大沢辰美

おおさわたつみ



当選回数回

大沢辰美の2004年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月09日第159回国会 参議院 本会議 第5号
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○大沢辰美君 私は、日本共産党を代表して、小泉内閣による陸海空三自衛隊のイラク派兵を承認することに反対の討論を行います。  今回の派兵は、今なお戦争状態にあるイラクに武装した自衛隊を派兵し、米英による軍事占領支配に参加し、その一翼を担おうとするものであります。これは、戦後かつて...全文を見る
02月27日第159回国会 参議院 本会議 第7号
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○大沢辰美君 私は、日本共産党を代表して、二〇〇二年度決算及び当面する重要課題について総理に質問をいたします。  改革断行予算と銘打って小泉内閣によって編成された二〇〇二年度予算は、結局は、医療費を始めとする社会保障の本格的な改悪と国民負担増に踏み出し、低迷する個人消費に冷水を...全文を見る
03月18日第159回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号
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○大沢辰美君 日本共産党の大沢辰美でございます。今日は御苦労さまでございます。  私も年金問題に絞ってお聞きしたいと思うんですけれども、政府が出しました年金改革の法案では、二〇二三年までに一五%の切下げを一律にすべての年金受給者に迫るものとなっているわけですが、実質このことは二...全文を見る
○大沢辰美君 はい。
○大沢辰美君 次に、厚生年金についてお尋ねしたいと思うんですが、駒村公述人の方は、年金への国民の不安として若い世代、将来負担に見合った給付が受けられないのではないかという不安、そして一方、高齢者は年金の支給が大幅にカットされるのではないかという不安があるという発言、また著書なども...全文を見る
○大沢辰美君 はい、お二人に。
○大沢辰美君 ありがとうございました。
03月19日第159回国会 参議院 災害対策特別委員会 第3号
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○大沢辰美君 日本共産党の大沢辰美でございます。よろしくお願いいたします。  今、大渕議員の方からも被災者の住宅再建支援法について一部質問があったわけですが、この改正案が昨日衆議院で審議されまして、私たち日本共産党も、野党の皆さんとともに共同の修正案を提出いたしました。  そ...全文を見る
○大沢辰美君 何回も何回も質問を受けたというのは、私たちはその柱、建設本体に係る支援ができるまでこれからも何回も何回も質問をしていきたいと思っていますけれども、私は、自助、共助、公助という言葉を繰り返し大臣は言われていますけれども、被災者の人は、自助もやった、共助もやった、あと公...全文を見る
○大沢辰美君 そこで、私は、具体的に一点まず聞きたいんですけれども、今、被災地では非常に社会問題になっていることなんですが、それは被災者が災害復興公営住宅というところに入居されている方が強制退去を迫られているという問題なんですが、現在は被災者のために国から特別の家賃低減措置という...全文を見る
○大沢辰美君 そのことについて住宅局長はどのように思いますか。
○大沢辰美君 公営住宅法というのはあります。でも、それはちょっと横に置いていただいて、本当に被災者の災害復興、公営住宅という立場で私は今質問をさせていただいたんですが。  市の条例は確かにあります。そして、今までも市も県も努力はしてくださったことは私も認めます。だけど、現実に今...全文を見る
○大沢辰美君 繰り返しますけれども、被災者の住宅を失った人が二度住まいを失うことがないように、国土交通省の方も大変な努力をしていただいていると思いますが、更にお願いを申し上げておきたいと思います。  次に、私は、災害援護資金という制度について質問したいと思います。  御存じの...全文を見る
○大沢辰美君 借りたお金ですからもちろん返さなければいけません。だけど、その返す、今、人たちが苦しんでいる結果、大変な事態になっているということを今申し上げたわけですね。  皆さんに資料をお配りさせていただいていると思うんですが、ちょっと見ていただけたらと思いますが、これは阪神...全文を見る
