大島令子

おおしまれいこ



当選回数回

大島令子の2002年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月21日第154回国会 衆議院 国会等の移転に関する特別委員会 第2号
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○大島(令)委員 社会民主党の大島令子でございます。  ことしになって四回理事懇が開かれまして、いざ絞り込みをどうしようかというときに、どの委員の皆さんも歯切れが悪かったような印象を私は受けております。田野瀬筆頭理事はいろいろな私案とかを出してきましたし、三分の一条項ですとか、...全文を見る
02月27日第154回国会 衆議院 経済産業委員会 第2号
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○大島(令)委員 社会民主党・市民連合の大島令子でございます。  きょうは、原子力政策全般にわたって質問させていただきます。  まず一点目は、浜岡原発一号機は廃炉にすべきだということに関して大臣にお尋ねいたします。  浜岡原発の事故は、まだ原因が解明されておりません。どうし...全文を見る
○大島(令)委員 まず最初は、大臣に質問いたします。  大臣が言われた今の答弁は、法律によって確保される安全に関して今答弁されたと私は思うのですね。しかし、やはり原発と隣り合わせに日常的に住んでいる人たちに対する安心というものを保証するのが国の、そして事業者の最大の責務ではない...全文を見る
○大島(令)委員 私は、事故が起きました三週間後に、社民党の浜岡原発調査団の団長として、本当に圧力容器の真下、制御棒の下まで、間近、ここから大臣の席ぐらいのところへ行ったのですね。本当に、防護服を二回も着がえて、そして放射線管理区域という中に入りまして、〇・〇三ミリシーベルト、三...全文を見る
○大島(令)委員 古屋副大臣、知事と村長が、やはり理解を国民に求めてほしいからこういう予算編成にしたとおっしゃいますけれども、この中身は、教育委員会を通して委託事業、この中身に関して見ますと、教師向けの教材とかがあります。そして、五万三千カ所に発送という委託費もあります。五万三千...全文を見る
○大島(令)委員 ジェー・シー・オーの事故でも二人亡くなりまして、国道が閉鎖されまして、やはり非常な危機感を住民の人たちは持っているわけなんですよね。  私は、一昨年の臨時国会でも、国が出しているパンフレットは安全とか安心ばっかり書いてありますけれども、こういうふうに危険だとい...全文を見る
○大島(令)委員 時間が参りました。限られた時間の中で用意したものすべてを質問することはちょっとできなくて申しわけなかったと思いますけれども、私が最後に一言申し上げたいのは、日本の原子力政策、遠い外国にまでゆだねられなければいけない。また、プルトニウムというのは、アメリカの国防省...全文を見る
02月28日第154回国会 衆議院 憲法調査会国際社会における日本のあり方に関する調査小委員会 第1号
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○大島(令)小委員 社会民主党・市民連合の大島令子です。きょうはありがとうございます。  私ども社民党は、日本国憲法と国連憲章の精神に従って、ポスト冷戦時代にふさわしい、国連を中心とした普遍的な安全保障の確立が求められているというのを基本的に考えているわけなんです。  そこで...全文を見る
○大島(令)小委員 一九九二年のPKO協力法が成立するときには、一年間くらい国会では審議をしたと聞いております。  私、きょうここに自衛隊法があるんですが、自衛隊法の三条に自衛隊の任務が書いてありまして、きょうは傍聴の皆さんもおりますけれども、「自衛隊は、わが国の平和と独立を守...全文を見る
○大島(令)小委員 そうですね。当時、一九九二年、今の社民党は党名が社会党でしたけれども、先生のおっしゃるように、自衛隊とは別個の組織として国際平和協力機構を創設して、PKOですとか人道的救援活動を行う内容とする、法案名が国際平和協力業務及び国際緊急援助業務の実施等に関する法律案...全文を見る
○大島(令)小委員 済みません。なるべく参考人の発言に基づいての質問と心がけたつもりなんでございますけれども、今の日本の憲法調査会の方向に非常に心配しているものですから、社民党は少数政党でございますけれども、ここはしっかりと憲法を変えてほしくないという立場で、意見を言える場所です...全文を見る
○大島(令)小委員 社民党の大島です。  私は反対でございまして、国の最高法規、この憲法に沿って、戦後五十七年目に入りましたけれども、日本は、侵略されることもなく、いわゆる平和に来た、国の再建ができたわけなんですね。今なぜ、経済大国になったから軍事力を持たなければいけないか、憲...全文を見る
○大島(令)小委員 当時の社会党の村山さんが合憲だと言ったから、そのまま社民党は合憲だとか、そういうことではありませんで、そのときは連立を組んでいましたよね。今、幾つも政党が生まれ、またなくなり、自社さで与党のときもありまして、今は野党です。何度も選挙があるたびに人もかわっており...全文を見る
○大島(令)小委員 済みません、私は二〇〇〇年六月に当選した衆議院議員ですので、当時、国会議員ではありませんでしたので、その場に参加をしておりませんでしたので、後日、その問題に関しては、その当時の国会議員の方から意見を聞きまして、どうであったか党本部に聞きまして、お返事をさせてい...全文を見る
03月15日第154回国会 衆議院 経済産業委員会 第3号
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○大島(令)委員 社会民主党・市民連合の大島令子でございます。きょうは、四人の参考人の皆さん、どうもありがとうございます。よろしくお願いいたします。  まず、私は、鈴木参考人と港参考人に御質問したいと思います。  三月十四日の朝日新聞を読ませていただきまして、これをもとに質問...全文を見る
○大島(令)委員 ありがとうございました。  次は、長野参考人にお伺いしたいと思います。  昨年十一月一日の信金法制定五十周年の記念全国大会の折に、長野参考人は、地域に暮らし仕事をする人は、地域の繁栄、発展のために積極的に力を注ぐ使命があるとごあいさつされておりますよね。そし...全文を見る
○大島(令)委員 それでは、加藤参考人にお伺いします。  審査を、数値に頼らずあくまで面談を重視ということで、ひざを突き合わせてじっくり話し合うというスタンスをとっていらっしゃるということでございます。そういう、ともに向き合う姿勢に定評があるとダイヤモンドに載っていた記憶がある...全文を見る
○大島(令)委員 どうもありがとうございました。
03月19日第154回国会 衆議院 経済産業委員会 第4号
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○大島(令)委員 社会民主党・市民連合の大島令子でございます。  まず、大臣にお伺いします。  この改正案の、隠されたというべきか、本当の目的は何でしょうか。
○大島(令)委員 私は逆の意味に理解しておりまして、大臣も今おっしゃったように、施行自治体を淘汰するというふうに、広いところから法案を見ますと読めるわけなんですね。というのは、事業から撤退する施行者に対して、猶予した交付金を撤退費用等に充てることを認め、実質的にそれを減免すること...全文を見る
○大島(令)委員 大臣が強くそういうことを御答弁されても、結果的に赤字が改善されない限りその交付金は払わなければいけない。猶予期間は一定期間認められましても、払われなければ、結局、地方自治体が議会の同意を得てその施行自治体の住民の税金から出すわけですから、やはり筋道としては撤退と...全文を見る
○大島(令)委員 では、なぜ埼玉県所沢市のような交付金の支払いをしないという行為に対して賛同する施行団体がふえたのでしょうか。
○大島(令)委員 日本自転車振興会に対する交付金の一、二号は見直しがございますけれども、三号の事務費は〇・三%ということで存続でございますね。  そこで質問なんですけれども、現会長は、平成十一年七月一日からは副会長でした。最終官職が特許庁長官、そして現在、平成十二年七月一日から...全文を見る
○大島(令)委員 一般国民から聞きますと、国の官僚の人は五十二歳という非常に若い年齢でこういうところに、特殊法人に天下り、私たち国会議員の年俸と同じくらいのものを毎年いただいている。非常に責任ある仕事だから、その仕事に対する対価として妥当なのかどうか、私は仕事の中身はよくわかりま...全文を見る
○大島(令)委員 この自転車競技会というのは競輪事業の中心的な業務であると思っているわけです。ですから、結局は、自由化されるとしてもここにしか委託できないわけなんですね。  そうしますと、私は、ここしかないということであれば自由競争の原理が働かないわけですから、示された数字で契...全文を見る
○大島(令)委員 万が一あったらいけないことなので取り上げさせていただいたわけです。  では次に、公営ギャンブルの一部事務を民間委託によって何を目指しているのかということに関して質問させていただきたいと思います。  今改正によって可能となる民間への競輪関係事務の委託は、具体的...全文を見る
○大島(令)委員 公営ギャンブルにその民間委託というのがなじむのかどうか、非常に疑問に思っているわけです。今副大臣が述べましたように、結局は、構造改革の一つとして、そういう部分を委託することによってコストの削減、赤字解消、これも一つの構造改革でしょうけれども、やはりそういうふうに...全文を見る
○大島(令)委員 赤字に悩む施行自治体は、監督官庁の天下り先への収益金の分配について不信を持っているわけですよね。交付金も、パーセント、算定基準が割合という形でこの改正案を見ても出ております。監督官庁側は、施行団体のコスト管理、やはりそういうところに問題があるんじゃないかという批...全文を見る
03月29日第154回国会 衆議院 経済産業委員会 第5号
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○大島(令)委員 社会民主党・市民連合の大島令子でございます。  質問に先立ちまして、きょうは、私が最後の質問者でございますけれども、その後に採決がございます。この委員会は四十名委員会でございますけれども、ちょっと見ますと、委員の皆さんの出席率が余りよくないような気がしますので...全文を見る
○大島(令)委員 そして、政府に関しましては、答弁は簡潔に、明確にお願いいたします。  では、質問に入ります。  いわゆる迷惑メールというカテゴリーの中には、通信販売などの商業広告だけではなく、非商業広告である宗教や募金などの勧誘、特に最近ではウイルスメールですとかデマメール...全文を見る
○大島(令)委員 表現の自由と憲法上の問題に配慮しているということでございますので、それは我が党も、そういう趣旨は大切であると思っておりますので、今後に向けてもその精神をよろしくお願いいたしたいと思っております。  次に、総務省の取りまとめによりますと、実際に迷惑メールに対する...全文を見る
○大島(令)委員 今回の改正ではオプトアウトという方式を採用しておりますけれども、受信拒否手続ができます。しかし、送信者は、一回目の送信については、表示義務さえ守っていれば容認されることになるわけですが、ユーザーにとっては受信料の課金といった不利益というのは解消されないわけですね...全文を見る
○大島(令)委員 では、副大臣、通告よりちょっと飛んでしまいますけれども、規制をする政府にとっては、通信だから総務省、特商法だから経済産業省ということが、消費者にとっては、普通の国民にはやはり非常にわかりづらいと私は思うわけなんです。だから、この法改正によって、実効性のあるわかり...全文を見る
○大島(令)委員 それでは、課金システムのあり方について総務省の方にお伺いします。  迷惑メール問題の大きな原因の一つは、受信に課金されてしまうという情報通信ネットワークシステムにやはり問題がある、私はこう思っているわけです。確かに、常時接続環境が整いつつある現在においては、受...全文を見る
○大島(令)委員 一日九億五千万通のメールが発信され、八億通が送信者に戻ってくる。差し引き一億五千万通、往復ですから、上限を四円とした場合、一・五億通で約六億円の収入が入るわけですよね。  では、全く電気通信事業者は赤字なんでしょうか。今の御答弁を聞いていると、サーバーの増設と...全文を見る
○大島(令)委員 では、次の質問に移ります。  海外から送信される迷惑メールの対応についてお伺いします。  国内だけではなく、海外から送られてくることも現実にありまして、私も経験しています。そのケースとしては大体三通り考えられまして、日本の業者が海外から送信するケースと、日本...全文を見る
○大島(令)委員 次に、訪問販売ですとか通信販売等の特殊取引にかかわる消費者トラブルは、一九九四年度には十万件を超えましたけれども、二〇〇〇年度には約三十万件に迫る勢いです。このようなもとにおける経産省における消費者保護の取り組み状況について質問をいたします。  先ほど来多くの...全文を見る
○大島(令)委員 それでは、本改正案の実効性についてお伺いしたいと思います。  今回の改正では、先ほど来出てきておりますが、オプトアウトという方式を採用しており、消費者が電子メールによる広告の受信拒否手続を行うことになる。消費者が、見たこともない業者に対してメールを送信するのは...全文を見る
○大島(令)委員 時間が参りました。  やはり答弁を伺いますと、この迷惑メールと消費者の立場に立ちますと、そういうカテゴリーの中ではこの法案はまだまだ十分ではないという御答弁をいただきました。今回、附帯決議もついておりますので、ぜひ消費者保護の観点ということで引き続き政府にも努...全文を見る
04月03日第154回国会 衆議院 経済産業委員会 第6号
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○大島(令)委員 社会民主党・市民連合の大島令子でございます。  最初は、大臣に質問をいたします。  外国との相互承認、規制緩和、そして検査認証ビジネスと安全性との両立についてということでお伺いします。  昨年、二〇〇一年の第百五十一通常国会におきまして、特定機器相互承認法...全文を見る
○大島(令)委員 市場のグローバル化に伴いまして、現在、国際的に、ワン、ワン、ワン、ONE、一つという意味なんですが、そういう構想が推進されていると、MRAを推進する米国の方からの報告があります。  企業にとりましては、製品を市場へ出す時間を短縮したり、手続をもっと明確にすると...全文を見る
○大島(令)委員 では次に、政府参考人に質問いたします。  日本・シンガポール相互承認の対象品目について伺います。  今回の対象品目を比べますと、シンガポールから輸入される品目は、通信端末機器や無線機器の分野において、個人ですぐに商品として使えるもの、いわゆる製品化されたもの...全文を見る
○大島(令)委員 そうしましたら、通信関係機器と電気製品関係の割合をどの程度と想定して今回の、日本からシンガポールへの輸出が二千九百億円、シンガポールから日本への二千二百億円としているのか、その内訳を聞かせてください。
○大島(令)委員 事前にいただいた資料がここにございますけれども、一九九〇年から二〇〇〇年の貿易額、円ベースにおきますと、電気製品においては、日本からシンガポールへの割合が八八%、シンガポールから日本へは九四%でありまして、今後ますますこの傾向が強まったとき、電気製品は外国産が占...全文を見る
○大島(令)委員 輸出がよりしやすくなるということは、組み立てられたものがたくさん日本に入る。法案の説明のときに、たしか、法律はここでつくるけれども、そのバランスは市場にゆだねるというふうに私は説明を受けたのですね。  そうすると、資本主義経済の中で、よりしやすくなるということ...全文を見る
○大島(令)委員 では、対象分野について質問をいたします。  一九九八年十月、日本EU閣僚会議におきまして、一つ目は通信端末機器、二つ目、電気製品、三つ目、化学品、四つ目、医薬品の四分野を優先する目標が設定され、昨年四月四日、優先四分野の相互承認協定の署名が行われ、昨年の通常国...全文を見る
○大島(令)委員 委員長、答弁が、私が質問してない次の質問に対しての答弁をしているんですよ。
○大島(令)委員 私は、EUとの協定の位置づけがどう違うのかということで、それを聞いた上で次の質問をするつもりでいるのです。ちょっとお粗末ですよ、これは。撤回してください。
○大島(令)委員 済みません。EUと日シの協定の位置づけが違うというふうに聞いて、対象四品目が、日シでは医薬品、化学品が入っていない、EUと協定の位置づけがどう違うのかということを質問しているのです。その後の質問の答弁を今なさろうとしているから、ちょっと委員長に整理をお願いしたと...全文を見る
○大島(令)委員 位置づけというのは中身が違うという単純なことでございました。  それでは、次の質問なんですが、医薬品では、その技術基準の同等性が検証されなかったので今回見送ったと聞いておりますけれども、技術基準の同等性というのは具体的にどのような中身なのかを聞かせてください。...全文を見る
○大島(令)委員 では、政府参考人に伺いますけれども、一年間で確認できなかったということは、立入調査ですとか合同査察をEUのときと同じようにしなかったということでございますか。
○大島(令)委員 それでは、医薬品とか化学品につきましては、締結した後に法改正が必要になると聞いておりますが、私どもの把握しないところでこういう申し出があったときには、今後国会でやはりしていくのかという質問が一点。  先ほど来不安に思いますのは、EUとでは通信機器、電気製品、医...全文を見る
○大島(令)委員 もう一つ政府参考人に質問いたしますが、電気製品の技術基準の国際規格への統一ということに関して質問をいたします。  現在の国際電気標準会議、IEC会長に東芝技術顧問の高柳氏が就任しておりまして、国際規格への日本の対応のおくれに危惧を抱いていると報道されております...全文を見る
○大島(令)委員 外国に行ったときに電気製品を使って非常に困る問題が、まだ整合化されていない残りの一割、電圧とか周波数の問題、こういう問題に関しましても、今両方で使える電気製品もあるわけなんですけれども、ぜひ経済産業省として、新しい商品開発という面でもこういうことをクリアしていた...全文を見る
○大島(令)委員 今の御答弁を伺いますと、オーストラリアとカナダは民間レベルでそういう話し合いをしているということでございますが、結果的には、この協定というのは、やはり民間からのそういう要請があって、国としてこういう法的手当てをする、そういうふうな形でEU、そして今回のシンガポー...全文を見る
○大島(令)委員 貿易というのは日本の外交通商政策で非常に大事なものだと思っているわけなんですが、今の御答弁から、民間からという言葉がありましたので、非常にその点、心配をしておりますけれども。  最後の質問に入ります。  大臣にお伺いします。FTAの国内産業への影響に対する政...全文を見る
