大久保潔重

おおくぼゆきしげ



当選回数回

大久保潔重の2012年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月28日第180回国会 参議院 内閣委員会 第3号
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○大久保潔重君 おはようございます。民主党の大久保潔重です。  先ほど、冒頭、衆参の事務総長また国会図書館長から、国会関係の歳出予算ということで御説明をいただきました。  国会関係の質問というのは、なかなか、ふだん機会がございません。議運で質疑というのも余り聞きませんので、今...全文を見る
○大久保潔重君 それぞれお答えをいただきました。  不安定な、不確実な要素がございましたら、是非、先ほど言いましたように、衆参のいわゆる業務継続計画という観点からも、しっかりと予算を担保して耐震性の確保に努めていく必要があろうかというふうに思っております。  そういう中で、最...全文を見る
○大久保潔重君 本当にそういう科学的なデータに基づいてそういう推測というのをされているわけでありますから、それに対応する動き、それから、当然もう夏には今度は来年度の予算概算要求等々もありますから、是非スケジュール感を早く早くしていただきたいと思います。  震度七となりますと、こ...全文を見る
○大久保潔重君 それぞれお答えをいただきました。仮に震度七の揺れに見舞われても、衆参あるいは国会図書館、建物自体の倒壊は免れるといいますか、耐え得るというような御答弁でありました。  建物自体が倒れないということでありましても、今度は建物の内部が安全であるかということも当然これ...全文を見る
○大久保潔重君 国会図書館はある意味、一番ひょっとしたら危険かもしれません。昨年、三・一一の際は、この東京本館書庫は約百八十万冊の書架が落下したというふうに聞いております。職員の皆さん、ヘルメットをかぶってその復旧作業に当たったということでありまして、かなり重みもありますので、そ...全文を見る
○大久保潔重君 それでは、これからは岡田副総理に御質問をしたいと思います。  国家公務員の年金と雇用のいわゆる接続についてであります。  去る二十三日、国家公務員制度改革推進本部と行政改革実行本部は連名で国家公務員の雇用と年金の接続に関する基本方針を決定をいたしました。  ...全文を見る
○大久保潔重君 今回は、年金支給年齢の引上げに伴って再任用制度ということでの雇用の確保ということを打ち出されました。その一方、今度は平成二十五年度の新規採用、これを二十三年度、二十四年度に引き続き大幅に抑制するということも同時に岡田副総理は打ち出されました。先般、参議院の本会議で...全文を見る
○大久保潔重君 非常に強いメッセージを岡田副総理に出していただいたというふうに思います。あらゆることを勘案してやっていくということであります。  早期退職制度というのも柔軟に導入をすると、インセンティブということでありますので、是非そういう早期退職も一方では促しながら、若手職員...全文を見る
○大久保潔重君 来年度中ということでありまして、とにかくスピード感を持って早くやっていただきたいというふうに思います。来年度中ですよね。  時間もございませんので、次に規制改革について、同じく、続けて岡田副総理にお尋ねしたいと思います。  行政刷新会議に設けられたいわゆる規制...全文を見る
○大久保潔重君 ちょうど私が初当選当時は、党の地球温暖化対策本部の、岡田副総理、本部長でありまして、私もそのメンバーに入っておりました。地球温暖化対策も含めて、特に原発の事故があったことも踏まえて、様々な各省庁との調整も大変でしょうけれども、是非、近い将来この取りまとめが出るであ...全文を見る
○大久保潔重君 関連の法案も多いし、条項も多いということでありますけれども、これこそまさに我々の行革の大事なポイントでございます。岡田副総理始め、それぞれの内閣一体として、また我々も国会のサイドでしっかりバックアップをさせていただきたいと思いますから、これこそまさに不退転の決意で...全文を見る
04月02日第180回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○大久保潔重君 おはようございます。民主党の大久保潔重です。  年度が替わりました。新年度もどうぞよろしく御指導のほどお願い申し上げます。  年度をまたいでも、参議院の予算審議がいよいよ大詰めであります。今日は、先ほど石井委員長申されました震災・原発・エネルギーということでテ...全文を見る
○大久保潔重君 科学的に起こり得る最大規模の地震、津波を想定をされて発表されたということですね。東日本大震災の反省、やはり災害を過小に見積もっておったと、これが大きく犠牲を拡大したという、そういう反省の上にも立っているんだろうと思います。  中川大臣は、この発表後に記者会見で、...全文を見る
