大沢辰美

おおさわたつみ



当選回数回

大沢辰美の2001年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月22日第151回国会 参議院 内閣委員会 第3号
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○大沢辰美君 日本共産党の大沢辰美でございます。  きょうは、NPO問題について質問をしたいと思います。  今、ボランティア活動等に多くの国民が参加しやすいように市民活動組織を育成して活性化する観点から、私たち野党共同で、特定非営利活動のための法人税等の一部を改正する法律案、...全文を見る
○大沢辰美君 確かに今NPOの皆さんは育成、また発展の段階だと思うんですよね。ですから、まだこれからが大きな課題が残されていくのではないかと思いますけれども、私は、NPOの皆さんの要望や私たち野党の出している内容と、そして昨年の八月ですか、経済企画庁が出した十三年度の税制改正に関...全文を見る
○大沢辰美君 実態を調べてと言われますけれども、本当に私は、五百円であっても千円であっても、一人一人のボランティア活動に参加する、市民活動に参加するという意思は変わらないと思うんです。金額の大小に変わらないと思うんです。ですから、本当に広く、少なくてもこの寄附金に該当するような私...全文を見る
○大沢辰美君 私は、やはり大蔵省がなぜという言葉を、変な言い方をされましたけれども、やはり主税局ですからね、税金をたくさん取るというふうには言いませんけれども、やはり徴収する方ですから、その点を指摘している。そこが基準をつくったのではないかという指摘をさせていただいておりますので...全文を見る
○大沢辰美君 いいかげんな市民活動もあったということは取り消していただきたいと思います。本当に苦労して、収益がなかったという結果だと言われますけれども、確かに今の例を挙げましたように、介護保険制度をやっていても収益が出るような、一生懸命やっても、人件費を四百円一時間やっても収益が...全文を見る
○大沢辰美君 実態から出発していただきたいと思うんですが、今後、今まで頑張って頑張っても収益が出ないという実態の中で、これから本当にこういう税制優遇、支援税制ができた場合は、本当にその人たちもやりがいを持ってそれを大きく育てていく過程が生まれてくると思うんです。  今後の税制問...全文を見る
03月26日第151回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○大沢辰美君 私は、日本共産党を代表して、二〇〇一年度予算三案に対する反対の討論及び修正案に対する賛成討論を行います。  まず初めに、汚れた政治を正すための疑惑解明についてです。  幽霊党員と自民党党費立てかえという事件の核心部分が大きく明らかになったKSD汚職で、自民党総裁...全文を見る
03月28日第151回国会 参議院 災害対策特別委員会 第3号
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○大沢辰美君 日本共産党の大沢辰美でございます。  私は、緊急計画の進行状況や地震防災対策の現状から見まして、五年間延長する今回の改正は当然であって、法案には賛成であります。  しかし、当初計画から五年が経過した現在、日本列島は活発な活動期に入ったと学会も警告しています。最近...全文を見る
○大沢辰美君 私は、そういう状況の中で、文部科学省はすべての学校、体育館の耐震性を把握しているのですか、その点についてどうですか。
○大沢辰美君 私は、子供たちが今回こういう事態に追い込まれたというのは本当に行政、もちろん地方自治体もそうですが、国の責任であると思うんです。それを自治体任せにしているということに大きな今回の事件となって発生したと思うんです。その点については、本当に国も責任を持ってやっていただき...全文を見る
○大沢辰美君 そんなことは言われなくてもわかっています。だけれども、こういう状況に追い込まれている現在の学校の状況、現実を把握して特別な対策をとらなかったら、震災が全国各地で発生する中で、これから子供たちの命を本当に危険な状態にさらすわけですから、この原点を踏まえて特別な対応をと...全文を見る
○大沢辰美君 激甚指定になるかどうか、可能性はまだわかりません。そういう中での復旧対策に対する現地での不安が大きい。そういう点では、融資の問題も出されましたけれども、融資でなく、やはり補助という形で私は特別な対策をとっていただきたいということをもう一度お願いしておきたいと思います...全文を見る
○大沢辰美君 私は、避難所をどこにするかは地方自治体が決める、それは身近で一番よくわかっていますからそうなるでしょう。  でも、この間の震災後の避難所を見てください。阪神・淡路大震災のときはもうほとんど大規模の体育館に集中せざるを得なかったわけです。有珠山を見てください。確かに...全文を見る
○大沢辰美君 とんでもないことを大臣、統制国家などやりなさいと私はいつ言いました。今、震災が起きて、そしてこの間ずっと続いている中で、現状としてそういう状況が避難所という場所で体育館を利用せざるを得ない今の現状なんです。だから、今回こういう、発生した場合、やはり全国的な調査ももち...全文を見る
○大沢辰美君 今、自治体の判断で返済猶予や返済の少額返済も可能だということで続けられています。でも、自治体から国への返済は必要になってくるわけですから、今自治体は返済期限が来れば、倒産や行方不明者なども含めて、返済ができなかった貸付金すべてを肩がわりしなければならないという自治体...全文を見る
○大沢辰美君 私は、こういう厳しい中で最終的な負担のあり方も含めて検討を急ぐべきじゃないかということを強く防災担当大臣にも、管轄が厚生労働省になりますけれども、そういう被災者の立場に立って全体的な、総合的な震災対策、その後の災害援護資金の問題に限ってでも検討を早急にやっていただき...全文を見る
○大沢辰美君 これも先ほどの子供たちの校舎、体育館の問題と同じように、医療施設というのも本当に地域での、拠点病院はもちろん、その他の病院も役割を果たしました。阪神・淡路大震災のときも、本当に昼夜を分かたず、水がなくても二十四時間人工透析をやりながら被災者の命を守ったと。だから、拠...全文を見る
03月29日第151回国会 参議院 内閣委員会 第5号
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○大沢辰美君 おはようございます。日本共産党の大沢辰美でございます。  私は、国家公安委員会委員任命の件について、まず最初にお尋ねしたいと思います。  また、最近奈良県警察の不祥事件が発生しました。近年の警察不祥事件の続発を受けて警察改革は国民的な要求となって、国家公安委員会...全文を見る
○大沢辰美君 要請に対しての改善を。
○大沢辰美君 議院運営委員会で決めることは、私たちはやりましょうとこれから要請していきたい。だけれども、皆さんに、内閣府としてやはりこういう内容を明らかにするような資料を提案していただきたいという改善を求めたわけですから、要請があればということですから私たちも要請いたしますけれど...全文を見る
○大沢辰美君 横領で訴えた人物に国民の税金から幾ら渡したのかというのは言えないと。そんなことはいつまでも許されるのかということを、私は本当に国民に対して説明もつかないし、愚弄するものだと思うんですよね。だから、常識では本当に考えられない、こういうふうに私は指摘したいと思います。 ...全文を見る
○大沢辰美君 訪問先のホテル代の水準がわかる在外公館資料、それから随行員の一覧を宿泊費差額一覧表と照らし合わせてみたら、その段階で私は不正は一目瞭然だったと思うんですよね。だけれどもそれは言えないと言われるわけですが、官邸には精算の際にどんな資料を提出されていたのか。  外務省...全文を見る
