乗っていただけるということが第一義的な我々の目的でございますから、私はどっちが先だとかどっちが後だとかと...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 古いお話を今突然緒方先生から言われまして、その当時の事故調のメンバーは既に任期が来て、今もういないわけですね。それと、ボイスレコーダーというものが常識的には、国際的にも第一義的にボイスレコーダーというものを採取し、それによって事故の原因を究明するというのは...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 私、今、緒方先生に伺いまして、私がボイスレコーダーが一義的なものであるし国際的にと申しましたけれども、そのボイスレコーダーをテープに起こしたものという意味ですか、それは。
○国務大臣(扇千景君) そうすると、私は、その当時の事故調査委員会で、ボイスレコーダーは当然あのときには収集し、なおかつそのボイスレコーダーを解析しながら事故の原因を究明したと思っておりますけれども、そのボイスレコーダー自体が違った解釈であったということは今初めて伺いましたので、...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 先ほどからも先生もお聞きいただきましたように、この事故調の独立性、中立性というものは朝から何度も議題になっておりますので、それほど何度も議題になるほど重要なことであると私は受けとめております。ですから、この中立性と独立性の相関性というものを図りながら、なお...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、渕上先生もおっしゃいましたように、安全性を保つということが一番大事なことであるということは、けさからの御審議の中でも私もお答えしておりますし、またそれでなければ我々の役目は果たせない、そのために我々があると言っても過言ではない、それくらい重要性を私は感...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、最後に戸田先生から、御自身の御意見も含めて開陳をいただきまして、きょう、るる先生方から御質問がございました。  基本的には、警察庁と今度の覚書というものが大きな問題になりまして、先ほども諸先生方に私はお答え申し上げましたように、昭和四十七年二月五日の...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) きょう皆さん方の大変有意義な、また私どもにも勉強させていただく御意見をるる検討させていただいて、討論をさせていただきました。  そういう意味では、御存じのとおり国土交通省、陸海空に及ぶ安全対策また事故の防止ということに関しましては、あらゆる面で、先ほども...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 航空事故調査委員会設置法等の一部を改正する法律案につきましては、本委員会におかれましても熱心な御論議をいただきまして、心から御礼を申し上げたいと思いますし、なおかつ今、全会一致をもって皆さん方に可決させていただきましたことを深く感謝申し上げたいと存じます。...全文を見る
05月10日第151回国会 参議院 本会議 第22号
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○国務大臣(扇千景君) 勝木議員から、保守党党首として、憲法九条の改正、集団的自衛権、また有事法制についてという御質問をいただきました。  憲法につきましては、保守党は、現行憲法が制定以来五十五年、現在におきましても、御存じのとおり、自衛隊、私学助成あるいは環境問題等々、現実と...全文を見る
05月11日第151回国会 参議院 国土交通委員会 第9号
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○国務大臣(扇千景君) ただいま議題となりました農住組合法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  農住組合法は、市街化区域内農地の所有者が協同して、農住組合という組織を設立することができるようにし、その事業活動を通じて、必要に応じ当面の...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、佐藤議員がおっしゃいましたように、私は特徴ある法律であるということは今、議員がおっしゃったとおりだと思うんです。特に、今、営農しながらなおかつそこに住宅地をつくっていくと、これは大変営農しながらという、周りの環境から比べれば私はむしろ理想的なものだと思...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 二十一世紀はまさに環境の世紀と言っても過言ではないと私も認識しておりますけれども、特に今、地球温暖化による気温の上昇というのは最近とみに数字が上がってまいりました。私どもの国の都市で大変顕著になっております。また、この百年間で見ますと、東京で二・九度、名古...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、森本先生がおっしゃいましたように、私も手元にこの奈良の指定地区の地図を持っておりますけれども、私は大事な歴史的風土の特別保存地区、そして都市公園、ほとんど奈良市街地よりも指定されている部分の方が多いというくらい奈良は多くの指定地域を持っております。それ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) いろいろな御示唆をいただいてありがとうございました。  特に、ヒートアイランド現象に関しましては、これまでも地球温暖化対策ということでその一環として取り組んでまいりましたけれども、先般私は、特に、今御指摘のありましたように、対応できますというのは、つい先...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 緒方先生がおっしゃいますように、本当に今、後継者不足でございまして、特に都市近郊において三十年間農業を続ける条件という、なかなか先が見えないというのは私はおっしゃったとおりだろうと思いますので、私もその実態の把握に努めてまいりたいと思っておりますけれども、...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今おっしゃいましたように、それとともに、私はそれも大事なことなんですけれども、特に、皆さん方の、ある地域ではその建築物に対しまして助成をしておりますけれども、その助成もやっぱり全般的に受けられるというものではないという状況がございますので、そういう意味では...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) おっしゃるとおり、私どもは東京都内あるいは都市の中においてこれをどうしても推進していきたいという強い希望を持って都市の緑化運動に私たちは協力していただきたいと。重点地区を整備事業等における助成を行うということで私たちはしていこうと。助成を行う場合に、だれで...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 国土交通省になりましてから、新たな二十一世紀型というので、今の内閣に設置されました都市再生本部はもとよりのことですけれども、私が異例の建設大臣に昨年なりましたときからグランドデザインをつくると言い続けてまいりました。  少なくとも私は、川の回帰、川を戻そ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 基本が、田名部先生も御存じのとおり、農地を宅地にしても需要がなければこれは成り立たない話でございまして、需要と供給の問題で、今、先生のお手元に全国幾つどこで何ができたというのをお持ちであろうと思いますけれども、大体都市に近いところ、農地を宅地に利用しても需...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 私も同じ意見でございまして、私はこれが延長が必要なのかと役所の中で随分かみつきました。もう要らないんじゃないかと、時代とともにこれはもういいでしょうと、期限切れでいいじゃないかということで私も随分議論をいたしました。  それで、御存じのとおり、現在、十年...全文を見る
05月11日第151回国会 参議院 本会議 第23号
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○国務大臣(扇千景君) 保守党党首として、防衛庁の省昇格についてのお尋ねがございました。  御存じのように、保守党は、結党以来、防衛庁の省昇格の実現を求めており、これは国民に公約として宣言しております。  言うまでもなく、国の平和と独立を確保して国民の生命と財産を守ることは、...全文を見る
05月14日第151回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○扇国務大臣 あらゆるところの公共工事を見直すというのは、私は、国民的世論の中で大事なことだと思っております。  むだ、丸投げ、すべてのものを公共工事から、正しい公共工事というもの、国民が喜ぶ公共工事をするために、昨年の臨時国会で、自民党から共産党まで賛成していただいて、公共工...全文を見る
05月15日第151回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○扇国務大臣 今お話がございました都市再生本部、これは、総理が本部長として、官房長官と私が副本部長として設置したものでございます。第一回は今週中に開かれると思いますけれども、設置だけはもう店開きをいたしまして、この間、私、開会に行ってまいりました。  少なくとも私、今先生がおっ...全文を見る
○扇国務大臣 今おっしゃいましたように、少なくとも乗降客五千人というところでやっていますし、バリアフリーはことし二百億円、予算に組んでおります。今、三分の一ずつではできないんじゃないかということをおっしゃいましたけれども、これこそ特定財源を今回こういうことで二十一世紀型に使うとい...全文を見る
05月16日第151回国会 衆議院 国土交通委員会 第11号
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○扇国務大臣 おはようございます。  委員長を初め委員の皆様におかれましては、日ごろから国土交通行政の推進に格別の御理解と御支援をいただきまして、厚く御礼を申し上げたいと存じます。国土交通委員会の開かれますこの機会に、一言ごあいさつを申し上げさせていただきたいと思います。  ...全文を見る
○扇国務大臣 再度御質問いただくことになりましたので、よろしくどうぞお願いいたします。また、早々にお祝いを言っていただいたんですけれども、果たしてうれしいのか大変だなと思うのか、両方でございまして、お祝いをいただいたことに心から御礼を申し上げたいと思います。  今お話がございま...全文を見る
○扇国務大臣 何かにつけて話題にされるのが道路特定財源でございまして、私は、道路特定財源があったから、二十世紀、今日までの豊かな日本の交通量ができたと思っております。また、今まで道路特定財源があったればこそ、今日の日本の利便性、国民の皆さんが地域格差なくあらゆるところへ行ける。こ...全文を見る
○扇国務大臣 私が今ちらっと申し上げかけましたけれども、少なくともこのかさ上げ分、暫定税率、これは大体一兆八千億ございます。  それで、御存じのとおりでございますので、それがなくなったらどうするのかということも私は大きな問題になろうと思いますけれども、先ほど私は国税が三税、地方...全文を見る
○扇国務大臣 本来、暫定税率というのは、先ほど申しましたように、揮発油税を除きまして、道路の特定財源はいずれも道路の整備を持続するということにのみしか使えないという、もともと特定財源ですから、そういうふうに決められてはおりますけれども、その範囲の中では今までも拡大解釈をして使って...全文を見る
○扇国務大臣 例えば、先生もおわかりだと思いますけれども、では、それを今度どこへ特記するのか。例えば一兆六千億でもいいです、一兆円でもいいです、もしこれをなくした場合には、では受益者負担という原理があるからといって、一般の皆さん方に値上げですよといって、私は国民に理解を得られるも...全文を見る
○扇国務大臣 今の新しい燃料に関しては、私はまだ聞いておりませんので、それは申しわけないですけれども、別に置かせてください。  先ほど申しましたように、今日までなったという日本の歴史がございます。例えば、それでは、今日までこれだけできている道路を何によって維持していくのかという...全文を見る
○扇国務大臣 先生のおっしゃるとおりでございまして、私この間、電気自動車、ハイパーミニという自動車を運転させてもらったんです。小さなかわいい電気自動車だったんです。それで、プリウスという、これは電気とガソリンと両用できる、国土交通省はもう四台あるんです。これは乗らなかったんですけ...全文を見る
○扇国務大臣 きのうも予算委員会でその話が出ておりました。どなたの党か忘れましたけれども、今のままでいけば、来年度が三兆、その次は四兆八千億ですか、今、三十四兆ですか、来年がそうなる。そうするとこれだけ切らなきゃいけない、どうするんだと。  そうすると、今でも、本年度予算でも二...全文を見る
○扇国務大臣 私は、月曜日に、全部最高幹部を集めまして、新しい副大臣、政務官もいらっしゃいましたので、省議を開きました。そこで、国土交通省として、私は、少なくとも国土交通省みずからがきちんとした削減方法がどこができるのかというのを今月いっぱい、五月じゅうに考えて、それぞれの各局か...全文を見る
○扇国務大臣 いや、今前原先生がおっしゃっていることは道路だけにこだわっていらっしゃるから私はおかしいと思うので、特定財源は道路も空港も、あるいはあらゆるところに特定財源があるのであって、何で道路だけとおっしゃるのかというのがわからない。  道路については、先ほどお答えしたよう...全文を見る
○扇国務大臣 時間がむだだとおっしゃるけれども、あなたがおっしゃっている三兆三千億は公共事業だけ切るんじゃないというのをさっきから申し上げているじゃないですか。(前原委員「わかっているよ、そんな話は」と呼ぶ)いや、お聞きになっているから言っているんです。私は、公共工事ということで...全文を見る
○扇国務大臣 それを、月曜日に最高幹部会を開いて、各局に指令を出して、五月じゅうにと申し上げたとさっき申し上げました。
○扇国務大臣 私きちんとお答えしているのですよ。だって、月曜日に各局に、削れるところはないのですかと。これは当たり前の話であって、今数字を出せと言われたって、五月じゅうにという期限で出しているのに、金額を出せと言われたって……。それを指令したと申し上げている。小泉内閣では六月じゅ...全文を見る
○扇国務大臣 あります。  前原先生御存じだと思いますけれども、公共工事というのは原則として国民の生命財産を守るためが公共工事なんです。少なくとも、国民の皆さんに一人でも快適な生活を送っていただきたい、社会資本整備の一番原点なのです。  だから、さっきも申しました。二十世紀は...全文を見る
○扇国務大臣 時代とともに改革する。今までだって、去年の百八十七事業中止だって今まで考えられなかったことです。時代とともに考えていくという、時代に適応した指令を出したと申し上げているのです。
○扇国務大臣 森内閣から小泉内閣にかわりまして、先ほども私、ごあいさつさせていただきました。森内閣よりも小泉内閣はより厳しく聖域なき改革ということをうたっておりますので、聖域なき改革をしていこうという原則を、先ほどごあいさつでも申しました。ですから、森内閣から小泉内閣で変わったの...全文を見る
○扇国務大臣 言葉足らずだったのかもわかりませんけれども、小泉内閣になって、聖域なき改革と申しましたので、私どもも改革しようということで、そして公共工事ももちろんその枠に入るということで、各局にどこをどう改革できるかを今月いっぱいに出してくださいと。  今、残念ながら金額で幾ら...全文を見る
○扇国務大臣 私は、森内閣と変わったということを認めていますし、また、そうしなければ、小泉内閣の意義がないと思っていますから、より厳格に私どもは使い道をきちんとしていこう、見直しをするんだということをはっきり指示いたしましたので、変わっている部分といえば、森内閣のままでいったら三...全文を見る
○扇国務大臣 前原先生に御理解いただきたいのは、先ほども申しましたけれども、公共工事というものはまさに国民の生命財産を守るためだというのが大前提でございまして、昨年の百八十七の事業を削りますときも、国民の生命財産に支障を来さないかということを論議して決めたんで、私は、それを抜きに...全文を見る
○扇国務大臣 これも細川先生、二月の二十三日に当委員会で、総合的な交通体系のあり方という御質問をいただきまして、そのときに、今後国土交通省でというお話をいたしました。今先生がおっしゃっていただいたとおりの御答弁を私はさせていただきました。  それをいかに具体化させるかということ...全文を見る
○扇国務大臣 それは、細川先生御存じのとおり、今まで私が全国回りまして、いかに全国の立体的な政策というものが示されていなかったかということが明快になりました。  それは、全国を十のブロックに切りましたから、一つの懇談会に四知事さんとか、あるいは政令指定都市の市長さんを含めて、全...全文を見る
○扇国務大臣 全国のグランドデザインは国土交通省が示します。
○扇国務大臣 それは今国会が終わるまでにグランドデザインをお示ししたいということを申し上げております。
○扇国務大臣 地方懇談会、全部幹部一緒に行っております。運輸関係も今までの建設関係も全部一緒に行っていますので、幹部全員が聞いておりますので、私のところで総合的に決めさせていただきます。
○扇国務大臣 国土交通省の総合政策局が総まとめにしております。
○扇国務大臣 今お話がございましたように、今回の件は、自動車メーカーがユーザーの安全をないがしろにしたということでは、本当に極めて遺憾な問題であったと私も認識しておりますし、このために、私ども国土交通省としましては、道路運送車両法に基づきまして警視庁へ告発するという手続をさせてい...全文を見る
○扇国務大臣 今先生がおっしゃいましたように、二十万円と四十万円は余りにも軽過ぎるではないかという。ただ、これも刑法の問題でございまして、道路運送車両法の問題と一緒になって私は決められたことであると思いますので、私が決めたことではないのですけれども、少なくともそういう多くの皆さん...全文を見る
○扇国務大臣 きょうは、瀬古先生に私は敬意を表したいと思いますことが一つございます。それは、いつも委員会で人の質問のときにもきちんと聞いていらっしゃいますことに、私は委員として心から敬意を表したいと思います。  今までの御質問をお聞きいただいての、あえて重ねての御質問でございま...全文を見る
○扇国務大臣 私どもは、絶えず反省するというのが基本姿勢でございますから、そのことに対しては私たちもそのつもりで行ってまいりますけれども、その百八十七事業を中止したことは褒められたことではないと私は国土交通省の全員に申しました。これは私たちにとっては屈辱である、けれども、二十一世...全文を見る
○扇国務大臣 今瀬古先生がおっしゃいますように、さっきも前原先生がおっしゃいました、金額を決めてやるのも一つの手だと。ただ、今金額が決められませんから、私は積み上げ方式でいこうと思っているんです。今瀬古先生が公共工事も積み上げ方式でいいじゃないかとおっしゃったのは、私が全国を歩い...全文を見る
○扇国務大臣 今の御発言の中で、差別用語的なものは私は申し上げたくないので、先生もそういうつもりでおっしゃったんじゃないと思いますけれども、私たちは、少なくとも、多くの皆さん方の御意見を聞いているつもりでございます。  例を挙げますと、この間新聞に、脱ダム宣言で大変話題になりま...全文を見る
○扇国務大臣 一定の規模以上の事業については国会でチェックすべきではないかと今先生がおっしゃいましたけれども、私は、先生にもよく見ていただきたいと思うんです。  毎年の国会の承認等に係る事務というのは、本当に膨大な量になっているのは御存じのとおりでございます。ただ、すべての新規...全文を見る
○扇国務大臣 私は、瀬古先生のおっしゃるとおりだと思いますし、地方分権というのは、個人的なことを言っては失礼ですけれども、我が党の政策としても何としてもしようということで、また国土交通省としましても、地方分権というのは必ず必要なことで、私が全国のブロックを回ったというのも、それが...全文を見る
○扇国務大臣 今瀬古先生のおっしゃったことは大変重要なことで、私は、二十一世紀型の公共工事の原点はそこにあろうと思います。  そういう意味では、公共工事の実施に当たって住民の理解と協力を得るというのは大前提でございますから、まして透明性を確保するためにも、計画段階から、今先生が...全文を見る
○扇国務大臣 それは、事業認可しますまでに、先ほど私が事前評価と申しましたけれども、評価制度を取り入れたときのその態様をどこまで広げるかという、私は方法論だと思うのです。  私どもとしては、今申しましたように、事前評価、事業評価、事後評価、こういう評価制度をつくって住民の参加を...全文を見る
○扇国務大臣 それがまさに地方分権でございまして、私どもがマニュアルをつくって、このとおりしろということでない、今おっしゃったような、それぞれの地方の特性を生かしたやり方を御勘案いただくということが、まさに私は地方分権だと思います。  私たち国土交通省は、なるべく門戸を開き、ま...全文を見る
○扇国務大臣 今先生から配られました「ダム工事の入札価格と落札価格」というこの表を見せていただきまして、大体九十数%が並んでおりますので、これに関して、私は今拝見したところでございますから、どの程度どうなのかということは論評を避けたいと思いますけれども、今先生がおっしゃいました談...全文を見る
○扇国務大臣 私も今初めて拝見した表でございますけれども、これがすべて談合なのか、あるいはどことどれが丸投げに値するのか、私、当然この表を精査させていただきたいと思いますけれども、並んだものすべてが悪であるというふうには、今私は申し上げられません。
○扇国務大臣 ダムの詳細について今瀬古委員からお話ございまして、時間が来ているということでございますので、細かく私がお答えするのもどうかと思いますけれども、揖斐川下流の二十五市町村議会からも、どうしても徳山ダムをしていただきたいという、私の方には早期完成を求める議会決議というのが...全文を見る
○扇国務大臣 瀬古委員のおっしゃったこと、よくわかりますけれども、少なくともこの徳山ダムに関しましても、治水上の必要性、過去四十年間に十回もの大洪水に遭ったという、そして大きな水害が発生して、あるいは死者も行方不明者も出たということから、私は、利水、治水ということを言いましたけれ...全文を見る
○扇国務大臣 長野の田中知事の脱ダム宣言についてのお話でございました。私、今瀬古先生にもちらっとその一部を御紹介申し上げましたけれども、知事が独断で中止という宣言をされましたけれども、地元の市町村にも事前の説明が全くなかった。少なくとも我々は、先生も御存じのとおり、昨年の暮れに与...全文を見る
○扇国務大臣 先日、北関東ブロックということで、三月の二十四日に、北関東ブロックの知事さん全部がお集まりくださいました。田中知事もいらしたけれども、田中知事から脱ダム宣言をした御報告が一言もないんです。私は冒頭申し上げただけで、あと二時間半は、全部の知事さんが御発言になったんです...全文を見る
○扇国務大臣 田中知事が御就任のときに、旧建設省にごあいさつに見えたそうでございます。そのときも、私に会いたいと言わないで、事務次官に会ってお帰りになったというのです。どうして私に会っていただけなかったのかなと思いますので、いつでも、お申し込みがあれば、そういうチャンスがあれば、...全文を見る
○扇国務大臣 今、保坂先生が、こんな危険なところはないじゃないかとおっしゃいましたけれども、外国へ行きましても、滑走路の下をくぐってターミナルに行くのもたくさんございますし、羽田も事実ございます。その上に飛行機の滑走路があるんです。ですから、私は、安全性を考えれば、新幹線であれ、...全文を見る
○扇国務大臣 今、飲み水のお話を保坂先生おっしゃいましたけれども、私は、二十一世紀の地球規模での問題であると思います。そして、環境というものが今の二十一世紀で大問題になっているのは、今まさに先生がおっしゃいましたダムだけではなくて、あらゆる地球規模での環境というものはどうあるべき...全文を見る
○扇国務大臣 私は、そのために学識経験者から成る委員会を設置したので、でなかったら設置は要りません。ですから、学識経験者をわざわざお呼びして設置したというのはそういう意味でございますから、結果を私は尊重したいと思います。そのための委員会でございます。  それから、先ほど保坂先生...全文を見る
○扇国務大臣 保坂先生も御存じのとおり、少なくともあのバブルの絶頂期、あらゆるところに保養地あるいは国民のレクリエーションのための活動を、自然との触れ合いをということでこのリゾート法がつくられて、今保坂先生がおっしゃいましたように、成功している例もなきにしもあらずで、三重県なり島...全文を見る
○扇国務大臣 少なくとも、施設をつくって、それを維持できるかどうかということを見直さなければいけないというのは当然ですけれども、ただ、他方、保坂先生にぜひ御理解いただきたいことは、これらの施設にそれぞれ地元の人たちが雇用されたということも一時の大きな特典であったと私は思うんですね...全文を見る
○扇国務大臣 先ほど申し上げたとおり、検討するということで御了解いただきたい。
○扇国務大臣 今、松野先生おっしゃいましたように、私は、二十一世紀、この国土交通省の果たす役割は本当に重要なものであると認識しておりますし、また我々は、気を引き締めて、改めて二十一世紀型の国土づくりに頑張っていかなければいけないと思っているところでございます。  私は、小泉内閣...全文を見る
○扇国務大臣 今松野先生がおっしゃいましたように、現在の我が国の都市の現状はどうかといいますと、今の日本の都市の現状というのは、長時間の通勤、あるいは道路やオープンスペースが不足しておりますし、慢性的な渋滞、そしてごみ問題等々、私は、今の日本の都市の問題というものは、あらゆるとこ...全文を見る
○扇国務大臣 今松野先生がおっしゃいました安全性に関しては、私は、交通事故のみならず、冒頭に申し上げました、陸海空、あらゆるところでの交通安全が第一であると。安全が第一であるということは、交通のみにかかわらず、国土交通省の幹部も新年に集まって、とにかく国民の生命財産を守り、安心し...全文を見る
○扇国務大臣 反論と申しますより、もともと整備新幹線に関しましては、我々国民の、日本の背骨を形成する大事なものでございます。それは木村委員も御承知のとおりでございます。  昨年の十二月、政府・与党の申し合わせがございました。私も連立与党の一員で、今こうして小泉内閣に参画させてい...全文を見る
○扇国務大臣 二階先生は運輸大臣経験者でいらっしゃいますから、JR三社の民営化については、細かいことは法案審議のときに譲りたいと思いますけれども、今先生が御指摘になった、民間になれば赤字路線を切り捨てるのではないか、このことは、私、本当に一番大事なことだと思いますので、私はJR三...全文を見る
○扇国務大臣 今、二階先生がおっしゃいました過疎地のバスというのは、過疎の皆さんにとっては本当に生活の必需でございます。  そういう意味では、過疎地の皆さん方の足である、この引き継がれたJRバスというものに対しては、地方財政再建促進特別措置法の精神を踏まえて地方公共団体には補助...全文を見る
○扇国務大臣 私は、我々二十一世紀を迎えた日本の国民の社会資本整備というものはどうあるべきかということが、大きな課題になってくると思います。そういう意味で道路特定財源も、少なくとも税収が二兆三千億円、十三年度でそう思われていますけれども、あらゆる面で、国の財源、そして地方の税収等...全文を見る
○扇国務大臣 今二階先生言っていただきましたように、これは五月一日の閣議後の記者会見で、ハッピーマンデーの話が出ましたときに、九月十五日の敬老の日を月曜日に持っていくということに関しまして、私は本当に残念だなと思ったのは、一部の皆さん方に誤解を招いているのではないかということでご...全文を見る
○扇国務大臣 ただいま議題となりました農住組合法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  農住組合法は、市街化区域内農地の所有者が協同して農住組合という組織を設立することができるようにし、その事業活動を通じて、必要に応じ、当面の営農の継続...全文を見る
05月18日第151回国会 衆議院 国土交通委員会 第12号
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○扇国務大臣 おはようございます。差し迫ったときに重要な御審議をいただいて、ありがとうございます。  今、玉置先生からお話がございましたように、御存じのとおり、五十六年からこれが施行されたわけでございますけれども、もう二十年たちまして、今まで、この二十年間で全国で六十三組合がで...全文を見る
○扇国務大臣 私も思わず笑ってしまって失礼しましたけれども、おっしゃるとおりでありまして、先ほどもちらっと申しましたけれども、この法律を延長申し上げて皆さん方に御審議いただく前にも私もそのことをよく申しました。需要と供給のバランスが果たしてこれでとれていくんだろうか、そういう意味...全文を見る
○扇国務大臣 今、玉置先生おっしゃいましたヒートアイランド現象が二十一世紀の大都市における大問題になっております。御承知のとおりでございます。  私どもは、大都市の都心部におけるこのヒートアイランド現象というものをどうしたら防げるのか、防げないまでも、少なくとも、温度を一度下げ...全文を見る
○扇国務大臣 今の先生のお話が私は大事なところで、各地区でこれを実施している格差があると言っても差し支えないと思いますけれども。  ちなみに、私は、特に都市の場合は重要なので、あえて今先生がおっしゃいましたので例を挙げますけれども、東京がこの百年間で二・九度温度が上がっておりま...全文を見る
○扇国務大臣 私は、今山田先生がおっしゃいましたように、高い支持率によって誕生した小泉内閣が、結果、何をするのかと、結果、何が出てくるのかと、高い支持率だけであったのかと、これでは、国民の皆さん方は、あっという間に低支持率になるだろうと、これはもう予測されるとおりでございます。 ...全文を見る
○扇国務大臣 国土交通省というものは、第一は安全を旨としております。ですから、あらゆるものが安全を確保できる、最低限しなければいけないことというのは何なのか、そのためには幾ら要るのか、私はそれが第一だと思っております。けれども、余分なところを切るというのは二十一世紀になって当然の...全文を見る
○扇国務大臣 先ほど私が申しましたように、世界的に日本が高いというのは、もうだれしも思っていることでございます。  しかも、先生は今コンテナのお話をなさいましたけれども、少なくとも今の日本の物流コストでは、私、二十一世紀、物流という面から見ても、とても世界に対抗し得るものが維持...全文を見る
○扇国務大臣 これは、もともと先生も御理解あると思いますけれども、戦後日本の中で立ち上がるときに、どういう日本をつくるかということから出発しておりまして、さかのぼりますと、やはり政治家の知恵でございます。  いかに今日まで早く日本が復旧したか、復興したか。予算のない中で、受益者...全文を見る
○扇国務大臣 山田先生から、るる資料をお示ししながら、いろいろなことを指摘していただきました。  少なくとも、一番原点は、どこにどうというのを、これから調べるのは当然のことながら、私は、小泉内閣において、この百五十一回国会で、あらゆるものをゼロベースからやるんだということを宣言...全文を見る
○扇国務大臣 瀬古先生が今おっしゃいましたことは大事なことだと思いますけれども、今先生がおっしゃったことを実現するために、この農住法というのができたというふうに御理解いただければ一番いいのではないか。  例えば、点住しておりますところでばらばらにやっていたのでは効果が上がらない...全文を見る
○扇国務大臣 そういう意味では、先ほど申しましたような飛び地等々、また一カ所に集めるということは大事でございますけれども、基本的に私は、生産緑地の地区制度の環境というものが指定されておりまして、その概要の中で、生活環境の確保に相当な効果があるという五百平方メートル以上のところに関...全文を見る
○扇国務大臣 今先生がおっしゃいましたように、それぞれの農家にそれぞれの条件あるいは環境の変化がおありになるのは当然でございます。  ですから、今おっしゃいましたように、少なくとも市町村長に対して買い取りの申し出ができるまでの期間は三十年というふうになっておりますけれども、三十...全文を見る
○扇国務大臣 今先生が埼玉の例を挙げられまして、四十一倍になっているというお話をなさいました。けれども、地区によりましてはもっと格差がございまして、御存じのとおり、少なくとも農地と宅地の間では、地域によりましては百倍近い固定資産税の差があるのですね、全国の中では。  ですから、...全文を見る
○扇国務大臣 今申しましたとおり、私は、この法案が延長されるかどうか、みんな見ていると思うのですね。ですから、私は、特にこの法案を通していただいた後は、各地方整備局を含めて、地方自治体に申し渡しをしていこうと思っております。
○扇国務大臣 今先生がおっしゃいましたように、私、昨日のテレビは残念ながら拝見していないんですけれども、これは以前にも委員会で問題になった件でございます。  今まで何をしていたのかというお話はさることながら、全国の今の公園におきまして、この箱ブランコと称する遊具、これは約一万四...全文を見る
○扇国務大臣 瀬古先生の切実な、子供を持つ親のお話も、私もよくわかります。  ただ、地方自治体で管理しておりますし、今先生が撤去したらどうだというふうにおっしゃいましたけれども、全国の都市公園の遊戯施設というものは、今まで事故分析をしますと、事故があった件の中で一番パーセンテー...全文を見る
○扇国務大臣 させていただきます。
○扇国務大臣 今井上先生から緑の政策大綱についてのお尋ねがございましたけれども、今御指摘されましたように、私どもとしては、旧建設省、御存じのとおり、平成六年でございましたけれども、この二十一世紀の初頭を目標として、この緑の政策大綱の中で目標を三つ立てました。  御存じのとおり、...全文を見る
○扇国務大臣 小泉内閣になりまして、御存じのとおり、森内閣のときに言われました緊急経済対策、その中に都市基盤整備というものがございましたけれども、それをより早急に立ち上げなければならないということで、小泉内閣になりまして、五月の八日に内閣のもとに都市再生本部を設置いたしました。け...全文を見る
○扇国務大臣 井上先生から総合的な御意見を賜りました。私は、最初に申し上げましたとおり、これの延長が果たして必要なのかどうかということも随分検討させていただきました。そして、今需要と供給の問題から考えれば果たしていいのであろうかということも、いろいろなデータを勘案しながら検討させ...全文を見る
05月21日第151回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○国務大臣(扇千景君) 円先生が先ほどおっしゃいましたように、少なくとも子供を持っている割合がどれくらいかといったら、一人で子供を持っているという生活者が三二%であるというふうに円先生おっしゃいました。  私たちは、そういうことで小泉内閣で少なくとも都市再生本部というのを五月の...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 都市再生本部は、私は緊急経済対策の中の大きな柱の一つであろうと思っております。と申しますのは、日本はもともと二十世紀、今、円先生がおっしゃいましたように、多くのものをつくり過ぎまして、それが横の連携がとれていない。私の省庁で言わせていただきますと、建設省と...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 真鍋先生のおっしゃるとおりだと思います。  国土交通省は四台、電気自動車を持っております。先日、私も試乗しました。私が乗ったのは小さいんですけれども、四百万でございました。四時間充電して百キロ走ります。  そのように私どもはしなきゃいけないことは大変わ...全文を見る
05月22日第151回国会 参議院 国土交通委員会 第10号
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○国務大臣(扇千景君) 委員長初め、委員の諸先生におかれましては、日ごろから国土交通行政の推進に格段の御理解と御支援をいただき、厚く御礼を申し上げます。この機会に、国土交通行政の当面する諸問題について私の考え方を述べさせていただき、また御理解を賜りたいと存じます。  国土政策、...全文を見る