○大沢辰美君 もちろん借りたものですから返さないといけないことは私もよく分かっています。でも、この制度は弔慰金、いわゆる災害弔慰金法に基づく制度ですから、被災した人を弔慰するための制度が今被災者を苦しめているということも実態をつかんでいただいて、私、この法そのものを改正する必要も...全文を見る
○大沢辰美君 はっきりと述べられない今時期だということだと思うんですけれども、今実態は、今述べましたように死亡者や行方不明、そういう人たちからも取り立てないといけないという、今、制度の問題点は指摘をしました。ですから、それは法の問題ですから、これから私は検討を重ねて、やっぱりいい...全文を見る
○大沢辰美君 一言。  法律があります、法律の枠内でやらないといけない、だけど、そこを運用して、政府は、少額返済という制度はないんです、このルールには。だけど、被災者が月一万円でも払えるっていうことの状況の中で、県と市と、そして国が相談して、少額返済というのを認めようということ...全文を見る
○大沢辰美君 私は、日本共産党を代表して、ただいま議題となりました日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震に係る地震防災対策の推進に関する特別措置法案に対して、地震対策をより実効あるものにしていきたいという観点から、緊急に必要な点に絞って賛成の討論を行います。  日本列島周辺では、日本...全文を見る
03月22日第159回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○大沢辰美君 引き続き、大沢辰美です。  私は、川崎重工業の人権侵害問題について質問をいたします。    〔委員長退席、理事尾辻秀久君着席〕  まず最初に、防衛庁にお聞きします。  川崎重工業の子会社の日本飛行機が防衛庁に不正な請求があったということで、百二十三億円の支払...全文を見る
○大沢辰美君 私は本当に、国が発注する仕事で百二十三億円もの不正に請求があるということに対して本当に理解ができませんでした。  御存じのように、日本飛行機は川崎重工業の一〇〇%出資の完全子会社ですね。川崎重工業が発表した文書によれば、百二十三億円支払っても会社が昨年暮れに発表し...全文を見る
○大沢辰美君 結局、百二十三億円支払っても決算上に影響しないという結果でございます。本当にもうかっている会社だということが分かります。  今、日本の大企業で働く労働者の過労死やサービス残業などが重大な社会問題になっていますが、私は、働く者の人権を守る立場から、国会でも大きな問題...全文を見る
○大沢辰美君 大変立派な是正命令が出されています。  そこで、一般論で聞きますけれども、会社が地労委の命令に従うということは、労働組合法違反の差別があったことを認めたということになると思いますが、どうでしょうか。
○大沢辰美君 私は、一般論では本当に労働組合法違反そのものだと思います。  そこで、川崎重工業の田崎社長という、社長さんですけれども、この方が、コンプライアンスガイドブックというのがあるんですが、そのあいさつの冒頭に、企業の反社会的行為は企業そのものの存在を危機にさらすという認...全文を見る
○大沢辰美君 そのとおりだと思います。本当に労働者の皆さんは、不当な差別をしてきた会社が、その事実を認め謝罪してほしいと、話合いをしてほしいと、命令に従うというのであれば、そこが出発点だと思うんですね。このように訴えています。ところが、先ほど述べましたように話合いの場所さえ持たな...全文を見る
○大沢辰美君 そのとおりだと思います。  私は、これまでの労働争議の事例から見ても大変異常な事態がこの川崎重工では発生しているということを言えると思うんですが、例えば本日、石川島播磨重工業の昇格昇給差別を訴えた労働者と会社側の和解が成立しました。その中では、昇給昇格の是正に加え...全文を見る
○大沢辰美君 広辞苑に書いてあるとおりだと思いますが、私は地労委命令の持つ社会的意義を重く受け止めない会社の態度、いい加減に解決する最悪の先例になりかねません。なぜこういうふうに会社は対応を取るのかということですが、私も調べていくうちに、これは日本の大企業の多くにある労働者の人権...全文を見る
○大沢辰美君 そのことも指摘したいと思いますけれども、私は、重大だと思うのは、会社の地労委の権威をないがしろにしようとする言動だと思うんですね。地労委の判断はずさん極まりない、地労委の判断の良識を疑わざるを得ない、地労委の命令はお粗末と言う以外にはないということも言っているんです...全文を見る