○大沢辰美君 だから、そういう点では一定の資料が整って来ていたわけですね。だけれども、不正があったということは中身のチェックはできていないということになるではありませんか。結局、最小限のことがされていなかったということを私は指摘しているわけです。長期にわたって行われた不正を全く発...全文を見る
○大沢辰美君 書類はすべて整っていた、精算もした、だからこの結果起こってもしようがないという、本当に無責任な態度の答弁が今までも繰り返されているわけですけれども……
○大沢辰美君 しようがないと今言われたじゃないですか。私は……
○大沢辰美君 責任はあると言われましたけれども、こういう事態になってしまったことは……
○大沢辰美君 しようがないと。  私は、官房長官が二月十六日に衆議院予算委員会で、元室長が行った経理面での支援については、外務省として責任を持ってチェックすべきであったと思いますという答弁をしておりますね。今も外務省に依存していたということをおっしゃったわけですけれども、これだ...全文を見る
○大沢辰美君 内閣からお金が室長に預けられているにもかかわらず、その室としてのお金の出し入れは記録としてないと。私は、外務省の重要な組織だと思うんですよね。だから、その任務がやっぱり私は果たせていなかったということも一つの大きな原因だと思うんです。だから、この不正経理を把握できた...全文を見る
○大沢辰美君 犯罪は確かに松尾ですけれども、外務省の組織そのものが機能していない仕組み、外務省の責任はやっぱり果たせていなかったと、私は組織ぐるみで不正を発生させたと言っても言い過ぎでないということをもう一度強く指摘をしたいと思います。  ところで、一月二十五日の調査報告書では...全文を見る
○大沢辰美君 そうですね、特別な関係でね。
○大沢辰美君 官房長官、松尾元室長と官邸との現金授受の始まりについて官邸はどう把握していますか。
○大沢辰美君 内閣としては確認できなかった、それで外務省の中でやられていると思った、外務省はそのことが、特別な協議はあり得なかったと。こういう形で、公金横領を犯す前提である松尾元室長と官邸との関係がいつどのような経緯でできたのか、これもわからないと。調べていない、確認できなかった...全文を見る
○大沢辰美君 内容について説明がなかったわけですが、私の方からさせていただきたいと思います。皆さんのところに資料をお配りさせていただいておりますが、一つは支出負担行為決議書ですね。それから支出決定決議書、そして取扱責任者の請求書が内閣官房長官のお名前で、そして取扱責任者からの領収...全文を見る
○大沢辰美君 そうしたら、この検査の提出の書類は、書面検査して出しているけれども、内容については内閣官房に領収書、いわゆる細かい領収書は保管されているということですね。
○大沢辰美君 会計検査院が発行した「会計検査のあらまし」というのがありますが、それによると、検査の観点として挙げているのが四点の最初に正確性というのがありますね。そこでは、収入支出の実績がありのまま決算に計上表示されているかということを検査することになっています。  一九九九年...全文を見る
○大沢辰美君 よくわからないんですよ、中身が。  だから、あなたたちは、領収書は、細かい領収書ですね、そんな資料、それは手元保管ですから内閣にあると。だけど、会計検査院には内閣官房報償費の使途がわかる書類が保管されているんですね、それがわかるということは。
○大沢辰美君 つまり、内閣官房報償費は、書面検査では、その全額が、収入支出の実績、内容、ありのまま決算に計上表示されているかどうかまでは検査していないということなんですね。
○大沢辰美君 何回聞いてもその内容が明らかにならないわけですけれども、つまり、決算は照合できるけれども内容は検査していないと、できないということが言えるわけですね。  松尾元室長に渡された報償費は宿泊差額分として渡したと、正規の旅費分は領収書がそろっておって、ここからの横領はあ...全文を見る
○大沢辰美君 その書類を見ましたか。
○大沢辰美君 私は、本当に国民は、会計検査院がしっかりとチェックをしてくれる、こういう不正は摘発してくれる、今後もうあり得ないというようなことが期待されていると思うんですね。  その期待にこたえるのが会計検査院の任務であるし役割だと思うんですが、もう時間がありませんので、最後こ...全文を見る
04月05日第151回国会 参議院 内閣委員会 第7号
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○大沢辰美君 日本共産党の大沢辰美でございます。  四名の参考人の皆さん、御苦労さまです。  最初に山上先生にお尋ねをしたいんですけれども、本当に被害者の多くの相談をお受けになられて長い間頑張ってこられたんですが、特に私、性犯罪の被害者、そして心的外傷ストレス障害を受けられた...全文を見る
○大沢辰美君 次に、川本先生にお願いしたいんですけれども、「今後の課題」ということで最後に提案をしていただいた中で、四番目の親族間犯罪の支給制限という点について、これはケース・バイ・ケースであって、やはりしゃくし定規で制限をしてはいけないという指摘をされたわけです。私もそのとおり...全文を見る
○大沢辰美君 ありがとうございました。  次に、白井先生にお聞きしたいんですけれども、支援団体の問題で、警察と支援組織の関係について、今回の法案では早期支援団体を公安委員会が指定することになっています。でも、指定要件については今後検討するということになっているわけですけれども、...全文を見る
○大沢辰美君 ありがとうございました。  もう一点、先ほど述べられましたけれども、給付金の水準ですね、被害者の。最低の医療費とか生活の保障とか、一定のことをお話しいただいたんですけれども、すべて時間がなかったので述べられなかったのではないかと思うんですけれども、そういう内容につ...全文を見る
○大沢辰美君 被害者の給付金の水準について、最低限の医療費だとか、それから生活の保障なども含めてるる述べられたと思うんですけれども、時間がないので全部述べられなかったということをおっしゃいましたので、具体的にございましたら教えていただきたいと思います。
○大沢辰美君 ありがとうございました。  最後に、井上さん、きのうも交通事故の会議に参加いただいて、きょうもまた来ていただいて、本当にありがとうございます。語るたびにつらい思いをしておられるのにお聞きするのはとてもつらいんですけれども、一点だけ。  事故後の警察等の対応とかい...全文を見る
○大沢辰美君 ありがとうございました。
○大沢辰美君 日本共産党の大沢辰美でございます。  犯罪被害者の給付金の支給法についてお尋ねしたいと思います。  ずっと質問があったわけですが、今回の改正については、支給金額の引き上げも出ましたし、重傷病給付金の創設も出ました。ですけれども、犯罪被害者の実態に沿った制度として...全文を見る
○大沢辰美君 先ほども午前中の参考人の意見の中で、公的援助の問題も指摘されました。情報提供をきちっとやってほしいという意見もございました。  今、厳格な、そんなに厳しい基準というんですか、それは避けたいという答弁があったわけですけれども、そういう支援団体を今希望して申請しようと...全文を見る
○大沢辰美君 もちろん要件は大事だと思います。でも、きょう希望を出された弁護士さん、そして大学の先生方、本当に真剣にというんですか、誠実に、まじめにこの活動を負って続けてこられた方がこれから申請するための意見を聞いていただきたい、そして指定を受けるための基準のあり方も含めて意見を...全文を見る
○大沢辰美君 性的犯罪を重大な被害だということは認識をしていらっしゃると。だけれども、一定の基準を設けないといけないから、十四日以上入院していなければこの重傷病給付金というのは支給できないという内容だと思うんですけれども、でもそれだったらやっぱり矛盾していると思うんですよね。重大...全文を見る
○大沢辰美君 大臣、いかがでしょうか。一般的には、私、重傷病という数字、位置づけ、十四日以上の入院、一カ月以上の治療というのは当てはまるかもしれないけれども、心的外傷ストレス障害というのはそこに当てはまらない重大な被害だという認識をぜひ持っていただいて、これからの政令の見直しでい...全文を見る
