扇千景

おおぎちかげ



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扇千景の2002年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月10日第153回国会 衆議院 国土交通委員会 第5号
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○扇国務大臣 おはようございます。本年もよろしくお願い申し上げます。  委員長からお話のありました九州南西海域の不審船事案について御報告を申し上げます。  去る十二月二十二日土曜日午前一時十分、防衛庁から海上保安庁に対しまして不審船発見の連絡がございました。  海上保安庁と...全文を見る
○扇国務大臣 今、赤城先生の御質問にございました北朝鮮の不審船ではないかという御質問に対しましては、まだ確たるところのお答えができかねておりますけれども、事実として、現段階で揚がっているものを御報告申し上げたいと思います。  それは、現在まで、海に浮かびました浮遊物、これを揚収...全文を見る
○扇国務大臣 私は、ともあれ、これだけ日本の近海に重装備した漁船らしきものが徘回しているということ自体が日本にとっては重大なことであると認識しておりますし、今から思えば、一昨々年になりますか、あの不審船追跡で、我々は何の手出しもできないで、スピードも追いつけないまま逃走してしまっ...全文を見る
○扇国務大臣 今、法改正に関しまして明快に申し上げるよりも、何よりも自衛隊と海上保安庁との連携を密にして、そして今回のことをよく検証し、もっと早く、なぜという疑問もございます。  それともう一つ、相手の船がどうもエンジントラブルを起こしていたのでスピードが出ていなかったらしいと...全文を見る
○扇国務大臣 西川先生も防衛政務次官というお役をお務めになって、このことに対して特に関心をお持ちいただいておりますことに感謝申し上げますとともに、私どもは、どこの国の船が何の目的でこういうことをするのか、また重装備をしてなぜ日本近海へ来るのかという原因がわからなければ対処のしよう...全文を見る
○扇国務大臣 暮れに不審船がありまして、それに続いての通報でございましたから、やはり緊張せざるを得ませんし、即対応ということで、私は海上保安庁の報告だけをさせていただきますと、海上保安庁としましては、巡視船艇を六隻、航空機を四機、派遣要員を十人と、すぐ投入して捜査に当たったわけで...全文を見る
○扇国務大臣 私も、けさからその方向性について私の意思を明快に申し上げているつもりでございますけれども。とにかく、御存じのとおり、この十二月の二十二日、追跡中ではございましたけれども、正直に申しますと、十四時四十七分、この不審船の乗員が中国の国旗らしきものをかざして、そして逃走し...全文を見る
○扇国務大臣 私は内閣の一員として官房長官と連絡もとり合っておりますけれども、少なくとも、私どもは初めて船体射撃をし、海上保安庁として初めての行為でございます。  そして、私は奄美へ行きました。金城さんという航海長がけがをしております。頭に破片も入っておりました。それも摘出しま...全文を見る
○扇国務大臣 今、古賀先生がおっしゃったことも当然のことですけれども、何よりも海上保安庁、今長官が来ておりますけれども、平素からロシア、韓国、中国、カナダ、アメリカ等々と海上保安庁関係同士でいかに海賊船、麻薬等々の検挙に協力しようかという会合を持っておりまして、そういう近隣諸国と...全文を見る
○扇国務大臣 今大事なことを前原先生から御指摘いただいておりますけれども、もともと一九八二年、御存じのとおり海洋法に関する国際条例というものを今まで日本は持っていたわけでございますけれども、先生がおっしゃいます排他的経済水域というものに対して、一九九六年に私どもは日本として排他的...全文を見る
○扇国務大臣 西村先生がふだんから国の内外の安全に対して御関心をお持ちいただいていることに敬意を表しながら、この不審船事案につきましては、政府として、少なくとも海上保安庁というものは第一義的には警察機関としての任務を遂行する、そして、これは海上保安庁の組織をもってしては不可能であ...全文を見る
○扇国務大臣 私は、西村先生のおっしゃることは、それは西村先生の今までの御活動の中では当然おっしゃるべきことだろうと思っておりますけれども、私どもは戦後一貫して海上の警察隊として海上保安庁をつくり、そして国民の生命財産を守るために自衛隊をつくり、この歴史の中で、平和を維持する日本...全文を見る
○扇国務大臣 きょう、朝からこの委員会が開かれまして、閉会中にもかかわらず、先生方の御熱意によってこうして審議をさせていただいておりますから、朝から私も、この船を引き揚げ、どういう目的で何をしに来たのか、それを特定しなければ対処のしようがないということで、強く引き揚げたいという希...全文を見る
○扇国務大臣 それもこれも、この事態で、一体どこの国が何の目的で何のために来ていたのか、また、我が国の近海に、武装した、漁船に似せた不審船が多数あるのではないかというクエスチョンマークがあるということ自体が私は国民に対して申しわけないと思いますので、海上保安庁としても、今後自衛隊...全文を見る
○扇国務大臣 今お話を伺っておりまして、一言で述べろといっても一言で述べるわけにはいきませんけれども、お互いが、ふだんからマニュアルはつくってございます。自衛隊と海上保安庁とのマニュアルはございまして、そのマニュアルによって、不審船への対応は警察機関たる海上保安庁が一義的に行う、...全文を見る
○扇国務大臣 今一部だけおっしゃいましたけれども、可能性の問題として考えられるあらゆることを想定したわけでございます。今までも、日本人の拉致問題があり、あるいは密輸問題があり、あるいは麻薬の密売問題があり、一年間に日本じゅうで押収されている薬物等々の、そして不審上陸、密航者等々か...全文を見る
○扇国務大臣 日本の位置から考えれば、今後もこういう事案がなきにしもあらず。また、こういうことがふえたのでは困りますから、今回は初めて不審船に対して船体にじかに射撃した、これも初めてのことでございます。  けれども、これを行いますまでに警告を、これはビデオが残っておりますけれど...全文を見る
○扇国務大臣 私どもは少なくとも、海上保安庁、国民の生命財産を守り、我々国会議員もそうですけれども、あらゆる対処をしている。今、日森先生のお話を聞いていると、何もしないで、威嚇射撃もしないで、どうぞお帰りくださいと言った方がよかったように聞こえるので、私これだけは何としても、海上...全文を見る
○扇国務大臣 きょうは午前中からその話も出ております。検証した上で、どこをどう直すべきか、どこをどうしたらいいのか、それは改めて国会の場も通じて、こういう委員会で検討したいと先ほどもお答え申し上げたとおりでございます。
01月24日第154回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○扇国務大臣 きょう、今お話がございましたように、伊藤先生、ここまで一時間半かかったというお話でございますけれども、御存じのとおり、東京でございますから、先生、選挙区から、実感していらっしゃるんだと思いますけれども、東京の町に、道路に三十キロというスピードリミットの表示がしてござ...全文を見る
○扇国務大臣 このことに関しましては、私は終始一貫して調査すると言い続けておりますし、できれば今まで、この間も総理にお会いいただきましたけれども、「あまみ」、「いなさ」、「きりしま」、「みずき」のこの四船長が総理にお会いいただきまして、彼らは命を賭して我が国の水域の安全と安心のた...全文を見る
01月25日第154回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○扇国務大臣 今の松本先生の御質問でございますけれども、国土交通省として、今回の第二次補正予算、今おっしゃった、確かに、年度内執行ということで継続事業というのも多いことも事実でございます。けれども、これをすることによって、二次補正で集中投資することによってスピードアップができ、ス...全文を見る
○扇国務大臣 今、小沢先生の御質問でございますけれども、わざわざ現地にお越しになって、お写真まで拝見して、手元に配っていただきました。残念ながら、その今の雑誌は私まだ拝見しておりませんので、遠くからでよくわかりませんでしたけれども。  ただ問題は、川辺川ダムの重要性と、川辺川ダ...全文を見る
○扇国務大臣 どうせ収用するんだから、ほっちらかしておいてなんとかとおっしゃいましたけれども、そんなことはございませんで、昨年まで、一言も当方にはそのお言葉もございませんし、交渉しておりまして、一月過ぎてから突然そういう、私は反対なんだよという御意思があったということで、今申しま...全文を見る
01月28日第154回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○扇国務大臣 今るる先生の方から、圧力があったとかないとかというお話がございましたけれども、日本道路公団、そこから私に対しては、何も私のところへ報告はございませんでした。  と申しますのも、これは、もともと日本道路公団が事業の進捗状態というのは独自で判断して発注しておりますから...全文を見る
01月30日第154回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(扇千景君) 女性にと言われましたので、当たりましたんですけれども。  私、涙もろい方ですから、子供には特に泣きますし、私、涙というのは私は宝石だと思っています。そういう意味で、悔しいときにも涙は出るし、やっぱり抑え切れないこともありますし、男の方でも破産して記者会見...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、服部先生がおっしゃいましたように、十一年の三月の能登半島沖のあの不審船のテレビ等々拝見して、国民の皆さんが大変不安に思われたと思います。そのために、私どもとしましても、海上保安庁、少なくとも自衛隊との連携を緊密に取って、海上保安庁でできるのはここまで、...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 装備の面と言われますと、まだまだ装備は完璧ではございません。と申しますのも、今回私も見てまいりましたけれども、出ていった船が本当に百数十発の射撃を受けまして、大変危険な思いをし、私はみんなよく命があったなというふうには思っておりますけれども、今回は、前回の...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) そのことを私も今ちらっと申し上げましたけれども、本当に、私も現地に参りまして、十二月の二十七日でございましたけれども、奄美、鹿児島、両方に行ってまいりました。そして、御存じのとおり、「あまみ」、「いなさ」、「きりしま」、そして「みずき」のこの四船、四船で囲...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 大変二十一世紀にとって大事なエネルギー問題に対して御専門の加藤先生からお話をいただいておりますけれども、今一部、環境大臣からお話ございましたように、官庁施設におきましても、これを太陽光あるいは太陽熱そして燃料電池の実施をしていこうということで、環境配慮型の...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) おっしゃるとおりでございまして、私どもも住宅団地におきまして、今後太陽光発電等の太陽エネルギーを活用した施設の導入を進めていきたいと思っております。全国で既に十三か所いたしております。  それから、都市の中の学校、公園等、これらを核的に、分散して配置され...全文を見る
01月31日第154回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(扇千景君) 宮本先生御存じのとおり、昨年来、第二次補正予算を組みますとき、そしてまた予算、十四年度予算を組みますときに、総理から国費三千億はゼロにすると、そういう御下命がございました。それによって、私どもも知恵を絞り、なるべく工事を、単価を安くし、まして必要なところは...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今申しましたように、財源がないということが一番大きな、一義的な問題でございました。そして、昨年、予算を組みますときにも、私は塩川財務大臣と、今度日本道路公団が初めて財投機関債を出すということで、それが、道路公団としては初めて出すものですから、果たしてどなた...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 個々の工事につきましては日本道路公団の領分ではございますけれども、今おっしゃいましたように、十三件の中に、全国ございますから、島根も入っております。
○国務大臣(扇千景君) 宮本先生よくお分かりになっていると思うんですけれども、私は、今お名前が出た先生方から、どなたからも何のお電話一本もらったこともありませんし、私に対しましては何もありません。そして、道路公団も私たちにはそんなことは言ったこともありませんし、物をするのに財源が...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 宮本先生もそうだと思いますけれども、先生の御出身、いろいろあると思います。みんな国会議員はその地域の代表として国会へ出てきて、自分たちの地域のために、国民の代表ともして、ここをこうしようということをみんなが私は政治に反映していくというのが我々国会議員の仕事...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 新規着工ではございませんで、既に去年、これはこういう重要な工事だということで公告してあります。それくらい大事な工事だと、公告をするということは大事な工事であるということの意味でございます。
○国務大臣(扇千景君) そうです。そう言いましたよ。
○国務大臣(扇千景君) 三つとおっしゃったのはどれとどれか、ちょっと待ってくださいね。  まず、島根県、山陰道ですね。仏経山トンネル、この工事は九百九十日間でございます。それから、静岡県ですか。
○国務大臣(扇千景君) 清水市、第二東名ですね。第二東名の清水市の、これは伊佐布インターチェンジというんですけれども、これは橋でございまして、これは千百七十日間の工期を予定しております。  もう一件は……
○国務大臣(扇千景君) 名古屋ですか。愛知県のこれは鳴海南工事でございます。これは千百四十日間の工期を予定しております。
○国務大臣(扇千景君) 十三件だけでございませんで、これは二十三件ございます。  この二十三件をなぜ発注したかというのは、四つの理由がございます。  一つの理由は、少なくとも一、二年の供用開始に向けた工事で大きく近隣に影響を及ぼす、それが第一点です。第二点は、関連事業と、事業...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 六百五十億の財投機関債がゼロであった場合は、十三件は今のままもう少し延期されたと思います。お金の手当てが付いたので、二十三件の中にたまたま十三件が入っていたということで、十三件だけをどうこうということではございませんで、最初に申しましたとおり、やっぱりお金...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 私は、既に何の電話もいただいていないと言っておりますので、これは元々道路公団の話でございまして、道路公団の工事自体に関しては、私は直接、本来は国土交通省が関知することではないんです。この事業体の選別は道路公団がするということになっておりますので、もしも調べ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) ちょっとその前に。
○国務大臣(扇千景君) 宮本先生が今お調べになったこととは関連いたしますので、お答えさせていただきますけれども、私は、そもそも建設大臣に一昨年の七月に任命されましたときに、問題になったのはやはり同じようなことでございました。ですから私が建設大臣に選ばれたわけですけれども。  そ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 西川先生に初めて御答弁をさせていただきますけれども。  今おっしゃいましたように、高齢社会の対策大綱におきまして三項目言われております。それは、良質な住宅の供給の促進、多様な住居形態への対応、自立や介護に配慮した住宅の整備と、こう役所らしい言葉が並んでお...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、先生がおっしゃいましたように、人間の年齢も世界一になれば、高齢者世帯というのが二〇〇〇年には約千五百万世帯から二〇一五年には二千万世帯へと、約五百万世帯の増加が見込まれています。そういう意味で、この住宅、世帯数の増ということ、みんな今のように、二世帯、...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 大変、将来の二十一世紀型の居住に御関心をいただいて、皆さん方が希望の持てる住宅造りというものに励んでおりますけれども、今おっしゃいましたように、いざなってからというのは遅うございますので、若いときからバリアフリー化された住宅の取得、あるいは若いときにもバリ...全文を見る
02月12日第154回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○扇国務大臣 今、西川先生が御指摘になりましたように、残念ながら、海外へ行く人たちは千七百八十二万人、おっしゃるとおり世界の十位でございます。そして、入ってくる外国人は四百七十六万人、世界で三十六位というのはおっしゃるとおりでございます。もう一つ、かてて加えて、日本人が海外へ行っ...全文を見る
○扇国務大臣 先生御存じだと思いますけれども、今まで、例えば交通の連結、立体交差等々、上に通っているものが私鉄であったり、国鉄でないものも当然ございます。全国の、この連結する場合に、今までは助成金が出せない分もございました。また、これを連結して立体交差するために、道路の幅も少し広...全文を見る
○扇国務大臣 今まで十年かかったものが八年、七年あるいは五年でできるということで、アップして、そしてコストダウンが図れるということで、私は、大いに今回の活用というものが広がっていくということで、早めればコストダウンするのは当然ですから、そういう意味では、今までと全然使い方が、重点...全文を見る
○扇国務大臣 おっしゃるとおりだと思いますし、十四年度の予算を見ていただいたとおりで、わかると思います。  ただ、そのときに暫定税率という、御存じのとおり、総理がお答えになりましたけれども、その部分については、多くの皆さん方がそれを減税に回すべきだ、受益者負担だと言ったんだけれ...全文を見る
○扇国務大臣 まず岡田委員のお話で、私は、一番基本が、少なくとも第三者機関で論議されることで、国費を投入しないということと、少なくとも最大限五十年で償還を、上限を設けてしまったという、この縛りの中でどうあるべきかという、これだけは間違っていないわけですから、その中で、今石原大臣が...全文を見る
02月13日第154回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○扇国務大臣 今、五十嵐先生がお示しになった文書、これは公には出ておりませんといいますか、諸井委員長の私案としてお出しになったものでございます。また、諸井委員会を設立して、今まで私が、この委員会というものは九回、十月の二十六日から延々と懇談会あるいは委員会等々、全部これは公表をし...全文を見る
○扇国務大臣 五十嵐先生がおっしゃるように、委員会を立ち上げましたときに、私は、私自身も質問以外は発言しません、しかも、道路局、すべて役人は質問以外のことは発言してはならないと私はたがをはめました。  そして、この委員の皆さん方の自由な論議をしていただきたいということで結論を出...全文を見る
○扇国務大臣 五十嵐先生のおっしゃるのは、過去の経緯を、私は、むしろ諸井委員会の権威にかかわることだという思いから私は申し上げたいと思います。  諸井先生の最後に出されたこの文章、「一体のまま」というのは、だったら何を意味するかというのを考えていただきたい。「一体のまま」という...全文を見る
○扇国務大臣 公共工事の入札に関することですから、私の方から事実としてお答えしたいと思います。  それは、一昨年の十二月、全党一致で、私は、公共工事の入札と契約に関する適正化法を通していただきました。それから以後、何としても公共工事の入札談合、丸投げをやめようということで、この...全文を見る
02月14日第154回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○扇国務大臣 赤松先生にきょうは貴重なお時間にこの質問をしていただいて、私は大変ありがたいと思っております。  と申しますのは、二カ月近くになりまして、何となく国民の意識の中から忘れ去られようとしているという、私、それは大変危険なことだと思っておりますし、また、こういう機会に改...全文を見る
02月15日第154回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○扇国務大臣 今小林先生がおっしゃいましたように、日本の今の住宅事情、これを基本的に私たちは見直していかなきゃいけない、また現実に目を開いていかなきゃいけないと思っております。  住宅というのは、都市生活あるいは地方都市、それぞれの住宅の構成、人数、あらゆる環境、そういうものに...全文を見る
○扇国務大臣 まさに国際空港というのは、国際という看板は那辺にあるかということを考えますと、近隣諸国を見ましても、今国際空港で、一本しか滑走路がない国際空港というのは、国際の看板をつけるのはおこがましいと思うくらいの状況になってまいりました。  そういう意味では、諸外国を見ます...全文を見る
○扇国務大臣 小林先生は東京都御出身でいらっしゃいますから、思われることは当然だと思いますし、私も、今まで羽田で国際便を飛ばすなんということは成田開港以来できなかったことですけれども、今回は道を開き、昨年からこれを実行しているわけです。  今の時間帯の幅を広げるということは、当...全文を見る
02月19日第154回国会 衆議院 本会議 第9号
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○国務大臣(扇千景君) 藤島先生から私に、二点についてのお尋ねがございました。  まず第一点は、公共工事のコスト縮減についてお尋ねがございました。  御存じのとおり、平成九年度から、公共工事のコスト縮減対策に取り組んでおりますし、平成十二年度からは、直接的な工事コストの低減だ...全文を見る
02月21日第154回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○扇国務大臣 大きな御質問でございますから一言で言えないと思うんですけれども、私どもは戦後今日まで、我々日本人の生活水準というものを何を目標にするか、社会資本整備はどこまで達成されれば充実感があるんだろうか、私は、そういう相対的なものを考えられると思うのです。  例えば、道路一...全文を見る
○扇国務大臣 公共工事のむだを省け、また公共工事の率が多過ぎるのではないかという御批判もあることはたしかでございますけれども、例えば、全国眺めてみますと、その地方によっては公共工事が主幹産業になっているところもあるわけでございます。そして、少なくとも、例えば例を挙げますと、一兆円...全文を見る
○扇国務大臣 一川先生がおっしゃった面も私はなきにしもあらずと思いますけれども、私たちは、今日的な日本の姿を見たときに、果たして国際的に日本が、あるレベルをとってみても、どの辺の位置にあるんだろうか。例えば公共工事という中の一つで、空港一つとってみても、果たして世界の中で国際空港...全文を見る
○扇国務大臣 今、一川先生がおっしゃったとおりでございまして、近年の河川事業一つとりましても、ダムの事業一つとりましても、欧米先進国とともども変わってきたことは確かではございますけれども、地形的に、日本という国の地形を考えてみますと、少なくとも日本の地形、日本全土の一割の面積を占...全文を見る
02月22日第154回国会 衆議院 本会議 第10号
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○国務大臣(扇千景君) 黄川田先生から御質問がございましたので、お答えしたいと思います。  公共工事に係るさまざまな不正行為を防止するために、一昨年、先生も御存じだと思いますけれども、公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律というものを制定いただきまして、国、地方公共団...全文を見る
02月22日第154回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○扇国務大臣 先生も既にもう御存じの上での御質問だと思います。それはなぜかと申しますと、国幹審、少なくとも昭和六十二年、これは衆参で全会一致で通ったものでございます。そして、そのときに、平成十一年の十二月に、今の九三四二、これは国幹審で決められております。  けれども、国幹会議...全文を見る
○扇国務大臣 まだ出ておりませんので、それが出た上で私が決定をするという段階でございます。
○扇国務大臣 一度きちんと、もう先生御存じでおっしゃっているんだと思いますけれども、これは昭和六十二年、一一五二というのは衆参両院で全会一致で決まっております。
○扇国務大臣 私は、今先生がおっしゃいました一一五二の、昭和六十二年、一九八七年になりますか、八七年の経済状況と今日の経済状況と、おのずと、だれが見ても、国民の一般の皆さんから見ても変わってきたということで、皆さん方が、財政、特に公共工事のむだ遣いということも多く言われております...全文を見る
○扇国務大臣 三空港の問題に関しましては、今おっしゃったように、今の日本の国際的な現状として、国際空港のあるべき姿はどうあるべきか、基本的に、私どもはそれを考えなければ日本が立ち行かなくなるというのは御存じのとおりでございます。そして、少なくとも、成田も二十五年たってやっと四月の...全文を見る
○扇国務大臣 私は、基本的に、先ほど申しましたように、国際空港というものの利便性を考えたときにどうあるべきかということを考えたときに、関空も片肺だと言いたいんです。  なぜかといいますと、今、伊丹と関空とございますけれども、朝サラリーマンが一番機に乗ろうと思って並んでいても、満...全文を見る
02月26日第154回国会 衆議院 国土交通委員会 第1号
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○扇国務大臣 第百五十四回国会におきます審議に当たりまして、国土交通行政に取り組む基本的な考え方につきまして、私の所信を申し述べたいと存じます。  先週二十二日、JR九州・鹿児島本線におきまして列車追突事故が発生いたしました。多数の方々が負傷されましたことは、まことに遺憾でござ...全文を見る
02月26日第154回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○扇国務大臣 今お尋ねございましたように、残念ながら、日本人は外国へ出てまいります。先生がおっしゃいましたように、支出は多くて収入が少ないという現状は、これはもうずっと続いておりまして、何とか私も、今、第三次産業の中で一番伸びそうなのは観光、先生がおっしゃったとおりでございます。...全文を見る
○扇国務大臣 今西川議員がおっしゃいましたように、総じて物流コストが高い。飛行機賃それから交通運賃等々が高過ぎるというのは、本当に私は何とかしたいと思っておりますけれども、それも含めて、少なくとも観光が約二十三兆円の直接の消費でございます。ですから、そういう意味で、旅行業者が払い...全文を見る
○扇国務大臣 御存じのとおり、本年は友好三十年ということで、大々的なプログラムがあらゆるところで上がっております。  全部のプログラムを消化するために我々としては何ができるかということで、皆さん方からは、平成十二年の八月の日中合意に基づきまして、御存じのとおりその年の九月から、...全文を見る
○扇国務大臣 前原委員お尋ねのとおり、昨日やっと、ソナーで物体があるということがわかりました。そして、いよいよカメラを入れて、どの程度写るかわかりませんけれども、確実に、船名があるか、あるいはどのような様子になっているかをカメラでおさめます。そして、その次には、今回は人的に潜って...全文を見る
02月27日第154回国会 衆議院 国土交通委員会 第2号
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○扇国務大臣 日本の国が今一番はざまになっていると思います。  それは、かつての日本のよさを忘れつつある。二十世紀、何をしてきたんだろう。我々は二十一世紀を迎えました。日本らしさというもの、日本独特の文化、芸術、あらゆる日本の心というものを育てるために、我々は、みんなで、改めて...全文を見る
○扇国務大臣 道路局長が出るまでもなく、私が出しゃばって申しわけないんですけれども、現実的に、森田先生おわかりだと思います、なぜアクアラインの通行量がふえないか。当然なんです。渡った先に何もないからです。渡った先が成田までつながっていれば、料金を下げなくても行くんです。  横浜...全文を見る
○扇国務大臣 私はいつか申し上げたと思うんですけれども、本四架橋もアクアラインも、公共工事の最大のむだ遣いだと言われます。それは、政治判断の間違いもあったかもしれませんし、その当時は、行け行けどんどんで何かしようといった気持ちもわからなくはありませんけれども、今申しましたグランド...全文を見る
○扇国務大臣 平成十二年、四千円を三千円に下げました。一年間は交通量が三割ふえました。現在、一年間だけで、今また下がっております。それは、交通量が下がったのは、三千円に下げたのでみんな通ったのですけれども、やはり先がないからというので、また今減っています。済みません。
○扇国務大臣 御存じのとおり、バブルになって都心に住めなくなった。また、私は、住まいをつくるというのは人生の中で最大の行事だと思っています。それができなくなって、ドーナツ現象で、あえなく安い郊外に住宅を求めるようになって出ていった。けれども、自分のうちを持てたけれども、通勤時間に...全文を見る
○扇国務大臣 今おっしゃいましたように、二十一世紀の国際社会の中で国際都市というもののあり方はどうあるべきか、国土交通省として、二十一世紀の国際都市の条件というものがどうあるべきか、また、そこに働く、住まいする人たちがどういう条件を満たされれば幸せになれるか、幸せを感じられるか、...全文を見る
○扇国務大臣 基本的なことなので、何からお話ししていいか今迷っておりますけれども、それは、我々は、今日、日本というものが世界の中でどのような位置を占めているのか、また、二十一世紀に入って日本が何をしなければ日本として生きていけないのか、その基本を私たちのこういう場で御論議いただき...全文を見る
○扇国務大臣 私も四十数年ドライバーでもございます。それで、高速道路で高い料金を払ってなぜ高速で走れないのか。あるところではすいすい、確かにこれは高速のお金の値打ちがあるなと思いますけれども、だんだん高くなった。一番最初、私が高速道路に乗ったときは百円でした。オリンピックでした。...全文を見る
○扇国務大臣 御指摘になったことは公共工事にとって大変大事なことだと思っております。  数字の上ではいろいろ出ております。今私の手元にも公共工事の乗数効果に関して、また、いろいろ内閣府が公表しているものも既に先生もお持ちだろうと思いますので、細かい数字は余り並べ立てても意味がな...全文を見る
○扇国務大臣 今私もその数値をもちろん手にしておりますし、また見ております。  それで、この中で私一つ言えますことは、世界レベル、ここにも、先生お持ちだと思いますけれども、世界経済モデルというものの第一次版からずっと続いております。それと日本。  例えば、ちょっと裏話的で申し...全文を見る
○扇国務大臣 私もずっと言っておりますけれども、二十世紀はハードの世紀、二十一世紀はソフトの世紀と申しております。そのソフトとは、今おっしゃったとおりの、環境を加味した、あるいはバリアフリーに心をいたした、それが公共工事の二十一世紀型のソフトの部分であろうと思っております。  ...全文を見る
○扇国務大臣 おっしゃるとおりだと思いますし、私どもはそのつもりで頑張っておりますし、少なくとも私は、大臣に任命されてから、今までなかった法律をつくったり、あるいは特に今申し上げたいことは、国土交通省、四省庁を統合しました。この四省庁を統合して、縦割りの壁をなくすというために、全...全文を見る
○扇国務大臣 一つだけ例を挙げさせていただきますけれども、御存じのとおり、昨年度、公共工事の見直しをしようということで、与党三党等々で、公共工事で百八十七の事業を見直そうということになりました。先生御存じだと思いますけれども、この百八十七の工事を中止するために、全国で三百回にわた...全文を見る
○扇国務大臣 今から法案を御審議いただいて第三者機関を決めていただきますので、私がその法案審議に入る前に予見を持った発言をすることは私は差し控えたいと思いますけれども、ただ、根本だけはきちんとしておきたい。それは国土交通大臣としての責任でございますので、所見の一端をぜひ聞いていた...全文を見る
○扇国務大臣 国土交通省が諸井さんという人を座長にして道路公団のあり方懇談会をして、そして朝に昼に、オープンにして、集中的に審議していただいた。  民間というものはどうあるべきか。収入と支出が違ったら、これは民間じゃないんです。株式会社というものは、入りがあって出があって、それ...全文を見る
○扇国務大臣 先ほども樽床先生との論議の中で、都市というものの条件はどういうものか、特に、国際という看板をつけたときにはどうあるべきかということを少し申し上げましたので、もっと違った点から阿久津先生にも申し上げたいと思います。  都市というものは、近くで、そして仕事の効率が上が...全文を見る
○扇国務大臣 条件はいろいろあります。挙げていれば切りがありませんけれども、気持ちよく生活ができ、そして、たとえ夫婦げんかしても、周りの景色を見ているとお互いがつまらないなと思えるようになって、自然の偉大さを感じて自分の生活がいかに小さいかということに気づくような、それくらい大き...全文を見る
○扇国務大臣 伴野先生おっしゃいますように、本来は私が全部書けばいいのかもしれません。けれども、役所にはそれぞれの担当がございまして、それぞれの能力を持っていらっしゃいます。やはりこれはこれで、例えば白書一つをとっても、大臣の思っていることをもっと白書に入れたいとか、所信もすべて...全文を見る
○扇国務大臣 必ずしも数で物事を判断できるとは私は思っておりません。やはり、それ相応の意見をなるほどなと思って取り入れていただける、数は少なくても貴重な意見というのは男とか女にかかわらず私は取り上げるべきだと思っています。  けれども、先生今おっしゃったように、数も大事だ、確か...全文を見る
○扇国務大臣 少なくとも、今の海上保安庁の警備体制と、今後のあり方も含めて考えていかなければならないと思います。  そういう意味では、私は、今の海上保安庁は、少なくとも海上警察としての、幾つかの問題点があるというか、役目の中でしなければいけない海上保安庁の任務があろうと思います...全文を見る
○扇国務大臣 行けばいい、見ればいいというものではありません。そう思います。見るにこしたことはないと思います。  ただ、現段階では、御存じのとおり、不審船問題もあり、国会もあり、予算もあり、委員会もあり、とても予算成立までは他府県に視察に出るという許可が得られません。つい先日で...全文を見る
○扇国務大臣 今赤羽先生がおっしゃいましたように、絶えずマスコミに、公共工事の入札に関する談合、丸投げそしてあっせん、あらゆる記事が出るたびに心を痛めます。  それと、国土交通省、全職員と言ってもいいでしょう、私が言っておりますことは、何としても、少なくとも皆さんから預かった税...全文を見る
○扇国務大臣 先ほども、午前中御論議いたしました、第三次産業の中の主幹事業になるのが観光でございます。そういう意味では、観光の大切さ、特に日本は他国にないものを持っている、日本特有の文化をぜひ諸外国に見ていただきたいという、大事な観光資源がございます。  ただ、問題は、先ほども...全文を見る
○扇国務大臣 先生も兵庫県の御出身、私、神戸っ子でございまして、最初に神戸港の地位が低下したことを言われて、私も情けない思いをしております。  ただ、一つ、私が今一番大事だと思っておりますのは、港の受け入れ態勢です。二十四時間フルオープンしても、果たして受け入れができているかど...全文を見る
○扇国務大臣 二十一世紀、環境を重視するということは午前中も申し上げました。そして、ビルの屋上に緑をということも、都市緑地保全法という法律で、これは強制ではありませんけれども、緑を確保しなきゃいけないということも法律化いたしました。  それから、バリアフリーですけれども、バリア...全文を見る
○扇国務大臣 おっしゃるとおりでございまして、海上保安庁が、昨年、あのように命を賭して、海の警察隊としての限界以上のことをしました。それは日本の戦後の中で、狙撃されたという経験も初めていたしました。そして、「あまみ」という船、見ましたけれども、これも百数十発の被弾をしながら、まし...全文を見る
○扇国務大臣 国土交通省、四省庁統合させていただいて、新たに陸海空、あらゆる面で国民の生命財産を守るという大前提に立つ役所でございます。  そういう意味では、午前中も申しましたけれども、二十世紀、ハードの世紀で、今日の日本をつくったという自負もございます。けれども、その陰で、ハ...全文を見る
○扇国務大臣 きょうも午前中からいろいろな都市再生の話が出ました。  日本の中で、国際都市と、大都市と、中都市と、そして地方の中心市街地と、果たしてどういう位置関係にあるべきかということ、それも含めたのが私のかねて言っているグランドデザインの一つでございます。  日本の中に国...全文を見る
○扇国務大臣 午前中にもその課題が出ました。国土交通省が長期計画を立てております。その大半というものが平成十四年を最後なんですね。そして、十五年度から新しい長期計画に入るという、今ちょうど大事なところへ来ております。  そういう意味で、午前中も御答弁いたしましたけれども、十年計...全文を見る
○扇国務大臣 あってはならないことが何度も何度も起こる。私、まず聞いたのです。一般のドライバーでも、車庫に入れるのに後ろの壁にぶつかりそうになったら、停止線、今センサーでわかるのです。前に列車がいるのに、前に物体があるという、センサーをどうしてつけられないのと聞きました。そうした...全文を見る
○扇国務大臣 今まで何度もこの委員会でも、しかも、一昨年十二月に皆さんに通していただきました公共工事の入札と契約に関する適正化法、この法案を通すときにも多くの皆さんに御意見をいただきました。そして、昨年の四月一日からこの法律が施行されまして、特にこの法案が確実に実行されるように、...全文を見る
○扇国務大臣 先ほどから日森先生、都市再生ということでいろいろ御見識も伺っておりますけれども、午前中からも、先ほども伴野先生ですか、森ビルの現地まで見に行ったというお話がございまして、何年前のものと今と見たらというお話もございました。  私どもは、今回十四年度予算におきまして、...全文を見る
○扇国務大臣 先日来、予算委員会でも西川先生から観光産業の話が出てまいりました。きょうも朝から観光の話がこの委員会でも出ました。西川先生が国土交通省のこの資料、旅行産業の日本経済への貢献というこの資料も今御披露いただきました。  私は、けさも申し上げました。第三次産業の中で観光...全文を見る
○扇国務大臣 西川先生にワールドカップサッカーのお話も出していただきました。  世界で初めての韓国との共催、そういう意味では、世界に日本の対処が評価される、あるいは地に落ちるのか、評価していこうという機運が上がるのかどうかという、私は瀬戸際を迎えていると思います。  そこに間...全文を見る
03月01日第154回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第1号
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○扇国務大臣 国土交通省関係の平成十四年度予算について、その概要を御説明申し上げます。  平成十四年度一般会計予算に計上いたしました国土交通省関係予算額は、七兆千四百八十五億円であります。  このほか、自動車損害賠償保障事業特別会計、道路整備特別会計、治水特別会計、港湾整備特...全文を見る
○扇国務大臣 今るる御論議いただきましたお話を伺っておりまして、少なくとも、いかに地方の個性を出すかが私は今後重要な課題になってくる。どこへ行っても何々銀座で、全国が銀座ばかりでは困るのでありまして、そういう意味では、いろいろな地方の個性を出す独自の文化とか伝統を継承しながら、商...全文を見る
○扇国務大臣 今るるお話を伺っておりまして、千葉ニュータウンの皆さん方の現状をお聞かせいただきました。  私は、もともと千葉ニュータウンを計画したときに、一番最初に人口三十四万、三十年前にその計画をし、なおかつ、それが変更になって十九万四千何がし、そういう人口の変化によって利便...全文を見る
○扇国務大臣 今お話にございましたように、都市鉄道、御存じのとおり、大都市圏におきます通勤とか通学とか、あらゆる輸送の確保、そういうものの都市機能の維持ですとか増進を図っていくという上には大変重要な役割を果たしている、これはもうおっしゃるとおりでございまして、日ごろ、なるべく私も...全文を見る
○扇国務大臣 四国、三本の橋がかかって便利になって、私たちも、いつでも四国へ行けると思うようになりました。  ただ、残念なことは、今冒頭に先生がおっしゃいましたように、便利になったけれども、三本の橋がかかってから四国の経済状況はよくなっていない。事実です。そして、私にもよくおっ...全文を見る
○扇国務大臣 今、大石局長の答弁したとおりでございまして、今後の論議、また国幹会議の結論を待つということで、手順を踏んでいって考えていきたいと思っております。
○扇国務大臣 今、室長と局長の両方の答弁をお聞きいただいたらわかると思いますけれども、第三者機関が論議したものを総理に御答申をお出しになり、そして、それを踏まえて、私どもは、今後の各路線の整備計画は国幹会議によって今までどおり論議し、その結果、国土交通大臣が認可してそれを整備して...全文を見る
○扇国務大臣 先ほども遠藤先生から、それらしき同じような御質問をいただいて御答弁をしたところでございます。  この高速道路の個別路線の見直し、どういう基準でと今おっしゃいましたけれども、まだ基準まで申し上げるに至っておりません。それは、特殊法人等の整理合理化計画に示された基本方...全文を見る
○扇国務大臣 目安ということでおっしゃられれば、十四年中にという、私、さっき度とついたそうですけれども、十四年中でございますので、できれば、十五年度予算に影響してくるものでございますから、本来であれば十五年度予算を決定するときに何らかの形があれば理想的だなと、私自身としてはそう思...全文を見る
03月04日第154回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第2号
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○扇国務大臣 今、谷田先生がお話しになりましたように、本来、海運王国とまで言われました日本でございましたけれども、残念ながら、今、谷田先生がお示しになりましたように、神戸が四位から二十三位と、この二十年間で下落してまいりました。また、横浜、東京、今先生のおっしゃるとおりでございま...全文を見る
○扇国務大臣 私どもは、どうすれば国際競争力を維持できるか、そのことに思いをいたしまして、船舶が入港してから貨物をおろします時間がどれくらい国際的に差があるのか、それを検証しておりますところですけれども、日本では、港へ荷物をおろしますのに二、三日かかる。これでは勝負になりません。...全文を見る
○扇国務大臣 我が国の国際コンテナターミナルの整備状況、おっしゃるとおりでございます。  今後輸送力の効率を図ろうというそのために、コンテナ船の大型化が急速に進んでおりますので、世界の主要港におきまして水深十五メートル以上の岸壁の整備が進められておりますのは御存じのとおりでござ...全文を見る
○扇国務大臣 我が国の臨海部には多くの産業が集積しております。そういう意味では、今後、港湾を活用した資源の輸入あるいは製品の輸出を通じて我が国の経済発展に寄与してまいりたい、そういうふうに考えておりますけれども、今までも努力してまいりました。  近年のグローバル化あるいは産業構...全文を見る
03月05日第154回国会 衆議院 予算委員会 第20号
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○扇国務大臣 過日、二月の二十六日、そういうお問い合わせが国土交通省北海道局にあったそうでございます。そして、あるマスコミから、こういう文書を御存じですかというお問い合わせがあったそうですけれども、北海道局としては、その当時、調べたけれどもわからないということでお返事したと。そし...全文を見る
○扇国務大臣 私もこの記事を拝見してから、少なくともこういうことはあってはならないことでございますので、これを調査を依頼しました。事務次官、官房長、局長とチームを組みまして、現在二十六名から事情聴取をいたしました。そして、事情を明快にして、昨日その報告を受けました。  そして、...全文を見る
○扇国務大臣 私は、おっしゃるとおりだと思いますし、先ほど申しましたように、北海道開発庁五十一年の歴史の中で、少なくとも北海道開発庁を設置した目的外の何らかの働きかけがあったのであれば、それは私は厳重に調べて、そして北海道開発局の、当時、人事等も含めてどういう圧力を感じたのか、な...全文を見る
○扇国務大臣 北海道、私どもいろいろ調べたいと思いまして、また国土交通省に監察官というのがおりますので、この委員会が終わり次第、きょうは監察官を集めまして調査をしてもらうということに決定しておりますので、来週の火曜日ごろまでにその結果をお知らせできるようにしたいと思っております。
03月06日第154回国会 衆議院 予算委員会 第21号
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○扇国務大臣 こういう委員会を通じて、まさに国会議員の基本たる基本が論議されて、その基本すら守られてないというようなことが表に出てくる、まさに国民の皆さんが政治不信になる元凶を我々自身がつくっているのであれば、私は大変残念なことだと思いますし、私は、今まで、行け行けどんどんという...全文を見る
03月07日第154回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○国務大臣(扇千景君) おっしゃるとおりでございまして、私は今の千四百兆の五〇%以上が老人だという、そのアンケートを取りましたら、なぜ預貯金をするかという一番の大きな理由が老後の不安ということでございました。それは子供が面倒を見てくれないと、そういうことで今核家族化して親子が一緒...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今回、今の社会現象を考えまして、何としても、国際都市というものが低下しておりますので、都市再生というものを目玉にして、しかもそれが経済に大きく寄与する、こういう政策を取っていこうということで、都市再生の特別措置法におけます都市再生緊急整備地域、こういうもの...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 初期の、戦後多くの公団が夢を持ってきてくれてそこに多くの人が利用していただきまして、ただ、今御指摘のように老人が多くなって、しかもこれがゴーストタウン化していないかというお話ですけれども、まだゴーストタウンとまでは行かないという数字でございます。けれども、...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) PFIは、小泉内閣になりましてから、都市再生も含めまして大転換をしていこうということで、各役所に幾つか営繕を持っております。また、この霞が関の周りを見ましても、営繕が今まで一手引受けといいますか、だれもPFI、民間が入ってこなかったと。こういう状況を変えよ...全文を見る
03月08日第154回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○国務大臣(扇千景君) これも海上保安庁と警察、両方でございますので、数だけ簡単に申し上げさせていただきたいと思います。  平成十三年の近々のトータルでは、合計で四百十五名でございます。
○国務大臣(扇千景君) 絡んでと言われると困るんですけれども、これは全く絡んでおりませんで、少なくとも私どもは、海上保安庁、命を懸けて日本を守るという、海の警察官としての任務を全うしております、現段階で。  そして、この不審船に関しましては、二月の二十五日から三月の一日までとい...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) いろんなことを今おっしゃいましたけれども、少なくとも国土交通省、ある意味では公共事業が本当に注目されておりますし、少なくとも切れ目があってはいけないということで、今予算を御審議いただいておりますけれども、この予算が通った後で、各地方自治団体の審議をして実行...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) せっかく昨年の通常国会で公共工事の入札と契約に関する適正化法、通していただいたにもかかわらず、まだこうして事件が続々と出てくる。昨年の四月からこの法案を施行していますから、それ以後は私、許さないと言っているんですけれども、現在もまだ過去のこととはいいながら...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、白浜委員がおっしゃいましたように、少なくとも十三年度の一次補正予算、これ五十億増やして今百億あるわけですね。けれども、御存じのとおり、今実際的に調べましたら、受注者の皆さん方が自由にこれを発注者の個別の承諾を得ないでよそへということで、危なくなったとこ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) ですから、そういう意味では私たちも広げようというふうに努力していますけれども、今申し上げました、やっぱり危なくなっていろんなところへ売っていくということがないように、これを注視しながら、ましてそれを保証して、一つだけのところであれば、今、金融機関でも政府金...全文を見る
03月11日第154回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○国務大臣(扇千景君) 最近、特に政と官の問題が大変話題になっておりますし、まして国土交通省、公共工事というものがたくさんございますので、私は、大変大事な場面であるというふうに拝聴をいたしました。  全部が全部ではございませんけれども、私は、少なくとも公共工事、一昨年、公共工事...全文を見る
03月12日第154回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○国務大臣(扇千景君) おっしゃるように、今朝も私、記者会見しておりますので、御必要であれば御提示させていただきます。
○国務大臣(扇千景君) 経審の話は私どもではございませんので、これに関しては私は外務省にお聞きいただきたいと思いますけれども、うちが下げたのではないということでございます。  それから、今、選挙に負けた人たちはどうのこうのというお話がございまして、これは野幌の東地区の問題で先生...全文を見る
03月13日第154回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第3号
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○扇国務大臣 大変重要な案件でございますけれども、時間が迫っているようでございますので細部に至っては遠慮したいと思いますけれども、一つだけ私は申し上げておきたいと思います。  今のお話でございますけれども、私ども、手元で調べておりますのは、山形の自動車道におきます保全工事の入札...全文を見る
03月13日第154回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第3号
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○扇国務大臣 本法律案の御提案に当たりまして、委員長及び委員各位の皆様方の御見識に深く敬意を表したいと存じます。  政府といたしましては、豪雪地帯の現状にかんがみまして、本法律案につきましては特に異存はないというところでございますけれども、この法律案が御可決いただきました後には...全文を見る
03月13日第154回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○国務大臣(扇千景君) 今お話ございましたように、元々この売り掛けの債権の融資制度、これは工事が済まないと融資されないという点がございます。けれども、今、先生御指摘のように、下請のセーフティーネットの債務保証というのは、これは工事の途中、工事中、これでも受けられるということで、そ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 昨日の私が公表しました報告書の中身の細部にわたってのことでございますけれども、地元企業を入札に参加させるようにという要請、どういう要請かという、具体的に申し上げます。  これは、釧路の財務事務所、釧路の地方法務局、釧路の地方気象庁気象台などが入居する釧路...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) そこまでの御指定はございません。地元業者をということだけでございましたけれども、北海道開発庁はAランクのみということで規定どおりになったということでございます。
○国務大臣(扇千景君) 今申し上げたとおりで、どこを入れろという御指定はございませんでした。報告によりますと、地元企業を入札に参加させるようにと、そういう御要請を受けたということでございます。
○国務大臣(扇千景君) 私は、たとえ国交がない国であっても、我々国民、国家の安全を図る上で、特に最近日本の安全神話が崩れ掛かっております。そのことに関して私は大変な危惧を持っておりますので、あらゆる手段を取って、そして日本国として言うべきときには言う、行うべきときには行うという国...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 私は、この事案が起こりまして以来、一貫して私は、なぜこういうことが起こったのか、何の目的で日本に近づいたのか、あるいは日本に既に近づいた帰りなのか、その目的が分かりませんし、また漁船を装いながら重武装しているという、初めて戦後、日本の海上保安庁が襲撃されて...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、広野議員がおっしゃいましたように、海上保安庁、防衛庁との連携を密にするというのは当然のことですけれども、初めての事案でございましたので、まだ、平成十一年というのはありましたけれども、被弾したのが初めてでございましたので、その意味において今検証しておりま...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) このところ、建設業界、大変苦しい状況が続いております。全国五十八万業者とも言われておりますけれども、公共事業の受注は二〇%低下しております。そういう意味で、それぞれの業者が生き残るためにいろんな策を講じております。  先生はお地元ですから、あえて一つの佐...全文を見る
03月14日第154回国会 衆議院 本会議 第13号
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○国務大臣(扇千景君) 都市再開発法等の一部を改正する法律案及び都市再生特別措置法案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  都市は、我が国の活力の源泉でありますが、今日、慢性的な渋滞、緑やオープンスペースの不足など、多くの課題に直面いたしております。また、近年の急速な情...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、国土政策と都市再生の融合性、総合性についてのお尋ねがございました。  効率的な社会資本整備の推進や国際競争力のある国土づくりに向けまして、かねてから、私は、国土交通省として日本のグランドデザインをつくりたいといって取り組んでまいりました。その中でも、...全文を見る
03月14日第154回国会 参議院 国土交通委員会 第1号
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○国務大臣(扇千景君) おはようございます。よろしくお願い申し上げます。  第百五十四回国会における御審議に当たりまして、国土交通行政に取り組む基本的考え方につきまして、私の所信を申し述べたいと存じます。  昨年十二月に発生しました九州南西海域不審船事案に関しましては、海上保...全文を見る
03月15日第154回国会 衆議院 国土交通委員会 第3号
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○扇国務大臣 おはようございます。  ただいま議題となりました都市再開発法等の一部を改正する法律案及び都市再生特別措置法案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  都市は、我が国の活力の源泉でありますが、今日、慢性的な渋滞、緑やオープンスペースの不足など、多...全文を見る
○扇国務大臣 古賀一成議員の御指摘は大変大事なところでございますし、今、日本の中に世界の中で国際都市と言われる資格のあるものがどれだけあるか、そういうこと自体も私は大いに問題になっていると思います。  例えて例を挙げますと、東京で国際会議というものがどれくらい開かれたかというこ...全文を見る
○扇国務大臣 私どもは、今回この法案を改正しますことによって、あらゆるところから英知を結集したつもりでございます。  それは、今の日本の現状、古賀議員が指摘なさいましたように、一時、バブル期、余りにも土地が上がって、郊外にドーナツ現象で、持ち家制度というものがありましたから、こ...全文を見る
