大沢辰美

おおさわたつみ



当選回数回

大沢辰美の2003年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月10日第156回国会 参議院 決算委員会 第2号
議事録を見る
○大沢辰美君 日本共産党の大沢辰美でございます。  今日は、二〇〇一年度決算審査に当たりまして、私は三点ほど質問をさせていただきたいと思います。  まず最初に、公共事業の執行の問題において、これまでに四十億六千百万円、国費が投入されています神戸空港建設の問題についてまずお聞き...全文を見る
○大沢辰美君 もう一度、はっきり分かっていらっしゃるでしょうか、事務方。この開港時とその十年後の二〇一五年、両方教えていただけませんか。
○大沢辰美君 二〇一五年は、十年後。
○大沢辰美君 確認をさせていただきました。開港時は約十六万人需要予測の見直しがありました。そして、十年後にまた十六万人の見直しがあったということですね。  そこで、私は本当に気持ちだけ下方修正されたんだな、ほとんど変わっていないという考え方なんですが、私はこの需要予測の基礎にな...全文を見る
○大沢辰美君 でも、国土交通省が国内の需要の旅客の指針を正確にしなさいよということで、一昨年方針を出されたわけです。そこで、去年、大臣とも論議をさせていただいて、もう決まっている、決定をした神戸空港であるけれども、これについても需要予測の見直しをすることが必要だという方針を出され...全文を見る
○大沢辰美君 私は扇大臣に一言申し上げておきたいと思うんですが、いつもこの空港の問題を質問いたしましたら、やはり伊丹空港は騒音対策に百億円掛かっているとか、しきりにそのことを表現されますけれども、当然のことじゃないですか。国は、一九九〇年、この伊丹の存続を決めたのは政府なんですか...全文を見る
○大沢辰美君 間違いないと思います、私も調べて今、大臣に確認をさせていただいたわけですが。ですから、この六百六十一万人、この近畿地区で増えるというのが国土交通省の試算です。このちゃんと予測需要表に出ておりますからね。  私もこの近畿圏の数字をグラフにしてみたんですけれども、現在...全文を見る
○大沢辰美君 私は、もちろん世界のことも考えないといけません。国際的なことはもちろん考えないといけない。だけど、今、この関西地域の、この近畿の狭い大阪湾に三つの空港が必要かどうかを聞いているわけです。ちゃんと国際線で関空があるじゃありませんか。だから、無駄な事業、私はこんなでたら...全文を見る
○大沢辰美君 是非、見直しということも視野に入れて、そして大臣が言われました、今年の予算は、新年度の予算は付けずにおこうかなと思ったと、そういうことも発言されました。だけど、そういう中で協議を、知事の代表だとか言われていましたけれども、そういうことはもちろんやっていただきたいけれ...全文を見る
○大沢辰美君 私は、実態をもっと知っていただいて、その苦しみをどう取り除くか、もっと具体的に提案をし、これから努力していただきたい。  総理に、もう一言。
○大沢辰美君 簡単な言葉ですけれども、やはり総理は心を込めて、私は前もってこういう、八年後の被災実態と、昨年、復興県民会議という団体が作られて、実態調査をされてまとめたものがありますので、事務局を通じてお届けをさせていただいていますから、本当に悲惨な状態です。これを見ていただいて...全文を見る
○大沢辰美君 今、説明がありましたように、十一年、十二年で地方自治体は国に資金を返さないといけないということですね。なぜ死亡した人たちからこの借金を取り立てるのかということなんです。自治体は返さないといけないから、貸した人の被災者に取り立てないといけなくなるわけです。だから、今、...全文を見る
○大沢辰美君 私は、直ちに法律の抜本的改正も求めたいと思います。だけど、今やれることは、柔軟なという言葉を使われました。是非、その言葉を受け止めて、自治体の皆さんや被災者の皆さんに、血の通った、もう本当に生活支援をしていただきたいということを最後に厚生労働大臣に申し上げたいと思い...全文を見る
○大沢辰美君 一言だけ。
○大沢辰美君 終わりたいと思いますが、本当に厳しい対応を迫って、私の質問を終わります。(拍手)
03月19日第156回国会 参議院 本会議 第10号
議事録を見る
○大沢辰美君 日本共産党を代表して、社会資本整備重点計画法案及び社会資本整備重点計画法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案について質問をいたします。  法案の質問に先立ち、緊迫度を増すイラク情勢について総理の見解を伺います。  ブッシュ大統領は、フセイン大統領に四十八時...全文を見る
03月26日第156回国会 参議院 国土交通委員会 第4号
議事録を見る
○大沢辰美君 日本共産党の大沢辰美でございます。  私も、二〇〇三年度の予算の委嘱審査に当たりまして質問させていただきたいと思います。主に、震災に強い住宅づくり、まちづくりについて質問をしたいと思います。  御存じのように、阪神・淡路大震災から今年は九年目を迎えたわけですが、...全文を見る
○大沢辰美君 本当に概略をお聞きしたわけですが、特に私は、その中でも非常に重点的にチェックをしないといけないのが一九八一年以前の建物の問題ですね。  今、皆さんのところに資料をお配りさせていただいていますでしょうか。今、説明を受けた中で、特に建物の中でも、子供、お年寄り、障害者...全文を見る
○大沢辰美君 ですから、まだ調査が十分にできていないという点もあるそうですけれども、初めて一九八一年以前のこういう耐震化の率を発表されたということは、私は重要な意義があると思うんです。やはりこのことを、どれだけ耐震化していくかという一つの目標を持っていただいて、結局は都道府県がい...全文を見る
○大沢辰美君 もちろん診断をして改修事業に掛かるわけですけれども、やはりお金の問題がここに大きく根差していると思うんです。  それで、内閣府の方にお願いを強力にしておきたいんですけれども、やはり小中学校でも教室には国の改修補助として二分の一の補助をするけれども、私は何度も繰り返...全文を見る
○大沢辰美君 各庁省任せじゃなく、また都道府県任せじゃなく、事業者任せじゃなく、本当に今までの教訓を踏まえて、耐震、特に弱者、社会的弱者の施設については、これだけじゃなくて全体的な調査をされたわけですから、全体的な一体となってやっていただかなければならない。そのことの推進の目標と...全文を見る
○大沢辰美君 耐震診断などにも補助が出されているわけですが、なかなか進んでいないというのが実態で、それで、私、各自治体も大変この問題についてはやはり東海地震などを予想した制度が各地で作られているように聞いていますけれども、この住宅耐震改良工事費に補助制度を作っている各自治体がござ...全文を見る