05月22日第151回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○国務大臣(扇千景君) 私は、小泉内閣で聖域なきという、しかも先生が今おっしゃいました二十一世紀維新、今まで考えていたことでも、いけないと思ったところはすべて生まれ変わる、それが私は二十一世紀だと思うんですね、世紀が変わったんですから。  そういう意味では、私たちは道路特定財源...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、入澤先生がおっしゃいました公共工事というものに対する世の中の批判、またマスコミ等々で言われますむだ遣い、ばらまき、談合、丸投げ、あらゆることが私は多々あったと思います。けれども、二十世紀はハードの世紀で先進国に追いつけ追い越せで物をつくりましたけれども...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 都市再生本部、私は、国際都市という国際と看板をつけるのには条件があります。国際空港があること、国際港湾があること、そして税関がついていること、そして十分以内にそれらから主要道路に入り、そして一時間以内に主要都市に行けることという、国際都市というものの条件が...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 私も就任当時から、すべてスピードアップすることによってコストダウンができる、集中的にするべきだと思います。何を集中的にするかということを、それを聞くために私は全国を二月から四月までかかって歩きました。  全国歩いた中で、例えば北海道の例を挙げますと、北海...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) けれども、半蔵門線も少なくとも収用委員会で三年間これは凍結されたんですね、三越前まで。ですけれども、その三年間凍結されただけで二百十億円の損失をしたわけです。そのように、すべてのものをするにも基本は土地収用法というものにひっかかってくるわけです、道路をつく...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、先生からエコタウンの話が出まして、私は大事なことだと思ってまいりまして、先週も週末に見てまいりまして、ある場所を見てまいりましたけれども、エコタウンを、ある大きさの中で真ん中が道路になっていまして、車が通行できません、そのエリアは。そして共同溝で、電柱...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、福本先生の御質問の芸予地震でございますけれども、特に呉市の地形というのは急傾斜地が多うございまして、私もいろいろ聞きましたら、自然のがけは崩れたところは直せるけれども、人工的に一度がけを押さえたものは対象にならないというまことに不思議な法律の適用がござ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、先生がおっしゃいました学校の内装の問題なんですけれども、これ、三月、四月、三回職員や建築構造物の専門家を派遣いたしました。ただ、内装の材料が種々ございまして……
○国務大臣(扇千景君) ああ、小学校ですか。小学校もそうなんです。音楽ホール、体育館、全部そうなんです。一緒に検査しました。けれども、なかなか使っている材料が全部違うものですから、そういう意味で、現段階で、今週中この結果を報告されることになっておりますので、今週中に出た結果により...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 私にお聞きになったと思ったので、名字違いだと思いますね。  那覇の空港の国内線ターミナルビルにおいて手荷物検査の業務を実施しております会社はジェイ・エス・エス、代表者は鶴谷敏明代表取締役と承知しております。
○国務大臣(扇千景君) せっかくのお尋ねなんですけれども、どういう関係かというのは全然私は具体的には存じておりません。
○国務大臣(扇千景君) じゃ、後で総理にお願いして、こっちの方から。  住宅ローンの皆さん、本当に今、総裁がお話しになりましたように、戦後今日までの果たしてきた役割は多かったと思いますし、しかも住宅ローンを申し込むときには、金融公庫で借りますと、職業とか、おまえは会社の課長か係...全文を見る
05月23日第151回国会 衆議院 国土交通委員会 第13号
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○扇国務大臣 おはようございます。  ただいま議題となりました旅客鉄道株式会社及び日本貨物鉄道株式会社に関する法律の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明を申し上げます。  JR各社につきましては、累次の閣議決定により「できる限り早期に純民間会社とする」ことが求めら...全文を見る
○扇国務大臣 ただいま議題となりました気象業務法の一部を改正する法律案の提案理由について御説明を申し上げます。  温度計、風速計等の気象の観測に用いられる測器のうち、防災目的等公益性の高い観測に用いられるものについては、現在国がみずから検定を行っているところであります。  し...全文を見る
○扇国務大臣 今お話がございましたように、本当に近年、河川のはんらんによって、あっという間にという表現をよく使われますけれども、河川事業におきましても、近年は都市化が進んでおりまして、昨年の名古屋の集中豪雨を見ましても、私は、平時の予測というものができれば、こんなに皆さん方が避難...全文を見る
○扇国務大臣 永井先生からいろいろなデータをもとに、地震列島と言われるような我が日本に対しての、予知というものがいかにできないかという難しさを御指摘いただきました。そのとおりでございまして、今お話がございましたように、平成七年に設置されましたこの委員会でございますけれども、地震予...全文を見る
○扇国務大臣 今るる永井先生から予知についての御示唆がございました。私たちも、なるべくそうして国民の皆さんが安心して生活できるようになっていただきたいと思っております。  私自身も、三十年前、四十年前には、我が家の中を見ても、電気冷蔵庫があんなになると思いませんし、あらゆる電化...全文を見る
○扇国務大臣 今、谷田先生から、現実に愛知御出身でいらっしゃいますから、あの水害を御経験なすって、冒頭に感謝の言葉をいただきましたけれども、私たちは、感謝していただくよりも、むしろあれを教訓として全国の皆さん方が意識改革をしていただくということの方が、あらゆる災害に対しての原点で...全文を見る
○扇国務大臣 先ほどもお聞きいただきましたように、我々は、国民の生命財産を守る一番大事な役所として今後大いに頑張っていかなければならないというのは、大島議員の御指摘のとおりでございますので、私たちもできる限りの努力をしていこうと思っております。今回皆さん方に御審議いただいています...全文を見る
○扇国務大臣 今、大島先生がおっしゃいましたように、ハードとソフトが車の両輪であると私は申し上げて、ハードの部分は、国がしなければいけないことはきちんとやります、ただ、それに今度はソフトの面、国民の皆さん、住民の皆さんにも意識を持っていただきたい、国と地方自治体と一緒になってソフ...全文を見る
○扇国務大臣 大島先生がおっしゃいましたことに対しましては、少なくとも水防法の罰金制度の規定というものは、私は、地域の住民の安全の確保にとっては大変重要な水防事務の妨害行為に当たるということで、限定して適用されているということをぜひ御理解賜りたいと思います。  少なくとも、今回...全文を見る
○扇国務大臣 今、瀬古先生は大事なことをおっしゃいましたけれども、本当に、福祉施設等を移転または改築するかどうかというのは、これらの施設の管理者であります地方公共団体におきまして主体的に判断される、先生もそう認識していらっしゃると思います。けれども、それを無視しては考えられない、...全文を見る
○扇国務大臣 山田先生おっしゃいますとおり、一たん災害があれば、あらゆるところが一致協力するのは当然のことでございます。  私、昨年の東海水害のときも、翌日、無理にヘリコプターを飛ばして現地に行きました。そのときも、本来は、愛知県で持っておりますポンプ車、水を吸い取るポンプ車を...全文を見る
○扇国務大臣 これは先生はもう百も御承知でお聞きになっているんでしょうけれども、地方自治法にもきちんと明記してございますし、少なくとも、きょう皆さん方にお示ししました水防法の一部改正案、これも、今までは国土交通省に名前が変わりましたから国土交通大臣ということになっていますけれども...全文を見る
○扇国務大臣 私は、やはり法的にもきちんと明記していなきゃいけないという意味で改正のことを先生に今お答え申し上げたのですけれども、少なくとも、平時から我々はあらゆる情報を伝達するということで、特にNHK等々を通じて、個々の皆さんには全部、テロップ等々で住民への洪水予報を伝達すると...全文を見る
○扇国務大臣 所管の問題でございますから。  今先生がおっしゃいました災害対策基本法は、これは内閣府の仕事で、今度も危機管理担当と、大臣を内閣府につくったのも、担当がそれぞれございまして、我々は、一たん緩急あればということで、内閣府で危機管理担当もつくってございますので、私たち...全文を見る
○扇国務大臣 今吉田先生から、参議院の予算委員会の質疑をとって特定財源のお話をなさいました。  少なくとも小泉内閣、平成十四年度の予算からこれを見直すというふうにおっしゃっていますし、聖域なき改革、そして二十一世紀維新とまでおっしゃっています。私は、二十一世紀、小泉内閣の御趣旨...全文を見る
○扇国務大臣 吉田先生から、国鉄改革に関する評価についてのお尋ねがございました。  この国鉄改革、当時の国鉄は壊滅的な経営状況でございました。御存じのとおりでございます。そして、あの当時、債務を切り離しまして、人員を適正化した。  あのリストラされた人たち、私、本当に偉いと思...全文を見る
○扇国務大臣 これは、先生、いろいろなとり方があると思いますけれども、私は、今回一番気にしましたことは、完全民営化したときに、採算性を重視して、赤字のローカル線を切るのではないかと。それは皆さん方にとっては本当に困ることだから、経営だけということを考えて、民営になったから自由なん...全文を見る
○扇国務大臣 民営化をするときには三社同時というのが私の念願でございました。就任しましたときからこの問題がありまして、今先生が御指摘のように、JR東海が、どうしてもしょった荷物が大き過ぎると。  端的に言いますと、一般の皆さんにぜひ御理解いただきたいことは、JR三社、私は、嫁に...全文を見る
○扇国務大臣 お互いに検討していこうということを申し合わせました。
○扇国務大臣 今申しましたとおり、お互いに腹を割って、できる限りのことを協力していこう、検討しましょうということで、快く御了解をいただいたので、検討材料はこれからでございます。
○扇国務大臣 さようでございます。
○扇国務大臣 今、今野先生がおっしゃいましたように、JR東海、長期債務四・八兆、そして運輸収入が一・〇兆、そしてJR東日本、長期債務が四・七兆、収入が一・七兆、そしてJR西日本が、長期債務が一・四兆、運輸収入〇・八兆、これが十一年度の決算状況でございます。  今先生がおっしゃい...全文を見る
○扇国務大臣 先ほども私、国鉄が民営化されただけでもサービスがよくなったと申しました。そのように、JRは、民間的な手法を導入することによりまして効率的な経営を実現していますね。そして、現に、先ほど申しましたように、税も納めるような体質になってきた。そういうことでは、サービスの水準...全文を見る
○扇国務大臣 おっしゃるとおりでございまして、ただ、先ほども局長から答弁しましたように、あえてこの中に勧告、命令という言葉を入れたというのは、先ほど今野先生がおっしゃいましたように、吉田先生にもお答えしましたけれども、赤字の路線を切り捨てるということがないようにということを私は三...全文を見る
○扇国務大臣 今、今野先生がおっしゃったことは基本であろうと私思います。完全民営化されたときに、安全性はどうなのか。他のJR、あるいは既に走っております他の民間鉄道、あらゆるものと共存共栄をしていくためには、どういうことなんだろう。  ただ、基本的には、完全民営化しましても、民...全文を見る
○扇国務大臣 これは先ほども吉田先生に少しお答えしたので、今野先生も頭の中にお入りいただいていることであろうと思いますけれども、少なくとも、JR貨物につきましても、経営基盤等の条件が整いますれば順次株式の売却を進めて、完全民営化に向かって努力を重ねていくという、その基本方針は今で...全文を見る
○扇国務大臣 おっしゃるとおりでございまして、私ども、日本全体が少子高齢社会になるというのは、二十一世紀を考えた場合、やむを得ざる現状であろうと思います。  その中で、人口の減少によってというお話がございましたけれども、民間的な手法を導入することによって、民営化されればそれなり...全文を見る
○扇国務大臣 今副大臣が申し上げたとおりですけれども、私は、せっかくJR三社同時スタートで民営化するという、二十一世紀型の経営を図ろうというスタート地点でございますので、少なくとも、全員が希望を持ってスタートしましたので、その士気を低めるようなことは今は全く考えておりませんし、よ...全文を見る
○扇国務大臣 一元経営という言葉はちょっと当てはまらないと思うんですね。  例えばJR東海と技術開発をするという研究所、これはやはり一元ではなくて、技術研究というものは永久に研究でございます。研究開発のために補助金が出ているわけでございますから、JR東海の、一元ではなくて、技術...全文を見る
○扇国務大臣 この負担金に関しましては、年間予算百八十七億円、平成十二年度でございます。そして、内訳ですけれども、JRの負担金は百二十八億円、受託が三十五億円、補助金等が二十五億円という配分になっております。
○扇国務大臣 これをお答えする前に、今野先生にもう一つ理解しておいていただきたいことは、先ほどもお答えしましたように、鉄道総研に各社がみずから研究費を出しているという基本的な研究開発の目的が四つございます。  研究開発の目的は、一つは、信頼性の高い鉄道をつくる。これは安全性、安...全文を見る
○扇国務大臣 JR三社等々に出させているわけではございませんで、先ほど申しました四つの目的に照らして、国民のために、より走行性、高度のもの、あるいは軽便性、あらゆるものを研究してくださいとみずから進んで出しているので、国が出させているとかそういうことではありませんので、その辺は御...全文を見る
○扇国務大臣 私、先ほど先生に申し上げたつもりですけれども、日本の国民にとって、より研究開発をして、国民の利便性を考えたものを提供するというのは我々の役目でございます。  例えば、今の新幹線一つとってみても、昔は想像できなかった三百キロというスピードも出るようになりました。そし...全文を見る
05月24日第151回国会 参議院 国土交通委員会 第11号
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○国務大臣(扇千景君) 野沢先生から四カ月たちましたねとおっしゃられますと、改めて激動の四カ月であったなと、今実感しております。しかも、四省庁統合ということで、本来であれば四人分を一人でしょっているという気がございまして、私にとっては大変荷が重い役目ではございますけれども、多くの...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 全国の皆さん方の私は一番よかったなと思うことは、全国を十のブロックに分けさせていただきました。地方整備局は全国八つでございますけれども、それにプラス北海道、そして関東が大き過ぎますので北ブロックと南ブロック二つに分けさせていただきまして、全部で十ブロックで...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 政府委員から答弁させます前に、一言、今の野沢先生の公共事業の見直しで経緯はどうかという御質問に私追加して申し上げておきたいと思います。  それは、百八十七の事業を中止するのも、我々は中止しますよと一方的に言ったのではなくて、全国の少なくとも第三者機関でご...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、野沢先生のおっしゃることが、私は二十一世紀型、国土交通省になった効果というものは、そういうところに出てくるのではないか、そういうふうに認識はいたしております。  ただ、その中で私たちは今後検討しなければいけない問題としては、特別会計の中で、鉄道、港湾...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 整備新幹線についてお尋ねがございましたけれども、野沢先生は特にこの整備新幹線、御出身の御経歴から見ても、一番熱を入れて全国の整備新幹線の強力な牽引者でいらっしゃることはだれも認めるところでございますけれども、少なくとも昨年の十二月、新たに政府・与党申し合わ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今まさに先生がおっしゃいましたように、四月の六日に緊急経済対策、これを発表いたしました。  それは、変更がないどころか、この緊急経済対策をより一層緊急という言葉に即した対応をしようということで、新たに小泉内閣の中では緊急という言葉に対応した行動をとろうと...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 緊急経済対策につきましては、その緊急経済対策には、特に環境と防災と国際化等の視点から都市の再生を目指す二十一世紀型の都市再生プロジェクトを具体的に選定するというふうに決められております。  では、その具体的な選定の中身は何か、重点的な推進を図ることは何か...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) まだその点では幾つということは言えませんけれども、私がいつも申し上げておりますことは、例えば国際都市というような言葉を使ったときに、果たして国際都市の要件は何なんだろうかと。そういうことも含めて、国際都市というのは、国際空港があり国際港湾があり、そして高速...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、松谷先生がおっしゃいましたことが大変重要なことでございまして、国土交通省になったからできるということを私はこの中に入れなければならないと思っています。  それは、住宅と今、先生ちらっと言葉になさいましたけれども、建物の容積率緩和だとか高さ制限の撤廃と...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 大変、松谷先生から適切な御説明と、そしてまた激励をいただいたような気になっておりますけれども、私は何よりも、やっぱり地元の皆さん方のもうそろそろ何とかといういら立ったお気持ちがあることも事実でございます。しかも、今、松谷先生は、私が現地へ行ったことが三十三...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 先ほどもお答えいたしましたように、やっぱりこの年月がかかったことには最初の話し合いが足りなかったなという反省があると申しましたのは、私は住民の皆さんにそういうお気持ちがあろうと思います。また、私もそういうお声も聞きました。ですから、私は少なくとも今度は原点...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、私はこの緊急経済対策の中、あるいは経済の再生等々を考えて、小泉内閣になりましてどうしても聖域なき改革と、また二十一世紀の新たな維新、二十一世紀維新という小泉内閣の言葉がございますので、聖域なきということであれば、私はあらゆることを考えていくというのが国...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、寺崎先生も大変重要なことを指摘されたと思います。  受益者負担という御理解のもとに今の特定財源が使われ、徴収され、しかも今、先生がおっしゃいましたように、あらゆる面で税を課し、国税三税、地方税五税、そしてなおかつ暫定税率という御存じのとおりの暫定税率...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 私は、財務委員会でどういう御発言があったのかはよくわかりません、私も委員会をしておりましたので。  ただ、今、寺崎先生がおっしゃいますように、予算委員会での財務大臣の発言を聞いておりましても、大体そのような、大ざっぱですけれども、ちょっと真偽をはかりかね...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 先ほど松谷先生にも申し上げましたけれども、小泉内閣が聖域なきという言葉をお使いになったり、二十一世紀維新というお言葉をお使いになっていますので、私はそういう意味では何を手をつけない、こっちは手をつける、そういう考え方ではないということだけは小泉内閣の一員と...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、自由民主党の与党内で話されたということと与党三党の関係はどうあるのかという御質問でございまして、またそれと政府の決定していることとはどうするのだというお話ございましたけれども、まずそれぞれの政党は連立しておりましても政党が違います、全部一致ではございま...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 寺崎先生の御心配も私もよくわかります。  私も自分で運転も、免許証も持っておりますので、我々が車を買うときにかかる税金の重さ、しかもそれが安くならない、あるいは消費税は二重課税になっているんじゃないかと、そういう感じを一般国民の皆さんは思いながらも、今の...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、寺崎先生からいろんな例を引いて、現実にどうあるべきか、また今の現実、国会で法案を通したから後はいいんですよということではなくて、絶えず評価制度を利用して、みんなでこれでいいんだろうかということを御検討いただくことが大変私は有意義なことであって、まさにこ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 昨今、この話題が集中しておりまして、マスコミもあらゆるところでこの道路特定財源の有無について論議しておりますけれども、私は、今の段階ではマスコミ等々が書き立てることはむしろ憶測であって、我々は基本的な道路特定財源をどうするということをどこからも決定している...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、佐藤先生おっしゃいましたように、私は均衡ある国土の発展という言葉はきれいなんです、しかも二十世紀、そのために我々は欧米先進国に追いつけ追い越せと。例えば東京一つとってみても、焦土と化して何も見えなかった。それが今日までの、あらゆる日本列島を今日までにつ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 御存じのとおり、戦後今日までの産業の発展ということから考えますと、福島県も随分企業誘致なさいました。それによって、福島県に工場を持っていった会社も企業もたくさんございます。  けれども、なぜ都市集中するかというのは、すべて就職なんですね、多くの人は。です...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 先生がおっしゃいました、政府が森内閣の最後に緊急経済対策というものを立てました。その四本柱の四つ目に都市基盤整備と書いてございます。その都市基盤整備というものを延長させたのが、今度の小泉内閣で都市再生本部というものをつくったのがつながりでございます。ですか...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 協力するのは当然ですけれども、協力する以前に国土交通省独自の改革をしていこうということです。
○国務大臣(扇千景君) 今、北澤先生がおっしゃいましたように、聖域なき構造改革というのは、これは小泉総理が一番旗を振られましたけれども、我々は二十一世紀を迎えた今の国会議員、そして今の行政に処する人間すべてが二十一世紀型というものを考えないで今までどおりでいいということで済むわけ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 右か左ではなくて、右も左も前後もございます。
○国務大臣(扇千景君) 限定することは一言も言っておりません。前後左右、あらゆる百八十度の展開を見回してやるといったことで、一定の縛りをかけるということはいたしておりません。
○国務大臣(扇千景君) 本音もうそ音も何もありません。表も裏もございません。  きょうも局長が来ておりますから、私が五月中に見直すことを通達していることを、御本人が来ておりますから、見直すように出しなさいと言っていることを、それは違うとおっしゃるんじゃなくて、本音なんてまだだれ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、くしくも北澤先生、口になさいました。一般国民、地方へ行けば行くほど道路が大事なんだという陳情がある。私も全国の地方公共団体、全部皆さん方と地方懇談会しました。一番要求が多いのは道路でございます。皆さん持ってきてくれとおっしゃる。そして、今も佐藤雄平先生...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 続先生は東京都の副知事としてその実力を発揮され、東京の現状と今東京が何をしなければ大変なことになるという実情も把握されての御質問だと思います。そういう意味においては、我々が考えている以上にアジアでのあるいは世界じゅうでの東京の位置づけ、これ首都でございます...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、続先生が石原都知事の首都圏メガロポリス構想というのをおっしゃいました。東京都が一都三県にまたがる広域都市圏を対象に長期的な視点に立った都市基盤などの整備方針をまとめたと、こういうことになっております。  私は、まさに先日、南関東ブロックの懇談会をさせ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 全国を一巡しましたときに、各地方懇談会ごとに今ある公共工事、十年後というのを全部示しました。これは、私は、本来は、今は十年後しかまだございませんけれども、二十一世紀初頭に入りましたので、二十一世紀、十年先、できれば欲張って二十年先、五十年先の日本はどうある...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、続先生が御指摘になりましたように、東京国際空港羽田、少なくとも二〇一五年、許容範囲が限度である、パンクするということが目に見えているにもかかわらず、今、手を打たなければ政治家は要らないと思います。私たちは、政府も当然ですけれども、政治家も二〇一五年が目...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 続先生がおっしゃるまでもなく、我々は国の独自性、国の独立性というその観点から考えてみましても、民間の航空機の交通が、効果的な運航のためには我が国が一元的に管理行政を行うことが一番私はいいことである、また当然だと思っております。  けれども、従来からいろん...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 続先生がおっしゃいますように、我々は、二十世紀を振り返りましたときにも、やはりあらゆるところでこの政策に関する評価制度というものが少しぬるかったなと、あのときにもう少し評価制度が早く導入されて、厳重に評価していればこういうことにならなかったなという反省点が...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 本当に私、政策の難しさ、片方によければ片方がそれは困るとおっしゃる。我々政治家、先生方一人一人、一国一城のあるじでいらっしゃいますから、それぞれ地元から陳情をお受けになっていると思います。言葉で言うのは一言で済みますけれども、それを実施するときには本音と建...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) とても暴論だなんて言う勇気はありません。全部おっしゃるとおりでございまして、こうなれば理想だなと私も思っております。  ただ、申し上げられますことは、先生の御指摘にありますように、容積率いっぱいに高層化するということは今は無理でございます。なぜなれば、私...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 緒方先生がおっしゃいます中で、私は二通りに分けなければいけないと思うんですね。ダムをつくります場合には治水面と利水面、私は当然両方考えなければならないと思います。  今、先生がおっしゃいましたこの表も、私も今いただいて拝見しているんですけれども、なるほど...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 緒方先生のおっしゃることも、私はそれもそれだろうと思うんですね。いろんな意見がございます。  実際、御存じのとおり、私は福岡へ行きますときに、来ないでくれと言われたんです。なぜですかと言ったら、覚えていらっしゃると思いますけれども、福岡が渇水でホテルが全...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 緒方先生もダムが必要ないとはおっしゃっていなくて、なるべく必要最小限のダムにしなさいよとおっしゃっているのは御提言いただいたことと同じことでございますので、拳々服膺させていただきたいと思います。  ただ、先ほど先生がおっしゃいました中に、ダムの環境が悪過...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) これも、私も今、表を見て、わずか年数が、これは一九九八年ですから、管理開始が。それで、三倍というのは何か理由があるんだろうと思います。それは周りが何か木を植えていないのか、あるいは余りにもダムを開始したときにそういう自然状況を甘く見たのか、何か原因があると...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 大変私も、緒方先生の質問をいただきますまでこういう制度があるのを知らなくて不勉強で申しわけなかったんですけれども、私は改めてこんないい制度があるとびっくりしたんです。私は見本をもらってきました。これが今、先生がおっしゃいました建退共制度の手帳なんですね。そ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) こういうことは与党とか野党とか全然関係ございませんで、ぜひそういうことがあるのであれば、私はこれを聞いてびっくりしたいい制度というぐらいいい制度なんですから、それが適正に適用されないなんというのは許せないと思いますから、厳重に調べられるところは調べます。
○国務大臣(扇千景君) 失礼しました。ちょっとだれか答えてください、聞いていなかったので。済みません。
○国務大臣(扇千景君) 先ほどもお話ございましたけれども、下請の場合、一次下請、二次下請、孫請といろいろ言葉を使っていますけれども、そういうことも情報開示しろというふうにみんな言っております。そういう意味において、今、函館ですか、大変いい制度で、二次下請も全部これがないとという、...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、後ろを向いて聞いていて済みません。何を聞いたかと。外国労働者はもらえるのか、もらえないのかをちょっと聞いていましたので、済みません。  少なくとも、私、今、先生がおっしゃいましたように、そういうふうにあらゆる地域でこの建退共済制度、いろんなところで皆...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) この建退共制度というものを私は初めて知りまして、おかげさまでいいものを見せていただいたと思うんですけれども、これは建設省と書いてございますので国土交通省になったらどうなったのかということも、これは名前が変わるのかどうかも含めまして、今言ったように日本人だけ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、渕上先生御指摘のように、来年度予算、まだ全然手がついておりません。三月の二十六日に本年度予算を通していただきまして、それを今いかに執行するかということで、まだ概算的なことは当然時期的にも論議しておりませんけれども、小泉総理がおっしゃいましたように、十四...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) それはもう渕上先生のおっしゃるとおりでございまして、私、先ほどから二十一世紀になってしなければならないことというのを言いました。それは、二十世紀がハードの世紀であらゆることをつくってきたけれども、二十一世紀は今までつくったものをいかに品質を保持し、なおかつ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 聖域なきというのは言葉どおりでございますけれども、聖域というものはどこで線引きをするかと。これは線引きがないというふうに言っていいと思うんですね、私。  けれども、その中でも、今申しましたように、やっぱり重点的にしなければいけないものは、あくまで国家です...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 先生のおっしゃることも一つだと思いますけれども、それが聖域だと言われてしまえばそれまででございまして、私は、聖域なきという言葉の理解、あるいは現実に聖域なきとはどこまでなのかとおっしゃられれば、先ほど申しましたようにゼロだと言わざるを得ないというふうに考え...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 国土交通省、御存じのとおり陸海空、この陸海空にかてて加えて海上保安庁、気象庁、もうすべてが安全が第一であるという役所でございます。  陸海空、何があっても国土交通省、これが関連してまいりますから、いつも私は年頭の職員のごあいさつのときにも安全第一というこ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、田名部先生おっしゃいましたように、より質の高い行政、これはもう当然私どもは、国土交通省になったからという意味だけではなくて、役所としては当然していかなければいけない、行政としては当然質の高いものでなければならないというのは原則でございます。  ただ、...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 田名部先生は、根幹にかかわることをおっしゃっていると思います。これは私は二十世紀、少なくとも政治家の責任でもあります。少なくとも本四架橋もアクアラインもすべて法律を通して、そして一時は一県一空港、全国の都道府県、一県一空港をつくるべきだと政治家は声高に言い...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 聖域なきというのは、特に特殊法人も公益法人もすべて見直し対象に入っておりますし、またこの間の予算委員会でも総理もそのことを特に公言なさっていらっしゃいます。
○国務大臣(扇千景君) 私は、今、田名部先生がおっしゃったことは国民皆さんが感じていらっしゃる声だと思います。その声が小泉内閣を誕生させたのではないでしょうか。  ですから、私は、その国民の今の閉塞感というものは、田名部先生がおっしゃったとおりのことを多くの国民が認識をし、そし...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 我々が、今二十一世紀を迎えて心しなければならないことは、総論賛成、各論反対、本音と建前、こういう政治家の今や常識になっていること、これは政治家の中では常識的ですけれども、世間では非常識。これを我々は心して、総論賛成、各論反対、本音と建前を使い分けないように...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 戸田先生、運輸省の長い御経験の中からいい案がないと先生に言われちゃうと、私もいい案がないのかなと自信がなくなりますけれども、私はそうではなくて、少なくとも一般道路、高速道路が高いから一般道路におりて、そして一般道路が渋滞しているというのは確かにございます。...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) ただいま議題となりました測量法及び水路業務法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  測量法及び水路業務法におきましては、測量及び水路測量の成果をそれぞれ統一させる観点から測量及び水路測量の基準を定めており、現在、...全文を見る
05月25日第151回国会 衆議院 国土交通委員会 第14号
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○扇国務大臣 閣議が遅くなって、おくれて済みません。  今のお話でございますけれども、菅委員がおっしゃいますけれども、私はきのうの夜、三党首会談で何時間も御一緒でございましたし、けさも朝八時から産業構造等々、閣議も含めて一緒でしたけれども、何の御指示もございませんし、また、けさ...全文を見る
○扇国務大臣 特殊法人、あらゆる公団等々、すべて改革をしていくというのが小泉内閣の公約でございますので、民営化も含めて、あらゆる聖域なき構造改革をするということになっております。
○扇国務大臣 先生御存じのとおり、もともと、民営化の対象になっております本州三社、そして他の四社、国鉄という一本の親元から分かれたものでございます。レールも同じものを活用しております。そういう意味では、今後、互いにつながったレールによって事業を営んでいるものであって、その連携と協...全文を見る
○扇国務大臣 久しぶりに相変わらずお元気な西村先生にお目にかかれて、懐かしゅうございます。  私は、どちらかといえば、右翼系というよりも西村先生は信念の男だと思っています。尖閣列島においでになったり、あらゆる、人のできないことを行動をもって国民の前に姿勢をあらわす、私は、そうい...全文を見る
○扇国務大臣 今先生がおっしゃいました中の、一点。私も初めてこの公安調査庁の資料を拝見させていただきました。ふだん余りこういうものを目にすることがないものですから。  その中で、私、一点大変気になりましたのは、「労働運動の分野では、最大の牙城といわれるJR東労組において、今夏開...全文を見る
○扇国務大臣 三社を民営化するという法案を御審議いただいておりますこの委員会で、JR東に対して対処しろという逆のお話が出てまいりましたけれども、JR東とJR労組のことに、今民営化の法案を御審議いただいておりますので、その経営者と労使の関係を差しおいて私が直接今手を出すということは...全文を見る
