大久保勉

おおくぼつとむ



当選回数回

大久保勉の2004年の発言一覧

開催日 会議名 発言
11月02日第161回国会 参議院 財政金融委員会 第3号
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○大久保勉君 民主党・新緑風会の大久保勉です。七月の参議院選挙で福岡地方区より初当選いたしました。  私は、国際金融に二十年間勤めておりまして、今日こうして初質問が福井日銀総裁ということで非常にうれしく思っております。つい先週まで日経新聞「私の履歴書」に掲載されておりましたポー...全文を見る
○大久保勉君 具体的に、こちらにも記事がありますけれども、その中で、木村さんといいますのは日本振興銀行、中小企業向けの貸出しをする銀行を作られていると。その中で木村さんの発言としましては、合併して巨大化すると年商十億円以下の中小企業に会おうともしないということ、こういったことをお...全文を見る
○大久保勉君 金融庁の質問はこれで終わります。金融庁の皆様、ありがとうございました。  続きまして、日本銀行に質問します。  本日は、日本銀行のバランスシート、そして二点としましては日本銀行の金融政策、最後に、時間があれば日本銀行のガバナンスについて、順を追って質問する予定で...全文を見る
○大久保勉君 この問題に関しまして、後ほど、いわゆる輪番オペに関しまして関連して質問しようと思っております。  第二点としましては、財政赤字と並び財政投融資を中心として公的金融にメスを入れる必要があると。これは官から民への資金配分が重要であると、こういった考えからです。その観点...全文を見る
○大久保勉君 続きましても具体的な政策に関して質問があります。  舛添委員そして平野委員の方から質問ありました量的緩和の解除時期と出口政策。重複を避けるために、より具体的な質問をしようと思っております。特に重要なことは、コアCPIが単月でゼロ以上となるだけではなくて、基調的な動...全文を見る
○大久保勉君 二つ提案があります。  でしたら、アメリカ並みにコアCPIには食料品と電力、エネルギーを除くと、こういった指標を作りまして、より安定的なCPIを作ると、もしくはそれを研究することはどうでしょうか。さらには、いわゆる物価連動債から算出しました期待インフレ率、この辺り...全文を見る
○大久保勉君 続きまして、長期国債買い切りオペ、いわゆる輪番オペに関して申し上げます。  これは先ほど、日銀のバランスシートで国債の保有比率が上がっていると、これに関連していると思います。現在、長期国債の買い切りオペが行われています。毎月一・二兆円です。これは年間で十四・四兆円...全文を見る
○大久保勉君 この点に関しましては、将来的には日銀券の発行残高が六十六兆円を切る可能性が出てくると、こういった場合に、判断を要すべき問題ですから、是非日本銀行としまして独立性を確保してください。そうしませんと、五年後、十年後に財政規律がなくなりまして、より大きな国の借金が増えてい...全文を見る
○大久保勉君 じゃ、まとめていきたいですけれども、是非お願いしたいのは、流動性の供給と言って、事実上は国債を購入していると。いわゆるそのこと……
○大久保勉君 はい。  ということで、じゃ最後は、時間来ましたので最後は、日本銀行のガバナンスのことに関しては今回は省略します。  以上です。
11月30日第161回国会 参議院 財政金融委員会 第9号
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○大久保勉君 おはようございます。  まず初めに、今回の法案改正に必要になった背景に関して質問いたします。  金融先物取引は、そもそも専門性が高く、いわゆる機関投資家が金利リスクをヘッジするために発達した取引であります。言わば金融のプロの取引を規制する金融先物法を使い、取って...全文を見る
○大久保勉君 ありがとうございます。  私も金融自由化ということには賛成ですが、それから発生する負の側面を十分に予測し、また対策を講じていなかった、この点は問題があるとします。フリー、フェア、グローバルという考え方は、さらには自己責任という考え方には原則賛成です。しかしながら、...全文を見る
○大久保勉君 中期的に検討するということを是非とも早急にということでお願いいたします。といいますのは、金融ビッグバンが一九九六年です。それから、九八年に外為法の改正、それから六年後、六年たってやっと投資家保護になっています。明らかに遅いと私は考えております。早急に改革をしませんと...全文を見る
○大久保勉君 金融庁の説明に関しまして、私の意見としましては、いわゆる学校法人の理事長が非常に投資経験もありますと、賭博好きだと、じゃ、百円出して一万円がもうかるような、いわゆる万馬券みたいな商品に手を出すと、このことが教育上どういうものかなと。いわゆる道徳的な問題とか、そういっ...全文を見る
○大久保勉君 私は認識が甘いと思います。いろいろ調べましたところ、為替先物業者がいわゆる一〇%以上手数料を取っていると、つまり、一千万円証拠金を出してすぐに百万円が業者の懐に入ると、こういう実態を規制し得ないという問題があるんじゃないかと思います。これを適合性の問題でくくってよろ...全文を見る
○大久保勉君 はい、分かりました。  この点に関して、じゃ、金融庁に関する質問です。  業者の保護、育成と投資家保護、二つの機能を金融庁は持っています。この間に利益相反はないのでしょうか。例えば、検査と監督の部局が分かれているという説明でしたら、人事交流を禁止しないといけない...全文を見る
○大久保勉君 はい、分かりました。  金融先物の例で説明したけど、これをじゃ株式市場との例で、実際は利益相反があると私は思っていまして、その観点で質問します。  最近、金融をめぐる不祥事が一杯起こっています。例えば、最近、カネボウの粉飾決算、UFJの突然の業績修正や検査忌避、...全文を見る
○大久保勉君 これに関連して質問します。  西武鉄道の取締役や監査役の責任に関して質問します。  つまり、一般投資家は財務諸表の内容しか情報がありません。政府の方は預金から投資へということを言われておりますから、もし一般庶民がとらの子預金を崩して株式市場に資金を回したと、株式...全文を見る
○大久保勉君 大臣の説明に関しまして、かなり抽象的ではっきり分かりませんので、もう少し具体的な例を挙げます。  これは、西武鉄道とは言いません、西武鉄道のような金融機関がありましたと。そこで、これは金融庁の管轄である金融機関で、西武鉄道のような不適切なディスクロージャーを行った...全文を見る
○大久保勉君 そろそろ時間が来ましたので締めに掛かりますけれども、大臣がおっしゃいましたこの部分は商法だから法務省だと、このことが縦割り行政だと思っています。ですから、是非とも伊藤大臣のリーダーシップで、投資家保護の観点から金融庁は頑張る、若しくはそれで不十分だったら独立した行政...全文を見る