大久保勉

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大久保勉の2012年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月16日第180回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○大久保勉君 民主党の大久保勉でございます。  まず、野田総理に質問したいと思います。  実は、一昨日から社会保障・税一体改革の関連法案を政策調査会の方で法案審議をしております。特に消費税準備法案に関して、一昨日三時間、昨日も三時間、合計六時間の審議をし、恐らく今日は深夜まで...全文を見る
○大久保勉君 次に、小宮山大臣に質問したいと思います。  今回の社会保障・税一体改革の目玉は社会保障であります。社会保障の持続可能性の拡大、そして充実であります。特に年金、医療、介護、どのようなところで拡充するのか、具体的にお願いします。簡潔にお願いします。
○大久保勉君 ありがとうございました。短い時間で恐縮でありますが、しっかりとこのことは国民の皆さんにアピールしてもらいたいと思います。やはり増税をお願いするのは、社会保障を充実する、これが重要であるということです。  一方で、もう一つ問題がありますが、国民に負担を強いるというこ...全文を見る
○大久保勉君 よく分かりましたが、どちらかといったら、効率化に関しては、国民の皆さんの給付を下げるとかそういった観点の見直しが中心であると思います。実はもっとその前にやるべきことがあるということで、今日、更に突っ込んだ質問をしたいと思います。  まず、公正取引委員会に質問したい...全文を見る
○大久保勉君 最後の取引慣行上の問題というのは、いわゆる供給独占がある、競争が不十分であるということであります。平成十七年でありますが、まだ自民党政権でありました。  じゃ、厚生労働省はこのことに対してどういったことを行ったんですか。特に、議事録の残る会議を行ったのか、また通達...全文を見る
○大久保勉君 済みません。私も経験上、長い答弁をするということは、ほとんど改革をしていなくて、どうでもいいことを並べているというのが多いんです。済みません。ということで、具体的にこれから切り込んでまいります。  まず、価格差が生じているものとしまして、中医協の資料として、PTC...全文を見る
○大久保勉君 三品目で八十億は分かりました。ただ、一品目は幾らですか。そのことを質問したんです。昨日からずっと聞いておりますが、答えてください。
○大久保勉君 重要なポイントは、企業の協力でもって医療費が決まるということです。ですから、利益相反があるんです。本当だったらもっと下げたいんだけど、下げたい価格というのは企業からもらっているということです。ここがポイントなんです。各品目を明らかにしないということです。つまり、八十...全文を見る
○大久保勉君 実際、ここに関しまして、実は一月から三か月間ずっと毎週、ほとんど毎週調査をしてきました。でも、ほとんど本気でやっていないと思います。  具体的には、医療実勢を調べたいということで、例えばミレニアムリサーチグループというのがありますが、そういったところに直接データを...全文を見る
○大久保勉君 もう一つ大きな問題があります。実は、ここにも天下りが登場しているということです。つまり、先ほど個別機器の値段はメーカーさんに配慮して教えることができませんと。ですから、医療機器メーカーにもしかしたら天下りがいるのかなということで調査しましたところ、何人かいそうです。...全文を見る
○大久保勉君 違うでしょう。二名ではなくて、これまでに何人いますか。私の質問は、平成十年から今までに何人いますか。日本医療機器販売業協会です。
○大久保勉君 ということは、毎回毎回天下りがいるということです。そこに、重要なことは、いわゆる専務理事さんがいて業界の運営をしっかりやっているということです。ここに医療機器の価格をゆがめる原因があるんじゃないかと私は見ておりますが、この点に関して質問したいと思います。  もしそ...全文を見る
○大久保勉君 ということは、先ほどの日本医療機器販売業協会は不適切だと思います。  これが一つではなくて、じゃもう一つ挙げましょうか。日本医療器材工業会に何名の天下りがいますか。
○大久保勉君 ということで、是非調査をお願いしたいです。これは自民党時代からのずっと慣行でありました。民主党は政権交代をして天下りを断つということですから、やはり相当努力が必要だと思います。この辺りを、もう既に天下っている人がいます、その人を辞めさせることは難しいということは指摘...全文を見る
○大久保勉君 ありがとうございます。  じゃ、続きまして、年金の運用に関して質問したいと思います。  まず、年金積立金管理運用独立法人、いわゆるGPIFには承継資金運用業務があります。そもそも、いつ、どのような目的でつくられたのか、質問します。
○大久保勉君 この勘定に関しては、昭和六十一年から昨年の三月まで運用しました。いわゆる財テクです。つまり、本来はやらなくてもよかったんですが、財投からお金を借りてきて、それで株式・債券市場で運用する、それで利益を上げようという目的でありました。  じゃ、その結果どうなりましたか...全文を見る
○大久保勉君 私よく分からないことがあるんです。いつもこういう質問をしたら、いわゆる三兆円損をしたんですが、公表していますと、適切ですということです。  委員の皆さんは配付資料を御覧ください。  実は、独立行政法人評価委員会年金部会、昨年の八月五日に議論されていますが、要する...全文を見る
○大久保勉君 だから、話が通じないんです。民間企業でしたら、三兆円も損をしたら誰かが責任を取りますね。トップでありますあなたはどういう責任を取るんですかということです。
○大久保勉君 ここで重要なことがありました。法律で定められているから損失をしたとしても直接GPIFは責任はないと、ということです。その損失三兆円はどこかに消えたんです。この損失はどこに消えたのか、ここはこの法律が極めて重要です。  じゃ、どういう法律かということで、審議したもの...全文を見る
○大久保勉君 済みません。実は次に落ちがありまして、この矢野政府参考人はどういうことをしたのかということで確認したいと思います。  まず、この場合はY参考人なんですが、実は一・二兆円損失したところで法律を改正して、絶対に損が出ませんよということで、十年以上たったら三兆円の損失で...全文を見る