○大沢辰美君 その静岡県の制度の例なんですけれども、静岡ではプロジェクトTOUKAI、東海地震の東海と家が倒れる倒壊、そういう表現をしてプロジェクトTOUKAIという、ゼロにしようということを立ち上げたそうですね。すばらしいことだと思うんです。だから、文字どおり倒壊家屋ゼロを目指...全文を見る
○大沢辰美君 四千五百万住宅があって、そのうちの約四割ないし五割が大変な住宅であるということと、それと、一九八一年以前の問題指摘すれば、千三百万戸大変だという実態がある中で、私も、これもやっぱり計画的に耐震診断と耐震改修をやらなければいけない。今、調査をするだけでは駄目だと。やっ...全文を見る
○大沢辰美君 なぜ進まないのかという、新しい制度もできているわけですが、やはり制度として住民の皆さんが使いやすい制度にしなければ、これは使えないというのが今までの経過を見ても明らかだと思います。  今、大臣が住宅に補助をすることは阪神・淡路大震災でも論議をしましたということを言...全文を見る
○大沢辰美君 そこで、その改善、そして拡大されて、私はハートビル法についてももちろん賛成してきたわけですけれども、交通バリアフリーと併せて民間住宅の改善ということで今私は質問したいと思うんですが、そこで、国土交通省としては、住宅、いわゆる民間住宅のバリアフリー化ですか、これについ...全文を見る
○大沢辰美君 現在、わずか三%ということはほとんどできていないということだと思うんですが、二〇一五年までにどういうふうに対策を講じればこの目標達成できると、進めていらっしゃるんですか。
○大沢辰美君 三%の目標ということは、約、住宅にしたら私は百万戸ぐらいだと思うんですよね。ですから、住宅金融融資制度もあって借りる人たちが増えてきましたということですが、戸数にしたらわずかなわけですよ、全体からすれば。  もちろん、それは大事なことだと思っているんですよ。でも、...全文を見る
○大沢辰美君 金融面で大変なことはもう全国的なことですし、今、私はそのことを聞いているわけではありません。今、リフォームのバリアフリーとの関係で、本当に零細業者、中小企業というより零細業者に大きな影響を与えているということをお尋ねしたわけです。  それで、最後に大臣にお伺いした...全文を見る
03月27日第156回国会 参議院 国土交通委員会 第5号
議事録を見る
○大沢辰美君 日本共産党の大沢辰美でございます。  今審議されています社会資本整備重点計画法案によって本当に国民が切実に求めている社会資本の整備に切り替えられるかどうか、私はこの点に、時間がありませんので、三点ほどに絞って聞きたいと思います。  一つは、社会資本整備と交通安全...全文を見る
○大沢辰美君 言葉ではそういう表現が返ってきているんですけれども、さて中身がどうなるかというのが私は心配しているところなんです。  内閣府が実施した世論調査があるんですけれども、これを見ますと、今後の国土づくりについて力を入れるべき点はということで、一位が災害に対する安全性の確...全文を見る
○大沢辰美君 先ほど他の議員の質問に対して局長はこういうことも言っていましたね。床上浸水などの災害を、都市水害を削減するためにはダムや河川や下水が要ると。何か結局、そういう項目は挙げるんだけれども、結局公共事業に予算がそういう形で積み重ねられるという、ああ、そういうことなんだなと...全文を見る
○大沢辰美君 恐らく、今の予算の数字というのは、新設の車線を造ったときに、また拡幅したときに造られた歩道も含まれていると思うんですが、今、それは当然のことだと思うんです、造って当然のことだと。だけれども、今欲しいのは、やっぱり既設の道路が非常に不十分だと、歩道ができていないという...全文を見る
○大沢辰美君 確かに、私、既設道路の歩道整備というのは用地の買収などでなかなかやりにくいということは分かるんですが、私は、国道二十八号線というのが淡路島に走っているわけですけれども、そこを見に行って、もう三十年来歩道がなくてトラックが走って大変なんですと、そして民家にここ十回ぐら...全文を見る
○大沢辰美君 そういう要望箇所をまとめて、整備が必要なところを点検して精査して実行していくんだと思うんですが、その予算、いわゆる社会資本のお金の使い方になるわけですけれども、その予算の制約が私はやっぱり生じてきて、国民の要望との乖離があるんじゃないかなと思うんですが、今後の事業規...全文を見る
○大沢辰美君 これからの重点計画の中に入っていく部分もあると思うんですけれども、確かに市街地では困難なところあると思いますが、やはり危険、人間の命、事故対策等含めて強く要請をして、次の項に移りたいと思います。  次に、道路公害対策でございますが、これは排気ガス汚染対策について併...全文を見る
○大沢辰美君 私は、やはり道路管理者の責任は大きいと思うんです、当然。そして、これは考えていくという、今もやろうとしているわけですが、なかなか進まないと。やはり緊急性が求められているのがこの和解の結論だと思うんですね。  そこで、尼崎道路公害対策では、やはり今、道路管理責任者と...全文を見る
○大沢辰美君 公害は果てしなく続くと言ったら、何のためのこれ、公害をなくするのが二十一世紀の課題だと思いますから、そこは私は訂正をしていただきたいと思います。  こういうふうな対策を講じている、試行をやっている、ETCをやっていると言うけれども、ETCなんてもうわずか数%でしょ...全文を見る
○大沢辰美君 試行はやっているけれども現状は良くなっていないというのが今の現況なんですね。ですから、やはり一歩突っ込んで、私は、和解をした二年前のその精神に基づいて、一層どうすればいいかということを更に協議を重ねて抜本的な対策を考えていただきたいということを重ねてお願いして、次の...全文を見る
○大沢辰美君 終わりますが、一言だけ。港湾政策の枠を超えたものもあると思いますけれども、やはり私は、国内での地方空港、地方の港湾の整備による影響も大きいと思っております。そのことを指摘して、終わります。
03月31日第156回国会 参議院 決算委員会 第3号
議事録を見る
○大沢辰美君 日本共産党の大沢辰美でございます。  私は、特殊法人改革の問題について質問したいと思います。  具体的には雇用・能力開発機構が保有している勤労者福祉施設の問題なんです。特に、この中の宿泊施設を持った大型施設などに対する厳しい批判が、この決算委員会でもありましたし...全文を見る
○大沢辰美君 二〇〇一年の十二月の閣議決定で特殊法人等整理合理化計画、二〇〇五年度末までにすべての施設を廃止することが決められていることになっていますが、宿泊施設機能の付いていない施設ですね、この今発表されました日付で二千六か所あると思います。その中に千百九十一か所の体育施設があ...全文を見る