○扇国務大臣 JRのこの法案に対して、るる先生方から御質問いただいておりますけれども、今瀬古先生がおっしゃいましたこの三項目の指針に定める事項というところ、今の世の中の現状を瀬古先生は一番御存じだと思いますけれども、あらゆるローカル線で、不採算のために消えていく路線というのが多々...全文を見る
○扇国務大臣 それぞれの個別の案件によると思いますけれども、原則的には、私たちは、一方的にということを受け入れるものではない。  現に、広島の、西日本の可部線というのがありました。それも、私のところへ、本来はもうとてもじゃないけれどもやっていけないとおっしゃいましたけれども、地...全文を見る
○扇国務大臣 私は、この法案に入りました冒頭に、最初の日でございましたけれども、申し上げましたけれども、国鉄改革をするときに、あらゆる国鉄職員、苦しい中でも転業をして、私は多くの人を見てまいりました。本当に私のところへいらした方もあります。そして、なれないパンの修業をしたり、うど...全文を見る
○扇国務大臣 先生がおっしゃいました中に、旅客鉄道株式会社及び日本貨物鉄道株式会社に関する法律の中で、第十条「中小企業者への配慮」というものがございます。先生御存じのとおりでございます。そこでは、JRは「その営む事業が地域における経済活動に与える影響にかんがみ、その地域において当...全文を見る
○扇国務大臣 この問題に関しましては、当時野党の先生の御紹介で私のところへ事情を聞いてほしいということで、これは大臣になっていないときでございますけれども、私は何度も代表者にお会いしております。それで、現状を聞いたり、皆さんの御意見を聞く中で、私たちは、御存じの昨年の五月三十日の...全文を見る
○扇国務大臣 瀬古先生の力説してくださる皆さんを代表しての声としてはよくわかります。ただ、今、日本の中は失業率四・七、彼らだけではないんです。自殺をしたり家族で心中したり、あらゆる失業者が出ている中で、示してくれなければしないよという甘えも一般の失業者から見ればおかしいという点を...全文を見る
○扇国務大臣 日森先生もJRを御利用なすっていらっしゃると思いますので、お感じになっていることは多々あろうと思います。私も、全国区でございますから全国を飛び歩いておりまして、何度も利用させていただいております。  私の立場を離れて、一民間人の立場で考えましても、本当にサービスが...全文を見る
○扇国務大臣 今、日森先生から、道路特定財源を一般財源化するというお話がございました。(日森委員「私じゃなくて、新聞に書いてありました」と呼ぶ)  私は、きのうも、夜、総理ともお会いしましたし、三党党首で会談しました。けさも二つ会合で、総理御出席でしたけれども、一言もその話は私...全文を見る
○扇国務大臣 大谷先生も、日ごろから大阪に出るもので、JRを御利用になっているということでの御感想もありました。  先ほども私お答えしておりましたように、国鉄改革以来十四年間のJRの安全性というもの、本当に、経営の体質改善をしながら、あらゆるところで設備投資も着実に進めてまいっ...全文を見る
○扇国務大臣 今の大谷先生の御質問の中で、行革という、国土交通省自体の改革なのか、あるいは今度のJRの三社の民営化ということの改革なのか、両方兼ねていらっしゃるような、ちょっと範囲が広いものですからあれなんですけれども、まずJR三社から答えさせていただきたいと思います。  それ...全文を見る
○扇国務大臣 大谷先生に御理解いただきたいのは、私は、生んだものを見守っていきたいと言ったところがその辺でございまして、やはりきちんとJR三社を民営化して、きちんと業務が国民の皆さんに真に喜ばれるような会社にいくかということを見守っている間だけでございまして、その中で、例えば民営...全文を見る
○扇国務大臣 私は、大谷先生が今おっしゃったことが大変大事なことだと思っております。  それはなぜかといいますと、世の中が変わってまいりまして、荷物を運ぶにしましても、今ドア・ツー・ドアでございます、自分たちが駅まで持っていかなくていいわけですね。ところが、貨物の場合は、個人で...全文を見る
○扇国務大臣 阿久津先生が民営化に対して旧国鉄のことをいろいろおっしゃいました。親方日の丸とか、あるいは食いつぶしたというお言葉がございましたけれども、私、かつてイギリスへ招待されまして、国会議員から三名イギリスへ行きました。二週間缶詰になりまして、いろいろなことを見せられました...全文を見る
○扇国務大臣 おっしゃるとおりでございまして、完全民営化して、そして一般の民営として利益を上げていける見込みが立った、今日三社一斉に民営化に入った、また入れた大きな要因はそこにあると思います。赤字のままでは、私は、今日の姿はなかったと思います。  そういう意味において、今先生が...全文を見る
○扇国務大臣 先生ももう何度も聞いたとおっしゃいましたけれども、私はそれが一番大事なことであろうと思っています。その裏づけがなければ、私は、民営化というのはあり得なかっただろう、そう思っています。  そういう意味では、JR本州三社、先ほども私が申しましたように、足かけ十四年たっ...全文を見る
○扇国務大臣 今阿久津先生がおっしゃいますように、フランスのように、まさに国民の移動する権利、交通権、これは私も特別に権利をうたわなくても当たり前のことであると思っております。国というものの体系がどうあるべきかという原点にあると思っています。  日本のように、縦長であり、あるい...全文を見る
○扇国務大臣 日本の物流の悪さは、私ここで申し上げたとおり、余りにもお粗末である、今の日本の物流のままでは世界に伍していけないということをお答えした覚えがありますし、また御記憶であろうと思います。  物流コストの一番のネックは何か、これはやはりあかずの踏切でございます。そういう...全文を見る
○扇国務大臣 JR貨物については、あらゆるところで皆さん方に御心配をいただき、また、今までのJR貨物の果たし得た役割、それをなお維持し得るかという大変大事な御質問であろうと思います。  今先生がおっしゃいました九州の新幹線、八代と川内のあの並行在来線に関しまして、先生も御存じの...全文を見る
○扇国務大臣 今、河上先生は、二十一世紀の鉄道のあり方の原点を御質問になったように思います。  我々もそのことに一番気を使い、まして今の自動車社会、これだけの排気ガスの多量な空気というものを二十一世紀に考えますとお先真っ暗という気がしないではありませんけれども、今先生がおっしゃ...全文を見る
○扇国務大臣 美少年であったころの松浪先生が、今もその面影を残しながら、かつての国鉄スワローズのファンであられたということで、金田投手、驚異的なあこがれであったと思いますけれども、その松浪先生のあこがれであった金田投手の奥さんは、ちなみに宝塚の私の上級生でございました。それが奥さ...全文を見る
○扇国務大臣 先ほども先生が、ローカル線について住民の足であるというふうにおっしゃいました。まさにそのとおりでございまして、地方に行けば行くほど、通勤通学あるいは老人の医者通い等々、あらゆる面での国民の、住民の足になっているというのは先生の御指摘のとおりでございます。  その御...全文を見る
○扇国務大臣 まず、国民にとって一番身近に肌で感じる変わった点、それは、私は、JRの職員がみんなごあいさつするようになったことだと。それは私たち一国民としても、利用する者にとってはすぐ目に見えるんですね。先ほど日森先生なんかは、東京をおりて出るまでに七回あいさつされたと言われまし...全文を見る
○扇国務大臣 国鉄だからできたということは、親方日の丸だったからこそ日本列島くまなく路線が引けたと思っております。
○扇国務大臣 一言では言い切れないと思いますけれども、やはり、昔はお役人様、そして自分たちは赤字を出していたってだれかがツケを払ってくれる。それと、やはり国鉄職員であるという気位が高過ぎたんじゃないでしょうか。国民を下に見ていたのではないでしょうか。そういう気がします。まだ全部で...全文を見る
○扇国務大臣 今村先生は、国鉄マンでありながら、豊富な経験を持って国土交通省の大臣政務官として御苦労いただいたことに、まず冒頭、御礼申し上げたいと思います。  おまんじゅうとようかんの違いですけれども、まんじゅうは日もちしません。ようかんは日もちいたします。
05月28日第151回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○扇国務大臣 今、谷口先生おっしゃいますとおりで、ほとんど動かないところと、また土地によっては大変二極化が進んでいるというのは、おっしゃるとおりだと思います。  そういう意味では、十三年度の地価公示によりますと、東京の都心部、先生がおっしゃいますように、かなりマンションの売れ行...全文を見る
05月29日第151回国会 衆議院 国土交通委員会 第15号
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○扇国務大臣 佐藤先生とは、かつて政務次官もなさっていらっしゃいますし、本当に、私たち御一緒の当時、この国鉄のことでお互いに議論を闘わせた経緯もございます。  また、今日のJRの分割、民営化になるときの、分割のときのあの激論から考えますと、今のJRの経営状況、そしてまた、その陰...全文を見る
○扇国務大臣 今、佐藤先生が御指摘ございましたように、これは、公布の日から六月を超えない範囲で政令で定める日から、こうなっておりますので、私たちもなるべくこれは考えなきゃいけないことですけれども、施行するに当たりましても、少なくとも株の売却という現実がございます。  今、数字的...全文を見る
○扇国務大臣 今るる御指摘いただいて、ありがとうございました。拳々服膺したいと思います。  ただ、一月にJAL九〇七便のあのニアミスが起きましたときに、管制官が言い間違えたということも確認されておりますので、あのときには全国の管制官を集めまして主任管制官会議をして、私は、国際便...全文を見る
○扇国務大臣 今瀬古先生おっしゃいましたように、十五年前のことでございます。当時まだ運輸省でございまして、運輸省職員でございました副大臣がおりますので、継続性がありますので、副大臣から答えさせます。
○扇国務大臣 瀬古先生がお怒りになっていると雷も鳴っておりまして、お気持ちはよくわかって、天もあなたに味方しているような気がして、私も恐ろしいなと思ったのですけれども、冗談で言っているわけではなくて、それほど深刻だという意味でございますので、お受け取りいただきたいと思います。 ...全文を見る
○扇国務大臣 瀬古先生のお気に召すお答えができるかどうかわかりませんけれども、少なくとも、訴訟と別の場で解決するということができるような根拠を見出すことができないというのが今の現状でございます。民事で皆さん係争中です。その外で私たちが過去にさかのぼって雇用者と立場をかえてどうこう...全文を見る
○扇国務大臣 いや、きちんと言っておきませんとね。  今、瀬古先生、当時の幹部が今涼しい顔をして何か偉い位置についているではないかというお話がございました。私は、もしその人たちが先生がおっしゃる加害者という観念であるのであれば、もちろん民事であれ刑事であれ責任を追及されると思い...全文を見る
○扇国務大臣 今回の法案の中でも、指導、勧告という事項が別途入っておりますのも、先日も私、瀬古先生に申し上げたと思いますけれども、そういう今先生がおっしゃいますような、本当に山間僻地、まさに陸の孤島になりかねないところは、何としても路線を、これは鉄道の話ですけれども、ローカル線を...全文を見る
○扇国務大臣 今の瀬古先生のおっしゃる意味はよくわかるんですけれども、ただ、ジェイアール東海といっても、JR東海とバス会社とは全く別であるということだけは、先生にも御理解賜っておかなきゃいけないと思うんです。  独自のバス会社になりますと、これはもう全く、運営に関しては、バスの...全文を見る
○扇国務大臣 今保坂先生が、ILOの勧告、十一年十一月の中間勧告、それから昨年の、平成十二年十一月の勧告をお読みになったわけでございますけれども、少なくともこの一〇四七問題に関しましての昨年十一月のILOの勧告は、今先生がお読みになったとおりでございます。  そして、昨年の五月...全文を見る
○扇国務大臣 私、先ほども申し上げましたとおり、少なくとも四党合意事項、与党とこの合意事項に関して綿密な連絡をとりながら検討すると申し上げましたとおりでございますので、しばらく見守っていただいて、検討するのを見ていただきたいと思います。
○扇国務大臣 保坂先生、おわかりの上で御質問になっているんだと思いますけれども、四党合意、これは先生の社会民主党も入っております。  この四党合意の三の(三)というところでございますけれども、「与党と社民党の間で、和解金の位置づけ、額、支払手法等について検討を行う。」と明記して...全文を見る
○扇国務大臣 これが一〇四七に影響するというようなことではなくて、ILOに、政府といいますか、情報を提供したことに対して、公正な判断をするためのILOでございますから、ILOの勧告ぐらい私は公正なものはないと思っています。
○扇国務大臣 先生もこれだけ一生懸命御質問いただいたり、御審議いただきました。  ただ、私は、その当時素人でございまして、一般の国民から見れば、国鉄分割のときに、二十七万七千二十人という職員が、そして清算事業団に移ったのが二万三千六百六十人です。その清算事業団に移った人たちに、...全文を見る
○扇国務大臣 四党合意ということが、先生にも私さっき申しましたとおりでございますので、私は、四党合意を受け入れなさいというILOの勧告を重く受けとめるべきだと思っています。
05月29日第151回国会 参議院 国土交通委員会 第12号
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○国務大臣(扇千景君) トップバッターの佐藤先生から大変基本的に国土交通省になった意義を評価いただいて、また今回、遅きに失したとはいいながら、この測量法、水路業務法を一緒に審議できるということを大変評価いただいたことに対して、私も心から御礼を申し上げたいと思います。  私も不勉...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 緒方先生がおっしゃるとおりでございまして、少なくとも監視員に災害があってはならない、せっかくみんなで災害対策しているときに二次災害があったのでは何にもなりませんので、今おっしゃったように。  ただ、そのときにも携帯電話等々、まだ通じないとか通じる場所とか...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 私も、あらゆる方々の御報告あるいは御注意等々いただきまして、風評被害を受けているところをどうするべきかということも、先生も直接私にも御連絡をいただきました。大体、見ましたら、大島は前年度比で二〇・三%、八丈島に至りましては前年度比で二二・六%と、こういうふ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、先生がおっしゃいましたように、船のみならず飛行機にも大変な観光客の減少ということで被害が出ていると。そして、それが全く何の危機もないのに、安全性を心配されて皆さんが減少している。  観光客の減少というものは、島にとっては観光業が一番の主たるものでござ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 私も、手元にこの伊豆諸島観光復興協議会の要旨というものが入っておりますけれども、この中で、緒方先生御存じですけれども、東京都と国と、そして観光情報の充実等々、項目がたくさんございますけれども、これらをこの協議会で審議し、そしてこの伊豆諸島の観光復興協議会で...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) おっしゃるとおりでございまして、私は海外に行くだけが旅行ではなく、特に日本人、そして学生さんがこの伊豆諸島にはたくさんサーフィンとか何かにいらっしゃるんですね。もう定期的にそこへいらっしゃる学生さんも、グループもございます。  そういう意味で、民宿等々多...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) そのことをお答えする前に、渕上先生の今の、なぜ一緒にできないのかというお話ですけれども、少なくとも現段階では世界レベルに合わせてあるということでございまして、地理院もそうでございますけれども、海上保安庁も、世界的に海上保安庁も情報交換をいたしております。こ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 私は、先ほどからお話を聞いておりまして、もう先生おわかりいただけると思いますけれども、島袋先生も御質問でおっしゃいますけれども、少なくとも世界の測地系に合わすということはやっぱり趨勢なんですね。それと、お互いに世界じゅうへ出ていったり、あるいは交換するとき...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 先ほどから各先生に御審議いただきましたように、明治以来今日まで改正することなく、それによって、改正しないために事故がなかったということが私はせめてものといいますか大変幸いだったなと思っておりますので、この二十一世紀の科学技術によって宇宙からこれを測定できる...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) ただいま議題となりました倉庫業法の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  倉庫業は、国民生活に欠くことのできない重要な物資を大量に扱い、その保管機能を通じて物資の需給調節、物価の安定等に資する事業であり、我が国における産業活動や...全文を見る
05月30日第151回国会 衆議院 国土交通委員会 第16号
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○扇国務大臣 今先生がおっしゃいましたけれども、私たち政治家もそうですけれども、やはりお互いに信頼し合うということ、そして過去の実績を見るということ、私は大変大事なことだと思います。  きょう今日を迎えるまでに、JR各社がどれだけ努力してきたか。そして、先ほども先生自身がおっし...全文を見る
○扇国務大臣 今の過疎地のバス路線に関しての御質問ですけれども、先日の委員会でも、当委員会で多くの皆さん方から同じ質問をいただいて、いかに路線バス、地域の最後の足と言われます、過疎地において余計バスの事業が必要である、本当に生活の足として、今まで地方バス路線というものを苦しいなが...全文を見る
○扇国務大臣 責任はどうなるといいますよりも、当時、その社会情勢の、あのバブルの頂上にあったときに、果たしてこれを売っていれば、このバブルがもっと続いたのか、あるいはバブルを一遍に冷やすことになったのか、その辺の判断は、今から過去を振り返って私が言えることではありませんけれども、...全文を見る
○扇国務大臣 山田先生おっしゃいますように、JR貨物というのは、今後、二十一世紀には大変重要なことであると私は思っています。車社会でどんどんCO2が出されて、二十一世紀は環境の世紀だと言われておりますので、やはり公害のない鉄道にというのが世界的な趨勢ではございます。けれども、私は...全文を見る
○扇国務大臣 私、今先生がお示しになりました松浦鉄道のこの数字を見ておりますけれども、駅数をふやす、しかも三十九を五十七にふやす、バス並みだなと。そしてまた、本数も八十四本を百六十八本、これは倍ですね。こんなにふやして、動いてくれる人口があればいいんですけれども。過疎地でお年寄り...全文を見る
○扇国務大臣 旅客鉄道株式会社及び日本貨物鉄道株式会社に関する法律の一部を改正する法律案につきましては、本委員会におかれまして熱心な御討議をいただき、ただいま可決されましたことを深く感謝申し上げます。  今後、審議中における委員各位の御高説あるいは御高見、ただいまの附帯決議にお...全文を見る
○扇国務大臣 ただいま議題となりました自動車損害賠償保障法及び自動車損害賠償責任再保険特別会計法の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明を申し上げます。  自動車事故件数及び死傷者数は残念ながら一貫して増加傾向にありますが、自動車損害賠償責任保険、いわゆる自賠責保険は...全文を見る
05月30日第151回国会 参議院 本会議 第27号
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○国務大臣(扇千景君) 谷林議員から御質問が三つございました。  特に、私に対しまして、生活に密着した歩道の整備を進めるために、道路整備のための財源と権限を地方に移すべきではないかという貴重な御意見もいただきました。  御存じのとおり、地方分権推進あるいは地方が主体になって道...全文を見る
05月30日第151回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○国務大臣(扇千景君) 松村先生からことしのゴールデンウイークの状況等の御質問がございましたけれども、大変不況だ不況だと言われる中で、皆さんがこのゴールデンウイーク、少しでも気分的に次への活力のためとお思いになったのかどうかわかりませんけれども、少なくとも二千二百九十三万六千人と...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 昨年、法案が通りまして、まずハッピーマンデーというのは、最初四つを三連休にということを言っておりましたけれども、まず二つが通りまして、成人の日とそして体育の日というのが月曜日になって三連休が初めて施行されたわけでございますけれども、この三連休、祝日三連休を...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 私も、今月の二十八日に老人クラブの皆さん方がわざわざ、私から行かなきゃいけないのに、大臣室においでいただいてお目にかかりまして、皆さん方に私の真意とかこういうふうにしていきたいんだということをお話し申し上げて、皆さんに御理解いただいたところでございます。 ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 私は三党の党首でもございます、連立を組んでおりますので、三党党首の合意事項、十三年四月二十五日、これは三党合意で、郵政三事業については、予定どおり平成十五年の公社化を実現する、そしてその後は、あり方について、総理の私的諮問機関を設けて民営化問題を含めて具体...全文を見る
05月31日第151回国会 衆議院 本会議 第34号
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○国務大臣(扇千景君) 後藤議員から、緑のダムについての御質問がございました。  我が国は、世界各国の先進国の中でも有数の、森林面積の割合が高い森林大国でございます。現在、森林は日本国土の約六七%を占めているのは、先生も御存じのとおりであろうと思います。これは、ドイツの約二倍の...全文を見る
05月31日第151回国会 参議院 国土交通委員会 第13号
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○国務大臣(扇千景君) 大変倉庫業が広範囲に利用されるようになりまして、現代の社会をあらわしているような利用方法、そして一般の御家庭ではほとんど利用することがなかったものが、皆さん方が衣料あるいは家庭の不用品等々を倉庫に預けるというような全く今までと違った倉庫の扱い方をまた利用す...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今もお話を伺っておりまして、少なくとも寺崎先生も御承知のとおり、倉庫業というものが物流の中核に位置するというのは、今、日本の中では大変重要視されているものであると思います。  倉庫業の概要で、少なくとも事業者数五千九十一社、従業員数十万七千人、そして中小...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今の寺崎先生の、平成八年のお話が出ましたけれども、平成八年のときには、これは少なくとも今まで一六%だったものが二〇%にいきなり上がったわけですね。その中で、私もこれを見ておりますと、倉庫税制を抜本的に見直すということで覚書を大蔵省と交わしておりますけれども...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 先ほども最後に野沢先生からお話がございまして申し上げたところですけれども、私、けさも官邸でIT戦略本部の会議をしてまいりました。特に、今後二十一世紀になって倉庫業界もやはりITを導入し、どこに何がどのようにあるか、そして運ぶためにはどういうルートを使えば一...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今回の倉庫業法の改正に関しましては規制緩和推進三カ年計画、もうこれ今、続先生がおっしゃったとおりでございますけれども、事前規制型の行政から事後チェック型の行政への転換、これを目的といたしております。これが第一点。  そして、経済的規制を極力調和する観点か...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、先生から事業改善命令制度をなるべく抑えるべきである、当然のことでございまして、国土交通大臣として事業改善命令を出すというのは制限されるべきであると当然思っています。  御不安があろうと思いますので、一つ例を挙げておきます。どういうときに改善命令を出す...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) そのとおりでございまして、現段階では、今、先生が御指摘になりましたこのかつての調査でございますけれども、一度目は平成七年から八年、二度目は平成十一年にこれを調査しておりますけれども、これは少なくとも為替レートの動向等々、必ずしも世界と比べるときにこれが正し...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 時間がありませんから、すべて例示を出していると緒方先生の時間を食いますので申しわけないと思いますけれども、例えば私はなぜそれを申しますかといいますと、私たちは運輸省と建設省が一緒になりましたから、例えば空港一つとってみても成田の空港の離着陸のときの着陸料と...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) だけれども、物流の話ですから。ですから、そういう意味では、物流は広いものですから、総体的な日本の物流が国際水準から見ると高いところはいっぱいある。それを私は国土交通省になったから是正しようというのが基本でございまして、倉庫だけとってみるとまたこれは話は別に...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 怠慢であるというようなことよりも、私はこれを検査する人員が、七十何人ですか、少なくとも資料が少し先ほどありましたけれども、さっき何年に一度ですかという御質問がございましたけれども、業界に対してこれを検査する人員というのが余りにも手薄であると。届け出制ですか...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 私の手元に運輸産業の労働条件という表がございます。先生もきっとお持ちではないかと思うんですけれども。この中で、倉庫業、民間、公営等合わせましても、平均給与三十五万七千六百円、そして年間の労働時間二千二百八時間。これは、全産業の平均給与三十六万七千九百円に対...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) この法案に対して先ほども、税制で今まで見たのは甘過ぎるんじゃないかという御指摘もございます。他産業に比べていつまで税制面で面倒を見ているのだというお話もございましたけれども、私はそういう面では労働者に対する賃金の圧縮がないようにと。  そして、なおかつこ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、この法案に対して委員会で御審議いただきますことすべてが、今後の倉庫業界にとって、私たちも立場としてよく皆さん方の御審議を勘案しながら見守っていき、また改善命令をなるべく私が出さなくて済むような、そういう業界に育ってほしいと思っています。
○国務大臣(扇千景君) 田名部先生がおっしゃいましたように、それだったらもう全部国がやって賃貸料を取って貸したらどうだというお話がございましたけれども、私は、もともと……
○国務大臣(扇千景君) 使用料を取ってでしょう。
○国務大臣(扇千景君) そういう一例をお挙げになりましたけれども、私たちは、小泉内閣としては、なるべく民は民ということで、なるべく民営化しようという方向に入っておりますし、また私は、倉庫業というものは、各港、空港、あらゆるところで、国民に対してはむしろ半公共性というものを持って物...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、どんどんふやしたらどうだという田名部先生の御指摘でしたけれども、やっぱり預かったものの安全性、預かったものの責任という、そして今、先生が冬物を預けるとか夏物を預けるとおっしゃいましたけれども、そういう毛皮なんかを預かっても全然毛皮の管理ができないような...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、渕上先生がおっしゃいましたように、少なくとも中小企業というのが八四%に至っているというのはもう先生も御指摘になったとおりでございますけれども、少なくとも倉庫業、我々産業活動あるいは国民生活にとっても本当に不可欠な物資を安全にそしてまた確実に保管するとい...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、渕上先生がおっしゃいましたように、とにかく五千九十一社の中で十万七千人の従業員がいるという、先ほども冒頭におっしゃいましたように、その中で中小企業が八四%占めているという、先生も御理解いただいておりますけれども、今回の倉庫業法の改正に当たりまして、不良...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 小泉総理の御発言でございますので、内閣の一員として、少なくとも民は民にというのは今の時流にのっとって、また二十一世紀の国のあり方にとっては、これは先生も私も御一緒に政党に存しましたときから同じ意見で来たと思いますし、今も私は民は民と、民でできることを公が圧...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 事業改善命令、今、先生がお読みになったとおりでございますけれども、問題が生じた際に個別に対処するための手段であるというのはおわかりいただけるところでございますし、また個別の手段である以上、あらかじめその発動要件を具体的に網羅的に示すということは、むしろ現時...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 先ほども戸田先生から民間にするべきではないかと、もう終わったのではないかというお話もいただきましたけれども、今この倉庫業者、先ほども申しましたように、八四%の中小業者がある中で、今民間に一斉開放しますともっとダンピングをして民間の激しい競争にさらされて、そ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) ただいま議題となりました気象業務法の一部を改正する法律案の提案理由について御説明申し上げます。  温度計、風速計等の気象の観測に用いられる測器のうち、防災目的等公益性の高い観測に用いられるものについては、現在国がみずから検定を行っているところであります。...全文を見る
06月01日第151回国会 衆議院 国土交通委員会 第17号
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○扇国務大臣 おはようございます。  今御質問をいただきましたけれども、倉田先生は弁護士として、既にこの自賠責の今までの経緯と、そして実事として携わっていらして、大変順調に来たといいますか、そういう御経験を吐露していただきましたので、私はああよかったなと思っております。  今...全文を見る
○扇国務大臣 それは大事な点だと思います。  先生も法案をよくごらんいただいて、既に御承知であろうと思いますけれども、自動車損害賠償責任再保険特別会計、特会でございますけれども、これが今まで、自賠特会の場合は、運用益が約二兆円ございました。今後、これを一部改正しましても、特別会...全文を見る
○扇国務大臣 今、井上先生からるる最近の事故件数等々、今の社会情勢の中で、車の事故による加害者も被害者も、両方の皆さんにとっては大変大きな問題であるし、これも国土交通省としては、事故自体に対する考え方も私は姿勢として考えていかなければならない基本だと思います。  けれども、今回...全文を見る
○扇国務大臣 今、細川先生の御質問、御論議も始まっておりますけれども、本当に、今の自動車事故による障害を受けた皆さん方、今先生が御指摘になりました平成十二年三月の規制緩和推進三カ年計画、その計画の中でも、政府に再保険廃止の五条件として、今副大臣が申し上げましたとおり、被害者保護の...全文を見る
○扇国務大臣 先生がお話しになりましたように、平成十二年の交通事故によります死者数、これが九千六十六人と、五年ぶりに増加してしまいました。  残念なことだとは思いますけれども、こういう数字を見ましても、今先生がおっしゃいましたように、交通事故の発生件数及び負傷者数ともに過去最悪...全文を見る
○扇国務大臣 今、今田先生から、本当に、御両親を一時に亡くされたという、しかもそれが交通事故によりというお話を伺いまして、心から改めてお見舞いを申し上げるというか、その当時の御心中を察しますと、私も我が身だったらということを考えますと、お金で済むことではないとおっしゃったのは、そ...全文を見る
○扇国務大臣 るるにわたって先生からの御質問をいただきまして審議してまいりましたけれども、特に、今先生がおっしゃいました、今回の法案によりまして、累積の運用益、二十分の九ということでございますけれども、百八十六億になります。これを使いまして、在宅介護に対する介護料の支給、あるいは...全文を見る
○扇国務大臣 自賠責保険につきまして、従来、保険会社のリスクヘッジと適正な保険金支払いの確保を目的として政府再保険を実施してきたというのは、今先生がおっしゃったとおりでございます。  また、このうち、再保険によりまして保険会社のリスクヘッジを図る必要は既になくなっている、こうい...全文を見る
○扇国務大臣 今回の政府の再保険を廃止することによりまして、今先生がおっしゃいましたように、事前チェックから事後チェックに移行するという考え方を持っておりますので、それはそのとおりでございます。  けれども、再保険制度が果たしていた支払い適正化の機能は今後も引き続き必要であると...全文を見る
○扇国務大臣 従来から、第三者機関というものに関しましても、自算会が設けられていたというのは先生は御存じのとおりだと思いますけれども、この審査組織というのは、損害保険会社の損害調査を受託している自算会の内部組織でございましたために、被害者側から見たときには、その自算会自体が公正性...全文を見る
○扇国務大臣 ただいま議題となりました小型船舶の登録等に関する法律案の提案理由につきまして御説明を申し上げます。  総トン数二十トン未満の小型船舶の保有隻数は、近年のプレジャーボートの急速な普及等に伴いまして、五十万隻を超えようといたしております。小型船舶は、国民生活において広...全文を見る
06月01日第151回国会 参議院 本会議 第28号
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○国務大臣(扇千景君) 旅客鉄道株式会社及び日本貨物鉄道株式会社に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  JR各社につきましては、累次の閣議決定により、できる限り早期に純民間会社とすることが求められております。JR各社のうち東日本旅客鉄道...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 山下議員から多くの御質問がございましたので、順次お答え申し上げたいと存じます。  国鉄改革の評価について、まずお尋ねがございました。  国鉄改革は、民間的手法を導入することによって効率的な経営を実施し、破綻に瀕した国鉄事業の再生を図っていこうとしたもの...全文を見る
06月05日第151回国会 衆議院 国土交通委員会 第18号
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○扇国務大臣 大変自分の不注意で、放送局でコードのカバーを踏み外しまして、お皿にひびが入ったものですから、ちょっと立ち居振る舞いが不自由で、御迷惑かけて申しわけありません。  今、大谷先生から、今回の法案の基本的なものの御指摘がございました。  私は、今度の法案によりまして、...全文を見る
○扇国務大臣 大谷先生御指摘のように、私は、やはりレジャー産業に対する日本人の意識というものがそれほど高くなかったということもまず言えると思うんですね。  私は、大谷先生のようにアメリカで勉強されて、アメリカは、自分たちが船を持ってもモラルを持っていますけれども、日本人は、登録...全文を見る
○扇国務大臣 私になかなか質問ができなかったとおっしゃっていただいたんですけれども、いつでも委員会がございますので、御質問賜ればと思います。  今、交通事故のお話がございまして、今度は第七次になったじゃないか、六次までのことがなぜ守れていないんだ、守ったらもっと交通事故死が少な...全文を見る
○扇国務大臣 今先生から、第六次の総括と、第七次、今回はどういうことを注意するんだというお話がございましたけれども、先ほど私が申しましたようないろいろな要素を含んでおりますけれども、今回特に、第七次の交通安全の施策を実行いたしますについて、大体六つ挙げさせていただきました。  ...全文を見る
○扇国務大臣 河上先生からるる、この事業機構に関しての御質問が続いておりましたけれども、その御質問のとおり、この小型船舶の検査機構というものは、プレジャーボート等の事故の増加を背景に、小型船舶の安全検査を国にかわって実施するということで、御存じのとおり、昭和四十九年、全額政府出資...全文を見る
