大熊利昭

おおくまとしあき



当選回数回

大熊利昭の2013年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月14日第183回国会 衆議院 内閣委員会 第1号
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○大熊委員 みんなの党の大熊利昭でございます。  私は民間の金融機関出身なんですが、その後、民間から出向で、かつての自民党政権時代の甘利大臣のもとでの公務員事務局の職員を下っ端でやっておりまして、先ほどもちょっとお話が出ましたが、ぜひ安倍政権で公務員改革関連法案を進めていただき...全文を見る
○大熊委員 ただいまのお話で、踏まえたというのは、具体的に、同じなのか違うのか。私は細かいところまでと申し上げているつもりはないんです。基本的な点において同じなのか違うのか、この辺いかがなんでしょうか。
○大熊委員 一番で質問通告させていただいた成果、実績についてというところの関連でもあるんですが、今、リターンとおっしゃいました。  先ほどの質問では、数値管理していらっしゃらない、目標はわからない、こういうふうにおっしゃいましたが、普通の民間のファンドですと、不動産ファンドです...全文を見る
○大熊委員 投資ファンドで一番大事なことは、私から言ってしまうのはなんですが、投資家のお金を守る、ふやすことなんですが、そういった支援基準をいろいろ満たす、それで投資決定をする、そうすると、どのように投資家のお金が守られるのかという、そっちの管理の測定の方法ですね、それを私はお尋...全文を見る
○大熊委員 やはり今のバランスという言葉が引っかかるわけでございます。そういうふうに伺いますと、バランスということは、投資家の利益を最大化するということではなく、バランスをとるということは、投資家のお金よりも支援先の方を優先する、そういうふうに聞こえるわけなんですが。  だから...全文を見る
○大熊委員 ありがとうございました。  非常にうまくいった事例だ、MアンドAでエグジットをしてうまくいった事例だというふうに承知をさせていただきました。  また最初の命題、つまり民間のファンドと官のファンドと違うんですか、同じなんですかと、また全部最初の命題に戻るんですが、普...全文を見る
○大熊委員 済みません、あと一、二分になってしまいました。質問九個のうち、まだ一番しかやっていないので、いきなり飛ばします。  今の関連なんですが、今の現行法でも二十八件中十一件が中小企業なんですよ。だから十分できるんじゃないかというふうに思うわけで、そこだけ申し上げておきます...全文を見る
03月12日第183回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○大熊委員 私も一年生議員でございます。初めまして、大熊利昭と申します。東京の下町出身でございます。  ただいまの宮沢先生の哲学的な議論の後で、リアリスティックな議論を、ぜひ建設的にさせていただければというふうに考えておりますので、よろしくお願いを申し上げます。  まず最初に...全文を見る
○大熊委員 いろいろな側面があるということだろうと思います。  やや具体論の、文部科学大臣も御存じの、通信制、インターネットを使った高校のルネサンス高校という非常に特徴的な学校があると思うんですけれども、ここは、いろいろな事情があって全日制のところに行けない生徒さんが通っていら...全文を見る
○大熊委員 私も、もちろん、規範意識、道徳教育は必要だというふうには思っているんですが、冒頭のとおり、これを、表現がどうか、過剰にやり過ぎますと、画一性を追い求め過ぎるような懸念が逆に出てくるのではないか。そこを、何か極大値的な、ほどほどのところがあるのではないかという問題提起で...全文を見る
○大熊委員 これはどう思われるか。歴史家、専門家というよりも、国策としてやったことについては、原発もそうですが、やはり国としての総括、検証が必要なのではないかと思うんですが、この点はいかがでございましょうか。
○大熊委員 残念ながら、政府としてはちょっと難しいというようなお話かと思いますが、この問題は、時間もなくなってきましたので、次に参りまして、ちょっとリアリスティックな話にさせていただきます。  攻めの農業についてということでございますが、先般の安倍総理の施政方針演説の中でも、「...全文を見る
○大熊委員 今、総理の整理されたお話、これですと、なるほどと思います。最初の施政方針演説ですと、同じ文で書いてありますので、これはちょっとごっちゃになっていてわからなかったわけでございますが、いろいろな側面があると。いわゆる効率的な産業という側面以外の、私も、観光資源として守ると...全文を見る
○大熊委員 ただ、それだけで思考停止になるというのはどうかなと思うんですよね。  例えば、きのう農水省の事務方の皆さんとも打ち合わせでお話ししましたが、バイバックつきの譲渡にするとか、あるいは、仮に、取得後、耕作ができない、その会社が立ち行かなくなる、あるいはその会社のほかの事...全文を見る
○大熊委員 例えば、私、今伺いまして、では、そういうバイバック、最初に土地を売った農家の方がお金を使っちゃって買い戻せないよということであれば、例えばペナルティー的な条項をつけて、買い戻しの金額を大幅に下げるということだって考えられるわけです。あるいは、土地そのものの価値というの...全文を見る
○大熊委員 現行、まあまあリースはうまくいっているというのは承知しておりますが、もっとうまくいくような、そういう可能性を秘めているんじゃないかと思います。  最後に、ちょっと時間がなくなってきましたが、きょうは野球、オランダと対戦ですが、オランダの農業というのは非常に強いですよ...全文を見る
○大熊委員 よろしくお願いいたします。  続きまして、あと五分しかないということで、公務員改革に急ぎ行かせていただきますが、公務員改革についての基本的な総理のお考えをちょっと手短に、済みません、よろしくお願いいたします。
○大熊委員 それでは、公務員改革大臣にお伺いしたいんですけれども、今の総理のお話、要は、公務員改革の基本法によって進めるのか、自民党さんの公約ですと基本法を踏まえてとなっておりまして、微妙に違っているわけでございますが、基本法プラス今総理の言われた、これまでの成果プラス大競争時代...全文を見る
○大熊委員 では、基本法により行う、そういう理解で、基本法を忠実に実行するんだ、かつて甘利大臣がやっておられた、そういうことでよろしいんでしょうか。
○大熊委員 ありがとうございました。  ちょっと時間もございませんので、次にTPPなんですが、試算の方はこれからということだと思うんですが、試算の前に、数字、試算というのはいろいろ前提によって変わってくるわけでございますから、基本的に、わかりやすくメリット、デメリットをちょっと...全文を見る
○大熊委員 ありがとうございました。  済みません、私の持ち時間は終了ということなんですが、最後に、手短に、日銀による金融緩和の手段としての外債購入ということなんですけれども、これについて……
○大熊委員 失礼いたしました。  それでは、終わらせていただきます。ありがとうございました。
03月14日第183回国会 衆議院 本会議 第11号
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○大熊利昭君 みんなの党の大熊利昭です。  私は、みんなの党を代表して、ただいま議題となりました所得税法等の一部を改正する法律案を含む平成二十五年度税制改正等について質問します。(拍手)  政府の平成二十五年度税制改正の大綱によれば、現下の経済情勢等を踏まえ、成長と富の創出の...全文を見る
03月15日第183回国会 衆議院 内閣委員会 第3号
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○大熊委員 みんなの党の大熊利昭でございます。  本日は、たっぷり一時間、ありがたく頂戴をいたしましたので、早口ではなく、やらせていただきたいというふうに考えているところでございます。よろしくお願いいたします。  まず、官房長官にお伺いいたします。  所信の御表明の中で、誇...全文を見る
○大熊委員 この一般論をお伺いしたのは、実は、具体的に、例えば長官として、いつごろの日本をイメージされていらっしゃるのか。もしおありになれば、それをお伺いしたいと思います。
○大熊委員 と申しますのは、しつこいようで申しわけないんですけれども、その後、日本経済のまさに再生というふうに書いておりまして、私は、議員になる前には、金融機関で再生ファンドという仕事をしておりまして、これは、成長ファンドというのは言葉は似たようで違いまして、再生というのは、どこ...全文を見る
○大熊委員 ありがとうございました。  答弁は結構です。私、再生プラス成長じゃないかなというふうに思って読ませていただきました。  次に、サイバー攻撃について、やはり長官にお尋ねでございます。  このサイバー攻撃というのは、そもそもの定義、これは国内法上あるいは国際法上の定...全文を見る
○大熊委員 私もITの専門家、技術者ではないんですけれども、一般的には、自分の見ている目の前のパソコンがどうかしちゃうというようなイメージかとは思うんですが、一方で、例えば今後スマートメーターなんかが、電力改革の結果、いろいろ広まってきた場合に、こういったものもマイコンなのか、コ...全文を見る
○大熊委員 ありがとうございました。  CIOとの関連については後ほどお伺いしたいと思います。  次に行かせていただきますと、戦略産業の位置づけということについてなんですが、やはり長官の御答弁の中で、直轄組織としまして健康・医療戦略室を立ち上げられたということでございますが、...全文を見る
○大熊委員 それは特に反論もございませんのですが、一方で、例えば医療というと、どうしても農業というのが出てくるわけなんでございます。  例えば会社の中でも、事業改革をやるときに、ある事業部門の改革をやろうとするときに、その事業部門の担当役員さんは通常反対するわけでございまして、...全文を見る
○大熊委員 ありがとうございました。  既存の考え方にとらわれずに、大胆な、まさに攻める農業、成長の農業ということで、ぜひお願いしたいというふうに考えているところでございます。  続きましては、IT担当大臣の方にお伺いを申し上げます。  政府のCIOということで、これは、せ...全文を見る
○大熊委員 ありがとうございました。  伺いますと、NISCという方は主にトラブルシューティングとなりますと、仮に攻撃を受けて、それで何かの不都合、トラブルが発生して、そしてリスクの方のということになるのかなというふうに伺っておりましたが、その前の、まさにセキュリティーとか、防...全文を見る
○大熊委員 連携ということで、一般的にはなるほどと思うわけでございますが、大臣、釈迦に説法のとおり、行政機関というのはややもすると縦割りでございまして、どっちが権限を持つんだ、総合調整機能を誰が持つんだというところについてはいかがでございましょうか。
○大熊委員 ありがとうございました。  続きまして、この関連で、ITの政府調達に関してなんですが、先日、予算委員会で質問通告させていただいた中で、時間がなくなってしまって、伺えなかったんです。  財務省の勝元事務次官が、IIJという情報システムの会社に、これは政府が定義する天...全文を見る
○大熊委員 ぜひ、その辺のルール化をしっかりとお願いいたしたいと思います。人の方からの切り口で見たルール化と調達の方のルール化と、クロスでしっかりやっていただきたいと思います。  一言、今のその要件定義については、例えば、せっかく勝元次官の話なんで、仮に財務省さんの何かのシステ...全文を見る
○大熊委員 ぜひ、よろしくお願いします。  と申しますのは、私のところに、もちろん議員になる前で、一友人としての相談なんですが、男性の場合は相談がなかなかできないんですね、すごく恥ずかしい話だったりもして。  一%とおっしゃいますが、実態はもっとずっと多いのではないかなという...全文を見る
○大熊委員 私も議員になったばかりで、総理の指示の重みというのはよくわかっておりませんが、でも、普通の会社で考えたら、大臣でいらっしゃいますから常務さんとか専務さんだろうと思います。社長から指示を受けたら、社長、それはちょっとおかしいんじゃないですか、農業も入れましょうよと言うと...全文を見る
○大熊委員 であれば、残念ながら、そのときに、総理には、農業をやりましょうよという反論はされなかったということだというふうに了解をいたしました。それでよろしいでしょうか。
○大熊委員 では、農業についての規制は何も問題がない、こういう御認識でいらっしゃいますか。
○大熊委員 規制改革大臣としては、プロアクティブに、規制がこうなっていてということをやはり提言していかれる必要があるんじゃないでしょうか。
○大熊委員 ということは、規制改革会議自体というのはセカンダリーなもの、つまり、もとの会議を受けた、次の、セカンダリーなもの、こういう理解をしてよろしいんですか。
○大熊委員 どうもよく得心のいかないお話でございましたが、あと半分の時間を公務員改革の方でとらせていただきたいと思います。  順番に先日の所信をめくらせていただきまして、その際に、公務員制度については、大臣は、「公務員制度につきまして、公務員が誇りと希望を持って国家国民のために...全文を見る
○大熊委員 基本法にはそのように書いてないんですよね。国民の立場に立ってというふうに書いてあるんですけれども。
○大熊委員 だからこそ、最初に御質問しているんですが、国家国民のためにということじゃなくて、国民の立場に立ってなんですよね、基本法では。この違いはないということなんでしょうか。
○大熊委員 その御認識はちょっとどうかと思うんですよね。  どういうことかというと、ややもすると、公務員が、自分のところの組織のために、省のため、あるいは全体として行政機関のために働くという、そこのニュアンスが、国家と入ると入ってきてしまうんですね。  何で基本法で「国民の立...全文を見る
○大熊委員 だからこそ、国民の立場に立ってというふうに基本法では書かれているんですね。なので、大臣のこの御発言というのは若干違うんじゃないかなというふうに考えているところでございます。  もう少し具体的に進めさせていただきます。  公務員制度改革に限らず、重要な政府の検討事項...全文を見る
○大熊委員 一般論としてはというところがやはりひっかかるわけでございますが、では、一般論じゃなくなっている状態というのが現に存在するということでしょうか。
○大熊委員 一般的にはというところがひっかかるというのは、個別具体的な公務員制度の改革の検討状況について、タイムリーに情報を公開していない、そういう事柄が、最近いろいろおやりになっている中で、ありますか、ありませんか、そういう質問でございます。
○大熊委員 個別事項について、ないという大臣のお話なんですが、ではお尋ねしますが、稲田大臣が現在おつくりになって進めている意見交換会、この議事録はオープンにしていますか。
○大熊委員 資料だけしか公開されていないと思います。議事録、議事要旨は公開されていないんですけれども。
○大熊委員 公開していないということで了解いたしましたが、そうすると、いつまでに、というのは、もともとの自公政権時代の甘利大臣のもとでの事務局では、翌日には全てオープンにしていましたし、そしてその場のインターネット生中継もやっておりまして、随分情報公開が後退したなという印象がある...全文を見る
○大熊委員 それでは、一刻も早くその辺は公開していただきたいと思うんですが、別に非公開ではないということなんでしょうか。どういった議論が、これまで二回でしょうか、行われていらっしゃるんだろうと思いますが、されていらっしゃるんでしょうか。  公開されている範囲の資料ですと、例えば...全文を見る
○大熊委員 先ほどの後藤委員からもお話があったんですが、国会の事情で廃案になったということなんだろうと思いますけれども、それは、検証、検討するのであれば、国会の方でやるべき話であって、政府内でそれをまた、議論がほぼ尽くされている公務員改革について、おっしゃるとおり、国会の中でやる...全文を見る
○大熊委員 いろいろな、てんこ盛りの議論があったということも、私もある程度承知しております。であれば、そのてんこ盛りの中から、大臣の公務員改革についての哲学、これは何でしょうか。
○大熊委員 国民の立場に立ってという一条どおりということであれば、まさに基本法そのものであってということであれば、基本法というプログラム法に則して、どんどんどんどん実定法を出していくべきではないでしょうか。
○大熊委員 先ほどの私の質問にお答えいただけなかった部分のお話、今またありましたが、それは、国会の方で、立法府の方でやるべきことなんじゃないでしょうか。こちらの、立法府の事情でいろいろな議論がてんこ盛りになって、いろいろな案が出て成立しなかった、それはそのとおりだと思います。国会...全文を見る
○大熊委員 ですから、それはまさに国会の方で、立法府の方でやる議論なんじゃないでしょうか。政府の方は、粛々と基本法に基づいて実定法を出す、それが政府の仕事なんじゃないでしょうか。
○大熊委員 ちょっと戻って、日の丸官僚というふうにおっしゃいましたけれども、例えば、基本法では、残念ながら各省採用になっちゃったんですよね。内閣一括採用、つまり、日の丸官僚採用はなくなっちゃったんです。これについてどう思いますか。
○大熊委員 どうしてかかわってくるんでしょうか。それは採用ですよ。内閣人事局というのは、幹部職員についての制度ですよ。全然違いますけれども。
○大熊委員 採用も育成課程も内閣人事局がやるんですか。
○大熊委員 私、育成課程の担当者だったんですけれども、では、育成課程も人事局でやっていただけるんですか。私としては、元担当者としてはぜひやっていただきたいんですけれども。
○大熊委員 それは大変ポジティブなお話で、恐れ入ります。  というのは、ちなみに当時は甘利大臣のもとで、これは育成課程を各省ごとにやる。採用も各省ごと、育成課程も各省ごと。ただし、政府を通じた基準について閣議決定をする、こういう仕立てでございましたが、であれば、大臣のお話ですと...全文を見る
○大熊委員 それでは伺います。改革の成果とは何ですか。
○大熊委員 これは、発言そのものは私じゃなくて総理なんですけれども、こう言っています。一字一句違わないと思いますが、これまでの改革の成果に加えて、国際的な大競争時代への変化を捉えて改革を進めるというふうに言っておられます。  改革の成果、これは、これ以上違う日本語では表現できな...全文を見る
○大熊委員 申しわけないですけれども、それは大きな意味では公務員改革かもしれませんけれども、平成二十年の基本法に基づいた公務員改革とは全く関係ないです。なぜならば、それは、平成十九年でしたか、国公法の改正でもってもう既に措置されたはずのものでございまして、それが実態的にどうかは別...全文を見る
○大熊委員 百歩譲りまして、おっしゃるとおりだと。  そうすると、基本法以降の成果はない、こういう理解でよろしいですか。
○大熊委員 いや、改革じゃなくて、改革の成果という日本語なんです。成果は何かと聞いているわけです。  では、余り言っても時間もないですから、実は一つだけあります。これは、プログラム法ではなくて基本法に規定されている事項です。これは採用試験です。これは改革の成果です。なぜならば、...全文を見る
○大熊委員 私も政治家になって間もないんですけれども、政治家の皆さんというのは言葉を大事にするということであえて申し上げますと、基本法の精神にじゃなくて、基本法にのっとり、それが基本問題なんですね。基本法の精神となると、その応用問題も全部入っちゃうような、そういうお話なんですよね...全文を見る
○大熊委員 最後のところがなければ納得したんですけれども、応用問題ではない、つまり全て基本問題だというんだったら、すぐに基本法に基づいて法案を出すべきなんですよ。そうでなければ、なるほど、そういうことかなと思いましたけれども、応用問題じゃないというと、そこは最後、ひっかかるんです...全文を見る
○大熊委員 これ以上はあれなんで、ちょっと、最後に、やや各論で恐縮でございますが、手前どもの江田幹事長の質問に対して、やはりこれも総理の答弁なんですが、公務員改革について、党内でも議論されているところというふうにお話しになっておられますが、政府内と党内とそれぞれ別々の議論になって...全文を見る
○大熊委員 政官接触の規定が第五条の三項にあるんですが、それとの関係についてはいかがでしょうか。
○大熊委員 大臣の御認識、申しわけないんですけれども、そうじゃないと思います。  どういうことかといいますと、もちろん、その場に私はいたわけではありませんが、どの党でも、党内で御議論されるということは、事務方と接触するんですよ、基本的な資料とかいろいろなことを。つまり、それが政...全文を見る
○大熊委員 何か、全体としては余り前向きな感じがいただけなかったんですけれども、ぜひとも、基本法の精神というより、まずは基本法に基づいてお願いしたいと思います。  そして、きょうはちょっと時間もあると思ったんですが、なくなってしまいました。幹部職員についての制度、基本法のもとで...全文を見る
04月03日第183回国会 衆議院 内閣委員会 第5号
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○大熊委員 みんなの党の大熊利昭でございます。ラストバッターでございます。どうぞよろしくお願いをいたします。  まず、やはり今までの質疑でも出てまいりましたが、このマイナンバー関連制度、非常に有用な制度であると同時に、やはり国民目線に立ちますと、怖さもあるのかなと。特に午前中の...全文を見る
○大熊委員 ありがとうございます。  そうしますと、前提として、やはり一〇〇%ではないんだ、だからこそいろいろ、二重、三重なんでしょうか、何重なんでしょうか、わかりませんが、対応を法的にも、あるいはそのほか、考えていらっしゃる、こういう理解でよろしいのかどうかという点。  も...全文を見る
○大熊委員 やはり重大な事案の場合は、期限がゼロ、つまり即時ということが必要なのではないか、そのために条文上も明記すべきではないかというふうに思いますが、いかがでございましょうか。