○大沢辰美君 やはり、私は福祉施設の向上を目指して作られたこの施設が今そういう形で廃止されようとしている。  私はちょっと具体的にお伺いしたいんですが、兵庫県に高砂市というところに高砂勤労者体育センターという施設があります。ところが、この閣議決定で決めた一律廃止の方針のために、...全文を見る
○大沢辰美君 私も、大臣がおっしゃるように、本当にこの施設は本来の趣旨が生かされるように今後も使ってもらえるのが一番望ましいと言われました。そのとおりだと思うんです。  だけれども、こういう形でいったん議会が否決した、これからどういうふうに具体的にこの問題を、いやもう駄目だから...全文を見る
○大沢辰美君 私もそのように感じました。本当に協議を続けていって、市民の人たちが本来の目的のスポーツセンターとして生かされるように努力をしていくということが厚生労働省の意見として受け止めてよろしいでしょうか。
○大沢辰美君 いいことは一致するわけです。  でも、やっぱり問題点をはっきりして、この問題については、本当に何回も繰り返しますけれども、利用者が後も使えるように細心の努力をしていただきたいということをお願いいたしまして、次の質問に移りたいと思います。  次は、交通安全の問題な...全文を見る
○大沢辰美君 数字が非常にたくさん並びましたので分かりにくかったと思うんですけれども、やはり年度によって地方が担当している部署と国が改良している部分と非常に開きがあるんですけれども、予算の関係だと思うんですが。  そこで、最後に一点、大臣にお聞きしたい、公安委員長にお尋ねしたい...全文を見る
○大沢辰美君 以上です。
04月14日第156回国会 参議院 決算委員会 第4号
議事録を見る
○大沢辰美君 大沢でございます。  今、国民の命と財産、安全を守るという視点で、強く私からも再度要請をしておきたいと思います。  私の方からは三宅島の災害対策についてお聞きしたいと思います。  御存じのように、三宅島の災害によって避難されて二年七か月が過ぎましたね。島の人た...全文を見る
○大沢辰美君 本当に長きにわたる避難生活の中で、三宅村自身が二回も調査されて、一昨年の調査では約三分の一の方が生活が苦しいという訴えをされているわけですね。ですから、げんき農場などを設置されたというんですけれども、やはり年金で生活している人たちが約六百四十九世帯、そしてアルバイト...全文を見る
○大沢辰美君 繰り返しますけれども、生活保護基準以下の世帯が三百世帯と推計されているわけですね。この新しくできました生活保護基準以下の特別保護の事業というのは、私は一定前進だとは思っています。だけれども、このところに相談に来られた方たちのうち、わずか二十世帯しか対象にならなかった...全文を見る
○大沢辰美君 やっぱり実態をもうつかんだわけですから、調査をして、ですから、その対策を講じるのは、村任せでなくて、私は政府は本当に乗り込んでいただきたいと思います。  今年は生活再建支援法の抜本的な改正もありますが、その一時金の抜本的な改正と、やはりこういう長期にわたる避難の災...全文を見る
04月17日第156回国会 参議院 国土交通委員会 第7号
議事録を見る
○大沢辰美君 日本共産党の大沢辰美でございます。  私は、今度の油濁損害保障法改正案、海上衝突予防法改正案、いずれも海の環境や安全を守る国際条約に準じた改正であると思っていますが、先ほども質問にありましたように、国際海事機関に我が国の提案でやられた、一点だけちょっと確認のために...全文を見る
○大沢辰美君 国際的なことだというけれども、日本が提案したのはなぜなのかというのは、もう質問でもあったわけですけれども、やはり私は、海上船舶の海難事故というのは衝突が一番多い中で、やっぱり安全には安全を期すという立場から指摘を申し上げて、次の質問に移りたいと思います。  今、国...全文を見る
○大沢辰美君 本当に休みなく五十三日間、任務を果たしたということでは、職員の皆さんに私は敬意を表したいと思うんですが、この清龍丸が老朽化して、代替船ですか、新しく改造されるということで、二〇〇二年度の補正予算組まれて、二〇〇三年の予算で認められて、二〇〇五年に新しい船ができるそう...全文を見る
○大沢辰美君 私も先日現場に行ってきたんですけれども、三交代で二十四時間、週五日間ですか、本当に緊急時に備えての体制の中で、本当にチームワークを考えながら、三つの何かワッチという分かれた形でやられるそうですけれども、大変な勤務形態であるなということを認識したんですが。  そこで...全文を見る
○大沢辰美君 清龍丸自身は本当に限定された地域の中でのしゅんせつ作業をしているわけですから、日常はですね、航路を行き交う船をかわしながら、何かもう本当に微速の前進、後退、そういうのを繰り返しながら作業をしているようでした。  だから、したがって、通常航路を進む船舶が行く場合の見...全文を見る
○大沢辰美君 そういう認識でやっていただきたいということなんですが、もう一点、私は技術的に、今安全で一度も事故がなかったという体制で頑張ってきたということはもう本当にすばらしい評価ができると思うんですが、いったん、船の私も中に入らせていただいて、本当に機械のメンテナンスですか、も...全文を見る
○大沢辰美君 以上で終わります。
04月24日第156回国会 参議院 国土交通委員会 第10号
議事録を見る
○大沢辰美君 日本共産党の大沢辰美でございます。  私は、特に本四公団の債務処理法案について質問したいと思います。  御存じのように、この法案は本四公団の債務四兆七千億円のうち一兆三千四百億円を切り離して一般会計に承継するなどしてその負債を税金で処理するという法案になっている...全文を見る
○大沢辰美君 過大に見積もったということを認めているわけで、その債務を償還できないという時期ですね、国土交通省が認識したのはいつごろになりますか。簡単でいいですよ。
○大沢辰美君 少なくとも平成九年、一九九七年ですね、国土交通省は対策をやっているわけですから、大体五年前、六年前ぐらいですか、それが、国土交通省はこういう事態に陥るということを認識していると。それまでも思っていたかもしれませんけれども、でも、それでも根本的な改善をされなかったわけ...全文を見る
○大沢辰美君 十三年度だけで結構です。
○大沢辰美君 そういうことで、過大な私は需要予測がされていた結果がこういう数字に表れてきていると思うんですが。  資料で一枚目、三枚ありますが、一枚目、二枚目に今、局長が説明された数字を一応資料として出させていただいておりますが、これを見ていてももちろん明らかなわけですが、先ほ...全文を見る
