大久保勉
おおくぼつとむ
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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02月16日 | 第177回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第2号 議事録を見る | ○大久保勉君 ODA調査第三班団長を務めさせていただいた大久保勉です。 まず、お手元の参考資料、ページ四十九ページを御覧ください。 第三班は、昨年十二月五日から十日までの六日間、オーストリア共和国、セルビア共和国、ボスニア・ヘルツェゴビナに派遣されました。 派遣議員は...全文を見る |
○大久保勉君 第三班の団長を務めておりました大久保ですが、中国等のプレゼンスが高まっているということで、実際にセルビアのジェーリッチ副首相と話をしました。そのとき会話したことをお伝えしたいと思います。 中国の場合は、橋の建設をするということで、速やかにまた多額の供与をしたとい...全文を見る | ||
○大久保勉君 川口順子委員の質問、広報の件なんですが、ちょっと観点が違うところをお話をしたいんですが、広報といいましても、日本国民に対する広報とか各国に対する広報というのもありますが、日本が援助したODAがその国の国民にどのように使われているかと、こういった部分もありまして、ペー...全文を見る | ||
○大久保勉君 岡崎委員より質問をしていただきましたが、例えばページ五十三ページを御覧ください。ボスニア・ヘルツェゴビナの問題にはジェンダーの問題と民族の問題がありました。特に、この地域は、セルビア、ムスリムいわゆるイスラム教及びクロアチア系がいまして、それぞれ三つの民族が別々に教...全文を見る | ||
03月30日 | 第177回国会 参議院 財政金融委員会 第6号 議事録を見る | ○理事(大久保勉君) この際、委員の異動について御報告いたします。 本日、尾立源幸君が委員を辞任され、その補欠として田城郁君が選任されました。 ───────────── |
04月21日 | 第177回国会 参議院 財政金融委員会 第8号 議事録を見る | ○大久保勉君 民主党の大久保勉です。 まず最初に、金商法に関して年金及び信託銀行に関して質問したいと思います。 今回の金商法の改正に関しましては、ライツオファ、英文開示、さらには流動化スキームの規制緩和、未公開株を使った金融詐欺の防止、こういった非常に前向き、すばらしい改...全文を見る |
○大久保勉君 一般論で言いますが、年金基金はいわゆる資産の分散義務があります。受託を受けた信託銀行はそのことを承知してしっかりと運用しないといけないと。 例えば、一般例、六〇%の資産をいわゆる不動産のエクイティー、非常にリスクが高いものに投資をしていた年金基金、それを実際運用...全文を見る | ||
○大久保勉君 非常に不満ですね。信託銀行がいわゆる受託者のしてはいけないことを実際に運用をしたというこのことに関して、これは一般論ですよね。ですから、和田政務官、是非、具体的なこのことに関して善管注意義務、信託銀行として受託して資産を運用したことに対して問題がないか、このことに関...全文を見る | ||
○大久保勉君 もう少し詳しく申し上げます。 この運用ガイドライン、これは、実際は信託銀行がある程度こういったものに投資をしたらどうですかということで、実際に勧誘行為を行っているんですね。実際、調べてみましたら、例えばりそな銀行の信託の役員が実際にダヴィンチファンドの人と一緒に...全文を見る | ||
○大久保勉君 自見大臣としては非常に曖昧な答弁ですから、もう少し具体的に、いかに問題があるかを申し上げます。 もしこれが証券でありましたら大変な問題なんです。例えば、りそな信託銀行がこの基金に出したデューデリジェンスレポートを読み上げますと、本ファンドの目標利回りはIRR二五...全文を見る | ||