○大熊委員 罰則までの対応ということであれば、ある程度の期間が必要なのかもしれませんが、重大かつ例えば緊急の事態ということですと、やはりここは即というような、そういった条文であるべきではないかというふうに引き続き思うんですが、いかがでございましょうか。
○大熊委員 対応については、では、即時の対応、システムをとめる、そういう対応になるということなら、それは、条文上どのように担保されることになるんでしょう、この五十一条ですと。即時それをやるんだということを、五十一条の表現でどこで読み込めるんでしょうか。
○大熊委員 その意味では非常によくわかったんですが、そうしましたら、ちょっと時間も、こればかりやっているのはあれなんですが、その期限のそれぞれの定め方というのは政令で定める、そういう仕切りなんでしょうか。
○大熊委員 ありがとうございました。  やはり怖いなというふうに、具体的に、あくまでもこれは想像ですが、近い将来こういうことが本当に起こってはほしくないなと思うものの、やはりアメリカの事案を見ると、先ほどの午前中の質疑で出たデータよりも、私がちょっと持っているのはもっと直近のデ...全文を見る
○大熊委員 もちろん、番号制度があるなしに、そういうケースで、現在でも電話による何とか詐欺とか訪問販売まがいの事件というのがあるわけでございますが、さらに、便利になるこういう制度をさらに悪用するということは十分に現実的に想定されるわけでございまして、やはりこの辺になりますと、まず...全文を見る
○大熊委員 わかりました。  それでは、これまでも幾つか出ていた議論でございますが、分野別番号への移行でございます。  午前中も、アメリカの国防総省がセキュリティーナンバーをやめてDODナンバーというのをという話が出ましたが、これについては、いわゆる分野別番号については、どの...全文を見る
○大熊委員 アメリカの方の事例なんですけれども、分野別番号に移行しつつある状況なんでしょうか。その中で、私はさっき二〇一一年のデータを申し上げましたが、分野別番号に移行することによって、事件、事故というのは、実際、アメリカでは減っていっているものなのでしょうか。それとも、関係なく...全文を見る
○大熊委員 私、きょうはちょっと資料を持っていませんが、国防総省は去年からもう使っているんじゃないでしょうかね。使いつつあるじゃなくて、使って、もう既に始まっているかと思うんですけれども、分野別番号。一年たっていると思うんですけれども。
○大熊委員 分野別番号について検討する、三年後だからいいやということよりも、やはり、一年、外国とはいえデータがあると思うので、ぜひその辺のところをまた別途教えていただければ助かります。  そして、またマイポータルの関連なんですけれども、マイポータル、確かに危険性は、セキュリティ...全文を見る
○大熊委員 国民の利便性ということを強調されるのであれば、それでも法律事項として本体の方に書かれた方が、より政府側にとっての目的に沿ったものではないかというふうに思うんですが、いかがでございましょう。
○大熊委員 わかりました。  同様にマイポータルに関してなんですが、プッシュ型のサービスを使って、本人の利益になると思われるものについてサービスを行うというような、そういう規定があるかと思うんですが、例えばの例で、質問通告もさせていただいております、期限の過ぎた税金の督促ですね...全文を見る
○大熊委員 法律上はそうなのでしょうが、一般的な国民の意識からすると、やはり、忘れていた場合なんかは非常に便利なのかなと。嫌がる方もいらっしゃるかもしれませんけれども。  そこはやはり、後で給付つき税額控除の話もさせていただこうと思うんですが、番号という仕組みをつくるというのじ...全文を見る
○大熊委員 わかりました。  それでは、そもそも論の、肝の情報連携のところについて、またおさらいも含めて教えていただければ。  事前に事務方の方にお電話をさせていただいた、情報提供ネットワークシステムの中の仕組みなんですが、それぞれの個人番号に対して、それぞれ行政機関を識別す...全文を見る
○大熊委員 よろしくお願いいたします。  続きまして、やはり利用する方とのリンクということで、給付つき税額控除との関係でございます。  先日の与党の質疑の中で、甘利大臣が、公明党の浜地委員に対して、例えば、所得制限を設けるといった政策の選択肢も広がり、より容易に公平性や効率性...全文を見る
○大熊委員 ただ、やはり、今はまだ低所得者向けの制度、どちらになるのかわからないという中で、この法案の審議が仮に進んでいって、採決して、通りましたということになった後で、仮に給付つきの制度だということになった場合は、こちらの法律で手当てできていないという、順番があべこべになってし...全文を見る
○大熊委員 そういう進め方もあるのかもしれませんが、それですとやはり二度手間になるのではないかなという、今やっておけば、先々その番号の改正というのは不要になるわけでございますから、事務の効率性を考えても、先に手当てをしておくのがどうして悪いことなのかなというふうにちょっと得心がい...全文を見る
○大熊委員 一応、ただし、一言申し上げますと、附則でも措置となっているところも、まさにマイポータルなんかあるわけでございます。それは書きぶりによって工夫ができるのではないかというふうには想像をいたしますが、わかりました。  もう一点、やはり給付つきの関係なんです。これは今度具体...全文を見る
○大熊委員 普通の、多分一般の証券口座をお持ちの方からしても、今の制度でも新たな情報というのは税務当局に行くから番号法が入っても変わらないよという説明ですと、実際上、なかなか顧客の納得はいかないのではないかなと。これはまた国民に対する広報の一環だとは思うんですが、ここは、場合によ...全文を見る
○大熊委員 そうしますと、今後の検討としても、銀行口座には付番されないということで、今のロジックですと、もう決まりといいますか、そういうことだ、そういう認識でよろしいんでしょうか。
○大熊委員 ありがとうございました。  それでは次の、ややまた細かいテーマなんですが、住民票コードが変更された場合に個人番号は変わらないというようなお話かと思いますが、その場合も、変わらないんだという通知カードというのは届くのでしょうか、それとも、これは届かないということなんで...全文を見る
○大熊委員 明快にわかりました。ありがとうございました。  続きまして、国民の利便性という観点なんですが、例えば申告書については、こういう制度を導入している国々では、記入済みの確定申告書を導入している国々もあるというふうに聞いておりますが、こういった制度をお考えになられる余地と...全文を見る
○大熊委員 私、個人的には大変大きなメリットを感じるんですが、国民の皆さんへのアンケートなりデータをもとに、余り国民に認識がない、そういう利便性に対するニーズがないようなお話がありましたが、そういうお話なんでしょうか。私、個人的には非常にメリットがあると思うんですが。  余り利...全文を見る
○大熊委員 これは、私なりには、記入済み申告書の考え方というのは、住民票は要らないよという以上に、国民の大きな利便性の一つなのかなというふうに想像はしておったんですが、何か今のお話ですと、余り前向きでいらっしゃらないというところがちょっとがっかりしてしまいました。  続きまして...全文を見る
○大熊委員 きょうの質疑でも、なかなか定量的には難しいというお話ばかりでございまして、今お伺いした個別のお話についても難しいということで、いつも、数字的な、費用対効果についての検証のデータ、材料がなかなか出てこないというところがちょっと正直戸惑っているところでございます。  続...全文を見る
○大熊委員 例えば、具体的に、先ほども議論が出ておりますが、旅費のシステムも各府省ばらばらである、こういうお話なんですが、こういうのは、IT戦略本部で時間をかけて議論をしなくても、即、やはりこれは共通システムなのではないかなというふうに普通の国民なりは思うかと思うんですが、それは...全文を見る
○大熊委員 たてつけは、法律上、本部が決めるということなんでしょうけれども、常識的に見て、議論するまでもなく、府省横断的にやらないといわゆる縦割りになっちゃうなというのは、今の旅費も、細かい、細かくはないでしょうかね、具体的な例だし、人事情報システムは、どの会社でも事業部門、また...全文を見る
○大熊委員 まさに、情報システムの統合がうまくいかない、あるいはシステム開発をやって大きな失敗が出てしまうというのは、技術的な問題よりも、業務フローがばらばらである、いわゆるBPRがちゃんとできていない、そういうところに多くの民間企業の失敗事例もあるわけでございます。  例えば...全文を見る
○大熊委員 まさにそうだと思うんですけれども、恐らくというんでしょうか、内閣官房に設置されるであろう内閣人事局の、その局の事務そのものがまさに府省横断的な事務そのものでございまして、幹部人事の一元化でございますから。そうすると、ここで書いてある、IT基本法のまさに二十六条の二項一...全文を見る
○大熊委員 やはり、事務そのものも全て府省横断的だろうというふうに私は認識しているんです。というのは、例えば、幹部の適格性審査というのが多分行われるであろうと。そのデータそのものというのは各省が持っているわけなんですが、そのデータベースと内閣人事局のシステムとが直結していないと仕...全文を見る
○大熊委員 これはもう目に見えるように、綱引きが行われそうだということが今の時点からほぼ確実に予測できますので、そのようなところをちょっと、あらかじめこのように申し上げておきます。  続きまして、戻りまして、本体の条文の方の一条の方でございますが、最初の「目的」でございます。 ...全文を見る
○大熊委員 法人番号にひもつけされる法人情報も、これは適切に管理する必要がないということなんでしょうか。法人番号にひもつけされるであろう法人の各種情報、本社所在地ぐらいだったらいいんでしょうけれども、このぐらい社会保険料を払っているとか、そういう情報が活用されるわけであろうと思い...全文を見る
○大熊委員 個人番号自体も流通するわけで、法人番号にひもつけされている情報についても何かしらの法律上の対応が必要なのではないかというふうに申し述べます。  あと二、三分なので、基本理念の、第三条のところに参らせていただきます。  こちらは、一のところで、「行政運営の効率化を図...全文を見る
○大熊委員 手短に。  では、例えばマイポータルは、行政の運営の効率化とは必ずしも言えないと思いますが、うまく使えば国民の利便性の向上になると思うので、これはちょっと、基本理念のところとマイポータルがつながらない、だから附則で書いているのかなというふうに勘ぐって思ってしまうわけ...全文を見る
04月05日第183回国会 衆議院 内閣委員会 第6号
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○大熊委員 みんなの党の大熊利昭でございます。本日はありがとうございます。  若干、これまでの議論と重複するテーマもあろうかと思いますが、大体、先生方の順番に沿ってお尋ね申し上げたいと思います。  堀部先生に御質問でございます。  まず、総論的に、個人情報の漏えい等に対する...全文を見る
○大熊委員 ありがとうございます。  今のバランスというお話の中で、基本的なコンセプトといいますか、かつての住基カードと今般の個人番号、法人についてはカードはないんでしょうが、法人番号も入るわけなんですが、その関連において、今般の個人番号カード、個人番号制度は、かつての住基カー...全文を見る
○大熊委員 ありがとうございます。  続きまして、先生からいただいているペーパーの五番の特定個人情報保護委員会の項目の中で、日本は、欧州委員会から、十分なレベルの保護措置を講じている国とはいまだ認められていないという御指摘がございます。  具体的にどの部分、どういうところを日...全文を見る
○大熊委員 ありがとうございました。  続きまして、須藤先生、そして清原先生にお尋ね申し上げます。  アメリカ・サンフランシスコのオープンデータクラウド戦略という部分でございますが、まず、今般の日本の番号制度にかかわるシステム、必ずしもクラウドになるのかどうかわからないという...全文を見る
○大熊委員 ありがとうございました。  同じところの、最後のポツで、「市はデータ提供のみで、開発・運用費用は出さない。」という、非常に民間主体の、みんなの党的な発想のことをアメリカではやっていらっしゃるというふうに拝見させていただいたんですが、一方、こうなりますと、例えば守秘義...全文を見る
○大熊委員 ありがとうございました。  続きまして、清水先生に一点教えていただければと思います。  清水先生の御指摘の中の六番の、第三者機関、特定個人情報保護委員会の関係でございますが、むしろこちらは権限強化がなされていて、プラスの御評価のようなお話でございますが、「民主党案...全文を見る
○大熊委員 ありがとうございました。  最後に、二、三分でございますので、清原先生にまたお伺いさせていただきます。  災害時の有効な活用、利用というところでございますが、現実的な話としまして、例えば、災害で避難所に避難しましたとなると、多くの場合、個人番号カードがなくなってし...全文を見る
○大熊委員 ありがとうございます。以上で終わります。
04月11日第183回国会 衆議院 内閣委員会 第7号
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○大熊委員 みんなの党の大熊利昭でございます。  新藤大臣がほかの件で移動されるということで、後ほどまとめてさせていただきます。  まず、また総論的なところから入らせていただきたいと思うんですけれども、マイナンバー制度と歳入庁設置とのかかわり、関係についてお尋ねさせていただき...全文を見る
○大熊委員 ありがとうございます。  私どもの認識といいますか、私の認識としましては、前回も、情報連携の仕組みについて、符号を使ってというお話をいただいたわけでございますが、究極の最も効率的な情報連携は、情報連携をする必要がない、つまり、役所同士が一つの機関になってしまう、つま...全文を見る
○大熊委員 ありがとうございます。ぜひ前向きな、前進した結論を期待させていただきたいところでございます。  続きまして、マイナンバー制度とマイポータル、マイポータルを制度と言っていいのかどうか、マイポータルとマイナンバーとの関係についてお尋ねをさせていただきます。  マイポー...全文を見る
○大熊委員 なかなか政府としてはお話しされにくいと思うんですが、それでもやはり、リスクが増すんだという広報を一般の国民の方に、やりにくいとは思うんですけれども、導入の前にしていくべきだろうと思うんですね。  それと並行して、中身はマイポータルと多少違うと思うんですが、せんだって...全文を見る
○大熊委員 ちなみに、デンマークで何か事件とか事故等が起こったという報告はあるのでしょうか。
○大熊委員 類似の、情報管理、情報漏えいの部分についての人的な側面についてお尋ねをさせていただきます。  関係する職員の不正あるいは不適切な情報管理の防止、これはどのように達成していくのか。そのための研修等というお話もこれまでに出ていると思いますが、具体的にどのようなものを想定...全文を見る
○大熊委員 そうしますと、その研修プログラム等ですね、これは主体は各省なり各機関でやるということになるのか、それとも、政府全体を通じてということで、政府CIOが中心になって、あるいはその補佐をする方が中心になって企画をし実施をする、そういうことなんでしょうか、どちらでしょうか。
○大熊委員 続きまして、同様のセキュリティーの話なんですが、それにもかかわらずセキュリティーが破られるという状態が発生して、個人情報等が漏えいしてどなたかが被害をこうむったという場合について、当該の公務員等に故意あるいは過失があった場合、これは国賠法によって賠償を受けられると思う...全文を見る
○大熊委員 できないということで確認をさせていただきました。  続きまして、情報管理の部分の、特に医療情報の関係でございますが、医療情報についての別途の保護規定というのが必要と考えていらっしゃいますでしょうか。多分そうだと思いますが、その場合、どのような規定をお考えになられます...全文を見る
○大熊委員 ありがとうございます。  まさに両面からということで、例えが適切かどうか、個人情報を保護したけれども、その個人の方を保護できなかったみたいなことが起こってもいけませんので、ぜひ、その辺のところはいろいろな角度から御検討をいただければというふうに考えております。  ...全文を見る
○大熊委員 ありがとうございます。  そうしますと、この必要な措置というのは、法律で措置が講じられるというふうに考えてよろしいんでしょうか。
○大熊委員 わかりました。  なるべく透明性を高めるという観点から、法律で定めるという方向の方が望ましいのではないかというふうに考えております。  一方、決め方、方法はともかくとしまして、例えば東京都あるいは東京二十三区のような不交付団体については、そうしますと、どのように考...全文を見る
○大熊委員 続きまして、個人番号カードの受け取り促進策についてお尋ねを申し上げます。  せんだっての三鷹市長さんのお話ですと、住基カードの保有者には無料で交換をするというような、そういうお話もあったかと思うんですが、この促進策、それから、これまで住基カード普及に力を入れてきた自...全文を見る
○大熊委員 済みません、一点訂正させていただきますと、三鷹市の場合、高齢者の免許証と引きかえに住基カードを無料で差し上げる、そういうふうに訂正させていただきます。  ただやはり、申請書を同封するというよりも、あるいは、料金がどうなるかまだわからないというよりも、もっと積極的に、...全文を見る
○大熊委員 ぜひ、いろいろな創意工夫を発揮していただいて、何かいいアイデアを出していただきたいというふうに望むところでございます。  続きまして、今回の法案では、自治体がICチップの空き容量を利用して独自のことをできるというふうなことが書いてございます。その場合に、総務大臣が定...全文を見る
○大熊委員 ちょっと、具体的に質問通告をしているわけではないのですが、そうしますと、それはいろいろな日本全国の自治体にかかわってくるわけでございまして、政府CIOの権限とどのように調整するか、要は、総務大臣がその基準を定めるわけなんですが、それは政府CIOの業務範囲ともかかわって...全文を見る
○大熊委員 ここの部分については、私どもとしてももう一度検討させていただきたいと思います。  時間もあと十分ぐらいとなってまいりましたので、山本大臣にいらっしゃっていただいているので、ちょっと質問の順番を変えさせていただきます。  例の特許庁のシステム開発の失敗の関係なんです...全文を見る
○大熊委員 まさに業務フローの見直しだと思うんですが、既にいただいている政府の開発スケジュールについて、この辺のところの中身ですね、システム開発にいつからいつまでかかるという非常に大ざっぱな話はいただいているんですが、業務フローの改革に、具体的にこういう部分にこのぐらいかかるとい...全文を見る
○大熊委員 ただ、今回のマイナンバー制度で、地方公共団体情報システム機構というのはいわばその心臓部に当たる部分かと思うんですね。そこの中に対して政府CIOが直接的な法律上の権限を持っていないというのが今確認されたんですが、ある意味ではちょっとびっくりをさせていただいたんですけれど...全文を見る
○大熊委員 これまでの成り立ちからしても、法体系上も非常に難しいのかなというのは承知しますが、このように国と地方を全部巻き込んだ、あるいは、今後民間企業も巻き込んだ制度になっていく場合に、やはり、全体を通じて何か法律上権限を持つ、そういう仕組みも今後検討する必要があるのではないか...全文を見る
04月15日第183回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第2号
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○大熊分科員 みんなの党の大熊利昭でございます。  本日は分科会ということで、ふだんお目にかかっていない分野の文科省関連のところということで、よろしくお願いをいたします。  まず一番目に、待機児童問題、待機児童対策ということで、私もこの辺のところはエキスパートではないものです...全文を見る
○大熊分科員 ありがとうございます。  そうしますと、逆にといいますか、例えば私の地元の東京都の中央区など、引き続き改善がないわけなのでございますが、なぜ、そういう自治体がある一方、だめなと言うと語弊がございますが、対策が進んでいない自治体があるのか。今の御説明でいうと、リーダ...全文を見る
○大熊分科員 確認も含めてなのですが、そうすると、はっきり申し上げて、成功していない自治体は優先順位を高く置いていない自治体であるファクターが大きいと最初に言われましたので、そういう理解をしてよろしいでしょうか。
○大熊分科員 そうするとやはり、第一は何かというふうに伺いたくなるわけでございますが、それに対しては、いや、それぞれの自治体でそれぞれの事情があるとお答えになるんだろうと思います。でも、それですと、国としてどういう状況なのかという分析がなされていないということになると思うので、あ...全文を見る
○大熊分科員 幾つかのうちの一つの土地の問題、既存の施設の有効活用ということで、私のような素人の発想なんですが、一方で、小学校なんかは、私の地元なんかでは、あきの小学校だったり教室だったりというのが結構あるんですが、この転用の可能性、あるいは転用を考えるとした場合の問題点、越えな...全文を見る
○大熊分科員 ありがとうございます。  ぜひ、中学なんかでも、小学校は結構あきがあると思いますので、具体的に一つでも二つでもいい事例がつくれないものかなというふうに思います。実際に施策としてつなげていくには、国、自治体の皆さん方の連携等いろいろな部分はあるんだろうと思いますが、...全文を見る
○大熊分科員 具体的に、例えば高校三年生の文科系の方の標準、ないし、まあまあできると言われるようなレベルの方で、表計算ソフトというのは高校を卒業した段階でどのぐらいできることが求められて、あるいは実際にどういう状況なんでしょうか。どの程度のことができるのでしょうか。