○大島(令)委員 私は、質問の一つの人材というのは、今までの私たちが受けた大学の教育ではなく、もうすごいテンポで変わる中で、大学のいろいろな科も変わらなければいけない、これは文部科学省の分野になると思いますけれども、そういうところで、横の省との連携をとってやはり進めていく必要があ...全文を見る
04月03日第154回国会 衆議院 法務委員会 第5号
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○大島(令)委員 社会民主党・市民連合の大島令子でございます。  私は、きょうは、死刑制度を強く廃止したいという一念から質問をさせていただきます。きょう、山花委員も死刑制度廃止という観点で御質問されました。私もまた同じ立場から、議員連盟の一員として質問をいたします。  まず、...全文を見る
○大島(令)委員 質問に対して答えてください。だれが決めるのかということと、どのような基準でということを聞いております。もう一度お願いします。
○大島(令)委員 では、大臣に伺います。昨年十二月二十七日に二名の方が処刑されましたけれども、その二人の方を大臣が、この人この人と言って選んで、判を押したのですか。
○大島(令)委員 それでは、時期について伺いますけれども、いつ執行するのかというのはだれが決めるのでしょうか。
○大島(令)委員 もう一度、古田刑事局長に伺います。執行日を選定するのは、だれがどのような基準に基づいてされているのか、御答弁ください。     〔委員長退席、山本(有)委員長代理着席〕
○大島(令)委員 国家が人の命を奪うというのに、さまざまな検討という答弁はないでしょう、国会の場で。ここに六法全書を持ってきました。このどこに書いてあるか、刑事局長、示してください。
○大島(令)委員 昨年、十二月二十七日という仕事納めの前日に異例の二名の確定者を執行しました。もしこれがなければ、昨年一年間は死刑の執行がゼロという年になるはずでした。にもかかわらず、過去の統計から見ますと異例なんですね、なぜ仕事納めの前の日という異例な日に執行日を決めたのか。 ...全文を見る
○大島(令)委員 私は、執行後の一月十五日に名古屋拘置所の所長に会ってまいりました。そのときの拘置所長の答弁では、自分の意思ではなく、直接の命令権者は法務大臣なのでお答えしかねるということで、一切拘置所長の判断で執行に関しては何も決められないと言っておられました。もう一度答弁をお...全文を見る
○大島(令)委員 もう一度伺います。  これは国会の法務委員会の場です。刑事局長、死刑確定囚といえども、国家が人の命を奪うということに関しまして、執行対象者ですとか執行日を選定する基準を国会に示せないということはないでしょう。もう一度答えてください。
○大島(令)委員 今の答弁では、基準を示せないということは、毎年必ず執行するというアリバイつくりにしか思われません。政治的な判断で、昨年、死刑を執行ゼロという年をつくられないための、そういうふうにしか私には受けとめられません。  次に、大臣に伺います。  刑事訴訟法の四百七十...全文を見る
○大島(令)委員 大臣に伺います。  では、昨年十二月二十七日、名古屋で処刑されました死刑囚の何を知った上で、何を慎重に慎重に審議した上で執行命令書に判を押したのか、教えてください。
○大島(令)委員 大臣に伺います。  検討には何日ぐらい要しましたか。
○大島(令)委員 大臣、この写真を見てください。あなたが判を押して処刑された人の絞首刑の写真でございます。  単に判を押したのではなく、自分の手を汚さずに、この写真の現実があるわけなんです。絞首刑の現実というのはこうなんです。私が大臣に、六月四日、就任して初めて議員連盟の一員と...全文を見る
○大島(令)委員 確定死刑囚も、当日の朝初めて自分がきょう執行されるということを知りました。また、処刑に携わる刑務官の人も、出勤拒否をしたらいけないということで、当日の朝告げられるということで、執行する人にも精神的な負担を強いることがこの処刑の現実でございます。  そこで、大臣...全文を見る
○大島(令)委員 政府参考人でも結構です、お答えください。
○大島(令)委員 憲法三十六条、もう既にどなたも御存じだと思いますけれども、「公務員による拷問及び残虐な刑罰は、絶対にこれを禁ずる」と。憲法ということで広く知れ渡っておりますけれども、私は、名古屋拘置所で昨年十二月二十七日に処刑された死刑囚の遺体を見て初めて残虐な刑罰であるという...全文を見る
○大島(令)委員 昨年四月十八日、私は、この昨年十二月二十七日に処刑された死刑囚の被害者の遺族と一緒に、高村前法務大臣に面会しました。  高村法務大臣は、被害者の遺族がこの人を執行しないでくれと言っているんだから、まさか事務方が自分に書類を上げることはないでしょうということで、...全文を見る
○大島(令)委員 執行の判断の材料となるということで、今の御答弁ですと、大臣がかわるごとにやはりその判断は個々の大臣にゆだねられるというふうに理解してよろしいわけですね。
○大島(令)委員 韓国におきましては、昨年の十月末に、鄭大哲国会議員により死刑制度廃止法案が提出されました。三月には国会で公聴会も開催したと聞いております。  韓国では、金大中大統領の政権になりまして、法律があるにもかかわらず執行していない。これはなぜだと大臣はお考えでしょうか...全文を見る
○大島(令)委員 今、世界では、死刑廃止に向けたうねりが大きくなってきております。底上げ現象が起きているわけです。国会でも、私ども、亀井静香さんを会長にして死刑廃止議員連盟が今、死刑廃止法案を一生懸命つくっております。  韓国においては、そして台湾においても、二〇〇四年までに廃...全文を見る
○大島(令)委員 八割支持しているという世論調査に関しまして、私もデータを持っておりますからきちっと述べたいわけでございますが、初めて法務委員会で質問させていただきますので、時間オーバーということなく、きょうはこれで終わりますけれども、また死刑廃止に関して議論をこの委員会の場で進...全文を見る
04月04日第154回国会 衆議院 国会等の移転に関する特別委員会 第3号
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○大島(令)委員 きょうは各省庁別回答結果を踏まえてということもございますので、これを見て、私は移転反対という立場で少し意見を申し上げたいと思います。  ドイツにおいては、中央省庁の分散とか移転に関しまして、水平分割ですとか垂直分割が検討されたと言われております。水平分割という...全文を見る
○大島(令)委員 大島令子です。  最初私が聞いていたのは、国会と政府の中枢機能というふうに伺っていました。そうすると、この省庁が出してきた回答を見ますと、このA、Bが外局に該当すると私は思ったんですが、外局が相当入ってきているわけなんです。私は非常にそれにまず一点は矛盾を感じ...全文を見る
○大島(令)委員 EUの例を挙げられましたので、私は、EUは、やはりグローバル化の中で、アメリカとヨーロッパ、ヨーロッパはEU参加国で八億人の人口ですよね。アジアだけが、アジア太平洋地域だけばらばらなんですけれども。そういうグローバル化の中の政治と貿易、経済のあり方の中で、EUと...全文を見る
04月05日第154回国会 衆議院 経済産業委員会 第7号
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○大島(令)委員 まず、大臣に質問をいたします。  本年の二月二十七日の経済産業委員会一般質問の中で、私は、原子力政策について何点か質問をいたしました。その中で、大臣答弁に間違いがあることに気づきましたので、再度、事実確認を求める質問をいたします。  その質問の内容というのは...全文を見る
○大島(令)委員 私も、一月三十日に、外務省の科学原子力課長さんと勉強会を開きまして、この法案に関していろいろお尋ねしました。  大臣が二月二十七日に答弁した資料は、経済産業省が入手した資料なんでしょうか、それとも、外務省から取り寄せた資料に基づいてそういう答弁を、判断をなさっ...全文を見る
○大島(令)委員 その日は外務省の軍備管理・科学審議官の宮本政府参考人も見えていまして、大臣の答弁の後に、「まさに今大臣からお答えのとおりでございまして、」ということで、大臣が否決されたということを承知しているということを認めるニュアンスの答弁もされているのですね。プルサーマル計...全文を見る
○大島(令)委員 ということは、経済産業省としてのこのパナマ運河法案の取り扱いに関しては、現在、否決とは通常考えられないわけでございますけれども、生きていると、そういうふうに解釈しているということでよろしいわけですね。
○大島(令)委員 私は、遠い外国のことでございますので、やはりプルサーマルですとか原子力政策を進める経済産業省の強い意気込みから、非常にうがった考え方をすれば、大臣が——そうですか、はい。  でも、今までの日本のプルトニウムを含めた核輸送に関しまして、世界で五十カ国以上の国々が...全文を見る
○大島(令)委員 関西電力は新しい工場だと知っていると答えているわけでございますが、関西電力から原子力安全・保安院の方にそのような報告はないのでしょうか。
○大島(令)委員 電気事業者と非常に深く関係のある経済産業省が、どこの工場でこのようなMOX燃料の製造をやったか把握していないというのは非常にお粗末であり、やはり国の監督、指導責任が私は問われると思いますけれども、改めてもう一度伺います。
○大島(令)委員 今の答弁を聞きますと、実は、新しい施設での製造に関してはフランス政府の許可が必要だということでございます。許可前に製造したという違法問題につながるから今のような答弁になるのではないかとやはり推測してしまうわけなんですね。そのように思ってもよろしいんでしょうか。
○大島(令)委員 では、次の質問に移ります。  MOX燃料における二五%濃度のプルトニウムスポットの存在に対して、政府の見解を聞かせてください。
○大島(令)委員 簡単にまとめますと、二五%濃度までのプルトニウムスポットの存在は認める、これは公式な政府見解として受けとめてよろしいでしょうか。
○大島(令)委員 では、次に、関西電力は、フランスのコジェマ社で製造したMOX燃料について、昨年の二〇〇一年十二月二十六日に、製造を中止すると発表しました。この件に関して、同年十一月二十八日に関西電力から経済産業省にお伺いがありまして、翌十一月二十九日に、経済産業省は合格にできな...全文を見る
○大島(令)委員 しかし、一電気事業者が、国策であるプルトニウム計画を実施するに当たり、国と密接な連携をとりながら、何年もかかり製造を外国の会社に委託してきた。そういう中で、都合のいいときだけそういう答弁をされるというのは、私は非常に解せないと思っております。もう一度、御答弁をお...全文を見る
○大島(令)委員 それでは、大臣に質問いたします。  去る三月十九日に発表されました地球温暖化対策推進大綱の中で、原子力の推進が地球温暖化防止のための重要な方策とされております。  確かに、発電時には、化石燃料とは異なり、二酸化炭素を発生しない電源ではあると思います。しかし、...全文を見る
○大島(令)委員 質問時間が参りましたので、また次回のチャンスにこの予備的調査書、原発の発電単価のコストに関して準備しましたけれども、次回ということで、きょうはこれで終わらせていただきます。
04月10日第154回国会 衆議院 経済産業委員会 第8号
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○大島(令)委員 社会民主党・市民連合の大島令子でございます。  六番目でございますので大分質問が重なる部分もありますけれども、社民党として質問をしていきたいと思います。  まず、大臣に知的財産戦略会議に関してお尋ねいたします。  政府は、去る三月二十日、総理主宰によります...全文を見る
○大島(令)委員 きょう朝からこの委員会が開かれておりますけれども、それでは、大臣は、この夏に策定される大綱の中で弁理士をどのように位置づけてこの国家戦略に活用していくのか、その基本的な考えを、感想でも結構でございますけれども、聞かせてください。
○大島(令)委員 大臣が、弁理士さんの活躍は大きいと言われましても、やはり文章ですとか大綱の中身に具体的なものがない限りこの委員会でのやりとりに終わってしまいますが、そのあたりのところは大臣はどのように発言されていくおつもりでしょうか。
○大島(令)委員 次の質問に移ります。  特許の場合、審査期間の長期化と未処理件数の増大をどのように分析して今後の対応を考えていくのかという点に関して、特許庁長官にお伺いしたいと思います。  特許等の知的財産権は、単にこれを権利として取得することが目的ではなく、これを戦略的に...全文を見る
○大島(令)委員 特許とか実用新案、今企業とか弁理士会の方で必要とされているのは、ソフトウエアですとかバイオテクノロジーの分野で非常に求められている現状ということを聞いております。  非常に具体的に身近な例としまして、なぜそういうスピード性が要求されるのかといいますと、ここに私...全文を見る
○大島(令)委員 そうすると長官、この商品の場合だと幾つぐらいの特許があると思いますか。
○大島(令)委員 では、次の質問に移らせていただきます。  知的財産の資産としての評価方法や資金調達方法の多様化についてどのような取り組みを行っているのかお伺いしたいと思います。
○大島(令)委員 今の御答弁ですと、政府系金融機関、日本政策投資銀行で百八十八件、百六億円ということでございますけれども、少ないなという印象を持ちました。  中小・ベンチャー企業が保有している特許等の知的財産を担保とする融資制度、やはり資金力がベンチャー企業はないわけですから、...全文を見る
○大島(令)委員 では、次の質問に移ります。  こうした知的財産分野に専門性を有する弁護士、弁理士を育成するためには、大学の法学教育における知的財産関連法講義の積極的な導入ですとか、司法制度改革のもとで導入される法科大学院、先ほどから皆さん質問されておりますけれども、ロースクー...全文を見る
○大島(令)委員 今回の法改正で、訴訟代理人の当面の法的需要ということで、この資料にございますけれども、平成十七年に約千人規模の弁理士さんの方の能力の担保措置がされるというふうになっているわけです。平成十六年からロースクールが学生の受け入れ開始をされまして、最初の修了者が短縮型二...全文を見る
○大島(令)委員 では、大臣に質問いたします。  弁理士の守秘に関することについてでございます。  現在は、弁理士は守秘義務のみが規定されておりまして、弁護士法のように権利として規定されておりません。そのために、その反射として、弁理士作成文書について、その保持者の秘匿特権に争...全文を見る
○大島(令)委員 私は、今度の改正はまだまだ今の社会の中で十分ではないとは思っておりますけれども、その一歩ということで、きょう、私ども社民党も賛成の立場からの質問をさせていただきました。  時間が参りましたので、大臣におかれましては、ぜひ、国家戦略としてこの知的財産というのを、...全文を見る
04月12日第154回国会 衆議院 経済産業委員会 第9号
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○大島(令)委員 社会民主党・市民連合の大島令子です。  まず、委員長にお伺いします。持ち株会社の解禁後五年を経ての今回の改正の総括について伺います。  昭和二十二年の独禁法制定以来、一貫して禁止されてきた持ち株会社は、平成九年の改正により解禁されました。その際、改正法の附則...全文を見る
○大島(令)委員 少し具体的な御答弁をお願いしたわけなんですけれども、さらに質問させていただきます。  では、これによって、株式所有による企業支配を規制対象として取り上げることができるのかできないのか、引き続きできるのかできないかということを伺いたいと思います。
○大島(令)委員 もう一度確認ですけれども、株式所有による企業支配を規制対象として取り上げることはできるというふうに理解してよろしいんですね。
○大島(令)委員 それでは、規制緩和の推進とかは競争政策の拡充になるわけですけれども、すなわち、独禁法の運用強化が前提とならなければいけないと思っているんですが、この辺の基本認識はどのように考えておられるのか御答弁ください。
○大島(令)委員 いや、私がお尋ねしたいのは、規制緩和を推進するという政府の方針に沿っていきますと、規制緩和というのは、すなわち競争政策を政府は打ち出しているわけですよね、ということは、ますますその競争の中で独禁法の運用強化が前提とされないと、消費者にとっては非常に不利益な事態が...全文を見る
○大島(令)委員 では、委員長の御答弁のとおり、独禁法の運用強化がますます前提になるというふうに理解してよろしいわけでしょうか。
○大島(令)委員 では、次の質問に移ります。  今度の改正案が今後の日本経済の雇用にどのような影響を与えるかということについて質問をいたします。  大規模事業会社による株式保有の制限が、資本金、純資産額を基準とする一律の総額制限から、事業支配力の過度の集中となる会社の設立を禁...全文を見る
○大島(令)委員 しかし、法律が改正されるということは、自由経済の中で会社はいろいろな法律の制約のもとに活動をするわけで、一定の影響というのは私は出てくると思うわけなんです。ですから、必要最小限の規制緩和なので、外国資本に対する影響ですとか日本企業の外国資本に対する競争力の強化と...全文を見る
○大島(令)委員 では、先ほど達増議員も航空業界の統合問題に触れましたが、私は違う観点から少し御質問させていただきます。  日本航空、JALと日本エアシステム、JASが昨年発表しました持ち株会社の設立による事業統合計画について、公正取引委員会は、去る三月十五日に、一定の取引分野...全文を見る
○大島(令)委員 私は、新聞報道を例に挙げましたけれども、この中に、新規航空会社からの機体整備を積極的に受託するなどということで一部報道されておりまして、統合承認へという含みを持たせた報道になっておりまして、質問の中でも、確定したということで取り上げているわけではございませんので...全文を見る
○大島(令)委員 話は一般的なことでございますけれども、国税当局というのは日本の税を集めるところでございますから、査察権ですとか捜査令状を持って朝七時、六時ぐらいから、疑いのある、もう証拠があるということで踏み込んでやるわけです。それは、税金というところで全く違う法律のもとに行わ...全文を見る
○大島(令)委員 私も、地方議員のときに、大きな公共事業、そういうときに私にも入札時における談合の電話が入ってきたり、また文書で寄せられたりすることが複数回ございました。そこを議会の全員協議会で諮りまして、首長も公正取引委員会に訴えたからということで、一たんその入札を見合わせて、...全文を見る
04月17日第154回国会 衆議院 経済産業委員会 第10号
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○大島(令)委員 社会民主党・市民連合の大島令子でございます。  平沼大臣にお伺いします。平成十二年の法改正で、電力の自由化は本当に進んでいるのかということに関してお尋ねいたします。  電気・ガス、鉄道などの自然独占事業につきまして、平成十二年の独禁法の改正におきまして適用除...全文を見る