○大久保勉君 別の言い方をしたら、全体的なことが分かっている代表受託者、総幹事だったら責任を負えということでしょう。りそなはこれに当たるんです。りそな銀行はこの信託の代表受託者です。全体が分かっています。ですから、ちゃんとしっかりと金融検査をしてください。 時間があったら信託...全文を見る | ||
○大久保勉君 信託銀行を守るよりも、まず現実を見てください。受託行、総受託は全部状況は分かっているはずです。また、そういう認識の下でしっかりと法律の作成若しくは金融行政を考えてください。これは提案します。 続きまして、どうしてこういうことを申し上げているかといったら、実は社会...全文を見る | ||
○大久保勉君 続きまして、資料二を見てください。年金基金全体の問題を議論したいと思います。 どうして九州の年金基金がハイリスク・ハイリターンの運用をしないといけなかったか。その原因としましては、予定利率が五・五%で非常に高いという部分があります。資料二といいますのは日本の年金...全文を見る | ||
○大久保勉君 ここが非常に重要なんですが、資料の五を御覧ください。 つまり、予定利率が五・五%の場合と、それを二・五%、更に二%、一・五%に下げた場合に、給付債務金額が変わってきます。例えば五・五%の年金基金五百二十九基金に対して、全体で純資産は幾ら持っているかといったら十五...全文を見る | ||
○大久保勉君 つまり、五・五%というのはうそっぱちなんです。 資料の四を御覧ください。具体的に厚生労働省からもらった数字です。ですから、この厚生年金基金全体は十年間でマイナス〇・五%しか運用できていないのに、五・五%で運用できるという前提で計算しているんです。ですから、いわゆ...全文を見る | ||
○大久保勉君 分かりました。現実問題として五・七兆円の損失が予定利率二・五%で計算したらあります。だから、五・七兆以上の穴が空いていると。 これで政策的な議論が必要だという話がありましたから、これを別な言い方をしましたら、この五・七兆の損失を、三つの方法があります。まず、自己...全文を見る | ||
○大久保勉君 時間がありませんので最後なんですが、恐らくこれはもう税金で負担すべき問題ですから。 社会保障と税の問題が議論されておりますが、この社会保障と税の問題の中に厚生年金基金の問題も含めるべきだと思いますが、現状はどういうふうになっているか、このことを櫻井副大臣に質問し...全文を見る | ||
○大久保勉君 社会保障と税の議論に是非年金基金の問題を入れてほしいと厚生労働省にお願いして、私の質問を終わります。 | ||
05月27日 | 第177回国会 参議院 決算委員会 第8号 議事録を見る | ○大久保勉君 民主党の大久保勉です。 まず、今通常国会で成立しましたJBIC法との関連で、日本政策金融公庫の決算に関して安居総裁に最初に質問したいと思います。安居総裁、よろしいですか。 日本政策金融公庫は、小さな政府を標榜した小泉政権により、四つの全く機能の違う政府系金融...全文を見る |
○大久保勉君 ありがとうございます。 総裁としましてはいい面だけをるる説明されたと思いまして、実はそうじゃなかった面もあるということで、まずは御指摘したいと思います。例えば、JBICと国内三公庫の統合に掛かった費用、幾らですか、端的にお願いします。参考人。 | ||
○大久保勉君 結構です。 ということで、二億五千四百万掛かったということです。ちなみに、JBICは来年の四月から分離されます。ですから、この費用は無駄になると思います。 さらに、資料の一を御覧ください。数字の二番。こちら、いわゆる企画管理本部に関しましては、人員が六四%、...全文を見る | ||
○大久保勉君 分かりました。 次に、具体的な事例を使いながら、シナジー効果が総裁はあったと、私はどうかなという事例がありましたので、御指摘したいと思います。 例えば、農産物輸出に関しては国際協力銀行の与信により促進された実績はどのくらいか、このことを質問したいと思いますが...全文を見る | ||
○大久保勉君 ということで、実績はないんですね。むしろ、制度を変えていなかったので、夢のようなシナジー効果と大臣が言ったんですが、結局はそういったことは誰もしていなかったということです。まさに単なる夢ですね。 ですから、今回の問題は、そもそもやる気があったかということです。政...全文を見る | ||