○大熊分科員 ということは、文科省さんとしてもなかなか把握はできていない、現場の先生なりというのも把握ができていない。  そもそも授業時間というのは、エクセルならエクセルのスキルについて、例えば高校二年なら二年で一週間にどのぐらいあるものなんでしょうか。
○大熊分科員 やはり私、門外漢ながら、僣越ながら、実務的な教育なのか数学そのものかというのを分けること自体がおかしいと思うんですよね。  例えば、数学を学ぶ、それと同時に、コンピューターを使ってグラフを描くなり分析をする、これはもうセット、今や、読み書きそろばんのそろばん、現代...全文を見る
○大熊分科員 あるいは、大学生の方の理科系については、例えば薬剤師さん系の学部については結構長期間のインターンの制度というのがあるみたいで、薬剤師の国家資格を取ればそのまま薬の関係の会社に就職するという、非常にスムーズな状況があるというふうには伺っておりますが、先ほど申し上げたと...全文を見る
○大熊分科員 大臣、ぜひよろしくお願いいたしたいと思います。  最後に、先ほどの東大の文科系の人たち、非常にできが悪いですから、こういう人たちは、もともとの能力はあるはずなのに、多分、プログラムがないからなんでしょうか、そういう人たちが金融機関に入っていくわけですから、日本の金...全文を見る
○大熊分科員 そういうことで、全てが犯罪とは限らないということなのかもしれませんが、ぜひ、そうでない場合、つまり犯罪だと考えられる場合について、特に、いじめ犯罪、常に犯罪という言葉が入ってくるということで、語感からそこが人々の間に、国民全員の間に広がっていく、そのような形で御検討...全文を見る
○大熊分科員 英検二級が受かるレベル、そういう切り方もあるのかもしれませんが、もっと具体的にわかりやすく、旅行に行っても不自由のないレベルとか、ビジネスの英語でのやりとり、交渉で問題のないレベルとか、それから、実は一番難しいのが日常会話だと思うんですが、これがほとんど不自由のない...全文を見る
○大熊分科員 ちょっと時間もなくなりましたので、ぜひ、もうちょっとわかりやすい、どういう場面で使える英語か、例えばこういうような議論ができるまでの英語とか、そういうような、もうちょっとリアル感を持った形でお示しいただければありがたいなというふうに感じておるところでございます。 ...全文を見る
○大熊分科員 まだまだこれは続けたいんですけれども、時間となりましたので、終わらせていただきます。  ありがとうございました。
04月24日第183回国会 衆議院 内閣委員会 第8号
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○大熊委員 お答えいたします。  基本的な考え方としましては、番号というものが入る、それを、ただ番号が入っただけではもちろんしようがないわけでございまして、どうやって使っていくんだと。  それは、国民の利便性の向上と、それから行政事務の効率化と運営の効率化ということなわけです...全文を見る
○大熊委員 みんなの党の大熊利昭でございます。  続きまして、私、今度は、政府案、原案に限定しまして、答弁席からこちらにまた、ふだんどおりといいますか、質問ということでさせていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。  審議の方も大分煮詰まってまいりましたが、こ...全文を見る
○大熊委員 この法案が衆議院を通過した、あるいは成立したという段階で、ぜひ、国民の皆さんへの具体的なアピールということで、これがこうなるんだよということをやはり全体をお示しすべきだと思います。  今の審議官のお話もそうだと思うんですが、まあ、いろいろこれからですというお話もあっ...全文を見る
○大熊委員 前回の質疑で、私、マイポータルについていろいろ申し上げたんですが、ここでは、本日はマイポータルに入るという前提で、今の向井審議官のお考えでもいいんですが、この年金について一番から九番まで、では、どれが全部オンラインで解決できそうなのか。二つ三つ、あるいは九つありますか...全文を見る
○大熊委員 三番以外、九つのうちの八つはオンラインでできるということを積極的にアピールしていかれれば、ああ、そんなに便利になるのかということにもつながるのではないかなと期待をさせていただきたいというふうに思います。  続きまして、やはりこのマイポータル関係の利用なんです。先ほど...全文を見る
○大熊委員 おっしゃるように、御指摘のとおり、やはり生体関係のものを使うということへの国民の抵抗感も当然予想されるところではございますが、お話しのように、選択制にすると、一方ではリーダーライターを買ってきてやらなきゃいけないよ、そうでなければ、生体認証を使ってそういったものを用意...全文を見る
○大熊委員 修正案のCIOの権限強化というところに結局のところはつながっていくのかなというふうに思って御質問させていただいているんですが、地方公共団体情報システム機構法の第一条の「目的」のところの最後の方に、「もって地方公共団体の行政事務の合理化及び住民の福祉の増進に寄与すること...全文を見る
○大熊委員 確認させていただいたんですが、その場合に、やはり疑問に思わざるを得ないのは、先ほど申し上げたとおり、政府全体、政府の行政機関の行政の効率化と地方公共団体の行政事務の合理化というのが必ずしも一〇〇%一致するとは限らないので、政府CIOの考え方と特定個人情報保護委員会の考...全文を見る
○大熊委員 今のお話の確認ですが、ある意味、ちょっと外の方から委員会は、法律上は、本部長もしくは政府CIOに対しても措置の実施を求めることができると。そういうふうなことでいきますと、やはり政府CIOよりもさらに上位といいますか、権限は強いものがこの特定個人情報保護委員会には与えら...全文を見る
○大熊委員 では、五十四条の一項によって内閣総理大臣が措置要求を求めて、一方で、レアケースなのかもしれませんが、万が一のときということも考えて、その措置要求に対して内閣総理大臣が何もしないという場合は、法律上はどうなるんでしょうか。内閣総理大臣はこの委員会に対してどのような、具体...全文を見る
○大熊委員 人事権ということで、権限を委員会に対して内閣総理大臣は持っているということで理解をさせていただきました。  最初に戻りまして、そごが出ることはまずないという審議官のお話なんですが、冒頭申し上げたとおり、地方公共団体情報システム機構法の目的に、地方公共団体の行政事務の...全文を見る
○大熊委員 代表者会議が財務についての権限を持っているとおっしゃった一方、第三十三条で、実は、会計、財務については省令事項だというふうに書いてあるんですが、ここは矛盾していないですかね。細かい財務の話とか会計の基準というお話を御答弁になるんでしょうが、先ほどおっしゃられた話ですと...全文を見る
○大熊委員 以前、どなたか、戦略は細部に宿るということをおっしゃった方もいらっしゃるかと思うんですが、この細かいところというのがどうしても気になるわけでございまして、具体的にこの第三十三条に書いてある、「機構の財務及び会計に関し必要な事項は、総務省令で定める。」の「必要な事項」と...全文を見る
○大熊委員 様式というと、具体的に言うと、民間の上場会社と同様の形式ということなんでしょうか。あるいは、国等の公会計の財務諸表の様式、そういうことなんでしょうか。
○大熊委員 済みません、細かいところをお伺いして申しわけないんですが、近いというところがやはり気になるわけでございます。  具体的に、では、東京証券取引所に上場しているような会社の有価証券報告書に載っているような財務諸表と同じもの、そういう様式だというふうに理解してよろしいでし...全文を見る
○大熊委員 やはり、情報公開という観点で、しっかりとした財務諸表の様式であることを希望させていただきます。  同様に、地方公共団体情報システム機構法の第四条の資本金の部分でございますが、資本金については地方公共団体が出資する、それ以外の者は出資できないというふうに法律に書いてあ...全文を見る
○大熊委員 具体的に、どの自治体が何%、筆頭株主は、出資者は誰になって、二番、三番はそれぞれ誰になって、何%になるんでしょうか。
○大熊委員 そうすると、今のお話でございますと、四十七都道府県は二百万円ずつ均等ということで、政令都市の方は幾らで、またこれも均等なのでしょうか。
○大熊委員 全て二百万円の均等で四十七都道府県と政令都市二十ということが今わかりました。  これはちょっと一般的な感想でございまして、出資割合が、大きい小さいがついていますとガバナンス的にはっきりするわけでございますが、例えば五〇%、五〇%のジョイントベンチャーというのは、大体...全文を見る
○大熊委員 と申しますと、逆に費用負担が均等ではなくなる可能性も十分にある、そういう理解でよろしいのでしょうか。  それと、続きまして、その関係でも一部関係するんですが、通常、民間会社等でやっているジョイントベンチャーの場合は、出資者間同士の契約、いわゆる株主間契約というのを必...全文を見る
○大熊委員 今回、修正案ということで、こちらは含まれてはおりませんが、先ほど申し上げたとおり、出資者が均等ですと、その後もめるというケースが、通常、多うございます。たくさんの何十もの関係自治体がいる中で、一者というんでしょうか、一団体とか二団体程度、非常に変わったことを言い出す方...全文を見る
○大熊委員 地方公共団体間での何十もの関係者間の議論を、しっかりと合意書のような形、契約書といいますか、そういった形で残しておくということが、後々のもめごとを起こさない、事前に防止するというガバナンス上の観点から大切なのではないかというふうに意見として申し上げたいと思います。 ...全文を見る
○大熊委員 天下りの議論をするときはいつも似たような議論になるわけでございますが、もう一度、この十五条の一号を見ていただきますと、現職の政府または地方公共団体の職員については欠格なわけですが、退職した者については書いていないわけでございます。あらかじめ、天下りと疑われるような事案...全文を見る
○大熊委員 一般的にも、人事権の行使といった場合は、任命するときもそうなんですが、やはり強い力かどうかというのは解任をするときに発揮できるかどうか、あるかどうかというところが問題なのであって、今申し上げた第十六条の三項という解任のときの規定、これについて理事長は権限を自分だけでは...全文を見る
○大熊委員 時間が参りましたのでこれで終わりますが、この費用の関係についてはいま少し機会を改めさせていただきたいと思います。  以上で失礼します。
○大熊委員 お答えいたします。  この部分については具体的に通告をいただいていなかったのでございますが、私どもも、みんなの党としましても、歳入庁設置については前向きに考えさせていただいているところでございまして、この給付つき税額控除とマイナンバー制度の関係とともに、歳入庁設置と...全文を見る
04月26日第183回国会 衆議院 内閣委員会 第9号
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○大熊委員 みんなの党の大熊利昭でございます。  本日は、お忙しい中、総理、お出ましいただきまして、まことにありがとうございます。  総理がお出ましということで、私もいろいろ大きな観点からお伺いしようというふうに思っていたところでございますが、前二委員にかなり重複した質問をし...全文を見る
○大熊委員 ありがとうございます。  まず最初に、公平な、あるいは公平な社会というふうに総理にお話しいただいたところに、大変私、力強いお言葉だなというふうに正直感じるところでございます。  と申しますのは、これは、ある意味では逆に残念というところもあるんですが、法律の条文のど...全文を見る
○大熊委員 ありがとうございます。  続きまして、もう一つ、これまでの審議でもたびたび出てまいりました情報漏えいの心配のところでございます。  これまでの内閣官房の皆様方の御説明等から、かなり情報管理についてはしっかりやる、具体的には、特定個人情報保護委員会にかなり強い権限を...全文を見る
○大熊委員 ありがとうございました。  具体的に通告ということでもないんですが、やはり情報漏えい、あるいは成り済ましのような事件を起こさせない、そういう動機づけをさせないためにも、一種の国民全体へのこの制度の広報、広報という意味は、この制度が便利になるんだよ、行政運営が効率化で...全文を見る
○大熊委員 ありがとうございました。  もう少し激しく対応させていただければよかったのかなというふうにも思いますが、いずれにしても、マスコミの皆さん、政府、我々も含めて広報をしていく必要があろうかというふうに思います。  最後に、これは午後の質疑で具体的にお伺いしようというふ...全文を見る
○大熊委員 ありがとうございました。  最後になりますが、この制度をぜひ利活用していって、日本の歴史に残るようないい制度が入ったなというふうになっていくように期待を申し上げまして、私の質問を終わらせていただきます。  ありがとうございました。
○大熊委員 たびたびでございます。みんなの党の大熊利昭でございます。  午前中の続きからというふうに、研修の話からと思っておったんですが、ただいま中丸委員の方から非常に重要な質疑があったものですから、通告をさせていただいている後ろから二つ目の、番号法の五十四条の関係から入らせて...全文を見る
○大熊委員 正直、条文そのものを読みますと、やはり費用の節減云々を図った上でとなっておりますので、この辺のところは、普通の理解とは、なかなか理解しにくいお話なのかなというふうに思った次第でございます。  その続きでございますが、例えば、システムの合理化そして効率化、あるいは費用...全文を見る
○大熊委員 ありがとうございました。  なかなか個別論となると難しいということで、結局はこの三条委員会、特定個人情報保護委員会の方にかなりの重責がかかってくるということで、この委員会の運営そのものが、この制度がうまくいくのかどうかの大きな鍵の一つになってくるのかなというふうに理...全文を見る
○大熊委員 ありがとうございました。  次に、一方、各府省で行う研修プログラムと、この委員会が啓発で考える政府を通ずるプログラムとの違いあるいは関係、これについて御説明いただければというふうに思います。
○大熊委員 一方、国の機関以外の地方自治体については、委員会ではなくて、総務大臣あるいは総務省がいろいろとプログラムを企画立案する、こういうことでよろしいのでしょうか。
○大熊委員 自治体については、総務省さんがいろいろとお考えになられるということ。  そうしますと、結局のところは、ITリテラシーの研修ということを全体で捉えると、やはり政府全体を通ずるような、そういう話になるというふうに想定をいたします。これが正しい認識かどうかということ。 ...全文を見る
○大熊委員 ありがとうございました。  一言、今、具体的にCIOの業務ということで挙げていただきましたわけですが、CIOの業務、抽象的に、IT基本法の二十六条ですか、書かれているわけでございますが、より具体的にポジティブリスト的に書かれた方が、より明確にわかりやすかったのかなと...全文を見る
○大熊委員 ありがとうございました。  まさに、今の副大臣の御答弁、これまでいろいろと出てまいりましたITの部分以外の行政事務の効率化、これは、今の話ですと地方自治体の方でございますが、IT以外の部分の行政事務の業務フローの整理、これがなされることが前提だというふうに考えるとこ...全文を見る
○大熊委員 最初から確かに収益を目的とするということではないのかもしれませんが、この番号カードとこのシステムが普及をどんどんしていくということであれば、当然、手数料がたくさん入ってくるわけでございますから、やはり、意気込みとしても、この法人がもうかっていくという方がいいんだという...全文を見る
○大熊委員 もちろん、国も地方自治体も財政は厳しいんですが、この機構だけは厳しくなくなるのではないかというふうな想定で御質問させていただいておるわけなんですが、今局長がお話しになっておられました、そもそも国からの手数料の認可基準なんですが、これは普通に考えますと、支払う者が認可を...全文を見る
○大熊委員 正直申しまして、かなりわかりにくいお話でございます。  それでは、一件の情報提供の価値が幾らになるんだという具体的な算出方法については、現時点ではなかなか難しい、総合的に判断してということは、具体的にはちょっとまだ算出あるいは算出式というものは存在しないんだ、こうい...全文を見る
○大熊委員 具体的に、それでは、現在提供されている手数料の額が一つの基準になる、そういう理解をさせていただきました。ありがとうございました。  続きまして、この承継するもととなる、今もお話にあった地方自治情報センター、この二十四年三月末の基本財産というのが五億三千万円でございま...全文を見る
○大熊委員 確認いたしますが、そうすると、純資産は五・三億円、こういうことでよろしいのでしょうか。いわゆる企業会計で言う剰余金のような形で計上されて、出資金ではないけれども、純資産には五・三億円入っている、こういうことでよろしいでしょうか。
○大熊委員 まだまだ、ちょっと細かいのは残るんですが、時間となりましたので、これで終わらせていただきます。ありがとうございました。
05月10日第183回国会 衆議院 内閣委員会 第11号
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○大熊委員 みんなの党の大熊利昭でございます。  本日は、公務員制度改革について稲田大臣にお尋ねを申し上げます。  まず、総論でございますが、これまでも、第二次安倍政権下で、総理あるいは稲田大臣が、国際的な大競争時代への変化を捉えて改革を進めるということを御発言されておられま...全文を見る
○大熊委員 具体的に、そうしますと、基本法の第二条四号、これと同じことを言っていらっしゃるということでよろしかったでしょうか。
○大熊委員 同じ趣旨ということであれば、では、五年間たった追加的な検討事項には含まれない、こういう理解をさせていただきます。  したがって、そうすると、この五年間については、これまでの改革の成果を踏まえてという、ここの部分についてだけがかかってくる、こういうふうな理解をいたしま...全文を見る
○大熊委員 この通常国会で公務員改革の関連法案をなぜ出さないんですかという話は前回もいろいろとやらせていただきました。ちょっときょうはここは時間の関係で飛ばします。  そうすると、単純にといいますか、基本法の延長ですね。五年ということで、この夏前に、ほぼ、余り具体的には何もでき...全文を見る
○大熊委員 大臣、大変申しわけないんですが、本部の事務局がなくなるんじゃなくて、本部がなくなって、かつ事務局もなくなるんです。  事務局は、百歩譲って、どこかほかの行革の事務局と一緒になるということもあるのかもしれませんが、そもそも本部がなくなるということなので、先般のマイナン...全文を見る
○大熊委員 であれば、そもそも何で本部が置かれたのか。本部がなくてもできるというんだったら、なぜ本部が置かれたのか、そこの点がちょっと論理的に整合しないんですが。  そしてまた、具体的に、本部がない状態で、公務員制度改革以外のといいますか、通常の行政としては総務省の人事・恩給局...全文を見る
○大熊委員 基本法には、いろいろな、プログラム法ですから、五年間、三年間で措置すると書いてありますが、本部は、総合的かつ集中的に公務員改革を推進するんだと、五年とは十三条には書いてないんですね。ここには期限は書いてないんですよ。大臣、今、五年間でとおっしゃいましたが、そういうこと...全文を見る
○大熊委員 引き継ぐということは、すなわち、改革の成果の一つだと認識され、そして自公政権でも引き継ぐんだ、こういう理解でよろしいでしょうか。
○大熊委員 この民主党政権時代の退職管理基本方針について、当時の内閣委員会で自民党の委員の皆さん方はどのような質疑、姿勢で臨んでいらっしゃったか、大臣、お答えいただければと思います。
○大熊委員 批判的な質問をした議員もいたじゃなくて、全員批判的に質問しているんですよ。  例えばこちらにいらっしゃる委員長、当時の強力野党の自民党の委員長がこういうことを言っている。「今回の法案では、政務調査官を置いて、政務三役をサポートすることになっています。しかし、一方で、...全文を見る
○大熊委員 いや、それは運用の問題じゃないでしょう。であれば、野党自民党時代、その運用の問題で云々という発言は誰一人、誰もいないですよ。そもそもの制度の問題じゃないですか、これは。
○大熊委員 同じ事例で恐縮なんですが、当時の平井委員は、窓際ポストで年収が一千三百万から千四百万ですよ、首を振られるけれども、では年収は幾らなんですか、七百万ですか、五百万ですかということなんですよね。では、今度同じ表現で、七百万にするんですか、五百万にするんですか。そういう運用...全文を見る
○大熊委員 お読みになっていないということで、私が申し上げますよ。そのつながりは、要するに専門スタッフというのは、幹部から外れた人を、天下りのかわりに役所内部で処遇するための窓際ポストなんですよねと。これはもう断定ですから。それで、窓際ポストだけれども年収は一千三百万から千四百万...全文を見る
○大熊委員 時間も大分なくなりましたが、これは、みんなの党は公務員いじめをしているわけじゃなくて、むしろやる気のある若手官僚を応援しようということで、霞が関の若手の公務員の皆さんが一番この問題に対していろいろ不満を持っているんですよ。  私どもも、公務員人件費のカットとか、そう...全文を見る
○大熊委員 渡辺喜美大臣時代、これは平成二十年ですから、これは全然違いますよ。通常の専門スタッフ職の話であって、退職管理基本方針における専門スタッフの話とは全然違いますので、渡辺喜美も、私、今、当時のブログを持っておりますが、全然認めていないですから、そこだけちょっと訂正させてい...全文を見る
05月16日第183回国会 衆議院 経済産業委員会内閣委員会財務金融委員会消費者問題に関する特別委員会連合審査会 第1号