○大久保勉君 じゃ、今度は現役の大臣として小宮山大臣に質問したいことがあります。  今起こっていることに関して、まず昨年の三月に三兆円の損失が出て確定しました。そこに対して評価をしたのが独立行政法人評価委員会年金部会、平成二十三年八月五日の議事録です。ここで三谷理事長は、いずれ...全文を見る
○大久保勉君 検討と言わずに、もう大臣が、職権があるんですから、もう一回やりますと言ってくださいよ。
○大久保勉君 ありがとうございます。  済みません。私の方からそういう言い方をするのは難しいかとは思いますが、やはりこれは、ここが民主党のいいところなんです。同僚若しくは同じ党であっても、しっかりと改革のために全力を挙げると。これは、私の前に岡田副総理もいらっしゃいますから、是...全文を見る
○大久保勉君 私は驚きました。私の質問は、国債の金利でお金を借りてきて市場で運用していますから、それを見たら三兆円の損が出ています、ですから、そういったことをしなかった方がよかったでしょうということは言えますね。まず、年金局長。    〔理事川上義博君退席、委員長着席〕
○大久保勉君 全く質問に対して回答されていません。  実際に、一・二%といっても、国債の金利が一番いいときでも持ってきていますから、だから回答になっていないと思うんです。もう私自身は、三兆円も損を出すような運用の仕方であれば、少なくとも、アメリカの年金運用と同様に、百二十兆円の...全文を見る
○大久保勉君 野田総理に質問したいのは、GPIFの運用の改革に関して、議論の場としましては厚生労働省を中心として議論されています。問題なのは、これまでもそうでしたが、いわゆるGPIFを改革して、結局は天下り確保であるとか、そういう形で議論されています。若しくは省庁の確保。でも、今...全文を見る
○大久保勉君 続きまして、AIJ問題に移りたいと思います。  じゃ、まずは政府参考人に質問したいと思いますが……(発言する者あり)  じゃ、是非お願いします。決意を聞きたいと思います。
○大久保勉君 ありがとうございます。国民の皆さんにいろんな意味で負担を強いますから、政府としてできることは何でもやっているという覚悟を聞くことができました。是非頑張ってもらいたいと思います。  では、次にAIJの問題に関して質問したいと思いますが、まずAIJ投資顧問に投資を行っ...全文を見る
○大久保勉君 ここで重要なのは、代行割れというのは、年金基金が解散した場合には絶対に返さないといけないものです。いわゆる基金の借金ですね。一人当たりに換算したら六十四万円ということなんですが、もし中小企業で十名従業員がいたら十倍の六百四十万円、百名でしたら六千四百万払わないと解散...全文を見る
○大久保勉君 この問題は非常に難しい問題がありますが、でも連帯保証を外さないと、早く倒産した若しくは解散した方が勝ちと。いわゆる廃業した方が勝ちということで一斉に廃業して、残ったところが全てかぶってしまうということになります。ですから、この地域には場合によっては建設会社がほとんど...全文を見る
○大久保勉君 規制緩和に関してやり過ぎだと、つまり、小泉・竹中改革が行き過ぎたという批判もあります。自民党の……(発言する者あり)西田議員も同じことを言っておりますが、この辺りはしっかりと制度改革をすべきだと思います。  最後になりますが、例えばこれは中小企業にとって大変な問題...全文を見る
○大久保勉君 終わります。
03月22日第180回国会 参議院 財政金融委員会 第2号
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○大久保勉君 民主党の大久保勉でございます。  まず、金融庁に質問します。  本日の毎日新聞なんですが、国際石油開発帝石の増資をめぐるインサイダー取引の事例が出ております。こちらの件に関して質問したいんですが、こちらは主幹事、どちらの証券会社がインサイダー情報を漏らしたのか、...全文を見る
○大久保勉君 特定もできていないのに中央三井アセットに課徴金というのはおかしいんじゃないですか。そんな検査をしているんですか。
○大久保勉君 いや、どうして差し控えるんですか。といいますのは、毎日新聞の一面に、「主幹事・野村が情報提供」と言っていますね。どうしてそういうことを言わないんですか、国会の場で。  更に問題なのは、むしろ主幹事の証券業者の中でいわゆるチャイニーズ・ウオールがなかったということで...全文を見る
○大久保勉君 こちらに関しては、金融商品取引法が恐らくは四月に審議されますのでしっかりと議論しますが、ここで問題を問いたいのは、この問題に関しては約一年半前からずっと金融庁の方に指摘しておりました。東京電力の増資に、あるいはこの帝石、そのときに株がぐっと下がると。このことに関して...全文を見る
○大久保勉君 そういう説明の仕方が私は適切じゃないと思っています。しっかりと是々非々の議論をしていきましょう。与党であってもここはしっかりと言っておかないと、国際社会が見ております。是非お願いしたいと思います。  それでは、本論に入ります。  まず、アメリカの金融規制改革法、...全文を見る
○大久保勉君 是非、安住大臣そして白川総裁、頑張って日本の主張を述べてください。特に諸外国、例えばカナダであったり若しくは欧州各国と歩調を一にして頑張ってください。  どうしてこういうことを言うかといいましたら、一つだけ、これは数字を聞きたいと思いますので財務省の参考人に質問し...全文を見る
○大久保勉君 この委員会には中西委員を始め非常にこのマーケットに詳しい方もいらっしゃいます。是非ここは注視しておきたいと思っております。  今日は国債市場に関して質問したいと思います。例えば、財務省に質問したいんですが、今残存期間五年以上の国債の発行残高は幾らですか。また、現在...全文を見る
○大久保勉君 いわゆる一%で三十三兆円、二%は六十二兆円というのは相当大きい金額だと思っています。  ちなみに、日本の金融機関全体のいわゆる自己資本はどのくらいでしょうか。これは金融庁に質問したいと思います。
○大久保勉君 ということは、大手行三十五兆円と地域行が十七兆円ですから、五十二兆円ですから、もし二%金利が上昇したら、それよりも大きな損失が国債の投資家に発生するということです。もちろんどのくらい金融機関が国債を持っているか分かりませんので、そこで日本銀行に質問したいです。  ...全文を見る
○大久保勉君 デュレーションといいますのは、もし一%金利が動いた場合に、二・五年でしたら二・五%損失をするということです。ですから、地銀の場合は三・九%のデュレーションがありますから、もし二%金利が上がった場合約八%の損失ということで、四十兆円掛ける八%、三・二兆円ですか、こうい...全文を見る