○大久保勉君 ありがとうございます。 七億増えたということなんですが、質問通告していませんが、参考人、JBICの融資残高はどのくらいあるんですか。 | ||
○大久保勉君 いわゆる八兆八千億円のうち七億円も伸びたと、これがシナジーなんです。この現実を私どもはしっかりとチェックする必要があります。 ですから、ここで重要なことは、予算を通した国会、法律を通した国会、しかし決算でしっかりとチェックしておかないと、実際、国会が思っているこ...全文を見る | ||
○大久保勉君 最後に、安居総裁に質問なんですが、実は今日厳しい指摘をしたんですが、安居総裁に関して、経営者としては抜群の実績、また経験もあります。いわゆるコストカッターという言葉もありますが、本当に優れた経営者なんですが、そもそも法律が難しい経営を強いてしまったんじゃないかなと、...全文を見る | ||
○大久保勉君 是非頑張ってください。応援しております。じゃ、続きまして……(発言する者あり)まあ、与党議員としてしっかりと支えていきます。 続きまして、年金運用等将来の財政負担に関して御質問したいと思います。 まずは厚生労働省、参考人に質問しますが、年金積立金管理運用独立...全文を見る | ||
○大久保勉君 一方が一・四%で、一方が二・四%。よく分からないと思いますから、資料の二を御覧ください。この一・四%の数字を出しているところが、いわゆる公的年金の運用機関であります。一方で、二・四%という企業年金連合会というのは、いわゆる民間の企業年金の集合の平均です。ですから、こ...全文を見る | ||
○大久保勉君 端的にお願いします、端的に。 | ||
○大久保勉君 官僚用語では適切にと言いますが、私は全然適切じゃないと思います。いろんな細かいことを言っていますが、要するに資産のアロケーションが下手くそだったということですよね。どんなにうまくないか、もう少し申し上げます。 例えば、GPIFというのが本当にスタートしたのは平成...全文を見る | ||
○大久保勉君 要するに、国債で全部運用してたら安全確実ということです。 じゃ、何年の国債で運用したらいいのか。これ、技術的な話になりますからちょっと難しいかもしれませんが、いわゆる公的年金のデュレーション、いわゆる債務の年限は何年ですか、局長、お願いします。榮畑局長。 | ||
○大久保勉君 五十三年のデュレーションということは、いわゆる五十三年の国債を買っておけばもうリスクは全くないということです。ということは、三十年国債が二・三%ということで、三十年国債をそのまま買っておいたらリスクもほとんどないし、少なくとも二・三%回っています。一方で、今の運用は...全文を見る | ||
○大久保勉君 私にとってはもう言い訳にしか聞こえません。私が質問していることに関して一切回答していないと思います。何で事務次官が必要あるんですか、何で日銀が必要であるんですか。実務経験者がいないとちゃんとしたことが運用できないですよということに対してその答弁です。 この問題は...全文を見る | ||
○大久保勉君 ありがとうございます。 さらに、もう少し一般化しましょう。 榮畑年金局長に質問しますが、いわゆる公的年金の予定利率四・一%、実際は一・四%でしか運用できていません。でしたら、一・四%を予定利率とした場合にどのくらい積立金が不足しているのか、ここを質問します。...全文を見る | ||
○大久保勉君 この議論をしたら相当時間が長くなりますから余り突っ込んだ質問をしませんが、少なくとも賃金上昇率の前提もおかしいですし、また、いわゆる運用はほとんど関係ないというのはおかしいです。少なくともデュレーションが二十五年で、百兆円の積立不足という数字が出てきます。 今、...全文を見る | ||
○大久保勉君 大臣の指摘で、もっと成長産業に投資すべきだと。 実は、これは二年か三年前、同じく決算委員会で質問したことがあります。むしろ、日本の成長力は陰りが出てくるんだったら、いわゆる若い国、例えばインドであったりBRICs、こういったところの株式に投資をして、海外の成長を...全文を見る | ||