○扇国務大臣 今回初めて適用されるものですから、法律の解釈、これは皆さんにぜひ徹底していただきたいし、また御理解いただいて協力していただくためにも、明快にしておかなければならないことだと思っております。  そして、この都市再生の地域の指定の考え方というのは、法令上の要件というも...全文を見る
○扇国務大臣 古賀議員はもともと建設省にお入りになって、その件に関しては理想もお持ちでしょうし、また、そういうノウハウをこういう委員会でお互いに披瀝し合ってよりよいものにしていくという有意義な御意見だろうと私は思っております。  けれども、私は、今回の法案によります都市再生の緊...全文を見る
○扇国務大臣 今回の法案はまさにそこでございまして、今までは、民間の意見を聞きなんていう、あるいは民間が主導というようなことはかつてなかったことでございます。それが、今回は初めて、民間の主導によるということが都市再生本部の中で明示されております。  それと、私が申し上げたいこと...全文を見る
○扇国務大臣 今、古賀議員からいろいろ御提案もございました。今、上海の話も出ました。私は、うらやましいなと思いながら聞いておりました。  それは御存じのとおり、一九八二年、中国は高速道路ゼロでございました。それが、二十年間で、今、中国の高速道路は一万六千三百十四キロできています...全文を見る
○扇国務大臣 今回の件に関しましては、古賀議員から、民主党の材料だけでも四十数件あるんだ、まだふえるようだと、きょうの委員会の冒頭におっしゃいました。  私は、一国会議員としても、予算委員会等々拝聴しておりまして、よくもこれだけ動けたものだなと、正直申し上げて。私、全国区でござ...全文を見る
○扇国務大臣 既に予算委員会でも一時この組踊劇場のことは話題になりましたので、調査いたしまして、私にも報告書が上がっております。ただ、今私に上がっている報告書の中になかったことは、今議員が質問なさいましたメンテナンスにも絡むような、室内装飾とかそういうものの下請業者の数までが私の...全文を見る
○扇国務大臣 住みたいところというと、それぞれ個性がありまして、欲を言えば切りがないと思いますけれども、少なくとも、私は心休まるところに住んでいたいと思います。それは、仕事をまだ持っておりますので、間もなく引退するでしょうけれども、引退したときと仕事をしているときの理想というのは...全文を見る
○扇国務大臣 私は、そのため、今回思い切った法案を提出させていただいていると思います。  それは、東京という限定をなさいましたので難しいんですけれども、今、東京、何かのコマーシャルで東京砂漠というコマーシャルがありましたので、まさに東京砂漠になりかねないような状況であると。あら...全文を見る
○扇国務大臣 私の住まいも調査されているようで、私はもうそこに四十数年住んでおります、四十何年になりますか。おかげさまで、私は東京の中では残されたとても安らぎの町だと思っております。ただ、すぐそこまでデパートができておりますし、もうどんどん変わってまいりまして、NHKもやってまい...全文を見る
○扇国務大臣 私は、それがまさに小さなグランドデザインだと思うんですね。日本全土のグランドデザインではなくて、その町が、その市がどういう都市計画をしていくか、その基本がない限りは無理だと私は思うんです。けれども、日本は国土が狭くて、日本の全土の三%しか居住区がないわけですね。それ...全文を見る
○扇国務大臣 基本的には、やはり、都市計画がきちんと立案できるかという原点に戻ると私思うんです。  今局長から話しましたように、少なくともヨーロッパでは、例えばイタリーを例にとっても、高さ制限はもちろんのこと、色の指定もあります。会社の名前は挙げませんけれども、イタリーに、メー...全文を見る
○扇国務大臣 前回、一般質問でいろいろなことを阿久津委員に聞かれまして、私も思っていることを思っているままに申し上げましたので、そんなにいいことをたくさん言った覚えはありませんけれども、真実を申し上げました。ふだんから思っていることでございますので。  今回の法案の中で一番大事...全文を見る
○扇国務大臣 これは私、どうしても、日本橋を知っている子供、日本橋ってどこ、わからない、見たことない。ふだん通っているのです。通っていても気がつかないぐらいわからない。それは今、日本橋の上を首都高速が二重にカバーしてしまって、日本橋自体が薄暗くて、あの日本橋と書いてあるもの自体が...全文を見る
○扇国務大臣 今、長年御一緒に勉強しました東先生からいろいろなことを言われ、また東先生御自身が東京にお住まいになり、また協力員として世界じゅうに派遣されて、いろいろなところを見ていらしたと思います。それに比べて、今、東京が世界の中でどれくらいの地位を占めているか、また世界の皆さん...全文を見る
○扇国務大臣 私は、戦後今日までなぜそれができなかったのか、なぜ現在の日本の都市、そして国際都市が疲弊したのか、その原因を考えたときには、それは、少なくとも規制緩和しよう、地方分権もしようと言っているけれども、それぞれの地方がそれだけの力を持っていない状況にある。また、地方は地方...全文を見る
○扇国務大臣 東先生、よくおわかりだと思います。今日の都市を考えた場合に、なぜこうなったか。一つ物事を進めるにも、あらゆる省庁が縦割りになっていて、道路一つしよう、電柱一つ埋めようと思っても、昔のことでいえば、各省庁全部違う。電気、ガス、あらゆる面で全部申請しなきゃいけない。これ...全文を見る
○扇国務大臣 ただ、それでは、地域の皆さん方が、自分たちの地域の、言ってみれば部分的な、地域でのグランドデザイン、それを自分たちでつくって、そして、東京都なら、先生の選挙区なら選挙区から、東京都にお出しになるということになると、これまた何年かかるかわかりませんね。地域全体で地域の...全文を見る
○扇国務大臣 私は、原点は同じだと思いますよ。  私たちは、今回の法案で、都市再生本部ができたから日本全土に自分たちのグランドデザインを押しつけるというのではないのです。私たちは、地方分権は、国土交通省は最もそうですよ。地方分権の助成金も、今度は各ブロックに全部渡して、自由にど...全文を見る
○扇国務大臣 そのことは、私が最初に国際都市の要件というのを申しました、それと同じであって、都市というもののアクセスをどう考えるか。地域、地域で考えていたのでは、これはできないのですね。  例えば、成田空港ができたのは、あれは一九七八年です。二十五年たってまだ、アクセスを使って...全文を見る
○扇国務大臣 都市再生本部をつくった原点はそこにあります。今私が申しましたように、アクセスのあり方、そして、民と民だけれども、その民と民が一緒にいけるように、両方で切磋琢磨してこれを一本につなげるようにしていけないかと。ですから、今までは、私鉄とあるいはJRとがリンクして、そして...全文を見る
○扇国務大臣 これは法案が通った後で、都市再生本部に各地域から、この法案が通ることによってどれだけの案を持ってきてくださるか、私は楽しみにしておりますので、ぜひ、そういうことであれば、その地区で先生御指導いただいて、都市再生本部に、これだけのエリアをこういうものにしたいんだという...全文を見る
○扇国務大臣 私がまさに、図らずもと言うべきでしょうけれども、分野外の建設大臣になりましたときから、私は日本の国のグランドデザインをつくると言い続けてまいりました。そして、そのグランドデザインもある程度、私が十カ所の地方懇談会をつくって、例えば九州の知事さん全部に福岡に集まってい...全文を見る
○扇国務大臣 今おっしゃるとおりでございまして、一つの例を挙げますと、私が知っておりますところで、ある密集地で、これを解消しようというので、その横の土地に、市の土地でございましたけれども、マンションを建てて、密集地の皆さん方移ってくださいと言ったら、嫌だとおっしゃいました。それは...全文を見る
○扇国務大臣 今、瀬古議員がおっしゃいましたように、過日、共産党の御質問の中で、現物の書類をお見せになって、私は、私どもが聞き取ったものを整理してくだすったのだと思ってお礼を申し上げましたら、いや、あなた、これが現物ですよ、そちらの方が後発ですよと言われまして、失礼いたしましたと...全文を見る
○扇国務大臣 今、南幌町の有力な建設業者であると先生おっしゃいましたけれども、そういう人たちが、果たして入札のときに、例えば通していただいた公共工事の入札に関する適正化法、これによって、そういう強力な談合なり圧力なり何らかのものがあったら、これは少なくとも我々は調べなければいけま...全文を見る
○扇国務大臣 基本的に、現在の国土交通省一つ例にとってみましても、幾ら幾らの工事はAランクでなければ入札できない、入札権利がない、これは決められているわけですね。  例えば、東京都一つとってみても、東京都でAランクというのは五十一社です。そして、これは、今度はAランク、Aプラス...全文を見る
○扇国務大臣 今、私ちょっとおくれて来たものですから今初めて拝見させていただいたんですけれども、私は、政治献金というものは、少なくとも、薄く広くというのが原則であろう。みんなが政治参加するという意識のあらわれであって、それが正常なものであるという時代が来なければならないと思います...全文を見る
○扇国務大臣 先生に今言われましたところ、まさに私たちは、それをしたいと思って法案を提出させていただいているところでございます。  例えば、都市再生特別措置法の第一条の「目的」、ここに書いてございますように、「都市の居住環境の向上」というふうに一言で書いてありますけれども、これ...全文を見る
○扇国務大臣 今、日森先生、理念がないとおっしゃいましたけれども、私は、けさからあらゆることを申し上げてきたと思うんです。法律の中の文言一つ一つにそういう意味を全部含めて、今後、二十一世紀型の国土のあり方はどうあるべきかということを、私、申し上げてきたつもりでございます。その中に...全文を見る
○扇国務大臣 日森議員のおっしゃることもよくわかりますけれども、私は、例えて例を挙げさせていただいて失礼ですけれども、私、神戸出身でございまして、阪神・淡路大震災、七年たちました。いまだに完全に復興しておりません。それは、多くの皆さん方があれだけ大きな地震の災害に遭ったにもかかわ...全文を見る
○扇国務大臣 これが一番肝心なところでございまして、日森議員がおっしゃいますように、この民都機構に関しましては、少なくともチェック機能を課そうということで、このチェック機能として、民間各界の有識者、それによります評議員会を設置してございます。名簿を一々言うのは避けますけれども、二...全文を見る
○扇国務大臣 西川議員がけさ国会へ来るまでにタクシー代が四千六百円、高速代が七百円、時間のロス、高コスト、これが今、事例を挙げられたことだけではなくて、あらゆる面で日本が世界に伍していけない。物流コストが高過ぎて、産業の空洞化、経済の空洞化、あらゆることが起こっているというのが現...全文を見る
○扇国務大臣 今、西川議員が指摘されたこと、私は就任以来ずっと頭の中にあり、各所でも言い続けております。  そういう意味で、我々が、先ほども申しましたが、二十五年たってやっと今回四月に成田が暫定の二本目の滑走路を供用開始いたします。二十五年です。あっという間に隣の韓国では四千メ...全文を見る
○扇国務大臣 このJAL、JASの話に関しましては、私のところに両社の社長が何度もいらっしゃいまして事情説明をいただきました。また、ANAの社長からも事情を聞いております。  きょう、公取からどういう文言の通知が出るかは、まだ私入手しておりませんので、まだ正式なことは言えません...全文を見る
○扇国務大臣 少なくとも、今の現状を私たちは恥ずかしいと思っています。国際的に、船が港に着いて荷おろしをするのに日本は二日から三日かかります。欧米先進国は、船が着いて荷おろしをするのに二時間から三時間です。これでは勝負にならない。そして、二十四時間フルオープンの国際港湾といいなが...全文を見る
○扇国務大臣 今回の法案を通していただくために、今おっしゃったことは大事なことだと思っています。  少なくとも全国に約三万二千カ所の踏切がございまして、今、渋滞の激しいボトルネックというのはこの中で一千カ所ございます。そのボトルネックを解消しようということで連続立体事業を進めて...全文を見る
03月15日第154回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○国務大臣(扇千景君) 政と官の問題は、我々も反省をしながら、また正しい在り方というものをもう一度考え直すいい私たちはきっかけにしていただいた。  それは、国土交通省、少なくとも一年間に四万四千件の入札がございます。特に公共工事、これが多うございます。それで、三月一日の新聞によ...全文を見る
03月18日第154回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○国務大臣(扇千景君) 今お伺いの、国土交通省としましては、今回、都市再生特別措置法案、これを出さしていただきまして、この法案の中では、今まで行われておりました、新たな面としましては、今まで官が独占しておりましたものを、民を入れようということが今回の大きな法案の骨子でございます。...全文を見る
03月19日第154回国会 衆議院 国土交通委員会 第4号
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○扇国務大臣 おはようございます。  今まさに民主党の最年少と津川議員がおっしゃいましたので、私たちは、そういう方にこそ、将来を託すために、こういうグランドデザイン等々についてはぜひ御意見も伺ったり、また、きちんとバトンタッチをしていかなければいけないなということを私はつくづく...全文を見る
○扇国務大臣 これは、さかのぼりますと、二〇〇〇年の七月に初めて私が建設大臣に就任以来、民間の皆さん、あるいは学者の皆さんでグループをつくりまして、グランドデザインづくりの勉強会を何度も開かせていただいて、これは非公式でございましたけれども、私の私的でございますけれども、勉強会を...全文を見る
○扇国務大臣 政府が出しております「フォト」を見ていただいて、参考になっているということで、うれしいお話でございます。  偏っているわけではありませんで、皆さんの御意見をいただいたり、この中でちょうちょうはっし論議するという、この委員会のあり方もそうでございますし、私はあるべき...全文を見る
○扇国務大臣 せっかくのお尋ねでございますから。  完全なテロ対策というのは不可能だと思います。けれども、国土交通省としては、昨年の九月十一日のああいう映像を見て、大変ショッキングなことでございました。そのために、国土交通省としてできることはしようということで、例えば、あれと同...全文を見る
○扇国務大臣 今一川議員がおっしゃいましたように、我々は戦後今日まで、あらゆる面でハードのことをしてきたと思うんですね。道路をつくり、あるいは箱物をつくり、それが二十世紀だったと思います。けれども、二十一世紀に入りまして、私たちは、新たな都市づくり、まちづくり、国づくりをしなきゃ...全文を見る
○扇国務大臣 今おっしゃったとおり、私は大都市だけを考えているわけではございません。一つの事例をもってすれば、今地方の大学を出て地元に就職するというのは北海道と九州が一番でございます。それほど、若者が大学を出て北海道で就職する、あるいは九州で就職する、これが日本の中で一番率が高い...全文を見る
○扇国務大臣 今、大阪の地盤沈下のお話をなさいました。まさにおっしゃるとおりの現状であると私も関西人としては見ております。まして、お隣の兵庫も、阪神・淡路大震災以来もっと落ち込んでおります。大阪だけではない。だから、関西圏が弱いということなんですね。それは、表に出ておりませんけれ...全文を見る
○扇国務大臣 今、大阪の例だけおっしゃいましたけれども、日本じゅうで、第三セクターと称して、お金をつぎ込んで破綻をしているところは、もう新聞の社会面でも、あるいは例を挙げたら切りがないくらい、今第三セクターの破産状態が出ております。  それは、第三セクターであるからということで...全文を見る
○扇国務大臣 おっしゃるとおりで、私が今第二の第三セクターをつくらないと言った言葉で御理解いただけたと思っております。  高い値段で買って、安い値段になって売れないというのは当然のことですし、高いときに買って安い値段で売ったら赤字が出るのは当然のことで、これはもう明々白々でござ...全文を見る
○扇国務大臣 日本国民と日本国のためです。
○扇国務大臣 そのための法案でございます。
○扇国務大臣 そのポンチ絵で誤解があるのかもしれませんけれども、一つの建物だけという意味はございません。少なくとも一ヘクタール以上、そういう枠をはめようということでございますので。そういう一つのあれであれば、今までの国土交通省だけでも十分できる。今度は都市再生本部という、内閣直属...全文を見る
○扇国務大臣 私は、少なくとも地方自治団体、住民の皆さん方、地域の皆さん方の声を聞くということが原点でございますから、ひょっとしたらそういうことも、変更と。全部認定するかどうかの権限でございますから、そのときにそれを少し考え直さなきゃいけない案があるかないか。そのとおりに全部強制...全文を見る
○扇国務大臣 それは、今回の法律を施行する場合のみならず、今の公共事業そのものに対しても、今保坂委員がおっしゃるように、私は、債権放棄あるいは少なくとも更生法に申請をしたところはランクづけも見直すべきであると通達をしておりますので、今回の法律の中の枠だけではなくて、国土交通省の公...全文を見る
○扇国務大臣 失礼いたしました。私、資料提供で何が出ていたのかというのが私の手元に来ていなかったものですから、今盛んに拝見をさせていただいておりました。  少なくとも平成十一年以降は、買うときに相手に公表しますよということを言ってそれを明快にしておりますので、それ以前のことに関...全文を見る
○扇国務大臣 大変時間が参議院でおくれまして、申しわけありませんでした。  今お尋ねの、今度の都市再生あるいは都市に関しての御質問ですけれども、私たちは、少なくとも、自分たちが住んでいる町、ここで再び子供や孫もこの町に住み続けてほしい。愛せる町、それはどんな町か。それはもう、百...全文を見る
○扇国務大臣 昨今、国会の状況を大変心悲しく、国民の皆さんにまず政治に対する不信感が広まっているということを一番悲しく思います。  そして、私ども政治にかかわる人間として、特に国土交通省は公共工事というものが多くて、そして、私、よく言われるんです、扇さん大変ね、一番事件の起こり...全文を見る
○扇国務大臣 一川委員の御疑問というのは、私は、少なくとも我々が認識している中では、これだけの改革をする、かつてないことである。本来は、明治維新であるとか戦後でありますとか、大きな変換期にもっと基本的なものができていれば、私はもっと快適な日本というものがあったと思うのですね。 ...全文を見る
○扇国務大臣 今の御意見の中で一番大事なことは、まちづくりというものは、基本的には地方の皆さん方が案をお出しになる、これが私、原点だと思っております。まちづくりなんですから、町の皆さんの意見を聞く。みんなでどういう町にするかという意見がなければならないと私は思います。  私は、...全文を見る
○扇国務大臣 少なくとも、土地の流動化、そういう意味においては、民間の活力だけではなし得ない部分も多々ある。また、いわゆる公共用地でも、少なくとも今後は、民間に開放して、民間の活力とともに、公共用地であっても民間と一緒になってこれをしていく。例えば皆さん方の宿舎等々でも、今度は民...全文を見る
○扇国務大臣 今、日森先生がおっしゃいました政治献金を受けているではないかというお話とこの人選とは、全く相関性はございません。なぜなれば、少なくとも、今おっしゃった今回の法案に基づいて無利子貸し付け等の優遇措置が行われる、それは国土交通大臣が認定基準に合わせてするわけでございます...全文を見る
○扇国務大臣 日森先生おっしゃいましたけれども、今おっしゃった中の社会資本整備審議会の都市分科会、この中に、今おっしゃった経済学、都市計画学、芸術、文化、そしてまた各多方面に及ぶ学識経験者、地方行政の専門家、そして農業の関係、NPO、そして国、地方の行政経験者、そして民間のさまざ...全文を見る
○扇国務大臣 都市再開発法等の一部を改正する法律案につきましては、本委員会におかれまして熱心な御討議をいただき、ただいま可決していただきましたことに、まず心から御礼申し上げたいと存じます。  今後、審議中におきました各委員の御高見、あるいはただいまの附帯決議において提起されまし...全文を見る
○扇国務大臣 都市再生特別措置法案につきましては、本委員会におかれましては熱心な御討議をいただき、ただいま可決されましたことを深く感謝申し上げます。  今後、審議中に賜りました委員の御高見、また、ただいまの附帯決議におきまして提起されました、都市再生緊急整備地域の指定に当たって...全文を見る
03月19日第154回国会 参議院 国土交通委員会 第2号
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○国務大臣(扇千景君) 今、北岡議員から基本的な御示唆がございました。私どもは、昨今の次から次に出てくるあらゆる負の面というのをどう取り上げ、またどう解決していくか、私は大変重いものを感じております。特に私が申し上げたいのは、国土交通省に関係しますような公共工事に関するもの、そう...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、北岡議員が御質問になりましたように、昭和六十二年、要するに一九八五年ですから、そのときに決められました高速自動車国道の全体計画一万一千五百二十キロ、これに関しましては、私は全会一致でこのときに決められたもの、そのように承知しておりますし、また国幹審、そ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今御指摘のように、社会資本整備も含めまして、国土交通省に関係のございます長期計画というもの、これ十本ございました。そのうちの八本が十四年度で全部切れます。  なぜ今まで長期計画であったかという弊害を私は今指摘しているんですけれども、例えば第何次計画という...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 大変大事なところでございまして、その一つ前の御質問の高速道路整備も含むことですけれども、いろんな地方の皆さんから意見を聞いております。それで、ここに高速道路ができるはずだからといって、都市まではいきませんけれども、中都市といいますか、核といいますか、ここに...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 私は、この事件が発生以来、一貫して国民、国家のために事件の真相を追求すると言い続けてまいりました。そうでなければ、海上保安庁は今後士気が下がります。まして、今回初めて相手から、不審船から襲撃されるというような、しかも相手はロケット弾まで装備するというような...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今御指摘のように、今まで被弾するとは思ったことがございませんでした。四隻の船が出ましたけれども、「あまみ」という船は百十数発受けております。見てまいりました。けれども、操縦席のガラス窓が防弾になっていない。これも私はよく死者が出なかったと、三人の負傷者は出...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 時間を取ると申し訳ないと思いながらも、余りにも歴史的なことを御質問でございますので、経緯と基本的な考え方、これだけははっきりさせていただきたいと思います。  御存じのとおり、成田空港開港しましたのは一九七八年でございます。二十五年たってやっと二本目の滑走...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 住宅金融公庫についての改めてのお尋ねでございますけれども、御存じのとおり、戦後千八百五十九万戸、戦後の建てた住宅の三割をこの住宅金融公庫の利用者が利用していただいて、三割を占める貢献をしてきた、そういう意味では、私は大きな国民の夢を実現してくれた一方、金融...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 事例を挙げての御質問でございますので、余り回り道しないで、その部分だけ的確に申し上げたいと思います。前後、言葉が足りなかったらお許しいただきたい、時間の制限上、失礼させていただきたいと思います。  少なくとも、今おっしゃったように、あらゆる事業形態が考え...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) これも今までも情報公開とかあらゆることをしてまいりましたけれども、藁科委員御指摘のように、今までの事例をもってしても、先ほどから御審議いただいていますあらゆる大きな事業に関しても私は後手後手であったということは否めないと思います。そのために我々は今回は具体...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 元々、藁科委員御存じのとおり、私が旧建設省の大臣に任命されましたときが既に汚職というようなことで、私が就任した経過は御存じのとおりでございます。  そのために、私が大臣に就任しまして一番先にしなければならないと言ったことは、二度とこういう公共工事で国民に...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) これは与党の中でも、与党三党でプロジェクトチームを作って拳々服膺していらっしゃいますし、私はこの際一番有効的なものを、また一番厳しいものをしてしかるべきだと認識しておりますので、法案の成り行き、あるいは検討の結果というものを見定めていきたいと思っております...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 時間が来ているようで長々とは申し上げられませんけれども、今、藁科議員がおっしゃいましたように、四省庁統合、しかも建設省、運輸省、旧ですね、一番利権の親玉みたいな形容をよくされます。そして、私に、よくあんな利権のところに行っているな、こう私の顔を見て言う人が...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 先ほども御質問がございましたけれども、これは日本国民が自分たちの自国は何かあったときに何をしてくれるんだろうという私は初めての体験であったと認識しておりますし、また今回この貴重な経験に基づいて、貴重な税金を、貴重な予算をどこに何を補てんすべきか、どこに使う...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 弘友議員がおっしゃるように、私は、今回の事故で社長が説明に来てくださいまして、るる説明は伺いました。  何としても、私は、できることをしていなかったことはおっしゃるとおりだと思います。  それはなぜかといいますと、一つ先に信号があった。カーブをしており...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 先ほど局長からお答えいたしましたけれども、誤解があってはいけないので、私一つだけ弘友委員に申し上げておきたいと思うんですけれども、規制緩和推進三か年計画、これは平成十一年に閣議決定されておりますけれども、その中で、規制を受ける国民負担を軽減し、技術開発の促...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 大沢委員がおっしゃいます私の過日の発言、そのとおりでございまして、私は懸念を持っているとはっきり申し上げます。  それはなぜか。今の関空の二期工事、そして伊丹の、今の伊丹空港の在り方、果たして伊丹が今のままでいいのかどうか。そして、新たに神戸空港というも...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) ちょっといいですか、その前に。  大沢議員のおっしゃることと、それから私の申し上げていること、必ずしも全面的に一致していないと思います。それはなぜかというと、私は兵庫県出身ですから兵庫県の悪口は言いたくありませんけれども、伊丹というのが兵庫県、そして伊丹...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 現段階では。
○国務大臣(扇千景君) 私は、一市民の声だけではなくて私は国全体で神戸空港というものをどういう位置付けにするのかと、私は、そのことが全体の航空行政から私は感知しなければいけない、また検知しなければいけない、そういう認識を持っております。そして、神戸空港を造る段階で私は、少なくとも...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) もう一つ追加して申し上げておきたいと思います。  それは、先ほど委員がおっしゃいましたように、費用の問題でございますけれども、少なくとも私はこれは神戸市が自治体として地方債を発行すると、二千六百億円。果たして地方債がそれほど今受け手があるかどうか。地方債...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、成田、中部、関空、この三つのお尋ねがございました。  私は、少なくとも、残念ながら、あえて残念ながらと言わざるを得ません、成田が二十五年掛かってやっと二本目が供用開始、しかもそれが一人前ではない、大型ジャンボが無理という、この四千メートル級に達しない...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、るる大沢議員とやり取りをして、皆さんにも御理解いただけたと思います。ただ、今の大沢議員の最後におっしゃいました、関西に三つの空港は要らないから神戸をやめろと、これは短絡過ぎると思います。  私は、今まで伊丹に掛かった少なくとも六千二百三十一億円という...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 委員長。
○国務大臣(扇千景君) 委員長の御指摘ですけれども、私は、今国土交通省として現実に予算も取り、そして行政を行っているわけでございます。けれども、なおかつ、私は、公共工事というものと、そして国の利便性、経済性、そして政策面で新たに見直すべきものはないか論議をするというのが、私はこう...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) どういうことを考えているかというのは、これは一昨年の暮れに入札と契約に関する適正化法を御論議いただいたときに、既にこの委員会でも御論議いただいたところでございますので、その中身に関しては、先ほどもちらっと私申し上げましたけれども、一般の入札に関しては、電子...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今の再編の問題の一つ前に公共工事の入札の話をなさいましたので、私は、電子入札をして混乱を起こすではないかという御指摘がございますけれども、これは一番最初に神奈川県が県内だけでやっておりますけれども、これを全国展開しようということでございます。それが一点。 ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 田名部議員のいつも前向きな姿勢に私たちは党派を超えて賛成ですし、私たちの意見にも耳を傾けていただいて有り難いと思っておりますけれども、ETCの問題一つ取ってみても、これは料金だけの問題ではなくて、車の渋滞と渋滞によるCO2をいかに減らしていくかという基本的...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今日、委員会の中でもこの議論がまず出てまいりまして、私も予算委員会等々で、特に北海道開発庁当時の話等々言われております。また、御質問で山形新幹線の公共工事に関しても、高速道に関しても、新幹線、ごめんなさい、高速でございます。それに関しても御質問が出ました。...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、大変大事な本年度予算の内容についての御質問がございました。  少なくとも、我が国の都市に住んでおります住民の中で、全国民の人口の九割が都市に住んでいるわけでございまして、その半分は三大都市、そしてまたその残りが周辺都市に住んでいるという日本の人口分布...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 大事なところを御指摘いただいたと思っております。私たちは今回の都市再生特別措置法、これは少なくともあのバブル期の、言ってみれば二十世紀最後の負の遺産だと思っております。そして、あらゆるところに虫食い状態であるこの悲しさ、この虫食い状態の土地を何とか活用して...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 少なくとも、交通基本法ということを御指摘でございますし、また、かねがね渕上委員としてはこの交通基本法ということをおっしゃっているのはよく存じておりますけれども、少なくとも私たちは、交通の体系の整備ということから考えれば、基本的に交通インフラというものについ...全文を見る
03月20日第154回国会 参議院 国土交通委員会 第3号
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○国務大臣(扇千景君) 国土交通省関係の平成十四年度予算について、その概要を御説明申し上げます。  平成十四年度一般会計予算に計上いたしました国土交通省関係予算額は、七兆一千四百八十五億円であります。  このほか、自動車損害賠償保障事業特別会計、道路整備特別会計、治水特別会計...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 私はもう最初の、事件発生のときから一貫して言い続けております。  今、海上保安庁長官が言いましたように、何も分かっていないんですね。相手はどこの国から、何の目的で、何をしに来たのか。しかも、重装備するだけの、その重装備はどこから、だれに準備をさせられてい...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 私は、脇委員が少なくとも三十年でしょうか、旧建設省の職員としてあらゆる公共工事、河川も道路も御経験です。そして今、三十年を振り返って横柄であったと、発注者としては、そういう、この委員会で三十年を回顧しながら我が国土交通省の役人に対しても先輩として御忠告とし...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 私は、脇議員が建設省にいらっしゃるときに、もっとそういうことを公表していただいていれば、もっと私は国民に理解が得られたと思います。  役所の中で、国民の見えないところでやっているからこそ怪しまれる、そういう経過もなきにしもあらず。これは、建設省だけではあ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 脇議員の御発言は、そのまま私が国土交通省に、みんなに徹底していることと同じでございます。私は、ETCの認識が国土交通省、道路局長以下道路公団等々もほとんどもっと後退していました。私がETCの機械を入れなかったら外国製にしろと、日本がこれだけ技術が進んでいる...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 脇議員のおっしゃることは、私は思いは同じでございますけれども、これは我が省だけではありませんけれども、この委員会でも私、こういうことを是非議論していただくということは有り難いことだと思っていますし、すべてが法案に書いてあって、この審議会を経てとか、この審議...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 昨日も多くの議員から、皆さんが今回の事件に対する重要性を御認識だからこそ多くの先生方からこの問題が論議されるんだろうと思っております。私もそういう意味では同じ考え方でございます。  ただ、今言われておりますように、野党が、議員辞職勧告という問題が出ており...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今の御質問も昨日から御質問があるのと同じですので、私は同じ答えをしたくないと思っていろんな例を申し上げているのでございますけれども、国土交通省としてこの公共工事の入札に関してそういうことのないようにというのは、同じ質問で同じ答えをしなきゃいけないので少し余...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、池口議員からお話しのように、昨日からもこのことを披瀝しておりますし、国土交通省としては、予定価格を事前に公表するというメリットとデメリット、申し上げたとおりでございます。  重ねて申し上げれば、予定価格が目安となって競争が制限されると、そういう意味で...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) おっしゃることも、我々も同じ願いを持っております。そして、あらゆる手段も、考え得る手段も今実行しつつあります。  けれども、こういう委員会でも皆さん方からいただいた御意見を、こういう委員会の討論の中でより適切なものがないかということを、この委員会の御意見...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) この道路関係の公団の民営化推進委員会と言いますけれども、私は、昨年、少なくとも、十二月の十九日にこれ閣議決定されたわけでございまして、特殊法人等整理合理化計画について、道路関係四公団に代わる新たな組織及びその採算性の確保について、内閣に置く第三者機関におい...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、この委員会の準備委員会というものができておりまして、準備委員会の事務局長ではなくて、事務局次長以下七人かな、八人、事務局次長入れたら七人かな、八人、事務局次長が国土交通省の職員が行っておりまして、総勢、事務局、準備局には八名の国土交通省の専門家が行って...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今の道路特定財源、整備五か年計画というものの中で道路特定財源の暫定税率等々も含まれて決まっているわけですけれども、すべてのものが十四年度で終了いたしますのを委員御存じのとおりだと思います。  そういう意味で、今後十五年度以降、道路の整備五か年計画あるいは...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 元々法律に伴わないものはすべて自由に動かしてもいいというふうに私は端的なあるいは短絡的に思われては、我々はユーザーに返答ができなくなるんですね。  一番現実的なことは、お車をお持ちの皆さん方はこれ車検制度を今受けてくだすっている。そうしますと、この車検の...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 私は、委員会の議論の在り方というのは、基本は私が今日予算説明をしたとおりでございます。  なぜなれば、もう一度、公共工事の部分を今朝私が予算で申し上げたこと、「公共事業予算についても、総額が約一割縮減となる中で、重点分野への予算配分の重点化を進めるととも...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 本年度予算、関西国際空港、大阪国際空港、神戸国際空港。事業費、関西国際空港、九兆四千四百三十億円。いや、違うか、九百四十四億三千億円ですね。いや、九百四十四億三千万円。そして、うち、国費が三百二十七億一千七百万円。大阪国際空港、空港整備事業費、二十三億九千...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 私は、法律で国会の中でするといって決められたことに対して、私は現在は進行しているんです。けれども、私が今日予算のときに申し上げたように、公共事業に関しては、皆さんの意見を聞きながら、評価制度そしてあるいは助成金制度の見直しを努め、地方のニーズをより一層的確...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 続議員は、特に東京都副知事という御経験がおありになって、都市のごみの在り方、またごみの量等々、大変お詳しいので、是非私たちもそういう御意見を拝聴しながら参考にさせていただきたいと思っておりますけれども、少なくともごみゼロ型都市、理想でございます。そして、私...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、続先生お話しのように、私は、この件に関しては東京都石原都知事と連絡を取りながら、本当に考えられないようなスピードというのはおかしいんですけれども、本来はもっと時間が掛かると思いましたけれども、この羽田の再拡張の件に関しましては、現在早期着工、早期完成、...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 有り難い御支援をいただき、より御協力に、御理解と御支援を賜りたいと思いますけれども、私は国土交通省として今まで、今、続議員がおっしゃったように、旧建設、旧運輸の省が分かれていたのでは今回の再拡張の案は不可能であったと思います。そういう意味では、国土交通省に...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 私は、先ほども申しましたように、ちょうど昨日、七年前の三月の二十日が地下鉄サリン事件の当日であり、また七年前の一月の十七日は、私、神戸でございますので、阪神・淡路大震災、これも七年前。ああいう何かがあったときにお体の不自由な人は果たして安全に健常者と同じよ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) これも私は、二十世紀はハードの世紀、それは二十世紀、あの焦土と化した日本を何とかということで道路を造り、箱物を造り、鉄道を造り、空港を造り、ハードの世紀でしたけれども、私は二十一世紀はソフトの世紀だと言い続けております。それは、その二十世紀に造ったものをい...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) これは、私は、国土交通省はあらゆる、先ほども富樫委員がおっしゃったように、普通に動く、そして移動するということが、という最初のお言葉がありましたので、国土交通省としては私は基幹の基礎的な条件というふうにとらえております。
○国務大臣(扇千景君) 国土交通省、御存じのとおり、陸海空でございますので、あらゆる面でこれを適用しなければいけませんので、事務的な数字は局長から答弁させていただきます。
○国務大臣(扇千景君) 私は、現段階では、JR、私鉄、いろいろございます。私も、御存じのとおり、新幹線では、今例を挙げられましたけれども、新横浜も神戸もこれは可動さくでございます。    〔委員長退席、理事藤井俊男君着席〕  そして、私は、ホームドアと可動さく両方ございますの...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今お話しのように、ホーム要員が一番安心だと、また一番早く気が付いてくれるということで、これは全駅配置できればそれにこしたことはないと私もお話を伺って思っておりますけれども、現実的にホームの安全対策上、現段階では、今申し上げましたような対策、少なくとも列車の...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今の富樫議員のお話の中でバリアフリーというものの重要性、また冒頭に私が申しました二十一世紀型の日本の在り方から見れば、バリアフリーというのがいかに重要な位置を占めるか、そして先ほど局長が一日の昇降客五千人のところを率先してやるんだという話をお答えしましたけ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、私もこれが、そもそもJALとJASの両社長が私のところにお見えになって、そしてこの事情説明をされて公取へ届けられたわけですけれども、私はそのときにも申し上げましたけれども、このJALとJASが統合することによって果たしてどうなのかと。国内線というのは、...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) それは違いまして、国土交通省としてきちんと入札基準というもののランク付けがきちんとあって、その基準を変えたというのは私たちではないと。私たちの基準というものは厳然にあるということを申し上げたんです。
○国務大臣(扇千景君) それは私どもではなくて、支援委員会というのがございまして、そこでお決めになったようでございます。
○国務大臣(扇千景君) だから、外務省の支援委員会なんですよ。
○国務大臣(扇千景君) 御心配のとおりでございます。
○国務大臣(扇千景君) あらゆるところで、九月の十一日の同時多発テロ以来、陸海空で国土交通省は対策委員会を開いて対策に取り組んでおります。航空機一つ取ってみても、今、時間が掛かりますから、あえて新幹線の御質問がございましたから新幹線だけに限っていいますと、新幹線の運転席に入れない...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 先ほども環境のお話が出ました。そして、環の、という続先生の、ゼロごみ作戦から環境の問題が論議されたわけですけれども、国土交通省としまして、まず低公害車でありますとか、あらゆる面でこれを確保していこうということで、口幅ったい言い方で国土交通省が一番と言うと他...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) この公共工事の入札と契約に関する適正化法、この中で電子入札と明記してございますので、その件に関して今、渕上先生からお話があったと思いますけれども、少なくとも我々国土交通省関係、一年間に四万四千件近い入札がございます。それを電子化することによってどれだけの費...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今朝からもお答えしておりますように、価格を事前に公表したらどうかということも一つの策だと思いますし、また、今、もう先ほど申しましたように、電子入札をしようということで、今コストを電子入札すればどれくらいということで数字も出てまいりました。公共事業全体で移動...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 私どもは、先ほども田名部議員からもJAL、JASの問題が提起されましてお答え申し上げましたけれども、私たちは基本的には、これは一義的には、JALとJAS、そして公取委の御判断によって、両社が今後どういう形を取っていけるのか、完全統合へ持っていくのか、あるい...全文を見る
03月25日第154回国会 参議院 本会議 第11号
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○国務大臣(扇千景君) 都市再開発法等の一部を改正する法律案及び都市再生特別措置法案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  都市は、我が国の活力の源泉でありますが、今日、慢性的な渋滞、緑やオープンスペースの不足など、多くの課題に直面しております。また、近年の急速な情報化...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) ただいま私に対しまして、少し数が多うございますけれども、御質問いただいております。  まずは、小泉総理は自民党は変わったと明言しているが、自民党は本当に変わったと言えるか、連立内閣に参加している立場から答弁願いたいということでございました。  連立政権...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 八問にわたる御質問をいただいております。  バブル時代の土地投機による住民追い出しについてのお尋ねがございました。  バブル時代には、土地の投機等に、取引の、これに伴うコミュニティーの崩壊といった問題も生じたと認識しております。都市の再開発を進めるに当...全文を見る
03月26日第154回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第4号
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○扇国務大臣 今、私、この資料を初めて拝見させていただきましたので、これが公共事業の還流であるかどうかということは、私は判断いたしかねます。  ですから、これが五〇%以上公共工事を受けているから税金の還流ではないかと言われても、私、調べようもございませんし、今目にしましたので、...全文を見る
○扇国務大臣 今この数字を拝見させていただきまして、おかしいと思わないかと言われましても、自由民主党沖縄県第一選挙区支部というところに米印がついておりますけれども、そこに、正式に政治資金規正法に基づいて届け出あるものであれば、それが還流したお金で献金しているかどうかということは今...全文を見る
○扇国務大臣 今いろいろ資料をお出しいただいておりますけれども、もともと、この国立の組踊劇場、これは、設計の業務というのはWTOの政府調達協定の対象となるということから、広く公募によって参加者を募集するという公募型のプロポーザルであることは御存じのとおりでございます。そして、この...全文を見る
○扇国務大臣 これは、先ほどから申しましたように、公募型で、少なくとも入札するまでに守秘義務がかかっておりますから、それが漏れるということがあったのでは、それこそ公取に届けなければいけませんし、そういう意味では、漏れたということ、また、両議員の介入について、私たちは、かつて御要請...全文を見る
○扇国務大臣 おかしいと言われればおかしいかもしれませんけれども、その事実というものを把握することはできておりません。
○扇国務大臣 私、今この献金の一覧表を拝見させていただきまして、景気のいい会社もあるものだなと思って拝見しております。現段階で、あらゆる公共工事の受注をしている会社、少なくとも、日本じゅうに建設業界、これは五十八万社ありますけれども、みんな苦しい中で頑張っております。沖縄だけがこ...全文を見る
○扇国務大臣 これも、今拝見をさせていただいております資料、御提出でございますので、これが関係あったのかと言われましても、私が調べましたのはいわゆる入札の公平さがあるかどうかということで、政治献金の金額までは私存じませんでしたけれども、少なくとも公共工事の入札工事として、この那覇...全文を見る
○扇国務大臣 そういう言い方をされますと、少なくとも私、国土交通大臣、もう一年以上たっているんですけれども、もっと献金を集めていてもいいし、また、そういう公共工事との連携をということを言われましたら、本当だったら、私、もっと集まっているかもしれません。  けれども、そういうこと...全文を見る
○扇国務大臣 今おっしゃったとおりでございます。  この夕張のシュバローダムというのは、御存じのとおり、国土交通省、そして農林水産省、石狩東部広域水道企業団及び北海道企業局の四者の共同事業でございますし、また、目的は、今御指摘のように、道央圏におきます洪水の調節でありますとか動...全文を見る
○扇国務大臣 今、参考資料を手元に配付していただきました。今、局長とのやりとりを伺っておりましたけれども、私は、少なくとも、国土交通省としては、税金によって公共工事を賄っている、そういうことの基本点に立って、各年度ごとの公共工事の詳細というものは、必要書類を少なくとも会計検査院に...全文を見る
○扇国務大臣 これは、言うように言ってくださいとおっしゃいますけれども、この一件だけであれば、会計検査院が検査されるとおっしゃっていますから私は出てくるものだと思っておりますけれども、一般には、相手があることなので公表できないという基準がございますので、これだけを特別にとおっしゃ...全文を見る
○扇国務大臣 私は、本来であれば、先ほど申しましたように、相手のあることですからという基本はありますけれども、民主党さんがお調べにいらして、これだけはっきりわかるというのであれば、もう既に委員会でこれは公表されたに近いことでございますから、それであれば、それが正しいかどうかは、私...全文を見る
○扇国務大臣 私は、きちんと一般調書として会計検査院に報告してあるわけですから、報告どおりかどうかということぐらいは私は明白にするべきだと思いますし、また、今、開発庁長官として鈴木議員がどのようにこれにかかわってきたのか、どういうふうに問い合わせがあったのか等々も私は明らかにでき...全文を見る
○扇国務大臣 三月十三日でございましたけれども、本委員会におきまして大森議員からの御質疑がございました。私も事実関係について疑問点を持っておりましたので、私は早速日本道路公団に調査を指示し、特にエヌ・エッチ・エスに関しては受注過程を、少なくとも佐藤三郎秘書の影響があったかどうか、...全文を見る
○扇国務大臣 私は、先ほどからこの委員会に出席いたしまして、政治献金等々の御指示も、先ほど民主党さんからも提示されました。これは沖縄の問題でございました。  けれども、私は、少なくとも、今後でき得るならば、これは委員会でございますから、公共工事を受けている会社から政治献金を受け...全文を見る
○扇国務大臣 私は、少なくとも国会の委員会の中で個人名を挙げて疑義を持たれるということ自体が大変残念なことだと思いますし、政治家が国民に不信を抱かれるということはこういうことから始まっている、これが大きな要素でもあるということでございまして、先ほども申しましたように、政治資金規正...全文を見る
03月26日第154回国会 参議院 国土交通委員会 第4号