○大島(令)委員 発電と送電、配電を、今の制度ですと主要な一般電力事業者が一括して持っていますね。ですから、自由化されましても結局送配電部門が自由化できない。ですから託送料金を新たな業者が払うわけで、これが外国では一キロワットアワー一円のところを大体日本では三円である。しかし、そ...全文を見る
○大島(令)委員 では、参考までに伺いますけれども、平成十二年から経済産業省のビルは、東京電力管内のダイヤモンドパワーと入札によって契約をしたと聞いておりますけれども、どのくらい安くなったのか、参考までにお示しいただけますか。
○大島(令)委員 いずれにしましても、電気事業者が発電、送電、配電というのを一体化しておきますと、これから電力の自由な競争というのができないわけですので、今後前向きに、別会社であるという方向性でもって検討していただきたいということを申し上げまして、次の質問に移らせていただきます。...全文を見る
○大島(令)委員 公正取引委員会の委員長に御質問しますけれども、今の答弁ですと、先ほど来の一般集中規制は今後どうなるのかという質問に対して、委員長は、まだ必要であるということで御答弁されました。私ども社民党も、まだこの法案に対する賛成か反対かの立場が決まりかねているのは、このとこ...全文を見る
○大島(令)委員 私も、公正な競争は必要であるという大前提の中で、それがメカニズムとして今の市場の中で働いているかということがやはり問題であると思っているわけです。  例えば、一見、訴訟逃れということも報道されております日本興業銀行が訴えられた株主代表訴訟では、興銀が、第一勧銀...全文を見る
○大島(令)委員 時間が来たということですので、以上で終わります。
○大島(令)委員 社会民主党・市民連合の大島令子です。  まず、大臣に質問しますが、一般集中規制のあり方と存在意義に対する大臣の考えをきょうは具体的に聞かせてください。  一般集中規制は、国民経済全体における一部の企業への支配力が集中することを防止するための規制だと思っており...全文を見る
○大島(令)委員 その御答弁を聞きまして、社民党もこの法案には賛成するということで態度を表明しております。やはり私どもの政党は、非常に資本力の弱い中小企業に視点を置いた政策を持っておりますので、その答弁を待っていたわけでございます。  では、次の質問でございますが、これも大臣で...全文を見る
○大島(令)委員 しかし、現状の経済状況は独占化、寡占化ということで、地方の中小企業はどんどんつぶれていっているわけですね、こういういろいろなさまざまな法律がありましても。  そこで、私は、この法案を見たときに、国会に来て一年生議員ですので初めて独禁法の審査をするわけなんですが...全文を見る
○大島(令)委員 この法律、二日目で、大臣に総括的な質問をと、私なりに努力をいたしました。  大臣は、泳げることを教えるべきだと言いますけれども、では、そういう政策を政府、内閣の一員として、平沼大臣や小泉総理と一緒に連携をとって、真剣に、私は実効性ある政策を出していただきたいと...全文を見る
04月19日第154回国会 衆議院 経済産業委員会 第11号
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○大島(令)委員 社会民主党・市民連合の大島令子でございます。  まず、平沼大臣にお伺いしますけれども、法律第一条の目的に「環境の保全」とありまして、そして、先般の趣旨説明の中にも、地球温暖化を初めとする地球環境問題への対応の必要性の高まりにもこたえるべくということ、先ほど来の...全文を見る
○大島(令)委員 環境の保全と地球温暖化対策という意味は非常に意味合いが違いまして、もう一度お答えいただけないでしょうか。  私は、環境大臣もこの法案の主務大臣となるべき法律でなければならないのではと思っているわけです。
○大島(令)委員 それでは、この新エネルギーの定義の中に、風力、太陽光、地熱、水力、バイオマスとございます。そういう意味で、法律の三条の四項で、意見交換大臣として国土交通大臣、環境大臣、農水大臣とありますが、どのように有機的連携を図っていくのか御説明ください。
○大島(令)委員 私がここで確認したかったのは、「「新エネルギー等」とは、」の中に、さまざまな省庁にまたがったエネルギー源があるわけでございます。そういう意味で、主務大臣が経済産業大臣だけということに関して非常に疑問を持っているわけなんです。  特に、先ほど来の御答弁の中に地球...全文を見る
○大島(令)委員 しかし、環境大臣と連携を密にとるといいましても、この三条の四項には、新エネルギー等電気利用目標を定めるときに連絡を密にとるというふうに定められているわけですね。利用目標のときだけということでございますので、少し、すごい狭い分野での相談としか受け取られないわけなん...全文を見る
○大島(令)委員 私は、廃プラスチック発電が新エネルギーに含まれるから環境大臣を主管大臣と入れられなかったというふうに憶測ができるわけなんです。ほかの容器包装リサイクル法ですとかリサイクル法に関しましても主務大臣が何人かおりまして、ただし、当該各号に定める事項に関してはほかの大臣...全文を見る
○大島(令)委員 では、外国では自然エネルギーという言葉で非常に進んでいるわけなんですが、どうもこの法律は、新エネルギーという言葉で、定義が非常にあいまいです。特に、法律第二条二項の新エネルギーの定義、この六号の「熱以外のエネルギーであって、政令で定めるもの」、この中にやっと先ほ...全文を見る
○大島(令)委員 私は、法律に直接廃プラスチックという言葉が書き込まれなかった、政令を定める際に改めて議論をするというやり方は、経済産業省が、地球温暖化対策をめぐり、環境省と経済産業省の間にやはり意見の相違があるからこういう形で法律を出してきたのだと思っておりますけれども、もう一...全文を見る
○大島(令)委員 でも、実際、容器包装リサイクル法ですとか再資源の利用の促進に関する法律は、主務大臣が複数にわたっております。どうしてなんでしょうか。力関係なんですか。
○大島(令)委員 しかし、エネルギーといいましても、そのエネルギーのもとになる、例えば風力とか太陽光ですとか、もとになるものが違うわけですから、私は、何でこのエネルギーだけが経済産業大臣。例えば、ほかの法律、電気事業法ですとか、そういう法律だけでしたら構いませんけれども、新エネル...全文を見る
○大島(令)委員 廃プラスチック発電というのは、廃棄物発電だけが進んでしまい、他の自然エネルギー促進の妨げになるのではないか。環境省さんが求めているごみの減量ではなく、実はごみの増量にもつながりかねない、そういう心配から私は環境省さんの立場を聞いているわけなんです。  私の町の...全文を見る
○大島(令)委員 私の町では、人口四万の町なんですが、ペットボトルを七百カ所で収集しまして、中間処理施設で圧縮、こん包します。そして、卵パックですとかごみ収集袋ということで再利用を図っています。  この法案が通るときに日本容器包装リサイクル協会という財団法人が設立されまして、う...全文を見る
○大島(令)委員 新エネ法の原料にペットボトルがならないということをいただきましたので、次の質問に入ります。  経済産業大臣が利用目標量を設定する際の根拠になるデータは何か、お示しください。
○大島(令)委員 総合資源エネルギー調査会は、では、どのようにしてデータを集め、新エネルギーの種類ごとに、現状や将来、普及予測のデータを集めるんでしょうか。
○大島(令)委員 では、利用目標量設定の際には、新エネルギーの種類ごとに検討が行われるのか、お伺いいたします。
○大島(令)委員 まだ明確になっていないんですか。
○大島(令)委員 一般的には、各新エネルギーの利用目標量がまずあって、その数字を積み上げて目標数字を出すと私は思うわけなんですね。先ほど来大臣は、二〇一〇年までに新エネルギーを一%、現状は〇・二%と言いましたけれども、では、どのようにしてこれが積算されたのですか。
○大島(令)委員 しかし、新エネルギーの普及予測を行わなければ、二〇一〇年に一%という数字がどのようにして出てくるのか私には理解できないわけなんです。もう一度御説明ください。
○大島(令)委員 電力というのは目に見えないわけですから、肩がわりをする場合もございますね、各電力会社に基準の目標量を設定するわけですから。そういうときに、例えば北海道で生産された風力によるエネルギー、沖縄では風力発電が難しいでしょうから、では、北海道電力が生産した風力エネルギー...全文を見る
○大島(令)委員 今までの御答弁を伺いますと、結局、この法律は、中東に依存している日本のエネルギー事情、それを自国で、自然エネルギーなどを使って少しでも賄おうということですとか、地球温暖化防止のためという、この大きな二つの目的のためにこの法案が出されてきたと私は思っております。 ...全文を見る
○大島(令)委員 時間が参りましたので、終わりにいたします。
04月23日第154回国会 衆議院 経済産業委員会 第12号
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○大島(令)委員 社会民主党・市民連合の大島令子でございます。  きょうは貴重な意見を聞かせていただきまして、どうもありがとうございます。では、四名の参考人の方に同じ質問をさせていただきます。  私どもは、政府案の第二条の二項六号で、政令の定めにより廃プラスチック発電をすると...全文を見る
○大島(令)委員 では、飯田参考人に伺います。  先ほど、自然エネルギー発電を促進すると、ヨーロッパでは非常に風力産業が盛んになり、雇用の創出になるとお答えなさいましたが、もう少し具体的に発言していただけますでしょうか。
○大島(令)委員 では、飯田参考人に伺います。  先般一回審議しましたけれども、日本政府は、この法案をもって二〇一〇年までに一%ということでございます。それと、エネルギーの定義もプラスチック発電が入っているわけなんですが、そうすると、日本ではどの程度の雇用が創出されると思われま...全文を見る
○大島(令)委員 では、久保田参考人にお伺いします。  私は、この法案が通りますと、非常に発電単価の高い太陽光ですとか風力発電の産業が廃れていくのではという懸念を持っております。そういう中で、積極的に観光ですとか町のために風力発電を立地してきた町の町長さんとして、この法案に関し...全文を見る
○大島(令)委員 そういたしますと、このRPS方式というのは、先ほど来参考人の御答弁を聞いておりますと、市場原理が働いてコストが非常に安くなるという御意見でございます。  私は、日本のエネルギー政策、例えばオイルショックのときにはこうするとか、では原子力をという、非常に一貫性の...全文を見る
○大島(令)委員 その新エネルギー部会の下の専門部会に、RPS制度を審議する小委員会というのがございますね。そこにも、環境NGOというか、いろいろな人たちの意見ということで、この参考人の中に入っていらっしゃった方がお見えでしょうか。
○大島(令)委員 こういう席で飯田参考人にはちょっと失礼な発言かもしれませんけれども、飯田参考人は、新エネルギー部会で方針を決め、専門の小委員会にオブザーバー加盟ということで御満足だったんでしょうか。
○大島(令)委員 このRPS方式というのは、野党案と政府案と今二つが出ているわけなんですが、買い取りの仕組みを決めるところでございますね。そうしますと、自然エネルギーにやはり長く携わっていた方、それと電力事業者、実際に自然エネルギーを導入している人、そして柏木参考人のように学識経...全文を見る
○大島(令)委員 最後、非常に立ち入った質問をさせていただきましたけれども、やはり日本の自前でやっていけるエネルギー政策、私ども社民党は、脱原発・プルトニウム政策を掲げておりまして、そういう中で今、政府は、地球温暖化防止大綱の中に原発の推進という文言を入れております。そしてまた、...全文を見る
04月24日第154回国会 衆議院 経済産業委員会 第13号
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○大島(令)委員 社会民主党・市民連合の大島令子です。  まず、大臣にお伺いします。  二〇一〇年で電力の一%という新エネルギーの目標数値なんですが、これはEUの一二%に比べて非常に低いと思っております。自然エネルギー以外の廃プラスチックを入れ込んで、新エネルギー法案という中...全文を見る
○大島(令)委員 一九九七年に、今法案から電気事業者によるという文言を取りました新エネルギー利用等の促進に関する特別措置法というのがあるわけなんですが、この法律の中に廃棄物発電ですとか廃棄物熱利用ですとか、エネルギー源が書いてございます。本来ならば、この法律の二条二項六号の廃プラ...全文を見る
○大島(令)委員 日本は島国でございます。政治家が日本を、どういうふうに政治をやっていこうかと考えるとき、私は、まず地球儀、そして日本列島を頭の中に浮かべて、どういう地理的条件にあるかということからいろいろなことを考えます。  例えば、エネルギーの省エネの分野におきましても、日...全文を見る
○大島(令)委員 エネルギー源としまして、私どもの政党は原発は反対でございますけれども、原発、そして石油、化石燃料、自然エネルギー、いろいろあるわけなんですけれども、私は、今日のように幅広いエネルギー源を政策目標にして掲げる場合に、基本的なところは、やはり社会的な合意、国民の合意...全文を見る
○大島(令)委員 先ほど来、コストということをよく答弁の中で使っておりますけれども、だれに対するコストなんでしょうか。  今度の、私どもが提案しておりますドイツの法律に倣った固定価格買い取り制度は、電力会社にのみ費用負担を求めるものではなく、広く社会全体でコストを引き受けること...全文を見る
○大島(令)委員 私が考えるのは、やはり豊かさ、なかなか言葉で言いあらわすことができませんけれども、豊かさに関するコストが、どの金額が妥当かという、やはりそういう議論をしてほしいわけなんですね。  大分前に民主党の中山議員が言いました。例えば、今日本ではペットボトルの水二リット...全文を見る
○大島(令)委員 次に、長官にお伺いいたします。  電力会社に販売電力量に応じました新エネ導入目標の達成を義務づけることになりますけれども、風力発電などは導入に立地上の制約があるために、目標を達成できない電力会社は他社から新エネを買い取る、こういうことでございますけれども、どの...全文を見る
○大島(令)委員 それでは、対象電源はどうなっておりますでしょうか。今の仕組みの中で、対象電源はどうなっているのか説明をしてください。
○大島(令)委員 導入目標を対象電源ごとに義務づけるんでしょうか。
○大島(令)委員 そうなりますと、当然、事業者としましては、やはり安価な電源にならざるを得ないということで、先ほど来の、一キロワットアワー当たりの発電コストの一番安い電源になってくるということで、事前に資料請求しましたけれども、二〇〇一年六月の新エネルギー部会の報告書によれば、太...全文を見る
○大島(令)委員 では、この件は後で伺いますけれども、午前中、北橋委員に対してですか、七・五円ないし十円と答弁していましたが、私たちが把握しているコストは五円くらいと聞いております。倍くらいの開きがあるわけなんですが、午前中の答弁を踏まえて、その試算の根拠をお聞きしたいと思います...全文を見る
○大島(令)委員 次に、今法案は、目的に「環境の保全に寄与し、」ということで、大臣も先ほど来、法の精神の中では地球温暖化防止を踏まえているですとか、法の目的に地球温暖化防止ということが精神的には入っているというふうに答弁を繰り返されております。  この観点から幾つか質問をさせて...全文を見る
○大島(令)委員 それでは、廃プラスチック発電による二酸化炭素ですとか、二酸化炭素は今答弁がありましたけれども、ダイオキシンなどの排出量をどの程度と計算していますか。このことに関して環境省からどのような意見が出されたのか示してください。
○大島(令)委員 大臣に伺います。  実は、三月二十五日の参議院の予算委員会で、大木環境大臣は、この法案は環境対策にはならないと発言しているわけなんです。二日目の質問に当たって、大臣の答弁と見解に私はそごがあるように思います。目的で環境の保護に言及するのであるならば、環境破壊に...全文を見る
○大島(令)委員 そのときの会議録がありますけれども、大木大臣は、地球温暖化対策推進法改正案というものを別途出させていただきますと答弁し、その後、この法案は、では、それの担保法ではないのですかという質問に対しまして、これは我が党の福島瑞穂参議院議員が質問したときの会議録でございま...全文を見る
○大島(令)委員 では、今サニックスという会社が、廃プラスチック専門の設備を本年の秋ぐらいにスタートするということをインターネットのホームページで私は拝見したんですが、実はこの会社が、またインターネットを調べますと、持ち株会社になるということも報道されております。  この法律が...全文を見る
○大島(令)委員 例えば附帯決議がついた場合、政令にきちっとした縛りができるのかどうか、その辺がやはり法案への賛否の態度になると私は思っております。まだその辺のことは野党間でも調整していませんし、どういう縛りをということも今まだ検討中でございますので申し上げられませんが、今の、政...全文を見る
○大島(令)委員 私が求めている答弁は、このパンフに書いてある答弁を求めているのではありません。今長官がおっしゃったのは、「「地域新エネルギービジョン策定事業」の実施自治体(各年度)」ということで表になっております。国会の委員会で質問をするには、私どもだってそれなりに事前にある程...全文を見る
○大島(令)委員 長官のお立場ですと、御答弁になかなか踏み込んだものがいただけないと思いますので、やはり政治家としての責任者である大臣に、この法案が万が一このまま通ったときに、今までやってきた……(発言する者あり)それはだって、私たち野党の勢力の方が負けていますからね。  です...全文を見る
○大島(令)委員 最後に、大臣、この野党案をお読みになっていただいていると思いますけれども、感想を一言伺って私は質問を終わりたいと思います。
○大島(令)委員 では、もう本当に簡潔に一言。  BSE問題、エイズ、新ヤコブ病、どれ一つをとっても、日本は、他国に比べおくれをとって被害を拡大してまいりました。今度は、環境先進国であるドイツをやはり見習う、モデルがあるわけですから、そこを見習って、世界の動きに逆行することなく...全文を見る
04月26日第154回国会 衆議院 経済産業委員会 第14号
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○大島(令)委員 大島令子でございます。  私は、社会民主党・市民連合を代表して、電気事業者による新エネルギー等の利用に関する特別措置法案に反対する立場で意見を申し上げます。  これまで審議を重ねてもなお、新エネルギーになぜ廃プラが含まれるのか、この法案自体何を目標にしている...全文を見る
05月17日第154回国会 衆議院 経済産業委員会 第15号
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○大島(令)委員 社会民主党・市民連合の大島令子でございます。  先ほども速記がとまりましたけれども、与党の皆さん、自分たちがこの法案出しておきながら、この議場は、本当は与党の席はみんないすが埋まるんじゃないですか。ですから、提出者の皆さん、この法案、皆さん、あなたたちだけが成...全文を見る