○大久保勉君 もういいです。
○大久保勉君 こちらは急激に金利上がったら非常に多大な影響があります。ゆっくり上がっていけばそれなりに貸出金利の方で吸収できるということをおっしゃりたかったと思います。  そこで心配なのは、急に金利が上がった場合に銀行の若しくは地方銀行の経営は盤石か、こういった観点から金融庁に...全文を見る
○大久保勉君 金融庁の場合、これ今回もディスクローズしないということです。ですから、そういう態度こそが、本当に日本の金融機関大丈夫か、若しくは日本の金融庁は大丈夫か、こういったふうになると思います。当たり前のことですからどんどん発表をして、その中で牽制すべきじゃないかと思うんです...全文を見る
○大久保勉君 続きまして、日本銀行総裁に質問したいんですが、実は私ども民主党政権に関しましては、円高デフレ対策ということで様々なことを行いました。できることは何でもやってデフレから脱却しよう、そして円高を是正しようと。安住大臣におかれましては約十兆円の資金を使いまして為替介入をさ...全文を見る
○大久保勉君 私も、決して二%インフレゴールというのを望んでないことはないです。ただ、あしたの二%よりも今日の一%、確実に少しずつでも景気を良くしていく、インフレが、いわゆるデフレから脱却して一%までするということなんです。  ですから、次に白川総裁に質問したいのは、一%がめど...全文を見る
○大久保勉君 もう端的に。
○大久保勉君 いやいや、だから、はっきり言いましたよね、資産買入れ基金の枠十兆円、この中で幾ら買っているんですかと。長期国債買入れ枠というのをつくっているわけでしょう。実は二年超はゼロなんです。だから、それを答えたくなかったからああいう言い方をされたんです。でしょう。  国債買...全文を見る
○大久保勉君 金融界の常識でしたら、二年を長期と言うことはないです。中期国債です。ですから、長期国債というのは十年国債以上です。ですから、こういういわゆるだまし、欺きなんです。だから、この辺りをしっかりやってくださいよということです。実は、白川総裁の部下の方に何回でも議論しました...全文を見る
○大久保勉君 日銀総裁は、自らの力を過小評価されています。つまり、先ほど申し上げましたが、十兆円の資金を使っても為替を動かすことが非常に難しかったわけです。ところが、日銀の金融緩和で為替は動き、そして経済の状況も好転しているんです。是非、自らに自信を持ってしっかりと行動してくださ...全文を見る
○大久保勉君 そろそろ時間が参りましたので、この辺りは、うちの金子洋一先生とか若しくは中西先生とか佐藤先生とか、もうプロ中のプロがおりますので、是非、ツイストオペレーションは財政ファイナンスじゃないと、是非こういった政策をお願いして、私の質問を終わります。  ありがとうございま...全文を見る
03月29日第180回国会 参議院 財政金融委員会 第5号
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○大久保勉君 民主党の大久保勉でございます。  まず、企業再生支援機構法改正法に関して内閣府にお尋ねします。  JALの再生に関して、企業再生支援機構の専門性が私は高く評価されていると思います。現在のJALの財務状況と今後の再上場の可能性に関して質問したいと思います。  ま...全文を見る
○大久保勉君 JALの再生に関して、民主党政権になって初めての本格再生案件ということで、是非成功させていただきたいと思っています。また、本来の中小企業の支援、しっかりとやってほしいと思います。  続きまして、このJALに対して、日本政策金融公庫は、危機対応融資として政策投資銀行...全文を見る
○大久保勉君 三行を聞いたんですが、二行しかないということは、実際適用しているのは二行しかないということですね。
○大久保勉君 私が野党でしたら、そもそも制度的な問題もあるかと指摘したいんですが、与党ですからこの辺にします。次に行きます。  続きまして、中小企業の緊急保証制度の適用件数と保証残高に関して質問したいと思います。  現在どのくらい出ているのか、またこの保証制度により代位弁済を...全文を見る
○大久保勉君 かなり大きい金額と思います。先ほどの政策公庫の代位弁済、で、今回の緊急保証の代位弁済、何が問題か。若しくは、どういうことかといいましたら、税金を使って損失を補填しているということであります。ですから、その内容に関してはしっかりと開示をしていく必要があるということなん...全文を見る
○大久保勉君 個別の銀行名はどうして公表されないんですか。そのための質問をします。  銀行のモラルハザードを回避するために、代位弁済を求めた銀行の名前を公表してください。特に代位弁済を求めた銀行のトップ五及びその金額を教えてください。これは質問通告しています。
○大久保勉君 実は私、予算委員会の予算委員でもありますから、平成二十四年度にもしっかりと予算が付いています。ですから、どこにどういう形で代位弁済をしたか明らかにしないのに、どうして予算を入れる必要があるんですか。国民の税金ですよ。一円であっても国民の税金ですから。いつ開示するか教...全文を見る
○大久保勉君 ありがとうございます。  公表することによってもしかしたらこの制度を使わなくなるんじゃないかというおそれがあったら、それは間違いです。しっかりと新規融資を出すために保証協会を使っているのでしたら、たとえその先がデフォルトを起こして代位弁済をしたとしても、何もやまし...全文を見る
○大久保勉君 続きまして、日本銀行の中曽理事に質問したいと思います。  タイだけではなくて、ほかの国もこういったニーズがないかということで、私の知り合いのメガバンクの役員、そして中小企業の社長さんに聞きました。そうしたら、ニーズが高い国としまして、インドネシア、インド、豪州、そ...全文を見る
○大久保勉君 もう少し踏み込んだ答弁を期待していたんですが、インドネシアに関してはインドネシア中銀は日銀が与信を取ってくれたらいいと、いわゆる双務的な取引だったらいいという話を聞いていますが、これは日銀の決断の問題じゃないんですか。
○大久保勉君 この点は中曽理事のリーダーシップを期待しております。  続きまして、配付資料を御覧ください。「金融庁が進出のネック」ということで、こういう記事がありました。金融ファクシミリ新聞、皆さん御存じない方が多いかと思いますが、金融機関に勤めていて、いわゆるトレーディングと...全文を見る