○大沢辰美君 一つ提案をしたいと思うんですけれども、確かに精神的な基準というのは決めにくい、これは等級の問題では言えると思うんです。だけれども、この十四日の入院というのは性的な被害の方たちの場合は、何かやはり自宅で動けなくなったとかそういう非常に深刻な状態が把握できた場合は適用で...全文を見る
○大沢辰美君 ぜひ、性的犯罪被害者は体だけじゃなくて心も殺されてしまっているという実態をきちっと受けとめて今後の大きな課題にしていただきたいということを強く要請を重ねてしておきたいと思います。  次に、先ほどからも質問がございましたけれども、親族間の犯罪に対する支給制限について...全文を見る
○大沢辰美君 これは検討会で中長期的な検討をすべき課題として提案されております。このDVの法案が昨日参議院を通過したわけですが、恐らくあすには衆議院で検討がされると思うんですけれども、そういう時期と並行した審議になってきたわけですけれども、この問題については今答弁がありましたよう...全文を見る
○大沢辰美君 継続的に検討を始めていくというように理解してよろしいでしょうか。
○大沢辰美君 もちろん運用で行っていただくことは当然のことだと思いますけれども、ぜひ継続的に、今検討会の提案が出ているわけですから、こういう審議もされている中で、問題点も明らかになっている中で、私は継続的にこの検討をしていただきたいということを強く申し上げたいと思います。  実...全文を見る
○大沢辰美君 では、大臣にお聞きしたいと思うんですが、日本政府も賛成した国連宣言、国連被害者人権宣言、ここには加害者と被害者の間の親族関係の有無に関係なく被害者とみなすことができると、こういうふうにうたわれているわけですね。これは御存じだと思うんですが。ですから、諸外国の例を、制...全文を見る
○大沢辰美君 それは、だれだって家族は支え合って生きていきたいという形で生きているわけですよ。だけれども、今の状況の中で、夫からまた恋人から、女性の多くの人たちが暴力で心身ともに傷ついて、命がけで脱出して、この被害女性の人たちは今悲痛な声を上げているわけです。そこで法律をつくろう...全文を見る
○大沢辰美君 その部分は一致しないわけですけれども、でもやっぱり検討会で中長期的に検討するということが結論づけなければいけないわけですから、その方向を正していただきたいと思うんです。  この件についてはもう既に、警察大学校が編集しています「警察学論集」というのがありますね、これ...全文を見る
○大沢辰美君 最後に一言。  引き上げはされたけれども、今の実態を、一例を述べましたけれども、実態に合わないということを私は今示させていただいたわけです。  だから、被害者に対して、本当に速やかな被害からの回復というのを被害者に対する私は権利として認めていくような制度にしてい...全文を見る
○大沢辰美君 一言だけ。  今、私は権利というのは、被害者の皆さんは本当に突然にそういう状況に追い込まれるわけですから、やはり憲法に保障された、十三条、二十五条から立っても、その人たちの被害者の皆さんの生活、そして健康、心、それらのすべての回復を行うことが私は私たちの仕事であり...全文を見る
05月24日第151回国会 参議院 内閣委員会 第11号
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○大沢辰美君 日本共産党の大沢辰美でございます。  最初に、男女共同参画基本計画についてお尋ねしたいと思います。  この計画が決定されまして、基本的方向そして具体的な施策が示されて半年が過ぎようとしています。今後、この共同参画と男女平等を願う女性たちの期待というのは非常に大き...全文を見る
○大沢辰美君 この問題の解消の私たち見通しを持ってこの参画会議の中の大きな重要な位置づけとしてやっていただきたいというお願いの一つなんですが、いま一つ突っ込んで、これまでの午前中の質問でもありましたけれども、男女共同参画会議の中に専門調査会が五つ設けられましたですね。その中に仕事...全文を見る
○大沢辰美君 私は、調査はこの五つの中の一つで処理できる、解決の方向が見出せるという今の御答弁だったと思うんですが、本当にそういう一般的な問題じゃなくて、これを解消するためには私は法律も、やっぱりパート労働法を変えないといけないところまでいくんじゃないかと思うんですけれども、パー...全文を見る
○大沢辰美君 ぜひ、今出発している専門調査会があるわけですから、そこでももちろん取り扱っていただきたいのですけれども、根本的な解決ということを私たち望んでおりますので、今、官房長官がおっしゃったように、応じて適宜判断をしていきたいということを期待いたしまして、この問題については提...全文を見る
○大沢辰美君 確かにそういう制度もたくさんありますし、貸付制度も一覧表で見ましたら相当項目が出されていますし、今までもされています。  そういう中で、私はもう少し突っ込んだ自立支援を求めたいと思うんですが、今、母子家庭のお母さんが専門的な知識とすぐれた技能と技術を研修して、収入...全文を見る
○大沢辰美君 公共の職業訓練所、ですから離職者の人たちにまた必要に応じてやられているということですけれども、委託をする施設があればやっているということですが、この場合はどうなんでしょうか、可能性はありますか、今説明いたしました。
○大沢辰美君 今まで相談をして、本当になかなか対応されない、職業訓練委託校としては条件が満たされていないということで、結局公共と認定の訓練所しかだめだということを言われてきたわけです。でも、私は考えてみましたら、本当にお母さんたちが技術を身につけてこういう仕事をやりたいと、そうい...全文を見る
○大沢辰美君 私は、決して個々の組合事業、訓練所が母子家庭だけをという、絞っているわけじゃなくて、母子家庭の人たちにもそれをやっていくためにそういう援助は必要だから、認定とか、公共職業訓練所の訓練校として適用してくれないかという要望ですので、もう一度この点についてはこれからの研究...全文を見る
○大沢辰美君 そういう点も知っていただいて、この制度というのは大変な学力というんですか、努力が要るわけですが、そういう中でのこの制度についての援助という点で、私は、最近多くの方から相談があったわけなんです。  この四月から、准看護から看護になりたいということで学校に入ったそうで...全文を見る
○大沢辰美君 今の制度としては、看護職員の確保、そして資質の向上という点で修学資金の制度がずっと続いているわけですが、私は、計算したんですが、このお母さんの親子の場合、生活保護を受けますと約二十二万八千五百八十円になるわけですね、一カ月。だけれども、収入は十二万円しか今現在ない。...全文を見る
○大沢辰美君 そうすると、民間の仕組みを外的に導入するのではないというふうに理解してよろしいでしょうか。
○大沢辰美君 六月末にという、検討をまとめていくということでございますが、私は、今、資料の三点目もお示ししたいんですが、ちょっと時間の関係上省かせていただいて、今一点だけ述べましたけれども、民間企業で実施されている成果主義賃金、能力主義または業績主義賃金の何がよくて何が公務になじ...全文を見る
○大沢辰美君 終わります。
05月29日第151回国会 参議院 内閣委員会 第12号
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○大沢辰美君 日本共産党の大沢辰美でございます。  せんだって、東京高裁の判事が伝言サービスで知り合った十四歳の少女を買春したとして児童買春、児童ポルノ禁止法違反で逮捕されましたね。いわゆるテレホンクラブを使った成人男性による中高生の買春行為が長期にわたって公然と行われていると...全文を見る
○大沢辰美君 法の趣旨、目的ということであれば、十八歳未満の者からの会話を取り次ぐこと、このことを禁じているわけですけれども、この規定の確認のために立ち入りの際にいわゆる伝言情報が検査対象となることはないのか、その点を確認したいと思います。