○大沢辰美君 えらい簡単な答弁でございますけれども、しっかりと私は、地労委の役割を果たせるような状況を作っていくこと、そして企業責任も問うようなルールを作っていくことが大事だと思います。本当に、私は、川崎重工業のような大企業が、社長の言うように反社会的行為が企業そのものの存立を危...全文を見る
03月24日第159回国会 参議院 国土交通委員会 第3号
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○大沢辰美君 日本共産党の大沢辰美でございます。  委嘱審査に当たりまして、私は国土交通省の予算の中で大半を占めている公共事業についての質問から、まず入りたいと思います。  大臣所信の中では、公共事業については無駄なものは作らず、選択と集中を基本として、昨年の社会資本整備重点...全文を見る
○大沢辰美君 今、皆さんのところに資料をお配りさせていただいておりますが、これが今説明のあった一部なんですけれども、水道用水の方はその想定と実績の差が、実績は七七%ですね。そして、工業用水の方は五六%という実績になっているわけですね。こういうふうに見ますと、私は、需要想定と実績の...全文を見る
○大沢辰美君 工業用水と水道用水の差の理由というのは違うと思うんですが、工業用水は確かにそういう空洞化という問題と移転の問題もあると思うんですね。私は、水道の方は逆に想定値が高く見ていたのではないか、大きかったのではないかなという予想も感じており、まあちょっとその一応基本的なベー...全文を見る
○大沢辰美君 一定の見解が出たわけですが、そこで、一九九七年に河川法の改正でダムなどの河川事業を進める際には住民などの意見をよく聞くことが必要になったということは、今、大臣もおっしゃったわけですが、これを受けて、二〇〇一年の二月に設立された淀川の水系流域委員会は、昨年の一月に「新...全文を見る
○大沢辰美君 じゃ、淀川水系流域委員会というのも、この提言が本当に実施されるかどうかというのが非常に心配であるという、言明というんですか、心配をされているわけですね。ですから、本当に今言われた提言の内容を重々国土交通大臣はしっかり受け止めて、やはり的確な対応をしてもらわなければ、...全文を見る
○大沢辰美君 淀川水系のことも強く申し上げて、次の質問に移りたいと思います。  次に、私は、国土交通省が監督官庁になっています全日本検数協会神戸支部の問題についてお伺いします。  全日本検数協会は、船舶で輸出入する貨物の個数や破損状況などを船舶会社や荷主の代行として、国際貿易...全文を見る
○大沢辰美君 判決は本当に納得できる判決でございました。ところが、協会本部は、その年の九月五日ですね、控訴を断念したんですね。だから、それで確定したんです。  ところが、その舌の根も乾かぬ九月下旬、労働協約を一方的に破棄して、新たな合理化計画を発表しました。それは、今度は三〇%...全文を見る
○大沢辰美君 私は、だからといって、その公益法人の本当に頑張っている、大切な仕事に従事している労働者を月十一万円で生活をさせるということは本当に許せない、そういう行為だと思いますね。  私は、全日検がどういう状態なのか調べてみたんですが、合理化計画を発表したのが二〇〇一年四月で...全文を見る
○大沢辰美君 結局、合計で十一億円も支払っているわけですから、すぐにでも破綻しそうな会社であれば、私は法人税を十一億円も支払えないと、そういう状況ではないかと思います。  もう一つ聞きますけれども、この法人には監督官庁だった、当時ですね、旧運輸省からの天下り役員はいますか。いま...全文を見る
○大沢辰美君 全日検の会長は松村さんということで、天下りをしていると。この役員報酬は幾らですか。また、仮に今退職されるとすれば、退職金は幾らになりますか。教えてください。
○大沢辰美君 実に年間二千二百八十万円、驚くべき金額です。他に同じような仕事をしている特殊法人と私は比べてみても高いなと思ったんですが、例えば同じ検数業務をしています日本貨物検数協会の会長の役員報酬は千九百八十万円です。地裁判決でも言っているように、労働者賃金カットとは大きな不均...全文を見る
○大沢辰美君 基本的には労働者と企業の経営陣の責任はあるという指摘ですけれども、私はこの件を取り上げさせていただいたのは、やはり監督官庁である国土交通省が、そして旧運輸省の天下りをされた会長がこういう実態を、追い込んでいるという私は指摘をしたいと思うんですが。  だから、経営悪...全文を見る
03月29日第159回国会 参議院 災害対策特別委員会 第5号