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○大熊委員 みんなの党の大熊利昭でございます。  内閣委員会から唯一質問をさせていただきます。よろしくお願いいたします。  私も時間が短いので、どんどん質問に入らせていただきたいと思います。  まず、この法案によって具体的に毎年どのぐらいの効果が、この法律のあるなしによって...全文を見る
○大熊委員 一方で、投入する予算、国費はどのぐらいでしょうか。
○大熊委員 少なくとも、合わせて二十五億ぐらいのお金が入るんですが、でもその効果はわからない。しかも、定量的に評価するのが難しいというならまだしも、先ほど、定量的に評価する意味がないとおっしゃったんでしょうか、そういうものではないというふうな答弁、これはおかしいと思いますが、改め...全文を見る
○大熊委員 この法律の名前は、適正な転嫁の確保と書いてあるんです。金額そのものじゃないですか。それはおかしいのではないでしょうか。
○大熊委員 改めて申し上げますが、かかる固定費、お金ははっきりしている、効果の方は金額的にはわからない、これはおかしいというふうに指摘をさせていただいて、次に参ります。あと数分でございます。  この法案の効果のうち、既存の独禁法、下請法等で法的にあるいは実効的にカバーできない点...全文を見る
○大熊委員 大臣お話しのとおり、いろいろな省で対応できるということは、表現は悪いですが、ばらばらに対応し得る、そういうことになりませんか。
○大熊委員 根拠法がそれぞれ別々で、役所も別々ということは、これはばらばらというふうに通常は意味するんじゃないでしょうか。
○大熊委員 どうしてでしょうか。
○大熊委員 そうしますと、一元的に対応する、そういうことでよろしいんでしょうか。それと、そのガイドラインは、いろいろな法律を合わせて、そのいろいろな法律に基づいて一元的なガイドラインになる、こういう理解でよろしいんでしょうか。
○大熊委員 それが、私の理解では、あるいは一般的な、普通の人の理解では、ばらばらなのではないかというふうに考えるところなんです。  もうあと数分でございまして、森大臣がいらっしゃるので、ちょっと最後の質問に飛ばさせていただきます。  これまでも何回か議論が出ています、セールの...全文を見る
○大熊委員 新年度の三%セール実施中と書いて、例えば、括弧消費税還元セールという表示は法律で禁止されております、こういう立て看板を、あるいはチラシでやった場合、消費者は当然、法律で禁止されていますと書いても、これは三%引いてくれるんだな、こういうふうに思うわけなんです。  これ...全文を見る
○大熊委員 申し上げたように、これが全体表示なんですよ。  あと一分なので、続けて、民間事業者さんというのは、私も議員になる前はずっと民間で働いておりましたが、抜け道、悪い言い方をするといろいろ工夫をするわけで、悪い方の考え方かもしれませんが、消費税還元セールと銘打つと法律違反...全文を見る
○大熊委員 時間が参りましたので終わりますが、この法律はほとんど意味がない、定量的にもわからない、意味がないということで、私はわかりましたので、終わりにさせていただきます。  ありがとうございました。
05月16日第183回国会 参議院 内閣委員会 第6号
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○衆議院議員(大熊利昭君) ただいま議題となりました両法律案の衆議院における修正部分につきまして、御説明申し上げます。  まず、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律案の衆議院における修正部分について申し上げます。  第一に、この法律の目的として、...全文を見る
05月17日第183回国会 衆議院 内閣委員会 第12号
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○大熊委員 みんなの党の大熊利昭でございます。本日もよろしくお願いいたします。  今般のPFIに関係します民間資金等活用事業推進機構、これを仮にPFI機構というふうに呼ばせていただきますと、このPFI機構と、それから、二月に審議をして、私ども反対しましたが、この場で可決をしまし...全文を見る
○大熊委員 おっしゃるとおりだと思います。  私も金融機関時代、ファンドのビジネスにかかわっておりましたが、要するにファンドというのは、二月のときの質疑でも申し上げましたが、対象先はいろいろなものがあるわけでございまして、その対象先によって何々ファンド、例えばヘッジファンドとか...全文を見る
○大熊委員 ベトナム等に顧客が行ってしまって国内需要が縮小する、これは二十三年五月からわずか二年弱の間。これは急激に起こったわけではなくて、二十三年五月の時点からわかっていた、あるいは予見できた、知っていたかは別にして、知り得る、そういう状況だったんじゃないでしょうか。
○大熊委員 はるかに超えるということなんですが、PFI機構でもプロが入る、先ほどの質疑でも出てまいりました。企業再生支援機構でもプロが入っていらっしゃったはずなのですが、プロの予見をはるかに超える、いわゆる想定外というんでしょうか、このはるかに超えるということを証明していただけま...全文を見る
○大熊委員 当初の出資決定のときに、そのような、はるかに超える事態、想定する事態はこうだという注釈がついて投資委員会の決定がなされたんでしょうか。  というのは、今後もPFI機構で、これはプロが入ると言われますが、そういうPFI機構において、各案件、どういう案件が来るのか、空港...全文を見る
○大熊委員 済みません、今のお話は全く残念ながら適切じゃないと思うのは、伊藤忠プラスチックスが入っているわけですから。これは、事業スポンサーで、エクイティーをここがとっているわけですから。民間と一緒に入っているわけです。今のお答えでは、コロナ工業と何も変わっていない、こういうお答...全文を見る
○大熊委員 これも、全く申しわけないですが、全くおわかりになっていない。全くと言うと失礼になりますが。  再生ファンドも、収益が上がっていない事業にスポンサー事業とエクイティーを出すんじゃないんですよ。要するに、民再かければ、会社更生でもいいですけれども、貸し金が、ローンが相当...全文を見る
○大熊委員 これでちょっと次に行きたいと思うんですが、その前に、コロナ工業についての責任のとり方はどういうふうになるんでしょうか。PFI機構のもとで今後投資する案件で、失敗した場合の責任のとり方とも共通してくると思いますので、お願いいたします。
○大熊委員 私が質問させていただいたのは、責任のとり方はどうされるんですかということで、今後のスポンサーの話を伺っているわけじゃないので、よろしくお願いします。
○大熊委員 通常、ファンドというと、責任をとる主体は誰かというと、そのファンドの投資先に行ったマネジメントはもちろんなんですが、そうじゃないんですよ。ファンドの人なんですよ。  つまり、地域経済活性化支援機構の投資委員会において、支援委員会と言ったんでしょうか、要は本質的には投...全文を見る
○大熊委員 つまり、責任は追加的にはない、そういう御答弁でしょうか。
○大熊委員 つまり、法律のもとで責任を問われない、そういう法律になっていた、そういうことで理解してよろしいでしょうね。
○大熊委員 地域活性化支援機構の関係の法律の責任のとり方は書いていない、法的には問われないということが今初めて明らかになったわけでございます。  では、今回のPFI改正法においての責任、これは条文上、法律上はどういうことなんでしょうか。やはり前と同じように、追加的な責任は法律的...全文を見る
○大熊委員 確認なんですが、これから議論をする、きょう法律を採決しようというときに、これから議論しよう、そういうことなんでしょうか。
○大熊委員 それは当たり前のことでございまして、前工程はそのとおりなんです。投資した後、失敗したときにどうなんですかというふうに再三お伺いしているわけなんですが。
○大熊委員 これはおかしいです。実際、コロナ工業という失敗事例が出ているんですよ。この答弁では全く納得いきませんが。
○大熊委員 責任のとり方がやはりないということだというふうに理解しますし、今の御答弁、では、再生ファンドは海外にないか。たくさんありますよ。それはおかしい話であって、今の話では到底納得がいかないんですが、もう一回改めて、責任のとり方ですね、失敗したときにどうするのか。  では、...全文を見る
○大熊委員 LPにGPのマネジメントはお金を入れますよね、一%ぐらい。それが責任なんですよ。私、答えを申し上げちゃいました。  それが飛ぶということで、要するに、百億、何かの事業に突っ込む、一億入れるんですよ、そのマネジメントが。このケースだと、地域経済活性化支援機構の取締役と...全文を見る
○大熊委員 官民ファンドだから、違うから責任はとらなくてもいいんだというふうに聞こえたんですが、逆じゃないでしょうか。官が入るから、税金ですから、より責任を、純粋な民間ファンドよりももっと厳しくとるような仕組みを、これから議論するんじゃなくて、法律に、きっちり条文に、まあ附則でも...全文を見る
○大熊委員 責任は重いですよね。責任をとるのは、国の関係の方、つまり、皆様、官僚、あるいは大臣も含め、特別職の方も含めて、そういう方が責任をとらなきゃいけないんですよ、お金で。そういう仕組みになっていますかというふうなお尋ねです。
○大熊委員 そもそも、本日の段階でできていないことが大問題ですというのをまず指摘させていただく。先ほど、それは共通の理解をしていただいたようにも感じるところなんですが。  その上で、より国の方の責任を、これからなのかもしれませんが、これについては明確に、例えば国家公務員の国賠の...全文を見る
○大熊委員 では、ようやくPFIの本論に入りたいと思うんですけれども、あと十五分ぐらいですか。  民主党政権の最後の方で、これは私のいただいた資料なんですけれども、平成二十四年十一月三十日付で、「PFI事業の案件形成に重点的に取り組む分野について」という紙が出ているかと思うんで...全文を見る
○大熊委員 ちょっとはっきりお答えいただいていないんです。  では、具体的に、まず、PFIは本来税金を投入することのないケース、これが理想だということでよろしいですよね。
○大熊委員 それでは、先ほどと同じ例で、対象事業のリスク量を百とすると、民間から六十しか集まらない、残り四十は国が出す、簡単に言うと、今回の改正はそういうスキームだ、これを主眼にしている、追加的に、こういう理解でよろしいでしょうか。
○大熊委員 だけではないということは、それ以外のものは純粋に民間でできるんだということももしかしたら若干あるぞというような理解をさせていただきました。  残念ながらそうじゃないケース、つまり、民間だけのリスクでは六十にとどまってしまうぞというときに、それを知るプロセスですね。例...全文を見る
○大熊委員 簡単に言うと、では、Aという民間企業が六十というリスクだ、残り四十をどうするかについて、Bという金融機関なり、あるいはゼネコンさん系でも、ノンバンクでも、ファンドの会社でも、何でもいいですね、十行けると。それで七十来た。それでまたC社に行った、また五来た、七十五まで来...全文を見る
○大熊委員 同じ話なんですが、この法律が採決だという段階でこれからというのが本当におかしいんじゃないかなというふうに思うんですね。  というのは、悪く考えると、民間というのはモラルハザードを起こしやすいんですよ。足りないところは国が出してくれるのかと。では、いろいろ回るんじゃな...全文を見る
○大熊委員 なので、機構の方が一生懸命営業すれば、働けば働くほどモラルハザードがきく仕組みにこの法律はなっているという問題点があるんです。今政府の方でもお認めいただいたように、非常に危険なそういうものを内在した法律だということを指摘させていただきたいというふうに思います。  そ...全文を見る
○大熊委員 ありがとうございました。  私どもも、冒頭に申し上げたような純粋なPFI、税金が投入されないPFI、これを目指していく、それについては大賛成で、実は、今回、修正案をお出しする時間がなかったということもあり、別途の、私どもなりにいい案があるんですが、これは本日の審議じ...全文を見る
○大熊委員 PFI事業そのものを成立させるために国費を入れるのかという観点と共通するところもあるんですが、民間インフラファンドを育てるために国費を入れるかという観点で、今、後者の方でお伺いしたわけなんです。イギリスの事例はその対象ではないというふうに理解をしました。  では、例...全文を見る
○大熊委員 時間があと二分ぐらいかなということなので、すっ飛ばして最後に参ります。  PFI機構、官民ファンド、これに対する金融庁による検査、監督ですね。  通常の民間のファンドですと、金融商品取引法上、一任ということですと、そのアドバイス、助言の会社に認可ということが必要に...全文を見る
○大熊委員 明快な御答弁、ありがとうございました。  驚くと思うんですよね。これは、事実上ファンドですから。先ほどからのお話、官民ファンドですから。ここだけですよ。  普通の民間のファンドというのは、金融庁は結構厳しく検査するんです。しっかりやっておられるんです、金融庁は。こ...全文を見る
○大熊委員 金融庁は検査しないということで、官民ファンドは検査しない。民間ファンドは厳しくやる。これは、イコールフッティングの観点からして、やはりおかしいんじゃないでしょうか。もう一度お願いいたします。
○大熊委員 専門性と言われますけれども、投資一任だって、あれは専門的なファンドマネジャーを置く、それのもとで認可を与えるわけですから、その御答弁はおかしいと思いますが、いかがでしょうか。
○大熊委員 表現は悪いですが、まさに縦割りそのものだというふうに理解をさせていただきまして、時間が参りましたので終わらせていただきます。  以上です。
05月21日第183回国会 参議院 内閣委員会 第7号
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○衆議院議員(大熊利昭君) お答えをさせていただきます。  このマイナンバー制度は、これまで議論ございますように、番号を付与するということだけでは不十分でございまして、この番号をいかに利活用していくのかというところが重要だろうというふうに考えておりまして、税と社会保障分野での利...全文を見る
05月22日第183回国会 衆議院 内閣委員会 第13号
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○大熊委員 みんなの党の大熊利昭でございます。本日もよろしくお願いをいたします。  まずは、官民ファンド関係につきましてお伺いをさせていただきます。  この内閣委員会におきましても、二月の地域経済活性化支援機構の関係の官民ファンドと以前の企業再生支援機構、それと先週のいわゆる...全文を見る
○大熊委員 今お伺いしました完了した十三件、これはいわゆるエグジットが完了したということなのかなというふうに思いましたが、この十三件の全体としての投資収益率、いわゆるIRR、これは何%だったんでしょうか。
○大熊委員 こちらにいらっしゃる委員の皆様方も、あるいは大臣の皆様方も、通常、何か投資商品を買うと、自分の投資したものが全体としてどうなっているのかというのは大変気になるところなんですね。ところが、今明らかになったように、いわゆる官民ファンドというのは、投資したものが全体としてど...全文を見る
○大熊委員 やはりこちらについても全体としての数字は把握していない、わからないということでございまして、通常考えている常識からすると、かなりかけ離れた現状になっているのではないかなというふうに思わざるを得ないわけでございます。  念のためお伺いしますが、純資産は簿価を上回ってい...全文を見る
○大熊委員 評価の物差しそのものについても、通常、こういういわゆる再生ファンド系、広く言うとバイアウトファンド系というのは企業価値の算定をやるわけでございまして、単純な純資産、あるいは上場していたら、きょう千円だったら、千円掛ける発行済み株式数、企業価値ですと純有利子負債を足すわ...全文を見る
○大熊委員 ありがとうございました。  今の最初の事例を踏まえて、昨今、報道ベースで承知したんですが、官邸に、官民ファンド総括アドバイザリー委員会、こういったものを設置するという報道があるわけなんですが、これについて、官房長官、このとおりなのかどうか、どういったことをおやりにな...全文を見る
○大熊委員 ありがとうございました。  ただ、先週のPFI機構の法案のときにもこの場で質疑させていただいたんですが、本来は、各官民ファンドの関係する法律の中に埋め込んでおく必要があるんだろう。  例えば、そうしなかったがゆえに、今、最初の質疑で申し上げたとおり、地域経済活性化...全文を見る
○大熊委員 先ほど官房長官の方から、横串を刺すというお話がございました。一方で、民間ファンドに対するチェック、検査の専門家といえば、我が国はやはり金融庁、これが民間ファンドの検査を法律に基づいてやっているわけでございます。この官民ファンド総括アドバイザリー委員会の中に、金融庁のそ...全文を見る
○大熊委員 ちょっと安心をいたしました。  というのは、先週の金曜日、この場での質疑で、先ほどのPFI機構の官民ファンドについて、この予定されている官民ファンドに対して金融庁の検査は入らないんですかと聞いたら、入りませんと。普通の民間ファンドは金融庁が検査しているのに、何で官民...全文を見る
○大熊委員 ちょっと時間が押してまいりましたので、それでは続きまして、公務員改革の方の関係に移らせていただきたいと思います。  まず、公務員制度のあり方に関する意見交換会についてお伺いしたいと思うんですが、以前から議論のあるとおり、この交換会での議論を踏まえて、速やかに公務員改...全文を見る
○大熊委員 時間の流れの速くなっておる昨今でございますから、それはいつ出される予定なのかについて、もう何年も先ということじゃないんだろうと思うので、いつごろなのかについてお答えいただきたいと思います。
○大熊委員 早急にということで、もうここ一カ月以内とか、そういうふうな理解をして可能なんでしょうか。
○大熊委員 すぐれたスタッフの方がたくさんいらっしゃるわけですから、今国会中にぜひ、いい内容のものを出していただきたいというふうには思うところでございます。  この意見交換会の中身にちょっと移らせていただきますと、まず第一回目の二月二十二日なんですが、これは前回通告をして、時間...全文を見る
○大熊委員 現実、やはり天下りがしにくくなったのでこういう意見が出てきていて、その後、それにどう手当てするかということで退職管理基本方針というものが生まれてきたというふうにとるのが自然だろうと思うんです。  あと三分ということで、第六回、つい先日、おとといの幹部人事の一元管理、...全文を見る
○大熊委員 後で、後日、恐らく議事録がアップされると思うので、それで確認をさせていただきますが、それでは、確たること、つまり議事録がないので確たることではないかもしれませんが、自民党さんが野党時代にみんなの党と一緒に出した幹部公務員法の議論、これがすっぽり抜け落ちているものという...全文を見る
○大熊委員 いろいろな法案が出て、それぞれ内容が違うから検討されているという冒頭の話と今の答弁は矛盾しているんじゃないかなと思いますが。  まずこの点を指摘させていただきつつ、やはり後ほど議事録で確認させていただきますが、この重要な幹部公務員法の議論、これが、前回、民間から来た...全文を見る
○大熊委員 与党になった自民党さんは変わったんだ、公務員改革、後退したんだということのないよう、ぜひお願いしたいというふうに申し上げて、終わりたいと思います。  以上です。
○大熊委員 みんなの党の大熊利昭でございます。  たびたび、よろしくお願いをいたします。  これまでの議論にも出てまいりましたが、いろいろな特区がある、あるいはできようとしているという中で、今回の総合特区法改正案の外枠でございますが、先ほど来の国家戦略特区につきまして、一言大...全文を見る
○大熊委員 私どもみんなの党も、いわゆる三本の矢のうちの一本目と三本目、これについては同様の政策を掲げておりますので、ぜひ、この三本目にかかわる国家戦略特区、トップダウンも含めてお願いしたいというふうに考えているところでございます。  さて、通告をさせていただいております個別の...全文を見る
○大熊委員 総合特区であっても場合によっては全国展開もし得る、そういう大臣の貴重なお話をいただいたというふうに御了解をさせていただきました。  次に、この総合特区法、かつての、平成二十三年五月十三日、この時点での附帯決議の五番目で、「グローバル企業等の誘致を推進すること。」とい...全文を見る
○大熊委員 一般的な表現で、把握していないということはゼロ件、そういう理解でよろしいのかということと、二年前にさかのぼって、五年間五十社ということは平均的に言うと一年十社ペース、二年間ゼロということは残りの三年で五十、一気に後半加速する、こういう理解でよろしいでしょうか。
○大熊委員 むしろ正直に教えていただいた方が、別に、何か追及するということでやっているわけじゃございませんので。  企業が登記されれば登記簿等で確認できるわけでございまして、国家権力をもってして把握できないというのはちょっと合点が、得心がいかないんですが、もう一度お願いしたいと...全文を見る
○大熊委員 ぜひお願いしたいというふうに申し上げると同時に、これは本当にお願いしたいというふうに考えるんですね。やはり、この政策を導入した、法律も二年前に通した、その政策効果の測定一つとってもできていないことになるわけでございますから、行政の効率化という観点からも、本当にぜひお願...全文を見る
○大熊委員 ありがとうございます。  今言われた、中央省庁の方が入っていらっしゃる、これは内閣府あるいは内閣官房の方のみが入っていらっしゃるのか、あるいは、それぞれの案件ごと、担当の例えば経済産業省とか厚生労働省とか、そちらの方も入っていらっしゃるのか。それはどちらなんでしょう...全文を見る
○大熊委員 ありがとうございます。  これも先ほど来議論になっておるように、内閣府さんというのは、特区側のアドバイザー的な、そういう立ち位置で参加していらっしゃるし、そういうふうにあるべきではないかなというふうに私も考えるところでございます。  続きまして、残念ながらといいま...全文を見る