○扇国務大臣 これは国土交通大臣の認定を受けた船舶協会の検査を受けるということになっているんですけれども、今先生がおっしゃいましたように、この船舶の今回の検査による登録料等々、今御指摘がありましたように、民営化したというものの、私は、完全民営化にはなっていないという実態は、山田先...全文を見る
○扇国務大臣 わざわざお見舞いをいただいてありがとうございます。不注意で、みっともなくて済みません。  今大事な御質問がございまして、昨今、道路特定財源を一般財源化するかとか、あるいはどこに使うとか、いろいろ論議されておりますけれども、私は、論議することは、今まで知らなかった人...全文を見る
○扇国務大臣 私、二月から四月にかけまして、地方懇談会というのを、ほとんど全県の知事さん、あるいは政令指定都市の市長さん等々で、全国十カ所に分かれまして開きました。その中で、全国の皆さん方、第一に要望が多いのがやはり道路でございました。そういう意味では、今先生がおっしゃったように...全文を見る
○扇国務大臣 私は小泉内閣で、聖域なき構造改革、私も内閣の一員でございますし、連立与党の一員でもございますので、この聖域なきというのは国民的公約であると認識しておりますので、聖域なき構造改革に努力してまいりたいと思っております。
○扇国務大臣 私は、考え方というのはいろいろあって、先ほど聖域なきと申しましたから、そういう意味では、本当に国民の皆さん方のためにどこをどうすればいいのか。では、過疎で通勤、通学、通院等々の足がなくなる人たちに対してはどう対処していくのか、これも大きな問題だろうと私は思います。 ...全文を見る
○扇国務大臣 先生御存じのとおり、昭和四十五年十二月ですけれども、廃棄物の処理及び清掃に関する法律、これに「国民の責務」という項もございます。それによって、国民は、その生じた廃棄物をなるべくみずから処分する、また市町村は、一般の廃棄物の処理に関する計画を定めなければならない、また...全文を見る
06月05日第151回国会 参議院 国土交通委員会 第14号
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○国務大臣(扇千景君) 大丈夫です、立てますから。済みません。私の不注意で放送局で転倒しまして、お皿にひびが入りまして、車いすを利用させていただくことを御了承いただいてありがとうございます。  今、佐藤先生から大変重要な御質問をいただきましたけれども、我が国にとって水防というも...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、森本先生からの御質問ございましたけれども、森本先生も旧建設省、建設大臣経験者でいらっしゃいまして、建設大臣当時からこのことに熱心にお取り組みいただいた結果が今日の、今の国土交通省になってNHKとのこの連携をしたという基礎をつくっていただいたので、改めて...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、緒方先生の御質問がありますように、私どもはこのハザードマップというものを、洪水のハザードマップを見ている人と見ていない人、今まで統計をとってみましたけれども、ハザードマップを見て、いつもこうなんだなと自分の位置あるいは自分の避難計画等々を持っている人は...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今御質問のございましたいわゆる信濃川の河川敷問題、これは田中角栄元総理のファミリーの企業だと言われましたいわゆる室町産業株式会社ですか、昭和三十八年から四十年にかけて長岡市内の信濃川河川敷を買収しておりますけれども、その後建設省、これは当時でございますけれ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、緒方先生がおっしゃいますように、当時の長岡市長と河川局長の覚書、それは今も有効であるし今後もと私お答えしましたように、もしもそういうことであるのであれば、私は今の、五百円のものが五十万というのは初めて聞きましたけれども、もしもそういうことであるのであれ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) これだけの国会の中で明確に御答弁をされ、過去の経緯があるものを、全く知らないうちにということがあってはならないと思いますし、またあるはずもないと私も思っております。今後も守っていきたいと思っています。
○国務大臣(扇千景君) これだけ日本全土が地震列島だと言われる中で地震予知くらい難しいものはないとされておりますし、また地震というものが、今までいろんなデータもありますけれども、特に昨今、東海地震、皆さんが関心を寄せていらっしゃいますけれども、少なくとも約百年から百五十年間隔でい...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、先生が関東地区は減っているではないかということを、私も今この表を一緒に見させていただいておりますけれども、少なくともこの観測地点そのものが減ったのではなくて、厳密に東海地域はないけれども、東海地域の観測、監視用としての範囲を周辺の広い範囲にこれを拡大し...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 戸田先生が過日、前回の倉庫業法の改正案に関しまして、賛成のお立場で今回の改正の必要性について御質問をいただきましたけれども、先生の御指摘どおり、国土交通省としましても、少なくとも倉庫業法自体は維持することが現段階では必要であると、そのように申しましたことに...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今おっしゃいましたように、一たび水害がございますと甚大な被害が出てまいります。我が国におきましても、先生御存じのとおり、約一割の面積を占める洪水はんらん区域というものがございまして、そこに五割もの人口が集中しているというこの日本の地形、そしてまた、一たび河...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) ただいま議題となりました旅客鉄道株式会社及び日本貨物鉄道株式会社に関する法律の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  JR各社につきましては、累次の閣議決定により、「できる限り早期に純民間会社とする」ことが求められております。J...全文を見る
06月06日第151回国会 衆議院 国土交通委員会 第19号
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○扇国務大臣 おはようございます。早くからありがとうございます。  御存じのとおり、自賠責保険は、すべての自動車のユーザーが加入を義務づけられておりますし、また補償内容も同一となっておりますことから、被害者が確実に基本的な補償を受けられる仕組みとなっており、また、自賠責、この保...全文を見る
○扇国務大臣 今吉田先生がおっしゃったことは、多くの国民が疑念を持っていらっしゃることと私は同じだと思います。  今先生が揮発油税とおっしゃいましたけれども、自動車を買うときに、少なくとも国税三税、地方税五税、そして消費税がかかっているのに、なおかつこの税率が下がらない、自分た...全文を見る
○扇国務大臣 吉田先生から貴重な実態を御報告いただきました。私ども国土交通省としては、少なくとも安全第一と言っているにもかかわらず、いざ事故があったときに、皆さん方が安全のために入っている保険すらまともに出てこないという、あるいは俎上にものせるのに時間がかかるということは、大変私...全文を見る
○扇国務大臣 少なくとも、山田先生も自賠責の必要性というのをお認めになっていらっしゃるのだと思います。自賠責というのは、一切利益を上げてはいけないという基本的なものがございます。  ですから、今二兆円というお話がございましたけれども、それは皆さん方の補償のためにあるということ。...全文を見る
○扇国務大臣 今山田先生がおっしゃったように、掛けている人の支払い分が少なくて済んだということは、むしろ私は大変喜ばしいことであって、これが、掛けているものが足りなくなったというような事態に日本が至ってはいけないということの自賠責でございますから、そういう意味では、支払い料が少な...全文を見る
○扇国務大臣 いや、かみ合わないのではなくて、先生にぜひ御理解いただきたいことは、今先生が、二兆円の利益があったではないか、それではユーザーに還元すべきだということで、今回はその二兆円のうちの一兆円はユーザーに還元するというふうに私たちは決めております。なるべくユーザーの皆さん方...全文を見る
○扇国務大臣 山田先生の御質問は保険料の額の御質問でございますので、自賠責保険の保険料の額としては、自家用自動車の場合は、二十四カ月、二年ですね、二十四カ月の営業保険料は二万七千六百円でございます。このうち、純保険料の約六割相当の一万二千五十円が国に支払われております。それから、...全文を見る
○扇国務大臣 今先生がおっしゃいましたように、もう今さら自賠責を抱えなくて、任意だけ三千万掛けた方が安くなるのではないか、むしろその方がユーザーは得ではないかという御理論でございますけれども、少なくとも私たちは、先ほども私申しましたように、自賠責というのは利益を上げないという、ノ...全文を見る
○扇国務大臣 私も今これを拝見しまして、補助ミラーは義務づけかというふうに聞きましたら、まだ義務づけではないと。私、この間も、車が通って、見ていまして、少なくとも、前に、ライトのところに補助ミラーというのをつけているのがありました。これは自主なんだそうです。  ですから、今後、...全文を見る
○扇国務大臣 私、今、事例と、それからかつて委員会で細かい御質問があったというデータを存じませんので、そのことに対してここをどうすればいいということを今私は軽々に言えませんけれども。  少なくとも、これは旧運輸省の嘱望された女性であるということで、身びいきをするわけではありませ...全文を見る
○扇国務大臣 瀬古先生がおっしゃるまでもなく、今の日本の現状と、そして、今、担当者から数々数字が出てまいりましたけれども、少なくとも、私も、この件数を考えますと、果たしてこれでいいのかなと。しかも、私の手元にも数字が来ておりますけれども、自動車事故というものに関しまして、年間で大...全文を見る
○扇国務大臣 瀬古先生がおっしゃいますように、どこをどう改善するかという、その一つが今回であると御認識賜りたいと思います。  それは、今までは、今おっしゃいましたように、なかなか事故の現場を調査するというのが素人ではできない、御遺族の無念も晴れない、あらゆることがあったと思いま...全文を見る
○扇国務大臣 今先生がおっしゃいましたように、私は、科学技術的な見解が必要であるというのは、今の時代にとっては当然のことだろうと思います。旧態依然とした調べ方だけではなくて、科学技術によっていかにデータを集めるか、これは、今の時代で、今の日本の科学技術をもってすれば、私は可能だと...全文を見る
○扇国務大臣 これが一番難しいことだと私は思っております。私の友人の一人もこれで意識不明のまま休んでおりますけれども、この高次の脳障害、本当に見た目が何もないという難しさですね。  これは第一級から第九級まで階級が分けられているのですけれども、この分けられている階級の中でも、特...全文を見る
○扇国務大臣 今先生が御質問の、一般的なトラックの運送業者に対して、少なくとも荷主に対して運転者というのは弱い立場にあるものですから、今先生がおっしゃいましたように、過積載であるとか、あるいは過労運転、そういうものの防止というものを私たちは少なくとも荷主に対して理解と協力を求める...全文を見る
○扇国務大臣 交通事故はないにこしたことはございませんし、私たちの願いもそこにあるわけでございます。  まして、国土交通省、先ほども私申しましたように、陸海空でございますから、私たちは、とにかく安全というのを第一義的な目標として、あらゆる点で、対処できるところは各省庁連絡をとり...全文を見る
○扇国務大臣 今回の法案に対しまして、むしろ私は、玉置先生からいろいろないい御提言をいただいたり、また先生の御経歴の中から、こういう交通事故に関してはむしろプロでいらっしゃいますから、そういう意味では、被害者の多くの皆さん、あるいは運転する側、両方の立場から、今回の法案に対して、...全文を見る
○扇国務大臣 今先生がおっしゃいましたように、もともと私も、この法案を提出させていただきますときに、二兆円もあるのにどうしてなんだということを随分役所で論議したのです。  今先生がおっしゃったノーロス・ノープロフィット、これが果たしてどこまで原則だということ。今回、この二兆円の...全文を見る
○扇国務大臣 自動車損害賠償保障法及び自動車損害賠償責任再保険特別会計法の一部を改正する法律案につきましては、本委員会におかれましては熱心な御審議、御検討をいただきまして、ただいま可決されましたことを深く御礼申し上げます。  また、今後、審議中におかれましての委員各位の御高見、...全文を見る
○扇国務大臣 ただいま議題となりました測量法及び水路業務法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  測量法及び水路業務法におきましては、測量及び水路測量の成果をそれぞれ統一させる観点から測量及び水路測量の基準を定めており、現在、このうち経...全文を見る
06月07日第151回国会 衆議院 本会議 第36号
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○国務大臣(扇千景君) 土地収用法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  現行土地収用法は、昭和四十二年以来、抜本的な改正がなされておらず、その間に、住民の理解の促進、公共事業のより一層の円滑かつ効率的な実施が要請されてきております。さらには、循環...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 大谷先生の御質問にお答えしたいと思います。  今回の土地収用法の目的について、まずお尋ねがございました。幾つか例示を挙げられましたけれども、順次お答え申し上げたいと存じます。  今日の社会情勢の変化によりまして、公共事業に対する住民の理解の促進、円滑か...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 日森先生からの御質問をいただきました。  今回の法案におきましては、御存じのとおり、住民等の理解の促進を図るとともに、事業認定手続の透明性及び信頼性の向上を図るため、事前説明会の開催、事業の認定に関する処分を行うに際しての公聴会の開催、第三者機関からの意...全文を見る
06月07日第151回国会 参議院 国土交通委員会 第15号
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○国務大臣(扇千景君) 今、くしくも野沢先生から、足かけ十五年目になります今日に至って、あの国会で本当に壮絶な論議が闘わされましたこの国鉄の分割問題のときの議論を私も思い出しているわけでございますけれども、その当時、まさに国鉄マンと言ってもいいような野沢先生から大変な御論議があっ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) このJR各社、本当に今申しましたように、私はこの改革以降、民間的手法を取り入れて、そして今も血のにじむような職員の努力と私申しましたけれども、そういう意味でも、効率的な経営に努めて、大体国鉄時代、御存じのとおり、年間約六千億円から七千億円の補助金を投入して...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) これは、私も考えてみましても、本当に今、世の中不景気で赤字の会社もたくさんございますけれども、これほど効率的に分割されたことによって変わるということであれば、今、国会改革もいろいろ言われておりますけれども、事は違いますけれども、本当にやればできるという、こ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 現在の本格的な高齢者社会の到来、また御存じのとおり障害者の社会参加への多くの要請、そしてその高まりというものは、今の現状としては私は大変大事なことであろうと思っておりますし、また、駅のバリアフリー化が強く求められておりますけれども、JR旅客六社におきます利...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、中島先生おっしゃいましたように、今回の完全な民営化、これによりまして、少なくとも国鉄の分割・民営化に関します効率的な経営の実現、そしてこれによります鉄道事業の再生を目指した国鉄の改革の理念というものを私たちは基本にしていかなければならない。その中でも、...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 中島先生が仰せのとおり、私は、やっぱりこのJR三社それぞれの御意見を聞きましたときに、一番頭を悩ましたのがJR東海でございましたし、またそれをどのように御了解いただけるか、また、最後まで社長もそのことにもこだわっていらしたことは中島先生御存じのとおりでござ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 山下先生が今述懐されましたように、六十二年のときからの十四年、私、足かけ十五年と申しましたけれども、本当にこの間、あの激論の中から今日まで皆さんが温かい目で見守っていただいた、あのときの会議録を見るときっと隔世の感があるなと山下先生も思っていらっしゃるんだ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 先生のおっしゃるとおりですけれども、私も今、大臣だからといって大臣の通路を使っておりません。一般のところからいつも入るようにしておりまして、余り大げさなことが嫌いなものですから、いつも駅長室を通らないで、駅長さんもお迎えをいただかないで普通に通っております...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 先生がおっしゃいますように、JR北海道あるいはJR四国、九州の完全民営化についてのお尋ねでございましたけれども、先日も私、先生にお答えしたと思うんですけれども、これら三社の本当に輸送需要の減退による収入の減、これはもう先生も数字を持っていらっしゃると思いま...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、副大臣が努力をしているという話をしましたけれども、山下先生もお気づきだろうと思いますけれども、このごろのマナーの悪さということも私は大きな要因だと思います。  いつも駅に立っておりまして、電車が入りますから黄色い線からお下がりください、何回アナウンス...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 先ほども申しましたように、本格的な高齢社会を迎えます日本の現状におきまして、私はバリアフリー化というのは本当に大事なことだと切実に思っておりますし、また国土交通省としても、重点施策の一つとして、二十一世紀に入ってバリアフリー化というものを本格的に推進しよう...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) JRでも超スピードで通過する駅はすべてさくが設置してございます。例えて言えば、新幹線の新横浜がそうでございますね。それから、今、先生がおっしゃいました完全な壁をつくれという、これも京都の東西線ですか、それも私もよく乗って知っております。これも全部電車が入っ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) これはむしろ山下先生、安保闘争の御経験者ですから先生に教えていただいた方がむしろいいかと思いますし、私はそこまで知識がございませんから。  先日、五月二十五日でしたか、衆議院で西村眞悟先生に言われまして、私は詳しくなかったんですけれども、初めてといいます...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) その申し入れがあったということも私は存じませんでしたので、今初めて聞きましたけれども、国会の論議に対してはいろんな方がいろんなメールをいただいたりなんかしていますから、正式な申し入れというのはいただいていませんのでそのことに関してはわかりませんけれども、い...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 私は、どういう申し入れがあるにしろ、国会審議を妨げるものでもないし、我々は国会はどんな意見があろうと、国会の中の審議というものは本当に国民を代表して審議しているんですから、それに対してけしからぬと言われても、これは言論の自由でお互いに何を言ってもいいという...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 不勉強で申しわけないんですけれども、私は昭和五十二年当選組でございまして、五十三年の成田開港、あの闘争のときに国会議員一年生でございました。成田をつくって、でき上がって十年、成田開港できなくて、あの管制塔を壊しているのをテレビで見まして、テレビに映っている...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 私は、少なくとも社会の、私は生活の公器であると思うくらいなJRの社員であれば、もっと威厳を持って、国民の安全と安心を図るために最大の努力をするというのが社員としてのモラルであろうと思いますから、その人たちが国会のことに対してそういうふうに言われて、私はだれ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) そんな失礼なことは、私はむしろ一部の人だと思いますけれども、どれくらいの購買力があるのかわかりませんけれども、だんだんそういうところでは世の中が安全になってくると、組合費も払わなくなるんじゃないでしょうか。そういう意味では、購買力が下がってくると、そういう...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 私は、山下先生にこのJR三社完全民営化法を審議していただく中で、必ずしもだれも触れたがらない部分があったということをあえてこの委員会で御審議いただいたことに感謝を申し上げたいと思いますし、私も不勉強で知らない部分もたくさんございますけれども、少なくとも今回...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 私も、ほとんど毎週といっていいくらい東京駅を利用しております。本来でありますと、先ほども申しましたように、駅長室から駅長が重々しく先導するんですけれども、私は今でもそれは嫌ですから八重洲口から一般の通路を使って、SPさんには迷惑をかけながら乗降しております...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 森本先生、衆議院の本会議で遅くなりまして申しわけありません。御配慮ありがとうございました。  今お尋ねございましたように、この安全というものは、まさに国土交通省、陸海空すべからく安全が第一でございまして、JRはもとより、すべての国民の安全、安心というもの...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 森本先生がおっしゃいますように、二十一世紀を迎えまして、今日まで二十世紀につくったあらゆるもの、それを大事に品質保持をするのは当然のことですけれども、かてて加えて、つくったものをつくりっ放しでは何にもなりません。少子高齢化社会、今、先生がおっしゃいますよう...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、大門先生がおっしゃいましたけれども、これはやっぱり時代の変化に即応したというのが一番適した言葉ではないかと思います。JRといえども時代に即して変わっていかなければならない。そのために、先ほどから、午前中からるる御意見がございましたように、職員も苦しみ、...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、大門先生のおっしゃた意味はよくわかりましたけれども、私は、必ずしもそういう感覚では国民も見ていないし、国鉄というものを、先生御存じのとおり、あの当時、再生不能の危機に瀕しているというのは多くの国民の共通した認識だったし、また国会の論議の中でも本当に瀕死...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) JRバスにはそれだけの体力がございませんから、これは簿価でなければJRバスは買い得ません。また、地方自治体には時価で売ったとおっしゃいますけれども、地方自治体は一番欲しいものを今の値段で買うということを地方議会できちんと了承されてこれは成り立った商談でござ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 大変大きな問題でもございますし、きょう、朝から委員会で御審議いただきましたように、今から振り返って十四年前の国鉄というものの当時の状況、渕上先生も大変この審議には加わっていらっしゃいましたからよく覚えていらっしゃると思いますけれども、十四年前のいわゆる国鉄...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 私は逆だと今認識しています。それは、民営化になればなるほど、私は責任の重さというものは経営者あるいは従事した職員にかかってくると思います。  ただ、先生が今御指摘のトンネルの壁の落下というのがいろいろございまして、どれを指しておっしゃっているか、私、今ち...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) このことは私も大変心配しまして、今までは国鉄の当時の技術研究所というものが確立されておりましたけれども、分割されることによって研究はどうなっていくんだということも随分心配もしまして聞きました。今度は財団法人鉄道総合技術研究所としてきちんと技術を保持し、また...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今回も、JR三社、完全民営化、今回の法案を出しますまでに、東、西、東海、この三社、本当によく協力してくださり、また三社の社長も本当に腹を割った話をしてくださいました。その努力、またJR三社、同時に私はスタートしてほしいという願いがかなって、また皆さん方も御...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 大変矛盾した点があると思うんです。  それは、田名部先生がおっしゃいますように、少なくとも本体はもともと国鉄として出発しておりますから。わかりやすく言えば、変な話ですけれども、夫婦で子供を産んで、子供たちが一人前になってそれぞれ独立していった。独立してい...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、田名部先生が二十一世紀の国土づくりの基本的なことをおっしゃったと思っております。  例えば、今アクアライン一つおっしゃいました。四千円の通行料を千円下げて三千円。けれども、今あそこが込むのは土曜、日曜、祭日で、こっちから行って海ほたるへ行って、アベッ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 島袋先生も御認識がもう既にあろうと思いますけれども、今回のJR本州三社、本当に努力してくださいましたことも先ほどから申し上げましたけれども、昭和六十二年開業以来十四年間、足かけもう十五年に入りましたけれども、連続で経常黒字を達成しております。それが大きな一...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、島袋先生からお話しございました。先日、私、沖縄へ公園のテープカットに参りまして、皇太子殿下と御一緒させていただきまして、そのときにも沖縄の皆さん方から要望書をいただきました。また、モノレールの問題、そして延長線の要望等々を要望として受け取ってまいりまし...全文を見る
06月08日第151回国会 衆議院 国土交通委員会 第20号
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○扇国務大臣 樽床先生に難しいと言われましたけれども、大変単純にお考えいただきたいと思うんです。  それはやはり、時とともにずれてきたというのは、これはもう地球上やむを得ないことでございます。  ただ、なぜかとおっしゃいましたけれども、これは従来、各国ともに独自の測量基準とい...全文を見る
○扇国務大臣 そのとおりでございまして、日本もGPSをいかように利用できるかと、やはり受信体制が整わないとできなかったものですから、これだけの期間を要したということでございます。
○扇国務大臣 どれくらいの速度でどれくらいずれるかは後で専門家に聞いていただきたいと思いますけれども、このずれは必ずある。また、温暖化によって、動かなくても水がだんだん浸水してきて、島がだんだん出ているところが少なくなったということも先生御存じのとおりで、日本も、やがて温暖化がこ...全文を見る
○扇国務大臣 冒頭に申し上げましたように、今までずれていて事故がなかったのが本当によかったと私は思っております。  国土交通省としましては、陸海空あらゆるところで安全というものを第一義的に考えて対処しておりますので、今先生がおっしゃいましたように、今回の改正を契機として、多くの...全文を見る
○扇国務大臣 今局長が答えましたように、あの雫石の事件のときから、いかに訓練を充実させるかということで、あのときも問題になりまして、それ以後、やはり皆さん方に安心して乗っていただくために、訓練空域というものをつくって、より熟練した皆さん方に育っていただきたい。  そして、我々は...全文を見る
○扇国務大臣 今瀬古先生のお話ですけれども、やはり地域差がございます。  御存じのとおり、長野県の田中知事が脱ダム宣言をなさいました。下諏訪ダムを中止しろという、すべてのダムを要らないという。ところが、私のところへ、この下諏訪ダムの下流にいらっしゃいます岡谷市の市長さん以下、多...全文を見る
○扇国務大臣 ただいま議題となりました土地収用法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  現行土地収用法は、昭和四十二年以来抜本的な改正がなされておらず、その間に、住民の理解の促進、公共事業のより一層の円滑かつ効率的な実施が要請されてきて...全文を見る
06月12日第151回国会 衆議院 国土交通委員会 第21号
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○扇国務大臣 この土地収用法の改正法案を御審議いただくに当たりまして、今田中先生から、今までの諸般の経緯、果たして良だったのかどうなのかという御質問もいただきましたが、時代の変遷とともに、我々は今何をしなければいけないか、私はこれも基本的に問われている大きな問題であろうと思います...全文を見る
○扇国務大臣 私は、今回の改正に当たりまして、二十一世紀の国土のあり方、国民の認識、そして我々が注意しなければいけないこと、これを総合的に考えていくのがこの委員会で御審議いただく大きな原点であろう、そう考えております。  そういう意味では、今回の法案は、御存じのとおり、事業認定...全文を見る
○扇国務大臣 田中先生がおっしゃいましたように、計画段階から一般の参加が必要であるというのは、まさに今回の改正法の原点であろうと思っております。  それは、先ほど私が申しましたとおり、公共工事の実施に当たりまして、地域の皆さん方の理解そして協力がなければ、これはもうできることで...全文を見る
○扇国務大臣 田中先生は実情をよく御存じなので、ポイントをついた御質問をいただいております。  今先生がおっしゃいましたように、例えば、東京都区部の都市計画道路の大部分は、先生が御存じのとおり、昭和二十一年に決定されたんです。ところが、現段階では、先生も今四十数%とおっしゃいま...全文を見る
○扇国務大臣 交通渋滞は、御存じのように、時間やエネルギーのロスだけではなくて、大変な経済的な損失を私たちに与えております。その損失は日本全国で年間平均して、先生が御指摘のとおり、大体十二兆円という損失を出していることが計算上出てまいります。  ただ、十二兆円の損失だけではなく...全文を見る
○扇国務大臣 先生が今おっしゃいました第三者機関の意見の取り扱い、これも大変私は重要なものだと思っておりますけれども、私ども国土交通大臣が起業者である場合、これは事業認定庁と起業者が同一主体となります。それに疑義を先生はおっしゃいましたけれども、事業認定の判断には事業に関する技術...全文を見る
○扇国務大臣 今先生がおっしゃいました、社会資本整備審議会の中で、この審議会の中に公平性を保て、しかも役人が多いではないか、天下りといいますか、経験者が入るという今までのパターン、それを御指摘になりましたけれども、今回は、この委員の中に中央省庁の出身者を選定しますことに関しまして...全文を見る
○扇国務大臣 今までそうであったからやはり変わらないんだろう、皆さんにそういうお気持ちがあるのは否めないところであろうと私は思いますけれども、こういう委員会で御審議いただいて、田中先生のようにはっきりと証拠を見せろとおっしゃって、今先生がおっしゃいましたように、今後、閣議決定して...全文を見る
○扇国務大臣 今田中先生がおっしゃいました公聴会、今回の収用法の改正に当たっては、少なくとも四つの大事な点がございます。それは、先ほどから私が申し上げておりますように、今局長が答えましたけれども、今答えました局長は総合政策局でございます。総合政策局というのは事業にタッチしない局な...全文を見る
○扇国務大臣 私たちは、民間への補償は財産価値が減じないように、これは第一条件でございます。先生が先ほどおっしゃったとおりでございます。  他方、学校等、今先生が仰せの公共補償に関しましては、公共施設を使っている以上、少なくともその継続性というか、その財産価値にこだわらないで、...全文を見る
○扇国務大臣 今おっしゃいましたように、今回の違う場合は何かというのが、まさに今先生が御指摘になったところでございまして、民間の皆さん方に対しましても、生活再建をも無視することない、今回はそういう必要がある、ここが違ってきたところでございます。  例えば、建物に関しましても、建...全文を見る
○扇国務大臣 これは大事なことなので。少なくとも私は、一般の国民の皆さん方が生活保障をしてもらうという、これが原則だと思うんですね。ですから、今先生がおっしゃいましたように、民間の皆さん方も、まず生活の保障をしてください、そういうことに関しては、私たちは生活再建のために最大限の措...全文を見る
○扇国務大臣 私、いつも思うのですけれども、日森先生もおわかりになっていると思うのですけれども、法案を出しますときに、出す前から賛成とか反対とかいうのでは、私は違うと思うのですね。  先ほども田中先生が公聴会の重要性をおっしゃいました。どんな法案でも、賛成、反対、両方から意見を...全文を見る
○扇国務大臣 今のお話で一番大事なところは、だれが最後の責任を持つかということになってくると私は思います。ですから、大臣の事業認可ということは、少なくとも国土交通省として全責任を持つということのあらわれであります。  特に継続性とかなんとかいろいろありますけれども、国民の皆さん...全文を見る
○扇国務大臣 今、日森先生がいろいろおっしゃいましたけれども、私たちは、今回の土地収用法の改正に当たりましては、まず事前説明会そして公聴会の義務づけ等々、それを基本にして第三者の機関で意見聴取するから、トラスト運動を排除することを目的としてとおっしゃったことは当たりません。  ...全文を見る
○扇国務大臣 干潟そのものの重要性、これは環境面からいっても大変重要な、また、二度とつくり得ない自然の宝庫だと私は認識もいたしております。  ただ、最近あらゆるところでそういうことが問題になっておりますけれども、これは少なくとも、今内閣府からお答えがございましたけれども、沖縄県...全文を見る
○扇国務大臣 それは先ほど私が申しましたように、事業重視かあるいは環境重視か。先生が地元で見ていらしてその重要性を認識していらっしゃるのであるから、今後もぜひそのことについて大いに主張して、また両立できる点はどこなのかというのをお探りいただくべきだろうと私は思います。  この間...全文を見る
○扇国務大臣 昨日発表されました、私たちも閣議で言われましたけれども、ことしの一—三月期のGDPの成長率がマイナス〇・二%、これは年率でマイナス〇・八になりますね。そういうことで、目標でありましたことが達成できないのではないかというふうに言われております。その原因としては、少なく...全文を見る
○扇国務大臣 小泉先生御存じかどうか知りませんけれども、私は家庭の主婦でございまして、役所の帰りにしょっちゅう途中下車しまして、青山通りでしょっちゅうスーパーにも寄りますし、しょっちゅう買い物をしませんと干ぼしになりますし、私自身の食べ物も、私自分の好きなものを買いたいものですか...全文を見る
○扇国務大臣 ユニクロは行っていませんけれども、百円ショップは渋谷に二軒すごいのができておりますので、今度御案内いたします。
○扇国務大臣 渋谷のハローワークは私の散歩道にございます。
○扇国務大臣 行ける時間に開放していただければ、私が行くときは大抵もう閉まっておりますので、こういうときに時間をいただければ入ってみたいと思っております。  ただ、一つ言えることは、私は国土交通大臣でございますから、昨今、この十年間で、十年間といいますか現時点で、二十一世紀の初...全文を見る
○扇国務大臣 何かこの間、三、四万人という数を聞いてびっくりしたんです。しかも高齢者が多いということで。三万人台だと思います。