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○大沢辰美君 日本共産党の大沢辰美でございます。  当改正案を受けて、今議論が続いているわけですけれども、各マスコミは、私が見た新聞では、この法案は半歩前進、被災地の闘いは続く、支援対象など課題山積み、公助の原点の議論を、第一歩にも笑顔なく、などなど、被災地の厳しい声が報道され...全文を見る
○大沢辰美君 先ほどの論議の中で大臣は、住宅再建支援に対する支援の在り方として、国民全体のコンセンサスが得られないことを挙げられたと思うんですが、私はその点については、阪神・淡路大震災のときも、今三宅島の人たちが避難していますけれども、全国から私たくさんの支援が寄せられたと思うん...全文を見る
○大沢辰美君 じゃ、大臣は結局、国民のコンセンサスを得ることができたならば、今私得られていると思いますけれども、個人住宅への住宅支援は可能という考え方でしょうか。
○大沢辰美君 私は、兵庫県で阪神・淡路大震災を経験された大臣が、災害という特別な事態、住宅を失われたという特別事態、住宅を焼かれたというその事態の中で公的支援をどうするかということを私はお尋ねしているわけですね。そこを私は原点にしてこの法の論議をしていただかないと、一般論でやって...全文を見る
○大沢辰美君 この五年間の災害の一覧表を資料でお渡ししていますね。この被災者の皆さんが、もしこの改正がやられたときにはどう改善されるのかという点でございます。
○大沢辰美君 確かに、資金、支給金額は増えたわけですが、その内容については増えると思うんです。でも、この表を見ていただいたら分かりますように、私は、全半壊、その人たちもすべて被災者として支援金が支払われたのは約二三%にすぎないわけですよね。ですから、この改正案によってどう変わるか...全文を見る
○大沢辰美君 阪神・淡路大震災で特例でやったと言いますが、確かにこの比較をしたら、私は今の改正案の基準の方が低いという指摘をしました。だけど、今なお阪神・淡路大震災で、この前質問いたしましたけれども、住宅から強制撤去させられるような、家賃、そして家賃が払えなくてそういう状態に追い...全文を見る
○大沢辰美君 真に必要なという言葉を時々使われましたけれども、私は、災害による被害がどのくらい重い負担になるかというのは、実際に被災を経験した人、その人でないと分からないんですよね。  阪神大震災の後の被害実態調査というのも私たちやりました。その生活を取り戻すために平均二千四百...全文を見る
○大沢辰美君 三宅村が、昨年、被害の実態調査をされていると思うんですが、その結果はどういう状況になっていますか、教えてくださいますか。
○大沢辰美君 その被害は私たちも見てまいりましたので、分かっております。  今、私がお聞きしたいのは、被害実態調査、いわゆる被害費用という数字が出ていると思うんです。その数字について教えていただけますか。
○大沢辰美君 私が、新聞報道ですけれども、調べさせていただいた結果、被害実態調査の現段階での修繕費ですね、これに掛かる費用は平均二百九十六万円と書いてありますね。そして、東、島の東部ですね、この全壊に近い住宅では二千五百五十八万円必要だと出ていますが、これは間違いありませんか。
○大沢辰美君 実態の調査をされた結果の報告ですから、間違いがないと思うんです。そうすれば、被災者の人たちが今避難していらっしゃって、やっと島に帰れるようになった段階で、この住宅を再建するにも、そして修繕をするにも、平均が二百九十六万円掛かるという、そしてひどいところでは二千五百万...全文を見る
○大沢辰美君 大臣、私は、これは民間に村が委託したのではないかなという、新聞報道ですから。でも、数字的には、私たちも現場を災害特別委員会で見てまいりましたから、大体数字的には被害実態は合っているのではないかなと思うんですね。  じゃ、その人たちが帰るという希望が持てるように、今...全文を見る
○大沢辰美君 本当に抽象的で、いろいろある、住宅のこともその一つだとおっしゃいましたけれども、私は、住む家があるかどうかが帰る前提になると思うんです。そこをきちっと押さえていただいて、これからの検討課題の私は特別措置の対応を考えていただきたいということを強く申し上げたいと思います...全文を見る
○大沢辰美君 終わります。
○大沢辰美君 私は、日本共産党を代表して、被災者生活再建支援法の一部を改正する法律案に対する修正案の趣旨説明をさせていただきたいと思います。  余りにも多くの犠牲者を出した阪神・淡路大震災から九年余り、元の生活を取り戻したい、私はこの悲痛とも言える被災者の願いにこたえることが政...全文を見る
03月30日第159回国会 参議院 国土交通委員会 第5号