○大久保勉君 次に、AIJ問題に関して質問したいと思いますが、この問題を通じまして厚生年金基金の代行割れの問題が明らかになりました。厚生年金基金を解散した場合に一括して債務を返済しないといけない、この場合に、中小企業の信用力に大きく影響します。企業によっては債務超過になる可能性が...全文を見る
○大久保勉君 ありがとうございます。是非その方向で進めてほしいと思います。  金融円滑化法の思想といいますのは、しっかりと、本来成長力のあるところ若しくは本業がしっかりしているところを支えるということですから、是非、円滑化法があるなしにかかわらず、支援をお願いしたいと思います。...全文を見る
○大久保勉君 長い答弁の場合はほとんど意味がないんですよね。つまり、最後の言葉だけです。金融庁に相談していなかったということですよね。ですから、是非相談してほしいんですよ。  公平に負担を求めるということは、これは間違いです。連帯保証ということはそういうことじゃないです。つまり...全文を見る
○大久保勉君 是非そういった措置をしてください。これは非常に重要な問題だと思います。  次に、金融庁に質問したいと思いますが、こういった簿外債務の問題に関して、いわゆる銀行の検査マニュアル上どのような認識になっているのか。また、連帯保証の上限を設けるべきだと思いますが、もし設け...全文を見る
○大久保勉君 時間が参りましたので、この問題に関しては後日取り上げたいと思いますが、是非この辺りは金融庁の方でしっかりと銀行に指導してもらいたい、このことを申し上げまして、私の質問を終わります。
04月24日第180回国会 参議院 財政金融委員会 第8号
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○大久保勉君 西村証人に質問します。  私は、今、アイティーエム証券の関東財務局に提出しました業務及び財産状況に関する説明書を見ていますが、例えば、当期の業務概要に関して、二十三年度を読み上げますと、当社は、引き続き年金基金を対象に私募の外国投資信託の販売に注力してまいりました...全文を見る
○大久保勉君 質問通告していましたから、先週の金曜日、主な内容は全部通告しておりますから、知りませんとか覚えていませんとは言わないでください。  じゃ、例えば、各年度五万円以上の接待費は何件あります。
○大久保勉君 あなた、うそじゃないですか。五万円以上は一基金に対して制限しているというのは全くうそじゃないですか。  では、次に申し上げます。例えば、二十年度、二十一年度、二十二年度、それぞれ最大の接待費は幾らになっていますか。三件お願いします。
○大久保勉君 確認しますけど、一回当たり二十万とか二十五万とか、そういったことはあったということですね。
○大久保勉君 西村社長は過去にブログを書いていましたか。
○大久保勉君 実は、あなたのブログに全国各地おいしいもの食べ歩きというのがあったように証言する人もいます。かなり高額だったと思いますが、こういったブログは書いていましたね。
○大久保勉君 そこで、割り勘ということですが、実は厚生年金基金に確認したところ、接待費ないんですよね。あったとしても雑費という形で、せいぜい数千円です。ですから、二十万も払って、おたくが、どうして相手が払えるんですか。割り勘じゃないんじゃないですか。
○大久保勉君 ということは、みなし公務員に対して贈収賄ということで認識していいんですね。
○大久保勉君 これ以上は当局にお任せして、次に、証券会社としてやってはいけないことをやったということです。  あなたはAIJの浅川社長に対して憤りはありますか。いわゆる虚偽の基準価額を見せられたということでありますから、証券会社の社長としては本当に憤慨してしかるべき事由だと思い...全文を見る
○大久保勉君 ところで、あなたはいつ偽装というのを気付きました。
○大久保勉君 あなたはうそをついていませんか。  様々な資料がありますから一つ一つ言いますが、もう一度確認します。あなたは、つまり証券等監視委員会から入る前は一切偽装である事実は知らなかったんですね。
○大久保勉君 例えば、二〇〇六年にアイティーエム、浅川社長から水増しの相談があったんでしょう。こういう話があること自身がおかしいなと思わなかったんですか。
○大久保勉君 じゃ、具体的な話に行きます。  例えば、監査法人のグラント・ソントンから監査報告書が送られてきています。で、開封せずに浅川社長に渡したということなんですが、これは恐らく、三年目からそういうことをしたということですから、二〇一二年まで恐らく六件か七件あると思います。...全文を見る
○大久保勉君 じゃ、浅川社長は何かそのときにおっしゃいました。
○大久保勉君 そうですか。  では、アイティーエム証券はたしかAIJ証券の一つ下ですから、一つ下の階ですから、あなたが直接この手紙を持っていったんですね。
○大久保勉君 そこで、当然この書類というのは極めて重要だというのは、証券会社の社長をやってたら分かりますよね。当然受領書をもらっていますよね。
○大久保勉君 この辺りから、一〇〇%あなたが浅川社長に渡した、それ以外はあり得ないということで、もう一度証言をお願いします。
○大久保勉君 まあ、一般の会社で、例えば委員長が説明したように、アイティーエム証券というのは十七名の職員がいます。証券会社というのは毎月数百件以上の書類があります。どうして、年に一回、それも半年遅れ、場合によっては一年遅れのこの封筒をあなたは峻別できたんです。全部あなたは書類、郵...全文を見る
○大久保勉君 英文は全てあなたのところですか。だったら、それを一つ一つ見ていて、それを開封をせずに渡したということですか。誰か間違って開封したということはありませんでした。
○大久保勉君 では、その場合に、浅川社長は、何でこんな開けているんだということを普通は言いますよね、もしあなたが浅川社長に渡していたら。恐らくは小菅取締役が高橋取締役に直接渡していたんじゃないですか。  少なくとも、証券会社の事務ルートを考えましたら、社長が自らそんな書類を管理...全文を見る
○大久保勉君 次に、三年目以降、アイティーエム職員が誰一人としてこの郵便物を開封し、中を見た人はいないということでよろしいですか。
○大久保勉君 小菅さんだけですか。それ以外に何人かいるんじゃないですか。
○大久保勉君 金曜日にこの鳥居さんを質問通告しました。  どうして辞めたんですか。彼はストラクチャリングをやっていましたね。いわゆる十四のファンド、アンブレラファンドをつくった人でもありますから。  ここはあなたに確認したいと思います。
○大久保勉君 そうじゃないですか。つまり、この鳥居さん自身はストラクチャリングをしていて構造をよく知っています。その人が、プロから見ましたら、この監査報告書の数字が違っていたら怒りますよ。憤ってあなたに話をして、そこでいさかいがあって辞めたんじゃないですか。