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○国務大臣(扇千景君) おはようございます。  ただいま議題となりました都市再開発法等の一部を改正する法律案及び都市再生特別措置法案につきまして、その提案理由及びその要旨を御説明申し上げます。  都市は我が国の活力の源泉でありますが、今日、慢性的な渋滞、緑やオープンスペースの...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、松谷議員が御指摘のように、今朝、閣議でこの地価公示を御報告申し上げてきたところでございます。  既に今朝の新聞等々にも載っておりますけれども、現段階でのこの地価の下落状況等々を考えますときに、少なくとも、数字はもう既に先生がおっしゃいましたので、やは...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今お話ございましたように、バブル崩壊後の尾を引いているということは現実でございますし、また事実でございます。まして、そこから経済が浮上しないのと同じように、地価も、今も私が申しましたように、多くの理由によって私はそれが続いているということは現実であろうと思...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) これは、少なくとも都市再生緊急整備地区というのは、少なくとも都市の再生に資するというその原点から、それを、施策を集中しまして、緊急かつ重要な点というのを、市街地の整備を図る地域であることが早急にこれを指定を行うということになっておりますけれども、今回は、こ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 松谷議員の御懸念もごもっともであろうと思いますけれども、少なくとも、都市再生を図るためには、国土交通省のみならず全省庁が協力して、関係府省総力を挙げて取り組んでいくということが私は必要であろうと思っておりますし、また、そのために都市再生本部というのが作られ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、議員からお話しの今回の二法案が成立したときにどういう見通しがあるのかというお尋ねでございますけれども、私は、今回この二法案、思い切ったと、また小泉内閣の目玉としてと仰せいただいたので、より頑張っていきたいと思いますけれども。  ちなみに、昨年、都市再...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 大変壮大なお話でございまして、ポンペイの遺跡ごらんになって、余りにも社会資本整備ができ上がっているということで、私どもも大変今までの二十世紀の、私は負の遺産と言ってもいいと思うものを抱えております。  例えば、長時間通勤でありますとか、あるいは慢性的な交...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 私は、失政ということではございませんで、戦後荒廃した日本をいかにみんなが、あのときには衣食住がなかったわけですから、衣食住が足りるように、少なくとも皆さんが生きていくその保障をするための衣食住を満たそうということが私は二十世紀のハードの世紀であったというふ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 私、それはあると思います。なぜならば、例えて例を挙げさせていただきますと、少なくとも国際的にどうあったかということを考えますと、今までは運輸省、建設省、縦割りでございました。港を造るのは運輸省、道路を造るのは建設省。ですから、港に船が着いて荷降ろしをしても...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) これは衆参で、首都機能移転並びに国会移転に関する国土交通省の意見というよりも、衆参に委員会が設置されておりますから、私は委員会で御検討されるべきものであろうと思っておりますし、現在はこの委員会で御審議中でございますし、少なくともこの移転に関しましては平成十...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、藤井議員からお話がございましたように、それは先ほど申しましたように国土交通省、四省庁が統合しまして、各、例えば建設省にしますと地方整備局、旧運輸省にしますと地方海事局等、運輸局等と、全国に支局が散らばっております。そして、なおかつ国土交通省で四省庁を統...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、議員の宿舎からもにょきにょきと見えるとおっしゃいましたけれども、正にそのとおりであろうと思いまして、私も大変、まあ国会の周りですから、特に気にしております。そのことは私も、後で議員がどのように仰せになるか分かりませんけれども、私は国会議事堂というものを...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 私は正に民間の活力だと思います。そして、六本木ヒルズをごらんになったということですけれども、あの少なくとも十一ヘクタールの中に六百戸の皆さんがお住みになっておりましたけれども、この立ち退きに一軒も裁判沙汰になっておりません。私、これも長年の住民との話合いの...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、藤井議員がおっしゃいましたように、駅というものが中心にまちづくりが発展していくというのはおっしゃるとおりでございます。  そういう意味では、今回、御指摘のように新駅を例えば設置して、そしてその新駅を中心にまちづくりが行われると、そういうような事業も今...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 大変大事なことで、私ども二十一世紀を迎えて日本の国土づくりをどうするのかと。そういうことを改めて検討し、なおかつ今しなければ二十一世紀末、子供や孫の時代に間に合わないもの、そして今まで作ってきたものでも、どうその品質保持をするのに今手を加えなければいけない...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 先ほどから申し上げておりますように、今回この法律を通していただきますと、少なくとも指定したところには、今、先生がおっしゃるような各省の壁を取り外した、少子高齢化社会に対応できる保育所とか、あるいは老人の対応とか、あらゆる介護が可能なものとか、医療施設とか、...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) これは、先ほど余り細かく言えなかったのは、都市再生本部で今まで、昨年五回論議したという中で、それぞれの項目を挙げてございます。その項目を全部読んでいると時間が悪いと思って、私、省略させていただいたんですけれども、今、弘友議員がおっしゃいますように、この中に...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 私どもは、果たしてすべての国民の皆さんに御納得できるような、御理解いただけるようなグランドデザインが描けるとは思っておりません。  それは、個々の御希望なり個々の嗜好なり個々の欲望というものがありますから、すべての皆さんに御満足いただけるものとは考えてお...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 先ほどから申しておりますように、二十世紀、我々は振り返ってみますと、大体官主導で物事というのはやってきたというのが私は大多数の公約ではないかと思っております。そのときに、今現在、新たな、あらゆる、材料一つあるいは機材一つ取ってみても、あらゆるものが日進月歩...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今おっしゃるとおり、都市再生の特別措置法案の重要な私は着眼点の一つであろうと思います。  今回、この法案の大事なところは、今おっしゃいましたように、あらゆる民間事業者から要望を取っておりますけれども、その中には、今おっしゃいました時間リスク等の軽減であり...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 少なくとも、今、富樫委員が御指摘になりましたように、あらゆる、最初からこれが不良債権になり得る土地であると分かって買ったわけではございませんし、少なくとも私は、土地を先行的に取得して、土地の切り売りとか、あるいは若しくは乱開発をしてはいけない、環境も守らな...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今仰せのとおりだと思いますし、私どもは、今回のこの法律によって土地収用法が、今おっしゃったような民間をどうこうということではなくて、あくまでも、今回の場合も、少なくとも都市計画という公的な計画、これはお分かりいただけると思いますし、また、その事業が位置付け...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 私も、この委員会、先ほどもお話ございましたように、私は少なくとも藤井議員がおっしゃったように、国際的にどうなのかという、ポンペイの話をおっしゃいました。国際的に見た場合、日本という国が果たしてどの程度世界じゅうから魅力ある国だと思われているか、私はそこは大...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) おっしゃるとおりだと思います。  今、負の遺産というふうにおっしゃいました。私は、東京がこれだけ若者があこがれる東京だと言われておりますけれども、じゃ一つ例を挙げて東京がどれほど魅力あるものなんだろうかということを考えますときに、私はいつも言うんですけれ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) それは東京都の話でございまして、東京都の都市計画でございまして、これは私いつも申し上げているとおりで、今日まで昭和二十一年のものが五五%。四五%はまだ達成できていない、今おっしゃった計算は旧国土庁で出した計算だと私の認識を持っておりますので、そのとおりでご...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、渕上議員が御指摘のような状況は、これまでのところでは御指摘のような事態は生じておりません。またさらに、今後取得する案件につきましては、少なくとも事業者などの信用審査、これを厳重にし、また公表されました格付のみならず、あらゆる面での私は民間の信用機関によ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今日も多くの先生方からも環境の問題の重視を御指摘いただきました。私どもは、お答えしておりますように、二十世紀のハードの世紀から二十一世紀、ソフトの世紀。ソフトとは何か、二十世紀のハードの上に環境とバリアフリーを加味したソフトの二十一世紀にしたいということで...全文を見る
03月27日第154回国会 参議院 予算委員会 第18号
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○国務大臣(扇千景君) 首都圏の空港の容積、また拡大していくということは、今どうしても急がなければならないと思っております。最重要課題の一つだと思っておりますけれども、この再拡張の事業につきましては多額の資金が要るのはお分かりのとおりでございますけれども、今、早期着工、早期完成と...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 本来であれば、第一種空港でございますから、私はこれこそ公共工事としては必要な公共工事であると認識しております。  けれども、今申しましたように、工法によってどれくらいの費用が掛かるかということで、早期着工、早期完成のためには関係自治体とも綿密に話し合って...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 大変、昨今、今仰せのように、あらゆるところで問題が噴出しております。  昨日も私、これ、昨日の衆議院の決算行政監視委員会ですけれども、この政治献金の事案を、これだけ企業、昨日提出されまして、拝見させていただきまして、あらゆる公共工事とこの政治献金の関連性...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今の魚住議員が御提案になりましたボンド方式、これはヨーロッパでは施行されておりません。アメリカだけで施行されておりますけれども、このボンド制度を導入しますと、落札した人がボンド制度によって引受機構が再審査しますから、落札しても受注ができるかどうか分からない...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 先ほどもこのお話が出まして、そして官と政の在り方、そして公共事業の在り方等々、議題になっております。  けれども、少なくとも私は、一般国民から見て疑義を持たれるようなことをするべきではないということで、私が大臣に就任させていただいてから、初めて、公共工事...全文を見る
03月28日第154回国会 参議院 国土交通委員会 第5号
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○国務大臣(扇千景君) 今、野上議員から佐藤工業のことに関して御質問いただきました。  過日も予算委員会でこの佐藤工業の問題が取り上げられて、私お答えしておりますけれども、少なくとも平成十三年三月期の売上げが約四千億円の準大手ゼネコンでございますので、私は、そういう意味では、今...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) この都市再生の基本方針の中で指定します基準、その基準は私は特に大事だと思っております。そしてこれは、その基準なんですけれども、民間による都市開発のポテンシャルがあって、その都市の再生に拠点となる地域ということで、一番大事なのは地方公共団体の意見等を私は活用...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 私は、今、野上議員がおっしゃったことが一番大事なことであると思いますし、また、民間ディベロッパーにお勤めでその経験がおありになる中で、民間ででき得ることにも大変歯がゆい思いをされた面もあろうと思います。また、官は官で、民間のやっていることに対して向こうの方...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今御指摘になった点は、私は大きな点であろうと思いますし、この都市計画を作っていく上にも、手順がいかに皆さん方に浸透されるかと。例えば、こういう委員会で、あるいは今日も午前中、参考人をお呼びになりましたようなことが多くの皆さん方にオープンに、だれでも、いつで...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 少なくとも、この都市再生を進めていきます上には、やっぱり施設の整備とそこで行われます都市における活動の両方を車の両輪として私は行っていくべきであろうと。それで初めて法案が生きてくると思っておりますので、そういう意味では、税制上の優遇措置というものは規制の改...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) マラケシュに行って、真っ青の青と緑の大地と、そしてすばらしく統一された色彩の居住区、こういう見聞されたことを、私、残念ながらマラケシュを知りませんので、大変今うらやましいなと思いながら拝聴いたしました。  私たちも、そういうものに一歩近づきたいと。まして...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 私、やっぱり矛盾があると思うんですね。それは、何が矛盾かといいますと、先ほど見ていらしたマラケシュの話をされました。これは官が主導してそういう町ができ上がっているんです。民間がばらばらでやっていたのではマラケシュはできなかったと。それは官の主導なんですね。...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 私は、先ほど局長が少し例示を挙げて言ったと思いますけれども、私は今回の法案によって、先日も一昨日のお答えにも申しましたけれども、今現在、私ども、全国の民間の皆さん方で、少なくともおおむね一平米以上で、おおむね三年以内に着手する地方の皆さん方の計画していらっ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 都市の開発をするために公共工事の無駄が、ついでにと言っては言葉が適当でないかもしれませんけれども、都市開発という名の下に無駄な公共工事に費用が掛かるのではないかという、そういう御懸念でございますけれども、私はむしろ、それが今までは無駄であったものが今度の法...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 大変大事な点でございまして、先ほど私が申しました、二十世紀の負の遺産というふうに申し上げたのは、大変、私、残念ながら、都市と地方との原点というのがそういう交通網、そしてなぜ日本の物価が高いか、なぜ日本の運賃が高いか、あらゆるところが、私は物流コスト一つ取っ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 特に多くの皆さん方がその御心配があろうと思います。少なくとも再開発会社によりまして、第二種の市街地再開発事業というものに関しましては、都市計画決定における公的な位置付け、今仰せのとおりでございまして、私たちは、都道府県知事の事業認可、そして地権者の人数と地...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 十人いれば十人それぞれ希望がありますので、私にあえてお尋ねでございますので、私個人の理想といいますか、と思って言わせていただきますと、私、少なくともおかげさまで、ここ十年来世界一の長寿国、しかも今女性が平均寿命が八十四歳、一九一五年には、九十歳、私まだ九十...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、私どもは、昨年五月から内閣の中に都市再生本部を設置いたしまして、その内閣の中で決めたものは総理が本部長で私が副本部長でございます。法案が通れば改めてこれは設置されますけれども、内閣の中で既に昨年の五月から都市再生本部は発足しております。仰せのとおりでご...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 大変大事な視点でございますし、私どもはかつてヨーロッパの人たちからウサギ小屋に住んでいるとやゆされました。けれども、ただ広いだけではなくて、今のお言葉の中にもありましたように、私たちは良質なもの、そして幾つか生活に必要な様々な要件、これを加味していきたい。...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今おっしゃいましたように、御提案させていただいておりますこの都市再生特別地区というのは、既存の用途地域、それの規制にとらわれないということを先ほどから申しておりますけれども、自由度の高い都市計画を定めることによりまして、私は民間の創意工夫を最大限に生かすと...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、換地の特例についてということでの御心配、御懸念、おっしゃいました。今日も、参考人等々でそのお話も出たと私も伺っておりますけれども。  今回創設されますこの今回の高度利用の推進区の制度というのは、都市計画で高度利用を図るべきものとされる地区に限って今度...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 先ほどからお答えしておりますように、それぞれがそれぞれの主張によってばらばらのものを建てていったのでは私は本当に住みやすいと言えるか、そういう都市の今の欠点、そういうものを今回は統一して、その限られた中であらゆる壁を越えて、すべてのものを集中して規制を取っ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 先ほどからこの再開発会社に収用権があるという御質問も多々出てまいりましたけれども、少なくとも再開発会社がいわゆる市街地の再開発事業を実施するに当たりましては、私は要件として大きな要件が課せられると思っております。その第一の要件としては、土地の収用が可能な他...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 私は、田名部議員のところにもお邪魔いたしましたし、お食事もごちそうになってよく分かっておりますし、町の真ん中にあることだけは確かでございます。  そして私は、そういうものが今現在、大都市あるいは各都市、あらゆるところでどうして都市づくりをしていくか、しか...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 日本全土にかかわる壮大な御意見でございます。  例えば、田名部議員の大臣のときに日本の農業をどうしようかというようなことをお立てになるのと同じで、我々も少なくとも、国土交通省ですから、今までは運輸、建設、縦割りでやったものを、今回は国土交通省になって、日...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 私ども、出した法案が一〇〇%だと思っておりません。一〇〇%と思って出しますけれども、こういう委員会の審議の中で、この部分は気を付けろ、この部分はもう少し考慮しなさい、この部分には最重点の注意をしなさいという御指摘をいただく、それが私はこの委員会での法案を提...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 大変重要なことで、だれのための都市開発かという御意見でございました。  私は、少なくとも都市に住んでいる住民の皆さん、そこに暮らし働く人々のためになるというのは当然のことですけれども、私は、それだけではなくて、少なくとも今の日本の現状、産業の空洞化、経済...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 都市再開発法等の一部を改正する法律案につきまして、本委員会におかれまして熱心に御討議をいただきました。また、今、可決されましたことに対しまして心から御礼を申し上げたいと存じます。  そして、今後、この審議中に各委員からの御高説とか、あるいは附帯決議案、今...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 都市再生特別措置法案につきまして、本委員会におきまして熱心な御討議をいただき、ただいま可決されましたことに深く感謝申し上げます。  今後、この審議中に各委員からの多くの御高見や、あるいはただいまのこの附帯決議におきまして提起されました都市政策ビジョンの提...全文を見る
03月29日第154回国会 衆議院 国土交通委員会 第5号
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○扇国務大臣 おはようございます。  ただいま議題となりました国土交通省設置法の一部を改正する法律案及び平成十四年度における特殊法人の主たる事務所の移転のための関係法律の整備に関する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  まず、国土交通省設置法の一部を改正する法律...全文を見る
○扇国務大臣 昨年の一月の六日、今御指摘になりましたように、旧建設省、旧運輸省、旧北海道開発庁、旧国土庁、四省庁を統合し新たにスタートしましたときには、皆さんに、一番無理な統合の役所ではないか、国土交通省は世帯が大き過ぎてお互いの省庁の壁を取り除くことはほとんど不可能に近いとまで...全文を見る
○扇国務大臣 今、平岡議員が仰せのように、陸海空でございますので、そういう意味では多岐にわたっておりますけれども、今、地方運輸局と地方航空局に関してのお尋ねがございました。  地方運輸局は、御存じのとおり、地域におきます交通サービスの安定的な供給、そして陸運、海運等の安全の確保...全文を見る
○扇国務大臣 今仰せのとおり、少なくとも地方の運輸局の管轄区域を見直して、そして海事事務とその他の事務の管轄区域の整合性を図っていくというのが基本でございます。  けれども、今仰せになりましたように、福井県と山口県では、海事関係事務につきましては管轄区域の特例がございまして、今...全文を見る
○扇国務大臣 今、現実的には八支局が廃止されるじゃないかとおっしゃいましたけれども、数でいえばそのとおりですけれども、今回の地方運輸局の再編におきましては、御存じのとおり、海運支局と陸運支局を統合して、なおかつ都道府県に一つを原則にして五十一の運輸支局を設置しております。そういう...全文を見る
○扇国務大臣 今おっしゃいましたように、東京都の区部への人口集積、これに関しましては、昭和六十三年の時点で対全国比で六・七%、そして平成十三年の時点で六・三%と大体横ばいで来ているわけですね。  そして、あらゆる機能というものが集中しているということになっていますけれども、一つ...全文を見る
○扇国務大臣 これも移転先の財政的な、低コストで借りられ、なおかつ低コストで営業でき、そしてサービスだけは低下しない、こういう条件のもとで私は移転先を関東地区というふうにせざるを得なかったといいますか、今おっしゃるようなことになればいいと思いますけれども。  御存じのとおり、さ...全文を見る
○扇国務大臣 これは御存じのとおり、国の行政機関の移転ということから考えますと、いわゆる国会等の移転ということは国の行政機関の移転の対象が行政の中枢機能ということで、これはそこまでは言えない国の地方支分部局そしてまた研究機関等、特殊法人の主たる事務所でございますので、今度行政の中...全文を見る
○扇国務大臣 今御指摘ございましたように、航空機内におきます危険防止ということは、昨年の九月十一日の米国の同時多発テロ以来、航空業界で、乗客の安全性、そして防止というためにどういうことをするかというのを全部拾い上げました。  ただ、操縦室の侵入禁止措置でありますとか、あらゆるこ...全文を見る
○扇国務大臣 提案理由で私が御説明申し上げましたように、地域におきます交通と観光政策の総合的な展開をするというふうに御説明をさせていただきましたけれども、陸運支局と海運支局を統合して運輸支局を設置するというふうに私は申し上げましたけれども、それは、支局では従来の陸運とか海運支局の...全文を見る
○扇国務大臣 この件に関しましては、先日の決算行政監視委員会もさることながら、一昨日、参議院の予算を通します締めくくり総括におきましても、沖縄の組踊劇場、それからトンネル等々に関しての御質問をいただきまして、資料も配付されました。そして、これらの業者からの政治献金が全部一覧表にな...全文を見る
○扇国務大臣 今、局長が来たようですけれども、私が指示した当事者が来ておりますけれども、私からそれを申しましたので。  私は、一昨日、その政治献金の一覧表を拝見させていただきまして、公共工事の受注業者からの献金が通常よりも異常にふえているということに関しては、業者もこういうこと...全文を見る
○扇国務大臣 これは原点に戻りますけれども、一昨年、私が大臣になって初めて公共工事の入札契約に関する適正化法をつくって、これによって、そういうことができないようになっているんですね。ところが、まだ地方公共団体、市町村までその法律が、昨年の四月一日から施行されたものですから、徹底さ...全文を見る
○扇国務大臣 申しわけないのですけれども、私、本来であれば全国区の候補者ですから、扇千景の事務所がなくて申しわけないなと思っておりますけれども、そういう先生方の、選挙区でない先生方の事務所があると今初めて伺いました。
○扇国務大臣 今冒頭に一川議員からるるおっしゃっていただきましたように、国土交通省、四省庁統合で、本当に巨大官庁と言われます。仕事も巨大、陸海空でございますけれども、定員も、今お示しになりましたように、私ども昨年統合しましたときには、四省庁で六万八千三百五十六名という巨大な職員数...全文を見る
○扇国務大臣 国の行政機関の移転の重要性、またその移転によってどれほど行政的に縮小し、また金額的あるいは効率的にも効果が出たか、私は大変大事なところであろうと思います。  今回の国の行政機関等の移転ということに関しましては、東京都区部への過度の集中を避けようということで、さいた...全文を見る
○扇国務大臣 先ほども少し職員の話をいたしましたけれども、やはり移転に当たっては、便利になる人とあるいは不便になる人と両方確かにあると思います。けれども、私たちは、労働条件というものは皆さん方が働きやすいようにあらゆる条件を考慮しようということで、少なくとも職員の宿舎の確保を図る...全文を見る
○扇国務大臣 皆さん方に不安を抱かれないようにというのが一番大事なことだと思っております。  ただ、私は、賃貸住宅経営が可能な水準の地代で公団の土地を賃貸するということによって民間の賃貸住宅の供給を促進できるという点は多々あろうと思うんですね。  実例として、この間、公団が仕...全文を見る
○扇国務大臣 日本の現状を考えますときに、これは国土交通省としてお答えすべきなのか、政治家としてお答えするべきなのか、大きな範囲がありますので、まず国土交通省としての目線というものを御報告申し上げたいと思います。  それは、今月の八日でございますけれども、発表されました昨年十月...全文を見る
○扇国務大臣 私もかなり元気でございますけれども、元気のいい御声援をいただいて勇気百倍でございまして、こういう委員会の論議を皆さん方が一般にお聞きいただくとみんなも元気が出て、景気の気は元気の気だと最初におっしゃいましたので、私はいいと思います。  現実的には、設備投資の今の現...全文を見る
04月02日第154回国会 参議院 国土交通委員会 第6号
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○国務大臣(扇千景君) ただいま議題となりました全国新幹線鉄道整備法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  その提案理由及び要旨を御説明申し上げますけれども、この新幹線鉄道は、昭和三十九年、東海道新幹線の開業以来、これまで五路線が開業し...全文を見る
04月03日第154回国会 衆議院 国土交通委員会 第6号
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○扇国務大臣 おはようございます。  ただいま議題となりました船舶職員法の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明を申し上げます。  近年における国民の水上レジャー活動に対する関心の高まりや余暇活動の多様化に伴い、水上オートバイなど手軽に楽しむことができるさまざまな小...全文を見る
○扇国務大臣 今、倉田議員がお話しになりましたように、日本は、古来四方が海に囲まれておりますので、あらゆる面で、メリット、デメリット両方あったと思います。  議員は静岡のお話をなさいましたけれども、私は、個人的なことを言って失礼ですけれども、神戸生まれ、神戸育ち、海を見ながら育...全文を見る
○扇国務大臣 まさにおっしゃるとおりで、先ほども私が申しましたように、本当に日本は海に囲まれておりますので、しかも七割は山という、山と海を両方楽しめるという、他の国には見られない、海のない国もありますので、そういう意味では大変恵まれた環境にあるといえばあるんですけれども、その恵ま...全文を見る
○扇国務大臣 今お話にございますように、国民のレジャーに対する広がりというものが最近とみに多くなっております。で、各方面に広がっておりますので、特に、危険性を伴うものということで、それぞれの良識と、そしてそれぞれの嗜好によって、私はある程度自由に広がっていくものと思っております。...全文を見る
○扇国務大臣 細川議員から、昨年三月の三十日、私に対して例の御質問がございました。私が、免許取得時、免許更新時のそういうものは改めてどういうものが必要かということを検討する必要を大いに感じております、検討してまいりますとお答えをいたしました。  ただ、レジャーというものに、どこ...全文を見る
○扇国務大臣 きょうは最初から、倉田議員も、そして今の細川議員もいろいろなお話がございました。  シーマンシップというのは、幅広いと思いますけれども、端的に言えば、私は、海を愛する精神だと思います。そういう海を愛する精神を持っていない人をシーマンとは言えない、これが一番端的な言...全文を見る
○扇国務大臣 今るるお話ございましたように、御存じのとおり平成八年の調査では、先ほども申しましたけれども、プレジャーボートの総数が約三十三万六千隻、それが平成八年でございます。それが、約十三万八千隻の放置艇があるということで確認されているんですけれども、大きな社会問題になっている...全文を見る
○扇国務大臣 放置艇の引き起こす問題というのが多岐にわたっているのは御存じのとおりでございます。  例えば、係留場所が私物化したり、あるいは利権化したりという問題もございます。また、船舶航行の支障になるということも大きな問題ですし、洪水とか高潮時に、流水の阻害がある、それをだれ...全文を見る
○扇国務大臣 だんだん製品がよくなるといいますか、今FRPとおっしゃいましたけれども、繊維強化プラスチックということで、なかなか処理しにくいということもございますけれども、これも、小さく、十五センチメートル角程度に砕いた後、廃棄物処理場で埋め立て等によって処理していくという方法を...全文を見る
○扇国務大臣 一川議員がお尋ねのように、昨今、レジャーブームといいますか、ゆとりができてきたのか、あらゆる点でレジャーの範囲が広がってきております。  そういう意味で、今回は特に、このプレジャーボートをめぐる諸問題が大変事件が多くなっておりますので、我々は、これをシーマンシップ...全文を見る
○扇国務大臣 今一川議員がおっしゃいましたように、私は、マリンスポーツにかかわっている青少年を見ることは本当に明るい気持ちになりますし、ああ、本当にスポーツを愛する若者はもっとふえてほしいなという気持ちを正直に持っております。  けれども、現段階で、レクリエーションということで...全文を見る
○扇国務大臣 特定の、沼津市にあります民間ヨットハーバーの御質問でございますけれども、このヨットハーバー、私も今この表を見ております、地図も見ておりますけれども、この東急の牛臥のヨットハーバー、契約者数というのを聞きましたら、全部で百六十五隻保管されているということでございまして...全文を見る
○扇国務大臣 先ほどからるる数字を挙げて、現在のレジャーボート、マリンスポーツ等々に関しての、係留場所がないというのがもう大問題でございますけれども、これを規制してというと、例えば車のように、車庫証明がなければ車のあれができないというふうに、これは、証明書をとるということになると...全文を見る
○扇国務大臣 それは当然なことでありまして、これはマリンレジャーだけではございませんで、今世間で話題になっておりますゴルフ場だとかあらゆる施設、民間でみんなやっていますけれども、みんな経営が苦しいということで、破産状態になっているところもたくさんございます。  ただ会員を募集す...全文を見る
○扇国務大臣 西川議員がおっしゃいましたように、少なくとも、資格制度を簡素化する、これは大事なことだと思っておりますけれども、今までの区分では、一級から五級、五区分に分かれておりましたけれども、今回はこれを、一級、二級と水上オートバイの三区分、簡潔明瞭にいたしました。  そして...全文を見る
○扇国務大臣 今お話ございましたように、平成八年七月の二十日に、国民の祝日として海の日が認められました。それ以来、あらゆるところで海の日の祭典というものを行っておりますし、また国土交通省も、毎年七月の二十日から三十一日まで、これは海の旬間ということで、その間は海の行事を全国でいた...全文を見る
04月04日第154回国会 衆議院 本会議 第20号
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○国務大臣(扇千景君) 道路四公団が建設、管理を行っております高速道路は、全国的な自動車交通網の枢要をなす根幹的な施設でございますので、私は、このネットワークの整備というのは、我が国経済の発展とか国民生活の利便性の向上、そういったことに極めて重要でございますし、今後とも、必要なネ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 日森議員に対してお答え申し上げます。  道路公団の子会社、関連会社の設立及び業務受注に関する規制について御質問がございました。  平成十二年度の行政コスト計算書を作成するに当たりまして、民間企業で用いられている基準で判定した結果、八十二社が子会社、関連...全文を見る
04月04日第154回国会 参議院 国土交通委員会 第7号
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○国務大臣(扇千景君) 大変いろいろな御提言をいただいたり、また委員会として、今後法案整備ということも御指導いただいて、こういう委員会で私たちも多くの御意見を聞いて次期に備えたいと思いますし、今るるお話ございましたように、少なくとも私どもは、交通というものを所管します役所としまし...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 私もその告発されているというのを今朝初めて伺ったんですけれども、私は、この十一年のことは、平成十一年のことは分かりませんけれども、私のところに服部議員からの働き掛けといいますか御要望というのは、各党から来ています、私もうオールオープンですから。その中で、服...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、お話し聞いておりまして、本来は事務的なんでしょうけれども、国民の皆さんの安全という、安心というものを新幹線に抱いていただけないと困ると思いますので、私から事例を申し上げたいと思います。  それは、少なくとも私どもは安全のためにということで、新幹線等々...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 二十一世紀の物流の在り方そのものにかかわってくることでございます。温暖化現象が大変話題になっております。現実に地球温暖化というもので、環境問題も今後二十一世紀の大きな課題として取り上げて政治としてもいかなきゃいけない。  そういうときに、これからの制約の...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) お尋ねの、現在建設中の新幹線のうち、御存じのとおり、東北新幹線、青森—八戸間、それが平成十四年の末の開業見込み、そしてまた、九州の今お話出ました新八代—新鹿児島間につきましては平成十五年度の完成を目指しておりますけれども、現段階では工事の進捗率が八八%に既...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) この制度は、JR東海としてもう一つの重要な課題でございますけれども、これはJR東海の債務償還の円滑化にも資すると。まして、安全性にも、新幹線の支援で、改修工事等々にも使えるということで、私はむしろこれによって一石二鳥であるというふうに考えております。
○国務大臣(扇千景君) 田名部議員がおっしゃいますように、造ったものは必ずいつか改修しなきゃいけない、また常にメンテナンスしなきゃいけないというのは当然のことでございまして、少なくともこのJR東海、御存じのとおり、外部の専門家を入れまして二十五名の委員会を作りまして、そこで御検討...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 鉄道の建設については、今おっしゃるように、元々建設後の経営を視野に入れて、なおかつ修理も視野に入れて造るのが鉄建公団としての当然の役割であろうと思っております。そういう意味では、どの鉄道にあるにしろ、日本の鉄建公団が建設しますときに、少なくともその申出があ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今おっしゃいますように、今回の沿線の地元住民への理解と協力を得るようにという、本当に大事なことだと思っております。鉄道事業者からこれを努める、皆さんに説明をするということは当然のことだと思っております。  特に夜間工事の実施、今、議員がおっしゃいますよう...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 全国新幹線鉄道整備法の一部を改正する法律案につきまして、本委員会におかれまして熱心な御討議をいただきまして、また今可決されましたことに対して深く御礼申し上げたいと存じます。  今後、審議中にいただきました多くの御高見や、ただいま附帯決議において提起されま...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) ただいま議題となりました鉄道事業法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  貨物鉄道事業、貨物運送取扱事業及び貨物自動車運送事業は、企業活動に不可欠な原料や製品の調達、さらには日常生活に欠かすことのできない生活物...全文を見る
04月05日第154回国会 衆議院 国土交通委員会 第7号
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○扇国務大臣 ただいま議題となりましたマンションの建替えの円滑化等に関する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  マンションは、都市における住まいの形態として広く普及してきておりますけれども、今後、老朽化したマンションが急増することが見込まれており、都市の再生と良好...全文を見る
04月05日第154回国会 衆議院 本会議 第21号
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○国務大臣(扇千景君) マンションの建替えの円滑化等に関する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  マンションは、都市における住まいの形態として広く普及してきておりますが、今後、老朽化したマンションが急増することが見込まれており、都市の再生と良好な居住環境の確保を...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 阿久津議員から私に、七問に及ぶ御質問がございました。  まず、七〇年代の日本についてのお尋ねでございます。  安定成長期に入ったとはいいながら、ちょうどそのころは、月百八十六時間を超える労働時間など、働きバチと言われる批判もあった時期でございます。 ...全文を見る
04月08日第154回国会 衆議院 決算行政監視委員会第四分科会 第1号
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○扇国務大臣 おはようございます。  国土庁の平成十年度歳出決算につきまして、概要を御説明申し上げます。  平成十年度、支出済み歳出額は三千六百六十四億六千九百万円余となっております。  引き続き、国土庁の平成十一年度歳出決算につきまして、概要を御説明申し上げます。  平...全文を見る
○扇国務大臣 建設省所管の平成十年度歳入歳出決算につきまして、概要を御説明申し上げます。  まず、一般会計につきまして申し上げます。  収納済み歳出額は九百三十一億六千五百万円余、支出済み歳出額は八兆三千三百二十二億九千三百万円余。  次に、特別会計について申し上げます。 ...全文を見る
○扇国務大臣 平成十年度決算における会計検査院の御指摘に対して建設省のとった措置について御説明を申し上げます。  地方公共団体等が施行する国庫補助事業につきましては、その適正な執行を図るように常に指導しているところでございますけれども、平成十年度の決算検査報告におきまして、工事...全文を見る
○扇国務大臣 事務局から答弁をいたします前に、今の石井議員のお話の中で、住宅金融公庫そのものを否定するかのごときお話がございましたけれども、私は、五年前に御指摘なすったことが現在やっとなったという、そのことに関しては否定はいたしません。前向きに、住宅金融公庫が世の中の役に立つよう...全文を見る
○扇国務大臣 私は、石井先生のは逆だと思うのですね。私は、石井議員がもっと一般の皆さんの立場に立ってくだすっているんだと信じたいと思うんですね。  なぜかといいますと、住宅金融公庫が五年後廃止ということになってから、私のところへも多くの投書があったり、御説明をくださいというよう...全文を見る
○扇国務大臣 今御指摘の昨年九月の雑居ビルの火災、これによって多くのものを私どもは知ったといいますか、調査の結果というものが出てまいりました。  御存じのとおり、先ほども政務官、副大臣から御答弁申し上げましたように、建築基準法にのっとって許可をしていても、途中で用途変更するんで...全文を見る
○扇国務大臣 先ほども申しましたように、少なくとも、建築確認の際の建築主に対する必然性、必要ですよという認識が甘いといいますか、ですから途中で変更してしまうんだろうと思いますけれども、そういうときがないようにということの指導。  そして、先ほどちらっと申しましたけれども、十一年...全文を見る
○扇国務大臣 事務局から細かく御報告した方がいいのかもしれませんけれども、あえてお尋ねでございますので、地下鉄の七号線のことでございますけれども、御存じのとおり大体二千六百億円という巨費を投じてやっとできたという現状でございます。昨年三月に開業したというのは御存じのとおりでござい...全文を見る
○扇国務大臣 この件に関しましては、私のところへいろいろな方が実情を御報告においでになりまして、水をもらう側、差し上げる側、両方いらっしゃいました。  今も私、おっしゃるとおり、水をいただく側と上げる側とずっと両方見ていたんですけれども、もともとは、やはり水が欲しい、水が足りな...全文を見る
○扇国務大臣 平成十三年十一月十六日ですけれども、御存じのとおり四国地方整備局の事業評価委員会が開催されて、平成十五年度の概算要求の前に再審査を行うことというふうに言われておりますので、私はそのように運ぶと思っておりますので、今御議論がありましたようなことを勘案しながらこれは審査...全文を見る
○扇国務大臣 もともと、私が一昨年、全く今まで委員会に出ていない建設大臣になぜなったか、しかも、今まで衆議院議員しか建設大臣はなったことがありません。参議院になったこともないし、ましてや女が建設大臣になったこともありませんでした。それがなぜなったかという原因が、国民の目から見て、...全文を見る
○扇国務大臣 これは、政治献金は、少なくともきちんと正式に政治資金規正法で届け出てある金額だから一覧表にお出しになったのだろうと思います。ですから、私、これに対して違反であるかどうかということは、きちんと政治資金規正法に届け出てあれば、これは法的には合法だと言わざるを得ませんけれ...全文を見る
○扇国務大臣 私、自民党にいた方がよかったかなと思っておりますけれども……。  私は、大臣をさせていただいて、しかもこれだけの建設業界、公共工事の量が一番多い、しかも、なぜみんなが建設大臣になりたがったり、運輸大臣になりたがったり、大蔵大臣になりたがったりしたか。  今おっし...全文を見る
○扇国務大臣 前にも後藤議員に交通問題で御質問をいただいて、私は、そのときにも申し上げたと思いますけれども、二十世紀、国土交通省、旧運輸省、旧建設省等々、少なくとも四省庁に分かれて、それぞれが、運輸省はいや港湾だ、いや空港だ、建設省はいや高速道路だ、あるいは都市づくりだというふう...全文を見る
○扇国務大臣 もともと、今の工事と建設業界の数、どうあるべきか。公共工事が二〇%減、ところが建設業界はふえ続けているということを考えれば、私は、中小零細だけではなくて、大企業も合併したり淘汰される時代ですから、私は、より中小企業の資金繰りが悪化しているというのは、おっしゃるとおり...全文を見る
○扇国務大臣 私の所信表明は二十一世紀の姿を表明したものでございまして、過去に行った公共工事等々も、川も蛇行しようとか土手は木を植えようとか、あるいは都市のヒートアイランド現象に伴って、ビルの上には緑をしようとか、私は、二十一世紀型の公共工事あるいは環境を加味した公共工事をするべ...全文を見る
○扇国務大臣 日本列島、周り全部海でございます。そういう意味では、それぞれの日本の地形、そして地域の皆さんの御事情等々を踏まえて、まず私たちは、国民の生命財産を守るという大前提のもとに、今後二十一世紀は環境を加味したものにしていく。そして、安全を図るということでは、一地域だけのこ...全文を見る
○扇国務大臣 世間の風潮といいますか、野党の先生方も、国会の中で、公共工事のむだ遣い、公共工事不要論等々議論がいろいろ出てまいりますけれども、では、果たして日本全体の社会資本整備というものは確立されたかどうか、私は、その点が大きな問題になろうと思います。  例えて言えば、塩田先...全文を見る
○扇国務大臣 私自身も、国民の一人として、道路を通っておりますときに、年末になると渋滞が起こり、また同じところを、この間やっていたのにまたしている、そう思わざるを得ないことがたくさんございます。そういう意味で、私は、横の連絡をよくしているのかと。きょうは電気工事、あしたは電話工事...全文を見る
○扇国務大臣 今御指摘のありましたように、検査院からの報告等々で、施工不良でございますとか設計の不適切、そして過大交付などについては本当に遺憾なことだと思っております。  あらゆる点で、補助事業に対しましては、国庫補助金の返還をいたしまして、また事業の目的を達成するように手直し...全文を見る
○扇国務大臣 国土交通省の直轄工事に関しましては、塩田議員既に御存じだと思いますけれども、現在、六億六千万円以上の工事につきましては一般参入の一般競争入札をしております。それから、二億円以上六億六千万円未満の工事につきましては公募型の指名競争入札、そして一億円以上二億円未満の工事...全文を見る
○扇国務大臣 これは私も疑義を持っております。  と申しますのは、例えば、百キロあるところを三十キロずつ、大体三分割して地元の業者を入れてくれ、特に工事に関してはなるべく地元を入れてくださいという御要望も、これはあることでございますから、そうすることがいいことか悪いことか、これ...全文を見る
○扇国務大臣 先生が日本人の船員の確保、養成というものの重要性を感じていらっしゃいますけれども、私自身も神戸生まれ、神戸育ちでございます。いつも船を見ながら育っておりますので、その必要性は十分に感じております。  特に、近年に至りまして、外航の日本人の船員が大変減ってきておりま...全文を見る
○扇国務大臣 済みません、五十四と言ったのではなくて、昭和三十八年が死者四十六名と私は申し上げて、本当は死者ではなくて死傷者と申し上げるべきところを、死傷の傷が抜けておりまして、大変申しわけございません。これは私の言い違いでございます。四十六名は、死傷者が四十六名で、死者ではござ...全文を見る
○扇国務大臣 今局長が報告しましたように、過去にわたる水害の大きさ、私はそれを過大にして何とかしたいという、そんな意図は私さらさらございません。  なぜかといいますと、私、いとも公平に、公正に、中立を保つことで職責を果たしておりますので、それよりも私は、今の局長が申しましたよう...全文を見る
○扇国務大臣 今お話を聞いておりまして、専門の皆さん方の御検討の中で御論議があったと思いますけれども、今小沢委員がおっしゃったように、当然、常識的に考えれば、雨の予測があれば、改めてそれにたえ得るような対策をとるということも常識的にはあろうと思いますけれども、それも今後、専門家の...全文を見る
○扇国務大臣 地方の選挙については国としてコメントしないことにしておりますけれども、今あえてお話しのように、私どもは、すべからく国民の生命財産のために英知を結集して、どの方法をとることが一番国民の生命財産を守れるかということの方策を探っております。  そういう意味で、たまたま八...全文を見る
○扇国務大臣 少なくとも、国土交通省といたしましては、私たちは、多くの国民の、地元の意見を聞くというのは、私、これだけではなくて全国それを大事にしたいと思っております。  何よりも私は、私が現場に行けば済むということではなくて、今まで三十五年間苦労した地元の皆さん方、また、少な...全文を見る
○扇国務大臣 きょう、この決算行政監視委員会でされておりますのは十二年度ということで、十二年度はまだ旧建設省でございまして、国土交通省は十三年の一月の六日から発足をいたしましたので、きょう御審議いただいております、この決算行政監視委員会では十二年度でございますので、十二年度の数を...全文を見る
○扇国務大臣 冒頭に私は、十一年度、十二年度のことをきょう御報告申し上げたものですから、最初お聞きになっていなかったのかもしれませんけれども、きょう委員会に御報告申し上げましたのは、十一年度、十二年度の御報告を冒頭に申し上げさせていただきました。  今、原議員がおっしゃったよう...全文を見る
○扇国務大臣 私は、情報公開は本当にいいことだと思っておりますし、また、それを進めたいと思っています。その法案を原議員が見ていただいたらおわかりのとおり、電子入札と書いてございます。電子入札は、すべての人がいながらにしてこの情報を得ることができる。しかも、電子入札で、いつ、だれが...全文を見る
○扇国務大臣 不開示になっているか、あるいは公表することで抑止力になるか、私は大きな問題だろうと思うんです。  それで、あらゆる点で私どもは情報開示をしておりますけれども、正直申し上げて、私のところへも、あなたは素人の大臣だから談合を知らないでしょう、談合の手順を教えてあげます...全文を見る
○扇国務大臣 議員に申し上げたいと思いますけれども、現段階では、少なくとも社会情勢、我々は政治家ですから、現在の社会情勢を把握しなければいけないと思います。これだけ不況になり、全国、建設業界だけで六十万業者と言われました、そして、国土交通省だけで一年間に入札案件が四万四千件ござい...全文を見る
○扇国務大臣 今おっしゃったように、第七条、ございますけれども、冒頭からるる局長が言っておりますように、情報公開法の第五条、一から六までございますけれども、その中で、やはり第五条に基づいて、特定の個人の識別をすることができる情報でございますとか、この一から六までの案件、第五条とそ...全文を見る
○扇国務大臣 あらゆるものには予定価格を積算しなければ予算もとれませんし、発注もできません。ですけれども、私は、今議員がおっしゃるように、予定価格を事前公表したらどうだということも今現実にやっております。予定価格を事前公表すれば談合しないで済む。けれども、国の直轄事業に関しては、...全文を見る
○扇国務大臣 るる細かいお話を今お伺いしておりましたけれども、条例もあるいは高さ制限、容積率等々もそれぞれの地域でございますから、その地域地域については私はお答え申し上げませんけれども、今おっしゃった平成十年の建築基準法の改正時、そしてそのときに、地方公共団体に対して本案の施行に...全文を見る
○扇国務大臣 今中村議員がおっしゃいましたように、先ほどもお読みになりましたけれども、改めてこの十二月に閣議決定されました特殊法人等整理合理化計画、今お読みになったとおりでございます。それに基づきまして、国土交通省といたしましては、都市公団が実施しておりますニュータウンの事業、こ...全文を見る
○扇国務大臣 私の手元に、今、この十八地区全部の一覧表がございます。これは、やはりそれぞれの地域の事情もございますし、今、高山地区の予定を拝見しておりましたけれども、この地区に至っては、少なくとも、計画人口が二万三千人、そして地権者が約八百五十人、面積も二百八十八ヘクタール、そう...全文を見る
○扇国務大臣 私も何年も大臣をしていたわけではございませんので、私以前の話ですけれども、特にきょう中村委員からこの高山地区に対しての御質問があるということで、私も高山地区を少し見てまいりました。私、関西ですから、奈良県はすぐそばでございます。  ただ、この地区に、平成六年の二月...全文を見る
○扇国務大臣 それは私、先ほどお答えしたと思っております。  それは、現段階で、全国で未認可の地区が十八、施行中の地区が五十九、法定事業完了地区が四十三というふうになっています。でも、四十三の法定事業完了地区、これは法律上は事業は終わっておりますけれども、公団が買収して売ってい...全文を見る
○扇国務大臣 運輸省所管の平成十年度歳入歳出決算につきまして、概要を御説明申し上げます。  まず、一般会計につきまして申し上げます。  収納済み歳入額は千九百四十五億九千七百万円余、支出済み歳出額は一兆一千四百二十五億三千万円余。  次に、特別会計につきまして申し上げます。...全文を見る
○扇国務大臣 平成十年度決算における会計検査院の御指摘に対して運輸省のとった措置について御説明を申し上げます。  予算の執行に当たりましては、常に効率的かつ適正な処理に努力してまいりましたが、平成十年度の決算検査報告におきまして、工事の設計が適切でないものなど、御指摘を受ける事...全文を見る
○扇国務大臣 一川議員が仰せのとおり、新幹線というものは、国土の骨格としての高速交通機関である大事な、また地域の経済の活性化にも資する、そして二十一世紀の環境ということを考えましても、車から鉄道にシフトするというふうな考え方からすれば、やはりこれは必要なことであるというふうに、環...全文を見る
○扇国務大臣 私のところへも今全国からあらゆる御要望が来ております。これは、ひとえに今世間で言われている口ききですとか陳情合戦とか、ただそういうことのみならず、私は、日本の国土全体がどうあるべきか、二十一世紀の形をどうするべきかという大問題であって、それぞれの先生方からも、そして...全文を見る
○扇国務大臣 戦後の事例としては初めてですけれども、海上保安庁の船と不審船とで銃撃戦を行った。日本海のみならず日本の周辺にあれだけ重装備した不審船が徘回していること自体が私は国民にとっては不安材料であろうと思いますし、何の目的で重装備してまで日本近海に来なければならないのか、ある...全文を見る
○扇国務大臣 今申しましたように、どういう目的で、何のために武装してまで来るのかということがわからなければ、しかも、どこの国の船かわからない、まさに不審船ですから、何なんだろうと。  そして、逃亡します途中にも、中国の国旗を甲板で船員が上げているんですね。だから、その瞬間、中国...全文を見る
○扇国務大臣 私は、現在沈んでいる場所が中国の排他的経済水域にありますけれども、明らかに日本の経済水域から出ていった船を追跡したという事実をもってしては、可能であると信じております。
○扇国務大臣 私は、そういう中国と想像以上の摩擦を起こさないために、今日まで諸般の手続を準備し、なおかつ、海上保安庁は平素からロシアとも韓国とも中国とも海上保安会議というものを定期的に行っております。それは、意思の疎通を図り、今回はたまたま不審船ですけれども、海賊問題等々に関して...全文を見る
○扇国務大臣 私どもは、海上保安庁というものは国土交通省の所管でございますので、海上保安庁というものの役割と、そして今回の果たした職責、そういうもので、今回、今後のあらゆることの想定の上に、内閣官房長官が主体となって防衛庁そして海上保安庁、いわゆる国土交通省ですね、それらの検証を...全文を見る
○扇国務大臣 私は、今全く違った意味で国土交通省で研究してもらっています。それは、今はナンバープレートは自分の好きなナンバープレートを登録して、それが競合していなければ自分の好きなナンバープレートをつけられる時代になりました。  ですから私は、ナンバープレートというものは、例え...全文を見る
○扇国務大臣 少なくとも二十一世紀、第三次産業の基幹的な産業として観光というものが私は重要視されていくと思っております。それは、諸外国を見ても、また日本の近隣を見てもわかることですけれども、例えば、隣の韓国、今度ワールドカップサッカーで少なくとも四十三万人ぐらいが参りますけれども...全文を見る
○扇国務大臣 まず、日本に対するイメージが悪いということです。  成田にお着きになって、東京都内のホテルまでまずタクシーに乗ります。これが第一段です。そして、成田から東京の都内の宿泊ホテルの目的まで約一万五千円から、場合によっては、込みますと二万円かかります。それにプラスアルフ...全文を見る
○扇国務大臣 私は、わざわざ観光省をつくらない方がいいと思っています。  それはなぜかといいますと、私は、国土交通大臣になりまして、初めて四省庁統合して、今ワールドカップサッカー対応等々で、今申しましたように、高速道路の割引、あるいは飛行機の割引、それから鉄道の割引、あらゆる割...全文を見る
○扇国務大臣 だんだんワールドカップサッカーが迫ってまいりまして、若い人たちはもう浮き浮きしておりますけれども、チケットがないと泣いている人もいます。そういう意味では、今総理の施政方針演説の話もなさいましたけれども、簡単に事例だけ、こういうことをしたという事例をちょっとお聞きいた...全文を見る
04月09日第154回国会 衆議院 決算行政監視委員会第四分科会 第2号
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○扇国務大臣 おはようございます。  今平岡議員からお尋ねのございました国土交通省の長期計画、十本のうちの八本が十四年度で一応区切りをつけます。後どうするかということは今後また御相談する、また申し上げる機会があろうと思いますが、きょうは、平岡議員から空港に限っての御説明でござい...全文を見る
○扇国務大臣 地方空港については、御存じのとおり、今まで第七次にわたって空港整備というものをやってまいりましたけれども、地方空港については、これまでの整備とかあるいはアクセスの整備、そういうもので国民の大多数の皆さん方が一定の時間で空港サービスを享受できるというようになったことか...全文を見る
○扇国務大臣 抑制するという意味ですけれども、これは、昨年の六月、私が公表したことについてのお話だと。私、扇プランと言ったつもりはないんですけれども、扇プランとおっしゃっていただいておりますけれども、少なくとも地方空港の配置を規制しつつあるということは、おっしゃるとおりでございま...全文を見る
○扇国務大臣 これは、範囲をといいますか、解釈をしますときに、現在使っております空港以外にも、今地方空港以外に民間機の就航していない空港というのはたくさんございますね。例えば、御存じのとおり、地方空港として、自衛隊等の既存の飛行場、そういうものを使っておりません。  また、地方...全文を見る
○扇国務大臣 若いころに渡辺議員もエキストラの経験があるということで、やはり人生いろいろ経験しているといろいろなところで役立つなと思って今拝聴しておりまして、そういう経験もされたことが政治家としても表現力等々でお役に立っていらっしゃるんだなと思って今聞いておりました。  少なく...全文を見る
○扇国務大臣 大変基本的なことでございまして、フィルムコミッションを立ち上げていただいたけれども、地元と所管官庁との連携をどうしていくか、私は大事なことだと思っております。  また、私たち、皆さん方をお迎えするといっても、宿泊施設がどの程度民間も提供できるのか、例えば僻地であっ...全文を見る
○扇国務大臣 国会議員の中でも映画議員連盟というのがございまして、綿貫先生が会長をしていらっしゃいます。そういう意味では、もともと映画というのは旧通産省の管轄でございましたから、私は、国土交通省もさることながら、経済産業省と連携をするのが一番話が早くわかると思いますので、そのよう...全文を見る