○大久保勉君 そろそろ時間が来ましたので最後の指摘なんですが、やはり天下り役人とか若しくは運用経験がない人がトップにいる限りは、私は、消費税の引上げ、これは、年金のための消費税引上げの議論をする前にはしっかりと運用体制を議論しないと増税には反対すると、このことを野田大臣にお伝えし...全文を見る | ||
07月25日 | 第177回国会 参議院 財政金融委員会 第18号 議事録を見る | ○大久保勉君 民主党の大久保勉です。 最初に、野田財務大臣に質問したいと思います。 今回の第二次補正予算は前年度の剰余金を全額使う形で編成されました。日本の厳しい台所事情を反映しまして、一次補正といいますのが、基礎年金の財源の一部流用、そして鉄道・運輸支援機構の積立金の取...全文を見る |
○大久保勉君 次に、資料一を御覧ください。 こちらに米印でマークを付けておりますが、日本銀行の納付金が二千八百四十一億円のマイナスになっております。もし、この金額がプラスでしたら、補正予算の規模は二兆二千八百四十一億円になった可能性があります。 そこで、白川総裁に質問した...全文を見る | ||
○大久保勉君 次に、資料の二を御覧ください。 これは、財務省に、日本銀行納付金の推移ということで、過去十年間の推移を計算してもらいました。さらには、関連する外為関係損益ということで、毎年幾らの為替差損が出ているかということで計算させました。 下から二行目、平成十九年から二...全文を見る | ||
○大久保勉君 こちらは、今後の影響に関しては後日質問したいと思いますが、こういった状況において、恐らく日本銀行もこの一部を所有しているんじゃないかと思いますが、今日は時間がありませんので省略しますが。 ここで、野田財務大臣は、先週末、記者会見で、欧州危機に対しては外為特会を使...全文を見る | ||
○大久保勉君 日本銀行に質問したいんですが、日本銀行の五百六十億ドルの外貨がございます。この外貨を使って欧州に対して支援することは過去にあったか、また今後ありますか。白川総裁、お願いします。 | ||
○大久保勉君 より厳密に言いますと、四年間で一兆七千億円の為替差損を出した、そういうコストを掛けて外貨預金を持っています。ところが、フィリピンに対しては約八千万ドルだけ。韓国の話がありましたが、これは間違いじゃないですか。日銀の資料を読み上げますと、一千六百五十億円、円貨での融資...全文を見る | ||
○大久保勉君 ここを整理しますと、これまでは各国の中央銀行と通貨スワップ契約がしっかりとなされています。ですから、リーマン・ショックのときには連銀からドルをいただいてそれを市場に放出しています。恐らく今後もこういった通貨スワップ契約といいますのはしっかりと機能するはずです。それが...全文を見る | ||
○大久保勉君 もう結構です。 | ||
○大久保勉君 申し上げたいのは、市場から調達できなくても外為特会にドルがあるでしょうと、ですから外為特会にお願いできるような関係をつくってくださいよということです。これは外貨の問題です、円の問題じゃありませんから。その日銀の官僚的な部分が余計なコストを掛けているんじゃないかと私は...全文を見る | ||
○大久保勉君 時間ですので、最後に事情だけ御説明しますが、政府はお金がないです。今、与党の方若しくは財務省と一緒になって、第三次補正予算若しくは平成二十四年度の財源を一生懸命探しています。そういった中で、例えば衆議院の宿舎も当然売ることを検討していますし、NTT株の放出、できるこ...全文を見る | ||
07月27日 | 第177回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第10号 議事録を見る | ○大久保勉君 民主党の大久保勉でございます。 先ほど片山さつき発議者より、すばらしい、そして長い趣旨説明がございました。片山先生のこの法案に対する思いが表れているのかなと思っています。 実は、先ほど趣旨説明でもありました民主、自民、公明三党協議に参加しておりました。こちら...全文を見る |