○大久保勉君 あなたが言ったとおり、意見の相違というのは偽装ということじゃないですか。意見の相違というのは偽装なんです。ということは、あなたは知っていたんですね。
○大久保勉君 つまり、グラント・ソントンの監査報告書のネット・アセット・バリュー、基準価額とAIJが出してきた数字に違いがあると。だから、それをあなたは意見の相違と言っていますが、私は偽装だと思っています。  こういう理解でよろしいですか。あなたは意見の相違ということでおっしゃ...全文を見る
○大久保勉君 急に投資事業組合の話をしないでください。  今言っていますのは、このグラント・ソンの監査報告書全体のスキームに対して数字が違うと鳥居さんは憤ったわけでしょう。そこに対してどうしてあなたは細かい、その一部に対して矮小化するんですか。
○大久保勉君 そんな話ないですよ。まあ実際、このファンド自身は日経平均のプットオプションとか若しくは債券のフューチャー、プットオプションとか、極めて上場していますから単純なものです。ここで意見の相違はあるはずがないです。  ですから、その中で投資している一部のものに関しては金額...全文を見る
○大久保勉君 意見の相違があって、一方でAIJの浅川社長は封を開けずに持ってこいと。普通の証券マンであったら、金融マンであったら、これはおかしいと考えざるを得ないでしょう。それなのに、あなたはうそのネット・アセット・バリューでもって証券の勧誘行為を行っています。その結果、相当の厚...全文を見る
○大久保勉君 また話を変えています。  つまり、HSBCの評価と、一部のやつが合うのは売出しのときだけであって、全体は違っているはずです。ですから、あなたは違っていることは認識していた。ところが、AIJの浅川社長が九〇%の株式を支配していたので、あなたは泣く泣く良心を売ったとい...全文を見る
○大久保勉君 株主でなかったらこれは偽装です、間違ったと言えたんだけど、言えなかったということをおっしゃいました。  ただし、あなたは証券の勧誘行為を行っております。このことがまさにあなた自身の責任だと思いますが、このことに対して何か反論ありますか。
○大久保勉君 じゃ、例えば、神田晴行さんというのは、あなたの会社におりました。
○大久保勉君 どうして辞めたんですか。
○大久保勉君 そうですか。  いろんなことが起こっていますが、しっかりと、あなたがしっかりと信念を貫いたらいろんなことは起こらなかった可能性があります。  最大の被害者は、やはり厚生年金基金の加入者だと思っています。ですから、これは知らなかったでは済まないと思っています。私は...全文を見る
○大久保勉君 終わります。
06月19日第180回国会 参議院 財政金融委員会 第10号
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○大久保勉君 民主党の大久保でございます。  本日は金融円滑化法を中心に質問したいと思いますが、その前に二点か三点、増資インサイダー問題に関して先に質問したいと思います。  実は、増資インサイダーに対して、いわゆる主幹事証券であります野村証券に対する特別検査がなされていると聞...全文を見る
○大久保勉君 今回の問題は、情報を提供した人に対する罰則は金融商品法上ございません。しかし、金融業者、主幹事証券に関しましては、業態として、引受け情報に関してしっかりと情報障壁を設ける、いわゆるチャイニーズ・ウオールを設けるということになっています。今回、三度情報が漏れたというこ...全文を見る
○大久保勉君 この問題に関して、民主党の中ではワーキングチームを作りましてヒアリングを行っております。最終的には現在の金融商品取引法を改正する必要があると考えております。恐らく政府においても、金融審等で是非議論すべき問題だと思っています。  松下金融大臣に質問しますが、いわゆる...全文を見る
○大久保勉君 それでは、金融円滑化法に関して質問したいと思います。  松下大臣は、大臣就任の際に、金融円滑化法に関して、再延長をするかしないか若干答弁がぶれたと思います。今大臣の見解として、金融円滑化法、一年間延長になっておりますが、更に延長する可能性はあるか、御所見をいただき...全文を見る
○大久保勉君 再々延長がないということでしたら、しっかりと出口戦略を考えていかないといけないと、この観点からこれから質問したいと思います。  例えば緊急保証制度、いわゆる一〇〇%保証制度、こちらを見直すという話が経済産業省の事業仕分においてなされております。この点に関して御質問...全文を見る
○大久保勉君 実は先週、経済産業省は、保証協会の金融機関別の代位弁済の状況等を発表しました。こちらは全体で六百八十九の金融機関の一年間の代位弁済の金額が幾らか、件数は幾らか、こういった資料を発表しました。  資料としまして資料一というのをお配りしております。その中でトップテンと...全文を見る
○大久保勉君 資料一に従いまして細かい質問をしたいと思います。  この資料は、全国の金融機関のうち代位弁済の金額が大きいところ、上から十金融機関を選んできました。当然ながら、メガバンク等が上位に来ております。三井住友銀行、三菱東京UFJ、みずほ銀行。ところが、注目されますのは、...全文を見る
○大久保勉君 この点に関して、いわゆる税金を投入していますが、誰を救うのか。いわゆる中小企業を救っているのか、場合によっては銀行を救っているのか、この辺りの峻別が必要です。  私もいろいろ調べました。ある銀行、融資コンサルタントからメールをいただきました。読み上げます。  金...全文を見る
○大久保勉君 続きまして、資料の二と資料の三を御覧ください。  いわゆる大阪中小企業信用保証協会の保証状況と全国の平均、ここに関しては非常に代位弁済率が高いと。特に、一〇〇%と八〇%の場合でしたら一〇〇%が相当増えているということで、銀行としては一〇〇%保証の方がいわゆる破綻さ...全文を見る
○大久保勉君 では、最後になりますが、こういった話に対して、是非、松下金融大臣、これまでの経緯で、いわゆる誰のための信用保証なのか、誰を救っているのか、さらに最終的に中小企業を支えるためにどのような保証が望ましいのか、このことに関して大臣の御所見を賜りまして、質問を終了したいと思...全文を見る
○大久保勉君 終わります。
○理事(大久保勉君) 後日理事会で審議したいと思います。
07月25日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第7号