○扇国務大臣 小泉先生がそうおっしゃいます基本的なこと、なぜ景気が上向かないかとおっしゃいましたけれども、緊急経済対策ということで、今十何回目だとおっしゃいました。そのとおりで、構造改革と一体にしなかったからなんです。二兎を追う者は一兎をも得ずという話で、あるいは緊急に経済対策ば...全文を見る
○扇国務大臣 私は、小泉先生の言葉で一言お願いがございます。地価の値上がりのためにということではなくて、土地の有効利用と言っていただきたい。再びバブルを起こすということではなくて、バブル崩壊後寝ている土地あるいは生かされていない土地を生かすということで、土地の有効利用という言葉を...全文を見る
○扇国務大臣 私が言っているのは、小泉先生が地価を上げるということで、バブルの再現をしてはいけないということを言っているのであって、あなたはそれじゃ代替論がないんです。私はきちんと政策を提示してこれだけ効果が上がると言っているので、先生がおっしゃるのは、不良債権処理という言葉だけ...全文を見る
○扇国務大臣 先生が先ほどから住宅ローンのお話をなさいましたけれども、昨年私が建設大臣になってから一番最初に言ったことは、今の住宅ローン減税がことしの六月で切れます。それが今、先ほど先生がおっしゃったように、地価が大体目安として底をついてきたな、下げどまりが近づいたのではないかと...全文を見る
○扇国務大臣 小泉先生がさっきおっしゃった、住宅金融公庫の制度を緩和してほしいというお話がございましたけれども、私は、同じ民主党の先生方が、住宅金融公庫はもう民を圧迫しているから要らないんじゃないか、そうおっしゃったこともございますので、その辺のところはよく調整していただいて、我...全文を見る
○扇国務大臣 高さ制限緩和も容積率緩和も、道路を整備しなければ緩和できません。それはなぜか。東京都は消防車も通れませんし、高くなったらはしご車も通れません。まず道路を都市計画どおり整備するということがもとでありまして、それをしないで容積率緩和をしたり高さ制限緩和というのは、国土交...全文を見る
06月13日第151回国会 衆議院 国土交通委員会 第22号
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○扇国務大臣 中本先生に私のつたない本をお読みいただいて恐縮でございます。  また、今、大所高所に立った、二十一世紀の日本をどうするか、そういう基本的な姿勢を中本先生に御示唆いただきました。  私も、この世紀の変わり目に国会議員をしているという、この責任の重さを、どう皆さん方...全文を見る
○扇国務大臣 端的な例を挙げますと、このゴールデンウイークも新記録の日本人が外国へ行きました。外国へ行く魅力、あそこの国に行ってみようというこの魅力があるから、日本から外国へ出る人は世界第三位です。ところが、日本に来る世界じゅうのお客様は世界で二十四位です。隣の韓国でさえ二十二位...全文を見る
○扇国務大臣 私は、よりよい日本にするためにはこれが一番大事な点だろうと思っております。そういう意味では、少なくとも私権も公益も、いずれもこれは十分に尊重しながら、どこに接点を求めるかというのが私は大きな基本であろうと思っております。  そういう意味で、今、中本先生がおっしゃい...全文を見る
○扇国務大臣 公共の用地を取得する場合の補償について、本当にこれは皆さんの財産の価値に対する補償でございますから、その際には、少なくとも生活の再建というものを私は最重視しなければならないと思っています。収用されることによって生活が破壊されたのでは何にもなりませんし、合意が得られる...全文を見る
○扇国務大臣 基地の問題と日本人の安全、安心の問題とは不可分だと思います。  我々は、日本国として、みずから自衛をするというこの原点に立って自衛隊というものが位置づけられておりますけれども、果たしてすべてのものをなくして自衛ができるだろうか、その原点に入ると私は思います。自衛隊...全文を見る
○扇国務大臣 一番大事なところを今河上先生はおっしゃいました。先ほど中本先生ともその論議をいたしましたのもお聞きいただいたと思いますけれども、要するに、公共工事に必要な土地を提供するということ、そのことに対して生活基盤を転換しなければならない、それを余儀なくされたという人たち、そ...全文を見る
○扇国務大臣 今の河上先生のお考えもごもっともなところがあろうと思います。  少なくとも、公聴会の開催等の事業認定に関する手続規定、これは、現に旧法の規定に基づいて事業認定の手続がもう既に進行している、そういうところに関しまして、その流れとは別に、公聴会の開催等、そういうものが...全文を見る
○扇国務大臣 基本的なことなので、松浪先生の御意見、またお考え等々、これは、今例を出されましたが、昨年与党三党において、少なくとも百九十七の事業を見直そう、国土交通省独自でも三十四の事業を見直すようにしました。結果、百八十七の事業を中止いたしました。これも私は、むだだから中止した...全文を見る
○扇国務大臣 これも先ほどから御論議をいただいています。松浪先生にも基本的な大事なところを御指摘いただいたと思います。  少なくとも我々は、生活再建というこの一番大事な住民の皆さん方の権利というものをいかに補償でき、またそれが実現できるか。そういうことには最後まで努力をしなけれ...全文を見る
○扇国務大臣 今小泉内閣、聖域なき構造改革、これを標榜しております。ただ、皆さん方の、公共工事はむだ遣いが多かった、もう必要ないのではないかという御意見が一方にもあります。森田先生も御存じのとおり、私たちの生活水準をどこでとめるか、どれで満足するか、この価値観をどこに持っていくか...全文を見る
○扇国務大臣 これは大事なことで、第三者機関が何のためにあるのか、この原点から考えますと、今樽床先生がおっしゃいますように、公正性、透明性、中立性、これはもう大原則でございます。  そういう意味では、第三者機関の公平性と中立性を担保するために、メンバーを特定の分野に偏ることなく...全文を見る
○扇国務大臣 せっかく公聴会、第三者機関と手順を踏んでいただくわけでございますから、私はそういう意味では、こういうような義務づけがされたというこの趣旨、これにかんがえれば、少なくとも事業認定庁は、当然、第三者機関からの意見聴取というものを尊重して事業認定の判断をする。また、そのと...全文を見る
○扇国務大臣 今簡単におっしゃいましたけれども、私は、今樽床先生が御指摘になったところが一番肝心なところであり、今まで公共事業が進んでこなかった、あるいは余りにも長きにわたったということの原因もそこにあったと思います。  それは、初期段階での多くの皆さん方との意見交換が不足して...全文を見る
○扇国務大臣 先ほども御論議がございましたけれども、戦前は別といたしましても、少なくとも戦後今日まで、日本は、欧米先進国に追いつけ追い越せと、私たちの両親、おじいちゃん、おばあちゃん、本当に物のないときから努力してくれたと思います。私は、大谷先生もきっと、外国へ留学される前と帰っ...全文を見る
○扇国務大臣 私は、大谷先生の御質問と今までの御趣旨等と同じ土俵の上にのっていると思います。ただ、その方法論が、お互いに政党があったり何かして違う方向で、到達点は同じでもそこへ行く経路がAルートもあればBルートもある、そういう違いはあると思いますけれども、大谷先生がるる今まで御質...全文を見る
○扇国務大臣 大谷先生がおっしゃることも、私も同じ意見だと思うんですね。  それはなぜかといいますと、少なくとも公共工事というもので、あるいは緊急性というもので、私があると言うなれば、あるいは緊急経済対策の中でも、これは森内閣のときに言われたことですけれども、その四つ目に都市基...全文を見る
○扇国務大臣 私は、あらゆる法律も法案もアンタッチャブルではないと思います。少なくとも、その時代あるいは日本の国のあり方等々によって、我々の生活水準も変わりますし、社会情勢も変わります。そういう意味において、私たちは、その時代に合った、変えることに勇気を持たなければならないと思い...全文を見る
○扇国務大臣 今、瀬古先生がおっしゃっていることは、この法案ができて、少なくとも三十年間改正されなかった。この三十年間の日本の世の中の進歩、情報化時代、そして今も、こういう委員会で審議しておりますことも全部モニターで映すことができる、また私たちのこの審議自体も公表することができて...全文を見る
○扇国務大臣 瀬古先生に、一つだけ、私は、お互いの認識を共通しなければならない点があろうと思います。  それは、多くの皆さん方がいろいろな御意見があります。少なくとも、百人いらっしゃれば百人御意見が違う。一人でも反対したらしないとおっしゃったかつての東京都の美濃部都知事、あの当...全文を見る
○扇国務大臣 今瀬古先生は一つだけの例をおとりになりましたけれども、少なくとも我々は、公共工事の中で、我々の社会資本整備というもののあり方、どこまでどうするべきか。これは、私は、先ほども申しましたように、国としての基本政策を示し得なかった、示していなかった、その大きな反省のもとに...全文を見る
○扇国務大臣 一見、瀬古先生のお話を聞いていますと何もしていなかったように聞こえるものですから、私は、そういう意味では、圏央道のこともやはりある程度数字を言わざるを得なくなるのです。  こういうことで私は瀬古先生とやり合いたくもありませんし、これが万全だとは思いませんけれども、...全文を見る
○扇国務大臣 基本的に違う点があるのかもしれませんけれども、瀬古先生のお話を聞いておりますと、万博誘致は、私たちが誘致しろと言ったんじゃないのです。名古屋の、愛知の皆さん方が愛知に万博を誘致したいと言って、地元の声が起こったのです。政府を挙げて応援してくれという地元の要請なんです...全文を見る
○扇国務大臣 それは、さっき瀬古先生に私申し上げたとおりでございます。今までも、公的な手続、あるいは国、地方自治体等々でその手続が、まだ情報が開示されないで合意形成に至れない時代があったことは事実だと申し上げたじゃありませんか。そのとおりだと思います。
○扇国務大臣 さっき瀬古先生、最後の一言で、住民の合意形成を図るということをおっしゃいました。私も大事だと思います。  一点だけ申し上げておきたいのは、住民の合意形成というものを、住民を代表してだれが責任を持ってそれをしてくださるのか。こっちから意見を百人に聞いて、それをこっち...全文を見る
○扇国務大臣 徳山ダムの細かいことは局長から答えさせますけれども、収用委員会のメンバーが不公正であるというよりも、私は、一つの例を挙げさせていただきたいと思います。  千葉県の収用委員会は一人もいません。委員長が辞任されて、千葉県の収用委員会の委員は全員がお断りでございます。収...全文を見る
○扇国務大臣 今、収用委員会の主張の制限、整理ということについてのお話がございました。口を封じる、先にも後にも言えないじゃないかと今瀬古先生はおっしゃいましたけれども、私たちは決してそういうことで今回整理したわけでもございません。  少なくとも、公益性というものあるいは公共性と...全文を見る
○扇国務大臣 私は、今山田先生のおっしゃったことは大変大事なことだと思います。一番最初に手をつけることのイロハのイだと思っておりますので、そのことはぜひ実行してまいりたいと思っておりますし、またそうするつもりでございます。
○扇国務大臣 公聴会の基本的なありようというのは、先生、参議院でも衆議院でも公聴会というのがありますからよくおわかりだと思いますけれども、それぞれの人たちが、こういうすばらしい人の御意見を聞こうといって、一方的な、反対なら反対の人ばかり、賛成なら賛成の人ばかりということではなくて...全文を見る
○扇国務大臣 それは山田先生に御指摘いただくまでもなく、きょうも朝からいろいろと言われておりますので、この委員会でいろいろな御論議があったことを私ども深く受けとめながら、しかも三十年ぶりに改正していただくのですから、今後、そういう意味で、ああ、公聴会がこんなに公平に行われたなと多...全文を見る
○扇国務大臣 これはまさに先生がおっしゃるように、二十一世紀型の、あらゆることは環境を加味しなければならない。そういう意味におきましては、環境アセスの基本的な数値、これは私はあると思いますから、今先生がおっしゃるように、民間のコンサルタントと大学で環境アセスの評価が違って出てくる...全文を見る
○扇国務大臣 もともと、これは個人的なことを言っていいかどうかわかりませんけれども、私は絶えず役所の中で言っております。審議会を隠れみのにするな、役人が審議会を隠れみのにして、審議会の答申を、自分たちが作文したものを審議会に認めさせるようなそういう傾向が今まで、全部ではありません...全文を見る
○扇国務大臣 ただ、私は先生に一言申し上げておかなければいけませんのは、あらゆる分野の方がおいでになりますので、だれが何を発言したかという名前だけは削らせていただく、それでなければ本当の意見が出てまいりませんので。  もしもこれを公表する場合も、だれが何と言ったと、言葉はそのま...全文を見る
○扇国務大臣 私、今参考意見としてインプットさせていただいて審議しますけれども、今ここでそこまで確約することは、私自身もまだ自信はございません。審議会をひっくり返すだけでもえらいことでございますので、そういう意味では努力いたしますし、また、そのようにできるかどうか、これは最終決断...全文を見る
○扇国務大臣 今山田先生から御指摘のありました千葉に対しては、私もいろいろな思いがございます。  と申しますのは、私、一九七七年当選組でございます。成田は一九七八年に、でき上がって十年目に開港いたしました。そのときは福田内閣でございました。今は亡き安倍晋太郎先生が官房長官でござ...全文を見る
○扇国務大臣 これは日時を追っていると大変長い話でございますけれども、基本的には、これは収用委員会がなくなりましたのが昭和六十三年なのですけれども、一番最初は六十三年の九月、千葉県の収用委員会の会長さんへの鉄パイプでの襲撃事件、覚えていらっしゃるかもわかりません。これで襲撃を受け...全文を見る
○扇国務大臣 この千葉県に対します特別措置法の適用、これがございますけれども、その場合には、法律上、収用委員会から大臣への事件の送致というような行為が必要とされているのですけれども、今皆無ですから、それをする人がありません。  ですから、そういうときにはどうするかということです...全文を見る
○扇国務大臣 これは副大臣からお答えすべきだろうと思いますけれども、あえて御指名でございますから。  少なくとも私は、国土交通省といたしましても、地元の皆さんの御理解と御協力を得て事業の推進に努める。そして、早期に供用する。これはもう国民の皆さん方の切なる希望でございます。 ...全文を見る
○扇国務大臣 先ほども御意見が出たと思いますけれども、確かに、私は、歴代の大臣、三十三年間も現地にも行かなかったということは、ある意味では怠慢だったと言われてもいたし方ないと思います。それは、それなりに、東京都の美濃部都知事の誕生によって、凍結せざるを得なかった三十三年前の事情と...全文を見る
○扇国務大臣 それは、今山田先生は無責任だとおっしゃいますけれども、これはきちんと法上明記されていることでありまして、少なくとも、公共用地の取得に関する特別措置法において、収用委員会が裁決しない場合に国土交通大臣がかわって裁決を行う代行裁決制度を置いているところで、これはもう先生...全文を見る
○扇国務大臣 収用委員会が一定の期間内に裁決をしない場合がありますね。例えば、収用委員会があったとしても、一定の期間内に裁決をしない場合には、起業者の異議申し立てがあれば、第二十三条第一項により内閣総理大臣が裁決を代行する。また、これまでは、公共用地の取得に関する特別措置法第三十...全文を見る
06月14日第151回国会 参議院 国土交通委員会 第17号
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○国務大臣(扇千景君) おはようございます。いろいろと見苦しくて申しわけありません。  今、野沢先生がおっしゃいましたけれども、本来JRというもの、このJR各社は国鉄改革以降、先日も皆さん方にいろいろサービスの向上とかあるいは体質改善とか、るる御指摘を賜り、またそのように努力し...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 先日も、私は博多—船小屋間の起工式に参りまして、それよりも何よりも、私が二月から四月にかけまして全国の地方整備局の催しをいたしまして、その地域の知事さんあるいは政令指定都市市長さん、財界等々と全国を回って十ブロックに分けて歩きましたけれども、とにかく皆さん...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 先ほども野沢先生の御質問にちらっと私は申しましたけれども、小泉内閣におきまして聖域なき構造改革、そして十四年度の予算における国債の発行額を三十兆にとどめる、これは公約でございますので、少なくともあらゆる歳出分野においての見直しをしていかなければいけないとい...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 本当は寺崎先生御存じなんだろうと思いますけれども、多くの皆さんに御理解いただくためにこの重要法案を御論議いただいておりますので、その辺のところは私たちも一緒になって頭の整理をさせていただき、多くの皆さん方に御理解賜りたいというのがまず第一に考えることでござ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 寺崎先生の深い読みといいますか、洞察力のなさしむるところだろうと思いますけれども、私の場合、今度指針というのを設けたのはなぜかと。指針があるという間は完全民営化ではないんじゃないか、そういうこともおっしゃいましたけれども、私はこのJRというものの生い立ち、...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 先ほども私が申しましたように、JRは御存じのとおり全国一社、そして公社制の経営体制のもとで今日まで、悪い言葉かもしれませんけれども、あの当時を振り返りますと、まさに国鉄は瀕死の状況、もういつお倒れになってもいい、お倒れになるのを、救急車用意しようか、リンゲ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 究極の目標でございます。
○国務大臣(扇千景君) 今回のJR三社の問題につきまして、大変長い時間がかかりました。それは、世上で言われておりますように、JR東海のしょっている荷物が他の東、西に比べて重過ぎる、自分たちはなぜこんなに重い荷物をしょわなきゃならないんだ、同等にしてほしいというような御意見のために...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 職員が民間企業に再就職いたします。これはもう先生百も御承知のことでございますけれども、いやしくも私は民官癒着であるということを言われたのでは、これはもう国会議員もしかりでございますけれども、私はあらゆることで国民の皆様方は、今特にマスコミも厳しい目で見てい...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 私は、今回改めて、この指針の別項というものがあるんですけれども、そこで私は指導できるというふうに書いてございます。これは先生お読みいただいていると思います。この三項目の下でございます。  これは私が、今まさに先生がおっしゃいました民営化すればするだけ、先...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、先生がるるローカルのお話をなさいましたけれども、可部線のことも私のところに参りまして、どうしても地元の皆さんが通勤、通学、通院、買い物、あらゆることで延長していただきたい、これは廃止は困るということだったんですけれども、これも一年それでは様子を見ましょ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 森本先生にも先日からもいろいろ御質問いただきましてもう既に御存じの部分であろうと思いますけれども、このJR三社、それぞれもとは一つでございましたけれども、私いつも申し上げております、私なんか素人でございますから、国鉄に関して。一番わかりやすいのは、旧国鉄、...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 法律をもってしても明記していないということをそれ以上私が言える立場ではございませんけれども、少なくとも私は、先ほど寺崎先生に申し上げたのを森本先生にもお聞きいただいたと思いますけれども、完全民営化というものの条件を先ほど申し上げました。  重なりますので...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 私が担当させていただきまして、この国土交通省、初めて四省庁を統合した。しかも、四省庁のみならず海上保安庁、気象庁と、かてて加えてこの二つを抱えている役所でございますので、少なくとも職員に私は年初の冒頭にもとにかく安全を第一にということを申しましたけれども、...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 前回に引き続いて緒方先生から、このJR北海道、四国そして九州及び貨物についての御質問でございますけれども、私は今、先生がおっしゃいましたように、少なくともこれらの会社が今までどおり、また今まで以上に連携をとらなきゃいけないというのは当然のことで、今、先生が...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) これはJRバス、国鉄改革のときに完全にJR会社のバス事業というものは原則として分社化するという、これは輸送のニーズの柔軟なかつ効率的に対応するということでは、私はこれでやっぱり正しかったんだろうと思います、そのもの自体の体系が違うわけですから。  けれど...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、緒方先生がおっしゃいましたように、また今、総務省から答弁がございましたのでお聞きのように、少なくともJR本州三社につきましては、今回の法案によりまして完全に民営化が行われますことから、今、総務省からお返事がございましたように、私どもは個別の事案ごとに総...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、先生がおっしゃいましたとおりでございますけれども、先生が今おっしゃいました千四十七人の話に関しましては、私もこのILOの勧告を見ておりますけれども、これは(a)で、二〇〇〇年五月三十日に採択された四党合意を受け入れるように強く要請する、そうなっておりま...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 田名部先生いろいろ御指摘いただき、また私が常々言っております国土交通省としての二十一世紀の国土のあり方、基本のグランドデザインをつくりたいと言っていることを御示唆いただいて、頑張れよと言っていただいたんだと理解します。  私は、そのグランドデザインをつく...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 戸田先生も運輸省御在任中から、るるこの国鉄問題についてはお詳しいと思いますけれども、本来もともと国鉄を民営化するときのあの大きなことから考えますと、JR各社とも健全な事業経営を行っていく、それが大きな目標でございますし、また少なくともスタートが公的な財産で...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 私の不注意でテレビ局でひざのお皿にひびを入れまして、大変みっともない格好で皆さんに御迷惑をかけておりますけれども、改めて自分が車いすというものに生まれて初めて乗ってみまして、いかに国会の中も不便であったかと。特に官邸の中が一番不便でございまして、早く官邸を...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) きょうもいろいろこの第三セクターに対しての御質問もございましたし、また、果たして第三セクターでこのままどうなるかということですけれども、今、島袋先生お尋ねございましたように、第三セクターの鉄道会社、三十八社ございます。これが大体、平成十一年度の経営状況につ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 国土交通省でございます。
○国務大臣(扇千景君) 先日も中国からお見えになりまして、私はお目にかかってぜひということを話しましたら、新幹線はわかっているけれどもどうしてもリニアに乗りたいと、こうおっしゃいまして山梨県へいらっしゃいましたので、私、新幹線よりリニアとおっしゃるんじゃないかと思って心配をしてお...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 旅客鉄道株式会社及び日本貨物鉄道株式会社に関する法律の一部を改正する法律案につきましては、本委員会におきまして熱心な御討議をいただき、ただいま可決されましたことを深く感謝申し上げます。  今後、審議中における各委員の御高見、またただいまの附帯決議において...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) ただいま議題となりました自動車損害賠償保障法及び自動車損害賠償責任再保険特別会計法の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  自動車事故件数及び死傷者数は残念ながら一貫して増加傾向にありますが、自動車損害賠償責任保険、いわゆる自賠...全文を見る
06月15日第151回国会 衆議院 国土交通委員会 第23号
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○扇国務大臣 土地収用法の一部を改正する法律案につきましては、本委員会におかれまして熱心な御討議をいただき、ただいま可決されましたことを深く感謝申し上げます。  今後、審議中における委員各位の御高見、ただいまの附帯決議において提起されました社会資本整備審議会における事業認定に関...全文を見る
06月18日第151回国会 参議院 決算委員会 第4号
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○国務大臣(扇千景君) 今、八田先生からお話ございましたように、中部国際空港は御存じのとおり、現在の名古屋空港が離着陸の回数、平成十二年で十一万九千回、そしてこの空港の処理能力の限界が十二万回と決められております。それがもうほとんど十二万回に達成する寸前まで来ているんですね。そし...全文を見る
06月19日第151回国会 参議院 国土交通委員会 第18号
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○国務大臣(扇千景君) 今、野沢先生がおっしゃいましたように、近年、自動車事故の増加ということが、今、数字を挙げられておっしゃいましたけれども、大変残念なことでございますし、我々としても少しでも自動車事故を防止しようということに極力英知を結集して努力しているところでございますが、...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 事故防止ということから考えますと、人、車、道、その三つの観点から、私は互いに連携を図りながら、それぞれの分野についてそれぞれの対策に取り組む、これが一番大事なことだろうと思います。  その一つずつがばらばらになってもこれは全く意味がありませんので、国土交...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、野沢先生にも申し上げたところでございますけれども、改めて中島先生に、今回の制度改正、御存じのとおり小泉内閣では、民でできることは民でというこの基本方針がございます。  そういう意味で、私どもも、少なくともリスクヘッジの機能が乏しくなった政府の保険制度...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、るる今回の法改正に至る経緯、あるいは平成九年、今、寺崎先生がいろんな資料をお出しいただきました資料も振り返って拝見させていただきまして、少なくとも私は、平成十二年六月に御存じの自賠責の審議会の答申で「現在の被害者救済対策が必ずしも十分でない点も踏まえれ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、先生にお読みいただきましたように、衆議院におきます本法案の審議の際に、自動車事故の被害者の救済及び自動車事故の防止に関しては、この法律の施行後五年以内に、社会経済状況の推移等を勘案し、賦課金制度、要するに被害者の救済等のための必要があれば保険料に上乗せ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、続先生がお話になりましたように、本当に被害者の救済というものが、これだけ事故が多発しております中で大変な重要性を持っているということは我々も認識しておりますし、また今まで再保険制度を通じまして、保険金の支払いの適正化を実施するとともに被害者の救済対策に...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、大門先生がおっしゃいましたように、重度の障害者、私にも友人がおりまして、私の親友が七年間植物人間的な状況に陥っておりまして、私もしょっちゅう行っておりましたけれども、皆さんがいろんなことを言ってくださって、いろんなことをするんですけれども、あらゆること...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、大門先生とのやりとりの中で、少なくとも私は限られた金額をどう配分していくか、大事なことだろうと思っておりますし、またその中で、少なくとも今回十三年度として五千四百万円の予算化をしましたけれども、今、大門先生がおっしゃったように六病院だけではなくて一般病...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、渕上先生がおっしゃいましたように、従来の自賠責保険、これに関しての政府によります再保険というものは、先生がおっしゃいましたように、既にリスクヘッジと支払いは適正に一定の役割を果たしたと、今、先生も言っていただきましたけれども、私どもも同じ考えでおります...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 少なくともこの制度、御存じのとおり、今、田名部先生のお話を聞いておりまして、やっぱり私は外国よりも日本が一番制度としてはよくできているんだろうなと思います。果たして、それが万全であるとは言えませんけれども、少なくとも私たちは自賠責保険というものの必要性、ま...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、先生がおっしゃいましたように、OECDから約十年前でございますけれども、政府の再保険を廃止すべきであるという、こういう指摘を受けたのは事実でございますし、また政府の再保険制度というものは、先生も御存じのとおりに、保険会社のリスクヘッジ、そういうものに対...全文を見る
06月20日第151回国会 衆議院 国土交通委員会 第24号
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○扇国務大臣 今、前原先生が御質問になりましたように、私は、このコンテナというものの重要性をたびたび申し上げておりますけれども、国外と国内のコンテナの大きさがまず違うということ自体が、大きな事故が発生する原因になっております。  そして、御存じのとおり、今先生おっしゃいましたけ...全文を見る
○扇国務大臣 今前原先生がおっしゃいましたように、小泉内閣において、十四年度の予算要求のときには国債発行を三十兆円以下に抑える、これは公約でございます。まして、私ども小泉内閣に属する者は、すべからくこれを認識しておりますし、しかも、聖域なき構造改革も我々はそのとおりに実行しようと...全文を見る
○扇国務大臣 内情を申し上げたくなかったんですけれども、実は、きょうの夜七時四十五分から省議を開きます。これで、あすの経済財政諮問会議の前に国土交通省としての大体の線をきょうの夜の省議で御納得がいただければ決定をしたい。  私が言っておりますように、各省各局におきまして今まで出...全文を見る
○扇国務大臣 私が申しておりますことは、今夜決定するわけで、私が先んじて今ここでどれをどうということを言い切れませんけれども、公共工事を見直すことだけは間違いありません。どの部分をどうかというのは発表を見ていただきたいと思います。足らざるところはまた御論議いただいて、お知恵もかり...全文を見る
○扇国務大臣 見直すことは見直しますと先ほども申しました。  それから、小泉総理は、一時はおっしゃいましたけれども、今はおっしゃっておりません。
○扇国務大臣 一般財源化というのではなくて、見直すということに同意しているということでございます。
○扇国務大臣 前原先生に御認識賜りたいと思いますけれども、南関東ブロックの懇談会をしまして、堂本知事、石原都知事、神奈川知事、全部一緒に懇談いたしました。アクアラインの先に夢がないから渡らないんです、何もないから。ですから、アクアラインから成田までつなぐということを石原都知事、堂...全文を見る
○扇国務大臣 この事案に関しまして、本当に山田先生の御指摘どおり、私も初めて報告を受けて、まさかと思うことが現実に起こったことに対しては本当に遺憾でございます。また、司法警察というものを預かっております。本来あってはならないことであることは、おっしゃるまでもございません。  本...全文を見る
○扇国務大臣 もともと私は、少しでも経費を節約し、利用者の利便性を図ると。しかも、高い料金を払って、込んでいるということは許せない、これは一般感情だろうと思います。  ですから、全国の千三百カ所の料金所、これはETCにかえるということで、本年度、十三年度から予算をとっております...全文を見る
○扇国務大臣 私は、まさに行政改革、聖域なき構造改革という小泉内閣の趣旨で、特殊法人、公益法人、あらゆるところで見直ししていこうということ、これはもう国民に公約していることでございますし、国会でも所信表明で皆さん方にお約束したことでございます。  少なくとも、行政改革の推進につ...全文を見る
○扇国務大臣 今伺っておりましても、また実情としましても、少なくとも私は、特殊法人の整理合理化ということが大変言われまして、今山田先生がおっしゃいましたように、道路施設協会ですか、もともと、これを整理合理化するという目的で二つに割ったんだろうと思うんですね。ですから、私は、それが...全文を見る
○扇国務大臣 私は、できるものならしていくべきだと思います。それが基本です。  ただ、この間、国鉄法案を完全民営化するのに皆さんに御論議をいただきましたけれども、それでは、今、残事業として整備計画がございますけれども、道路公団が行っておりますのと、それから今道路公団の未償還額と...全文を見る
○扇国務大臣 小泉内閣で、先ほども申し上げましたけれども、今も党首討論、私、出席しておりましたけれども、聖域なき構造改革というのは、総理の所信でもおっしゃいましたし、また委員会でも御答弁もございますし、テレビでもおっしゃいましたし、きょうも、先ほどクエスチョンタイムでもおっしゃい...全文を見る
○扇国務大臣 一般財源化といいますと、上がったものを全部財務省にお出しして、そしてどこの何に使ってもいいというのが一般財源化でございます。少なくとも道路特定財源は、国民の皆さん方が道路特定財源をどうして黙って払ってくださっているか、税の徴収方法、受益者負担というものが確立されると...全文を見る
○扇国務大臣 きっとこれは日森先生御存じで、わざとお聞きになっているんだと思いますけれども、今まで道路特定財源は、まちづくりにかなり拡大使用しております。一つの駅があって、東、西の出口があるとしますね。その駅を、東と西を鉄道の上をまたいで立体化する、そして、この駅前のまちづくりも...全文を見る
○扇国務大臣 きょう前原先生に私お答えしたと思いますけれども、今夜、省議を開きます。夜、七時四十五分から開きますけれども、それによって国土交通省の、今まで私が一月六日の国土交通省出発時点から改革をしようと言っておりました案の総まとめをきょうさせていただきます。内容については、今私...全文を見る
○扇国務大臣 日森先生のおっしゃっていること、既に私たちも、それをするように私も指導しております。  と申しますのは、少なくとも二十世紀はハードの世紀、二十一世紀はソフトの世紀と私は申し上げております。なぜ二十一世紀はソフトかというのは、今、日森先生がおっしゃるように、二十世紀...全文を見る
○扇国務大臣 ヨーロッパで、電車もそうですけれども、川もそうでございまして、あらゆるものが自然回帰ということと環境を重視するということに、方向が二十一世紀型になってきているということは、我々ももちろん重視しております。  少なくとも私は、今のローカルの路線を走らすというのは、各...全文を見る
○扇国務大臣 場外発券所というんでしょうか、馬券のことはよく見ますけれども、ボートピアの発券所というのは、私は余り目にしたことがございませんので、認識不足の点は多々あろうと思います。  私は、少なくとも、モーターボート競走の場外発券所、発売所というんでしょうか、ボートピア、これ...全文を見る
○扇国務大臣 先ほど局長が答えましたとおり、少なくとも、通達を出し、なおかつ地元の同意を得られることということが、平成十年の局長通達をしておりますので、私は当然、地元としては、この局長通達によって、地元の了解が得られるように各市町村で努力なさるものだろうと思っておりますし、また、...全文を見る
○扇国務大臣 今大森先生からのお話がございまして、私は、少なくとも、もしも私のところへ申請を持ってくるのであれば、今までお答えいたしましたように、文教施設だとかあるいは医療施設にきちんと距離を置いているということ、あるいはまた、衛生上も著しい支障を来さないとちゃんと規定があるわけ...全文を見る
○扇国務大臣 瀬古先生から今お手紙のコピーでしょうか、これをいただきまして、ざっと読ませていただきまして、一点、二点、三点、以上三点ですと、今先生がお読みになったことが書いてございますけれども、これはまさに不良不適格業者なんです。こういう業者をなくすために、昨年、私は公共工事の入...全文を見る