○大久保潔重君 この検討会の今後のスケジュール、あるいはこの中央防災会議、これの今後のスケジュール等について御説明をいただきました。最後に地方自治体との連携ということも言われましたので、もう既に地方自治体は動き出しているところもたくさんございます。そういう意味での国の支援というの...全文を見る
○大久保潔重君 東海、予知できる、しやすいということであります。  次に、首都直下型地震に対しての質問に入らせていただきます。朝から物騒な話、続けておりますが、国家の危機管理でございますから、よろしくお願いいたしたいと思います。  文部科学省の研究グループが三月三十日に公表し...全文を見る
○大久保潔重君 国交省がこのような検討会、取りまとめをされたということは評価をされるべきことだと思います。その上で、今後、内閣官房あるいは内閣府なのか、全省庁的に連携をしてこのバックアップ体制というのの検討を前向きに進めていただきたいというふうに思っております。  実はこれは、...全文を見る
○大久保潔重君 この民主党の首都中枢機能バックアップワーキングチームの中間報告では、バックアップ拠点の候補場所も、望ましいということで明記をされております。様々な要件というか理由を挙げて、候補場所にふさわしい、社会経済活動の要として様々な民間中枢機関、これは日銀である、もう日銀は...全文を見る
○大久保潔重君 一拠点に限らず複数の案も含めて、政治のリーダーシップということであります。その辺も含めて、今度はより具体的にバックアップ拠点としてこういう提案もなされております。現地災害対策本部となる場所を活用することも現実的な選択肢であるということであります。  私は個人的に...全文を見る
○大久保潔重君 是非それをスピード感を持って取り組んでいただきたいと思います。  まあいろいろなクリアすべき条件もありますが、全てパーフェクトにということはなかなか難しいと思います。それぞれ候補となる拠点となればメリット、デメリットが考えられますが、まずは場所を決めて、それにの...全文を見る
○大久保潔重君 今後の国としてのスケジュール感というのも御説明もいただきましたし、ただ、総理に申し上げたいのは、やはりもうある程度場所を特定してそしてその方向で進めていく。民主党の提案にも六つの理由がありましたけれども、全ては網羅できないと思うんですね。  仮に大阪、いろんな意...全文を見る
○大久保潔重君 先ほどの答弁でも政治的な判断も含めてということがありましたので、是非そこは強いリーダーシップでもってとにかく話を先に進めていただくということでお願いをしたいと思います。  次に、東京電力福島第一原発に質問を移します。  あの福島第一原発の事故から一年余りが経過...全文を見る
○大久保潔重君 本当にこの福島第一原発、これが収束しないと福島の再生というのはあり得ないと思っています。これこそまさに、総理を始め、我々も含めて命懸けで取り組むべき問題だと思います。本当に、専門でない私が考えただけでもこれだけ課題があるわけでありますから、大変な作業だとは思います...全文を見る
○大久保潔重君 昨年のちょうど七月七日にも、同じくこの予算委員会で私も質問をさせていただきました。当時はまだステップツー達成しておりませんでしたので、とにかく原子炉の火種を冷却するということで冷却水を掛けてかなり汚染水がたまっている、汚染水の処理を是非、外国産ではなくて国産の技術...全文を見る
○大久保潔重君 それでは、枝野経済産業大臣に続けてお尋ねしたいと思います。  今、細野大臣も触れられましたけれども、原子力組織制度改革法案、これの審議が遅れておりまして、成立がまだできていない状況であります。本来、四月から原子力規制庁発足という予定がございましたけれども、大きく...全文を見る
○大久保潔重君 民主党のPTでも指摘をしております。例えば一つ、地元、先ほど国民の御理解ということで、地元の御理解、その地元の定義すらはっきりしていないわけであります。  私の地元、九州電力の玄海原発というのは実は佐賀県でありますが、もういわゆる過去のEPZ、五キロ、八キロ圏内...全文を見る
○大久保潔重君 是非、いろんなスケジュールがずれ込んでいるような状況でございますから、しっかりとそれは取り組んでいただいて、早くにその方向性を国民の皆さんにお示ししていただければ幸いでございます。  私はこれで質問を終わります。ありがとうございました。
07月18日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第3号
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○大久保潔重君 こんにちは。大久保潔重です。  社会保障と税の一体改革に関する参議院での審議、今日は総括質疑ということで、民主党会派四番手のバッターで質問をさせていただきます。  冒頭、野田総理にお尋ねをいたします。  昨日、また我々の同志であります三名の女性議員が離党をい...全文を見る