04月09日第154回国会 参議院 国土交通委員会 第8号
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○国務大臣(扇千景君) 今、るる日本の交通体系について御質疑があったわけでございますけれども、物流ということに関しましては、私は今まで、荒井議員が御存じのとおり、旧運輸省、旧建設省と両方に縦割りに分かれたために、例えば踏切一つ、結節点に、あるいは高架にしようといっても、鉄道は運輸...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、鉄道貨物輸送の現状が社長から述べられたとおりでございまして、苦しい中でも頑張っていらっしゃるのを国民の皆さんに発信していただけたんではないかと思っておりますけれども、少なくとも、近年、依存度が高いセメントですとかあらゆるものを運んでいただいておりますけ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今後のトラックの方向性についてということで、この法に基づいてということですけれども、今回の法改正に基づきまして、今後、少なくともトラックの行政に関します基本的な方針としては、一番大事なことは、まず経済的な規制は緩和して、そして安全や環境等の社会的要請とかル...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 度々お尋ねがございますけれども、今おっしゃったことすべてが、我が国の二十一世紀のあらゆる経済社会におきます陸海空の連携を取るということが、今までの二十世紀に残された負の遺産と言ってもいいものを、今回、それを解消していこうと、二十一世紀型にしていこうというの...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 私は、今、続議員がお読みになった、四月五日とおっしゃいましたか、毎日新聞に載ったというその経済観測欄という、私はそれに異議を唱えるものでもございませんし、少なくとも私は、二十一世紀の日本のグランドデザインというものをどうあるべきかということを就任以来言い続...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今の貨物鉄道に係ります需給調整規制につきましては、御存じのとおり、平成十二年三月の末に閣議決定されております。そういう意味では、規制緩和の推進三か年計画におきまして、少なくともJR貨物の完全民営化などあらゆる経営の改善が図られた段階で廃止する、こういうふう...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 大気汚染対策及び地球温暖化防止対策、大変二十一世紀型で今大事にされ、しかも各国がそれに努力しているところでございますけれども、トラックに起因します今の環境問題、続議員がおっしゃいましたように、NOxあるいはPMなどあらゆる大気汚染問題とCO2に対処していく...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 二十一世紀の物流がいかに大切かということを先ほども申し上げましたけれども、船舶の入港から貨物の引渡しまで本当に長時間掛かっているんですね。  例えて言いますと、船が入ってきますけれども、アメリカは、船が入って貨物を引き渡すまでの時間、これがアメリカは一日...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、業界団体が実施しておりますこの運動の適正運賃収受運動、これも拝見しておりますし、御要望もいただきました。それによりまして、元々これは業界団体が輸送の原価に見合うような適正な運賃について荷主の理解とそして協力を求めるということでございます。事故を未然に防...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) この尼崎公害訴訟に関しまして、私は後日でしたけれども現場を見てまいりましたし、そして国土交通省、道路局等々、そして公団、みんなで努力して緑化に努めておりまして、いかに公害を少なくするかという、木を植えて、そして道路も吸音という音を吸収する舗装をしましたり、...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 感じとしてと言われますと、私も主婦の一人でございますので、なるべく新鮮なものを安く手に入れたいというのは世の常でございます。まして、このごろは産地直送というのがございまして、産地と契約するグループが町内会でできまして、奥様同士で産地直送契約というのをいたし...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) おっしゃるとおりだと思います。  そのために私たちは、二十一世紀の日本の在り方、少なくとも経済、産業、あらゆる面で二十一世紀日本がどう生きるべきかということで、そのためには、今おっしゃった中にもありますように、小泉総理がおっしゃっている聖域なき構造改革、...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今の厚生労働省とのやり取りを拝聴しておりまして、少なくともこの貨物自動車の運送事業に関します拘束時間、二週間について百四十三時間、四週間については二百七十三時間を超えないものとする、そしてまた一日については十三時間を超えないものとし最大拘束時間は十六時間と...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 先ほどからも御論議に上がっておりますように、地球温暖化対策というのは正に二十一世紀の世界にとって極めて重要な問題であるというのは御論議のとおりでございます。  国土交通省におきましては、これは一つには運輸部門、そして二つ目には民生部門といううちで住宅とか...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 鉄道事業法等の一部を改正する法律案につきましては、本委員会におかれましては熱心な御討議をいただき、ただいま可決されまして、心から厚く御礼を申し上げます。  今後、審議中における委員各位の御高見とか、ただいまの附帯決議において提起されました鉄道貨物輸送を利...全文を見る
04月10日第154回国会 衆議院 国土交通委員会 第8号
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○扇国務大臣 おはようございます。  先日も木下議員からこういう件についてるる御質問がございましたけれども、加藤元自民党幹事長が議員辞職という大変重い決断をされたこと、それに関しては、もともと私は、政治家の出処進退は、みずからその決定を下す判断能力というのは、すべからく政治家が...全文を見る
○扇国務大臣 口ききビジネスというものがあること自体が、私は今の世の中、情けないと思っております。まして、国土交通省、一年間に四万四千件も入札をいたしますから、そういう意味では、口ききビジネスがまかり通る世の中というのは情けない。  日本の沈没の序幕に入ったと言わざるを得ないよ...全文を見る
○扇国務大臣 今おっしゃったことは、私の手元に資料もございませんし、御提出もございませんし、個々のことでございますから、私はそれについてはコメントする資格もございませんし、調査もできておりませんから、何とも言えません。  ただ、私も自由民主党に籍を置いたことがございます。私は全...全文を見る
○扇国務大臣 これは、先日、木下議員から私に対して、この委員会で資料をお配りになりました。それによって、私も少し、どうしても調べたいと思いまして調べさせていただきましたので、そのことを申し上げたいと思います。  それは、いただいた資料の中で、債権免除、債権放棄をしたのがどれだけ...全文を見る
○扇国務大臣 今木下議員のお話を聞いていれば、私はもう、一軒、家が建っているのではないか、本来であれば、そういう言い方をされるのですね。けれども、残念ながら、私は力がないのか、また私はそういうことを一切しないというふうに決めておりますし、私はパーティーを開いたこともございません。...全文を見る
○扇国務大臣 大谷議員から観光の御質問をいただきました。  私は、二十一世紀の第三次産業の中の主幹産業になるのが観光であると認識しております。そういう意味で、私は、資源のない日本の国にとって観光というものが、今後二十一世紀、いかに大きくなっていくか、また大きくしなければいけない...全文を見る
○扇国務大臣 基本的なことでございますので大谷議員に申し上げたいのですけれども、世界じゅうの観光大臣あるいは運輸関係大臣というので、昨年、韓国と日本と共催で観光大臣会合、WTO観光サミットを開かせていただきました。そういう意味では、私は、大変多くの皆さん方が観光に対して、ちょうど...全文を見る
○扇国務大臣 今、西川議員がおっしゃいましたように、日米間、双方合わせて通常年間六百万人という行き来がございます。先日ブッシュ大統領が訪日されまして、小泉総理との間で協議が行われ、そして、今御指摘のありましたように、三月上旬でございますけれども、国土交通省としましては、羽生国土交...全文を見る
○扇国務大臣 一川議員が御指摘のように、我が国の建築業界、戦後、今日まで多くの役割を果たしてきたことは万人の認めるところだろうと思っております。  ところが、バブル崩壊後、今、失われた十年というふうにあらゆるマスコミでも言われておりますけれども、バブル崩壊後も建設業界、業者が十...全文を見る
○扇国務大臣 今おっしゃいましたように、大手ゼネコン、そういう言い方をしますと、少なくとも建設業界に占める大手ゼネコンのウエートというものが大変大きいというのは、私は一川議員がおっしゃるとおりだと思います。  そういう意味では、私は、先ほど申しましたように、高い技術力を発揮して...全文を見る
○扇国務大臣 一川議員の、建設業界に対して、言ってみれば大変温かい目で見ていただいたことに、私は、多くの皆さん方が感謝していらっしゃると思いますし、また、そういうお言葉を聞いて、より身を引き締めて、政治と業界のあり方というものも今多く話題になっておりますので、考えていって、身を正...全文を見る
○扇国務大臣 問題が多々ございまして、献金の問題、天下りの問題、それぞれ私、問題があろうと思っております。  けさからも、また先日もこの委員会で、民主党さんの方からも献金のリストをいただきました。私は、そのリストの中から、債権放棄をしたもの、あるいは債務保証してもらったものに対...全文を見る
○扇国務大臣 人間はすべからく、より速く、より快適に、そしてより経済的に、これを追求するのが世の常でございます。速ければ、少しは音も出るでしょう。では、遅い方がいいのか、あるいは、もっとお金をかけてもこれを防止するべきか。そういう人間の欲望と、それを満たすものとの矛盾と整合性、そ...全文を見る
○扇国務大臣 冒頭に申しましたように、全国あらゆるところで、新幹線も通っておりますし、飛行場もありますし、高速道路もございます。そういう意味では、法にのっとって私たちは施行するあるいは路線を決める、そしてそれを決定するという手順を踏んでおりますので、そのように予定どおりさせていた...全文を見る
○扇国務大臣 マンションというものに対しての御質問でございますけれども、一般的に、他の個人住宅等々の住居と同じように、マンションの共用部分、そういうものは基本的には個人の、それぞれの所有者の財産だとみなされると私は思っております、常識的には。共用のスペースも含めての整備費用という...全文を見る
○扇国務大臣 大体、日本のマンション、ちょうど年数的に建てかえの時期に、あらゆるところで時期が到来しております、許容年数が来ております。そういう意味で、今武正委員がおっしゃったように、あらゆるところで問題になり、それぞれの事例が発生しているところです。  もともと、建てかえに対...全文を見る
○扇国務大臣 今、マンション管理士及び建築士等の専門知識の活用ということで御質問いただきましたけれども、マンションの建てかえを行うために、その合意形成でありますとか、あるいは事業の採算をとる上で、法律上とかあるいは建築基準法上とかのそういうものを、住民に対して開示をしなきゃいけな...全文を見る
○扇国務大臣 今お話にありましたように、まずマンションの建てかえありきではなくて、マンションの建てかえをする前に、今住んでおります建物の現状、どの程度なのかというようなこととか、あるいは、維持修繕を続けた場合と、しなかった場合とのマンションの格差ができております、そういうものにつ...全文を見る
○扇国務大臣 これはマンションだけには限りませんで、ビル自体も私はそうだと思っております。こういうものすべてに対しましては寿命というものが当然あろうと思いますけれども、物理的には、仕様でありますとか、施工や維持管理の状況、あるいはまたその地域の気候等、それらの変動によってそれぞれ...全文を見る
○扇国務大臣 今おっしゃいましたように、水道工事、水回りは一番大事なところで、女にとっても特に注目すべきところなんですけれども、残念ながら水道行政を所管するのは厚生労働省でございまして、私がお答えするのは適当ではないと思います。  けれども、私は、マンションを建てかえますときに...全文を見る
○扇国務大臣 今おっしゃるとおり、外断熱工法と内断熱工法、それぞれメリット、デメリットがある、これはおっしゃるとおりでございますし、外気の温度変化に対して躯体が保護されるために劣化しにくい、これはもう当然のこと、素人が考えてもそうだろうなと思います。  一方、これは施工が複雑な...全文を見る
○扇国務大臣 武正議員は校庭を芝生にという議員連盟をしていらっしゃるようでございますけれども、私は、自分の子供を小学校に入れますときに、東京じゅうの小学校を見て回りまして、土の運動場のある学校に入れました。それは芝生以前の問題で、私は、いかに土というものが大事であるかということで...全文を見る
○扇国務大臣 先ほどお答えしたと思っておりましたけれども、武正さんからもその第四条二項第二号についての御質問がございました。  今阿久津議員がおっしゃいましたように、少なくとも、マンションというものの建てかえの検討が行われる基本は、まず建物の現状というものを知ることが一番大事な...全文を見る
○扇国務大臣 今法務省でるる細かいことまで阿久津議員の御質問にお答えになっておりまして、私も拝聴しておりまして、少なくとも建てかえ決議の明文化、これは私は大事なことだと思います。そういう意味で、区分所有法の改正の検討が行われているというのはおっしゃるとおりでございます。  一方...全文を見る
○扇国務大臣 今副大臣が申しましたように、受験者が十万人でございましたけれども、この合格者数は七千二百十三名でございます。それから、今副大臣が御報告申しました中で、マンション管理業者の登録状況、これは四月の九日現在で、登録済みの業者が二百七十六業者、そして申請中は約五百業者ござい...全文を見る
○扇国務大臣 一川議員はマンションに住んだことがないのでという冒頭のお話がございまして、今、大体都市に住もうと思いますと、一戸建ての家というのは、なかなか我々の思いの中ではうまくいきません。  希望はあっても取得することが不可能に近いということで、普通のサラリーマンの三倍の所得...全文を見る
○扇国務大臣 大幡議員も町をお歩きになってお感じになると思います。管理の行き届いたマンション、管理の行き届かないマンション、見た目だけでも歴然としております。そして、管理の行き届いたマンションというのは、それなりに管理費が高くても長もちしている、品質保持、そういうことでは、私は、...全文を見る
○扇国務大臣 年数を、本来であれば六十年のものを三十年にすることは、私どうしても、先ほどおっしゃったことは訂正していただきたいというか、間違っているとはっきり申し上げたいと思います。大幡議員が業者のあっせんみたいなことを言って、何か建てかえなくていいものを業者のために建てかえるん...全文を見る
○扇国務大臣 建てかえをするときには十分に意見を尊重しろという御意見でございますので、それはおっしゃるとおりだと思います。また、そのようにしていきたいと思いますし、それに必要な情報の開示でございますとか、区分所有者間での十分な議論を詰めていただくということが大事だと思います。 ...全文を見る
04月10日第154回国会 参議院 本会議 第16号
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○国務大臣(扇千景君) 建築基準法等の一部を改正する法律案及び高齢者、身体障害者等が円滑に利用できる特定建築物の建築の促進に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  我が国の都市を、豊かで快適な、経済活力に満ちあふれたものへと再生するととも...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 榛葉議員から九点についてのお尋ねがございました。  少なくとも、規制対象物質について、また、規制外の建材の使用についてお尋ねがございました。  政府といたしましては、室内の空気汚染による健康影響というもの、それが出るおそれのある化学物質につきましては、...全文を見る
04月11日第154回国会 参議院 国土交通委員会 第9号
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○国務大臣(扇千景君) おはようございます。  ただいま議題となりました建築基準法等の一部を改正する法律案及び高齢者、身体障害者等が円滑に利用できる特定建築物の建築の促進に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  我が国の都市...全文を見る
04月12日第154回国会 衆議院 国土交通委員会 第9号
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○扇国務大臣 先ほどからやりとりを拝聴しておりまして、少なくとも今回の、基本的にはマンションというものは、津川議員が御存じのとおり、所有している者は一個人である、そういうのが原則ですし、土地とか建物の権利関係とか、工事の設計とか施工でございますとか、そういうものに関しては、一個人...全文を見る
○扇国務大臣 全く違う観点から申し上げたいと思います。  私、かつて、キャンピングカーに乗りまして、アメリカの北部をずっと横断、イエローストンからですから半分ですね、ロッキー山脈等々を回りまして、そのときに言われました。国民性の違いがどの程度あるか。  アメリカの皆さん方は、...全文を見る
○扇国務大臣 せっかくですから。井上議員がおしゃっることで、これとこれとは違うというふうに私は言っているんです。  今までの政策が間違っていたというよりも、私は、今ちょっと、失礼ですけれども、何年生まれかなと思って拝見させていただいたのですけれども、私なんかは戦後の苦しさを知っ...全文を見る
○扇国務大臣 井上議員に御理解いただきたいのは、マンションによっては管理組合を設立しています。管理組合のないところもわずかにございますけれども、大体管理組合ができています。その管理組合の定款の中で、こうこうこうという定款が書いてございまして、皆さんで、管理組合で、今言ったような、...全文を見る
○扇国務大臣 先ほども津川議員にお答えしましたけれども、現在、マンションのストック、少なくとも約四百万戸ございます。そして、それに住んでいる居住者、約一千万人おります。
○扇国務大臣 これは私、一昨年暮れの税調のときから言い続けております。今のデフレの状況を脱出するにも一番経済効果がある、また国民が元気になるということで、先日の月例報告会のときにも、このことをぜひ、与党三党だけではなくてみんなでこれを実行していただくように、少なくとも私は、一昨年...全文を見る
○扇国務大臣 景観に関して言えば、私は、ある意味では規制をかけるかかけないかという大変重要なところにかかわってくると思います。  もともと、その地域地域できちんとした景観条例というようなものをつくるかつくらないか。例えばイタリーでもフランスでも、景観条例というもので、一番厳しい...全文を見る
○扇国務大臣 今コーポラティブハウスのことをおっしゃいましたけれども、これ、実績を調べてみますと、大体、一九六七年から二〇〇〇年までで三百五十七件、そして約六千七百五十五戸建っております。メリットとデメリットがございまして、メリットは、今井上議員がおっしゃいましたように、広告費が...全文を見る
○扇国務大臣 阪神・淡路大震災のことに関しましては、私も神戸出身で、私の身内も被災しておりますから、それは赤羽議員と同じ立場に立って私も考えております。  この阪神・淡路大震災の後、数多くのマンションの居住者が、資金難あるいは容積率、そういう意味で、その当時は、建てかえに参加す...全文を見る
○扇国務大臣 これですべてうまくいくという、一〇〇%というのは、ほとんど、どの法案によってもないと私は思います。やはり施行してみて、欠陥がある場合はそれを補充していくということですけれども、東議員がおっしゃった阪神・淡路大震災等々、また今お住まいの江東区は、東京の中でも、集合住宅...全文を見る
○扇国務大臣 御承知のとおり、例えば、私も含めてかもしれませんけれども、マンションにお住まいの皆さん方、それぞれ年齢あるいは世帯構成、そういう多岐な、全部さまざまな形態の方がお住まいになっておりますから、それぞれが専門的な知識を有していないと考えるのが通常であろうと私は思います、...全文を見る
○扇国務大臣 地方自治体が、同じように、今議員がおっしゃいますように、公営住宅の整備の面から、少なくとも、これは平成八年でございますけれども、公営住宅法を改正して、しかも、それまでの公共団体が直接建設し供給するという方式に加えて、民間住宅を買い取る方式等を、公営住宅として買い取る...全文を見る
○扇国務大臣 先ほども私ちらっと申しましたけれども、現段階で、築後三十年のマンションの中で、六十歳以上の方だけが住んでいる世帯というのは平均で三六%にも上っております。そういう意味では、今おっしゃいましたように、デイケアセンター等の高齢者の生活を支援するための施設を併設するという...全文を見る
○扇国務大臣 端的に申し上げます。  今の建てかえの相談の専門知識の供給についてどういうことが行われているかということでございますけれども、それは、専門家に相談するというのは今おっしゃったとおりでございますので、今回は、マンション管理士とか建築士等の専門家からの情報提供、アドバ...全文を見る
○扇国務大臣 先ほどからも御論議が重なっておりますけれども、まさに老朽化マンションというものが急増してくるというのは御論議のあったとおりでございます。そういう意味で、地震に対しましての安全性、その不安を解消するためにも、あるいは建物の居住性に対しましての不満、それらの理由から建て...全文を見る
○扇国務大臣 ちょっと前半と後半に御質問が分かれておりますので。  都市再生するのに慌ててしているんじゃないかという、それは全く関係のないことで、これは、都市再生法がどうのこうのという前に、これを法案化しようと言っていることでございますので、その点はぜひ御理解いただきたいと思い...全文を見る
○扇国務大臣 マンションの管理費とか修理の積み立て、これは本当に大事なことで、これを払うことは、みずからの財産を目減りしないといいますか、より持続をさすということに一番大事なことだと思っております。  そういう意味で、マンション管理の適正化を推進する法律というものが昨年の八月に...全文を見る
○扇国務大臣 先ほどからもその件についてお答えもしておりますし、また各先生方からそういう御要望も出ております。  今瀬古議員がおっしゃいますように、団地というものには大規模のものがございまして、子供からお年寄りまで幅広い居住者がおります。そういう意味では、今おっしゃるようなこと...全文を見る
○扇国務大臣 この法案審議、委員会の進行の中で、高齢者の居住の安定を図るということが大きな問題になっておりますし、また、これが重要な問題であると私も認識しておりますので、そのようにお答えしてきたと思います。  ここで、国土交通大臣が定める基本方針というのを、先ほども私御紹介いた...全文を見る
○扇国務大臣 今の原議員の御質問の中で、基本的なものと、それから現実、今どうしているかという二つの御質問に分かれていたと思います。  住宅行政においても、循環型社会形成基本法、こういう法律がちゃんとできておりまして、これに基づいて、廃棄物の発生の抑制でありますとか、あるいは資源...全文を見る
○扇国務大臣 原議員は、私がこの通常国会冒頭から言っていることを残念ながら聞き逃していられるんだろうと思います。  というのは、私は、二十世紀はハードの世紀、二十一世紀は環境とバリアフリーを、そのハードの上にソフトをかぶせた世紀であるということを明言しております。  そういう...全文を見る
04月16日第154回国会 参議院 国土交通委員会 第10号
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○国務大臣(扇千景君) 大変困ったことで、旧建設省の住宅局長であり、なおかつ住宅都市開発研究所の理事長でいらっしゃいました松谷先生が分からないとおっしゃると、だれも分からなくなってしまうという危険性がございます。  もっとも、昭和二十五年に制定されてから今日まで、技術の進展でご...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) いつかも申しましたけれども、戦後、今日まで何としても我々が衣食住足りるということのために全国あまねく発展していかなければならないと、そして少なくとも私は、全国画一的な均衡ある国土の発展、それは私は二十世紀であったと思っております。  けれども、二十一世紀...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、局長の言葉足らずなところがあるのは、建築研究所というところできちんとモデルを作って、そして建材を使って、そして実験をして、これでこれだけの数値が出るということ、ホルムアルデヒドの数値も全部出してやってきたんです。これ以上使ったら今の〇・〇八ppmを超え...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 委員長。
○国務大臣(扇千景君) 資料がありません。
○国務大臣(扇千景君) ちょっと委員長、一言。
○国務大臣(扇千景君) 今るるお話を聞いておりまして、櫻井議員がおっしゃったように、これは政府として対応していることだけはどうしても申し上げなきゃいけないと思います。政府として、少なくとも六省庁、国土交通省、厚生労働省、経済産業省、農林水産省、文部科学省、環境省、この六つの省庁で...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) まず、藁科委員からハートビル法に対しての御質問がございましたけれども、これは御存じのとおり、平成六年、初めてこのハートビルの法制が制定されて以来、都道府県はもとよりでございますけれども、あらゆる中小規模の建物も含めていろんな積極的なバリアフリー化による、あ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 少なくとも、今、藁科委員がおっしゃるように、利用者の立場に立って考えてほしいと。おっしゃるとおり、そのために作った法律でございますから、私は当然、法律を実施していけばそのようになっていくんだろうと思いますけれども、少なくとも、有り難いことには地方公共団体等...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 続議員がおっしゃいましたように、七年前のあの阪神・淡路大震災、あのときに多くの皆さん方、貴重な生命、財産をなくされました。その中の九割の皆さん方は家屋の倒壊による圧迫死、そう言われております。そういう意味で、国民の生命、財産を守るという、この建築物が安全に...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 都市計画法及び建築基準法、これによって今土地利用の規制というのは良好な都市環境とかあるいは居住環境、いつも申し上げているようなそういうことを確保するという、その重要性というのは私は課題の一つとして従来より私も言い、また行ってきたところでございます。  け...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) これ事実的に、私もその二十三区内の第一種というところに住んでおりまして、私も日照権ということで三階を削られました。今まで住んでおりましたところよりも狭い面積にしか住めなくなると。これ現実でございます。  けれども、私は、この日影制限という測定面から高さが...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 都市再生法の都市再生特別地区、そういうことで今どんどんというお話でしたけれども、地方自治体が自らその地区にふさわしい都市計画というものをそれぞれお作りになるということは、先ほどからも私、今後は二十一世紀型の都市づくりは各地方が地方によって計画するというふう...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、田名部議員がおっしゃった、うちの方では適用できないな、とにかくごちゃごちゃしていてとおっしゃる、そのごちゃごちゃしていてを私はすばらしいまちづくりにしていただきたいと。田名部先生の住んでいらっしゃるところも、そんなに御本人がごちゃごちゃとおっしゃらない...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 先ほどからもシックハウスの症候群ということでお話ありましたけれども、原因がいまだ定かではないと。ただ、少なくとも、化学物質十三品目あるんですけれども、私たちも日常生活で見ますと、この十三品目見ていると、本当かな、怖いな、これじゃとてもうちの中で今買っている...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 私は、今おっしゃるように、どこまでがどうとかという、まだそこまで研究が進んでおりませんから、今申しましたような協議会を作って六省庁で英知を結集しようという状況でございますことだけは御理解いただけると思います。  例えば、花粉症一つ取ってみても、アトピー症...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 大変難しいといいますか、情報開示をすることによってその処置が明示されないと、私は、余計恐怖心をあおることにもなりかねないという、一説ではそういう危機も感じております。  それは、少なくとも私は、化学物質の中で今言われております十三種類の中でもパラジクロロ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 総合設計制度、御存じのとおり、敷地の中に一定のオープンスペースを造って、それを確保をした場合にはその容積率の割増しというのを行うという制度で、少なくともこれ、昭和四十五年に導入されて以来、平成十三年三月までに全国で二千三百五十一件適用例がございます。広く活...全文を見る
04月17日第154回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第5号
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○扇国務大臣 今お話ございましたことを申し上げます。  私は、三月の二十六日、当委員会において、本委員会でこの夕張シューパロダムの質問がございまして、今申しましたように、私が役所の中で、国土交通省の北海道局が中心になって二点について調査をしてほしいと申し上げました。  それは...全文を見る
○扇国務大臣 私も結果報告を皆さんと同じ状況で伺って、私が了承して、委員長、理事会に諮ったものでございます。  それは今おっしゃったように、少なくとも、平成十年十二月四日、鈴木議員から、当該企業の補償交渉の進捗状態はどうなっているんだ、そういう照会があった、これは御存じのとおり...全文を見る
○扇国務大臣 それは経過年数がございますから、少なくともその期間で、何月何日から何日までの五回なのか、そこも私はまだ報告を、細かくそこまで知り得ませんけれども、一週間の間に五回だったらしつこいなということもあるかもしれませんけれども、それだけ熱心だということも言えますので。  ...全文を見る
04月17日第154回国会 衆議院 国土交通委員会 第11号
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○扇国務大臣 まず、古賀議員におかれましても、きょうの成田の平行滑走路のオープニングに委員長を初め御出席賜ったこと、心から御礼を申し上げながら、貴重なお時間をこうしてまた審議に臨んでいただきましたことを、心から御礼申し上げたいと思います。  今おっしゃいましたように、マンション...全文を見る
○扇国務大臣 古賀議員のかつての御経歴の経験からも大変重要なことを御指摘いただいたと思っております。  単なるマンションの建てかえのみに、小さなことにこだわらず、もっと大きな都市政策というものも入れ、また少子高齢社会というものを視野に入れたマンションの建てかえ、あるいは地域の発...全文を見る
○扇国務大臣 少なくとも、マンションの長期修繕計画、それから品確法に基づくマンションの品確、そういうものについての長期計画というのは、私は、マンションの修繕とかあるいは修理とか、そして管理、そういうものの重要性とどうしてもリンクしてくる、そう思います。それによって、中古マンション...全文を見る
○扇国務大臣 昨日も参考人をお呼びになっていろいろお聞きいただいたということで、我々、現段階の、先ほども申しましたように、日本の現状を考えるときに、どうしてもこういう法案で、それこそ何かあったときに、専門的な知識がないとか、あるいは十分に多数の皆さん方の御賛同が得られないというよ...全文を見る
○扇国務大臣 今までいろいろな議論をしていただきましたけれども、先ほども赤羽議員もおっしゃいました、住民の合意形成がいかに難しいか。また、合意形成する中にはいろいろな個人の事情があって、老齢化あるいは資金難あるいは失業等々のそういう大きな個人的な差異がございますので、そういうもの...全文を見る
○扇国務大臣 今一川議員がおっしゃいますように、本当に一つの大きな物体でございますので、その合意形成を図るというような難しさというのは、私は、今、大変なエネルギーが要るとおっしゃいましたけれども、そのとおりだと思います。  そのときに私たちは、国土交通大臣として定める基本方針と...全文を見る
○扇国務大臣 昨年の八月、今、瀬古議員がおっしゃいましたように、マンションの管理適正化法が施行されました。  今の御心配ではございますけれども、少なくとも、この法律によって、マンションの管理業者というものは国土交通大臣への登録が義務づけされました。それによりまして、管理組合に対...全文を見る
○扇国務大臣 きのうの参考人の横浜市におきます今後の民間住宅施策のあり方についてという答申、私も今拝見させていただいておりますけれども、少なくとも、この答申において、既存のマンションの躯体を生かして内部の改善や増築を行う再生を重視する必要がある、こう指摘がしてございます。今、瀬古...全文を見る
○扇国務大臣 あらゆる資材、あらゆる技術、日進月歩でございまして、私は、塗装一つとってみても、本当に長もちしていいもの、しかも見た目もいろいろな選択ができるいいものが、日進月歩で現段階では進みつつある。  まして、新しいものを開発した人たちは、瀬古議員も御存じだと思いますけれど...全文を見る
○扇国務大臣 マンションの管理適正化法、これに関しましては、管理の適正化指針においては、少なくともマンションの快適な居住環境の確保と資産価値の保全を図る、これが大目的でございますので、長期修繕計画等を策定して、そして定期的にこの見直しを行うべき、こう書いてございます。まして、この...全文を見る
○扇国務大臣 高齢者への配慮というものがもっとあってしかるべきだというお話、そのとおりでございます。  先ほどからも御議論いただいておりますけれども、今、築後三十年のマンションのうち六十歳以上だけが住んでいるマンションというのは全体の三六%に及んでいるんですね。その点からいって...全文を見る
○扇国務大臣 マンションの建替えの円滑化等に関する法律案につきましては、本委員会におかれましては熱心な御討議をいただき、また、ただいま全会一致をもって可決されましたことを深く感謝申し上げます。ありがとうございます。  そして、今後、審議中に皆さんからいただきました御高見とか、あ...全文を見る
○扇国務大臣 ただいま議題となりました民間事業者の能力の活用による特定施設の整備の促進に関する臨時措置法の一部を改正する法律案及び首都圏整備法及び近畿圏整備法の一部を改正する等の法律案の提案理由につきまして御説明を申し上げます。  まず、民間事業者の能力の活用による特定施設の整...全文を見る
04月18日第154回国会 衆議院 内閣委員会国土交通委員会連合審査会 第1号
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○扇国務大臣 おはようございます。  基本的には、委員がおっしゃるように、今日の現状を見るときに、戦後、今日まで我々は、衣食住、あらゆるところで快適な生活を求められるということで、公共工事も二十世紀は一生懸命頑張ってまいりました。  けれども、経済の状況あるいは現状の日本の暮...全文を見る
○扇国務大臣 田中議員が御存じのとおり、小泉内閣が発足して、聖域なき構造改革、その旗印のもとに一番最初に問題になったのが道路四公団でございました。  本来であれば、国土交通省、私のところでみずから、この道路四公団の問題は、総理からの厳命でございますし、トップランナーになれと言わ...全文を見る
○扇国務大臣 田中委員が国土交通省の政務官として、重要な二十一世紀の日本の交通体系のあり方を一緒に勉強させていただいたことには心から感謝を申し上げながら、今おっしゃった、道路だけのネットワークではなくて、私は、空港と新幹線と道路と港湾、あらゆる面でのネットワークがなければ道路をつ...全文を見る
○扇国務大臣 今、岩崎議員の御説は、基本的には賛成です。ただし、現状況で果たして九三四二、一一五二、これを達成する状況にあるかどうか、そしてそれをつくるにも、我々は国民の税金でこれを賄っているわけでございます。  少なくとも道路公団一つとってみても、道路公団の子会社、関連会社、...全文を見る
○扇国務大臣 樽床議員がおっしゃった中で一番大事なことは、我々政治家としてというお言葉をおっしゃいました。まず、本四公団に対して政治家としてというのであれば、私は、政治判断の間違いであったであろう、今考えてもそう思っています。最初から三本必要だったかどうか、あるいは二本つくってそ...全文を見る
○扇国務大臣 樽床議員に、私は、民営化とは何かということの基本のお尋ねがそこにあろうと思います。  私は、御存じのとおり、総理からこの道路公団の統合という話が出ましたときに、いろいろなことで、諸井虔さんという、今は太平洋セメントの相談役をしていらっしゃいますけれども、諸井さんに...全文を見る
○扇国務大臣 樽床議員がおっしゃる意味もわかりますし、国民が疑問に思っているところも、屋上屋を重ねないか、私はそこだろうと思うんですね。  ただ、私は、今石原担当大臣がおっしゃっていましたけれども、八条委員会の一番最初に出発しているのは、国幹会議というのが同じ八条委員会で前に出...全文を見る
○扇国務大臣 これは、一川委員にいつも国土交通委員会で、私もかなり詳しくお答えをいたしておりますし、基本的スタンスも私は申し上げたつもりでございます。本会議でも先日御質問がございました。  私は、先ほどからこの委員会でも、連合審査でございますから、それぞれの国民の皆さん方が、自...全文を見る
○扇国務大臣 私は、まだこの国幹会議が一度も開かれておりませんので、一度もまだ出席しておりませんので何とも言えないので、局長が会議に出ておりますので、今局長から体験を報告させていただいたわけです。  このメンバーを私も見せていただきました。少なくとも、総理大臣を会長として、十名...全文を見る
○扇国務大臣 瀬古議員といつも有効な論議をさせていただいていると思っていますけれども、今最後におっしゃった東京湾横断道路ですとか本四架橋がむだだということではなくて、私は順序を間違ったと言っているわけで、むだであったとは思っておりません。  今後は、アクアライン一つとってみても...全文を見る
○扇国務大臣 中止をするべきかどうかも調査するというのが調査でございまして、私が今ここで、調査員でもございませんので中止するということは言えませんけれども、少なくとも、国土交通省、十本の長期計画の中で十四年度で切れますのが八本ございます。そういう意味でも私は、それを続けるべきか、...全文を見る
○扇国務大臣 今重野議員がおっしゃいますように、少なくとも、整備計画の区間、これは四十二都道府県に及んでおります。そういう意味では、インターチェンジへのアクセスでございますとか、今議員がおっしゃいましたように、あるいは各種の開発計画等々のその地域の計画というものに影響を及ぼすとい...全文を見る
○扇国務大臣 西川議員がおっしゃいますように、少なくとも我々は、昭和六十二年国幹審で決められた一万一千五百二十キロ、それを目標としている。私は、国幹審で決めたことは、全会一致で決めていますから、これは生きていると思っています。  ただ、生きておりますけれども、わかりやすく言えば...全文を見る
○扇国務大臣 西川議員が御承知のとおりだと思いますけれども、少しでも本四架橋、本四公団の負債を軽減しようということで、御承知のとおり、平成十三年度の予算におきまして、従来の出資金の八百億円、これに加えて無利子貸し付け八百億円を措置して、さらに、十四年度の予算におきましては無利子の...全文を見る
04月18日第154回国会 参議院 国土交通委員会 第11号
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○国務大臣(扇千景君) 今、大変世の中NPOが活躍しているのは御存じのとおりでございます。全国のNPO、現段階で届出が、定款からこれ集計しますと、認証しておりますものが五千六百八十ございます。そしてまた、まちづくりの推進を図る活動ということでそれぞれに御協力いただいているNPOが...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 先日来から富樫議員といろいろ議論をさせていただいておりますけれども、今おっしゃったような四つの中で、やはりトップに仰せになりました住民の意見を反映させるということが私は一番の根本であろうと思っております。  そういう意味では、先日来申し上げましたように、...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 本来、今、富樫議員がおっしゃいましたように、個別の建築活動の時点におきますあらゆる環境に対する調査ですとかあるいは住民の調査によって、より実現性を伴い、なおかつ事前に目指すべき都市像というものをこれを私は明示する、そしてまた都市計画においてこれを定めて、共...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今の問題は、先ほど私が弘友議員にもお答えしたと同じことだと思いますけれども、少なくとも、今の現在でNPOの皆さん方の意見というものは、私は、まちづくりに関する多くの活動、そういうものは、先ほども申しましたように、住民と一緒になって、NPOの地域の住民の方々...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 少なくとも中間検査も現在一〇〇%でないということは今お答えしたとおりで、私はまだ不完全だともちろん思っています。そのために、今回の建築基準法の改正によって、より中間検査、完了検査等々を精密に、また濃度を足していくということで、私はこのための改正をしていただ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 私、今皆さんの御意見等々、この法案を提出して御議論いただいておりますけれども、今、二十一世紀になって私たちの周りには目に見えない危険物質が一杯できているということです。そして、より早く、より安く、より有効にということであらゆるものが開発されると同時に、その...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) なかなか生きていくのも息が詰まりそうな気がして、お話を伺っております。  まして、私は主婦でございますから、これだけではなくて、今、主婦が家の中にいる時間が一番多いもんですから、たまたま私は外へ出ていますけれども。そういう意味では、女性がやっぱりこういう...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) おっしゃるとおりだと思いますし、私は、すべからく小泉内閣においては地方にゆだねるものは地方にゆだねると、その基本姿勢というものは、どの法案を取ってみても、どの施策を取ってみても変わっておりませんので、今おっしゃったように、かつて私も申し上げておりますような...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今おっしゃったように、無垢材だとか土壁というような、そういう自然の素材の見直し、これは大変大事なことだと思っておりますし、私、さすが日本の先人の知恵というのは大したものだなと改めて感心するわけですけれども、無垢材を、おっしゃるとおり、自然材として湿度、温度...全文を見る
04月24日第154回国会 衆議院 国土交通委員会 第12号
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○扇国務大臣 菱田議員がおっしゃるように、現在の首都圏、これは日本のGDPの約四割弱を占めるという重要性でございますとか、我が国の政治、経済、文化、あらゆるものの中心として、その役割、また、今過密だとおっしゃいますけれども、重要な点では何ら変わるところはない。  また、近畿圏と...全文を見る
○扇国務大臣 国土交通省関係の民活施設についてのお尋ねがございました。  国際会議場の施設はもちろんございますし、大阪港の天保山地域の海遊館等の港湾文化交流施設、それから荷扱い場、また保管施設のほか、物流事業者のオフィススペースなどの複合の機能を有した物流高度化の基盤施設等を初...全文を見る
○扇国務大臣 御指摘になりましたように、従来から、港湾においての廃棄物の埋立処分というのは、少なくとも廃棄物海面処理場の整備を推進していく、それを実行はしておりますけれども、廃棄物の処理に対する住民の不信感、これは大変高くなっています。そういう意味で、近年の内陸の最終処分場の施設...全文を見る
○扇国務大臣 平岡議員が御指摘のように、少なくとも、今後、二十一世紀環境型社会の構築ということに向けましては、リサイクルの進展に対応した静脈物流システムの構築というのは極めて重要な課題であるというのは御指摘のとおりでございます。国土交通省の重点施策として我々が位置づけている、そし...全文を見る
○扇国務大臣 大谷議員がおっしゃいますように、戦後の今日までを振り返ったときに、大きな人口の変化あるいは社会情勢の変化というものを、今大谷議員のお話を伺いながら私も改めて実感したわけでございます。  少なくとも我々は、昭和三十年代前半、先ほどから局長、副大臣が答えましたように、...全文を見る
○扇国務大臣 都市再生法のときの大谷議員の御審議、そしてまた今回の法案で、工場等の制限法を廃止して、そして次に何をするのか、次へのステップのグランドデザインを示せとおっしゃるのは当然のことでございます。  本当に、図らずもという言葉が適切だと思いますけれども、私は図らずも一昨年...全文を見る
○扇国務大臣 今の大谷議員のお話ですけれども、先ほども近畿圏というお話をしました。あるいは東京、先日も総理がいらしたところもありますけれども、大田区ですね。あらゆる工場、町工場と言っていいでしょう、そういう物づくりが、小さいけれども世界に誇れる、あるいはNASAで使ったり、宇宙に...全文を見る
○扇国務大臣 今、一川議員がおっしゃいましたように、自自公連立というものをいたしまして、ちょうど平成十一年の十月四日、自自公連立合意事項というものに、当時小沢党首がサインをしておりまして、私も参加しております。そのときにも、安全保障というものに対しての自自公連立の合意事項の中にも...全文を見る
○扇国務大臣 私は、どの地方自治体であれ、どの市町村に及んでも、長たる者が自分の所管の中で国民の生命財産を守るということに対しては、全員一致で同じ思いを持っていらっしゃるだろうと思います。その生命財産を守るためには何が必要なのか、今現在何が欠けているのか、二十一世紀になったときに...全文を見る
○扇国務大臣 一川議員がおっしゃいましたように、日本は四方を海に囲まれ、しかも一時は海運王国という国際的にも認められた活躍をしてまいりました。また、港湾を利用した船舶による運送というものがいかに環境に優しいかということも、今、二十一世紀になって見直されてきているというのが現実でご...全文を見る
○扇国務大臣 瀬古議員がおっしゃいますように、私も今主婦でございますので、分別に苦労しまして、こういう紙を、これはここに入れるという東京都から配られました表がございまして、その紙を見ながら、これはこっちへ入れるんだ、これはこっちへ入れるんだと苦労しております。  けれども、それ...全文を見る
○扇国務大臣 今、瀬古議員がおっしゃいましたように、新たな基準が必要じゃないかというお話でございますけれども、私たちは、少なくとも環境対策につきましては、御存じのとおり、昭和四十年代に相次いで制定されました騒音規制法、それから大気汚染防止法等、それらに加えまして、それ以降も、環境...全文を見る
○扇国務大臣 過日、原議員から御質問をいただいておりまして、今お手元で、今、原議員がおっしゃったように、戦後今日まで多くの法律がいろいろありましたけれども、それを見ていただいたものだと思っております。  国土開発を推進する法律は、今おっしゃいましたようにそれぞれ背景がございまし...全文を見る
○扇国務大臣 今回追加します特定施設のうちの、今、原議員がおっしゃいました溶融炉等の、廃棄物の処理を行う施設の主務大臣というのは国土交通大臣と環境大臣ということになっておりますので、民活法の第三条第二項の規定に基づいて主務大臣が定める基本指針、これは、私どもは、本法律案の成立を受...全文を見る
○扇国務大臣 この基本的な指針を策定しますときには、環境大臣と一緒に英知を絞り、なおかつ、なぜ環境大臣が一緒にやるかというのは、今、原議員がおっしゃったように、環境というものを重視するという意味で、主務大臣として二人が一緒になってつくれということを明記してあるわけでございます。 ...全文を見る
○扇国務大臣 先ほど私がお答えした中にも入っていると思いますけれども、少なくとも、整備計画の認定を受けた民間事業者というものは、必ず財政とか税制上の支援措置を受けることができるということが第十一条に書いてございますので、私は、そういう意味では、今おっしゃったように、生産者側という...全文を見る
○扇国務大臣 今、小池議員が、時代が変わったなとおっしゃいますけれども、まさに私も、あらゆるところでそういう感を持っております。  そして今、工場等の制限制度、今回の場合は、少なくとも創設以来約四十年間たってしまったということでは、遅きに失したのではないかという御意見、私も、も...全文を見る
○扇国務大臣 先ほども原議員の御質問にもあったんですけれども、今回は、主管大臣たる国土交通大臣と環境大臣がお互いに連携をとりながら基本指針を決めるというふうになっておりますので、私は、今、小池議員がおっしゃったように、今までと違ったものが出てくる可能性があるということも含めて、今...全文を見る
○扇国務大臣 社会情勢が二十一世紀になり変わってまいりました。そうした中で、停滞した経済を活性化させる、また、競争力を復活させるというような、あらゆる面で我々は国際競争力の維持、向上、そして復活、そういうことを図っていきたいと思っておりますけれども、その間に、何でもすればいいとい...全文を見る
04月25日第154回国会 参議院 国土交通委員会 第13号
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○国務大臣(扇千景君) まず、御答弁いたします前に、冒頭に谷林議員から、昨年の十二月三十日でございましたけれども、明石市の大蔵海岸におきまして、四歳で、当時四歳でございました金月美帆ちゃん、大変な目に遭われまして、まして御家族の目の前でということで、私も大変心を痛め、しかもそれ以...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今仰せのとおりでございまして、私も周知徹底を図るように指令を出しているところでございます。  例えば、今お話がございましたように、日本観光協会というものがございまして、ホテルですとかあるいは旅館におきます高齢者、身体障害者、そういう人たちに対する従業員の...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、事務的なことは局長からお答えいたしましたけれども、少なくとも、社会経済状況の変化というものが、今日それに対応するということで、今、続議員が仰せになりましたように、少なくとも平成六年にはハートビル法が制定されましたし、また平成十二年には交通バリア法が制定...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 過日、大沢議員から本会議においても御質問を受け、そしてそのときにもお答えいたしましたけれども、今おっしゃいましたように、少なくともハートビル法の改正法第二条によりまして、今回は、今、高齢者、そして身体障害者のみならず、その他の日常生活、そして社会生活に身体...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、私も委員会というふうに申し上げましたけれども、例えば今回のハートビル法を改正しますこの委員会、取りまとめた部会の皆さんの中には全国の老人クラブの連合会の副会長さん、見坊さんにお入りいただいていますし、日本身体障害者団体連合会会長の兒玉さん、そして日本盲...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今おっしゃいましたように、先ほどからも御論議がもう既に出ておりますので、少なくとも高齢者、障害者の皆さん方が安心して暮らせることのできる二十一世紀づくりということの基本にとっては、極めて私は今回の法案は大事な法案である、そう思っておりますし、また御審議もい...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 先ほどからの田名部委員が文部省と応答していらっしゃるのを拝聴しておりまして、私の所管ではないのでそれを超えた発言をするのはどうかと思いますけれども、文部委員長経験者として言わせていただければ、北欧へ行きましたときに、老人ホームと保育所、くの字型に建っており...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) この法案に対していろいろ御審議いただいている中に、それぞれの皆さん方の地方の模様、あるいは御意見等々いただいております。そういう意味で、住宅の性能評価というもの、また今おっしゃったように、まず自分の家でどういう建材を使っているか、どういうものが自分の家の材...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、目標と計画についてのお尋ねがございましたけれども、先ほどからも論議されておりますように、新築の二千平方メートル以上の特定の建築物に係る基礎的なバリアフリー基準への適合状況というのは現在約七割程度となっております。今回の改正法によって、義務化に伴いまして...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 建築基準法等の一部を改正する法律案につきまして、本委員会におきまして熱心な御討議をいただき、ただいま可決しましたことに対しまして、心から感謝申し上げたいと存じます。  今後、審議中に賜りました委員各位の御高見、またただいまの附帯決議において提起されました...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 高齢者、身体障害者等が円滑に利用できる特定建築物の建築の促進に関する法律の一部を改正する法律案につきましては、本委員会におかれまして熱心な御討議をいただき、ただいま全会一致をもって可決をされました。そのことを深く感謝申し上げたいと存じます。  今後、審議...全文を見る
04月26日第154回国会 参議院 本会議 第21号
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○国務大臣(扇千景君) 既に総理、関係大臣からお答えがありますけれども、あえて重ねての御質問でございますので、川橋議員にお答え申し上げたいと存じます。  道路関係四公団に対しての委員会に提出する資料に対して、内容及びその公表方についての御質問がございました。  道路関係四公団...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 吉川議員に二つの御質問いただいておりますので、お答え申し上げます。  一般有料道路の整備についてのお尋ねがございました。  日本道路公団が行う一般有料道路の整備に当たりましては、当該道路の採算性の向上を図りまして、併せて道路のネットワーク全体を効率的か...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 田名部議員にお答え申し上げたいと存じます。  特殊法人等整理合理化計画につきましては、日本道路公団について、償還期間は五十年を上限とし、国費は平成十四年度以降投入しない等の基本方針が示されるとともに、新たな組織に移行することが決定しているところでございま...全文を見る
05月07日第154回国会 衆議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第3号
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○扇国務大臣 冒頭に衛藤議員からおっしゃいました、今日まで戦後五十七年間、よくぞこういう法案がなくて平和に過ごさせていただけたということ、私は感謝しながらもなお我々は反省するとおっしゃったことに感銘を受けて、私も今回は何としても、この武力攻撃事態対処法案に対しては、法整備というも...全文を見る
05月08日第154回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第7号