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○大沢辰美君 私は、ただいま議題となりました国の補助金等の整理及び合理化等に伴う国土利用計画法及び都市再生特別措置法の一部を改正する法律案に反対する討論を行います。  今、どこの地方経済も落ち込みは深刻です。大型店の郊外立地で地方都市の中心部が空洞化する、また高度成長期に誘致し...全文を見る
○大沢辰美君 私は、日本共産党を代表して、東京国際空港における緊急整備事業の円滑な推進に関する特別措置法案に対する反対の討論をいたします。  本法案は、本来国の責任で行うべき羽田空港の再拡張事業の整備費の一部を地方自治体から無利子貸付けを受けることができるよう特別に認めるもので...全文を見る
04月06日第159回国会 参議院 国土交通委員会 第7号
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○大沢辰美君 日本共産党の大沢辰美でございます。  ただいま議題となりましたこの法律案は、改正SOLAS条約によって多国間の対応による海事分野の保安の強化、それを図るものと言われています。今日、時間も限られていますので、私は、港湾における貨物の保安対策と安全対策について、とりわ...全文を見る
○大沢辰美君 このたび港湾管理者、そしてまたバースの管理者が貨物の取扱管理の義務付け、このことが行う、この法律によって初めて導入される措置だと思いますけれども、港湾管理者は貨物の管理に関する、今言われましたけれども、いろんな爆発物の問題などを含めて保安上の知識、経験、ノウハウを持...全文を見る
○大沢辰美君 港湾関係者とそれぞれ港湾管理者、本当に広い港湾という、私は独立国というような表現をしたいと思うんですが、そういうすごいところで仕事をしているすべての人たちが連携をして、保安対策、安全対策というのはやらないといけないと思うんです。ただ、一部をやったって、これは私は安全...全文を見る
○大沢辰美君 非常に複雑な港湾の中で、本当に関係港湾の人たちが連携をしてこの体制を作らない限り、私は保安も安全も確保できないということを申し上げたいと思うんです。  今までも本当に港湾ではいろんな、特にコンテナの問題について事故というんですか、発生をしていますね。港湾施設で取扱...全文を見る
○大沢辰美君 一定の効果ということに表現されましたけれども、本当に危険な状況が、今言葉で表しましたけれども、これだけでも、こういう今の状況が危険だという中で本当に効果が私は安全面であるのかどうか、非常に疑問に感じています。  今言われましたように、封印されたものをチェックするも...全文を見る
○大沢辰美君 まだ対策が見えていないという状況がある中で、今、先ほど私は海上コンテナの積み込まれた危険物による重大事故についての紹介しましたけれども、皆さんのところに資料を配付させていただきましたが、この資料を見ていただきますと、国際海上コンテナの横転事故の発生状況が一覧として示...全文を見る
○大沢辰美君 今、積極的に提供するようにということですけれども、やはり荷主の関係、船会社の関係、そのことがきちっとやられていなかったら、今現在やられていないという実態がこういう事故に発生していると思うんですね。私は本当に、海上コンテナの事故は運送業務などの直接に担っているトラック...全文を見る
○大沢辰美君 博多港の例を挙げられましたけれども、一応何か実験、実証していらっしゃるということですので、本当に全国でこういう事故が発生する中で、連絡会と、またそういう実験を積み重ねながら、今からの方向を出されるんだと思いますから、その方向を出される上で大事な点ですね。ただ、私は今...全文を見る
○大沢辰美君 委員長、最後に一言。  やはり何度も言いますけれども、海上コンテナ安全輸送法というような特別な立法措置が必要だということが、やはり省庁をまたがっている中での対策としては今求められていると思いますので、この点を特に指摘をいたしまして、質問を終わりたいと思います。 ...全文を見る
04月20日第159回国会 参議院 国土交通委員会 第11号
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○大沢辰美君 私は、日本共産党を代表して、自動車関係手続における電子情報処理組織の活用のための道路運送車両法等の一部改正案に対する反対の討論をいたします。  なぜこれほど多くの役所を回らなければならないのかと、大多数の自動車ユーザーは、時間が取れず、高額の代行手数料を払って検査...全文を見る
04月27日第159回国会 参議院 国土交通委員会 第13号