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○大久保勉君 民主党の大久保勉でございます。  私は、民主党政策調査会の副会長をしておりまして、本日出席の長妻発議者、そして古本発議者と一緒に政策調査会等でこの問題を審議してまいりました。  そこで、まず長妻発議者に対して質問したいと思います。政権交代後、民主党政権による社会...全文を見る
○大久保勉君 どうもありがとうございました。非常に分かりやすい説明で、特に時間の節約のためにパネルをいただきまして、ありがとうございます。今日は小宮山厚生労働大臣が別の委員会に行かれているということで、もうその点も踏まえてしっかりと説明していただいたと思っております。(発言する者...全文を見る
○大久保勉君 いろんなやじが届いておりますが、先ほど理事会の方でパネルを使うことに関してはお許しをいただいております。念のために申し上げます。  次に、自民党政権時代に社会問題となりました消えた年金問題、この問題はどのようになったんでしょうか。年金難民はまだいるんでしょうか。こ...全文を見る
○大久保勉君 どうもありがとうございます。  実態と実績が上がっていることが確信できました。  次に、三党合意の内容に対して……(発言する者あり)
○大久保勉君 御説明願いたいと思います。例えば……(発言する者あり)
○大久保勉君 民主党は後期高齢者医療制度の廃止、さらには最低保障年金制度を取り下げたのではないかと、三党合意を締結し取り下げたのではないかと、こういったメディア報道がございます。この点に関して、長妻発議者、御説明をお願いしたいと思います。
○大久保勉君 続きまして、三党合意では消費増税法案だけが先行して、社会保障に関しては多くの分野で棚上げされているという指摘もございます。しかし、この主張は私は必ずしも正しくないと考えております。例えば、年金、医療に関しては、政府提出法案、三党合意文書でできるところは着実に実施され...全文を見る
○大久保勉君 分かりました。簡潔に説明いただきましたが、もっと簡潔にお願いします。で、よろしいでしょうか。  次に、三党合意の経緯を長妻発議者に説明してもらいたいと思います。  自民党が当初提案しておりましたのがいわゆる基本法であります。現在の推進法に変わる経緯は、是非とも三...全文を見る
○大久保勉君 実はここに関しましては、先週、自民党、公明党の委員の皆様が自分の党の発議者に対して質問をされました。長妻発議者はいつも手を挙げていたんですが、なかなか当ててもらっていないと、こういう経緯もありましたもので、しっかりと長妻発議者に民主党の考え方も説明してもらいたいと思...全文を見る
○大久保勉君 続きまして、自民党の加藤勝信発議者に質問したいと思います。  社会保障制度改革推進法第六条二号には、医療保険制度については、「保険料に係る国民の負担に関する公平の確保」という文言があります。この意味に対して質問したいと思います。  先週の審議で櫻井理事が主張した...全文を見る
○大久保勉君 非常にバランスの取れたすばらしい答弁だと思います。是非今度は実現してもらいたいと思っております。三党しっかりと合意して実現してもらいたいと思います。  続きまして、自民党、野田発議者に質問したいと思います。  この件に関しましては、推進法の第五条二号には、「社会...全文を見る
○大久保勉君 マイナンバーに関しましては、必要である、必ずしも十分ではないが必要であるということで、私も同意したいと思います。是非マイナンバー法案の審議をしっかりとやってほしいと思いますので、そこで、野田総理、野田総理は民主党の代表でありますから、是非野田総理のリーダーシップを発...全文を見る
○大久保勉君 それでは、パネルを出してもらいたいと思います。(資料提示)  次に、欧州危機の状況に関して説明をしたいと思います。現代の国家のほとんどは福祉国家でありますが、財政危機がいかに一般国民、そして国民の生活を脅かすか、欧州国家債務危機を例に取り説明したいと思います。 ...全文を見る
○大久保勉君 ありがとうございました。  続きまして、安住財務大臣に質問したいと思います。  昨日の欧州市場におきましては、ユーロ・円為替相場が九十四円台に突入しております。ユーロは円に対して下落し続けているという状況であります。一方で、スペイン国債の利回りは七・六%を超えて...全文を見る
○大久保勉君 一点だけ誤解されないように申し上げますが、今の国債市場は非常に安定しておりまして、世界中から資金が入ってきているという状況です。十年国債の金利も〇・七五%ですから、今の状況では全く恐れる必要がありませんが、将来のことを考えて念には念を入れた方がいいと、こういった観点...全文を見る
○大久保勉君 ということは、国債発行の全残高は幾らですか。それに対して一九・七%は幾らですか。
○大久保勉君 二%金利が上昇して六十六・七兆円のいわゆる評価損、あくまでも評価損です。ということは、三%金利が動いた場合には百兆円以上です。  そこで、質問通告をしておりませんが、一九九〇年代の日本の不良債権問題で、日本の銀行が処理した不良債権の金額は幾らか御存じですか。もし分...全文を見る
○大久保勉君 そうです。百兆円なんです。  ということは、金利が三%上がったら相当大きい問題になるということです。ですから、金利が上がらないようにしっかりと見ていく必要があると思います。この辺りは金融政策との関係で非常に重要であります。  例えば、日本銀行の政策におきましても...全文を見る
○大久保勉君 白川総裁の方で説明してもらいましたのは、金利上昇にはいわゆる悪い金利上昇といい金利上昇がある、悪い金利上昇といいますのは財政の信認がなくなって長期金利のみ上がると、こういう状況を是非とも避けないといけないということだと思います。今回の社会保障・税一体改革の法律という...全文を見る
○大久保勉君 是非適切に金融政策を運用するようにお願いしたいと思います。  この金融政策に関して更に突っ込んだ質問をしたいと思います。  昨日、日銀審議委員、木内氏と佐藤氏が就任することになりました。こちらに関しまして、二人ともデフレ脱却をしっかりと行っていくと、こういった記...全文を見る
○大久保勉君 是非とも実現してもらいたいと思います。  さらには、日本銀行だけではなくて、政府と日本銀行、密接に意見交換をしていくと。日本銀行の独立性の下に、しかしデフレから脱却する、このことに関しては、政府、日銀、全力でお願いしたいと思います。  続きまして、総務省の参考人...全文を見る