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○扇国務大臣 ただいま御決議のありました公共事業をめぐる諸課題への対応につきましては、入札契約適正化法の徹底を図り、なお一層の入札契約事務の適正化を推進してまいりたいと存じております。  また、即効性の高い事業の優先的執行、費用対効果分析の厳格な実施などにより、公共事業の効率的...全文を見る
05月08日第154回国会 衆議院 国土交通委員会 第13号
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○扇国務大臣 おはようございます。  御教示と言われるほどのものではございませんけれども、今、福井議員がおっしゃったように、いつ何が起こるかわからないというのが、我々生きている者の常でございます。そのときに何ができるか。そして、災害というものもいつ降ってわくかわからない。  ...全文を見る
○扇国務大臣 特別にそれを目的に視察したことはございませんけれども、正直申し上げて、私は昨年選挙でございました。私は全国区でございまして、全国歩きました。全国と言うとオーバーですけれども、行けるところへ行きました。まして選挙でございますから、私は比例ですから、なるべく人の多いとこ...全文を見る
○扇国務大臣 古賀議員が、御自身の御経歴の中から、また、あらゆるところをごらんになって、日本の中心市街地の疲弊状況、そういうものを見て、一つの提案を今なさいました。  私は、まだ衆議院には来ておりませんけれども、中心市街地、地方都市の活性化ということを図っていこうということで、...全文を見る
○扇国務大臣 先日、四月の十七日、二十四年間の悲願を達成したといいますか、達成し得ていないのですけれども、達成近く、まだ寸足らずではございますけれども、二本目の滑走路をつくることができたということで、私は心から関係者の皆さんにお礼を申し上げるつもりで行ったのですけれども。  私...全文を見る
○扇国務大臣 古賀議員のおっしゃるとおりで、私も絶えずこの危機感を皆さんに申し上げているところです。  玄関が狭いのに、いらっしゃいいらっしゃいと呼び込んでも、玄関に人が入り切らない。今度の関空の二期工事のときにも、予算をとりますときに、便数が減っているのに二期工事はむだでやめ...全文を見る
○扇国務大臣 事業用自動車の事故防止、また、事故多発をいかにして食いとめるかというのは、輸送の、いわゆる交通の安全性というものを確保しなきゃいけないというのは基本でございます。それはもう議員もおっしゃるとおりだと思うんです。  高速道路一つとってみても、外国と違う面も多々ありま...全文を見る
○扇国務大臣 今細川議員がおっしゃいましたように、ことしは桜もボタンもツツジも異常早期開花、それが地球温暖化かということを言われますと、何かそら恐ろしいような気もいたしますし、我々の身の回り、本当に変化が起こっているのではないかと気にいたしますけれども、運輸部門に限っての御質問で...全文を見る
○扇国務大臣 常日ごろから、私は、国土交通省は、飛行機のみならず、陸海空でございますから、まず安全、それを第一に遵守するように、そのためには、日ごろの整備点検、そして人材育成、あらゆる面で目配りをするように、それと、日進月歩、どんどん新しいものが開発されますので、それに適応できる...全文を見る
○扇国務大臣 けさも、古賀一成議員と、成田空港を含めて、日本の航空行政というものを論議させていただきました。  果たして成田が日本の国の国際的な玄関口として機能を果たし得るかどうか、また、それだけの機能を備え得るかどうか。国策というものと住民の反対。いまだ和解できないという、ギ...全文を見る
○扇国務大臣 私はそのことも大事なことであると考えております。なぜ私がそれを考えたかと申しますのは、今、一川議員の御指摘の前に、千葉県に収用委員が一人もいないという現状です。そういう意味で、任命者に委員になることを拒否して、千葉県自体に収用委員会が成立していないということ自体も大...全文を見る
○扇国務大臣 一川議員に御心配いただきましたように、私も同じような心配をいたしました。  それはなぜかといいますと、御存じのとおり、JALとJASが合併いたしますと、JALとJASの国内線の利用率が四五・八%、そしてANAが四八・三%、その他がわずか五・九%なんですね。そして、...全文を見る
○扇国務大臣 タクシーのみならず、少なくとも今の景気状況、タクシーだけではなくて、あらゆるところで苦しんでいらっしゃる方が大勢いらっしゃいます。  タクシーもどんどんふえ続けたのは、好景気のときに、バブルのときに、夜遅くまでみんな利用した。しかも、私もよく町を知っておりますけれ...全文を見る
○扇国務大臣 今の現実は確かに過剰ぎみであるということは、私は、世の中を見ればそのとおりだと思います。  ただ、自由参入で事業を拡大していこう、新規参入も認めよう、業界の発展のためにはどうあるべきか、そういう基本に立って私は考えていくことも必要であると思いますので、そういう意味...全文を見る
○扇国務大臣 タクシー運転手さんの労働条件について、今、ここに参考資料でお出しいただきました。厳しい状況にあるというのは私も認識しております。だから、延々と午前零時過ぎても並んでいらっしゃるんだと思います。  そういう現状を見て、私は、では、今までのように需給調整規制を続けて、...全文を見る
○扇国務大臣 今、大幡議員の御指摘のように、水揚げ高がふえるに従って歩合率がふえていく累進歩合制、歩合給といいますか、これを見せていただいておりますけれども、労働条件そのものの問題でございますので、今御自身がおっしゃったように、これは第一義的には厚生労働省の所管ではございます。 ...全文を見る
○扇国務大臣 保坂議員も危険な思いをされた経験を今お話しになりましたけれども、町を見ておりましても同じようなことがあるのは私も見受けますし、私は、タクシーをとめるときには、なるべく自分が進む方向側に立って手を挙げるように努力しております。  特に日本の場合は、手を挙げたらどこで...全文を見る
○扇国務大臣 私も男の子を二人持っておりまして、オートバイにだけは乗らないでねとか、四輪車の免許が取れるまでは我慢しろとか、いろいろ悩んできた時期がございました。それと同じように、やっと一人前になって、親を送って、しかもなお帰りにというのは、もう本当に情けないといいますか、本当に...全文を見る
○扇国務大臣 私ではなくて、警察の方がお答えに適しているのではないかと思いますけれども、きょうは一般質疑でございますので、一般的にという御指摘もあろうと思います。  私は、今なぜ警察に聞いたかというと、酔っぱらい運転の法律を変えて、酔っぱらい運転は何点減点になるの、免許証取り上...全文を見る
○扇国務大臣 私は、西川議員は都議会の御経験がおありになるので、特に羽田に関して御注目いただいて、心から感謝申し上げたいと思います。  私は、そういう意味で、あるものは何でも便利に使おう、予算のないときだからというので、お互いに、成田だ、羽田だという縄張り争いは厳に慎もうという...全文を見る
○扇国務大臣 今西川議員がおっしゃいましたように、私、昨年の一月の二十四日、小笠原諸島の中の父島に行ってまいりました。そして、すばらしい、それこそハワイだとかインドネシアだとか、あらゆるところにある果物がそのまま父島にできている、それをそのまま東京に運んであげたら、私は、東京都民...全文を見る
○扇国務大臣 今局長が申し上げましたように、少なくとも、昭和六十二年から地方公共団体とともに地方空港国際化問題懇談会というものが設置されておりまして、国際化のためにいろいろ検討してまいりました。今申しましたように、四十三都市との間で週四百六十便を超える国際線が飛んでおります。そう...全文を見る
05月10日第154回国会 衆議院 本会議 第31号
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○国務大臣(扇千景君) 金子議員から、京都議定書の削減目標の達成に向けた環境教育に対する文部科学省の具体的な方針についてお尋ねがございました。  地球温暖化などの環境問題は、人類の生存と繁栄にとって重要な問題であり、子供たちだけではなくて、あらゆる世代に対して正しい理解を深めさ...全文を見る
05月17日第154回国会 衆議院 国土交通委員会 第14号
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○扇国務大臣 ただいま議題となりました道路運送車両法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  我が国の自動車保有台数は、今日、七千六百万台を超え、自動車は国民各層に普及し、まさに国民生活に欠くことのできないものとなっています。私どもは、こ...全文を見る
05月17日第154回国会 衆議院 本会議 第35号
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○国務大臣(扇千景君) 中津川議員から、母子家庭が民間の賃貸住宅に居住する場合の家賃債務保証についてのお尋ねがございました。  母子家庭の居住の安定を図るため、賃貸住宅への円滑な入居を保証していくことは重要な課題であると考えております。  従来より、母子世帯の入居を優先する公...全文を見る
05月17日第154回国会 参議院 本会議 第24号
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○国務大臣(扇千景君) 浅尾議員から住宅金融公庫の改革の手順についてのお尋ねがございました。  住宅金融公庫については、民間でできることは民間にゆだねる、その基本原則の下に、昨年の十二月、閣議決定されまして、整理合理化計画においては、今、議員がおっしゃったように、五年以内に廃止...全文を見る
05月21日第154回国会 衆議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第8号
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○扇国務大臣 おはようございます。  きょうは東議員から御質問いただくということで、私もいささか、懐かしいと思いますか、残念だと思いますか、いろいろな思いが交錯しております。  それはなぜか。私、今、東議員がおっしゃいました自自公連立のときの合意書を、かつて私たち御一緒してお...全文を見る
○扇国務大臣 これは後で官房長官から総論でお答えいただくんだと思いますけれども、私は少なくとも、安全保障会議の中で二年をかけて、こうして有事法制を国会の中で論議されること自体が今までは何でタブー視されていたんですか。私は、少なくとも国会の、先輩を通じても、今在籍する国会議員の大き...全文を見る
05月21日第154回国会 参議院 国土交通委員会 第14号
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○国務大臣(扇千景君) おはようございます。  ただいま議題となりました国土交通省設置法の一部を改正する法律案及び平成十四年度における特殊法人の主たる事務所の移転のための関係法律の整備に関する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  まず、国土交通省設置法の一部を改...全文を見る
05月22日第154回国会 衆議院 国土交通委員会 第15号
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○扇国務大臣 おはようございます。  大変大事なときに、しかも戦後初めて、不審船というものと銃撃戦を行ったという初の体験でございますし、過日、奄美の被弾をいたしました船体、操縦席の一部でございますけれども、それを国土交通省の玄関に展示いたしまして、多くの皆さんがごらんになりまし...全文を見る
○扇国務大臣 これは高木委員御承知かと思いますけれども、リサイクル法というのは我が省の主管ではございません。これは経済産業省が出す法案でございまして、私どもは主管としてリサイクル法を提出しておりません。  そして、今の法人も、これは経済産業省の所管で、私はまさに縦割りだと思って...全文を見る
○扇国務大臣 今田議員の今の御質問、先ほどもリサイクル法に関して大臣にという御質問があったんですけれども、これは所管が違いますので私が軽々に御質問にお答えできないということをちらっと申しましたのも、そういう意味でございます。  国会の中でどの法案をどうするかというのは私のあれで...全文を見る
○扇国務大臣 おっしゃるとおりでございまして、これは、仮にですけれども、自動車リサイクル法が成立しなかったらという今の今田議員のお話だと思いますけれども、それは、解体業者等が発行します解体証明書等によりまして解体を見届けて抹消登録をする、そういうことの対応も可能でございますから、...全文を見る
○扇国務大臣 参議院の本会議で答弁がございまして、おくれまして申しわけありませんでした。  阿久津議員の御質問でございますけれども、今おっしゃいましたように、この三菱自動車のリコール問題、リコール隠しといいますか、これは平成十二年の七月、国土交通省、当時はまだ運輸省でございまし...全文を見る
○扇国務大臣 内部から提供していただく情報、これがなければ物事が始まらないということも言えますし、また、今おっしゃいましたように、自動車のふぐあいの情報とかあるいはメーカーの不正行為、こういうものに関します情報として、これは大変有益なものと思っておりますけれども、その有益なものを...全文を見る
○扇国務大臣 会社に成りかわれといったのでは私困りますので。  私は、それよりも何よりも、株式上場している会社の内部というものは、毎年の株主総会前にすべての株主に報告する義務があります。そういう意味では、私は、そういう会社がどういう態度をとったかわかりませんけれども、もしも御存...全文を見る
○扇国務大臣 厳しい定員事情の中で、国土交通省といたしましても、リコールの要員の確保等、必要な体制の整備に努めているところでございますけれども、改正後の抹消登録制度等を的確に運用していくための体制につきましては、業務の効率化等、その実施を心がけていきたいと思っております。また、ユ...全文を見る
○扇国務大臣 一川議員が御指摘のように、国土交通省としまして、御存じのとおり、経済的規制はできる限り緩和を図る、他方、国民の安全確保等、あるいは環境の保全などの社会的観点から設けていかなければいけない規制というものは社会的経済情勢の変化に的確に対応するという、この原則というものは...全文を見る
○扇国務大臣 今、一川議員が御指摘になりましたように、平成十三年度の交通事故によります死傷者、これは二十年ぶりに九千人を下回りました。これは八千七百四十七人、こうなったわけですけれども、一方、負傷者の方が百十八万人と、逆に過去の最悪を更新してしまったということで、死者は少なくなっ...全文を見る
○扇国務大臣 先ほどからもるるこのお話が出ておりまして、三菱の例がたくさん出ました。  私は、こういうところでこのように三菱のリコール隠しというものが議題にされること自体が、三菱自動車の生命にかかわるぐらいな大変なことである、自分たちのしたことの余りの重さというものは、今もずっ...全文を見る
○扇国務大臣 瀬古議員の御指摘になったこともよくわかりますし、また、死亡された方の方から見れば、なぜという疑問が残っていると思います。  きょうもこのリコールの話で随分お話が出ましたけれども、国土交通省としましては、事故発生のたびに立入検査するわけにいきません、正直申し上げて。...全文を見る
○扇国務大臣 国土交通省が向こうを呼んで事情を聞いて何もしなかったわけではございませんで、国土交通省は、車輪の脱落事故の防止の徹底についてということで、関係団体、地方運輸局、これらすべてに四月の二十六日に通達も出しましたし、また、車輪の脱落事故防止の徹底についてということで、これ...全文を見る
○扇国務大臣 まず、保坂議員に申し上げたいと思います。  先ほどから藤原裕喜子さんのお話が出ました。これは、国土交通省に聞いていただくのも情けないといいますか、国土交通省にとっては大変大事な人材でございます。しかも、初めての女性の二等航海士が誕生したわけでございますから、そうい...全文を見る
○扇国務大臣 これは私の、自分のことから考えましても、まず自分が車を買ったときから、自己防衛をどうなすべきかということ。自分は人に危害を与えない、そのかわり自分も与えられないということを考えますと、助手席の足元にも懐中電灯をつけるところがあります。今、懐中電灯で、上は電気がつくけ...全文を見る
05月22日第154回国会 参議院 本会議 第26号
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○国務大臣(扇千景君) 岩佐議員の御質問でございますけれども、地球温暖化は、人類の生存基盤にかかわります最も重要な環境問題でございますので、その防止は人類共通の課題として私どもは認識しておりますし、また、このために、我が国として京都議定書の実現に全力で取り組んでいくという必要があ...全文を見る
05月23日第154回国会 参議院 国土交通委員会 第15号
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○国務大臣(扇千景君) おはようございます。お世話になります。  今、谷林議員からお話ございました高齢社会あるいは少子高齢化社会、冒頭にそのお話がございましたので、そのことに関しましては、まだ今、日本の社会情勢の中では高齢化しつつあります。そして、二〇一五年には完全に高齢社会に...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、弘友議員からお話ございましたように、今回、少なくとも、昭和五十九年でございますけれども、旧運輸省、それの陸運局と海運局が昭和五十九年に統合されまして、全国の九か所に地方運輸局が設置されました。それから今日まで、合同庁舎の整備というものをしましょうという...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、移転による、例えば九州、下関、両方のむしろ別々にある歴史とそして利便性の方がいいんじゃないかということでございますけれども、少なくとも、私も福岡も北九州も下関もしょっちゅうお邪魔してよく分かっておりますけれども、これは両方とも我が国有数の港湾であること...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 御存じのとおり、富樫議員も御存じだと思いますけれども、特殊法人等の移転、これはかつて、これ多極分散型の国土形成促進法第四条の規定等に基づいて、東京都区部内への人口及び諸機能の過度の集中の是正に資するため、民間部門に率先垂範して政府全体として取り組んできてい...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 時間が迫っているということでございますけれども、私どもは、この附帯決議に関しましては、少なくともその附帯決議の趣旨にかんがみまして、私たちは政策的には最大の努力をしているというつもりでございます。また、この附帯決議の、住宅建設五か年計画に基づきまして良質な...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 田名部議員がおっしゃることも、いつも私も正論であろうと思っていますし、陳情合戦というものを中止するべきであると。田名部議員も大臣経験者でいらっしゃいますから、当時は随分陳情をお受けになったと思いますけれども。  そういうことで、例えば一番問題は、地方から...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 衆参で委員会をわざわざ作っていただいて御論議いただいておりますけれども、これは多くの参考人をお呼びになって、私も議事録も読ませていただきました。ですから、今無駄を省けということですけれども、これは東京都が計算したら約二十・一兆円、約二十兆移転に掛かると言っ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) ただいま議題となりました船舶職員法の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  近年における国民の水上レジャー活動に対する関心の高まりや余暇活動の多様化に伴い、水上オートバイなど手軽に楽しむことができる様々な小型船舶が増加し、幅広い...全文を見る
05月24日第154回国会 参議院 本会議 第27号
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○国務大臣(扇千景君) マンションの建替えの円滑化等に関する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  マンションは、都市における住まいの形態として広く普及しておりますが、今後、老朽化したマンションが急増することが見込まれております。都市の再生と良好な居住環境の確保を...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 谷林議員にお答え申し上げます。  マンションの供給が本格化しましたのは昭和四十年代後半からでございますし、建築後三十年を経過したマンションは、現在のところはまだ十二万戸にとどまっております。けれども、これが建築後三十年を経過したマンションというのは、十年...全文を見る
05月27日第154回国会 参議院 予算委員会 第20号
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○国務大臣(扇千景君) 緒方議員にお許しをいただいて、お答え申しますまでに一言だけ申し上げさせていただきたいと思います。  それは、昨年の十二月の三十日でございましたけれども、明石市の大蔵海岸におきまして、人工の海浜の陥没事故がございました。当時四歳でございました金月美帆さん、...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今初めてこの宗建会を拝見しておりますけれども、少なくとも、鈴木議員の北海道行政に対する関与があったか、なかったかというようなるるのお話ございまして、これは私が北海道開発局に厳重に検査をし、またそれを国土交通省に報告するようにというふうに連絡をいたしまして、...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) まず私の方から、直接、北海道の国土交通関係でございますので、これは申し上げておきますけれども、宗建会に入っているから入札資格があるとかないとかということではございませんで、一昨年の入札と契約に関する適正化法ではきちんと入札基準というものを公にしておりますか...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 緒方議員に申し上げますけれども、私は別に、だれを、何をかばうわけでもございません。  我々国土交通省としては、少なくとも国民の税金を正しく、なおかつ地元の皆さんがお喜びいただける、また地元の皆さんから上がってきた企画に基づいて国土交通省はそれを認めている...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 私の在任中に起こったことではございません。以前のことですけれども、私は、改めてこれを全部見直そうということで、今申しましたように、予定価格の事前公表であるとか、あるいはペナルティーの厳正化でございますとか、地方公共団体によります電子入札を行うとか、あらゆる...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 調査もしておりますので、ただ、司直の手でなさることに関しては、私どもは、司直というものがあって、既にもう、テレビで拝見しておりましたら、あれだけ資料をお持ちになったんですから、何かがあれば、私たちももう一度、今、問い合わしておりますから、厳正に対処すべきで...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) はい。
05月29日第154回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第9号
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○扇国務大臣 当委員会で、御存じのとおり、三月二十六日でした。初めてこの質疑を、夕張シューパロダムの話が出ましたときに、私はそれを調査しなさいと、皆さんのおっしゃるとおり、私も疑問に思ったから、明快な調査をしてくださいということで、私は調査をするように申し上げ、そして、国土交通省...全文を見る
○扇国務大臣 これは、被補償者のために公表できることとできないことがあるのは、前回の委員会での御質疑でも、今野議員、御存じだと思います。被補償者の立場からいえば、これを公表することによって、正直な算定方法とか会社の内部事情というものを全部出していただけないということがありますので...全文を見る
○扇国務大臣 今野議員が御自身でお調べになって三社の名前をお出しになりました。私は、複数の会社に委託しているということは、それだけ公正を期しているということの証明だと思ってお聞き取りいただきたいと思います。
○扇国務大臣 今野議員御存じだと思いますけれども、賠償案件というものは国土交通省関係でも本当に数多くあるものですから、今後も被賠償者の皆さん方の御心情とか、あるいはその賠償交渉が順調に運んでいくということを図る上では、現段階では、私は、当省としては、役所としては、それまでしか答え...全文を見る
○扇国務大臣 前回も私、今野議員に申し上げたとおりでございます。何回、何日に、何をしたというのを細かく言えということですから、御報告申し上げます。  鈴木議員から、平成十年十二月二十三日、日北酸素との補償交渉の進捗状況について照会がございました。その結果、平成十年十二月二十三日...全文を見る
○扇国務大臣 今野議員、テープをとっているわけじゃございませんで、私、今申しましたように、五回の日時も全部申し上げました。その局長が行ったり担当者が行ったときのことを全部テープにとって私は聞かせていただいたものではなくて、言ったものを、先ほど申し上げましたように、丁寧に対応しろと...全文を見る
○扇国務大臣 あのね、今野議員。鈴木議員のことに関しては、シューパロダムだけではなくて、北海道あらゆるところで私に御質問がございました。そして、当時の北海道局の皆さん方は、鈴木議員が北海道開発庁長官になられた後、大変威圧的なことを感じたということも、国会の中で私、きちんとうちの職...全文を見る
○扇国務大臣 今塩田議員から御説明ございましたように、公共工事が国民の貴重な税金で賄われておりますことは御存じのとおりで、ただ、公共工事の必要性というものを塩田議員が大変評価していただいたことに対して、まずもって見識の高さに敬意を表したいと思います。  そういう意味で、直轄工事...全文を見る
○扇国務大臣 随意契約の根拠についてのお尋ねがございましたけれども、随意契約は、国の機関によります随意契約の根拠法令、これがございまして、御存じの会計法第二十九条の三第四項及び第五項でございます。これは、塩田議員が冒頭におっしゃったことであります。  この中では、四つございます...全文を見る
○扇国務大臣 塩田議員も御存じのとおり、公共工事について談合、丸投げ、これはもう本当に情けないことだと思います。  一昨年、私が建設大臣になって、日本では初めてでございましたけれども、今塩田議員がおっしゃいましたように、フランス、ドイツ、イタリーでは既に公共工事基本法というもの...全文を見る
○扇国務大臣 塩田議員がおっしゃるように、一〇〇%という言葉を本当は使いたいところでございますけれども、私はそこまで言う自信はございません。法にも、あらゆるところで法の目をくぐってという言葉がございますけれども、私は、この適正化法があるから一〇〇%とは言えませんけれども、でき得る...全文を見る
○扇国務大臣 今、大森議員からお話しになりました今国会、まさに疑惑国会と言われるくらい、今るるお述べになりました、残念至極でございますし、我々は、法案審議よりも疑惑審議の方が時間が長いと言われるような国会にはしたくない、二度とこういうことがあってはならないということは現に私自身も...全文を見る
○扇国務大臣 大森議員が仰せのとおり、前回でも私は申し上げたとおりでございますけれども、少なくとも、企業が政治活動に対して献金を行います場合において、政治資金規正法あるいは公職選挙法等、少なくとも関係法令に従って自主的に判断できるもの、また、これらによって適正に行うというのが必要...全文を見る
○扇国務大臣 存じません。
○扇国務大臣 せっかくの大森議員の御質問なんですが、私、十日会というもの自体を存じませんで、十日会というのはどういうものなのかも今初めて伺いまして、十日会というもの自体も私は今の段階では理解ができませんので、内容については、残念ながら赤旗を拝読しておりませんでしたので、失礼いたし...全文を見る
○扇国務大臣 共産党さんの大森議員からいろいろ資料をいただいて、私も今拝見をしておりますけれども、株式会社で配当していないのに献金するのはいかがかなということですけれども、会社自体が自由主義社会で自分たちの自由経済を守ろうという意味でなすっているのか、その辺のところは私は個別に聞...全文を見る
○扇国務大臣 念のため聞いておきたいということなんで、念を押されるまでもなく、今まで申し上げましたように、不法は不法、きちんと正していかなければいけないと私は思っております。  ただ、少なくとも私は、これは弁明ではなくて、一つだけ申し上げておきたいと思いますのは、先ほどから、こ...全文を見る
○扇国務大臣 大森議員の御要請は御要請として、みんなが感じていることでございますし、この委員会でも、皆さん与野党超えて、思いは同じであろうと思います。  冒頭に私が申しましたように、法案審議よりも疑惑質疑の方が長いのは、これはもうあってはならないことでございますし、先日も、一昨...全文を見る
05月29日第154回国会 衆議院 国土交通委員会 第16号
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○扇国務大臣 おはようございます。  ただいま議題となりました全国新幹線鉄道整備法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  新幹線鉄道は、昭和三十九年の東海道新幹線の開業以来、これまでに五路線が開業し、我が国の基幹的大量高速輸送機関とし...全文を見る
05月30日第154回国会 衆議院 本会議 第38号
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○国務大臣(扇千景君) 建築基準法等の一部を改正する法律案及び高齢者、身体障害者等が円滑に利用できる特定建築物の建築の促進に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  まず、建築基準法等の一部を改正する法律案について申し上げます。  我が国...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 松原議員から、五点について御質問がございました。  まず、シックハウス対策のための規制のチェック体制についてのお尋ねがございました。  建築基準法の改正案では、シックハウス対策のため、建材及び換気設備の基準を定めることにいたしております。  これらの...全文を見る
05月30日第154回国会 参議院 国土交通委員会 第16号
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○国務大臣(扇千景君) おはようございます。  冒頭に森山議員から海についてということで私にお尋ねがございました。  私は、生まれましたのは今仰せのとおり月見山という、正に海が見える須磨区でございますけれども、そこで生まれ落ちまして、ずっと神戸生まれ神戸育ちということで、正に...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) どちらかと言われると、両方と言いたいというのが現状でございます。  なぜ欲張ってそう言いましたかと申しますのは、御存じのとおり、現在の小型船舶というものの操縦士制度、これ、昭和四十九年でございました。その当時、近年の海上の、あるいは水上レジャー活動という...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) まず、今の青い羽根の問題ですけれども、大変私もなぜという理由を言われますと困るんですけれども、公職選挙法で、全国区でございまして、一切募金をするなと、これも違反になるということで、自分ができないのに人にだけしろというのも、私も本当に矛盾を感じまして、これは...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今回のこの法改正に関しましては、試験の内容につきましては安全にかかわる事項の質的向上を図る、そういうことが先ほどからも局長から答弁したとおりでございますので、いわゆる水上オートバイについては専用免許化、これを専用免許にするということと、それから知識と能力を...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 昨年の、今、大沢議員がおっしゃいましたように、一番最初、私、第一報を受けたのが昨年の十二月三十日でございました。私も、冒頭にお話しございましたように、私、兵庫県神戸市なものですから、私が想像し得る場所であったものですから大変ショックを受けましたし、また、こ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、大江議員のお話のとおり、プレジャーボート、これはもう先ほども申しました平成二年のときには約三十一万隻、そして現在、十二年度には四十四万隻ということで、これ十年間で一・五倍になっているわけですね。今、大江議員がおっしゃったように、係留が足りないという、そ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) マリンレジャーに関しましては、今日るる各先生方からお話がございましたように、多くの船舶の処理の問題、廃船の処理の問題、それから放置艇の問題、それから安全の確保、あるいは他の水域利用者の調整等、あらゆる面で私は社会的問題が顕在しているというのは今日議題になっ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) ただいま議題となりましたマンションの建替えの円滑化等に関する法律案の提案理由につきまして御説明を申し上げます。  マンションは、都市における住まいの形態として広く普及してきておりますけれども、今後、老朽化したマンションが急増することが見込まれており、都市...全文を見る
05月31日第154回国会 衆議院 国土交通委員会 第17号
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○扇国務大臣 今、一川議員がおっしゃいましたように、御希望があるところすべてを達成できれば私も大変うれしいと思うんですけれども、それがなかなか思うように任せないという国の現状。  そして、地域の皆さん方の利便性を考えて——北陸新幹線、これはやはり国土の骨格として大事な交通機関で...全文を見る
○扇国務大臣 伴野議員からるる御説明がございましたけれども、昭和三十六年生まれでいらっしゃいますから、まあ大体新幹線とともに育っていらしたと思います。まだ三十六歳では傷んだところはおありにならないと思います。けれども、やはり二十五歳過ぎれば大体人間の機能というのは低下すると思って...全文を見る
○扇国務大臣 メンテナンスに関するお話でございましたので、伴野議員が、伴野議員御自身の経歴から申し上げても、国鉄に入り、JR東海に就職したという御経歴の中で、私は、愛情が今でも消えていらっしゃらないと思っています。  そういう意味で、今おっしゃったメンテナンスの方法、また、メン...全文を見る
○扇国務大臣 行政に携わります職員とか、あるいは特に技術関係の職員に関しましては、現場に赴いて、今おっしゃるように現場の実態をよく見て、そして業務につくというのは当然のことでございますし、これは大変基本的なことだと思っておりますので、大事な御指摘だと思います。  国土交通省の職...全文を見る
○扇国務大臣 先ほども申し上げましたように、改革をすればいかに物が変わるかという一番の典型が、国鉄からJRへの変わり方であろうと。改革をしたらこれだけ変わるということが、目に見えて一番大きかったのはサービスでございます。おはようございますも、ありがとうございますも言わなかったもの...全文を見る
○扇国務大臣 阿久津議員からこのことに御質問をいただくこと自体、私は残念なことだと思っています。  あってはならないことがなぜ通るのか、なぜ人によってこんなことができるのか、私は大変不思議に思っています。そして、多くの皆さんに、まじめに車検を受けた皆さん方、まじめにお金を払った...全文を見る
○扇国務大臣 私どもは、国会の中でこのようにやりとりをしておりまして、現場が恐怖心で、なるべくあそこへ行きたくない、定職率が悪い、そこまで恐怖心を持つ職員が大勢いるということも、私も調べてわかりました。あそこへは行きたくないと。  私、最初は何か原因があったと思うんですよ、あそ...全文を見る
○扇国務大臣 インシデントが事故の芽ということでございますし、最も事故になるおそれがある事態ということで、列車が他の列車と衝突しそうになった事態のようなもの、いろいろな場合がインシデントとして想定されるわけですけれども、このためにインシデントの調査分析をする、そのことが事故の未然...全文を見る
○扇国務大臣 先ほどからもお話が出ておりますように、瀬古議員がおっしゃいますように、JRの各社につきましては、累次の閣議決定によりまして、できる限り早期に純民間会社とするということが求められてきたのは御存じのとおりでございます。私たちはそれにのっとって、このJR東海を含みますJR...全文を見る
○扇国務大臣 今おっしゃったように、基本的には、しなの鉄道の問題に関しましては、今、瀬古議員がお読みになったように、長野県が設置しましたしなの鉄道経営改革検討委員会、これを設置して議論をされていらっしゃいます。  今、瀬古議員が御指摘になったように、整備新幹線の着工に際して、並...全文を見る
○扇国務大臣 私は、今までの論議で、みんなが疑問に思っているのではなくて、日森議員もお聞きいただいて、大体わかってきたな、なるほどなと御理解いただけ、またこうだったのかということもある程度御理解賜るように説明してきたつもりでございますけれども、再度のお尋ねでございますので、改めて...全文を見る
○扇国務大臣 全国新幹線鉄道整備法の一部を改正する法律案につきまして、本委員会におかれまして熱心な御討議をいただきまして、ただいま可決されましたことを深く感謝申し上げます。  今後、審査中における委員各位の御高見、また、ただいま附帯決議において提起されました引当金積立計画等の適...全文を見る
06月04日第154回国会 参議院 国土交通委員会 第17号
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○国務大臣(扇千景君) 冒頭に吉田議員から、今の日本の建物の現状を考えるときに、この今回の法案は時期を得たものであるというお言葉をいただいて、大変心強く、また私たちもこれを真剣に考えていかなければいけないと思っておりますし、少なくとも、戦後三十年を超えましたマンションの中で六十歳...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 池口委員がベルギー等々大変歴史と文化を大事にする国々を御視察になったということで、お感じになったところは大であろうと思って、私も共感をいたすところでございますし、私もああなればいいなといつも念じてはおりますけれども、正直申し上げて、単に戦後今日まで日本は経...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 冒頭に申し上げましたとおり、戦後の建てたもの、その数と、そしてこれから建て替え時期になった居住、そういうものに関して、特にマンションは居住者の数も多うございますし、またるる建築法の改正によって従前の面積が建て替えたときにそれだけのものが建てられるかどうかと...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 先ほどから森本議員の基本的な認識、そしていかにマンションの建て替えをスムーズに行うかというメリット、デメリット等々御指摘がありましたけれども、少なくとも、マンションの建て替えを行うためには、その合意形成、事業の採算性、そういうものを考えて、法律あるいは建築...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今おっしゃったとおりでございまして、私たちも今住んでいる、富樫委員がおっしゃったように、不安を与えないようにと、これはもう大原則であることは先ほども申し上げましたとおりでございます。  ただ、マンションには年齢とかあるいは世帯の構成、それから経済状況等々...全文を見る
06月05日第154回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第10号
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○扇国務大臣 これで三回目になりますか、四回目になりますか、今野議員からのお尋ねでございますけれども、今申し上げましたように、コンサルタント業務、私どもは、いかに公平にするかということでコンサルタント業務に出すわけでございまして、国土交通省関係で勝手に積算するのではなくて、コンサ...全文を見る
○扇国務大臣 この間も申し上げましたように、補償額というのは、これはもう三度目、お答えしておりますから今野議員がよく御存じのはずで、声を大きくされても答えは同じでございまして、補償される側から金額を出さないでいただくから補償できるというのが今までの例でございますから、今回の夕張シ...全文を見る
○扇国務大臣 先ほど、せっかくわかっていることですから、今野議員に、どれくらいの者がコンサルタント業界に出ているかということも私はお知らせしておきたいと思います。  それは、北海道開発局のOB、これがズコーシャないしドボク管理とほぼ同じランクの北海道内に本社を有する補償コンサル...全文を見る
○扇国務大臣 今、大森議員が冒頭におっしゃいましたように、これは現在の常磐線が、朝夕のラッシュどき、混雑率が二〇〇%であるというのは御承知のとおりです。それを少しでも緩和して、地域の皆さんのために、皆さんから要望をいただいてこの計画ができたのは、大森議員、御承知のとおりです。 ...全文を見る
○扇国務大臣 大森議員のおっしゃることで、私は、わかるところもあるんですけれども、わからないところもあるんです。  なぜわからないか。先ほど、総事業費一兆五百億というふうに局長から申し上げました。一兆五百億かかるということで、経済状況が変わったから一たん停止してよく見なさいよと...全文を見る
○扇国務大臣 時間ですから、私から総括的に申し上げておきたいと思いますけれども、地元の要望には賛否両論ございます。早くしてくれ、今のJR常磐線の二〇〇%の混雑率はかなわないという人もあるし、そして今の常磐新線のように、大森議員のように、一方ではうちの前を通るのは困るよとおっしゃる...全文を見る
06月05日第154回国会 衆議院 国土交通委員会 第18号
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○扇国務大臣 来し方行く末と言われますと長くなって申しわけないし、また、福井議員は、今までの御経歴の中から、旧建設省にいらっしゃいましたから、日本の物流というものがどういう状況にあったかというのは既に御存じであろうと私は思います。  いかに我々は、世界におくれている今の物流とい...全文を見る
○扇国務大臣 今、今田議員からお話がございましたように、平成二年、あの物流二法、これを施行しまして以来、少なくともトラックの業者の参入規制というものが大幅に緩和されたことは、今おっしゃったとおりでございます。  その結果、この十一年間でどうだったかという今田議員の御質問でござい...全文を見る
○扇国務大臣 今、るる今田議員のお話を伺っておりまして、まさに現実というものは、法規制あるいは法の遵守というものから現実は乖離している部分がないのかあるのか、そういうことで、国土交通省としても、少なくとも我々は、法案を通していただき、また、その法のもとで厳重なチェックをしていかな...全文を見る
○扇国務大臣 細川議員から、先日来これらに関してのお話がございましたけれども、今後、環境面からいえば、今細川議員がおっしゃったように、我々は、鉄道というものの重要性、そしてまた、どの程度今の鉄道の環境問題での重要性があるかということを考えてみますと、これはちょっと数字で申しますと...全文を見る
○扇国務大臣 今大谷委員がおっしゃいましたように、物流が我が国にとっていかに大事かということは、私は一番大谷議員が身をもって感じていらっしゃると思います。アメリカの大学を出てアメリカの会社に勤めて、世界を見る目というものをお持ちですから、日本としておくれているところがいろいろと目...全文を見る
○扇国務大臣 なぜできなかったかという理由の一つに、私は、残念ながら、日本の省庁の縦割りを挙げざるを得ません。  私が今回強引にというか、かなり私は無謀なことをしたと思っておりますけれども、港湾一つとってみても六省庁が絡んでおります。そして、物流の手続の迅速化あるいは規制という...全文を見る
○扇国務大臣 これは、先ほど申しましたように、私は、残念ながら、日本の今までは縦割りであったと言わざるを得ないというのが私の実感でございます。  なぜなれば、私どもは、空港、港湾、高速道路あるいは都市、これに対して、例えば空港に荷物が着いたり港に荷物が着いたりして、港に荷物が着...全文を見る
○扇国務大臣 赤羽議員がおっしゃいますように軽油引取税、これは軽油引取税だけではなくて、道路特定財源ということで、昨年の暮れも、そして今回も大きく議題に上ってくるだろうと思っております。ただ、今御指摘の軽油引取税に至りましては、これは御存じのとおり、地方公共団体の貴重な道路整備財...全文を見る
○扇国務大臣 洞局長に答えてもらおうと思ったんですけれども、あえて最後の質問だというふうに念を押されましたので。  私は、今赤羽議員のお話を聞いていて、これは私は、業者として生きていこうと思えば、今おっしゃったように、首都圏の四都県と、愛知、三重、大阪、兵庫、この四つが指定され...全文を見る
○扇国務大臣 一川議員からの今のお尋ねで、私も、この平成二年からの物流二法の施行によってどれくらいトラックが動いたかなというのを見ているわけですけれども、お手元にもこの表が行っているかもしれません。  これは、平成二年の物流二法の施行によりまして、トラック業者の参入というのが大...全文を見る
○扇国務大臣 今回の事案で、内閣において、全省庁どうなっているかということで、もう一度調べることになっております。締め切りは六月の二十六日までということになっております。  まず、国土交通省に関しましては、本省の情報公開請求窓口、これは、私はいつも国土交通省で記者会見をしている...全文を見る
○扇国務大臣 瀬古議員が力を入れておっしゃるとおり、それだけトラック業界も苦しんでおりますし、また物流二法等々、今までの法律によって、先ほど局長が申しましたように、デメリットがあったことも事実でございますけれども、きょうこの委員会でるるお話が出ていますように、では、なかりせばよか...全文を見る
○扇国務大臣 けさほどからも、鉄道貨物輸送の現状と、またその必要性、二十一世紀のモーダルシフトを含めた環境面でのこの鉄道貨物輸送の重要性と現状というものを申し上げてまいりましたけれども、重ねての御質問でございますので、従来からもそう申し上げておりますけれども、この鉄道貨物輸送の現...全文を見る
○扇国務大臣 要らないとおっしゃったんですけれども、最後でございますから、きょうの締めくくりで、これは宣伝を兼ねて、西川議員にも各委員にも御承知いただきたいと思います。  それは、今いろいろなことを言われましたけれども、今、私、秘書官から取り上げましたカードは、これはICカード...全文を見る
06月07日第154回国会 衆議院 国土交通委員会 第19号
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○扇国務大臣 この御論議の中で、るる今までも委員会でお話が出てまいりましたけれども、近年におきます経済のグローバル化、そういう傾向から考えましても、私は、国民生活を取り巻くあらゆる需要、そういうものから考えても、物流の果たす役割、冒頭、この委員会が始まりましたときに、私、物流の国...全文を見る
○扇国務大臣 鉄道事業法等の一部を改正する法律案につきまして、本委員会におきまして熱心な御討議をいただき、ただいま可決されましたことに深く感謝申し上げたいと存じます。  今後、審議中における委員各位の御高見、または今附帯決議において提起されましたJR貨物に関します国鉄改革の趣旨...全文を見る
○扇国務大臣 ただいま議題となりました建築基準法等の一部を改正する法律案及び高齢者、身体障害者等が円滑に利用できる特定建築物の建築の促進に関する法律の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  まず、建築基準法等の一部を改正する法律案について申し上げます。...全文を見る
06月11日第154回国会 参議院 国土交通委員会 第19号
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○国務大臣(扇千景君) 今日は冒頭に吉田議員から安全神話のお話が出ました。私たちは、日本は正に安全神話というものが今から七年六か月前、七年半前になりますけれども、あの阪神・淡路大震災、オウム・サリン事件、あれ以来私は日本の安全神話というものが外国からなくなったと思っております。 ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、るる局長から言っておりますけれども、基本的には私は谷林委員がおっしゃる御心配、なくはないと思います。けれども、私は、区分所有者の管理組合を作って、その組合がいろんな専門家とかあるいは地方公共団体の正式な情報を得ることと、こうしてあるわけですね。ですから...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) おっしゃるとおりで、建て替えればいいというものではなくて、あるものをいかに長く利用するか、人間の体も同じでございます。  そういう意味で我々は真剣に長く使える方法というものを考えておりまして、三つだけ言わせていただきます。一つは、まず住宅金融公庫融資にお...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 大変大事な御指摘でございますし、今仰せのとおり、少なくとも築三十年後のもので約三割を超える人たちがお年寄りになっている、高齢者が占めているというのは事実でございます。そのため、第一に、少ない負担で建て替えに参加することができるように様々な支援を行っておりま...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 先ほどからちょっと、前もって相談の話があって、これは修繕診断とか耐震診断とか、あるいはそういうものの件数が少ないではないかと、先ほどの質問の補足みたいになるんですけれども。私は、そういう意味では、今まであらゆる面で耐震診断というものが、数でいいますと、住宅...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 田名部議員も大臣経験者ですから、大臣のときにいかに責任を持って何をどうするかというのはお分かりのとおりでございます。  私たちは、今回、このマンションのことに関して皆さん方に建替えの円滑化法というものを出させていただきましたけれども、少なくとも今の現状こ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) るる御審議が進んでおりますけれども、少なくともできるだけ長持ちするマンション、これはもう当然だれしも願うことでございます。  そういう意味で、少なくとも住宅金融公庫の融資においても耐久性に優れた住宅に対する優遇措置というものを実施する、それが一つでござい...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) マンションの建替えの円滑化等に関する法律案につきまして、本委員会におきまして熱心な御討議をいただき、また、ただいま全会一致をもって可決していただきましたことに対して深く感謝申し上げたいと存じます。  また、今回の審議中に賜りました各位の御高見、また、ただ...全文を見る
06月12日第154回国会 衆議院 国土交通委員会 第20号
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○扇国務大臣 おはようございます。  松原議員がおっしゃったように、ある意味で、言い方をかえれば、日本全部が島であると言っても過言ではないと。海洋王国日本という、王国という言葉も今やおかしくなるくらい、日本は、改めて、二十一世紀、日本のありよう、また日本として何ができるかという...全文を見る
○扇国務大臣 これは、一つ一つ島の特徴等々を挙げていれば時間がございませんから、松原議員御存じのとおりでございますけれども、一つだけ事例を挙げさせていただきます。  私、兵庫県出身なものですから、私の周りにも島がたくさんございます。兵庫県の坊勢島という島がございます。これは、さ...全文を見る
○扇国務大臣 これまでの離島振興、少なくとも、公共工事、公共投資というものが私は主であったと思っております。けれども、今松原議員がおっしゃるように、ハードからソフトへ、私はそういう時期に来ていると思いますし、それぞれの離島もそれぞれの知恵を働かせております。そういう意味では、いま...全文を見る
○扇国務大臣 そのために離島振興法を今まで延々と皆さんが御支援されてきて、また継続したという、これは私は国会議員の熱意だと思っています。しかも議員立法です。そういう熱意が、私はこの議員立法というものに皆さんの熱意が固まってきたと思います。  また、今るる外国の話をなさいました。...全文を見る
○扇国務大臣 冒頭に申しましたように、税制のみならず、私は、あらゆる面で離島の特性を生かす、二十一世紀になって、二十世紀に言った均衡ある国土の発展、そういう言葉ではなくて、個性ある国土の発展という言葉に二十一世紀は変えたい。均衡ではお客は来ないという話もしましたので、私は、税制の...全文を見る
○扇国務大臣 冒頭に古賀議員におわび申し上げておきますけれども、十時から参議院の本会議でございますので、途中でもしも失礼することがあったら申しわけありません。十時から本会議に出させていただきたいことを冒頭にお願いしておきたいと思います。  それから、今古賀議員がおっしゃったこと...全文を見る
○扇国務大臣 今、基本的な姿勢で古賀議員からお話ございましたけれども、国土の均衡ある発展をどう考えているか。私は、二十世紀を振り返って、まさに均衡ある国土の発展、国民に平等の生活基準を確保する社会資本整備が欧米に比べて日本はどれほど劣っているかというのは、一々数字を挙げるまでもな...全文を見る
○扇国務大臣 ハワイの歴史まで言っていると切りがありませんけれども、ハワイが生き残るための政策というものは、観光しかあそこは生きていけません、そういう意味で、いかに観光客を誘致することに力を入れているか。その中で、日本の観光客の占める地位が大変多いんです。そういう意味では、ハワイ...全文を見る
○扇国務大臣 古賀議員がおっしゃることは、私は理想だと思っていますし、そうあるべきだと思っています。  少なくとも私は、老齢化が進んでおります離島に対して、それぞれの個性を持ってくださって、その個性を自分たちで自由にすることも大事ですけれども、一方、離島でなければない自然を保護...全文を見る
○扇国務大臣 松宮議員には、参議院の本会議でおくれましたことを、まず冒頭におわびしておきます。  今、空港のお話が出まして、拠点空港に移ってきたのはなぜかというお話がございましたけれども、今現在、世界じゅうの航空行政、大変私は難しいところへ来ていると思います。  昨年の九・一...全文を見る
○扇国務大臣 財政が大変苦しくなってきたということで、あらゆる面で影響が出ておりますけれども、先日も経済財政諮問会議で私も申し上げました。社会資本整備、GDPを、何%を社会資本整備に充てるべきか。欧米先進国並みでいいではないかという一部の皆さん方の声がございました。  私は、欧...全文を見る
○扇国務大臣 今おっしゃったように、いわゆる危険物のため、船舶の運送に関します安全規制というもので、ガソリンやLPGというものを積載したタンクローリーを旅客とともにフェリーに乗せるということは、旅客の安全を確保する意味で禁止ということに今はなっています。山田議員の仰せのとおりでご...全文を見る
○扇国務大臣 すべからく国土交通省としては、ワンストップサービスということを言い続けてきましたので、そういう意味では、建設省、運輸省等々が一緒になったメリットというのはそういうところへ出てくると思いますので、重要な検討課題として、なるべく早く、仰せのような、離島の皆さん方に、格差...全文を見る
○扇国務大臣 山田議員から離島振興のお話が出ましたけれども、私は、今のお考えの方法というのは、離島に限らず、地域振興ということから考えても大いに参考になる資料であると思っております。  ただ、離島に限って言いますと、私は、このコルシカ島は政策転換を大変勇気を持ってした、また、コ...全文を見る
○扇国務大臣 るる離島のお話で、いかに離島振興を図っていくか、与えるだけではなくて、みずからの地で、みずからの力で立ち上がっていくために政府として何ができるか、原点はそこに来るだろうと思っております。  けれども、私は、少なくとも日本は六千八百五十二の島で成り立っておりますので...全文を見る
○扇国務大臣 先ほどから、私が最後に申し上げた、山田議員の最後の質問のところだけを瀬古議員はお取り上げになりましたけれども、私は、先ほどから話題になりましたコルシカ島の話もございまして、国の方針の転換によって、みずからが、コルシカ島が自立して、それは国の援助があったからこそですけ...全文を見る
○扇国務大臣 本法律案の御提案に当たり、委員長及び各委員の御見識に深く敬意を表するものでございます。  政府といたしましては、離島地域の現状にかんがみ、本法律案については特に異存はないところでございます。  この法律案が御可決された暁には、関係省庁との連携を図りつつ、その適正...全文を見る