○大沢辰美君 収支決算というのは管理費だけが支出じゃないんですよ。利払いも含めて収支決算されて、そういう総体的な償還計画をするのが私は、私でも、利払いしなくていいんだったら、管理費だけだったら運営、民営化させていただきたいぐらいなですよ。そういうものじゃないんですよ、今論議してい...全文を見る
○大沢辰美君 大臣の方のは横で、皆さんには縦になっておりますけれども、この写真を見ていただいたら分かるんですが、私も現地に何度も行って見てまいりまして写真を撮ってきたんですが、この場所は、ちょっと風景が載っていませんけれども、とても景色のいいところなんですね。渦潮という、鳴門の渦...全文を見る
○大沢辰美君 自動車専用道路の高速道路であるということは私も知っております。ただ、国道二十八号線、これは神戸市から鳴門までが二十八号線ですね。そこが、バイクで乗ってきた人が、明石からはフェリーで乗って淡路に渡れます。だけれども、淡路の二十八号線、下を通ってこの淡路の南まで来れるけ...全文を見る
○大沢辰美君 私は、こんな立派な橋を造る技術を持っているのに、これだけの空間を利用できる技能的なあれがないというのは、技術的なあれがないというのは、もうとっても納得ができない、不思議な、七不思議だなと思ったんですが、やはり私は、確かに鉄道を通すということで計画をしたのでしょう、で...全文を見る
○大沢辰美君 一言だけ。そういう国民にもサービスをするような、そういう精神も心得ていただきたいということを申し上げて、質問を終わります。
○大沢辰美君 日本共産党を代表して、本州四国連絡橋公団の債務の負担の軽減を図るために平成十五年度において緊急に講ずべき特別措置に関する法律案及び高速自動車国道法及び沖縄振興特別法の一部を改正する法案について反対の討論を行います。  本四公団債務処理法に反対する第一の理由は、この...全文を見る
05月08日第156回国会 参議院 国土交通委員会 第11号
議事録を見る
○大沢辰美君 私は、日本共産党を代表いたしまして、空港整備法の一部を改正する法律案、そして港湾法等の一部を改正する法律案に、それぞれに反対討論を行いたいと思います。  まず、空港整備法の一部を改正する法律案についてです。  本法案により、航空機が夜間や濃霧の悪天候の中でも安全...全文を見る
05月12日第156回国会 参議院 決算委員会 第7号
議事録を見る
○大沢辰美君 日本共産党の大沢辰美でございます。  私は、大きく二点ほど質問したいと思いますが、最初にいわゆる少人数学級、三十人以下の学級について質問したいと思います。  もちろん多くの皆さんがこれまでも質問があったわけですけれども、やはり子供たちに行き届いた教育をするために...全文を見る
○大沢辰美君 そこで、既に少人数学級に踏み出した自治体があるということで今報告があったわけですが、それは本当に保護者、教職員を含めて子供たちにも歓迎される声が広がっていることは事実だと思うんですが、例えば実施されている山形県の教育委員会ですね。今年一月に発表したアンケート調査がも...全文を見る
○大沢辰美君 様々な取組はされているという中の一つにこういう山形県の例が出てきたわけですが、その県はこういう形でやられて私はすばらしいことだと思う。だけれども、やられていない県の子供たちはどういう状況になるかということにもなるわけですから、私は、様々な取組の中でのその基礎、土台と...全文を見る
○大沢辰美君 結局、費用を国庫負担になるか県の負担になるかというところが大きな問題になるんではないかと思うんですが、この山形県の例で、私は、知事が、教育長もそうですが、その県の中での事業で、公共事業を一つ、橋を一つや二つ節約してでも子供たちの教育予算に回したいという決意の下でやら...全文を見る
○大沢辰美君 評価をしているということはそのことをすばらしいと認めていらっしゃることだと思いますので、このことを全国に広げるのはやはり国の責任であると、そしてその基礎は四十人でなく三十人ではないかということを強く申し上げて、次の養護教諭の問題について質問をしたいと思います。  ...全文を見る
○大沢辰美君 統計上こういう数字が出ているわけですが、そういう学校が増えている、子供たちが増えているという中での養護教員のこの問題に対する取組、もう第一線で対応していらっしゃるわけですが、大臣は養護教員の役割についてどのように認識されていますか。
○大沢辰美君 大臣にもその役割について認識をお伺いしたいんですが、事務の方でもう一度、養護教員の配置基準について後で教えていただけますか。大臣に先にお願いします。
○大沢辰美君 やはり専門的ではあるんですけれども、実態は本当に多くのことを、役割を持ってくださっているんですよね。  第七次定数改善計画に基づいて複数配置も進められているんですけれども、私、先日、兵庫県の四百五十名規模の中学校の養護教員のお話を聞くために学校に行ってきたんですけ...全文を見る
○大沢辰美君 私は、二百人余りの要望があったと、でも精査して半分ぐらいになってしまったという予算措置の内容が明らかになったわけですけれども、もうその精査が私、今紹介した一例を取っても複数配置が必要だということを思ったわけですが、もう一度やはりそういう特例措置の内容の精査というんで...全文を見る
○大沢辰美君 終わります。
05月15日第156回国会 参議院 国土交通委員会 第13号
議事録を見る
○大沢辰美君 日本共産党の大沢辰美でございます。  私は、特定都市河川浸水被害対策法案についてのみ質問したいと思います。  御存じのように、東海豪雨に見られた今日の都市水害の被害は非常に人命と財産を大きな被害にもたらしました。この法案が都市水害を、災害を、被害を最小限に食い止...全文を見る
○大沢辰美君 では、今頻繁に都市水害が見舞われている自治体がたくさんあるわけですが、その自治体の皆さんは、護岸の整備やら調整池、そして分水路の設置にいろいろと取り組んでいると思うんですね。また、雨水浸透阻害行為である開発行為には保全調整池の設置を現に求めてやっていますね。各家庭で...全文を見る
○大沢辰美君 端的に。
○大沢辰美君 では、具体的にですけれども、国土交通省を通じていただいたんですが、神田川の流域浸水の予想区域図というのがあります、これは皆さんにお配りしていませんけれども。これは東京都の都市水害対策検討会が作成しているんですが、現時点での神田川流域での河道の、河川ですね、整備状況や...全文を見る
○大沢辰美君 言わば二十年、三十年に一回豪雨があった場合は防ぐことができるけれども、東海並みの豪雨があったら、この今神田川を示した例ですけれども、防ぐことができないというのが今の答弁だったと思うんですが。  私は、本当に、少なくともこの法案を作るならば東海豪雨並みの降雨量の予測...全文を見る