○大沢辰美君 業者を取り締まるものとしての立入検査でありますから、特に個人の子供たち、児童の基本的人権を不当に侵害しない、このことを強く最初に申し述べておきたいと思います。  次に、この間、児童買春の摘発が相次いでいるわけですけれども、法施行後、この四月までですけれども、児童買...全文を見る
○大沢辰美君 確かに、警察白書の二〇〇〇年のを見ても派遣型が非常に多いという事実がございますし、その中で管理型、いわゆる個室つき浴場などは少ないという統計も出ていますけれども、私はソープランドが管理売買春の場でなくなったのかということをお聞きしたいんです。  警察は、周囲地域に...全文を見る
○大沢辰美君 その姿勢を貫いていただきたいと思うんですが、管理売春の点の摘発が弱いということは、この数字を見て一言で言えないかもしれないけれども、やはりここを放置していてこの問題は解決できないと思います。  大臣に、私は警察のこのような姿勢、売春防止法の売春は人としての尊厳を害...全文を見る
○大沢辰美君 私は大変な、相手は組織でやっている場合もありますから、こちらの捜査、摘発も相当の準備が要ると思うんですが、私、一つの例として、三年前に大阪府警の少年課が地下組織を解体したという報道と資料をいただいたんですけれども、これに当たって相手の組織もやはり警察の取り締まり情報...全文を見る
○大沢辰美君 今、専門調査会が五つあって、その一つとして暴力に関する専門調査会が設置されているということなんですが、この暴力に関する専門調査会は当面は私はやはりDV法に関する調査が行われるのではないかなと、そのように思っています。それはもちろん重要なことなんですよね。だけれども、...全文を見る
○大沢辰美君 私は、もちろん並行してやれる可能性もあろうかと思いますけれども、今本当にこの法律が改正されて中身をいいものにしていこうという中で、今審議する場所が私はこの専門調査会しかないように思うのですが、その専門調査会がやはりちょっと弱いなという思いを感じるわけです。  なぜ...全文を見る
○大沢辰美君 以上です。
06月05日第151回国会 参議院 内閣委員会 第14号
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○大沢辰美君 日本共産党の大沢辰美でございます。  最初に、交通安全の基本計画についてお尋ねしたいと思います。  昨年の交通事故による負傷者は、御存じのように十年連続の増加を来しています。戦後最悪を記録した前年よりも九・八%も増加しているんですね。百十五万人に達しているという...全文を見る
○大沢辰美君 認識をしていますということですけれども、それだけでは交通事故は解決しないわけですから。昨年の交通事故の被害者の状況を見てみますと、負傷者数は、八九年に政府が交通事故非常事態宣言を出した時点の負傷者八十一万四千八百三十二人の四割増にもなっているわけですけれども、この非...全文を見る
○大沢辰美君 大臣にもう一度お尋ねしたいんですけれども、それでは政府の姿勢としては非常に私はあいまいだと思うんですよ。やはり段階的にどう事故件数、負傷者を減らしていくかということも含めて、自動車台数に合わせてやはり事故件数がふえて、負傷者がふえて、死亡者もふえているという今の現状...全文を見る
○大沢辰美君 いろんな要素が重なって事故が発生するからこそやはり警察庁が中心になって、本当に国土交通省、それぞれの関係機関と協力し合って総合的に、死亡者をなくしていくことはもう一番大きく掲げていますけれども、負傷者の問題を、難しいとおっしゃいましたけれども、安全計画を立てたわけで...全文を見る
○大沢辰美君 その点については着実にやっていただくということを要請いたしまして、次の質問をさせていただきたいと思います。  特に歩行者を巻き込む交通事故についてお尋ねしたいと思うんです。歩行者が犠牲になる事故について警察庁にお聞きしたいと思うんです。交通安全白書十二年版を見ます...全文を見る
○大沢辰美君 やはり数字が示していますけれども、十年前はどうですか、十年前と現在との数字の比較は。パーセンテージで結構です。
○大沢辰美君 これも数字が調査表で出ているわけですけれども、数字が示されているのは、十年前で全体の事故の発生率、交差点、交差点付近で割合は大体四十数%なんですね。現在、これは九九年度の数字が四五%という、だから交差点の事故の割合は減っていない、むしろふえてきているというのが実態だ...全文を見る
○大沢辰美君 今、そういう分離信号というのは交通事故をなくする手段の一つとして有効であるということをおっしゃったわけですけれども、この点について、都道府県で判断をしてやられているということですが、全国的な実態をおつかみになっていらっしゃいますか。その点、教えていただけませんか。
○大沢辰美君 その結果、これはここ数年間、非常に対策として強化されてきた内容だと思うんですが、交通事故の防止にどのような効果が出ているか、わかりましたら。
○大沢辰美君 信号を守って歩いている子供や高齢者に車が突っ込んでくる。左右を見てよく確認して渡りましょうと、こう教えられている子供たちが犠牲になっているわけですから、歩行速度が遅い子供や高齢者がこんな無防備で危険な状態にあるということは、私はやはり本当に解決しなければならない問題...全文を見る
○大沢辰美君 最大限の努力ということですが、私は分離信号の問題を本当に解決の基本姿勢にしていただきたいというお願いをしたいと思うんです。  これも一つの例でございますけれども、御存じのように、子供を左折巻き込み事故で亡くし歩行者事故防止の運動を続けている長谷さんという方は、東京...全文を見る
○大沢辰美君 もう一度念を押したいんですけれども、ではないか、公安委員会がやるのではないかと。そうじゃなくて、各都道府県に、その調査、実態を把握して、ここは分離信号をつけたらいいなというところがやはり出てくると思うんです。そういう対策を推進していただきたい。だから、今全部やりなさ...全文を見る
○大沢辰美君 千葉県もそうですし、モデルケースをつくって頑張っていらっしゃるし、埼玉県の方も、本当にこの分離信号の効果を評価している報道がございました。ですから、私はすべての県を把握しておりませんから二つの例しか挙げられませんけれども、やはり警察庁として、もう実際にやられていると...全文を見る
○大沢辰美君 強く、都道府県任せでなくて、本当に責任ある交通事故防止対策、特に交差点の中での信号問題についても含めまして、分離信号というのがすばらしい効果を上げているということが私たちも調査の中でわかりました。皆さんの、取り締まりじゃなくて指導ですね、各都道府県に対する強化をお願...全文を見る
○大沢辰美君 労働者の適正な労働時間や条件の問題、安全な運行管理は、これまで事業者の責任とされてきました。  しかし、労働者の実態の中には、荷主から着時間を指定される、休憩時間はとらずに走る、トイレにも立ち寄らない。じゃ、どうするのかと聞いたら、し瓶を持ち込んで走るんだそうです...全文を見る
○大沢辰美君 繰り返し荷主に対して協力を要請していらっしゃると。立派なパンフレットも出ております。「重大事故を誘発する過労運転や過積載運行等の違反に関しては、運転者、使用者(トラック運送事業者)だけでなく、荷主の責任も追及されるなど、当該トラック輸送に関係した全ての人に責任が及び...全文を見る
○大沢辰美君 ぜひ実態の調査をやっていただいて、繰り返しですけれども、調査の後にはその対策を立てていくという方向づけをしていただきたいと思うんです。  昨日も、きょうの新聞に載っていましたが、東北自動車道でトラックと乗用車、バスなど三台が関係する事故が起きています。二人の方が亡...全文を見る
06月06日第151回国会 参議院 災害対策特別委員会 第5号