○扇国務大臣 真の福祉とは何かということで、私たちはこの原点に立って、二十一世紀型の福祉政策、そういうものを、社会保障というのはどうあるべきか、私は大きな原点に立って申し上げなければいけないと思います。  そういう意味では、今、中本議員がおっしゃるように、実際に、車いすの障害者...全文を見る
○扇国務大臣 私も、曽野綾子さん、御夫妻で一年に一回必ず障害者の皆さんを海外へお連れになっているというのを存じております。大変私は尊敬できる行為であろうと思っております。  また、国土交通省としてできるものは何か。もともとバリアフリーのときに、上りだけではなくて、お年を召した方...全文を見る
○扇国務大臣 井上議員がおっしゃいました新聞の記事は私はまだ拝見しておりませんけれども、少なくとも今回法案を出したその原因、起因するところ、それは、今までの、るるシックハウス症候群があると言われておりまして、今井上議員も図らずもおっしゃいましたけれども、本来、現時点では、このシッ...全文を見る
○扇国務大臣 今の御質問もさることながら、今文科省とのやりとりをいろいろ聞いておりまして、私は、一つ残念なことは、奥田議員のように建築業界に籍を置いた御本人から、六十年もつと思ったものが本当はもたないと言われると、大変皆さんに不安を与えますので、メンテナンス次第であるということで...全文を見る
○扇国務大臣 今おっしゃいましたように、平成十二年に成立しました交通バリアフリー法、十三年の二十一世紀を迎えるときに、平成十二年にこのバリアフリー法を通していただいたことは、二十一世紀に向けての指針としては、タイミングとしては大変いいときに皆さん方のお知恵で十二年に交通バリアフリ...全文を見る
○扇国務大臣 先ほどからもこの委員会で既にお話が出ましたように、客室内部のバリアフリー、これは二千平方メートルの新築の場合でも約三割しかバリアフリーができてないという現状は、先ほども申し上げましたとおりです。大手のホテルの皆さん方に聞きますと、半年に一回しか利用度がないとおっしゃ...全文を見る
○扇国務大臣 今、一川議員がおっしゃいましたように、今回のこの建築基準法の一部を改正する法律案、これは地域ごとのまちづくりの多様な課題に対応できるように、また柔軟かつ迅速にこれが対応できるということで、都市計画とか建築規制というものを合理化しようということでございます。  具体...全文を見る
○扇国務大臣 私が先ほども言っておりますように、二十一世紀の環境を考えるという点から考えますと、今一川議員がおっしゃったように、地球温暖化、そのためにも、今回の森林の保全というのは大変大事だというのはおっしゃるとおりで、昨今の新聞等々で、その森林保全のためには一兆円必要だ等々、い...全文を見る
○扇国務大臣 せっかくの瀬古議員のお話でございますけれども、私もいろいろなところへ行っておりますけれども、どこへ行っても過疎、小学校は閉校。あらゆるところで、都市でも、都心になればなるほど子供が少なくて、学校が閉鎖される。すぐそばの私たちの永田町小学校もあるいは泰明小学校も、あら...全文を見る
○扇国務大臣 今局長が答えましたように、審議会はあらゆるジャンルの皆さんが入っていますし、また、今、原さんがおっしゃるNPOの皆さん方も代表として入っていただいていますから、この法案づくりまでには、何人でしたか、合計約二十五名の各ジャンルの皆さんが全員お入りになっていただいていま...全文を見る
○扇国務大臣 皆さんがいかに快適に住み、いかに環境をよくし、住勤接近して、住居との距離をいかに少なくして、そして環境を二十一世紀型の町にするかという、少なくとも基本的に大きな要因を秘めていると私は思っております。  そういう意味では、私たちは、絶えず時流に乗った、あるいは二十一...全文を見る
○扇国務大臣 せっかくの西川議員の御高説を伺いまして、私からも、今後国土交通省として考えておりますことを一言だけ言わせていただきたいと思います。  それは、今おっしゃったように、容積率緩和等々を考えましても、東京都というものをどうするのかという基本的な設計がないわけですね。たま...全文を見る
○扇国務大臣 私が都市計画の未達成が四五%と申しましたのは、道路でございます。  とにかく、東京がなぜこんなに渋滞するのか、この渋滞によって、東京都内の高速道路の渋滞率を考えれば、少なくとも、物流的にも、あるいは経済的にも年間四兆九千億の損失をしているという数字も出ております。...全文を見る
06月26日第154回国会 衆議院 国土交通委員会 第22号
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○扇国務大臣 大変限られた時間の中で御質問でございます。  戦後今日まで、我々はただ衣食住足りるということを目標に、二十世紀、多くの皆さん方が努力していただいたと思っております。けれども、二十一世紀の初頭に入って、日本は、どっちを向いて、どこを大事にし、国民の何を満たしていくの...全文を見る
○扇国務大臣 今樽床議員がおっしゃいましたように、参議院では皆さん方、身体にどこまで何がどう影響するかという結果がまだないだけに不気味であるということから、大変真摯な御議論をしていただきました。また、多くの実質の事情も御披露いただきまして、大変私も関心を寄せた次第でございます。 ...全文を見る
○扇国務大臣 今おっしゃいました参議院の議論の中でもありましたけれども、これは出口とか入り口とかということではなくて、基準法自体を改正するということを持ってきたのは、入り口から出口まで、なお中間もという、この建築基準法の基本法によって、入り口も中間も出口も検査ができる。普通の一般...全文を見る
○扇国務大臣 今おっしゃったことの中で一番大事なことは、建材等々次々と新しいものがどんどん出てくるんですね、現段階で。そうしますと、今は出ていないけれども、また新しいものが出るというようなことで、今後、身体に影響がある新機材、新種というものがどんどん開発される。それはどういう影響...全文を見る
○扇国務大臣 今の日本の土地のあり方は、私は常識的には非常識であると言わざるを得ない状況であります。残念ながら、どこを通っても、虫食い状態であったり、こんないい場所がなぜ空地なんだという感慨を持つのは私だけではなくて、ひとしくみんなが思っていることで、しかも、わずかな国土しかない...全文を見る
○扇国務大臣 土地の流動化というのは、一番どうにもならないものはRCCで、どうにかなるものは我々で何とかしよう、これはわかっていただきたいと思います。  その何とか我々国土交通省の中でできるのではないかということで、今もRCCから、証券化をして、四百億ありました、今度も四百億の...全文を見る
○扇国務大臣 おっしゃるとおりで、私も、例えば地下鉄をおりますと出口がたくさんあります。どこの出口にエスカレーターがあるのかの表示がありません。それを全部解消するようにというふうにも言っておりますが、それを言いますと、日本じゅうのあらゆるところで私はまだ達成できていないと思ってお...全文を見る
○扇国務大臣 今、津川議員がおっしゃったとおりでございまして、少なくとも、これはお金のかかることでございまして、それぞれの民営の皆さん方に対して強制的にしろということが言えないのは、津川議員御存じのとおりでございます。  ただ、その中で、今おっしゃったような、二千平方メートル以...全文を見る
○扇国務大臣 ちょっと、その前に一言。  今、津川議員がおっしゃいました、浸透しつつあるというのは失笑を買うというお話でございますけれども、そうではなくて、精神的には浸透しつつあるけれども現実社会ではまだ物的には足りないという意味で、私は、その物的に足りない部分を国土交通省とし...全文を見る
○扇国務大臣 先ほども樽床議員のお話でございましたように、五年たって見直そうということですけれども、とにかくお金のかかることですから、申し上げましたように、少なくとも我々は、十四年度、バリアフリー化等々の予算を特別に組んでおりますので、助成金ということで組んでおりますので、それを...全文を見る
○扇国務大臣 ちょっと。六十五億は鉄道分だけで、全部で二百十二億。
○扇国務大臣 今、鮫島議員がおっしゃいましたように、我々は都会に住んでいて、マンションという言葉自体が昔はなかった。共同住宅でございました。ところが、今マンションが乱立しまして、多くの皆さん方がマンションを利用し、都会ではマンションしか手に入らないという状況もございます。  け...全文を見る
○扇国務大臣 せっかくの長妻議員の御質問ですけれども、許可をいたしますのも地方自治体でございまして、私たちは地方自治体から全部、総務省ではございませんので、地方自治体から上がってくるものですけれども、今回の、昨年の新宿の火災が大変重要だと、四十四名も犠牲者を出したということで、全...全文を見る
○扇国務大臣 長妻議員のおっしゃり方ですけれども、一〇〇%というのは当たり前の話なんです。一〇〇%に達していないから問題になっているのであって、一〇〇%達成するのが当たり前なんです。  ですから、今おっしゃったのは、達成されていないところがいかにもとおっしゃいますけれども、私た...全文を見る
○扇国務大臣 四十七都道府県、それぞれ目標を立てて努力していらっしゃるんですから、私は、全部、地方にできることは地方にというのが原則ですし、地方によっては、全部、一年間に立てるものも違います。国土交通省でも、一年間に少なくとも公共事業等々の入札だけでも四万八千件あるわけですから、...全文を見る
○扇国務大臣 けさからの御議論をお聞きになっていて、私は、同じ民主党の皆さん方の御質問だからおわかりになっていると思ったんですけれども、その件は先ほどからもうお話しになりました。  それは、今回の法律によって、果たしてシックハウスというものがなくなるか、なくならないか、あるいは...全文を見る
○扇国務大臣 わからないからわからないと申し上げているんです。  先ほどからも論議したように、はかったときの条件、春夏秋冬あります、梅雨のとき、あるいは個々の建物の管理状況、あらゆる面ではかって、きょう、はかって、午前中は〇・〇八ppmだった、午後になったら、湿気が多くて、はか...全文を見る
○扇国務大臣 長妻議員もわかっていらっしゃるんだと思うのです。私、参議院にいたんですから、私、ちゃんと答弁で出ておりますから。  それは、私が申し上げておりますのは、今回はホルムアルデヒドとクロルピリホスに決めた、けれども、そのほかに化学物質というのは十三種類ございます。ですか...全文を見る
○扇国務大臣 ちょっと原議員のおっしゃっている意味がよくわからないのですけれども。  私は、経済対策ということは当然ございますし、しかも経済対策からこういう規制緩和をしろということになっているので、逆に、原議員が今おっしゃった、規制を多くするべきであるというようなことは、これは...全文を見る
○扇国務大臣 原議員がおっしゃっていることはわかりました。それは全く法案と違うという意味だったので、私は法案に対する御答弁をしなきゃいけないと思ったので、都市再生ということであれば、経済とリンクしてくるのは当たり前のことでございます。今の経済がなぜ疲弊しているかという原因の中に、...全文を見る
○扇国務大臣 今、原議員のお話を聞いておりまして、一つだけ大事なことは、今あなたがおっしゃったまちづくり条例、これは私、大変重要なことだと思っています。けれども、そのまちづくり条例が、その町全部でおつくりになって、いかにこれを法律化してきちんと規制にできるか。  今のまちづくり...全文を見る
○扇国務大臣 法的根拠を持たないということは言えると思います。
○扇国務大臣 私は、その瀬古議員がごらんになったという現物を拝見しておりませんけれども、聞いているだけでも、そういうマンションを買う人があるのかなと。むしろ私、安かろう悪かろう、しかも、地震国である日本でそういうところを求める人の方が将来性のない人だなと思わざるを得ないので、将来...全文を見る
○扇国務大臣 冒頭に申し上げましたように、そういう将来性の保証のないものは買わないことが何よりの警告になると私は思いますけれども、今おっしゃったように、そういう法の抜け穴を、抜け穴といいますか不備、法と法のすき間を利用してということは、我々も考えていなかったことは事実でございます...全文を見る
○扇国務大臣 先ほどもお話がございまして、横からもお話がございました。建築基準法等々は猫の目のように変わってきたとおっしゃいましたけれども、私は、そういう意味では、時代とともに変わってくるのが当然だと思いますし、また、私が先ほども冒頭に、二十一世紀は環境とバリアフリーの世紀だとい...全文を見る
○扇国務大臣 そういうものも建てたら売れるというから仕事として成り立つんです。  私どもは、二十一世紀、都市計画もそうですけれども、職住近接、少なくとも職場に近いところへということは、みんなだれしも思うことです。通勤に片道二時間、一日往復四時間、そこで例えば二百坪ぐらいの自然に...全文を見る
○扇国務大臣 一川議員とも先日も討論をさせていただきました。少なくとも今回の法改正によって地方にメリットはないんじゃないかという意味の一川議員の御質問等々ございますけれども、基本的には、今回の場合は、地域のさまざまな創意工夫ができるという面では、私は、地方にとっても今回の法改正と...全文を見る
○扇国務大臣 冒頭のお話に戻りますけれども、今一川議員がおっしゃったことは、やはり都市と地方との結節、それぞれの個性を生かしたものをどうつなげていくかということが、冒頭に私が申しましたまちづくり、あるいはそのまちづくりを生かすための日本全土の国づくりの百年デザインというものがない...全文を見る
06月27日第154回国会 参議院 国土交通委員会 第20号
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○国務大臣(扇千景君) おはようございます。  ただいま議題となりました民間事業者の能力の活用による特定施設の整備の促進に関する臨時措置法の一部を改正する法律案及び首都圏整備法及び近畿圏整備法の一部を改正する等の法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  まず、民間事...全文を見る
06月28日第154回国会 衆議院 国土交通委員会 第23号
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○扇国務大臣 おはようございます。  今お話ございました基本的な考え方というお話でございますけれども、私は、スクラップ・アンド・ビルド、行革を始めましたときにはもともとその話からスタートしておりますし、今の現状を考えますと、新しいものをつくるときには、なるべく古いものを整理し、...全文を見る
○扇国務大臣 今、特に名古屋空港における御質問でございますけれども、御存じのとおり、現在の名古屋空港、これは、定期航空路線につきましては、中部国際空港の事業採択時に、前田議員は御存じだと思いますけれども、平成九年の十二月の二十四日、大蔵大臣及び当時の運輸大臣間で確認を行いまして、...全文を見る
○扇国務大臣 いろいろな新しいもの、建物が建って、私にもそういう傾向がないかというお話でございます。私もかなり過労なので、そういうものにかかりやすいかなと思っておりますけれども、大体人間が鈍いのか、いまだにそういう症状がないのはありがたいと思っております。そういう症状のある方が本...全文を見る
○扇国務大臣 井上議員の御懸念もごもっともだと思いますけれども、悪い例ばかりを挙げられましたけれども、これが大変うまくいっているところもあるんですね。  御存じのとおり、大田区の田園調布というのが二十三区内にあります。この大田区の田園調布というのは、平成三年ですけれども、地元の...全文を見る
○扇国務大臣 先日もこの委員会で、鮫島議員と議論をさせていただき、鮫島議員からもいろいろな提案をされ、事例も出されました。  問題は、その結露の話なんですけれども、設計段階あるいは施工段階、あらゆるところで専門家が結露しにくくなる方法というのは当然施すべきであろうと私は思ってい...全文を見る
○扇国務大臣 一川議員が今、平成十三年の六月に内閣府が実施しましたデータをお配りになりました。  今おっしゃったとおり、一般的には、地方に住むということも関心が高い、また、老後においてはガーデニングや郊外での生活に対する強い希望がある、こうおっしゃったんですけれども、今一川議員...全文を見る
○扇国務大臣 今一川議員がおっしゃったことは、個人的なことで言ったら恐縮ですけれども、私自身も感じております。  一川議員は田舎に帰ってとおっしゃいますけれども、私は神戸出身なものですから、神戸は田舎ではないとおっしゃるかもしれませんけれども、今東京に生活しておりますけれども、...全文を見る
○扇国務大臣 今、一川議員がおっしゃいましたように、戸数面では、事実、仰せのとおり、今既に充足しているというのが現実でございます。ただ、戸数が充足していても、満足度はあるかというと、私は、これはない、数だけあって中身がない、ないとは言いませんけれども、不足しているというのは、まだ...全文を見る
○扇国務大臣 今のお話なんですけれども、すべての人たちが社会参加するというのは、もうそれは基本的にはだれも異を唱えるところではなくて、私は総意だと思っております。  今おっしゃったことは、そのために、高齢社会対策基本法及び障害者基本法において、社会参加の確保が基本理念としてこれ...全文を見る
○扇国務大臣 それは瀬古議員のおっしゃるとおりだと思います。両々相まって初めて皆さん方が健常者と同じような生活ができるというのは当然のことでございます。  この交通バリアフリー法というのは、もともとこの交通バリアフリーを考えましたときに、これは平成十二年ですけれども、当時の建設...全文を見る
○扇国務大臣 今の保坂議員のお話、この間の原議員とのやりとりをお聞きになっていたと思いますけれども、私はあのとき原議員に申し上げたのは、お答えするときの冒頭で、私はまず、まちづくり条例というのは非常に大事なことであるということを申し上げてあります。ただ、わかっていただくためにいろ...全文を見る
○扇国務大臣 今保坂議員がおっしゃいましたように、もともと建築基準法に基づく委任条例というものであれば、私は条例に適合しない建築物には建築許可はおりない、こう思っております。けれども、きちんと完全に建築行為を禁止できるという強制力があるかないか、ここは違うんですね。  ですから...全文を見る
○扇国務大臣 私昨日の冒頭に申し上げたと思いますけれども、そういうものがないということは、私は百年おくれているという言い方で言えると思うんですね。  例を挙げますとわかりやすいと思いますけれども、まちづくり条例というものとか、あるいは、そういうものができている国とできていない国...全文を見る
○扇国務大臣 今おっしゃったこと、本当に東京の町中を見ておりますと、ある日突然というのがたくさんございます。私は、建築許可というものをするときに、それまでにきちんと企業の皆さん方が地区の皆さん方と十分に話し合うというのが基本だと思うんですね。ですから、あらゆるところでその手順が完...全文を見る
○扇国務大臣 建築基準法等の一部を改正する法律案につきまして、本委員会におかれましては、熱心な御討議をいただき、ただいま可決されましたことを深く感謝申し上げたいと存じます。  今後、審議中における各委員の御高見、あるいはただいまの附帯決議において提起されました都市計画に関する知...全文を見る
○扇国務大臣 高齢者、身体障害者等が円滑に利用できる特定建築物の建築の促進に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、本委員会におきまして熱心な御討議をいただき、そして、ただいま全会一致をもって可決されましたことを深く感謝申し上げたいと存じます。  今後、審議中におかれまし...全文を見る
07月01日第154回国会 参議院 行政監視委員会 第8号
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○国務大臣(扇千景君) 所見ということになれば、まず全く違った方向から、森元議員ならお分かりだろうと思うので申し上げたいと思います。  PFIを実行するに当たって、まず我々は、国務大臣として国土交通のみならずほかにも関連しますので申し上げたいと思いますけれども、今まで各省に営繕...全文を見る
07月02日第154回国会 参議院 国土交通委員会 第21号
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○国務大臣(扇千景君) 高いレベルと言われますと、高いレベルに持っていきたいという努力と意欲だけは持ち合わせておりますけれども、それが実現できるかどうかというのは皆さんの御助力がなければできないと思っておりますけれども。  今おっしゃいましたように、少なくとも首都圏の整備法、こ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、池口議員からお話がございましたけれども、これは六月の二十五日に閣議決定したわけでございます。  今、お話のありましたような経済財政諮問会議等々で骨太の方針として出されましたけれども、この在り方、改めて大事なことですので申し上げておきたいと思いますけれ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今御論議いただいて各委員にも御認識賜ったと思いますけれども、私どもも今諸般の心配される部分、あるいはこれによってどう変わっていくかと。むしろ前進すればいいけれども、後退部分はないかというお話でございますので、私どもも今の御論議等々を踏まえまして、後退するこ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今おっしゃいましたように、我々国土交通省としましても、二十世紀が欧米先進国に追い付き追い越せ、ハードの世紀、たくさんの箱物、道路、空港、新幹線等々を造ってまいりましたけれども、二十一世紀は、そのハードの二十世紀に比べて二十一世紀は環境とバリアフリーの世紀だ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 建設廃棄物の問題については、今、大沢委員がおっしゃいましたように、種類的に分けて、リサイクルするもの、再利用するもの、いわゆる廃棄物として処分しなきゃいけないもの、いろいろ分かれております。いわゆる分別解体ということでございますけれども、私はそういう意味で...全文を見る
07月04日第154回国会 参議院 国土交通委員会 第22号
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○国務大臣(扇千景君) ただいま議題となりました道路運送車両法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  我が国の自動車保有台数は、今日、七千六百万台を超え、自動車は国民各層に普及し、正に国民生活に欠くことのできないものとなっています。私ど...全文を見る
07月09日第154回国会 参議院 国土交通委員会 第23号
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○国務大臣(扇千景君) 今、野沢議員がおっしゃいましたように、検査するべき検査場が検査になっていない、何のための検査であるかと、こういう誠に情けない話でございまして、いかに理由はあるにしろ、私は、少なくともこのことによって検査制度に対する国民の信頼を損なうと、これはあってはならな...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 先日この報を知りまして、余りにも情けないといいますか、少なくとも乗客に不安を与えないというのが運転手としての私は原則であろうと思います。そのために安全基準を作ったり、そして勤務体制を調査したり、あらゆる手だてを取っているにもかかわらず、勤務後に一杯やりたい...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今の池口議員の御質問ですけれども、本当に平成十二年のあのリコール問題が起こりまして、三菱自動車等々の不正事件を受けまして、我々としては、十三年度に国のリコール体制について、本省と地方運輸局のリコールの担当官、これが十名でございましたけれども、これを十九名に...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 先ほども申し上げましたように、今、続議員が御指摘のように、そもそも検査制度は何のためにあるのかということでございまして、その検査自体を不正に行うという事態が出ましたことに対しては本当に、申し訳ないというより情けないといいますか、なぜなのだということを私も感...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 大変失礼いたしました。  私ども、そもそもユーザーは、買うときに欠陥があるとはゆめゆめ思わないで安心して高価なものを買い、また自分の命を預けるわけでございますから、もしも不具合があったというのであれば、少なくともすぐに連絡を取る。どこへどう連絡したらいい...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、富樫委員がおっしゃいますように、我々としても全然無関心で放置していたわけではございませんで、少なくとも国土交通省にユーザーから寄せられます不具合に関する情報というのは大体年間二、三千件ございます。その二、三千件寄せられましたものの中、これすべてを個々に...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、富樫議員の御説明がありましたように、それが一番難しいといいますか、権限をどこまで持ち得るかということですけれども、私は、リコールというものを、先ほどもおっしゃいました事故が起こる前の、以前のことがリコールという言い方をすれば、一番事故を防止することにリ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今朝、既に冒頭に御意見が出まして、私の所感を申し上げたところでございますけれども、腹が立つ以前に、私は安全ということを第一義的に、国土交通省は陸海空ですから、それを今まで何度も申し上げておりましたけれども、少なくとも安全をモットーにして運転すべき者が仮にも...全文を見る
07月10日第154回国会 参議院 予算委員会 第21号
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○国務大臣(扇千景君) 今、日出議員がおっしゃいましたように、この地方分権改革推進会議で言われました答申の中に、仰せのとおり、ナショナルミニマムを達成しているということ、それから、社会資本整備につきましてはその水準の多くはおおむね達成されたと、こう明記してあります。  その辺に...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 谷林議員はもう既に御承知だと思いますけれども、最低入札価格の設定というのは、国の機関ではこれは会計法令上実施することができないとなっております。それは御存じのとおりでございます。  そういう意味では、低入札の価格調査制度を、手続上、契約するときに、その最...全文を見る
07月12日第154回国会 衆議院 国土交通委員会 第24号
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○扇国務大臣 参議院の本会議のためにおくれまして、申しわけありませんでした。  今、谷田議員がおっしゃいました庄内川の話に関しましては、既に、名古屋市の市議会議長、市議会等々、私のところへおいでになりまして、いろいろお話し合いをさせていただき、名古屋の皆さんの御意向も既に私も聴...全文を見る
○扇国務大臣 樽床議員の御質問は、国土交通省にとっては大変大事なことである、今、一番と言っていいくらい、私は大事なところに来ていると思います。  と申しますのは、今十五本とおっしゃいましたけれども、正式に言いますと、長期計画十本のうち、十四年度で期限が切れますものが八本ございま...全文を見る
○扇国務大臣 私は、各大臣の中では、一番白紙の状況で大臣の席に着いたと思っております。それだけに、一般の人が疑問に思うことを我々は一つずつ解消していく。例えば、今まで、公共工事でむだだと言われておりました諸般の事例もございます。それらはすべて各省庁に公共工事がまたがっておりまして...全文を見る
○扇国務大臣 それは、私は、今までのやり方というのは、ずっと長期計画をして、そして年度ごとに予算をとって、決められた年度内で粛々とやっていくということであろうと思います。  私は、二十一世紀の公共事業はそうではないと、基本を変えていきたいと。私たちは、よりコストダウンをし、より...全文を見る
○扇国務大臣 今の樽床議員のおっしゃることはそのとおりでございまして、緊急措置法というのは、高度成長を見越したものではなくて、あの当時、少なくとも、日本の社会資本整備というものはどうあるべきか、そして日本の社会資本整備は欧米先進国に比べてどれくらいおくれているかということが基本で...全文を見る
○扇国務大臣 今樽床議員がおっしゃった、緊急性というものが違ってきたというのは、私は時代の推移だと思います。  二十一世紀に入って、経済一つとってみても、国の経済状況も違う。また、人口形態はどうかというと、日本は世界に類を見ない短さで少子高齢社会を迎える。これも世界に例がないん...全文を見る
○扇国務大臣 これは、今おっしゃったように、あらゆるところであらゆる論議が行われております。現実に、私が国土交通大臣として就任しましてから、いろいろな方にお話を聞いておりますし、また、皆さんがみずから私のところへ知恵を授けに来てくださいます。  正直申し上げまして、ある地域では...全文を見る
○扇国務大臣 けさ、閣議がございまして、ある大臣から大変お礼を言われました。何のお礼を言われたかと申しますと、国土交通省の十三年度の事前評価、事業評価、事後評価、一番早く、国土交通省になります前から評価制度を取り入れております。その十三年度の評価の一覧表をまとめました。持ってきて...全文を見る
○扇国務大臣 第三者委員会の人選については総理がお決めになるというのは、もう早くからわかっておりましたし、その前に、既に、一番最初に七つの公団を見直すと総理がおっしゃったときに、そのうちの六つまでが国土交通省。私が甘く見られているのか、あるいはトップランナーになれと総理はおっしゃ...全文を見る
○扇国務大臣 先ほど樽床議員と御論議し、また、今、一川議員からも、社会資本整備のあり方が変わらなければならないではないかというお説、ごもっともで、私たちもそういう認識のもとに、今国土交通省も対応しているところでございますけれども、特に変わってきたというのは、いつも申し上げますよう...全文を見る
○扇国務大臣 おっしゃるとおりでございまして、私は、先ほど申しましたように、四省庁を統合したメリットをどう出すか、縦割りであったものが一本になったらどこにメリットを持っていけるかということで、昨年の省庁統合以来、一月から四月にかけて、全国を十のブロックに分けて、全国を回りました。...全文を見る
○扇国務大臣 最初から知事さんは選挙公約に挙げて選挙をなすったと私記憶しておりますから、選挙公約であるものを声高におっしゃることは、私はそれはそれとしていいと思います。ただ、それを実行する段に当たっての手法ですね、それが私は問題だと思うんですね。  今局長が申しましたように、一...全文を見る
○扇国務大臣 今せっかくの瀬古議員の御質問でございますけれども、第三者委員会の人選に関しては、午前もここで論議がありまして、私の見解は既に申し上げております。  自由民主党の中で委員会ができたこと、また、御存じのとおり、民主党の中にも検討をしていただいている委員会がございます、...全文を見る
○扇国務大臣 せっかくの、瀬古議員らしくない御発言だと私思うのですね。それはなぜかといいますと、そうおっしゃるのであれば、瀬古議員の共産党の中にも検討委員会をつくっていただいて、ただ反対ではなくて、いい意見もぜひ出していただいて、ああ、これはなるほど、瀬古議員が御提案になったこと...全文を見る
○扇国務大臣 先ほどの第三者機関の話も全部同じ道路公団等々の話ですけれども、国土交通省の事務局員が多いというのも、これは事務局員であって、委員ではないです。瀬古議員のお話を聞いていますと、第三者機関の委員の割合まで国土交通省が多いように聞こえますので、その辺は、職員と第三者機関の...全文を見る
○扇国務大臣 私は、すべて国会議員としての活動がどうあるべきか。基本的に、きょうこの委員会にいらっしゃる皆さん方も、それぞれの政治活動をし、それぞれの地域活動をしていらっしゃるのに、それぞれの金額の差はあろうと思います。あるいは瀬古議員のように、共産党は、全部党で出してくださると...全文を見る
○扇国務大臣 原議員はお若いから御存じないと思いますけれども、なぜ暫定と言わなければいけないか。  成田空港が開港したのが一九七八年です。みんなは成田は日本の国の玄関だと言っています。二十五年たって、国際空港でありながら、その玄関が一本しか滑走路がなくて国際空港に値するか否か。...全文を見る
○扇国務大臣 冒頭に申しました。あるから暫定なんです。なければ暫定ではありません。
○扇国務大臣 それは、冒頭に申し上げたように、そういう考え方が一番いい考え方だというのはわかっております。  けれども、それをしていれば、原議員も世界地図をごらんになっておわかりのように、世界へ出ますと、世界地図の中の日本は、一番右の端の、見えないようなところが日本です。欧米先...全文を見る
○扇国務大臣 先ほども原議員に私申し上げたと思います。住民の皆さんあるいは国民の皆さんに一〇〇%御同意いただけるというのは、理想です。できれば反対があればしたくない。しかも、それをむだだと言われれば、なお立つ瀬がありません。  けれども、日本として、国としてどうあるべきかという...全文を見る
07月15日第154回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○国務大臣(扇千景君) 今、海野議員から公共工事全体に対してのお話もございました。もう既にお分かりのことでございますから、重ねて私の方から総論的なことは申し上げませんけれども。  少なくとも、私どもは、国土交通省として、必要なところには集中投資をし、なおかつ、集中投資をして早期...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 海野議員のおっしゃるとおりだと思いますし、またその方向に進んでいること自体は私どももお認めいただけると思っておりますし、国土交通省、現在の地方空港等々で国土交通省の事業評価制度、これも、事前評価、事業評価、事後評価と十三年度の評価制度を一冊にまとめまして、...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 海野議員、きっともう御存じのことであえてお聞きになっていると思いますけれども、補助金をカットするときの条件というのはきちんと明記されております。その補助金をカットしますものの明記されている中で、私は、少なくとも国が今まで交付した場合、これを、補助金等による...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) ちょうど来年度の概算要求がという時期になりまして、全国のあらゆる知事さん、あるいは経済界の代表、国会議員も含めてでございますけれども、今、私は余り望むべき姿ではないと思いますけれども、陳情合戦と言ってもいいような状況にあります。私は、そういうところで、どう...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、池口議員がおっしゃった社会資本整備という言葉で区切られますとこれまた幅が広がってまいりまして、道路を含む社会資本整備という言葉でいきますと、私は経済財政諮問会議で、財務大臣も御出席ですから、私そこで言われていること、あるいは分科会等々、結論が出ておりま...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 私、池口議員の御質問、大変大事なところであろうと思います。  それは、受益者負担ということで一般の受益者がなぜ暫定税率を黙って払ってくだすっているのかと、私はその辺が大変大きな問題であろうと思います。  それから、今、塩川財務大臣がおっしゃいましたよう...全文を見る
07月22日第154回国会 衆議院 決算行政監視委員会第四分科会 第3号
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○扇国務大臣 おはようございます。  国土交通省所管の平成十二年度歳入歳出決算につきまして、概要を御説明申し上げます。  まず、一般会計につきまして申し上げます。  収納済み歳入額は五百十二億三千百万円余、支出済み歳出額は十兆九百三十億一千五百万円余。  次に、特別会計に...全文を見る
○扇国務大臣 平成十二年度決算における会計検査院の御指摘に対しまして国土交通省のとった措置について御説明申し上げます。  所管事業に係る予算につきましては、その適正な執行を図るように常に努力しているところでありますが、平成十二年度の決算検査報告におきまして、補助金を過大に交付し...全文を見る
○扇国務大臣 地方鉄道、今おっしゃったように、通勤、通学、通院、買い物、あらゆる点で、地域の足というものがいかに大事であるかということは、もうおっしゃるまでもない。また、特に、山口委員のように地方でいろいろな事例をごらんになった御経験の中からすれば、地域の足というものがどう変わっ...全文を見る
○扇国務大臣 お答えする前に、山口議員に一言申し上げておきます。交通労働省ではなくて国土交通省でございますので、労働がございませんので、御認識賜りたいと思います。  どっちにいたしましても、先ほど私が申しましたように、地方鉄道の維持に関しましては、これは第一義的には地方鉄道事業...全文を見る
○扇国務大臣 いつも大谷議員には、熱心に国土交通行政に対して関心をお持ちいただき、御質問いただいております。  今御指摘ございましたように、大阪圏、大変難しいといいますか複雑といいますか、公的あるいは私的、あらゆる面が大阪では入り組んでおります。しかも、お互いに乗り入れておりま...全文を見る
○扇国務大臣 きょう御質問に立たれて、私が車だけとおっしゃいましたけれども、私は全国区でございますので、選挙のときは必ず電車で行かなければ時間厳守ができない。それからまた、今回、ワールドカップサッカーというものを共催で韓国といたしました。おおむね終わりまして、世界じゅうからお客様...全文を見る
○扇国務大臣 今の長浜議員の御質問に道路局長が答えましたとおりでございます。  住民の皆さん方の、あらゆる検討委員会等々で御論議をいただいております。また、御存じのとおり、この論議がいろいろな環境問題それから用地買収等々、少なくとも環境の評価というのは、都市計画の手続に今まで、...全文を見る
○扇国務大臣 今、牧野議員から、木造住宅の建築量が減ってきたのではないかというお話がございました。全体に減っておりますけれども、需要、希望がまたふえております。これは復古調でございます。  それは今、今まで考えられなかったシックハウス症候群という、原因ははっきりいたしません、け...全文を見る
○扇国務大臣 今牧野議員がおっしゃいましたように、あらゆる面で、日本の社会の構造変化等々によって、内材よりも外材の方が安く、なおかつ、今ツーバイフォーと、ある名前をお出しになりましたけれども、短期間で組み立ててしまう、そういう便利性というものを私は多く使っていらっしゃることもよく...全文を見る
○扇国務大臣 先ほど局長が申し上げましたように、私は、牧野議員がある程度御理解いただいていると思いますけれども、少なくとも、育成というだけではなくて、あらゆる面で、先ほど局長が言いました、林野庁と連携によって、地域材を活用した優良な木造住宅団地、今までこんなものはなかったんです、...全文を見る
○扇国務大臣 文化財を木造にというのは、私は領域を離れておりますので、私が文教委員長であれば別ですけれども、今文部科学省の文化庁に対して越権行為だと思いますので、それは私、気持ちでは同じでございます。  それはあらゆる面で、私が伊勢神宮の話をしましたのもそのとおりでございまして...全文を見る
○扇国務大臣 今おっしゃったように、奄美の方が沖縄よりも高くなっているではないかと。ただ、先ほど局長が申しましたように、回数券というものがございまして、回数券を御利用になれば、これは沖縄よりもはるかに安くなる。金額を先ほど申しました。重ねては申しませんけれども、これが、回数券を利...全文を見る
○扇国務大臣 今、議員がおっしゃった、どっと観光客が行ってほしいというので、これだけの大自然で、自然の宝庫であるところへ、どっと来ない方がむしろ環境保護的にはいいのではないかと。どっと来て環境破壊されるというところもたくさんございまして、これがよしあしで、どっと来ることが果たして...全文を見る
○扇国務大臣 土田議員から大変重要な御質問であろうと思いますし、また今日本の置かれております国際的な現状から見まして、私は大変重要視しなければならないと思っております。  それはなぜかと申しますと、国際物流拠点というものにあらゆる点で日本が立ちおくれてきた、近隣のアジアを拝見し...全文を見る
○扇国務大臣 大変力強いお言葉をいただいて、むしろ応援していただきたいとこちらからお願いしたいようなつもりでございますけれども、今、土田議員がおっしゃるように、都市鉄道、本当に今回の状況を見ましても、多くの皆さん方が首都圏に回帰する、今までの遠距離通勤で、いかに時間のむだと身体の...全文を見る
○扇国務大臣 海上保安庁長官が答弁します前に、今、土田議員からのそういう話を聞いたことがないというお話は、私は、聞き漏らされたんだと思います。  私は、十二月に起こりましたこの不審船の最初の記者会見で、原因究明のために引き揚げるということを言明しておりますし、また、私は、そのた...全文を見る
○扇国務大臣 この可部線につきましては、私、何度も国会でもう既に論議をし、お答えもしてきたところでございます。これは、それぞれの地元の皆さん方が可部線の対策協議会、これをおつくりになって協議していらっしゃるのは私も何度も伺っておりますし、また協議会のメンバー、協議会の議事録等々私...全文を見る
○扇国務大臣 今の御議論を伺っておりまして、中林議員も御存じだと思いますけれども、この可部線対策協議会のメンバー、これは会長が広島市長です。そして副会長は戸河内町長。あるいは村長、町長が二名、そして広島県の地域振興部長、JR西日本の広島支社長、そして広島大学の教授、これがメンバー...全文を見る
○扇国務大臣 私は、故意に隠したりなんかする必要の全くないことですし、多くの皆さん方の、住民の皆さんの御意見を開示するということであれば、今まで可部線の話は何度も国会で論議されておりまして、資料を出さないなんと言われたのは初めてでございますし、この協議会にこれだけのメンバーがそろ...全文を見る
○扇国務大臣 けさほど冒頭に、山口議員とも地方線存続問題の論議をさせていただきました。今全国にどれだけあるかということで、私の手元に、これは北海道からずっと、延々と、A4判三枚に及びますか、これだけの路線がございます。全部これは存続したいという御希望があるのは、私も承知しておりま...全文を見る
○扇国務大臣 石田議員から、大阪国際空港、いわゆる旧伊丹、そして今の関西国際空港の建設に至った当時のことを改めて提起していただいて、私は大事なことだろうと思っております。  それは、私は、兵庫県選出ですけれども、兵庫県で選ばれたわけじゃなくて、兵庫県で生まれ育ったということで、...全文を見る
○扇国務大臣 大事なことですので、局長もおりますけれども、少なくとも、我々は、二十一世紀の国土づくりをどうするべきかという原点、冒頭に石田議員がおっしゃったグランドデザインというものが必要だと絶えず、先ほど日森先生からも言われましたけれども、国土交通委員会でいつも私言っております...全文を見る
○扇国務大臣 本来は、私も全額、公共という名のもとに、国際的に恥ずかしくないものをしたいと思っております。けれども、財源的に総理から縮減しろという御下命が出ておりますので、どこまで縮減して、どこまで国際的に恥ずかしくないものができるか、それは技術的なことでもございますので、専門家...全文を見る
○扇国務大臣 局長が来ていますけれども、基本的な考え方ですから、あえて私からお答えしておきたいと思います。  それは、総理直轄で都市再生本部というのをつくりました。なぜ都市再生本部が必要であったかというのは、今の東京が国際都市として立ちおくれているという現状を、私たちは国民の皆...全文を見る
07月22日第154回国会 衆議院 予算委員会 第29号
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○扇国務大臣 五十嵐議員のおっしゃることはもっともだろうと思いますけれども、今まで私どもの国が行ってきた公共工事、現状を考えてみても、今指標でいろいろ参考資料をお見せになりました。  例えば、ことし供用開始しました成田、開港して二十五年目にやっと二本目。そして都市計画というもの...全文を見る
07月23日第154回国会 衆議院 決算行政監視委員会第四分科会 第4号
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○扇国務大臣 お待たせして失礼をいたしました。  今大島議員がおっしゃったように、圏央道の必要性というのは、今さら私が説くまでもなく、何年も言い続けられ、また、公共工事のむだと言われながらも、必要なところには必要投資をし、そしてより二十一世紀型の環境整備を行っていくと。  何...全文を見る
○扇国務大臣 弁護するわけではありません。河川局長がかわったところなんです。人事異動でかわったところですから、説明方で御納得のいただくように説明が行き届かなかったんだろうと思います。  本年の二月十五日ですけれども、関東整備局の皆さん方が説明をいたしました。そのときに、知事さん...全文を見る
○扇国務大臣 私は自民党でないので答弁するのには適当ではないかもしれませんけれども、今、塩川議員が、こじつけのような、何か献金をもらっているから事業を縮小できないと。私は、そうではないと思うのです。  それは、国土交通省は自民党でもなければ共産党でもありませんし、どの政党にも属...全文を見る
○扇国務大臣 久しぶりに樋高議員にお目にかかることができまして、お元気に質問をしていただきまして、ありがとうございます。  今の二十一世紀、環境問題が最重要視されるということで、いかにこの環境保全のために我々は努力しなきゃいけないか、そういう意味の中で今自動車を集中的に取り上げ...全文を見る
○扇国務大臣 樋高議員が実際にDPFも見に行ってくだすったということで、大変心強いと思っておりますし、私たちも、粒子状物質減少のための取り組みとしては、少なくとも国土交通省では、平成十三年度から、バス、トラックの事業者が粒子状物質の減少装置を導入する際には補助を実施しようというこ...全文を見る
○扇国務大臣 今副大臣からも御報告ございましたけれども、国としては、自動車NOx・PM法によりまして、今、現に使用されておりますディーゼル車の排気ガスの規制の強化ということで本年十月から実施していくのは、樋高議員も御存じであろうと思います。  限られた財源の中ではございますけれ...全文を見る
○扇国務大臣 大変大事なことでございますし、私が先ほどから言っております二十一世紀は環境の世紀というのも、樋高議員と共通の認識であろうと思っております。  そういう意味で、都市に残された緑地の保全、これがいかに大事であるか、またその持続性がいかに難しいか。それは、それを持ってい...全文を見る
○扇国務大臣 日本の地形から考えますと、この狭い国土、しかも山が七割というところで、三割の居住ですから、どうしても斜面が多くなるというのは当然のことでございます。特に横浜もそうでしょう。私は神戸生まれですけれども、神戸も斜面の多い土地柄でございます。  そこで、いかにこの斜面の...全文を見る
○扇国務大臣 一時は、都市の住みにくさ、あるいは土地の高騰等々で、都市近郊に多くの皆さん方が移られました。そして、都市のドーナツ現象が起こり、そして通勤通学が遠くなり、会社に着いたころには疲れ果てた。マイカーの人たちは、駐車場確保のために、朝食とお昼と両方二つお弁当を持って、夜の...全文を見る
○扇国務大臣 先ほども、私は共産党の塩川議員に津川議員と言って、いつも国土交通委員会で津川議員と相対していますので、共産党の方に民主党の津川議員の名前を言って失礼をいたしました。  それはさておきまして、少なくとも私たちは、今日、日本の国の物流コストの高さというのは原因が何なの...全文を見る
○扇国務大臣 今の需要予測は局長が答えましたとおりですけれども、私は、ぜひ津川議員に、あなたのような若い人たちは、日本の今後はどうあるべきかを考えていただきたいと思います。  それは、ある時期、一県一空港という要望もありました。一県一医大という要望もありました。私は、日本国土の...全文を見る
07月23日第154回国会 参議院 国土交通委員会 第25号
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○国務大臣(扇千景君) 大変早めに入ったつもりですけれども、早過ぎたかもしれませんけれども、御質問でございます。まして、この中にも長野出身の方が大勢いらっしゃいますから、それぞれのお考えがあろうと思いますけれども、私は私なりに、今、鈴木委員がおっしゃいましたように、長野県の岡谷市...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) せっかくでございますから、今フィルムコミッションの話が出ましたけれども、私は、今現実にテレビをごらんになっておりましても、NHKの大河ドラマ、例えば今の「利家とまつ」、まつまんじゅうだとか利家せんべいだとか、もうあらゆるところで観光事業が活性化しているんで...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、谷林議員からるるお話がございました。何度もこの委員会で取り上げていただきました。また、私があんなに御全快を念じながらも、美帆ちゃんは旅立たれてしまわれたと。何としても私はお通夜かお葬式に出席できると思っておりましたら、関西でなさるということで、東京から...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今の谷林議員の御質問ですけれども、特に今年はなぜか台風の当たり年ではないかと言われておりまして、本来は今ごろまだ台風が二つぐらいしか来ないはずなのに、もう豪雨をもたらすというような、今年はひょっとしたら台風の当たり年かなと、これからどうなるんだろうかと。秋...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) おっしゃる意味はよく分かるんですけれども、私、昨年、国土交通省、一月の六日に発足いたしまして、四省庁統合したものですから、この国土交通省の在り方というものを探るために、全国十ブロックに分けまして全国を回りました。そのブロックごとの知事さん、そして指定都市の...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 私は、やっぱりこういうことがあるたびに、我々は日本の国として近隣諸国と絶えず連携を持って話し合っておくべきであると。それが、前海上保安庁長官当時から、ロシア、韓国、中国等々と話合いをしておりますけれども、私は、もし逆に、日本のEEZに逆のことが起こった場合...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 午前の御質疑に引き続いてのことで、すべて同じことなんですけれども、我々は安全、安心をモットーということ、陸海空含めてと午前中も申し上げました。  その中で、私は今、池口議員が御指摘の首都高速の橋脚の亀裂、これは本当に私、今私が少し発言したという報道により...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 大体、高速道路の渋滞、どの程度あるかというのはもういつも申し上げているとおりでございます。しかも、京都議定書というものを批准するということで、国全体で環境問題に思いをはせて、それぞれの場所でそれぞれの努力をするという目標を決めました。その中で、CO2の排出...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 続議員が東京都に長く副知事としても御努力され、三宅島の事情については本当に詳しくて、また思いもひとしおであろうと拝察いたしますけれども、私も大臣に就任しまして、ちょうど十二年の七月でございましたけれども、八日に、七月の八日に噴火をし、しかも私は七月の十九日...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、富樫議員がお読みになったとおりでございまして、この建設業法第二十四条の二項ですか、そうですね、四条の……
○国務大臣(扇千景君) 六ですね、はい。六の規定によりましては、今、富樫議員がお読みになったとおり、元請業者が下請業者を指導して、またその下請の指導に努めることということが明記されておりますので、今、富樫議員がおっしゃったとおりだと思っております。
○国務大臣(扇千景君) 今、富樫議員が実例を挙げられまして、今の世情を考えますと、TホームかF建設かよく分かりませんけれども、そういう事例が多分、往々ではないにしても、あるんだろうなと拝察されます、今の経済状況の中では。また、新聞紙上等々でもそういうトラブルがあり、また倒産して何...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、富樫議員が事例を挙げておっしゃいましたけれども、個々の事例に関しては、今、内情が分かりませんので私からコメントをするというのは私は避けたいと思いますし、もっと事例の内容を細かく拝見してからコメントをしたいと思いますけれども。  るる、世間にはそういう...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) なぜ特定建設業者としてこの建設業の法律まであって特定されているのかと、その意味を無視したような業者があれば、これは特定でなくなるのは当たり前の話なんです。  ですから、私は、今るる事例をおっしゃいましたけれども、その事例一つ一つについては私はまだ中身は分...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 担当大臣で、就任早々私がそのことを申し上げて、国会軽視ではないかといって怒られました。けれども、私は国会軽視ではなくて、現実を見ようということで申し上げたんです。  それは今、田名部議員がおっしゃったとおり、我々は、私が大臣就任以来いろんな、三候補地の知...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 少なくとも、昨年でございますけれども、小泉総理から私に、これも突然でございましたけれども、道路四公団を統合しろ、国費は一切出さないという御下命がありました。私は、検討してみますということで、改革のトップランナーになれと言われましたけれども、私は、私が頼りな...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) ひとえに私はグランドデザインがなかったことが今日のこういう現状になったと思っております。るる理由はありますけれども、それが大きな理由であろうと思います。  今、田名部議員がおっしゃったアクアライン一つ取ってみても、なぜ交通量が予想しただけにないのか。それ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 田名部議員のせっかくの仰せですけれども、今私の口で結論を出すことはできません。それはせっかく直属で第三者委員会等々、また多くの皆さんの御検討を私たちは勘案しながら、そこからどういう答えを出していただくのか、それによって国土交通省としての姿勢というものを判断...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) これはたまたま十九日の閣僚懇で総理からいろいろと御注文が出ました。そして、あらゆる面で公共工事関係の在り方というものを考え直すように、長期計画も見直すようにという御指示がございました。  たまたま私は、これは十九日の閣僚懇で総理がおっしゃったんですけれど...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、渕上議員からお話ございましたけれども、本年の二月、この需給調整規制というものが廃止されましたのはこの委員会でも御論議いただいた上のことでございまして、私は、大阪を中心にしました、今の御提言がありました五百円タクシー、これワンコインタクシーと言っておりま...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 一にも二にも安全の確保、これが第一でございまして、今仰せのとおりに、京福電車、あるいは新大久保のホームからの落下等々、本当に残念な事故が続きましたので、そういう意味では、少なくとも今、局長が答えましたように、あらゆる面で鉄道の輸送に関してのなし得る対応をす...全文を見る
07月24日第154回国会 衆議院 国土交通委員会 第25号
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○扇国務大臣 原田議員からいろいろと示唆に富むお話を伺いまして、今の日本の現状の中でいかにモラルというものが崩壊しているかということで、モラルを取り戻そうということが一つの大きな目標であろうと思います。  あかずの踏切というのは、日本全国で大体一千カ所あります。今原田議員がおっ...全文を見る
○扇国務大臣 東南海・南海地震につきましては、歴史的には百年から百五十年間隔で発生しているというのは御存じのとおりでございます。そういう意味で今世紀の前半にも発生する可能性が高いと言われているので、本当にこういうニュースは言いたくもないし聞きたくもないというのが現状でございますけ...全文を見る
○扇国務大臣 大変ありがたいといいますか、私が昨年から、ETCを導入しようということを、自分では随分宣伝して、広告塔になったつもりでやっているんですけれども、なかなか思うようにはいかなくて。  皆さん方が高過ぎるとおっしゃいます。それと、物によっては領収書がもらえない等々、いろ...全文を見る
○扇国務大臣 私は知事さんと県議会というのは車の両輪だと思います。国会もそうでございます。少なくとも皆さんと論議を尽くして。おっしゃることはもう何でもいいと思うんです、フリーですから。ですけれども、もし脱ダム宣言をなさるのであれば、一昨年に我々与党三党で中止しました公共工事は三百...全文を見る
○扇国務大臣 伴野議員から改めてグランドデザイン等々のお話がございました。  今までの公共工事というものが今日の日本をつくったということは否めないと思います。ただ、そこに、今日、公共工事といえば、むだだと言われるような意識がなきにしもあらず。また、限られた予算の中で、長期計画と...全文を見る