06月20日第151回国会 参議院 本会議 第33号
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○国務大臣(扇千景君) 土地収用法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  現行土地収用法は、昭和四十二年以来、抜本的な改正がなされておりません。その間に、住民の理解の促進、公共事業のより一層の円滑かつ効率的な実施が要請されてきております。さらには、...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 寺崎議員の御質問にお答え申し上げたいと存じます。  今回の法案により万全のシステムができたか等の御質問でございますけれども、今回の法案は、公共事業の透明性の向上と効率的な実施の一環として、事業認定手続の透明性の向上あるいは収用裁決の関連手続の合理化を図る...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 緒方議員の御質問にお答え申し上げます。  住民軽視の姿勢についてのお尋ねがございました。  今回の法案は、事業認定手続の透明性及び信頼性の向上を図ることによりまして、国民から信頼される二十一世紀型の公共事業への転換を推進しようとするものでございます。事...全文を見る
06月21日第151回国会 参議院 国土交通委員会 第19号
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○国務大臣(扇千景君) 先生も御存じだと思いますけれども、もともとこの運用益を活用する事業というふうに今も副大臣が申し上げましたけれども、自陪審の答申というのがされておりまして、その中で、「その使途をより明確にするとともに、決定プロセスの透明性を高める観点から、当審議会でも十分議...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 先生ももう既に御存じですけれども、従来から自賠責の特別会計から一般会計に繰り入れていたという経緯がございます。やっぱり一般会計として繰り入れたものに対しては、少なくともそれに利子をつけてお返しするということになっているわけですから、もともと一般会計の予算を...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、寺崎先生がお読みになりましたとおり、この特殊法人の合理化につきましての指摘がされました。そして、我々は政府として、現在の聖域なき構造改革という小泉内閣のこれは公約として方針を国民の前に示しているわけでございますので、昨年の十二月、今、先生がお読みになり...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、先生から二つの御提示がございましたけれども、少なくとも平成十三年一月末の現在で見ますと、今約九十二名が療護センターへの入院を待っておられます。本年七月の中部療護センターの開業が一つございますし、また既存のセンター内におきます併設の介護病床の整備によりま...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 新たな紛争処理機関、これは先生も御指摘のように専門性とか独立性、それがなければ私は意味がないと思っていますし、必ずそれが必要である。それなれば、公正中立な紛争処理が確保されるような適切な役員が選任されるということが必要条件でございます。  特に、今回、衆...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、寺崎先生がおっしゃいましたとおりでございまして、借りたものを返すのは当たり前のことでございます。  従来の自賠責特別会計から一般会計に繰り入れておりますお金につきましては、先生がおっしゃいましたように、平成六年度及び七年度におけるいわゆる財政特例法に...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、先生がおっしゃいましたように、今回の制度の改正、昭和三十年の自賠責法の成立以来の初めての大改正でございます。  先生がおっしゃったとおりでございますので、特にこの支払い適正化の仕組みにつきましては、再保険制度によります政府の事前チェック、これが一番大...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、続先生がおっしゃいましたように、今回のこの改正、大改正と言っていいと思いますけれども、この制度改正に当たりまして、少なくとも運用益の、今、先生御指摘の二十分の九を充てるという、これを活用していくという、このことに関しましては、私は被害者の救済対策等を今...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、先生が御指摘のように、現在の自賠責特別会計の累積運用益を活用しまして事故防止対策事業を行っておりますけれども、なお、御指摘のとおり、私たちは事故によります被害を軽減するために、事後の被害者救済対策と並んで、事前の事故防止対策というものがなければならない...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 先ほど大沢先生がお読みになった新聞記事というのは私は大変残念なことだなと思っております。仮にそれが事実であれば残念なきわみだと思いますけれども、御存じのとおり、自算会によります損害調査の公正なあるいは中立性、今、先生がおっしゃったとおりのことを私たちは担保...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 先ほども大沢先生は聞いていてくださったと思いますけれども、同じ御質問がございましたので、既にお答えしておりますけれども、再度、療護センターにつきましては、御存じのとおり、現在、七月で八十床、中部の療護センターを開業するということにもいたしておりますし、また...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 渕上先生が仰せのとおり、交通事故によって亡くなられた御家族の精神的な負担というものは本当に大変なものであろうと思いますし、私の身近なところにもそういう心の痛みを持った人たちがいらっしゃることも、大変な苦痛をしょって、こんなに悲しい人生があったのかと嘆く方も...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 保険金の支払いに関しましての制度で、被害者の保護の立場に立った考え方をしていくべきだという渕上先生の御指摘、そのとおりでございまして、私どもは、少なくとも保険金の支払いに関しましては、被害者の保護の立場に立って適正な支払いがなされるように今後も確保していく...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、先生がおっしゃいましたように、交通事故の死亡者数は減少しておりますけれども、逆に重度後遺障害を抱える人が多くなっているという事実もございます。  ですから、今、先生がおっしゃったように、金額が何とかできないのかということで、私もその金額を見ております...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 戸田先生御指摘のように、自動車事故の件数あるいは死傷者数というのは現在も増加しつつあるというのは今、先生御指摘のとおりでございますし、自動車事故による被害者の救済というものがいかに事故防止対策も含めて大事であるかというのは、きょうもるる御論議いただいたとこ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 自動車損害賠償保障法及び自動車損害賠償責任再保険特別会計法の一部を改正する法律案につきましては、本委員会におかれまして熱心な御討議をいただきました。  また、ただいま可決されましたこの附帯決議案につきましても、提起されました自賠責保険制度の充実につきまし...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) ただいま議題となりました小型船舶の登録等に関する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  総トン数二十トン未満の小型船舶の保有隻数は、近年のプレジャーボートの急速な普及等に伴い、五十万隻を超えようとしており、小型船舶は、国民生活において広く重要...全文を見る
06月22日第151回国会 参議院 国土交通委員会 第20号
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○国務大臣(扇千景君) 山内先生から待ちに待ったと言われたので、出したときのタイミングが待ちに待ったと言われる法案はなかなかありませんので、大変ありがたいことだと思っております。今、未登録の船に関しての罰則規定等々、登録システムについてのお尋ねがございました。まず罰則規定に関して...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) これは各自治体でそれぞれ監視されることであり、また環境省あるいはあらゆる省庁と関連しておりますので、私が一方的な感想を言うことは差し控えたいと思いますし、総合的に各地域の条例、そして地域の環境等々、すべて私は総合的な判断でよりこれは対処すべきものだろうと思...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 金石先生には、御当選おめでとうございます。また、八日目にしてあらゆる委員会で精力的に御質問していらっしゃることに本当に敬意を表したいと思いますし、また今、早速私どもが提案しております法案に対しての御質問をいただきましたけれども、まさに二十一世紀型のレジャー...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 私は、今の寺崎先生の御意見を伺っていて、この際この法案を出しておかなければ大変なことになるというふうに改めて考えておりますし、また寺崎先生から、全国の車が七千二百万台、そして年間四、五百万台が廃棄といいますか取り消しといいますか、海外に行っているものもあり...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、JCIの公益法人の監督基準への適用関係について、また人員のあり方等々についてお話がございましたけれども、少なくとも私は、こういうことで一般の皆さんから見られて、完全なる民間だということがありながらも、こんないいことがあるんだったら、みんなしたいなとだれ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、続先生がおっしゃいましたように、小型船舶、要するにプレジャーボートの急速な増加に伴いまして、先生が数字を挙げられましたけれども、約五十万隻を超えております。また、さらに今後もふえる傾向にあると言えると思いますので、小型船舶を使用した活動は国民生活に深く...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今お話しのとおり、廃船処理及びその保管管理等々、あらゆることで問題になっているのは、今、大沢先生仰せのとおりでございますし、先ほどもお答えしましたように、放置艇、そしてまたこの船自体の構造、これが大変今プレジャーボート等々、強化プラスチックですね。そのため...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 渕上先生が、小型船舶等々四十五万そうがガソリン税を払っているではないかということで、道路特定財源でこの整備も図っていったらどうかという、これも一つの御見解であろうと思いますけれども、今、世上では道路公団も民営化しろということで、道路特定財源をどこまでどうす...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 田名部先生のお考え方は至極常識的であり、そこまで義務化するかということになれば今後の問題になろうと思いますけれども、それ以前に、今日、法案として出させていただいたのは、今既にある不法係留、これをまず解決しようということで、少なくとも今の段階では既に先ほどか...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 田名部先生から御指摘がございましたように、これも設立以来既に二十数年がたっておりますし、経営状況も安定しているという、こういうところでございますので、内部の人材も育ちつつありますので、今御指摘がありましたように、より内部の人材を今後登用し、いわゆる役人の天...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) ただいま議題となりました土地収用法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  現行土地収用法は、昭和四十二年以来抜本的な改正がなされておらず、その間に、住民の理解の促進、公共事業のより一層の円滑かつ効率的な実施が要請...全文を見る
06月26日第151回国会 参議院 国土交通委員会 第21号
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○国務大臣(扇千景君) 松谷先生から今おっしゃっていただきましたように、まさにこの土地収用法、昭和四十二年以来抜本的な改正がなされておりません。  その間の社会経済情勢の変化によりまして、公共事業に対します住民の理解の促進、円滑的かつ効果的な実施の確保、または循環型社会の形成の...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今までは相対で、面と向かってそのお金を直接手渡すということになっております。  例えば、その相手が、失礼ですけれども松谷先生であったとしまして、その一番最低の九円の方でも、もしアメリカにいらっしゃっていればアメリカまで行って直接お渡ししてというのが今まで...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、松谷先生からるる御質疑いただいておりますけれども、まさに今御指摘の一つ一つが今の時代とそごがあるというふうに私は思ってくださる方も大勢いらっしゃると思いますし、また当事者自身も余り長くかかっていらいらしている方もたくさんいらっしゃいます。また、最初の説...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、土地収用法の圏央道への事業の進捗についてという、その効果があるかないかというお尋ねだろうと思いますけれども、少なくとも私どもは、東京都の中央連絡自動車道、東京都心への交通の適切な分散ということが必要だと思っておりますし、今、東京都内を車が通過しておりま...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 松谷先生は旧建設省、特別にこのことに関しては御専門でいらしたと思いますけれども、私は、今回の小泉内閣におきまして都市再生本部等々、まして前森内閣から引き継いでおります緊急経済対策等々、まして重ねて言えば小泉内閣におきまして、今、局長が言いましたように、内閣...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 大変重要な点を御指摘賜ったと思っておりますし、松谷先生は特に土地政策に関しましては御専門でいらっしゃいますから、今後我々も公共工事、より効率化を図るためにも、また都市再生本部を設置しました小泉内閣の方針といたしましても、るる私は御示唆をいただきたいと思いま...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 私も連絡を受けてびっくりしたんですけれども、今、山下先生御指摘の京福電鉄の越前本線におきまして、これは六月二十四日、日曜日の午後六時八分ごろ列車の正面衝突事故が発生しまして、私にも直ちに連絡がございました。  今回の事故で少なくとも重傷二名を含めまして二...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 必ずしも十分でないというふうに、現行の土地収用法が必ずしも想定していなかった状況、それは先生も御承知だと思いますけれども、今、先生がおっしゃいましたように昭和二十六年に制定されて、そして四十二年に抜本的な改正、それ以来されておりませんけれども、今日の国民の...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 私が、御存じのとおり、昨年でございますけれども、七月に初めて建設大臣に任命されました。建設大臣というポストを衆議院が参議院に渡したのも初めてでございました。まして連立の一党でございまして、そこから入るということも初めてでございますし、言いたくないですけれど...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 佐藤先生の日本国民の土地に対する意識、外国と違うであろうというお話、そのとおりでございまして、七割が山であって三割の平地に住んでいるというお説も今まで論議されてきたとおりでございますし、基本的に一般の土地所有意識というものがどの辺から来たんだろうかというこ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 都市再生のお話がございました。  先ほども少し申し上げましたけれども、今一番大事なことは、緊急経済対策という前森内閣からの四項目がございました。その緊急経済対策の四項目の中の最後、四番目が都市基盤整備と書いてございました。そして、これが小泉内閣になりまし...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 例えて言いますと、今、東京都内をお歩きになっても、あらゆるところに空き地ができています。バブルの後遺症でございます。いわゆる未利用地、土地が生かされていない。それをどう生かしていくかということが大きな問題でございまして、先ほど私が申しましたように、昭和二十...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 国民全体の利益または今、先生がおっしゃる地元の人たちの利益、その辺の公共性というもの、お互いの認識をどう持っていくかと。例えば川一つとっても上流と下流等々ございますし、流域の皆さん方の下の人のためには治水であり利水であり、上の人たちは私たちは全然関係ないと...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、森本先生御指摘のように、六月の二十四日午後六時八分ごろに今の京福電鉄の正面衝突という、まさに先生は信じられないとおっしゃいました。私も信じられない事故であると思っておりますけれども、残念ながら重傷者二名、そして二十五名の負傷者を出すという、本当に昨年の...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、森本先生おっしゃいましたように、公共事業における公益性というものを果たしてどこまで、何が公益性があるのか、先ほども佐藤先生も少しおっしゃいまして、私は山と川とかいろんな話をいたしました。また県を越えた両県にまたがる事業もございます。そのときに、やっぱり...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 建設大臣経験者でいらっしゃいますから、先生の建設大臣当時のことも含めて御自身の思われるところがあろうと思います。  また、道の駅の専門家だというかマニアだというふうにおっしゃいました。全国の六百十の駅の中で、少なくとも医療機関に関する情報提供をしています...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) いつも紳士的な緒方先生の御発言ですから申し上げたくないですけれども、衆議院で強行採決してはおりません。粛々と御論議いただき、粛々と採決をいたしまして、強行という言葉は当たらないと思いますので、ぜひ緒方先生の御紳士的なことを信用しておりますので、強行ではござ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 先ほどから申し上げていますように、今まで少なくとも事前の説明会、これは私は足りなかったと、先ほどからも申し上げておりますように。また、一番最初に申しましたように、私は、昭和四十二年以来抜本的な改革がされていなかったものを、今の状況と昭和四十二年当時の状況を...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、先生から例として日の出町の話も出ました。廃棄物処理場の問題等々もきょうは朝から御論議をいただきましたけれども、どう考えても私どもが不思議だなと思いますこと、大体、約百四十坪の土地でございますけれども、その百四十坪の土地に二千八百二十九名いらっしゃるんで...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) いや、それが私が今申しました、事業認定をする前から事業の説明会を必ずする、事前の説明会をする、そして公聴会の活性化も申しましたし、第三者機関を設置するということ、これらすべてが反省の上に立った三点だと申し上げたんです。
○国務大臣(扇千景君) ちょっと、私、錯覚を起こしそうなので、緒方先生にぜひ申し上げておきたいことは、事業計画をする段階から住民参加というのを申し上げました。事業計画をするときにまず住民の意見を聞いて、事業認定するまでには土地収用法の話はないわけです、これは別の話ですから。ですか...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 先ほどからも私申しましたように、今回は法改正によりまして、申し上げた三つの中の公聴会の活性化、これは私は大事なことだと思っております。  ましてや、公聴会の対象者である利害関係者を有するというのは、先ほども私が申しましたように、敷地内、これは当然のことで...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) さっき私お答えしたつもりだったんですけれども、法律上の利害関係者は当然のことでございますけれども、経済的な利害関係者についても私は説明申し上げました。  それは、道路工事等々によってお店への来客が少なくなって売り上げが減ったというような、そういう損失をこ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 先ほど私申し上げたと思っておりますけれども、今、局長が言いましたように、OBを入れないということは当然言ってございますし、そしてメンバーの中立性、公平性、先ほども申しました法学界あるいは法曹界、そして都市計画専門家あるいは環境等々、今の時世に合った各界のメ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 私は、少なくとも専門家の皆さん方の人権と、あるいはより有効な御意見をいただくために、だれの何べえが何をしゃべったということよりも、Aさん、Bさんといっても真摯な御意見があったという方が、むしろ専門家が言いやすい方も中にはいらっしゃると思うんですね。  で...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、緒方先生がおっしゃいました事業認定の判断ということですけれども、事業認定の判断をするときに、事業に関する技術的、専門的な知見というものは必要なことですね。ですから、そういう意味においては、諸外国においても、私は調べてみましたけれども、事業所管大臣が事業...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) けさからいろいろと御論議をいただいておりますので、渕上先生もお聞き及びだろうと思いますけれども、あらゆる点で私は、事情が変わってきたこともしかりでございますけれども、改めて申し上げますと、冒頭に申しましたように、昭和四十二年以来改正されておりませんので、少...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今の、同じ大臣が進める事業であっても覆すべきがあるというこの要件の中には、これまでその判断の過程について必ずしも十分でなかった点は私はあろうと思うんです。ですけれども、今回は、この法案によって少なくとも事前の説明会、そして公聴会の開催の義務づけ、それにより...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、先生がおっしゃいました公聴会等あらゆる面で事業認定に関する手続規定、これは御存じのとおり、現に旧法の規定に基づいた手続が進行している中で、その流れとは別に新たな措置を適切な時期に行うということでございますので、それは先生もおわかりになると思いますけれど...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 田名部先生がおっしゃったように、今まで公共工事のむだ遣い、ばらまき等々あらゆることで私は御批判があった中には、今、先生が例を挙げられましたことが私は必ずあったであろうと思います。また、私は丸投げとか談合というのは、これはもう業者間の、これはもう不良不適格業...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、田名部先生がおっしゃったことがまさに私が大臣就任以来申し上げてきたことでございますし、私がグランドデザイン、グランドデザインと言うものですから、皆さんがいつ出すんだ、いつ出すんだとおっしゃって、本来は五月期限をもってグランドデザインをお示ししたかったん...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、田名部先生がおっしゃいましたように、公共性というものがどうあるべきか、つくった後はどうだったかといういろんな事例をおっしゃいました。  私は先日も四国へ行きまして、四国の皆さんに聞きました。四知事さんに集まっていただいて懇談会を開きました。四国に橋が...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 私は、かつて戸田先生と御一緒に政策をさせていただいたので、先生がおっしゃっている地方分権のあり方、権限を移譲するだけではなくて、財源も持って地方分権の真のあり方をするべきだという、私はその政策に関しては今も共有した考え方を持っているつもりでございます。 ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 戸田先生がおっしゃいます地方分権というものの基本は、私も戸田先生がおっしゃるとおりだと思います。  私は、一手順として、国土交通省として補助金の一括配分をするということが第一歩だということを申し上げたので、地方分権をする場合には地方の受け皿がまだ地方でで...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 私は土地税制のことに対してお答えする資格がないといいますか、越権行為ですから、税に関しては私はお答えいたしかねます。  それは、与党の税調もあれば政府税調もある、また財務省で、あらゆるところで論議されるべきものであろうと思いますけれども、問題は、今、先生...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 島袋先生ももう既に御存じのことだろうと思いますけれども、先ほどから申しておりますように、この土地収用法というのは昭和二十六年に制定され、しかももう約半世紀が経過しておりますけれども、昭和四十二年以来抜本的な改正がされておりません。  その理由としては、事...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 島袋先生がおっしゃいますように、事業認定の公益性の判断、これは対象となる事業から得られる公益またはそれを失われる公益と両方ございます。また、私益の総合的な比較考量によりまして、現行法においても比較考量の要素として、今、先生がお読みになりました自然環境への影...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 私は、先ほど申しましたように、公共工事、そういうものに対する多くの住民の理解、あるいは情報化時代によって国民の皆さんがあらゆることに総合的に目を向けてくださるような、こういう環境整備もできてきたというのが大きな一つの要件だと思います。  また、円滑かつ効...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 都市計画はもともと東京都のことでございまして、各県に土地収用委員会ができております。ですから、その県その県での土地収用委員会がそれぞれ決断されることでございますから、私が国としてこうしろよという、そういうおこがましいことを言うつもりはございませんので、それ...全文を見る
06月28日第151回国会 参議院 国土交通委員会 第22号
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○国務大臣(扇千景君) 今、寺崎先生から、ある意味の社会の中で人間対人間というもののあり方、また価値判断の仕方、そしてお互いに物を考えるときの例えば一対一であれば両者の考え方の相違等々、ある意味では人間としての基本的な物の考え方の一義的なことを御示唆いただいたと思っておりますけれ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 先日もこの委員会で諸外国の事例というものを、例えばどういう方法で認定していくのかというような認定のあり方等々、あるいは認定庁の認定の仕方、るる諸外国の例を局長から申し上げましたとおりでございます。  ある意味では、諸外国もきちんと認定制度というものを取り...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、寺崎先生から個別の事例を挙げて、例えばアクアライン、本四架橋等々のお話が出ました。私は絶えず言っていることですけれども、例えばアクアラインというものを御提示になりました。本当に予測された台数が通っておりません。しかも、四千円の通行料を三千円に下げてもな...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、寺崎先生おっしゃいましたように、要するに第三者機関というものの意見の尊重、第三者機関の意見をどう尊重していくかということですけれども、これは、今、先生がおっしゃいましたように、土地収用法の第二十五条の二の修正、これに関しましてはもう先生も御存じのとおり...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、都市計画法第十六条第一項についてまずお尋ねがございました。  この都市計画法第一項につきましては、都市の計画案を作成しますときに、その場合においては必要があると認めるときは公聴会の開催等を行うものとされていると、今、先生がお読みになったとおりでござい...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 一番最後の先生の一言がきいておりまして、果たしてそれに対して私がお答えするのが適任ではないというような感覚の最後の一言でございますけれども、私は、少なくとも公共工事の必要な土地等を早期に提供してくださる方に対しましては、補償金として譲渡所得、今私も表を見て...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 明文化されたものを排除するということを先生がお取り上げになりましたけれども、私は明文化されたものに対して排除ということが正確ではないと思っております。  これは、今までのあらゆる過程で、きょう私は参考人の御意見を残念ながら聞く時間がございませんでしたけれ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 参考人じゃなくて。
○国務大臣(扇千景君) ちょっとさかのぼりますけれども、さっきの御質問の続きがまだ私は緒方先生に納得していただいていないんだろうと思いますので、一言だけつけ加えさせていただきます。  それは、緒方先生が言っていらっしゃることは、事業認定の手続をすることと土地収用法の施行とこれは...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) これは、皆さん方の御要望があって開くと。  例えば、私がなぜそのことを申しましたかというのは、昨年の東海の集中豪雨によって、あの河川、新川と庄内川、私はあのときに現地へ行って、つくづく皆さん方に聞いたら、皆さん方は、自分の住んでいる町の地形自体の認識もな...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 緒方先生が言っていらっしゃることは、私は一部理解できますけれども、一部理解できません。    〔委員長退席、理事寺崎昭久君着席〕  なぜ理解できないか。それは、事業中のダムであっても最初に、先ほど寺崎先生がおっしゃいましたよね、事業計画をしたときはこれ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 緒方先生は、ただ数字の上のことをおっしゃいました。まして、長野にいらして田中知事の脱ダム宣言で御論議なすったということですから、私はぜひ国民の皆さんに御理解いただきたいことは、やめればいいというものではない。  なぜなれば、長野の知事さんはダムをやめると...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 公共事業におきます用地買収、そのことに関しては、地権者を初めとして、その土地の利害関係をお持ちの方はもちろん当然ですけれども、あらゆる関係者に理解を得るという、今、先生がおっしゃったことは基本の基本でございます。それは私どももよく認識しております。そのため...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) まず一番、この法案に対しての御質問の方をまずお答えさせていただきたいと思います。沖縄の問題は別途でございますので。  今、先生がおっしゃいましたように、公共工事を進めるに当たっての基本的なことを先生がおっしゃいました。その必要性とかあるいは正当性を国民に...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 土地収用法の一部を改正する法律案につきましては、本委員会におかれまして熱心な御討議を賜りまして、ただいま可決されましたことを深く感謝、御礼申し上げます。ありがとう存じました。  また、この審議中にいただきました多くの委員の皆さん方の御高見、またただいまの...全文を見る
10月02日第153回国会 衆議院 本会議 第3号
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○国務大臣(扇千景君) 野田議員から私に対して三つの質問がございました。ほとんど総理がお答えになったところではございますけれども、テロ対策に関しまして、国土交通省におきましてのお答えをさせていただきたいと存じます。  今回のテロを契機にいたしまして、国土交通省といたしましても、...全文を見る
10月03日第153回国会 参議院 本会議 第3号
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○国務大臣(扇千景君) 月原議員から私に対しまして、テロ対策として空港の保安検査機器等の充実強化策と航空輸送対策についての御質問がございました。  国土交通省におきましては、今回のこのテロを契機に、ハイジャック等の防止に向けて、空港におきます手荷物検査等の強化、そして保安対策に...全文を見る
10月04日第153回国会 衆議院 予算委員会 第1号
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○扇国務大臣 今、久間先生から大変重要な御指摘をいただきまして、我が国としても、今回の米国における同時多発テロ事件に関しまして、国土交通省としましても、今後、これは対岸の火ではなく自国のこととして、もし我が国にありせばということで、航空機搭乗前の検査装置、それを徹底的に今回は強化...全文を見る
○扇国務大臣 私の足らざるは後で厚生労働大臣からお答えいただきたいと思いますけれども、今、久間先生がおっしゃいましたように、十二、十三、十四、十五と、ここの間で六十二万人の失業者が出るであろうと言われております。  御存じのとおり、日本じゅうに六十万業者ができたわけですけれども...全文を見る
○扇国務大臣 時間内でということで、大変短くと言われても一番大事なことでございますので、簡単に申し上げたいと思いますけれども、少なくとも、聖域なき構造改革ということで我々は政府・与党、しかも連立三党で決めたことでございますし、また総理がおっしゃいます改革なくして成長なし、しかも高...全文を見る
○扇国務大臣 菅代表が昨年の公約をさっきおっしゃいました。我々も、私、参議院議員でございますから、ことしの参議院で、与党三党で連立を組んで選挙後もやるという話し合いをし、なおかつそのときに、総理がおっしゃった聖域なき構造改革を断行するということで選挙を戦いました。選挙後も、総理が...全文を見る
○扇国務大臣 これは、行政改革協議会で出された案で、これは国の案でもございませんし、私が今申しましたメニューの一つだと考えております。  私どもは私どもで、私は四公団を統合するのではなくて三公団を統合する。なぜ三公団かといいますと、本四架橋のみは、本四公団はもう工事が既に終わっ...全文を見る
○扇国務大臣 菅さん、私は役所の文章を朗読しているのではありません。原稿なしでしゃべっています。  そして、さっきおっしゃいました、官と自民党とが結託していると、いかにもそういう言い方は……(発言する者あり)役所と。それは絶対ありませんで、私は、自民党から案をいただいてそれを役...全文を見る