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○大沢辰美君 日本共産党の大沢辰美でございます。  私は、最初に、三宅島の噴火災害についてお尋ねしたいと思います。  先月の二十三日に、私たち、委員会の皆さんと一緒に、三宅村役場、都庁、そして避難されている方々との懇談をさせていただきました。その中で、要望がたくさんあったわけ...全文を見る
○大沢辰美君 調整交付金の仕組み、いわゆる基準というのがあるわけですから、その基準に、三宅村の今行っている、免除している人たちが適用されない場合もあり得るわけです。その場合は、本当に人数は限られた人だけれども、村の国保会計に一般会計から入れなければならないという現状が出てくるわけ...全文を見る
○大沢辰美君 そこで大臣にお伺いしたいんですけれども、今、別途の方法も考えなければいけないという答弁なんですが、村が行いましたアンケートをごらんになりましたよね。その中で、医療費がややふえている、二二・四%、かなりふえている、一九・三%で、四一・七%の方が、四割の世帯の方が医療費...全文を見る
○大沢辰美君 今、負担にならないのではないかという言葉を言われましたけれども、あすのそういう会議で実態をもう一度把握していただいて、本当に被災者の皆さんが病気をしたときぐらい安心して医療にかかれるような対策を、あす方針が出されるように私はぜひ大臣の決断を下していただきたいと思いま...全文を見る
○大沢辰美君 住宅の問題、そして農園ですか、さまざまな施策をやっていますという今の答弁ですが、またこの中で生活再建支援金も出されましたし、非常にそういう点も助かったと言われる方もあります。  でも、平均一世帯当たり六十五万余り生活再建支援金を支給されたわけですが、月にすれば七万...全文を見る
○大沢辰美君 十年前のときは長崎県から要望があって実施ができたと。では、今回も東京都から要望があれば実施できる可能性があるのかという点を一点聞きたいと思います。  この実施要綱を私もずっと読ませていただいたんですけれども、こういうふうに書いていますね。「雲仙岳噴火災害が長期化し...全文を見る
○大沢辰美君 今、自助努力ということを何回も申されましたけれども、今、自助努力をして本当に頑張っているんです。それを応援するというのが、被災者にとっては村であっても国であっても都であっても同じなんですね。ですけれども、今、村は大変だと。だから、やっぱり都と国が責任を持ってこのこと...全文を見る
○大沢辰美君 強くそのことについては要請をしておきたいと思います。  最後に、生活再建支援金制度の見直しについてお尋ねいたします。  御存じのように、阪神・淡路大震災から、多くの被災者の皆さんの公的支援の要請の中で成立して三年が過ぎました。この中で、やはりたくさんの災害があっ...全文を見る
○大沢辰美君 二年施行されてという、まだそれだけだとおっしゃるけれども、この間に八件の大きな災害が発生しているんです。そして、多くの皆さんがこの支援金に対して期待を持っていました。だけれども、その申請手続をとれば自分は当てはまらないという、家がつぶれたってそれが支給されなかったと...全文を見る
06月07日第151回国会 参議院 内閣委員会 第15号
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○大沢辰美君 参考人の皆さん、御苦労さまでございます。  今の道路交通法の審議をしている中で皆さんの指摘された問題点がとてもよくわかったわけですが、ちょっと数点、質問をさせていただきたいと思います。  まず最初に、黒崎参考人にお尋ねをいたします。  この欠格条項の存在によっ...全文を見る
○大沢辰美君 やっと欠格条項が外されたけれども問題が非常に起こっているという指摘は同感でございます。  先進国である日本がやっとこういうところに到達したわけですけれども、まだこれでは解決しないと。先ほど述べられた中に、外国の例を少し述べられましたけれども、本当に国際的な欠格条項...全文を見る
○大沢辰美君 今、世界的な流れの中で日本が恥ずかしい状態になっているということも指摘をされたと思うんですけれども、私もそう思います。  それで、今回の改正によって条項が取られたわけですけれども、十メートルで九十デシベルの問題が残っていれば一緒だという指摘をされました。この点につ...全文を見る
○大沢辰美君 よくわかりました。  それでは、次に鈴木共子さんに一点お聞きしたいと思うんですが、新聞記事を読ませていただきまして、大変なこの間、御苦労をされたことに、そして、きょうこういう形で参加をしていただいたことに感謝を申し上げます。  私は、遺族の方にとって、自助グルー...全文を見る
○大沢辰美君 鈴木さんが息子さんを亡くされた場所は橋の上であったとお聞きしたわけですけれども、今の交通事故の発生率というんですか、本当にひどい状態の中で、交差点付近、それが圧倒的に多いという数字が出ているわけなんです。そういう中で今、交通事故をなくすることが亡くなる方をなくするこ...全文を見る
○大沢辰美君 ありがとうございました。  最後に、鈴木春男参考人にお尋ねしたいんですけれども、この法案については賛成という立場で報告を受けました。特に、欠格条項の問題で、もちろんこの点についても賛成をされたわけですけれども、個別の判断という点で今回の改正で問題点が今聴覚障害の方...全文を見る
○大沢辰美君 ありがとうございました。
06月12日第151回国会 参議院 内閣委員会 第16号
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○大沢辰美君 日本共産党の大沢辰美でございます。  最初に、大臣から大阪府池田市の大阪教育大学附属小学校の事件に関しての報告をお聞きしたわけですが、私もその近くに住んでいる者ですが、私の町の隣の町からも通学をしているという、そういう実態の中で、私たちだけでなくてもちろん全国的な...全文を見る
○大沢辰美君 方針に沿ってやっているということですけれども、疾病、障害を有する人も、その人の状態像、能力が運転業務の遂行に適しているか否か、私は個々に判断して決めることが今回の改正の本来の趣旨であると思うんです。  だから、私は、法律に書き込むのは、自動車等の安全な運転に支障を...全文を見る
○大沢辰美君 私は、今言われましたけれども、幅はやっぱり広げて門戸を開いていただきたい、そして、その上で政令によって、自動車等の安全な運転に支障を及ぼすおそれがある場合は、症状として医学的な指針に基づいて安全に支障がないか判断される、そういう状況をつくっていって対応すべきじゃない...全文を見る
○大沢辰美君 私はそのことを求めたいと思うんです。  聴覚障害者の場合は、確かに、法律から耳の聞こえない者、口がきけない者という規定はなくなって、それは本当に喜ばしいことだと、この点についても表明をしています。こういう運動を続けてこられた長きにわたる結果だと思います。でも、この...全文を見る
○大沢辰美君 大臣、交通の安全は、すべての人が負わなければいけないもう当然のことなんです。だから、私は、障害者の方のみにそのことを申し上げるのは表現が適切ではないと思います。そのことを一つつけ加えさせていただきます。  ですから、この点についても、八五年に調査されました運転適性...全文を見る
○大沢辰美君 私は、タクシー業者、そしてタクシー代行の事故実態と申しますか、賠償がどのように処理されているか、またその保険加入の状況、そういう実態なども調査して、つかんで、そして安全だという根拠を示していただけることが望ましいと思います。  その点についてはなかなか調査ができて...全文を見る
○大沢辰美君 以上です。終わります。
06月19日第151回国会 参議院 内閣委員会 第18号
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○大沢辰美君 日本共産党の大沢辰美でございます。  私は、提案者にまずお聞きしたいと思います。  本法案を読ませていただきますと、特殊法人等の改革は、基本理念に従ってつくられる特殊法人等整理合理化計画、ここにポイントがあるように思います。そして、つくられた計画は期限を区切って...全文を見る