○大久保勉君 片山発議者に質問したのは、いわゆる預金保険機構と貯金保険機構が幾ら出資するかということです。具体的に教えてもらいたい。さらには、金融機関が本当に出資してくれるのか、ここがこの法案が絵にかいたもち法案になるのかしっかりと機能するか最大のポイントの一つですから、是非聞き...全文を見る | ||
○大久保勉君 分かったような分からないような部分でありますが、かなり抽象的な部分もありますから、これからしっかりと詰めていくのかなというふうに私は理解しました。もし違ったら教えてください。肝心要の民間出資に関しては、まだ決まっていないから、これからするということかなと思っています...全文を見る | ||
○大久保勉君 非常に長い演説だったと思いますが、農林系に関しては僅か一日で買取りできるというのは、私も金融機関に長くいましたが、この辺りは本当かなと、逆に短過ぎてこの現実味がなかなか信じられないと思います。これは私の感想で、実際そうならないことを望んでおります。 続きまして、...全文を見る | ||
○大久保勉君 分かりました。 二兆円というのは絵にかいたもちということですね。基本的には、具体的にどのくらいの融資があるのか、それでどのくらいの価値があるかということによって金額を決めていくのが一般的です。ですから、二兆円を最大限として取りあえず機構をつくろうということだった...全文を見る | ||
○大久保勉君 それ合計するのはなかなか難しいのですが、出てきた数字を全部合計したら幾らになりますか、今電卓がなかったもので。 | ||
○大久保勉君 一兆円がまずはスタートであります。 その中で、今回、自民党、公明党さんも了解してもらいまして、私的整理ガイドラインというのを充実させていこうということであります。この中に、私的整理ガイドラインで金融機関に債権放棄をさせる、若しくはそれを促す、そのことによって債務...全文を見る | ||
○大久保勉君 金融庁らしい答弁ですが、この辺りは片山先生とか若しくは西田先生と同じように、もうちょっとしっかりしろよというふうに思うかもしれませんが、しっかりと制度をつくりましたから、その制度が担保されないといけないと思います。 そこで、提案的な建設的なことも含めまして、私的...全文を見る | ||
○大久保勉君 分かりました。しっかりと公表をさせるということを承りました。 今回は財務省も金融庁もかなり踏み込んでいると思います。税制の優遇であったり公的資金、それも非常に低利、この点に関してはしっかりとやっておりますから、私はしっかりとこのことを国民の皆さんに訴えてまいりた...全文を見る | ||
○大久保勉君 分かりました。 先ほど、原発の被害もあるから金額が増える可能性があるという御指摘もありました。私もそのとおりだと思っていますが、今回の二重ローンの問題は金融だけでは解決すべきじゃないと思っています。例えば、土地を国が買い上げてあげる、場合によっては、原発の事故で...全文を見る | ||
○大久保勉君 ですから、運用できるということではなくて、運用をさせるということでいいですね。もう一度お願いします。しっかりと第三者委員会の決定したことに関して全て適用させるということで。 | ||
○大久保勉君 実は、ここが問題なんです。今回の賠償支援機構に関しては、東京電力の経営陣にとって強制力があるかどうか、この辺りをしっかりと担保していかないと、機構というのが、すばらしい機構はできたんですが、実際の運用は国会の趣旨とは全く違うおそれがあります。 もう少し、じゃ具体...全文を見る | ||
○大久保勉君 私の質問に答えてもらっていませんが、それは大臣が東京電力に要請することでありますが、政府が国会に対してちゃんと報告するのか、これがポイントなんです。 例えば、同じような機構として預金保険機構があります。過去には破綻金融機関に対して公的資金を投入しています。これに...全文を見る | ||