○大熊委員 敵という表現は穏当じゃないんですが、交渉先は、中央官庁とともに、そういった外部の団体というふうな、これが一番ハードルが高い案件だというふうにまず総括をする、こういう理解でよろしいでしょうか。
○大熊委員 もう一つ、同じ外国人弁護士の具体例で恐縮なんですが、この事務局の方からいただいたペーパーですと、内閣府整理コメントということで、「実現に向けて「相当の経験年数」」を、要するに、実務経験三年を特区の方は二年にしてくれという話でございますね。この「「相当の経験年数」につき...全文を見る
○大熊委員 私ごときの考えで恐縮なんですが、ここにも書いてございますように、では、二年でどういうような実害が出たのか。実害というのは、認められていないから、ないのかもしれないですけれども、仮にやってみて、二年で実害が出たらその後の事後規制、そういう行政の考え方でどうかという、それ...全文を見る
○大熊委員 ぜひ頑張っていただきたいというふうに思います。  さて、この改正案の四つの事項に戻りますが、一番最初の、国有財産法の特例の部分、いわゆる私のしごと館のお話でございます。  かつて、国会の議論で、この私のしごと館について随分と議論があったようでございますが、この私の...全文を見る
○大熊委員 ありがとうございました。  間接的なメリットは、ないことはないということだろうと理解しました。  続きまして、同じ、私のしごと館関連なんですが、総合特区法ということで来ているということは、全国になかなか広げたくないといいますか、広げるのはどうかという、そういう観点...全文を見る
○大熊委員 この部分は痛しかゆしで、どんどん譲与ができてしまうとなると、好ましくないものをつくって、だめになったら譲与がどんどんできるということに、出口がどんどんできてしまう、これもよくないだろうというふうには承知いたします。  やはり、私のしごと館の案件については、そもそも論...全文を見る
○大熊委員 そうしますと、海上運送法の特例、このケースについては、今の御説明ですと、特区、この地域だけじゃなくて、全国展開も比較的考えやすい事例だというふうに考えて差し支えないでしょうか。
○大熊委員 東京ですと、私も東京なわけですが、お台場等でいろいろな展示会があるということを想定しているんだろうと思いますが、東京以外でも恐らく類似の展示会などが行われるということだろうと思いますので、そういう点からも、全国展開というのは比較的容易なんじゃないかな、考えやすいんじゃ...全文を見る
○大熊委員 国交省さんとしては、ほかの地域から要望もないのに、そういうことができるよというふうなことというのはおっしゃりにくいんだろうというふうには思うんですが、逆にといいますか、一方、内閣府さんでは、東京でこういうことができるのであれば、ほかの地域でもできるよというようなアピー...全文を見る
○大熊委員 ぜひ、民間企業でいえば営業だと思いますので、内閣府さんにしっかりやっていただきたいというふうに思います。  そして、このケースの最後の点でございますが、可能な対象先というのが、国際会議等ということなんでしょうか、片仮名で、MICEというんですかね、ミーティングとかイ...全文を見る
○大熊委員 ちょっと細かいところで恐縮なんですが、船に乗るお客さんが、その後、会議場、室内に入る、これはオーケー、外でみんなで集まる、これはだめというのは、ちょっと論理的には、船に乗る乗客という観点からすると同じだろうと思うので、よくわからないのですが、そういう法令になっている、...全文を見る
○大熊委員 会場の中に入らなくてもいい、そういうことでございますね。  続きまして、酒税法の特例に参りたいと思うんですが、そもそも論の、最低製造数量基準ですか、これが今日まであるその理由、背景あるいは目的について簡単にお知らせいただければと思います。
○大熊委員 前段のところは、普通、民間企業であれば、採算がとれないものをわざわざやるということはないだろう、短期的にやったとしても、中長期的には淘汰されていく、なくなっていくというふうに思うのが一点。  それから、税務当局による実態の把握が困難というところでございますが、これは...全文を見る
○大熊委員 この酒税法の特例、水産物はワカメというふうに伺ったんですけれども、随分いろいろな広がりがある、全国展開に近い部分がある、そういう理解でよろしいでしょうか。
○大熊委員 構造特区と重なる事例だというふうに理解をして、本日、時間の配分を間違えまして、終了ということでございますので、終わらせていただきます。  ありがとうございました。
05月24日第183回国会 衆議院 内閣委員会 第14号
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○大熊委員 みんなの党の大熊利昭でございます。  ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明いたします。  その趣旨は案文に尽きておりますので、案文を朗読いたします。     総合特別区域法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)...全文を見る
05月28日第183回国会 衆議院 議院運営委員会 第31号
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○大熊委員 みんなの党の大熊利昭でございます。よろしくお願いいたします。  まず、先ほど来出ておりますが、国家公務員制度改革の関連でございます。  国家公務員改革の進展に伴って、恐らくは、人事院の役割だとか人事官の役割というのは変わっていくのではなかろうかというふうに想定され...全文を見る
○大熊委員 中央人事行政機関として内閣の方でやる方、それはそれでいいと思うんですが、人事院の方として、具体的に、こう変えるべきだ、変わるべきだというところは何かございますでしょうか。
○大熊委員 公務員改革とは必ずしも関連性はなくてもいいんですが、人事院そのものの改革について、何かお考えはありますか。  例えば、入間に入間研修所というところがあって、多分行かれたことはないと思うんですが、大変広大な土地があって、ほとんど使っていない野球場とか体育館とかテニスコ...全文を見る
○大熊委員 それでは、組織の中で提案をなさっていかれる意気込みであると、そういうふうに理解してよろしいでしょうか。
○大熊委員 それでは、ちょっと毛色が変わりますが、私も、議員になる前、随分たくさん転職をしてまいったんですが、通常、転職をするという場合は、入りたい会社に履歴書を送ったりしてというのが最初のアプローチなんですが、どういういきさつでこの人事官の候補というお話が来たのか。多分、履歴書...全文を見る
○大熊委員 一宮参考人、大変すばらしい御経歴をお持ちなわけで、一宮参考人そのものが云々ということじゃなくて、仕組みとして、例えば、こういったポストの機会を公募に付して、内外で、いろいろな人事の、行政なり民間企業の人事関係の経験の人を公募によって選別していって候補にしていくという、...全文を見る
○大熊委員 前の、公明党の大口先生の御質問で、TOEFLの、英語の試験の関係で、幹部候補の採用についてはというふうに参考人はおっしゃったんですけれども、この意味についてお伺いしたいのです。
○大熊委員 すばらしい経歴の方に、僣越ながら、現在の採用なり試験というのは、幹部候補としての採用、これは法律上やっちゃいけないことになっておりまして、いわゆるキャリア制度の弊害ということでございますので、そういったことをぜひ、キャリア制度、法律上の根拠はなかったわけでございます、...全文を見る
○大熊委員 みんなの党の大熊利昭でございます。  重複するところもあろうかと思いますが、お許しいただければと思います。  まず、柳参考人のこれまでの経験を踏まえて、具体的に、どのようにこの検査官のお仕事に生かされていこうと考えられているか、教えていただければと思います。
○大熊委員 なぜこの検査官のお仕事をされたいのかというのを伺おうと思ったんですが、それは、今答えられたことと同様のお答えというふうに考えてよろしいでしょうか。
○大熊委員 仮に、実際の現場に立たれた場合に、これまで研究なさっていらっしゃった理論と実際の現場、実務が大きく異なったというふうに認識されたときに、理論の方を実務にすり寄せていくのか、逆なのか、その辺の基本的なお考えをお伺いできればと思います。
○大熊委員 ありがとうございます。  具体的に、私、会計検査院さんの方からいただいていますこの「会計検査のあらまし」、二十三年度の決算検査報告、この中で、柳参考人が一番印象的、あるいは注目をした、あるいはしているという事例、もしありましたら教えていただければということと、それと...全文を見る
○大熊委員 ありがとうございます。  そうしますと、例えば、言われたニュータウンの事例、実際に塩漬けになっているものを動かしていくような政策的なあるいは行政への働きかけ、これについて何かお考え等があれば、教えていただければと思います。
○大熊委員 この決算検査報告の中ではないんですが、これからの事例になってくるかと思うんですが、昨今、いわゆる官民ファンドと言われるスキームがたくさん出てきておりまして、私が所属しております内閣委員会でも二件の官民ファンドが、法律、成立したわけなんですが、実は、それぞれの根拠法とな...全文を見る
○大熊委員 ぜひお願いしたいのですね。  一言つけ加えさせていただきますと、内閣府の官民ファンドの担当の部局では、投資収益率などの数字で管理していないというふうに答弁しているので、そういったことも含めて、定量的な検査等をしっかりやっていただきたいなというふうに考えているところで...全文を見る
○大熊委員 ありがとうございました。
05月29日第183回国会 衆議院 内閣委員会 第15号
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○大熊委員 みんなの党の大熊利昭でございます。本日もよろしくお願いいたします。  私の方もこれまでの議論と重複するところがあろうかと思いますが、御容赦いただきたいと思います。  まず、先ほど来もございます障害者の権利条約とこの法律の関係でございますが、条約で要請されている事項...全文を見る
○大熊委員 条約に向けては不十分な点はないんだ、そういう認識をさせていただいたところでございます。  次に、先ほどもありましたが、この法律の施行期日が三年先である理由、これは、周知等に時間がかかる、こういう御説明だったというふうに理解をいたしますが、それでは、その周知等に当たっ...全文を見る
○大熊委員 例えば、仮に秋までに何件ぐらい意見を聞いて、それに基づいて基本的な方針を年末までにつくってとか、そういうようなスケジュール感というのは、工程表という具体的な、しっかりした、閣議決定をするようなものじゃなくても結構なんですが、大体のスケジュール感というのはどんな感じなん...全文を見る
○大熊委員 その指針の策定の日程が未定だということなんですが、策定の日程は、では、大体いつごろわかる、できる、その日程に基づいて指針そのものができていくんだろうと思いますが、日程の、今言われた未定だというのが解消するのは大体いつごろなんでしょうか。
○大熊委員 通常、スケジュールとか予定表というのは、最初にばっちり立てていても、大体そのとおりにならないわけでございます。今の御答弁を伺っていますと、最初から、ちょっとなかなか具体的にはスケジュールはわかりませんという御答弁なので、これではいわゆるロケットスタートにならないおそれ...全文を見る
○大熊委員 条約については三年を待たずに締結が可能という理解をさせていただきました。こちらの方もスピーディーにやられた方がよろしいのかなというふうに理解をさせていただきます。  続きまして、条文に沿って具体的に幾つかお尋ねをさせていただきたいと思います。  六条関係でございま...全文を見る
○大熊委員 同じ六条の四項のところなんですが、「内閣総理大臣は、基本方針の案を作成しようとするときは、あらかじめ、障害者その他の関係者の意見を反映させるために必要な措置を講ずるとともに、障害者政策委員会の意見を聴かなければならない。」ということで、この意見を聞いた場合の反映の程度...全文を見る
○大熊委員 法律そのものには書き込みがたい、書くことが難しいんでしょうが、基本的な精神としては、この意見というのを尊重し、なるべく反映していくんだ、そういうような姿勢というふうに理解してよろしいでしょうか。一言お願いします。
○大熊委員 その点、確認をさせていただきました。  続きまして、七条あるいは八条の方の関係でございます。  まず、七条で「不当な差別的取扱い」というふうな書きぶりでございますが、この部分で、「不当な」というのが入っている。つまり、「不当な」のない「差別的取扱い」ではなくて、「...全文を見る
○大熊委員 そういう限定規定を置いているということで理解をさせていただいたところなんですが、確認も含めて、七条の括弧書きのところについては、行政機関等における障害を理由とする不当な差別の禁止ではなく、ここは「不当な」が消えているんですが、この辺についてはどのように理解をすればよろ...全文を見る
○大熊委員 条文上の話なんですが、全体をくくるので、括弧書きのところは「不当な」を外している、そういうことだと理解をいたしました。  続きまして、同じ七条の二項の、今おっしゃられた部分の関係でございますが、二項のところ、後ろから二行目ですね、「社会的障壁の除去の実施」、こういう...全文を見る
○大熊委員 そのように書き分けているといいますか、ある程度の限定をかけている、そういう理解をさせていただきました。  続きまして、同様の部分なんですが、障害者の性別、年齢及び障害の程度に応じてというような書きぶりになっておりますが、一方で、先ほどの権利条約の方では、障害のある女...全文を見る
○大熊委員 例えば、ここのところに追加の条項をつくって、特に女子や子供についてはという、そういった規定を追加する、あるいは政府内の検討の中で追加していたけれどもおっこっちゃったとか、そういう経緯があるんでしょうか、ないんでしょうか。
○大熊委員 改めて、障害のある女子、障害のある児童について、ここの法律の中で特出しを書く必要はなかったのか。法律の以降でというようなお話なんですが、法律の中で書き込む必要は不要と判断して政府はこういう案を出してきたわけなんですが、不要だというふうに認識された理由、この辺のところを...全文を見る
○大熊委員 趣旨は入っているということで理解をさせていただきましたが、条文上はっきり書いた方がよろしいのかなというふうには意見を申し上げておきます。  続きまして、先ほど来出てまいりました事業者への努力義務のところなんですが、「負担が過重でないとき」というような書きぶりになって...全文を見る
○大熊委員 私も議員になる前にいろいろな民間企業で働いていたわけなんですが、そもそもの発想として、こういった障害による差別を解消するための企業としてのいろいろな措置、これが単なるコストなんだ、負担なんだ、こういう発想を転換すべきだろうと。それは、精神条項として、そういうふうにした...全文を見る
○大熊委員 ぜひ、企業に対して、コストという観点ばかりではなくて、そういった前向きの観点でいろいろ環境づくりを政府としてやっていただきたいということを強く期待をさせていただきます。  関連しまして、十五条の啓発関係なんですが、例えば、本日現在、現に起きている事柄としまして、ネッ...全文を見る
○大熊委員 事務方の皆さんとも事前に議論をさせていただいたところなんですが、これは個人じゃなくて、そういったサービスを提供しているプロバイダーに対して、そういう不適切なリツイート等、これは努力義務にも反しているのではないかということで、極端に言うと削除依頼ということですね。こうい...全文を見る
○大熊委員 あくまでも努力義務として、こちらの内閣府さんの障害者の御担当の部局の方で音頭をとっていただいて、企業努力の一環でそういうことも、措置というのは難しいかもしれませんが、何らかの仕組みを検討していただけるというふうなことを期待させていただきます。  あと二、三分でござい...全文を見る
○大熊委員 当事者の秘密保持の問題は重要なんですが、ぜひ、非常に限定された状況だと思いますが、実名を含めた不適切な事業者の情報、この公開をやると、先ほどの企業の努力義務、これが非常に生きてくると思いますので、その辺を十分に御検討いただければというふうに思いまして、終わりたいと思い...全文を見る
05月31日第183回国会 衆議院 内閣委員会 第16号
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○大熊委員 みんなの党の大熊利昭でございます。  本日は、よろしくお願いいたします。  まず、私の方では、前半、金融、経済関係のお尋ねを官房長官にさせていただきたいと思います。  いわゆるアベノミクスのもとでの金融緩和におきまして、長期金利の上昇そのもの、これは予想されたこ...全文を見る
○大熊委員 そうしましたら、官房長官ではなくて、国債の、債券の発行体の御担当ということで財務省の方でも結構なんですが、発行体としては、当然、金利の管理ということになろうかと思うわけでございます。その金融緩和による長期金利の影響ですね。これは方向性として、もちろん、水準がこのぐらい...全文を見る
○大熊委員 私も以前、金融機関で働いておりましたのですが、まさに今おっしゃられたような、一概にコメントできないということそのものが、やはり不安をあおる。  したがって、上がるか下がるかという御質問をさせていただいたのですが、変動率が大きくなるんですね、いわゆるボラティリティーと...全文を見る
○大熊委員 私が思いますには、大胆な異次元の金融緩和を行う際に、同時に、一時的に変動率は上がるけれども、これは次第におさまっていくんだということをもし同時に発表していれば、マーケット参加者とすれば、それは先を越されたことになるわけでございますから、これほどの大きな変動にはならなか...全文を見る
○大熊委員 私の理解では、政府と日銀は一体で、ある種、非常に強力な政策をやっていく、この一体感というのが大事だと思う。今のお話ですと、これは日銀の所管だから、こういうコメントなんですけれども、これではちょっと一体感というものがどうなのかなというふうに疑念を持たざるを得ないわけでご...全文を見る
○大熊委員 それでは、発行体として、金利の管理ですね、仮に、今後、長期金利が、どんどんかどうかはわかりませんが、変動しながら上がっていくという場合に、例えば民間の金融機関、ゆうちょ銀行を民間と言えるかどうか、初めとして、非常に大きな金利リスクを持っているわけでございますが、同時に...全文を見る
○大熊委員 金利リスクを管理する方法は、要するに持続可能な財政構造の確保、こういうふうに理解をさせていただきましたが、御確認も含めて、それでよろしいでしょうか。
○大熊委員 そうしましたら、現時点で持続可能な財政構造になっているかどうか、この点、一言お願いいたします。
○大熊委員 今後の課題ということで、現時点ではということですが、ぜひお願いしたいと思うんです。  やはり、私どもとしましては、金融緩和、これはみんなの党も同じ政策で考えているところなんですが、三本目の矢も、これからということも含めて、ここについても私どもとしてはもっと大胆なこと...全文を見る
○大熊委員 財政ファイナンスと見られないような運営をぜひお願いしたいというふうに思います。  金融関係、最後でございますが、仮にアベノミクスが成功し、消費者物価二%の上昇という目標が達成された時点を想定した場合の長期金利の予想水準の幅ですね、どのぐらいかというのは言えないという...全文を見る
○大熊委員 それは、おっしゃる部分はそのとおりの部分もあるんですが、やはり冒頭申し上げたとおり、この幅なりを示さないと、マーケットの参加者というのは余計に疑心暗鬼が増大してまいりまして、余計に変動率そのものの増大をもたらす、そういう傾向にございますので、やはり本日ではなくても、大...全文を見る
○大熊委員 何も示さないと、また変動率がどんと増大するという懸念が引き続き残るという意見を申し上げて、金融関係はこれで終わりにしたいと思います。  残りの時間で、公務員制度改革の関係をお尋ねさせていただきます。  公務員改革の基本法の五条に、「幹部職員を対象とした新たな制度」...全文を見る
○大熊委員 基本法にはもちろんそう書いてあるんですが、具体的なこの新たな制度というのはどのようなものなのか、お考えになっていらっしゃるかについて、お答えいただきたいと思います。
○大熊委員 先週の質疑で、甘利法案だけじゃなくていろいろな法案について検討されていると。その中で、かつてみんなの党と野党時代の自民党さんで一緒に出された幹部公務員法も当然含まれている、もちろん、過去の出された法案の検討、検証ということでございますから、検討の対象に入っているのは当...全文を見る
○大熊委員 先ほども質疑に出ました中間整理のところでございますが、ここで、三のところ、「本日以降、アドバイザーを交えた意見交換会を継続するとともに、併せて、甘利法案について、」というふうに限定がかかっているんですが、これは、甘利法案を含む、つまり幹部公務員法も含むというふうに何で...全文を見る
○大熊委員 そうすると、この「中間整理に当たって」については、甘利法案というのに限定されている理由は特にない、そういう理解でよろしいですか。
○大熊委員 たびたび、総理大臣も、あるいは稲田大臣も総理のお言葉を引用されて、国際的な大競争時代を捉えて、そういう御発言がございますね。であれば、そのためには、当然いろいろな国といろいろな意味で競争ということになるわけでございますから、公務員バッシング、官僚バッシングではなくて、...全文を見る
○大熊委員 ありがとうございます。  今大臣が言われたことが幹部公務員法の肝なんです。何と書いてあるかというと、内閣との一体性の確保にも配慮し採用と書いてあるんですね。今大臣が言われたことこそが、幹部公務員法の、政治任用という言葉を使われましたが、政治任用という具体的な表現じゃ...全文を見る
○大熊委員 普通の人に、あるいは普通の会社で人事をやっている人に、この説明で誰もわからないと思います。  実際、では、事務次官は全部最高位になっちゃうんじゃないですか。二段階で全部上になっちゃうんじゃないですか。全部上位の評価になっちゃうんじゃないですか。これは、普通の職員から...全文を見る