○大沢辰美君 そういたしますと、形態についてはなくなると。事業については、この法案を見る限り、廃止、整理縮小または合理化となっている。だけど、今答弁の中で言われましたけれども、国民の視点で、国民の要求があればすべて見直すということなんですか。私は、理解として、そうすればすべて見直...全文を見る
○大沢辰美君 私は何でもかんでもと言っているわけじゃありません。今答弁ありましたけれども、本当に国民の要求と期待、何度も申し上げますけれども、国民の視点に立った見直しをするんだという先ほどの井上喜一提案者の答弁を聞いて、私はそういう立場で本当に真の改革をやっていただきたいというこ...全文を見る
○大沢辰美君 一つ、ちょっと答弁の中で提案者が空き部屋のあることが問題だということを言われましたが、私の、五千二百戸という空き部屋は建てかえ中のものがたまたまあいているのがあったということなんです。現在は大体千五百ぐらいしか全国で空き部屋はありませんから、それは一定回転の部分です...全文を見る
○大沢辰美君 今、決算の十一年度下半期の数字を示されたわけですけれども、この千四百億円というのは、やはり住宅政策として、政府がいわゆる財投の高い利子のときに、その利子の補給をすることによって、入っている人たちの家賃を一定低減したり、それに合わすような適正な賃貸住宅の家賃にするため...全文を見る
○大沢辰美君 大臣、形態とか、特に特殊法人をすべて見直すんだと、そういう何かこの辺だけの論議じゃなくて、今実際に二百万人の方が住んでいらっしゃって、そこには高齢者の人たちがこんなにたくさん住み続けたいと言っているんですよ。そういう人たちの不安を取り除くどういうふうな施策をやるんで...全文を見る
○大沢辰美君 またちょっと数字が違っておりますけれども、私は今、年金生活者ということで六十歳以上の統計を出したわけですね、約四割以上ということ。今大臣がおっしゃったのは六十五歳以上、私は六十五歳以上でもこのアンケートでは二三・九%あると思うんです。統計が違っているのでしょうか。そ...全文を見る
○大沢辰美君 私は、別の問題でなく、この家賃の問題にしても環境の問題にしても、本当に今公団がやっている事業そのもの、市営や県営はあるけれども、やはり公団のすばらしさというのがあるということを私は評価しているわけなんですね。  先ほども家賃補助についてそういうことをやったんだとい...全文を見る
○大沢辰美君 尊重するのですかと聞いているんですが、附帯決議を。
○大沢辰美君 ぜひ、この附帯決議にもきちっとこたえていただけるような真の改革をしていただきたいということを述べまして、終わります。     ─────────────
○大沢辰美君 特殊法人等改革基本法案に対する反対の討論をさせていただきます。  反対の理由の第一は、本法案が進める特殊法人改革は、国民の住宅権を保障するための公共賃貸住宅の供給や不況で苦しむ中小企業への公的融資、就学の機会均等を促進するための奨学金制度など、国民生活と営業に重要...全文を見る
06月21日第151回国会 参議院 国土交通委員会 第19号
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○大沢辰美君 日本共産党の大沢と申します。  本当に、参考人の皆様、大変お忙しいところを本日はありがとうございます。  最初に北原参考人にお伺いしたいと思うんですが、ただいま御本人も被害者の関係者として大変御苦労されたことをお伺いしました。また、被害者の団体の役員としても多く...全文を見る
○大沢辰美君 そこで、荒木参考人に、今、北原参考人が述べられたああした事態についてどのようにお考えでしょうか、お伺いします。
○大沢辰美君 やはり損害の調査、査定のあり方が問われてくることになると思うんですが、そこで、倉沢、西崎参考人にお伺いしたいと思います。  特に、自算会ですね、保険会社から依頼されて調査、査定に当たっているわけですけれども、被害者の救済の立場に立っているのかどうか、実態はどうなっ...全文を見る
○大沢辰美君 もう一度北原参考人にお伺いしたいんですけれども、本当にまだまだ課題は山積みしていると思うんですが、そこで、被害者の救済対策を実施していく上で、どうしても私は国の予算を大幅に充実していかなければならないと思うんです。  しかし、今度の法改正に伴って、運用益の問題で先...全文を見る
○大沢辰美君 以上です。ありがとうございました。
○大沢辰美君 日本共産党の大沢辰美でございます。  まず最初に、政府の再保険の廃止について伺います。政府の再保険の廃止に伴って、保険金の支払いが適正に行われているかどうかの政府の事前チェックも廃止することになると考えられます。  そこでお聞きしますが、年間の事前チェック件数と...全文を見る
○大沢辰美君 今度の改正で、死亡それから重度障害の重要案件については事後のチェックをするということになりますが、死亡件数が十二年度で約九千六十六人ですか、重度障害者が一万件余りになるわけですが、つまり事後チェックの対象となるのは、事故総数百十六万件年間あるわけですけれども、そのう...全文を見る
○大沢辰美君 被害者に情報提供を義務づける、紛争処理機関を設置した、このことについては当然のことだと思いますけれども、支払い額の根拠を示すこと、当たり前のことであって、今までがいかに保険会社に都合がよかったかということを示すのではないかなと私は思うんです。しかし、そのことと、政府...全文を見る
○大沢辰美君 先ほど私は、払い渋りを含めた不適正な支払いがあるということ、年間数億円、そういう数字も指摘をさせていただきました。損保会社はもともと営利を追求する株式会社ですから、できるだけ支払いを抑えたいという私は払い渋りの傾向にあると思うんです。その払い渋りが自賠責保険にも大き...全文を見る
○大沢辰美君 公正、ちゃんとやっていますという答弁ですけれども、ところが、自算会は損保会社が出資してつくった法人ですね。ですから、役員にもずらりと損保会社の社長が並んでいます。しかも、被害者にとっては極めて重大な判断となる事故の状況がどうであったのか、過失割合がどうだったのかなど...全文を見る
○大沢辰美君 では、自算会の収入金額の内容を、入った分、教えていただけますか。
○大沢辰美君 概略で、私は収入は自賠責保険収入が二百二十六億六千幾ら、約七千万円ですね、自算会の収入の約九割をやっぱり占めていることになると思うんです。当期支出は二百三十一億円ですから、支出のやはり九八・三%が自賠責保険から出ていることになりますね。だから、今まで自算会の収入状況...全文を見る
○大沢辰美君 今までの再保険制度がある中でも過少支払いという非常に件数の多い、金額にしても多い事態があって、そして今回三つの基準を設けて重々にその点を公平中立でやるということですけれども、私はやはり心配でたまりません。そのことを指摘させていただきまして、最後にもう一点お聞きしたい...全文を見る
○大沢辰美君 もう一分ありますので。最後と言いましたが、もう一点、介護の問題について。  後遺障害を持たれている家族や被害者にとって、治療、介護など大変な状況に置かれていることは今までの質問にもございました。特に、療護センターの整備拡充は急務であるということも指摘されていました...全文を見る
○大沢辰美君 私は、日本共産党を代表して、自動車損害賠償保障法及び自動車損害賠償責任再保険特別会計法の改正案に反対の討論をさせていただきます。  反対理由の第一は、再保険の廃止に伴って、政府が行ってきた契約関係の審査を全廃し、また支払い審査も死亡や重度後遺障害などに限って事後チ...全文を見る
06月22日第151回国会 参議院 国土交通委員会 第20号
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○大沢辰美君 日本共産党の大沢辰美でございます。  御存じのように、プレジャーボート、小型船舶の不法係留、この問題は本当に大変な社会問題となってまいりました。例えば、船舶の航行へ重大な影響を与えていますし、洪水とか高潮等における放置艇の流出で災害の発生が起こっているという事態、...全文を見る