○大久保勉君 次に、支援機構がしっかりと原子力事業者の経営状況、若しくは東京電力の株若しくは他電力の株式をチェックする、若しくは安定化のために何らかの行動を起こすことが私は必要だと思っています。さらには電力債、東京電力だけでも四兆円の電力債がありますし、それが暴落した場合に日本の...全文を見る | ||
○大久保勉君 じゃ、別の質問で、電力会社の電力の安定供給のためにするいわゆる電力債の暴落に対する措置、つまり流通市場で電力債を買い取ることはできるという解釈ですか。 | ||
○大久保勉君 そろそろ時間が参りましたので締めの質問に入りたいんですが、ここでは原子力賠償支援機構のケースでいろんな質問をさせてもらいましたが、法律で決めること、で、それをどういう形で運用していくか、これが非常に重要だと思っています。引き続き国会でチェックする必要があると思います...全文を見る | ||
08月05日 | 第177回国会 参議院 決算委員会 第11号 議事録を見る | ○大久保勉君 民主党の大久保勉です。 前回に続きまして、世界一の公的年金でありますGPIFに対して質問をしたいと思います。世界一といいますのは、百二十兆円の運用金額があります。質的には世界一か、残念ながら、そうじゃないということが分かってくると思います。是非、質を良くするため...全文を見る |
○大久保勉君 非常に分かりづらいんですが、金利付きで借りたと、金利を付けるのは当たり前です。要するに、財投からお金を借りて財テクをして、三兆円の損をしたということです。 一つ、言い逃れで、年金福祉事業団、前の事業団で損失があったと言っていますが、そのときの損失は一兆七千億、今...全文を見る | ||
○大久保勉君 いや、野田大臣の言葉としては非常に不明確です。 つまり、三兆円の穴が空いていますが、一般会計で埋めることができないと。誰かが埋めないといけないんです。厚生年金で埋めるということは、一般のサラリーマンと企業の方で埋めるということです。もう既に手当てをしているという...全文を見る | ||
○大久保勉君 運用で失敗したの前に必要のない運用をしたということです。つまり、わざわざお金を財務省から借りて株若しくは債券の運用をして損を出したんです。このことを指摘しないと駄目なんですよ。このことが年金勘定の中で曖昧に処理されようとしていることです。 じゃ、例えばこういう問...全文を見る | ||
○大久保勉君 加藤氏という名前がありましたが、資料1を御覧ください。丸印をしておりますが、加藤栄一氏は厚生年金局長でありました。それで、どういうことをされたかということで、資料3を御覧ください。実は、厚生労働省を辞めて十九年間天下り、わたりをしています。ゴールデンパラシュートとい...全文を見る | ||
○大久保勉君 ということは、年金局長はわざわざ退職するポストをつくったんです。そこが年金福祉事業団であったり、若しくはそこから委託を受けている年金シニアプランなんです。 ただ、ここだけが問題じゃありませんで、実は、この方は理事なんです。資料2を御覧ください。理事と理事長。理事...全文を見る | ||
○大久保勉君 さすが細川大臣です。すばらしい決断をしてもらいました。民主党は天下りを許さない、そして税金の無駄遣いを許さない、原点をしっかりと踏まえて決断されました。本当にありがとうございます。 続きまして、GPIFの三谷理事長に質問したいと思います。 GPIFの運用、い...全文を見る | ||
○大久保勉君 平均で一・八五%、消費税以下、五%以下しか入替えをしていません。ちなみに、平成二十一年度が〇・三九%、平成二十年度が三・一%、こういう状況です。 三谷理事長になりましてかなり変革をしようという方向は見えてきていますが、これからもっとしっかりと入れ替えてほしいんで...全文を見る | ||
○大久保勉君 じゃ、また榮畑局長に質問しますが、具体的に数字を教えてください。つまり、GPIFの全ての公共調達契約金額のうち、いわゆる資産運用委託契約は何%。また、この資産運用委託契約といいますのは随意契約になっています。別の言い方をしたら、随意契約は全体の何%あるか、質問します...全文を見る | ||