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○大沢辰美君 日本共産党の大沢辰美でございます。私は、旅行業法についてのみ質問をいたします。  今回の改正で、企画旅行契約という新しい旅行契約の形態が設定されました。この企画旅行契約は、従来の主催旅行契約に加えて、また従来の企画手配旅行契約の大部分をもって企画旅行契約となったよ...全文を見る
○大沢辰美君 第三種の旅行業者が不利にならないようにということを確認をしておきたいと思います。  二点目に、今回の改正で「旅行者の保護に欠け、又は旅行業の信用を失墜させる」行為の禁止が入っているが、具体的にはどのような行為を想定しているのでしょうか。  例えば、昨年秋に中国の...全文を見る
○大沢辰美君 買春問題については、どこに責任があるかということがまだ問われて、明らかになっていないわけですが、その問題、そして今の、私たちも経験したことありますけれども、やはりお土産を買物するのに、行きたくもないという表現をされていましたが、そういう状況があったということも、これ...全文を見る
○大沢辰美君 終わりたいと思いますが、旅行者の保護という点ではその点は大切なことだと思いますが、私も金額を見て、そして基準額を見て、この基準資産額と営業保証金の関係についてはもう一度また検討もこれから重ねていただきたいということを申し上げて、終わります。
04月28日第159回国会 参議院 本会議 第19号
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○大沢辰美君 私は、日本共産党を代表して、道路公団関係四法案について、小泉総理に質問いたします。  この法案は、日本道路公団、首都高速道路公団、阪神高速道路公団、本州四国連絡橋公団の四つの公団を六つの民営化会社にし、その資産と借金を受け継ぐ独立行政法人債務返済機構を設立するため...全文を見る
05月13日第159回国会 参議院 国土交通委員会 第15号
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○大沢辰美君 私は、日本共産党を代表いたしまして、建築物の安全性及び市街地の防災機能の確保等を図るための建築基準法等の一部を改正する法律案について反対の討論を行います。  本法案には、地下室マンションの規制や既存不適格建築物の増改築対策が入っています。これらは住民の切実な要望に...全文を見る
05月17日第159回国会 参議院 決算委員会 第12号
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○大沢辰美君 日本共産党の大沢辰美でございます。  私は、日本の国土の八割を占める森林を守ることと、そして国内産木材の普及について質問をしたいと思います。  今、日本の森林を守る仕事は、新植面積の八割、また間伐面積の六割を、森林所有者などを組合員とする森林組合の皆さんが手でち...全文を見る
○大沢辰美君 重要な役割を果たしている森林組合であると認識をされていることは事実なんですけれども、私は、その中で、国が様々な支援をされていることも統計で見させていただきました。    〔資料配付〕
○大沢辰美君 しかし、今配付をさせていただいておりますけれども、国の林業関係の一般会計予算が二〇〇〇年には六千二百六十二億円だったものがだんだん減らされて、今年度の予算は四千三百八十七億円ですね、実に五年間で三〇%も減らされてしまっていると。私たちは、スーパー林道などの無駄なもの...全文を見る
○大沢辰美君 ただいま紹介したこの町は、もう山林の地籍調査なども完了しているというんですか、担当された、非常に先進的な森林組合なんですね。ですから、私は本当に国が守らなければならない分野を担当していると言っても言い過ぎではないと思うんですが、やはり森林組合が成り立たなくなってしま...全文を見る
○大沢辰美君 時間が参りましたので、その点を強く、ただ言葉だけじゃなくて実体の制度として延長していただきたいと。  あと、要請だけしておきたいと思いますが、本当に消費を増やすためにどうしたらいいかということで、先ほども質問がありましたけれども、本当にこの点についても、私は、各県...全文を見る
05月20日第159回国会 参議院 国土交通委員会 第17号
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○大沢辰美君 引き続いて、私、大沢の方から質問をさせていただきます。  私は、四月の二十八日、本会議でこの道路公団の四法案の基本点については小泉総理に質問いたしました。今日は、本四公団の問題を中心に質問をしたいと思います。  本四公団については、政府が昨年の通常国会で債務処理...全文を見る