○大久保潔重君 三年間で、民主党政権になって随分改善したもの、多く見られます。ただ、一方で、やっぱり前の政権でできなかったことに対して国民の皆さんが大きな期待を寄せたわけであります。そういう意味では、今、野田総理が言われたような、抜本的に国の統治機構を変えるんだ、政治主導で国家予...全文を見る
○大久保潔重君 増税先行、結果的に国民の皆さんにはそう映っているということで、あとまた後段そういったもろもろについて質問をさせていただきますので、御了承をいただきたいと思います。  対GDP比債務残高、かなりこれは、もう純債務残高でもこれはイタリアを超えて非常に高い比率でありま...全文を見る
○大久保潔重君 政府のバランスシートもありますでしょうけれども、国民の金融資産も含めた国全体のバランスシートというのは、これはやっぱり異なってくるだろうと思います。  そういう意味では、現在の状況は家計が政府に貸付けを行っているというのが本来の正しい見方ではないのかなと、このよ...全文を見る
○大久保潔重君 欧州に比べてまだ安全と、こう見られている日本の国債の金利が低金利で、非常に一%を下回る水準でずっと続いているということもあって、全体的に厳しい状況ではありますけれども、まだ少しは余力があるんではないかと、このように考えているということでございます。  それから、...全文を見る
○大久保潔重君 過去の例えば導入時と税率アップ時の分析ということで財務大臣からお答えいただきましたけれども、今日の状況なんですね。先般、これ国民の皆さん、平均所得十三万円平均で減っていますよ。それから調査では、生活が苦しいと、こう感じる方が全国で六二%なんですね。特に子供のおられ...全文を見る
○大久保潔重君 岡田副総理の方から社会保障の充実ということも出ましたので、これから社会保障制度の制度設計について質問を移していきたいと思います。  社会保障と税の一体改革は、本来、少子高齢化社会で社会保障の充実と、それから将来にわたって安定したその制度設計をどう構築するか、そし...全文を見る
○大久保潔重君 大変失礼かと思いますけれども、岡田副総理、詭弁じゃないかなと。(発言する者あり)いや、まあ、増税先行ではないと、それらしい社会保障の改革も進めているということでありますけれども、自民党席からやじが飛んでいるように、自民党が元々やっておったじゃないかと、こういうこと...全文を見る
○大久保潔重君 五年前は本当に、消えた年金の下で我々も選挙をさせていただきまして、大きなお力を与えていただきました。それだけに、この民主党の特に年金制度、しっかりとした抜本的な制度設計を早くつくり上げる必要があるんではないか。そういう意味で、現実問題、この改革国民会議の中でのスケ...全文を見る
○大久保潔重君 これも朝の櫻井筆頭理事の質問と少しかぶるかと思いますが、やはり国民の皆さんが将来に不安を抱えていることの大きな要因だと思うんですね。裏を返せば、日本の国民が日本の国の政府を信用していないんじゃないか、このような印象を持っています。  先般、これは国民年金の保険料...全文を見る
○大久保潔重君 今日はちょっと通告していないかもしれませんけど、総務大臣いらっしゃいますので、国税分は今、岡田副総理から御答弁いただきました。地方消費税分について、これも同様でございますね。
○大久保潔重君 国税、地方税共にこれは社会保障の財源であるということが明確に御答弁をいただきました。  それで、例えば、この税率が一〇%になった場合のいわゆるその増収分のうち、約十兆円の公債発行が抑制された分を、その借金返済の減った分を防災、減災などの公共事業などに使われるんじ...全文を見る
○大久保潔重君 消費税収は、これは社会保障費に使うんだということを明確にしていただきました。  その一方で、先ほどからありましたように、今日の不景気から脱するにはやはり景気対策をやると。当然、自然災害の多い日本でありますから、災害に強い強靱な国土をつくっていこう、あるいは昨年の...全文を見る
○大久保潔重君 そうですね、三党で考えていないということですね。  とにかく十年で二百兆円というかなり巨大な額でありますけれども、こういう財源はどうするのかなと、こう正直思っておりまして、そこら辺りの本音をちょっと言っていただければよかったんですが。  先ほど言いました南海ト...全文を見る
○大久保潔重君 是非、その診療報酬上乗せだけではやっぱり不十分だと思いますので、是非ゼロ税率も含めた御検討ですね。そして、先ほど言いました、この消費税というのは逆進性が非常に高いわけであります。しかも、こういう景気の状況、あるいは国民所得がどんどん減ってきていて生活苦を感じている...全文を見る