○大島(令)委員 そんなに、ごもっともということで、熱意がないならまず撤回していただきたい。ということで、質問に入ります。(発言する者あり)しようがないですよね、もう出されてきているわけですから。しないわけにはいきません。  まず、自民党の伊藤達也議員に質問します。  この法...全文を見る
○大島(令)委員 わかりました。  では、河合議員に質問をさせていただきます。  第四条に「市場原理の活用」ということが書かれておりますけれども、四条を読み上げます。「エネルギー市場の自由化等のエネルギーの需給に関する経済構造改革については、事業者の自主性及び創造性が十分に発...全文を見る
○大島(令)委員 もう一度河合議員に質問します。  電力の自由化と供給の安定性は同格と考えてよろしいんでしょうか。
○大島(令)委員 もうちょっとわかりやすく答弁していただけませんか。
○大島(令)委員 私は、いいですか、電力の自由化と供給の安定性は同格かということに関して、シンプルな条文ですから、それに関してだけ聞いているんです。時間がないわけですから。
○大島(令)委員 河合議員に質問します。  今、私は電力の自由化ということを言いました。同じ提出者の甘利議員は、電力の自由化ということを安いというふうに言われました。自由化を進めるということは電力料金が安くなるというふうに私は理解しまして以後質問を進めさせていただきたいと思いま...全文を見る
○大島(令)委員 こだわって質問します。  私は、安定供給と自由化が、調和を持って進めるならばともかく、順位があるならば、この二項をカットしていただきたいと思うわけなんです。いかがでしょうか。  河合議員に質問しております。
○大島(令)委員 電力の自由化が進みまして、特定規模電気事業者が電力を一部小売できるようになりまして、経済産業省のビルも、ダイヤモンドパワーですか、そこから購入していると聞いております。電力の自由化などによって規制を緩和し、エネルギーのコストを下げることも、供給の安定と同じように...全文を見る
○大島(令)委員 アメリカのカリフォルニアでのことは、私も先般の一般質問で取り上げましたけれども、経済産業省は自由化によってではないという何か見解を出しております。今手元にないものですから私も御説明できません。なかなか、議論というか見解が違いますので、次の質問に移らせていただきま...全文を見る
○大島(令)委員 この第三条に盛り込まれた地域環境の保全ということがございますけれども、この法案が与党協議された中で、河合議員の御党、公明党の主張により書き込まれたと聞いておりますが、この地域環境というのは何を想定しているのか、御説明をお願いいたします。
○大島(令)委員 この地域というのは、日本のある地域ということを指すんでしょうか。
○大島(令)委員 では、河合議員に質問します。  先般の新エネ法が審議されまして、当委員会で可決されたところですが、御承知のように、自然エネルギーの利用が明記されているわけです。  そこで、この法案は決して自然エネルギーを否定するものではないと思いますが、この件に関して、提案...全文を見る
○大島(令)委員 自然エネルギーを促進するということであれば、やはり第四条の二項を削除してもいいと思うんですね。  というのは、こだわりますけれども、電力の自由化の問題と供給の安定性、例えば自然エネルギーというのは、導入のときにはコストが高くなるわけですよね。原子力のように、も...全文を見る
○大島(令)委員 私が申し上げたいのは、原発の事故というのは、環境に対する負荷も非常に多いわけなんですね。放射能、これに対しては、例えばジェー・シー・オーの事故でも、治療方法が解明されていないわけで、大内さんですか、お亡くなりになりました。  二〇〇〇年度は、国に報告されただけ...全文を見る
○大島(令)委員 では、河合議員に質問いたしますけれども、第六条、地方自治体に国のエネルギー政策に協力する責務を課しておりますけれども、今後、自治体の主張は通らなくなるんでしょうか。もしプルサーマルに反対した自治体が、現に反対を表明している自治体があるわけなんですけれども、このよ...全文を見る
○大島(令)委員 質問時間が終わりましたので、最後に、今のことでございますけれども、では、今後、原発立地地域の住民の皆様が住民投票を進めていく中で、国はそれに対して妨害をしないということでいいんですか。例えば、刈羽村の場合は、平沼大臣が、妨害ということではないですけれども、上級官...全文を見る
○大島(令)委員 ありがとうございました。
05月21日第154回国会 衆議院 経済産業委員会 第16号
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○大島(令)委員 社会民主党・市民連合の大島令子でございます。  お三方の参考人の皆様におきましては、お忙しいところ、意見を聞かせていただきまして、ありがとうございます。  私は、まず加藤参考人にお伺いしたいと思います。  議員立法という民意の反映ともとれる形をこの法案はと...全文を見る
○大島(令)委員 では、もう一点加藤参考人にお伺いしたいと思います。原子力政策でございますけれども、今後どうあるべきかということでございます。  原発は、一たび事故が起きますと、その被害は非常に甚大でありますし、深いと思っております。また、青森県六ケ所村におきましての再処理工場...全文を見る
○大島(令)委員 ありがとうございました。  それでは、秋元参考人にお伺いします。  先ほど、原子力は安定供給の面から、そして準国産のエネルギーで非常にすばらしいという御意見でございました。  そこで、今私は、加藤参考人から、リスクの連鎖、責任の連鎖という見解を伺いました。...全文を見る
○大島(令)委員 時間がございませんので、今の御意見に関しましては、私は——先ほど秋元参考人も、ウランを燃やすと大体一%のプルトニウムが出ると。プルトニウムはやはり核兵器の原料になるわけで、日本の場合、先回も言いましたけれども、悪の枢軸国といいまして、第二次世界大戦で負けたときに...全文を見る
○大島(令)委員 どうもありがとうございました。
05月22日第154回国会 衆議院 経済産業委員会 第17号
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○大島(令)委員 社会民主党・市民連合の大島令子でございます。  繰り返されてきた問題かもしれませんけれども、社民党としまして、原子力エネルギーのコストについてまず長官にお伺いします。  核燃料サイクルは、ウランの採鉱から始まり、製錬、ウラン濃縮、燃料加工、そして発電所で使用...全文を見る
○大島(令)委員 原子力はほかのエネルギー源に比べて遜色ないということでございますけれども、前提が、先回試算した平成六年は、運転年数十六年となっておりますが、今回、十一年の試算では、原子力の運転年数が四十年ということで、その前提が十六年と四十年で違っているわけなんですね。どうして...全文を見る
○大島(令)委員 先ほどの塩川さんの質問と少し重なりますけれども、ここに、私たち委員会が、予備的調査ということでことしの二月にお願いしましたことの報告書、核燃料サイクルの部分に関しまして、十六ページにわたり非開示という部分がございます。これでは本当に原子力が安いのか高いのか、発電...全文を見る
○大島(令)委員 それでは、角度を変えまして、この法案の提出者であります、きょうは河合さんがおりませんので、斉藤議員にお伺いします。  この法案を提出するに当たりまして、御党、公明党としましては、原子力が高いエネルギーなのか安いエネルギーなのか、どういう根拠で供給安定ということ...全文を見る
○大島(令)委員 哲学という言葉でかわされましたけれども、法案の中には、市場原理の活用ですとか需給とかそういう具体的な想定される概念、条項として入っているわけなんです。にもかかわらず、哲学でこの基本法を定めたんですか。
○大島(令)委員 では、長官にお伺いいたします。  再処理工場というのは、建設するのにとても費用がかかっています。六ケ所村の再処理工場の建設見積もりは、事業申請時の一九八九年には約七千六百億円とされていたものが、一九九九年の見直しでは二兆一千四百億円にもなっております。これは、...全文を見る
○大島(令)委員 今の答弁ですと、当初より約三倍もの再処理工場の建設費がかかっているということは、当然、民間の電気事業者ですから、これを何らかの形で回収しなければ不良資産になるわけですね。回収となれば当然電気代にはね返るわけですから、このことに対して資源エネルギー庁としてどういう...全文を見る
○大島(令)委員 資源エネルギー庁の中に核燃料サイクル産業課というところがありまして、この再処理工場はプルサーマルの一環でございます、これは国策でございます、国策ですが、事業主体が電気事業者ということでございますと。  ですから、先般から、エネルギー問題を問題にしたときには、例...全文を見る
○大島(令)委員 その中には、先般の朝日新聞には、原発の後処理、バックエンド対策面も含めると、三十兆円との試算が報道されております。このような観点からも、私は、もう一度原子力の発電単価を考え直す必要性があると思いますが、長官の見解を聞かせてください。
○大島(令)委員 六ケ所村の再処理工場では、完成すると、放射性物質が通る配管が延長千五百キロメートル、配管の継ぎ目が四十万カ所。今プールでも水漏れ事故が起きていて、原因が特定されておりません。これらのいろいろな事故が起きたときには、私たち人間が、被曝しながら、そこに例えば一分とか...全文を見る
○大島(令)委員 主体性のないというのは非常に、ちょっと不適当な言葉だったかもしれなかったらおわびしますけれども、やはり国のエネルギー政策、資源エネルギー庁長官としての重い立場を考えて、私はつい申し上げましたので、その辺は御理解いただきたいと思います。  次に、第十四条について...全文を見る
○大島(令)委員 「あらゆる機会」というのはわかりましたけれども、どういう立場で、何を取り組まれることを想定しているのか、御説明ください。
○大島(令)委員 では、斉藤さんに、ことしの予算の関連で少し御紹介申し上げます。これに関してどのようにお感じになっているか聞かせてください。  まず、十四年度の予算の中で、電源立地勘定でエネルギー教育推進事業という新規予算、五億七千万円、また、資源エネルギー政策関連予算の原子力...全文を見る
○大島(令)委員 正しいとか正しくないというのは、いろいろ立場によって、条件によって変わるものと思います。原子力反対派の人、推進派の人にとって正しいというのは、推進派の人にとっては、安全性をPRする、反対の人は危険性をPRする。この事業というのは、教育委員会を通す委託事業というこ...全文を見る
○大島(令)委員 私が先ほど来こういう質問をさせていただいているのは、この本に、提出者の甘利議員が、「国が核燃料サイクル全般について責任を確固として果たします、ということを示すためにもエネルギー基本法の制定は欠かせない」と、そういうふうに述べていらっしゃるわけなんです。  とい...全文を見る
○大島(令)委員 では、六条を読みます。「地方公共団体は、基本方針にのっとり、」「国の施策に準じて施策を講ずるとともに、その区域の実情に応じた施策を策定し、及び実施する責務を有する。」  私がこだわっているのは、この基本方針の中に原子力の推進ということがあるものですから、原子力...全文を見る
○大島(令)委員 私は、社会民主党・市民連合を代表して、エネルギー政策基本法案及び修正案に対しまして、反対の立場で意見を申し述べます。  国のエネルギー政策にどうして原子力エネルギーが安定需給の対象として含まれるのか。原子力で発電するために、そこで従事する人たちが被曝しながら動...全文を見る
05月31日第154回国会 衆議院 経済産業委員会 第19号
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○大島(令)委員 社会民主党・市民連合の大島令子でございます。  まず大臣に伺います。  拡大生産者責任について、まず平成十二年に循環型社会形成推進基本法が制定されました。ここで、拡大生産者責任と排出者責任が明確に位置づけられ、廃棄物・リサイクル関連法律にもこの精神が反映され...全文を見る
○大島(令)委員 かなっているということであるならば、目標年度を法案に定める、または、リサイクル化率を率として設定するとか具体的な規定が、事業者に課すようなそういう責務としての規定が法案に盛り込まれることがより、今の大臣の御答弁を踏まえるならば、説得力があると私は思うんですが、私...全文を見る
○大島(令)委員 私も産構審のワーキンググループの資料を読みました。  では、政府参考人岡本局長に伺いますけれども、この法案は、リデュース、リユース、リサイクル、この三つのどこに主眼を置いて立法しているんですか。今の御答弁ですと、リサイクル、三つ目の使用済み製品の原材料としての...全文を見る
○大島(令)委員 では、もう一度局長に伺いますけれども、処理費用の内部化という観点から、一昨日、社民党の原議員が質問をしました。その中で、私は、処理コストは自動車の価格に内部化して、生産者が責任を持つべきであると感じました。というのは、自動車の価格というのはメーカーが決めるわけで...全文を見る
○大島(令)委員 では、大臣に質問いたします。  私は、ここまで来た法案、すなわち廃棄物処理から生産を考えるという視点が大事ではないかと思っております。廃棄物処理・リサイクルを考えない生産は、循環型社会形成推進基本法の理念が生かされていないと思います。廃棄物処理を考えない企業は...全文を見る
○大島(令)委員 それでは、また観点を変えまして、法案に対する自治体の意見はございませんでしたけれども、法案作成に関しまして経済産業省と環境省、国土交通省が実施したパブリックコメントに対しまして、全国市長会、全国町村会、大阪府から意見が上がっております。  基本的な考え方につい...全文を見る
○大島(令)委員 この各自治体の意見というのは、リサイクルシステムとリサイクルと二通りに対しての意見があったわけなんですね。  ちょっと時間がございませんので、次の観点から質問をさせていただきたいと思います。  拡大生産者責任について外国の例を見ますと、二〇〇七年一月以降すべ...全文を見る
○大島(令)委員 では、局長、EUのモデルが産業構造審議会で検討の対象にならなかったのは、今副大臣が答弁されたように、解体業者ですとか静脈がまだ整っていない日本の状況であるというふうに言われましたけれども、では、その……(古屋副大臣「整っている。そういうインフラはあるので活用して...全文を見る
○大島(令)委員 平成十三年一月に完全施行されました循環型社会形成推進基本法、この精神のもとに、容器包装リサイクル法、家電リサイクル法、建設資材リサイクル法、食品リサイクル法、そして今回の自動車リサイクル法ができてきました。  身近な生活に置きかえてみますと、容器包装リサイクル...全文を見る
○大島(令)委員 なかなか大きい法案ですので、質疑時間が足りません。また次にやろうということを委員、理事の皆様にお願いを申し上げまして、質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
05月31日第154回国会 衆議院 国会等の移転に関する特別委員会 第4号
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○大島(令)委員 社会民主党の大島令子でございます。  私ども、この法案ができたときは党名が社会党でございました。今、社民党になりまして、小さな政党になり、この間、この問題に対する党の態度が変わりましたので、若干そのことを述べさせていただきながら意見を申し上げたいと思います。 ...全文を見る
○大島(令)委員 議員会館の建てかえの調査費も入っています。これまで六千九百億円という予算が庁舎の建てかえに費やされている。これに対して、国民にどのように納得させるのかということで、非常に出口が見えないと私は思っております。  もう一点、済みません。  首都機能の移転によって...全文を見る
06月04日第154回国会 衆議院 経済産業委員会環境委員会連合審査会 第1号
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○大島(令)委員 社会民主党・市民連合の大島令子でございます。  まず、梶山参考人にお伺いいたします。  この法案が環境問題に一番寄与しなければならない点は何だとお考えでしょうか。例えば、消費者への啓発ですとか生産者への環境に適合した自動車の研究開発など、こういう法律の効能と...全文を見る
○大島(令)委員 もう一度、梶山参考人にお伺いします。  エンドユーザーから費用徴収はやってはいけないということであれば、この法律は最初からつまずくことになると思います。梶山参考人は、法律自体、もっときちんと整理して理論的にも納得いく形になるまで待って、国民の納得できる法律を成...全文を見る
○大島(令)委員 では、永田参考人にお伺いします。  永田参考人は、雑誌の座談会で以下の発言をしておられますね。社会的に見ての効率性、公平性、実効性を考慮して、また、本当にそれができるのかという意味での実行性にも配慮してこれからの循環型社会へ向かっていく過程の中で、これがベスト...全文を見る
○大島(令)委員 それでは、永田参考人にお伺いしますけれども、よりベストな方がいいということでございますが、解体業者さんに非常にまだまだ不備な点があるということで、私どもは酒井参考人から資料をいただいております。それを読むと、私は、例えばタイヤ、オイル、バッテリー、不凍液等を指定...全文を見る
○大島(令)委員 では、酒井参考人にお伺いします。  関連業界が企業の大小にかかわらず意見交換ができる場を考えておられるようでございますけれども、酒井参考人のおっしゃる連絡協議会は業界だけなのか、例えば管轄の省庁、ユーザーも含めた協議会を発想されているのか、また協議会に権限を持...全文を見る
○大島(令)委員 引き続き酒井参考人にお伺いします。  この制度は電子化によってすべてを管理するということで、解体業者さんの方もこの電子化についての対応が大変だと思っているわけなんですね。支援を政府にお願いしたいとおっしゃっているその中身について、具体的な支援とはどのようなもの...全文を見る
○大島(令)委員 酒井参考人にお伺いします。  今回の指定品目は三品目でございますけれども、本当に業者さんとしてこれだけで心配ないのか、その辺のことを聞かせていただけないでしょうか。
○大島(令)委員 では、鈴木参考人にお伺いします。  対象品目がふえた場合の費用負担はどうあるべきかと考えていらっしゃるのか。  もう一点、メーカーとしては、廃車することから、そういう発想で自動車を生産しなければ、循環型社会形成推進法の理念に合わないと思うんですね。二〇一五年...全文を見る
○大島(令)委員 どうもありがとうございました。     〔大石委員長退席、谷畑委員長着席〕
06月05日第154回国会 衆議院 経済産業委員会 第20号
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○大島(令)委員 社会民主党・市民連合の大島令子です。  昨日、私ども委員会で解体業者視察に行ってまいりました。ここに、大臣、副大臣、政務官もお願いしたいところでしたけれども、解体業者の会社に実際に視察に行かれた政府の閣僚、行かれた方だけで結構ですが、一言ずつ感想を聞かせていた...全文を見る