10月09日第153回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(扇千景君) 今、浅尾先生の御質問のとおり、過日の連続立体交差、これを解消しようということで、少なくとも今七一%仕上がっておりますし、先生御存じだと思いますけれども、あの小田急線の中でボトルネックがございまして、一番ひどいときには一時間に四十分以上踏切が閉鎖したままだと...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、浅尾先生のおっしゃるまでもなく、公共工事というものはすべからく私は住民参加であるべきだという基本線はおっしゃるとおりだと思いますけれども、るる私は、高度成長期に、あれもしてくれこれもしてくれと、いろんなことがあって、それは皆さん、高度成長期には、あれも...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) まだ結論が出ておりませんで、ですから、私は工事差しどめの決定ではないと先ほど申し上げたとおりでございますけれども、住民参加が必要であるという御意見に関しては、私は公共工事の原則だということを冒頭に申し上げております。
○国務大臣(扇千景君) 今回の同時多発テロによって、米国だけではなくて日本も大変な被害が今後ふえていくであろうというその予測のもとに、我々、まず外国のことではなくて、我々自身、国内で国土交通省として何ができるか、そういうことを考えながら対処してまいったところでございますけれども、...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、少なくとも特殊法人改革ということ、そして私は、小泉内閣が選挙のときに聖域なき構造改革を公約にうたって選挙をしたこと、そして選挙が済んでからも総理のおっしゃることは、少なくとも今は非常時である、平時ではない、そういう感覚で特殊法人の改革に取り組んでほしい...全文を見る
10月10日第153回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第2号
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○扇国務大臣 ただいま議題となりました海上保安庁法の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  現在、海上保安官等の武器の使用につきましては、海上保安庁法において警察官職務執行法が準用されており、武器の使用が認められる場合において人に危害を与えることが許容...全文を見る
10月10日第153回国会 衆議院 本会議 第5号
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○国務大臣(扇千景君) 海上保安庁法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  現在、海上保安官等の武器の使用については、海上保安庁法において警察官職務執行法が準用されており、武器の使用が認められる場合において人に危害を与えることが許容されるのは、刑法...全文を見る
10月11日第153回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第3号
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○扇国務大臣 河村先生からハイジャックの御質問がございましたので、ハイジャックの件に関しては私から御答弁させていただきたいと思います。  御存じのとおり、ハイジャック、先生もおっしゃいましたけれども、警察官を飛行機に乗せて乗客の安全を図るという、これは少なくとも今アメリカでも、...全文を見る
○扇国務大臣 上田先生も、大変皆さん方、一般の国民の皆さんが日常利用しているものに不安を感じるという、これが一番大事なところでございまして、御存じのとおり、新幹線はいかがか、飛行機はどうかというお話でございますけれども、飛行機に関しましても、先ほども申しましたように、少なくともコ...全文を見る
10月15日第153回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第6号
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○扇国務大臣 おはようございます。貴重な御質問をいただいてありがとうございます。  今までのるる残念だった事件、泣きながら、あるいはただ見ただけの、そういう大事な、日本としての、国としてのあり方の基本を問われることが多々ございましたので、今回、海上保安庁法の改正をお願いしたわけ...全文を見る
○扇国務大臣 私は、せっかく過去の経験を生かして万全を期するというその行動をとっているものですから、船だけ速くなればそれで捕まえられるというものではありませんので、すべて、精神と訓練と、そして長官の賢明な判断によって、二度と再び以前のようなことを起こさないという決意のもとにやって...全文を見る
○扇国務大臣 私たちは、今回の貴重な経験を、生まれて初めてという、世界じゅうも初めてという経験の中で、海上保安庁がいかに体制をとっていけるか。今先生が御指摘のとおり、私は、沿岸部にあります米軍の施設、あるいは海上保安庁ができ得ることは何かということで、マニュアルをつくらせていただ...全文を見る
○扇国務大臣 今白保先生のおっしゃるとおりでございまして、私どもは万全の体制を期したということを、私記者会見でも申し上げまして、なおこれが徹底するように、十月十二日に私発表させていただきました。  そして、御存じのとおり、航空では、アメリカ、いわゆる米国への旅客というものが一挙...全文を見る
10月16日第153回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第7号
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○扇国務大臣 今河村先生がおっしゃいました、この法案が通った後は四つの要件を満たせばというお話でございまして、例えば、二年半前のあの能登半島の不審船に当てはめてみますれば、今先生が言ってくださいました第一に該当するものというのは、いわゆる日本の漁船を偽装した船舶が領海内で徘回する...全文を見る
10月18日第153回国会 参議院 国土交通委員会 第1号
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○国務大臣(扇千景君) おはようございます。  第百五十三回国会における御審議に当たりまして、国土交通行政の当面の諸課題について私の考え方を述べさせていただきます。  まず、米国の同時多発テロ事件の犠牲者の方々の御冥福をお祈りするとともに、米国民及び被害者の方々に心からお見舞...全文を見る
10月19日第153回国会 参議院 国土交通委員会 第2号
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○国務大臣(扇千景君) ただいま議題となりました海上保安庁法の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明を申し上げます。  現在、海上保安官等の武器の使用につきましては、海上保安庁法において警察官職務執行法が準用されており、武器の使用が認められる場合において人に危害を与え...全文を見る
10月19日第153回国会 参議院 本会議 第4号
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○国務大臣(扇千景君) 海上保安庁法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  現在、海上保安官等の武器の使用については、海上保安庁法において警察官職務執行法が準用されております。武器の使用が認められる場合において人に危害を与えることが許容されるのは、...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 藁科議員の我が国のテロに対する取り組みについての御質問をいただきました。  少なくとも、我が国としては今回のテロに対して、日韓共催で先月二十三日から大阪及びソウルで開催されました世界観光機関総会、いわゆるWTOで、我が国の主体的な提案によりまして、テロに...全文を見る
10月23日第153回国会 参議院 外交防衛委員会、国土交通委員会、内閣委員会連合審査会 第1号
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○国務大臣(扇千景君) 先日も先生方が、野沢先生、佐世保までわざわざお出ましいただいて視察していただいたことに心から御礼を申し上げながら、今の大事な点で、海上保安庁の巡視船の派遣につきましてのお尋ねでございますけれども、海上保安庁、御存じのとおり、海上保安法第二条によりまして、少...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 防衛庁との連携にかかわる御質問でございますけれども、これは御指摘のとおり、能登半島沖の不審船のあの事件以来、私どもは、平成十一年の三月二十三日午前十一時ごろ及び午後一時ごろに海上保安庁は、海上自衛隊から能登半島沖の不審な漁船に関する情報を入手いたしました。...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今も先生から御指摘の、かつての能登半島沖の不審船追跡に間に合わなかったという情けないことを反省といたしまして、少なくとも私どもは今後も設備、性能を上げていこうということで、特に不審船に対しましては三隻の高速特殊警備船を中心にしておりますけれども、これも新潟...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) おっしゃるとおりでございまして、何よりも初動態勢のおくれがすべて国民の安全につながるわけでございますので、海上保安庁としましても、今度、九月の十一日の米国におきます同時多発テロに対しましては、即時、海上保安庁としましてもこの事件から今日まで関係省庁あるいは...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 九月十一日の同時多発テロ以来、特に国土交通省としましては、陸海空でございますので、あらゆる手だてをとっております。  海上保安庁のみならず、少なくとも何か国内であったときには、同時に日本じゅうの飛行機、または出発予定、飛行中の飛行機、あるいは日本に向かっ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 先ほど、ちょっと話が戻りますけれども、沖縄のお話をなさいましたので、これは観光は国土交通省所管でございまして、実は副大臣が昨日参りまして、一番新しい情報で二つのことを決めてまいりました。  一つは、第一に、旅行会社、航空会社が一致して協力して、沖縄に関す...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 先ほどからのるるのお話で、いかに国内の皆さん方が安全で安心に飛行機に乗っていただけるか、先ほども沖縄に飛ぶ話をいたしましたけれども、私たちは少なくとも今し得る中で何をできるかということで、まずハイジャック防止のために手荷物の検査機器、そして身体の検査機器、...全文を見る
10月24日第153回国会 参議院 外交防衛委員会、国土交通委員会、内閣委員会連合審査会 第2号
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○国務大臣(扇千景君) 今のお話ですけれども、保安庁長官のおっしゃることに四条件がついておりますのは、法案の中で御説明申し上げておきたいと思います。  それは、何回停船を命じても停船しない場合、そういうときには、世界的な国際海内での国際法に反する行為、停船を命じても停船しない場...全文を見る
10月25日第153回国会 参議院 国土交通委員会 第3号
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○国務大臣(扇千景君) 今、野上先生から状況とまた対策と二つに分けてお話がございましたけれども、今、野上先生がおっしゃいましたように、北朝鮮の工作船であろうという、工作員が使用したものであろうと思われます水中スクーターと見られる物体でございますけれども、これは大体全長は約百六十セ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 私たち日本人として、少なくとも能登半島沖の不審船の追跡不能という情けない姿を見たときに、これではいけないと、本当にまさかあれだけのスピードが出て逃走するということを今まで経験がなかったものですから、平成十一年の六月四日にこれではいけないという閣議決定をいた...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 同じ富山同士という先生に、きょうは谷林先生に御質問いただきましたけれども、私は、今、先生がお話しになりましたように、日本全土海に囲まれた日本としては、いかに我々の安全と安心をどのようにして守るか。これは広範囲にわたるものですから、今おっしゃいましたように、...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、谷林先生がおっしゃいますとおり、私どもは少なくとも最初におっしゃいました海上保安庁の役目として、「愛します 守ります 日本の海」と、こういう観念で海上保安庁が対処しておりますので、海上保安庁としてはこれを達成するためにはどうするかということで、平成十一...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今のマニュアルをお答えする前にもう少し、先生がせっかく言っていただいたので、今、保安庁の長官の話のちょっと実績を認識いただければありがたいと思いまして。  細かいことですけれども、少なくとも海上保安庁、巡視船艇が三百五十六隻ございます。その中で二十年を超...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、先生の事例の話ですけれども、少なくとも私は、先ほど海上保安庁長官が言いました第一号の事案にこれは入るわけでございます。それは秩序または安全を害する行動をとったと認められるという第一号に、麻薬というもの、密輸なんですから、これは少なくとも第一号の秩序と安...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 先生の御懸念も私はごもっともであろうと思います。少なくとも私どもは、海上保安庁長官は一番私はこのことに関しては精通していると思っておりますし、とにかくぜひ私一度おいでいただきたいと思うところがございます。  それは、八月の三十一日でございましたけれども、...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 大変貴重な御意見をいただいて、ありがとうございます。  私どももこれで万全を期したとは思っておりませんけれども、なお私ども、今、先生が冒頭におっしゃいました「愛します 守ります 日本の海」、この信念のもとにやっていきたいと思っておりますし、また今法令の話...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 弘友先生には改めて海上保安庁に御理解をお示しいただき、認識を新たにしていただいて、いかに日ごろ海上保安庁職員が訓練をし、なおかつ先ほどから申しております皆さん方のこの日本の国の国土の三十六倍とおっしゃいましたこの領域をいかに守るかということに精通し、なお努...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 大変、応援していただけるという最後のお言葉が心強くて、言わせていただきたいと思いますけれども、先ほどからお話ししておりますように、海上保安庁、職員が一万二千二百四十九人いますけれども、少なくとも、巡視船艇三百五十六隻、航空機七十五機によります海上の治安維持...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 能登半島沖の不審船の事案に関しまして、四つの要件、どれが適用されるかということでございますけれども、先ほどから申し上げておりますように、第一号の要件に能登半島のあの事件はということに当てはめますと、日本船舶以外の船舶が我が国の領海内において我が国の平和、秩...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 先ほどからもお話し申し上げておりますように、教訓のもと、また反省のもとに法改正をしようという動きは既に検討させていただいておりました。  一番大事なことは、少なくとも私どもは、本年の八月七日でございますけれども、海上保安庁は既にこの海上保安庁の一部改正に...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) おくらせたわけではございませんで、たまたま私どもは、今回の法改正は、不審船のように具体的な犯罪を犯したかどうか必ずしも確認できない状況の中で武器を使用して、もしも人に危害を与えることがあったとしてもその違法性を阻却されるという過去に例を見ない法制度を整備し...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、先生の御指摘どおりで、今、保安庁長官がお答えしたとおりでございますけれども、海上保安庁としては少なくとも日本の国土、国民、安全、安心を守るためにこれをしていかなきゃいけない、それが任務の大前提でございますし、少なくとも先生が御質問にございました中にも、...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 我々、今この二十一世紀を迎えたときに、大臣の前にお互いに国会議員として立法府に同じ籍を置く者としては、二十一世紀の日本の国のあり方というものをいかに国家百年の計としてするべきかという原点に立った大きなお話でございますので、私はいささか戸惑う点もございますけ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 田名部先生の御案内のように、海上自衛隊との連携、海上保安庁、これは平成十一年三月に、先ほどからお話しになっております能登半島の沖の不審船のあの事案をもって、改めてその年の、十一年の六月に関係閣僚会議におきまして詳細を決めさせていただきまして、関係省庁間の迅...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 大変、田名部先生から賛成するからということでございましたけれども、あの能登半島沖の不審船の事例以来、少なくとも平成十一年の六月四日に閣議決定をして、これに対処してどうしようということで自衛隊、警察、海上保安庁と連携をとって法案をいかにつくっていくか、また武...全文を見る
11月07日第153回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第3号
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○扇国務大臣 今、石井先生からお尋ねのございました。塗りつぶしてあるのは出せないからなのかというお話でございましたけれども、かつても、先生が今先ほどおっしゃいましたように、平成七年、八年当時の価格の決め方という御要求がございまして、一部不開示で提出したということについてのお尋ねで...全文を見る
○扇国務大臣 今、石井先生がおっしゃいました資料請求の問題でございますので、それはもう国政調査というきちんとした法律に基づいて、国会法の第百四条に基づいて、各議院または委員会での国政調査権に基づく資料要求というのがございますけれども、少なくとも、この第百四条に基づきましても、なお...全文を見る
11月08日第153回国会 参議院 国土交通委員会 第4号
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○国務大臣(扇千景君) 前海上保安庁長官で、大変国土の保安のために御協力いだいた荒井先生が国会の場で立場を変えてこうして質問してくださるということで、私は、今までの御経験を生かして、もしも海上保安庁長官当時なし得なかったこと、また日本国土、国民にとってこうしなければならないという...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 先ほど、冒頭に申しましたように、私は荒井先生の頭の中には一昨年の不審船のあの事件がいまだによぎっていらっしゃるのではないかと思っておりますし、国民の一人としてもあの不審船問題のときに、我々の領海に入ったものを、また日本の船に偽装をしたものをなぜ取り逃がすん...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 大事なことを最後に聞かれまして、時間を超えちゃいけないと思いながらも、大事なことですので申し上げたいと思いますけれども。  従来の公共工事のみならず、先ほど冒頭に申しましたように、四省庁を統合したので、公共工事に対するコストの削減でありますとか四省庁を統...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、吉田先生がおっしゃいましたように、私も手元にアメリカの投資のグラフを手にしております。これを見ますと、確かにアメリカの場合は道路に五四・三%、日本は道路に二六・八%という、少なくともこの差は出ていると、この表を見ましてもわかっております。  けれども...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、吉田先生がおっしゃいましたように、私も先ほど申しましたように、高規格幹線道路は国土の骨格をあらわすものですけれども、先ほども私申しましたように、地形というものが、日本は大変難しい地形の中での道路整備ということで、高規格幹線道路、今諸外国のお話をおっしゃ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 吉田先生のお話を聞いているとごもっともですし、また道路財源があるために今日の交通の流通が来たということは、先ほど私が日本の戦後の復興の話をしましたけれども、それと同時に、今世界に伍して貿易あるいは輸出入、それらの物流に対してもこれがあったからこそできたと。...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今御指摘のとおり、アメリカの九月十一日の同時多発テロ以来、我が国の航空業界も大きな痛手を受けております。それは先生御指摘のとおりでございまして、あの事件のありました九月十一日から十月の十五日までの約三十五日間、この間だけでも国際線が前年度比約二九%減になっ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 池口先生がおっしゃいますように、家というものの本来のあり方、これはあすへの活力を生み出す大きな要素でございますし、少なくとも衣食住ということを考えますと、この住の大事さというのはおっしゃるとおりでございます。  また、我々も、マイホームについては、少なく...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今も。
○国務大臣(扇千景君) 今、池口先生おっしゃいますように、今日の日本の社会現象を見ましても、戦後のモータリゼーションの急激な進展、そして自動車の利用を前提とした社会システムの転換、それによって今日の安定した、あるいは経済的に経済大国だと言われる、こういうもとは私はモータリゼーショ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、御質問がございましたように、私どもは少なくとも現時点の改革の中で皆さん方に何を還元できるか、国民の皆さんに二十一世紀、少しは喜んでもらえるような改革でなければ、ただ物を減らしたり、削ったり、おくらせたりということだけでは経済的な発展性もない、将来性もな...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、御説明がございましたように、我々の生活は多岐にわたるようになりました。文化水準が、生活水準が上がるとともに、それに附属して多くの問題が新しく出てきているというのは、今、先生が御指摘になったとおりでございます。  私は、谷林先生が今おっしゃいました静脈...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、谷林先生、るる物流、静脈物流の話をなさいましたけれども、先ほども申しましたように、これが二十一世紀型であるということを私は申しました。最大の課題であるとも申しました。そういう意味で、私はあらゆる手段をとっていかなければいけない、またそれに対応しなければ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) いや、さすが続先生と今感心して伺っておりまして、本当に公明党さんとして新しい発想のもとに御提言をいただきまして、心から感謝申し上げたい気持ちでいっぱいでございます。  私ども国土交通省としましても、環境省等々と連携し、また経済産業省とも連携して、こういう...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今のお説のとおりでございまして、特に大都市圏におきます緑地の減少ということによっていわゆるヒートアイランド現象が大都市圏に起こっていることは事実でございますし、またその現象を発生させる原因の一つが、今おっしゃいましたオフィス街など緑地が少なくなっているとい...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 都市再生に関しましては、これは喫緊の課題でございます。  御存じのとおり、東京都がこんなに込んでおりますけれども、東京を通過する車のうちの一四%は東京都に用事のない車がただ通過しているんです。そういう意味で、東京都の大都市におきます東京都に用事のない車が...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 東京都の副知事をされた続先生ですから、この件に関しては一番詳細を御存じであろうと思いますので、あえて私がお答えするのもおこがましいとは思いますけれども、御質問でございますので。  羽田空港と都心、そしてとりわけ東京駅とを結ぶアクセスが必要であると。鉄道の...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、弘友先生がおっしゃいましたように、私は、国土交通省が一月の六日にスタートしましたときに、各省の職員が全部集まりまして、四省庁統合したものですから陸海空でございますので、まず職員全員に安全を第一に考えるようにということを、私も全職員に訓示をしたところでご...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 安全性のためには、あらゆる手だてをとって準備をしておりましても一〇〇%ということがあり得ないというのがこの安全に対しての難しさでございますけれども、私は、今おっしゃいましたように、保安検査機器の整備というものをまず大事にしようと。先ほどおっしゃった水際作戦...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 先ほども、もう午前中からこの件に関してこの委員会で話題になっておりますので大沢先生もお聞きになっていると思いますけれども、少なくとも私どもは新しい住宅の、新住宅ローン減税制度の創設、あるいは住宅取得資金に係ります贈与税の特例の拡充など、昨年来本当に大きな税...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 賃貸公団住宅の居住者、今、先生がお示しになりましたように、二百万人の居住者がいられます。そして、その二百万人の中の二一%が六十五歳以上の高齢者世帯なんですね。ですから、そういう意味では、都市公団の改革に当たりましてこれを基本として、そのような六十五歳以上の...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) きょうは一番最初の質問者に前海上保安庁長官がお立ちになりましたので、逆に私は前長官として不本意なところはなかったのか、またこれでいいのかと。ぜひ前長官として御支援をいただきたいし、私も一昨日ですか、現保安庁長官を呼びまして、これでいいのかということを私は示...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 私は少なくとも小泉内閣の前の小渕内閣のときから沖縄の振興をと、ふだんから自衛隊の七五%を県民でしょってくれているあの苦しさから、何としても沖縄サミットを開こうということで小渕総理がわざわざ沖縄に決められたことも、私は沖縄に対する本土の国民の思い入れが小渕総...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 済みません。米軍基地の話でございまして、失礼いたしました。
○国務大臣(扇千景君) 日本道路公団の平成十二年度の決算状況、これ今、先生おっしゃいましたけれども、単純に十二年度とってみますと、収入が二兆二千百億円、管理費及び利払い等に要する支出が一兆二千九百億円、その差額の九千二百億円を借入金等の償還に充てているということになっておりますし...全文を見る
11月09日第153回国会 衆議院 国土交通委員会 第2号
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○扇国務大臣 質問があったのに、閣議があったのでおくれて参りまして、失礼をいたしました。  今の御質問ですけれども、私は今入ってまいりまして、たまさか先生が本四架橋の話をしていらっしゃるのを拝聴しておりまして、もともと私は、日本全土、特にことしは二十一世紀に入りましたので、二十...全文を見る
○扇国務大臣 少なくとも、行政改革の基本、そして、小泉内閣が誕生いたしまして、聖域なき構造改革とか改革なくして成長なし、こういうものは何のためにするか。それは、今おっしゃった、真に国民のためになる税金の使い方をしようということになるわけでございます。  高度成長期、多くの皆さん...全文を見る
○扇国務大臣 簡潔に言うには難しい問題ではございますけれども、公共工事の優先順位をつけるときの基準はどうかというお話でございまして、基準というものは、御存じのとおり、十四年度概算要求のときに皆さん方に御披露したとおりで、都市再生、環境、そして少子高齢化社会が来る、そういうことに対...全文を見る
○扇国務大臣 申しわけないですけれども、今初めて拝見しました。私は四、五と沖縄へ行っておりましたので、この新聞は見ておりません。
○扇国務大臣 新聞記事ではございませんで、かさ上げの話は報告を聞いております。  それは、一・五メートルでいいという話に、それが二・五メートルでないといけないという、どこに原因があるのかというのは、私は私なりに役所で相談をいたしました。私は、こういう新聞に出ているのは知りません...全文を見る
○扇国務大臣 私は、検討材料の一つであるということはわかりました。
○扇国務大臣 イエス、ノーで言えば、合意したということには至っておりません。
○扇国務大臣 知っております。
○扇国務大臣 今、菅先生がおっしゃいまして、ここにも、私、今いただいた経過概要というのも拝見しておりますけれども、これは、補償交渉の相手として、今、先生が正規の交渉権を有する者と行うことが前提であるというお話をなさいましたけれども、今の判決の中でも補償交渉委員会が違法であるという...全文を見る
○扇国務大臣 菅先生のおっしゃることはそのとおりだと思うんですけれども、球磨川漁協の交渉委員会というものが違法であると私たちが言い切れるものではないんです。裁判でどうこうとおっしゃいますけれども、私たちの相手は、それではだれを相手にしたらいいのか。球磨川漁協が決めた、少なくとも補...全文を見る
○扇国務大臣 今おっしゃいましたように、ここに書いてありますけれども、これは、局長に現地に確認してもらいました。そうしましたら、国土交通省の職員から、今先生がおっしゃいました、強制収用になったら補償金が三分の一になる、そういう発言はしていないということを聞きましたので、私は、して...全文を見る
○扇国務大臣 まだ交渉しておりませんので、交渉する前にそういうことを先見を持って言うことは、私は間違っていると思います。これから交渉に入るんですから、私はそれを見守りたいと思っています。
○扇国務大臣 いえいえ、そうじゃなくて、土地収用法についての発言だと菅さんが御質問になりましたので、土地収用法についてはという主語が抜けているということでございます。土地収用法については、今後、説明している段階ですから。そういう意味です。
○扇国務大臣 今いろいろなことを言われるのは、十人いれば十人で、少なくともほかの法案に関しましても、例えば日本道路公団のことでもいろいろなことを言われていますし、いろいろな発言がある。私は、その発言があって、みんながいろいろなことで考えていく、あらゆる角度から物を考えるということ...全文を見る
○扇国務大臣 古賀先生が今数字を挙げておっしゃいましたけれども、一九九七年から今日まで、本年まで、少なくとも四倍の迷惑行為があるということ、また、変な話ですけれども、一部にはスチュワーデスさんにまで国会議員が迷惑したなんというのもあると、悲しい思いをするんですね。  機内の迷惑...全文を見る
○扇国務大臣 今海外の話もなさいました。私も手元に持っております。また、鉄道、水上等々の法制がもうできていることも確かでございます。  何よりも、先生が最後におっしゃいましたワールドカップを成功させるためにということで、私たちはあらゆる手だてを今とっております。そういう意味で、...全文を見る
○扇国務大臣 古賀先生のお説はごもっともなんですけれども、私は国土交通省の担当でございまして、我が省としてのスタンス、そして今までの経緯、これは国土交通省が一番よく知っているわけです。ですから、今までの経緯等々を知っております国土交通省が、我が省は我が省としてきちんと我が省の考え...全文を見る
○扇国務大臣 経済不況の中で、日本はまだ不況ではない、外国に借金しているわけじゃないということを言う方がよくいらっしゃいます。  私は、今古賀先生がおっしゃいました、世界じゅうから見て世界一の預貯金国、そういうことから見れば、今のその預貯金を、個人資産を何としても活用できないか...全文を見る
○扇国務大臣 山田先生がいろいろ試算をして、いろいろなことを発表していらっしゃるのを私も参考にさせていただきましたので、随時そういう試算を、先ほどもおっしゃいました七十三通りというのを、私は、このA4の紙一枚で国土交通省が三日かかったということで、もっと大型のコンピューターを入れ...全文を見る
○扇国務大臣 数字の上では私はそうなっていると思いますけれども、先ほどから先生方から、御存じのように、要するに、プール式というもので全国の道路網を九千三百四十二キロしようとか、あるいは一万一千五百二十とかいろいろな数字が出ておりまして、今のプール制等々で、私はそれでどこまでできる...全文を見る
○扇国務大臣 数字の上では完全に優良企業です。ただ、民営化しますと、事業税、固定資産税、あらゆるものを払いますから、これは全部損益を計算しなければ、今の民間と同じ税率で同じような税を負担して果たしてどれだけ残るかというのは、新たな計算になります。
○扇国務大臣 民営化は必ずできます。ただ、今私が申し上げた数字が、民営化すればもう少し収入が減るということだけで、優良企業として民営化できるのは数字の上では当然でございます。
○扇国務大臣 今先生がおっしゃっておりますことは、日本道路公団一つの話になりますと、日本道路公団が、先ほども古賀先生が一言おっしゃいましたが、十一年の十二月に決めた九千三百四十二キロというものをどこまでするのかというのを、国幹審で決めたものというのを、私はなぜさっき言ったかという...全文を見る
○扇国務大臣 私は、それは分けております。それはあり方懇談会の皆さん方にも申し上げております。  それは、日本道路公団をまず民営化する。いわゆる民営化ということはどういうことなのか。国費がゼロで、そして固定資産税も事業税も払って。まず、一つの会社をつくるときには何から始めるか。...全文を見る
○扇国務大臣 これは先生も御存じのとおり、一番端的に言えば、世の中ではよく言われております看板のかけかえという表現を使われておりますけれども、民営化になる段階として、まず特殊法人化する。なぜかといいますと、特殊法人というのは、いわゆる税金を払うことが要らないわけですね。ですから、...全文を見る
○扇国務大臣 それを今あり方懇で、資本金も、だれをどうするか、株も国が持つのか持たないのか、今までおっしゃいましたような累積のものをどうするのか、それを今あり方懇で検討をし、十一月の末までに、今月末までにきちんとした形をお示ししようというのが、今の段階、きょうも十二時からいたしま...全文を見る
○扇国務大臣 今あり方懇の皆さん方に本当に熱心に、朝八時から、月、水、金とお出ましいただいて御論議いただいていますけれども、それがまさに、今山田先生がおっしゃいましたように、もしも株式会社化したときには何年後に株式配当ができるようになるのか、そういうことまで民間の皆さん方は、今の...全文を見る
○扇国務大臣 おっしゃるとおりだと思います。私は、このままでは日本は流通コスト、それで地盤沈下すると思います。  今先生がオランダの例を挙げられました。日本国内では、岩手県から横浜まで百キロの荷物を陸送しましたら千四百九十円かかります。その同じ百キロのものを横浜から北米へ送った...全文を見る
○扇国務大臣 私も、今回の日本道路公団の民営化についてあらゆる資料を出してくれといって、出してもらいました。先生が今おっしゃいました関連企業、通称ファミリー企業と言われているもの六十三社、それの収支状況を調べました。ほとんどが黒字でございます。ですから、私は、今度日本道路公団を民...全文を見る