○大沢辰美君 本四公団についても、基本的には全体の同じスキームの中で扱われているということだと思いますね。    〔理事池口修次君退席、委員長着席〕  そこで、高速などの整備と地域経済の振興、影響などについて、限られた時間ですけれども議論をしたいと思います。  私、兵庫県で...全文を見る
○大沢辰美君 いわゆる、特に四国と本州の物流、経済効果、それのまあ本線となっているということだと思うんです。  そこで、私は、それはもう当然、今日の実態、経緯を見ても明らかなんですけれども、この橋ができたことによって、いわゆる淡路島という、そこの島民の人たちの生活がどういうふう...全文を見る
○大沢辰美君 そういう現象が起こっているという立場に立って、どう私は対策を講じるかということも大事ではないかなと思うんですね。本当に、分からないという表現をされましたけれども、事実としてこういう数字で、実態で表れていますので、もう少し私は道路、特にあそこの本四と、まあ淡路島、四国...全文を見る
○大沢辰美君 全国の離島も含めて、私は今比較する考えはございません。今、現実に本四公団の問題が焦点になって、道路公団の問題が焦点になって、そこに正にすばらしい技術も託した明石大橋が建って、その明石大橋のふもとの淡路島がこうなんだよという私は皆様に説明をしながら、認識を改めていただ...全文を見る
○大沢辰美君 建設当時は二〇%軽減で一〇%の量が増えたという成果があったと思うので、今回の場合は非常に目標に至っていないという数字が出ているんですが、七月からの新たなまた考え方というのはまだ決まっていないんでしょうか。
○大沢辰美君 現在のところはどうなるか分からないということのようでございますけれども、民営化のことが今話をされている中で、一割程度の料金値下げだとか、そして弾力的なやり方で検討を進める。夜間料金の問題とか、いろいろと提案をされているわけですが、その問題について、この本四については...全文を見る
○大沢辰美君 非常に歯切れが悪いわけですけれども、明らかに島民の皆さん、この料金問題については非常に関心を持っているという点を強く申し上げて、そして一市十町の皆さんが具体的に皆さん、公団の方にお伺いしたいと思うんですが、公団の方に要請書が届いているようでございます。  その内容...全文を見る
○大沢辰美君 公団の方からの、副総裁からの答弁はその範囲にしか発言できないと思うんですが、大臣、本当にすばらしい最高の橋を造って、道路を造って、そして皆さん通ってくださいよということで造られた。これで六年目になるんですが、実態は大型トラックを一例に挙げましたけれども、こういう事態...全文を見る
○大沢辰美君 結構です。  以上で終わります。     ─────────────
06月01日第159回国会 参議院 国土交通委員会 第20号
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○大沢辰美君 私は、日本共産党を代表して、道路四公団民営化法案の反対討論を行います。  反対する第一の理由は、無駄な高速道路を造り続ける仕組みを温存し、歯止めなき道路建設に道を開くからです。  政府は、九千三百四十二キロの高速道路建設計画の残りの二千キロについて、七百キロは税...全文を見る
06月10日第159回国会 参議院 国土交通委員会 第22号
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○大沢辰美君 日本共産党を代表して、景観法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案に対する反対討論を行います。  なお、景観三法のうち、景観法及び都市緑地保全法等の一部を改正する法律案については賛成をします。  今回の景観三法による我が国の都市、農村漁村における良好な景観を...全文を見る
06月11日第159回国会 参議院 国土交通委員会 第23号
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○大沢辰美君 日本共産党を代表しまして、特定船舶の入港の禁止に関する特別措置法案に対する反対討論を行います。  本法案は、北朝鮮側に対する圧力、制裁を目的として準備され、その内容は、特定の国を対象に、その国の船籍を有する船舶及びその国に立ち寄った船舶を日本政府の独自の判断で日本...全文を見る