○大久保勉君 先ほどバリュー・アット・リスクを使ってしっかりと管理しているという話がございました。  一見しっかりと管理しているように見えますが、バリュー・アット・リスクというのは過去の経緯であります。特にこの十年ずっと金利が下がってきておりますし、もう金利が一%近辺にあります...全文を見る
○大久保勉君 分かりました。  次に、一方で、例えば災害対策とか防災に関しては、本当に早急に予算を作るべきであると、こういった指摘もあるのは事実であります。例えば、私の地元では、七月、九州北部豪雨で大きな被害を受けました。当然ながら、民主党としても早急に災害復旧対策を行うように...全文を見る
○大久保勉君 二〇一四年四月、消費税引上げ前の状況に関しては、当然ながら民主党政権が独自に予算を作っていくという理解だと思います。もちろんこれは国会で法律を審議しますから、与野党の皆さん、特に自民党と公明党の皆さんにしっかりと胸襟を開いて話合いをすると、こういったことでよろしいか...全文を見る
○大久保勉君 続きまして、二〇一四年四月以降、つまり消費税が引上げされた場合に、その税収をどういうふうに使うか。ここに関しましては、附則十八条の二項に関して様々な議論がありました。例えば、自民党の宮沢委員、そして民主党の金子洋一委員、非常にすばらしい議論がなされていたと思います。...全文を見る
○大久保勉君 ありがとうございました。私も必要な公共事業はしっかりとやっていくべきだと思っております。  続きまして、三党合意に関しまして、第七条では消費税引上げに当たって検討の課題が列挙されております。例えば、第七条一号に関連して、医療、住宅、自動車に関して、八%引上げ時ない...全文を見る
○大久保勉君 最後の質問に入りたいと思いますが、安住大臣に質問します。  消費税引上げにおけるいわゆる第七条第一号には、医療機関に対する配慮が書かれております。このことは私も非常に評価します。ただ、問題点としましては、消費税負担を他に転嫁できない業種はほかにもあるということであ...全文を見る
○大久保勉君 終わります。
07月26日第180回国会 参議院 財政金融委員会 第11号
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○大久保勉君 民主党の大久保勉でございます。  本日、委員会の開催が遅れたことに関しまして、与党の筆頭理事としておわび申し上げたいと思います。  さて、本日は金融商品取引法の法案審議でございますが、昨今、増資インサイダー問題、新聞若しくは報道等で伝えられております。今回、これ...全文を見る
○大久保勉君 個別の事例だったら結構でございますが、業界のリーダーである、さらにはこれまで金融庁もこの関連に関して幾つか処分をしておりますから、もう少しはっきりとしたメッセージを出すべきじゃないかと私は考えます。  例えば、今回の問題に関して、業界のリーダーたる野村証券がしっか...全文を見る
○大久保勉君 続きまして、最近、金融審議会では、独立社外取締役の設置を強制しないということを結論付けました。しかし、補足説明では、東京証券取引所の上場規則に委ねるということを書いております。  この理解でよろしいか、法務省参考人に質問したいと思います。
○大久保勉君 これに関しまして、要するに、東京証券取引所がどうするかということであります。今日、東京証券取引所の斉藤社長もお見えでございますから、是非この問題に関して御意見を聞きたいと思います。  この問題といいますのは、昨年はオリンパス問題がございました。ここで企業のガバナン...全文を見る
○大久保勉君 もうその辺りは分かっておりますし、もう実際に東証及び法務省とこれは何度も何度も議論しております。  ですから、斉藤社長がここに来て申し上げてもらいたかったのは、リーダーとして、いつ独立取締役を東証として最低一名にするかと。つまり、今の言葉というのは、法制審が決めた...全文を見る
○大久保勉君 端的にお願いします。
○大久保勉君 時間が制約されておりますから、端的にお願いします。言いたいことは分かりますが、あなたの発言は世界中が見ております。  東証の上場企業のPBR、現在は〇・八です。つまり、一以下というのは清算価値以下ということです。いかに日本企業が信頼されていないか。それは、オリンパ...全文を見る
○大久保勉君 松下大臣のお言葉が正しいとしましたら、私は非常に立派なお言葉だと思っています。でしたら、東証が大阪証券取引所と合併しております。日本で事実上唯一の証券取引所が、その社長さんが先ほどの答弁でしたら、本当に大丈夫かと、日本の証券市場は大丈夫かと思わざるを得ません。非常に...全文を見る
○大久保勉君 ありがとうございます。是非、しっかりとやってもらいたいと思います。  続きまして、資料を配付しております。資料の一、こちらは東証の方からいただきました資料です。どういう資料かといいましたら、いわゆるインサイダー取引の可能性があるリストだと私は思っておりますが、例え...全文を見る
○大久保勉君 斉藤社長のコメントに対して一つだけ申し上げたいのは、実際、私も東証のホームページをクリックしました。PDFファイルにありますが、いかにも見づらいです。いかにも公表していますという事実だけを載っけていますが、相当時間を掛けないと出てこないということです。実際に、この二...全文を見る
○大久保勉君 独立取締役に関しては今度の会社法改正と全く同じですから、全く意味ないですよ。つまり、独立取締役を設けなかったら説明すると、同じこと言っているわけですから、本来でしたら東証はもっと一歩進まないといけないんです。もう少し努力をしてください。  続きまして、松下金融大臣...全文を見る
○大久保勉君 そろそろ時間ですので最後の質問にしたいと思いますが、厚生労働省の参考人に質問したいと思います。  インサイダーの事例がございます。今回の問題に関して、ある信託銀行がインサイダー取引をしましたが、その罰金は五万円とか七万円であります。こういった状況に対して何らかの手...全文を見る
○大久保勉君 時間が参りましたので、これで終了したいと思います。
08月10日第180回国会 参議院 本会議 第23号
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○大久保勉君 民主党・新緑風会の大久保勉です。  私は、会派を代表して、ただいま議題となりました社会保障制度改革推進法案等関連八法案に賛成する立場で討論を行います。  我が国は、医療における国民皆保険や老後を保障する国民皆年金、要介護者を社会全体で支える介護保険などを始め、世...全文を見る
10月19日第180回国会 参議院 行政監視委員会 閉会後第1号