○大沢辰美君 結果的に、今度の改正と従来の規制のセットとして見た場合、今述べられたように、不法係留対策の解決の方向として一定の枠がかかってきたと思うんです。問題は、所有者を初め関係者がどう認識して受けとめるかという問題ですね。  そこで、大事になるのが、今述べたことをどう啓蒙、...全文を見る
○大沢辰美君 今度の法改正で登録になると。だけれども、既存の船は次の船舶検査まで大体長いもので約三年間猶予されることになるんじゃないかと思うんです。ですから、この法の規制は来年の四月からですから、何か四年間結局猶予を与えるようなことになるのではないかと私は心配しています。  と...全文を見る
○大沢辰美君 せっかく法律ができたわけですから、やはりその対策を強化する意味でも毅然とした態度で臨んでいただきたいと思います。  この不法係留対策の一つなんですけれども、私は、先ほども申し上げましたように、毅然とした規制措置をとっていただきたいと思います。それと並んで、係留・保...全文を見る
○大沢辰美君 本当にマリーナの場合は相当かかるということですね。ですから、八百五十万、一隻当たりかかるとなれば、私は、仮に不法係留十三万八千、これを収容するとして、単純に計算しても一兆一千六百三十億円ですか、整備費用が全体でかかるとなるわけですし、だけれども実際はもっと自宅に持ち...全文を見る
○大沢辰美君 本当に整備するにもかかる、そういう処分するにもかかると。だから、不法係留のためにいかにお金がかかるのかというのは、特に管理者である自治体の負担は巨額となっています。さらに、今後も膨大な資金を投入しなければなりません。もちろん、国の資金も多額になってくるわけですね。こ...全文を見る
○大沢辰美君 もちろん、リサイクルの開発そして研究についてはメーカーに、業界に委託しているわけですけれども、私は本来ならばメーカーサイドがやっぱり率先して検討すべき課題でもあると思うんです、自分たちがつくったわけですから。  その問題はその問題としても、やはり問題解決に向けては...全文を見る
○大沢辰美君 メーカーの責任を明らかにさせながら総合的な対策の拡充を求めて、一点だけ要望して終わりたいと思います。  私、先ほど都県市の自治体が要請している文書をちょっと紹介させていただきましたが、その中にも強制的な保険制度の創設を要望しておられます。この件については、私、昨日...全文を見る
10月25日第153回国会 参議院 国土交通委員会 第3号
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○大沢辰美君 日本共産党の大沢辰美でございます。よろしくお願いします。  私は、今審議が続けられている中で、この海上保安庁法の改正案ですが、これは警察行為として領海警備の任務を持つ海上保安庁が、我が国の領海を侵犯したり、それから主権侵害の危険性がある不審船を追跡、捕獲し、また立...全文を見る
○大沢辰美君 教訓と反省に立っているという今回の提案ですけれども、防衛庁の方はいかがですか。
○大沢辰美君 本来、領海警備の任務を持つ海上保安庁がいち早く通報を受けて対応するのが本来のあり方であると思いますが、あの事件の場合はまさに数時間おくれて通報があったという、そういう事態ではやはり本来の任務が果たせないと思いますが、この点はその反省の上に立って今回法案が出されたと思...全文を見る
○大沢辰美君 捕捉手法の問題については後でまた聞きたいと思うんですが、やはり一定の量的、質的にも体制整備がされたように思いますけれども、今も指摘ありましたように、船のいわゆる能力、そしてやはり現場では人員の不足というのも非常に言われておりました。こういう点も含めて整備を整えていた...全文を見る
○大沢辰美君 領海警備の任務は海上保安庁が第一義的に対応する、このことを確認して、法案そのものの内容に入りたいと思います。  海上保安庁長官にもう一度お聞きします。  今回の改正は、いわゆる不審船による我が国領域内での重大凶悪犯罪の発生を未然に防止するために海上保安官が行う不...全文を見る
○大沢辰美君 やはりこの目的は、もう一度繰り返しますが、停船させ、立入検査を行うことが目的である、そういうことですね。そのことを確認をして、次の改正案の中身に移ります、また。  違法性が阻却される場合の四要件について質問したいと思います。  不審船への対応は、威嚇射撃をしたこ...全文を見る
○大沢辰美君 人に危害を与えたとしてもその違法性が阻却される場合として、今申し上げました改正案では四つの要件に該当する場合を挙げているわけですが、この法改正の理由とされる能登半島沖不審船事案が、法案にあるこの四つの要件にどのように当てはまるのか説明をいただきたいと思うんです。 ...全文を見る
○大沢辰美君 そういう四つの要件がそろって、最後の手段として停船させるためには機関砲などを船体射撃することになる可能性が生まれてくるわけですが、私は危害射撃の実際の運用では本当に慎重さが求められると思います。  一体、船体の本当にどこを撃つんだろうと、そういう心配も大きくありま...全文を見る
○大沢辰美君 あくまでも危害射撃の実際の運用は慎重さを求めて、今度は防衛庁と海上保安庁に両方に聞きたいと思いますが、海上警備行動というのは、不審船に係る共同対処マニュアルの概要にもあるとおり、海上保安庁では対処することが不可能または困難と認められる事態に至った場合には海上警備行動...全文を見る
○大沢辰美君 海上保安庁の判断抜きにそういうことは絶対あり得ないということを私はもう一度確認したいと思います。  海上警備行動の発動要件はどうなっているかという点で、海上保安庁では対処することが不可能または困難と認められる事態とは具体的にはどういう事態を言うのでしょうか。
○大沢辰美君 最後に、もう質問ではありません、提案だけさせていただきます。  「武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。」という憲法の規定に照らしても、やはり私は不審船等への武器使用または武器行使ではないことを明確にする必要があると...全文を見る
11月08日第153回国会 参議院 国土交通委員会 第4号
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○大沢辰美君 日本共産党の大沢辰美でございます。  私は、テロ対策、ハイジャック防止対策について最初にお聞きしたいと思うんですが、御存じのように、九月十一日に米国で同時多発テロがございまして二カ月がたちました。本当にこれはもうどんな理由があっても許せない行為として、まさに国際社...全文を見る
○大沢辰美君 もちろん、防犯、安全、すべて大事なわけですけれども、いわゆるフェーズEという状況の中で今言ったことは守らないといけないことなんですが、通常の場合でもこれはもちろん守らないといけないわけですが、それも手荷物機内持ち込み一個というのが守れない現実があるんですよね。  ...全文を見る
○大沢辰美君 ぜひその点についても、やはり安全という立場から徹底をしていただきたいと思います。  次に、航空機内の保安についてお伺いします。  現在、客室乗務員は、編成が乗客五十人に対して一人となっているわけですね。そういうためにDC10なんか、ほかの機もあるわけですが、幾つ...全文を見る
○大沢辰美君 航空会社の方で指針を示してやられていると思われるということらしいんですけれども、現在もまだDC10などについては八つの非常口があるのに七人しか客室乗務員が配置されないという実態もあるわけなんですね。  これも、非常口数に満たない編成の問題について、実態と問題点とい...全文を見る
○大沢辰美君 事件が発生したときに確かに強化されているという、経緯を見ていましたらそれはよくわかりました。  そこで、国の管理する空港については機内持ち込みの手荷物や受託の手荷物のエックス線検査というのが全数検査、全部ですね、すべての検査が可能になったと思うんです、なろうとして...全文を見る