○扇国務大臣 伴野議員からグランドデザインという御質問がありましたので、グランドデザインの方を申し上げたのですが、グランドデザインというのは百年計画ですから、これは法律に基づかないものですから、これは別個に考えていただいて結構でございます。ただ、問題は、今までの総合計画の長期計画...全文を見る
○扇国務大臣 伴野議員のリニアモーターの話もそうですけれども、私が先ほど申しましたように、日本の国土のグランドデザインがなければ、どこからどこまでリニアを使うのか、そのリニアをつくるときには、東京—大阪間で約八兆から十兆かかるというこのリニアを、今第二東名とかいろいろ言っておりま...全文を見る
○扇国務大臣 大谷委員から、過日もこのパブリックインボルブメントの話をしていただきました。公共工事がなぜこんなに問題になったり、あるいはスムーズにいかないかというのは、私は原点にそこがあると思っております。それは大谷議員と共通の認識であろうと私は思います。そして、計画段階から、国...全文を見る
○扇国務大臣 私がこの任に当たらせていただいてから、あらゆる面でパブリックインボルブメントを導入しようということで努力しております。事例を挙げればたくさんございますから、どの事例を挙げればわかりやすいのかなと思いますけれども、バイパスなど道路整備に関しましても、これはアンケート調...全文を見る
○扇国務大臣 井上議員から、今一番皆さん方が関心のある、また、どう決着するのかなとお思いであろうと思います。また、今御本人から御説明ございましたように、成田の生い立ち、あるいは関空のできるときの伊丹との連携、あるいは新たにできる中部国際空港、それぞれ全部時期も違いますし、成り立ち...全文を見る
○扇国務大臣 井上議員がおっしゃるとおり、昨年の同時多発テロ以来、航空需要が我が国のみならず減少してきておるということは事実でございます。国としての選択をどうするかというのは、私は国民の多くの皆さんの御理解をいただけるところだろうと思っておりますけれども、例えば、わかりやすい言い...全文を見る
○扇国務大臣 井上議員の御議論は御議論だと思います。  私がなぜ上下分離ということを言っているかというと、私は安全面で言っているんです。日本は地震国でもございますし、空港というのは、下が安全でなければパイロットはおりてきません。空港こそ着陸するところが一番安全でなければならない...全文を見る
○扇国務大臣 今、一川議員から、新たな二十一世紀の国土づくりの一つの方法論として、私は一川議員と一緒に勉強させていただいた中で、一川議員は今でもお変わりがないと思いますけれども、全国の三千三百の市町村、それを約千にしようという自由党さんの基本的な政策を我々は一たん勉強いたしました...全文を見る
○扇国務大臣 今一川議員がおっしゃいましたように、今の市町村合併というものは、私は、経済的な面だけではなくて、もっと各市町村が持っておりました文化というものを大事にしてもらいたい。それぞれ自分の住んでいるところの生まれ育った町名とか、あるいは、文化遺産があるような有名なところは、...全文を見る
○扇国務大臣 今、一川議員がおっしゃいましたように、どのようにして競争原理を導入し、そして会社も効率を上げるとともに、何よりも利用する皆さん方の利便性と、そして経済的なことも含めて、私は、お客様あっての仕事でございますから、何としてもこの競争原理が国民のためにあるいはお客様のため...全文を見る
○扇国務大臣 北陸新幹線に関しましては、一川議員にはかつても委員会で御質問をいただいたこともありますけれども、今おっしゃいますように、北陸新幹線、少なくとも国土の骨格となる交通機関であることだけは間違いありません。  今、私もここで改めて北陸新幹線の地図を見ておりますけれども、...全文を見る
○扇国務大臣 今、小沢議員から資料をいただきまして、これを私も拝見しております。実感としては、すごいなというのが実感でございまして、これが国土交通大臣だったらどうなったかなと思って、今、ぞっとしております。  ただ、私は、政治献金全般が悪いというのではなくて、広く浅くという方法...全文を見る
○扇国務大臣 お呼びをいただいて大変ありがとうございます。それほど貴重にしていただいて、ありがたいと思っております。  今最後におっしゃったこと、会議録は会議録で、自由に論議をされるための会議ですから、その会議で発言することを、我々が、これは言ってもいい、これは言っては悪いなん...全文を見る
○扇国務大臣 済みません、私、今、いただいた資料をちょっと詳細に見ておりまして。  解決すべきであるというのは、おっしゃるとおりだと思いますけれども、現在、法廷で無罪となり、なおかつ、今、民事では係争中でございます。今法務省の方からお答えになりましたように、一たん判決が出ており...全文を見る
○扇国務大臣 私、今ちょっと、そのいただいた資料を拾い読みしているというのが現状ですけれども。私は、少なくとも裁判というものは公正であろうと思いますし、今おっしゃったように、皆さん方、暴行したといわれる五人については、刑事罰では無罪である、こういうふうに決まったというふうに今も法...全文を見る
○扇国務大臣 たまたまきょうは保坂議員が都市公団のお話をなさっていますけれども、今同じような問題が、民間のマンション等々でもかなり今建てかえが、ちょうど時期的にそういう建てかえ時期に入っているものですから、そういうことが往々にしてあるというのは、私も世間のお話はよく伺っております...全文を見る
07月31日第154回国会 衆議院 国土交通委員会 第26号
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○扇国務大臣 ただいま御決議のありましたこの事項につきましては、政府といたしましても、観測、測量のための施設の整備、災害に強い地域づくり、情報システムの構築、避難、緊急輸送の確保等、総合的な地震防災対策の推進に努めてまいる所存でございます。
09月11日第154回国会 参議院 決算委員会 閉会後第4号
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○国務大臣(扇千景君) 今日は紛らわしくて、お答えいただいても結構なんですけれども、我が省の所管でございますので私の方からお答えさせていただきたいと思います。  今、山本議員がおっしゃいましたように、本年、十本の長期計画のうち八本が平成十四年度で期限切れになります。そして、あと...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 我々、私は山本一太議員のお父様と同期に入りまして、お子様の一太君がこんなにすばらしい議員になられているのを感無量で今拝聴しているんですけれども、そういう意味では、私はお父様の時代から御一緒に仕事をし出して、本当に我々の日本の国というのは戦後今日まである目標...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 細かいことは局長が答えますけれども、山本議員に基本的なことをちょっと認識していただいて、あらゆる党で御議論いただきたいと思いますことが一つございます。  このPFIに関しましては、御存じのとおり、土光臨調の最終答申に各省庁の営繕は一元化することと明記して...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、中島議員が御指摘のように、運輸部門からの二酸化炭素の排出量というものが自動車の保有台数あるいは走行量の大幅増によりまして一九九〇年から二〇〇〇年の間に二一%、これ増加しております。このままでは、二〇一〇年には九〇年に比べまして四〇%増加する水準となるこ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、中島議員がおっしゃいましたように、鉄道、例を挙げられました。鉄道でお客様一人を十キロ運ぶときの二酸化炭素の排出量は、自家用車のおっしゃるとおり十分の一でございます。そういう意味では、私どもは公共交通機関が環境への負荷が本当に格段に小さいということから、...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、中島議員から観光に関します生産性あるいは雇用等々の数字も出ましたけれども、少し私の手元の数字と違う点もございますけれども、少なくとも観光産業は二十一世紀の第三次産業の主要産業になり得るものであると私は考えておりますし、またそのための施策を実行していかな...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、海野議員がおっしゃったことは、二十一世紀の政策にとって私は大変大事なことだと思っております。我々は、間違ったことを改むるに私はちゅうちょしてはならないと思っています。  その時代その時代で正しいと思ったこと、御存じのとおり、一時、国会の中で一県一空港...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) もうこれ海野議員、百も御承知なんだろうと思いますけれども、補助金を出しますときに、補助金等に係る予算の執行の適正化に関する法律というこの法律がございまして、補助金を出す場合の三つの要件というのがあるのは海野議員先刻御承知なんですけれども、念のために申し上げ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 少なくともこの申請どおりに空港を設置するためには、私は申しましたように、先ほども言いました、静岡県として用地買収をするという責任が静岡県にあるわけですね。そして、今おっしゃった、新幹線の駅とかなんとかということもおっしゃいましたけれども、あらゆることも含め...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 私は、今、海野議員がおっしゃることよく分かるんです。もう成田でさんざん経験して、先ほども申しましたように、長い間掛かって国際という看板が恥ずかしいと思うぐらいになったんですけれども、少なくとも私は、先ほどからいろんな質問で国土交通省の公共事業に対する姿勢と...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) これは第三種空港でございます。第一種ではございませんから、お間違えないようにしていただきたいと思います。
○国務大臣(扇千景君) 海野議員に私は一言申し上げておきたいと思いますけれども、どこの国のものか分からないから不審船なんです。一定の国のものであると決め付けて物を言うことは、私は現段階で私の立場ではできません。だから不審船なんで、国名が分かっていればきちんとそのときに発表しており...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 我々は、海上保安庁としても、平成十一年のあの不審船を間に合わなかったこと、そして今引き揚げております昨年の十二月のこの不審船の銃撃戦、そういうものを踏まえまして、海上保安庁と自衛隊等々と完全にこれはシミュレーションを作りまして、一刻も早く通知をしようという...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 池口議員の御質問ですけれども、私は、既にこの問題で、政府・与党連絡会議が、総理の訪朝が決まりました日に、発表しました日に政府・与党連絡会議がございました。  そのときに、政府・与党三党と我々閣僚が出ておりまして、そのときに私は、総理の御決断ですからみんな...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 無人船で一番最初に探索をいたしまして、写真を伝送で送りました。そのときも、なぜ、一瞬ためらったことが、不審船という、どこの国か分からないと私が言い続けますのは、銃撃戦が始まりましたときにも、相手の船が途中で中国の国旗を揚げたんですね。それで一瞬日本は攻撃を...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) それよりも、私は、池口議員がおっしゃるように、訪朝のときに総理が話題になさるには今月の四日、つい先日、この四日に不審船だと思ったものがちゃんと煙突に北朝鮮のマークを付けて、そして朝鮮半島の方へ行ったというこの事実は、これはまだEEZに入ったか入らないかと、...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今の委員会だけはね。
○国務大臣(扇千景君) 今の答えは私から言うべきだろうと思いますけれども、柴田次長、丁寧に言っていただいたのであえて言わなくてもいいのかなと思いますけれども、今の責任者としては、管理実態は国土交通省ですから、私は国土交通委員会でこの実態はすべて明快に情報公開しております。そういう...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 一般に、まだ我々の意思が多くの皆さんに理解されてない部分もあると思うんですけれども、昨年国土交通省になりましてからこの暫定税率というもの、私は、暫定税率という言い方を国土交通省は既に実用面では、少なくとも関連という言葉を使いたいぐらい道路以外にこの暫定税率...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) その前に、池口委員が、分かるけれども理解するとは言えないというふうにおっしゃいましたけれども、私は言い続けておりますことは、もう一度ちょっとはっきりさせておきたいんですけれども、暫定税率の中のあとは法案を改正しなければできません。けれども、重量税だけはこれ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 国土交通省関係あるというふうにおっしゃいましたので、これはやっぱり大事なところだろうと思うんですね。  それは、暫定税率というものを賦課したために、少なくとも私たちは、大企業が使っております重油ですとかあるいはナフサでありますとか、あらゆるものを使ってお...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 池口委員がおっしゃいますように、我々は二十一世紀、環境の世紀だという認識を持っておりますし、しかも今、大木大臣がおっしゃいますけれども、京都議定書を私たちは国会で決議して批准したわけでございますから、それは、二十一世紀の環境のためには、我々は、日本の国が少...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、八田議員がおっしゃいましたように、これは私が就任以来、就任しました一昨年でございますけれども、少なくとも与党三党で公共事業の見直しをしようということで御提案し、また結論が出されたことは御記憶にあると思いますけれども、一昨年の与党三党のに基づいて公共工事...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、局長から答えましたように、名古屋空港、旧になりますけれども、中部国際空港ができますので。名古屋空港の存続問題というのは、今の局長が答えましたとおり、覚書で明記してございます。  それから、今、管制は国土交通省、空港管理をそのまましていただきたいという...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 委員長、一言言います。  本来は、今、八田議員がおっしゃるように無駄だとおっしゃるから、これやめましょうと言ったら、残してくださいと。地元の要望で残すんですから、そこを間違えないでいただきたいんです。  一元化できるものは一元化するのは当たり前の話なん...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、岩本議員の御質問でございますけれども、国土交通省として、先日九月一日、防災訓練をいたしました。一級河川はもとよりですけれども、国土交通省は河川に光ファイバーを全部網羅しておりまして、この間の鶴見川のタマちゃんを思い出していただけるとよく分かると思うんで...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 総合的なことですから私から、政策のことで、基本的な考え方というものは、国土交通省になって、今までの縦割りでなくて、四省庁を統合した成果を上げなければいけないということで答えさせていただきたいと思いますけれども。  これはヨーロッパを含めて、今は自然回帰と...全文を見る
10月16日第154回国会 参議院 決算委員会 閉会後第10号
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○国務大臣(扇千景君) 今、谷委員がおっしゃいましたように、霞ヶ浦のこの水位の問題でございますけれども、既に国土交通省担当者等と事務所等ともお話合いが既にあるということも伺っておりますし、御存じのとおり、今、谷議員がおっしゃいましたように、少なくとも流域内の小学校の約九割に相当し...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今の八田議員のお話ですけれども、私も一瞬、これは報道で初めて知ったわけですけれども、何ということをしているんだなと思ったのが第一印象でしたけれども。国土交通省としましてこれを調べさせていただきまして、今、八田議員がおっしゃいましたように、報道によればという...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 御存じのとおり、大変大きな被害をもたらした庄内川あるいは新川、私も当時すぐ現場に駆け付けて拝見させていただきました。あっという間に浸水をし、そして集中的に行われたあの集中豪雨。今、ハザードマップができていれば防げたのではないかというお話でございましたけれど...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、八田議員が図をお示しになりましたけれども、この庄内川と新川、先ほど私が申しましたように、平成十二年の九月の十一日から十二日、一晩と言っていいぐらいなあの大豪雨のために、あっという間に家屋が一万二千戸浸水いたしました。そして、被害総額は七千七百億円という...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今伺っておりましても、我々、次は自分がその身になるという大変厳しい状況といいますか、現在、日本の高齢者状況、しかも今年の発表で少なくとも百歳以上の皆さん方が少なくとも一万七千九百三十四人ですか、もう二万人近くなるという、百歳以上が。特に女が多くて申し訳ない...全文を見る
10月24日第155回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○扇国務大臣 いろいろな、住宅も、あるいは雇用政策もまとめて先ほどから伺っておりますけれども、我々としてできる部分、また、痛みを感じている国民が直接、特に中高年層が一番苦しいところということで、住宅ローンも、返せない、そういうところも十年間延長して、私たちは融資の問題も考えており...全文を見る
○扇国務大臣 女性だから私、選ばれているわけじゃないんです。(海江田委員「もちろんそうですよ」と呼ぶ)だったら、女性の声——女性は女性のことだけしろというような言い方にしか聞こえません。  我々は、厚生労働省と一緒になって、女性の問題も男性の問題も、国民全体の問題を我々は考えて...全文を見る
10月25日第155回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(扇千景君) 今、峰崎議員がおっしゃいますように、私たちは一番大きな課題を今抱えております。おっしゃるとおり、不良債権処理ということに関して一番大きな影響を受けるであろう業界を我々は見ております。けれども、これは民間のことですから、私たちが合併しなさいとか、そういうこと...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 峰崎議員に私が先ほど申しましたように、地価が十一年、商業地も住宅地も下落しております。けれども、一時のような土地神話、土地さえ持っていればもうかるといった時代が過ぎてしまった。バブルがはじけた。ですから、土地に対するインセンティブがみんな下がってきたんです...全文を見る
10月29日第155回国会 参議院 国土交通委員会 第1号
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○国務大臣(扇千景君) おはようございます。  第百五十五回国会における御審議に当たりまして、国土交通行政の当面の諸課題について私の考え方を述べさせていただきます。  国土交通行政につきましては、自立した個人の生き生きとした暮らしの実現、競争力のある経済社会の維持、発展、安全...全文を見る
11月05日第155回国会 参議院 国土交通委員会 第2号
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○国務大臣(扇千景君) 脇議員に冒頭に、国土交通行政に対して大変御理解をいただき、国土交通省にエールを送っていただいて、我々も元気一杯また頑張ろうという気になっておりますけれども、あえてお尋ねでございますので。  私は、昨今の公共工事無駄というのは、確かに無駄もあったかもしれま...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) デフレであることは間違いないんですけれども、要するにデフレスパイラルにならないようにというのが原点でございます。ですから、私たちはデフレであるものをデフレスパイラルに陥らないために、今、脇委員がおっしゃったような公共工事、デフレのときにこそ皆さんに仕事があ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 脇議員がおっしゃるように、我々は日本国として本来の公共工事は那辺にあるかという私は原則だと思うんですね。それであれば、私は少なくとも、道路でありますとか、あるいは空港、港湾、特に国際と名の付くものは、すべて国民からいただいた税金で国際的に対応し得るものを造...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 久しぶりに佐藤議員と論議できるので喜んでおります。  今おっしゃいましたように、かつて、今日まで二十世紀、我が国があの苦しい時代から少なくとも人間らしい生活ができるように、衣食住足りるようにということで均衡ある国土の発展という目標を掲げて我々は努力し、ま...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 働いているの。
○国務大臣(扇千景君) 今、佐藤議員がおっしゃいました地方分布の話も一言お答えしておかなきゃいけないと思います。  私は、少なくとも我々は自由主義社会、自ら職業を選び、自ら学業を選び、自ら宗教を選び、自由主義社会で生きております。佐藤先生のようにこの地域は何だと。私は、それは社...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 全国で知事さんが全部私のところへ陳情にいらして、道路が要らないと言う人、一人もいません。すべては、有料道路もしてください、ただ一般になって地方が負担するのは嫌ですと皆さん声をそろえておっしゃいます。  そして、限られた予算の中で、先ほど財務省も言いました...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 大変難しい私たちは分かれ目を迎えていると思っています。それは、今までの少なくとも利便性と、そして先ほども申しました二十一世紀は環境を加味するということから考えれば、利便性と環境のどうあるべきかという私は基本になってくると思うんですね。  今、佐藤議員がお...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 私は、先ほども申しましたように、近隣諸国も見ましても、少なくとも韓国の仁川国際空港、四千メートル級二本、二〇〇七年には四本、そして香港あるいは上海、シンガポール、日本の周りはすべて国際空港がダブルの数で四千メートル級を完備して、そして韓国の大臣に聞いたんで...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 山下議員には大変国土行政にも、また私の答弁にも御協力をいただきまして恐縮の至りでございますし、まだまだ足らざるところは多々ありますので、今後も引き続き御指導をいただきたいと思っております。  ただ、今、御地元の岐阜の話が出ましたけれども、私は、今、山下議...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 私が言っておりますのは、先ほども少し話が出ましたけれども、道路特定財源が少なくとも暫定税率で言われている重量税の分、これをどうするかと。あとは全部法律ですから、あとは法律を直さないと使えませんから、これは皆さん方の、国会の同意がなければ法律なんて改正できま...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) これは経済財政諮問会議というところでもいつも論議をしていることなんですけれども、今、山下議員がおっしゃいますように、少なくとも私は、バブル当時のあの地価の高騰の、私は、何らかの形でそれがあるのではないかなということと、今現実が下げ止まりしていない、地価がど...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 道路交通の、高速道路、特に渋滞の三割は料金所です。それをなくすためにETCを導入するとハッパを掛けているのは私です。そして、このETCを導入することによって少なくとも経済効果は三千億円あります。そして、CO2の排出量も少なくともこれ二割は削減できると。 ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、森本議員がおっしゃいましたように、元請業者から下請業者、そこへの代金の支払が適正に行われるということは本当に重要なことでございますし、今、中小企業、零細企業を含めて本当に死活問題だと。先ほども三万人の自殺者がいるじゃないかという話ですけれども、これが全...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今日は午前から委員会で御論議いただきまして、私は二十一世紀は第三次産業の主幹産業として観光というものを私たちは考えなければならないということを既に申し上げました。それよりもまず、PRも大事ですけれども、日本へ行くことが楽しいという、そういう私は行政をしてい...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 森本議員がおっしゃるとおりで、私は、今申し上げておりますのは、ワールドカップサッカーで昼間も十便国際便を、チャーター便ですけれども、羽田に降ろしました。昼間でも十便できるという実績は既にワールドカップで経験しているんです。ですから、私は、そういう意味では、...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今の局長の答弁で、私は皆さんに大変な不安を与えると思いますので、訂正しておきます。管制塔がある以上、正面衝突するなんてことはあり得ません。そのために管制しているんですから。  ですから、我々はその中で何ができるかということを今探っている。先ほど私が申しま...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 森本先生は建設大臣経験者ですから、日本の国土の在り方をよく御指導いただいていることだと思っています。  ですから、私は、今おっしゃったETC等々一つ取ってみても、高速道路、例えば第二名神、第二京阪、東名ですか、すべて私は、ETCを利用したら今の計画が、あ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) この問題に関しては、私も党首時代に当事者と何度も、渕上先生でしたか、私のところへ当事者を連れて御相談に見えまして、私は実情も、皆さん方の声を聞かせていただきました。  けれども、少なくとも私は、今日まで旧国鉄のこの雇用対策、今おっしゃいました少なくとも昭...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 富樫議員がおっしゃることも私はよく分かっておりますけれども、少なくとも今まで政府が講じてきた施策というもの、また対応というものを改めて私はそれだったら申し上げざるを得なくなります。  ですから私は、ILOの勧告は勧告としてですけれども、国内対策として今ま...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、四党合意は認められないというか、四党合意の上でILOの勧告が出ているんですよとおっしゃったことは、私は、事実、またそのとおりです。けれども、今おっしゃったILOの最終勧告が十二年の十一月、これ出されたのも御存じのとおりでございます。その勧告のフォローア...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 私は、四党合意事項とILOの勧告は、私も今ILOの勧告手に持っております。ですから、私、富樫議員がおっしゃるように、それぞれの方々のそれぞれの言い分もあるし、また勧告もあるし、政府は政府として四党合意という、こういうものを皆さん方にこれを受け入れてください...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) そうではないです。それは一方的な参考人のお話を取り上げられる。私は、もっと政府としてお話を申し上げている。それは、ここに書いてあるように、「委員会は」と書いてあるんです。同じILOの勧告ですから、ILOの報告ですから、同じものを見ているんですから。私は、そ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 答えています。
○国務大臣(扇千景君) 司法機関は私じゃないです。
○国務大臣(扇千景君) だから、政府として、今ILOの勧告を申し上げたように、これ以上遅延したら四党合意が無効になりますよということで、四党合意事項を皆さん方に理解してくださいとお話をしているということです。
○国務大臣(扇千景君) その同じILOの報告を私たちは尊重して四党合意を進めましょうと言っているんです。
○国務大臣(扇千景君) 批准しているんですから当然のことです。
○国務大臣(扇千景君) 判決が下ってみなければお答えできません。
○国務大臣(扇千景君) 私は、日本の裁判所が国際法を無視して判決をすることもあり得ないと思いますし、国際法を見ないで私は判決することもあり得ないであろうと思っております。
○国務大臣(扇千景君) 法律というものを遵守するのは当たり前のことですけれども、即遵守できるか、あるいは国内の状況等々で時間が掛かるか、これはそれぞれの国で、基本的なものは変わらないにしても、その猶予期間というものもあるのは当然です。
○国務大臣(扇千景君) 私は、千四十七名の皆さん方は御家族もあろうと思います。まして、お子さんもいらっしゃると思います。今日まであらゆる手だてを何回となく差し伸べて、これではいかがでしょう、これではいかがでしょう、JRのときも四回、五回でしたか、就職もあっせんしました。あらゆるこ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 特に、私も神戸出身ですから、阪神・淡路大震災以来、あらゆる公共工事の中で、特に病院とかあるいは学校とか、弱者の皆さん方、少なくとも子供たちがあれだけ被害を負ったということで、私はまず学校なり医療機関なり等々、そういう皆さんのところに耐震性を重視するというこ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 本当に大事なことだと思いますけれども、少なくともこういう公共建造物、こういうものに対する耐震性というものは、私はそれぞれの、今おっしゃったように、国が義務付けをする、そういうことによって少なくとも私は各地方公共団体、これに行くわけですから、その地方公共団体...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 先ほども申しましたように、耐震性の建築物にするというのは基本的なことですけれども、私は、全国、日本列島、地震列島だと言っても差し支えない。しかも、国土交通省として気象庁と協力して断層図というものも全国張り巡らして全部発表いたしました、阪神・淡路大震災の後。...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 何しろ、田名部議員御存じのとおり、戦後初の銃撃戦というものを経験した。今まで、戦後、今日まで一度も銃撃戦という経験はありません。しかも、国土の十一倍の面積を海上保安庁が所管するということだけでも私は、この国土の十一倍をいかにして海上保安庁が限られた船隻、限...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今の不審船のことに関してはきちんと私は答えを言っておきたいと思います。  それは、日朝交渉の中で今月の半ばごろに安全保障協議をするということになっております。ですから、そこできちんと、向こうが、北のトップがきちんと工作船であると明言したわけですから、二度...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、田名部議員がおっしゃっているのは経済産業省だと思います。地域振興計画というものが当時ございまして、バブルのときにはあらゆるところでいろんな計画があって、私は手を出したと思って、今そういうものが、バブルが崩壊したとともに政策的にも随分無駄になって、空き家...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、個々のことでいきなり言われてどれだったっけなと思っているんですけれども。  私は、改めて均衡ある国土の発展というよりも、個性ある地域の発展といった中にも私はそれは適合すると思いますし、少なくとも自立したというのは、地方自治体がそれぞれ特性を生かしてい...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 何ページか分かりませんけれども、私が申し上げましたことは、少なくとも我々は今まで、この構造特区とか、あるいは今度特区を作るとか、いろんなことを言っておりますけれども、まず構造改革をする原点というのは、私は今おっしゃった地域の特性を生かすことだと思っています...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) これは、小泉総理からこれも厳命をされております。  それは、厳命されなくても、少なくとも田名部議員御存じだと思いますけれども、国土交通省、旧建設、旧運輸、北海道開発庁、国土庁一緒になって、四省庁統合して長期計画というものが十本ございます。その中で八本まで...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) それも、先ほど私が申し上げたのは、全国統一した基準で、統一した国土の、均衡ある国土の発展という基準を作ってきたからそういう問題も起きてくるので、私は個性ある地域の発展というのは、今おっしゃった正にそのとおりで、九州は九州、沖縄は沖縄、北海道は北海道なりの私...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) デフレ対策から交通政策まで多岐にわたって御説明がございましたので、どれをお答えしていいか迷うところでございますけれども、少なくとも私はデフレ対策に関しては平成十六年度末までに不良債権処理をするというこの決定によって一番大きなデメリットが出てくるのは国土交通...全文を見る
11月06日第155回国会 衆議院 国土交通委員会 第1号
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○扇国務大臣 おはようございます。  第百五十五回国会における御審議に当たりまして、国土交通行政の当面の諸課題について、私の考えを述べさせていただきたいと存じます。  国土交通行政につきましては、自立した個人の生き生きとした暮らしの実現、競争力のある経済社会の維持、発展、安全...全文を見る
○扇国務大臣 引き続きまた栗原議員には理事として我々を指導していただきますので、よろしくお願いを申し上げたいと思います。  また、今おっしゃいましたように、公共工事というものの何たるかということを、私たちはもう一度原点に戻って考えなければいけない時期に来ていると思います。  ...全文を見る
○扇国務大臣 地方の予算獲得からデフレ対策まで幅広い御質問でございますので、どれからお答えしていいかと思いますけれども。  中央から地方への地方分権ということは、先ほど私がお答えしましたように、あらゆる手だてを打っております。  私は、国土交通省になりましたときに、去年一月か...全文を見る
○扇国務大臣 赤羽議員に屋上緑化の話をしていただいて、私は大変ありがたいと思っています。  我々は、ここをしたここをしたという宣伝を今までいたしませんでしたけれども、着実に屋上緑化を促進をしております、また推進もしております。また民間を指導もしております。そして、新たな都市づく...全文を見る
○扇国務大臣 私たちは、ことしはワールドカップという、韓国と共催でしたけれども、世界じゅうからお客様をお迎えし、四十万人近い外国からのお客様をお迎えしたというのを経験いたしましたし、また、間もなくは、愛知万博という、お客様を迎える行事もございます。  けれども、平常において外国...全文を見る
○扇国務大臣 私たちは、二十一世紀の第三次産業の基幹産業としての観光という位置づけは大変重いものだと思っております。そういう意味で、近隣の諸国もあらゆる面で観光に力を入れておりますので、我々は第三次産業の基幹産業とする観光というものに力を入れて頑張っていきたいと思いますので、今る...全文を見る
○扇国務大臣 久しぶりに佐藤議員にお目にかかって、貴重な御質問をいただきましたけれども、私は大変難しい問題だと思います。  それは、我々は、より快適で、より安全で、より利便性のある生活を送りたいという願望がございます。けれども、それをすることによって、一種の環境破壊をするのでは...全文を見る
○扇国務大臣 あらゆる公共事業のお話ですけれども、特に河川に集中して御質問がございました。  私は、公共工事というものを、先ほどもお答えをしていたところでございますけれども、我々は平成十二年、私が建設大臣になって初めてこの公共工事の入札と契約の適正化の推進に関する法律というもの...全文を見る
○扇国務大臣 国に対する訴訟は法務省の所管ですから、私がそのことに答えることは不適当だと思いますし、また越権行為だと思いますので、訴訟に関しての、法務省関係のことは、私は避けたいと思いますけれども、訴訟されたものに対する国土交通省の協力が余りないというお考えに対しては、どの程度ど...全文を見る
○扇国務大臣 今、一つの例を佐藤議員が挙げられましたけれども、私たちは、その一つの例のみならず、先ほど申しましたように、二百三十事業というものを中止するに当たりましても、事業認定する手続と同じ逆の手続で、各地方の懇談会に全部諮って、この二百三十のために九十日で三百回の委員会を開い...全文を見る
○扇国務大臣 今、国土交通省が二百三十事業を中止したことに関して、返還を求めないことを評価していただいたのはありがたいことだと思っています。  ただ、それだけでは済みませんで、我々は、あらゆる事業、これを中止する場合に関しましても、学識経験者はもとよりのこと、それを構成された委...全文を見る
○扇国務大臣 佐藤議員はよくおわかりになっていると思いますけれども、行革で国土交通省という、四省庁統合という、とてつもないことができたわけでございます。旧運輸、旧建設で今まで背中合わせで縄張り争いをしていたと言っても過言ではないような事業の計画をし、なおかつ、道路に関しては旧建設...全文を見る
○扇国務大臣 今、津川議員がおっしゃいましたように、交通というのはまさにユーザーがあっての話でございます。そういう意味からすれば、今の私が申しましたマーケットの実現ということ、それは少なくとも利用者重視ということですけれども、どういう利用者かということになりますと、それは、手続の...全文を見る
○扇国務大臣 高速道路行政というのは、国幹会議において、一万一千五百二十、九三四二、既に決まっております。それをそのとおりするかしないかというのは、第三者委員会と言われておりますけれども、御存じのとおり道路関係四公団民営化委員会で今論議されておりますので、国土交通省としては、国幹...全文を見る
○扇国務大臣 時間がないので、先ほどのETCに関するハイカのことも言いたかったんですけれども、我慢します。  それから、今の、地方の道路、例えばこの東海の四バイパス、ただにしたらどうだ。だれでもただにしたいんです。私は、高速道路は本来はただであるべきだ、外国のようなハイウエーで...全文を見る
○扇国務大臣 一川議員に先ほども聞いていただいたと思いますけれども、不良債権処理とこのセーフティーネットが両輪であると私先ほども申しました。私は、今回もあらゆる面で不良債権処理については、セーフティーネットがなければ一番影響を受けるのが国土交通関係のゼネコンであり建設業界であると...全文を見る
○扇国務大臣 一川議員が御指摘のように、私は、不良債権処理を行ったときに一番影響が出てくるのが国土交通関係の業界であるということを申し上げております。そういう意味で、建設業界、五十八万業者と言われますけれども、これも多種多様でございまして、何万通りあると言ってもいいと思います。 ...全文を見る
○扇国務大臣 今、公共工事がむだだとか、公共工事にかかわるためにたとえ補正予算を組んでも使うべきでないとか、いろいろなことが言われますけれども、今の経済状況を考えますときに、総理がこの間の党首討論でも、またきょうもありますけれども、経済状況を見ながら大胆かつ柔軟に対応すると絶えず...全文を見る
○扇国務大臣 大事なところを一川議員からお尋ねでございますけれども、これは請負業者との契約の話で、私どもが口を出せない、出すべきではないということもありますけれども、ここに私は一つ持っておりますのは、損害賠償等々について、公共工事をしますとき、当事者間の契約上の問題というものがご...全文を見る
○扇国務大臣 私は、一川議員と一緒にこの地方分権の勉強をした経緯もございます。三千三百の地方自治団体を一千にしようではないかという案も一緒に勉強した記憶がございますし、今でもその考え方に私は変わっておりません。少なくとも、地方分権するときに、それぞれの地方の市町村の行財政の基盤を...全文を見る
○扇国務大臣 今おっしゃいましたように、きょうも朝から環境の問題が大変議題になりました。  今、今田議員がおっしゃいますように、東京都も新たにPM規制を実施するということで、来年の十月からということをおっしゃっていますけれども、私は、現段階において、東京都は東京都なりの判断はあ...全文を見る
○扇国務大臣 きのうまではディーゼル車でばんばん走っていて、来年の十月からとは言われながら、もうだめよと、こう言われたときに、果たして、新しい車種にかえるときは別ですけれども、今まで走っていたものをどうするかというのは、私は、業者あるいはディーゼル車を使用していた人たちにとっては...全文を見る
○扇国務大臣 今瀬古議員がおっしゃいました今回の判決、私は、道路行政という面からすれば大変重いものだと認識しております。それは、五十メートルという、これも大きな問題でございますし、また、今おっしゃいましたように、今後の道路行政そのものにそれを予見して道路行政をしなさいと言われます...全文を見る
○扇国務大臣 御存じのとおり、今回の判決に関しては、今までの総体的な観点から、二〇%は少なくとも道路としての責任であろう、こういう判決の内容でございます。では、あとの八〇%は何なのかということは明快ではございませんし、この二〇%は少なくとも国土行政、交通行政から来ているということ...全文を見る
○扇国務大臣 今、瀬古議員が事例をお読みになって、私の手元にもこの「妻たちの告発」というものをお届けいただきました。  私は、今までこれを知らなかったものですから、先ほどちらっと拝見させていただいて、我々が今日の文明、そして、今日の生活の向上あるいは社会資本整備を享受し、あるい...全文を見る
○扇国務大臣 今も私、手元に今までのトンネルの訴訟についてというものがございまして、今までどういう訴訟が起こったのかなというのを参考に見せていただいておりますけれども、今まではすべて和解で、企業が補償をして支払って、そして和解しているという、この表を今目にしているところでございま...全文を見る
○扇国務大臣 今も私、瀬古議員がせっかく下すった「妻たちの告発」を、委員会中でしたけれども、余りにも何か胸打たれるものがあって、読ませていただいておりました。  今日の我々の生活の中で、こういう知られざるところで苦しみながら、日本の高度成長期に協力していただいた皆さんの中にこう...全文を見る
○扇国務大臣 先ほどの瀬古議員と同じ御質問がございましたので、聞いていらっしゃるので同じ答えをしては申しわけないと思いますけれども、同じ質問ですので、当然同じ答えになって、党が違えば答えも違うというのでは、かえって失礼だと思いますけれども。  東京都の石原都知事がお話しになって...全文を見る
○扇国務大臣 記者会見で、お目にかかって何とかということは人づてに、記者会見は私見ておりませんけれども、聞いておりますけれども、国土交通省にはまだ届いておりません。けれども、私は、この問題だけではなくてあらゆる面で東京都知事と連携しながら施策を練っておりますので、いつでもおいでに...全文を見る
○扇国務大臣 原議員の一連の論議を聞いておりまして、私は、御本人自体が先ほども、これはメモですよということをおっしゃって、それが公式かと言われると、メモはメモで、公式ではないと言う。御本人がメモと認められたものを公式と認めろというのは、これは今後、ぜひ御質問の中で、メモと言わない...全文を見る
○扇国務大臣 松浪議員から冒頭に基本的なお話がございましたので、本来は私から答えるべきだったと思いますけれども、洞局長から詳細な答弁がございましたけれども、本来、我々は、行政官として物を言うなれば、諸外国の例をもちましても、皆さん方から税金をいただいて公共工事というものをやってい...全文を見る
○扇国務大臣 これも先ほど議題になりまして、松浪議員はまだ御出席ではございませんでしたので、重なるところがあるかもしれませんけれども、私は、冒頭に申しましたように、道路、空港、港湾、新幹線等々は、基本的には国がきちんと下地をつくって、でき上がって、さあ民間がお使いください、そして...全文を見る
11月08日第155回国会 衆議院 国土交通委員会 第2号
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○扇国務大臣 おはようございます。  ただいま議題となりました建物の区分所有等に関する法律及びマンションの建替えの円滑化等に関する法律の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  マンションに関しましては、近年、建築後相当の年数が経過して建てかえを必要と...全文を見る
11月11日第155回国会 衆議院 特殊法人等改革に関する特別委員会 第3号
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○扇国務大臣 熊代議員、いろいろ今までも御意見をお出しになっていることも私も存じ上げておりますし、また、今、道路四公団、この問題に関しては、日本じゅう、あるいは地方自治団体が大変な注目をいただいておりますし、国民の皆さん、あるいは地域の皆さんに直結する問題でございますから、本来は...全文を見る
○扇国務大臣 今山井議員がおっしゃいますように、この今回の阪神道路公団に関します事件、私も公共工事の入札と契約に関する適正化法というのを一昨年の十二月、皆さんの、超党派で、自民党から共産党まで全部賛成していただいて通していただいて、その中にも既に書いてあるわけですけれども、今回こ...全文を見る
○扇国務大臣 きょう、午前中にもお話があって私も話を聞いておりましたけれども、道路公団等々、いわゆる阪神もすべて含めて、補修とかあらゆる面で、メンテナンスの部分でなるべく地元の業者を雇うべきであるという御意見が今までもございましたし、また、そのようにしております。  ですから、...全文を見る
○扇国務大臣 ございません。
○扇国務大臣 今四公団統合の委員会で御論議をいただいておりますけれども、きょうはたまたま山井議員は阪神道路公団のお話をなさいましたけれども、これは阪神のみならず、道路公団自体にも、私も何度も国土交通委員会で数字を出しておりますけれども、少なくともいわゆる維持管理業務、これは四業務...全文を見る
○扇国務大臣 むしろそのことよりも、民間の皆さん方が、公団の職員を天下りで採ったら仕事がふえると思っていらっしゃること自体が私はおかしいと思いますので、そういうことをさせないという基本的なことを、何年たったらいいというのではなくて、基本的なものを我々はもっと、そして、天下ったから...全文を見る
○扇国務大臣 大谷議員は国土交通委員会にも所属していらっしゃいまして、この話は既にお聞き及びだろうと思いますけれども、私が言っておりますことは、少なくとも、航空行政という限った中で御質問でございますので、果たして日本の航空行政というものは世界的に通用するかしないかという観点から私...全文を見る
○扇国務大臣 冒頭に大谷議員が、航空行政というもののあり方というお話からお入りになりました。  私は、あの狭い関西の中で、関空、伊丹、神戸、この三空港が一種、二種、三種。そして、安全性という面から見ましたら、それぞれ管制空域というものがあります。その管制空域の中で、関空と伊丹の...全文を見る
○扇国務大臣 これは、審議会の前に、国土交通省の政策として、冒頭におっしゃった航空行政というものがどうあるべきかという基本線から私は申し上げているので、審議会はその後でございまして、審議会の答申で国土交通省の政策がどうこうされることではありません。これは国策でございますので、政策...全文を見る
○扇国務大臣 それはすべてです。それはなぜかといいますと、今、たまたま大谷議員が関空の二期工事賛成とおっしゃってくださいました……(大谷委員「将来は」と呼ぶ)将来は。でも、今、もう予算がついております。今、埋め立てもしております。  この二期工事ができれば、二本目の滑走路は十万...全文を見る
○扇国務大臣 これは、国内、国際すべての航空行政ですけれども、今これだけの人が乗っているから、その人たちがすべて喜んでいるとは思えません。少なくとも、日本はハブ空港の地位も危うくなっている。そういうときに、国際的にどうすべきかという大原則がなければ、近くの人が近いのを利用するのは...全文を見る
○扇国務大臣 すべてが私は政策だと思います。私たちは過去の先人の偉大な業績を否定するつもりはございませんけれども、公共工事のむだというお話になりますと、我々は、成田と羽田の関係、そしてアクアライン、四国三橋、あらゆる面でどうしてだということを言われますので、政治的にいけなかったな...全文を見る
11月12日第155回国会 衆議院 国土交通委員会 第3号
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○扇国務大臣 さきの通常国会でさんざん皆さん方に御論議をいただき、また御意見もいただいて、あらゆる面で私たちは法制審の答申等を待っておりましたけれども、やっとこういうふうに法務省が決断をしてくださいまして、意見としては、三十年にするのか、あるいは五分の四にするのか、いろいろあると...全文を見る
○扇国務大臣 マンションでも一戸建てでも、要するに、古くなるというのは、条件は同じでございます。ただ、マンションの場合は、共用という、共同住宅ですから、そういう意味では、きょうも御論議いただいていますように、前回の通常国会で御論議いただきましたように、大変多くの皆さん方の御賛同を...全文を見る
○扇国務大臣 技術は日進月歩でございまして、新しいものは新しい仕様でまた知恵を絞って新しくなっていきますけれども、今問題になっておりますのは、古いマンション、もう建てかえ時期に来ているマンションというお話をしておりますので、そういう意味では、古い形の、あるいは今おっしゃったような...全文を見る
○扇国務大臣 物によると思います。私もマンションをたくさん知っておりますけれども、いいところもあれば、あるいはおくれて、昔建てて古くなっているものもございますので。  これは、建築許可を受けるときにみんな出しているわけですから、各地方自治体でこれを許可しますけれども、我々として...全文を見る
○扇国務大臣 私、マンションをたくさん知っているんです。それは、両親もマンションに住んでおりましたし、しゅうと、しゅうとめもマンションですし、そのマンションはすべて私が見て選んだマンションでございますから、かなり詳しいと思っております。新旧知っております。  けれども、マンショ...全文を見る
○扇国務大臣 先ほどからの井上議員に続きまして、やはり私は、皆さん思いは同じということで、重ねて大谷議員がこの件についてお尋ねなんだろうと思います。  住んでいる人が一番不安に思い、なおかつ、そういう生活環境の変化というものに遭遇している皆さん方が中にはたくさんいらっしゃる。今...全文を見る
○扇国務大臣 先ほどからも議論が続いておりますけれども、あるものをいかに活用し長く使うか、これは貴重なことだろうと思いますし、また、既存のマンションの躯体を生かしてと今阿久津議員がおっしゃいましたけれども、そのとおりだと思います。  そういう意味では、私たちも、少なくとも、内部...全文を見る
○扇国務大臣 午前中もお話が出まして、井上議員からも午前中に大規模の建てかえの話で御質問が出ました。そのときの御質問の趣旨で私がお答えしたのを聞いていてくださったのでなお今の疑問が残られたんだろうと思いますけれども、私は、マンションの建てかえそのものがやはり必要不可欠であるという...全文を見る
○扇国務大臣 おっしゃるとおりだと思います。もうまさにその辺マンションだらけということで、果たしてそれらのマンションが、一般の皆さん方が、建ち上がってから購入するときに、どういう工事を途中でしたのか、どういう製品なのか、あるいは、品質が果たして保証できるのかどうかということは、買...全文を見る
○扇国務大臣 一川議員が今聞いていただきましたように、マンションブームといいますか、いっとき大変マンションブームが起きまして、今でもまだそれを引きずっておりますけれども、急激にマンションブームが起きて、今築三十年というマンション、大体現在十二万戸あるんですね、築三十年で見ますと。...全文を見る
○扇国務大臣 先ほども申しましたように、マンションの建てかえ自体、大変な個人の資産の保持だと私は思います。そういう意味で、建てかえる前に、先ほど一川議員がおっしゃいましたように、まず、みずからの居住区分の完全な管理といいますか、メンテナンスといいますか、自分たちの住んでいる、少な...全文を見る
○扇国務大臣 これもなるべく早くと思っておりますけれども、国土交通省として、マンションの建てかえか修理かを判断するためのマニュアルを早急につくっていきたいと思っております。  そのマニュアルでは、少なくとも、老朽度の判定というものは、どういうふうな視点から老朽化の判定をするのか...全文を見る
○扇国務大臣 きょうも朝からこの審議を進めていただいておりまして、私は、大森議員のおっしゃっている意味はよくわかります。できれば、個人の財産権というもの、これをきちんと確保しようというのは当然のことですけれども、今、少なくとも、築三十年というマンション、おおよそ十二万戸あるわけで...全文を見る
○扇国務大臣 今のお話ですけれども、先ほども私、一川議員の御質問にお答えしたんですけれども、共産党さんの案がどういうものか、後でまた拝見いたしますけれども。  私たちは、国土交通省として、少なくとも、さっきも申し上げました、マンションの建てかえに、修理かあるいは建てかえでしなけ...全文を見る
○扇国務大臣 これは御存じのとおり、建築基準法、これによって、少なくとも公共に用する映画とかあるいは劇場とか、そういうところに対しては、安全性の確保というものが必要であるということになっております。そして、その建築基準法の第十二条、定期の報告制度、これが明記してあります。  そ...全文を見る
○扇国務大臣 私も、週刊朝日という、朝、新聞の見出しで初めてわかりまして、すぐ公団の総裁を呼びました。そして、私も知らなかったものですから、大体いつこれがわかったんですかということから始まりまして、いつ気がついたんですか、十年目の検査というのはいつから始まったんだ、なぜ言ってこな...全文を見る
○扇国務大臣 けさからこの委員会でも、各党の御質問の皆さん方がそのことを憂慮して御質問になっております。  今局長が申し上げましたように、少なくとも基本方針、私たちは、優先的に公団にあっせんする、優先的に入居あっせんする、そういうことはきちんと考えていきたいと思っていますし、当...全文を見る
11月13日第155回国会 衆議院 国土交通委員会 第4号
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○扇国務大臣 今細川議員がおっしゃいましたように、我々は都市づくりというものをどう考えるかという、原点であろうと思います。  景観というものは日本は大変おくれておりますし、諸外国に比べてまちづくり、そして景観というものを重視しないで、ただ個人の自由意思で、規制をしていないという...全文を見る
○扇国務大臣 今、平岡議員がおっしゃっておりますことは、御存じのとおり、与党三党そして民主党も賛成して成立した官製談合の法律でございまして、その内容に関して、私は、適用範囲というものは少なくともこの法案を成立させた時点で皆さんで御論議いただいたと。今平岡議員がおっしゃいました、そ...全文を見る
○扇国務大臣 今おっしゃった中で、一つだけ大事なことは、談合に伴って少なくとも工事の落札価格、そういうものが左右されたかされなかったのかという事実も私は大変大事なことだと思います。談合によってより高どまりの金額であったというのであれば、これは私は問題になると思うんですけれども、談...全文を見る
○扇国務大臣 これは道路公団のみならず各公団全部ですけれども、今論議されておりますように、その子会社、孫会社にどれだけ役人が天下りしているのか、そしてその子会社、孫会社はいわゆる公団からどれだけの金額の受注をしているのか。年間の受注量が五〇%を超える場合は、通常の民間業者に比べて...全文を見る
○扇国務大臣 マンションを買うときには管理を買えという逸話があるくらい、管理というものがあってマンションの資産価値が維持される、これはもうちまたでは皆さん御存じのことでございます。また、築三十年と平岡議員が今おっしゃいましたけれども、今回築三十年という一応のあれを決めてありますけ...全文を見る