○大熊委員 時間が参りましたので。  これはやはり、事務次官でも普通の職員と同じような評価基準でやらないと、能力実績主義の徹底にならないし、基本法に違反している、そういうふうに申し上げて、終わりたいと思います。  以上です。
06月05日第183回国会 衆議院 内閣委員会 第17号
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○大熊委員 みんなの党の大熊利昭でございます。本日もよろしくお願いをいたします。  順番を変えて、大臣が戻られてからラウンドアバウトのことをお伺いしようと思っておりましたが、まず最初、通告の順番どおり、お伺いしたいと思います。  第九十条でのいわゆる「一定の病気等」という部分...全文を見る
○大熊委員 そうしますと、例えば「発作により意識障害又は運動障害をもたらす病気」という規定、法律第九十条第一項第一号のロですか、その中に再発性の失神というのがございまして、これは、この調査室の説明によりますと、「脳全体の虚血により一過性の意識障害をもたらす病気」というふうに書いて...全文を見る
○大熊委員 そうしますと、この基準というのは、今御説明があった当該政令ということでよろしいのかどうかということと、それから、脳全体についてのみ政令の中では定められているので、一部分ということになると該当はしないという理解でよろしいかどうかの御確認をお願いいたします。
○大熊委員 病気、どの程度の範囲、医学的に厳密に定められるのか、ある程度幅を持った規定なのか、考え方だけでも結構なんですが。  要するに、今、細かい議論、全体的な議論、ごちゃまぜにして申しわけないのですが、脳全体なのか、一部分なのか。全体とした場合、一部分の出血が全体に広がった...全文を見る
○大熊委員 医師の診断については、ちょっとまた後ほど違うところでお伺いしたいと思います。  大臣が戻られたので、ラウンドアバウトの方から、ちょっと質問が切れるんですが、順番を変えさせていただいてお伺いしたいと思います。  あくまでも建設的にという点で、一方でリスクをしっかりと...全文を見る
○大熊委員 大臣は恐らく運転がお上手なんだろうと思います。私はなかなか、一週間、十日ぐらいでしょうか、最後の二、三日はようやくちょっとなれてきたんですが。  特に、ロンドン郊外ぐらいならいいんですが、もっとさらに田舎と言うと語弊があるんでしょうか、ほとんど交通量のないところに行...全文を見る
○大熊委員 冒頭のとおり、あくまでも建設的にリスクを御指摘という観点で続けさせていただきたいんですが、先ほどの質疑の中で、ラウンドの中は徐行だと。それはそういうことに当然するわけなんですが、ところが、ドライバーの心理として、自分がラウンドに入っている、左前方に直進車がとまっている...全文を見る
○大熊委員 しっかり後段の部分については取り締まりの方をお願いいたします。  もう一つ、リスクの関係でございますが、ラウンドアバウトの真ん中の工作物、ここについての制限ですね。  具体的に申しますと、真ん中の、中心部の工作物のところに、何でもいいんですが、交通安全という大きな...全文を見る
○大熊委員 わかりました。ぜひ安全対策、考え得るリスクに対していろいろな対応をとった上で、ラウンドアバウトが適切に日本にも導入されていくということを期待させていただきます。  それではもとに戻りまして、冒頭の質問の続きでございますが、法律の百一条の六の関係なんですが、免許を受け...全文を見る
○大熊委員 お医者さんの方で公安委員会の方に求める、そういう理解をさせていただきました。  続きまして、先ほど来も出ました届け出を行うべき場合等を定めた自主的なガイドラインについてなんですけれども、これを作成する主体は医師団体に限られる、こういう理解でよろしいでしょうか。
○大熊委員 ここで言う医師団体、例えばお医者さんが何人か集まって、では、法律も改正されたし、このための団体をNPO等でつくろう、設立しようということで、そういう団体が方々でできてしまう。では、それは全部それでいいですかという、要はガイドラインをつくる団体の基準ですね、そういったも...全文を見る
○大熊委員 医師会等以外に、自主的につくった団体が違うガイドラインをつくってしまうということも考え方としてはあり得る、そういうことなんでしょうか。
○大熊委員 改めて確認なんですが、学会でも、学会の中でいろいろな会派というんですか派閥というんですか、わかりませんが、ある場合がありますよね。学会としての意見以外に、何人かお医者さんが集まってということでも、それは一種のオルタナティブというんでしょうか、そういうガイドラインとして...全文を見る
○大熊委員 はっきりわからないんですが、しかるべく定めるというのは、一つだけに定まるとは限らなくて、複数定まる場合もあるんですが、複数定まる場合、しかも、わかりませんが、相当違うガイドラインが書かれている場合、これについて法令的な基準がないと先ほどおっしゃったんでしょうか。その場...全文を見る
○大熊委員 もちろん私もそのように期待はしますが、期待どおりに必ずしも事が運ばない場合もあり得るということでお伺いをしているわけでございます。  期待どおりにならない場合には、何か法的な要件があるわけじゃないということで、それを阻止する、つまり、違うものが出てきたもの、それに対...全文を見る
○大熊委員 わかりました。確認をさせていただきました。  続きまして、お医者さんから公安委員会へ、先ほどの、一定の病気等ということで届け出るという、この届け出そのものの正しさ、あるいはその確認の方法なり主体なりというところについてお伺いしたいんです。  間違った診察のもとに届...全文を見る
○大熊委員 わかりました。  続きまして、今度は逆にといいますか、例えば、ある運送会社があるとして、運転手さん、ドライバーさんを雇用しています、その使用者、運送会社の経営者がドライバーさんに対して一定の病気等ではないということの書面を徴取する、そういうことは可能なんでしょうか、...全文を見る
○大熊委員 基本的にはそうだろうと思いますが、運転免許を使った業務の場合について、ちょっと特殊性があるのではないかなというような気もいたしますが、現状では今お話しになったとおりだということで了解をいたしました。  続きまして、あと二、三分なんですけれども、今回改正の法律によって...全文を見る
○大熊委員 ありがとうございました。  時間となりましたので、以上で終了させていただきます。ありがとうございました。
10月30日第185回国会 衆議院 国家安全保障に関する特別委員会 第3号
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○大熊委員 みんなの党の大熊利昭でございます。  本日は、二十分間おつき合いをお願い申し上げます。  まず、一般論でございますが、今般のような制度設計は、本来の適切な運用が仮になされなくなる場合でもたえられるようにする必要があるのではないかというふうに考えておりますが、官房長...全文を見る
○大熊委員 ありがとうございます。  恐縮ながら、もう少し突っ込ませていただきます。  先般、御党の石破幹事長が、この場で、予算委員会でお話しになっておられました。まともな政府ばかり続くことができるとは限らないんだというお話があったかと思うんですね。私も全く同感でございます。...全文を見る
○大熊委員 ありがとうございます。  それでは、つながりもあるんですが、少し各論に入らせていただきたいと思うんです。  まず、いわゆる総理補佐官、内閣法第二十一条における総理補佐官のところで条文上明記されております進言と、また、総理の命を受けての意見の具申とある、この意見の具...全文を見る
○大熊委員 それは、国家安全保障会議設置法においても同じ意味でしょうか。
○大熊委員 総理の許可があればというのは第二条には書いていないんですが、いかがでしょう。
○大熊委員 実は、私が問題としようとしているのは第二条の方でございまして、こちらには、総理大臣の命を受けて、必要に応じ内閣総理大臣に対し意見を述べるとなっておりません。つまりは、内閣総理大臣の命を受けてというのがないわけでございます。これは進言という意味にとってよろしいでしょうか...全文を見る
○大熊委員 お答えいただけていないので、総理補佐官の話は終わっておりまして、第二条に移っているわけでございますね。「会議は、」という、この主語に対することをお伺いしているわけでございます。
○大熊委員 そうしますと、進言という表現ではないですが、能動的な対応だ、こういう理解で正しいでしょうか。
○大熊委員 時間が二十分しかないので、済みません、私の方から答えのようなものを言ってしまって恐縮なんですが、何を懸念しているかというと、冒頭、官房長官にお尋ねしました、現在の自公政権のことを申し上げているわけでは決してございませんで、仮に将来、何十年か後か十年後かわかりませんが、...全文を見る
○大熊委員 しかしながら、先日の防衛大臣の答弁ですと、グレーゾーンについては、平素から四大臣会合を定期的に、機動的に開催しまして、戦略的な観点から基本的な方向性を示していく、そういうふうに述べておられるんです。  これは、決定事項というか、方向性を示すというのは、現行法の諮問を...全文を見る
○大熊委員 次の問いとも今のところは関係するんですが、もちろん、内閣としての意思決定、これは閣議決定ということなんですが、要は、閣議決定がないもの、要らないもので、せんだって防衛大臣が答弁された、四大臣会議でもって基本的な方向を示すんだということ、あるいは外務大臣もこの四大臣会議...全文を見る
○大熊委員 そうすると、その線引きが何かというのがますますわからなくなるわけでございますね、行政事務をできるということでございますから。  その線引き、あるいはその線引きをするための思想、基本的な考え方、これは一体何なんだろうかというのを、それでは官房長官にお伺いします。
○大熊委員 そこのところ、決まっているというふうにおっしゃいましたが、具体的に条文なり何か、特定秘密保護法関係ですと別表というようなことで、あれも曖昧だというようないろいろな議論はありますけれども、整理したものが、書面で、書いたもので、まあ答弁が信用できないということは決して申し...全文を見る
○大熊委員 冒頭のリスクの懸念は、そうじゃないもの、それでできるもの、閣議決定なくできる事項というのは一体何だろうか。  閣議決定、それは明らかだ、割と簡単だと思います。まさにグレーゾーンといいますか、防衛上のグレーゾーンというよりは、この問題でのまさにグレーゾーンが一番問題だ...全文を見る
○大熊委員 ですから、冒頭申し上げた、まともな政府ができるとは限らないという前提が、全部、全ての質問にかかっているわけでございます。官房長官、笑っておられる。そういうまともな、今の自公政権、余り褒めてもあれですが、まともな自公政権ばかりとは限らないわけです。そのとき、法制上どうな...全文を見る
○大熊委員 制度設計、法制上の措置を諦めちゃいけないと私は信じておりまして、だから、冒頭申し上げたように、法制上の措置では、大臣おっしゃるように一〇〇%は防げませんよ、だけれども、最善の努力をすることは必要なんじゃないかというふうに思って伺っておるわけでございます。  そうなる...全文を見る
○大熊委員 事務方の答弁でもそういうことになると思いますので、ありがとうございました。  残り一分で、残った国家戦略スタッフとの関係をちょっとだけお伺いしたいんですが、公務員改革の基本法で、国家戦略スタッフを置く、総理を補佐する職として置くというふうに書いてございますが、今回の...全文を見る
11月06日第185回国会 衆議院 内閣委員会 第2号
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○大熊委員 みんなの党の大熊利昭でございます。  通常国会に引き続きまして、どうぞよろしくお願いをいたします。  最初に官房長官にお伺いしたいと思っているところでございますが、偶然といいますか、ただいまの松田委員ともかなり重なる部分、情報セキュリティー関係の観点でございます。...全文を見る
○大熊委員 確認なんですが、別の場所に物理的に同じサーバーを別途置いているというのは、私が承知している範囲では財務省だけというふうに承知しているんですが、ほかの府省では持っていないというふうに承知しているんですが、そういう理解で正しいでしょうか。
○大熊委員 そういった意気込みは大変結構だと思うんですが、具体的に私の質問は、財務省以外はお持ちになっていないんですねというのは、ちょっと事実関係だけ確認したいということなんです。
○大熊委員 そうしますと、残りの府省というのは多分十二府省ということになるんでしょうか。どういう実施計画、三年以内に全部そろえるのか、その辺について何かございませんでしょうか。計画はありますか。
○大熊委員 この瞬間、サーバーが飛んでしまう可能性というのはゼロではございませんので、これは早急に整備した方がよろしいのかなということをまず指摘させていただきます。  類似の点でございますが、内閣委員会でエストニアに参りましたときに、デジタルアーカイブズ、この設備、体制、非常に...全文を見る
○大熊委員 一刻も早く、世界最先端の体制に我が国もなれるようにぜひお願いしたいというふうに強く期待をしております。  続きまして、これは通常国会でも長官に、あるいは大臣にお伺いしたんですが、いわゆる官民ファンドのその後の進捗状況、モニタリング体制を含めた、アドバイザリー委員会の...全文を見る
○大熊委員 個別には、PFIのファンドの関係、後で甘利大臣にお伺いしようとは思いますが、全体観としまして、官民ファンド総括アドバイザリー委員会、議事録は、最後に議事要旨が出ている五月二十日の部分を拝見しているところでございますが、政策目的に応じた投資案件の選定、選択が適切に行われ...全文を見る
○大熊委員 そうすると、地域活性化の官民ファンドについても、投資案件名、そして投資実績、それから時価がどうなっているか、この辺が公開される、そしてまた、こういった内閣委員会の場で議論できる、こういう理解でよろしいですね。
○大熊委員 重ねてでございますが、公開をされるという認識で間違いないというふうに承知いたしますが、それでよろしいですね。
○大熊委員 正直にお答えいただきました。だからこそ、私、先ほど申し上げました、透明性を持って公開されているかということと矛盾するんですね。  ちょっと時間もあれなので、きょうは、この点はこのあたりにさせていただきます。  古屋国家公安委員長にお伺いしたいと思うんですが、厳しい...全文を見る
○大熊委員 繰り返して恐縮ですが、やはり私としては、積極的な平和主義ということになりますとテロのリスクが高まるというふうに思いますので、ぜひ、防ぐという観点から、先ほど拉致の話も出ましたが、事が起こってからではなくて、その前に防ぐ、そういう観点から、ぜひきっちりとよろしくお願いし...全文を見る
○大熊委員 そういった一般的な御答弁かと思うんですが、民間のファンドであればこういった利益相反のものは金融庁は認可されないはずで、私も金融業界出身でございまして、ファンドの運営もやっておりました。こういったファンドを例えば金融庁に持ち込んだら、もうその場で門前払いを食らうのではな...全文を見る
○大熊委員 今の御答弁はよくわからなかったのですが、あと一分しかないので、また機会を見てお伺いさせていただきます。  最後に、済みません、稲田大臣に来ていただいていますので、公務員改革について。  自民党の中で調整に大変御苦労されているというのは漏れ伝わってきておりますが、一...全文を見る
○大熊委員 ありがとうございます。  四年前の甘利法案と比べても、ちょっと法文を見せていただくと、大分後退しているように思いますので、ひとつよろしくお願いをします。  ありがとうございました。
11月08日第185回国会 衆議院 本会議 第9号
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○大熊利昭君 みんなの党の大熊利昭です。  私は、みんなの党を代表して、ただいま議題となりました国家戦略特区法案について質問をします。(拍手)  本法案の目的は、我が国を取り巻く国際経済環境の変化その他の経済社会情勢の変化に対応して、我が国の経済社会の活力の向上及び持続的発展...全文を見る
11月13日第185回国会 衆議院 内閣委員会 第4号
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○大熊委員 みんなの党の大熊利昭でございます。  本日は、四十分間よろしくお願いを申し上げます。  本会議に引き続きまして、本件、おつき合いをお願いいたします。  さて、最初に、ちょっと通告させていただいた順番を変えさせていただくんですが、これはまず、新藤大臣への応援という...全文を見る
○大熊委員 ありがとうございました。  引き続き、縦割りということにならないように、ぎりぎりの線でひとつこちら側に来ていただいて、よろしくお願いをいたします。  さて、本論に入らせていただきます。  まず、総論的なところでございまして、甘利大臣にお伺いしたいと思っているんで...全文を見る
○大熊委員 ありがとうございました。  まさに今大臣がおっしゃられた自動車の自動走行関係の事柄、私も議員連盟の会に出席をさせていただいて、大変日本の得意分野を伸ばす技術、単に技術ということだけじゃなくて、都市計画まで全部入ったようなシステムとしても非常に広いポテンシャルを持った...全文を見る
○大熊委員 ありがとうございます。  この分野、もう一言させていただきます。  私、その議連に出たときにちょっとびっくりしたのは、警察、それから経産省もありました。それから、総務省は無線関係がありました。国交省に至っては局が二つ出てきました。ばらばらじゃないんでしょうけれども...全文を見る
○大熊委員 ありがとうございました。  続きまして、本会議のときにも申し上げて、総理から御答弁もいただいた社外取締役の活用の件でございます。  総理の方から、社外取締役の活用を促進するための措置というふうな答弁をいただいているわけでございますが、社外取締役を法律で義務づけると...全文を見る
○大熊委員 結局のところは、法律で義務づけないというお話なんですね。  これは、例えば、ある調査によりますと、東証一部の企業で社外取締役が取締役会に占める割合、二人以上の社外取締役を導入している企業というのは全体の二八%だ、アジア・コーポレート・ガバナンス協会というところが推奨...全文を見る
○大熊委員 激しく対立しているというのは、投資家サイドの方と経営者団体、ここが激しく対立しているということなんでしょうかね。そうであれば、余り激しく対立している意味はないですよね。  というのは、まあ意味はあるんですけれども、こういうことをやろうというのは、要は、株主側の議論に...全文を見る
○大熊委員 ちょっと、時間が半分ぐらい来てしまいましたので、この問題はまた機会を見てやらせていただきたいと思います。  次に参りまして、利子補給制度、これも本会議で申し上げましたが、ワーキンググループの議論以外に、政府として利子補給制度が有効であると判断したという総理の答弁がご...全文を見る
○大熊委員 これまでの、特に経済産業省さんなんかがやっているベンチャー支援の制度の中では、いろいろ見たんですが、人材育成とか、融資そのものを行うとか、あるいは株の出資に対する損金算入とかはあったんですが、利子補給というのはなかった。  結局、前の総合特区の制度の中でこれがあり、...全文を見る
○大熊委員 逆に、出資分、こちらについての支援。  要は、ベンチャー向けということになりますと、結局、ベンチャーですからハイリスク・ハイリターンなわけでございまして、資金調達、私も金融業界出身なので、こういう理屈で申し上げて申しわけないんですが、やはり出資、株で調達をすることが...全文を見る
○大熊委員 税制ということじゃなくて、出資に関する措置というのはあるのかないのかというところをちょっと教えていただきたいと思います。
○大熊委員 先ほど申し上げたとおり、ベンチャーなんですが、そこがまずあって、そして貸し付けのところで利子補給というなら、論理というんですかね、それが立つんですけれども、ちょっとそこがよくわからないというか、バランスを欠いているのではないかなと。  では、もう一つ聞きます。  ...全文を見る
○大熊委員 ちょっとその辺がアンバランスなんじゃないかなと。前回のPFIのようなものにメザニンで、こっちにはメザニンがないというのは、逆なんじゃないかなと、正直、制度設計として、思うんですね。その辺、もう少しバランスのいい資金調達、そういった制度設計にしていただいた方がよかったの...全文を見る
○大熊委員 ぜひ、サプライズを与えるような、そういった上方修正を両大臣にお願いしたいというふうに思います。  そして、残り十分ぐらいでございまして、各省の皆様が来ていらっしゃるので、ちょっと各論、少し飛ばす形になって恐縮でございますが、冒頭のとおり、本来は内閣府の皆さんに全部答...全文を見る
○大熊委員 ごめんなさい、していません。
○大熊委員 それでは、具体的に通告している部分で申し上げますと、信用保証を適用する場合、金融機関の融資審査と信用保証協会の保証審査、これが同じものかどうか。信用保証協会が提示している現行の保証料に幾ら上乗せするか。要するに、これはデリバティブのプライシングですね。これはどうやって...全文を見る
○大熊委員 要は、本会議のときもそうだったんですが、これから制度設計をすると。これからプライシングの手法を勉強するということは大変心もとないということで考えています。冒頭のとおり、融資そのものとデリバティブ、これは違いますので、非常に心配だなと本会議で申し上げたとおり、要は、最終...全文を見る
○大熊委員 外資系かどうかは別として、いわゆるプロフェッショナルあるいはスーパープロフェッショナルの人たちというのは、こういったエグゼンプション的な制度がないがゆえに、一種、逆に無法地帯になっていて、逆に守られていない、そういう私の実感も含めて、あるんですけれども、こういった観点...全文を見る