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○副大臣(大久保勉君) お答え申し上げます。  特に、委員の質問のポイントとしましては、復興という言葉、さらには復興特会に合わないのではないか、こういった観点から疑問をしっかりと答えろと、こういうことだと承知しておりまして、その点も踏まえて回答したいと思います。  特に全国防...全文を見る
○副大臣(大久保勉君) お答え申し上げます。  ちょっと長くなりますが、前提としましては、全国防災事業は関係法令や復興の基本方針等において復興事業として行うことが予定されるものであります。そして、大震災の発災から既に一年半を経過した以上、被災地以外で行われる種々の事業については...全文を見る
○副大臣(大久保勉君) お答え申し上げます。  予算編成に関して、特に平成二十五年、来年度に関しましては、今回の委員会若しくは委員の皆様の様々な意見に従いましてしっかりと議論してまいりたいと思いますが、具体的には、予算編成過程においては各方面から種々の指摘を踏まえつつ、これまで...全文を見る
○副大臣(大久保勉君) お答えしますが、結論から考えましたら、考えるべき点は多々ありますが、基本的には問題ないと考えています。  申し上げますと、例えば復興特会に関しましては、東日本大震災からの復興に係る資金の流れの透明化を図るためのものでありますし、償還を適切に管理するため、...全文を見る
11月02日第181回国会 衆議院 財務金融委員会 第1号
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○大久保副大臣 このたび財務副大臣を拝命いたしました大久保勉でございます。  財務省の行政運営に国民の高い関心が集まる中、大臣の御指導を仰ぎつつ、武正副大臣とともに、誠心誠意職務遂行に当たる所存でございます。  五十嵐新委員長を初め委員の皆様、御指導、御鞭撻をよろしくお願い申...全文を見る
11月07日第181回国会 衆議院 内閣委員会 第2号
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○大久保副大臣 お答えします。  予備費に関しましては、次の通常国会に総調書を提出しまして、内容に関して承諾を求めることになっております。  具体的に予備費に関しましては、やはり、復興に関連するものもしくは経済対策等々に関して、しっかりとした経済を後押しする、こういった目的で...全文を見る
11月15日第181回国会 参議院 財政金融委員会 第1号
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○副大臣(大久保勉君) この度、財務副大臣を拝命いたしました大久保勉でございます。  財務副大臣として重責を果たすべく、大臣の御指示を仰ぎつつ、武正副大臣とともに、誠心誠意職務の遂行に当たる所存でございます。  川崎新委員長を始め委員の皆様の御指導、御鞭撻をよろしくお願いした...全文を見る
○副大臣(大久保勉君) 私も、財務大臣が答弁しましたとおり、全国におきましてしっかりと予算をしていくというのが非常に重要だと思っています。田中委員は新潟、私は福岡ということもございまして、いろんなところで自然災害は発生し得るということもございまして、しっかりとした全国的な防災に関...全文を見る
○副大臣(大久保勉君) 御下問の復興予算の査定には三つの原則がございます。一つは、まず要求されている事業が復興施策に係る事業に当たるかどうか。二点目は、復興事業であると認められた場合、予算措置すべき緊急性や即効性があるか。最後でございますが、その上で、各事業の経費の積算が適正に行...全文を見る
○副大臣(大久保勉君) いろいろな御指摘、御質問がございましたので、まず今回の御下問の国際熱核融合実験炉計画に関しましては、青森県と茨城県において、日欧の国際協力により核融合エネルギーの国際的な研究開発拠点を整備するものであり、平成十九年から一般会計で事業化されているところでござ...全文を見る
○副大臣(大久保勉君) そのような考え方もございますが、予算に関しましては、青森県や茨城県の新産業や雇用の創出に寄与するといった観点から、今回は復興特別会計四十二億円を計上したところでございますが、委員の御指摘もございまして、今後に関しましては文部科学省としっかりと調整をしていく...全文を見る
○副大臣(大久保勉君) 大門先生とは財政金融委員会の理事を通じていろんな意見交換をさせてもらいましたので、今回説明させていただきます。  今回の特例公債法、いわゆる平成二十七年度以降に関してどうするんだということでありますが、ここに関してはまだ取扱いは決まっておりません。そのと...全文を見る
○副大臣(大久保勉君) 特例公債法に関しましては、私も言わば筆頭理事ということで、何とか早く通したいと思っておりました。といいますのは、もしこの法律が通りませんと、いわゆる国民生活に影響する、のみならず、いわゆる国債の発行ができない、若しくは乱高下するということで、日本国債の格付...全文を見る
○副大臣(大久保勉君) まず、事実の説明だけ行いたいと思います。  十月十九日の三党党首会談におきまして、野田総理より三つのアイデアがございます。一つは、法案の本則を修正し、多年度にわたる特例公債の発行を可能とする案、今回の案です。二点目は、本年度そのような法案を提出することを...全文を見る
○副大臣(大久保勉君) 私も財政金融委員会でやり取りを聞いておりましたが、減らないかもしれませんが、増えることはありません。四十四兆円枠がございますから、それはしっかりと遵守していくと、こういったことだと思います。
○副大臣(大久保勉君) 一点補足をさせていただきますが、委員の方は、消費税引上げができなかった場合、その場合の年金特例公債の財源の問題に疑義が生じるんじゃないかと。  こういったことに関して、まず、消費税引上げに関しましては、次のそのときの政権が判断するものでございますから、今...全文を見る
11月16日第181回国会 参議院 総務委員会 第1号
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○副大臣(大久保勉君) 厚生年金と共済年金の一元化により、公務員も厚生年金に加入し、一階、二階建てに関しては共通になります。今回御下問の年金払い退職給付は三階部分に当たり、民間の企業年金基金と同様に積立方式になります。保険料の半分は税負担でありますから、将来税負担が増えないと、こ...全文を見る