○大沢辰美君 私は、やはり地方空港であっても、そこで乗った、そして受託の荷物も載せたと、一たん途中で乗りかえてもやはり到着するまでは検査がないわけですから、国の管理の体制が十分にできたとしてもやはり地方空港もきちっとやらない限り万全は期さない、そのように考えます。  ですから、...全文を見る
○大沢辰美君 今日までもそういう制度でやってきたけれども、すべて設置されなかったというのが現状ですから、やはりそこは一歩を踏み越えて、政府の責任において、国土交通省の責任において空港管理者と協力をして、航空会社と協力をして、私は早急にその整備、機器の整備を整えていただきたいという...全文を見る
○大沢辰美君 私は、搭乗する人のチェック、それから受託する荷物のチェック、そして旅客機に積み込む貨物のチェック、本当にすべてが整わない限り飛行機は安全だということは言えないと思うんですよね、私たち素人が考えても。ですから、この問題については、今とめ置きというようなことも出ましたけ...全文を見る
○大沢辰美君 まさに量的にも質的にも本当に防犯体制、安全体制をつくっていただきたいということを再度申し上げて、私も最後に、今、航空労組の皆さんがぜひ自分たちの職場の実態を聞いていただきたいということも、重ねてまた時間をつくっていただいてお願いをしたいと思いますので、よろしくお願い...全文を見る
○大沢辰美君 つまり、地方空港は整いつつあるので抑制をしていきたいということは、事業化しないという意味で私は確認したいと思いますが、それでよろしいでしょうか。
○大沢辰美君 本当にこの播磨地域の、これは姫路の広嶺山というとても景色のすてきなところにつくられようとしているんですが、やはり反対をしていきたいという方たちが多く今声を挙げています。ですから、やはり今の時期に、私は、本当に今公共事業を抜本的に見直すというときに、この地方空港である...全文を見る
○大沢辰美君 借家の報告を一部受けたわけですが、やはり一戸当たりの平均床面積の推移でずっと今二十年間のを見せていただいたんですが、私は、持ち家で、一九六三年ですから約三十五、六年前になるんですけれども、それと比べても、持ち家と比較して借家の面積というのは本当にわずか四二%ですか、...全文を見る
○大沢辰美君 本当に民間賃貸住宅による高齢者の入居の問題でも指摘がされて、やはり高齢者を受け入れる管理者が今二四%しかないという実態も今までの調査で出てきて、その結果、ことしの通常国会で高齢者の安定確保に関する法律ができたわけですが、これについては本当に私は効果が上がるように期待...全文を見る
○大沢辰美君 そのとおりだと思うんです。  次に、高齢者向けの優良賃貸住宅の供給状況とバリアフリー化の状況について、まず、これも公団と民間それぞれちょっと比較して説明いただけますか。
○大沢辰美君 やはり本当に公団住宅がバリアフリーにおいても、高齢者向けにおいても非常に大きな役割を示しているという数字が出たわけですが、そういうときに廃止解体案の最大の特徴として公団を即時廃止し、すべての資産を売却するというこういうことが出されて、私はこういうことをもしやられたら...全文を見る
○大沢辰美君 私はそのとおりだと思うんです。  私は、公団住宅に今お住まいの多くの皆さんがこのまま住み続けさせてほしい、住み続けたいという、いろんな調査の中でアンケートを出している声を一つ紹介したいと思うんです。  ある人は、二十一年前にこの団地に入居しました、仕事の都合で音...全文を見る
○大沢辰美君 もう時間がありません。  最後になりますが、十月二十七日の報道によりますと、札幌市内で開催した行革断行フォーラムの第一回会合で石原行革担当大臣は、政府系金融機関の特殊法人について、公共的分野で金融業務をやらないといけないものもある、必要なものは必要、政府の行革事務...全文を見る
11月27日第153回国会 参議院 国土交通委員会 第5号
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○大沢辰美君 大沢でございます。  私は住宅金融公庫の問題についてお尋ねしたいと思います。  ずっと論議があったわけですけれども、現在住宅金融公庫が行っている住宅融資の問題については、国民にとって必要なのか、それとも必要ないのかという肝心の問題点を明確にすることなく、廃止とか...全文を見る
○大沢辰美君 そういう大きな役割を担ってきたということは本当にすばらしい制度であったと思うんですね。私は、そういう制度だからこそ続けてほしいというのが私の願いなんですけれども。  この三月十三日に、そういう経過を踏まえて第八期の住宅建設五カ年計画というのが閣議決定して今進められ...全文を見る
○大沢辰美君 ぜひ、必ず利用者の立場に立ってこのことを進めていただきたいことを念を押しまして、二点目です。  先ほども言いました行革断行評議会ですね。これが発表した住宅金融公庫の廃止・民間市場化案では、公庫は廃止。公庫の事業は民間市場化する。そして、第一ステップとして、既存ロー...全文を見る
○大沢辰美君 私は、そういう私的機関であるけれども、責任大臣である石原行政改革大臣がやっているこの断行評議会というものは本当にひどいものだと。それに所管の大臣の問題がそこで審議されているわけですから、それに対してどうお思いですかということをお聞きしたわけですから、続いてそのことも...全文を見る
○大沢辰美君 本当に私は、住宅金融公庫という歴史、そして果たしてきた役割、そして低中所得者に対する対応、さまざまな分野でその役割を果たしてきて、住宅の量、質ともに向上を果たしてきた役割があると思うんです。  ここに至って、五年以内に民営化、廃止ということが出てきたわけですけれど...全文を見る
11月28日第153回国会 参議院 災害対策特別委員会 第2号
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○大沢辰美君 本当に三宅島の実態が今住宅問題を含めて明らかになって、やはりもとに戻れるようになることを一番願っているわけですが、そのときに自分の家がどうなるかというのはもう重大な、居住、いわゆる福祉、人権、さまざまな点で大事なことであるということを、もう一度、調査をした結果、対応...全文を見る
○大沢辰美君 御存じのように、災害発生から七年目を迎えました。今皆さんのところに資料をお配りさせていただいておりますけれども、これは復興の土地区画整理事業が進んでいる神戸、長田の御菅西地区というんですか、そこでの町づくり支援グループがこのほど現況調査を実施して、建物の再建の状況を...全文を見る
○大沢辰美君 全体の状態はそういう報告だと思うんですが、私は、長田の場合、本当に特に、今数字も言われましたが、八二%しか帰れていない、その中でもこの地域の人たちは三割か五割しか帰れていない。その数字を後でやっぱり調査をしていただいて、この人たちがもとに帰れるような対策を講じていた...全文を見る
○大沢辰美君 かなり事業は行われていた、補修の面でもと言われましたけれども、私は、国連に行かれた代表団にこの長田の人たちは短冊にして自分の住宅が建てられないんだということを預けて、そしてこの実態を知っていただいて勧告を出された内容だと確信しております。多くの人たちが手紙を持って行...全文を見る
12月04日第153回国会 参議院 国土交通委員会 第7号
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○大沢辰美君 私は、日本共産党を代表して、民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律の一部を改正する法律案、いわゆるPFI法改正案に対する反対の討論を行います。  PFIとは、国や地方自治体の財政破綻が深刻になるもとでも、民間の資金を使って引き続き浪費とむだの公...全文を見る