○大久保潔重君 今日はずっといろいろ社会保障制度についても質問をしてきましたけれども、ほとんどが改革国民会議での議論に委ねるということでありますから、先ほども、何遍も言いますけれども、そういうスケジュール感、本当にそれがきちっとできるのかという、そういう国民の不安にやっぱりこれは...全文を見る
○大久保潔重君 時間が参りましたので、最後にですけれども、今日は五十分質問させていただきました。そもそも、六月十五日の夜、夕方の報告ではとても三党の実務者協議では折り合えそうになかった内容の状況があの夜に合意をされたということで、一歩、日本の社会保障制度も進むんだという、こういう...全文を見る
08月02日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第12号
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○大久保潔重君 民主党の大久保潔重でございます。今日は六名の公述人の皆様方、貴重な御意見をありがとうございました。  私の方から三名の公述人の方に御質問をさせていただきたいと思います。  まず、森公述人にお尋ねをいたします。  前高浜市長として、いわゆる行政の長として携わっ...全文を見る
○大久保潔重君 ありがとうございました。  そして、今日は荒川公述人に税務の立場で御発言をいただきました。  今回の一体改革はいわゆる増税論議でして、過去の消費税税率アップしたときとかあるいは導入時みたいな減税の要素が全く見当たらないということであります。そういう中で、特にこ...全文を見る
○大久保潔重君 貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございました。  質問じゃありませんけど、堀尾公述人、長崎県の西海市の松島の御出身ということでありまして、私の地元でありまして、今、石炭火力で非常に頑張っております。離島振興法の改正もできましたので、故郷のためしっかり私も...全文を見る
08月20日第180回国会 参議院 決算委員会 第6号
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○大久保潔重君 こんにちは。民主党の大久保潔重です。  私は、環境省所管ということで質問をさせていただきます。  昨年の三月十一日、東日本大震災が発災をいたしました。本当に広範囲にわたる地域の廃棄物、いわゆる災害廃棄物ですね、いわゆる瓦れき、この処理から、特に福島においては福...全文を見る
○大久保潔重君 予備費については、二十二年度は当初予算の範囲内で落ち着いたということですね。昨年は三月にああいう東日本の震災がありましたけれども、夏にはやっぱり台風十二号ということで近畿圏を中心に大規模な被害が生じましたので、その分はかなり対応していただいたということですね。 ...全文を見る
○大久保潔重君 目標が二十六年度の三月に向けて災害廃棄物の処理をしていくという計画でありますから、そういう中で十分な予算措置をされているという認識だと思います。  そういう中で、ちょうど一月ぐらい前ですか、これ、新聞報道等でこの被災三県などの瓦れき処理が二割を超したということで...全文を見る
○大久保潔重君 民主党の中にも議員連盟が発足をして、広域処理を進めていこうということで、我々も地元で、特に長崎というのは距離的には一番離れているわけでありますし、特に、そういう被曝性のごみには非常にセンシティブな地域でございますけれども、そういう中で地方議会を通して協力を仰いだり...全文を見る
○大久保潔重君 やはりこのごみの処理、緊急を要しますから、そういう地形的な要件等も勘案しながら機動的に仮設を設置してやっていくというのも非常に大事なことだろうと思います。  一方で、セメント工場が東北にも数軒あるわけでありまして、基本的に仮設の焼却場とセメント工場の大型焼成炉と...全文を見る
○大久保潔重君 今、細野大臣からありましたように、いわゆるこれ公共工事、セメント原燃料に瓦れきを使用するということで入札の優遇ということを与えていただいたということは、非常に私は評価されることだと思っております。そういう手段をフルに活用できるようなインセンティブの掛け方というのも...全文を見る
○大久保潔重君 二枚目の資料に平成十三年度、これがピークだということでありますが、遡れば平成元年から徐々に増えてきているんですね。十三年はダイオキシン対策ということで大型の焼却炉を国は勧めたんですね。ちなみに、私の地元長崎県諫早市はかなり広域で組合をつくってやっておりますけれども...全文を見る
○大久保潔重君 私が申し上げたいのは、その旧来のやり方で一般廃棄物処理をまた今後も更にこれから十年間進めていこうとなれば、また新たな施設を造り、二十年たったらまた造り替えをしということで、国も地方も大変厳しいんですよね、財政が。だから、新たな政策転換が必要ではないですかということ...全文を見る