○大熊委員 それでは、そちらの方はまた議論の進捗を期待したいと思うんですが、最後の二、三分で、学校の関係でございます。公設民営の学校の関係でございます。  現状でも既に株式会社の学校、通信制の学校なんかはあると思うんですが、今回、この法律で書かれております、あるいは、手法につい...全文を見る
○大熊委員 ちょっとわかりやすく一言で、あと一分ぐらいでございまして、民間の知恵ということが先ほどの議論でもあったんですけれども、今回の法律にある、この規定の学校というのは、同じ民間の知恵でもどういう違いを出したいのかというのを、ちょっと最後に一言お願いしたいんですけれども。
○大熊委員 また続きは機会を改めてと思います。ありがとうございました。
11月14日第185回国会 衆議院 内閣委員会 第5号
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○大熊委員 みんなの党の大熊利昭と申します。よろしくお願いをいたします。  まず、山口参考人及び皆様方にお伺いしたいんですが、山口参考人の方から、今回の国家戦略特区、強いものをより強くする、そういう発想があるんだということで、主に大都市向けの事柄ではないだろうかという御発言があ...全文を見る
○大熊委員 ありがとうございます。  今ほど原参考人の方からも出ました、私、本会議の方でも、経営者の新陳代謝という大変失礼な言い方をしてしまいましたが、非常に重要な点だと思っておりまして、今般のこの法律には社外取締役の問題というのは触れていない、別途検討されているのかとは思うん...全文を見る
○大熊委員 二段重ねの戦法ということですね。また別途、法律の方も期待しながら推移を見守りたいと思います。  続きまして、逆の観点なんですが、なぜ入ってしまったのかという部分で、本会議でも申し上げたんですが、利子補給、これは、八田座長のペーパーを私もちょっとネット上で拝見をさせて...全文を見る
○大熊委員 同じ利子補給の点、原参考人と八代参考人にも御意見をお伺いしたいと思います。
○大熊委員 ありがとうございました。  続きまして、ちょっと興味深いなと思って、初めてこのリストを拝見したのが、八田参考人の重点十五項目の検討結果という紙でございますが、このうち一つだけバツがついている「地方議会(被選挙権)」という問題なんですが、これは直接、産業競争力の強化と...全文を見る
○大熊委員 はい。以上で終わります。ありがとうございました。
11月15日第185回国会 衆議院 内閣委員会 第6号
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○大熊委員 みんなの党の大熊利昭でございます。本日もよろしくお願いを申し上げます。  まず最初に、質問でもあり、御提案でもある部分なんですが、先日来の質疑の継続でもある社外取締役、これは、なぜこだわっているかと申しますと、今回の法律にも明記されている、経済社会の構造改革とか、あ...全文を見る
○大熊委員 ありがとうございます。  まさに真っ当な御答弁だと思うんですが、それでも、ちょっとあえてつけ加えさせて、反論ということじゃなくて、つけ加えということでさせていただきます。  まず、やはり法定化、義務化なのか、要請なのか。これは似て非なるものではなかろうかというのが...全文を見る
○大熊委員 まことにありがとうございます。  続きまして、今度は逆に、ちょっと申しわけありません、厳しい話をさせていただきます。  これも前回の質疑の続きでございます。本日はちゃんと通告をしてまいりました。農業への信用保証の適用についてでございまして、従来から、私もホームペー...全文を見る
○大熊委員 ありがとうございました。  それでは、そのノウハウ、これは前回申し上げました保証というデリバティブではなくて、ローンそのものに対して使っていらっしゃるわけですね。  では、それを、今度デリバティブ、つまり、信用リスクの計量、これにどういうふうに応用していくのか、こ...全文を見る
○大熊委員 今伺っただけですと、都道府県が要はリスク、損を負担する、だからいいんだというように聞こえてしまうんですが。  具体的に、通告で、言いかえるとの後の部分で、実際に農業に信用保証を適用する場合、信用保証協会が提示している現在の保証料率に幾ら上乗せということになるのかにつ...全文を見る
○大熊委員 まさに今御答弁があったように、この法案が通ってから検討するということなんですね。つまり、信用リスクを計量する手法を今この時点で、この瞬間確立していないまま、法律が通っていくことになるんですね。今御答弁いただいたように、そういうことなんです。その点を明らかにしただけでも...全文を見る
○大熊委員 農地担保の融資が行われているとおっしゃいましたけれども、私が持っているデータ、ちょっと皆さんにきょうデータは配っておりませんが、アメリカの百分の一とかそのぐらいですよ。日本の農地が小さいというのはあるけれども、それを割り引いてもほとんどないんですよ。ほとんどゼロに近い...全文を見る
○大熊委員 個別には、またぜひ機会を改めてと思っております。  それで、また信用保証の方に戻っていくわけなんですが、仮に、では農業への信用保証ファンド的なもの、これを、今般のような法律に基づいた、国が絡むあるいは公共が絡むスキームではなくて、民間のファンド会社が組成しようという...全文を見る
○大熊委員 それも私も知らなかったんですけれども、例えば、そういったものを証券化してファンド化する場合でも、金商法上何にもひっかからないんでしょうか。要するに、私が次に伺おうと思っていたのは、何もノウハウが確立していない人でも投資家からお金を集めてこれができる、そういうことなんで...全文を見る
○大熊委員 ちょっと安心しました。  では、その最終原資産が農業に依存するようなものであるということで申請を出した場合に、では、運用者のノウハウ、全くど素人でも、先ほどの御答弁の、これから手法を考えますという民間の投資会社に認可なりを与える、あるいは登録を受理する、そういうこと...全文を見る
○大熊委員 また多少安心しました。  それでは、その人的構成要件の中で、当該ファンドの運用を全くやったこともない、こういう人はやはり不適格だ、こういう認識に一般的にはなる、こういう理解で合っていますでしょうか。
○大熊委員 ですよね。  そうすると、戻りまして、農業信用リスクはこれからということは、誰も経験を有していないんですね。日本でも、そして先ほど申し上げたとおり、アメリカでもやっていないわけです。なので、拒否要件にもしかしたら当たっちゃうんじゃないかと。  これは春の官民ファン...全文を見る
○大熊委員 加えまして、前回もちょっと指摘をさせていただいたんですが、ベンチャーで、ベンチャーだけじゃない、中小企業もなんでしょうか、先ほども出ました研究開発あるいは新規事業ということになりますと、これはやはり変動性が大きいんですね。変動性が大きいものというのは、通常、これは融資...全文を見る
○大熊委員 局長の先ほどのロジックと逆でございまして、別法で手当てしているからということで、先ほどの議論と逆のことをおっしゃいましたけれども、そこはそういう御説明なんだろうと思います。  ちょっとまた飛びまして、これも前回通告していて時間がなかった部分でございますが、いわゆる企...全文を見る
○大熊委員 ちなみに、この企業実証特例の特例措置、これは現時点ではどのようなものが明らかになっているのか、教えていただきたいと思います。
○大熊委員 ありがとうございました。終わります。
11月20日第185回国会 衆議院 内閣委員会 第7号
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○大熊委員 みんなの党の大熊利昭でございます。本日もどうぞよろしくお願いをいたします。  本日は、比較的各論ということで、できるだけ条文に沿ってお伺いをさせていただきたいというふうに思います。  ただ、最初、恐縮ながら、ちょっと順番を変えさせていただきまして、通告をさせていた...全文を見る
○大熊委員 そういう意味では、ぜひ、正しい適切な政治主導ということでお願いしたいというふうに申し上げます。  そしてまた、同じ八条の関係で、今政治主導ということを申し上げたんですが、やはり参考人の方からも、区域計画を作成して総理が認定をするという仕組みの運用部分について懸念が示...全文を見る
○大熊委員 まさにおっしゃるとおりだと思いますし、また、新藤大臣の政治手腕と言うとあれでしょうか、指導力ということのもとであるんだろうと一つ思います。  一方で、最悪のケースですね。どんな大臣が来ても大丈夫かという部分で、次に事務方にお伺いしたいのは、そうはいっても条文上ちょっ...全文を見る
○大熊委員 途中までは理解できたのですが。沿った形で、であれば、これは、条文上どこが違うのですか、基づいてと即して。  では、これを基づいてに変えた場合、意味は当然変わりますよね。どうなりますかね。
○大熊委員 使用ケースによって違うということで、私の懸念が杞憂であることをぜひ望みます。  それでは、戻りまして、公設民営の学校の問題、これをお伺いしたいと思います。附則の二条四項の関連でございます。  まず、公設民営学校の目的、グローバル人材、それから、体育、スポーツですか...全文を見る
○大熊委員 この法案の議論でしばしば大臣がおっしゃられた、手段と目的を取り違えちゃいけないよというお話を言われていると思うんですが、バカロレア、これは手段なんじゃないですかね、目的なんですかね。ちょっと、そこがいま一つ理解に苦しむところです。バカロレアの学校をつくって卒業生をふや...全文を見る
○大熊委員 それでは、戻りまして、もう一言、グローバル人材。  では、グローバル人材というのは英語のしゃべれる人材ですか。そうじゃないと思うんですね。では、どんな人材なのか。具体的に、イメージでも結構です、教えていただければと思います。
○大熊委員 そうしますと、続けての通告の質問とも関連するんですが、そのカリキュラムの内容ですね。こういったものはどういうことを想定していらっしゃるのでしょうか。
○大熊委員 恐らく、そういった特例というものがあるんだろうなというふうに私も想像しておりました。質問は、その特例を使ってどのような多様性のある教育の中身にされようと考えていらっしゃるのかについてお尋ねを申し上げております。
○大熊委員 それもちょっと心もとないのは、今回のこの国家戦略スタッフ、国からのトップダウンでという、再三ここの場でも議論がありました。そういう意味では、地方からの提案を待つというのはおかしいんじゃないでしょうか。国から、文科省さんからトップダウンでどういったものを考えていらっしゃ...全文を見る
○大熊委員 その点を確認させていただきますが、本日時点では、ないと。これから副大臣のもとで、国としての、文科省としてのプランを考え、そしてそれをトップダウン型のものとして総理に上げていくんだ、こういう理解でよろしいでしょうか。
○大熊委員 ぜひよろしくお願いいたします。  続きまして、これはちょっと条文の話なんですが、この公設民営学校、これは本則で書いてもよかったのではないか、何でこれが附則になってしまったのだろうかというのを、これは地域活性化事務局さんかもしれませんが、よろしくお願いします。
○大熊委員 実は、この点、本会議でも最初に私は代表質問で指摘させていただいたところなんですね。検討だから附則だということになりますと、これは結局、検討の結果できませんでした、具体的な方策はありませんでしたということになりかねないですねと。だから、これはちょっと、条文上、後退してい...全文を見る
○大熊委員 その場合に、検討の項目、具体的な方策、この検討の項目あるいはイメージが、どういったものなのか、ちょっとわかりにくいんですね。結局、それで、先ほどの懸念、だめでしたという結論だけ後で聞かされることになっても、いろいろな方々の期待が外れてしまう、そういう事態になろうかと思...全文を見る
○大熊委員 ありがとうございました。  今伺った中で、例えば、財源ということになると、イメージとしては、既存の学校にかえてこういった公設民営学校をやるということからして、既存の学校の部分の予算をこちらに振りかえる、そういうイメージを持つんですが、そういうことというのは、おおよそ...全文を見る
○大熊委員 委託ということになると、既存のコストというのは、当然その分なくなるわけなんだと思うんですね。まずその理解だけでもちょっと確認させていただけますか。おおよそ、一円たりともとは申し上げません、それで大体合っているかどうかだけ教えていただければと思います。
○大熊委員 企業財務的発想からいうと、固定費はしようがないけれども、変動費部分は振りかえられる、こういうイメージだろうというふうに思いますので、そのようなことでまずは理解をさせていただきました。  続きまして、委託先が途中で、民間の会社ですから、ほかの事業をやっていたりしてちょ...全文を見る
○大熊委員 ありがとうございました。  私もそうだと思っておりましたので、ぜひ検討をしっかりとお願いしたいというふうに思います。  それと、先ほどもちょっと出ましたが、既存の株式会社の学校、こちらとの比較の点でございますが、要は、出資のもとが株式会社なのか、公なのか。公設民営...全文を見る
○大熊委員 それで重要なのは、先ほどのとおり、今回の国家戦略特区は、国からのプロジェクト、国も入るプロジェクトということで、今までにはない、今までの既存の株式会社学校にはない、そういうテイストを、先ほどの検討、これからの検討ということなんですが、それを入れた公設民営学校をぜひ期待...全文を見る
○大熊委員 ありがとうございました。  そうしますと、インパクトのあるものということ、そしてプロジェクトの大きさによって変わってくるんだというお話ですと、可能性としては、都道府県間をまたがる、東京と千葉と神奈川とか、東京湾を囲む地域とかいうようなことも当然想定をされるのかどうか...全文を見る
○大熊委員 例えば東京の場合、では、東京二十三区に関係するプロジェクトが何か想定されたとすると、東京都と二十三区の区長さん皆さんと、二十四人。そういうことで、その二十四人全員の合意をとらなければ、それと大臣と。両大臣と二十四人の首長さん、そういう理解で、想定プロジェクトで具体的に...全文を見る
○大熊委員 条文上、全員の合意ではない、関係する何とか区の一部分だけ、プロジェクト事業全体について全員の合意では必ずしもない、そういうことなんですか。
○大熊委員 例えば、仮想的なプロジェクトとして、何か東京オリンピックにかかわるということになると、そういう事態が予想されて、区の一部分じゃなくて区全体、まさにそういうことになるわけで、そうなると、やはり二十三区長さんプラス都知事の合意と、プラス両大臣の合意、そういうことでよろしい...全文を見る
○大熊委員 そうなると運用がなかなかややこしい、難しい可能性もあるので、ぜひその辺のところは、具体的にこういうプロジェクトということではないんですが、そういうことも想定されると思いますので、よろしくお願いをいたします。  今度は逆に、一つの特区について二つの要素が、例えば農水省...全文を見る
○大熊委員 はい、ありがとうございました。  続きまして、五条関係なんですが、特区への指定の関係で、例えばある地域、私のところですと東京の下町なんですが、では、東京の下町で何か農業のイノベーションの特区をやろうというようなことというのは、東京の下町ですと農地というのは当然ありま...全文を見る
○大熊委員 ありがとうございました。  今、進捗のお話をいただきましたので、幾つか飛ばしまして、その進捗の件でございます。条文ですと、十一条関連だと思うんですね。  もし、そのプロジェクトの進捗が思わしくないという場合、それを理由として、もっと極端に言うと、全く一歩も進まない...全文を見る
○大熊委員 はい、わかりました。  今度は逆に、ある程度進捗はしてきましたよ、だけれども、条文でどうなっていたか、結局、その方針と違うことを、例えば当初の計画と違うことをやり始めましたよということをもって、では認定取り消しですというふうに政府としてこの法律に基づいてしたという場...全文を見る
○大熊委員 それで事業ができなくなると、設備投資をしたその部分が全くキャッシュを生まない資産になってしまうんだ、あるいは、その事業者が別の事業者と契約をして、その契約は国家戦略特区の認定を受けていることということが前提として入っている場合は、それはもう民間同士のリスクなんだ、そう...全文を見る
○大熊委員 投資は自己リスク、自己責任、こういうことだろうというふうに思います。  それでは、厚労省さん、お越しになっていただいていますので、医学部関係の件をあと数分でお伺いしたいと思います。  医学部の新設の検討というふうになっておりますが、検討の結果、新設というふうになる...全文を見る
○大熊委員 終了ということでございますが、一言だけ。今おっしゃられた話ですと、正直なかなか難しいのではないかという懸念を持ちますので、懸念だけ申し上げて、質問を終わります。  以上です。
○大熊委員 みんなの党の大熊利昭でございます。本日はよろしくお願いをいたします。  今回の国家戦略特区、これを支える日本の資本主義のあり方について、ちょっと総理と議論させていただきたいというふうに存じます。  と申しますのは、ことしの四月十日、衆議院の予算委員会で甘利大臣が、...全文を見る
○大熊委員 私も日本人でございますから、そのようにありたいなと思うものの、やはり、企業は国際競争の中にさらされているということでございます。  一つ、強欲な資本主義の中で、よくリーマン・ブラザーズという会社が出ます。これは私の考えでは、マスコミの皆さんはきょうはいらっしゃってい...全文を見る
○大熊委員 ありがとうございました。  私どもとしても、そのような方向性の中でぜひこの国家戦略特区を進めていっていただければよろしいのかなというふうに思います。  以上でございます。終わります。
11月21日第185回国会 衆議院 本会議 第12号
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○大熊利昭君 みんなの党の大熊利昭です。  私は、みんなの党を代表して、ただいま議題となりました国家戦略特別区域法案について、賛成の立場から討論をいたします。(拍手)  本法案の目的は、我が国を取り巻く国際経済環境の変化その他の経済社会情勢の変化に対応して、我が国の経済社会の...全文を見る
11月22日第185回国会 衆議院 本会議 第13号
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○大熊利昭君 みんなの党の大熊利昭です。  私は、みんなの党を代表して、ただいま議題となりました国家公務員法等の一部を改正する法律案について質問します。(拍手)  本法案は、国家公務員制度改革基本法の趣旨に基づいて、安倍総理の言葉をおかりすれば、これまでの改革の成果に加え、国...全文を見る
11月27日第185回国会 衆議院 内閣委員会 第9号
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○大熊委員 みんなの党の大熊利昭でございます。  本日もよろしくお願いいたします。  まず、通告の順番でやらせていただきますが、今の公務員事務局の体制は通常国会のときと変わっておりますが、まず大臣の感想と、それから、新しい事務局の体制、これが変わったことによって、大臣のお考え...全文を見る
○大熊委員 重ねてお尋ねしますが、そうすると、通常国会から、大臣のお考え、御認識は変わっていないということで理解してよろしいでしょうか。
○大熊委員 基本的にはということは、基本じゃないところで、応用面で、何かその他で変わっているのでしょうか。
○大熊委員 本会議の代表質問でもお尋ねしましたが、育成課程が変わっていますよね。大臣が二回、人事局がやるべきだとおっしゃった、試験はそうじゃありませんでした、済みませんでしたと言って、その後、人事局がともう一回確認で言われた、そこの法案は変わっていますよね。  そうすると、法案...全文を見る
○大熊委員 それは全く違いますね。春の通常国会では、大臣は、内閣人事局が育成課程をやると二回だめ押しでおっしゃったんです。それは全く違いますけれども。訂正されませんか。
○大熊委員 そうですよね。何も、昔の報告書がどうのこうのというのじゃなくて、普通に考えれば、日本代表のジュニアを育てるんですから、内閣人事局がやった方がいいと思うんですよ。大臣も多分そういう趣旨で、春、おっしゃられたと思うんです。  だけれども、法案はそうなっていないんですよ。...全文を見る
○大熊委員 大臣の思いは変わっていなくても、条文としては全然違うものが出てきているわけですね。各省が設置する。しかも、今回、甘利法と違って、研修を各省がやるというのが、ハでしたか、追加されているんですね。各省ベースというのが甘利法のときよりも強くなっているんですね。これは逆行じゃ...全文を見る
○大熊委員 今、大臣が言われた観点であれば、まさしく内閣人事局が育成課程を設置して、各省でやる研修というのもあるでしょう。しかし、主と従はどっちかというと、主は内閣人事局であって、従が各省である。だからこそ日の丸官僚ジュニアの育成課程という制度なんですよ。そう思われませんか、大臣...全文を見る
○大熊委員 もちろんです。重要です。例えば、内閣人事局長がかわっても、同じ方針、基準に基づいて育成課程が行われるという意味で。だから、人事局から各省というそういう趣旨だけじゃなくて、内閣人事局長がかわっても、あるいは次長がかわっても同じ方針のもとで行われるという意味で、内閣総理大...全文を見る
○大熊委員 ちょっとほっといたしました。  本会議でも申し上げました。これはやはり国家間の競争なんです、TPPの交渉か外交交渉かはわかりませんが。ということは、かの国、友好国であろうと、例えばアメリカであろうとヨーロッパのいろいろな諸国であろうと、交渉するわけです。別に敵国とか...全文を見る
○大熊委員 前段の国際競争の共通認識、恐縮でございますが、それはいいと思うんですが、であれば、やはり、一般職のまま難しい特例降任の制度を入れるんじゃなくて、特別職という、はっきりと、今、縦割りの解消とおっしゃられた、特別職で上及び真ん中と下を分けるというのは、これは横に串を刺すと...全文を見る