○扇国務大臣 今私どもが作業しております行政改革、特殊法人の見直し等々、私は、少なくともこれによって、二十一世紀の日本の国民の皆さん方が、ああ、あのときに苦しかったけれども民営化してよかったねと言えるようなものを残さなければ、民営化することによって何の益もなかった、これでは私は意...全文を見る
○扇国務大臣 これは、前に赤旗に載っていた記事でございますので存じておりますし、また、今副大臣から御答弁申し上げましたように、山崎建設を呼び、土工協を呼び、そして調査をしましたが、そういう事実はないということを言われますと、私たちももうそれ以上の調べる権限を持っておりませんし、調...全文を見る
○扇国務大臣 わざわざ山崎建設、土工協を呼んで聞いたわけでございますから、あなたうそをついているでしょうとも言えません。ですから私たちはここまでで、今列記されておりますから、もし本当にこの中の一つでもあるのであれば公正取引委員会に申し立てなければならないというのは、法律に書いてあ...全文を見る
11月12日第153回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○扇国務大臣 今、小林先生がおっしゃいますように、思い出しますと、私も初めて高速道路というものに乗ったのが東京オリンピックのときでございました。首都高速が、初めて高速ができて、そのとき百円でございまして、乗るときには、やがてただになると言われて私も初めて乗りました。ところが、今、...全文を見る
○扇国務大臣 けさでございますけれども、全く私どもも存じ上げませんでしたけれども、日本航空とJASが合併するという話でございまして、先ほどお昼休みに、きょう午後三時ごろ両社の社長が私のところへ来るとおっしゃいましたけれども、委員会出席中でございますので、要領だけを聞きましたら、来...全文を見る
○扇国務大臣 担当でございますから答えさせていただきたいと思います。  今おっしゃいましたように、清津川ダムに関係しましては、昨年の公共事業の見直しの中で、事業評価監視委員会から、信濃川水系の治水と利水、そして御存じのとおり、環境等の観点から、ダム計画の代替案を含めた総合的な検...全文を見る
11月13日第153回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○扇国務大臣 今、野田議員のお話を伺っておりまして、我々もこの時期、一番原則的なことを改めて総括するということをおっしゃいました。私は、大変大事なことだと思います。  土光臨調の第二臨調のときに、先ほどおっしゃいました特殊会社というものがありましたね。そのことで、いわゆる民営化...全文を見る
○扇国務大臣 まず基本的に、私は、この住宅ローン問題、金融公庫の話をしましたときに総理に申し上げたことは、今既に利用している五百五十万人、この人たちが路頭に迷わないようなことをさせていただきたいという条件をつけさせていただきました。  それが、今野田先生がおっしゃいますように、...全文を見る
○扇国務大臣 これも今回の行政改革の一環でございまして、成田、そして中部、関空、これはまだまだ工事が残存しております。御存じのとおり、私どもは、国際空港の拠点の上下分離論というものは、今整備が道半ばであるという、今私が申しました三空港に関しまして、官民の役割を再構築していこうとい...全文を見る
○扇国務大臣 私もこのことは報道によるまで存じませんでしたので申しわけないとは思っておりますけれども、会計検査院がきちんと適切にこの決算の処置を行っているということを私は報告を受けておりましたので、きちんと監査法人による監査を受けているにもかかわらずということが私には解せないとい...全文を見る
○扇国務大臣 今先生のお話を伺っていて、千円ですべてというこれも一つのアイデアだと思いますけれども、では、長く乗る人と短く乗る人の不公平さはどう図られるか、それを皆さん方が納得されるか、そういうことも一つ大きな問題として残ると思います。  また、少なくとも、高速道路、日本の道路...全文を見る
11月14日第153回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○国務大臣(扇千景君) 野沢先生がおっしゃいますように、先般のテロ対策、テロ事件以来、我々は、今私の担当しております海と空と両方のお尋ねがございましたので、海上保安庁としましては、少なくとも湾岸に近い防御施設をぜひ防御しようということで、原子力施設でありますとか臨海部の国際空港で...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 大変、野沢先生のおっしゃいますこと、今まさに我々政府としてもPFI方式を導入すると。新しい政策に転換していく大きな要素でありますし、また、民間の持っておりますノウハウでありますとか資金力等々を活用するということでPFI方式に、私たちは新たな導入の決意をした...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、先生がおっしゃいますように、治山治水は短期にできることではありません。そういう意味では、大変国の安全という意味では国民の皆さんに一番大事なところだと思っておりますけれども。  国土の一割のはんらん区域に人口が少なくとも五割住んでおりますし、また資産の...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 清水先生は最も御専門家でいらっしゃいますから、ぜひお知恵もかりたいと思っておりますけれども。  国土交通省としましても、少なくとも私は、民間都市開発投資促進のための緊急措置というのを御存じのとおり都市再生本部で決めさせていただきました。それには大きな要点...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、清水先生はおっしゃいましたけれども、私どもは、午前中も総理がおっしゃいましたように、戦後の今日までの日本の成長を考えますと、やっと衣食住というものが足りたと、足りたかなと。まだ不満の方もそれはありますけれども、あのときから考えますと、本当に私はよくぞこ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 私は、今の住むこととそして国民の希望をかなえることと、現実とやっぱり理想と両方あると思うんですね。ですから、総理がおっしゃっている中でも国民の夢を壊さないということは、私は基本的に大事なことだと思っています。  特に、私は、中低所得者、少なくとも民間の銀...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) じゃ、私の方から先に民都、公団の話をさせていただきたいと思いますけれども、皆さんごらんになっておわかりになりますように、今の、先ほど私が申しましたように、都市の中での虫食い状態というのはもうどこを見ても目につく、今そういう現状でございます。また、企業がリス...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 松先生がイギリスに行って、いろんな国営企業が民間に移管し、また民間独自の能力を発揮しているというのをごらんになって、私は大変いいことだと思いますし、我々はそういう意味ではこういうことの、構造改革の後進国だと思っています。  そういう意味で、二十一世紀にな...全文を見る
11月15日第153回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○国務大臣(扇千景君) 若林先生、漁業、林業、農業、漁業は別としても、特に林業には精通していらっしゃいますけれども、私たちは、二十世紀公共工事は私はハードだと申しております。二十一世紀はソフトの世紀に公共工事も転換していかなけりゃいけない、それが、私は、環境問題も加味したという意...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 都市再生本部は小泉総理のもとに設立されまして、我が国の都市というのは、少なくとも今は長時間勤務でございますとか、勤務通勤時間の慢性、それと慢性渋滞化、そして緑やオープンスペースが少ないと、そういう大きな課題を抱えておりますので、真の国際都市になるにはどうす...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 円先生がおっしゃいますように、昨日もここで虫食い状態の話を私させていただきましたけれども、まさにあらゆるところ、東京都のみならず大都市圏どこへ行きましても虫食い状態の土地で、しかもそれが塩漬けになっているということで、私はそれが、大変今の経済状況、土地の流...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 多岐にわたった御質問でございますけれども、一度に御質問なさいましたので、まず都市におきます災害対策の面からお答えしたいと思います。  これは、少なくとも東京都内でも約六千ヘクタール、災害のときの耐震性の危険性が高い密集地、これが六千ヘクタールあるわけでご...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) いかにも円先生が一番専門にしていらっしゃることの御質問なんですけれども、少なくとも今後高齢者の、十五年間、今後、少なくとも五百万世帯、高齢世帯になると言われておりますので、この対策ということで今おっしゃいました高齢者居住法というものができたわけですけれども...全文を見る
11月21日第153回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第4号
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○扇国務大臣 石井先生のお尋ねでございますけれども、少なくとも私が、十一月の十四日、総理が御発言になりまして、私たちは、聖域なき構造改革をするということだけは小泉内閣の命題として肝に銘じて努力中でございますけれども、少なくとも、国土交通省としてはという今石井先生のお尋ねでございま...全文を見る
○扇国務大臣 反対か賛成かということですけれども、賛成のためには手続が要るわけです。先生も御存じのとおり、手術しますよといって、いきなり手術するわけでございませんで、手術の準備も要りますし、受け皿の輸血も要るかもしれない。  そういう意味で、私は、総理のおっしゃった廃止の方向に...全文を見る
○扇国務大臣 何度も申し上げておりますけれども、賛成に持っていくための準備をするのが我々の役目でございます。
○扇国務大臣 私どもは、少なくとも石井先生も私も政治家としてバッジをつけている以上は、国民にセーフティーネットをつくらないで断罪するということはできないというのはおわかりのとおりでございますから。賛成するためにセーフティーネットをすると言っているんですから、それは国会議員として、...全文を見る
○扇国務大臣 閣内で違うことではありません。総理がおっしゃっている聖域なき改革とか、あるいは民にゆだねるものは民にゆだねるということを実行するために仕事をするのが我々閣僚の仕事でございます。
○扇国務大臣 今石井先生がおっしゃいますように、民が、受け皿があって、そしてそれがセーフティーネットになって、一番の原点は国民が夢を果たせるということが原点なんですから、国民の皆さん方が、受け皿があって銀行が全部努力して、今度総理が初めて廃止するということで自分たちもメニューをい...全文を見る
○扇国務大臣 今石井先生がおっしゃっていることには、私はおっしゃるとおりだと思いますけれども、だったら民間に開放するような法律を立法府がつくるのが当然であって、先生が議員立法で民間に開放するような法律をおつくりになれば、とっくに、言うだけではなくて現実をなされば、ある程度はもっと...全文を見る
○扇国務大臣 石井先生もおわかりいただいていますけれども、国土交通省という今まで女がなったことない、参議院がなったことないポストに私が置いてあるということは、改革をする先頭に立てということの御下命でございますから、私は廃止することは賛成です。  けれども、そこへ行くまでに無責任...全文を見る
○扇国務大臣 総理がおっしゃるまでに、昨年来、都市基盤整備公団のことは着々と進んでおります。それは、都市基盤整備公団が、大型の郊外の団地だとかそういうものを一切ことしからはしておりませんし、都市基盤整備公団の今まで持っていた土地、それも民間に、土地をどうぞお使いくださいと言って、...全文を見る
○扇国務大臣 石井先生おっしゃいますけれども、私、弁明ではありませんけれども、私が国会議員になりまして一年生のときに、自民党の部会で、私は、三本要らない、真ん中をやめて四国一巡の高速道路をつくるべきだという意見を部会で申しました。先生がおっしゃるとおり、最初から三本というのは採算...全文を見る
○扇国務大臣 私、結末は石井先生がさっき言ってくださったと思っています。大変御理解があるなと。これは政治判断で間違ってつくってしまった、つくってしまったのは税金でカバーするしかありませんねと今先生がおっしゃったので、ああ先生は随分おわかりになって、御理解があるなと思っていたんです...全文を見る
11月27日第153回国会 衆議院 国土交通委員会 第3号
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○扇国務大臣 閣議でおくれて申しわけありません。  今伺いますと、PFIのお話が進行しているようでございます。  地方自治団体にPFIの人材不足あるいは広報不足等々を今御指摘になりましたけれども、私は、地方自治体もさることながら、まず国としてこれを大前提にPFI方式を取り入れ...全文を見る
○扇国務大臣 井上先生おっしゃるとおり、きょう閣議前の会合がございまして、行政改革本部が朝八時十分から開かれまして、そこで今の七公団に対する話が決まったわけでございますけれども、きょう一部新聞にもう既に載っている、全文もございます。私がきょう再度申し上げましたことは、住宅金融公庫...全文を見る
○扇国務大臣 きのう、私、総理にお目にかかって、道路公団を初めとする四公団のお話を諸井座長と、あり方懇談会の座長と一緒に行きました。そのときに私も総理に申し上げましたことは、とにかくスリムにするということによって、今まで料金を払って、そしていつかただになると思ってそれを払い続けた...全文を見る
○扇国務大臣 松浪先生のおっしゃるとおり、国際という看板を上げた以上は、私は、国家の存亡にかかわると思っています。しかも、成田も関空も日本の玄関口であると言い続けてきたんですね。しかも、成田ではできない二十四時間オープンというのは関空に求めて、そして、地域も自治体も財界も国も一緒...全文を見る
○扇国務大臣 樽床先生がおっしゃいましたように、私は、公共工事というものは基本的に、今先生は川上という言葉をお使いになりましたけれども、事業の計画段階から幅広く、情報公開とか住民参加、そういうことをしたいということを、土地収用法のときにも御答弁をいたしました。私は、もうそれが原点...全文を見る
○扇国務大臣 今先生がおっしゃいますことは、一番基本の基本でございますので、長くなるといけませんので簡単に申し上げますけれども、私は、そのことを論議しようということで、高速自動車道に関係しまして、諸井あり方懇談会というのをつくりまして、五名の方においでいただいて、きのう、私にいた...全文を見る
○扇国務大臣 これは過去にさかのぼることでございますけれども、いつか私申し上げたかどうかわかりませんけれども、私、一九七七年に初当選いたしまして、自民党の部会で、三本の橋は要らない、真ん中の一本の分で四国一周の高速道路をつくるべきだと発言しまして、後で呼び出されました。  私は...全文を見る
○扇国務大臣 これはきのうのお昼でしたか、政府・与党連絡会議が開かれまして、与党三党の皆さん方が政府・与党連絡会議で、その前の二十二日、先週ですけれども、与党の三党首会談がありました。その前に私も総理にお会いしましたけれども、私がお会いした後で、政府・三党首会談で、これは三党首が...全文を見る
○扇国務大臣 再び計算の間違いというものがあってはならないと思いますけれども、私は、今コンピューターで計算するものですから、インプットする材料が問題だと思うんですね。今先生がおっしゃったように、金利がどうなるのか、三・〇でいくのか五・〇でいくのか、あるいは通行量がどうなるのかと。...全文を見る
○扇国務大臣 分離と分割は違うわけでございまして、上下分離しないということでございまして、全国を分割するとかなんとかということは、それは違う話でございます。今申しましたように、日本道路公団は国鉄、NTTと違って、人員も何十万じゃなくて八千八百人ですから。それももっと縮小するわけで...全文を見る
○扇国務大臣 現段階では、私の権限ではございませんけれども、総理は、来年、通常国会の予算案提出前に、通常国会早々に第二次補正とこの第三者機関の、三条か八条かまだ未定ですけれども、それを一緒に出して、通常国会の予算案審議冒頭でこれを審議していただいて作業を進めたいというのが、今の総...全文を見る
○扇国務大臣 今、今田先生の、これだけ数がふえているということを伺いまして、私も資料を拝見して、改めて、こんなに件数があるのかなと思ってびっくりした次第でございます。  少なくとも、今までの大半のこういう行為に関しましては、刑法等の既存の法律において既に処罰の対象とされておりま...全文を見る
○扇国務大臣 今大谷先生から、本年の七月の六日に新総合物流施策大綱を閣議決定いたしましたことについてお触れいただきましたけれども、私は、二十一世紀、国際社会の中で日本が取り残されるのではないかという懸念があるその大きな原因が、今大谷先生が御指摘になった物流の話だと思うんですね。 ...全文を見る
○扇国務大臣 どこかにしわ寄せが来ているという大谷先生のお話、私はそのとおりだと思うんですね。  業者も、高度成長期には足りない足りないといってトラックをたくさん購入してしまった、なおかつ仕事量は減ってきた。では、人件費を下げるのか、あるいはコストをどこで下げていくのかというと...全文を見る
○扇国務大臣 今鉄道が抜けた資料しか手元になくて、道路だけになっていて申しわけないと思います。  今おっしゃいましたように、国土交通省で債務圧縮の処理方法というのも随分検討しましたけれども、国と地方と受益者というこの方式、負担のあり方、そういうことも含めて今後検討する必要がある...全文を見る
○扇国務大臣 今先生がおっしゃった数字に間違いございません。  本四に関しましては、少なくとも管理費が二百四十八億円でございます。そしてこの管理費を上回る料金収入が八百六十九億円あるのですね。それはもう先生がおっしゃったとおりでございます。けれども、約三兆八千五百億円の借入金の...全文を見る
○扇国務大臣 これはそもそも、本四公団のみならずあらゆるところへの、財投も含めて国の融資あるいは無償等々の出し方だと私は思うのですね。ですから、今先生がおっしゃいましたように、有利子負債を圧縮して、無償にしていくということに切りかえるか、あるいは今の世間並みの低い金利にしてもらっ...全文を見る
○扇国務大臣 私は同じ考えを持っておりまして、閣内で声を上げて、それを何とか切りかえさせていただきたいということを、本四だけではなくて全般的な問題として、国土交通省の今の六法人を改革する、廃止するということに関して、そのことが大きなネックになっているということは事実でございます。
○扇国務大臣 わかっております。
○扇国務大臣 山田先生も御承知のように、先週の二十二日から、総理のところで、第三者機関でというお話がございます。きょうも私が総理に申し上げましたことは、行革本部が閣議の前に開かれましたので、私はそこで、今度の第三者機関に関しましても、国土交通省として少なくとも意見を聞いていただき...全文を見る
○扇国務大臣 私は、山田先生のおっしゃることは理想論だと思います。私もそうありたいと思います。  ただ、高速道路を全面無料にすることが高速道路たり得るかどうか。一般国道と同じになる。そして安全性、品質保持、それから緊急時、災害時にどうするか。高速道路のあり方というものは、全線無...全文を見る
○扇国務大臣 山田先生がおっしゃるとおりでございまして、先ほど今田先生がおっしゃったように、日本の物流が高いというお話、私はそのとおりだと思っています。高速道路をもっと皆さん方に喜んで使ってもらえる料金、しかも、成田から東京へ来るのに高過ぎるとか、あるいは関空へ行くのに、あの橋は...全文を見る
○扇国務大臣 もともとPFI法に反対された瀬古先生ですから、ずっと反対の持論を展開されるのは私は仕方がないと思うんですけれども、私どもは、今先生がおっしゃったように、PFIで公共事業をどんどんふやしていくということではなくて、この公共事業は大事だという決定をした後で民間の皆さん方...全文を見る
○扇国務大臣 この件は、保坂先生、前にも私に御質問があった同じ件でございます。  これは、もともと事業主体者が沖縄県、そして内閣府等々で決められておりますけれども、これは総合的に環境アセスメント評価法をつくろうということで、環境アセスメントを論議しようということで委員会までつく...全文を見る
○扇国務大臣 これは、先生、現地にお入りになっておわかりのとおり、少なくとも国際交流のリゾートの拠点になるということでございますから、私は、地元として、経済効果とあるいは環境への影響と、このバランスを地元がどう判断するのか、そこが問題だろうと思っておりますので、私がここでどっちに...全文を見る
○扇国務大臣 今局長とやりとりしていらっしゃることで、先生は頭の中に既に入っていることだと思って、私も拝聴しておりました。  それは、今局長が申しましたように、補償権とそれから少なくとも工事に伴う影響、この補償というものとは、私は当然、先生は局長が答えたとおりに御理解いただいて...全文を見る
○扇国務大臣 これは、今先生がおっしゃいました、昨年の公共事業の見直しのときに、事業評価監視委員会から、信濃川水系の治水、利水、そしてあわせて環境等の観点から、ダム計画の代替案を含めた総合的な検討を、専門委員会を設けるという御報告を私もいただきました。  そして、ことしの七月で...全文を見る
11月27日第153回国会 参議院 国土交通委員会 第5号
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○国務大臣(扇千景君) 国土交通大臣としてはいかがかという御質問でございますけれども、もともと小泉内閣が発足したときに、聖域なき構造改革をうたって小泉内閣は誕生いたしました。そして、改革なくして成長なしと、これも小泉内閣の看板でございます。私どもは、そういう意味におきまして、聖域...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今申しましたように、八条機関でつくって国幹審で決めたものをというお話でございましたけれども、それを総理がどのように対処なさろうとしているのか、第八条機関にするか、もう一つ厳しい第三条にするのかは私にはまだ、どの閣僚にも御下問はございません。  総理のもと...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 山下先生は自民党でいらっしゃいます。小泉総理は自民党の総裁でもあられます。ですから、私は、時代が変わって民営化ということは何を意味するのかということの本質をもっと議論していただきたいと。地域のことに関しては第三者機関とはっきりおっしゃっていますから、それは...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 私は、今回のあらゆることに関しては、地域はもちろんですけれども、国全体の国民の意識というもの、そういうものを、一地域だけであればどこも飛行場も欲しい、新幹線も欲しい、高速道路も欲しい、港も欲しい。それは、少なくとも新幹線が通ったために熱海の皆さん方は熱海に...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) いやいや、おっしゃるとおりだと言っているんです。
○国務大臣(扇千景君) 一言、私、申し上げておかなければいけないと思いますけれども、今、森下先生が、私が、本四架橋、無用の長物と言ったことは一度もありません。三本必要であったかどうかということを政治的に判断しようと言ったので、無用の長物なんてことは、かえって失礼ですから、私が言っ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) それから、今三兆八千億の本四の赤につきましても、出資金というものに対しても十府県がお金を出しております。これは、徳島だけではなくて、兵庫、神戸市、大阪、大阪市、徳島、岡山、香川、高知、広島、愛媛と、これだけの十府県が出資金を出しておりますので、私はそういう...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 私は顔が見えないという意味がよくわかりませんし、私は顔を持っていますし、テレビのワイドショー、日曜日の「サンデープロジェクト」、「報道二〇〇一」等々ずっとこのところ出演依頼がありますけれども、すべて断っております。それは、こんな大事なときに私が軽々に出て軽...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 基本的には国費ゼロというのが総理の御提案でございますから、これはなきものと考える以外にはないわけでございます。ならば、今までの日本道路公団として進めてきたものがこの国費投入ゼロということで果たしてできるか否か、これが今後大きな問題になってくると思います。 ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) これはもう一言で、平成十四年度の予算編成に、これは道路、すべての道路予算の全体の中で考えていくと、これしか今の段階では申し上げられませんし、またそれがすべてでございます。
○国務大臣(扇千景君) 私は、先ほど申しましたように、当初、総理から三十年と言われました。けれども、それを五十年にしたということは、より多くの皆さん方の御意見を勘案し、なおかつ国民の利用度、世代間を超えた利用度ということを私は御勘案されたということを認識しております。  それは...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 池口先生おっしゃるとおりでございまして、総理がおっしゃったのは、五十年が限度ですよと、それよりもなるべく前倒しにして、最初、総理のお考えは三十年でございますから、なるべくその間をとって一年でも縮小して、そして国民にこれを示すようにというお話でございますから...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 私は、池口先生がJAFですか、その世論調査、私はそれまことに正直なところだと思いますし、私も一番最初に特定財源をという話が出ましたときに、私、まず総理にそのことを申し上げました。特に重量税ということを取り上げて総理がお話ございましたので、特定財源の中で法整...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) わざわざきょうは参考人として両公団の総裁が来ていただいて、今までの両公団の果たしてきた役割、戦後の日本の復興のためにいかに国民の側に立ってこの公庫の役割というものがあったか、戦後、住宅の三割を超えるものを公庫によって皆さんがローンを利用しながら今日に至った...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 私は、真に持ち家が持てない人たち、希望しながら持てない人たち、また、今金融公庫を利用されております本人の年収は平均が六百六万円になっております、ローン利用者の。これはまさに中低所得者でございます。  ですから、そういう意味で私が申し上げておりますのは、政...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 私の思っていることも同じでございますし、本当かうそか、私自分で調べたわけじゃありませんけれども、今、先生が口になさいましたグッドローン、この社長も住宅金融公庫から金借りているよと投書があります。本当かうそかわかりません。それくらい民間を信用できないというこ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) まさに、私、こういう委員会の声が総理の耳に届いてほしいし、また第三者機関というものが全く私どもに見えておりませんのは、私も谷林先生と同じ不安を抱いております。ですから、きょうも私は一言申し上げましたのは、第三者機関ということを設置するに当たっても国土交通省...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、続先生がるる経緯を御丁重にお話しくださいました。我々国会に籍を置く者、共同して私たちはこれを通し、また国民にそれを示し今日まで来たわけでございますので、先ほども六法人のこと、私たち国土交通省に関しては六法人でございますけれども、そのことに関して私は今皆...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、続先生がおっしゃいましたこれが一番難しい問題点でございます。総論賛成各論反対、まさにこのことが今起こっております。今申しましたように、改革は必要なんだと、総論賛成なんです。けれども、うちのところだけは改革しないで今までどおり約束を守ってねと、これは各論...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) きょう行革本部が閣議の前に開かれまして、先ほど御報告しましたように、住宅金融公庫は五年以内に廃止する、そして融資業務については段階的に縮小する、また住宅金融公庫が先行して行うことにしております証券化支援業務というものを、これを法人を設立して業務を移行すると...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、先生がおっしゃいました件ですけれども、やっぱり報道というのは時として間違うことがあるなと思って話を聞いておりました。  今、先生がおっしゃいました国土交通省が作成しております防災業務計画書、これについてのお尋ねですけれども、報道にございます防災業務計...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) この問題は重要な問題で、まさに先ほど私が続先生に申し上げました二十一世紀の日本の国が世界に対してどういう対応をしていくかという根幹にかかわることでございます。  と申しますのは、国際空港、ナショナル空港という看板をつけている以上、諸外国と対抗し、なおかつ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 少なくとも、私は、今回、現段階で、今おっしゃったように、球磨川漁協として漁業補償案を受け入れるかどうかという判断の大事なときに来ていると認識しておりますし、また国土交通省という筆坂議員のお話でございますので、私は現時点では、漁協の臨時総会、これが開かれてい...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 先ほどからもうこのことは随分論議されているので大沢先生のお耳にも達したと思いますけれども、私は何よりも、この住宅金融公庫の廃止というときに、五年で廃止というときに条件を出しましたというのは、先ほども申し上げましたとおり、今ローンを利用している皆さん方に不安...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 大沢先生御存じのとおり、行革断行評議会というのは石原大臣のもとに持たれている評議会のことで、そのことに対して私は答弁する責任もありませんし、今私は石原担当大臣を参考人としてお呼びいただいて、石原大臣の発言に対しても、私は石原大臣を直接参考人としてお呼びいた...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 御存じのとおり、行革推進事務局というのは聖域なき構造改革を実行するという観点から本年の一月に設置されたんです。そして、これは私が設置したのではなくて、特殊法人改革についての検討を進めてきたとそこで言っていらっしゃるので、それはそれで、私、お仕事があることで...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 言えないんじゃなくて言わないんです。言えないのと言わないのとは違うんです。言えば切りがございませんし、多くの皆さんに私は情報を発信して御判断を仰ぎたいと思う、今までの私の手法はそうです。なるべく知っていることを全部出して皆さん方に御判断を仰ぐというのが私の...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) さっきいらっしゃらなかったのかどうか知りませんけれども、先ほど論議の中で、私は、きちんとけさも総理に第三者機関に対しては国土交通省が今まで同様に関与させてくださいよということを念押ししたと、さっき報告申し上げました。
○国務大臣(扇千景君) 私は、大江先生がおっしゃることごもっともで、私、全部関与したいです。国土交通大臣としては第三者機関も私のもとにつくっていただきたいぐらいに思っておりますし、なぜ政府のもとに、総理のもとにつくらなきゃいけないのか。国土交通省の中で私はつくっていただいて今まで...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、大江先生の御指摘の一般常識から見て日本道路公団等々おかしいのではないか、各公団、道路公団だけではありませんが、高収入、こういうこともおかしいんじゃないかということで、私もるる見てまいりましたけれども、少なくとも今、先生が御指摘になりましたように、年間の...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 全然変わっていませんし、また民営化ということは物流コストを下げるためにぜひ必要だという原点に立ってすべての改革が始まっているんだ、物流コストを下げて国際競争力に勝つ、これを私たちは忘れてはならない、それが国民のためであり国のためであると考えております。
○国務大臣(扇千景君) せっかく総裁がいらしているから藤井総裁がお答えになった方がいいのではないかと思いますけれども、さっきもお話ございましたように、各特殊法人の役員の報酬が一般職員に比べても、年齢もそして収入も一般公務員よりも高いということは、先ほど大江委員のときに数字を出して...全文を見る
11月29日第153回国会 参議院 国土交通委員会 第6号
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○国務大臣(扇千景君) 民主党で決まっていることを、違うことをここで聞かれても、党内のことはどうぞ党内でおまとめいただきたいと思いますので、民主党は凍結とおっしゃっていますけれども、私は木を見て森を見ずというようなことであろうと思います。  私は女でございます、私は子供を二人産...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) そういう現実的なことを、私は、冒頭に谷林先生が民主党は凍結と決めましたとおっしゃったから、どうして党の中でそういう現状を御論議になって凍結というのを取り消すようになさらなかったのかなと。私、先生の今のお話を聞いていれば凍結しないでほしいということなので、ぜ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今の後の方からまずお答えさせていただきたいと思います。  今後の公庫の改革、それから住宅金融のあり方について、八田先生を座長として十四名それぞれ選出しております。そして、このお集まりいただいている皆さん方の中には、消費者もいらっしゃいますし、私が一昨日手...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) いやいや、ごめんなさい。
○国務大臣(扇千景君) そもそもなぜ民営化が必要であるかという、また原点に一回りして今の御説明では戻ってしまうことなんですね。  一昨日も私、申し上げましたように、きょうも先ほどから続いておりますように、なぜここが問題かといいますと、今まで住宅金融公庫が高金利のときにお貸しして...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 当たり前のことです。
○国務大臣(扇千景君) たくさんおっしゃいましたので、どのことにお答えしていいのか、時間が限られておりますので気にしておりますけれども、最初におっしゃった住宅の問題、これは私、大変大きな問題であろうと思いますけれども、戦後日本が今日まで復興いたしますために、少なくとも住宅金融公庫...全文を見る
12月11日第153回国会 参議院 決算委員会 閉会後第1号
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○国務大臣(扇千景君) 今井先生から決算委員会の意義、参議院としては決算委員会を重視しようという、今まで何度も参議院改革が叫ばれました。そして、衆議院と違って、参議院は予算よりも決算を大事にしようということは、参議院各党各会派、今まで何度も参議院議長のもとに改革委員会をつくり、御...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、今井先生がおっしゃいました、それが三十五年間の変遷だろうと思います。それはあらゆるところで、川下にも工業誘致をしようとか、いろいろ発展のために目標にしたことが、時代が変わってきて、来るべき工場も来なくなった、だから利水面ではかなり利用も減ってきたと。 ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、私は何も決定しておりません。  御存じのとおり、日曜日には知事さんが市民集会を、六千人お集めいただいていろんな意見、七時間に及ぶ論議をしていただきまして、私に報告が参りました。今その報告を私は整備局長からいただいて、まず周辺の市町村長さん、知事さん等...全文を見る