○大島(令)委員 大臣が現地視察していないのは少し意外でしたけれども、かわりに古屋副大臣が視察されたわけなんですね。
○大島(令)委員 ここで、廃棄物処理業について少しお尋ねしたいと思いますが、一つの例としまして、ナホトカ号の重油流出事故を思い起こしていただきたいと思います。  ナホトカ号から流出した重油は海岸に打ち寄せられ、それをボランティアが懸命に処理している姿が美談として、バケツリレーで...全文を見る
○大島(令)委員 今度の法案が施行されますと、処理業者は一律に許可制となり、これは新聞報道でございますけれども、公害防止施設のない業者は営業ができなくなる。メーカーが処理業者に費用を払うので適正処理が促されると見られる。しかし、全国に約五千社ある解体業者は零細業者が多く、不安を募...全文を見る
○大島(令)委員 では、もう一度局長に伺います。  法律の第十六条の四項に、「その他の残さを発生させないものとして主務省令で定める方法によりこれを利用する者」とは、部品をすべて取り外し、残りを破砕せずにすべて電炉に入れ熱回収するものだそうだということで聞いております。  これ...全文を見る
○大島(令)委員 きのうも視察に行きまして、今丁寧にとっているフロン、結局、今一台一万五千円ぐらいで仕入れているんだそうです。きのうの啓愛社の場合は、ほとんど中古品、リユースですね、それがきちっとしているものですから、とにかくプラス・マイナス・ゼロぐらいで、では、今度の法案が通っ...全文を見る
○大島(令)委員 昨日の参考人質疑の中でも、日本自動車工業会の鈴木参考人は、二〇一五年までにリサイクル率を九五%にアップすると。その根拠が、私は、なかなか質疑の中では、今八〇%ですから、あと一五%どのようにするのかなという疑問を持ったわけですが、解明されないまま参考人質疑は終わり...全文を見る
○大島(令)委員 今御答弁いただきました物とお金と情報ということなんですが、このお金というのは、ユーザーが払うリサイクル料と考えてよろしいんでしょうか。
○大島(令)委員 そうであるならば、技術革新というのは絶対にこれから、あと十年たてばもっともっと進むと思うわけなんですね。そのときに、もう預託金、ユーザーが払うお金が必要にならなくなった場合、EUの自動車リサイクルに関する指令に盛り込まれた無償化というものも視野に入るんでしょうか...全文を見る
○大島(令)委員 では、次の質問に入ります。この法律自体についてお伺いします。  価格の設定に関して、果たして十年後の技術革新を見越した価格設定ができるのかという疑問ですね。今日の技術革新は、先ほども申し上げましたが、目を見張るものがあります。十年前の処理費用が全く不要になるこ...全文を見る
○大島(令)委員 では、その見直しというのは、附則十三条の五年をめどにという中に全部含まれているというふうに理解してよろしいんですね。
○大島(令)委員 それでは、リサイクル料金について実は少し心配しています。メーカー側で談合があるのではないかということです。  企業の側の論理は利潤の追求ですから、全メーカーが横並びで処理価格を決める。しかも、その価格が実際の処理価格よりも高い。でも、消費者は払わざるを得ない。...全文を見る
○大島(令)委員 少しわかりにくいんですが、大臣の言った見守るということは、メーカーが足並みをそろえて同一価格にならないように見守るというふうに理解してよろしいんでしょうか。
○大島(令)委員 では、局長に伺います。  第二十四条で引取基準等に対する勧告の規定がございますけれども、この規定があるということは、何を想定されてこの二十四条が出てきたのか、お答えください。
○大島(令)委員 次回の金曜日で法案の審議が終わるということになっております。私は、この三日間と、あと一日の参考人質疑……(発言する者あり)さっき決めたじゃない。決まっていることだから言ったまでですよ。社民党は勢力が少ないわけですから、反対したって無理ですからね。  今回の審議...全文を見る
06月07日第154回国会 衆議院 経済産業委員会 第21号
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○大島(令)委員 社会民主党・市民連合の大島令子でございます。  きょうは、大臣に資金管理法人について中心に質問をいたします。  まず、資金管理法人でございますけれども、従事する役員、従業員などの人件費、事務所の賃貸料、運営費などを試算していらっしゃると思いますけれども、どれ...全文を見る
○大島(令)委員 局長に伺います。  まず、きょうでおおよそ数回目の質問になるわけでございますけれども、例えば一台一万五千円から二万円としまして、大体七千万台の自動車がリサイクルされる。これの大体何%ぐらいかかると予想されておりますか。
○大島(令)委員 数%ということは、一%ということはないと思いますので、仮に二%としたら二百億円、三%としたら三百億円、これだけかかるのが予測されますよね、副大臣。(発言する者あり)だって、うなずいているから、そういうふうに申し上げていますけれども。やはりそのくらいかかるんでした...全文を見る
○大島(令)委員 先ほどのことですけれども、それくらいはっきり答弁できるなら一回目に答弁してください。  次に、立ち上げのときにはメーカーが汗を出して立ち上げるということでございますけれども、政府が先行投資という形では考えていないわけですね。
○大島(令)委員 では、局長に伺います。  自動車業界が先行投資した資金は、償還されるべき資金ですか。
○大島(令)委員 自動車の使用年数をほぼ十年と見ているようですが、この法律が施行されますと、プール金は初年度から順次どのようになっていくのか、お答えください。
○大島(令)委員 施行後三年をめどに、新車が今年間六百万台、既販車は登録してあるわけですから、いつ車検かということですので、おおよその数字を示していただきました。結局は、それだけの資金を、この資金管理法人が預託金として預かって運営していくわけですね。  そこで、お伺いしますけれ...全文を見る
○大島(令)委員 私がこの質問をしましたのは、先般も、国債ですとか地方債という答弁をいただきました。しかし、本当に国債は安全なのか。先ほど副大臣がおっしゃった、日本経済のゆゆしき状態というもの、民間の機関ですけれども日本の格付が下がっていますよね。来年度末には国と地方を入れて六百...全文を見る
○大島(令)委員 重ねて申し上げますけれども、ユーザーの預託金、預り金だからこそ私は心配しているわけです。  最後の質問に移ります。  資金管理法人、そしてそこに設置を義務づけられております資金管理業務諮問委員会については、官僚の新たな天下り先になるのではないかとか、役員の報...全文を見る
○大島(令)委員 時間が参りましたので、私が最後に申し上げたいことは、資金管理法人、短い時間で答弁いただきましたけれども、私自身は不透明である。そして国債を買うということは財務省が喜ぶ。そして……(発言する者あり)だって一兆何千億円も三年後にはたまるわけでしょう、喜びますよ。 ...全文を見る
○大島(令)委員 私は、社会民主党・市民連合を代表し、使用済自動車の再資源化等に関する法律案に反対する討論を行います。  反対する第一の理由は、この法案が拡大生産者責任制とは全く異なり、自分の廃車のリサイクル費用は自分が負担するというユーザー責任に基づいているからです。この方式...全文を見る
06月12日第154回国会 衆議院 経済産業委員会 第22号
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○大島(令)委員 社会民主党・市民連合の大島令子でございます。  まず、大臣、質問に先立ちまして、昨日の夕方に行われました事態特、有事法制特別委員会でございますけれども、そこに、防衛庁のリストを公開すると言いながら、実は概要版が調査報告であるということで出されました。理事会の皆...全文を見る
○大島(令)委員 わかりました。  では、この大きな法案でございますけれども、今大臣が述べられたようなそういう真摯な姿勢で、お互いにこれから民主的な議論に入らせていただきたいと思います。  私たち社民党は、一貫して石油公団の廃止を提案してきました。しかし政府は、そのときには必...全文を見る
○大島(令)委員 小泉内閣発足後の昨年の七月の新聞があるわけなんですけれども、まず、石油公団が、先ほど来言われております一兆円を超える不良債権を抱えている。それは一番決定的な理由であるとは思いますけれども、小泉内閣発足当初、やはり不良債権処理、公的部門の改革を優先する方針を総理が...全文を見る
○大島(令)委員 では、独立行政法人について質問をいたします。  廃止するということで意見は一応一致はしているわけでございますけれども、問題は、廃止後のことであると思います。石油公団は、業務の一部は金属鉱業事業団に継承されまして、後を独立行政法人で引き継がれることになっておりま...全文を見る
○大島(令)委員 私は、石油公団廃止までのプロセスということで、平成十六年三月を目途に独立行政法人がスタートする、そのときの交付金の金額を幾らと想定していますかと質問しましたので、平成十六年三月のスタートの時点の金額を教えてください。
○大島(令)委員 そういう答弁ですと、何かもう、こういう法案が具体的に出てきまして、こういうプロセスまで出てきて、何も先が見えないということでございますと、私たちは一体どういう責任を持ってこの委員会で国民に対して審議に臨んでいいのか少しわからないですね。  次の質問に移ります。...全文を見る
○大島(令)委員 それでは、独立行政法人は、特殊法人通則第六十条で、その常勤職員数を主務大臣に報告し、主務大臣は国会に対してそれを報告しなければならないとなっております。  国会への報告が職員数だけで十分だとお考えでしょうか。
○大島(令)委員 いや、法律によってやるのは政府で当たり前ですよ。どこの自治体だって条例や法律にのっとってやるのが当たり前ですが、それを一歩踏み込んでどうするのか。  では、政治家である大臣か副大臣にお伺いします。今の質問です。——いや、委員長、ですから、行政マンは法律にのっと...全文を見る
○大島(令)委員 では、この分の時間、二分延ばしてもらってよろしいですか。  まず、独立行政法人は、特殊法人通則第六十条で、その常勤職員数を主務大臣に報告し、主務大臣は国会に対しそれを報告しなければならないとなっていますが、国会への報告が職員数だけで十分だとお考えですかという質...全文を見る
○大島(令)委員 こういう質問をさせていただきましたのは、一兆円の赤字になるまでほうっておかれた、そして国民からいろいろな意味での批判が強い特殊法人が、これから何年か後に独立行政法人になる、そして組織の二百人の人たちはそのまま行くわけですから、もっと緻密な対応が国会として必要では...全文を見る
○大島(令)委員 では大臣、しっかりと検討をお願いいたします。  少しわからないことがありますので、独立行政法人になった暁に、その職員についてお尋ねします。  ここで採用される職員はみなし公務員ということになるようでございますけれども、平成十六年三月以降設立されますこの職員が...全文を見る
○大島(令)委員 では、次は、わいろを受け取った場合と横領を行った場合はどのようになるのでしょうか。
○大島(令)委員 では、あと三つ。選挙活動を行った場合、あと、兼職はどうなんでしょうか。あと、守秘義務は課せられるのか。以上です。
○大島(令)委員 ということは、兼職はできる、選挙活動はいい。ということは、今七点質問をさせていただきましたが、口ききと収賄と横領と守秘義務は公務員と同じということでよろしいわけですね。ちょっと確認だけお願いします。
○大島(令)委員 では、次の質問に移ります。大臣に伺います。天下りについてでございます。  特殊会社が、今度は特殊会社のことでございますけれども、肥大化すれば再び官僚の天下り先となりかねないと心配をしております。政府は、官僚の天下りは公務員制度全体の問題で早急な改善は難しいとい...全文を見る
○大島(令)委員 天下らないという御答弁でございました。昨年、二〇〇一年の四月十一日に、私もこの委員会で質問をしました。その折、大臣は天下りについて、「世間一般で天下りの批判というのは非常に大きいわけでございますから、私どもといたしましては、そういう天下りというものは、やはり世間...全文を見る
○大島(令)委員 もう少し、質問をして一年たっているわけですから、大臣はそれに対して、癒着構造はいけない、信頼していただける体制を構築すると言われたんですから、それから一年たったので、天下りの人の人数が減っているかふえているかそのままなのか、この大臣の答弁を受けてどのように改革さ...全文を見る
○大島(令)委員 以前平沼大臣に御質問させていただきましたときに、課長さん以上の方が経済産業省を去るときに、大臣が判こを押して、君、どこに行くんだねというふうに聞かれるということをおっしゃっていました。ですから、大臣の感覚として、何人ぐらいの人に判こを押したのかとか、そういう御記...全文を見る
○大島(令)委員 そういう大臣の誠実な、前向きな御答弁でしたら、ここで提案でございますけれども、やはり官僚の天下りに対する明確な禁止規定ですとか、そういうものを法案なりいろいろな形で盛り込むとか、古屋副大臣、そういうことは考えていただけないでしょうか。
○大島(令)委員 そういうことであれば、古屋副大臣だって、政治家ですからいつほかの省の大臣になるかわかりませんので、そういうお考えをこの経済産業省に残しておくには、やはり明文化したものなり、そういうルールをきちっとしないと、せっかくのこの生きたいい答弁も引き継がれないわけなんです...全文を見る
○大島(令)委員 随分事務方を信頼された御答弁でございまして、それはそれで個人のお考えですからいいと思いますけれども。  私は、同じく昨年の四月の経済産業委員会で、石油公団の現状について、堀内元通産大臣の発言を引用しながら平沼大臣のお考えを聞きました。そのとき、石油公団の使って...全文を見る
○大島(令)委員 では、この際伺っておきますけれども、石油公団の保有する資産の整理基準を明確にして、特殊会社に関する法律をきちんと出す、このことが今回できなかったわけですね。  私たちも事前に政府から説明を聞きましたけれども、特殊会社の設立というところが点線の枠で囲んであるんで...全文を見る
○大島(令)委員 今の長官の答弁は、次の私の質問をそっくりお話しされてしまいましたので、ちょっと言い方を考えておりますけれども、三年程度で資産処分等清算のための組織を期限つきで設置するということで、しかし、資産処分に関する明確な基準がつくられない中、特殊会社の設立というその全体像...全文を見る
○大島(令)委員 検討委員会で検討するということでございますが、その検討委員会は経済産業省の中に設置されるのか、それとも石油公団の中に設置されるのか。  ある雑誌には、今国会に三本目の法案として公団の資産整理機構設立法案、これは仮称ですが、これが出されるはずだったのがなくなって...全文を見る
○大島(令)委員 どうもありがとうございます。  私は、政府全額出資の特殊会社に最終的に優良会社を一たん移管していくという道筋でございますので、国民にわかりやすい姿を見せるべきだと。今までこれだけ批判されてきたわけですから、内部で検討ということではなく、やはり法案によってきちっ...全文を見る
○大島(令)委員 では、古屋副大臣の答弁を期待して、ひとまずきょうの質問はこれで終わらせていただきます。
06月26日第154回国会 衆議院 経済産業委員会 第23号
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○大島(令)委員 社会民主党・市民連合の大島令子でございます。  まず大臣に、石油公団の資産整理についてお伺いします。  石油公団の廃止につきましては、政治課題として行革断行評議会等で論議され、廃止されるべき特殊法人として指摘され、最終的に特殊会社に移行するまでの絵が描かれて...全文を見る
○大島(令)委員 その四者合意で話し合った中身というのは、今回の法案の中に全部網羅されているんでしょうか。
○大島(令)委員 しかし今回、公団の資産整理機構の設立法案が私は見当たらないように思っておりますけれども、今の答弁と矛盾していないでしょうか。
○大島(令)委員 小泉さんの構造改革、これをやって経済の活性化ということで、初めての特殊法人の廃止という法案でございますけれども、私どもには、昨年からずっといろいろな報道とか資料を通じまして、廃止に至る経緯がここにございますけれども、経済産業省の案ですとか堀内私案とか通称呼ばれま...全文を見る
○大島(令)委員 大臣にお伺いします。  では、経済産業省が資産整理機構設立を見送った背景をどのように考えておられるのか、お聞かせください。
○大島(令)委員 では、長官に伺いますけれども、優良資産を特殊会社に移すことは譲れないとして抵抗があったようでございますけれども、結局、妥協案として、第三者の有識者による委員会で審議することになったとあります。第三者の委員会というのは総合資源エネルギー調査会ということでございます...全文を見る
○大島(令)委員 大臣は、この第三者の有識者委員会は、だれを将来指名するのが適当と思われていらっしゃるんでしょうか。
○大島(令)委員 では、長官に伺います。  石油公団は、どのくらいの資産を今お持ちなんでしょうか。
○大島(令)委員 私が考えている資産というのは、財産目録、ここにありますけれども、差し引き三兆五千六百億円の、流動資産、固定資産、あと繰延資産、もちろんこの中には貸倒引当金、これはマイナスとしてなり、差し引きそれくらいのものが今、会社で言えばあるわけですよね。  一般的に企業会...全文を見る
○大島(令)委員 しかし、すごく期待していた石油公団の廃止なんですけれども、平成十六年三月までは実線でいろいろなことがプロセス表に書いてありますけれども、あと点線で書いてあることもやはりこの一つの枠の中身でございます。そういうことがすべて、何々によって定めるとか、特殊会社のことに...全文を見る
○大島(令)委員 特殊会社設立は何年か先のことですから、多少幅を持って考えることができますけれども、やはり公団の資産整理はすぐに始めなければいけないわけですから、きちんと機構を立ち上げ、その基準を明確にしておくべきで、資産のことですから、この資産というのは何も石油公団総裁の所有権...全文を見る
○大島(令)委員 これは、国会図書館で拾っていただいたんですけれども、やはり二〇〇二年四月十五日に堀内総務会長が小泉総理に直談判をし、経済産業省の案は昨年の閣議決定を骨抜きにするものだと訴えた。そして、四月二十六日、経済産業省と堀内総務会長との対立点がやはり明らかに三つのカテゴリ...全文を見る
○大島(令)委員 ここに資料がありますけれども、大臣は、公団の資産を清算する際に総理と協議するよう義務づけることとして、身内で資産の清算を決めるのは不適切とする堀内総務会長の批判をかわしている、こういう報道があるわけで、そしてまた、特殊会社の設立法案は見送られるが、法案の附則に特...全文を見る