○大沢辰美君 非常に私は分かりにくいんですが、十年に一回の雨量、二十年、三十年に耐え得るもの、そして東海豪雨には対応できないような今の現状だと。随分この新しい法律に何か私はちょっと希望が持てないような感じをしたんですが、その辺も深く今討論することはできませんが、そういう法律だとい...全文を見る
○大沢辰美君 多数の住民が生活地域での内水はんらんを起こすことが水害対策だということが私は容認できない。そのことはもう強く申し上げておきたいと思う。その対策についてはまた今後指摘をしていきたいと思いますけれども。  昨年のある論文に、ポンプによる強制排水しか方法のない内水地下の...全文を見る
○大沢辰美君 では、次の第六条についてお聞きしたいと思います。  「河川管理者は、流域水害対策計画に基づき、」「雨水貯留浸透施設を設置し、又は管理することができる。」と書かれています。都市の中小河川での水害対策上も重要な位置付けがされていると思われる防水調整池のうち、河川管理者...全文を見る
○大沢辰美君 内容については明らかにされないということですけれども、私から、この法案を読み取ることができないと、そういう本当に良くなるんだなという読み取りができないこの指摘をさせていただいて、最後に、雨水の浸透阻害行為の、開発行為の許可問題についての質問をしたいと思います。  ...全文を見る
○大沢辰美君 私は、そういう開発行為が現状より悪くしないという、言葉が適切なのかなと思って聞いたんです。私は、現状より良くするという、そういうこれからの開発であってほしいと思うんですね。  そういう点からすれば、流水量とか降雨量というのは本当に判定は難しいと思いますけれども、や...全文を見る
05月23日第156回国会 参議院 決算委員会 第8号
議事録を見る
○大沢辰美君 引き続いて、日本共産党の大沢辰美より質問させていただきます。  川辺川の水利事業の問題についてお伺いいたします。  先日、川辺川ダムの利水訴訟で、農水省が上告せずという大変画期的な歴史的英断を下しました。この裁判は、御存じのように、農水省が利水事業計画の一部を変...全文を見る
○大沢辰美君 水が必要であるということは私も認めます。今、私、大臣にお聞きしたのは、今の経過と、そして今現在進んでいるこの事業ですね、その事業の措置ですか、今どういう措置を取っていますかということをお聞きしているんですが。いったん中止をされているのか、そしてこの事業の進行状況です...全文を見る
○大沢辰美君 そこで、私は、上告せずの決定を受けまして、熊本県の潮谷知事ですね、記者会見をしています。本当に知事は農水省が上告を断念したことを県としても評価したいと。そして、上告したら、やはり水が必要なことは分かるけれども、地元農民に大きな不安を与えるということを言われていますし...全文を見る
○大沢辰美君 非常に良い方向を出して行動もしてくださったわけですが、問題は、マイカルの場合、今更生手続中ですね。経済産業省がこの間、努力を重ねて破綻処理におけるテナントの保証金の扱いに関して、今言われたようにいろいろと要請をしてくださった。  ところが、この週の十九日なんですけ...全文を見る
○大沢辰美君 ごめんなさい。答弁だけ、よろしくお願いします。
○大沢辰美君 終わります。
06月02日第156回国会 参議院 決算委員会 第9号
議事録を見る
○大沢辰美君 日本共産党の大沢辰美でございます。  私は、二〇〇一年度の決算に当たりまして、港湾整備の問題についてお伺いしたいと思います。  初めに、公共事業の中での港湾整備の実施状況ですけれども、国土交通省の港湾整備の予算を見てみますと、現在、審査の対象になっています二〇〇...全文を見る
○大沢辰美君 港湾整備の重点化として、今回、スーパー中枢港湾整備を進めているように聞いていますが、その政策目的と、また対象となる港湾名、候補ですか、挙げていただけませんか。
○大沢辰美君 では、そのスーパー中枢港湾候補、現在、名前今挙げられましたけれども、そのコンテナターミナルバースの数と、そこに設置されているクレーンの数を、それぞれ合計数を示していただけませんか。
○大沢辰美君 バースとクレーンの数字を今示されたんですが、その中で、全体で取り扱っているコンテナ数の二十フィートの単位のコンテナ換算で、TEUの数字で示されるそうですが、その全体量は幾らになりますか。
○大沢辰美君 日本の中枢港湾の主なバース、そしてクレーン、そして貨物量の扱い量が示されたわけですけれども、そうしたら、今世界で港湾別にコンテナ取扱個数のランキングを見ましたら、一位がやはり中国の香港、そして二位がシンガポール、三位が韓国の釜山となっていますね。それぞれ三つの港ごと...全文を見る
○大沢辰美君 今配付させていただきました資料を見ていただきたいと思うんですが、この一ページですけれども、今、国土交通省が数字をそのまままとめてみたものです。  御存じのように、二〇〇〇年のコンテナ取扱個数を見ると、香港が千八百十万TEUですね。シンガポールが千七百四万TEUです...全文を見る
○大沢辰美君 貨物量の計算云々ということもおっしゃったわけですけれども、私は、本当にこの点を見ても、港湾の、香港の実態、そして全体、日本のこの七大港の実態から見て、非常にこの容量がそのバース、クレーンの設置に比較して、もう私は二倍の容量をこれから貨物量を扱うことができるという数字...全文を見る
○大沢辰美君 客観的にしか、私たちは数字を見てしか見れないわけですが、第九次の港湾整備に当たって、やはり見直すべきことは私は軌道修正すべきだということを強く申し上げて、次の個別の具体的な質問に移りたいと思います。  そこで、私は、日本で最高の整備を誇る神戸港なんですけれども、今...全文を見る
○大沢辰美君 本当に努力をしている成果が少しずつ出てきているんですが、二十四時間体制になったと、そして利用料も三割減にしたとか、あらゆる施策を講じているわけですが、もう一点検討いただきたいことがあります。  大臣はよく御存じだと思いますけれども、市民にとってこの神戸港というのは...全文を見る
○大沢辰美君 着々と整備が進められているわけですが、私は、先ほども言った土木工事中心の港湾整備じゃなくて、それはもう間に合っていると、だけど、中小企業の皆さんが本当に港湾を使っての整備に重点を置いていただきたいことを重ねてお願いをしておきたいと思います。  最後に、港の関係で、...全文を見る
○大沢辰美君 初めて聞いた言葉でもあって、大事なことだとは思うんですが、非常に自治体の皆さんも心配をしておりますので、具体的に財政負担のことなども、非常にそのことが一番の課題のようでございましたけれども、そのことについても十分な自治体に理解できるような形での対策、準備を進めていた...全文を見る
06月03日第156回国会 参議院 国土交通委員会 第17号
議事録を見る