○大久保勉君 GPIFの九割以上が随意契約であるということです。ですから、厚生労働省の評価委員会の評価というのは非常に大甘ということです。 そこで、細川厚生労働大臣に質問をしたいんですが、資産運用委託契約の形態は随意契約でありますが、この厚生労働省の評価委員会の評価書に関して...全文を見る | ||
○大久保勉君 前半は残念ですが、後半は評価します。 ただ、資産運用に関しては特殊だと言っていますが、その結果何が起こっているかといったら、一番最初の質問ですが、つまり、資産の入替えというのは毎年平均で一・八五%しかないと。別の言い方をしたら、九八%がずっと同じ契約をしていると...全文を見る | ||
○大久保勉君 ここで委員長にお諮りしたい件があります。 このように各省庁は自分たちの独法に対して非常に甘いということで、是非第三者的な会計検査院を使うべきじゃないかと思っています。 そこでお願いしたいのは、全ての独立行政法人を会計検査院のような専門の第三者機関が横並びで調...全文を見る | ||
○大久保勉君 あと時間が四分ほどになりましたので、最後の項目を質問します。 資料の4です。これは非常にテクニカル、技術的なものでなかなか難しいので、時間がありませんでしたらまた財政金融委員会等で質問したいと思います。具体的にGPIFの運用はどういうふうにすべきかという質問点で...全文を見る | ||
○大久保勉君 時間が来ましたので、これで終了します。 | ||
11月18日 | 第179回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第5号 議事録を見る | ○大久保勉君 民主党の大久保勉でございます。 私の持ち時間十五分ということで、早速質問に入りたいと思います。また、答弁者の皆さんはできるだけ簡潔にお願いしたいと思います。 まず、修正案に関して大口衆議院議員に質問したいと思います。 旧法におきましては、二重ローンの債務...全文を見る |
○大久保勉君 ありがとうございました。非常によく分かりました。 今回、私ども民主党は、旧法に関しては反対の立場、新法に対しては三党協議の結果しっかりと賛成すると、こういうことです。そのポイントとしましては大口先生がおっしゃった点であります。やはり迅速、しかし適正な時価、これが...全文を見る | ||
○大久保勉君 ありがとうございます。 続きまして、今回の支援機構は誰を支援するか、もう一度確認したいと思います。 これはあくまでも二重ローンの債務者であります。場合によっては、貸し手の金融機関は融資をそのまま支援機構に売って縁切りをする、もう一切関係なしと、新規の融資は出...全文を見る | ||
○大久保勉君 ちょっと不明確な部分がありますが、新規融資がどのくらい出ることを確認する必要があるかということです。十億円の融資を売却する場合、少なくとも十億円、同じ程度は金融機関に出してもらいたいと思いますが、それでよろしいんですか、理解は。 | ||
○大久保勉君 続きまして、債務免除に関して質問したいと思います。 実は、債務免除を義務化した場合にこういう現象が出てきます。例えば融資、十億円の融資を例えば機構が五億円で買い取ってすぐに額面と買取り価格の差の大半を債権放棄しようと思ったら、実際の額面が減りますから、事実上この...全文を見る | ||
○大久保勉君 続きまして、支援機構の将来に関して質問したいと思います。 例えば、機構が五千億融資を買い取ると。で、例えば十五年後にその回収価格が三千億にとどまったといった場合、二千億の損失が発生しますが、この二千億はどういう形で処理されるか、質問したいと思います。 | ||
○大久保勉君 時間が参りました。一言だけ。 国会の方でもこれだけのことをやっておりますから、是非金融庁もこの二重ローンに対してコミットしてもらいたいと思います。特に、人材若しくは様々な支援をしっかりとやっていく、このことをお願いして、私の質問を終わりたいと思います。 | ||
11月29日 | 第179回国会 参議院 財政金融委員会 第4号 議事録を見る | ○理事(大久保勉君) 時間ですので、答弁は簡潔にお願いします。 |