○大島(令)委員 やはり私は、三兆円を超す財産を持っている石油公団、この資産をどのようにして清算していくか、ここがどうしてもわからない、どのような道筋が描かれようとしているのかわからない。大臣に今、短い時間でしたけれども聞きましたけれども、検討するですとかわからないとか、どうもな...全文を見る
○大島(令)委員 堀内自民党総務会長がいろいろな雑誌で御自分の意見を述べているものですから、自民党も一枚岩ではないなということはわかっておりますけれども。  きょうの質問の最後に当たり、堀内さんはこうおっしゃっているんです。特殊法人改革の第一段として石油公団改革をやる。石油公団...全文を見る
○大島(令)委員 やはりそれを差別と感じる人がいたから、私はその立場に立って差別という言葉を使わせていただきました。  それと、もう一つ言わせていただけるならば、自民党が今政権与党でございますけれども、自民党が決めたことがそのまま今の日本では政策になっている。しかし、私たち野党...全文を見る
06月28日第154回国会 衆議院 経済産業委員会 第24号
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○大島(令)委員 社会民主党・市民連合の大島令子でございます。  きょうは、まず、昨日から新聞の報道をにぎわしております原子力立地給付金について、長官にお尋ねいたします。  原子力立地給付金の拒否者リストが、資源エネルギー庁の外郭団体である電源地域振興センターから道県に渡され...全文を見る
○大島(令)委員 長官は、この拒否者リストが道県に外郭団体の電源地域振興センターから渡っていたことをいつの時点で、新聞報道の前なのか、それとも新聞報道で知ったのか、どの時点でお知りになったのか、お尋ねいたします。
○大島(令)委員 では、平沼大臣に質問します。  この問題は、さきの防衛庁での情報公開請求者リストの問題に通じるものがあると私は考えておりますが、そのような危機感を省の長として大臣はお持ちでしょうか。
○大島(令)委員 長官に伺います。  この給付金の趣旨は電気料金の割引ということでございますけれども、なぜエネルギー庁の外郭団体である振興センターが、こういう個人のリストを収集して道や県に渡さなければならないと考えているんでしょうか。
○大島(令)委員 制度の運用のチェック、補助金がきちっと流れているかということであるならば、私はこのようなリストを電力会社が作成して地域振興センターに出すということに関しまして、非常に疑問に思うわけなんです。物があれば、実際それを、何らかの意思が働けば使いたくなるのがやはり人間の...全文を見る
○大島(令)委員 昨年、三カ所で、住民投票などによる原発立地の問題が行われました。すべてが、住民投票で住民の方が勝っているわけなんですけれども、私は、一体この制度が何の役に立つのかなと思いました。  調べてみたところ、非常に難しい計算式でございますけれども、例えば八百から九百万...全文を見る
○大島(令)委員 私は、防衛庁の情報公開リストの問題と、今回の原子力立地給付金のリストがエネ庁の外郭団体を通じて道や県という地方自治体に流れたということは、非常に国民としては深刻な危機であると思っているわけなんです。  いろいろな形で私たちは思想、信条を持っているわけでございま...全文を見る
○大島(令)委員 では、次に移りますけれども、前回、石油公団の資産処分業務を行う総合資源エネルギー調査会について、権限を伺いましたけれども、あいにく長官からは明確な答弁をいただけませんでした。  ここには大変重要なポイントがあると私は思っております。一つ目は、第三者の有識者によ...全文を見る
○大島(令)委員 今の御説明ですとちょっとわかりにくいのですが、では、石油公団所有の資産について、評価と処分の実施はどういう図式になってくるんでしょうか。
○大島(令)委員 長官に伺います。  総合資源エネルギー調査会の議論は公開されますでしょうか。
○大島(令)委員 では、独立行政法人について長官に伺います。  特殊法人から独立行政法人に組織を変えることによって、一体何が根本的に変わるのか、以下四点に関して質問をいたします。  まず、国との関係はどう変わるのか。二点目、国の関与はどういう内容に限られてくるのか。三点目、国...全文を見る
○大島(令)委員 理事長の責任についてもう少し深くお答えいただけないでしょうか。
○大島(令)委員 そうしますと、総務省の方にお伺いしますけれども、各府省の評価委員会が評価を行い、総務省の中に設けられました政策評価・独立行政法人評価委員会は、通知された評価の結果について、必要があると認めるときは当該評価委員会に対し意見を述べることができるというふうにございます...全文を見る
○大島(令)委員 もう少し、わからないので質問しますけれども、新しい独立行政法人というものができまして、国立大学もそのようになっていくということでございますけれども、各府省に置かれた独立行政法人評価委員会と、あとその束ね役の総務省の政策評価、行政評価局がやられるこの評価と理事長の...全文を見る
○大島(令)委員 では、長官に伺います。  今回の独立行政法人は、石油と金属を扱う法人になります。金属と石油という似ても似つかないものを扱う二つの特殊法人が一つになる、このことによってどのような効率化が図られるのか、お伺いいたします。
○大島(令)委員 時間が参りましたけれども、私は、今回、石油天然ガスと金属鉱物資源機構、一緒になるわけなんですが、非常に幅広い業務を受け持つ、こうした内容をこの独立行政法人の理事長になられる方が一体どのように統括されていくのか。  普通の理事長と比べますと、責任の重さが違ってく...全文を見る
○大島(令)委員 ありがとうございました。
07月02日第154回国会 衆議院 経済産業委員会 第25号
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○大島(令)委員 社会民主党・市民連合の大島令子でございます。きょうはありがとうございます。  まず、法案に即して、それぞれ三人の参考人の方に御意見を伺いたいと思います。  石油公団の廃止後、特殊会社が設立されます。この特殊会社が、石油公団が現在所有している資産を評価、処分し...全文を見る
○大島(令)委員 では、磯野参考人にお伺いいたします。  磯野参考人は、「二十年あれば次のガス田は見つかる、という前提では中長期の経営方針は立てられない」と二年前の週刊東洋経済で述べられております。  石油公団では融資して二十年以上経過しても実を上げていないところもありますが...全文を見る
○大島(令)委員 「二十年あれば次のガス田は見つかる、という前提では中長期の経営方針は立てられない」と。二年前の雑誌ですので、御記憶ございませんか。
○大島(令)委員 では、開発分野は今後、独立行政法人になりますけれども、どのような工夫がされるべきかというお考えを聞かせていただけないでしょうか。
○大島(令)委員 今の御意見を踏まえて、より厳しいということでございますので、帝国石油の社長さんというお立場で、今後、この法案が通ったとしたときに、どういう工夫がより一層求められるのかという御教示を私はお聞かせいただきたいと思っているわけなんです。
○大島(令)委員 新井参考人にお伺いします。  新井参考人は、石油公団の廃止後、ちょっと法案に即しての質問でございますけれども、独立行政法人と特殊会社はそれぞれどのような役割分担を持つとお考えでしょうか。  というのは、通産省が石油公団を支配し、石油公団が石油開発会社を支配す...全文を見る
○大島(令)委員 十市参考人に伺います。  中国での需要ということに触れられました。私も、ある国土交通委員会を何か傍聴したときに、中国が今の割合で自動車の数がふえたときに、三十年後、非常に人口も多いわけですから、石油が日本に来なくて中国に行くんではないか、日本は、路面電車など、...全文を見る
○大島(令)委員 新井参考人にお伺いします。  私は日本に原発がなくなればいいなと思っている立場でございますけれども、先ほどエネルギー政策の中で、最近いろいろな、経済性、効率性、環境問題、そして新たに社会性ということで、プルサーマル計画に対する反対運動、住民投票があるということ...全文を見る
○大島(令)委員 終わります。
07月03日第154回国会 衆議院 経済産業委員会 第26号
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○大島(令)委員 社会民主党・市民連合の大島令子です。  まず、平沼大臣に質問します。  石油公団に対する監督責任について、大臣は現在どのように思われておりますか。  私は、日本の企業、特に大企業の一番の問題点は経営者責任であると思います。ある会社が経営難に陥り、責任問題に...全文を見る
○大島(令)委員 石油公団廃止方向への道筋をつくってきた、そういうことが監督責任であるという印象で今の答弁を聞きました。  私は、違う観点からもう一度監督責任というのを大臣にお尋ねしたいと思います。その組織とか機構はどのように変わるのか、職員の責任体制はどのようになるのか。 ...全文を見る
○大島(令)委員 副大臣に再質問です。  評価委員会は、事が起きて表面化してからというか、業績が上がらないということが指摘されてから結果が出るまでにどのくらいの期間がかかるんでしょうか。
○大島(令)委員 きょうはお忙しい中を鎌田石油公団の総裁にお越しいただきましたので、そちらに質問を移させていただきます。  総裁のお立場というのは、国と国会の審議、国の方針に従って業務を進めていく、言うならば実行部隊の部隊長であると総裁の部下に教えていただきました。これまでの審...全文を見る
○大島(令)委員 ありがとうございます。  私は、総裁が今廃止に向けて非常に御尽力されているということを伺いまして、少し今ほっとしているんですが、しかし、やはり少しだけ質問させていただきたいと思います。  すごく単純な質問なんですが、組織の長として、今、石油公団の職員はおおよ...全文を見る
○大島(令)委員 失礼しました。というか、私、自分が組織の長であるならば、自分が株式会社の社長であるならば、大事な自分の会社員がおよそ何人で、こういう部があって、その下に何課あって、その課はどういう仕事をしているかということがとても気になりながら、船長として、どういう方向に自分の...全文を見る
○大島(令)委員 御自分で決断されたのですか。それとも、どんな国会での議論を踏まえて決断されたのか、その辺の背景を御説明ください。
○大島(令)委員 いろいろなところで言われております。日中開発では税金が海の藻くずにですとか、開発リスクはほとんど公団持ち、元官僚の公団経営陣には国民の税金を預かっているという意識がない、もう惨たんたる、ひどい、公団に対する御批判のいろいろな雑誌が出ております。そういうところをひ...全文を見る
○大島(令)委員 石油公団は、設立以来何十年という間、約三十数年でございますけれども、お役人ですとか、天下りした経営者によって運営されてきました。ビジネスマン的な発想で商売をしていけばそれなりに核になれたと、ある雑誌にも書いてありました。数年ごとに天下り社長が来て、借金しても失敗...全文を見る
○大島(令)委員 総裁にお伺いします。  就任して翌年の平成十一年二月に、石油審議会開発部会のもとに設置されました石油公団開発事業委員会が、石油公団の業務改善に関する報告書をまとめたことは御承知だと思います。このことを受けて、政府と公団はそれぞれの指摘に対し対応を図ってきていま...全文を見る
○大島(令)委員 今、御答弁の中で、経済性の評価という言葉が私はとても印象に残りました。  質問するに当たっていろいろ考えたんですが、今の鎌田総裁になっての一番の違いは、会計制度が変わったということだと思うんですね。企業会計というのは、企業の財政状態ですとか経営成績を取引記録に...全文を見る
○大島(令)委員 会計は会計のためにやるのではなくて、お金の出し入れが一円合っているということではなくて、その業績を評価することによって、これは国の税金ですから、政策目標がこの財源によって確実に国民のために使われているか、政策目的が実現されるかというためにも必要であると思いまして...全文を見る
○大島(令)委員 最後に、きょうここで御答弁いただいたお話が、この委員会の場のことではなく、実際の職務の中で果たしていただきたいという期待を私は持っております。  今回の審議を通じまして私が抱いた感想は、四千五百億円という石油税が、一般会計を通じて、永遠にといいましょうか、石特...全文を見る
07月05日第154回国会 衆議院 経済産業委員会 第27号
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○大島(令)委員 社会民主党・市民連合の大島令子でございます。  きょうは、石原行革大臣におかれましては、直接のこの法案の担当大臣ではございませんが、あえて私たち野党四党が与党の筆頭理事と協議をした結果、行革と関連があるということで、最後の最後、この委員会に出てきていただきまし...全文を見る
○大島(令)委員 今エネルギーセキュリティー、そして行革論、二つの論点を御答弁されましたけれども、私は、非常に難しい廃止の過程であると思っております。  石原大臣は、平成十四年四月二十三日の定例記者会見におきまして、まず石油公団の廃止と強く述べられました。そして、廃止した上で資...全文を見る
○大島(令)委員 それでは、平沼大臣にお伺いします。  内閣として、大臣は昨年、整理合理化計画を取りまとめている。本来ならば、行政改革の観点からではなく、政策論として石油公団を廃止民営化するということであるならば経済産業省が決めるわけだが、行革という、内閣を挙げて今回この問題に...全文を見る
○大島(令)委員 では、石原行革担当大臣に伺います。  石油公団の資産の清算についてでございますが、石原大臣は当初、石油公団の廃止は行革の一環なのであるから、内閣が責任を持てる枠組みというのが必要だと考えておられたようです。それは、例えば国鉄清算事業団のようなものを想定していた...全文を見る
○大島(令)委員 結局、この石油公団の資産の評価、処分は、最終的には平沼大臣が行うことになっておりますけれども、その前に総理大臣に協議するということで、特殊法人改革の本部長である総理大臣の指示を受けて、石原担当大臣はそこのところで自分の御意見、最後にかかわれるというふうに私は聞い...全文を見る
○大島(令)委員 では、行革担当大臣に伺います。  独立行政法人は、日本の特殊法人制度を、これは達増議員がよく言われましたけれども、イギリスのサッチャー首相がエージェンシーとして導入し、それが日本に逆輸入されて独立行政法人となった経緯がございます。  この独立行政法人の予算は...全文を見る
○大島(令)委員 行革大臣に伺います。  ですから、経営者責任ということで、経営者が責任をとるとしましても、私は、赤字が万が一生じた場合に、例えば本四架橋などの事例から見ても十分にわかり得ることで、そういう意味で、一般会計から補てんする可能性もあるのではないかと危惧をしているわ...全文を見る
○大島(令)委員 では、今御答弁されたことをしっかりやっていただきたいと思います。  次に、また石原行革担当大臣でございますけれども、特殊会社が巨大化するというのは天下りの問題も当然含んでいるわけでございます。官僚の天下りに関しまして、大臣はどのように考えていらっしゃるのか。も...全文を見る
○大島(令)委員 時間が参りました。  では、石原大臣、最後に一つ、この法案、一生懸命、エネルギー政策なのか行革なのかということでいろいろ議論をしてまいりましたけれども、この法案に対する石原大臣の仕上げとして、自己採点は何点ぐらいであると思っていらっしゃいますか。
○大島(令)委員 そのような謙虚なお気持ちで私たち政治家はやっていきたいと思います。どうもありがとうございました。
○大島(令)委員 私は、社会民主党・市民連合を代表して、石油公団法及び金属鉱業事業団法の廃止等に関する法律案及び独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構法案に対し、反対の立場で意見を申し上げます。  私たち社会民主党は、これまで一貫して石油公団は廃止すべきであると主張してまい...全文を見る
07月17日第154回国会 衆議院 経済産業委員会 第28号
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○大島(令)委員 社会民主党・市民連合の大島令子でございます。  御承知のように、入札談合等については、これまでも独占禁止法が対象を事業者に限って規制しておりましたけれども、官側についても違反支援行為に対して排除措置などの制度をつくるべきという意見があり、私どももそのように考え...全文を見る
○大島(令)委員 同じく民主党の法案提出者にお伺いします。  民主党案の第七条について、この規定は与党案にはない内容でございますけれども、お尋ねいたします。  ここでは会計検査院への通知義務を規定しておりますが、その趣旨はなぜなのか、御説明をお願いします。
○大島(令)委員 第七条の条文では、「公正取引委員会は、入札談合等関与行為があり、又はあったと認めるときは、その旨を会計検査院に通知しなければならない。」としておりますけれども、「入札談合等関与行為があり、又はあったと認めるとき」について、例えば、この件は通知して、この件は通知し...全文を見る
○大島(令)委員 次に、公正取引委員会に質問いたします。  与党案には、第三条の五項と第四条三項で、「各省各庁の長等は、」「調査を行うため必要があると認めるときは、公正取引委員会に対し、資料の提供その他必要な協力を求めることができる。」と規定しております。これまで、住民側と発注...全文を見る
○大島(令)委員 もう一度公正取引委員会に伺います。  東京拘置所がございまして、そこには政治家の方も拘置されております。外に三つ売店があります。かっぱえびせんとかチョコレート、ポテトチップス、大体同じようなものが三百円ぐらいで売られております。缶詰、カニ缶ですとか牛肉の大和煮...全文を見る
○大島(令)委員 承知していないということでございますが、では、名古屋拘置所、全国に六カ所拘置所があるわけなんですが、名古屋拘置所もやはり同じなんですよね。漫画本ですとか週刊誌、それは定価販売ですから、独禁法の適用除外として、同じ金額で売られています。しかし、ノートとかボールペン...全文を見る
○大島(令)委員 委員長、それではお願いでございます。  この委員会としまして、今の質問に対して、責任を持って質問者の私に回答を下さるように取り計らっていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。
○大島(令)委員 では、お願いします。  最後に、民主党の法案提出者に伺います。  私は、内部告発者を守るために法的な措置が必要と思いますけれども、どのように考えていらっしゃるのか、見解を聞かせてください。
○大島(令)委員 以上で終わります。ありがとうございました。
10月31日第155回国会 衆議院 国会等の移転に関する特別委員会 第2号
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○大島(令)委員 社民党の大島令子です。  一部重複いたしますけれども、きょうはこの調査書に基づいてということでございますので、これに沿って意見と質問をさせていただきます。  私も、八代委員と同じように、この報告書で「学識経験者の提言」というものがございましたが、今まで、慎重...全文を見る