○大沢辰美君 日本共産党の大沢辰美でございます。  私は、今の国の住宅政策とこの法案にかかわる問題として質問をさせていただきたいと思います。  初めに、事実関係からお聞きしたいと思うんですけれども、住宅金融公庫の中で最大の比重を占める個人住宅への融資件数が二〇〇一年度は四十二...全文を見る
○大沢辰美君 段階的な縮小をやっているということと、低金利、経済情勢が反映していることだと思うんですけれども、私は、調査室の法案参考資料を見せていただきまして、百十二ページになりますけれども、住宅金融公庫と国内銀行、民間銀行ですね、新規住宅ローン融資実施額の比較という資料がござい...全文を見る
○大沢辰美君 非常に民間金融の固定、長期というのは非常に少ないという実態がそこに表れていると思います。  私は、我が国の住宅事情という、今背景ですけれども、非常に大変動をしているのではないかなと思うんですね。ですから、その一つが本法案と関係があるわけですけれども、持家信仰の崩壊...全文を見る
○大沢辰美君 計画的に進めていくというわけですが、私には、この数字を一つ見てもそれが見えないという状況を予測せざるを得ません。  そこで、私は、住宅の理念といいますか居住の理念といいますか、その問題について一点見解をお聞きしたいと思うんです。  これは皆さんも御存じのように、...全文を見る
○大沢辰美君 私は、全く違反しているという意味じゃなくて、今、本当に、支払可能な住宅を取得する可能性を生み出すことを目をつむってしまうのではないか、逆の方向へ行くのではないかという心配をしているわけですから、是非、やはりこの国連という最高の機関の中で宣言をされたこの理念というのは...全文を見る
○大沢辰美君 ということは、証券化してもできない、災害対策はできないということなんですね。
○大沢辰美君 じゃ、事実関係をもう一度聞きたいと思うんです。  現在、住宅金融公庫の災害復興住宅融資について、制度の概要、先ほども少し述べられましたけれども、融資の条件、金利、償還期間、これまでの実績、阪神・淡路大震災も含めて災害の被災区ごとに報告いただけませんか。
○大沢辰美君 それによって起こる財政措置ですか、支援措置ですか、これは国の財政措置でやられているんですか、それとも住宅金融公庫の会計の中で実施されているんでしょうか。
○大沢辰美君 会計処理だけで結構です、会計の処理だけで。
○大沢辰美君 もう一回確認しますが、この支援措置ですね、被災者の、災害支援の場合の。国からの財政支援をしていますか、それとも会計処理は住宅金融公庫の会計の中で実施していますか。その点を確認したいんですが。
○大沢辰美君 しかし、その内容が一部含まれていますけれども、実際に阪神・淡路大震災のときも、今日の三宅島の避難している皆さんも、この住宅再建については非常に不安を持っているわけですね。  金融公庫がそういう制度を作って三年据置き、そして阪神・淡路の場合は特例で五年据置きという制...全文を見る
○大沢辰美君 結局こういう、今までの被災者もそうですが、これから発生する被災者の人たちが住宅を再建する場合、今度の法改正によってこの適用が受けられないということになるということを今言われたわけですが、これは大変な法改正に、法改正というより法改悪になると思うんですけれども、私は、阪...全文を見る
○大沢辰美君 今、何らかの形で引き続いてという言葉も、必要性、存続ということも言葉には出てきたんですけれども、私はやはりこの法案を審議する以上、その担保というものをここで確認できることが法案の審議の大きな課題であると思っているんです。  繰り返しますけれども、やはり閣議決定をさ...全文を見る
○大沢辰美君 一言だけ。済みません。
○大沢辰美君 申し訳ありません。時間が過ぎています。  私は今、政府として責任持つということはもう大原則、当然のことだと思うんです。でも、この住宅再建に関してはいろんな制度があると言いますけれども、住宅金融公庫しかないんです。住宅再建の支援がないんです。公的支援がないんです。で...全文を見る
06月05日第156回国会 参議院 国土交通委員会 第18号
議事録を見る
○大沢辰美君 私は、日本共産党を代表して、公益法人に係る改革を推進するための国土交通省関係法律の整備に関する法律案に対し、反対の討論を行います。  現在、各種の検査や資格のための研修は法律による指定制になっていますが、法改正によって登録制にしようとするものです。例えば、国土交通...全文を見る
06月12日第156回国会 参議院 国土交通委員会 第21号
議事録を見る
○大沢辰美君 日本共産党の大沢辰美でございます。  私は、今回の法案審査に当たりまして、公団住宅が本当に量から質へという住宅政策にきちっと当てはまるような、そういう住宅政策であってほしいという思いで質問させていただきたいと思います。  今、三大都市圏とか四大都市圏とか言われて...全文を見る
○大沢辰美君 もう一点の質問のファミリー向けの住宅が民間ではなぜ供給は困難と言われているのか、その点について。
○大沢辰美君 結局、民間がファミリー住宅を造るということは採算性に劣るということでやられていないというのが、やられている率が少ないということが実態だと思うんです。  そこで、民業圧迫とか、民間でできるものは民間で、官から民へというのが現在進められている特殊法人改革のスローガンで...全文を見る
○大沢辰美君 これだけ多くの皆さん、応募者が出るということは、私は、やはりその立地条件や設備水準を考えると、市場家賃に比べて著しく割安感ですか、ああ、ここは公団で安いなということを感じる、そういう家賃、立地条件になっていると思うんですね。  そこで、高い家賃だが、まあ広くて良質...全文を見る
○大沢辰美君 これから約二万戸、四大都市圏で予定しているということですが、私は、これが終わればどうなるのかなという、二百五十万戸からしたら非常に危惧を感じるんですが、公団の方は、ファミリー向け賃貸住宅の供給実績、今もちょっと説明をいただきましたけれども、調査室の資料を見てみますと...全文を見る
○大沢辰美君 特優賃、また特定公共賃貸住宅ですか、いろんな制度があります。しかし、やっぱり数は知れているんですよね。今、局長は、建て替えによる新規供給ということも努めていきたい、土地が余れば民間に売ってということも言われましたけれども。  そこで、公団の建て替えによる新規供給と...全文を見る
○大沢辰美君 そこで、戻り入居数だけに限定をしないと言っていますけれども、現在、戻り入居されている人たちの数字はやはり三割から四割になってしまっているわけですよね。ですから、これではファミリー、特に子育て世代の人たちが住みにくい、帰れない、そういう実態になっているということも昨日...全文を見る