○扇国務大臣 修繕積立金というものを積み立てて、いかに自分たちの財産であるマンションの共有部分も含めた品質保持をするかということが修繕積立金の最初の目的でございます。  建てかえるというのをおっしゃいましたけれども、建てかえるには、修繕費用の方が建てかえ費用よりも高いということ...全文を見る
○扇国務大臣 それは考えられておりません。
○扇国務大臣 積立金を積むかどうかということは、あくまでも私的自治にゆだねられるというのが原則でございます。それは、経済状況あるいは生活状況、全部個々に違うものですから。最初からその組合で、築後三十年たったら建てかえるためにしましょうねと、その自治でお決めになるのは、それは自由で...全文を見る
○扇国務大臣 今のお話のように、マンションの建てかえに関して住宅に困窮するという人が出てくる、そういう意味では居住の安定化を図るということが大前提でございますから、私は極めて重要なことであろうと思いますし、昨日からもこの問題を随分議論させていただきました。  平成十四年度から、...全文を見る
○扇国務大臣 先ほど平岡議員と論議しているのをお聞きいただいたと思いますけれども、現段階では、私は、与党とか野党とかということではなくて、この法案、官製談合法案を通したときには、与党三党の法案に民主党も賛成していただいて通ったということで、それを改正するか改正しないかは、出した皆...全文を見る
○扇国務大臣 入契法は昨年の四月から施行されました。そして、その中に、談合及び丸投げに関して、公取に届けなければならないという義務も明記してあります。それと、先ほども私は平岡議員にお答えしましたけれども、第三者委員会の入札監視委員会をきちんと設置するということも明記されております...全文を見る
○扇国務大臣 今、武正議員がおっしゃいました、この間マンション法の法案を通したのに、すぐにまた追加してというふうにおっしゃいましたけれども、これは全然違います。  きょう初めて論議に御参加になったからおっしゃっていますけれども、私は、マンションの管理、保持、そしてマンションの建...全文を見る
○扇国務大臣 これは、マンションのみならず、地球的規模の問題になっているのは、今京都議定書というお言葉をお使いになったので、そのとおりだと思います。  我々都市に住む者、また地方でもおおむねそういうことができてきております。住宅とかあるいは建築物などの民生部門のエネルギーの消費...全文を見る
○扇国務大臣 外断熱工法は内断熱工法に比べて、外気の温度変化というものに対して、その躯体が保護されているために、劣化しにくいという特性があるというのはもう御存じのとおりでございます。しかし、施工が複雑である、あるいは建築コストが割高である、そういう側面があるわけでございますので、...全文を見る
○扇国務大臣 衣食住と申しますけれども、大体衣食は足りて、やはり日本人に一番不足しているもの、いまだに不満あるいは希望が達成されていないものは住だと思います。そして住に関しては、核家族化が進んで、だんだん両親は一緒に住まなくなって、両親の持っているうちに若い夫婦は住まないというこ...全文を見る
○扇国務大臣 日本の現状の展望を一川議員がおっしゃいました。私はそのとおりだと思います。そして、一種のあこがれもありますけれども、今、東京都のこの現状一つとってみても、例に挙げましても、東京都の都市計画というのは昭和二十二年にできていますけれども、戦後今日までかかってまだ五五%し...全文を見る
○扇国務大臣 住まいについて、瀬古議員いつも熱心に御討議いただいております。  今の憲法に関する問題でございますけれども、日本憲法において、今瀬古議員がおっしゃいますように、「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。」おっしゃるとおりでございます。また、今...全文を見る
○扇国務大臣 昨日からもこの話が出ておりまして、きょうもこの話が出ましたけれども、住宅の性能に関しましては、でき上がってから買って、どこがどう悪いのかいいのかという判定が素人にはなかなかこれはつきにくいもので、見た目だけきれいだったらいいんじゃないかと思って高いものを買って、しば...全文を見る
○扇国務大臣 午前中の参考人でどういう御意見があったのか、私は参議院の本会議に出ておりましたので聞いておりませんけれども、原議員が今おっしゃるように、周知徹底し、わかりやすく、そしてみんなが納得できる、これが理想的な形でございますから、そうあるべきだと思いますけれども、往々にして...全文を見る
11月13日第155回国会 参議院 本会議 第5号
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○国務大臣(扇千景君) 谷議員から、母子家庭の居住の安定を図るということで、家賃の債務保証についてのお尋ねがございました。  母子家庭にとりまして居住の安定ということが大変大事なことである、しかも重要な課題であるということは認識しておりますし、また、このために、従来より、母子家...全文を見る
11月14日第155回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第2号
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○扇国務大臣 今、大森議員がおっしゃいましたように、ことしの通常国会から貴重な審議時間をこういう本来の政策以外のことで審議しなければならないということは、本当に私、残念のきわみだと思っています。  また、きょうも大森議員にこういうことで御質問を受けなければならないという現在の状...全文を見る
○扇国務大臣 これは、自治省が正式に、どこの党に一年間の政治献金が幾らかかったか、また、各政党がそれぞれに明快にこれは公表しているものでございます。ですから、共産党の今大森議員がお示しになったのは、その自治省の報告からおとりになったのかどうか、私それはわかりませんけれども、おおむ...全文を見る
○扇国務大臣 大森議員がおっしゃっているところで少し、国民の皆さんに誤解があるといけないので、私はそこをはっきりしておきたいと思います。  それは、少なくとも都道府県の宅地建物取引業協会、これは各県の知事さんの認可でございますけれども、そこに加盟するときに、政治連盟に一緒に入り...全文を見る
11月14日第155回国会 衆議院 特殊法人等改革に関する特別委員会 第6号
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○扇国務大臣 私は東京に住んでおりますので、群馬県等々、あらゆる県外、都外と言った方がいいでしょうね、近隣のところから、利根川も含めて、水をいただいているというのはわかっておりますし、また、私は少し高台ですので、水が不足しますと時々水圧が下げられるということも経験しております。 ...全文を見る
○扇国務大臣 今、水というものは、我々の生活に切っても切れない重要なもので、このごろはペットボトルの水を買う人の方が多くなったなんて一時言われるんですけれども、それよりも何よりも、私たちは、生活に切っても切れない水というものの大切さと、今おっしゃるように利水、治水両面での確保とい...全文を見る
○扇国務大臣 私が担当させていただいてから、なるべく情報公開というのを私は基本にしております。そういう意味では、今佐藤議員がおっしゃいましたように、この地方はどこの水をいただいて、そして今後どうなるということを、さっき河野議員からNACCSの話も出ましたけれども、すべて国土交通省...全文を見る
○扇国務大臣 今の節水に関しましては、私自身も主婦でございますから、そういう意味でも、今、佐藤議員の、九州・福岡の、あのホテルまでお客様を断ってしまった水不足というものは私もよく知っておりますので、我々一人ずつが気をつけなきゃいけないということは、もう身にしみて皆さん方御存じだと...全文を見る
○扇国務大臣 公共工事というものを見直しましょうというのは、もう佐藤議員も、民主党もおっしゃるとおりでございまして、我々もその声に呼応して、私たちは、ダムのみならず公共工事の見直しということに本格的に対処し、そして評価制度というものを取り入れて、今佐藤議員がおっしゃったように、計...全文を見る
○扇国務大臣 大変財政が逼迫しておりますところから、道路特定財源を一般財源化したらどうだという意見も多々出てまいりましたけれども、これは小泉内閣として、一般財源化するには、暫定税率の二倍というものを皆さん方に負担していただいておりますので、その暫定税率を、利用者負担ということであ...全文を見る
○扇国務大臣 少なくとも、設立総会のときにどういう方をお選びになるかというのは、それは今回、特に民間ということから考えれば、適宜適切、能力のある方をお選びになるというのが私は民間だと思っておりますので、そういう意味では今までとがらっと変わるかもわかりませんし、あるいは能力があって...全文を見る
○扇国務大臣 原議員に、これは大変大事な話でございまして、まとめて三つ答えろというと、私一人で答えているだけで時間になっちゃうので、どうお答えしようかと思って今迷っておりますけれども、まず第一問の、新たなダムは水資源公団は設置しない解釈でいいか。簡単に言います。着手済みのダム以外...全文を見る
○扇国務大臣 原議員がおっしゃいますこともよくわかります。それは利水という面での需要予測が狂ったということは当然あり得ることですけれども、治水という面から私は先ほど御説明したようでございますので、それは御理解いただける。水害があって、だれも喜ぶ人はいません。やはり、生活するときに...全文を見る
○扇国務大臣 今一川議員がおっしゃいましたように、私たちは、戦後から今日まで行ってきた日本の基本的な政策の中で、それぞれの分野において努力してきたことで日本の今日があるということは、私は認めざるを得ないと思っています。  けれども、その中で、余りにも偏り過ぎているのではないか、...全文を見る
○扇国務大臣 簡潔にということでございますので。  少なくとも今回の独立法人というものに関しましては、私たちは、新たな時代にふさわしいというものをつくっていかなきゃいけないし、法人の業務のあり方はどうなんだ、今一川議員がおっしゃいましたように、少なくとも、必要な業務の効率化とあ...全文を見る
11月15日第155回国会 衆議院 国土交通委員会 第5号
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○扇国務大臣 昨今の日本の状況を見ましても、根本的にはそれぞれ一軒家を持ちたいというのが希望としては一番おありになるだろうと私は思います。ところが、諸般の事情でどうしてもマンションに頼らざるを得ないという状況の中で、マンションの居住者が多くなった。今菅議員がおっしゃるように、一千...全文を見る
○扇国務大臣 津川議員も今まで論議なすっておわかりになっていると思いますけれども、耐久年数を何年か明示しろというのは一番難しいことでありまして、人間の体もそうでございますし、健康診断を受けたからといって、健康診断で十年の保証があるわけじゃなくて、健康診断を受けて翌日ぐあいが悪くな...全文を見る
○扇国務大臣 先ほどからお答えしておりますように、津川議員も御存じのように、日本は世界一の長寿国になりました。ですから、なぜ我々は長寿国になったかということを考えれば、あらゆる条件が整った、医療的な進歩もあるでしょうし、食糧もよくなったし、あるいは環境もよくなったしということがあ...全文を見る
○扇国務大臣 井上議員のお話を聞いておりまして、また配管の説明も、わざわざ段ボールを持っていらして、よくわかるんですけれども、メリット・デメリットがあります。もともと、なぜこういう品確法をしなければいけないか。今の井上議員の、配管をこういうふうにして一本にすれば、だれも迷惑しない...全文を見る
○扇国務大臣 本来であれば、今回のようなマンションの建替えの円滑化法の改正というものは、私は、多くの皆さんが賛成と言って一日で終わるくらいいいことだと思っています。ところが、こんなに熱心に御論議なさるということは、いかに今マンションに個々の関心が集まっていて、また、今一千万人のマ...全文を見る
○扇国務大臣 先ほども申しましたように、マンション居住者が一千万人という数になりました。二十年前に、マンションというものは六十平米で二DK、それが現段階では、昨年ですけれども、大体七十七平米、それで三LDKと広がってまいりました。これはもう多くの皆さん方の要望でそういう形になって...全文を見る
○扇国務大臣 今、総務省に調査したらどうだという瀬古議員のお話ですけれども、これは、民間も公的なものも、少なくとも一千万人が住んでいるわけですから、そういう意味では、今総務省が調べにくい、まして変電所とかあるいはそこの埋設した共同溝だとか、そこまでとなると難しいという方ももっとも...全文を見る
○扇国務大臣 個人的でなくても大事なことですから。これは一個人の問題ではありません、今既に一千万人がマンションに住んでいるわけですから。  私は、マンションを何度も買ったことがございます。それは私の両親も主人の両親もございますから。マンションというのは、今業界はすごい売り込みで...全文を見る
○扇国務大臣 建物の区分所有等に関する法律及びマンションの建替えの円滑化等に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、本委員会におかれまして熱心な御討議をいただきまして、ただいま可決されましたことを重ねて御礼を申し上げます。  今後、審議中に賜りました多くの委員各位の御高見...全文を見る
11月15日第155回国会 衆議院 国土交通委員会法務委員会連合審査会 第1号
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○扇国務大臣 実際にわかりやすくということですから、わかりやすく言いますと、土地があって、そして余剰があって、ゆとりがあるからこれを売りましょうといった場合もあります。  例えば、現実的にわかりやすい例をとりますと、あるマンションがございまして、これは公団でもいいです、その隣に...全文を見る
○扇国務大臣 今局長が答えましたように、産廃ということを考えますと、当然、今加藤議員がお示しのように、いかにあるものを長もちさせるか、これがもう大前提になってまいります。  そういう意味では、今いろいろな技術的な開発が進みまして、公団が今実行しておりますけれども、百年住宅という...全文を見る
○扇国務大臣 御存じのとおり、築三十年のマンションというのは全国で今十二万戸、しかも十年後にはこれが百万戸になるという大変大きな需要と、あるいは不安感を持っていらっしゃると言っても過言ではないと思うんです。けれども、皆さん方の御協力のおかげで、ことしの通常国会のときにマンションの...全文を見る
○扇国務大臣 何度も同じ質問にお答えしておりまして、けさからも、いかに長もちをさせて品質保持をするかということ、先ほどもお答えいたしましたので、ありやなしやということであれば、あるということ。
11月18日第155回国会 衆議院 特殊法人等改革に関する特別委員会 第8号
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○扇国務大臣 大森議員の御質問で、いつも国土交通委員会で私は、道路公団の天下り状況とか、あるいは子会社、孫会社、そして役員の天下りの人数、受注率等々、私は委員会ですべて公表してまいりました。  そういう意味では、今回、改めて公取からこういう結果が出ましたことで、私は本当に申しわ...全文を見る
○扇国務大臣 公取から勧告を受けました二十九社、これは、子会社が十一社、関連会社が四社、トータルで子会社、関連会社は十五社でございます。  それから、それらの天下りといいますのが、代表者が二十名ですけれども、役員数、全部で二百三十六名います。その二百三十六名中、役員数で、道路公...全文を見る
○扇国務大臣 これはもう既に、私は就任以来、すべて明らかなものは公表するという姿勢を貫き続けております。そして、昨年、この四公団問題を初めて小泉総理に指示されて以来、私は委員会を立ち上げまして、そして諸井さんという方に委員長をお願いして、少なくとも、去年の暮れに総理に、すべてその...全文を見る
○扇国務大臣 着手済みのダム以外、新規のものは一切つくりませんと今申し上げたとおりでございます。
11月21日第155回国会 参議院 国土交通委員会 第4号
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○国務大臣(扇千景君) まず冒頭に、委員会として派遣をされたという御報告を今していただきました。まず、委員会として現場まで足を運んでいただいて、実物を見ていただいて、今御報告のとおり、皆さんが自分の目で見て危険性を感じていただいたことに、委員会の皆さん方に、心から派遣に行っていた...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、野上委員がおっしゃいましたように、九月の十七日の日朝首脳会談によって完全に工作船であるという明言がされました。  それから、今後、私どもは、今、日朝交渉でどういうことをというお話ですけれども、私は、少なくとも、昨年、これは臨時でございましたけれども、...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、野上議員がおっしゃいました前段の、都市のことだけではなくて地方もというのは当然のことで、ただ少なくとも私は、何度もこの委員会で言っておりますけれども、二十世紀は均衡ある国土の発展ということで目標にしてまいりましたけれども、二十一世紀になって、とにかく日...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 池口議員も鹿児島まで行って現物を見てくださいましたということで、これはもう詳細なことを申し上げるまでもない、御理解をいただいていると思いますし、ただ私は、国民の皆さん方一人でも多くに今回の工作船の危険性というものを認識していただきたいということで、私は、引...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 答弁が重なるといけませんので。少なくとも相手の、今回重装備していたものがどの程度であるかは今、海上保安庁、防衛庁、ロシア等々から協力を得ながら、あらゆるものを明快にするために努力しております。ただ、海上保安庁長官に私は、これがいつ捜査が終わるんですかと聞い...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 池口議員はよく私が答弁しておりますことを御理解いただいて、一般財源化することは、それはユーザーを裏切ることであるという認識は共通のものがあるので、大変私は有り難いと思っていますし、私は多くの皆さん方は同じ意見だと思います。  それと、私は、暫定税率という...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 政治的な責任だとおっしゃったから、私は事務当局が答えるべきではないと思います。  当然のことながら、私は政治判断が違っていたということを、成田の話もアクアラインの話も言い続けております。それはやっぱりそれとして、ただ私は、昨日も四国の財界がみんな私のとこ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、森本議員がおっしゃいましたように、私は、昨年この銃撃戦が行われました船が、鹿児島に帰ってまいりました「あまみ」、そして四隻が行ったわけですけれども、十二月の二十七日に私はまず「あまみ」を見に行って、三名のお見舞いをいたしました。そのときに、私は、「あま...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 森本議員がおっしゃるように、先ほども私は、まず「あまみ」の被弾状況を国土交通省に持ってきて一般に公開した。百数十発受けた船を見せただけでも、みんな見に来てくださって、みんな写真を撮って、ガラスの中に入れたんですけれども、それを全部全国を回遊するようにいたし...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) どれをどのようにするか、また相手がこうだから、こちらがこうするという、私は、一つ一つの事例は重なりますから省きますけれども、あれだけの重装備を持って、五千メートルの射程距離のものまで持っているとなりましたら、ロケットまで持っているというのじゃ、とてもこれ、...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今日は朝から各党各代表者の質問の中でこの工作船の問題を取り上げていただき、また先ほども申しましたように、委員会として現地まで行っていただいて、そして工作船を引き揚げた物を見ていただいて、どの程度であったかという認識をしていただいたことを冒頭から感謝を申し上...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、富樫議員が幾つかの事例をおっしゃいましたけれども、それは各区が許可し、都が許可していることですから、個別のことに関して私がどうこう言うことはいたしません、それは原則として。ただ、今、民都機構と言われるものが少なくとも良好の、住民の皆さん方の良好な市街地...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 時間がないということですけれども、きちんと答えるよりも何よりも、私たちは、少なくとも民都機構が土地を買い上げて、仮に、それを保有して税金を払って何年かたったときには元に買い取ってもらう、買い取るときにはその間のものをすべて上乗せして買い取ってもらうというこ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) これは元々、国土交通省としては、私は昨年、大変精力的な委員会の開催をいたしまして、国土交通省の中で私は別途委員会を民間の皆さん方で立ち上げました。そして、諸井委員長という委員長を頂いて、そして私は昨年の十一月に総理にこの諸井委員会の答申をお渡しいたしました...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) これは私は、先ほども政治判断が間違っていたのではないかというお話、また私は大臣になりましてから、この本四の三本の橋、あるいはアクアライン等々も基本的にはグランドデザインがなかったということから、こちらへ造ればいい、いいといって、急いでじゃ第三セクターにしよ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 何キロ車間距離空けろとか、あるいは六十キロしか走れないとか、それで私も聞きました。六十キロというためには何キロの、まず道路を造るときに何キロ走るかという道路造りをしているんですから、ですから、何キロを走るあれを造るんですかと言ったら、百キロ出すために百四十...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 田名部議員のおっしゃることは政治家として一番大事な基本だと私も思っております。  そして、今、大変道路公団の話が毎日、新聞に委員会の模様等々が言われておりますので、皆さん方は、道路公団のこととあるいは四公団統合のことが世間に一番報道されておりますけれども...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) いつも渕上委員が運転する側の身の安全、また工作船に対しての海上保安庁の働く皆さん方の生命の安全、当然私は一番大事なことであるし、それがなければ国民の安心、安全を確保できない、命を預けるわけですから。  そういう意味では、タクシーにしろ、バスにしろ、私は一...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) ただいま議題となりました建物の区分所有等に関する法律及びマンションの建替えの円滑化等に関する法律の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明を申し上げます。  マンションに関しましては、近年、建築後相当の年数が経過して建て替えを必要とする建物が増加...全文を見る
11月25日第155回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(扇千景君) 大変大事な点を山下議員から指摘されたと思いますけれども、私は、小泉内閣になりましてから、小泉総理の指示の下に、例えば公団の統合でありますとかあるいは公共工事の重点化を図れということで、今、山下議員がおっしゃった長期計画を見直しをしろというのも総理からの御下...全文を見る
11月26日第155回国会 参議院 国土交通委員会 第5号
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○国務大臣(扇千景君) 先ほどから吉田議員に大変今回の法案を急いで作って努力していただいたと評価していただいて、大変有り難いと思っておりますけれども、元々、御存じのとおり、先ほどからのお話ありましたように、マンションの建替えの円滑化法、そして昭和三十七年に初めてできました区分所有...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 谷林議員が御心配をいただきましたけれども、一時、御存じのとおり、あらゆる人たちが自分の住まいを持ちたいということで東京の、例えば例を今東京を挙げられましたけれども、何キロ圏という遠隔地に住まいを持って通勤するという、そういう風土ができました。  ところが...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 希望ですよ。
○国務大臣(扇千景君) 私は、先ほど来から谷林議員がおっしゃっていることに対して、少なくとも私たちが東京へ集まれと言っているわけではございませんで、皆さん方の自由な選択の中で、やっぱり子供ができると少なくとも生活時間という、家族時間というものの考え方が変わってくることも是非御理解...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、森本議員がるるお話しになりましたように、いかに今あるマンションを大切に使うかということが一番原点であろうと思いますけれども、少なくとも今、分譲マンション等々、総戸数というのは約三百八十五万戸に及んでおります。そして、先ほどからもお話し申しましたように、...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 問題が三点あったと思うんですけれども、私は、先ほどから大沢議員がおっしゃいますように、阪神・淡路大震災の例をたくさんおっしゃいました。私も神戸出身でございますから、同じ思いで、私の実家も駄目になりました。  けれども、あの当時、私、これだけの法案ができて...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) おおむね大江議員がおっしゃったように、私どもの政策のいろんな点をよく聞いていただいて、また宣伝相務めていただいているところまで拝聴しまして、御礼を申し上げたいと思いますし、少なくとも私は大江議員等と、これから二十一世紀の政治家としてどうあるべきかということ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) それは私が申し上げます。  それは、少なくとも数字的なものは別としまして、やっぱり私は都市計画なり、少なくともグランドデザインがなかったということが原因していると思います。阪神・淡路大震災の例を取ってしても、もしも都市計画がもっときちんと戦災後できていれ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) まず最初に、長もちできるようなマンションであるべきであると、渕上委員のお話、もうそのとおりでございます。なるべく良質なストックを長期に使用するというのが本来の目的であるし、それが住んでいる皆さん方の、多くの皆さんの気持ちであろうと思いますけれども。  こ...全文を見る
11月28日第155回国会 参議院 国土交通委員会 第6号
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○国務大臣(扇千景君) 今、谷林議員からお話がございまして、私もその週刊朝日の新聞広告が大々的に出ているのを朝見たんです、中身は分かりませんけれども、見出しだけ。私、聞いたことない話ですから、すぐ電話で、どういう理由なのか、すぐにということで、公団の総裁が、朝、私が家を出て役所へ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) さきの国会で皆さんに御賛同いただいて通りましたマンションの建替えに関する円滑化法、この法案のときに、今おっしゃったように附帯決議で、おっしゃいましたけれども、少なくとも今のマンションに関します法制度ということから考えれば、今おっしゃいましたように円滑化法、...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) この法案の審議を通して大変そこが大事なところであろうと思います。そういう意味では、今おっしゃったように、今後少なくともマンションの建て替え自体というものはそれはもう自助努力によって、本来は自分の財産ですから、これはもう何度も私申し上げていると。それはもう基...全文を見る
12月02日第155回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○扇国務大臣 今財務大臣からお話しになりましたように、補正予算、国土交通省といたしましては、要するに今国際的に何を緊急にしなければならないかという、公共工事の中でも緊急かつ国際的競争力に勝ち得るものは何が必要かということを今まとめておりまして、大体五つあるんですけれども、五つ言っ...全文を見る
○扇国務大臣 今申しました国際競争力に勝ち得るもの、あるいは今しなければならないものの中に、港湾のみならず空港も入っていることは事実でございますけれども、それは補正予算でできるというようなものではありません。これは長期かかりますから、補正予算にそれを入れるということとはまた、基本...全文を見る
○扇国務大臣 補正はまさに緊急かつ欠くべからざるものという条件がございます。来年の少なくとも年度内執行できるような、また、効果の上がるものということでございますから、今海江田議員がおっしゃったような長期的なものに関しては、中長期の話で来年度予算になると思います。今効果が上がる、ま...全文を見る
12月03日第155回国会 参議院 国土交通委員会 第7号
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○国務大臣(扇千景君) 建物の区分所有等に関する法律及びマンションの建替えの円滑化等に関する法律の一部を改正する法律案、これにつきまして、本委員会におかれまして熱心な御討議をいただき、ただいま可決しましたことを深く感謝申し上げます。  今後、審議中における委員各位の御高見や、た...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) ただいま議題となりました独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構法案など国土交通省関係の特殊法人等改革関連の九法案について、その提案理由及び趣旨を御説明申し上げます。  特殊法人等改革につきましては、昨年六月に第百五十一回通常国会において成立しました特...全文を見る
12月04日第155回国会 衆議院 国土交通委員会 第6号
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○扇国務大臣 おはようございます。  私、そういう新聞記事といいますか、出ましたので、聞いていただくのは大変ありがたいと思っています。  と申しますのは、宅建業界と、東京不動産政治連盟ですか、名前を言っていいですか、サンデー毎日とかという記者が電話で聞いていらっしゃいましたの...全文を見る
○扇国務大臣 今の玉置先生と警備当局の報告と両方お話を聞いておりまして、私もこの報告は受けておりますけれども、一番最初、私は単なる捜査かなと思っていたんです、捜査が入ったと聞きましたときに。けれども、その中で、大変根が深いということがわかりまして、そういう意味では、今先生がおっし...全文を見る
○扇国務大臣 今おっしゃいましたように、私は、JRの完全民営化法案を御論議いただく前に、少なくとも、JR東日本、東海、西日本、三社の社長を呼びまして、完全民営化したときの条件というのをみんなに話しました。それは、少なくとも、民営化したからといって、赤字路線を住民の意見を無視して採...全文を見る
○扇国務大臣 すべては利用者の安全、安心につながることですから、お互いが、先ほども私申しましたように、従業員が安心して働ける職場というものがなければお客様の安全、安心を図ることはできない。これは基本的なことでございますから、その点は、よく私も調べながら指導していきたいと思っていま...全文を見る
○扇国務大臣 今玉置委員がおっしゃった交通バリアフリーとハートビル法、おくれてハートビル法ということになったんですけれども、交通バリアフリーは、主として、名前のとおり、交通の上りおり等々のバリアフリー、ハートビル法は建物、ビル等々の公共のものに対してのバリアフリーというふうに、旧...全文を見る
○扇国務大臣 日本のことしの老人の日にも、少なくとも百歳以上が一万八千人近くになったという発表もございまして、ますます日本は高齢社会に入っているというのは現実の問題でございます。そういう意味で、私たちは、高齢者でありますとか身体障害者、そういう皆さん方に対しての福祉輸送は、今おっ...全文を見る
○扇国務大臣 済みません、参議院の本会議、十時ですので、まだ一分や二分は大丈夫だと思います。  今、住宅のお話がございましたけれども、私、大変大事なところへ来ていると思っております。それは、戦後のベビーブーマーと言われた第二次ベビーブーマーの人たちが、約一千万人ぐらいが今ちょう...全文を見る
○扇国務大臣 大谷議員がお誕生日だそうで、おめでとうございます。私なんか、もうお誕生日が来るたびにおめでたくないなと思いますけれども、まだお若いですから、心から今後の御健康と御発展を願っております。  今、国際空港のお話がございましたけれども、私ども、一番問題に思っておりますこ...全文を見る
○扇国務大臣 今局長がいろいろ答えておりましたけれども、すべて私が納得していることではございません。  それは、今私どものところでも論議しておりますことは、今申しましたように、空港が完全に完成しているものであればいいんです。ところが、成田も、四月十八日にオープンしましたけれども...全文を見る
○扇国務大臣 先ほども、けさから御論議いただいておりますけれども、私たちは、二十世紀から二十一世紀に世紀をまたいだ今現在、少なくとも今一川議員がおっしゃったように、二十世紀、我々は大きな社会資本整備で今日の日本をつくった。それは、私は、大変、公共工事というか公共事業は悪だというよ...全文を見る
○扇国務大臣 大変大事な時期を迎えていると私は思います。このように失業者が多く、世界的にも、日本からデフレを発信しないかと言われるぐらい経済が落ち込んでいるというときに、我々は果たして何をするべきか。  私はいつも言っているんですけれども、苦しいときだけに、苦しいものの中から、...全文を見る
○扇国務大臣 今、一川議員が私の言ったことをお酌み取りいただいたとおりでございまして、私は、これを法律化するほど明快にしていかなければならないという気持ちで、今、国土交通省、みんな幹部が頭を集めて、一本化するということの法制化に向けて進んでおります。  それと、私たちは、今おっ...全文を見る
○扇国務大臣 私も、この事件を聞いてびっくりいたしまして、そんなばかなと思いましたし、何のために救急隊が働いているのかと。そういう働いている消防隊の皆さん方がわざわざ助けに行って人命を落とすというような、こんな悲劇があってはならないと思います。また、現実的に、今回の鉄道事故に関し...全文を見る
○扇国務大臣 私もこれは、JR西日本ですけれども、安全確保の基本ができていなかった。そのことに関して、八日には近畿運輸局からJR西日本に警告書を発出しました。そして十一日に、本省から消防庁とともに、全国の鉄道事業者に安全管理の徹底を改めて通達いたしました。また十二日には、JR西日...全文を見る
○扇国務大臣 今も私、この「指令応急処置Q&A」というのを、初めてだったものですから、今言われて拝見しておりますけれども、状況を確認する中で、いろいろな人身事故発生箇所のあるときとか、列車の抑止手配を行うときとか、遺体の監視社員を手配するとか、るるQ&Aに書いてございますけれども...全文を見る
○扇国務大臣 少なくとも、JR西日本という会社が完全民営化して、どのように自分たちが社会の信用を得て利益を上げるかという前提条件として、安全で安心であるという信用がなければ利益の追求なんかできません。ですから、JR西日本としての基本的な姿勢というものがきちんと認識されているという...全文を見る
○扇国務大臣 私は、先日の委員会でお答えした後も、公団総裁、関係者を呼びまして、現状をもう一度把握いたしました。  それで、なぜ進捗がおくれているのですかと言ったら、お住まいになっている皆さん方に納得をいただかないと検査もできない部分がございますと。そして、今数字を冒頭におっし...全文を見る
○扇国務大臣 けさからもいろいろ言われまして、私もいろいろなお答えをいたしましたけれども、全宅連と全政連、それから都道府県の協会というのですか、それとまた都道府県の政治連盟と、連係しているのですね。いつか国会で言われまして、全宅連に入るときには全政連に強制的に入会をと言われまして...全文を見る
12月05日第155回国会 参議院 国土交通委員会 第8号
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○国務大臣(扇千景君) 特殊法人改革に関します国土交通省の基本的な取組というお話でございまして、私が趣旨説明させていただいたとおりですけれども、今回の特殊法人のこの改革に関しましては、国土交通省といたしまして、特殊法人が二十一、そして認可法人が四ということで合計二十五法人になりま...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 参議院で、今、池口委員がおっしゃったように、衆議院では特別委員会で論議をされ、法案については審議されなかった部分があるのではないかという御指摘と、参議院では各委員会に配分して、しかも国土交通省関係九法案に対して、私は生まれくる法案に対して温かい目配りをして...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今朝もいろいろ御論議があったところでございますけれども、いわゆる農林水産省とそして国土交通省と、そういう意味では縦割りになっていると。おっしゃるとおりでございます。  そういう意味では、私も、本当に一元化できないかというのは、もう佐藤議員御存じのとおり、...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、局長が言いましたことにかてて加えて、社会的にという佐藤議員のお話がございましたけれども、少なくとも給与あるいは退職金、そういうものが世情に比べてという御批判があることは私も十分承知しております。  それに至っては、国民から見てこれは不適切だなと思われ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) これはもう、今、局長が申しましたように、五年以内に廃止するということは決まっております。廃止する場合にはどうなるかということで、新たな独立行政法人にこれを設置するということで、その業務を民間にゆだねられるものは民間にという総理の御指摘がございまして、住宅金...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) これは、既に住宅ローンを利用なさっている方、しかも三十年間固定、低利ということで継続している人をほうり出すわけにいかないわけですね。五年以内にといったら、じゃ三十年で契約している人たちをどう扱うかと。皆さん方に、民間のいろんなのができていますから、こっちへ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今朝も木村議員からその基本的な姿勢を御質問いただきましたけれども、国土交通省といたしまして、御存じのとおり、特殊法人二十一、そして認可法人四ということで、二十五の法人を我々は、今回、まず昨年末の整理合理化計画の策定でこれを決定したわけでございます。  私...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) いろいろございまして済みません。総括してとおっしゃったものですから総括して申し上げましたけれども、さっきの十一法人のことに関しましても、私は、組織と人事の管理面、それから二つ目には予算管理面ということで私は大きな変化があったと思っておりますけれども、現実的...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今おっしゃいましたように、私は、小さな政府、そして国民の目に見えると続議員がおっしゃったとおり、私どもはそれをしていかなければいけないということで、今回は改めて四十六本の法案を一括して出させていただいた。今までかつてないことの挑戦でございますので、ただ、こ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 評価制度というものは私は本来もっと早くから適用されるべきであったというふうに思っておりますし、かつて私はこういう制度ができる前に、国会の中で衆参を統一して衆参の両議院の上に国の法案審議の評価委員会を設定すべきであるという運動を起こしたこともございましたけれ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 天下り問題は、国民の皆さん方から今大変厳しい目で御指摘をいただき、御注目いただき、是正すべきであるということを言われておりますけれども、総体的に天下りということを考えますときに、よく言われますことは、五十歳そこそこで肩たたきが始まったのでは、まだ子供が中学...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、ちょっと大沢議員の配付された資料を読んでおりまして、初めて見る資料なんで目を通しておりましたけれども、少なくとも私は、まず天下りということを先ほどから大沢議員がおっしゃいましたけれども、総裁が先ほど、鉄建公団総裁から技術を持った人をということをおっしゃ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) そのことが今日も委員会で皆さん方で御論議いただいておりますけれども、少なくともこういう体質なりあるいはこういう体系が行われているということに対して、第三者、これは少なくとも第三者機関たる独立行政法人の評価委員会によってこれは毎年慎重な事後チェックが行われる...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 先ほどの政治献金というふうなお話がございましたけれども、私は、政治献金というのは、今、大沢議員がおっしゃったように、きっとこれ公表されている分をお拾いになったんだろうと思って、それぞれ適正に政治資金としてお届けになっているものであろうと、私も拝見していない...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) いつもこの問題が委員会でも論議されます。そして、新幹線を造ってほしい、新幹線を造るときには在来線で、三党合意、ちゃんと書いてございます。私も手元にこの三党合意等々を持っておりますので、今更それを盾にするつもりはありませんけれども、でき得るならば、新幹線も造...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 大江議員が御自身の党の家庭の事情を冒頭におっしゃいましたけれども、なぜ私がそれを申しますかというと、私は小沢党首と一緒に仕事をして、そのときには少なくとも特殊法人はゼロにしようと、いったんゼロにして必要なものは改めて作っていこうということを一緒に勉強をした...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 冒頭に渕上先生がおっしゃった出るの出ないのというのは何の意味かちょっとよく分からなかったので。国会の……
○国務大臣(扇千景君) はい、分かりました。
○国務大臣(扇千景君) 分かりました。私のことかと思って、出ているのにどうして出ないのかなという。分かりました、石原大臣。はい、分かりました。  今御質問がございまして、今までの改革と今回の改革とどこがどう違うのかというお話でございますけれども、私は今までもでき得る限り改革とい...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、論議がいろいろされてまいりまして、今日もこの御論議が出ておりましたけれども、少なくとも私たちは特殊法人というものを国の関連に、兄弟か肉親かという表現をするべきかどうか分かりませんけれども、行政の身内のようなもので、その技術をより民間に供するようなことで...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 特殊法人から独立行政法人になりますまず私たちの所管の六法人について、私は渕上委員が御認識賜れば有り難いと思っておりますけれども、この法人化に当たっては少なくとも法定役員数を少なくする、これ当然のことですけれども、先ほどもどこかへ行ったら増えたじゃないかとい...全文を見る
12月06日第155回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第4号
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○扇国務大臣 清水先生のお話ですか。(木下委員「その問題についてはどういう御見解をお持ちですか」と呼ぶ)清水先生のことに関しては、自民党がお調べになったということですから、私が答える資格はございません。
○扇国務大臣 私も、今資料としていただく前にも、この現物が出たときにびっくりしまして、なぜ私の写真が載っているのかと思って見たんですけれども、新年会に行ったことだけは確かでございます。それは、ことしも去年も、私は、全国の国土交通省に関係ある新年会、三十から四十出席しております。 ...全文を見る
○扇国務大臣 推薦状はいただいておりませんので、これはお調べいただいたらわかると思いますし、私の応援をしたということも、私は街頭演説をいたしますけれども、鉢巻きかはっぴを着ていただいたらわかるんですけれども、不特定多数の皆さんに、街頭演説、私全国ですから、東京だけではありませんの...全文を見る
○扇国務大臣 ただいま御決議のありました公共工事、公共事業をめぐります諸課題への対応につきましては、入札契約適正化法、その徹底等を通じて、不正行為の排除に努めてまいります。  また、今後の道路建設に当たりましても、評価システムの一層の充実を図り、効果的かつ効率的な道路事業の実施...全文を見る
12月09日第155回国会 参議院 決算委員会 第1号
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○国務大臣(扇千景君) 先週、あれだけ真剣に御論議いただいたにもかかわらず委員長が辞任、退席されるという、ああいう事態になったことは私は、大変見識のあるしかも有意義な論議をしていただいた割には何となく後味が悪い気がしないではございませんけれども、公開されておりましたので、多くの皆...全文を見る
12月10日第155回国会 参議院 国土交通委員会 第9号
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○国務大臣(扇千景君) 今るる海洋汚染のお話を伺っておりますけれども、今御指摘のように、今年の十一月でございましたけれども、スペイン沖で発生しましたタンカーの事故、これは、もう今御指摘のように、平成九年一月に発生しました、先ほどから話題になっておりますナホトカ号、この事故に匹敵す...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) せっかくお褒めをいただいた後で、今度は見直しをしなきゃいけない大変大きな問題を抱えていると思います。  それは、空港周辺整備機構、この空港周辺の環境対策というものが、我々は空港の騒音防止、そういう意味では多くの皆さん方に指摘もされ、また騒音の発生の原因で...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、議論いただいて拝聴しておりましても、私もいらいらしてまいります。それは、今回独立法人化されましたら、今後は国土交通大臣の所管の承認によることなく法人自らがその責任で決めることができると、こうなるんですね。そうすると、もっと自由になるという可能性がなきに...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 私は、この東京の地下鉄、御存じのとおり、営団地下鉄が八路線、都営地下鉄が四路線を運行しております。こういう意味で、今、続議員がおっしゃったように、多くの利用者にとって極めて重要な交通ネットワークでございますけれども、乗り継ぎの利便性の向上等のお客様のサービ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今、続議員がおっしゃったとおり、私は、羽田空港の再拡張事業、私は、一年でも一か月でも早くするべきであると、そう認識しております、基本的には。  それは、諸般の近隣の国際空港等々をかんがみましても、成田が二十四年目でやっと二本目、四月の十八日、本年。ただし...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 先ほどもお話に出ましたとおり、今、続議員がおっしゃるように、去る十月一日のことでございましたけれども、午後七時ごろに伊豆大島の南東側の波浮港沖におきまして、今御指摘のように、バハマ船籍の自動車運搬船ファル・ヨーロッパ号が乗り上げました。そしてまた、搭載の油...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今の被害の補償の問題につきましては、これは基本的には船主側と被害者側との民事上の問題であるということですから、私は、原因者である船主が負担するのが、今、長官が言いましたように、原則であると考えております。それは、今、続委員もおっしゃったとおりでございますの...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今もお話しのとおり、平成六年の十二月ですけれども、これは「当面の行政改革の推進方策について」ということで閣議決定がされました。それについて、特殊法人の定員の抑制に努めることということを閣議決定したわけですけれども、少なくとも、特殊法人の定員の抑制に努めると...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 私は、今ここにいらっしゃいます渕上議員と御一緒に私は何回か千四十六人の代表者とお会いいたしました。そして、私はせっかくこの四党合意というものを出して、なおかつこの四党合意の中で皆さん方に努力してくださいと、そして四党合意というものはこうですよということを私...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 今の田名部議員のおっしゃった今なぜというお話ですけれども、行政改革というのは中曽根総理のときに、少なくとも民間人、土光委員長が行革の委員会をお作りになりまして、あれ以来今日まで行革行革と言われ続けております。そして、土光委員長が行革の最終答申をお示しになっ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 先ほども私が申しましたように、これでいいということはないというのは言明しました。それは、いつの時代になっても行政を見直すというのは、それは国民にとって、必ず国民の目にもきちんと公明正大に情報公開するということ、また、今おっしゃったように、天下りというものも...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) このTAJIMA丸事件は、御存じのとおり、我が国の船舶のほとんどと言っていいくらい外国の国籍になっております。そういう意味で、大変たくさんの船が外国籍を有しておるものですから、こういう状況が、我が国の再び船員の皆さん方の大半が外国人の船員と一緒になって乗っ...全文を見る
○国務大臣(扇千景君) 独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構法案等九法案につきまして、本委員会におかれまして熱心な御討議をいただきまして、ただいま可決されましたことを心から御礼申し上げます。  今後、審議中に賜りました各委員の御高見や、また、ただいまの附帯決議、これに関し...全文を見る
12月12日第155回国会 衆議院 国土交通委員会 第7号
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○扇国務大臣 今、栗原議員の御質問で、閣議後の記者会見で何を言ったかと。私、今何も紙がなくてしゃべっているものですから、一言一句覚えておりませんけれども、要旨を申し上げます。  それは、答申を得てどうだったかというお話でございましたから、民営化委員会の皆さん方が長時間にわたって...全文を見る
○扇国務大臣 私、今、大臣に任命されてから二年を過ぎております。私は、建設大臣に任命されて就任しましたときから、私は素人ですけれども、一般の国民の感覚で行政というものを見直していきたいというふうに言って、役人の知恵もかりながら、私の一般的な感覚と総合して今日まで来たと思っています...全文を見る
○扇国務大臣 栗原議員に申し上げますけれども、どこまでが一般道路で、どこまでが高速道路が必要かというのは、私は別途議論すべきだと思っております。けれども、少なくとも、日本の物流を考えて、今のように生鮮食料品が産地直結で都会へ出てくるというようなときには何が必要なのか、そういうこと...全文を見る
○扇国務大臣 今の第一の御質問に関しましては、これからの問題でございますし、一昨日、私、荷をおろされたところでございまして、私も、今後、委員の皆さん方の検討されたものに対して、本来、民営化という最終目的に向かってどういう経過を経ていくべきか、民営化の本来の基本は何なのであるか。こ...全文を見る
○扇国務大臣 私は、石原担当大臣のもとで今回のように五分割という案が出たのは、それはそれなりの御見識であろうと思います。  私がなぜ慎重にならざるを得ないかといいますと、私は道路公団になるべくコストダウンを図れということを言明してございます。それはなぜかといいますと、現実的に今...全文を見る
○扇国務大臣 本四、アクアライン、これは二十世紀の負の遺産というふうに考えられもする。私は、ただ、そのときに申し上げたいことは、なぜかといいますと、この間、参議院で、本四とアクアラインをつくった責任はだれにあるのかというお話が出ました。野田議員には余り国土交通委員会でお目にかから...全文を見る
○扇国務大臣 この件に関しては、私は、十二月の六日に委員会が終了し、なおかつ今井委員長が辞任されるという異常な状況でこの答申が決まったと思っておりますけれども、それとても、総理は、きちんと今までの委員会の議論というものを尊重しながら、なおかつ審議過程や意見内容を十分に精査して、そ...全文を見る
○扇国務大臣 今、一川議員が御質問になりましたように、異常な事態と言われているがという御質問でございまして、異常の事態と言われているのは、もう皆さん周知のことでございます。  私は、せっかくこれだけ長い間、石原担当大臣のもとで、しかもオープンにしたということによって連日マスコミ...全文を見る
○扇国務大臣 それは先ほども御紹介したので、同じような答えになったら申しわけないとは思いますけれども、昨年既に国土交通省で、諸井委員長を座長といたしまして、一体化で民営化するという答申を出しました。けれども、今回は五分割するというような案も書いてございますので、私は、この五分割が...全文を見る
○扇国務大臣 一川議員の御質問で、私は、大変大事なところが今日本で問題になっていると思っております。  それは、国際的な視野からいかに早く、いかに安く物流を図るかということが、今世界じゅうの競争の中で生きていく大変大事なところなんですね。ですから、いかに早く物流コストを安く、ス...全文を見る
○扇国務大臣 瀬古議員は、今御質問にありましたように、すべてが二社だけにというお言葉でございましたけれども、これは、全国的に資材価格の調査を行っている専門調査機関というのは二社しかないんです。二社しかないから、二社にと言われても、これはどうしても二社になってしまうんですね、どっち...全文を見る
○扇国務大臣 今の保坂議員のところで、相談なくというのは間違いでございまして、私は、この答申が出されれば、国土交通省に対して何らかの御相談があるだろうと。私は担当になるなんて思っていませんでしたから。ですから、石原大臣のところから総理に十二月の六日にお出しになったら、この案に対し...全文を見る
○扇国務大臣 私は、国土交通省という役割からすれば、丸投げがあって、丸投げという言葉ではないと思いますけれども、私は当然だと思います。(保坂委員「丸投げで」と呼ぶ)いやいや、丸投げという言葉は悪いと言うんです。けれども、私は責任者として、国土交通省でまとめろと言われたことは、大変...全文を見る
○扇国務大臣 これこそ私は一番いいことだと思います。七人でも意見が違って委員長がやめるぐらい議論沸騰するんですから、国会になったらもっと議論沸騰するのは当然のことです。それで私、荷が重いと申し上げているので。  私は、少なくともきのう、国土交通省の幹部を集めまして、この答申の中...全文を見る
○扇国務大臣 それは石原担当大臣にお聞きいただいた方がいいと思いますけれども、私は、国会の場と七人の皆さん方の委員会とはおのずと違って当たり前で、七人でまとまらないものが、これだけの、四十五人ですか、全部意見がまとまらないというのは、もうはなから見えていますから、それをいかに整合...全文を見る
○扇国務大臣 法律に書いてありましても、いざ法案をつくるというときになりますと、やはり違ってくる部分は、それはなきにしもあらずと思います。けれども、私は、どこまで監視かと言われますと、既に委員会の議論の中で、扇千景、罷免しろという声まで出たこともございます。でも、私、まだ罷免され...全文を見る