○大島(令)委員 いいですか、委員長。
11月01日第155回国会 衆議院 経済産業委員会 第2号
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○大島(令)委員 社会民主党・市民連合の大島令子でございます。  まず、二〇〇五年日本国際博覧会について伺います。  先月の十月十七日、私の住んでいる愛知県長久手町の青少年公園でこの起工式が行われました。小泉総理初め、そこにおられる平沼大臣、神田真秋愛知県知事初め、参加国代表...全文を見る
○大島(令)委員 いえ、まだ解決していません。それは、やじに対することですけれどもね。  やはり不愉快なんですよ。私は長久手町に住んで、長久手町でやるんです。反対政党なんですね、今の御答弁を聞きますと、社民党と共産党は。これ、結果としてということなんですけれども、最初から選別の...全文を見る
○大島(令)委員 私は、経済産業省の博覧会推進室に問い合わせしたところ、そこの室長さんは、地元からの話だと出し忘れていたと。地元の電話連絡帳も持ってきましたけれども、博覧会協会の方から、出し漏れていたということで、やっぱり微妙に違うんです。  私は、手違いと選別されたのとは違う...全文を見る
○大島(令)委員 これは皆さん、たかが起工式と思われるかもしれませんけれども、大事な民主主義の問題なんです。  特に、今、博覧会の副事務総長はこの前まで中小企業庁長官だった中村さんなんです。彼が現場にいるんですよ。私たちともここで中小企業政策を議論し合った方が、今、坂本さんの下...全文を見る
○大島(令)委員 瀬戸の加藤さんという市会議員の件に関しましては、文書でそういう通告があったということでございます。やはりその方と協会の方が直接、こういう心配があなたはあるのでどうなんだという話を詰めて彼の参加を、私は彼にも招待状を送るべきであったと思っております。  では、次...全文を見る
○大島(令)委員 委員長、質問は三つですけれども、一つしか答弁いただいていないんです。
○大島(令)委員 二百二十億円を公営ギャンブル四競技から集めなければいけない、二〇〇五年の万博の開催までに、まだ三十億円ということで、非常に厳しいと私は思っているんです。  実際に、この前もここの委員会で競輪、オートレースの法律を改正して、皆さんよく、今不景気で撤退する団体もあ...全文を見る
○大島(令)委員 本当に答えになっていないんですね。  支出についても倹約ということでございますけれども、ここにマスコットキャラクターの森の精を持ってきました。これは実はメード・イン・チャイナと書いてあるんです。もう既に財政的には相当厳しいんじゃないですか。多分、中国製の方が安...全文を見る
○大島(令)委員 ということは、民間枠の公営ギャンブルと民間企業の枠の中で四百五十億を考えるということなんですね。
○大島(令)委員 もし民間枠の四百五十億円が集まらなかったとき、この千三百五十億円という会場建設費の考え方は、これは上限なのか、この枠内でおさめるのか、もし民間が集まらなかったら、もし民間が三百億しか集まらなかった場合に、国の負担と自治体の負担が三分の一ずつとなっていますが、そこ...全文を見る
○大島(令)委員 私は、なかなか今の答弁、理解できないんですが、要は、三分の一ずつという原則は守る、どこか一つ目標の四百五十億に行かなかったら低いところに合わせる、そういう理解でよろしいのでしょうか。
○大島(令)委員 実は、ここにいる皆さんは愛知万博に興味がないでしょうけれども、開催されると運営費というのが必要なんです。  平成七年の閣議了解におきまして、今のは建設費の問題でした、運営費は入場料収入で賄う、国は、会場運営費は適正な入場料の設定により賄うものとして、国庫による...全文を見る
○大島(令)委員 時間が参りましたので。  入場料収入八割ということでございますが、一千五百万人を想定しての八割ですね、入場料。私の町の長久手町は人口四万人です。一日十万人来てという想定ですよね。私の町の昼夜人口を一としまして三倍に膨れる、それくらい入場者があって初めて運営収入...全文を見る
11月06日第155回国会 衆議院 経済産業委員会 第3号
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○大島(令)委員 社会民主党・市民連合の大島令子でございます。  法案の質問に先立ちまして、関連のある新聞報道記事に関して、少し質問させていただきたいと思います。  十一月五日付の朝日新聞に、中小企業総合事業団が臨時職員を不正雇用ということで、大きい見出しで載っておりました。...全文を見る
○大島(令)委員 私ども新聞報道でしか詳しいことはわからないわけなんですが、事業団の総務部長は、なれている人にやってほしいという事業団側の考えと、長く働きたいという臨時職員の利害が合致して不正な長期雇用が慣行化してきていると。これは明らかに、雇用保険法、健康保険法、厚生年金保険法...全文を見る
○大島(令)委員 では、だれが今回のことについてどのように責任をとるのか伺いたいと思います。法律ですと、六カ月以下の懲役または罰金が科せられるとなっております。  それと、支払われなかった社会保険料はどのくらいになるんでしょうか。
○大島(令)委員 では、後で結構でございますので、保険料の数字をお示しください。委員長、よろしいですね。
○大島(令)委員 では、お願いします。  では、中小企業信用保険法の一部改正案について質問をいたします。  セーフティーネット保証の内容としまして、金融機関の相当程度の経営合理化に伴いまして借り入れが減少している中小企業者に貸し付けをすることにつきまして、今回もまた心配するの...全文を見る
○大島(令)委員 しかし、大臣、金融監督庁は一九九九年から業務改善命令をしているわけですね。その中に、文書がございますけれども、これは一九九九年三月十二日の新聞でございますけれども、  第一勧業は、貸し渋り対策として拡充された信用保証協会の保証枠を使って、中小企業などの融資返済...全文を見る
○大島(令)委員 しかし、例えば融資先から五千万借りていたとしますね。そして、担保が五千万入っていた。担保割れして、その担保価値が三千万しかなくなってしまった。新たに借りるときに、銀行が、それでは、担保割れしているのでもう古いプロパーの債権は返してくださいというふうに窓口であった...全文を見る
○大島(令)委員 では、銀行の貸し渋りのことに関して質問をいたしますけれども、十月十八日、金融庁が、UFJホールディングスとあさひ銀行に対して業務改善命令を行いました。三年前にもUFJ銀行は、金融監督庁から、貸し渋りを促すような文書を出したということで業務改善命令を受けています。...全文を見る
○大島(令)委員 一九九九年一月二十七日の衆議院予算委員会の質問の中で、日野正晴金融監督長庁官は、信用保証協会の承諾を得ずに行われた問題のある旧債振りかえは三十七億円あったと認める答弁をしているんです。それから三年半たっているわけでございますけれども、この間、金融庁としましては、...全文を見る
○大島(令)委員 ということは、旧債振りかえにつきまして、してはいけない、あってはならない、でも現状はそういうことが行われているということで、結局一番困っているのは、生き延びるためにこういう制度を真に使いたい中小企業者だと思うんです。  この間、この三年間の間にこの問題に対する...全文を見る
○大島(令)委員 三十七億円あったということは、調査したからあったと思うんです。ですから、私は、もう一度申し上げますけれども、委員会としても、その後旧債振りかえに関しましてどのような実態であったかということを委員会にやはり報告していただきたいと思いますので、委員長、お取り計らいを...全文を見る
○大島(令)委員 では、中小企業挑戦支援法について伺います。女性の起業、事業を起こすということですが、その支援につきまして伺います。  大臣、私たちの国もようやく男女共同参画社会基本法が制定されました。一応その理念に基づいて行政もいろいろ動いていると思いますけれども、この中小企...全文を見る
○大島(令)委員 高市副大臣から主婦という言葉を聞いて、私は少し残念な気がいたしております。この法案の説明資料にも、主婦という言葉が随所に見かけられまして、私たちがこうして国会に議席を持つほど、男女平等というその基本的なものが憲法で規定されている、そういう基本的なものが私たちも法...全文を見る
○大島(令)委員 言葉の受けとめ方は見解の相違であると私は思いますけれども、やはり私たち女性は、日本の歴史の中でも、こういう法律が必要なくらい男女不平等の時代を生きてきたわけですから、実際の経済社会の中でも、少し前は女性は、例えばクレジットの申し込みでも夫の保証人が必要であるとか...全文を見る
○大島(令)委員 質問は、登録免許税、資本金一千万円ですと十五万円、三百万円ですと六万円かかりますけれども、これに関しまして関係省庁とどういう協議をしましたかということでございますので、大臣、もうちょっと部下に対して、質問に対してまともに答えるように、私たちは限られた時間の中でこ...全文を見る
○大島(令)委員 では、協議したことはないということでございましたら、やはり挑戦する人に対しまして、資本金はともかく、事務所を借りたり人を雇用したり、開業するには当座の必要なお金がございますので、私は、登録免許税とかこういうものは税の二重課税じゃないかなというふうに日ごろ思ってい...全文を見る
○大島(令)委員 四割から五割ということで、非常に高く見ているわけですね。でも、例えば資本金が本当にゼロに近い事業主が、法人ですから企業会計しますよね、設備投資をすると減価償却ですとか、従業員に給料を払い、自分も、役員報酬をもらうかもらわないかは別としまして、利益の中から資本金を...全文を見る
○大島(令)委員 時間が参りました。  経済産業省から出ております工業統計表によりますと、一九八七年から九九年までに開設した製造業の事業所の退出率を見ますと、一年目で三割近くが消滅する。しかし、こうした一年目の危機を乗り越えると、二年目、三年目以降の退出率は次第に低下し、四年目...全文を見る
11月12日第155回国会 衆議院 経済産業委員会 第5号
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○大島(令)委員 社会民主党・市民連合の大島令子でございます。きょうは、御意見を聞かせていただきまして、ありがとうございます。  まず、私は、末吉参考人にお伺いしたいと思います。  知的財産戦略大綱ですと、東京と大阪の地方裁判所の専門部を実質的に特許裁判所として機能させるため...全文を見る
○大島(令)委員 では、弁理士の訴訟代理権の付与につきまして、中山参考人と笹島参考人にお尋ねしたいと思います。  今後、知的財産紛争が増加するにつれ、紛争処理も増加すると考えられます。知的財産関連紛争はすぐれて技術的であり、かつ迅速な処理が求められると思います。  このような...全文を見る
○大島(令)委員 では、丸島参考人にお伺いしたいと思います。  金融制度についてなんですが、金融機関はこれまで有形の担保に固執してきて、不動産などの担保がなければなかなか資金提供してくれない、これはキヤノンさんのような大企業ではなくて中小企業ということでございますけれども、やは...全文を見る
○大島(令)委員 ありがとうございました。  では、最後に、中山参考人にお伺いします。  この法案には大学の責務が盛り込まれております。最近の報道では、学生の学力の低下が言われております。これは大学にとっても悩ましい問題であると思います。また、国公立大学も独立行政法人化という...全文を見る
○大島(令)委員 どうもありがとうございました。
11月12日第155回国会 衆議院 本会議 第9号
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○大島令子君 社民党の大島令子でございます。  私は、社会民主党・市民連合を代表いたしまして、ただいま議題となっております電気事業法・原子炉等の規制に関する法律の一部改正案、原子力安全基盤機構法案に関しまして、福田官房長官並びに平沼経済産業大臣に質問させていただきます。(拍手)...全文を見る
11月13日第155回国会 衆議院 経済産業委員会 第6号
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○大島(令)委員 社会民主党・市民連合の大島令子でございます。  この法案の最後のバッターです。なぜ基本法が必要なのか、素朴な質問から始めます。  大体、法律の第一条というのは目的が書いてあります。この基本法の法律の目的を読み上げますと、   この法律は、内外の社会経済情勢...全文を見る
○大島(令)委員 今大臣が説明されましたように、知的財産権と一口に言いましても、これらの保護対象となるものは幾つもの関連法令で定められ、構成され、これは具体的な法律として今までずっとあったわけなんですね。  今までの話を聞いていますと、今回の法律の定義の中に著作権ですとか書いて...全文を見る
○大島(令)委員 私も、この特許庁の資料にいろいろ書いてありますので、見ますと、著作権は死後五十年までということなので、まあモーツァルトですから、それで一時期よく車とかテレビのコマーシャルにクラシック音楽が使われていた、これは著作権料を払わなくてもいいからなのかなというぐあいに大...全文を見る
○大島(令)委員 では、この法案の八条は、特許法三十五条よりも、発明者の権利に対して、発明者側に立って踏み込んでいるというふうに解釈してもよろしいんでしょうか。
○大島(令)委員 発明者とか創造的活動をする人は、言ってみれば、知的財産基本法案が目的とする活力ある経済社会を実現するためのいわば先端に立つ人ですね。にもかかわらず、発明したときのこととか発見したときのことは明確に記されたものがありません。  先ほども申し上げましたけれども、特...全文を見る
○大島(令)委員 では、産構審の審議の中では、ぜひ利害が対立する方々の意見を十分酌み取って、先ほど二〇〇三年度中に結論を出すということでございますが、ぜひ具体的な形で出るようにお願いしたいと思います。  次に、紛争処理について質問をいたします。  知的財産権に限らず、我が国の...全文を見る
○大島(令)委員 この基本法案では一元的に解決できないというふうな理解でよろしいわけですね。  では、ここに、一つの事例として、いわゆるパチスロ判決の問題に対して経産省の見解を求めたいと思います。  これはもう新聞でも報道されておりましたのでよく御存じだと思います。パチスロ機...全文を見る
○大島(令)委員 この裁判の判決は、本当に特許庁と裁判所のねじれ現象を象徴的に示すものであります。そして、賠償金も八十四億円と、先ほどは、最近は二億円ぐらいが平均だとおっしゃっていましたけれども、非常に高額な判決なんですね。  四月十日に開かれた政府の知的財産戦略会議でも、弁護...全文を見る
○大島(令)委員 積極的とか検討するという言葉はどういうふうにでも解釈できますので、答弁者としてはなかなか使いやすい言葉ですね。私はまだ納得できませんけれども、次の質問に移ります。  知的財産戦略大綱は、東京、大阪両地裁の専門部を実質的に特許裁判所として機能させるために、特許権...全文を見る
○大島(令)委員 今の答弁では納得できないわけです。御指摘のとおりとおっしゃるわけでしたら、やはりこれは改めていただきたい。移送するのに時間がかかります。そして、弁護士とか弁理士さんにしましても、弁理士さんも訴訟代理権が付与されましたので、専属管轄化がされますと、そういう方々が結...全文を見る
○大島(令)委員 これは、先ほど来、国家戦略ということでございますから、やはり北海道から沖縄までいろいろな方たちがいるわけですので、そういう視点を忘れない形でお願いしたいと思います。  次に、特許の出願について質問をいたします。  我が国の特許出願件数が他国に比べて大変多い理...全文を見る
○大島(令)委員 今の報告を聞きまして、大臣に質問いたしますが、特許庁の二〇〇〇年版の特許行政年次白書でも、国内で特許出願を行う目的が、防衛出願というのが四二・七%と非常に多いわけなんです。これは、やはり企業の市場の独占性が推測されるわけなんですが、こういう傾向に対して、大臣とし...全文を見る
○大島(令)委員 では、長官にお尋ねしますが、防衛出願が多いということと、今回、特許手続の関連費用が上がる、審査料が上がるということなんですが、それとの関係はどうなんでしょうか。  日本の特許出願、審査請求が非常に多いということを受けまして、特許庁の諮問会議では、先ほどからの質...全文を見る
○大島(令)委員 では二点、長官の考えを聞かせていただきたいと思います。  その近年の出願件数が多いということに関しまして、特許庁としては困っているのか、それとも当たり前だと思っているのか。それともう一つ、この審査請求料が値上がることによって弁理士の方たちは仕事がどのようになる...全文を見る
○大島(令)委員 その審査請求料の値上げと弁理士の方たちの関係というのは、どういう関係にあるんでしょうか。
○大島(令)委員 といいますと、この審査請求料の値上げというのは、弁理士さんたちにとっては、収入的には減るということでよろしいわけですね。影響を受けるということでよろしいわけですね。
○大島(令)委員 では、次の質問に移ります。特許庁での特許の実体審査について伺います。  審査官は、出願された発明に関し、下調べを外注しておりますけれども、外注先と年間の外注件数、それと外注金額をお示しください。
○大島(令)委員 法律に基づいてということでございますけれども、これは絶対的な守秘義務が要求されるということであると思いますが、独占状態としてこのサーチ外注については理解してよろしいでしょうか。
○大島(令)委員 では、特許庁の外注を目的にこの財団法人はつくられたということでございますけれども、私は役員構成について伺いたいと思います。  この工業所有権協力センターの常勤役員が現在七名おります。理事長は前職が特許庁長官、副理事長も特許庁の方、専務理事も特許庁、常務理事も特...全文を見る
○大島(令)委員 今の役員構成を見ますと、私は、国民が納得できないと思うんです。一たん特許庁なり旧通産省を退官するときに退職金をもらいますね。例えば理事長は年俸二千万円になっています。退職金の規定を見ますと、これを十二カ月で割って、それの百分の二十五掛ける在任月数を掛けるわけなん...全文を見る
○大島(令)委員 長官に伺います。  この工業所有権協力センターの平成十二年度の収支計算書ですとか予算決算対比表を見ますと、「補助金収入」というのがあります。その収支計算書の「支出の部」に、「退職金支出」としまして五千八百万、平成十二年度支払われているわけなんですね。またいろい...全文を見る
○大島(令)委員 委員長、答弁漏れなんですが。  常勤の理事の、歳費というんですか手当が、理事長は年間二千万、副理事長一千九百万、専務理事一千八百万、本当にやはり大きいと思うんです。火の車であるならば、まず一般の会社でしたら給与を減額しますよね。この方たちは何をしていらっしゃる...全文を見る
○大島(令)委員 ホームページでは、IPCCの主幹・主席部員が特許庁の審査官と直接対話し意思疎通を行っていると書いてありまして、理事長が行っているとは書いていないわけなんです。忙しかったならばどこかの支出を少なくして人を採用するとか、そういうバランスをとりますけれども、やはりそう...全文を見る