○大沢辰美君 民間に役割を果たしてもらうといった言葉で、それがもし駄目だったら機構がその責任を果たしていきたいということは確認したいと思います。  でも、今まで私も述べましたように、民間がやった場合は本当に家賃の面で二十万、三十万という高い家賃で、正に子育て支援の、ファミリー家...全文を見る
○大沢辰美君 本当に高い家賃だったらもう今の不況の中で住めないというのが実態なんで、その実態を私はつかんでいただいて、これからのファミリー住宅、四大都市圏でこれだけ不足しているという実態を私は何度も述べましたけれども、そのことを解決するための役割は公団にある、機構にある、そのこと...全文を見る
○大沢辰美君 本当に、今答弁がありましたけれども、やはり経済情勢というのは市場の家賃ということですけれども、本当に苦しい今の生活の実態、総務省の調査でも収入実態がマイナス八%この三月で出されているわけですから、そういうこともこれから考慮できるような、そういう家賃改定を求めていきた...全文を見る
○大沢辰美君 私は、日本共産党を代表して、独立行政法人都市再生機構法案に対して反対討論を行います。  本法案は、都市公団を廃止し、都市再生の名による民間企業の開発支援を機構の業務の中心にする一方で、目的にあるように、新たな賃貸住宅建設は行わず、民間の賃貸住宅の供給支援を行おうと...全文を見る
06月16日第156回国会 参議院 決算委員会 第10号
議事録を見る
○大沢辰美君 私は、日本共産党を代表して、ただいま議題となりました平成十三年度決算調整資金からの歳入組入れに関する調書について承諾することに反対の討論を行います。  反対の第一の理由は、二〇〇一年度の法人税など税収不足は一兆六千億円を超えるという膨大な規模であり、予算の持つ重要...全文を見る
○大沢辰美君 私は、日本共産党を代表して、平成十三年度一般会計歳入歳出決算、同特別会計歳入歳出決算、同国税収納金整理資金受払計算書、同政府関係機関決算書及び国有財産増減及び現在額総計算書は是認せず、平成十三年度国有財産無償貸付状況総計算書は是認、内閣に対する警告案には賛成する立場...全文を見る
07月10日第156回国会 参議院 国土交通委員会 第24号
議事録を見る
○大沢辰美君 日本共産党の大沢辰美でございます。  私は、航空法の一部改正案、とりわけ機内安全阻害行為についてお聞きしたいと思います。今も谷林委員の方から質問があったわけですが、同じような内容もありますけれども、角度を変えてお尋ねをしたいと思います。  今回の改正案は、航空機...全文を見る
○大沢辰美君 そこで、国土交通省が昨年二月に出されています機内迷惑行為の防止に関する行動指針ですね、ガイドラインですが、その中に、今もちょっと説明がありましたけれども、機内の迷惑行為にはアルコールに起因して発生する傾向があるため、必要に応じて機内におけるアルコール提供の自粛が明記...全文を見る
○大沢辰美君 国土交通省の認識なんですが、この行動指針によって機内でのアルコールの自粛ということが提起されているわけですけれども、実際に実態はどうなっているかということなんですね。現場の人たちの私は話をお聞きしたんですけれども、客室乗務員の皆さんも含めてですが、その内容は、何と自...全文を見る
○大沢辰美君 私、今こういう法律を作って、官民挙げて、航空機の安全阻害行為の原因になるようなものは取り除こう、罰則を付けてでもちゃんとやろうという状況にまで到達したわけですが、私、こういう今の説明では、実態ではこの問題は解決しないのではないかなという危惧を持っています。  私は...全文を見る
○大沢辰美君 それは、目的はフーリガンという対策をちゃんとやろうという、サッカーを成功させようという官民挙げての運動の一つだったと思うんですね。ですから私は、この問題、真剣に取り組むのであれば実施ができる、可能だということを思っています。会社も効果があるということを知っていると思...全文を見る
○大沢辰美君 今、航空機内という特殊性の中で、そういう環境の中で安全阻害行為を禁止しようと、そういう処罰を含めての、罰則を含めての法改正を今やろうとしているわけですから、航空会社がサービスなどでやっているところもあるとか、そういう形で自粛という言葉がもう本当に拡大されて、このまま...全文を見る
○大沢辰美君 局長の意図することはよく分かりました。でも、せっかくこういう法律を作って、これを効果的に使うためにどうするかという点では、これからの検討内容がたくさんあるのではないかという一例として、私、航空会社の、ある航空会社のですが、機内迷惑行為対処のマニュアルというのを読ませ...全文を見る
○大沢辰美君 そこで、もう一点、先ほども質問がありましたけれども、私は客室乗務員に対するやはり機内迷惑行為の中でセクシュアルハラスメントの問題についてお聞きしたいと思います。  本当に客室乗務員の皆さんは誇りを持って働いているわけです。ですから、これは、私は、幾らサービスを求め...全文を見る
○大沢辰美君 そこで、航空機内という職場、特殊な職場ですね、そこでのセクシュアルハラスメント根絶の取組についてですけれども、厚生労働省、今日来ていただいていると思うんですが、男女雇用機会均等法に基づいて、事業主が職場における性的な言動に起因する問題に関して雇用管理上配慮すべき事項...全文を見る
○大沢辰美君 この法律の今説明一部していただいた精神からいえば、たとえお客さんであっても、セクシュアルハラスメント行為をした場合はきちんとした対処で事業主である会社に求められるのは当然のことですね。そういうことですね、はい、確認をさせていただきます。  ところが、客室乗務員の皆...全文を見る
○大沢辰美君 そこはもうはっきり厚生労働省としては方針を出されているわけですが。  そこで、国土交通省にお聞きしますけれども、今度の法改正では、何回も申しますが、安全阻害行為ということでこのセクシュアルハラスメントも処罰されることになるわけですが、しかし会社がその方針を明確にし...全文を見る
○大沢辰美君 それに期待を込めて要請したいと思いますけれども、関係者の中には、労働組合のそういう人たちの意見も十分に聴くと、客室乗務員の皆さんの意見もちゃんと聴いて、そしてアンケートも取っておりますので、それも参考にするという立場で対応をしていただきたいということを要請しておきた...全文を見る
○大沢辰美君 以上です。     ─────────────
07月17日第156回国会 参議院 国土交通委員会 第25号
議事録を見る
○大沢辰美君 日本共産党の大沢辰美でございます。  私は、いわゆる国道四十三号線、そして阪神高速道路三号神戸線、これが立体、並行して走っている尼崎道路公害問題について質問をしたいと思います。  つい最近、六月二十六日でございましたけれども、公害等調整委員会から尼崎市大気汚染被...全文を見る