○大熊委員 ちょっと、後段のところは理解しがたいんですね。  なぜならば、その程度の意識の方が国家公務員の幹部になるべきじゃないですよね。国のために一生懸命やるんだ、全身全霊でやるんだ、そういう人を任用すべきであって、ちょっとやる気がどうのという、そういうことじゃないと思います...全文を見る
○大熊委員 それは、必ずしもそう言えないからこそ、三年前、私どもも自民党さんと一緒に出したわけであって、であれば自民党さんの議論の中で、基本法違反の議論で党内を通ってきたということになりますので、それはちょっと言い過ぎなのではないかと。確かに、基本法でそこまで求めていないというの...全文を見る
○大熊委員 であれば、そういう規定にする特別職にすれば大丈夫だという、そういう趣旨でしょうか。
○大熊委員 ということは、特別職にするかどうかについては基本法違反ではないという、こういうことでよろしいですね。
○大熊委員 違反ではないということで、確認をさせていただくと同時に、ちょっとこれは感想、及びみんなの党の中でもこういう議論は実はしたことがないんですが、民間企業でいうと執行役員みたいなものというイメージなんです。これは今までの議論でもいろいろなところで出てきました。ということは、...全文を見る
○大熊委員 やはり、一般職のまま幹部の特例降任等をやり出すと、なかなか、いろいろグレーゾーンのところで、柔軟に人事ができない、運用ができないという事態が想定されるのではないかと思うんですが、全くそういう懸念はないということですか、大臣。
○大熊委員 お伺いしているのは、人事の柔軟性という点において全く差がないかどうか。差がないという認識なんですか。
○大熊委員 差はあるというふうにお認めになっていただいた。であればこそ、では、例に挙げたドイツとの差ができるわけですね。  これでどうやって、仮にドイツと、具体名で申し上げませんが、国際交渉で勝てるんですかね。お答えください。
○大熊委員 ちょっとそこが理解できない御答弁です。何のために降任、特例降任をするのか、教えていただけますか。目的ですね。
○大熊委員 それは、キーワードで言うと、一言で言うと、何だというふうに理解されていらっしゃいますか。
○大熊委員 ちょっと違うと。要は抜てきなんです。抜てきをするためには下におろさなきゃいけない、こういうセットになっている。抜てきなんですね。  戻りますと、差があるんです。ちょっと不利な立場になっている。それで国際交渉で勝つには、個々の、一人一人の人物の能力が他国の一人一人の能...全文を見る
○大熊委員 したい、打ちかちたいというお気持ちは理解しましたが、その支える制度というのが心もとないんじゃないかということを申し上げているんです。  では、具体的に申し上げましょう。では、ケーススタディーで、ある省に五人、局長さんがいらっしゃいます。では、特例降任をさせましょう、...全文を見る
○大熊委員 条文をそのまま読まれても、私も読んでいますから結構です。  具体的に申し上げている。ある省で五人局長がいる。二人、Xさん、X2さんを同時に降任させられますかと。1の条件、相対的に勤務実績が劣っていることをXとX2同時に満たせられますかということを聞いているんです。
○大熊委員 いや、一人になっちゃうでしょう。XとX2、どちらかが相対的に劣っていれば、どちらかが相対的にまさっているんだから、一人になっちゃいますでしょう。何で一人にならないんですか。答えてください。
○大熊委員 私の質問の意味を、きのう事務局の方が理解していらっしゃらなかったか、ちょっとわかりませんが、最下位と言っていないんです。  では、例えば、XとX2が、五人中、三番と四番ですよ。五人中、三番と四番、最下位と言っていない。それで、三番か四番で、どっちかが四番で相対的に劣...全文を見る
○大熊委員 ですから、複数適用できないから聞いているんですよ。できないですよね。一人やって、次の年の七月、もう一人ずつ。だから、十年で十人。その省で年間一人だけですよ。それで弾力的な人事になりますか。ドイツは、みんなかえているんですよ、自分でやめた人もいるけれども。それでドイツと...全文を見る
○大熊委員 七十八条の二、最初の条件、相対的に劣っている。  今の例だと、三番と四番、四番は相対的に劣っているけれども、三番は相対的にまさっているんです。だから、三番のXさんは降任できないんです。だから、同時にはできないんです。  X2の四番の人しかできないと思いますが、私が...全文を見る
○大熊委員 ですから、例えば、ある年の七月の人事異動だと、その直近の人事評価を踏まえるわけだから、そのどちらかがまさっていて、どちらかが劣っているんですよ。  今の五人の例で、Xさんが三番としましょうか、X2さんが四番としましょうか。そうすると、同時というのはできないじゃないで...全文を見る
○大熊委員 いや、出てこないから言っているんです。Xは相対的にまさっているから、出てこないから言っているんです。  先ほどから同じ答えを、進歩がないんですけれども、出てこないから、これは一人しかできませんね、年間各省一人ですね、複数できませんね、柔軟にできませんねということを確...全文を見る
○大熊委員 だから、それをやろうとすると、七十八条の二、閣法で政府が出してきた法律違反になりますよ。  なぜならないんですか。だって、今言った例、三番と四番、三番が相対的にまさっていて、この七十八条の二の条件に満たされませんよ。なぜそれでこの条文に適用できるんですか。
○大熊委員 だから、一を同時にやることはできないんですよ。要するに、翌年になっちゃうんです。  複数年かければ、それは全部同時だと思えば同時です。でも、時間軸からすると複数回になっちゃうんです。一回一人なんです。だって、七十八条の二は、相対的に劣っている者なんだから。違いますか...全文を見る
○大熊委員 一人に限らないようにしたいんでしょうが、でも、この条文、七十八条の二の一項一号ですか、これからすると、できないじゃないですか、何遍も言っているように。なぜできるのかを再三お尋ねしているんですが、一向に、条文を読んでいるだけで、答弁いただけないですね。  具体的に、こ...全文を見る
○大熊委員 でも、X3とX4を比較したら、どちらかが相対的に劣っていて、どちらかが相対的にまさっている。条文上は、それは、それ以外の者とは書いていないので、七十八条の二だと。その答弁はおかしいと思いますよ。だから、あくまでも、五人のうち、ある特例降任の対象者、今回の場合、XとX2...全文を見る
○大熊委員 ちょっと具体的にそのX3とX4のケースについて答弁をしてください。  それと同時に、では、運用になったら、各省大臣が、私と同じような、政府の立場からすると間違った理解なんでしょうか、誤解なんでしょうか、そういう運用をしますよ。だって、普通に読めばそうですから。つまり...全文を見る
○大熊委員 ちょっと最後まで具体的な事例に対する明確の答弁がなかったので、この点、全く私は理解できませんでしたので、改めてまた、金曜日ですか、お願いしたいと思いまして、質疑を終わります。
○大熊議員 平成二十年の基本法成立後、何度も法案が出されては成立をしませんでした。さらに、昨年十二月に成立しました安倍政権にあっては、ことしの通常国会において法案を提出する機会があったにもかかわらず、政府は法案を提出しませんでした。この点は、これまで何度も法案が出されて国会で成立...全文を見る
○大熊議員 お答えいたします。  幹部職員につきましては、縦割り行政の弊害を排除するため、内閣の人事機能の強化や多様な人事登用、弾力的、柔軟な人事管理が求められているところでございますが、きょうの質疑でもある程度明らかになったとおり、なかなか、条文そのものに加えて、運用をすると...全文を見る
○大熊議員 お答えいたします。  御質問の数値目標に加えて、全体のお話もいただきましたので、ちょっとお答えいたしますと、甘利法では六十一条の五と六でしょうか、外からの公募の人、内からの公募の人、それから内外公募の方、三つそれぞれ、具体的な制度について書き分けて規定をしております...全文を見る
○大熊議員 お答えを申し上げます。  まず、国公法自体に特別職を追加しているわけでございます、幹部職員について。その上で、いわゆる幹部職員については、特に縦割り行政の弊害を排除するため、内閣の人事管理機能の強化や多様な人材登用、弾力的、柔軟な人事管理が求められているわけでござい...全文を見る
11月28日第185回国会 衆議院 内閣委員会 第10号
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○大熊委員 みんなの党の大熊利昭と申します。本日はよろしくお願いいたします。  まず、下井先生にお伺いしたいと思います。  資料をいただいている中で、幹部職員のことなんですが、一般職の枠内での任用である以上、成績主義の原則が尊重されるべき、成績主義を弱めるあるいは排除する任用...全文を見る
○大熊委員 ありがとうございます。  同じ点、朝比奈参考人にも、現場の御経験を踏まえて教えていただければと思います。
○大熊委員 ありがとうございました。  一つ前の下井先生のお話で、大きな変革、ラジカルな変革ということをしたくないのではないかという推察のお話がございましたが、ここでもう一つ、やはり推察の御答弁で結構なんですけれども、そのようなことを考えているのは一体どういうグループであるのか...全文を見る
○大熊委員 ありがとうございました。失礼いたしました。  それでは、島田先生がおっしゃった、最高裁の判例でもって公務員そして一般の勤労者も同じなんだというお話がございました。その中で、そうしますと、公務員の中で一般職のままである、要するに、幹部職員であろうが下の方の方であろうが...全文を見る
○大熊委員 同じ権利の点について、宮垣参考人にも一言お願いいたしたいと思います。
○大熊委員 ありがとうございました。  続きまして、朝比奈参考人から教えていただければと思うんですが、今回の制度設計で、四年前もそうだったんですが、幹部候補育成課程というのが措置されようとしているわけなんですが、これは言ってみると、日本代表のジュニア版のような、いわゆる日の丸官...全文を見る
○大熊委員 ありがとうございました。  もう一点、級別定数を、今回、人事院から政府の方に設定の権限を移すということなんですが、しかしながら、人事院の意見を十分に尊重するという、四年前は、または意見を聞くということだった。ところが、今回十分に意見を尊重というふうにやや表現が強めら...全文を見る
○大熊委員 ありがとうございました。  私が思いますのは、今回、残念ながら、五年前の基本法でそもそも入らなかったので、一括採用ですね、今回の法案でも残念ながら入っていないということで、今回のことではないんですが、将来的に、各省で採用されているようなそういう制度と、それから一括採...全文を見る
○大熊委員 本日は、四人の参考人の皆様方、どうもお忙しいところありがとうございました。  以上で終わります。
11月29日第185回国会 衆議院 内閣委員会 第11号
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○大熊議員 お答えを申し上げます。  これまでもございましたように、十二条は、「政府は、協約締結権を付与する職員の範囲の拡大に伴う便益及び費用を含む全体像を国民に提示し、その理解のもとに、国民に開かれた自律的労使関係制度を措置するものとする。」と明記しております。  さらに、...全文を見る
○大熊議員 お答えいたします。  回復すべきだというふうには考えております。  一方で、現状でも、先生がおっしゃられる部分というのは憲法違反のリスクであろうと思いますが、リスクはあるものの、不可能ではないと思っております。  例えば、現行の人事院のラスパイレス比較、人勧制度...全文を見る
○大熊委員 本日もよろしくお願いいたします。  順番的にはちょっと後なんですが、午前中の最後の方の質疑でもいろいろホットに議論されたということもあって、公募の数値目標の関係を先にさせていただきたいと思うんです。  地方でいろいろな議論があったというのは承っておりますが、しかし...全文を見る
○大熊委員 お尋ね申し上げているのは、数値目標の件、それ以外に実は内外の規定もあるんですが、とりあえずまず数値目標にフォーカスしてお尋ねをしているんですね。要するに、ここは基本法の六条の四の二で明確に求められていることなんです。  これまでの大臣の御答弁ですと、例えば一般職、特...全文を見る
○大熊委員 大変恐縮ながら、私はそのような観点での答弁を求めているんじゃなくて、あくまでも法制上の観点からなんですね。つまり、基本法で求められていないからやる必要がないと特別職のところで言っておきながら、基本法ではっきりと求められていることをなぜ実定法で書かなかったんですかという...全文を見る
○大熊委員 ちょっと時間もあれなので。  否定しているということじゃないと思いますよ。しかしながら、不十分であると。なぜならば、求められているのに数値目標について何も書かれていないというか、二十一年法で明記されていたものが落とされているということなんですね。ここは全く議論が平行...全文を見る
○大熊委員 それは本会議の御答弁で承知しているんですね。だからこそ、各省の状況を確認しているはずである、総合調整機能を持っている内閣官房の事務局でいらっしゃるわけなので、次回の質疑までに、各省全てのフォーマット、書式を、もちろん中身は空欄か黒塗りでいいですよ、出していただきたいと...全文を見る
○大熊委員 これは、大臣の本会議での御答弁で、各省しっかりやっていらっしゃるという御答弁なんですね。全然しっかりやっていない。しかも、全く管理もできていないじゃないですか。どうなっているかわからないという話ですよ。  これはちょっと、ここはしっかりやっているという前提で、今やら...全文を見る
○大熊委員 最初の質疑の水曜日の前日の火曜日に、あしたまでですかと事務方から電話をいただいたときに、いや、あした、つまり水曜日じゃなくてもいいです、その先でもいいですよというふうに電話でやりとりをしているので、そもそも出せないということになると最初からの話が違うということを申し上...全文を見る
○大熊委員 では、次回までにフォーマット、書式をこの場でお出しいただける、確認ですが、こういう理解でよろしいですね。
○大熊委員 それでは話が違うのであって、大臣が本会議で答弁しているんですよ、各省しっかりやっているはずだと。それはちょっとそごが、大臣の答弁と全く一致していないじゃないですか。整合していないじゃないですか。それはおかしいですよ。次回までにはっきりと、では、総務省と幾つかでもいいで...全文を見る
○大熊委員 ぜひしっかりした書式を、少なくとも公務員事務局御自身のものはあるはずですからね。それから、総務省の方は、だって所管官庁ですから、きっとあるはずですからね、やっていらっしゃるはずですから。あるいは、四文字官庁幾つかでもいいですよ、全部とは言いません。ぜひよろしくお願いし...全文を見る
○大熊委員 今どき、日本の会社で情報システムなしに人事をやっている会社というのは、少なくとも上場会社ではないと思いますよ。これは極めて大変な問題だと思いますよ。ない中で始めようとしている。前回の四年前からあれすると、四年も時間があったわけですから、これは全くなく、紙で始めると今正...全文を見る
○大熊委員 今聞いていただいたとおり、本当に事業を開始するというレベルに至っていないんですね。ですから、法律を通すんだというのであれば、準備というものをした上で法律を出してこられる必要があるのではないかというふうに意見を申し上げて、次に一応進みたい。また時間が次回以降あれば、この...全文を見る
○大熊委員 恐縮ですけれども、今ちょっと水を飲んでいるところで、水を本当に噴き出しそうになったんですね。  これはちょっと問題ですよ。だって、適格性審査というのは、標準職務遂行能力があるかどうかだけを審査するんですよ。この法案の肝中の肝のうちの一つなんですよ。それを担当大臣が見...全文を見る
○大熊委員 政府全体を通ずるとか、そういう書きぶりは一切ありませんよ。最後に答弁で言われたけれども、ちょっと私、表そのものはあっちに置いてきちゃって持ってこなかったんですけれども、ここにないんですが、書いていませんよ。書いていませんよ。それはおかしいんじゃないですか。  何が言...全文を見る
○大熊委員 副大臣、とても前向きな御答弁、ありがとうございます。ぜひ、この点は心臓部ですのでしっかりとお願いをいたしたい。大臣についても、同じ観点からやっていただければありがたいなと思うところでございます。  引き続きまして、ちょっとトリッキーな点かもしれませんが、適性というの...全文を見る
○大熊委員 一応独立した変数だ、関係が一応ないんだ、一応確認ですが、そういう整理でよろしいですよね、局長。
○大熊委員 その場合に、特定秘密の適性評価、これは適性の一部分、そういう理解でよろしいでしょうか。
○大熊委員 それは私も読んでいるんですが、ちょっと時間がないので私の方から言っちゃいますと、まず、標準職務遂行能力表の中に、倫理というのが入っております。この倫理、あるいは服務規程ということになるんだろうと思います、この中には、いわゆる業務外非行、アルコールについての問題等、これ...全文を見る
○大熊委員 本来そうだったとしても、アルコールの部分が適性評価でも入っている、そして服務、倫理というのが標準職務遂行能力表に入っている、したがって、これは結果として共通してしまうということになりますが、間違っていますか、私が言っていること。違いますか。
○大熊委員 終了ということなんですが、ということは整理ができないという結論で、本日は終わりたいと思います。  以上です。
12月04日第185回国会 衆議院 内閣委員会 第12号
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○大熊委員 本日もよろしくお願いを申し上げます。  松田委員の大変包容力のある質問から、また私、ぎすぎすした質問に戻りますが、もうしばらくの時間、大臣、御辛抱のほどをよろしくお願い申し上げて、始めさせていただきます。  また、財務省さんに、とても毎回お待たせをして、大変申しわ...全文を見る
○大熊委員 まさに御答弁いただいたとおり、その部分まで人事局がやるとなると、財務省の予算調整機能に抵触するんだということだろうと思います。四年前の議論でも、四年前の甘利法の、閣法の逐条解説にもそう書いてございました。  ただ、私が申し上げたとおり、やはりそれを一貫してやらないと...全文を見る
○大熊委員 改めて確認なんですが、これまで財務省さんの方で、人件費の予算の方針の企画や立案はされていたのかいないのか、この点についてお伺いいたします。
○大熊委員 そうしますと、その一定の関与の部分は今回人事局の方に移る、ないしは新設をされる、つまり関与はなくなるんだ、こういう方針のところですね。こういう理解で合っていますでしょうか。よろしいでしょうか。
○大熊委員 ありがとうございました。  それでは、続きまして、繰り返し出てまいりました公募の数値目標の関係でございますが、その中で、これまで、今回この内閣委員会で論点が出てこなかった職務明細書等の関係をお尋ね申し上げます。  といいますのは、大臣の方から繰り返し、数値目標につ...全文を見る
○大熊委員 事務方の御答弁なんだろうと思いますが、二つの意味で反論させていただきます。済みません、一つかもしれません。  平成二十年の十一月十四日の顧問会議で、はっきりとこれは求められていることなんですね、職務明細書については。  そして、もう一つ、二つ目を思い出しました。十...全文を見る
○大熊委員 それでは、四年前の麻生政権のもとで、甘利大臣のもとではなぜそういう判断にならなかったのか。これは、お伺いしても大臣が違うということなのかもしれませんけれども、同じ自民党政権として、これではちょっと論理の整合性が、同じ基本法のもとに実定法をつくっているんだ、しかも同じ自...全文を見る
○大熊委員 ちょっと論理的に余り整理がつかないんですが、あと十三分ぐらいなので次に行かせていただきますと、ちょっと総論的なところを飛ばして、引き続き、例の七十八条の二、特例降任の条文規定なんですが、前回の御答弁、次長と大臣の御答弁はそれぞれ、要は複数の、例の五人のケースで複数同時...全文を見る
○大熊委員 あり得るということなんですが、そのあり得るという条文適用のメカニズムについてお伺いしているわけなんですね。  その五人のうち二人を同時にという場合に、まず最初の一人が最初四人と、複数のうちのもう一方の、例で言うとX2も含めた四人なのか、大臣がおっしゃるように、それぞ...全文を見る
○大熊委員 グルーピングということになりますと、前回の答弁から変わりますよね。一人一人、観念的な順番ということから変わりますよね。答弁が変更された、つまり大臣と一致するように変更された、こういう理解、観念的というような順番、なぜならばグループでやれば順番はつきませんから、一発で終...全文を見る
○大熊委員 いずれにせよにいくのが、ちょっとそこが論理の飛躍になっておりまして、私としては、あるいはこちらで聞いていらっしゃる皆さんとしては、答弁が変わったという、よく議事録をまた分析していただいてもそういうことだろうと思うんです。  ちなみに、四年前の二十一年法の逐条解説には...全文を見る
○大熊委員 はい、お願いいたします。  恐らく、あと、ほとんど時間がないので、最後、残り、国家戦略スタッフですね、問題点だけ指摘させていただきます。  今回の措置では、補佐官のままで、人数そのままですから、要するに内閣法二十条一項を変えていないですから、五人以内しかできないん...全文を見る
○大熊議員 ありがとうございます。お答えをいたします。  やはり私ども、公務員制度改革というのは、国家間の国際競争、これは大変激しくなっている。総理のお言葉ですと、国際的な大競争時代を捉えてというふうにおっしゃる、まさに私はそのとおりだと思います。  そのために、諸外国より、...全文を見る
○大熊議員 これまでの質疑、先ほどの質疑でも、ある程度明らかになったと思うんですが、政府案の特例降任の規定、七十八条の二の規定ですね。非常にこの瞬間でも解釈が困難で、これはとても各任命権者が適正に運用していけるものとはなかなか考えにくいのではないか、非常に難しい、法制局の方が来て...全文を見る