○大島(令)委員 最後でございます。  土地担保主義が崩れ、そして昨年は、売掛金債権の法案をこの委員会でも審議しました。ぜひ、これらの新しい制度が本当にベンチャーを目指す末端の方々の使いやすい制度になるようにお願いしまして、私の質問を終わらせていただきます。
11月14日第155回国会 衆議院 国会等の移転に関する特別委員会 第3号
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○大島(令)委員 社会民主党・市民連合の大島令子です。  まず、安倍官房副長官に二点と中馬副大臣に二点、質問をさせていただきたいと思います。  首都機能が移転されますと、政治と経済が切り離されるというふうに私は思っております。ところが、政府のいろいろな戦略を考える会議には今民...全文を見る
○大島(令)委員 先ほど、副大臣、扇国土交通大臣の記者会見が、本年九月三十日の内閣改造のときのことでございまして、そのときにも、首都機能の移転は、公共工事のそれだけのゆとりがあったら、もっとこちらへ道路をつくってくださいと言ったりということで、結論的には、国土交通大臣は、御自分が...全文を見る
11月20日第155回国会 衆議院 経済産業委員会 第7号
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○大島(令)委員 社会民主党・市民連合の大島令子でございます。きょうは遠くからありがとうございます。  商業用の原子炉が稼働しまして四十年たちます。この間、多くの事故、事件がありましたけれども、その都度報道されてはきましたけれども、マスコミの露と消えてしまってきたなということを...全文を見る
○大島(令)委員 県民を代表する県議会からも、国、事業者に対する意見書、知事さんも同様の要請書を出しているわけでございます。しかし、今の御答弁の中で、柏崎刈羽原発全号機を停止して点検をきちんとしてほしいというにもかかわらず、国会では、私の立場としては残念ながら、原子力関連二法案の...全文を見る
○大島(令)委員 私は、今のお話を聞きまして本当に——冒頭、きょうは各党の議員が代表して参考人の皆様にいろいろな角度から質問をしておられます。そういう意味では、私は立地県、特に双葉町長さんにいたしましても、災害ということから避難道路、原発があるわけですからそこから逃れられないとい...全文を見る
○大島(令)委員 再度お伺いいたしますが、今度の原子力関連二法案に関しまして、自治体としての安心、安全性に対するチェック、そういうことを強化するということはこの法案で担保されると思っていらっしゃるかどうか、最後にこのことだけお伺いして質問を終わりたいと思います。平山知事です。
○大島(令)委員 どうもありがとうございました。
○大島(令)委員 社会民主党・市民連合の大島令子でございます。  大臣にまずお尋ねいたします。  私は、原発に批判的な市民団体ですとかNGOの方々と、大臣に申し入れをよく行ってまいりました。先般も、この事件が発覚してから、十月十八日に大臣室で、そこにお見えの原子力安全・保安院...全文を見る
○大島(令)委員 一カ月たちましたけれども、返事をいただいていないわけなんですね。大臣が、今調べて速やかにお返事くださるということでしたら、まあ少し安心はするんですが、やはり私たちは、大臣との信頼関係の中で、こういう会議録も残して、必死で私自身も苦手なこの原子力の問題を勉強しなが...全文を見る
○大島(令)委員 それでは、法案に対する質問に入ります。  今回の法改正は、東電の不正事件への対応、提案理由説明の中でも、大臣は、不正防止としての法改正だと提案説明の理由を話されました。あたかも不正防止に向けて検討されたように、今度の維持基準、健全性評価基準と、あと独立行政法人...全文を見る
○大島(令)委員 大臣、維持基準を早めることではないということで今御答弁されましたけれども、これは二〇〇二年二月から検討が始まり、健全性評価基準に関しましては六月十九日に既に中間取りまとめが打ち出されております。また、先ほどおっしゃいましたように、原子力安全基盤機構の設立は、こと...全文を見る
○大島(令)委員 申し入れに対する回答が同僚の北川議員のところに届けられたということでございますが、非常に事務方は失礼ですね。  大臣へのアポイントメントは私がとりました。私が、当日、三十分の面会の議事進行をさせていただきました。私と大臣の間でそのような約束をさせていただいたこ...全文を見る
○大島(令)委員 では、大臣、この件に関しましては、委員会の最中でございますので、きちっと事実関係を調べて、私のところにお返事を下さい。  重ねて申し上げるならば、複数の団体から申し入れ書が行きましたので、すべてにわたってかどうかも事務方に調査していただくように言ってください。
○大島(令)委員 では、法案の質問に戻ります。  今改正案は、事業者によって任意に実施されている現行の自主点検を、法令上に定期自主検査として位置づけることになっております。  これは保安院長に質問いたしますが、定期自主検査をすることによって何がどう改善されるのか、具体的に御説...全文を見る
○大島(令)委員 今の御説明ですと、問題とされましたデータの記載の改ざんはどう改善されるんでしょうか。きょうの午前中の参考人の方々の御意見でも、双葉町長だったと思うんですが、人がやる、人間がやることである、それを強調されておりました。今回のケースもそうでございます。  ですから...全文を見る
○大島(令)委員 私は、今回の問題は、事業者の点検した記録、そういうものが結果的には、客観的に、何も、だれも関与できなかったというところに原因があると思っているわけなんです。この法律改正によりますと、事業者、経産省、保安院、その三つのルートだけで、第三者というものが客観的にアクセ...全文を見る
○大島(令)委員 事業者とメーカーと保安院だけで行ってきた結果が今回の東電の不正事件となったわけで、その評価をどう客観的にできるかがこの法律改正のポイントだと私は思っているわけなんです。  今回も、事業者と、独立行政法人の原子力安全基盤機構、国がかかわることになっております。こ...全文を見る
○大島(令)委員 ここに、今回の東電のデータ不正事件に関しまして国が行った処分の資料がございます。  これは、国家公務員法上の懲戒処分を含め、厳正に処分を行ったということで、佐々木保安院長も一カ月十分の一の俸給月額の返納、大臣は二カ月分、月額十分の二の給与の自主返納ということで...全文を見る
○大島(令)委員 私は、国家公務員の戒告、訓告、厳重注意がお一人お一人の公務員の方の将来退職するときにどういうふうに影響があるのかわかりませんので、戒告という言葉の説明がないと納得できないわけなんですね。  これは、本当に紙だけなんです。では、退職金とかいろいろあるんですか。で...全文を見る
○大島(令)委員 済みません。  経歴上ということで、最後に一言申し上げますけれども、この法案は、やはり原子力発電所の安全、危険性の問題、命にかかわる法案を審議しているわけです。一人の国家公務員の人生の経歴上の問題と人の命が多くかかっている原発の問題、私はやはり問題を別に考えた...全文を見る
11月22日第155回国会 衆議院 経済産業委員会 第8号
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○大島(令)委員 社会民主党・市民連合の大島令子でございます。  本改正案は、電気事業法と原子炉等規制法という二つの法律の改正を行うための三条から成る法律です。第一条は電気事業法の改正、第二条は原子炉等規制法の改正、第三条でもう一度電気事業法を改正するものです。  問題の維持...全文を見る
○大島(令)委員 その説明責任が私は果たされていないと思うんですね。  ここに、昨日、「原子力発電等に関する要望書」ということで、立地県の十四の道県の知事の連名で要望書が、経済産業省、文部科学省、原子力委員会、原子力安全委員会に出されておりまして、当然大臣もお目通しだと思います...全文を見る
○大島(令)委員 しかし、一昨日、「原子力発電等に関する要望書」というものが知事名で出ているわけなんです。  今回の東電のデータ不正事件に端を発して、経産省は、原発を抱えている全部の電力会社に報告を求めて、それが十一月の十五日に集約されたと思いますけれども、私は、この法案という...全文を見る
○大島(令)委員 今保安院長が述べられましたように、そこまでしてでもなおかつ一昨日特別要望ができているというほど、立地県と国とは信頼関係が崩れていることのあかしがこの特別要望書だと私は思うわけなんです。そのことを保安院長、肝に銘じていただきたいと私は思っております。  次の質問...全文を見る
○大島(令)委員 先般、事件が報道されて、九月三日に私ども社民党は、脱原発プロジェクトチームで福島の第二原発に行きました。そのときに、今おっしゃったように、傷の箇所と傷の状態を示してほしい、補修データを見せてほしいと東電の副所長に申し上げたところ、知的財産権の関係で本社の了解を得...全文を見る
○大島(令)委員 ということは、安全規制行政に係る情報は今後公開されると。それは、私たちはどういう物差しでそれを信頼したらいいんですか。今、国や東電に対して信頼がない中で、今細かな、安全規制行政という漠然とした形で言われましても、何と何が公開されるのかわからないわけなんですよ。何...全文を見る
○大島(令)委員 では、維持基準について質問します。  この内容を、私たちは、原子力安全・保安院に政令委任ということで白紙委任することは納得できません。  経済産業省は、民間規格である日本機械学会の維持規格を考えているようですが、この内容は明らかにされていません。何度も私たち...全文を見る
○大島(令)委員 それでは、私は必要としておりますので、ぜひ……(発言する者あり)全員ですね、全員に、これは今まで本当に秘密のベールで、出していただけなかったんですが、出してください。  アメリカのASMEセクション3という基準は、設置基準、建設時の基準で、今回問題になっている...全文を見る
○大島(令)委員 この民間規格は、私どもは今手に入っていないから想定して言うんですが、いわゆる傷やひび割れがあっても、評価期間が設定されまして、その期間は稼働している、だから安全基準の切り下げになるのではということを心配しているわけなんです。この件に関してはどうなんでしょうか。
○大島(令)委員 ですから、やはり東電の元社長の南社長が私どもに九月六日に会ったときに、現在の維持基準は、建設時と同じ全く新品だから大変なんだということなんですね。今院長は、何年間かというふうにおっしゃった。だから、建設時の基準、それと運転中の基準を、今度は自主検査を新しく法律で...全文を見る
○大島(令)委員 では、次は炉心シュラウドのことについて質問します。保安院長です。  この材料であるステンレスの材質SUS316Lは、応力腐食割れに強いと言われているにもかかわらず、柏崎刈羽の二、三号機に見られるように、設置八年から九年で既にひび割れが出ております。それよりもも...全文を見る
○大島(令)委員 福島第二の三号機、これもH6aという水平線のところで、ほぼ全周にわたりひび割れが点在している。これは交換して四年目でなっております。これも一番いいと言われるSUS316Lです。  そして浜岡原発、今とまっておりますが、この四号機もSUS316Lで、これも目視点...全文を見る
○大島(令)委員 次回、続きを質問させていただきます。  終わります。
11月27日第155回国会 衆議院 経済産業委員会 第9号
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○大島(令)委員 社会民主党・市民連合の大島令子でございます。  この法案の最後の質問者になるわけでございます。ぜひ大臣及び保安院長には明確な御答弁をお願い申し上げます。  まず、保安院長に質問いたします。  十一月十五日に、全国の電気事業者と原子力関連事業者から、原発の自...全文を見る
○大島(令)委員 保安院長、総点検の最終報告はいつになっておりますか。
○大島(令)委員 今の御答弁でしたら、私は、本年度末、三月末になって、すべての電力事業者、原子力関連事業者から自主検査の点検記録が出て、それを分析してからでも、この維持基準の導入は改めて判断し直してもいいと思いますけれども、見解を聞かせてください。
○大島(令)委員 それでは、添付資料が公開されておりませんけれども、この総点検の添付資料は今後公開すべきと考えますが、どのように判断されますでしょうか。
○大島(令)委員 それでは次に、炉心シュラウドが脱落した場合に関しまして、地震との関連で質問をいたします。これも保安院長でございます。  炉心シュラウドは、原子炉の中にはありますが、特別な圧力がかかる機器ではなく、これまで安全上は重要視されてきませんでした。大きなひび割れが入る...全文を見る
○大島(令)委員 保安院長に質問しますが、東京電力の二十九件の不正事件が明らかになった後で、原子力安全・保安院は、シュラウドの損傷はあっても安全上問題はないという発表をしています。  原子力安全・保安院が独自に安全評価を行って、長さは十一ミリ以上進展しないからという結論を確認し...全文を見る
○大島(令)委員 保安院長に、前回、私はSUS316Lの応力腐食割れの原因究明はできたのかどうか質問しましたけれども、院長は、今まさに原因究明の途上であると答えられました。  SUS316Lのひび割れがなぜ急激に発生するのかも解明されていない状態で、今の御答弁ですと、地震があっ...全文を見る
○大島(令)委員 震度幾つでとまるようになっているんですか。
○大島(令)委員 では、東海地震を想定した場合に、浜岡原発はどうなるんでしょうか。
○大島(令)委員 では、シュラウドのひび割れが頻繁に起こっていることについて、同じく院長に質問します。  東京電力の不正の発覚以来、沸騰水型原発でのシュラウドひび割れの報告が相次いでいるわけでございます。東京電力だけではなく、中部電力、東北電力でも発生しております。  シュラ...全文を見る
○大島(令)委員 柏崎刈羽二号機では、二〇〇〇年の点検では何もなく、二〇〇二年の点検で全周にわたるひび割れ、二年足らずで全周ひび割れが発生したことになります。浜岡四号機におきましても、二〇〇一年の点検では異常なしで、二〇〇二年の点検で六十七カ所のひび割れを発見しております。  ...全文を見る
○大島(令)委員 今回は、東電のデータ不正事件ですとか虚偽の報告がありまして、事業者側のモラルのことも指摘されているわけなんですが、今の院長の答弁を伺いますと、検査のやり方という技術的なことが原因であるかのような御答弁なんですね。  例えば、浜岡の四号機では、運転開始が一九九三...全文を見る
○大島(令)委員 これも調査が必要かもしれませんというのは、虚偽の報告であったかどうかという調査というふうに判断してよろしいんでしょうか。保安院長は一体、この一年間でこんなにひび割れが多発しているという報告をそのまま信頼しているんですか。そのSUS316L、材質の問題にしているん...全文を見る
○大島(令)委員 常識的には、今までの八月末に発覚した一連の事件から考えると、大臣、私は虚偽報告ではないかというふうに疑いを持っているんですが、大臣、どう思われますか。
○大島(令)委員 私は、原因究明がなされていないSUS316Lという材質のシュラウドを使用している原発はすべてとめて点検するという対応も必要ではないかと思っておりますが、この点について保安院長はどうお考えでしょうか。
○大島(令)委員 では次に、情報提供者に対する保護について大臣に伺います。  現在、情報提供に関しましては、核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律の第六十六条の二「主務大臣に対する申告」で規定されています。これは製錬事業者、ジェー・シー・オーとか、加工事業者、これは...全文を見る
○大島(令)委員 原発の保守点検にかかわる事業者等の使用者や従業者も加えなければ、私は、違反事実に対する申告を促してその申告者を保護することにはならないと思いますけれども、いかがでしょうか。
○大島(令)委員 では、その解釈ですが、GEIIとか日立、東芝、ここに下請に出した場合は該当するというふうに理解してよろしいんでしょうか。
○大島(令)委員 よく理解できないんですが、東電がGEに委託した。GEは子会社のGEIIにまた出した。GEIIは英語でGEに出した。GEが今度日本語にして東電に報告をした。検査したのはGEIIの職員なんですね。  いろいろなサイトを見ますと、建設時、GE社が結構プラントを建てて...全文を見る
○大島(令)委員 では、そのようによろしくお願いいたします。  次の質問は大臣でございますが、東電の不正事件で、原発に前向きであった自治体の知事や市町村長も、事業者はもとより国に対しても不信感を募らせているのは、今までの質疑の中で大臣も了解されていると思います。  私は、この...全文を見る
○大島(令)委員 何か事故がありましたときに、立地地域の自治体の県とか市町村の関係者は、その原因ですとか安全に対するものを、発表を待つということではなく、どのようにアクセスできるようになっているんでしょうか。
○大島(令)委員 今大臣も御答弁されましたように、事業者に対しては罰則の強化等が図られましたけれども、立地地域の十四名の道県知事の要望書にもありますように、国の責任も重大だと指摘しております。今回の法改正では、所管する経済産業省、保安院にも責任があったわけですね。そこの責任に対す...全文を見る
○大島(令)委員 懲戒処分という中には、大きく、免職、停職、減給、戒告というのがありまして、済みません、保安院長は戒告ということでございましたよね。そして、給与の自主返納。しかし、あと、訓告と厳重注意という方が合計四名今回の事件でいらっしゃいます。これらは、厳密に言うと、法的な意...全文を見る
○大島(令)委員 しかし、随伴効果が示されているのは、免職、停職、減給、戒告までなんですね。ですから、私は、今回の処分というのは、世間に与えた原子力発電所に対する信頼の失墜という大きさから比べれば、先ほど大臣は六十七万二千八百円国庫に返納したと答弁されておりましたけれども、本当に...全文を見る
○大島(令)委員 この機構は不正に対する対策として打ち出されてきているのでありますので、財政的にも経産省から切り離し、人材的にも電力会社から切り離して、完全な独立性を高めることが要請されると私は思っているわけなんです。  しかし、その運営費は経産省の所管である電源開発対策特別会...全文を見る
○大島(令)委員 数日間の法案の審議を通しまして、私はやはりどうしても、九月六日、東電の前南社長に本当に大臣と同じぐらい前の距離でお会いしたときに、新品同様で維持の基準というのは現場から見るとやっていけない、修理条件を整えないと、維持基準、これを緩和しないと伸び伸びと現場は仕事が...全文を見る
○大島(令)委員 私は、社会民主党・市民連合を代表しまして、電気事業法及び核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律の一部を改正する法律案及び独立行政法人原子力安全基盤機構法案に対しまして、反対の立場で意見を申し述べます。  東京電力のデータ改ざん事件は、事業者としての...全文を見る