○大沢辰美君 そこで、このあっせんの趣旨ですね、それについて、もう一度確認をさせていただきたいと思います。  このあっせんの趣旨は、「和解後二年半を経過したが、本件地域の汚染実態は、環境基準がなお未達成であるなど依然として改善されていない状況にある。」と言っています。あっせん委...全文を見る
○大沢辰美君 そこで、和解当時の精神、この精神はもちろん生きていると思うんですが、これは、和解当時の、和解前文というのがございますが、その最後にこううたっていますね。当事者双方は、以上のような諸事情及び自動車排出ガス対策の一層の推進が必要であることを踏まえ、現段階で争いを止め、当...全文を見る
○大沢辰美君 そこで、簡単ですけれども、今までの経過を確認をさせていただいて、あっせん事項の内容のポイントを、趣旨についての確認をさせていただきました。  そこで、公害等調整委員会のあっせん事項を受けまして、国土交通省の対応が本当に私は目をみはるように良くなったと言えるようにな...全文を見る
○大沢辰美君 非常に、あっせんを受けて、今までと違った私は姿勢を感じたのは一つです。  そこで、具体的にお伺いしたいと思うんですけれども、このあっせんの受託を至るまで、公害患者さんの皆さんは本当にいろいろと、もちろん気管支炎、ぜんそく、肺気腫、もう様々な病気が併発して苦しんでい...全文を見る
○大沢辰美君 総合的な対策という表現でまとめてしまえば、もちろんこれは大事なことなんですが、やはり具体的に数字が今示せないということですが、これから示していただけるような対策を作っていただきたいと思うんですね。  そこで、もう一つ数字的な問題で具体的な問題をお聞きしたいと思うん...全文を見る
○大沢辰美君 それで、私も今日の日本経済新聞を見させていただいて、ここに一覧表がずっと、二十路線ですか、全国的な高速有料道路の割引の実験という形で出されていますので、そこで兵庫県の阪神高速道路湾岸線ということで書いてあります。  そこには、大型車を割引、時期については未定という...全文を見る
○大沢辰美君 兵庫県も非常に裁判結果だけに基づいてということじゃなくて、やはりあそこの地域の環境改善という形で取り組んでおられると思うんですけれども、私は、やはり国土交通省が和解勧告を受けて、あっせんを受けてこの二年半やったけれどもできなかったという反省の上に立って、やはり目標と...全文を見る
○大沢辰美君 期限は明確にできないということなんです。確かに段取り、準備が要るわけですから、大変な作業だと思う。でも皆さんはプロですからね。今までも十三年度にやっているわけです、調査。だけれども、今度は事業所の調査も入ります、内容をどうするかという患者さんとの打合せもあります。で...全文を見る
○大沢辰美君 局長、苦しい最後の一言だと思うんですが、一生懸命やっているという姿が患者さんに見えるような形でやっていただきたいということを強く申し上げて、大臣、最後にこの問題について、最初に私は非常にあっせんを受けての変化というのはあったように答弁で感じましたけれども、最後に一言...全文を見る
○大沢辰美君 やはり道路管理者の監督、担当責任者としての国土交通省の役割を私はこの問題についてはしかと遂行していただきたいということを強く申し上げて、あと一点だけ、別の問題ですが質問をさせていただきたいと思います。申し訳ありません。  今、ディーゼル車の問題で今質問もあったんで...全文を見る
○大沢辰美君 今、結果として六十億円の予算が今年度得るとしても、私は台数にして四万五千台ぐらいの後付け装置の予算にしかならないと思うんですが、数字的には。今も言われたメーカーの生産が追い付かないのではないかという、十月までに間に合わない可能性が高いという趣旨も言われたわけですが、...全文を見る
○大沢辰美君 最後に。確かにもう不況で買換えできないという実態は本当にあります。  そこで、大臣に最後、やはりこの問題は経済産業省、そして地方自治体も頑張ってくださっているんですが、その辺の連携が必要ではないかと。もちろん環境庁もですけれども、必要でないかということは大臣もよく...全文を見る
07月25日第156回国会 参議院 災害対策特別委員会 第4号
議事録を見る
○大沢辰美君 日本共産党の大沢辰美でございます。  私も、今日の大きな審議の一つである梅雨前線による集中豪雨の被害、そして防災問題についてお聞きしたいと思います。  まず、二十一名の方が亡くなられ、まだ二名の方が行方不明の中で、その方たちへの哀悼の意を表したいと思います。そし...全文を見る
○大沢辰美君 先ほども申し上げましたが、いつの災害でも、私、命だけは救済できる、そういう対策を講じていただきたいというのが第一にあるわけですが、今回の場合、そういう形で伝達をされたと、そして自動的に市町村に通知がされたと。そして、ファクスという言葉もありましたが、夜中にファクスを...全文を見る
○大沢辰美君 そこにうたわれているからそうしていると、そういう役割だということは今の現段階の皆さんの位置付けだと思うんですが、私は、こういう災害を発生した教訓を踏まえて、私、前気象庁長官がサブルートという表現をしておりましたけれども、一本でそういう状況が伝達されないということもあ...全文を見る
○大沢辰美君 NTTの問題、NHKの問題、それはもちろん当然やっていただいたらいいんですが、今私は、今回の教訓を踏まえて、都道府県に直ちに行ったら、直ちに都道府県は各市町村に通達することになっているということになっているが、今回はそれがうまくいっていなかったという事態があるわけで...全文を見る
○大沢辰美君 それぞれ担当があると思いますが、やはりここは防災大臣として、現地にも行かれ、教訓を一つ一つ学んで次に生かすわけですから、是非そういう指導力を発揮して今後の対応を迫っていただきたいと思います。よろしくお願いいたしたいと思います。
○大沢辰美君 もちろん、検討という言葉しか発言できなかったわけですが、是非こういう事態を繰り返す中で、早く確実に、そこに確認できるということはもう一番、災害の場合の、今回の避難勧告の遅れから見て、私は明らかに今後の対応が迫られると思いますので、是非よろしくお願いいたします。  ...全文を見る
○大沢辰美君 是非、努力してくださっていることは分かりました。  今後の、やはりこういう、総合的というんですか一元化がより効果的に発揮できるような体制を作っていただきたいということを要望して、次に、先ほどからも質問がありました水俣市のいわゆる集地区ですか、この被災者の方から、私...全文を見る
○大沢辰美君 是非、被災者の声を聞いていただきたいと思います。よろしくお願いします。  それで、私は本当に、住宅を失った方、そして半壊という数字が出ているわけですが、この人たちは本当に、仮の住宅を造っていただいたとしても住宅再建を今からしなければならないわけですが、本当にとても...全文を見る
○大沢辰美君 はい。